東京株式市場は、あすは休場で、木曜21日はFOMCの結果を消化する。FOMCに関しては政策金利の据え置きが確実とみられており、その点での波乱要素は少ない。先の利下げ時期が後ずれするとの見方が強まった場合には、長期金利が上昇して米国株安につながる懸念があり、それをFRBメンバーのFF金利見通し(ドットプロット)や声明文、パウエル議長の会見のトーンなどから推し量ることになる。
日本株を見る上では米長期金利が上昇しない方が好ましいが、大幅な上昇とならなければネガティブな反応は限定的となりそうだ。米金利が上昇すればバリュー株が選好されやすくなるし、ドル円は円安(ドル高)に振れる公算が大きい。利下げへの期待が高まって米金利が低下すれば、半導体株を中心にグロース株に買いが入ると見込まれる。
今週は休場を挟んで前半が日本、後半が米国の金融政策にスポットが当たるスケジュールだが、前半は非常に良い形で終えた。休場明けの一段高に期待したいところだが、短期的な過熱感による反動安圧力の強まりにも留意が必要となろう。
■上値・下値テクニカル・ポイント(19日現在)
43864.83 ボリンジャー:+3σ(13週)
43573.97 ボリンジャー:+3σ(26週)
41630.03 ボリンジャー:+2σ(13週)
41152.62 ボリンジャー:+3σ(25日)
40640.50 ボリンジャー:+2σ(26週)
40454.07 ボリンジャー:+2σ(25日)
40003.60 ★日経平均株価19日終値
39755.51 ボリンジャー:+1σ(25日)
39395.22 ボリンジャー:+1σ(13週)
39371.75 均衡表転換線(日足)
39125.42 6日移動平均線
39056.96 25日移動平均線
38695.97 新値三本足陰転値
38639.57 均衡表基準線(日足)
38358.40 ボリンジャー:-1σ(25日)
38079.85 均衡表転換線(週足)
37707.03 ボリンジャー:+1σ(26週)
37659.84 ボリンジャー:-2σ(25日)
37160.42 13週移動平均線
36961.29 ボリンジャー:-3σ(25日)
36003.56 75日移動平均線
35743.07 均衡表雲上限(日足)
35479.89 均衡表基準線(週足)
34925.61 ボリンジャー:-1σ(13週)
34773.56 26週移動平均線
前日は上向きに転じた5日移動平均線が25日線を下から上に抜ける短期ゴールデンクロス(GC)を形成して上昇基調入りを示唆したばかり。本日はパラボリックが買いサイン点灯を開始しており、強気形状が一段と鮮明になった。一方、東証プライム市場の騰落レシオ(25日ベース)は122.31%(昨日114.23%)に上昇。2月5日以来の過熱ライン120%超えとなっており、短期的な過熱感による反動安圧力の強まりにも留意が必要となろう。
【大引け概況】
19日の日経平均株価は続伸し、終値は前日比263円16銭(0.66%)高の4万0003円60銭だった。約2週間ぶりに節目の4万円台を回復した。
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朝方売り優勢でスタートし、売り一巡後は戻り足を強めたものの前場はマイナス圏で着地。昼ごろに発表される日銀の金融政策決定会合の結果待ちで様子見ムードが強かった。しかし、日銀のマイナス金利解除や上場投資信託(ETF)買い入れの停止、イールドカーブ・コントロール(YCC)の撤廃などが発表されると、買い戻しなどを絡めて上値追い基調を強めた。政策変更は事前予想通りの内容でアク抜け感が出たほか、日銀声明文で、当面緩和的な金融環境が続くとの見通しが示されると、円安進行と相まって先物が主導する形で広範囲に買いが広がった。
日銀は決定会合の声明文で「当面、緩和的な金融環境が継続する」との見通しを示した。円相場は一時1ドル=150円台まで下落し、トヨタなど輸出関連株のほか、三井不や住友不、菱地所といった不動産株への買いを誘った。株価指数先物の売り方の買い戻しを巻き込んで、日経平均は大引けにかけて急速に強含んだ。
前日の日経平均は日銀会合の思惑を背景とした投機的な買いで1000円超の上昇となっていたとあって、利益確定売りに押されて下げる場面もあった。米エヌビディアは18日、生成AI(人工知能)向けの新たな半導体を発表した。同日の米株式市場の通常取引でエヌビディア株は反発したが、時間外取引では下げており、東京株式市場ではアドテストなど半導体関連株の一角に売りが波及した。
東証株価指数(TOPIX)は4日続伸した。終値は28.98ポイント(1.06%)高の2750.97で、1990年2月以来、約34年1カ月ぶりの高値をつけた。JPXプライム150指数は4日続伸し、11.62ポイント(0.98%)高の1201.94と算出来高値を更新した。
東証プライムの売買代金は概算で5兆2007億円、売買高は19億3254万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1250。値下がりは366、横ばいは40だった。
業種別株価指数(33業種)は不動産業、鉱業、輸送用機器、ゴム製品、その他金融業などが上昇した。下落は海運業など。
個別では、住友不動産、東京建物、三菱地所、東急不動産HD、三井不動産など不動産関連の上げが目立ったほか、クレディセゾン、三井化学、ニデック、レーザーテク、KDDI、デンソー、トヨタ自が上昇した。
一方、川崎汽船が後場一段安となったほか、大平洋金属、テルモ、中外薬、りそなHD、NECが下落した。また、日経平均ウェートの高いファーストリテ、アドバンテストの下げも目立った。その他では、ダブル・スコープが大幅安だった。
東証スタンダード市場は日銀の金融政策決定会合が事前の想定通りの結果になり、イベントを無事通過した安心感などから後場に買いが広がった。スタンダードTOP20は堅調。出来高4億0185万株。
値上がり銘柄数973、値下がり銘柄数457と、値上がりが優勢だった。
個別では、テクノマセマティカル、西菱電機、コレック、かんなん丸がストップ高。シーズメンは一時ストップ高と値を飛ばした。第一カッター興業、藤田エンジニアリング、北野建設、石光商事、テンポスホールディングスなど61銘柄は昨年来高値を更新。ザインエレクトロニクス、守谷輸送機工業、サツドラホールディングス、イクヨ、アズジェントが買われた。
一方、マツモト、fonfun、Abalance、システム ディ、日本電子材料が売られた。
東証グロース市場は日銀の金融政策決定会合を通過し、日経平均株価が上昇したことで投資家心理が改善し、買いが優勢となった。
日銀が19日まで開いた金融政策決定会合でマイナス金利政策の解除を決めたが、当面は低金利環境が続くとの見方を背景に日経平均株価が上昇。運用リスクをとる動きが強まり、新興銘柄も物色された。出遅れ感から中小型株に買いが入りやすかったとの声もあった。
グロースCoreは続伸。東証グロース市場250指数も続伸した。終値は前日比5.62ポイント(0.76%)高の746.07だった。
東証グロース市場ではフリーやGENDAが上昇した。一方、インテグラルやサンウェルズは下落した。
値上がり銘柄数329、値下がり銘柄数202と、値上がりが優勢だった。
個別では、アルファクス・フード・システム、エクサウィザーズ、VALUENEX、アーキテクツ・スタジオ・ジャパン、イーエムネットジャパンがストップ高。テクノロジーズは一時ストップ高と値を飛ばした。モルフォ、アジアクエスト、ボードルア、フレクト、Finatextホールディングスなど9銘柄は昨年来高値を更新。ELEMENTS、Kaizen Platform、ブティックス、スマートドライブ、イトクロが買われた。
一方、アジアクエスト、サンバイオ、マイクロ波化学がストップ安。ハイブリッドテクノロジーズ、Chatwork、リボミック、INCLUSIVEなど5銘柄は昨年来安値を更新。DAIWA CYCLE、tripla、Mマート、ファーストアカウンティング、売れるネット広告社が売られた。
19日午前の日経平均株価は反落し、午前終値は前日比144円15銭(0.36%)安の3万9596円29銭だった。
きょう前場は日銀の金融政策決定会合の結果発表を控え様子見ムードが広がり、日経平均は軟調に推移した。前日に先物主導で1000円を超える上昇を示していたこともあり、きょうは目先筋の利益確定売りや機関投資家のポジション調整の売りなどが上値を押さえる形となった。下げ幅は一時300円を超えた。
ただ、下値では押し目買いも観測され下げ幅は限定的。なお、値上がり銘柄数が値下がりを上回っている。日銀の決定会合の結果は昼ごろに開示される見通しで、既に政策変更はおおむね織り込まれているが、引け後に植田日銀総裁の記者会見も予定されており、全体相場は後場に不安定な値動きとなることも予想される。
前日の日経平均は株価指数先物への投機的な買いで急伸していたとあって、いったん先物売りが先行した。指数寄与度の大きいファストリやソフトバンクグループ(SBG)、テルモなどに売りが出て相場の押し下げ要因となった。
18日のNYダウ工業株30種平均は反発した。ハイテク株の上昇が支えとなった。米半導体大手エヌビディアは18日、生成AI(人工知能)向けの新たな半導体を発表した。ただ、同日の通常取引で上昇したエヌビディア株は、時間外取引で下落しており、午前の東京市場ではアドテストなど関連株の売りを促した面もある。
ランチタイムに日銀会合の結果が伝わるとの公算が大きいものの、「マイナス金利の解除」「長短金利操作(イールドカーブ・コントロール(YCC))の終了」「上場投資信託(ETF)などリスク資産買い入れの終了」は織り込み済みのため、想定の範囲内であれば、売買材料とはならないと考える。市場は、15時30分からの記者会見で植田日銀総裁が「ハト派」な発言をするかどうかに関心が移っており、後場の東京株式市場は引き続き売買手控えとなりそうだ。
東証株価指数(TOPIX)は続伸した。前引けは6.31ポイント(0.23%)高の2728.30だった。JPXプライム150指数も続伸し、1.22ポイント(0.10%)高の1191.54で前場を終えた。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆1277億円、売買高は8億1180万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は642。値上がりは948、横ばいは66だった。
業種別株価指数(33業種)は精密機器、医薬品などが下落。上昇は鉱業、その他金融業、鉄鋼、不動産業など。
個別では、アドバンテスト、ルネサスエレクトロニクスが下落したほか、テルモ、中外製薬、リクルート、TOPPANホールディングスがさえない。他では、三井E&S、DMG森精機がきつい下げとなった。
一方、日銀会合の結果発表を控え、三菱UFJなど銀行株には思惑的な買いが入った。東京エレクトロンが切り返しているほか、住友不動産、クレディセゾン、INPEXが上昇。トヨタ、レーザーテクは上げた。また、一部証券会社のレポートを材料にニデックが買われた。さくらインターネットが続伸した。
東証スタンダード市場は前日に大きく上昇した銘柄に利益確定売りが出て日経平均を抑えた。日銀の金融政策決定会合の結果発表を前に様子見の投資家が多く、スタンダード市場は小幅な値動きだった。
スタンダードTOP20は小幅続伸。出来高2億6151万株。
値上がり銘柄数752、値下がり銘柄数649と、値上がりが優勢だった。
個別ではテクノマセマティカル、かんなん丸がストップ高。シーズメンは一時ストップ高と値を飛ばした。第一カッター興業、藤田エンジニアリング、北野建設、石光商事、テンポスホールディングスなど44銘柄は昨年来高値を更新。マルシェ、メディアリンクス、ザインエレクトロニクス、丸千代山岡家、ノバシステムが買われた。
一方、fonfun、システム ディ、マツモト、Abalance、ユビキタスAIが売られた。
東証グロース市場は東証プライム銘柄と比べて出遅れ感が意識されている中小型株には買いがやや優勢だった。ただ日銀の金融政策決定会合の結果公表を控え、投資家の様子見姿勢が強く、方向感は乏しかった。グロース市場250指数は前日に2.6%高となっており、利益確定売りも重荷だった。グロースCoreは続伸。東証グロース市場250指数も小幅続伸した。前引けは前日比0.12ポイント(0.02%)高の740.57だった。
東証グロース市場ではフリーやジーエヌアイが上昇した。一方、カバーやインテグラルは下落した。
値上がり銘柄数249、値下がり銘柄数273と、売り買いが拮抗した。
個別ではアルファクス・フード・システム、エクサウィザーズ、VALUENEX、アーキテクツ・スタジオ・ジャパンがストップ高。テクノロジーズは一時ストップ高と値を飛ばした。モルフォ、アジアクエスト、ボードルア、Finatextホールディングス、BBDイニシアティブなど8銘柄は昨年来高値を更新。ラキール、クリングルファーマ、キューブ、HPCシステムズ、ブティックスが買われた。
一方、サンバイオが一時ストップ安と急落した。ハイブリッドテクノロジーズ、Chatwork、リボミック、INCLUSIVEは昨年来安値を更新。DAIWA CYCLE、tripla、トライアイズ、売れるネット広告社、Mマートが売られた。
【寄り付き概況】
19日の日経平均株価は反落で始まった。始値は前日比117円86銭安の3万9622円58銭。
前日の米国株市場ではNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに堅調に推移した。20日にFOMCの結果発表を控え、両指数ともに狭いゾーンで推移したが、エヌビディア<NVDA>が4日ぶりに反発するなど大手IT株が買い優勢となったことで全体相場を支えた。現時点でアドテストや東エレクに材料視した買いは目立たない。
東京株式市場では前日に日経平均が先物主導で1000円を超える急騰をみせたこともあり、足もとで持ち高調整の売り圧力が意識されやすい。
きょう昼ごろに発表される日銀の金融政策決定会合での政策修正の動きはおおむね織り込んでいるものの、引け後の植田日銀総裁の記者会見を見極めたいとの思惑などもあり様子見ムードが強いだろう。
東証株価指数(TOPIX)は一進一退となっている。
個別では、ファストリやテルモ、中外薬が下落している。一方、デンソーや住友不、出光興産が上昇している。
「見直し買い?」
「反発」
週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って反発。
先物決済のクワドラブルウイッチングとFTSEの見直し通過で堅調展開。
「ハイテク株を中心に買いが広がった。
前週末までの2営業日で300ドルあまり下げた後での押し目買い」との解釈。
グーグルの親会社、アルファベットは4.6%%高。
エヌビディア、ディズニー、キャタピラー、アメリカン・エキスプレスが上昇、
ボーイングとナイキが下落した。
NAHBウエルズ・ファーゴ住宅建設業者指数は51。
2023年7月以来8カ月ぶりの高水準に上昇した。
2月は48だった。
フレディマックによると、今月14日までの週の期間30年の住宅ローン固定金利は平均で6.74%。
昨年10月には8%近くの高水準だった。
今年3月の潜在的な住宅購入者に関する指数は34と昨年8月以来の高水準。
10年国債利回りは4.328%。
5年国債利回りは4.348%。
2年国債利回りは4.736%。
ドル円は149円台前半。
WTI原油先物4月物は前日比1.68ドル(2.1%)高の82.72ドル。
10月27日以来の高値水準。
SKEW指数は143.95→138.91→139.97。
恐怖と欲望指数は71→72。
(昨年2月1日が82、12月19日が79、4月18日が70、3月15日が22)。
週明けのNYダウは75ドル(0.20%)高の38790ドルと3日ぶりに反発。
高値38898ドル、安値38760ドル。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは104.93%(前日102.71%)。
NASDAQは130ポイント(0.82%)高の16103ポイントと4日ぶりに反発。
高値16247ポイント、安値16094ポイント。
サイコロは5勝7敗。
騰落レシオは96.66%(前日100.61%)。
S&P500は32ポイント(0.63%)高の5149ポイントと4日ぶりに反発。
高値5175ポイント、安値5145ポイント。
サイコロは5勝7敗。
騰落レシオは123.71%(前日123.65%)。
ダウ輸送株指数は81ポイント(0.52%)安の15417ポイントと4日続落。
SOX指数は0.10ポイント(0.00%)安の4757ポイントと4日続落。
VIX指数は14.33(前日14.41)。
NYSEの売買高は11.59億株(前日38.78億株)。
3市場の合算売買高は111.6億株(前日187.6億株、過去20日平均は124.1億株)。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比105円安の39415円。
ドル建ては40円安の39480円。
ドル円は149.14円。
10年国債利回りは4.328%。
2年国債利回りは4.736%。
「日足は3日連続陽線」
週明けの日経平均は寄り付き253円高。
終値は1032円(△2.67%)高の39740円と大幅反発。
「日銀による政策修正の影響は、先週の下げで既に織り込んだ」との見方。
「日銀が動くか動かないかがクリアになった。
直近の下げに対する買い戻しが入ったという印象」という声もある。
高値39769円。
安値38935円。
2月13日(1032円高)以来の上昇幅。
日足は3日連続陽線で長い実体となった。
3月メジャーSQ値39863円に対して0勝7敗。
3月配当落ちは昨年で日経平均270円程度、TOPIX26ポイント程度。
11日の39518円→39241円のマドは埋めた。
18日は38808円→38935円にマド。
TOPIXは51.19ポイント(△1.92%)高の2721ポイントと3日続伸。
過去最高値は1989年12月18日の2884,80ポイント。
TOPIXコア30指数は3日続伸。
プライム市場指数は26.34ポイント(△1.92%)高の1400.88と3日続伸。
東証スタンダード指数は反発。
東証グロース250指数は18.97ポイント(△2.63%)高の740.45と4日ぶりに反発。
25日移動平均線からの乖離は▲1.35%(前日▲3.71%)。
プライム市場の売買代金は4兆6092億円(前日5兆9734億円)。
31日連続で4兆円超。
売買高は18.48億株。
値上がり1267銘柄(前日977銘柄)。
値下がり339銘柄(前日632銘柄)。
新高値143銘柄(前日101銘柄)。
新安値5銘柄(前日11銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは114.24(前日106.78)。
東証グロース市場の騰落レシオは82.97(前日82.97)。
NTレシオは14.60倍(前日14.49倍)。
サイコロは5勝7敗で41.66%。
TOPIXは7勝5敗で58.33%。
東証グロース市場指数は5勝7敗で41.66%。
上向きの25日線(38932円)からは△2.07%(前日▲0.28%)。
2日ぶりに上回った。
上向きの75日線は35916円。
64日連続で上回った。
上向きの200日線(33696円)からは△17.94%(前日△15.02%)。
239日連続で上回った。
上向いた5日線は38949円。
8日ぶりに上回った。
13週線は37140円。
26週線は34763円。
いずれも上回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲19.797%(前日▲18.538%)。
買い方▲2.438%(前日▲4.091%)。
東証グロース250指数ネットストック信用評価損益率で売り方▲17.719%(前日▲15.627%)。
買い方▲15.497%(前日▲17.851%)。
空売り比率は35.7%(前日39.0%、2日連続で40%割れ)。
10月30日が54.3%。
22年10月28日54.7%、21年10月28日54.2%。
23年3月10日52.7%。
空売り規制なしの銘柄の比率は8.0%(前日6.3%)。
8月18日が8.9%、8月3日が12.3%、6月9日が16.1%。
日経VIは20.23(前日20.33)。
昨年2月16日の安値は14.63。
日経平均採用銘柄のPERは16.79倍(前日16.46倍)。
前期基準では18.79倍。
EPSは2366円(前日2353円)。
直近ボトムは9月28日2056円、直近ピークは3月4日2387円。
225のPBRは1.52倍(前日1.49倍)。
BPSは25145円(前日25978円)。
日経平均の予想益回りは5.96%。
予想配当り利回りは1.70%。
指数ベースではPERは23.43倍(前日22.82倍)。
EPSは1696円(前日1696円)。
PBRは2.14倍。
BPSは18570円(前日18520円)。
10年国債利回りは0.755%(前日0.785%)。
プライム市場の予想PERは16.79倍。
前期基準では18.95倍。
PBRは1.45倍。
プライム市場の予想益回りは5.95%。
配当利回り加重平均は2.01%。
プライム市場の単純平均は47円高の3096円(前日は3049円)。
プライム市場の売買単価は2493円(前日2445円)。
プライム市場の時価総額は963兆円(前日945兆円)。
ドル建て日経平均は266.46(前日261.03)と反発。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比105円安の39415円。
高値39585円。安値38670円。
大証夜間取引終値は日中比110円安の39410円。
気学では火曜が「目先のポイントをつくる注意日」。
木曜が「人気の反対に動く日。逆張り方針良し」。
金曜が「流行に逆行して動く。逆張り方針良し」。
ボリンジャーのプラス1σが39722円。
プラス2σが40511円。
週足のプラス1σが39350円。
プラス2σが41560円。
アノマリー的には「変化日」。
《今日のポイント3月19日》
(1)週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って反発。
先物決済のクワドラブルウイッチングとFTSEの見直し通過で堅調展開。
10年国債利回りは4.328%。
5年国債利回りは4.348%。
2年国債利回りは4.736%。
ドル円は149円台前半。
WTI原油先物4月物は前日比1.68ドル(2.1%)高の82.72ドル。
10月27日以来の高値水準。
SKEW指数は143.95→138.91→139.97。
恐怖と欲望指数は71→72。
(昨年2月1日が82、12月19日が79、4月18日が70、3月15日が22)。
(2)週明けのダウ輸送株指数は81ポイント(0.52%)安の15417ポイントと4日続落。
SOX指数は0.10ポイント(0.00%)安の4757ポイントと4日続落。
VIX指数は14.33(前日14.41)。
NYSEの売買高は11.59億株(前日38.78億株)。
3市場の合算売買高は111.6億株(前日187.6億株、過去20日平均は124.1億株)。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比105円安の39415円。
(3)プライム市場の売買代金は4兆6092億円(前日5兆9734億円)。
31日連続で4兆円超。
売買高は18.48億株。
値上がり1267銘柄(前日977銘柄)。
値下がり339銘柄(前日632銘柄)。
新高値143銘柄(前日101銘柄)。
新安値5銘柄(前日11銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは114.24(前日106.78)。
東証グロース市場の騰落レシオは82.97(前日82.97)。
NTレシオは14.60倍(前日14.49倍)。
サイコロは5勝7敗で41.66%。
(4)上向きの25日線(38932円)からは△2.07%(前日▲0.28%)。
2日ぶりに上回った。
上向きの75日線は35916円。
64日連続で上回った。
上向きの200日線(33696円)からは△17.94%(前日△15.02%)。
239日連続で上回った。
上向いた5日線は38949円。
8日ぶりに上回った。
13週線は37140円。
26週線は34763円。
いずれも上回った。
(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲19.797%(前日▲18.538%)。
買い方▲2.438%(前日▲4.091%)。
東証グロース250指数ネットストック信用評価損益率で売り方▲17.719%(前日▲15.627%)。
買い方▲15.497%(前日▲17.851%)。
(6)空売り比率は35.7%(前日39.0%、2日連続で40%割れ)。
10月30日が54.3%。
22年10月28日54.7%、21年10月28日54.2%。
23年3月10日52.7%。
空売り規制なしの銘柄の比率は8.0%(前日6.3%)。
8月18日が8.9%、8月3日が12.3%、6月9日が16.1%。
日経VIは20.23(前日20.33)。
(7)日経平均採用銘柄のPERは16.79倍(前日16.46倍)。
前期基準では18.79倍。
EPSは2366円(前日2353円)。
225のPBRは1.52倍(前日1.49倍)。
BPSは25145円(前日25978円)。
日経平均の予想益回りは5.96%。
予想配当り利回りは1.70%。
指数ベースではPERは23.43倍(前日22.82倍)。
EPSは1696円(前日1696円)。
PBRは2.14倍。
BPSは18570円(前日18520円)。
10年国債利回りは0.755%(前日0.785%)。
(8)プライム市場の単純平均は47円高の3096円(前日は3049円)。
プライム市場の時価総額は963兆円(前日945兆円)。
ドル建て日経平均は266.46(前日261.03)と反発。
(9)ボリンジャーのプラス1σが39722円。
プラス2σが40511円。
週足のプラス1σが39350円。
プラス2σが41560円。
アノマリー的には「変化日」。
今年の曜日別勝敗(3月18日まで)
↓
月曜7勝2敗
火曜4勝6敗
水曜2勝8敗
木曜6勝5敗
金曜7勝2敗
昨日の場況で登場したのは「見直し買い」の言葉。
「市場では先週末の報道をきっかけに悪材料を一定程度織り込んだとの思惑が強まり、
見直し買いが優勢となった」。
言葉としては成立するが、気持ちとしては不思議な視覚になる。
「見直した?」
誰が何をどう見直したのか。
言語明瞭でも意味やや不明。
市場には面白い言葉がいろいろある。
3月末に向けた日経平均の銘柄入れ替えと配当の再投資といった日本固有の需給。
パッシブ運用が配当落ち分全額を再投資した場合、日経平均に約2000億円、TOPIXに約1.2兆円、
計約1.4兆円の買い需要が発生すると推計。
また日経平均は4月1日から新たな構成銘柄で指数が算出される。
日経平均に連動した運用成績を目指すパッシブ運用は前営業日にあたる3月29日引けで
当該銘柄入れ替えに伴うリバランスを行うとみられる。
4月の定期入れ替えではZOZO(3092)、ディスコ(6146)、ソシオネクスト(6526)が新たに採用。
宝ホールディングス(2531)、住友大阪セメント(5232)、大平洋金属(5541)が除外。
また2023年10月見直しで採用となったニトリホールディングス(9843)の株価換算係数が0.3→0.55に引き上げられる。
日経平均株価はその指数算出の特性上、株価水準が高い値がさ株ほどウエートが高まりやすい。
13日終値時点で新規採用銘柄の採用後ウエートは計1.9%(ニトリHDの株価換算係数引き上げも含む)。
除外銘柄の現在のウエートは計約0.15%。
採用銘柄のウエートは除外銘柄より大きい。
既存の日経平均を構成する222銘柄に約5000億円の売り需要が発生する。
配当再投資と日経平均の入れ替えを合算すると、日経平均は約3000億円の売り、TOPIXは約1.2兆円の買い。
需給的には、月末に向けてTOPIXが日経平均に対して優位となりやすい状況にある。
画像処理半導体(GPU)のエヌビディアが18→21日に開く開発者会議(GTC)。
↓
「AI(人工知能)のウッドストック」(バンク・オブ・アメリカ)と市場関係者が心待ちにするGTC。
米カリフォルニア州のサンノゼで開かれる。
対面方式での開催は新型コロナウイルス禍後で初めて。
関心の高さを映し「エヌビディアが予想する参加者は1万9000人。
対面で前回開かれた2019年の約2倍にのぼる見通し。
ジェンスン・ファン最高経営責任者(CEO)が初日に予定する基調講演で、
新製品の紹介と技術開発の方向性などを示すと期待が高まっている。
ファン氏は20日にAIに関する討議の進行役も務める。
エヌビディアの株価(15日終値は878.365ドル)は2023年に前年比3.4倍に膨らんだ。
24年も77%高と好調。
8日に上場来高値(974.00ドル)を付けた後は不安定な値動き。
10週連続で上昇はしているが、前週は5営業日のうち4日で下落。
週間では0.4%高にとどまった。
AIによる中期的な収益拡大への期待は強いが、米長期金利の上昇もあり利益確定売りに押されやすくなっている。
一方、GTCをにらみ、アナリストのエヌビディア株への強気姿勢は再燃。
ウェドブッシュ証券は14日、「GTCでは圧倒的にポジティブなニュースが出ると期待している」。
目標株価を850ドルから1000ドルに引き上げた。
今年発売が見込まれる次世代GPU「B100」の需要に関する情報が出たり、
次期AI向けアーキテクチャとして開発されているとされる「ブラックウェル」が紹介されたりすると予想する。
AI関連の最終市場の需要の力強さなどと相まって、イベントが株高のカタリスト(取引材料)になるとみる。
バンク・オブ・アメリカは12日付で目標株価を925ドルから1100ドルに上げた。
アナリストはエヌビディアがGTCで、仮想空間向けなど幅広い最終市場への生成AIの影響力の高まりや、
1~2兆ドル規模に達するデータセンター向けというインフラの再構築による今後数年での市場規模の急速な拡大、
新製品を巡る見通しなどをアピールすると見込む。
株価は年初来で大きく上昇しているが、
株主の幅広さや同業に比べた投資妙味などを考慮すると株価の上昇余地はあると分析する。
ファクトセットによると、15日時点でエヌビディアの投資判断を「買い」とするアナリストは90%。
米主要500社で上位10位に入る。
今年の株価上昇を受けて、23年12月時点の94%からは低下したが、
なお多くのアナリストは株価の上昇余地があるとみている。
(兜町カタリスト櫻井)
03月19日 株価材料NEWS
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【株価材料NEWS】
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・・・続き
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[株価材料]
■日銀、大規模緩和を解除へ きょう決定 長短金利操作も撤廃
■東レ<3402>
リチウム8割再利用 27年度実用化へ 電池から回収
■中国、新築販売24%減 1-2月、春節でも伸びず 地方政府の収入下押し
■名目GDP1000兆円 首相「21世紀前半達成視野に」 経済好循環で
■EV充電器設置で高出力優遇 経産省、補助金を増額
■三菱UFJ<8306>
JCBと三菱UFJ銀、メタバース新興に出資
■三井住友<8316>
社内起業家に株購入権 上場前提で後押し
■ELEMENTS<5246>
傘下リキッド、顔画像を共有し不正取引検知
■TSMC、日本に半導体後工程の生産設備設置を検討
■KDDI<9433>
東大発新興を子会社化 言語モデル強化
■日立製作所<6501>
ドローン管制開発 ルート策定、離着陸安全に
■伊藤忠商事<8001>
系 日本向け新薬開発費負担 海外製薬を支援
■住友重機械工業<6302>
石化設備を脱炭素 プラ原料製造に廃熱活用
■日産自動車<7201>
と三菱商事<8058> EVで共同事業検討
■東京エレクトロン<8035>
2~3割増収も 来期 DRAM向け回復がけん引
■熊谷組<1861>
投資ファンドオアシス、同社株10%超保有
■エヌビディア、年内に先端AI半導体 性能30倍で競合引き離し
■高砂熱学工業<1969>
月面で水素・酸素製造 今冬打ち上げで実証へ
■アップル、iPhoneへのグーグルAI「Gemini」搭載で交渉中(BBG)
03月19日 相場展望(寄り付き前)
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【オープニングコメント】
上値の重い展開か |
・・・続き
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19日の東京株式市場は、上値の重い展開か。
日経平均株価の予想レンジは、3万9400円-4万円を想定。(18日終値3万9740円44銭)
米国株は上昇。ダウ平均は75ドル高の38790ドルで取引を終えた。
日経平均は現地18日の米国株高を受け、朝方は買い優勢スタートとなりそう。ただ、きのう18日に大幅高となった反動や、利益確定売りが見込まれる。
また、日銀は金融政策決定会合で大規模緩和を解除する方針と報じられており、決定内容を確認したいとして、模様眺めムードが広がる場面も想定される。
為替相場は、ドル・円が1ドル=149円台の前半(18日は149円12-14銭)、ユーロ・円が1ユーロ=162円台の前半(同162円43-47銭)。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、18日の大阪取引所清算値比105円安の3万9415円だった。
【好材料銘柄】
■熊谷組 <1861>
投資ファンドのオアシス・マネジメントが18日付で変更報告書を提出。オアシスの熊谷組株式保有比率は7.07%→10.21%に増加した。
■クシム <2345>
enish <3667> が提供するブロックチェーンゲーム「De:Lithe Last Memories」とパートナーシップを締結し、トークノミクス設計や海外展開サポートを開始。
■長栄 <2993>
今期経常を6%上方修正、配当も27円増額。
■TOKYO BASE <3415>
今期経常は25%増益、1円増配へ。また、発行済み株式数(自社株を除く)の6.52%にあたる300万株(金額で10億円)を上限に自社株買いを実施。取得した自社株は3月28日付で全て消却する。
■LeTech <3497>
上期経常は97%増益で着地。
■メディカル・データ・ビジョン <3902>
PHRサービス「カルテコ」のリニューアル記念特別株主優待を実施。24年6月末時点で100株以上を保有する株主を対象に、一律でアップルギフトカード2000円分を贈呈する。
■エクサウィザーズ <4259>
第一三共 <4568> と実施するAIを活用した創薬プロジェクトで成果。病気の原因となる標的タンパク質の中でも難易度の高いターゲットに関して良質なヒット化合物を取得。
■テクノロジーズ <5248>
今期経常は2倍増で5期連続最高益更新へ。
■守谷輸送機工業 <6226>
韓国市場でサムスン重工業から船舶用エレベーターを受注。
■ザインエレクトロニクス <6769>
AIサーバーをはじめとするデータサーバー事業に新規参入。中国に合弁会社を設立する。
■東京衡機 <7719>
CAEソフトウェアの開発・受託解析を手掛ける先端力学シミュレーション研究所と資本業務提携に向けて基本合意書を締結。
【主な経済指標・スケジュール】
19(火)
【国内】
植田日銀総裁記者会見
2月訪日外客数(16:15)
《決算発表》
サツドラHD
【海外】
独3月ZEW景況感指数(19:00)
米FOMC(〜3/20)
米2月住宅着工件数(21:30)
米1月対米証券投資(3/20 5:00)
米20年国債入札
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
03月18日 NY株/欧州株概況
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【市況】ダウ反発75ドル高、ハイテク株主導 |
・・・続き
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18日のNYダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反発し、前週末比75ドル66セント(0.19%)高の3万8790ドル43セントで終えた。人工知能(AI)関連の需要拡大が業績を押し上げるとの見方からハイテク株を中心に買いが広がった。前週末までの2営業日で300ドルあまり下げた後で、押し目とみた買いが入りやすかった。
ダウ平均の上げ幅は一時180ドルを超えた。
米ブルームバーグ通信は、アップルがスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」に、グーグルの生成AI(人工知能)の基盤モデル「ジェミニ」を搭載することについて同社と協議していると報じた。この報道を受けてアップルに買いが入る中、ダウは取引序盤から買いが先行した。
グーグルの親会社、アルファベットは4.6%高で終えた。アップルのほか、ダウ平均の構成銘柄ではセールスフォースやマイクロソフトといったハイテク株に買いが波及した。
ダウ平均の構成銘柄ではないが、アナリストによる目標株価の引き上げを受け、エヌビディアが上昇。投資家心理の改善につながり、ハイテク株を中心に買いを促した面があった。
ただ、ダウ平均は次第に上げ幅を縮めた。米連邦準備理事会(FRB)は19〜20日に米連邦公開市場委員会(FOMC)を開き、政策金利を据え置く公算が大きい。政策金利の見通しやパウエルFRB議長の記者会見の内容を見極めたいという雰囲気もあった。
市場では「前週から米長期金利が水準を切り上げており、株式相場の重荷となっている」との声が聞かれた。18日の米債券市場では、長期金利が4.34%と2月下旬以来の高水準を付ける場面があった。
その他の個別銘柄では、ウォルト・ディズニーとキャタピラー、アメリカン・エキスプレスが高かった。半面、ボーイングとナイキが下落した。
ナスダック総合株価指数は4営業日ぶりに反発した。前週末比130.274ポイント(0.81%)高の1万6103.448で終えた。米国や欧州で電気自動車(EV)の一部車種を値上げすると決めたテスラが6%高となった。メタプラットフォームズとネットフリックスも買われた。
【シカゴ日本株先物概況】
18日のシカゴ日経平均先物は上昇した。6月物は前週末比790円高の3万9415円で終えた。
NYダウ平均は、水曜日に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を控える中、エヌビディアの新型AI半導体への期待や、AIでのアップルとの提携協議が報じられたアルファベットが大幅高となり相場をけん引した。
同日は米株式相場の上昇で投資家心理が強気に傾いた。日経平均株価は大幅反発したため日本株の先高観が強まった面もあり、日経平均先物にも買いを呼び込んだ。
シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
39415 ( -105 )
シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
39480 ( -40 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7722.55(-4.87)
18日のFTSE100種総合株価指数は小幅に3日続落し、前週末比4.87ポイント(0.06%)安の7722.55で終えた。20日以降に米国と英国でそれぞれ金融政策が公表されるのを前に、積極的な買いが入りにくかった。FTSE100種指数は前週末終値を上回って推移する場面もあるなど、下値は堅かった。
FTSEの構成銘柄では、保険大手フェニックス・グループ・ホールディングスが4.50%安、通信大手ボーダフォンが3.61%安、同業BTグループが3.59%安。一方、保険大手ビーズリーは2.97%高、たばこ大手ブリティッシュ・アメリカン・タバコは2.50%高、生活用品大手レキット・ベンキーザーは1.98%高と買われた。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 17932.68(-3.97)
18日のドイツ株価指数(DAX)は小幅に4日続落し、前週末比3.97ポイント(0.02%)安の1万7932.68で終えた。前週末終値を上回って推移する場面があったものの、20日に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控え上値は重く、取引終了にかけて下げに転じた。
個別では、スポーツ用品大手アディダスが2.39%安、医療機器のザルトリウスが1.68%安、郵便・物流大手ドイツポストが1.55%安と下げた半面、防衛大手ラインメタルは4.42%高、高級車メーカーのポルシェは3.95%高、不動産大手ボノビアは3.13%高で取引を終えた。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 8148.14(-16.21)
欧州株式市場で、前週末まで連日で最高値を更新していたフランスの主要な株価指数であるCAC40は5営業日ぶりに反落した。終値は前週末比16.21ポイント(0.19%)安の8148.14だった。