【日経平均】
38474円30銭(▲716円10銭=1.83%)
--------------------------------------------
【TOPIX】
2682.58(▲31.54=1.16%)
--------------------------------------------
【グロース250】
636.92(▲7.80=1.21%)
--------------------------------------------
【プライム売買高】19億5723万株(△2億2101万株)
--------------------------------------------
【売買代金】4兆5554億円(△2719億円)
--------------------------------------------
【値上がり銘柄数】262(前日:438)
【値下がり銘柄数】1343(前日:1132)
【新高値銘柄数】4(前日:15)
【新安値銘柄数】79(前日:43)
【25日騰落レシオ】82.31(前日:91.79)
--------------------------------------------
■本日のポイント
1.日経平均は大幅安で4日続落、終値で700円超下落
2.米雇用統計発表後の米金利上昇を警戒する地合いに
3.FRBの利下げピッチが鈍化するとの思惑が売り誘発
4.バイデン米政権の半導体輸出規制強化も嫌気される
5.値下がり銘柄数8割超、日経平均は1ヵ月半ぶり安値
米国の長期金利上昇は国内金融株の買い材料にはならなかったし、リスク回避ムードが強まる中では新興銘柄も手がけづらい状況。
20日の米大統領就任式を通過するまでは、指数の不安定な動きが続きそうだ。
米国では本日、12月の生産者物価指数(PPI)が発表される。あす15日には消費者物価指数(CPI)が発表となるだけに、PPIが強かった場合、CPIに対する警戒も高まる。
PPIが弱く米国の長期金利が低下したとしても、それだけではCPIに対する警戒は拭えないであろうから、あすの日本株には腰の入った買いは期待できないだろう。
上昇した場合でも、高くなれば戻り売りが出てくるだろう。日経平均のきょうの終値は3万8474円。安値は3万8305円で26週線(38351円、14日時点)近辺では切り返しているだけに、3万8500円近辺で下値が固くなってくるかに注目しておきたい。
■上値・下値テクニカル・ポイント(14日現在)
39440.20 6日移動平均線
39364.64 25日移動平均線
39352.07 均衡表転換線(日足)
39352.07 均衡表基準線(日足)
39099.93 均衡表転換線(週足)
38947.54 ボリンジャー:-1σ(25日)
38927.51 75日移動平均線
38900.51 13週移動平均線
38717.74 均衡表雲上限(日足)
38696.35 200日移動平均線
38530.45 ボリンジャー:-2σ(25日)
38474.30 ★日経平均株価14日終値
38351.28 26週移動平均線
38192.40 均衡表雲下限(日足)
38191.39 ボリンジャー:-1σ(13週)
38113.35 ボリンジャー:-3σ(25日)
37913.92 新値三本足陰転値
37482.27 ボリンジャー:-2σ(13週)
37115.19 ボリンジャー:-1σ(26週)
36773.15 ボリンジャー:-3σ(13週)
36457.22 均衡表雲下限(週足)
35879.09 ボリンジャー:-2σ(26週)
35777.18 均衡表基準線(週足)
34643.00 ボリンジャー:-3σ(26週)
【大引け概況】
14日の日経平均株価は4日続落した。終値は前週末比716円10銭安の3万8474円30銭と2024年11月29日以来、1カ月半ぶりの安値を付けた。
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日米で金利上昇が警戒されるなか、半導体関連などを中心に波乱含みに売りに晒される格好となった。前週末10日に発表された12月の米雇用統計は雇用者数の伸びが事前予想を大幅に上回るなど強い内容で、FRBの利下げピッチが鈍化することへの警戒感が強まった。週明けの取引ではNYダウが反発したものの、前週末の急落の残像が残るなか、きょうの東京株式市場ではリスク許容度の低下した海外機関投資家や先物主導のインデックス売りが全体指数を押し下げた。ここにきてバイデン米政権が改めて先端半導体の輸出規制強化の動きをみせていることもネガティブ視された格好だ。日経平均は約1カ月半ぶりの安値圏に沈んだ。
米政権が13日発表した人工知能(AI)向け先端半導体の輸出規制見直し案を受けて、アドテストや東エレクなどの半導体関連が軒並み急落した。日米の長期金利の上昇も相場の重荷となり、日経平均の下げ幅は900円に迫る場面もあった。
米政権は13日にAI向け先端半導体を巡る輸出規制の見直し案を発表した。米国の技術を使った高度なAIが第三国を通じて中国、ロシアなどの敵対国の軍事強化に悪用されることを警戒した規制強化で、国や地域ごとに輸出の上限を設ける方針。実行されれば米エヌビディアなど半導体企業の販路が大幅に制限される可能性がある。
エヌビディアに製品を供給しているとされるアドテストの下落率が一時9%を超えるなど、日本の関連銘柄にも売りが膨らんだ。不具合の問題からエヌビディアのAI向け半導体「ブラックウェル」を搭載したサーバーラックの注文を主要顧客が遅らせているとロイター通信が伝えたことも半導体関連の売りに拍車をかけた。
日米の金利上昇も相場の重荷となった。24年12月の米雇用統計が市場予想を上回るなど米景気は堅調で、米連邦準備理事会(FRB)の利下げペース鈍化を見込んだ米長期金利の上昇が続いている。14日の国内債券市場でも長期金利は一時、前週末比0.050%高い1.250%と、11年4月以来13年9カ月ぶりの高水準となった。金利上昇を受けて株式の割高感を嫌気した売りが幅広い銘柄に出て、東証プライムはおよそ8割の銘柄が下落する全面安の展開となった。
中国関連銘柄の業績不振に対する警戒感も意識された。10日に25年2月期(今期)の業績予想を下方修正した安川電は4.30%安で終えた。先週末10日には四半期決算で中国本土事業の落ち込みが目立ったファストリが急落していた。大和証券の坪井裕豪日米株チーフストラテジストは「今後、本格化する主要企業の決算発表では、景気不安やトランプ米次期政権の政策の悪影響が懸念される中国関連銘柄には注意すべきだ」とみていた。
日銀の氷見野良三副総裁は神奈川県金融経済懇談会後に記者会見に臨み、1月の金融政策決定会合をめぐり「議論の焦点は利上げするかどうか」などと話した。追加利上げを示唆する発言があるとの警戒感が市場では強かったが、新規材料に乏しいとして株式市場での反応は限られた。
日経平均は本日の下げで200日線水準も下抜けたことから、目先は調整色が強まる可能性がある。パラボリックではSAR値にタッチしたことで陰転シグナルを発生させてきた。一目均衡表では雲下限まで到達しており、雲下限は上向きで推移しているため、リバウンド基調が弱いと雲を割り込んでくる可能性もある。売られ過ぎが意識されるものの、しばらくは下値メドを探る流れになりそうだ。米国では14日に12月の卸売物価指数(PPI)が発表される。インフレ圧力が高まり、利下げ観測の後退につながるのか注目されるだろう。
東証株価指数(TOPIX)は4日続落した。終値は31.54ポイント(1.16%)安の2682.58だった。JPXプライム150指数も4日続落し、14.16ポイント(1.18%)安の1186.83で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で4兆5554億円、売買高は19億5723万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1343。値上がりは262、横ばいは39だった。
業種別株価指数(33業種)はガラス・土石製品、機械、電気機器などが下落。鉱業、石油・石炭製品、保険業などが上昇した。
個別では、エヌビディアの下落や国内証券会社によるレーティング引き下げも影響しアドバンテストが大幅安となったほか、売買代金トップのディスコが大幅安、東京エレクトロン、ソシオネクスト、レーザーテックなど半導体主力株の下げが目立つ。なお、日本マイクロニクスは値下がり率トップとなった。決算発表がネガティブ視されて安川電機が下落した。
また、古河電工、フジクラ、住友電工など電線株も売られた。
ファーストリテイリングの下値模索も続く。ソフトバンクグループも売りに押された。リクルートホールディングスが軟調。サンウェルズ、技研製作所も大幅に水準を切り下げた。
一方、決算内容が材料視されて良品計画は買い優勢でスタートしたが上値は重くなった。また、資源価格上昇を材料にINPEX、出光興産、住友鉱山など資源株が買われた。IHIが商いを伴い堅調、任天堂も頑強な値動き。コこのほか、ニカミノルタ、中外製薬、セイコーエプソン、イオンなどが上昇した。東京海上ホールディングスも買いを集めた。ディー・エヌ・エーも高い。PR TIMESが値上がり率首位となる人気で、SMK、インターアクション、IDホールディングスなども値を飛ばした。ワキタも物色人気になった。
東証スタンダード市場は米国の金利上昇やハイテク株安を受けて日経平均株価が大幅安。スタンダード市場も反落となった。ただ、「不透明要因が多く買いを入れにくいプライム市場に比べて、外部要因に左右されにくいスタンダード市場では、値動きのある銘柄に買いが入りやすかった」といい、後場には値を戻す銘柄も見られた。
スタンダードTOP20は反発。出来高3億2184万株。
値上がり銘柄数422、値下がり銘柄数1009と、値下がりが優勢だった。
個別ではプレサンスコーポレーション、ディ・アイ・システムがストップ高。タウンズ、シイエム・シイ、日水コン、ユタカフーズ、ありがとうサービスなど12銘柄は昨年来高値を更新。インスペック、エスケイジャパン、Speee、ミナトホールディングス、ワッツが買われた。
一方、フィル・カンパニーがストップ安。ガーデンは一時ストップ安と急落した。住石ホールディングス、日本マクドナルドホールディングス、Abalance、戸田工業、応用技術など17銘柄は昨年来安値を更新。リベルタ、IKホールディングス、岡野バルブ製造、nms ホールディングス、京進が売られた。
東証グロース市場は日米の金利上昇を背景に、高PER(株価収益率)銘柄の多い新興銘柄には売りが優勢だった。ここ数日の米ハイテク株安を受けて日経平均株価が軟調に推移したことも投資家心理を冷やした。
グロースCoreは反落。
東証グロース市場250指数は反落した。終値は前週末比7.80ポイント(1.21%)安の636.92だった。
グロース市場ではカバーやispace、テラドローンが下落した。一方、タイミーやジーエヌアイ、FFRIは上昇した。
値上がり銘柄数154、値下がり銘柄数428と、値下がりが優勢だった。
個別ではレナサイエンス、BTM、エヌ・ピー・シーがストップ高。モビルスは一時ストップ高と値を飛ばした。デジタルプラス、ライトワークス、サイバートラスト、リアルゲイト、エクストリームなど6銘柄は昨年来高値を更新。農業総合研究所、ファンデリー、カイオム・バイオサイエンス、チームスピリット、FFRIセキュリティが買われた。
一方、グロースエクスパートナーズがストップ安。ダイブ、ラクサス・テクノロジーズ、ビースタイルホールディングス、フォルシア、ミラタップなど13銘柄は昨年来安値を更新。EduLab、オプロ、FIXER、エコモット、INCLUSIVEが売られた。
14日午前の日経平均株価は続落し、午前終値は前週末比720円82銭安の3万8469円58銭だった。
きょう前場はリスク回避ムードが強まるなか、日経平均は前週の地合いを引き継ぎ下値模索の動きを強めている。米国株市場では前日にNYダウが反発したものの、前週末の急落の残像が投資マインドを冷やしている。前週末に発表された12月の米雇用統計では雇用者数の伸びが予想を大きく上回り、これを受けてFRBによる利下げピッチの鈍化に対する見方が広がっている状況だ。東京市場でも売りが優勢で、半導体関連株などを中心に値を下げるものが多い。日経平均の下げ幅は一時800円を超えた。
13日の米株式市場ではナスダック総合株価指数などが下落した。米政権はAI向け先端半導体を巡る輸出規制の見直し案を発表し、販売への影響が懸念されたエヌビディアなどが下げた。米国の技術を使った高度なAIが第三国を通じて中国、ロシアなどの敵対国の軍事強化に悪用されることを警戒した規制強化で、国や地域ごとに輸出の上限を設ける方針。実行されれば半導体企業の販路が大幅に制限される懸念があり、日本の関連銘柄にも売りが膨らんだ。
米エヌビディアのAI向け半導体「ブラックウェル」を搭載したサーバーラックの注文を主要顧客が遅らせているとロイター通信が日本時間14日に伝えたことも、半導体関連の売りに拍車をかけた。
10日発表の2024年12月の米雇用統計が市場予想を上回るなど米景気は底堅く推移しており、米連邦準備理事会(FRB)の利下げペース鈍化への市場の警戒感も強い。米長期金利の上昇基調が続き、14日の国内債券市場でも長期金利は一時、前週末比0.040%高い1.240%と、2011年4月以来13年9カ月ぶりの高さをつけた。金利上昇で株式の相対的な割高感が高まり、嫌気する売りが幅広い銘柄に膨らんだ。
日銀の氷見野良三副総裁は14日午前、神奈川県金融経済懇談会で挨拶に臨んだ。1月の金融政策決定会合を念頭に「利上げを行うか委員間で議論し判断する」とし、実質金利については「はっきりとマイナスがずっと続くのは普通の姿とはいえない」と話した。市場では「追加利上げを示唆するような内容に警戒する声もあったが、新味がない内容。1月の利上げも見送りなのでは」との声があった。ただ、投資家心理は強気には傾きづらい状況にあり、株式市場での反応は総じて限られた。
為替が上下に動く可能性もあるため、後場の日経平均は為替を睨んでの展開となろう。
東証株価指数(TOPIX)は続落した。前引けは34.37ポイント(1.27%)安の2679.75だった。朝方には金利上昇を追い風に銀行株などが買われ、指数が上昇に転じる場面もあった。JPXプライム150指数も続落し、15.45ポイント(1.29%)安の1185.54で前場を終えた。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆2459億円、売買高は9億9042万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1349。値上がりは254、横ばいは41だった。
業種別では、非鉄金属、電気機器、サービス業、電気・ガス、機械などが下落した一方、鉱業、石油・石炭、保険、ゴム、その他製品の5セクターのみ上昇。
個別ではエヌビディアの下落に国内証券会社によるレーティング引き下げも影響し売買代金トップのディスコや同2位のアドバンテストをはじめ東京エレクトロン、ソシオネクスト、レーザーテックなど半導体主力株の下げがきつい。
また、古河電工、フジクラ、住友電工など電線株も売られた。10日の決算発表がネガティブ視されて安川電機が下落した。このほか、ファーストリテイリングが値を下げ、三菱重工業も売りに押された。サンウェルズ、日本マイクロニクスなどが急落、サンリオも安い。
一方、決算内容が材料視されて良品計画が買い優勢となったほか、資源価格上昇を材料にINPEX、出光興産、住友鉱など資源株が買われた。このほか、任天堂が堅調、コニカミノルタ、中外製薬、スクリーンHD、イオンなどが上昇した。
東京海上ホールディングスも高い。PR TIMESが急騰、インターアクション、SMK、IDホールディングスなども値を飛ばした。
東証スタンダード市場は米国の金利上昇が重しとなる中、米政権のAI(人工知能)向け半導体輸出規制などを受けてハイテク株への売りが広がり下げた。
スタンダードTOP20は反発。出来高1億7724万株。
値上がり銘柄数369、値下がり銘柄数1010と、値下がりが優勢だった。
個別では、ディ・アイ・システムがストップ高。タウンズ、シイエム・シイ、日水コン、ユタカフーズ、ありがとうサービスなど10銘柄は昨年来高値を更新。Speee、ワッツ、ジェイホールディングス、No.1、インスペックが買われた。
一方、ガーデン、フィル・カンパニーが一時ストップ安と急落した。住石ホールディングス、日本マクドナルドホールディングス、Abalance、戸田工業、応用技術など15銘柄は昨年来安値を更新。リベルタ、岡野バルブ製造、エヌエフホールディングス、京進、フェスタリアホールディングスが売られた。
東証グロース市場は日米の長期金利が上昇するなか、金利上昇時に相対的な割高感が意識されやすい新興銘柄は売りが優勢となった。日経平均株価が下げ幅を拡大したことも投資家心理を冷やした。
グロースCoreは反落。東証グロース市場250指数は反落した。前引けは前週末比5.59ポイント(0.87%)安の639.13だった。
グロース市場ではフリーやispace、GENDAが下落した。一方、ジーエヌアイやカバー、エヌピーシーは上昇した。
値上がり銘柄数147、値下がり銘柄数419と、値下がりが優勢だった。
個別ではレナサイエンスがストップ高。モビルス、エヌ・ピー・シーは一時ストップ高と値を飛ばした。デジタルプラス、ライトワークス、サイバートラスト、リアルゲイト、エクストリームなど6銘柄は昨年来高値を更新。農業総合研究所、クリングルファーマ、FFRIセキュリティ、チームスピリット、VRAIN Solutionが買われた。
一方、グロースエクスパートナーズが一時ストップ安と急落した。ダイブ、ラクサス・テクノロジーズ、ビースタイルホールディングス、フォルシア、ミラタップなど10銘柄は昨年来安値を更新。EduLab、BTM、FIXER、INCLUSIVE、BlueMemeが売られた。
【寄り付き概況】
14日の日経平均株価は続落で始まった。始値は前週末比179円44銭安の3万9010円96銭。
前日の米国株市場ではNYダウが反発したものの、ナスダック総合株価指数は4日続落と下値模索が続いた。
前週末10日に開示された12月の米雇用統計の内容が事前コンセンサスを大きく上回る内容であったことから、FRBの利下げペースが鈍化するとの見方がマーケット心理を冷やし、前週末はダウ、ナスダック指数ともに急落した。週明けはやや落ち着きを取り戻したものの引き続き不安定な地合いで、東京株式市場でも目先リスク回避の売りが優勢となっている。約1年2カ月ぶりの高水準に達した米長期金利の動向が注目されている。
日銀の早期の追加利上げを想定した円買いが強まっている。日産自やホンダなど輸出関連の一角にも売りが出ている。
東証株価指数(TOPIX)は続落で始まったあと、上昇に転じている。金利上昇が業績拡大の追い風になる銀行株などに買いが入り、指数を押し上げている。
個別では、ファストリやセブン&アイが下落している。10日に決算発表した安川電も安い。一方、良品計画やファナック、KDDIが上昇している。
「本末転倒」
「SKEW指数は170.55に上昇」
週明けのNY株式市場で主要3指数はマチマチの動き。
ナスダック総合は4日続落。
一方、S&P500は2カ月ぶりの安値から反発。
ユナイテッドヘルス・グループが3.9%上昇しNYダウも反発。
南カリフォルニアの公益事業会社エジソン・インターナショナルが約12%下落。
AI半導体の輸出規制強化を懸念し、エヌビディアは1.97%、マイクロンは4.31%下落。
モデルナが16.8%安。
12月のNY連銀消費者調査で1年先のインフレ期待は3.0%と横ばい。
3年先は3.0%(前月2.6%)に上昇。
一方、5年先は2.7%(前月2.9%)に低下した。
食品の予想価格が上昇。
一方、他の主要カテゴリーは下落。
特にガソリン価格予想は22年9月以来の低水準となった。
住宅価格の予想上昇率は3.1%とほぼ横ばい。
2年国債と10年国債の利回り格差は0.477%。
22年5月以来の水準となる。
LSEGの推定によると今年中に金利が0.27%引き下げられる見通し。
利下げ1回を織り込んでいることを意味し、その時期は9月か10月になる可能性が高いという。
10年国債利回りは4.790%。
一時4.799%まで上昇し、2023年11月以来の高水準となった。
5年債利回りは4.609%
2年国債利回りは4.391%。
ドル円は157円台後半。
WTI原油先物2月限は2.25ドル(2.94%)高の1バレル=78.82ドル。
3日続伸で昨年8月中旬以来、約5カ月ぶりの高値水準。
SKEW指数は154.34→151.45→170.55。
恐怖と欲望指数は26→27。
10月18日の75がピークだった。
(2023年10月5日が20)。
週明けのNYダウは358ドル(0.86%)高の42297ドルと反発
高値42319ドル、安値41844ドル。
サイコロは5勝7敗。
騰落レシオは83.38(前日81.52)。
NASDAQは73ポイント(0.38%)安の19088ポイントと4日続落。
高値19099ポイント、安値188318ポイント。
サイコロは3勝9敗。
騰落レシオは81.50(前日80.39)。
S&P500は9ポイント(0.16%)高の5836ポイントと反発。
高値5838ポイント、安値5773ポイント。
サイコロは5勝7敗。
騰落レシオは84.61(前日79.56)。
週明けのダウ輸送株指数は144ポイント(0.90%)高の16068ポイントと反発。
SOX指数は17ポイント(0.34%)安の5020ポイントと4日続落。
VIX指数は19.19(前日19.54)。
NYSEの売買高は10.70億株(前日11.29億株)。
3市場の合算売買高は148.8億株(前日162.4億株、過去20日平均は157.3億株)
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比545円安の38705円。
ドル建ては大証日中比465円安の38785円。
ドル円は157.65円。
10年国債利回りは4.790%。
2年国債利回りは4.391%。
「大幅急落」
週末のNY株式市場で主要3指数は大幅下落。
雇用統計が好調だったことでインフレ懸念が再燃。
「FRBが今年の利下げに慎重になる」との見方。
主要株価指数は2週続落。
ラッセル2000指数は2.27%下落。
VIX指数は3週間ぶりの高水準。
エヌビディア約3%安となるなど導体株が下落。
早ければ10日にも新たな輸出規制を発表する可能性があるとの報道を嫌気した。
電力会社のコンステレーション・エナジーが25.16%高。
ドラッグストア大手のウォルグリーン・ブーツ・アライアンスが27.55%上昇。
アルコール飲料大手コンステレーション・ブランズが17.09%下落。
2024年12月の雇用統計で非農業部門雇用者数は25.6万人増加。
市場予想の16万人増を上回った。
失業率は4.1%と前月の4.2%から低下。
10、11月分の雇用者数は計8000人下方修正された。
時間当たり平均賃金は前月比0.3%、前年比3.9%上昇。
11月は前月比0.4%、前年比4.0%上昇していた。
平均週間労働時間は34.3時間で変わらず。
雇用統計発表前はFRBが5月にも利下げを行う見通しだった。
年末までに2回目の利下げが行われる可能性は約50%だった。
発表後は利下げ見通しを修正。
バンク・オブ・アメリカ(BofA)グローバル・リサーチは利上げの可能性も想定した。
6月FOMCでの0.25%利下げ確率は76.31%。
良い数字だった雇用統計が利下げ見直しにつながり悪い雇用統計を求める市場。
どこか本末転倒のような気がする。
1月のミシガン大学消費者信頼感で1年先の期待インフレ率(速報値)は3.3%。
前月の2.8%から上昇し、昨年5月以来の高水準となった。
トランプ次期米大統領が導入を表明している広範な関税措置による物価上昇への懸念が背景。
5年先の期待インフレ率も3.3%。
前月の3.0%から上昇し、2008年6月以来の高水準となった。
10年国債利回りは4.763%。
5年債利回りは4.579%
2年国債利回りは4.383%。
ドル円は157円台後半。
WTI原油先物2月限は2.65ドル(3.58%)高の1バレル=76.57ドル。
昨年10月上旬以来約3カ月ぶりの高水準。
週間では3.53%上昇した
SKEW指数は155.10→154.34→151.45。
恐怖と欲望指数は32→27。
10月18日の75がピークだった。
(2023年10月5日が20)。
週末のNYダウは696ドル(1.63%)安の41938ドルと反落
高値42540ドル、安値41877ドル。
サイコロは5勝7敗。
騰落レシオは81.52(前日87.21)。
NASDAQは317ポイント(1.63%)安の19161ポイントと3日続落。
高値19315ポイント、安値19018ポイント。
サイコロは4勝8敗。
騰落レシオは80.39(前日85.09)。
S&P500は91ポイント(1.54%)安の5827ポイントと反落。
高値5890ポイント、安値5807ポイント。
サイコロは5勝7敗。
騰落レシオは79.56(前日83.90)。
週末のダウ輸送株指数は183ポイント(1.14%)安の15923ポイントと5日ぶりに反落。
SOX指数は124ポイント(2.42%)安の5037ポイントと3日続落。
VIX指数は19.54(前日18.07)。
NYSEの売買高は11.29億株(前日10.58億株)。
3市場の合算売買高は162.4億株(前日158.6億株、過去20日平均は123.1億株)
週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比470円安の38780円。
ドル建ては大証日中比390円安の38780円。
ドル円は157.79円。
10年国債利回りは4.763%。
2年国債利回りは4.383%。
週間ベースでNYダウは1.9%安、2週続落(累計2.5%下落)。
ナスダック総合指数は2.3%安、2週続落(同2.3%下落)。
S&P500指数は1.9%安、2週続落(同2.4%下落)。
フィラデルフィア半導体指数(SOX)指数は2.4%安、3週ぶり反落。
「大幅下落ながら空売り比率は40%割れ」
週末の日経平均は寄り付き55円安。
終値は414円(▲1.05%)安の39190円と3日続落。
高値39591円。
安値39166円。
日足は2日連続で陰線。
1月SQ値39343円に対して0勝1敗。
日経平均は11日連続で一目均衡の雲の上。
上限は38608円。
下限は38042円。
TOPIXは21.80ポイント(▲0.80%)安の2714ポイントと3日続落。
25日線(2744ポイント)を12日ぶりに下回った。
75日線(2707ポイント)を27日ぶりに下回った。
200日線(2716ポイント)を11日ぶりに下回った。
3日連続で日足陰線。
日経平均は週間で704円下落。
週足は陰線。
TOPIXコア30指数は3日続落。
プライム市場指数は11.21ポイント(▲0.80%)安の1396.91ポイントと続落。
東証グロース250指数は1.30ポイント(△0.20%)高の644.72と反発。
25日移動平均線からの乖離は△1.04%(前日△0.86%)。
プライム市場の売買代金は4兆2835億円(前日4兆3227億円)。
売買高は17.36億株(前日18.48億株)。
値上がり148銘柄(前日332銘柄)。
値下がり1132銘柄(前日1277銘柄)。
新高値15銘柄(前日15銘柄)。
新安値43銘柄(前日37銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは91.79(前日97.46)。
東証グロース市場の騰落レシオは82.00(前日82.00)。
NTレシオは14.44倍(前日14.48倍)。
サイコロは5勝7敗で41.66%。
TOPIXは6勝6敗で50.00%。
東証グロース市場指数は8勝4敗で58.33%。
上向きの25日線(39395円)から▲0.52%(前日△0.60%)。
11日ぶりに下回った。
上向きの75日線は38909円。
50日連続で上回った。
横ばいの200日線(38704円)から△1.26%(前日△2.32%)。
25日連続で上回った。
下向いたの5日線は3633円。
2日連続で下回った。
13週線は38939円。
26週線は38412円。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲16.356%(前日▲16.941%)。
買い方▲6.757%(前日▲6.291%)。
東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲4.744%(前日▲5.608%)。
買い方▲17.332%(前日▲17.082%)。
空売り比率は39.6%(前日41.8%、2日ぶりに40%割れ)。
空売り規制なしの銘柄の比率は9.9%(前日9.2%)。
12月26日、10月24日が14.4%、9月13日が16.4%だった。
日経VIは21.34(前日24.82)。
日経平均採用銘柄のPERは15.70倍(前日15.86倍)。
2日連続で15倍台。
前期基準では16.12倍。
EPSは2496円(前日2497円)。
直近ピークは10月15日2514円、3月4日2387円。
直近ボトムは11月14日2425円。
225のPBRは1.43倍(前日1.44倍)。
BPSは27503円(前日27405円)。
日経平均の予想益回りは6.37%。
予想配当り利回りは2.02%。
指数ベースではPERは20.72倍(前日20.94倍)。
EPSは1891円(前日1891円)。
PBRは2.00倍(前日2.02倍)。
BPSは19595円(前日19606円)。
10年国債利回りは1.200%(前日1.170%)。
2011年5月以来13年8か月ぶりの高水準。
プライム市場の予想PERは15.35倍。
前期基準では16.01倍。
PBRは1.35倍。
プライム市場の予想益回りは6.51%。
配当利回り加重平均は2.37%。
東証プライムのEPSは174.79(前日173.04)。
12月161.79。
2024年2月が174.18。
2024年1月が175.24。
2023年10月が177.72。
2022年4月が118.12。
大商い株専有率(先導株比率)は34.0%(前日35.6%)。
12月19日が48.3%だった。
プライム市場の単純平均は11円安の2683円(前日は2694円)。
プライム市場の売買単価は2467円(前日2338円)。
プライム市場の時価総額は942兆円(前日951兆円)。
ドル建て日経平均は247.41(前日250.41)と3日続落。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比470円安の38780円。
高値39580円、安値38635円。
週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比4705円安の38780円。
高値39580円、安値38635円。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比545円安の38705円。
高値38875円、安値38135円。
大証夜間取引終値は日中比480円安の38770円。
気学では火曜は「変化注意日。前週末の足取りを極めて駆け引きせよ」。
水曜は「高下激しく波乱する日」。
木曜は「押し目の時点にある時は買い方針。逆なら見送れ」。
金曜は「戻り売り方針の日。逆に高いと週明け安し」。
ボリンジャーのプラス1σが39772円。
プラス2σが40148円。
マイナス1σが39019円。
マイナス2σが38648円。
マイナス3σが38265円。
週足のプラス1σが39636円。
プラス2σが40396円。
マイナス1σが38241円。
マイナス2σが37542円。
マイナス3σが36844円。
半値戻しは36841円。
9月配当権利落ち前は38925円。
日経平均株価の9月月中平均は37162円。
TOPIXの9月月中平均は2627ポイント。
14日はアノマリー的には「最も上昇しやすいとされている日」。
「1月最強の日、3連休明け株高アノマリーの日」。
そして「満月(ウルフムーン)」。
《今日のポイント1月14日》
(1)週明けのNY株式市場で主要3指数はマチマチの動き。
10年国債利回りは4.790%。
一時4.799%まで上昇し、2023年11月以来の高水準となった。
5年債利回りは4.609%
2年国債利回りは4.391%。
ドル円は157円台後半。
WTI原油先物2月限は2.25ドル(2.94%)高の1バレル=78.82ドル。
3日続伸で昨年8月中旬以来、約5カ月ぶりの高値水準。
SKEW指数は154.34→151.45→170.55。
恐怖と欲望指数は26→27。
10月18日の75がピークだった。
(2023年10月5日が20)。
週末のNY株式市場で主要3指数は大幅下落。
10年国債利回りは4.763%。
5年債利回りは4.579%
2年国債利回りは4.383%。
ドル円は157円台後半。
SKEW指数は155.10→154.34→151.45。
恐怖と欲望指数は32→27。
10月18日の75がピークだった。
(2023年10月5日が20)。
(2)週明けのダウ輸送株指数は144ポイント(0.90%)高の16068ポイントと反発。
SOX指数は17ポイント(0.34%)安の5020ポイントと4日続落。
VIX指数は19.19(前日19.54)。
NYSEの売買高は10.70億株(前日11.29億株)。
3市場の合算売買高は148.8億株(前日162.4億株、過去20日平均は157.3億株)
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比545円安の38705円。
週末のダウ輸送株指数は183ポイント(1.14%)安の15923ポイントと5日ぶりに反落。
SOX指数は124ポイント(2.42%)安の5037ポイントと3日続落。
VIX指数は19.54(前日18.07)。
NYSEの売買高は11.29億株(前日10.58億株)。
3市場の合算売買高は162.4億株(前日158.6億株、過去20日平均は123.1億株)
週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比470円安の38780円。
(3)プライム市場の売買代金は4兆2835億円(前日4兆3227億円)。
売買高は17.36億株(前日18.48億株)。
値上がり148銘柄(前日332銘柄)。
値下がり1132銘柄(前日1277銘柄)。
新高値15銘柄(前日15銘柄)。
新安値43銘柄(前日37銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは91.79(前日97.46)。
東証グロース市場の騰落レシオは82.00(前日82.00)。
NTレシオは14.44倍(前日14.48倍)。
サイコロは5勝7敗で41.66%。
(4)上向きの25日線(39395円)から▲0.52%(前日△0.60%)。
11日ぶりに下回った。
上向きの75日線は38909円。
50日連続で上回った。
横ばいの200日線(38704円)から△1.26%(前日△2.32%)。
25日連続で上回った。
下向いたの5日線は3633円。
2日連続で下回った。
13週線は38939円。
26週線は38412円。
(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲16.356%(前日▲16.941%)。
買い方▲6.757%(前日▲6.291%)。
東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲4.744%(前日▲5.608%)。
買い方▲17.332%(前日▲17.082%)。
(6)空売り比率は39.6%(前日41.8%、2日ぶりに40%割れ)。
空売り規制なしの銘柄の比率は9.9%(前日9.2%)。
12月26日、10月24日が14.4%、9月13日が16.4%だった。
日経VIは21.34(前日24.82)。
(7)日経平均採用銘柄のPERは15.70倍(前日15.86倍)。
2日連続で15倍台。
前期基準では16.12倍。
EPSは2496円(前日2497円)。
直近ピークは10月15日2514円、3月4日2387円。
直近ボトムは11月14日2425円。
225のPBRは1.43倍(前日1.44倍)。
BPSは27503円(前日27405円)。
日経平均の予想益回りは6.37%。
予想配当り利回りは2.02%。
指数ベースではPERは20.72倍(前日20.94倍)。
EPSは1891円(前日1891円)。
PBRは2.00倍(前日2.02倍)。
BPSは19595円(前日19606円)。
10年国債利回りは1.200%(前日1.170%)。
(8)プライム市場の単純平均は11円安の2683円(前日は2694円)。
プライム市場の時価総額は942兆円(前日951兆円)。
ドル建て日経平均は247.41(前日250.41)と3日続落。
(9)ボリンジャーのプラス1σが39772円。
プラス2σが40148円。
マイナス1σが39019円。
マイナス2σが38648円。
マイナス3σが38265円。
週足のプラス1σが39636円。
プラス2σが40396円。
マイナス1σが38241円。
マイナス2σが37542円。
マイナス3σが36844円。
半値戻しは36841円。
9月配当権利落ち前は38925円。
日経平均株価の9月月中平均は37162円。
TOPIXの9月月中平均は2627ポイント。
14日はアノマリー的には「最も上昇しやすいとされている日」。
「1月最強の日、3連休明け株高アノマリーの日」。
そして「満月(ウルフムーン)」。
今年の曜日別勝敗(1月10日まで)
↓
月曜0勝1敗
火曜1勝0敗
水曜0勝1敗
木曜0勝1敗
金曜0勝1敗
週間ベースで日経平均株価は1.8%安、2週続落(累計2.7%下落)。
TOPIXは2.5%安、2週続落(同3.1%下落)。
東証プライム市場指数は2.5%安、2週続落(同3.1%下落)。
グロース250指数は0.1%高、2週ぶり反発。
東証スタンダード市場指数は1.3%安、3週ぶり反落。
東証グロース指数は0.3%高、3週続伸(同3.0%上昇)。
東証REIT指数は0.3%安、2週続落(同0.8%下落)。
12月第5週(12月30日)の投資部門別売買代金
個人が現物で282億円買い越し(前週6781億円売り越し)。
信用で1032億円買い越し(前週2088億円売り越し)。
海外投資家が657億円売り越し(前週4956億円買い越し)。
2週ぶりに売り越し。
自己売買が601億円売り越し(前週7704億円買い越し)。
信託銀行が313億円買い越し(前週1934億円売り越し)。
事業法人が1億円売り越し(前週119億円売り越し)。
2週連続で売り越し。
2024年の投資部門別売買代金。
個人が現物7兆2111億円売り越し(前年6兆9625億円売り越し)。
信用5兆1973億円買い越し(前年4兆432億円買い越し)。
合計2兆138億円売り越し(前年2兆9192億円売り越し)。
海外投資家が1543億円買い越し(前年3兆1215億円買い越し)。
自己売買が9829億円買い越し(前年3兆5924億円買い越し)。
事業法人が8兆5837億円買い越し(前年5兆5552億円買い越し)。
信用取引需給の12月30日分の公表はなし。
1月第1週 (1月6日-10日)分の投資部門別売買代金は表は1月17日(金)午後3時半の予定。
ファーストリテイリングについての下落に対する指摘。
↓
企業業績面では中国事業の弱さはあるものの、過去最高の営業利益をたたき出すなど好調を維持している。
ここまで売り込まれることに困惑する参加者が多い中、指摘されているのが季節的な需給要因。
日経平均算出の同社株のウエート(構成比率)調整を通じて大規模な売りが出ることへの警戒感。
同社株のウエートは、10日の終値ベースで11.03%に高まっている。
1月末に控える日経平均算出の定期見直し。
基準日に同社株のウエートがキャップ(上限)の10%を上回った場合、
日経平均算出時に用いられる株価換算係数にキャップ調整比率0.9が設定。
指数に対するウエートが低下する。
3月末には日経平均をベンチマークとするパッシブ連動資金でリバランスの売りが見込まれる。
4000億円弱規模という試算もある。
やはり株価=業績×需給×心理だ。
何のためにROEやPBR1倍問題を課題にするのか。
当然「東証プライムのままで上場していたい」という切実な問題はある。
しかし、本当にそれだけなのか。
「資本効率を良くすることで、成長につながる」という視点は当然あるだろう。
研究開発投資、M&A、DX投資などなど。
だから「重視する」のだと言えば良い。
「世界の流れだから」。
「世界的に劣後している」。
そうではない。
事の本質は「成長のために」。
ここを見間違えると、学者さんの唱えることに付和雷同に映ってしまう。
10日、東証は4ー6月期決算企業の浮動株比率(FFW)見直し結果を公表。
自己株式消却を実施したソニーG(6758)やレーザーテック(6920)に売り需要が発生する見通し。
リバランスは30日大引けにかけて発生。
同日、昨年12月に東証プライム市場に上場したキオクシア(285A)がTOPIXに組み入れられる。
・買い需要銘柄上位20
コード 銘柄略称 パッシブ需要(千株) パッシブ需要(百万円) 売買日数(日)
285A キオクシア 13,250 26,619.46 -
7203 トヨタ 2,605 7,637.93 0.10
3349 コスモス薬品 883 6,086.67 2.34
8306 三菱UFJ 3,096 5,893.26 0.07
6501 日 立 1,274 4,855.82 0.09
6098 リクルートHD 393 4,305.74 0.10
8316 三井住友 1,007 3,779.72 0.08
4385 メルカリ 1,849 3,149.04 0.19
6861 キーエンス 49 3,110.65 0.09
7974 任天堂 309 2,861.19 0.08
8035 東エレク 104 2,802.85 0.03
8001 伊藤忠 349 2,562.68 0.12
8411 みずほ 651 2,530.90 0.06
6028 テクノプロHD 860 2,502.01 2.24
8766 東京海上 471 2,432.88 0.09
8058 三菱商 958 2,375.01 0.08
8031 三井物 762 2,331.06 0.12
9432 NTT 14,619 2,246.99 0.10
9984 ソフトバンクG 242 2,242.83 0.03
7741 HOYA 96 1,952.77 0.11
・売り需要銘柄上位20
コード 銘柄略称 パッシブ需要(千株) パッシブ需要(百万円) 売買日数(日)
6758 ソニーG -13,571 -43,900.65 -1.13
7518 ネットワン -8,753 -39,203.08 -9.99
6920 レーザーテク -2,038 -31,898.37 -0.24
3391 ツルハHD -1,071 -9,262.09 -6.94
4063 信越化 -1,749 -9,083.64 -0.34
3549 クスリのアオキ -2,279 -7,062.39 -6.90
6326 クボタ -3,120 -5,563.65 -0.80
4578 大塚HD -639 -5,153.04 -0.47
9627 アインHD -1,154 -4,945.85 -10.52
4661 OLC -1,470 -4,876.93 -0.31
6640 I・PEX -1,224 -3,598.71 -5.73
4443 Sansan -1,363 -3,333.04 -2.04
5333 ガイシ -1,472 -2,849.54 -1.88
4326 インテージHD -1,651 -2,424.67 -21.41
9260 Wismetac -938 -1,800.27 -5.44
7984 コクヨ -672 -1,784.75 -1.85
1766 東建コーポ -145 -1,703.17 -7.05
4955 アグロカネシ -730 -1,386.45 -21.81
7951 ヤマハ -1,090 -1,162.78 -0.61
5273 三谷セキ -195 -1,005.97 -16.80
・売買日数上位20
コード 銘柄略称 パッシブ需要(千株) パッシブ需要(百万円) 売買日数(日)
3154 メディアスHD 211 179.75 16.97
9273 コーア商事H 481 295.13 9.94
2462 ライク 449 635.34 8.95
2294 柿安本店 104 288.22 8.52
4826 CIJ 742 338.34 7.33
1377 サカタのタネ 515 1,752.43 6.63
3916 DIT 172 342.95 6.43
2154 オープンUP 1,018 1,844.45 5.19
7821 前田工繊 752 1,396.59 5.04
1887 日本国土 1,032 528.60 4.93
3843 フリービット 258 345.63 4.71
3836 アバントG 417 774.40 4.54
6905 コーセル 484 513.97 3.69
3076 あいHD 627 1,296.88 3.51
3028 アルペン 429 892.11 3.35
3134 Hamee 180 228.72 3.29
2791 大黒天 160 1,351.73 2.63
3349 コスモス薬品 883 6,086.67 2.34
5074 テスHD 782 213.51 2.27
5273 三谷セキ -195 -1,005.97 -16.80
・売買日数下位20
コード 銘柄略称 パッシブ需要(千株) パッシブ需要(百万円) 売買日数(日)
4955 アグロカネシ -730 -1,386.45 -21.81
4326 インテージHD -1,651 -2,424.67 -21.41
4762 エックスネット -45 -68.52 -18.80
8038 東都水 -13 -75.35 -17.23
5273 三谷セキ -195 -1,005.97 -16.80
8118 キング -122 -85.59 -16.71
8945 サンネクスタG -106 -106.35 -15.66
9428 クロップス -42 -43.29 -15.20
9322 川西倉庫 -61 -65.96 -14.87
3175 APHD -98 -93.04 -14.85
7442 中山福 -198 -72.02 -14.81
3159 丸善CHI -505 -160.49 -14.45
8041 OUG HD -50 -133.57 -13.82
8025 ツカモト -49 -53.61 -13.80
3839 ODK -72 -40.28 -13.69
4539 日ケミファ -37 -55.84 -13.64
1716 第一カッター -129 -174.56 -13.50
9986 蔵王産業 -62 -151.91 -13.31
3512 日フエルト -195 -95.18 -13.00
2818 ピエトロ -58 -101.38 -13.00
1月10日:TOPIXの浮動株比率(FFW)見直し結果発表
1月30日:TOPIXのFFWリバランス
2月12日:MSCIスタンダード定期見直し結果発表
2月28日:MSCI指数のリバランス
2月下旬:FTSEジャパンの定期見直し結果発表
3月21日:FTSE指数のリバランス
3月上旬:日経平均株価の定期見直し結果発表
3月31日:日経平均株価のリバランス
5月14日:MSCIスタンダード定期見直し結果発表
5月30日:MSCI指数のリバランス
8月13日:MSCIスタンダード定期見直し結果発表
8月29日:MSCI指数のリバランス
9月上旬:日経平均株価の定期見直し結果発表
9月30日:日経平均株価のリバランス
11月4日:Russell/Nomura定期見直し結果発表
11月6日:MSCIスタンダード定期見直し結果発表
11月19日:Russell/Nomuraのリバランス
11月24日:MSCI指数のリバランス
12月13日:ナスダック100の定期見直し結果発表
12月19日:ナスダック100のリバランス
帝国データバンクが10日に発表したカレーライス1食当たりのトータルコストを示す「カレーライス物価」。
2024年11月時点で前年同月比19.6%%増の377円だった。
コメ価格の高騰で「ライス」の値上がりが大きく影響。
8カ月連続で最高値を更新した。
24年11月の「ごはん」の価格は前年同月(92円)から57円増と大幅上昇。
前年同月に比べた増加幅は過去10年で最大。
カレーライス1食のうち構成比の高い「カレー具材(肉・野菜)」は前年同月比5円増の200円だった。
東京都区部の物価動向を基に予想した12月のカレーライス物価は1食380円に到達する可能性がある。
「ライス」は過去10年で初となる1食150円台に到達する可能性があるという。
1月13日2125GMT(日本時間14日午前6時25分)現在
市場 現値 前日比 同騰落率 年初来
ダウ30種 42297.12 358.67 0.86 ▲0.58 終値
ナスダック 19088.10 ▲73.53 ▲0.38 ▲1.15 終値
NYSE総合 19047.33 84.32 0.44 ▲0.26 終値
S&P500 5836.22 9.18 0.16 ▲0.77 終値
トロント S&P/TSX 24536.32 ▲231.41 ▲0.93 ▲0.77 終値
英国 FTSE100 8224.19 ▲24.30 ▲0.29 +0.63 終値
ドイツ DAX 20132.85 ▲81.94 ▲0.41 +1.12 終値
フランス CAC40 7408.64 ▲22.40 ▲0.30 +0.38 終値
日経平均 39190.40 ▲414.69 ▲1.05 ▲1.77 終値
香港 ハンセン指数 18874.14 ▲190.15 ▲1.00 ▲5.91 終値
豪 S&P/ASX200 8191.90 ▲102.20 ▲1.23 +0.40 終値
欧州 STOXX600 508.68 ▲2.82 ▲0.55 +0.21 終値
トルコ ISEN100 9733.17 ▲177.44 ▲1.79 ▲0.99 終値
南アフリカ JSE 82045.80 ▲1420.78 ▲1.70 ▲2.44 終値
イタリア FTSE MIB 34799.27 ▲290.96 ▲0.83 +1.79 終値
タイ SET 1354.34 ▲13.65 ▲1.00 ▲3.28 終値
インド SENSEX 76330.01 ▲1048.90 ▲1.36 ▲2.32 終値
インドネシア JCI 7016.88 ▲71.99 ▲1.02 ▲0.89 終値
フィリピン PSE 6343.10 ▲153.22 ▲2.36 ▲2.84 終値
韓国 総合 2489.56 ▲26.22 ▲1.04 +3.75 終値
上海 総合 3160.76 ▲7.77 ▲0.25 ▲5.70 終値
シンガポール ST 3791.70 ▲9.86 ▲0.26 +0.11 終値
台湾 加権 22488.33 ▲523.53 ▲2.28 ▲2.37 終値
メキシコ S&P/BMV IPC 49816.90 220.20 0.44 +0.61 終値
ブラジル BOVESPA 119006.93 150.45 0.13 ▲1.06 終値
◇━━━ カタリスト━━━◇
椿本興業(8052)・・・動兆
機械の中堅商社。
モーター、チェーンなど動伝商品が柱。
液晶関連の搬送装置などFA関連拡充
(兜町カタリスト櫻井)
[株価材料]
■半導体投資1.5兆円下振れ 24年度 EV・スマホ失速 振興策で設備過剰
■宇宙開発人材のスキル可視化 内閣府、業務別に指標 採用・育成支援
■日清食品HD<2897>
トルコ再進出 即席麺を本格販売 工場建設視野に
■日本製鉄<5401>
USスチール買収計画、破棄期限を6月まで延長
■USスチールへの買収提案、競合クリフスとニューコアが検討
■ニトリHD<9843>
会長「家電売上高1000億円」 家族向け大型品投入
■日本、インドネシアに高速警備艇供与で合意 首脳会談
■成田発着枠、年34万回に 10月拡大めざす
■QR決済、100億回を突破 クレカに次ぐ手段へ成長 24年2割増
■オープンハウスG<3288>
プレサンス<3254>にTOB 完全子会社化
■IIJ<3774>
次期社長、データ活用事業に重点 売上高5000億円へ成長
■安川電機<6506>
今期、営業益12%減に下方修正 韓国で需要落ち込み
■良品計画<7453>
一転最高益 今期最終6%増、生活雑貨伸び
■イオン<8267>
最終赤字156億円 3-11月、2年ぶり コスト増補えず
■リンガーハット<8200>
純利益2.9倍 3-11月、高単価品奏功
■東京ガス<9531>
水素の製造装置市場に参入、今秋以降に部品供給へ
■サンウェルズ<9229> 不正・過剰な請求認める
■マネックスG<8698>松本会長「仮想通貨にかつてない追い風」
■王子HD<3861> 木から半導体材料 2ナノ最先端向け参入
01月14日 相場展望(寄り付き前)
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【オープニングコメント】
軟調展開か |
・・・続き
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14日の東京株式市場は、軟調な展開か。
日経平均株価の予想レンジは、3万8600円-3万9000円を想定。(10日終値3万9190円40銭)
米3指数は10日は大きく下落し、週明け13日はダウ平均とS&P500が上昇した。ダウ平均は10日に696ドル安となり、13日は358ドル高の42297ドルで取引を終えた。
現地13日の米国株式市場は、NYダウが反発した一方、ナスダック総合指数とSOX(フィラデルフィア半導体株)指数は下落した。SOX指数は日本の半導体関連株への影響が大きいだけに、関連銘柄を中心に弱い動きが続きそうだ。
為替相場は、ドル・円が1ドル=157円台の半ば(前週末10日は158円38-40銭)、ユーロ・円が1ユーロ=161円台の前半(同163円07-11銭)と円高方向にあることも、輸出関連銘柄には重し。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同10日の大阪取引所清算値比545円安の3万8705円だった。
【好材料銘柄】
■地域新聞社 <2164>
株主優待制度を拡充。優待品を(1)通販サイト「ちいきの逸品」2万円以上購入で使える1万円引き割引券、(2)千葉県を中心に全10店舗で使える総額1万円引き割引券に変更。100株以上保有株主に年2回、合計4万円の割引券を贈呈する。
■プレサンスコーポレーション <3254>
親会社のオープンハウスグループ <3288> がTOB(株式公開買い付け)を実施し、完全子会社化を目指す。TOB価格は1株2390円で10日終値を22.1%上回る水準。買い付け期間は1月14日から2月26日まで。
■コスモス薬品 <3349>
上期経常は26%増益で上振れ着地。
■農業総合研究所 <3541>
9-11月期(1Q)経常は2倍増益で着地。また、発行済み株式数(自社株を除く)の1.36%にあたる30万株(金額で7000万円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は1月15日から2月28日まで。
■PR TIMES <3922>
3-11月期(3Q累計)経常は7%増益で着地。
■チームスピリット <4397>
9-11月期(1Q)経常は黒字浮上で着地。
■クリングルファーマ <4884>
第一種医薬品製造販売業の許可を取得。
■エヌ・ピー・シー <6255>
9-11月期(1Q)経常は8.9倍増益で着地。
■ケル <6919>
配当方針を変更し、DOE(連結純資産配当率)を導入。配当性向40%以上を目標とし、DOEの下限を3.8%に設定。
■良品計画 <7453>
今期経常を一転11%増益に上方修正・最高益、配当も4円増額。
■インターアクション <7725>
今期経常を37%上方修正。
■インテリックス <8940>
今期経常を43%上方修正。
【主な経済指標・スケジュール】
14(火)
【国内】
11月国際収支・貿易収支(8:50)
12月景気ウォッチャー調査(14:00)
5年国債入札
《決算発表》
東宝、ベイカレント、SHIFT、ビックカメラ、U-NEXT、Sansan、パルGHD、マネフォワード、クリレスHD、イズミ、クリエイトSDH、サカタのタネ
【海外】
米12月生産者物価指数(PPI)(22:30)
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
01月13日 NY株/欧州株概況
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【市況】ダウ反発358ドル高、自律反発狙い |
・・・続き
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13日の米株式市場でNYダウ工業株30種平均は反発し、前週末比358ドル67セント高の4万2297ドル12セントで終えた。
10日発表された昨年12月の米雇用統計が労働市場の底堅さを示す内容で、米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ観測が後退し、同日のダウ平均は700ドル近く値下がりした。ただ、この日は「米景気の強さが好感された」(日系証券)ことで、医療保険や金融の銘柄を中心に積極的に買われた。
ユナイテッドヘルスが3.9%高で終え、1銘柄でダウ平均を120ドルあまり押し上げた。公的医療保険を管轄するメディケア・メディケイド・サービスセンター(CMS)が10日、26年の政府から保険会社への支払額を増やす案を発表し、好感した買いが入った。ダウ平均の構成銘柄ではないが、ヒューマナやCVSヘルスといった医療保険関連株が上昇した。
取引開始直後にダウ平均は下げる場面があった。13日の米債券市場で長期金利が一時4.80%と23年11月以来の高水準を付けた。米景気の底堅さを背景に米連邦準備理事会(FRB)の利下げペースが鈍化するとの見方がある。長期金利の上昇で株式の相対的な割高感が強まるとの警戒は株式相場の重荷となった。
市場では「米国のインフレ再燃に対する不安が続いている」との指摘があった。14日に12月の米卸売物価指数(PPI)、15日に12月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控え、内容を見極めたいとの雰囲気もあった。
そのほかのダウ平均の構成銘柄では、アナリストが投資判断を引き上げたキャタピラーが上昇した。アムジェンやスリーエム(3M)、JPモルガン・チェースも買われた。半面、米政権による人工知能(AI)半導体の輸出規制強化を懸念し、エヌビディアが下げた。24年10〜12月期のスマートフォン販売の落ち込みが伝わったアップルが売られたほか、ウォルマートも安かった。
ナスダック総合株価指数は4日続落した。前週末比73.526ポイント(0.38%)安の1万9088.102と、24年11月下旬以来の安値で終えた。半導体のマイクロン・テクノロジーやビッグデータ分析のパランティア・テクノロジーズが下げた。
NYダウ 42297.12 ( +358.67 )
S&P500 5836.22 ( +9.18 )
NASDAQ 19088.10 ( -73.53 )
米10年債利回り 4.789 ( +0.028 )
NY(WTI)原油 78.82 ( +2.25 )
NY金 2678.6 ( -36.4 )
VIX指数 19.19 ( -0.35 )
【シカゴ日本株先物概況】
13日のシカゴ日経平均先物は下落した。3月物は前週末比75円安の3万8705円で終えた。
NYダウ平均は、前週末の大幅下落を受けて安値拾いの買いが優勢となり、反発した。
ただ、この日は米長期金利の上昇を受けて米ナスダック総合株価指数が弱含み、シカゴ市場の日経平均先物にも売りが優勢となった。
シカゴ日経225先物 (円建て)
38705 ( -545 )
シカゴ日経225先物 (ドル建て)
38785 ( -465 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
13日の英FTSE100種総合株価指数は続落し、前週末比24.30ポイント(0.29%)安の8224.19で終えた。米利下げ観測の後退などを背景に米英の長期金利が水準を一段と切り上げる場面があり、嫌気された。
FTSEの構成銘柄では、原油先物相場の上昇を背景に、航空大手インターナショナル・エアラインズ・グループ(IAG)が3.58%安、産金大手フレスニロが3.52%安、不動産サイト大手ライトムーブが3.19%安と下げを主導。一方、資産運用大手インターメディエイト・キャピタル・グループは2.27%高、金融大手ナットウエストは1.95%高、食品・小売り大手アソシエーテッド・ブリティッシュ・フーズは1.63%高となった。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
13日のドイツ株価指数(DAX)は4日続落し、前週末比81.94ポイント(0.40%)安の2万0132.85で終えた。米国経済の強さを映す指標や、米国でインフレが再燃しかねないとの見方から、米連邦準備理事会(FRB)が利下げに動きにくくなるとの見方が広がっている。米欧長期金利の高止まりとともに、投資家心理の重荷となった。
個別では、金利動向に敏感なセメント大手ハイデルベルク・マテリアルズが2.15%安、スポーツ用品大手アディダスが2.05%安、不動産大手ボノビアが1.70%安と売られた半面、医療機器のザルトリウスは3.31%高、電力大手RWEは1.56%高、分子診断大手キアゲンは1.46%高と値を上げた。
■フランス・パリ株価指数
フランスでは株価指数CAC40が続落し、前週末比0.30%安で終えた。不動産投資信託(REIT)、スイスの半導体大手STマイクロ・エレクトロニクスが下げた。一方で仏トタルエナジーズ、通信サービスの仏オレンジが上昇した。