今週は、大幅高となった。
日経平均は週明けの18日に4桁の上昇。
日銀会合ではマイナス金利解除に加えて、長短金利操作の撤廃や、ETF・REITの買い入れ終了が決まった。ただ、事前に織り込みが進んだことから、19日は結果を確認した後に買いが入り、4万0000円台を回復した。
FOMCでは年3回の利下げ見通しが維持されたことが好感され、20日の米主要3指数がそろって史上最高値を更新。これを受けた休場明けの21日は800円を超える上昇となった。22日には41000円に乗せる場面があり、今週は負けなしの4連騰。
日経平均は史上最高値を更新し、TOPIXは昨年来高値を更新して2800pを上回った。日経平均は週間では3週ぶりに反発し、約2180円の上昇。週足では3週ぶりに陽線を形成した。
来週は堅調展開か。3月の最終週で、日経平均は木曜28日に配当落ちの影響が大きく出てくる。落ち分は260円程度とみられており、配当や優待に手厚い3月決算銘柄に関しては権利落ち前後で見た目の水準が大きく変わってくる。3月も22日の時点で月間では1700円近く上昇しており、最終週には利益を確定する動きも出てくるだろう。
相場全般に大きな影響を及ぼすことはなさそうだが、短期筋の仕掛け的な動きが入りやすいだろう。また、日米の中銀イベントが波乱なく通過したことで、海外投資家による日本株再評価の流れが出てくるのかがポイントだ。日経平均は最高値を更新している一方、東証株価指数(TOPIX)は史上最高値にあと一歩のところまで迫っており、次の視点はTOPIXの最高値更新で、目先はバリュー株優位の展開が想定されよう。
その一方で、新年度をにらんでの買いも入りやすい局面。IPOラッシュの週で、大型株の買いづらさが意識された場合でも、新興銘柄の売買は活況となるだろう。
今週、日銀会合とFOMCを消化して大きく上昇したことから、買い意欲は刺激されている。今は恐怖に駆られて売りを出す理由が乏しい。月末、年度末で需給要因も絡んで指数の値動きは荒くなるかもしれないが、上昇日に強く買われることで週間では水準を切り上げると予想する。
■上値・下値テクニカル・ポイント(22日現在)
44223.68 ボリンジャー:+3σ(13週)
43802.68 ボリンジャー:+3σ(26週)
41891.95 ボリンジャー:+2σ(13週)
41556.39 ボリンジャー:+3σ(25日)
40888.43 ★日経平均株価22日終値
40804.31 ボリンジャー:+2σ(26週)
40803.74 ボリンジャー:+2σ(25日)
40051.08 ボリンジャー:+1σ(25日)
39827.19 6日移動平均線
39679.57 均衡表転換線(日足)
39560.21 ボリンジャー:+1σ(13週)
39341.11 均衡表基準線(日足)
39298.43 25日移動平均線
38797.51 新値三本足陰転値
38545.77 ボリンジャー:-1σ(25日)
38387.67 均衡表転換線(週足)
37805.95 ボリンジャー:+1σ(26週)
37793.12 ボリンジャー:-2σ(25日)
37228.48 13週移動平均線
37040.47 ボリンジャー:-3σ(25日)
36369.08 均衡表雲上限(日足)
36203.22 75日移動平均線
ローソク足は、日足では売り買いほぼ同値の小陰線から上下に短いヒゲを出す「星」を示現して足元での売り買い拮抗状態を窺わせたが、週足では大陽線を描いて強い上値追い圧力を確認する形となった。25日移動平均線との乖離率は4.05%(昨日4.20%)に縮小して過熱ライン5%の下方をキープした。一目均衡表は日足、週足ともに三役好転下の強気形状にあって転換線と基準線が上向きで今週末大引けを迎えており、来週の上値追いトレンド延長を示唆する形となった。
【大引け概況】
22日の日経平均株価は4日続伸し、終値は前日比72円77銭(0.18%)高の4万0888円43銭で、連日で史上最高値を更新した。
本日のマーケット動画
時間:00:01:45 容量:21.24M ▼音声 VOICEVOX Nemo
過去のマーケット動画はこちら
前日の米株式市場は、NYダウとナスダック指数はともに4日続伸し最高値を更新した。半導体関連株などハイテク株が値を上げ相場を押し上げた。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が2%上昇した
米国株が上昇した流れを受け、東京株式市場も値を上げて始まった。半導体関連株などが上昇し、日経平均株価の上げ幅は一時270円を超え、初の4万1000円台に乗せた。
ただ、その後は半導体関連株に売りが膨らみ頭打ちとなるなか、後場に入り一時日経平均株価はマイナス圏に転じた。しかし、下値には買いが入るなど底堅く、売り一巡後は値を戻した。自動車や銀行、商社株などが堅調に推移した。
日本時間22日の外国為替市場で円相場が1ドル=151円86銭と2023年11月以来の円安・ドル高水準を付け、輸出関連株の追い風となった。日銀の金融政策決定会合や米連邦公開委員会(FOMC)を波乱なく通過した安心感も支えに、内需の銀行や不動産株を買う動きもみられた。
日経平均は今週に入り、前日までの3営業日で2100円以上、上昇していた。急ピッチに上昇した後とあって利益確定売りが優勢になる場面もあった。朝方は堅調だった半導体関連株が下落に転じると日経平均も一時は100円あまり下落した。
来週は日経平均の銘柄入れ替えや配当の再投資など、需給イベントが控える。相場全般に大きな影響を及ぼすことはなさそうだが、短期筋の仕掛け的な動きが入りやすいだろう。また、日米の中銀イベントが波乱なく通過したことで、海外投資家による日本株再評価の流れが出てくるのかがポイントだ。日経平均は最高値を更新している一方、東証株価指数(TOPIX)は史上最高値にあと一歩のところまで迫っており、次の視点はTOPIXの最高値更新で、目先はバリュー株優位の展開が想定されるだろう。
東証株価指数(TOPIX)は6日続伸した。終値は17.01ポイント(0.61%)高の2813.22で、連日で昨年来高値を更新した。JPXプライム150指数は6日続伸し、3.50ポイント(0.29%)高の1221.70で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で5兆2480億円、売買高は19億2481万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1083。値下がりは520、横ばいは53だった。
業種別株価指数(33業種)はゴム製品、銀行業、輸送用機器、水産・農林業などが上昇。下落は鉱業、精密機器など。
個別銘柄では、ディスコやソシオネクストが高く、三菱UFJフィナンシャル・グループや三井住友フィナンシャルグループ、みずほフィナンシャルグループが堅調。トヨタ自動車やホンダ、日産自動車、スズキが買われた。信越化学工業やソニーグループも値を上げ、三菱商事、伊藤忠商事、シャープ、JALが買われた。
半面、レーザーテックや東京エレクトロン、アドバンテストが安く、ニデックやキーエンス、SMCが値を下げた。さくらインターネットが売られ、ダイキン工業やコマツ、INPEXが値を下げた。中外薬、コマツの下げが目立った。
東証スタンダード市場は、良好な投資家心理に支えられて幅広い業種に買いが入った。週末要因もあり、利益確定売りも出て上値を抑えた。スタンダードTOP20は小幅高。出来高4億0748万株。
値上がり銘柄数804、値下がり銘柄数622と、値上がりが優勢だった。
個別ではイー・ロジットがストップ高。ファンドクリエーショングループ、マリオンは一時ストップ高と値を飛ばした。SDSホールディングス、オーテック、佐藤渡辺、佐田建設、イチケンなど112銘柄は昨年来高値を更新。ジーダット、中央発條、クオンタムソリューションズ、倉元製作所、シライ電子工業が買われた。
一方、コレック、山大がストップ安。リミックスポイントは昨年来安値を更新。テクノマセマティカル、SOLIZE、ジェイ・イー・ティ、Hamee、大谷工業が売られた。
東証グロース市場は前日まで3日続伸していた反動と、週末ムードが重なって売り優勢となった。ただ、堅調な米国株式市場などを支えに東京株式市場全般は強く、グロース市場の下げ幅も小幅だった。直近の新規上場(IPO)株に人気が集中した。また、27日の配当権利付き最終売買日を控え、東証プライム市場の高配当銘柄への個人投資家の関心が高く、新興株には売りが続いた。
市場では「外国為替市場で円安・ドル高が進行し、市場全体では輸出関連銘柄を中心に買いが入ったものの、内需株の多い中小型株には恩恵が少ないと受け止められた」
との見方もあった。
グロース250とグロースCoreは小幅安。
東証グロース市場250指数の終値は前日比0.58ポイント(0.08%)安の755.22だった。
グロース市場ではウェルスナビやエレメンツが下落した。一方、テクノロジーやカバーは上昇した。
値上がり銘柄数236、値下がり銘柄数287と、値下がりが優勢だった。
きょう東証グロース市場に新規上場したジンジブは買い気配のまま上場初日の取引を終えた。大引け時点の気配値は公開価格(1750円)の2.3倍にあたる4025円だった。
個別ではACSL、イーエムネットジャパン、TWOSTONE&Sons、INFORICHがストップ高。メディアシーク、STGは一時ストップ高と値を飛ばした。ジェイドグループ、フレクト、gooddaysホールディングス、パワーソリューションズ、QPS研究所など11銘柄は昨年来高値を更新。yutori、テクノロジーズ、WASHハウス、博展、TORICOが買われた。
一方、ハイブリッドテクノロジーズ、STGが昨年来安値を更新。アルファクス・フード・システム、BBDイニシアティブ、ELEMENTS、売れるネット広告社、Kudanが売られた。
22日午前の日経平均株価は4日続伸し、午前終値は前日比28円87銭(0.07%)高の4万0844円53銭だった。一時初めて4万1000円台に乗せた。
前日の米株式市場は24年の年央にも米連邦準備理事会(FRB)が利下げを始めるとの観測が強まり、NYダウが4日続伸し最高値を更新。半導体関連株などが値を上げ、ナスダック指数も最高値を更新した。
米国株が上昇した流れを受け、東京株式市場も値を上げて始まった。朝方は半導体関連などハイテク株が値を上げ、日経平均株価の上昇幅は270円を超えた。ただ、買い一巡後は売りが膨らみ、上昇幅は縮小した。自動車株や銀行株などが堅調に推移した。
22日午前の外国為替市場で円相場が1ドル=151円後半と円売り・ドル買いが進み、2023年11月以来の円安・ドル高水準を付けた。輸出採算の改善期待からトヨタが上場来高値を更新するなど自動車株が買われた。期末配当の権利取りや機関投資家による配当再投資を見込んだ買いも下値を支えた。
ただ、日経平均は今週に入ってから前日までに3営業日で2100円以上、上昇しており、買い一巡後は次第に上値が重くなった。半導体関連株をはじめ、足元まで上昇が目立った銘柄には利益確定売りが広がり、日経平均も上げ幅を縮めた。
アジア市場では、香港ハンセン指数が前日比2%ほど下落しており、やや気になるところだが、為替が1ドル151円60銭水準、1ユーロ164円50銭水準と円安基調が強いことが大型株のサポートとなろう。
後場の日経平均は、週末要因や今週の上昇などが意識されて、前日比マイナス圏での推移もありそうだが、期末配当取りの動きが徐々に活発化することでTOPIXはしっかりで推移すると想定。後場は、日経平均小幅安、TOPIX堅調の地合いとなろう。
東証株価指数(TOPIX)は続伸した。前引けは12.37ポイント(0.44%)高の2808.58と、昨年来高値を上回る水準。JPXプライム150指数は続伸し、1.68ポイント(0.14%)高の1219.88で前場を終えた。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆6526億円、売買高は9億7481万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は994。値下がりは607、横ばいは53だった。
業種別株価指数(33業種)はゴム製品、空運業、輸送用機器、パルプ・紙などが上昇した。下落は精密機器、鉱業など。
個別では、液晶ディスプレー事業の縮小を検討と報じられたことからシャープが大幅高となったほか、三井不、住友不の上昇が目立った。日産自、スズキ、日野自動車など自動車関連が上昇。また、フジクラは一部国内証券会社がカバレッジを開始したことで買われた。このほか、住友大阪セメント、ブリヂストン、クボタ、JALも高い。
一方、アドバンテスト、スクリーンHDなど半導体株の一角が弱かったほか、NTTデータの下げが目立った。中外製薬、テルモ、コマツ、ミネベアミツミがさえない。他では、さくらインターネット、三井E&Sが売り優勢となった。
東証スタンダード市場は米国株の上昇を受けて買いが先行し、日経平均株価は一時4万1000円台に乗せたが、スタンダード市場は買い一巡後は伸び悩んだ。スタンダードTOP20は小幅高。出来高2億5442万株。
値上がり銘柄数646、値下がり銘柄数738と、値下がりが優勢だった。
個別では、マリオンがストップ高。イー・ロジットは一時ストップ高と値を飛ばした。SDSホールディングス、オーテック、佐田建設、イチケン、北野建設など91銘柄は昨年来高値を更新。第一商品、ジーダット、ケミプロ化成、中央発條、コスモ・バイオが買われた。
一方、山大がストップ安。リミックスポイントは昨年来安値を更新。テクノマセマティカル、SOLIZE、新田ゼラチン、名村造船所、日本電子材料が売られた。
東証グロース市場は27日の配当権利付き最終売買日が近づき、新しい少額投資非課税制度(NISA)の開始で参入した個人投資家が高配当銘柄や知名度の高い大型株に買いを入れるなか、新興市場はさえない展開となった。
グロース250とグロースCoreは反落。
東証グロース市場250指数の前引けは前日比5.39ポイント(0.71%)安の750.41だった。
グロース市場ではQPS研究所やヴレインSが下落した。一方、トライアルやSTGは上昇した。
値上がり銘柄数178、値下がり銘柄数331と、値下がりが優勢だった。
きょう東証グロース市場に上場したジンジブは買い注文が膨らみ、午前は取引が成立しなかった。前引け時点の気配値は2982円と、公開価格(1750円)を70.40%上回った。
個別では、メディアシーク、ACSL、INFORICHがストップ高。STGは一時ストップ高と値を飛ばした。ジェイドグループ、フレクト、gooddaysホールディングス、QPS研究所、yutoriなど9銘柄は昨年来高値を更新。TWOSTONE&Sons、WASHハウス、アジアクエスト、博展、デコルテ・ホールディングスが買われた。
一方、ハイブリッドテクノロジーズ、STGが昨年来安値を更新。アルファクス・フード・システム、Kudan、ELEMENTS、ブティックス、売れるネット広告社が売られた。
【寄り付き概況】
22日の日経平均株価は続伸で始まった。始値は前日比127円22銭高の4万0942円88銭と、前日に付けた史上最高値を上回った。
前日の米株式市場は、NYダウが269ドル高と4日続伸し最高値を更新。半導体関連株などが値を上げ、ナスダック指数も最高値を更新した。米国株が上昇した流れを受け、東京株式市場も値を上げて始まった。為替は1ドル=151円60銭前後と前日夕方に比べ円安で推移している。
トヨタ株が連日で上場来高値を更新するなど、輸出関連株への買いを促している。
取引開始前に発表された2月の全国消費者物価指数(CPI、2020年=100)は生鮮食品を除く総合が前年同月比2.8%上昇した。1月(2.0%上昇)から上昇率が大幅に広がったものの、市場予想と一致したこともあり、株式相場では目立った反応はみられない。
東証株価指数(TOPIX)は続伸し、前日に付けた昨年来高値を上回って推移している。
個別では、日産自やホンダが高い。JALが高い。一方、中外薬の下げが目立つ。楽天グループが売られている。メルカリが安い。
「TOPIXの過去最高値は1989年12月18日の2884,80ポイント」
「主要3指数は揃って4日続伸し過去最高値を更新」
木曜のNY株式市場で主要3指数は揃って4日続伸。
揃って終値ベースの過去最高値を更新した。
年内の0.25%の利下げが3回との見方が追い風。
マイクロンテクノロジーが14%超上昇。
ブロードコムが5.6%高。
エヌビディアが1%超上昇。
フィラデルフィア半導体指数(SOX)は2.3%上昇。
ゴールドマン・サックスは4.4%高。
2月のカンファレンス・ボード(CB)景気先行指数は前月比0.1%上昇の102.8。
上昇は2022年2月以来2年ぶり。
市場予想は0.2%低下だった。
3月のS&Pグローバル総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は52.2。
2月の52.5から低下した。
サービス業PMIは2月の52.3から51.7へ低下。
雇用は横ばいだった。
3月の製造業PMIは52.5と2022年6月以来、1年9カ月ぶりの高水準。
2月の米中古住宅販売戸数(季節調整済み)は年率換算で前月比9.5%増の438万戸。
昨年2月以来1年ぶりの高水準となった。
月間の増加率も1年ぶりの高さ。
市場予想は394万戸だった。
供給は5.9%増の107万戸。
前年比では10.3%増加した。
2023年第4四半期の経常収支の赤字額は前期比0.8%(16億ドル)減の1948億ドル。
2021年第1四半期以来約3年ぶりの低水準。
市場予想は2090億ドルの赤字だった。
週間新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週比2000件減の21万件。
市場予想(21万5000件)に反し減少した。
10年国債利回りは4.268%。
5年国債利回りは4.256%。
2年国債利回りは4.642%。
ドル円は151円台前半。
WTI原油先物5月限は前日比0.20ドル(0.25%)安の1バレル=81.07ドル。
SKEW指数は141.61→141.19→154.00。
恐怖と欲望指数は72→75。
(昨年2月1日が82、12月19日が79、4月18日が70、3月15日が22)。
木曜のNYダウは260ドル(0.68%)高の39781ドルと4日続伸。
高値39889ドル、安値39589ドル。
サイコロは9勝3敗。
騰落レシオは123.65%(前日123.95%)。
NASDAQは32ポイント(0.20%)高の16401ポイントと4日続伸。
高値16538ポイント、安値16393ポイント。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは101.56%(前日104.81%)。
S&P500は16ポイント(0.32%)高の5241ポイントと4日続伸。
高値5261ポイント、安値5240ポイント。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは139.27%(前日139.95%)。
ダウ輸送株指数は181ポイント(1.14%)高の16001ポイントと3日続伸。
SOX指数は109ポイント(2.29%)高の489ポイントと続伸。
VIX指数は12.92(前日13.04)。
NYSEの売買高は10.81億株(前日10.31億株)。
3市場の合算売買高は114.3億株(前日116.7億株、過去20日平均は123.9億株)。
木曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比220円高の40800円。
ドル建ては265円高の40845円。
ドル円は151.61円。
10年国債利回りは4.268%。
2年国債利回りは4.642%。
「日経平均採用銘柄のPERは17.29倍」
木曜の日経平均は寄り付き508円高。
終値は812円(△2.03%)高の40815円と連日の高値引けで大幅に3日続伸。
3日での上場幅は2107円。
高値40823円。
安値40452円。
日足は5日連続陽線。
3月メジャーSQ値39863円に対して2勝7敗。
3月配当落ちは昨年で日経平均270円程度、TOPIX26ポイント程度。
11日の39518円→39241円のマドは埋めた。
18日は38808円→38935円にマド。
21日は40003円→40452円にマド。
TOPIXは45.24ポイント(△1.64%)高の2796ポイントと5日続伸。
過去最高値は1989年12月18日の2884,80ポイント。
TOPIXコア30指数は5日続伸。
プライム市場指数は23.38ポイント(△1.65%)高の1439.17と5日続伸。
東証スタンダード指数は3日続伸。
東証グロース250指数は9.73ポイント(△1.30%)高の755.80と3日続伸。
25日移動平均線からの乖離は△0.31%(前日▲0.79%)。
プライム市場の売買代金は5兆9014億円(前日5兆2058億円)。
33日連続で4兆円超。
売買高は22.14億株。
値上がり1121銘柄(前日1250銘柄)。
値下がり484銘柄(前日366銘柄)。
新高値309銘柄(前日154銘柄)。
新安値1銘柄(前日5銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは120.60(前日122.32)。
東証グロース市場の騰落レシオは91.30(前日90.83)。
NTレシオは14.60倍(前日14.54倍)。
サイコロは5勝7敗で41.66%。
TOPIXは8勝4敗で66.66%。
東証グロース市場指数は6勝6敗で50.00%。
上向きの25日線(39171円)からは△4.20%(前日△2.42%)。
3日連続で上回った。
上向きの75日線は36102円。
66日連続で上回った。
上向きの200日線(33789円)からは△20.79%(前日△18.56%)。
241日連続で上回った。
上向きの5日線は39614円。
3日連続で上回った。
13週線は37222円。
26週線は34804円。
いずれも上回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲21.469%(前日▲20.751%)。
買い方▲0.540%(前日▲1.774%)。
東証グロース250指数ネットストック信用評価損益率で売り方▲19.525%(前日▲18.377%)。
買い方▲15.009%(前日▲15.539%)。
空売り比率は36.3%(前日39.1%、5日連続で40%割れ)。
10月30日が54.3%。
22年10月28日54.7%、21年10月28日54.2%。
23年3月10日52.7%。
空売り規制なしの銘柄の比率は7.1%(前日7.1%)。
8月18日が8.9%、8月3日が12.3%、6月9日が16.1%。
3月15日時点のQuick調査の信用評価損率は▲6.09%(前週▲4.33%)。
2週連続で悪化。
3月15日時点の裁定売り残は233億円増の4370億円。
2週連続で増加。
裁定買い残は1529億円増の2兆744億円。
6週連続で増加。
当限は売り残が283億円増の2411億円。
買い残が1530億円増の2兆724億円。
翌限以降は売り残が49億円減の1958億円。
買い残が0.4億円減の19億円。
日経VIは18.83(前日19.50)。
昨年2月16日の安値は14.63。
日経平均採用銘柄のPERは17.29倍(前日16.98倍)。
2021年5月以来ヤク3年ぶりの17倍台。
前期基準では19.34倍。
EPSは2360円(前日2355円)。
直近ボトムは9月28日2056円、直近ピークは3月4日2387円。
225のPBRは1.56倍(前日1.54倍)。
BPSは26163円(前日25976円)。
日経平均の予想益回りは5.78%。
予想配当り利回りは1.66%。
指数ベースではPERは24.06倍(前日23.58倍)。
EPSは1696円(前日1696円)。
PBRは2.20倍。
BPSは18552円(前日18520円)。
10年国債利回りは0.740%(前日0.725%)。
プライム市場の予想PERは17.24倍。
前期基準では19.34倍。
PBRは1.49倍。
プライム市場の予想益回りは5.79%。
配当利回り加重平均は1.96%
プライム市場の単純平均は33円高の3153円(前日は3120円)。
プライム市場の売買単価は2664円(前日2691円)。
プライム市場の時価総額は989兆円(前日973兆円)。
ドル建て日経平均は270.36(前日266.00)と反発。
木曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比220円高の40800円。
高値40915円。安値40230円。
大証夜間取引終値は日中比220円高の40800円。
気学では金曜が「流行に逆行して動く。逆張り方針良し」。
月曜が「初め安いは買い。寄り付き高は売り狙い良し」。
火曜が「後場に高き日なれど吹き値売り方針良し」。
水曜が「目先の天底をつくることあり」。
木曜が「上寄りしたら売り方針の日。逆なら見送れ」。
金曜が「逆行日にして前日の足取りに反する日」。
ボリンジャーのプラス1σが39913円。
プラス2σが40655円。
プラス3σが41397円。
週足のプラス1σが39545円。
プラス2σが41868円。
プラス3σが44191円。
アノマリー的には「リーマンショック以降は株高の日」。
週足陽線基準は39740円。
月足陽線基準は39910円。
《今日のポイント3月22日》
(1)木曜のNY株式市場で主要3指数は揃って4日続伸。
10年国債利回りは4.268%。
2年国債利回りは4.642%。
ドル円は151円台前半。
SKEW指数は141.61→141.19→154.00。
恐怖と欲望指数は72→75。
(2)木曜のダウ輸送株指数は181ポイント(1.14%)高の16001ポイントと3日続伸。
SOX指数は109ポイント(2.29%)高の489ポイントと続伸。
VIX指数は12.92(前日13.04)。
NYSEの売買高は10.81億株(前日10.31億株)。
3市場の合算売買高は114.3億株(前日116.7億株、過去20日平均は123.9億株)。
木曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比220円高の40800円。
(3)プライム市場の売買代金は5兆9014億円(前日5兆2058億円)。
33日連続で4兆円超。
売買高は22.14億株。
値上がり1121銘柄(前日1250銘柄)。
値下がり484銘柄(前日366銘柄)。
新高値309銘柄(前日154銘柄)。
新安値1銘柄(前日5銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは120.60(前日122.32)。
東証グロース市場の騰落レシオは91.30(前日90.83)。
NTレシオは14.60倍(前日14.54倍)。
サイコロは5勝7敗で41.66%。
(4)上向きの25日線(39171円)からは△4.20%(前日△2.42%)。
3日連続で上回った。
上向きの75日線は36102円。
66日連続で上回った。
上向きの200日線(33789円)からは△20.79%(前日△18.56%)。
241日連続で上回った。
上向きの5日線は39614円。
3日連続で上回った。
13週線は37222円。
26週線は34804円。
いずれも上回った。
(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲21.469%(前日▲20.751%)。
買い方▲0.540%(前日▲1.774%)。
東証グロース250指数ネットストック信用評価損益率で売り方▲19.525%(前日▲18.377%)。
買い方▲15.009%(前日▲15.539%)。
(6)空売り比率は36.3%(前日39.1%、5日連続で40%割れ)。
空売り規制なしの銘柄の比率は7.1%(前日7.1%)。
3月15日時点のQuick調査の信用評価損率は▲6.09%(前週▲4.33%)。
2週連続で悪化。
3月15日時点の裁定売り残は233億円増の4370億円。
2週連続で増加。
裁定買い残は1529億円増の2兆744億円。
6週連続で増加。
当限は売り残が283億円増の2411億円。
買い残が1530億円増の2兆724億円。
翌限以降は売り残が49億円減の1958億円。
買い残が0.4億円減の19億円。
日経VIは18.83(前日19.50)。
(7)日経平均採用銘柄のPERは17.29倍(前日16.98倍)。
2021年5月以来ヤク3年ぶりの17倍台。
前期基準では19.34倍。
EPSは2360円(前日2355円)。
直近ボトムは9月28日2056円、直近ピークは3月4日2387円。
225のPBRは1.56倍(前日1.54倍)。
BPSは26163円(前日25976円)。
日経平均の予想益回りは5.78%。
予想配当り利回りは1.66%。
指数ベースではPERは24.06倍(前日23.58倍)。
EPSは1696円(前日1696円)。
PBRは2.20倍。
BPSは18552円(前日18520円)。
10年国債利回りは0.740%(前日0.725%)。
(8)プライム市場の単純平均は33円高の3153円(前日は3120円)。
プライム市場の売買単価は2664円(前日2691円)。
プライム市場の時価総額は989兆円(前日973兆円)。
ドル建て日経平均は270.36(前日266.00)と反発。
(9)ボリンジャーのプラス1σが39913円。
プラス2σが40655円。
プラス3σが41397円。
週足のプラス1σが39545円。
プラス2σが41868円。
プラス3σが44191円。
アノマリー的には「リーマンショック以降は株高の日」。
週足陽線基準は39740円。
月足陽線基準は39910円。
今年の曜日別勝敗(3月21日まで)
↓
月曜7勝2敗
火曜5勝6敗
水曜2勝8敗
木曜7勝5敗
金曜7勝2敗
3月15日時点のQuick調査の信用評価損率は▲6.09%(前週▲4.33%)。
2週連続で悪化。
3月15日時点の信用売り残は283億円減の9195億円。
3週連続で減少。
同信用買い残は905億円増の4兆4286億円。
4週連続で増加。
信用倍率は4.82倍(前週4.58倍)。
3週連続で4倍台。
3月15日時点の裁定売り残は233億円増の4370億円。
2週連続で増加。
裁定買い残は1529億円増の2兆744億円。
6週連続で増加。
当限は売り残が283億円増の2411億円。
買い残が1530億円増の2兆724億円。
翌限以降は売り残が49億円減の1958億円。
買い残が0.4億円減の19億円。
【3月】(5勝5敗:勝率50%)
買い方針のとき。銘柄を選別し、長期戦の構えで進め。
◇━━━ カタリスト━━━◇
アルコニックス(3036)・・・動兆
双日の非鉄販社が分離独立。
商社機能と製造業を融合した非鉄金属の総合企業。
IT端末機器向けが底打ち。
自動車検査装置が堅調。
半導体製造装置向け部品も堅調。
米国でリチウムイオン電池用部材の製造会社設立。
(兜町カタリスト櫻井)
[株価材料]
■米司法省、アップル提訴 iPhone巡り競争阻害 独禁法違反疑い
■AIの開発期間、数百分の1に 新興が新手法、モデル掛け合わせ進化
■預金金利、一斉引き上げ 3メガ銀や地銀、0.02%に
■日本生命、本業利益倍増へ 戦略投資枠2兆円、北米でM&A積極化
■スイス中銀、0.25%利下げ インフレ鈍化、想定より早く
■ミスミG<9962>
中小ロボ導入費15%軽減 システム開発手間省く
■アダストリア<2685>
ゼットン<3057>を完全子会社に 外食拡大
■JAL<9201>
新たに42機導入 訪日客増加、33年度までに
■キユーピー<2809>
加工用鶏卵需要、回復足踏み 鳥インフル再流行を警戒
■シャープ<6753>
液晶縮小検討 堺子会社の生産停止視野
■インテグラル<5842>
スカイマーク<9204>株を鈴与に全て売却
■トヨタ<7203>
ダイハツ、2車種生産再開 タントなど 来月10日から
■積水ハウス<1928>
7000億円借り入れ 米社買収向け
■オリックス<8591>
系 運用対象に米商業不動産を検討
■日本航空電子<6807>
車向けコネクター増産 来年度200億円投資
■オリジン<6513>
中国で車向け機構部品生産 安全性向上
■いすゞ<7202>
タイでEVピックアップ生産へ 25年から輸出
03月22日 相場展望(寄り付き前)
|
【オープニングコメント】
堅調展開か |
・・・続き
|
22日の東京株式市場は、上値を試す場面がありそう。
日経平均株価の予想レンジは、4万500円-4万1200円を想定。(21日終値4万815円66銭)
米国株は上昇。ダウ平均は269ドル高の39781ドルで取引を終えた。
日経平均株価は、現地21日の米国株式市場で、NYダウとナスダック総合指数が連日で史上最高値を塗り替えたことを追い風に、買い先行スタートが予想される。きのう21日には、終値ベースで史上最高値を更新したこともあり、投資家心理の好転が見込まれ、上昇を支えそうだ。
為替相場は、ドル・円が1ドル=151円台の半ば(21日は151円22-24銭)とやや円安方向に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=164円台の半ば(同165円26-30銭)と、やや円高に傾いている。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、21日の大阪取引所清算値比220円高の4万800円だった。
【好材料銘柄】
■ジーダット <3841>
今期配当を10円増額修正。
■gooddaysホールディングス <4437>
三越伊勢丹システム・ソリューションズと百貨店業態向け共通フロントシステムの開発・提供に向けて業務提携。
■クニミネ工業 <5388>
発行済み株式数(自社株を除く)の2.40%にあたる30万株(金額で3億5000万円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は3月22日から7月31日まで。
■エスクロー・エージェント・ジャパン <6093>
前期経常を19%上方修正。
■アースインフィニティ <7692>
東証が22日売買分から信用取引の臨時措置を解除する。日証金も増担保金徴収措置を解除。
■第一商品 <8746>
株主優待を実施。24年3月末時点で500株以上を保有する株主を対象に、保有株数と保有期間に応じて1000~4万円分のクオカードを贈呈する。
■神奈川中央交通 <9081>
今期経常を一転46%増益に上方修正・19期ぶり最高益、配当も20円増額。
■ビジョン <9416>
発行済み株式数の0.81%にあたる41万株の自社株を消却する。消却予定日は4月19日。また、グローバル展開の加速に向け、米ニューヨークに子会社を設立。
【主な経済指標・スケジュール】
22(金)
【国内】
2月消費者物価指数(8:30)
《決算発表》
コーセル
【海外】
独3月Ifo景況感指数(18:00)
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
03月21日 NY株/欧州株概況
|
【市況】ダウ連日の最高値、269ドル高 米経済を楽観 |
・・・続き
|
21日のNYダウ工業株30種平均は4日続伸し、前日比269ドル24セント(0.68%)高の3万9781ドル37セントで終えた。連日で過去最高値を更新した。上げ幅は一時370ドルを超えた。生成人工知能(AI)開発需要が半導体企業などの業績をけん引するとの期待が買いにつながった。米連邦準備理事会(FRB)が年央に利下げ転換するとの見方も引き続き支えとなった。
この日も強地合いを引き継ぎ、朝方から買いが先行。幅広い業種の銘柄が値を上げ、終盤まで堅調な展開が続いた。ダウの今週4日間の上げ幅は計1000ドルを超えた。4万ドル乗せが視野に入っており、終値ベースで大台まであと約220ドルとなっている。
ダウ平均の構成銘柄ではないが、半導体のマイクロン・テクノロジーが14%高で終えた。前日夕発表の四半期決算と見通しが市場予想を大きく上回り好感した買いが集まった。エヌビディアやブロードコムもアナリストによる目標株価の引き上げを受け、半導体株全体に買いが広がった。
エヌビディアが18日から開催している年次の開発者会議(GTC)の活況を受け、AI開発需要の盛り上がりが改めて意識されている。ハイテク株を中心に買いが入り、ダウ平均の構成銘柄ではマイクロソフトやセールスフォースが高かった。
FRBが20日に公表した米連邦公開市場委員会(FOMC)参加者の政策金利見通し(ドットチャート)で2024年末の予想が年内0.25%の利下げ3回を織り込む水準で変わらなかった。一方、経済成長率見通しを上方修正した。パウエルFRB議長は記者会見で、インフレ鈍化シナリオがおおむね変わっていないとの見解を示していた。
市場では「ハト派的でポジティブな内容だった」との受け止めがあった。利下げ期待に加え米経済がソフトランディング(軟着陸)できるとの見方が強まり、投資家心理の支えとなった。
その他ではゴールドマン・サックスやアムジェン、キャタピラーなどが買われた。一方、アップルは売られ、4%安で終えた。米司法省が21日、スマートフォン市場で反トラスト法(独占禁止法)に違反した疑いがあるとして提訴したことが嫌気された。ユナイテッドヘルス・グループやコカ・コーラも安かった。
ナスダック総合株価指数は4日続伸した。前日比32.428ポイント(0.19%)高の1万6401.836で終え、連日で最高値を更新した。メタプラットフォームズなどが上げた。一方、テスラは下落した。
S&P500種株価指数は前日比16.91ポイント(0.32%)高の5241.53と、連日で最高値を更新した。
【シカゴ日本株先物概況】
21日のシカゴ日経平均先物は上昇した。6月物は前日比465円高の4万0800円で終えた。20日まで開かれた米連邦公開市場委員会(FOMC)を受けて、米連邦準備理事会(FRB)が年央にも利下げに踏み切るとの見方が強まった。生成人工知能(AI)開発の需要が半導体企業の業績をけん引するとの期待もあってNYダウ平均は、楽観的な見方が広がり、4日続伸した。
日経平均先物にも買いが優勢となった。
シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
40800 ( +220 )
シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
40845 ( +265 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7882.55(+145.17)
21日のFTSE100種総合株価指数は反発し、前日比145.17ポイント(1.87%)高の7882.55で終えた。終値として2023年4月下旬以来、約11カ月ぶりの高水準となる。英イングランド銀行(中央銀行)が21日公表した金融政策委員会の結果を踏まえ、政策が利下げに向かっているとの観測が広がり、投資家心理を支えた。
市場参加者の関心が高かった米連邦公開市場委員会(FOMC)を無難に通過し、買い安心感につながった面もある。銀行や資源株を中心に幅広い業種・銘柄に買いが入り、堅調に推移した。FTSE100種指数の構成目柄のうち、90を超える銘柄が前日比で上昇して終えた。
FTSEの構成銘柄では、プライベート・エクイティ会社3i(スリーアイ)グループが8.70%高と急伸。衣料小売り大手ネクストが6.67%高、保険会社セント・ジェームズ・プレイスが5.56%高で続いた。一方、製薬会社ヒクマ・ファーマシューティカルズは3.82%安、たばこ大手ブリティッシュ・アメリカン・タバコは1.36%安、エネルギー小売り大手セントリカは1.34%安。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 18179.25(+164.12)
21日のドイツ株価指数(DAX)は3日続伸し、前日比164.12ポイント(0.91%)高の1万8179.25で終えた。最高値を連日で更新した。前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表をきっかけとした株式への買いが、欧州市場でも優勢となった。
不動産やヘルスケア、テクノロジー関連の銘柄に買いが入った。半面、公益株やスポーツ用品のアディダスなど消費関連の銘柄には売りが優勢だった。
個別では、エネルギー大手シーメンス・エナジーが6.54%高、セメント大手ハイデルベルクセメントが4.59%高、業務用ソフトウエア大手SAPが4.05%高と買われた半面、航空機エンジン大手MTUエアロ・エンジンズは1.79%安、自動車部品大手コンチネンタルは1.77%安、ハノーバー再保険は1.50%安で終了した。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 8179.72(+18.31)
欧州の株式市場では主要な株価指数が軒並み上昇した。フランスのCAC40は前日比0.2%高で終えた。