【日経平均】
39931円98銭(▲26円89銭=0.07%)
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【TOPIX】
2751.04(▲0.70=0.03%)
--------------------------------------------
【グロース250】
640.72(△15.99=2.56%)
--------------------------------------------
【プライム売買高】18億6669万株(▲610万株)
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【売買代金】4兆5001億円(▲1321億円)
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【値上がり銘柄数】1044(前日:639)
【値下がり銘柄数】516(前日:936)
【新高値銘柄数】22(前日:25)
【新安値銘柄数】3(前日:14)
【25日騰落レシオ】91.15(前日:86.43)
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■本日のポイント
1.日経平均は26円安と小幅に5日ぶり反落、後場に値を消す展開
2.前日のNYダウは4日続伸、S&P500指数は最高値を更新
3.日銀は0.25%の利上げを決定、為替は円高方向に振れる
4.ディスコが売られ、ニデックやソニーG、日立が値を下げる
5.トヨタや日産自、ホンダといった自動車株は軟調な値動きに
東京株式市場は米株高という支援材料が続いたものの日経平均は5日ぶりに小反落してしまった。注目の日銀の利上げは想定通り行われたが、発表と同時に本日の高値を付けてしまい、その後は目先筋の手じまいに押される結果に。
今週は、大幅高となった。
日経平均は20日から23日まで4日続伸。値幅の出る日も多く、この4営業日で1500円近く上昇した。
トランプ氏が第47代のアメリカ大統領に就任したが、就任式前の米国株に強い動きが見られたこと、市場で警戒された関税発動が就任初日では見送られたこと、トランプ新大統領がAI開発に巨額の投資を実施すると表明したことなどから、リスク選好ムードが高まった。
木曜までの貯金が大きく、週間では4桁の上昇。日経平均は週間では約1480円の上昇となり、週足では4週ぶりに陽線を形成した。
来週は堅調展開か。
イベントは28日〜29日のFOMCが注目されるが、今回は利下げ見送りが濃厚とみられている。トランプ新大統領から利下げを催促する発言が出てきている点は悩ましいが、織り込みも進んでおり波乱は少ないだろう。
日米で決算発表が多く、個別物色が盛り上がる時期に入ってくる。
中国が春節休場に入ることでインバウンド需要増への期待が高まりやすいことも日本株にはフォローの流れ。ある程度のボラティリティを許容しながら、好材料に強く反応して水準を切り上げると予想する。
■上値・下値テクニカル・ポイント(24日現在)
41149.27 ボリンジャー:+3σ(13週)
40966.07 ボリンジャー:+2σ(26週)
40892.67 ボリンジャー:+3σ(25日)
40450.85 ボリンジャー:+2σ(13週)
40356.03 ボリンジャー:+2σ(25日)
39931.98 ★日経平均株価24日終値
39819.40 ボリンジャー:+1σ(25日)
39752.42 ボリンジャー:+1σ(13週)
39701.79 ボリンジャー:+1σ(26週)
39319.84 6日移動平均線
39282.77 25日移動平均線
39226.96 均衡表基準線(日足)
39182.69 均衡表雲上限(日足)
39167.74 均衡表転換線(日足)
39147.08 均衡表雲上限(週足)
39099.93 均衡表転換線(週足)
39053.99 13週移動平均線
39011.06 75日移動平均線
38954.21 均衡表雲下限(日足)
38746.13 ボリンジャー:-1σ(25日)
38642.94 200日移動平均線
【大引け概況】
24日の日経平均株価は5営業日ぶりに反落し、終値は前日比26円89銭安の3万9931円98銭だった。
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前日の米株式市場では、NYダウが408ドル高と値を上げ、S&P500種株価指数は最高値を更新した。米国株が上昇した流れを受け、日経平均株価は4万円台に乗せてスタートした。ただ、昼休み時間中に日銀が金融政策決定会合で政策金利を0.25%から0.5%に引き上げることを発表すると、後場は荒い値動きとなった。結果発表後に国内債券市場では長期金利が上昇し、株式の割高感を意識した売りが次第に強まった。前日まで上昇していたソフトバンクグループ(SBG)やソニーGが下落し、指数の重荷となった。
後場の寄り付き後に、日経平均株価は一時320円近く上昇した。しかし、その後は為替が一時1ドル=155円00銭前後へ円高に振れたことも警戒され、日経平均株価は値を消す展開となった。結局、日経平均は小幅安で取引を終えた。
日銀の利上げは2024年7月会合以来で、政策金利は17年ぶりの水準となる。あわせて公表した「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」で、26年度までの物価見通しを24年10月の前回公表時から引き上げ、市場の一部では今後の利上げペースが速まるとの見方が浮上。債券市場で長期金利は一時、前日比0.020%高い1.235%まで上昇した。日米金利差の縮小観測から、外国為替市場で円買い・ドル売りの動きが強まり、トヨタなど自動車株が下落する展開だった。
ただ、追加利上げのペースについては市場の見方が分かれている。市場関係者は26年度の物価見通しの引き上げが小幅だったとして「利上げペースを速めるといったコミュニケーションではなく、先行きの利上げ方針について日銀のスタンスは変わらない」と話す。日銀の会合結果発表直後の外国為替市場では一時的に円安・ドル高の流れとなり、日経平均は強含む場面があった。
東京株式市場は米株高という支援材料が続いたものの日経平均は5日ぶりに小反落してしまった。注目の日銀の利上げは想定通り行われたが、発表と同時に本日の高値を付けてしまい、その後は目先筋の手じまいに押される結果に。来週以降は米株高や半導体株次第で動きが決まる外部頼みの相場が一段と強まりそう。また、日米で12月の四半期決算発表が本格化するため個別では活発に動きそうだ。
東証株価指数(TOPIX)は5営業日ぶりに反落した。終値は0.70ポイント(0.03%)安の2751.04だった。JPXプライム150指数も5営業日ぶりに反落し、1.23ポイント(0.10%)安の1222.20で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で4兆5000億円、売買高は18億6669万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は516。値上がりは1044、横ばいは81だった。
業種別株価指数(33業種)は石油・石炭製品、ガラス・土石製品、輸送用機器などが下落。その他製品、海運業、証券・商品先物取引業などが上昇した。
個別銘柄では、25年3月期見通しが市場予想に届かなかったことが嫌気されてディスコが大幅安となり、ソフトバンクグループ、東京エレクトロンが下落。ニデックやソニーグループが安く、日立製作所や三井住友フィナンシャルグループが値を下げた。トヨタ自動車やホンダ、日産自動車が下落した。ホンダ、日産自の持ち株会社に参画せずと報じられた三菱自も売り優勢となった。また、決算を発表したニデックも軟調。このほか、ソシオネクスト、富士電機、マツダ、ソニーグループ、ソフトバンクG、王子HDなどが売られた。
半面、三菱重工業やIHIが高く、レーザーテックやキーエンス、ファーストリテイリングが値を上げた。任天堂やディー・エヌ・エーが高い。三井不動産や楽天グループ、オリエンタルランドが上昇。フジ・メディア・ホールディングスが買われた。ディー・エヌ・エー、オリエンタルランド、東宝などエンタメ系が上昇し、任天堂は上場来高値を更新した。
このほか、住友ファーマ、住友化学、サッポロホールディングス、日揮ホールディングス、バンダイナムコHD、キッコーマン、カナデビア、オムロンなどが買われた。
東証スタンダード市場は個人の買いなどに支えられて幅広く値上がりする堅調な一日となった。
スタンダードTOP20は続伸。出来高3億2255万株。
値上がり銘柄数935、値下がり銘柄数441と、値上がりが優勢だった。
個別ではギグワークス、ReYuu Japanがストップ高。佐田建設、巴コーポレーション、オリエンタルコンサルタンツホールディングス、No.1、東海染工など21銘柄は昨年来高値を更新。リミックスポイント、スパンクリートコーポレーション、インスペック、ジーデップ・アドバンス、メタプラネットが買われた。
一方、and factory、タカショーが昨年来安値を更新。エイトレッド、ウエストホールディングス、東京ボード工業、アオイ電子、アマテイが売られた。
東証グロース市場はこのところ上昇が目立っていた東証プライムの大型株に比べて、直近で伸び悩んでいた新興株に出遅れ感に着目した物色が向かったほか、好材料が出た銘柄にも買いが入った。大引けにかけて一段高となった。
前日まで人工知能(AI)関連インフラへの投資拡大期待から大型ハイテク株に個人の買いが流出し、中小型株は総じてさえなかったが、24日はAI物色が一服したことで中小型株に個人の買いが戻った。前日まで下落していた銘柄には買いも入りやすかった。
関税などトランプ米政権の政策には依然不透明感がある上、引け後に植田和男日銀総裁の会見も控えていたためか、後場のプライム市場は動きが鈍かった。しかし、グロース市場銘柄など小型株は後場も比較的活発に取引され、グロース250はこの日の高値圏で終わった。「引き続き信用取引の評価損率は低水準で、個人は動きやすい」という。
グロースCoreは反発。東証グロース市場250指数は反発した。終値は前日比15.99ポイント(2.56%)高の640.72だった。
値上がり銘柄数440、値下がり銘柄数138と、値上がりが優勢だった。
個別では、レナサイエンスがストップ高。ENECHANGEは一時ストップ高と値を飛ばした。ソフトフロントホールディングス、Aiロボティクス、Schoo、グロービング、ライトワークスなど8銘柄は昨年来高値を更新。総医研ホールディングス、note、GENDA、Terra Drone、フィスコが買われた。
一方、TMH、Waqoo、バルミューダが昨年来安値を更新。デ・ウエスタン・セラピテクス研究所、日本ファルコム、トゥエンティーフォーセブン、Will Smart、クリングルファーマが売られた。
24日午前の日経平均株価は続伸し、午前終値は前日比233円98銭高の4万0192円85銭だった。
前日の米株式市場は、景気敏感株などを中心に買いが入りNYダウが408ドル高と値を上げ、S&P500種株価指数は最高値を更新した。米国株が上昇した流れを受け、日経平均株価は4万円台に乗せてスタート。幅広い業種に買いが入り、全体相場を押し上げた。
日経平均株価の上昇幅は一時300円に迫り、東証プライム市場の約85%の銘柄が上昇している。今日は日銀金融政策決定会合の結果が発表される。政策金利は現状の0.25%から0.5%に引き上げられるとの観測が有力となっている。為替相場は1ドル=156円10銭前後と前日夕方に比べやや円高で推移している。
トランプ米大統領は23日、米連邦準備理事会(FRB)に対し、利下げ要求に応じるよう促した。利下げを巡り、パウエルFRB議長と「適切な時」に協議する意向も示した。国内でもリクルートなど米経済の拡大の恩恵を受ける景気敏感株に買いが集まった。任天堂は連日で上場来高値を更新した。
半面、前日まで上昇していた半導体関連株は下げが目立った。23日に発表した2025年3月期通期の連結業績予想が市場予想を下回ったディスコは一時8%あまり下げた。東京エレクトロンやソフトバンクグループ(SBG)も下落した。
午後には日銀が金融政策決定会合の結果を公表する予定だ。日本経済新聞は23日夕に「日銀は24日に開く金融政策決定会合で、追加利上げを決める方向だ」と報じた。利上げは半年ぶりで、政策金利は現状の0.25%から0.5%となる見込みだ。政策金利は2008年10月以来、17年ぶりの高水準となる。正式発表まで様子見姿勢を決め込む市場参加者も多い。
市場の織り込み度合いが進んでいることから、日銀会合の結果発表によって、為替、先物市場が乱高下するような動きは回避されそうだ。
後場の東京株式市場は、植田日銀総裁の記者会見に対する様子見ムードが強まり、日経平均も小動きとなろう。
東証株価指数(TOPIX)は続伸した。前引けは17.16ポイント(0.62%)高の2768.90だった。JPXプライム150指数は続伸し、7.34ポイント(0.60%)高の1230.77で前場を終えた。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆1743億円、売買高は9億3342万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1407と全体の8割を超えた。値下がりは202、横ばいは32だった。
業種別では、不動産、証券・商品先物、電気・ガス、海運、その他製品などが上昇した一方、石油・石炭、非鉄金属、パルプ・紙の3セクターのみ下落した。
個別銘柄では、三菱重工業やIHIが高く、レーザーテックやアドバンテスト、任天堂が値を上げた。三井不動産、住友不動産、三菱地所など不動産株が買われたほか、フジ・メディア・ホールディングスが大幅高に買われた。ディー・エヌ・エー、オリエンタルランド、東宝などエンタメ系も上昇。のほか、住友ファーマ、住友化学、サッポロホールディングス、日揮ホールディングス、バンダイナムコHD、キッコーマンなどが買われた。
一方、25年3月期見通しが市場予想に届かなかったことが嫌気されてディスコが大幅安となったほか、ホンダ、日産自の持ち株会社に参画せずと報じられた三菱自も売り優勢となった。また、決算を発表したニデックも軟調。このほか、フジクラ、ソニーグループ、ソフトバンクグループ、王子HDなどが売られた。
東証スタンダード市場は前日の米国株式が上昇した流れを受けて買いが優勢となった。一方で前日まで急上昇していた人工知能(AI)関連銘柄には売りが目立った。
スタンダードTOP20は続伸。出来高1億7539万株。
値上がり銘柄数912、値下がり銘柄数399と、値上がりが優勢だった。
個別では、ギグワークスがストップ高。佐田建設、巴コーポレーション、オリエンタルコンサルタンツホールディングス、No.1、東海染工など17銘柄は昨年来高値を更新。リミックスポイント、エディア、巴川コーポレーション、ネクスグループ、インスペックが買われた。
一方、タカショーが昨年来安値を更新。エイトレッド、東京ボード工業、アオイ電子、ウエストホールディングス、fonfunが売られた。
東証グロース市場は前日の米株式相場の上昇を背景に24日の日経平均株価が堅調に推移するなか、新興株市場にも投資家心理の改善を映した買いが波及した。市場関係者は「新興株は東証プライムの大型株などと比べて出遅れており、買いが向かいやすかった面もある」とみていた。
日本経済新聞は23日夕に「日銀は24日に開く金融政策決定会合で、追加利上げを決める方向だ」と報じた。昼ごろには会合結果を公表するとみられるが、市場では事前の報道を通じて「日銀の追加利上げ実施がコンセンサスとなりつつある。日銀会合の動向を警戒していた投資家の見直し買いが入っている」との見方もあった。
グロースCoreは反発。
東証グロース市場250指数は反発した。前引けは前日比13.75ポイント(2.20%)高の638.48だった。
グロース市場ではタイミーやカバー、GENDAが上昇した。一方、DWTIやSTG、バンクオブイは下落した。
値上がり銘柄数449、値下がり銘柄数123と、値上がりが優勢だった。
個別ではレナサイエンスがストップ高。ソフトフロントホールディングス、Aiロボティクス、Schoo、グロービングなど5銘柄は昨年来高値を更新。総医研ホールディングス、フィスコ、note、GENDA、ジーネクストが買われた。
一方、TMH、Waqooが昨年来安値を更新。クリングルファーマ、デ・ウエスタン・セラピテクス研究所、STG、日本ファルコム、グラッドキューブが売られた。
【寄り付き概況】
24日の日経平均株価は続伸で始まった。始値は前日比101円62銭高の4万0060円49銭。
前日の米株式市場は、NYダウは408ドル高と上昇。景気敏感株などを中心に買いが入った。S&P500種指数は最高値を更新した。米国株が上昇した流れを受け、日経平均株価は4万円に乗せてスタートした。為替は1ドル=156円10銭前後と前日夕方に比べやや円高で推移している。
午後には日銀が金融政策決定会合の結果を公表するとみられる。日本経済新聞は23日夕に「日銀は24日に開く金融政策決定会合で、追加利上げを決める方向だ」と報じた。利上げは半年ぶりで、政策金利は現状の0.25%から0.5%となる見込み。政策金利は2008年10月以来、17年ぶりの高水準となる。市場では「追加利上げの報道が相次いでいただけに織り込みは進んでいたが、正式発表前にはやはり動きづらい」と様子見姿勢の市場参加者も多い。
東証株価指数(TOPIX)は続伸している。
個別では、NTTデータやテルモ、バンナムHDが上昇している。一方、東エレクやソニーGは下落している。23日に決算発表だったニデックも安い。
「銭ゲバ猛獣たちの縄張り争い」
「4日続伸でS&P500は終値ベースの過去最高値を更新」
木曜のNY株式市場で主要3指数は揃って4日続伸。
S&P500は終値ベースでの過去最高値を更新。
トランプ大統領がダヴォス会議にオンライン参加。
OPEC)に原油価格の引き下げを求め、中央銀行に金利引き下げを要求。
「米国で製品を製造しなければ、関税を支払うことになる」と警告した。
ただ「全体として、トランプ氏の政策を聞けば聞くほど、市場は楽観的になっている。
その楽観が市場に反映されているだけだ」という声も聞こえる。
コンステレーション・エナジーが4.1%高。
AESが3.6%高。
四半期利益が市場予想を上回った医療保険大手エレバンスが2.7%上昇。
アメリカン航空は8.7%下落。
週間新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週比6000件増の22万3000件。
市場予想は22万件だった。
週間継続受給件数は4万6000件増の189万9000件。
2021年11月中旬以来、約3年ぶりの高水準。
10年国債利回りは4.645%。
5年債利回りは4.452%
2年国債利回りは4.289%。
ドルが不安定な展開で小幅下落。
トランプ大統領がダボス会議での演説で「金利の即時引き下げ」を要求したことに反応した。
ECBが利下げする確率は96%。
ドル円は156円台前半。
WTI原油先物3月限は0.82ドル安の74.62ドル。
SKEW指数は173.00→179.98→179.32。
恐怖と欲望指数は43→47
10月18日の75がピーク(2023年10月5日が20)。
木曜のNYダウは408ドル(0.92%)高の44565ドルと4日続伸。
高値44565ドル、安値44113ドル。
サイコロは8勝4敗。
騰落レシオは114.33(前日106.32)。
NASDAQは44ポイント(0.22%)高の20053ポイントと4日続伸。
高値20053ポイント、安値19892ポイント。
サイコロは6勝6敗。
騰落レシオは97.72(前日96.48)。
S&P500は32ポイント(0.53%)高の6118ポイントと4日続伸。
高値6118ポイント、安値6074ポイント。
サイコロは9勝3敗。
騰落レシオは118.15(前日112.73)。
木曜のダウ輸送株指数は84ポイント(0.51%)高の16640ポイントと反発。
SOX指数は24ポイント(0.45%)安の5444ポイントと7日ぶりに反落。
VIX指数は15.02(前日15.10)。
NYSEの売買高は9.45億株(前日10.11億株)。
3市場の合算売買高は135.4億株(前日138.9億株、過去20日平均は148.3億株)
木曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比30円高の39920円。
ドル建ては大証日中比95円高の39985円。
ドル円は156.05円。
10年国債利回りは4.645%。
2年国債利回りは4.289%。
「週足陽線基準は38902円」
木曜の日経平均は寄り付き164円高。
終値は312円(△0.79%)高の39958円と今年初の4日続伸。
高値40036円。
1月8日以来のザラバ4万円台乗せ。
安値39677円。
日足は3日ぶりに陽線。
22日は39238円→39332円にマド。
見た目は2空。
1月SQ値39343円に対して2勝7敗。
日経平均は4日連続で一目均衡の雲の上。
上限は38985円。
下限は38954円。
TOPIXは14.55ポイント(△0.53%)高の2751ポイントと4日続伸。
25日線(2732ポイント)を2日連続で上回った。
75日線(2711ポイント)を4日連続で上回った。
200日線(2713ポイント)を3日連続で上回った。
2日連続で日足陽線。
TOPIXコア30指数は続伸。
プライム市場指数は7.51ポイント(△0.53%)高の1416.28ポイントと4日続伸。
東証グロース250指数は5.83ポイント(▲0.92%)安の624.73と反落。
25日移動平均線からの乖離は▲1.58%(前日▲0.77%)。
プライム市場の売買代金は4兆6322億円(前日4兆7106億円)。
売買高は18.72億株(前日17.55億株)。
値上がり639銘柄(前日1046銘柄)。
値下がり936銘柄(前日514銘柄)。
新高値25銘柄(前日24銘柄)。
新安値14銘柄(前日7銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは86.43(前日90.11)。
東証グロース市場の騰落レシオは84.41(前日85.51)。
NTレシオは14.52倍(前日14.48倍)。
サイコロは6勝6敗で50.00%。
TOPIXは6勝6敗で50.00%。
東証グロース市場指数は5勝7敗で46.66%。
上向きの25日線(39264円)から△1.77%(前日△0.98%)。
2日連続で上回った。
上向きの75日線は38982円。
3日連続で上回った。
下向きの200日線(38642円)から△3.41%(前日△2.59%)。
4日連続で上回った。
上向きの5日線は39197円。
4日連続で上回った。
13週線は39056円。
26週線は38438円。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲16.309%(前日▲16.371%)。
買い方▲6.013%(前日▲6.073%)。
東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲6.609%(前日▲8.374%)。
買い方▲18.895%(前日▲18.024%)。
空売り比率は40.3%(前日39.0%、2日ぶりに40%超)。
空売り規制なしの銘柄の比率は9.2%(前日9.5%)。
12月26日、10月24日が14.4%、9月13日が16.4%だった。
日経VIは20.64(前日21.00)。
日経平均採用銘柄のPERは15.94倍(前日15.84倍)。
10日連続で15倍台。
前期基準では16.36倍。
EPSは2506円(前日2502円)。
直近ピークは10月15日2514円、3月4日2387円。
直近ボトムは11月14日2425円。
225のPBRは1.45倍(前日1.44倍)。
BPSは27557円(前日27532円)。
日経平均の予想益回りは6.27%。
予想配当り利回りは1.98%。
指数ベースではPERは21.11倍(前日20.94倍)。
EPSは1892円(前日1893円)。
PBRは2.04倍(前日2.02倍)。
BPSは19587円(前日19626円)。
10年国債利回りは1.205%(前日1.195%)。
プライム市場の予想PERは15.55倍。
前期基準では16.21倍。
PBRは1.36倍。
プライム市場の予想益回りは6.42%。
配当利回り加重平均は2.34%。
東証プライムのEPSは172.79(前日173.82)。
12月161.79。
2024年2月が174.18。
2024年1月が175.24。
2023年10月が177.72。
2022年4月が118.12。
大商い株専有率(先導株比率)は39.8%(前日35.2%)。
12月19日が48.3%だった。
プライム市場の単純平均は2円安の2687円(前日は2689円)。
プライム市場の売買単価は2473円(前日2682円)。
プライム市場の時価総額は954兆円(前日950兆円)。
ドル建て日経平均は255.30(前日254.26)と7日続伸。
木曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比30円高の39920円。
高値40040円、安値39675円。
大証夜間取引終値は日中比35円高の39920円。
気学では金曜は「戻り売りの日。但し急落したら買い入れよ」。
月曜は「戻り待ち売り」。
火曜は「前日の仕成りに反して動く日」。
水曜は「不時の高下を見せる日」。
木曜は「目先の天底をつくる日」。
金曜は「高日柄にして押し目買いの日なれど飛付き警戒」。
ボリンジャーのプラス1σが39786円。
プラス2σが40307円。
マイナス1σが38742円。
マイナス2σが38220円。
週足のボリンジャーのプラス1σが39757円。
プラス2σが40458円。
マイナス1σが38355円。
マイナス2σが37658円。
半値戻しは36841円。
9月配当権利落ち前は38925円。
日経平均株価の9月月中平均は37162円。
TOPIXの9月月中平均は2627ポイント。
週足陽線基準は38902円。
アノマリー的には「リーマンショック以降株高の日」。
《今日のポイント1月24日》
(1)木曜のNY株式市場で主要3指数は揃って4日続伸。
10年国債利回りは4.645%。
5年債利回りは4.452%
2年国債利回りは4.289%。
ドル円は156円台前半。
SKEW指数は173.00→179.98→179.32。
恐怖と欲望指数は43→47
10月18日の75がピーク(2023年10月5日が20)。
(2)木曜のダウ輸送株指数は84ポイント(0.51%)高の16640ポイントと反発。
SOX指数は24ポイント(0.45%)安の5444ポイントと7日ぶりに反落。
VIX指数は15.02(前日15.10)。
NYSEの売買高は9.45億株(前日10.11億株)。
3市場の合算売買高は135.4億株(前日138.9億株、過去20日平均は148.3億株)
木曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比30円高の39920円。
(3)プライム市場の売買代金は4兆6322億円(前日4兆7106億円)。
売買高は18.72億株(前日17.55億株)。
値上がり639銘柄(前日1046銘柄)。
値下がり936銘柄(前日514銘柄)。
新高値25銘柄(前日24銘柄)。
新安値14銘柄(前日7銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは86.43(前日90.11)。
東証グロース市場の騰落レシオは84.41(前日85.51)。
NTレシオは14.52倍(前日14.48倍)。
サイコロは6勝6敗で50.00%。
(4)上向きの25日線(39264円)から△1.77%(前日△0.98%)。
2日連続で上回った。
上向きの75日線は38982円。
3日連続で上回った。
下向きの200日線(38642円)から△3.41%(前日△2.59%)。
4日連続で上回った。
上向きの5日線は39197円。
4日連続で上回った。
13週線は39056円。
26週線は38438円。
(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲16.309%(前日▲16.371%)。
買い方▲6.013%(前日▲6.073%)。
東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲6.609%(前日▲8.374%)。
買い方▲18.895%(前日▲18.024%)。
(6)空売り比率は40.3%(前日39.0%、2日ぶりに40%超)。
空売り規制なしの銘柄の比率は9.2%(前日9.5%)。
12月26日、10月24日が14.4%、9月13日が16.4%だった。
日経VIは20.64(前日21.00)。
(7)日経平均採用銘柄のPERは15.94倍(前日15.84倍)。
10日連続で15倍台。
前期基準では16.36倍。
EPSは2506円(前日2502円)。
直近ピークは10月15日2514円、3月4日2387円。
直近ボトムは11月14日2425円。
225のPBRは1.45倍(前日1.44倍)。
BPSは27557円(前日27532円)。
日経平均の予想益回りは6.27%。
予想配当り利回りは1.98%。
指数ベースではPERは21.11倍(前日20.94倍)。
EPSは1892円(前日1893円)。
PBRは2.04倍(前日2.02倍)。
BPSは19587円(前日19626円)。
10年国債利回りは1.205%(前日1.195%)
(8)プライム市場の単純平均は2円安の2687円(前日は2689円)。
プライム市場の時価総額は954兆円(前日950兆円)。
ドル建て日経平均は255.30(前日254.26)と7日続伸。
(9)ボリンジャーのプラス1σが39786円。
プラス2σが40307円。
マイナス1σが38742円。
マイナス2σが38220円。
週足のボリンジャーのプラス1σが39757円。
プラス2σが40458円。
マイナス1σが38355円。
マイナス2σが37658円。
半値戻しは36841円。
9月配当権利落ち前は38925円。
日経平均株価の9月月中平均は37162円。
TOPIXの9月月中平均は2627ポイント。
週足陽線基準は38902円。
アノマリー的には「リーマンショック以降株高の日」。
今年の曜日別勝敗(1月23日まで)
↓
月曜1勝1敗
火曜2勝1敗
水曜1勝2敗
木曜2勝1敗
金曜0勝2敗
1月第2週(1月14日-17日)の需給動向
海外投資家は現物46億円売り越し(2週ぶりに売り越し)。
先物9682億円売り越し(3週連続で売り越し)。
合計9729億円売り越し(3週連続で売り越し)。
個人は現物4513億円買い越し(3週連続で買い越し)。
先物889億円買い越し(3週連続で買い越し)。
合計5403億円買い越し(3週連続で買い越し)。
信託銀行は現物1300億円売り越し(2週連続で売り越し)。
先物2907億円買い越し(2週ぶりに買い越し)。
合計1607億円買い越し(2週ぶりに買い越し)。
1月第2週(1月14日ー17日)の投資部門別売買代金。
個人が現物で2356億円買い越し(前週4135億円買い越し)。
信用で2157億円買い越し(前週3142億円買い越し)。
海外投資家が46億円売り越し(前週3435億円買い越し)。
自己売買が6143億円売り越し(前週7799億円売り越し)。
信託銀行が1300億円売り越し(前週5318億円売り越し)。
事業法人が2056億円買い越し(前週3256億円買い越し)。
2週連続で買い越し。
昨年12月30日大納会の終値が39894円。
今年1月6日の大発会の終値が39307円。
年足は陽線、昨年末比もプラス水準。
日経平均採用銘柄のEPSは2506円と過去最高まであと7円。
トランプ大統領のAIインフラ投資で沸いた昨日の東京市場。
しかし「親友」イーロン・マスク氏は「スターゲート計画」を批判した。
マスク氏はX(旧ツイッター)に「実際のところ彼らには資金がない」と投稿。
「ソフトバンクは100億ドル(約1兆5000億円)を大きく下回る額しか確保していない」と書き込んだ。
「トランプ氏の最側近が政権の主要プロジェクトを批判した」という点で注目という見方もある。
確かにスターゲートに関わる企業はどのように資金を提供するかを公にしていない。
ホワイトハウス報道官のキャロライン・レビット氏の言葉。
「米国民はトランプ大統領とCEOたちの言葉を信じるべきだ」。
「何だかなあ。銭ゲバ猛獣たちの縄張り争い」という感がなくもない。
ポスト争いに関するサラリーマン社会とほとんど変わらないようだ。
サルの行動を研究することの重要性がわかるような気がする。
世界を左右するような、あるいは市場に大きなインパクトを与える大国の動向も所詮は人間の縄張り争いの産物でしかないのだろうか。
本能の対象が領地だとかさらにはお金というものに化けてしまったから見えにくいのかもしれない。
映像や活字は他人の解釈で加工された二次情報。
これをもとに観測情報があふれているから市場動向が見えにくくなる。
大切なのは加工情報でなく原典で考えること。
考え考え抜いて結論を出すこと。
そして発生している現象を「一言で表現してみること」。
短髪でなく複雑に絡み合った現象でも、所詮、機械でなく人間の行為。
解きほぐしてみれば登場人物の思惑を読み解くこと。
そうすると、実態が見えてくるはず。
◇━━━ カタリスト━━━◇
セック(3741)・・・動兆
リアルタイムソフトウェア技術に強み。
宇宙分野や車両自動走行含むロボットで開発受託。
好業績。
(兜町カタリスト櫻井)
01月24日 株価材料NEWS
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【株価材料NEWS】
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・・・続き
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[株価材料]
■みずほFG<8411>
MBOファンド 100億円、中堅企業の成長支援
■芙蓉総合リース<8424>
医療系買収 経営支援、顧客網を拡大
■マネックス<8698>
松本会長 「ウェブ3」3~4社買収計画
■トヨタ<7203>
世界生産1000万台弱 今年計画 国内は6年ぶり高水準
■博報堂DY<2433>
ITコンサル本格参入 NTTデータ<9613>と新会社
■日産自動車<7201>
韓国SKからEV電池 米国向けに調達
■花王<4452>
オアシスから株主提案
■三菱電機<6503>
デジタル分野で社内外と連携促進 新事業創出へ
■ディスコ<6146>
純利益34%増 今期最高更新 AI向け好調
■カワチ薬品<2664>
4-12月純利益7%減
■三菱自動車<7211>
「ホンダ・日産」への合流見送りへ
■トランプ米大統領、OPECに原油価格下げ要請 利下げも要求
■ニデック<6594>
社長、牧野フへのTOBは「お互いに意味がある」と強調
01月24日 相場展望(寄り付き前)
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【オープニングコメント】
一進一退の展開か |
・・・続き
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24日の東京株式市場は、堅調な動きが続きそう。
日経平均株価の予想レンジは、3万9700円-4万200円を想定。(23日終値3万9958円87銭)
米国株は上昇。ダウ平均は408ドル高の44565ドルで取引を終えた。
現地23日の米国市場で、NYダウとナスダック総合指数がそろって4日続伸した動きを受け、朝方は買い先行が見込まれる。
ただ、その後は日銀の金融政策決定会合の結果を確認したいとして、様子見姿勢が強まる場面もありそう。日銀は短期金利を0.25ポイント引き上げ0.50%とすることが予想されている。
為替相場は、ドル・円が1ドル=156円台の前半(23日は156円60-62銭)とやや円高にある一方、ユーロ・円が1ユーロ=162円台の半ば(同162円87-91銭)と小動き。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、23日の大阪取引所清算値比30円高の3万9920円だった。
【好材料銘柄】
■ジェリービーンズグループ <3070>
ANAP <3189> と相互販売協力や株主優待で業務提携。ANAP人気商品を取り扱うことで優待商品を拡充。
■ジェイ・エス・ビー <3480>
今期経常は3%増で12期連続最高益、6円増配へ。
■アイザワ証券グループ <8708>
4-12月期の経常利益は速報ベースで前年同期比66%増の18.4億円。
■サクシード <9256>
教育特化の生成AIプラットフォーム「スクールAI」を運営する、みんがくの株式を取得し子会社化する。
【主な経済指標・スケジュール】
24(金)
【国内】
植田日銀総裁記者会見
日銀、経済・物価情勢の展望を公表
12月全国消費者物価指数(CPI)(8:30)
《決算発表》
オービック、OBC、東製鉄、日置電、ブルドック、令和AH、アクシーズ、ヒガシ21、PLANT
【海外】
米12月中古住宅販売件数(24:00)
《米決算発表》
ベライゾン・コミュニケーションズ、アメリカン・エキスプレス
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
01月23日 NY株/欧州株概況
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【市況】4日続伸408ドル高、トランプ氏発言好感 |
・・・続き
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23日のNYダウ工業株30種平均は4日続伸した。前日比408ドル34セント高の4万4565ドル07セントと、昨年12月上旬以来の高値で終えた。前日に下げていた景気敏感株やディフェンシブ株の一角に買いが入り、指数を押し上げた。ダウ平均は取引終盤に上げ幅を広げた。
トランプ氏はスイスで開催中の世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)で、金利を「即座に低下」させるよう連邦準備制度理事会(FRB)に訴えたほか、石油油輸出国機構(OPEC)に対し原油価格を下げることを要求した。実現すれば企業業績にプラスになるとの期待から、幅広い銘柄が買われた。
前日大幅に値上がりした半導体関連は、韓国のSKハイニックス幹部が慎重な需要見通しを示したことや、オランダの首相がトランプ政権下でも半導体製造装置大手ASMLに対中輸出を制限するよう圧力がかかり続けると述べたことが嫌気され、さえない展開だった。
ただ、取引終了直前に安値拾いの買いが入り、ナスダックはマイナス圏からプラス圏に浮上した。
ダウ平均の構成銘柄では、キャタピラーやボーイング、ユナイテッドヘルス・グループなどが上昇した。このところハイテク株を中心に株式相場が上昇していた後で、他の業種に資金を振り向ける動きが優勢となった。
ダウ平均の構成銘柄ではないが、航空エンジンのGEエアロスペースが6.6%高で終えた。朝発表の四半期決算が市場予想を上回り、好感した買いを集めた。一方で、収益見通しがさえなかった空運のアメリカン航空グループは8.7%下落した。
そのほかのダウ平均の構成銘柄では、ウォルト・ディズニー、アムジェン、ビザが買われた。半面、トラベラーズとコカ・コーラが下げた。
ナスダック総合株価指数は4日続伸した。前日比44.338ポイント(0.22%)高の2万0053.678(速報値)と昨年12月中旬以来の高値で終えた。メタプラットフォームズやネットフリックスが上昇した。
S&P500種株価指数も4日続伸した。前日比32.34ポイント(0.53%)高の6118.71で終え、昨年12月6日に付けた最高値(6090.27)を更新した。
【シカゴ日本株先物概況】
23日のシカゴ日経平均先物は上昇した。3月物は前日比115円高の3万9920円で終えた。この日は日経平均株価が取引時間中に一時4万円台を回復したことにくわえて、ナスダック総合株価指数が昨年12月以来となる高値を付けるなど、日米株式相場が上昇した。シカゴ市場の日経平均先物にも買いが優勢だった。
シカゴ日経225先物 (円建て)
39920 ( +30 )
シカゴ日経225先物 (ドル建て)
39985 ( +95 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
23日の英FTSE100種総合株価指数は反発した。終値は前日比20.07ポイント(0.23%)高の8565.20で2日ぶりに最高値を更新した。他の欧州の主要株式相場や同日のNYダウ工業株30種平均の上昇が投資家心理を支え、英国株にも買いが入った。
英ナットウエスト・グループやHSBCホールディングスなど銀行株が買われ、指数を押し上げた。英長期金利の上昇基調を背景に昨秋以降、株価水準が切り下がっていた住宅建設株に値ごろ感からの買いが入った。一方でエネルギー、資源関連が下落した。
FTSEの構成銘柄では、住宅大手パーシモンが3.92%高と上昇率トップ。同業のテイラー・ウィンペイが3.18%高、金融大手ナットウエストが2.85%高と続いた。一方、賭け屋大手エンテインが4.27%安、食品・小売り大手アソシエーテッド・ブリティッシュ・フーズが2.97%安と値を下げた。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
23日のフランクフルト株式市場でドイツ株価指数(DAX)は8日続伸し、前日比157.26ポイント(0.73%)高の2万1411.53と最高値を更新して終えた。米株式市場でダウ工業株30種平均が上昇幅を広げると欧州でも投資家心理が強気に傾き、DAXは取引終了にかけて上げ幅を広げた。
同日午後、世界経済フォーラム(WEF)の年次総会(ダボス会議)にオンラインで参加したトランプ米大統領が、金利が直ちに下がることを求めるなどと言及し、投資家心理の支えとなった。
個別では、エネルギー大手シーメンス・エナジーが6.64%高、通販大手ザランドが5.24%高、医療機器のフレゼニウス・メディカル・ケアが4.84%高と伸びをけん引。分子診断大手キアゲンは3.20%安、自動車大手BMWは1.07%安と売られた。
■フランス・パリ株価指数
フランスの株価指数CAC40は8日続伸し、終値は前日比0.70%高の7892.61と2024年6月以来、約7カ月ぶりの高値を更新した。欧州主要600社の株価指数であるストックス600は7日続伸した。終値は530.34と2024年9月下旬以来、約4カ月ぶりに最高値を更新した。