【日経平均】
40083円30銭(△776円25銭=1.97%)
--------------------------------------------
【TOPIX】
2786.57(△30.19=1.10%)
--------------------------------------------
【グロース250】
640.94(△6.23=0.98%)
--------------------------------------------
【プライム売買高】19億6266万株(▲5579万株)
--------------------------------------------
【売買代金】4兆9383億円(△4564億円)
--------------------------------------------
【値上がり銘柄数】815(前日:357)
【値下がり銘柄数】761(前日:1243)
【新高値銘柄数】22(前日:41)
【新安値銘柄数】12(前日:12)
【25日騰落レシオ】109.67(前日:103.54)
--------------------------------------------
■本日のポイント
1.日経平均は大幅反発、776円高で4万円台を回復
2.米株市場で半導体関連が買われた流れを引き継ぐ
3.鴻海精密工業の好決算受け、AI用半導体に再脚光
4.東エレクはじめ半導体主力株が商い伴い軒並み高
5.値上がり数は5割にとどまるも、売買代金は増勢に
あすの東京株式市場も堅調展開か。
米国の主要指数や物色の動向などに依存する相場展開が予想される。きょうはSOX指数(米半導体株指数)が大幅高となったことや、半導体大手エヌビディアに対する期待再開が値がさ半導体関連への買いの刺激材料となった。しかし、SOX指数は上ヒゲで終えており目先の反落が予想され、あすの半導体関連への対応は選別物色が必要だろう。
日経平均は昨年9月につけた戻り高値(3万8829円)以降でもみ合い基調にあるが、その上限付近での滞留時間が相対的に長くなりつつあり、昨年7月につけた史上最高値に向けていつ騰勢を強めても不思議ではないといえよう。
■上値・下値テクニカル・ポイント(7日現在)
41290.86 ボリンジャー:+3σ(13週)
41069.22 ボリンジャー:+2σ(26週)
40698.86 ボリンジャー:+3σ(25日)
40529.98 ボリンジャー:+2σ(13週)
40215.03 ボリンジャー:+2σ(25日)
40083.30 ★日経平均株価7日終値
39769.11 ボリンジャー:+1σ(13週)
39757.99 ボリンジャー:+1σ(26週)
39731.20 ボリンジャー:+1σ(25日)
39710.76 6日移動平均線
39550.07 均衡表転換線(日足)
39539.53 均衡表雲上限(週足)
39247.36 25日移動平均線
39099.93 均衡表転換線(週足)
39099.93 均衡表基準線(日足)
39008.23 13週移動平均線
38781.78 75日移動平均線
買い優勢の展開となりローソク足は下ヒゲを伴わない陽線で終了。買い一巡後はやや上値の重い印象で上髭を形成したが、終値は5日移動平均線を上回った。ただ、上昇中の25日移動平均線(39247.36円)、75日線(38781.77円)を下回る場面はなく、一目均衡表も引き続き三役好転下の買い手優勢の形状をキープしており、上昇トレンドが継続中と推察される。
【大引け概況】
7日の日経平均株価は3営業日ぶりに反発し、終値は前日比776円25銭高の4万0083円30銭だった。
本日のマーケット動画
時間:00:01:13 容量:15.16M ▼音声 VOICEVOX Nemo
過去のマーケット動画はこちら
![](http://cm.ilogos.co.jp/cmimage/UxaGdAR4/psrK4V0n/25.png)
前日のリスクオフ相場から一転して主力株中心に大きく買い戻される展開となった。前日の米国株市場では、NYダウは後半値を消し小幅マイナス圏で引けたが、ハイテク株への買い意欲が旺盛でナスダック総合株価指数は連日の大幅高となった。特にエヌビディア<NVDA>をはじめ半導体関連株に投資資金が流入し指数を押し上げた。
東エレクやアドテスト、ディスコ、レーザーテクなど半導体株への買いが優勢だった。
東エレクが前日比11%高となるなど関連株に買いが集まった。
台湾の鴻海精密工業の24年10~12月期決算では旺盛なAIサーバー需要が寄与して売上高が過去最高を記録、これが関連銘柄を刺激した形となっている。
東京株式市場でも米株市場の地合いを引き継ぎ半導体製造装置関連株が物色人気化し、日経平均の戻り足を加速させた。
金融規制の強化に前向きだった米連邦準備理事会(FRB)のマイケル・バー副議長(金融監督担当)が2月28日付で辞任する意向を表明したことで金融規制緩和への思惑が高まり、6日の米株式市場では銀行株が上昇。邦銀株にも買いが波及し、三菱UFJは18年ぶりの高値を付けるなど3メガバンクの上昇が目立ったほか、外国為替市場での円安進行でトヨタなども買われ、日経平均の上げ幅は900円を超える場面があった。
エヌビディアは6日(日本時間7日)、ゲーム用PC向け画像処理半導体(GPU)の新製品を発表した。米ラスベガスで開催中のテクノロジー見本市「CES」で基調講演したジェンスン・ファン最高経営責任者(CEO)が明らかにした。エヌビディアが手掛ける次世代AI半導体の「ブラックウェル」にも前向きな発言があり、日本の半導体関連への買いを誘ったとの見方もあった。市場関係者は「エヌビディアCEOの発言機会などもあり、半導体関連への追い風が強かった」ときょうの相場を振り返る。10日には米雇用統計の発表が控えるなか「今後は重要な経済統計をこなしながら、日経平均が4万円台を維持できるかが焦点だ」とも話した。
エヌビディアから次世代の自動運転車の開発に向けた最新半導体を調達することが明らかとなったトヨタは午後に上げ幅を広げた。日本経済新聞電子版が7日午前に「採算が悪化している事業の売却を検討する」と報じた京セラも急伸した。
東証株価指数(TOPIX)は3営業日ぶりに反発した。終値は30.19ポイント(1.10%)高の2786.57だった。JPXプライム150指数も3営業日ぶりに反発し、16.28ポイント(1.33%)高の1235.86で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で4兆9382億円、売買高は19億6266万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は815。値下がりは761、横ばいは68だった。
業種別株価指数(33業種)は電気機器、サービス、銀行などの上昇率が大きかった。下落は、海運業、鉄鋼、電気・ガス業。
個別では、米ハイテク株高を受けて、売買代金で群を抜いた東京エレクトロンが大幅高に買われ、売買代金2位のディスコも大きく水準を切り上げた。また、アドバンテストも値を飛ばし、ルネサスエレクトロニクス、レーザーテック、ソシオネクスト、スクリーンHDも買われるなど、半導体製造装置関連が軒並み人気となった。このほか、三菱UFJフィナンシャル・グループ、三井住友、みずほFGなどメガバンクが高く、ソフトバンクグループも堅調。キーエンスも上昇した。富士通ゼネラルは値上がり率首位。アステリア、日本マイクロニクスの上げも目立つ。このほか、京セラ、ファナック、リクルートHD、荏原製作所、安川電機などが上昇した。
半面、前日買われた川崎汽船、日本郵船、商船三井など海運株が弱かったほか、INPEX、出光興産、ENEOSホールディングなど資源関連株も下落。フジクラも利益確定売りに押された。IHIが安く、太平洋セメント、花王、キッコマン、日本製鉄も軟調。三井E&Sも冴えない。GMOインターネットが急落、ハローズ、アズワンなども大きく値を下げた。セレス、レノバなども下値を探る展開になった。
東証スタンダード市場は東京株式市場が全面高商状となる中、投資マインドが改善して紫檀ダード市場も堅調に推移した。為替が円安に振れたことも株価にプラスとなった。
スタンダードTOP20は小幅高。出来高は3億1335万株。
値上がり銘柄数852、値下がり銘柄数557と、値上がりが優勢だった。
個別では、テクニスコ、ユビキタスAI、日本ラッド、室町ケミカル、リベルタなど6銘柄がストップ高。第一屋製パンは一時ストップ高と値を飛ばした。ホクリヨウ、田中建設工業、日本電技、弘電社、暁飯島工業など32銘柄は昨年来高値を更新。エヌエフホールディングス、ジェイ・イー・ティ、エコミック、FDK、ビート・ホールディングス・リミテッドが買われた。
一方、DNAチップ研究所、ピーエイが昨年来安値を更新。京極運輸商事、伊勢化学工業、フジプレアム、日本エマージェンシーアシスタンス、クミカが売られた。
東証グロース市場は日経平均株価の大幅上昇を受け、リスク選好姿勢を強めた海外投機筋などの買いが新興市場に一部入った。個人投資家の心理も改善した。
グロースCoreは反発
東証グロース市場250指数は3営業日ぶりに反発した。終値は前日比6.23ポイント(0.98%)高の640.94だった。
グロース市場ではライフネット、QDレーザが上昇した。一方、MTG、ジーエヌアイが下落した。
値上がり銘柄数334、値下がり銘柄数241と、値上がりが優勢だった。
個別ではHeartseed、Sapeet、visumo、ファンデリー、サークレイスなど6銘柄がストップ高。EduLab、Fusic、アスタリスクは一時ストップ高と値を飛ばした。ランディックス、パルマ、BlueMeme、バンク・オブ・イノベーション、Rebaseなど12銘柄は昨年来高値を更新。INCLUSIVE、ホットリンク、クリングルファーマ、アミタホールディングス、HPCシステムズが買われた。
一方、Synspective、GVA TECH、ビースタイルホールディングス、フォルシア、モンスターラボホールディングスなど7銘柄が昨年来安値を更新。ブランディングテクノロジー、トゥエンティーフォーセブン、True Data、リグア、Veritas In Silicoが売られた。
7日午前の日経平均株価は急反発し、午前終値は前日比957円45銭高の4万0264円50銭だった。
きょう前場は、前日とは打って変わり主力株を中心にリスクを取る動きが一気に強まった。日経平均株価は朝方高く始まった後、ほぼ一本調子に水準を切り上げ4万円大台を回復、その後も次第高で前引けはほぼ高値圏で着地した。
前日の米国株市場で半導体関連株が買われたことを受け、東京株式市場でも売買代金上位の半導体主力株に買いが集まり全体を押し上げた。東エレクやアドテストなど半導体に入った。東エレクの上昇率は一時11%を超えた。
225先物主導のインデックス買いによる影響も大きく、日経平均の上昇率はTOPIXとかなり開きがある。
三菱UFJなど3メガバンクの上昇も目立ったほか、外国為替市場での円安進行でトヨタなども買われた。
6日の米株式市場ではエヌビディアなど半導体関連の上昇が目立ち、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が大きく上昇した。日本時間7日にはエヌビディアのジェンスン・ファン最高経営責任者(CEO)が米ラスベガスで一般公開されている世界最大のテクノロジー見本市「CES」で基調講演に臨む。エヌビディアの次世代人工知能(AI)半導体「ブラックウェル」に関する前向きな発言があるとの期待感から、東京市場でも関連株に位置付けられる銘柄への買いが目立った。
市場関係者の間では、米ハイテク株をめぐりバリュエーション(投資尺度)が高止まりしていることから、半導体をめぐる過度に楽観的な姿勢を警戒する声もある。半面、国内の半導体関連銘柄は「米中対立などの悪材料が織り込まれ、米ハイテク株高が続いていた年末でもしばらく調整局面が続いていた。業績見通しも悪くなく、足元は割安な水準で買いやすい」との声があった。
メガバンクの上昇も目立った。三菱UFJの上昇率は一時、4%を超え、株式分割考慮ベースで2006年4月以来18年9カ月ぶりの高値を更新した。米連邦準備制度理事会(FRB)のマイケル・バー副議長(金融監督担当)は6日、2月28日付で辞任する意向を表明した。金融規制の強化に前向きだったバー副議長の辞任で、規制緩和への思惑が高まり6日の米株式市場で銀行株が上昇した。国内の銀行株にも買いが波及し、みずほFGと三井住友FGは昨年来高値を更新した。
円安・ドル高の進行も相場の支えとなった。7日午前の外国為替市場では円相場が一時1ドル=158円18銭近辺と2024年7月中旬以来の安値を付けた。朝方は軟調に推移していたホンダなど自動車関連の一角も上昇に転じた。
先物市場で買戻しが入っているとの声も聞かれ、日経平均は4万0000円台を回復したが、全業種が上昇するような強い地合いではない。昨年12月戻り高値4万0398円23銭を上回ると後場一段高の可能性はあるが、半導体株頼みの地合いのため勢いは弱いか。後場の日経平均は、4万円台で大引けを迎えられるかに注目したい。
東証株価指数(TOPIX)も反発した。前引けは36.11ポイント(1.31%)高の2792.49だった。JPXプライム150指数も反発し、18.67ポイント(1.53%)高の1238.25で前場を終えた。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆5150億円、売買高は9億9596万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は884。値下がりは701、横ばいは59だった。
業種別では、サービス、電気機器、銀行、証券・商品先物、精密機器などが上昇した一方、海運、鉱業、鉄鋼、電気・ガス、石油・石炭などが下落した。
個別では、米ハイテク株高を受けて、売買代金トップとなった東京エレクトロンが大幅高に買われたほか、売買代金2位のディスコも急伸、同3位のアドバンテスト、ほかルネサスエレクトロニクス、レーザーテック、ソシオネクストも値を飛ばすなど半導体製造装置関連への投資資金の流入が際立っている。
このほか、三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンクが高く、ソフトバンクグループも物色人気。京セラ、リクルートHD、荏原製作所などが上昇。日本マイクロニクスも株価を急上昇させている。富士通ゼネラルは一時ストップ高に買われた。
半面、IHIが安く、前日買われた川崎汽船、日本郵船、商船三井など海運株が弱かったほか、INPEX、出光興産、ENEOSホールディングなど資源関連株も下落。このほか、花王、日本製鉄、大林組、豊田通商などがさえない。6日に米鉄鋼大手USスチール買収を巡る不当介入があったとしてバイデン米大統領らの提訴を発表した日本製鉄も安かった。
東証スタンダード市場は半導体関連需要への思惑から米国市場でハイテク株が上昇し、プライム市場でも半導体株が大きく値を上げた。為替の円安も追い風となった。スタンダード市場も一部波及した。
スタンダードTOP20は小幅高。出来高は1億7059万株。
値上がり銘柄数875、値下がり銘柄数482と、値上がりが優勢だった。
個別ではテクニスコ、日本ラッド、室町ケミカル、リベルタ、エヌエフホールディングスがストップ高。第一屋製パンは一時ストップ高と値を飛ばした。ホクリヨウ、田中建設工業、日本電技、弘電社、オリエンタルコンサルタンツホールディングスなど30銘柄は昨年来高値を更新。ジェイ・イー・ティ、ビート・ホールディングス・リミテッド、メタプラネット、REVOLUTION、FDKが買われた。
一方、DNAチップ研究所、ピーエイが昨年来安値を更新。京極運輸商事、伊勢化学工業、フジプレアム、クミカ、アルピコホールディングスが売られた。
東証グロース市場は日経平均株価が大幅に上昇するなか、新興市場にも海外投機筋の買いが一部波及した。
東証グロース市場250指数は反発した。前引けは前日比4.04ポイント(0.64%)高の638.75だった。グロースCoreも堅調。
グロース市場ではGENDA、フリーが上昇した。一方、タイミー、アストロHDが下落した。
値上がり銘柄数338、値下がり銘柄数220と、値上がりが優勢だった。
個別では、Sapeet、アスタリスクがストップ高。Heartseed、ランディックス、パルマ、バンク・オブ・イノベーション、Rebaseなど7銘柄は昨年来高値を更新。Birdman、ホットリンク、ログリー、JSH、Waqooが買われた。
一方、フォルシア、モンスターラボホールディングス、弁護士ドットコム、フェニックスバイオが昨年来安値を更新。ブランディングテクノロジー、トゥエンティーフォーセブン、リグア、Veritas In Silico、delyが売られた。
【寄り付き概況】
7日の日経平均株価は反発で始まった。始値は前日比277円31銭高の3万9584円36銭。
2025年の大発会となった前日は600円近い下落をみせたが、きょうはその反動で先物を絡め買い戻される展開に。
前日は欧州株市場でドイツやフランスなど主要国の株価が大きく上昇、米株市場ではNYダウが後半失速したものの、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は大幅続伸した。トランプ次期政権下での関税強化に対する行き過ぎた懸念が後退し、市場のセンチメント改善が半導体関連などを中心に全体相場を支えた。
東京株式市場でもこの流れを引き継いで、きょうは一貫してリスクオンの地合いが想定される。
東証株価指数(TOPIX)は反発している。
個別では、ファストリやリクルート、大塚HDが上昇している。一方、KDDIや豊田通商、花王が下落している。6日に米鉄鋼大手USスチール買収を巡り不当な政府介入があったとしてバイデン米大統領らを提訴したと発表した日本製鉄も安い。
「EPSは増加基調だが単純平均は下落基調」
「フィラデルフィア半導体指数(SOX)は2.84%高と3日続伸」
週明けのNY株式市場で主要3指数はマチマチの展開。
S&P500とナスダック総合は続伸。
ほぼ1週間ぶりの高値水準を回復した。
マイクロソフトがAIに対応するデータセンター建設に800億ドルを投じる計画を受けて上昇。
台湾の鴻海精密工業の第4四半期売上高が市場予想を上回り、過去最高を記録したことも好感した。
エヌビディアが3.43%、AMDが3.33%、マイクロン・テクノロジーが10.45%上昇。
フィラデルフィア半導体指数(SOX)は2.84%高。
米取引所の合算出来高は173億6000万株と増加。
11月の製造業新規受注は前月比0.4%減少。
市場予想は0.3%減だった。
10月は0.5%増と、当初発表の0.2%増から上方修正。
前年同月比では0.1%増。
10年国債利回りは4.623%。
5年債利回りは4.422%
2年国債利回りは4.27%。
ドル円は157円台後半。
WTI原油先物2月限は0.40ドル(0.54%)安の1バレル=73.56ドル。
SKEW指数は157.20→157.32→152.64。
恐怖と欲望指数は31→37。
10月18日の75がピークだった。
(2023年10月5日が20)。
週明けのNYダウは25ドル(0.06%)安の42706ドルと反落
高値43115ドル、安値42611ドル。
サイコロは6勝6敗。
騰落レシオは83.38(前日86.23)。
NASDAQは243ポイント(1.24%)高の19864ポイントと続伸。
高値20007ポイント、安値19785ポイント。
サイコロは5勝7敗。
騰落レシオは88.75(前日90.66)。
S&P500は32ポイント(0.55%)高の5975ポイントと続伸。
高値6021ポイント、安値5960ポイント。
サイコロは5勝7敗。
騰落レシオは79.0(前日81.52)。
週明けのダウ輸送株指数は23イント(0.18%)高の16035ポイントと続伸。
SOX指数は146ポイント(2.84%)高の5310ポイントと3日続伸。
VIX指数は16,04(前日16.13)。
NYSEの売買高は11.13億株(前日8.63億株)。
3市場の合算売買高は173.6億株(前日140.9億株、過去20日平均は123.7億株)
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比335円高の39675円。
高値40000円、安値39235円。
ドル建ては大証日中比310円安の39230円。
ドル円は157.62円。
10年国債利回りは4.623%。
2年国債利回りは4.270%。
「大発会は2008年の616円安に次ぐ587円安」
週明け大発会の日経平均は寄り付き51円高。
終値は587円(▲1.47%)安の39307円と続落。
リーマンショックがあった2008年大発会616.37円安以来の大幅な下落。
高値39993円。
安値39232円。
日足は3日連続で陰線。
27日の39592円→39669円のマドは埋めた。
日経平均は7日連続で一目均衡の雲の上。
上限は38656円。
下限は37755円。
TOPIXは28.54ポイント(▲1.02%)安の2756ポイントと続落。
25日線(2734ポイント)を8日連続で上回った。
75日線(2698ポイント)を23日連続で上回った。
200日線(2714ポイント)を7日連続で上回った。
2日連続で日足陰線。
TOPIXコア30指数は続落。
プライム市場指数は14.68ポイント(▲1.02%)安の1418.61ポイントと続落。
東証グロース250指数は9.47ポイント(▲1.47%)安の634.71。
25日移動平均線からの乖離は▲0.41%(前日△1.07%)。
プライム市場の売買代金は4兆4818億円(前日3兆6011億円)。
売買高は20.18億株(前日16.22億株)。
値上がり357銘柄(前日639銘柄)。
値下がり1243銘柄(前日954銘柄)。
新高値41銘柄(前日62銘柄)。
新安値12銘柄(前日5銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは103.54(前日107.23)。
東証グロース市場の騰落レシオは79.91(前日78.42)。
NTレシオは14.26倍(前日14.33倍)。
サイコロは4勝8敗で33.33%。
TOPIXは5勝7敗で41.66%。
東証グロース市場指数は6勝6敗で50.00%。
上向きの25日線(39169円)から△0.35%(前日△1.94%)。
7日連続で上回った。
上向きの75日線は38738円。
46日連続で上回った。
上向きの200日線(38689円)から△1.60%(前日△3.12%)。
21日連続で上回った。
上向きの5日線は39636円。
7日ぶりに下回った。
13週線は38948円。
26週線は38416円。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲15.785%(前日▲16.611%)。
買い方▲6.323%(前日▲5.822%)。
東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲3.341%(前日▲6.059%)。
買い方▲17.969%(前日▲17.531%)。
空売り比率は44.0%(前日39.4%、3日ぶりに40%超)。
空売り規制なしの銘柄の比率は12.2%(前日11.5%)。
2日ぶりに3ケタ。
12月26日、10月24日が14.4%、9月13日が16.4%だった。
12月27日時点の信用売り残は708億円減の6792億円。
2週連続で減少。
同信用買い残は3227億円減の3兆9663億円。
2週ぶりに減少。
6月21日時点は4兆9117億円。
7週ぶりに3兆円台。
10月11日以来約2か月半ぶりの低水準。
信用倍率は5.84倍(前週5.72倍)。
8月9日が7.48倍、8月2日が8.72倍。
日経VIは22.78(前日21.79)。
日経平均採用銘柄のPERは15.96倍(前日16.14倍)。
4日ぶりに15倍台。
前期基準では16.38倍。
EPSは2462円(前日2471円)。
直近ピークは10月15日2514円、3月4日2387円。
直近ボトムは11月14日2425円。
225のPBRは1.45倍(前日1.47倍)。
BPSは27108円(前日27139円)。
日経平均の予想益回りは6.27%。
予想配当り利回りは2.00%。
指数ベースではPERは21.11倍(前日21.11倍)。
EPSは1889円(前日1889円)。
PBRは2.04倍(前日2.04倍)。
BPSは19556円(前日19556円)。
10年国債利回りは1.135%(前日1.090%)。
2011年7月以来約11年ぶりの高水準。
プライム市場の予想PERは15.60倍。
前期基準では16.27倍。
PBRは1.37倍。
プライム市場の予想益回りは6.40%。
配当利回り加重平均は2.34%。
東証プライムのEPSは174.2円。
12月161.79。
2024年2月が174.18。
2024年1月が175.24。
2023年10月が177.72。
2022年4月が118.12。
大商い株専有率(先導株比率)は36.6%(前日38.7%)。
12月19日が48.3%だった。
プライム市場の単純平均は32円安の2721円(前日は2753円)。
プライム市場の売買単価は2220円(前日2218円)。
プライム市場の時価総額は957兆円(前日968兆円)。
ドル建て日経平均は249.27(前日252.59)と続落。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比335円高の39675円。
高値40000円、安値39235円。
大証夜間取引終値は日中比330円高の39670円。
気学では7日は「一方に偏って動く。足取りにつくを良しとす」。
8日は「前日が高かりし時はこの日反落する」。
9日は「人気に逆行して動く日」。
10日は「目先のポイントをつくる日」。
ボリンジャーのプラス1σが39669円。
プラス2σが40168円。
プラス3σが40668円
マイナス1σが38669円。
マイナス2σが381707円。
マイナス3σが37676円。
週足のプラス1σが39650円。
プラス2σが40359円。
マイナス1σが38246円。
マイナス2σが37543円。
半値戻しは36841円。
9月配当権利落ち前は38925円。
日経平均株価の9月月中平均は37162円。
TOPIXの9月月中平均は2627ポイント。
CES(→10日、ラスベガス)開催。
アノマリー的には「一粒万倍日」。
《今日のポイント1月7日》
(1)週明けのNY株式市場で主要3指数はマチマチの展開。
10年国債利回りは4.623%。
5年債利回りは4.422%
2年国債利回りは4.27%。
ドル円は157円台後半。
WTI原油先物2月限は0.40ドル(0.54%)安の1バレル=73.56ドル。
SKEW指数は157.20→157.32→152.64。
恐怖と欲望指数は31→37。
10月18日の75がピークだった。
(2023年10月5日が20)。
(2)週明けのダウ輸送株指数は23イント(0.18%)高の16035ポイントと続伸。
SOX指数は146ポイント(2.84%)高の5310ポイントと3日続伸。
VIX指数は16,04(前日16.13)。
NYSEの売買高は11.13億株(前日8.63億株)。
3市場の合算売買高は173.6億株(前日140.9億株、過去20日平均は123.7億株)
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比335円高の39675円。
(3)プライム市場の売買代金は4兆4818億円(前日3兆6011億円)。
売買高は20.18億株(前日16.22億株)。
値上がり357銘柄(前日639銘柄)。
値下がり1243銘柄(前日954銘柄)。
新高値41銘柄(前日62銘柄)。
新安値12銘柄(前日5銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは103.54(前日107.23)。
東証グロース市場の騰落レシオは79.91(前日78.42)。
NTレシオは14.26倍(前日14.33倍)。
サイコロは4勝8敗で33.33%。
(4)上向きの25日線(39169円)から△0.35%(前日△1.94%)。
7日連続で上回った。
上向きの75日線は38738円。
46日連続で上回った。
上向きの200日線(38689円)から△1.60%(前日△3.12%)。
21日連続で上回った。
上向きの5日線は39636円。
7日ぶりに下回った。
13週線は38948円。
26週線は38416円。
(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲15.785%(前日▲16.611%)。
買い方▲6.323%(前日▲5.822%)。
東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲3.341%(前日▲6.059%)。
買い方▲17.969%(前日▲17.531%)。
(6)空売り比率は44.0%(前日39.4%、3日ぶりに40%超)。
空売り規制なしの銘柄の比率は12.2%(前日11.5%)。
2日ぶりに3ケタ。
12月26日、10月24日が14.4%、9月13日が16.4%だった。
12月27日時点の信用売り残は708億円減の6792億円。
2週連続で減少。
同信用買い残は3227億円減の3兆9663億円。
2週ぶりに減少。
6月21日時点は4兆9117億円。
7週ぶりに3兆円台。
信用倍率は5.84倍(前週5.72倍)。
8月9日が7.48倍、8月2日が8.72倍。
日経VIは22.78(前日21.79)。
(7)日経平均採用銘柄のPERは15.96倍(前日16.14倍)。
4日ぶりに15倍台。
前期基準では16.38倍。
EPSは2462円(前日2471円)。
直近ピークは10月15日2514円、3月4日2387円。
直近ボトムは11月14日2425円。
225のPBRは1.45倍(前日1.47倍)。
BPSは27108円(前日27139円)。
日経平均の予想益回りは6.27%。
予想配当り利回りは2.00%。
指数ベースでPERは21.11倍(前日21.11倍)。
EPSは1889円(前日1889円)。
PBRは2.04倍(前日2.04倍)。
BPSは19556円(前日19556円)。
10年国債利回りは1.135%(前日1.090%)。
(8)プライム市場の単純平均は32円安の2721円(前日は2753円)。
プライム市場の時価総額は957兆円(前日968兆円)。
ドル建て日経平均は249.27(前日252.59)と続落。
(9)ボリンジャーのプラス1σが39669円。
プラス2σが40168円。
プラス3σが40668円
マイナス1σが38669円。
マイナス2σが381707円。
マイナス3σが37676円。
週足のプラス1σが39650円。
プラス2σが40359円。
マイナス1σが38246円。
マイナス2σが37543円。
半値戻しは36841円。
9月配当権利落ち前は38925円。
日経平均株価の9月月中平均は37162円。
TOPIXの9月月中平均は2627ポイント。
CES(→10日、ラスベガス)開催。
アノマリー的には「一粒万倍日」。
今年の曜日別勝敗(1月6日まで)
↓
月曜0勝1敗
火曜0勝0敗
水曜0勝0敗
木曜0勝0敗
金曜0勝0敗
《225採用銘柄のEPSの推移》
25年1月6日 2462円
24年1月4日 2247円
23年1月4日 2147円
22年1月4日 2078円
21年1月4日 1086円
20年1月6日 1639円
19年1月4日 1763円
18年1月4日 1519円
17年1月4日 1180円
《単純平均(東証1部全銘柄)》
24年末 2753円
23年末 2827円
22年末 2369円(ここからプライム市場単純平均)
21年末 2389円(ここまで東証1部単純平均)
20年末 2341円
19年末 2327円
18年末 2077円
17年末 2946円
雇用統計で非農業部門の新規雇用者数(NFP)の市場予想は15万5000人増の見通し。
前月(22万7000人増)から大きく減る見込み。
失業率は4.2%で横ばいと見込まれている。
ゴールドマン・サックスは4日付のリポートで、NFPを12万5000人増と予想。
コンセンサスより弱めの数字を見込んだ。
失業率は四捨五入して4.3%と見込んだ。
★2024年のETF上昇率上位10銘柄と下落率上位10銘柄のリスト(騰落率は%)
No コード 銘柄名 期間 対 コード 銘柄名 期間 対
騰落率 ベンチマーク 騰落率 ベンチマーク
1 2244 GXUSテク20 68.27 51.20 1325 NFブラジル -25.74 -42.82
2 1631 NF銀行17 46.59 29.52 1689 ガスETF -24.46 -41.54
3 1632 NF金融 44.57 27.49 2621 米債20H -16.48 -33.55
4 1615 NF銀行業 44.48 27.41 1697 大豆ETF -12.67 -29.74
5 2568 上場NSQ 43.86 26.79 2565 GXロジJリ -11.23 -28.31
6 2631 MXSナス100 43.70 26.63 1675 パラジETF -10.41 -27.48
7 1545 NFナスヘ無 43.67 26.60 2516 G250ETF -9.25 -26.32
8 2840 iFナス100 42.96 25.89 1482 米債ヘッジ -9.20 -26.27
9 1542 純銀信託 42.69 25.62 2648 NF米債7H -9.18 -26.25
10 2243 GX半導 42.00 24.92 1695 小麦ETF -9.08 -26.15
◇━━━ カタリスト━━━◇
帝国繊維(3302)・・・動兆
消防ホース最大手。
1887年創業。
亜麻から機能繊維、総合防災事業へ。
特殊車両も。
(兜町カタリスト櫻井)
[株価材料]
■日本製鉄<5401>
米大統領ら提訴 買収阻止問題 労組会長にも民事訴訟
■日銀総裁「経済・物価改善で利上げ」 リスク要因注視
■パロマ持ち株会社 富士通ゼネラル<6755>を買収 2500億円で
■太平洋セメント<5233>
米骨材採石場を買収
■伊藤忠商事<8001>
愛媛で製材の新会社
■住友商事<8053>
米航空部品を完全子会社に
■年末年始、JR旅客1割増 航空は国内外ともに堅調
■ネクステージ<3186>
31%減益 前期最終 新規顧客獲得が停滞
■安川電機<6506>
社長「エヌビディアとAIロボ拡大」 米国に商機
■TOTO<5332>
社長「米でショールーム3倍に」 中国は規模追わず
■三井住友FG<8316>
社長「米国で投資増」 トランプ政権追い風
■日本郵政<6178>
傘下の日本郵便、違約金の一部を返金
■国内新車販売、2年ぶり減少の442万台 認証試験不正による出荷停止が響く
■GSユアサ<6674>
車用鉛電池のBCP再構築 投資額100億円
7日の東京株式市場は反発後、堅調な展開か。
日経平均株価の予想レンジは、3万9400円-3万9700円を想定。(6日終値3万9307円05銭)
米国株は高安まちまち。ダウ平均は25ドル安の42706ドルと小幅な下落となったが、ナスダック総合は1%超の上昇となった。
現地6日の米国株式市場は、NYダウが反落したものの、ナスダック総合指数は続伸。日本の半導体関連株への影響が大きいSOX(フィラデルフィア半導体株)指数も急伸していることから、関連株を中心に戻りを試す場面もありそう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=157円台の半ば(6日は157円66-68銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=163円台の後半(同162円82-86銭)と円安方向に振れている。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、6日の大阪取引所清算値比335円高の3万9675円だった。
【好材料銘柄】
■東武住販 <3297>
上期経常を40%上方修正。
■バイク王&カンパニー <3377>
前期経常を46%上方修正。
■アステリア <3853>
今期最終は黒字浮上、配当も2.5円増額。
■ファンペップ <4881>
非開示だった前期最終は赤字縮小へ。
■レナサイエンス <4889>
悪性黒色腫治療薬の第3相試験に対する東北大学治験審査委員会の承認を取得。今後、治験計画届を医薬品医療機器総合機構に提出し治験を実施する。
■富士通ゼネラル <6755>
パロマ・リームホールディングスがTOB(株式公開買い付け)を実施し、完全子会社化を目指す。TOB価格は1株2808円で6日終値を23.5%上回る水準。25年7月上旬をメドに買い付けを開始する。
【主な経済指標・スケジュール】
7(火)
【国内】
12月マネタリーベース(8:50)
10年国債入札
《決算発表》
アークランズ、薬王堂HD、カネコ種、和田興産、中北製、ライトオン、リヒトラブ
【海外】
世界最大の家電見本市「CES」(米ラスベガス、〜1/10)
米11月貿易収支(22:30)
米11月雇用動態調査(JOLTS)求人件数(24:00)
米12月ISM非製造業景況指数(24:00)
米3年国債入札
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
01月06日 NY株/欧州株概況
![](http://cm.ilogos.co.jp/cmimage/UxaGdAR4/bAzaCQRh/grgrgr.jpg) |
【市況】反落25ドル安、金利の高止まりで |
・・・続き
|
6日のNYダウ工業株30種平均は反落し、前週末比25ドル57セント(0.05%)安の4万2706ドル56セントで終えた。
米国のインフレ鈍化ペースの減速に対する警戒感が根強い中、米長期金利の上昇は株価の重しとなった。ただ、台湾の電子機器製造大手、鴻海(ホンハイ)精密工業の堅調な決算などを受け、半導体銘柄の買いが目立った。
米紙ワシントン・ポストは6日、トランプ次期米大統領が主張する輸入品への一律関税について、政権移行チームが対象を安全保障に関連した品目に限定することを検討していると報道。ただ、トランプ氏はSNSで「関税政策が縮小するというのは不正確な記事だ。間違っている」と否定。ダウは買い先行で始まり、一時380ドル超上昇したものの、その後マイナス圏に沈んだ。
6日の米債券市場では長期金利が前週末に比べ0.04%高い(債券価格は安い)4.64%を付ける場面があった。トランプ氏の関税政策への警戒が根強いことに加え、米連邦準備理事会(FRB)が利下げを慎重に進める姿勢を示している。長期金利の高止まりを受け、株式の相対的な割高感が意識されたことが相場の重荷となった。
FRBのクック理事は6日の講演で、資産価格に割高感があり、リスクプレミアムが低下していることに言及。「悪い経済ニュースや投資家心理の変化によってもたらされる大幅な下落につながる可能性がある」などと語った。市場ではこの発言への警戒が株価の上値を抑えたとの見方があった。
半導体関連銘柄に買いが広がり、エヌビディアが上昇。ダウ平均の構成銘柄以外では、マイクロン・テクノロジーやアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)が上昇した。主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は2.8%高で終えた。
そのほかのダウ平均の構成銘柄では、プロクター・アンド・ギャンブルとハネウェル・インターナショナルが下げた。ナイキも安かった。一方、アマゾン・ドット・コムとマイクロソフトが高かった。
ナスダック総合株価指数は続伸した。前週末比243.304ポイント(1.23%)高の1万9864.981(速報値)で終えた。ブロードコムなどの半導体株のほか、メタプラットフォームズやアルファベットが買われた。
【シカゴ日本株先物概況】
6日のシカゴ日経平均先物は上昇した。3月物は前週末比80円高の3万9675円で終えた。この日は日経平均株価が大きく下げたものの、半導体関連を中心に米ハイテク株が上昇しており、シカゴ市場では日経平均先物に買いがやや優勢だった。
シカゴ日経225先物 (円建て)
39675 ( +335 )
シカゴ日経225先物 (ドル建て)
39765 ( +425 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
6日の英FTSE100種総合株価指数は反発し、前週末比25.68ポイント(0.31%)高の8249.66で終えた。米次期政権による関税強化策を巡り、トランプ氏の側近が課税対象を絞る計画を検討していると米紙ワシントン・ポスト(電子版)が6日に報じた。フランスやドイツといった欧州の他の主要株式相場が上昇し、英国株にも買いが優勢となった。
FTSEの構成銘柄では、小売り大手JDスポーツ・ファッションが4.01%高、資産運用大手インターメディエイト・キャピタル・グループが3.80%高、産銅大手アントファガスタが3.24%高と相場をけん引。一方、広告大手WPPは2.90%安、航空機エンジン大手ロールス・ロイスは2.56%安、日用品・食品大手ユニリーバは2.48%安となった。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
6日のドイツ株価指数(DAX)は反発し、前週末比310.11ポイント(1.55%)高の2万0216.19で終えた。米紙ワシントン・ポストの報道をきっかけに米次期政権による関税強化への過度な警戒感が後退し、自動車関連への買いを誘った。6日の米株式相場の上昇も投資家心理を支えた。
トランプ次期米大統領の側近が課税対象とする輸入品を絞ることを検討していると伝えると、独ダイムラー・トラックをはじめ自動車・自動車部品が上げ幅を広げる場面があった。その後、トランプ氏が自身のSNSを通じてワシントン・ポストの報道内容を否定すると、自動車関連は伸び悩んだ。
個別では、台湾電機大手の鴻海(ホンハイ)精密工業が5日発表した2024年10〜12月期の売上高(速報値)が好調だった半導体大手インフィニオン・テクノロジーズが7.34%高と急伸し、医療機器のザルトリウスが5.93%高、商用車大手ダイムラー・トラックが5.79%高で続いた。半面、香料大手シムライズは1.76%安、通信大手ドイツテレコムは1.60%安、防衛大手ラインメタルは1.49%安と売られた。
■フランス・パリ株価指数
フランスでは株価指数CAC40が反発し、前週末比2.24%高の7445.69と24年12月9日以来の高値で終えた。スイスの半導体大手STマイクロエレクトロニクスが大幅高となったほか自動車の欧州ステランティス、エルメス・インターナショナルといった消費関連が上昇。ソシエテ・ジェネラルなど金融も上げた。広告大手ピュブリシス・グループ、食品大手ダノンが下げた。