Market Data
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【日経平均】
39572円49銭(△58円52銭=0.15%)
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【TOPIX】
2788.66(△6.73=0.24%)
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【グロース250】
650.67(▲1.93=0.30%)
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【プライム売買高】18億9969万株(△1億4061万株)
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【売買代金】4兆6090億円(△1125億円)
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【値上がり銘柄数】606(前日:1093)
【値下がり銘柄数】976(前日:492)
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【新高値銘柄数】51(前日:54)
【新安値銘柄数】10(前日:9)
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【25日騰落レシオ】109.52(前日:109.07)
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■本日のポイント
1.日経平均は58円高と3日続伸、引けにかけ上昇幅は縮小
2.前日の米市場はIBMなど堅調でNYダウが168ドル高と反発
3.やや方向感に欠ける展開も好決算銘柄を中心に買いが流入する
4.東エレクやレーザーテク、SBGなどが堅調な値動きとなる
5.NECや中外薬、大和などは好決算が評価され値を上げる
今週は、軟調となった。
中国新興企業DeepSeek(ディープシーク)の開発するAIが米国テック企業に脅威になるとの見方が浮上し、日経平均は27日、28日と連日で大幅安。
半導体株や電線株が強烈に売り込まれた。
27日の米国市場ではエヌビディアが1日で17%近い下落となった。そのエヌビディアが切り返したことから、29日は大幅上昇。30日は業績好調が確認できたアドバンテストに買いが入り、AI関連に対する過度な警戒は後退した。
31日は方向感に欠ける動きとなったものの、プラスを確保。前半の下げが大きく、週間では下落した。
日経平均は週間では約359円の下落となり、週足では陰線を形成した。
来週は、一進一退の展開か。
2月相場に入り、週末7日には米国で1月雇用統計が発表される。
注目の指標を前に、指数は方向感が定まらないと予想する。日本は決算発表ラッシュに突入し、東京エレクトロンなど指数寄与度の大きい銘柄の発表も予定されている。
米国でもアルファベットやアマゾンなど注目度の高い銘柄が決算を発表予定で、日々の指数の振れ幅は大きくなる可能性があるだろう。
週間では水準が大きく変化しないと予想する。
海外のスケジュール面では、来週は7日の米1月雇用統計が焦点となる。それに先立ち、3日に米1月ISM製造業景況指数、4日に米12月JOLTS求人件数、5日に米1月ADP雇用統計、米1月ISM非製造業景況指数が発表される。また、7日には米2月ミシガン大学消費者マインド指数も公表される。決算発表では、4日にアドバンスト・マイクロ・デバイシズ<AMD>、5日にアーム・ホールディングス<ARM>、ウォルト・ディズニー<DIS>、6日にアマゾン<AMZN>、ハネウェル・インターナショナル<HON>などが予定されている。
国内では3日に1月開催分の日銀金融政策決定会合の「主な意見」、5日に12月毎月勤労統計調査、7日に12月家計調査が公表される。決算では、3日にみずほフィナンシャルグループ<8411>、村田製作所<6981>、4日に三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、任天堂<7974>、5日にトヨタ自動車<7203>、KDDI<9433>、6日に東京エレクトロン<8035>、日本製鉄<5401>、7日に三井不動産<8801>、大成建設<1801>が予定されている。更に3日にバルコス<7790>、5日に技術承継機構<319A>が新規上場する。
■上値・下値テクニカル・ポイント(31日現在)
40909.23 ボリンジャー:+3σ(25日)
40463.66 ボリンジャー:+2σ(13週)
40389.27 ボリンジャー:+2σ(25日)
39869.31 ボリンジャー:+1σ(25日)
39817.24 ボリンジャー:+1σ(13週)
39754.11 ボリンジャー:+1σ(26週)
39572.49 ★日経平均株価31日終値
39502.65 6日移動平均線
39461.82 均衡表転換線(日足)
39349.35 25日移動平均線
39226.96 均衡表基準線(日足)
39178.39 均衡表転換線(週足)
39170.82 13週移動平均線
39085.06 均衡表雲上限(日足)
39042.37 75日移動平均線
38984.77 均衡表雲下限(日足)
38829.39 ボリンジャー:-1σ(25日)
38641.34 200日移動平均線
38578.38 26週移動平均線
38524.40 ボリンジャー:-1σ(13週)
38309.43 ボリンジャー:-2σ(25日)
5日線(39349円)を上回っての推移となるなか、39500円処での底堅さが目立った。小動きではあったが緩やかなリバウンド基調を継続しており、ボリンジャーバンドの+1σ(39869円)が射程に入ってきている。ローソク足は十字足を形成。一目均衡表では雲を明確に上放れてきたほか、遅行スパンは実線を上回る、上方シグナルを継続している。週間形状では13週線を上回って終えており、+1σ(39817円)とのレンジでの推移となった。週足においても+1σを意識したトレンド形成が期待されてきそうだ。
【大引け概況】
31日の日経平均株価は3日続伸し、終値は前日比58円52銭高の3万9572円49銭だった。
本日のマーケット動画
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前日の米株式市場では、NYダウが168ドル高と反発。IBM<IBM>などが買われ、ナスダック指数も上昇した。これを受け、東京株式市場も値を上げてスタートした。
値がさの半導体関連など人工知能(AI)関連銘柄の一角が買われた。2024年4〜12月期の決算発表シーズンを迎え、旺盛な個別株物色も投資家心理を支えた。もっとも週末前に持ち高調整や利益確定目的の売りが出やすく、下げに転じる場面もあった。
この日は週末と月末が重なったこともあり、様子見姿勢も強まるなか、やや方向感に欠ける展開となった。
後場に入り一時、160円超高まで上昇したが、引けにかけ上昇幅は縮小した。決算シーズンに入っていることから、好業績を発表した銘柄などが買われた。トランプ米大統領が30日に、2月からメキシコとカナダからの輸入品に25%の関税をかける方針を表明したことを警戒する動きがあったほか、今晩発表される米個人消費支出(PCE)物価指数などの結果も注視されていた。
週前半には中国のAI企業、DeepSeek(ディープシーク)が開発した低コストの生成AIによって、米国の巨大IT(情報技術)企業の優位性が脅かされるとの懸念が市場で急速に拡大。国内外でAI関連株が急落したが、きょうの東京市場では買い戻しの動きが優勢だった。市場では「安全保障やイデオロギーなどの問題もあって、ディープシークの生成AIが米企業の優位性を揺るがすとは考えづらい。影響は限定的にとどまるとみており、AI関連株の業績期待は続く」との声が聞かれた。
国内では24年4〜12月期の決算発表が本格化し、好業績銘柄への買いも日経平均を支えた。ITサービスが好調で、30日に25年3月期の連結業績予想を上方修正したNECや、24年12月期の連結純利益が最高益を更新した中外薬が大幅高となった。31日の日中に良好な内容の決算を発表した大和や商船三井が発表後に上げ幅を広げ、投資家心理の改善につながった。
ただ、トランプ米大統領の関税強化策への警戒感は強く、積極的な上値追いは限られた。トランプ氏はメキシコとカナダからの輸入品に対し、あす2月1日から25%の関税をかける可能性があるなどと表明した。外国為替市場で円相場が一時1ドル=153円台に上昇したことも相場の重荷だった。1月の日経平均は月間で前月末比322円05銭(0.80%)下げた。下落は2カ月ぶり。
国内では主要企業の決算発表がピークを迎える。これまで発表された国内企業の決算は概ね良好との受け止めが多く、幸先の良いスタートとなっていると言えるだろう。今後も通期計画の上方修正の動きが顕著になるなら相場の押し上げ要因につながろう。一方、米国では31日、昨年12月の米個人消費支出(PCE)物価指数統計が発表される。インフレ圧力の落ち着きが確認されるかどうかにも注目が集まるだろう。
東証株価指数(TOPIX)は3日続伸した。終値は前日比6.73ポイント(0.24%)高の2788.66だった。JPXプライム150指数も3日続伸し、3.00ポイント(0.24%)高の1230.88で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で4兆6090億円、売買高は18億9969万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は606。値下がりは976、横ばいは58だった。
業種別株価指数(33業種)は証券・商品先物取引業、非鉄金属、海運業などの上昇率が大きかった。下落は、その他製品、ゴム製品、サービス業など。
個別銘柄では、第3四半期営業利益が市場予想を大幅に上振れたことでNECが急騰したほか、証券会社のポジティブなレポートも影響して中外製薬、野村総合研究所が買われた。
東京エレクトロンやレーザーテックが高く、フジクラやソフトバンクグループ、日立、TOTOが堅調。三菱重工業やIHI、川崎重工業が値を上げた。三菱UFJフィナンシャル・グループやファーストリテイリングもしっかり。好決算を発表したNECや中外製薬、住友ファーマなどが買われた。
後場は決算が材料視されて大和証券グループ本社、コマツ、商船三井などが上昇した。
半面、証券会社のネガティブなレポートなどが影響して日野自動車が売られたほか、東武鉄道、小田急電鉄、京王電鉄、京成電鉄など私鉄株が総じて下落。アドバンテストやディスコが安く、任天堂やキヤノン、ディー・エヌ・エーが軟調。TDK、富士電機、第一三共、東京電力ホールディングス、テルモ、住友不動産、シャープ、ヤマトホールディングス、ブリヂストンが安く、フジ・メディア・ホールディングスが売られた。後場は決算がネガティブ視されてデンソーが下落した。
東証スタンダード市場はトランプ米大統領の政策が不透明で、投資家の様子見姿勢につながった。
スタンダードTOP20は続伸。出来高は3億5935万株。
値上がり銘柄数788、値下がり銘柄数621と、値上がりが優勢だった。
個別では、三晃金属工業、テクニスコ、ウインテスト、ジーエフシーがストップ高。巴コーポレーション、弘電社、構造計画研究所ホールディングス、ブルボン、クシムなど28銘柄は昨年来高値を更新。イチカワ、サノヤスホールディングス、KIMOTO、北野建設、住信SBIネット銀行が買われた。
一方、ウエストホールディングス、オルトプラス、チタン工業、and factory、タカショーなど8銘柄が昨年来安値を更新。東映アニメーション、大阪製鐵、エムケー精工、Speee、東邦レマックが売られた。
東証グロース市場は決算発表が本格化を迎えた大型株に資金が向かい小幅続落。東証グロース市場の売買代金上位には値下がり銘柄が多く並び指数を押し下げた。
ハイテク株を中心に堅調だった米株市場の流れを引き継ぎ、東京株式市場でも値がさの半導体関連株などが上昇。東証プライム市場銘柄の決算が本格化していることから、「物色の中心は大型株」となった。グロース250は昨年10月以来の高値圏となっており「上値は追うには材料が足りない」ことから、売りが優勢となった。
グロースCoreは小幅安。
東証グロース市場250指数は続落した。終値は前日比1.93ポイント(0.30%)安の650.67だった。
グロース市場ではカバーやGENDA、テラドローンが下落した。一方、エレメンツやボードルア、Aiロボは上昇した。
値上がり銘柄数223、値下がり銘柄数337と、値下がりが優勢だった。
個別ではビープラッツ、アイズ、コパ・コーポレーションがストップ高。Aiロボティクス、Terra Drone、ニフティライフスタイル、リビン・テクノロジーズ、サイバートラストなど6銘柄は昨年来高値を更新。夢展望、note、ACSL、キャンバス、Synspectiveが買われた。
一方、レナサイエンスがストップ安。グロースエクスパートナーズ、ユニフォームネクスト、フリークアウト・ホールディングスは昨年来安値を更新。THECOO、グローバルセキュリティエキスパート、Heartseed、ABEJA、ミクリードが売られた。
31日午前の日経平均株価は小幅に続伸し、午前終値は前日比26円40銭高の3万9540円37銭だった。
前日の米株式市場は、IBM<IBM>の決算などが好調だったことが好感され、NYダウは168ドル高と上昇した。
米東部時間30日夕に2024年10〜12月期決算を発表した米アップルの株価が時間外取引で上昇し、日本時間31日午前の取引で主要なハイテク株で構成する米ナスダック100指数の先物が堅調に推移していることも投資家心理を支えた。
米株式市場が上昇した流れを受け、日経平均株価も値を上げてスタート。一時130円を超える上昇となった。ただ、3万9600円を超えた水準では上値は重く、買い一巡後は伸び悩む展開となった。重工大手や電線株などが買われる一方で、銀行株などが軟調な値動きとなっている。
前日の米株式市場で主要3指数がそろって上昇した流れを引き継いだ。米ハイテク株の上昇が目立ったこともあり、きょうの東京市場でも値がさの半導体関連株の一角に買いが先行した。もっとも上値では利益確定売りが出て、小幅ながら一時下げに転じた。
国内でも24年4〜12月期決算発表が本格化し、決算が良好と受け止められたNECや中外薬に買いが向かい、日経平均を支えた。
ただ、週末前に持ち高調整や利益確定目的の売りが出やすく、日経平均は下げに転じる場面もあった。
トランプ米大統領は30日、メキシコとカナダからの輸入品にそれぞれ25%の関税をかけると改めて表明した。2月1日から実施する可能性があり、対応次第で税率が上がると示唆した。さらにトランプ氏は自身のSNSに新興国が取引通貨としてドルの代替を模索すれば100%の関税を課すと投稿。外国為替市場で円相場が1ドル=153円台に上昇するなど、円高・ドル安方向に振れたことも重荷だった。
自動車など輸出関連銘柄の上値は重い。後場の東京市場は、決算発表銘柄に関心が向かい、日経平均、TOPIXは小動き推移となる公算が大きい。取引時間には13時台に、日道路、関電工、第一三共、大阪製鉄、15時台に、さくら、住友ファーマ、TOTO、ガイシ、LIXIL、日立、ソシオネクスト、富士通、JR西、北海道電力などが決算発表を予定している。
東証株価指数(TOPIX)は小幅に反落した。前引けは1.07ポイント(0.04%)安の2780.86だった。JPXプライム150指数は小幅に続伸した。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆493億円、売買高は8億5516万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は424。値下がりは1146、横ばいは69だった。
業種別では、非鉄金属、電気機器、海運、金属製品、医薬品などが上昇した一方、不動産、精密機器、ゴム製品、陸運、サービスなどが下落した。
個別銘柄では、第3四半期営業利益が市場予想を大幅に上振れたことでNECが急騰したほか、証券会社のポジティブなレポートも影響して中外製薬、野村総合研究所が買われた。また、東京エレクトロン、レーザーテックなど半導体の一角も上昇。このほか、日立、フジクラや古河電気工業、TOTO、住友ファーマ、三菱重工業、IHIなどが買われた。
一方、証券会社のネガティブなレポートなどが影響して日野自動車が売られたほか、東武鉄道、小田急電鉄、京王電鉄、京成電鉄など私鉄株が総じて下落。ディスコやアドバンテストが安く、三菱UFJフィナンシャル・グループや三井住友フィナンシャルグループが軟調。フジ・メディア・ホールディングスが売られた。
このほか、テルモ、住友不動産、シャープ、ヤマトホールディングス、ブリヂストンなどが売られた。
東証スタンダード市場は好決算銘柄、材料銘柄に買いが入った。ただ、最近上昇していた銘柄には売りが出て、上値を抑えた。
スタンダードTOP20は続伸。出来高は2億1080万株。
値上がり銘柄数757、値下がり銘柄数583と、値上がりが優勢だった。
個別では三晃金属工業がストップ高。テクニスコは一時ストップ高と値を飛ばした。巴コーポレーション、弘電社、ブルボン、クシム、AIフュージョンキャピタルグループなど21銘柄は昨年来高値を更新。ウインテスト、サノヤスホールディングス、リミックスポイント、セブン工業、北野建設が買われた。
一方、ウエストホールディングス、チタン工業、and factory、タカショー、ウイルコホールディングスなど6銘柄が昨年来安値を更新。東映アニメーション、東邦レマック、エムケー精工、さくらケーシーエス、リベルタが売られた。
東証グロース市場は国内金利の上昇を受け、金利上昇時に相対的な割高感が意識されやすい新興銘柄は売りが優勢となった。
グロースCoreは軟調。
東証グロース市場250指数は続落した。前引けは前日比2.56ポイント(0.39%)安の650.04だった。グロース市場ではGENDAやテラドローン、フルッタが下落した。一方、noteやSyns、ボードルアは上昇した。
値上がり銘柄数205、値下がり銘柄数346と、値下がりが優勢だった。
個別ではアイズがストップ高。コパ・コーポレーションは一時ストップ高と値を飛ばした。Terra Drone、ニフティライフスタイル、リビン・テクノロジーズ、日本スキー場開発は昨年来高値を更新。夢展望、ACSL、マーキュリー、エコナビスタ、ジェノバが買われた。
一方、ユニフォームネクストが昨年来安値を更新。レナサイエンス、グローバルセキュリティエキスパート、令和アカウンティング・ホールディングス、ABEJA、THECOOが売られた。
【寄り付き概況】
31日の日経平均株価は続伸で始まった。始値は前日比60円41銭高の3万9574円38銭。
前日の米株式市場は、NYダウは168ドル高と上昇した。IBM<IBM>の決算が好調だったことなどが好感された。米株式市場が上昇した流れを受け、日経平均株価も値を上げてスタートした。為替は1ドル=154円10銭前後と前日夕方に比べやや円高で推移している。
東証株価指数(TOPIX)は小幅に反落している。
個別では、中外薬が高い。フジクラやレーザーテク、日立が上昇した。一方、テルモやキヤノンが安い。OLCやソニーGが下落した。
「今年初めて西向く」
「SOX指数は2.29%高」
木曜のNY株式市場で主要3指数は揃って反発。
マイクロソフトの業績見通しが失望を誘う一方、テスラの強気のコメントが支援材料との解釈。
トランプ大統領がメキシコとカナダからの輸入品に25%の関税を課すと改めて表明。
一時軟調となったが持ち返した。
テスラが2.9%高。
メタが1.6%上昇。
第4四半期の利益が市場予想を上回ったIBMが13%高。
同社として1999年以来の上昇率を記録した。
マイクロソフトは6.2%下落。
物流大手UPSが14.1%下落。
引け後に決算を発表したアップルは時間外取引で約1%下落。
iPhone販売と中国での売上高が低調だった。
STOXX欧州600種指数は最高値を更新
2024年第4四半期の実質GDP速報値は年率換算で前期比2.3%増。
前四半期の3.1%増から減速。
市場予想の2.6%増を下回った。
ただ、経済の3分の2以上を占める個人消費は4.2%増。
伸びは前四半期の3.7%から加速し23年第1四半期以来の高い伸びとなった。
2024年通年の成長率は2.8%。
2023年は2.9%だった。
12月の中古住宅販売仮契約指数は前月比5.5%低下の74.2。
4カ月連続の上昇が止まった。
市場予想は横ばい。
11月は1.6%上昇していた。
前年同月比では5.0%低下。
週間新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週比1万6000件減の20万7000件。
市場予想は22万件だった。
週間継続受給件数は4万2000件減の185万8000件。
10年国債利回りは4.520%。
一時、12月20日以来の最低水準である4.486%まで低下した。
5年債利回りは4.323%
2年国債利回りは4.213%。
ECBは主要政策金利の0.25%引き下げを決定。
利下げは4会合連続で、昨年6月以降で5回目。
一段の金融緩和の可能性を排除しなかった。
FRBの次の米利下げは6月の可能性が最も高いとの観測。
年末までに0.25%の利下げが2回行われると予想している。
ドル円は155円台前半。
WTI原油先物3月限は0.11ドル(0.15%)高の1バレル=72.73ドル。
ビットコインは1.32%高の10万5138.31ドル。
イーサリアムは3.23%高の3241.76ドル。
SKEW指数は163,64?157.43?156.70。
恐怖と欲望指数は45?48
10月18日の75がピーク(2023年10月5日が20)。
木曜のNYダウは168ドル(0.38%)高の44882ドルと反発。
高値45008ドル、安値44548ドル。
サイコロは9勝3敗。
騰落レシオは125.47(前日120.62)。
NASDAQは49ポイント(0.25%)高の19681ポイントと反発。
高値19785ポイント、安値19483ポイント。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは104.88(前日101.60)。
S&P500は31ポイント(0.53%)高の6071ポイントと反発。
高値6086ポイント、安値6027ポイント。
サイコロは8勝4敗。
騰落レシオは130.58(前日124.96)。
木曜のダウ輸送株指数は146ポイント(0.88%)安の16511ポイントと3日続落。
SOX指数は112ポイント(2.29%)高の5030ポイントと3日続伸。
VIX指数は15.84(前日16.56)。
NYSEの売買高は11.51億株(前日9.72億株)。
3市場の合算売買高は137.9億株(前日130億株、過去20日平均154億株)。
木曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比165円高の39585円。
ドル建ては大証日中比210円高の39630円。
ドル円は154.30円。
10年国債利回りは4.520%。
2年国債利回りは4.213%。
「週足陽線基準は39565円。月足陽線基準は39307円」
木曜の日経平均は寄り付き112円安。
終値は99円(△0.23%)高の39513円と続伸。
3日続落で950円安、戻りは496円。
高値39600円。
安値39221円。
日足は2日連続で陽線。
22日の39238円?39332円のマドは埋めた。
28日は39520円?39448円にマド。
日経平均は2日連続で一目均衡の雲の上。
上限は39085円。
下限は38984円。
TOPIXは6.34ポイント(△0.23%)高の2781ポイントと続伸。
25日線(2739ポイント)を7日連続で上回った。
75日線(2716ポイント)を9日連続で上回った。
200日線(2714ポイント)を8日連続で上回った。
3日連続で日足陽線。
TOPIXコア30指数は続伸。
プライム市場指数は3.29ポイント(△0.23%)高の1431.85ポイントと続伸。
東証グロース250指数は3.39ポイント(▲0.52%)安の652.60と3日ぶりに反落。
25日移動平均線からの乖離は△2.49%(前日△3.16%)。
プライム市場の売買代金は4兆4965億円(前日4兆5188億円)。
売買高は17.59億株(前日17.16億株)。
値上がり1093銘柄(前日856銘柄)。
値下がり492銘柄(前日742銘柄)。
新高値54銘柄(前日61銘柄)。
新安値9銘柄(前日1銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは109.97(前日105.58)。
東証グロース市場の騰落レシオは99.96(前日96.63)。
NTレシオは14.20倍(前日14.20倍)。
サイコロは7勝5敗で58.33%。
TOPIXは8勝4敗で66.66%。
東証グロース市場指数は5勝7敗で41.66%。
上向きの25日線(39314円)から△0.51%(前日△0.33%)。
2日連続で上回った。
上向きの75日線は39038円。
2日連続で上回った。
上向きの200日線(38640円)から△2.26%(前日△2.01%)。
9日連続で上回った。
下向きの5日線は39488円。
4日ぶりに上回った。
13週線は39166円。
26週線は38576円。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲17.677%(前日▲17.481%)。
買い方▲5.313%(前日▲5.514%)。
東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲8.698%(前日▲9.230%)。
買い方▲15.426%(前日▲15.310%)。
空売り比率は42.0%(前日40.1%、2日連続で40%超)。
空売り規制なしの銘柄の比率は7.8%(前日8.6%)。
12月26日、10月24日が14.4%、9月13日が16.4%だった。
日経VIは21.00(前日21.93)。
日経平均採用銘柄のPERは16.05倍(前日16.04倍)。
前期基準では16.47倍。
EPSは2461円(前日2457円)。
直近ピークは10月15日2514円、3月4日2387円。
直近ボトムは11月14日2425円。
225のPBRは1.46倍(前日1.46倍)。
BPSは27964円(前日26996円)。
日経平均の予想益回りは6.23%。
予想配当り利回りは1.98%。
指数ベースではPERは20.72倍(前日20.84倍)。
EPSは1907円(前日1891円)。
PBRは2.02倍(前日2.01倍)。
BPSは19561円(前日19609円)。
10年国債利回りは1.210%(前日1.190%)。
プライム市場の予想PERは15.72倍。
前期基準では16.39倍。
PBRは1.38倍。
プライム市場の予想益回りは6.35%。
配当利回り加重平均は2.32%。
東証プライムのEPSは173.43(前日173.14)。
12月161.79。
2024年2月が174.18。
2024年1月が175.24。
2023年10月が177.72。
2022年4月が118.12。
大商い株専有率(先導株比率)は35.0%(前日36.0%)。
12月19日が48.3%だった。
プライム市場の単純平均は8円高の2726円(前日は2718円)。
プライム市場の売買単価は2556円(前日2832円)。
プライム市場の時価総額964兆円(前日956兆円)。
ドル建て日経平均は255.60(前日253.88)と続伸。
木曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比165円高の39585円。
高値39710円、安値39220円。
大証夜間取引終値は日中比160円高の39580円。
気学では金曜は「高日柄にして押し目買いの日なれど飛付き警戒」。
月曜は「突っ込んだら買え」。
火曜は「押し込むと戻す日。悪目買い方針良し」。
水曜は「一方に偏って動く日」。
木曜は「安日柄なれど前日来安き時は小底入れする」。
金曜は「安日柄にして後場急落すること多し」。
ボリンジャーのプラス1σが39847円。
プラス2σが40380円。
プラス3σが40913円。
マイナス1σが38781円。
マイナス2σが38248円。
週足のボリンジャーのプラス1σが39810円。
プラス2σが40453円。
プラス3σが41097円。
マイナス1σが38522円。
マイナス2σが37878円。
半値戻しは36841円。
9月配当権利落ち前は38925円。
日経平均株価の9月月中平均は37162円。
TOPIXの9月月中平均は2627ポイント。
中国は春節(?2月4日)。
アノマリー的には「不成就日」かつ「一粒万倍日」。
週足陽線基準は39565円。
月足陽線基準は39307円。
《今日のポイント1月31日》
(1)木曜のNY株式市場で主要3指数は揃って反発。
マイクロソフトの業績見通しが失望を誘う一方、テスラの強気のコメントが支援材料との解釈。
10年国債利回りは4.520%。
一時、12月20日以来の最低水準である4.486%まで低下した。
5年債利回りは4.323%
2年国債利回りは4.213%。
ドル円は154円台前半。
SKEW指数は163,64?157.43?156.70。
恐怖と欲望指数は45?48
10月18日の75がピーク(2023年10月5日が20)。
(2)木曜のダウ輸送株指数は146ポイント(0.88%)安の16511ポイントと3日続落。
SOX指数は112ポイント(2.29%)高の5030ポイントと3日続伸。
VIX指数は15.84(前日16.56)。
NYSEの売買高は11.51億株(前日9.72億株)。
3市場の合算売買高は137.9億株(前日130億株、過去20日平均154億株)。
木曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比165円高の39585円。
(3)プライム市場の売買代金は4兆4965億円(前日4兆5188億円)。
売買高は17.59億株(前日17.16億株)。
値上がり1093銘柄(前日856銘柄)。
値下がり492銘柄(前日742銘柄)。
新高値54銘柄(前日61銘柄)。
新安値9銘柄(前日1銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは109.97(前日105.58)。
東証グロース市場の騰落レシオは99.96(前日96.63)。
NTレシオは14.20倍(前日14.20倍)。
サイコロは7勝5敗で58.33%。
(4)上向きの25日線(39314円)から△0.51%(前日△0.33%)。
2日連続で上回った。
上向きの75日線は39038円。
2日連続で上回った。
上向きの200日線(38640円)から△2.26%(前日△2.01%)。
9日連続で上回った。
下向きの5日線は39488円。
4日ぶりに上回った。
13週線は39166円。
26週線は38576円。
(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲17.677%(前日▲17.481%)。
買い方▲5.313%(前日▲5.514%)。
東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲8.698%(前日▲9.230%)。
買い方▲15.426%(前日▲15.310%)。
(6)空売り比率は42.0%(前日40.1%、2日連続で40%超)。
空売り規制なしの銘柄の比率は7.8%(前日8.6%)。
12月26日、10月24日が14.4%、9月13日が16.4%だった。
日経VIは21.00(前日21.93)。
(7)日経平均採用銘柄のPERは16.05倍(前日16.04倍)。
前期基準では16.47倍。
EPSは2461円(前日2457円)。
直近ピークは10月15日2514円、3月4日2387円。
直近ボトムは11月14日2425円。
225のPBRは1.46倍(前日1.46倍)。
BPSは27964円(前日26996円)。
日経平均の予想益回りは6.23%。
予想配当り利回りは1.98%。
指数ベースではPERは20.72倍(前日20.84倍)。
EPSは1907円(前日1891円)。
PBRは2.02倍(前日2.01倍)。
BPSは19561円(前日19609円)。
10年国債利回りは1.210%(前日1.190%)。
(8)プライム市場の単純平均は6円高の2709円(前日は2709円)。
プライム市場の時価総額962兆円(前日956兆円)。
ドル建て日経平均は253.88(前日250.57)と3日ぶりに反発。
(9)ボリンジャーのプラス1σが39847円。
プラス2σが40380円。
プラス3σが40913円。
マイナス1σが38781円。
マイナス2σが38248円。
週足のボリンジャーのプラス1σが39810円。
プラス2σが40453円。
プラス3σが41097円。
マイナス1σが38522円。
マイナス2σが37878円。
半値戻しは36841円。
9月配当権利落ち前は38925円。
日経平均株価の9月月中平均は37162円。
TOPIXの9月月中平均は2627ポイント。
中国は春節(?2月4日)。
アノマリー的には「不成就日」かつ「一粒万倍日」。
週足陽線基準は39565円。
月足陽線基準は39307円。
今年の曜日別勝敗(1月30日まで)
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月曜1勝2敗
火曜2勝2敗
水曜2勝2敗
木曜3勝1敗
金曜0勝3敗
1月第3週(1月20日?24日)の需給動向
海外投資家は現物3911億円買い越し(2週ぶりに買い越し)。
先物5389億円買い越し(4週ぶりに買い越し)。
合計9300億円買い越し(4週ぶりに買い越し)。
個人は現物4586億円売り越し(4週ぶりに売り越し)。
先物2905億円売り越し(4週ぶりに売り越し)。
合計7491億円売り越し(4週ぶりに売り越し)。
信託銀行は現物309億円売り越し(3週連続で売り越し)。
先物3467億円売り越し(2週ぶりに売り越し)。
合計3776億円売り越し(2週ぶりに売り越し)。
1月第3週(1月20日ー24日)の投資部門別売買代金。
個人が現物で2975億円売り越し(前週2356億円買い越し)。
信用で1611億円売り越し(前週2157億円買い越し)。
海外投資家が3911億円買い越し(前週46億円売り越し)。
自己売買が945億円売り越し(前週6143億円売り越し)。
信託銀行が309億円売り越し(前週1300億円売り越し)。
事業法人が1983億円買い越し(前週2056億円買い越し)。
3週連続で買い越し。
欧州株式が上昇を継続している。
ロンドンFTSE100種指数は8600ポイントの節目を超え最高値を更新。
ECBが中銀預金金利の0.25%引き下げを決めたことも追い風。
しかしそれだけが理由ではなかろう。
独DAX指数も年初から上昇を継続し、過去最高値を更新している。
景気の実態とはかけ離れた印象の欧州株。
足元はしょぼいが未来は明るいということだろうか。
欧州の最大の悩みはロシアとウクライナの問題。
これが片付くという読みが先行しているならばよい傾向ではある。
【2月】(6勝4敗:勝率60%)
突っ込みを買って吹き値で利食いすること。
2月 1日(土)米メキシコ・カナダに25%関税発動の可能性、上げの特異日、株高の日L
2月 3日(月)米ISM製造業景況感、3日新甫、株安の日
2月 4日(火)マネタリーベース、米JOLTS求人件数、製造業受注
2月 5日(水)毎月勤労統計、米ADP雇用レポート、ISM非製造業景況感、貿易収支、株安の日
2月 6日(木)都心オフィス空室率、一粒万倍日
2月 7日(金)家計調査、景気動向指数、米雇用統計、消費者信用残高、ミシガン大学消費者信頼感
2月 9日(日)中国消費者・生産者物価
2月10日(月)景気ウォッチャー調査
2月11日(火)建国記念の日で休場
2月12日(水)マネーストック、米消費者物価、財政収支、株高の日、満月(スノームーン)
2月13日(木)国内企業物価指数、米生産者物価、英GDP、一粒万倍日
2月14日(金)オプションSQ、米小売売上高、鉱工業生産、輸出入物価、ミュンヘン安全保障会議、
バレンタインデーは上げの特異日、変化日
2月17日(月)10−12月GDP速報値、第三次産業活動指数、プレジデントデーでNY休場
2月18日(火)首都圏マンション発売、NY連銀製造業景気指数、NAHB住宅価格、対米証券投資、
独ZEW景況感、株高の日L、一粒万倍日
2月19日(水)機械受注、貿易統計、訪日外客数、スマートエネルギーWEEK(?21日東京ビッグサイト)、
住宅着工件数、建設許可件数、NY連銀ビジネスリーダーサーベイ
2月20日(木)米フィラデルフィア連銀製造業景況感、変化日
2月21日(金)消費者物価、米S&Pグローバル製造業PMI、中古住宅販売、2月最弱の日
2月23日(日)ドイツ連邦議会選挙
2月24日(月)天皇誕生日の振り替え休日で休場、独IFO景況感
2月24日(月)企業向けサービス価格指数、不成就日、全惑星順行(?3月1日)
2月25日(火)米新築住宅販売、大幅高の日、3連休明け株高アノマリー、一粒万倍日
2月26日(水)米S&PCS住宅価格、FHFA住宅価格、CB消費者信頼感、
G20財務相・中央銀行総裁会議(?27日、南アフリカ)変化日
2月27日(木)米耐久財受注、米GDP改定値、中古住宅販売仮契約
2月28日(金)東京都区部消費者物価、鉱工業生産、商業動態統計、米個人所得
カプコンが「モンスターハンター」の新作発売
MSCI日本指数パッシブ売買インパクト、ラマダン入り(?3月29日)、新月
午後は福岡へ。
今年初の西向き。
月曜は広島で西づくし。
良い週末を。
◇━━━ カタリスト━━━◇
ポエック(9264)・・・動兆
水処理機器販売から出発し、動力、防災関連等へと拡大。
技術サービス営業が強み。全国展開
(兜町カタリスト櫻井)
[株価材料]
■ソフトバンクG<9984>
オープンAIへ3.8兆円追加出資協議
■フジHD<4676>
CM233億円下振れ 今期、単体で初の最終赤字
■TikTok、タイにデータセンター 5800億円投資
■キヤノン<7751>
医療機器で減損 1651億円、前期純利益40%減
■武田薬品<4502>
今期の純利益、500億円上振れ 自社株買い最大1000億円
■中外製薬<4519>
前期純利益19%増 肥満症薬 米政策に警戒感
■双日<2768>
豪インフラ会社を買収 450億円 海外事業で知見蓄積
■東京電力HD<9501>
純利益31%減 4-12月 資源価格が影響
■楽天グループ<4755.T>
楽天証券の上場方針撤回 みずほと金融連携強化
■トランスコスモス<9715>
AI活用コールセンターシステムを外販
■NEC<6701>
一転最終増益 今期、IT・防衛向け好調
■富士電機<6504>
最高益554億円 4〜12月最終、電源システム伸び
■NRI<4307>
純利益上振れ 今期16%増、年間配当も積み増し
■積水化学工業<4204>
純利益が最高 今期上振れ
■野村不動産HD<3231>
配当上積み 今期、純利益見通しも上げ
■東映アニメ<4816>
純利益最高 ワンピースなど海外飛躍 4-12月16%増
■OLC<4661>
純利益4%減 新エリアで減価償却費増 4-12月
■NEDOとKDDI<9433>
ローン3機の同時運航成功 夜間3拠点で目視外
■セブン&アイ<3382>
創業家側がタイ財閥大手に大規模出資を要請
31日の東京株式市場は、上値の重い展開か。
日経平均予想レンジは、3万9300円-3万9700円を想定。(30日終値3万9513円97銭)
米国株は上昇。ダウ平均は168ドル高の44882ドルで取引を終えた。現地30日の米国株式が上昇した動きを受け、朝方は買い先行スタートとなりそう。
ただ、買い手がかり材料に乏しいなか、週末要因もあり戻り待ちの売りに上値を抑えられる場面も想定される。
為替相場は、ドル・円が1ドル=154円台の前半(30日は154円53-55銭)、ユーロ・円が1ユーロ=160円台の前半(同161円13-17銭)と円高方向に振れていることも重しとして意識されそう。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、30日の大阪取引所清算値比165円高の3万9585円だった。
【好材料銘柄】
■ユアテック <1934>
今期経常を25%上方修正、配当も17円増額。
■ブルボン <2208>
今期経常を26%上方修正・最高益予想を上乗せ。
■綿半ホールディングス <3199>
10-12月期(3Q)経常は17%増益、今期配当を5円増額修正。また、発行済み株式数(自社株を除く)の3.00%にあたる60万株(金額で9億7800万円)を上限に、1月31日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。
■M&Aキャピタルパートナーズ <6080>
10-12月期(1Q)経常は5.7倍増益で着地、今期配当を11.84円増額修正。
■NEC <6701>
今期最終を10%上方修正・最高益予想を上乗せ。また、3月31日現在の株主を対象に1→5の株式分割を実施。
■アンリツ <6754>
4-12月期(3Q累計)最終が25%増益で着地・10-12月期も2.3倍増益。また、発行済み株式数(自社株を除く)の3.8%にあたる500万株(金額で50億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は1月31日から4月30日まで。
■リオン <6823>
10-12月期(3Q)経常は42%増益、今期配当を15円増額修正。
■サノヤスホールディングス <7022>
今期経常を33%上方修正。
■エクセディ <7278>
今期最終を15%上方修正、配当も50円増額。
■ジーエフシー <7559>
MBO(経営陣が参加する買収)による株式の非公開化を目指す。西村公一社長が代表を務めるQuartzがTOB(株式公開買い付け)を実施する。TOB価格は1株2020円で30日終値を44.9%上回る水準。買い付け期間は1月31日から3月17日まで。
■KIMOTO <7908>
4-12月期(3Q累計)経常は7.5倍増益・通期計画を超過。また、発行済み株式数(自社株を除く)の3.03%にあたる140万株(金額で3億9620万円)を上限に、1月31日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。
■TREホールディングス <9247>
今期経常を72%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も5円増額。また、発行済み株式数(自社株を除く)の3.95%にあたる200万株(金額で30億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は1月31日から7月31日まで。
■キムラユニティー <9368>
10-12月期(3Q)経常は12%増益、今期配当を3円増額修正。また、3月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。
【主な経済指標・スケジュール】
31(金)
【国内】
12月失業率(8:30)
12月有効求人倍率(8:30)
1月東京都区部消費者物価指数(CPI)(8:30)
12月鉱工業生産(8:50)
12月商業動態統計(8:50)
2年国債入札
《決算発表》
日立、キーエンス、第一三共、デンソー、富士通、コマツ、豊田織機、TDK、三住トラスト、りそなHD、コナミG、塩野義、関西電、商船三井、東ガス、大和証G、ZOZO、レーザーテク、アイシン、JR西日本、MonotaRO、大東建、東洋水産、スクリン、エプソン、三和HD、SCSK
【海外】
米12月個人消費支出(22:30)
《米決算発表》
アッヴィ、エクソン・モービル、シェブロン、フィリプス66、コルゲート・パルモリブ、フランクリン・リソーシズ、チャーター・コミュニケーションズ、エーオン
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
01月30日 NY株/欧州株概況
![](http://cm.ilogos.co.jp/cmimage/UxaGdAR4/bAzaCQRh/grgrgr.jpg) |
【市況】ダウ反発168ドル高、好決算が支え 関税懸念は重荷 |
・・・続き
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30日のNYダウ工業株30種平均は反発し、前日比168ドル61セント(0.37%)高の4万4882ドル13セントで終えた。一部の主力株に決算を好感した買いが集まり、指数を押し上げた。もっとも、トランプ米大統領による関税引き上げへの懸念は株価の重荷となり、主力株への売りを誘った。
景気の底堅さを示す統計を受けて買い注文が優勢となった。昨年10~12月期の実質GDP(国内総生産)速報値は年率換算で前期比2.3%増と、伸び率は前期(3.1%)から縮小したものの、個人消費が好調で、11四半期連続のプラス成長となった。また、新規失業保険申請件数も25日までの1週間で前週比1万6000件減の20万7000件と、低水準にとどまった。
パウエルFRB議長は29日の米連邦公開市場委員会(FOMC)後の記者会見で追加利下げに慎重な見方を示していた。
29、30日に発表された米企業の四半期決算はまちまちの内容だった。メタは1.6%高。昨年10〜12月期の売上高と純利益が四半期として過去最高を記録した。IBMは約13%上昇。1株当たりの利益が市場予想を上回った。
メタは決算説明会で、AI関連投資を重視する方針を改めて示した。中国のAI企業であるDeepSeek(ディープシーク)が低コストの高性能AIを開発したことで投資が鈍るとの懸念が広がった後で、投資家心理の改善につながった面がある。ダウ平均は一時4万5008ドルと、昨年12月に付けた最高値(4万5014ドル)に迫る場面があった。
ダウ平均は取引終了前に急速に伸び悩む場面があった。トランプ米大統領がカナダとメキシコに対して25%の関税を課す考えを改めて示したとロイター通信が報じ、主力株に利益確定売りが広がった。物価上昇圧力が高まるとの見方から米長期金利が水準をやや切り上げたのも米株相場の重荷だった。
ダウ平均の構成銘柄ではボーイングやナイキも上昇した。半面、マイクロソフトの下げが目立った。前日夕発表の四半期決算で示した売上高見通しが市場予想に届かず、米株相場の重荷となった。キャタピラーやセールスフォース、アップルも売られた。
ナスダック総合株価指数は反発した。前日比49.426ポイント(0.25%)高の1万9681.749で終えた。ブロードコムやアルファベットが上昇した。
【シカゴ日本株先物概況】
30日のシカゴ日経平均先物は上昇した。3月物は前日比315円高の3万9585円で終えた。この日は日米株式相場がともに上昇し、シカゴ市場の日経平均先物にも買いが優勢となった。
シカゴ日経225先物 (円建て)
39585 ( +165 )
シカゴ日経225先物 (ドル建て)
39630 ( +210 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
30日の英FTSE100種総合株価指数は4日続伸した。終値は前日比89.07ポイント(1.04%)高の8646.88と、5営業日ぶりに最高値を更新した。30日に2024年10〜12月期決算とあわせて増配と新たな自社株買い計画を示した英シェルが買われるなど、指数への寄与度が大きいエネルギー株が上昇した。
同日にロンドンの金現物価格が一時最高値をつけたことなどを背景に、資源株が上げた。英航空機エンジン大手ロールス・ロイス・ホールディングスといった資本財関連にも買いが優勢だった。一方でBTグループなど通信の一角が下げた。
FTSEの構成銘柄では、保険会社セント・ジェームズ・プレイスが10.87%高、通信大手エアテル・アフリカが9.02%高、産金大手エンデバー・マイニングが7.20%高と急伸。一方、ホテル大手ウィットブレッドは2.33%安、自動車保険のアドミラル・グループは1.71%安、通信大手BTは1.61%安と値を下げた。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
30日のドイツ株価指数(DAX)は3日続伸した。終値は前日比89.67ポイント(0.41%)高の2万1727.20と最高値を更新した。欧州中央銀行(ECB)が同日、利下げを発表した。同日発表のユーロ圏の経済指標がさえない内容だったのとあわせてECBの利下げが当面続くとの見方につながり、投資家心理が楽観に傾いた。
個別では、エネルギー大手シーメンス・エナジーが4.04%高、不動産大手ボノビアが3.13%高、化学品商社ブレンタークが3.04%高と買われた半面、半導体大手インフィニオン・テクノロジーズは3.31%安、ドイツ銀行は3.22%安、郵便・物流大手ドイツポストは1.98%安で終了した。
■フランス・パリ株価指数
フランスの株価指数CAC40は4営業日ぶりに反発し、前日比0.87%高の7941.64と24年6月上旬以来の高値で終えた。高級ブランドの仏ケリングなど消費関連や、欧州鉄鋼大手アルセロール・ミタルが上げた。他方、30日公表した24年10〜12月期の業績と25年1〜3月期の見通しが弱いと受けとめられたスイスの半導体大手STマイクロエレクトロニクスが大幅安となった。