日経平均株価 | 38,831.48 | +33.11 | 02/05 |
TOPIX | 2,745.41 | +7.39 | 02/05 |
マザーズ | 654.88 | +7.08 | 02/05 |
日経JASDAQ | 44,556.04 | +134.13 | 02/05 |
為替 | NYダウ チャート | 6 | NASDAQ |
NYダウ平均 | 19,654.02 | +262.06 | 02/05 |
01月03日 NY株/欧州株概況
・・・続き
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米サプライ管理協会(ISM)が発表した昨年12月の製造業購買担当者景況指数(PMI)は49.3に上昇し、市場予想(48.4)を上回った。景気の底堅さを示唆する内容だったため、連邦準備制度理事会(FRB)による利下げペースが鈍るとの観測が浮上。米長期金利は上昇したが、景気楽観論の根強さを背景に、相場への影響は限定的だった。
この日はトランプ次期大統領が支持する共和党のジョンソン下院議長が再選された。市場参加者は「選出に想定ほど時間がかからず、不透明感も拭えた。トランプ氏の求心力が高まり、政策推進にはプラスだ」と歓迎した。
インフレへの警戒や米財政・金融政策を巡る不透明感が株式相場の重荷となっていたが、3日には短期的に売られすぎとみた買いが幅広い銘柄に入った。
市場では「製造業の雇用の冷え込みが続いており、雇用全般が弱まる兆しである可能性が高い」との声が聞かれた。米経済が底堅さを保つなかで、労働需給の緩和が進んでいるとして、株買いにつながった面もあった。
リッチモンド連銀のバーキン総裁は3日のイベントで、米経済について「基本的な見通しはポジティブだ」と語った。先行きの不確実性があるものの、雇用の悪化やインフレの再燃には政策対応の余地があることを強調し、投資家心理の支えとなった。市場では「米企業収益や経済への楽観がみられる」との指摘もあった。
ダウ平均の構成銘柄ではないが、鉄鋼のUSスチールが6.5%安で終えた。バイデン大統領が3日朝、日本製鉄によるUSスチールの買収計画に対して中止命令を出した。買収成立の可能性が大きく下がったとの見方から、売りが膨らんだ。
ダウ平均の構成銘柄では、エヌビディアやアマゾン・ドット・コムが上げた。アメリカン・エキスプレスやユナイテッドヘルス・グループ、JPモルガン・チェースも買われた。一方、ボーイングやナイキ、アップルは下げた。
ナスダック総合株価指数は6営業日ぶりに反発した。前日比340.884ポイント(1.76%)高の1万9621.677(速報値)で終えた。前日に大幅安となったテスラは8.2%高で終えた。
NYダウ 42732.13 ( +339.86 )
S&P500 5942.47 ( +73.92 )
NASDAQ 19621.68 ( +340.88 )
米10年債利回り 4.599 ( +0.035 )
NY(WTI)原油 73.96 ( +0.83 )
NY金 2654.7 ( -14.3 )
VIX指数 16.13 ( -1.80 )
3日のシカゴ日経平均先物は上昇した。3月物は前日比220円高の3万9595円で終えた。同日の米株式相場が反発し、日経平均先物にも買いが及んだ。
シカゴ日経225先物 (円建て)
39595 ( -395 )
シカゴ日経225先物 (ドル建て)
39680 ( -310 )
( )は大阪取引所終値比
3日のドイツ株価指数(DAX)は反落し、前日比118.58ポイント(0.59%)安の1万9906.08で終えた。中国景気に不安が根強いなか、化学大手BASFといった素材や独BMWをはじめとする自動車関連など、中国の景気動向に影響を受けやすい銘柄が下げた。
個別では、化学大手BASFが2.51%安、自動車大手BMWが2.15%安、製薬大手バイエルが2.05%安と売られた半面、電力大手RWEは2.60%高、エネルギー大手シーメンス・エナジーは2.24%高、防衛大手ラインメタルは1.92%高で引けた。