【日経平均】
39016円87銭(▲548円93銭=1.39%)
--------------------------------------------
【TOPIX】
2756.90(▲1.17=0.04%)
--------------------------------------------
【グロース250】
647.71(△8.81=1.38%)
--------------------------------------------
【プライム売買高】19億7696万株(△1億8531万株)
--------------------------------------------
【売買代金】5兆0475億円(△5823億円)
--------------------------------------------
【値上がり銘柄数】1093(前日:1280)
【値下がり銘柄数】511(前日:324)
【新高値銘柄数】47(前日:41)
【新安値銘柄数】3(前日:1)
【25日騰落レシオ】102.84(前日:97.44)
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■本日のポイント
1.日経平均は3日続落、一時3万9000円台割れ
2.前日の米ハイテク株安でリスク回避の地合い
3.エヌビディアが記録的下げ、半導体株に波及
4.内需系の銘柄が強く、値上がりが3分2占める
5.売買代金は昨年12月20日以来となる5兆円台
日経平均は連日の大幅安。
きのうの続きといったような動きで、売買代金上位銘柄の多くが派手に下げた一方、プライム全体では値上がり銘柄が多かった。指数はさえないが、注目度の高い銘柄から資金が離散した結果、物色の裾野は広がっている。半導体株や電線株はAIに対する過度な警戒が和らいだ際には強烈な買い戻しが期待できそうでもあり、リスクオフというほどの弱さはなかった。
あすの引け後にはアドバンテストが3Q決算を発表予定。今年に入って10日に10430円まで上昇して上場来高値を更新した銘柄が、直近の下げで8100円台まで水準を切り下げている。決算発表を前にリスク回避で一段安となるのか、それとも決算期待から見直し買いが入るのか。あすの値動きは大きく注目されるだろう。
強く買われるようなら他の半導体株や電線株を刺激する可能性もある。
日経平均は取引時間中に3万9000円を割り込む場面があり、4万円は遠のいた。ただ、終値(3万9016円)は75日線(3万9029円、28日時点)に近い。この辺りで下げ止まることができれば、基調が上向く展開も期待できるだろう。
■上値・下値テクニカル・ポイント(28日現在)
39719.46 ボリンジャー:+1σ(26週)
39524.63 6日移動平均線
39273.19 25日移動平均線
39231.29 均衡表雲上限(日足)
39226.96 均衡表基準線(日足)
39178.39 均衡表転換線(週足)
39167.74 均衡表転換線(日足)
39128.08 13週移動平均線
39029.66 75日移動平均線
39016.87 ★日経平均株価28日終値
38984.77 均衡表雲下限(日足)
38732.42 ボリンジャー:-1σ(25日)
38639.40 200日移動平均線
38557.01 26週移動平均線
38491.34 ボリンジャー:-1σ(13週)
38191.66 ボリンジャー:-2σ(25日)
37913.92 新値三本足陰転値
37854.59 ボリンジャー:-2σ(13週)
37650.89 ボリンジャー:-3σ(25日)
37394.56 ボリンジャー:-1σ(26週)
37217.85 ボリンジャー:-3σ(13週)
36791.45 均衡表雲上限(週足)
マドを空けての下落となり、25日線、75日線を割り込んだ。一時38886.05円まで下げ幅を広げ、ボリンジャーバンドの-1σ(38732円)に接近する場面もみられた。-1σを割り込まなかったことで下げ渋る動きとなり、その後25日線を捉える動きもみられたが戻り切れず、結局は75日線水準での攻防となった。ローソク足は連日で大陰線を形成。下に残したヒゲはそれほど長くないことから、下へのトレンドは引き続き警戒されやすい。目先的には-1σのほか、200日線が位置する38639円が意識され、同水準を割り込んでくるようだと、-2σ(38191円)が射程に入る。また、一目均衡表では雲下限の攻防となり、踏ん張り処である。39000円水準に位置する雲下限が抵抗として機能してくると、調整が長期化する。
【大引け概況】
28日の日経平均株価は3日続落し、終値は前日比548円93銭安の3万9016円87銭だった。
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前日に続き主力ハイテク株への売り圧力が顕著だった。特に半導体セクターの軟調が際立ち、データセンター関連として買われた電線株も利食い急ぎの動きが表面化し日経平均を押し下げた。
前日の米国株市場では、中国の人工知能(AI)関連企業であるDeepSeek(ディープシーク)が開発した低コストのAI新モデルが、ハイスペックで高価なAI用半導体の需要を減退させるとの思惑から、エヌビディア<NVDA>などが記録的な下げに見舞われ、半導体セクター全般にも売りが広がった。ナスダック総合株価指数の下げも大きくなり、東京株式市場もリスク回避目的の売りがかさんだ。
アドテスバントが午後に11%あまり下落し、3カ月ぶりの安値を付けた。スクリンやディスコのほか、高効率のガス火力発電プラントを開発する三菱重などにも売りが膨らんだ。
フジクラや古河電などの電線株にも売りが優勢だった。半面、三菱UFJが連日で上場来高値を更新するなど、銀行や不動産など割安(バリュー)株に位置づけられる銘柄群には引き続き買いが活発だった。
トランプ米大統領は27日、外国製半導体チップや医薬品に近く関税を発動する方針を表明したと伝わった。鉄鋼と銅・アルミニウム製品にも関税を賦課すると述べた。全ての輸入品に課す一律関税については、2.5%より「大幅に高く」設定したい考えを示しており、米国での生産を促すのが狙いとみられる。市場関係者は「米国の要求を満たすには時間がかかる。関税政策を巡る先行き不透明感が日本株にはマイナスだ」と話していた。
一方、割安株に位置づけられる銘柄には前日に引き続き買いが集まり、全面的なリスクオフの展開は避けられた。みずほFGや三井住友FGなどの銀行株がそろって昨年来高値を付けた。住友不が後場一段高となったほか、東建物も上昇するなど不動産株への買いが目立った。京成や富士急などの鉄道株にも資金が向かったほか、新型ゲーム機への期待が高い任天堂は上場来高値を付けた。安価なディープシークの生成AIが普及した場合、米エヌビディア製の高性能なGPU(画像処理半導体)への需要が減少する可能性が高い。GPUが値下がりすれば買い手に当たる任天堂にとって調達コストが下がるとの期待から買いが入ったもようだ。
さて、東京株式市場はにわかに湧き出した米中のAI覇権逆転を織り込むなど指数では日経平均ばかりが下がる異様な展開となっている。トランプAI巨額投資発表で賑わった直後の中国高性能AI登場で、市場はまさに逆AI相場のごとくSB、電線株、半導体株が下げを主導している。つい昨日まで日経平均はザラバで4万円に乗せていたが本日は1000円も安い位置に。まさに波乱相場といえよう。
東証プライムの値下がり銘柄数は511にとどまり、値上がりは全体の6割に当たる1093、横ばいは37だった。
東証株価指数(TOPIX)は小幅に反落した。終値は1.17ポイント(0.04%)安の2756.90だった。JPXプライム150指数は3日続落し、4.56ポイント(0.37%)安の1216.82で終えた。東証プライムの売買代金は概算で5兆474億円、売買高は19億7696万株だった。
業種別株価指数(33業種)は非鉄金属、ガラス・土石製品、電気機器などが下落。上昇は銀行業、不動産業、陸運業など。
個別では、朝方にトランプ大統領が「防衛システムは全て米国製になるだろう」と発言したことも影響し、三菱重工、川崎重工、IHI、日本製鋼所など防衛関連が大幅安となったほか、売買代金首位のディスコが安く、同2位のアドバンテストが値下がり率でトップとなる急落をみせるなどアドバンテスト、ソフトバンクグループ(SBG)、東京エレクトロン、ソシオネクストなど半導体株が引き続き下落。また、フジクラ、古河電気工業、住友電気工業など電線株も弱い。このほか、NTTデータ、富士電機、レゾナックHD、日立などが売られた。
ファーストリテイリングも軟調。レゾナック・ホールディングスも下落したほか、メガチップスの下げも目を引く。
一方、三菱UFJフィナンシャル・グループ、三井住友フィナンシャルグループ、みずほフィナンシャルグループのメガバンク3銘柄が揃って物色人気。決算を材料に日立建機が買われたほか、証券会社によるポジティブなレポートなどが材料視されて三井不動産、住友不動産が上昇。任天堂も強調展開をみせた。また、オリエンタルランド、メルカリなどエンタメ系もしっかり。京成電鉄、ソニーグループ、安川電機、小田急電鉄、ZOZOなどが買われた。
このほか、武田薬品工業も頑強な値動きだった。LITALICO、ACCESSがストップ高に買われたほか、Appier Groupも急騰。ブレインパッドが買いを集めた。コーエーテクモホールディングスも上昇した。
東証スタンダード市場は中国企業の台頭により成長シナリオに不透明感が出た人工知能(AI)関連株に売られ一方、内需銘柄は買われた。
スタンダードTOP20は上昇。出来高2億8783万株。
値上がり銘柄数819、値下がり銘柄数550と、値上がりが優勢だった。
個別では守谷商会がストップ高。構造計画研究所ホールディングス、極楽湯ホールディングス、オリエンタルコンサルタンツホールディングス、リミックスポイント、モバイルファクトリーなど18銘柄は昨年来高値を更新。スパンクリートコーポレーション、カワセコンピュータサプライ、倉元製作所、ガーラ、ABホテルが買われた。
一方、ウエストホールディングス、MIC、オルトプラス、ピクセラ、タカショーが昨年来安値を更新。ReYuu Japan、日本電子材料、精工技研、santec Holdings、ギグワークスが売られた。
東証グロース市場は半導体関連に売りがかさんで日経平均株価が大きく下落するなか、内需銘柄が多い新興市場に消去法的な買いが向かった。指数は後場に強含む展開となった。
グロース250は反発。東証グロース市場250指数も反発した。終値は前日比8.81ポイント(1.38%)高の647.71だった。
グロース市場ではフリー、カバー、トライアルが上昇した。一方、アストロHD、ハートシードが下落した。
値上がり銘柄数366、値下がり銘柄数205と、値上がりが優勢だった。
個別ではシャノン、レナサイエンス、ABEJA、コパ・コーポレーションがストップ高。ソフトフロントホールディングス、Schoo、ライトワークス、サイバートラスト、識学など6銘柄は昨年来高値を更新。HOUSEI、ソラコム、Sapeet、データホライゾン、ロゴスホールディングスが買われた。
一方、グロースエクスパートナーズ、モンスターラボホールディングス、クックビズが昨年来安値を更新。リスキル、ヘリオス、総医研ホールディングス、クラスターテクノロジー、ENECHANGEが売られた。
27日午前の日経平均株価は続落し、午前終値は前日比225円65銭安の3万9340円15銭だった。
前日の米国株市場で半導体関連などを中心に売られ、ナスダック総合株価指数が急落したことを受けて、主力株にリスク回避の動きが続いた。ただ、日経平均はアドテストや東エレクなどの半導体関連に売りが膨らみ、一時600円以上の下落をみせたが、三菱UFJなどの銀行や三井不といった不動産に加え、任天堂やソニーGなど主力株の一角に買いが集まり、東証株価指数(TOPIX)は上昇した。一時、3万9000円を割り込んだ日経平均もTOPIXの上昇を受け、下げ幅を縮小する展開だった。
値上がり銘柄数は全体の7割以上を占めるという状況で、ハイテク株が一極集中的に売られたことを反映している。
中国の人工知能(AI)関連企業であるDeepSeek(ディープシーク)が開発した低コストで高性能な生成AIで米企業の優位性が揺らぐとの警戒から、27日の米株式市場では半導体大手エヌビディアなどが急落。トランプ米大統領は27日、外国製半導体チップなどに近く関税を適用する方針を明らかにしたと伝わったことも逆風となり、午前の東京市場ではアドテストは一時10%あまり下落し、1カ月半ぶりの安値を付けた。AIデータセンター向けの電線需要が拡大するとの思惑から買われていたフジクラは7%安、古河電は7%安となった。
一方、割安株に位置づけられる銘柄には前日に引き続き買いが向かった。三菱UFJは連日で上場来高値を更新し、みずほFGと三井住友FGは年初来高値を付けた。東建物や住友不などの不動産株への買いも目立った。朝方は売られたトヨタなどの自動車株の一角も上昇に転じた。市場では「半導体関連や電線株を売って銀行などの割安(バリュー)株に資金を移す動きがみられる」との指摘があった。
後場の東京株式市場は、弱い電線株と半導体株、防衛関連株が下げ幅を縮小できるかが注目されよう。トランプ大統領が、DeepSeekに対して前向きな発言を行ったこともあり、市場は落着きを取り戻す可能性はある。値がさ半導体株が下げ渋る展開となれば、後場の日経平均は切り返すかもしれない。
東証プライムの値下がり銘柄数は416にとどまり、値上がりは全体の7割に当たる1185、横ばいは39だった。
東証株価指数(TOPIX)は続伸した。前引けは12.43ポイント(0.45%)高の2770.50だった。JPXプライム150指数は反発し、3.80ポイント(0.31%)高の1225.18で前場を終えた。前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆7917億円、売買高は10億5866万株だった。
業種別では、非鉄金属、ガラス・土石、電気・ガス、石油・石炭、電気機器などが下落した一方、その他製品、不動産、銀行、空運、陸運などが上昇した。
個別では、朝方にトランプ大統領が「防衛システムは全て米国製になるだろう」と発言したことも影響し、三菱重工業、川崎重工業、IHI、日本製鋼所など防衛関連が大幅安となったほか、ディスコ、アドバンテスト、東京エレクトロン、ソシオネクストなど半導体製造装置関連が安くまた、フジクラ、古河電工、住友電工など電線株も弱い。ソフトバンクグループ(SBG)も下値を模索する展開。このほか、NTTデータ、富士電機、日立などが売られた。
一方、決算を材料に日立建機が買われたほか、証券会社によるポジティブなレポートなどが材料視されて三井不動産、住友不動産が上昇。三菱UFJフィナンシャル・グループ、三井住友フィナンシャルグループなどメガバンクが高く、オリエンタルランド、ディー・エヌ・エー、任天堂などエンタメ系もしっかり。このほか、京成電鉄、ニトリホールディングス、小田急電鉄、ZOZOなどが買われた。LITALICOはストップ高に買われた。
東証スタンダード市場角には個別材料銘柄に買いが入っておりスタンダードTOP20は続伸した。
出来高1億5476万株。
値上がり銘柄数801、値下がり銘柄数483と、値上がりが優勢だった。
個別ではReYuu Japanが一時ストップ高と値を飛ばした。構造計画研究所ホールディングス、オリエンタルコンサルタンツホールディングス、菱友システムズ、スパンクリートコーポレーション、ダイハツディーゼルなど12銘柄は昨年来高値を更新。カワセコンピュータサプライ、アツギ、グリーンズ、ヒビノ、ABホテルが買われた。
一方、ウエストホールディングス、MIC、オルトプラス、タカショーが昨年来安値を更新。精工技研、santec Holdings、日本電子材料、ギグワークス、インスペックが売られた。
東証グロース市場は前日の米ハイテク株安の流れで下げる場面もあったが、内需銘柄の多い新興市場には次第に買いが優勢になった。
グロースCoreは反発。東証グロース市場250指数は反発した。前引けは前日比5.79ポイント(0.91%)高の644.69だった。
グロース市場ではGENDA、トライアルが上昇した。一方、ヘリオス、アストロHDが下落した。
値上がり銘柄数336、値下がり銘柄数202と、値上がりが優勢だった。
個別ではソフトフロントホールディングス、ライトワークス、レナサイエンスが昨年来高値を更新。コパ・コーポレーション、シャノン、ナイル、ABEJA、HOUSEIが買われた。
一方、グロースエクスパートナーズ、モンスターラボホールディングスが昨年来安値を更新。ヘリオス、クラスターテクノロジー、セカンドサイトアナリティカ、総医研ホールディングス、リスキルが売られた。
「国内投資拡大のための官民連携フォーラム」
「S&P500が約1.5%下落して値上がり銘柄数が300超えたのは1957年以来初」。
週明けのNY株式市場で主要3指数はマチマチの展開。
中国の人工知能(AI)開発企業ディープシークが開発した高性能AIの台頭を警戒。
大手ハイテク企業の株価が軒並み大幅安となった。
S&P500株価指数はウエート上位銘柄の下げを受け1.45%安と大幅続落。
一方、東京市場同様、大幅下落は一部銘柄。
S&P500構成銘柄の値上がり数は300超。
S&P500が約1.5%下落する中、値上がり数が300超えた。
これはS&P500の構成銘柄が500となった1957年以降初めて。
ナスダック総合も急落。
ディープシークのAIアプリはアップルのアプリストアからのダウンロード数でチャットGPTを抜いた。
エヌビディアが17%急落・
フィラデルフィア半導体指数(SOX)は9.15%下落。
2020年3月以来の大幅な下落率。
マイクロソフトが2.1%、アルファベットが4.2%下落。
デル・テクノロジーズ、デジタル・リアルティはともに約8.7%の大幅安。
12月の新築一戸建て住宅販売戸数(季節調整済み)は年率換算で前月比3.6%増の69.8万戸。
市場予想は67.5万戸だった。
24年の新築住宅販売戸数の推計は68.3万戸。
23年比2.5%増となった。
12月の新築住宅の在庫は49.4万戸。
11月の48.8万戸から増加。
07年12月以来の高水準。
建設中の住宅在庫は約26.8万戸。
11月からわずかに減少。
一方、完成したのは11.8万戸と09年8月以来の高水準。
株価急落を受け、国債利回りは数週間ぶりの水準に低下。
今回のFOMCで金利据え置きを決定するとの見方が大勢。
10年国債利回りは4.534%。
5年債利回りは4.335%
2年国債利回りは4.199%。
ドル円は154円台半ば。
一時、昨年12月半ば以来の高値となる153.71円を付けた。
WTI原油先物3月限は1.49ドル(2.0%)安の73.17ドル。
ビットコインは4.38%安の10万0497.28ドル。
SKEW指数は179.32?173.16?168.55。
恐怖と欲望指数は48?39
10月18日の75がピーク(2023年10月5日が20)。
週明けのNYダウは289ドル(0.65%)高の44713ドルと反発。
高値44727ドル、安値44026ドル。
サイコロは9勝3敗。
騰落レシオは130.13(前日115.62)。
NASDAQは612ポイント(3.07%)安の19341ポイントと続落。
高値19514ポイント、安値19204ポイント。
サイコロは5勝7敗。
騰落レシオは104.83(前日100.28)。
S&P500は88ポイント(1.46%)安の6012ポイントと続落。
高値6017ポイント、安値5962ポイント。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは137.25(前日123.23)。
週明けのダウ輸送株指数は242ポイント(1.46%)高の16848ポイントと3日ぶりに反発。
SOX指数は488ポイント(9.15%)安の4853ポイントと続落。
VIX指数は17.90(前日14.85)。
NYSEの売買高は12.14億株(前日9.89億株)。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比420円安の39060円。
ドル建ては大証日中比355円安の39125円。
ドル円は154.49円。
10年国債利回りは4.534%。
2年国債利回りは4.199%。
「日経平均は安いが指標はチグハグ」
週末の日経平均は寄り付き196円高。
終値は366円(▲0.92%)安の39565円と2日続落。
高値40255円。
安値39520円。
日足は2日連続で陰線。
22日は39238円?39332円にマド。
日経平均は4日連続で一目均衡の雲の上。
上限は39231円。
下限は38954円。
アドバンテスト、SBG、東エレの3銘柄で合計540円ほどの下落寄与。
TOPIXは7.07ポイント(△0.26%)高の2758ポイントと反発。
25日線(2732ポイント)を4日連続で上回った。
75日線(2713ポイント)を6日連続で上回った。
200日線(2713ポイント)を5日連続で上回った。
2日連続で日足陰線。
TOPIXコア30指数は続落。
プライム市場指数は3.61ポイント(△0.25%)高の1419.51ポイントと反発。
東証グロース250指数は1.82ポイント(▲0.28%)安の638.90と反落。
25日移動平均線からの乖離は△0.68%(前日△0.97%)。
プライム市場の売買代金は4兆4651億円(前日4兆5001億円)。
売買高は17.91億株(前日18.66億株)。
値上がり1280銘柄(前日1044銘柄)。
値下がり324銘柄(前日516銘柄)。
新高値41銘柄(前日22銘柄)。
新安値1銘柄(前日3銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは97.44(前日91.15)。
東証グロース市場の騰落レシオは92.10(前日87.82)。
NTレシオは14.35倍(前日14.52倍)。
サイコロは5勝7敗で41.66%。
TOPIXは6勝6敗で50.00%。
東証グロース市場指数は4勝8敗で33.33%。
上向きの25日線(39287円)から△0.71%(前日△1.65%)。
4日連続で上回った。
上向きの75日線は39011円。
5日連続で上回った。
横ばいの200日線(38641円)から△2.39%(前日△3.34%)。
6日連続で上回った。
上向きの5日線は39626円。
6日ぶりに下回った。
13週線は39170円。
26週線は38578円。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲15.716%(前日▲16.325%)。
買い方▲5.865%(前日▲5.492%)。
東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲8.209%(前日▲7.562%)。
買い方▲16.851%(前日▲16.993%)。
空売り比率は39.7%(前日40.3%、3日ぶりに40%割れ)。
空売り規制なしの銘柄の比率は9.0%(前日9.0%)。
12月26日、10月24日が14.4%、9月13日が16.4%だった。
日経VIは22.21(前日19.99)。
日経平均採用銘柄のPERは15.96倍(前日15.92倍)。
前期基準では16.37倍。
EPSは2479円(前日2508円)。
直近ピークは10月15日2514円、3月4日2387円。
直近ボトムは11月14日2425円。
225のPBRは1.45倍(前日1.45倍)。
BPSは27266円(前日27539円)。
日経平均の予想益回りは6.27%。
予想配当り利回りは1.96%。
指数ベースではPERは20.93倍(前日21.09倍)。
EPSは1890円(前日1893円)。
PBRは2.02倍(前日2.04倍)。
BPSは19587円(前日19574円)。
10年国債利回りは1.215%(前日1.225%)。
プライム市場の予想PERは15.60倍。
前期基準では16.25倍。
PBRは1.37倍。
プライム市場の予想益回りは6.40%。
配当利回り加重平均は2.34%。
東証プライムのEPSは173.26(前日173.19)。
12月161.79。
2024年2月が174.18。
2024年1月が175.24。
2023年10月が177.72。
2022年4月が118.12。
大商い株専有率(先導株比率)は37.5%(前日37.2%)。
12月19日が48.3%だった。
プライム市場の単純平均は9円高の2702円(前日は2693円)。
プライム市場の売買単価は2492円(前日2410円)。
プライム市場の時価総額は956兆円(前日954兆円)。
ドル建て日経平均は253.56(前日257.78)と9日ぶりに反落。
週明けシカゴ225先物円建ては大証日中比420円安の39060円。
高値40395円、安値38655円。
大証夜間取引終値は日中比430円安の39050円。
売買枚数は46314枚。
気学では火曜は「前日の仕成りに反して動く日」。
水曜は「不時の高下を見せる日」。
木曜は「目先の天底をつくる日」。
金曜は「高日柄にして押し目買いの日なれど飛付き警戒」。
ボリンジャーのプラス1σが39825円。
プラス2σが40364円。
プラス3σが40807円。
マイナス1σが38746円。
マイナス2σが38210円。
週足のボリンジャーのプラス1σが39816円。
プラス2σが40462円。
プラス3σが41108円。
マイナス1σが38524円。
マイナス2σが37232円。
半値戻しは36841円。
9月配当権利落ち前は38925円。
日経平均株価の9月月中平均は37162円。
TOPIXの9月月中平均は2627ポイント。
NYはFOMC(?29日)、中国は春節(?2月4日)。
水曜が「リーマンショック以降株高の日」
《今日のポイント1月28日》
(1)週明けのNY株式市場で主要3指数はマチマチの展開。
S&P500が約1.5%下落して値上がり銘柄数が300超えたのは1957年以来初
10年国債利回りは4.534%。
5年債利回りは4.335%
2年国債利回りは4.199%。
ドル円は154円台半ば。
SKEW指数は179.32?173.16?168.55。
恐怖と欲望指数は48?39
10月18日の75がピーク(2023年10月5日が20)。
(2)週明けのダウ輸送株指数は242ポイント(1.46%)高の16848ポイントと3日ぶりに反発。
SOX指数は488ポイント(9.15%)安の4853ポイントと続落。
VIX指数は17.90(前日14.85)。
NYSEの売買高は12.14億株(前日9.89億株)。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比420円安の39060円。
(3)プライム市場の売買代金は4兆4651億円(前日4兆5001億円)。
売買高は17.91億株(前日18.66億株)。
値上がり1280銘柄(前日1044銘柄)。
値下がり324銘柄(前日516銘柄)。
新高値41銘柄(前日22銘柄)。
新安値1銘柄(前日3銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは97.44(前日91.15)。
東証グロース市場の騰落レシオは92.10(前日87.82)。
NTレシオは14.35倍(前日14.52倍)。
サイコロは5勝7敗で41.66%。
(4)上向きの25日線(39287円)から△0.71%(前日△1.65%)。
4日連続で上回った。
上向きの75日線は39011円。
5日連続で上回った。
横ばいの200日線(38641円)から△2.39%(前日△3.34%)。
6日連続で上回った。
上向きの5日線は39626円。
6日ぶりに下回った。
13週線は39170円。
26週線は38578円。
(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲15.716%(前日▲16.325%)。
買い方▲5.865%(前日▲5.492%)。
東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲8.209%(前日▲7.562%)。
買い方▲16.851%(前日▲16.993%)。
(6)空売り比率は39.7%(前日40.3%、3日ぶりに40%割れ)。
空売り規制なしの銘柄の比率は9.0%(前日9.0%)。
12月26日、10月24日が14.4%、9月13日が16.4%だった。
日経VIは22.21(前日19.99)。
(7)日経平均採用銘柄のPERは15.96倍(前日15.92倍)。
前期基準では16.37倍。
EPSは2479円(前日2508円)。
直近ピークは10月15日2514円、3月4日2387円。
直近ボトムは11月14日2425円。
225のPBRは1.45倍(前日1.45倍)。
BPSは27266円(前日27539円)。
日経平均の予想益回りは6.27%。
予想配当り利回りは1.96%。
指数ベースではPERは20.93倍(前日21.09倍)。
EPSは1890円(前日1893円)。
PBRは2.02倍(前日2.04倍)。
BPSは19587円(前日19574円)。
10年国債利回りは1.215%(前日1.225%)。
(8)プライム市場の単純平均は9円高の2702円(前日は2693円)。
プライム市場の売買単価は2492円(前日2410円)。
プライム市場の時価総額は956兆円(前日954兆円)。
ドル建て日経平均は253.56(前日257.78)と9日ぶりに反落。
(9)ボリンジャーのプラス1σが39825円。
プラス2σが40364円。
プラス3σが40807円。
マイナス1σが38746円。
マイナス2σが38210円。
週足のボリンジャーのプラス1σが39816円。
プラス2σが40462円。
プラス3σが41108円。
マイナス1σが38524円。
マイナス2σが37232円。
半値戻しは36841円。
9月配当権利落ち前は38925円。
日経平均株価の9月月中平均は37162円。
TOPIXの9月月中平均は2627ポイント。
NYはFOMC(?29日)、中国は春節(?2月4日)。
水曜が「リーマンショック以降株高の日」
今年の曜日別勝敗(1月27日まで)
?
月曜1勝2敗
火曜2勝1敗
水曜1勝2敗
木曜2勝1敗
金曜0勝3敗
昨夕開催された「国内投資拡大のための官民連携フォーラム」。
昨年4月6日以来で石破首相は初出席。
(兜町カタリスト櫻井)
【寄り付き概況】
28日の日経平均株価は続落して始まった。始値は前日比165円78銭安の3万9400円02銭。
前日の米国株市場では半導体大手のエヌビディア<NVDA>が一時18%近い暴落をみせ昨年秋口の水準まで売り込まれるなど波乱展開となった。その他の半導体関連株も総売り状態となっている。ナスダック総合株価指数の下げも3%を超えており、東京市場ではこれを嫌気する形でリスクオフの流れが続いている。
ただ、外国為替市場ではドルが買い戻され、目先円安方向に押し戻されていることはポジティブに働く。半導体関連が売られる一方、内需株が下支え効果を発揮できるかが注目されるだろう。
東証株価指数(TOPIX)は反落している。
個別では、日東電やTDKが下落している。古河電や住友電などの電線株も売られている。一方、ファストリやKDDIのほか、ニトリHDや大塚HDは上昇している。
[株価材料]
■フジHD<4676>
フジテレビ港社長ら辞任
■中国AIアプリ、米で首位 「ディープシーク」波紋
■介護にスキマバイト活用 アプリで人手確保 厚労省、利用を後押し
■ゆうちょ銀行<7182>
と三井物産<8031> 中小支援の100億円ファンド
■ラピダス、先端半導体4月に試作へ
■三菱商事<8058>
脱炭素ファンドの投資拡大 29年10月までに25社
■青山商事<8219>
社長に遠藤氏 創業一族以外から初登用
■ヒューリック<3003>
蓄電参入 年内3カ所 34年までに1000億円投資
■ゴールドクレスト<8871>
ストラテジックキャピタルが司法手続き
■NTT<9432>
東大と次世代材料の窒化アルミニウム
■ファナック<6954>
純利益5%増 今期上振れ、工作機械向け装置復調
■日立建機<6305>
純利益上振れ 今期、豊田自動織機<6201>から補償金計上
■日東電工<6988>
純利益31%増 今期、自社株買い800億円
■九電工<1959>
脱「工事依存」へ不動産事業拡大 統括部署新設
■コーエーテクモHD<3635>
26%営業減益 4-12月
■OKI<6703>
宇宙新興の開発後押し 設計段階で熱解析
■東レ<3402>
医薬製造向け分離膜開発 ろ過性能2倍超に
■グリーン鉄使用車 補助増 EVなど最大5万円 経産省発表
28日の東京株式市場は、続落後も弱含みか。
日経平均株価の予想レンジは、3万9000円-3万9500円を想定。(27日終値3万9565円80銭)
米国株はまちまち。ダウ平均が上昇し、S&P500とナスダックが下落した。ダウ平均は289ドル高の44713ドルで取引を終えた。
現地27日の米国株式市場でAI(人工知能)関連銘柄が下落し、日本の半導体関連株への影響が大きいSOX(フィラデルフィア半導体株)指数も続急落しており、売り先行スタートが見込まれる。また、現地28日にはFOMC(米連邦公開市場委員会)の結果が発表されることから、内容を確認したいとして手控えムードが広がりそうだ。
為替相場は、ドル・円が1ドル=154円台の半ば(27日は155円86-89銭)、ユーロ・円が1ユーロ=162円台の前半(同162円98銭-163円02銭)と円高方向にあり、輸出関連銘柄には重し。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、27日の大阪取引所清算値比420円安の3万9060円だった。
【好材料銘柄】
■ゲンダイエージェンシー <2411>
今期経常を33%上方修正。
■日本興業 <5279>
4-12月期(3Q累計)経常が59%増益で着地・10-12月期も3.4倍増益。
■テクノホライゾン <6629>
4-12月期(3Q累計)経常が23%増益で着地・10-12月期は黒字浮上。
■ヒガシトゥエンティワン <9029>
4-12月期(3Q累計)経常が16%増益で着地・10-12月期も55%増益。
■Green Earth Institute <9212>
NEDOが公募したバイオものづくり革命推進事業「純国産木材バイオリファイナリーによる世界最高クラスの低炭素バイオエタノール生産プロセスの開発」の交付決定通知を受領。25年9月期業績予想には織り込み済み。
【主な経済指標・スケジュール】
28(火)
【国内】
12月企業向けサービス価格指数(8:50)
《決算発表》
日清粉G、日ガス、信越ポリ、帝国ホテル、未来工業、ダイハツデ、岩手銀、JFE-SI、極東証券、HSHD、FDK、SMK、高純度化、カノークス、ディーエムエス、東洋機械
【海外】
中国春節休み(~2/4)
米FOMC(~1/29)
米12月耐久財受注(22:30)
米11月住宅価格指数(23:00)
米11月ケース・シラー・住宅価格指数(23:00)
米1月CB消費者信頼感指数(24:00)
米7年国債入札
《米決算発表》
ボーイング、ゼネラル・モーターズ、シスコ、ロッキード・マーチン、インベスコ、キンバリー・クラーク、レイセオン・テクノロジーズ、ロイヤル・カリビアン・クルーズ、パッカー、シンクロニー・ファイナンシャル
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
01月27日 NY株/欧州株概況
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【市況】反発289ドル高、中国AI台頭でナスダック急落 |
・・・続き
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27日のNYダウ工業株30種平均は反発し、前週末比289ドル33セント高の4万4713ドル58セントで終えた。
中国の人工知能(AI)開発企業DeepSeek(ディープシーク)が手掛ける生成AIサービスの人気急上昇を受け、米競合が想定していたよりも低コストの半導体や少ないデータでAIを開発、運用できるのではないかとの観測が高まった。AI半導体をけん引するエヌビディアは17.0%安、AI事業に多額を投じているマイクロソフトなども大幅に下げた。
AI銘柄から資金が逃げ、ヘルスケアや一般消費財、生活必需品といったディフェンシブ銘柄に買いが入り、こうした業種の比重が高いダウ平均は値上がりした。逃避資金は債券買いにも向かい、米長期金利が低下。ドルは主要通貨に対し下落した。
これまでに米オープンAIの「GPT-4o」に相当するモデルを発表しているほか、20日には新モデルを発表した。27日にはアップルのアプリストアの無料アプリランキングで2位のチャットGPTを抑えて首位に立った。
ディープシークの台頭による競争激化が意識され、半導体関連やハイパースケーラー(大規模クラウド事業者)に売りが膨らんだ。
ただ、市場では「中国のAIを巡っては不確実な点が多く、これまで大きく上昇してきた関連銘柄への調整の売りが出たにすぎない」との声も聞かれた。
ディフェンシブ株や消費関連株の一角に買いが入り、相場の支えとなった。「トランプ米大統領が26日に南米コロンビアに対する関税引き上げの方針を撤回したことが追い風となった」との見方もあった。今週は米連邦公開市場委員会(FOMC)や大手ハイテク企業による決算発表があり、内容を見極めたい雰囲気もあった。
個別では、ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)やトラベラーズ、アムジェンが高かった。低コストモデルがAI事業に貢献するとの見方から、アップルも買われた。セールスフォースやウォルマート、ナイキにも買いが集まった。
ナスダック総合株価指数は大幅に続落した。前週末比612.467ポイント(3.06%)安の1万9341.834で終えた。一日の下落率は24年12月中旬以来の大きさとなった。ブロードコムが17.3%安と下げが目立った。アプライドマテリアルズやマイクロン・テクノロジー、パランティア・テクノロジーズも大幅安となった。
【シカゴ日本株先物概況】
27日のシカゴ日経平均先物は下落した。3月物は前営業日比1420円安の3万9060円で終えた。中国企業が開発した生成AI(人工知能)への警戒感から日米でハイテク株が下落しており、シカゴ市場の日経平均先物にも売りが優勢となった。
シカゴ日経225先物 (円建て)39060 ( -420 )
シカゴ日経225先物 (ドル建て)39125 ( -355 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
27日の英FTSE100種総合株価指数は横ばい圏となり、前週末比1.36ポイント(0.01%)高の8503.71で終えた。前週末の米国株安や、27日の取引での米株価指数先物の下落が投資家心理を冷やした。29日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控えて様子見の雰囲気もあり、相場の下値は堅かった。
FTSEの構成銘柄では、たばこ大手ブリティッシュ・アメリカン・タバコが4.72%高、医療機器のコンバテックが3.76%高、製薬大手GSKが3.35%高と相場をけん引。一方、豪資源大手BHPグループが英アングロ・アメリカンへの買収の再提案に消極的だと報じたのを材料に、鉱業大手アングロ・アメリカンは6.21%安、投資信託スコティッシュ・モーゲージ・インベストメント・トラストは5.15%安、資源大手グレンコアは3.70%安となった。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
27日のドイツ株価指数(DAX)は続落し、前週末比112.75ポイント(0.52%)安の2万1282.18で終えた。前週末の米半導体株安に続き、27日の取引でハイテク株で構成する米ナスダック100指数の先物が下げ幅を広げる場面があり、投資家が運用リスク回避の姿勢を強めた。半導体の独インフィニオンテクノロジーズなどハイテク関連の銘柄が下げた。
DAXはこのところ最高値圏で推移していたため、利益確定の売りも出やすかった。27日の米株式市場でダウ工業株30種平均など主要な株価指数が下げ幅を縮めると、DAXも下げ渋った。
個別では、AIインフラ向け電力製品を手掛けるエネルギー大手シーメンス・エナジーが19.95%安と急落し、総合電機大手シーメンスが3.38%安、半導体大手インフィニオン・テクノロジーズが1.88%安で続いた。半面、通販大手ザランドは3.67%高、化学品商社ブレンタークは3.45%高、香料大手シムライズも3.09%高と買われた。
■フランス・パリ株価指数
フランスの株価指数CAC40は10営業日ぶりに反落し、前週末比0.26%安で終えた。人工知能(AI)の関連銘柄としての側面があり、1月中ごろ以降に急速に株価水準が切り上がっていた電機大手の仏シュナイダー・エレクトリック株に売りが膨らんだ。仏エンジーなど電力関連の一角が下げた。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトンをはじめ消費関連の銘柄は買われた。