日経平均は3日ぶりに反落。きのう大きく上昇しており、きょうも買われるようなら日本株独自の強さがクローズアップされるところであったが、米3月消費者物価指数(CPI)の発表を前に一段と買い上がる動きは見られなかった。ただ、安値(3万9510円)でも3万9500円は割り込んでおらず、下値は堅かった。
きょうは4万円台を無理に取りに行くタイミングではないだろう。3月の米消費者物価指数(CPI)の発表を日本時間今晩に控え、とりあえず持ち高調整の売りが全体指数に反映されたが、これは至ってノーマルな流れといえる。指数は安かったものの個別株の物色意欲は旺盛だ。プライム市場の売買代金が連日で4兆円台を下回ったとはいえ、株式市場から資金が退避しているような印象はない。値上がり銘柄数が800を超え、値下がり銘柄数を上回った現実が、今の相場と前傾姿勢で対峙している投資家の存在を暗示している。
終日マイナス圏の動きとなったが、個人を中心に下値を拾う動きがあり安いながらも安定感は見られる。日経平均の上値には25日移動平均線(3万9733円)が控えているが、トピックスはすでに同線上を回復しており強い抵抗線にはならないだろう。現状は1-3月の急ピッチな上昇局面に対し4月は高値圏でのもち合い的な局面。4万円に乗せるための日柄調整局面といえよう。
本日のCPIを受けた米10年債利回り(長期金利)の反応が大きく注目される。前月2月分はCPIと生産者物価指数(PPI)がともに市場予想を上回り、どちらも発表直後に米長期金利が上昇した。今回、CPIが市場予想を上回ったとしても、長期金利の上昇が限定的であれば、仮に米国株が下落したとしても市場の動揺は一時的にとどまるだろう。しかし、足元4.3〜4.4%台で推移している米長期金利が4.5%近辺まで跳ね上がってしまうと厳しい。この場合、しばらくグロース株には手を出しづらくなるし、株式全体の割高感が強く意識される展開も想定される。
米長期金利の大幅上昇を回避できるかどうかが重要。それさえ回避できれば、日米の指数が下に値幅が出たとしてもそこまで恐れる必要はないだろう。
■上値・下値テクニカル・ポイント(10日現在)
41849.11 ボリンジャー:+2σ(13週)
41704.95 ボリンジャー:+3σ(25日)
41047.69 ボリンジャー:+2σ(25日)
40390.42 ボリンジャー:+1σ(25日)
40174.36 ボリンジャー:+1σ(13週)
39735.73 均衡表転換線(日足)
39733.16 25日移動平均線
39679.57 均衡表基準線(日足)
39581.81 ★日経平均株価10日終値
39486.51 6日移動平均線
39135.93 均衡表転換線(週足)
39075.90 ボリンジャー:-1σ(25日)
38846.31 ボリンジャー:+1σ(26週)
38797.51 新値三本足陰転値
38603.00 均衡表雲上限(日足)
38499.60 13週移動平均線
38418.63 ボリンジャー:-2σ(25日)
37761.37 ボリンジャー:-3σ(25日)
37405.33 75日移動平均線
36824.85 ボリンジャー:-1σ(13週)
36427.94 均衡表雲下限(日足)
35813.02 均衡表基準線(週足)
35722.01 26週移動平均線
35150.10 ボリンジャー:-2σ(13週)
終値は下向きの25日移動平均線を再び下回ったが、株価下方では5日線が上向きに転換。ローソク足が寄り引けほぼ同値の小陰線で「星」を示現したこともあり、39500円台での売り買い拮抗状態が窺える。一目均衡表では遅行線が弱気シグナル発生を継続しており、上値の重い地合いが続いている。
【大引け概況】
10日の日経平均株価は3営業日ぶりに反落し、終値は前日比191円32銭(0.48%)安の3万9581円81銭だった。
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朝方から売りが先行し、日経平均は終始前日終値を下回る水準で推移した。前日の米国株市場では3月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控え様子見の地合いとなり、NYダウがわずかながら続落となった一方、ナスダック総合株価指数は続伸するなど高安まちまちだった。これを受けて東京株式市場でも積極的な買いは見送られ、足もと持ち高調整の売りが優勢となった。米長期金利が上昇一服していることはポジティブ材料ながら、外国為替市場では円安にも歯止めがかかっており、中東での地政学リスクも意識されるなか、主力ハイテク株の方向性が定まりにくかった。
イスラエルと対立するイランが原油輸送の要衝であるホルムズ海峡を封鎖する可能性があると伝わり、投資家のリスク回避姿勢が強まった。日本時間今夜に3月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控え、取引終了にかけては発表後の相場変動を警戒する持ち高調整の売りで、日経平均は下げ幅を広げる場面があった。
日銀の植田和男総裁が10日午前、衆院財務金融委員会に出席し今後の金融政策運営について、見通し通りに基調的物価上昇率が上がっていくのであれば「ところどころで金融緩和の度合いを縮小していくということが適切になるという風に考えている」などと発言したが市場の反応は限定的だった。
輸送用機器や保険業、医薬品などの下げが目立った。半面、米ハイテク企業が相次いで日本でデータセンターへの設備投資を拡充する見通しから将来的に電力消費が増えるとの思惑が強まり、東電HDなど電力株が軒並み上昇した。
注目の米CPIについては、総合指数とコア指数の前月比の伸び率が小幅な鈍化が想定されており、CPIを受けた為替相場の動きに注目が集まっている。利下げ時期の後ずれは織り込まれてきていると考えられ、アク抜け的な動きに期待したいところであろう。
東証株価指数(TOPIX)は3日ぶりに反落し、終値は11.90ポイント(0.43%)安の2742.79だった。JPXプライム150指数も3日ぶりに反落し、6.69ポイント(0.56%)安の1186.39で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で3兆8033億円と1月30日以来の低水準だった。連日で4兆円を下回った。売買高は14億6306万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は754。値上がりは841、横ばいは57だった。
業種別株価指数(33業種)は医薬品、機械、輸送用機器などが下落した。上昇は電気・ガス業、非鉄金属、ガラス・土石製品など。
個別では、ディスコが利益確定売りで値を下げたほか、アドバンテストも安い。ファーストリテイリング、トヨタ、コナミG、東京海上も安い。三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンクが冴えず、三菱重工業も軟調。三井物産など総合商社も下値を探った。パルグループホールディングスが急落、リソー教育も大幅安、イオンフィナンシャルサービスも大きく水準を切り下げた。IHIの下げも目立つ。中外薬や第一三共が売られた。
半面、売買代金トップのレーザーテックが高く、東京エレクトロンもしっかり。東京電力ホールディングスが商いを膨らませ上昇。北海道電力も値を飛ばした。東ガス、オリエンタルランドが堅調。さくらインターネットが商いを膨らませストップ高に買われる人気となった。C&Fロジホールディングスが大幅高となり、きんでんの上げも目立つ。東邦亜鉛も上値を追った。
東証スタンダード市場は年初からの相場急上昇の日柄調整局面にあるなかで、中小型株に投資資金が若干ながらシフトしており、物色に広がりが見えつつある。個人の買いが支えになったが、上昇した銘柄には利益確定売りも出て株価の上値を抑えた。スタンダードTOP20は小幅安。出来高は5億1269万株。
値上がり銘柄数801、値下がり銘柄数611と、値上がりが優勢だった。
個別では、デュアルタップ、アズジェント、さくらケーシーエス、放電精密加工研究所、メディアリンクスなど6銘柄がストップ高。鈴与シンワートは一時ストップ高と値を飛ばした。岐阜造園、クックパッド、カンロ、エヌアイデイ、CDGなど68銘柄は年初来高値を更新。タカキュー、ヤマト・インダストリー、東京ボード工業、シリウスビジョン、タカチホが買われた。
一方、ヤマイチ・ユニハイムエステート、アルファグループ、東京個別指導学院、東映アニメーション、シーボンなど14銘柄が年初来安値を更新。栗林商船、ダイドーリミテッド、中北製作所、CAPITA、あんしん保証が売られた。
東証グロース市場は年初来安値圏まで下落していたため、新興株の短期的な戻りに期待した個人投資家の買いが入った。米マイクロソフトが日本国内でデータセンターを拡充すると伝わったのを手掛かりに人工知能(AI)関連銘柄に資金が流入したのも支えとなった。
ただ、東証グロース市場250指数は徐々に上げ幅を縮めた。3月の米消費者物価指数(CPI)の発表を日本時間10日夜に控え、市場では「米連邦準備理事会(FRB)の年内の利下げ回数や時期に対する市場参加者の見方が割れており、相対的に株価の下落リスクが高いグロース市場銘柄には持ち高整理の売りが出やすい」との声が聞かれた。
グロースCore、グロース250は共に小動き。東証グロース市場250指数の終値は前日比0.82ポイント(0.12%)高の702.37だった。同指数は
グロース市場ではQPS研究所やアイスペースが上昇した。一方、イタミアートやカウリスは下落した。
値上がり銘柄数253、値下がり銘柄数262と、売り買いが拮抗した。
個別ではデータセクション、Welby、トラース・オン・プロダクト、プラッツがストップ高。ASJは一時ストップ高と値を飛ばした。Sharing Innovations、リアルゲイト、日本スキー場開発、ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ、エヌ・ピー・シーなど12銘柄は年初来高値を更新。Laboro.AI、オンデック、QPS研究所、FIXER、モンスターラボホールディングスは値上がり率上位に買われた。
一方、サインド、ヌーラボ、トランザクション・メディア・ネットワークス、エコナビスタ、ナルネットコミュニケーションズなど8銘柄が年初来安値を更新。クオリプス、キャスター、シェアリングテクノロジー、海帆、ENECHANGEが売られた。
東証スタンダード市場は押し目買い。
スタンダードTOP20は小幅安。出来高は3億3782万株。
値上がり銘柄数830、値下がり銘柄数525と、値上がりが優勢だった。
個別では、アズジェント、さくらケーシーエス、ヤマト・インダストリーがストップ高。鈴与シンワートは一時ストップ高と値を飛ばした。岐阜造園、クックパッド、カンロ、エヌアイデイ、CDGなど57銘柄は年初来高値を更新。メディアリンクス、東京ボード工業、タカキュー、アスコット、タカチホが買われた。
一方、ヤマイチ・ユニハイムエステート、アルファグループ、東京個別指導学院、シーボン、ダントーホールディングスなど11銘柄が年初来安値を更新。中北製作所、栗林商船、タビオ、ジェイ・イー・ティ、ディーエムソリューションズが売られた。
10日午前の日経平均株価は反落し、午前終値は前日比106円89銭(0.27%)安の3万9666円24銭だった。
きょう前場は前日までの2日間で700円以上上昇しており、戻り待ちや利益確定の売りが優勢だった。日経平均は3万9000円台後半で売り物をこなす展開となった。
前日の米国株市場は主要株価指数が高安まちまちの展開で方向感を欠いた。日本時間今晩に発表される3月の米CPI発表を控え、この内容を見極めたいとの思惑から売り買いともに手控えられており、東京株式市場も米株市場を引き継ぐ形で主力大型株は見送りムードとなる銘柄が多くなった。中東の地政学リスクに対する警戒感も重荷となった。ただ、下値では押し目買いの動きも観測され、日経平均は前引けにかけて下げ渋っている。
寄り付き直後はトヨタなど自動車株を中心に売りが出て、日経平均の下げ幅は一時200円を超えた。中東を巡る地政学リスクの悪化懸念から積極的な買いを手控える投資家も多かった。市場関係者は「為替動向や中東情勢の先行きがはっきりしない現状では上値追いに慎重な投資家が多い」との見方を示した。
日銀の植田和男総裁が10日午前、衆院財務金融委員会に出席し金融政策について「見通し通りに基調的物価上昇率が上がれば、ところどころで緩和の度合い縮小が適切になる」と述べたが、株式市場に目立った反応は出なかった。
前場のプライム市場の売買代金は、1兆9115億円と昨日に続き2兆円を割り込んでおり、本日も4兆円台を割り込む公算が大きい。後場も様子見ムードが強まることで日経平均は25日移動平均線手前でのもみ合いとなろう。ラマダン休暇明けの来週頭までは商い減少で方向感に乏しい展開が続くと想定する。
東証株価指数(TOPIX)は反落し、前引けは4.77ポイント(0.17%)安の2749.92だった。JPXプライム150指数も反落し、2.76ポイント(0.23%)安の1190.32で前場を終えた。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で1兆9115億円、売買高は7億2483万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は590。値上がりは988、横ばいは74だった。
業種別株価指数(33業種)は保険業、その他金融業、輸送用機器が下落。上昇は電気・ガス業、非鉄金属、化学など。
個別では、レーザーテック、ソシオネクスト、東京エレクトロンなどが高く、東京電力ホールディングスも商いを膨らませ大きく上値を伸ばした。北海道電力の上げ足も目立つ。住友鉱、ENEOSは上昇した。三井E&Sが物色人気となったほか、さくらインターネットが活況高に買われた。カーブスホールディングスなども上昇した。
半面、ディスコが利益確定売りに押され、11日に決算発表を控えるファーストリテイリングも軟調。三菱UFJ、三井住友フィナンシャルグループなどメガバンクが冴えず、東京海上、三井物、三菱商事、ニトリHDも値を下げた。リソー教育が急落、イオンフィナンシャルサービスも大幅安となった。
東証グロース市場は年初来安値圏まで下落していたため、新興株は売られすぎとみた個人投資家が短期的な戻りに期待して買いを入れた。生成人工知能(AI)需要に対応して米マイクロソフトが国内でデータセンターを拡充すると伝わり、AI関連銘柄の買いを誘ったのも支えになったようだ。
グロースCore、グロース250は上昇した。東証グロース市場250指数の前引けは前日比4.21ポイント(0.60%)高の705.76だった。同指数は
グロース市場ではQPS研究所が買われたほか、ラボロAIやデータセクなどAI関連株の上昇が目立った。一方、イタミアートやカウリスは下落した。
値上がり銘柄数288、値下がり銘柄数221と、値上がりが優勢だった。
個別ではASJ、データセクションがストップ高。Sharing Innovations、リアルゲイト、日本スキー場開発、ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ、ジャパン・ティッシュエンジニアリングなど9銘柄は年初来高値を更新。Laboro.AI、モンスターラボホールディングス、ispace、アーキテクツ・スタジオ・ジャパン、笑美面が買われた。
一方、サインド、ヌーラボ、トランザクション・メディア・ネットワークス、ナルネットコミュニケーションズ、ブリッジコンサルティンググループが年初来安値を更新。アジャイルメディア・ネットワーク、キャスター、海帆、ヘリオス、Kudanが売られた。
【寄り付き概況】
10日の日経平均株価は反落で始まった。始値は前日比190円80銭安の3万9582円33銭。
前日の欧州株市場はドイツやフランスなど主要国の株価指数が総じて軟調な値動きだったが、米国株市場では様子見ムードのなか主要株価3指数が高安まちまちの展開だった。日本時間今晩に発表される3月の米消費者物価指数(CPI)の結果を見極めたいとの思惑から積極的な売り買いは見送られたが、NYダウ、ナスダック総合株価指数ともに朝方は高く始まったが、マイナス圏で推移する時間帯が長かった。
東京株式市場でも米株市場の地合いを引き継ぐ可能性がある。今週に入り日経平均が2営業日で800円近い上昇を示したこともあり、きょうは米CPI発表を目前に持ち高調整の売りが先行している。
米ブルームバーグ通信は9日夜、日銀が25〜26日に開く金融政策決定会合で「好調な今年の賃上げなどを受け、2024年度の消費者物価(生鮮食品を除くコアCPI)見通しの上方修正を議論する公算が大きい」と報じた。日銀の早期の利上げ観測が意識されていることが相場の重荷になっているとの見方もあった。
東証株価指数(TOPIX)は反落している。
個別では、トヨタやホンダなど自動車が下落している。テルモ、中外薬、三井物なども安い。一方、安川電やバンナムHD、大塚HDは上昇している。
「仮需の創造がやってきた」
「銀行セクターが軟調」
火曜のNY株式市場で主要3指数は小幅にマチマチの展開。
10日発表予定の3月の消費者物価指数(CPI)待ちとの解釈。
ナスダック総合は半導体銘柄への買いを受けて上昇。
S&P500は小幅高。
週末に決算発表を控えるS&P銀行指数はマイナス圏。
モデルナが6.2%高。
アルファベットが1.1%上昇。
時価総額が2兆ドルに接近。
6月の利下げ確率は58%。
8日の52%から上昇した。
また、年内の利下げ幅予想は合計0.74%。
0.25%利下げ3回程度が見込まれている。
10年国債利回りは4.361%。
5年国債利回りは4.375%。
2年国債利回りは4.742%
ドル円は151円台後半。
WTI原油先物5月限は前日比1.20ドル安の1バレル=85.23ドル。
SKEW指数は142.64→140.03→139.28。
恐怖と欲望指数は66→61。
(昨年2月1日が82、12月19日が79、4月18日が70、3月15日が22)。
火曜のNYダウは9ドル(0.02%)安の38883ドルと続落。
高値38992ドル、安値38572ドル。
サイコロは3勝9敗。
騰落レシオは102.99%(前日100.27%)。
NASDAQは52ポイント(0.32%)高の16306ポイントと3日続伸。
高値16348ポイント、安値16141ポイント。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは96.66%(前日93.97%)。
S&P500は7ポイント(0.14%)高の5209ポイントと反発。
高値5224ポイント、安値5160ポイント。
サイコロは5勝7敗。
騰落レシオは116.01%(前日114.71%)。
ダウ輸送株指数は36ポイント(0.23%)高の15970ポイントと3日続伸。
SOX指数は45ポイント(0.94%)高の4870ポイントと3日続伸。
VIX指数は14.98(前日15.19)。
NYSEの売買高は8.71億株(前日8.52億株)。
3市場の合算売買高は103.1億株(前日は95億株、過去20日平均は103.1億株)。
火曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比190円安の39600円。
ドル建ては150円安の39640円。
ドル円は151.77円。
10年国債利回りは4.361%。
2年国債利回りは4.742%。
「信用倍率は8年ぶりに6倍台」
火曜の日経平均は寄り付き149円高。
終値は426円(△1.08%)高の39773円と高値引けで続伸。
続伸は3月第2週の4日続伸以来。
高値39773円。
安値39476円。
日足は7日ぶりに陽線。
39773。14円→39274円にマド。
あと1銭だけ5日のマドを埋めていない。
3月権利配当落ち埋め水準は日経平均で40762円。
TOPIXで2799ポイント。
TOPIXは26.37ポイント(△0.97%)高の2754ポイントと続伸。
過去最高値は1989年12月18日の2884,80ポイント。
ザラ場高値は同日の2886.50。
TOPIXコア30指数は続伸。
プライム市場指数は13.58ポイント(△0.97%)高の1417.90と続伸。
東証スタンダード指数は続伸。
東証グロース250指数は4.29ポイント(△0.62%)高の701.55と続伸。
25日移動平均線からの乖離は▲4.67%(前日▲5.59%)。
プライム市場の売買代金は3兆9597億円(前日4兆633億円)。
46日ぶりに4兆円割れ。
売買高は15.51億株。
値上がり1155銘柄(前日1225銘柄)。
値下がり441銘柄(前日383銘柄)。
新高値117銘柄(前日93銘柄)。
7日ぶりに3ケタ。
新安値28銘柄(前日41銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは121.01(前日112.35)。
東証グロース市場の騰落レシオは81.17(前日77.59)。
NTレシオは14.44倍(前日14.42倍)。
サイコロは6勝6敗で50.00%。
TOPIXは6勝6敗で50.00%。
東証グロース市場指数は3勝9敗で25.00%。
下向きの25日線(39753円)からは△0.05%(前日▲1.05%)。
5日ぶりに上回った。
上向きの75日線は37314円。
79日連続で上回った。
上向きの200日線(34300円)からは△15.96%(前日△14.82%)。
254日連続で上回った。
下向きの5日線は39467円。
9日ぶりに上回った。
25日線を下抜けた格好。
13週線は38514円。
26週線は35729円。
いずれも上回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲21.213%(前日▲20.570%)。
買い方▲3.862%(前日▲4.644%)。
東証グロース250指数ネットストック信用評価損益率で売り方▲16.08%(前日▲15.282%)。
買い方▲16.985%(前日▲17.625%)。
空売り比率は37.6%(前日40.2%、3日ぶりに40%割れ)。
10月30日が54.3%。
22年10月28日54.7%、21年10月28日54.2%。
23年3月10日52.7%。
空売り規制なしの銘柄の比率は7.5%(前日8.5%)。
8月18日が8.9%、8月3日が12.3%、6月9日が16.1%。
4月5日時点の信用売り残は791億円減の7590億円。
2週連続で減少。
同信用買い残は2690億円増の4兆5733億円。
2週連続で増加。
2006年7月以来約18年ぶりの高水準。
週間増加額は2013年11月以来の高水準。
いよいよ「仮需の創造」の時代がやってきた印象。
信用倍率は6.03倍(前週5.13倍)。
2016年1月第2週(6.04倍以来の6倍台)。
日経VIは20.12(前日21.24)。
日経平均採用銘柄のPERは17.11倍(前日16.93倍)。
7日ぶりに17倍台。
前期基準では19.19倍。
EPSは2324円(前日2324円)。
直近ボトムは9月28日2056円、直近ピークは3月4日2387円。
225のPBRは1.55倍(前日1.54倍)。
BPSは25660円(前日25550円)。
日経平均の予想益回りは5.84%。
予想配当り利回りは1.64%。
指数ベースではPERは23.61倍(前日23.35倍)。
EPSは1684円(前日1685円)。
PBRは2.18倍。
BPSは18244円(前日18300円)。
10年国債利回りは0.785%(前日0.780%)。
プライム市場の予想PERは16.89倍。
前期基準では19.13倍。
PBRは1.47倍。
プライム市場の予想益回りは5.91%。
配当利回り加重平均は2.00%。
プライム市場の単純平均は22円高の2964円(前日は2941円)。
プライム市場の売買単価は2552円(前日2595円)。
プライム市場の時価総額は971兆円(前日962億円)。
ドル建て日経平均は261.87(前日259.24)と続伸。
火曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比190円安の39600円。
高値39815円。安値39295円。
大証夜間取引終値は日中比100円安の39690円。
気学では水曜が「初め高いと後安の日。戻り売り方針で駆引きせよ」。
木曜が「一方に片寄って動く日」。
金曜が「前日が高い時は反落する」。
ボリンジャーのプラス1σが40414円。
プラス2σが41074円。
マイナス1σが39093円。
マイナス2σが38433円。
週足のプラス1σが40193円。
プラス2σが41884円。
マイナス1σが40199円。
3月月中平均は日経平均39844円。
TOPIXは2728ポイント。
(9月日経平均32725円。TOPIX2397ポイント。
昨年3月の日経平均27693円、TOPIX1989ポイント)。
水星は逆行中(→4月25日)。
11日にラマダンは明ける。
《今日のポイント4月10日》
(1)火曜のNY株式市場で主要3指数は小幅にマチマチの展開。
10年国債利回りは4.361%。
5年国債利回りは4.375%。
2年国債利回りは4.742%
ドル円は151円台後半。
SKEW指数は142.64→140.03→139.28。
恐怖と欲望指数は66→61。
(昨年2月1日が82、12月19日が79、4月18日が70、3月15日が22)。
(2)ダウ輸送株指数は36ポイント(0.23%)高の15970ポイントと3日続伸。
SOX指数は45ポイント(0.94%)高の4870ポイントと3日続伸。
VIX指数は14.98(前日15.19)。
NYSEの売買高は8.71億株(前日8.52億株)。
3市場の合算売買高は103.1億株(前日は95億株、過去20日平均は103.1億株)。
火曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比190円安の39600円。
(3)プライム市場の売買代金は3兆9597億円(前日4兆633億円)。
46日ぶりに4兆円割れ。
売買高は15.51億株。
値上がり1155銘柄(前日1225銘柄)。
値下がり441銘柄(前日383銘柄)。
新高値117銘柄(前日93銘柄)。
7日ぶりに3ケタ。
新安値28銘柄(前日41銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは121.01(前日112.35)。
東証グロース市場の騰落レシオは81.17(前日77.59)。
NTレシオは14.44倍(前日14.42倍)。
サイコロは6勝6敗で50.00%。
(4)下向きの25日線(39753円)からは△0.05%(前日▲1.05%)。
5日ぶりに上回った。
上向きの75日線は37314円。
79日連続で上回った。
上向きの200日線(34300円)からは△15.96%(前日△14.82%)。
254日連続で上回った。
下向きの5日線は39467円。
9日ぶりに上回った。
25日線を下抜けた格好。
13週線は38514円。
26週線は35729円。
いずれも上回った。
(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲21.213%(前日▲20.570%)。
買い方▲3.862%(前日▲4.644%)。
東証グロース250指数ネットストック信用評価損益率で売り方▲16.08%(前日▲15.282%)。
買い方▲16.985%(前日▲17.625%)。
(6)空売り比率は37.6%(前日40.2%、3日ぶりに40%割れ)。
空売り規制なしの銘柄の比率は7.5%(前日8.5%)。
4月5日時点の信用売り残は791億円減の7590億円。
2週連続で減少。
同信用買い残は2690億円増の4兆5733億円。
2週連続で増加。
2006年7月以来約18年ぶりの高水準。
週間増加額は2013年11月以来の高水準。
いよいよ「仮需の創造」の時代がやってきた印象。
信用倍率は6.03倍(前週5.13倍)。
2016年1月第2週(6.04倍以来の6倍台)。
日経VIは20.12(前日21.24)。
(7)日経平均採用銘柄のPERは17.11倍(前日16.93倍)。
7日ぶりに17倍台。
前期基準では19.19倍。
EPSは2324円(前日2324円)。
直近ボトムは9月28日2056円、直近ピークは3月4日2387円。
225のPBRは1.55倍(前日1.54倍)。
BPSは25660円(前日25550円)。
日経平均の予想益回りは5.84%。
予想配当り利回りは1.64%。
指数ベースではPERは23.61倍(前日23.35倍)。
EPSは1684円(前日1685円)。
PBRは2.18倍。
BPSは18244円(前日18300円)。
10年国債利回りは0.785%(前日0.780%)。
(8)プライム市場の単純平均は22円高の2964円(前日は2941円)。
プライム市場の時価総額は971兆円(前日962億円)。
ドル建て日経平均は261.87(前日259.24)と続伸。
(9)ボリンジャーのプラス1σが40414円。
プラス2σが41074円。
マイナス1σが39093円。
マイナス2σが38433円。
週足のプラス1σが40193円。
プラス2σが41884円。
マイナス1σが40199円。
3月月中平均は日経平均39844円。
TOPIXは2728ポイント。
(9月日経平均32725円。TOPIX2397ポイント。
昨年3月の日経平均27693円、TOPIX1989ポイント)。
水星は逆行中(→4月25日)。
11日にラマダンは明ける。
今年の曜日別勝敗(4月9日まで)
↓
月曜8勝4敗
火曜7勝7敗
水曜3勝9敗
木曜8勝6敗
金曜9勝3敗
三菱UFJアセットの投資信託「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー、通称オルカン)」の純資産総額。
初めて3兆円を突破した。
新NISA(少額投資非課税制度)が始まった今年1月以降、残高の増加ペースが加速。
9日(基準日)の残高は3兆0119億円となった。
オルカンは2018年10月末設定。
日本を含む先進国や新興国の株式市場の値動きに連動した投資成果を目指す投信。
信託報酬などのコストも比較的低い。
組み入れ比率(3月末)は米国が約6割、銘柄別ではマイクロソフト、アップル、エヌビディア、アマゾンなど米国の超大型銘柄が上位を占めている。
純資産総額は設定以来増加基調を継続。
23年4月に1兆円、24年1月に2兆円に到達していた。
LSEGのリッパー評価対象で国内設定の追加型公募投資信託(ETFなどを除く)について2月末までの1年間の純資金流入額を調査したところ、オルカンは1位。
純資産総額では同じシリーズの「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」が4兆1672億円でオルカンを上回っている。
暗号資産(仮想通貨)ビットコインについてドイツ銀行が3月に実施した消費者調査。
7万ドルを割り込むと約3分の1が回答した。
調査対象となった3600人余りのうち、年末までにビットコインが7.5万ドルを超えるとの回答はわずか10%。
約40%は今後数年間のビットコイン人気を確信していたが、38%がそうした人気が失われると予想。
ビットコインを一時的な流行と捉えている人は1%未満だった。
◇━━━ カタリスト━━━◇
HMT (6090)・・・動兆
代謝成分の網羅的解析技術で創薬等研究開発を支援。
バイオマーカー探索から診断薬開発も手掛ける。
代謝成分網羅解析サービスは米欧製薬企業向け軸に拡大。
新規の機能性素材開発支援が好発進。
25年6月期は機能性素材開発が続伸。
機能性素材開発支援は食品企業の値上げ時の高付加価値化志向が追い風。
(兜町カタリスト櫻井)
[株価材料]
■マイクロソフト 日本にデータセンター AI需要に対応 4400億円投資
■セブン&アイ<3382>
ヨーカ堂株一部売却へ スーパー 外部資本で改革
■半導体支援 日本手厚く GDP比0.71% 米は3分の1以下
■パナソニックHD<6752>
中国で住宅関連強化 部署新設
■トヨタ自動車<7203>
中国大手と車電池再利用
■スズキ<7269>
インド北部工場に新ライン
■JR東日本<9020>
デジタル金融サービス 来月から 預金や住宅ローン
■明治HD<2269>
純利益31%減 前期 中国減速や価格競争激化
■USENNEXT<9418>
今期上振れ 最終益34%増で過去最高
■パルGHD<2726>
前期最終29%増 衣料品販売好調で
■USMH<3222>
前期最終25%減 既存店伸び悩む
■イオンモール<8905>
前期最終57%増 人流回復で
■岸田首相 日本のハイテク分野への投資促進を米企業幹部に呼び掛け
■日銀が24年度物価見通しの上方修正を議論へ 好調な賃上げで 関係者
■インテルが新型AI半導体発表 7-9月に投入 エヌビディアに挑む
■アトランタ連銀総裁 今年1回の利下げ予想維持もスタンス変更に含み
■日本冶金工業<5480>
川崎製造所に新ライン 薄板コイル加工効率化
04月10日 相場展望(寄り付き前)
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【オープニングコメント】
軟調展開か |
・・・続き
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10日の東京株式市場は、軟調な展開か。
日経平均株価の予想レンジは、3万9500円-3万9800円を想定。(9日終値3万9773円13銭)
米国株はまちまち。ダウ平均が下落した一方、S&P500とナスダックが上昇した。ダウ平均は9ドル安の38883ドルで取引を終えた。
日経平均株価は、きのう9日に大幅続伸した反動から、売り先行スタートが見込まれる。引き続き、現地10日の米3月CPI(消費者物価指数)の結果を確認したいとして、様子見姿勢が強まるとみられ、積極的な売買は限られそう。
消去法的に、短期的な資金が値動きの軽い中小型株に向かう場面がありそうだ。
為替相場は、ドル・円が1ドル=151円台の後半(9日は151円90-91銭)、ユーロ・円が1ユーロ=164円台の後半(同164円86-90銭)と小動き。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、9日の大阪取引所清算値比190円安の3万9600円だった。
【好材料銘柄】
■サイバーステップ <3810>
子会社BloomZが米国IPOおよびCBOE(シカゴ・オプション取引所)上場のための申請書類を提出。
■日本化学工業 <4092>
前期経常を38%上方修正。
■レイ <4317>
前期経常を31%上方修正。
■技研製作所 <6289>
上期経常は18%増益で上振れ着地。
■放電精密加工研究所 <6469>
前期経常が上振れ着地・今期は95%増益へ。また、中期経営計画を策定。27年2月期に営業利益8.9億円(24年2月期実績は2.3億円)を目指す。
■プラッツ <7813>
中国ハイアールのグループ会社と業務提携。医療介護用電動ベッドを製造販売する合弁会社を設立する。
■U-NEXT HOLDINGS <9418>
今期経常を18%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も7円増額。
【主な経済指標・スケジュール】
10(水)
【国内】
3月国内企業物価指数(8:50)
《決算発表》
7&I−HD、イオン、ABCマート、サイゼリヤ、吉野家HD、ライフコーポ、コーナン商事、イオン北海、コメダ、ベル24HD、イオン九州、MV東海、近鉄百、コシダカHD、ボードルア、ファンタジー
【海外】
日米首脳会談
米3月消費者物価指数(21:30)
FOMC議事録(3/19〜3/20開催分)
米3月財政収支(4/11 3:00)
米10年国債入札
《米決算発表》
デルタ航空
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
04月09日 NY株/欧州株概況
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【市況】続落9ドル安、米物価統計待ち |
・・・続き
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9日のNYダウ工業株30種平均は小幅に続落し、前日比9ドル13セント(0.02%)安の3万8883ドル67セントで終えた。
翌日に3月の米消費者物価指数(CPI)や、先月の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨が公表されるのを前に、投資家の様子見姿勢が強まった。
市場ではFRBが6月に利下げを開始するとの観測が優勢だが、「CPIが予想より上振れすれば、利下げ開始が9月までずれ込むかもしれない」との見方があり、相場の重荷だった。
近く決算発表が予定される銀行株などをいったん手放す動きが広がった。
下げ幅は一時300ドルを超えたものの、大引けにかけては下げ幅を縮めた。
目新しい取引の材料が少ないなかで「CPIに加え、12日に本格的に始まる米大手銀の四半期決算内容を見極めたい雰囲気が強い」との声も聞かれた。
朝方はダウ平均が高く推移する場面があった。米債券市場で長期金利が低下し、株式の相対的な割高感が薄れたとの見方から、ハイテク株を中心に買いが入った。
ダウ平均の構成銘柄では、ボーイングが2%弱安と下げが目立った。9日発表の2024年1〜3月の出荷の大幅減などが嫌気された。アナリストが投資判断を引き下げたアメリカン・エキスプレスも2%弱安で終えた。トラベラーズやJPモルガン・チェースなども下げた。半面、シスコシステムズやアップル、ユナイテッドヘルス・グループが上昇した。
ナスダック総合株価指数は小幅に3日続伸した。前日比52.684ポイント(0.32%)高の1万6306.639で終えた。アルファベットは1%高だった。朝方に独自のCPU(中央演算処理装置)開発を発表したのが好感された。一方、エヌビディアは売られた。
【シカゴ日本株先物概況】
9日のシカゴ日経平均先物は上昇した。6月物は前日比150円高の3万9600円で終えた。
NYダウ平均は、翌日に米物価統計の発表を控える中を利益確定の売りが先行し、小幅続落したものの、日経平均株価は上昇して終えており、シカゴ市場の日経平均先物には買いが優勢となった。
シカゴ日経225先物 (円建て)
39600 ( -190 )
シカゴ日経225先物 (ドル建て)
39640 ( -150 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7934.79(-8.68)
9日のFTSE100種総合株価指数は反落し、前日比8.68ポイント(0.10%)安の7934.79で終えた。英BAEシステムズ、ロールス・ロイス・ホールディングスといった航空・防衛関連の銘柄に利益確定の売りが出て、指数を下押しした。航空宇宙事業などを対象とする投資会社のメルローズ・インダストリーズ株も下げた。
英国時間9日の取引で原油先物や貴金属が高く推移する場面があった。これを支えに、英BPなどのエネルギー株やスイスのグレンコアをはじめとする資源株には買いが優勢となり、指数を下支えした。
FTSEの構成銘柄では、航空・防衛大手BAEシステムズが4.52%安と下げを主導。航空機エンジン大手ロールス・ロイスが3.94%安、金融大手スタンダード・チャータードが3.75%安と、足を引っ張った。一方、産金大手フレスニロは3.96%高、保険会社セント・ジェームズ・プレイスは2.99%高だった。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 18076.69(-242.28)
9日のドイツ株価指数(DAX)は反落した。終値は前日比242.28ポイント(1.32%)安の1万8076.69と、約3週間ぶりの低水準となった。前日比の下落率は1月3日以来、約3カ月ぶりの大きさだった。
今年に入り株価水準を大きく切り上げてきた独ラインメタルや欧州エアバスといった航空・防衛関連株に利益を確定する目的の売りが出た。保険や銀行など金融株も下げた。9日の米株式市場で、主要な指数が下げているのも投資家心理の重荷だった。
個別では、防衛大手ラインメタル(6.89%安)や商用車大手ダイムラー・トラックが(4.01%安)、航空機大手エアバス(3.47%安)が売られた半面、半導体大手インフィニオン・テクノロジーズ(3.76%高)や製薬大手サルトリアス(0.89%高)は買われた。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 8049.17(-70.13)
欧州株式市場で、フランスの主要な株価指数であるCAC40も反落した。終値は前日比70.13ポイント(0.86%)安の8049.17と約1カ月ぶりの低水準となった。