【寄り付き概況】
30日の日経平均株価は続伸で始まった。始値は前営業日比377円90銭高の3万8312円66銭。
主力株中心に総じて買い優勢で始まり、日経平均は寄り付きに3万8000円台を回復して始まった。3連休明けとなった東京市場だが、前週末と週初に米国株市場で主要株価指数が揃って続伸したことで目先安心感が浮上している。
ナスダック総合株価指数の戻り足が顕著となっているほか、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が6連騰と上値指向を強めていることで、同関連株への追い風が意識されやすい。また、足もと急激にボラティリティを高めている外国為替市場の動向が注目され、株式市場にも影響を与えそうだ。
この日は安値の1ドル=160円台から高値の154円台まで6円近く円高に振れた。市場では日本政府・日銀が午後から為替介入に動いたとの観測も浮上し、30日の東京市場では156円台での推移となっている。ただ、円の先安観は根強く、当面は円安・ドル高基調が続くとの見方から輸出採算の改善につながるとしてトヨタやホンダなど輸出関連株の買いを誘っている。
東証株価指数(TOPIX)は続伸している。
個別では、ファストリやソフトバンクグループ(SBG)、ダイキンなど値がさ株が高い。ファナックやコマツ、日立が上昇した。一方、日東電やTDKが安い。デンソーやアサヒが下落した。
「需給は海外投資家売り個人買いの構図」
「為替は乱高下」
週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って続伸。
テスラが15.3%上昇した。
中国での自動運転ソフトウエア展開に向けた規制上の重要なハードルをクリアしたことを好感。
アップルが2.5%高。
オープンAIの人工知能(AI)技術利用について協議を再開したとの報道を好感。
バーンスタインは同社の投資判断を「アウトパフォーム」に引き上げた。
エヌビディアが上昇。
ただアルファベット、メタ、マイクロソフトなどは下落。
市場は年内の利下げ幅を0、35%程度見込んでいる。
年初の予想は約1.50%だっ
FOMCで金利は据え置きとの見方。
10年国債利回りは4.611%。
5年国債利回りは4.642%。
2年国債利回りは4.978%。
ドル円は156円台前半。
160.245円と1990年以来の高値を付けた後154.4円まで急落。
介入観測が広がった。
ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は関係者の話として日本当局が介入したと報じた。
WTI原油先物6月物は1.22ドル(1.45%)安の1バレル=82.63ドル。
SKEW指数は134.08→140.86→138.30。
恐怖と欲望指数は41→44。
(昨年10月5日が20)。
週明けのNYダウは146ドル(0.38%)高の38386ドルと続伸。
高値38406ドル、安値38215ドル。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは93.77%(前日86.97%)。
NASDAQは55ポイント(0.35%)高の15983ポイントと続伸。
高値16021ポイント、安値15855ポイント。
サイコロは5勝7敗。
騰落レシオは88.63(前日84.78)。
S&P500は16ポイント(0.32%)高の5116ポイントと4日続伸。
高値5123ポイント、安値5088ポイント。
サイコロは5勝7敗。
騰落レシオは94.08%(前日86.95%)。
ダウ輸送株指数は42ポイント(0.28%)高の15213ポイントと反発。
SOX指数は30ポイント(0.64%)高の4765ポイントと6日続伸。
VIX指数は14.67(前日15.03)。
NYSEの売買高は9.15億株(前日9.36億株)。
3市場の合算売買高は99.8億株(前日は98.8億株、過去20日平均は110億株)。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比450円高の38325円。
ドル建ては450円高の38350円。
ドル円は156.33円。
10年国債利回りは4.611%。
2年国債利回りは4.978%。
「主要3指数揃って上昇」
週末のNY株式市場で主要3指数は揃って上昇。
アルファベットは初めての配当や最大700億ドルの自社株買い、第1四半期の好決算を好感。
10%上昇し最高値を更新した。
時価総額は2兆ドルを上回った。る
第3四半期(3月まで)決算が売上高と利益が市場予想を上回ったマイクロソフトも1.8%上昇。
アマゾンが3.4%上昇、エヌビディアが5.8%上昇、
メタは0.4%高。
一方、アップルは0.3%安、テスラは1.1%安。
インテルは9.1%下落
S&P500は4週間ぶり、ナスダックは5週間ぶりに反発。
週間ではS&P500とナスダック総合が2023年11月上旬以来の大幅な上昇率。
3月のPCE価格指数は前月比0.3%上昇。
市場予想と一致した。
前年比は2.7%上昇。
市場予想の2.6%上昇を上回った。
変動の大きい食品とエネルギーを除くコアPCE価格指数は前年比2.8%上昇。
前月比0.3%上昇と、ともに伸び率は2月と同じだった。
4月の米ミシガン大消費者信頼感指数確報値で1年先のインフレ期待は3.2%。
10年国債利回りは4.663%。
5年国債利回りは4.687%。
2年国債利回りは4.993%。
9月利下げの確率は58%。
1週間前の68%から低下。
12月利下げの確率は80%超。
ドル円は158円台前半。
WTI原油先物6月物は0.28ドル(0.34%)高の1バレル=83.85ドル。
SKEW指数は135.06→134.08→140.86。
恐怖と欲望指数は40→42。
(昨年10月5日が20)。
週末のNYダウは153ドル(0.40%)高の38239ドルと3日ぶりに反発。
高値38337ドル、安値38065ドル。
サイコロは6勝6敗。
騰落レシオは86.97%(前日87.44%)。
NASDAQは316ポイント(2.03%)高の15927ポイントと反発。
高値15981ポイント、安値15770ポイント。
サイコロは5勝7敗。
騰落レシオは84.78(前日83.96)。
S&P500は51ポイント(1.02%)高の5099ポイントと3日続伸。
高値5114ポイント、安値5073ポイント。
サイコロは5勝7敗。
騰落レシオは86.95%(前日90.19%)。
ダウ輸送株指数は126ポイント(0.82%)安の15170ポイントと反落。
SOX指数は130ポイント(2.61%)高の4735ポイントと5日続伸。
VIX指数は15.03(前日15.37)。
NYSEの売買高は9.36億株(前日10.52億株)。
3市場の合算売買高は98.8億株(前日は107億株、過去20日平均は110.1億株)。
週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比465円高の38365円。
ドル建ては490円高の38390円。
ドル円は158.33円。
10年国債利回りは4.663%。
2年国債利回りは4.993%。
週間ベースでNYダウは0.7%高、2続伸(累計6.8%上昇)。
ナスダック総合指数は4.2%高、5週ぶり反発、
S&P500指数は2.7%高 4週ぶり反発。
フィラデルフィア半導体指数(SOX)指数は9.9%高、4週ぶり大幅反発。
「週足陽線」
週末の日経平均は寄り付き97円高。
終値は306円(△0.81%)高の37934円と反発。
高値38097円。
安値37550円。
日足は2日ぶりに陽線。
日経平均は週間で866円の上昇。
週足は陽線。
日経平均は9日連続で一目均衡の雲の中。
雲の下限は37172円。
15日は39457円→39232円にマド。
16日は38820円→38764円にマドで下に2空。
SQ値39820円は上回らず「幻」のSQ値のまま。
3月権利配当落ち埋め水準は日経平均で40762円。
TOPIXで2799ポイント。
TOPIXは22.95ポイント(△0.86%)高の2686ポイントと反発。
過去最高値は1989年12月18日の2884,80ポイント。
ザラ場高値は同日の2886.50。
TOPIXコア30指数は反発。
プライム市場指数は11.80ポイント(△0.86%)高の1382.70と反発。
東証スタンダード指数は反発。
東証グロース250指数は4.46ポイント(△0.70%)高の644.61と反発。
25日移動平均線からの乖離は▲6.66%(前日▲7.90%)。
プライム市場の売買代金は4兆9674億円(前日3兆9669億円)。
2日ぶりに4兆円超。
売買高は18.61億株。
値上がり1189銘柄(前日234銘柄)。
値下がり420銘柄(前日1389銘柄)。
新高値43銘柄(前日41銘柄)。
新安値90銘柄(前日35銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは93.50(前日92.54)。
東証グロース市場の騰落レシオは74.35(前日73.58)。
NTレシオは14.12倍(前日14.13倍)。
サイコロは6勝6敗で50.00%。
TOPIXは7勝5敗で58.33%。
東証グロース市場指数は5勝7敗で41.66%。
下向きの25日線(39098円)からは▲2.98%(前日▲4.05%)。
11日連続で下回った。
上向きの75日線は38177円。
2日連続で上回った。
上向きの200日線(34631円)からは△9.54%(前日△8.72%)。
267日連続で上回った。
上向きに転じた5日線は37802円。
2日ぶりに上回った。
25日線を下抜けたまま。
13週線は38748円。
2週連続で下回った。
26週線は36210円。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲18.220%(前日▲17.146%)。
買い方▲7.225%(前日▲8.054%)。
東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲5.945%(前日▲6.258%)。
買い方▲22.355%(前日▲23.022%)。
空売り比率は41.9%(前日44.7%、9日連続で40%超)。
10月30日が54.3%。
22年10月28日54.7%、21年10月28日54.2%。
23年3月10日52.7%。
空売り規制なしの銘柄の比率は7.1%(前日8.9%)。
8月18日が8.9%、8月3日が12.3%、6月9日が16.1%。
日経VIは20.82(前日21.46)。
日経平均採用銘柄のPERは16.54倍(前日16.44倍)。
9日連続で16倍台。
前期基準では18.60倍。
EPSは2293円(前日2288円)。
直近ボトムは9月28日2056円、直近ピークは3月4日2387円。
225のPBRは1.50倍(前日1.49倍)。
BPSは25289円(前日25254円)。
日経平均の予想益回りは6.05%。
予想配当り利回りは1.72%。
指数ベースではPERは22.35倍(前日22.35倍)。
EPSは1697円(前日1683円)。
PBRは2.07倍。
BPSは18325円(前日18355円)。
10年国債利回りは0.925%(前日0.890%)。
プライム市場の予想PERは16.40倍。
前期基準では18.58倍。
PBRは1.42倍。
プライム市場の予想益回りは6.01%。
配当利回り加重平均は2.04%。
プライム市場の単純平均は25円高の2898円(前日は2872円)。
プライム市場の売買単価は2668円(前日2488円)。
プライム市場の時価総額は944億円(前日937億円)。
ドル建て日経平均は243.11(前日243.11)と反発。
週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比465円高の38365円。
高値38410円、安値37565円。
大証夜間取引終値は日中比450円高の38350円。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比425円高の38325円。
高値38750円、安値38180円。
大証夜間取引終値は日中比420円高の38320円。
気学では火曜が「転換注意日。後場の足取りに注意肝要」。
水曜が「一方に反して動く。波動について駆引きせよ」。
木曜が「波乱激しく人気に逆行して動く」。
ボリンジャーのプラス1σが40148円。
マイナス1σが38048円。
マイナス2σが36998円。
マイナス3σが35948円。
後講釈的には19日のマイナス3σ369790円(安値36733円)で反発した格好。
週足のプラス1σが40104円。
マイナス1σが37391円。
マイナス2σが36035円。
3月月中平均は日経平均39844円。
TOPIXは2728ポイント。
(9月日経平均32725円。TOPIX2397ポイント。
昨年3月の日経平均27693円、TOPIX1989ポイント)。
水星の逆行は終了。
受け渡しベースで5月初日。
月足陽線基準は39803円。
《今日のポイント4月30日》
(1)週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って続伸。
10年国債利回りは4.611%。
5年国債利回りは4.642%。
2年国債利回りは4.978%。
ドル円は156円台前半。
SKEW指数は134.08→140.86→138.30。
恐怖と欲望指数は41→44。
(昨年10月5日が20)。
(2)ダウ輸送株指数は42ポイント(0.28%)高の15213ポイントと反発。
SOX指数は30ポイント(0.64%)高の4765ポイントと6日続伸。
VIX指数は14.67(前日15.03)。
NYSEの売買高は9.15億株(前日9.36億株)。
3市場の合算売買高は99.8億株(前日は98.8億株、過去20日平均は110億株)。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比450円高の38325円。
(3)プライム市場の売買代金は4兆9674億円(前日3兆9669億円)。
2日ぶりに4兆円超。
売買高は18.61億株。
値上がり1189銘柄(前日234銘柄)。
値下がり420銘柄(前日1389銘柄)。
新高値43銘柄(前日41銘柄)。
新安値90銘柄(前日35銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは93.50(前日92.54)。
東証グロース市場の騰落レシオは74.35(前日73.58)。
NTレシオは14.12倍(前日14.13倍)。
サイコロは6勝6敗で50.00%。
(4)下向きの25日線(39098円)からは▲2.98%(前日▲4.05%)。
11日連続で下回った。
上向きの75日線は38177円。
2日連続で上回った。
上向きの200日線(34631円)からは△9.54%(前日△8.72%)。
267日連続で上回った。
上向きに転じた5日線は37802円。
2日ぶりに上回った。
25日線を下抜けたまま。
13週線は38748円。
2週連続で下回った。
26週線は36210円。
(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲18.220%(前日▲17.146%)。
買い方▲7.225%(前日▲8.054%)。
東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲5.945%(前日▲6.258%)。
買い方▲22.355%(前日▲23.022%)。
(6)空売り比率は41.9%(前日44.7%、9日連続で40%超)。
空売り規制なしの銘柄の比率は7.1%(前日8.9%)。
日経VIは20.82(前日21.46)。
(7)日経平均採用銘柄のPERは16.54倍(前日16.44倍)。
9日連続で16倍台。
前期基準では18.60倍。
EPSは2293円(前日2288円)。
直近ボトムは9月28日2056円、直近ピークは3月4日2387円。
225のPBRは1.50倍(前日1.49倍)。
BPSは25289円(前日25254円)。
日経平均の予想益回りは6.05%。
予想配当り利回りは1.72%。
指数ベースではPERは22.35倍(前日22.35倍)。
EPSは1697円(前日1683円)。
PBRは2.07倍。
BPSは18325円(前日18355円)。
10年国債利回りは0.925%(前日0.890%)。
(8)プライム市場の単純平均は25円高の2898円(前日は2872円)。
プライム市場の時価総額は944億円(前日937億円)。
ドル建て日経平均は243.11(前日243.11)と反発。
(9)ボリンジャーのプラス1σが40148円。
マイナス1σが38048円。
マイナス2σが36998円。
マイナス3σが35948円。
後講釈的には19日のマイナス3σ369790円(安値36733円)で反発した格好。
週足のプラス1σが40104円。
マイナス1σが37391円。
マイナス2σが36035円。
3月月中平均は日経平均39844円。
TOPIXは2728ポイント。
(9月日経平均32725円。TOPIX2397ポイント。
昨年3月の日経平均27693円、TOPIX1989ポイント)。
水星の逆行は終了。
受け渡しベースで5月初日。
今年の曜日別勝敗(4月26日まで)
↓
月曜9勝5敗
火曜8勝8敗
水曜4勝11敗
木曜9勝9敗
金曜12勝4敗
週間ベースで日経平均株価は2.3%高、2週ぶり反発。
TOPIXは2.3%高、2週ぶり反発。
東証プライム市場指数は2.3%高、2週ぶり反発。
グロース250指数は0.9%高、2週ぶり反発。
東証スタンダード市場指数は1.5%高、2週ぶり反発。
東証グロース指数は1.0%高、2週ぶり反発。
東証REIT指数は1.4%高、2週続伸(累計2.9%上昇)。
4月第3週(4月15日─4月19日)の週間海外投資家動向。
現物5924億円売り越し(2週ぶりに売り越し)。
先物5470億円売り越し(2週ぶりに売り越し)。
合計1兆1395億円売り越し(3週ぶりに売り越し)。
個人は現物9085億円買い越し(2週ぶりに買い越し)。
先物2044億円買い越し(2週ぶりに買い越し)。
合計1兆1130億円買い越し(2週ぶりに買い越し)。
信託銀行は現物52億円売り越し(2週ぶりに売り越し)。
先物640億円買い越し(2週ぶりに買い越し)。
合計587億円買い越し(2週ぶりに買い越し)。
4月第2週(4月8日─4月12日)の週間海外投資家動向。
現物5955億円買い越し(2週連続で買い越し)。
先物2304億円買い越し(7週ぶりに買い越し)。
合計8259億円買い越し(2週連続で買い越し)。
個人は現物2953億円売り越し(3週ぶりに売り越し)。
先物1348億円売り越し(2週ぶりに売り越し)。
合計3401億円売り越し(3週ぶりに売り越し)。
信託銀行は現物366億円買い越し(14週ぶりに買い越し)。
先物2748億円売り越し(9週ぶりに売り越し)。
合計2382億円売り越し(2週連続で売り越し)。
為替に翻弄されてきた歴史。
鎖国から開国したとたんに襲われたのは世界情勢にたいする無知から金と銀の交換レートを知らず国内から金が流出。
黄金の国ジパングが黄金の国でなく白銀の国なってしまった。
金も銀も希少金属ではあるが、価値は違う。
その後は英国ポンドに翻弄された時代が長く続いた。
そして基軸通貨のドル。
どんなに一生懸命にしていても、自分ではどうすることもできないことで景気や相場が左右される。
これは日本の宿命。
ドルの変動に乗じて莫大な利益を上げた人は昔も今も変わらず存在している。
株式とは桁違いの世界が、為替にも債券にもそして金にもある。
バンク・オブ・アメリカ(BofA)の週間調査。
24日までの1週間は引き続き債券ファンドに資金が流入した。
債券ファンドには44億ドルが流入。
18週連続の流入超。
ただ、米国債は3カ月ぶりに資金が流出した。
株式ファンドには36億ドルが流入。
米国株ファンドは42億ドルの流入。
日本株には2013年5月以降で最大の59億ドルが流入。
新興国債券は資金流出が再開。
新興国株式は3週連続の資金流出となった。
市場心理を測るブルベア指標は5.0から5.1に小幅上昇。
岸田文雄首相は5月にブラジル・パラグアイを歴訪予定、
重要鉱物やエネルギーの安定した供給網の構築など50超の覚書を交わす。
商社や自動車、電機といった50社ほどが同行する。
東芝と双日はブラジルの大手鉱山会社とレアメタル(希少金属)を使った次世代電池で協力する。
パラグアイでは宇宙航空研究開発機構(JAXA)が同国宇宙庁との協力に向けた覚書を交わす。
また日本企業によるゴマ農家支援やコンクリートを補強する繊維の技術協力の案件を調整する。
萩原工業がパラグアイに進出したのが昨年。
国家的友好関係の一端になろうか。
◇━━━ カタリスト━━━◇
萩原工業(7856)・・・動兆
樹脂繊維製品のほか機械部門も持ち原糸からの一貫生産に強み。
コンクリート補強繊維はパラグアイ生産がフル寄与。
機械製品はプラスチック再生関連機器が伸長。
コンクリート補強繊維は鉱山トンネル内壁や工場床用にブラジルへ供給。
11月から米国で野菜包装資材の生産開始。
(兜町カタリスト櫻井)
[株価材料]
■円急騰 160円台から一転 一時154円台 市場に介入観測
■テスラ AI開発に1.5兆円 自動運転見据え投資増
■物言う株主・米エリオット 住友商事<8053>株数百億円を取得
■日揮HD<1963>
メタン漏洩を洋上で測定 規制厳格化に対応
■スズキ<7269>
インド子会社 最高益 前期最終63%増 国内でSUV好調
■トランスコスモス<9715>
問い合わせにAI対応 受託業務でシステム導入
■中国EV 生産変調の兆し 工場稼働率5割程度に メーカー乱立
■日立製作所<6501>
120億円で独社買収 工場の自動化システム
■日本KFC<9873>
米カーライルが買収へ コンビニとの競争激化
■じもとHD<7161>
きらやか銀 公的資金「返済困難」 前期最終赤字
■村田製作所<6981>
3期ぶり増益 今期30%増見通し スマホ需要回復
■OLC<4661>
今期最高益 2期連続見通し 新エリア開業で
■国内建設受注額 昨年度9%増
■日立製作所<6501>
株式5分割 今期 IT好調で純利益2%増 自社株買い2000億円
■ANAHD<9202>
純利益30%減 今期 客単価の下落で
■アドバンテスト<6857>
今期8%最終増益 AI向け好調 市場予想は下回る
■三井不動産<8801>
と東北大 半導体・量子で連携推進 新組織立ち上げ
■双日<2768>
ベトナム決済アプリに出資 小規模小売店デジタル化
30日の東京株式市場は、続伸後も堅調な展開か。
日経平均株価の予想レンジは、3万8000円-3万8500円を想定。(26日終値3万7934円76銭)
東京市場が休場の間、米国株は26日、29日と連日で上昇した。
休場前よりも米国株高を素直に好感しやすい環境になっていると考えられる。
日経平均株価は、前週末26日に大幅反発した動きや、米国株高を背景に買い先行スタートとなろう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=156円台の前半(前週末26日は156円70-71銭)、ユーロ・円が1ユーロ=167円台の半ば(同168円13-17銭)で推移する。
連休中の29日には海外市場で一時160円台を付ける場面がみられた後、一転して円高方向に振れている。
買い一巡後は、為替動向に対して神経質な展開となることも想定される。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同26日の大阪取引所清算値比425円高の3万8325円だった。
【好材料銘柄】
■Will Smart <175A>
今期経常は3.4倍増で2期連続最高益更新へ。
■日鉄ソリューションズ <2327>
今期最終は1%増で4期連続最高益、前期配当を5円増額・今期は実質増配。配当方針を変更し、配当性向50%を目安に実施する。また、6月30日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。
■カゴメ <2811>
今期最終を17%上方修正・最高益予想を上乗せ。
■ロードスターキャピタル <3482>
1-3月期(1Q)経常は2.8倍増益で着地。
■ジオスター <5282>
前期経常を一転20%増益に上方修正、配当も3円増額。
■日本鋳鉄管 <5612>
前期経常は56%増益で上振れ着地・1-3月期(4Q)経常は46%増益、今期業績は非開示、前期配当を22円増額。
■タカトリ <6338>
上期経常を18%上方修正・最高益予想を上乗せ。
■東京自働機械製作所 <6360>
前期経常を一転36%増益に上方修正・23期ぶり最高益、配当も60円増額。
■三菱電機 <6503>
今期最終は11%増で2期連続最高益更新へ。
■アストマックス <7162>
非開示だった前期経常は黒字浮上、未定だった配当は7円実施。
■プレミアグループ <7199>
今期最終は17%増で9期連続最高益、前期配当を2円増額・今期は12円増配へ。
■東京計器 <7721>
前期経常を32%上方修正。
■タムロン <7740>
上期経常を一転22%増益に上方修正・最高益更新へ。
【主な経済指標・スケジュール】
30(火)
【国内】
3月失業率(8:30)
3月有効求人倍率(8:30)
3月鉱工業生産(8:50)
3月商業動態統計(8:50)
《決算発表》
JR東海、大塚HD、JR東日本、レーザーテク、関西電、JPX、商船三井、東電力HD、JR西日本、大塚商、SGHD、特殊陶、ZOZO、JSR、住友林、九州電、東武、東北電、大和工、LIXIL、BIPROGY、コーエーテクモ、中国電、三菱倉、M&A総研H、日本M&A、東エレデバ、ユナイテド海
【海外】
中国4月製造業PMI(10:30)
中国4月財新製造業PMI(10:45)
米FOMC(~5/1)
米2月住宅価格指数(22:00)
米2月S&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数(22:00)
米4月消費者信頼感指数(23:00)
《米決算発表》
アマゾン・ドット・コム、アドバンスト・マイクロ・デバイシズ(AMD)、3M、ペイパル・ホールディングス、スターバックス、レイドス・ホールディングス、センターポイント・エナジー、イートン、インサイト、コカ・コーラ、イーライリリー、マクドナルド、マーチン・マリエッタ・マテリアルズ、マラソン・ペトロリアム、モルソン・クアーズ、エアープロダクツ、パッカー、シスコ、イリノイツールワークス、コーニング
《アジア決算》
サムスン電子
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
04月29日 NY株/欧州株概況
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【市況】146ドル高と続伸、金利上昇の一服が支え |
・・・続き
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29日のNYダウ工業株30種平均は続伸した。前週末比146ドル43セント(0.38%)高の3万8386ドル09セントで終えた。
前週末に大幅上昇したマイクロソフトなどが売られた一方、最近値下がり傾向が続いていたボーイングやキャタピラーといった銘柄に買い戻しが入った。アップルは、米オープンAIと同社の生成AI(人工知能)技術利用に関し協議を再開したとの報道が好感されて買われた。
長期金利が低下し、株価を下支えした。
アップルが2.4%上昇して終えた。アナリストが投資判断を引き上げたほか、対話型生成人工知能(AI)「チャットGPT」を手掛けるオープンAIと技術利用に関する協議を再開したと前週末に伝わった。ダウ平均の構成銘柄ではないが、中国で運転支援機能「フルセルフドライビング」の実用化への期待が高まったテスラは15.3%高だった。
市場では「米長期金利の上昇が一服しており、株買いにつながっている」との指摘が聞かれた。米長期金利は前週におよそ5カ月ぶりに4.7%台まで上昇したが、29日は4.6%台前半を中心に推移した。
主力株への買いが一巡した後、ダウ平均は伸び悩んだ。30日にアマゾン・ドット・コム、5月2日にアップルの四半期決算の発表がある。内容を見極めたいという雰囲気があった。
5月1日には米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表がある。政策金利を据え置く公算が大きいものの、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が記者会見で、今後の政策運営についてどのような発言をするのかに注目が集まる。週内には4月の米雇用統計など重要な経済指標の発表もあり、積極的な買いを入れる動きは限られた。
ダウ平均の構成銘柄では、ボーイングとアムジェン、キャタピラーが上昇した。半面、インテルやマイクロソフト、ユナイテッドヘルス・グループが安かった。
ナスダック総合株価指数は続伸した。前週末比55.184ポイント(0.34%)高の1万5983.084で終えた。アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)が買われた。半面、アルファベットとメタプラットフォームズが下落した。
【シカゴ日本株先物概況】
29日のシカゴ日経平均先物は下落した。6月物は前週末比40円安の3万8325円で終えた。
NYダウ平均は、翌日以降に米主要企業の決算発表や連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策決定を控える中、続伸した。
同日は米主要株価指数が上昇したものの、日経平均先物への影響は限られた。
シカゴ日経225先物 (円建て)
38325 ( +425 )
シカゴ日経225先物 (ドル建て)
38350 ( +450 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 8147.03(+7.20)
29日のFTSE100種総合株価指数は小幅に3日続伸し、最高値を更新した。終値は前週末比7.20ポイント(0.08%)高の8147.03だった。英アングロ・アメリカン株が前週末比4%高となるなど資源株に買いが優勢となり、指数上昇に寄与した。
資源株のほか、製薬や保険株にも買いが入った。他方、エネルギー株には売りが優勢で指数の上値を抑えた。
FTSEの構成銘柄では、賭け屋大手エンテインが4.34%高と上昇率トップ。鉱業大手アングロ・アメリカンが4.05%高、米ヘッジファンドのエリオット・インベストメント・マネジメントがアングロ・アメリカン株の保有を増やしたと伝わった。オーストラリアの同業BHPグループが買収案の再提示へ向けて協議していると報じられたのも、支援材料だった。
包装資材大手DSスミスが3.41%高と続いた。
一方、小売り大手JDスポーツ・ファッションは2.95%安、建機レンタルのアシュテッド・グループは2.13%安だった。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 18118.32(-42.69)
29日のドイツ株価指数(DAX)は反落し、前週末比42.69ポイント(0.23%)安の1万8118.32で終えた。ドイツ銀行に売りが膨らむなど銀行株が下げ、指数の重荷となった。ソフトウエア大手SAPなどテクノロジー関連株にも売りが優勢だった。
個別では、ドイツ銀行(8.64%安)は過去に買収した傘下ポストバンクを巡る訴訟に備えた引当金の計上が2024年4〜6月期と12月通期の利益に響くとの見通しを示したことが嫌気された。高級車メーカーのポルシェ(2.81%安)、コメルツ銀行(2.59%安)が売られた半面、商用車大手ダイムラー・トラック・ホールディング(2.63%高)や電力大手RWE(2.52%高)などが買われた。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 8065.15(-23.09)
フランスCAC40種指数は0.28%安だった。この日発表されたドイツのインフレ率が市場予想を上回ったことを背景に、さげた。