【大引け概況】
9日の日経平均株価は続落し、終値は前日比128円39銭(0.34%)安の3万8073円98銭だった。
本日のマーケット動画
時間:00:01:34 容量:19M
過去のマーケット動画はこちら
朝方は強弱観対立のなかも買いが優勢で、寄り後に日経平均は次第高の展開に。後場寄りには230円弱上昇し3万8400円台まで水準を切り上げたが、そこがきょうの高値となり、後は一貫して値を下げる展開に変わった。日米の長期金利上昇を嫌気する形で買いが手控えられ、あすにオプションSQ算出を控えて先物主導で仕掛け的な下げ圧力が観測された。好決算発表銘柄が買われる一方、半導体関連の一角には売りがかさんだ。ただ、日経平均は安く引けたもののTOPIXはプラス圏で着地し、個別株をみても値上がり銘柄数が1000を上回り、全体の65%を占めている。
日銀が朝方に公表した4月25〜26日開催分の金融政策決定会合の「主な意見」について、市場では追加利上げなどを意識させる「タカ派」的な内容との受け止めがあった。9日の国内債券市場では長期金利が上昇し、ハイテク株には相対的な割高感を意識した売りが出やすかった。英半導体設計のアーム・ホールディングス株が米国時間8日夕の決算発表後に時間外取引で急落し、アームの親会社のソフトバンクグループ(SBG)や半導体関連株の一角に売りが波及した面もあった。
一方、川重やオムロンなど市場予想を上回る業績見通しを示した銘柄には買いが入った。自社株買い枠の設定など株主還元強化を打ち出す企業もあり、投資家心理の支えとなった。
全般は方向感のない動きが続いている。今週末から来週初にかけて、企業の決算発表がピークとなるだけに、業績動向を確認しておくことが重要だろう。また、米国の金融政策に関しては、来週の消費者物価指数(CPI)の結果を見極めたいと考える投資家が多く、個別材料株物色が一段と強まりそうだ。
東証株価指数(TOPIX)は反発した。終値は7.03ポイント(0.26%)高の2713.46だった。JPXプライム150指数は反発し、0.60ポイント(0.05%)高の1178.85で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で4兆5012億円、売買高は17億146万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は519、値上がりは1081、横ばいは51だった。
業種別株価指数(33業種)は、電気・ガス業、証券・商品先物取引業、電気機器などが下落した。その他金融業、保険業、その他製品などは上昇。
個別では、きょうも群を抜く売買代金をこなしたレーザーテックだが、後場急速に軟化し株価は下値を探る展開に。また、ソシオネクストや東京エレクトロンなども売られた。三菱重工業が下落、ソフトバンクグループ、三菱重も値を下げた。このほか、レノバが急落、ヤマトホールディングス、ロームなども大幅安。太陽誘電が急速に株価水準を切り下げ、ライオンの下げも目立っていた。
半面、ディスコが売買代金を伴い上昇、三菱UFJフィナンシャル・グループ、三井住友フィナンシャルグループなどメガバンクも高い。任天堂が値を上げヤマハ、オリックスも上値を追った。IHI、オムロンが物色人気となり、コーセー、川崎重工業はストップ高となった。ユー・エス・エスも投資資金の攻勢が顕著だった。ネットワンシステムズも買いを集めた。
東証スタンダード市場は決算発表を受けた個別銘柄の売り買いが交錯し、全体感の乏しい展開となった。スタンダードTOP20は反発。出来高4億5120万株。
値上がり銘柄数741、値下がり銘柄数669と、値上がりが優勢だった。
個別ではTHEグローバル社、石川製作所がストップ高。サイトリ細胞研究所、AKIBAホールディングスは一時ストップ高と値を飛ばした。マサル、中広、ヒューマンホールディングス、ツカダ・グローバルホールディング、アスモなど41銘柄は年初来高値を更新。ミヨシ油脂、コメ兵ホールディングス、フォーサイド、エーアンドエーマテリアル、粧美堂が買われた。
一方、ベルグアース、東北新社、ケア21、日東ベスト、シノブフーズなど36銘柄が年初来安値を更新。三社電機製作所、マミヤ・オーピー、タツミ、日本特殊塗料、千代田化工建設が売られた。
東証グロース市場は、8日の米株式市場でナスダック総合株価指数が続落したことも重荷となった。個人投資家は決算発表が本格化する大型株に向かいがちで、新興企業市場の商いは盛り上がらなかった。
この日はグロース市場に材料が少なく、利益確定売りと押し目買いによる上げ下げにとどまった。「最近よく動いている一部の銘柄は物色を集めたが、市場全体に影響を与える力はなかった」という。
グロースCoreは値を上げた。東証グロース市場250指数の終値は前日比1.92ポイント(0.29%)安の652.97だった。
グロース市場ではQPS研究所やABEJAが下落した。一方、GENDAやカバーは上昇した。
値上がり銘柄数213、値下がり銘柄数300と、値下がりが優勢だった。
個別では、GreenEnergy & Company、GMO TECH、コパ・コーポレーション、売れるネット広告社がストップ高。フーバーブレイン、Sharing Innovations、モンスターラボホールディングス、リアルゲイトなど6銘柄は年初来高値を更新。ベガコーポレーション、アイデミー、GMOメディア、monoAI technology、クラダシが買われた。
一方、サイバー・バズがストップ安。イオレ、ストレージ王、データホライゾン、ドリコム、Delta−Fly Pharmaなど12銘柄は年初来安値を更新。キャスター、セレンディップ・ホールディングス、トゥエンティーフォーセブン、グランディーズ、データセクションが売られた。
東証スタンダード市場は前日大幅下落した主力株への買い戻しや、決算発表を材料に買いが入った銘柄が株価を押し上げた。スタンダードTOP20は反発。出来高2億8926万株。
値上がり銘柄数672、値下がり銘柄数633と、値上がりが優勢だった。
個別では、サイトリ細胞研究所、AKIBAホールディングスが一時ストップ高と値を飛ばした。ヒューマンホールディングス、ツカダ・グローバルホールディング、ホームポジション、デュアルタップ、オリコンなど25銘柄は年初来高値を更新。ヤマト・インダストリー、フォーサイド、新都ホールディングス、エーアンドエーマテリアル、東和ハイシステムが買われた。
一方、ベルグアース、東北新社、ケア21、シノブフーズ、ジオリーブグループなど29銘柄が年初来安値を更新。三社電機製作所、マミヤ・オーピー、日本特殊塗料、千代田化工建設、NKKスイッチズが売られた。
9日午前の日経平均株価は反発し、午前終値は前日比189円73銭(0.50%)高の3万8392円10銭だった。
きょう前場は、朝方は売り買い交錯のなか日経平均は前日終値近辺でもみ合う動きをみせたが、次第に上値指向を強めた。前日の欧州株市場が総じて高く、英国やドイツでは主要株価指数が最高値を更新、米国株市場でもFRBによる利下げ期待の再燃でNYダウが6連騰と上値追いを続けており、東京株式市場でもきょうはリスク回避目的の売りは鳴りを潜めている。日米で長期金利が上昇傾向にあることはハイテク株などに向かい風となっているが、外国為替市場では円安水準が維持されていることで、これが株価にポジティブに作用している。時価は中期波動の分水嶺である75日移動平均線近辺で強弱観を対立させている。
業績見通しは強弱感が分かれる内容となっているが、市場では「アナリスト予想を上回る業績見通しを示した銘柄には素直に買いが入っており、相場を支えている」との見方があった。オムロンは8日に発表した今期の連結営業利益見通しが市場予想を上回り、買いが膨らんだ。自社株買い枠の設定を発表するなど株主還元強化を打ち出す企業も投資家心理の支えとなった。
日経平均は寄り付き後に下落する場面もあった。日銀が朝方に公表した4月25〜26日開催分の金融政策決定会合の「主な意見」で、「金利のパスは市場で織り込まれているよりも高いものになる可能性がある」などの指摘があった。日銀の追加利上げへの警戒感が高まったほか、外国為替市場で円相場が1ドル=155円台前半まで上昇する場面があったことが重荷となった。英半導体設計のアーム・ホールディングス株が米国時間8日夕の決算発表後に時間外取引で急落し、アームの親会社のソフトバンクグループ(SBG)や半導体関連株の一角が下落したのも重荷だった。
東証株価指数(TOPIX)は反発した。前引けは20.62ポイント(0.76%)高の2727.05だった。JPXプライム150指数は反発し、8.44ポイント(0.72%)高の1186.69で前場を終えた。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆2378億円、売買高は8億4103万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1227。値下がりは369、横ばいは55だった。
業種別株価指数(33業種)はその他金融業、その他製品、金属製品が上昇。電気・ガス業、証券・商品先物取引業は下落。
個別では、きょうも断トツの売買代金をこなしているレーザーテックが高く、ディスコも売買代金を膨らませ高い。任天堂が上昇し、オリックスも値を上げた。三井住友フィナンシャルグループなどメガバンクも堅調。ヤマハ、IHI、横河電が上げた。コーセーはストップ高に買われた。
半面、三菱重工業が冴えず、ソシオネクスト、東京エレクトロンも売りに押された。ヤマトHDや太陽誘電、三菱重は下げた。レノバが急落、ローム、ライオン、山崎製パンなども大きく下げる展開になった。
東証グロース市場は、朝方時価総額の大きい主力銘柄を中心に値ごろ感の買いが入って高く始まったが、一巡後は戻り待ちの売りに押されて下げに転じた。8日の米株式市場でナスダック総合株価指数が続落したことも投資家心理の重荷となった。
グロースCoreは値を上げた。東証グロース市場250指数の前引けは前日比0.99ポイント(0.15%)安の653.90だった。
グロース市場ではインフォRやABEJA下落した。一方、カバーやフリーは上昇した。
値上がり銘柄数171、値下がり銘柄数302と、値下がりが優勢だった。
個別では、売れるネット広告社がストップ高。フーバーブレイン、Sharing Innovations、モンスターラボホールディングスは年初来高値を更新。アイデミー、GMOメディア、コパ・コーポレーション、AVILEN、ベガコーポレーションが買われた。
一方、イオレ、データホライゾン、Delta-Fly Pharma、ヌーラボ、カバーなど9銘柄が年初来安値を更新。グランディーズ、データセクション、セレンディップ・ホールディングス、ヘッドウォータース、キャスターが売られた。
【寄り付き概況】
9日の日経平均株価は反発して始まった。始値は前日比40円55銭高の3万8242円92銭。
前日の欧州株市場でドイツと英国の主要株価指数が最高値を更新したことや、米国株市場ではNYダウが6日続伸しフシ目の3万9000ドル大台を回復したことなどを受け、東京株式市場でもこれに追随する動きが期待されるところ。
日経平均は前日に600円を超える大幅安となったことで、目先はその反動で買い戻しも想定されるところ。外国為替市場ではドル買い・円売りの動きが改めて強まっていることも追い風となりやすい。
ただ、英アームが決算発表を受けて時間外で売られるなど、半導体関連には向かい風が意識され、あすにオプションSQ算出を控えていることで、日経平均は先物を絡め不安定な値動きとなる可能性もあるだろう。
4月25〜26日に開いた金融政策決定会合の発言内容をまとめた「主な意見」を受けて外国為替市場で円相場が対ドルで上昇し、日経平均は寄り付き後に下落に転じる場面もあった。
東証株価指数(TOPIX)は反発している。
個別では、資生堂やオリックス、ヤマハが上昇している。一方、三菱重や三菱自、ヤマトHDは下落している。
「政策」
「小動き」
水曜のNY株式市場で主要3指数はマチマチの展開。
NYダウは昨年12月の9連騰以来の6連騰。
5週間ぶりに3万9000ドル台を回復した。
ただ国債利回りの上昇を反映し、他の指数は軟調。
配車大手ウーバー・テクノロジーズが5.7%急落。
テスラが1.7%下落。
10年国債利回りは4.499%。
5年国債利回りは4.502%。
2年国債利回りは4.840%。
ドル円は155円台半ば。
WTI原油先物6月物は0.61ドル(0.78%)高の1バレル=78.99ドル。
ビッドコインは0.77%安の62480ドル。
SKEW指数は130.08→133.64→133.24。
恐怖と欲望指数は38→39。
(昨年10月5日が20)。
水曜のNYダウは172ドル(0.44%)高の39056ドルと6日続伸。
(6日累計1240ドル高)
高値39094ドル、安値38814ドル。
サイコロは9勝3敗。
騰落レシオは105.22%(前日101.35%)。
NASDAQは29ポイント(0.18%)安の16302ポイントと続落。
高値16341ポイント、安値16226ポイント。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは95.47(前日97.12)。
S&P500は0.03ポイント(0.00%)安の5187ポイントと5日ぶりに反落。
高値5191ポイント、安値5165ポイント。
サイコロは8勝4敗。
騰落レシオは101.97%(前日102.92%)。
ダウ輸送株指数は12ポイント(0.08%)安の15421ポイントと5日ぶりに反落。
SOX指数は5ポイント(0.12%)高の4790ポイントと反発。
VIX指数は13.00(前日13.23)。
NYSEの売買高は9.95億株(前日10.81億株)。
水曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比215円高の38425円。
ドル建ては235円高の38445円。
ドル円は155.48円。
10年国債利回りは4.499%。
2年国債利回りは4.840%。
「225のEPSは2281円→2189円→2301円」
水曜の日経平均は寄り付き158円安。
終値は632円安の38202円と反落。
高値38749円。
安値38159円。
日足は6日ぶりに陰線。
日経平均は14日連続で一目均衡の雲の中。
雲の下限は38229円。
上限は39801円。
15日は39457円→39232円にマド。
16日は38820円→38764円にマドで下に2空。
30日は38097円→38182円にマド。
38355円→38541円にマド。
TOPIXは39.79ポイント(▲1.45%)安の2706ポイントと反落。
25日線(2710ポイント)を5日ぶりに下回った。
TOPIXコア30指数は反落。
プライム市場指数は20.47ポイント(▲1.45%)安の1392.94と反落。
東証スタンダード指数は3日ぶりに反落。
東証グロース250指数は1.42ポイント(▲0.22%)安の654.89と反落。
25日移動平均線からの乖離は▲2.53%(前日▲2.85%)。
プライム市場の売買代金は4兆6973億円(前日4兆6830億円)。
5日連続で4兆円超。
売買高は16.94億株。
値上がり466銘柄(前日1116銘柄)。
値下がり1130銘柄(前日487銘柄)。
新高値63銘柄(前日89銘柄)。
新安値23銘柄(前日13銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは93.78(前日102.46)。
東証グロース市場の騰落レシオは80.41(前日83.09)。
NTレシオは14.12倍(前日14.14倍)。
サイコロは7勝5敗で58.33%。
TOPIXは8勝4敗で66.66%。
東証グロース市場指数は7勝5敗で58.33%。
下向きの25日線(38692円)からは▲1.27%(前日△0.14%)。
2日ぶりに下回った。
上向きの75日線は38382円。
2日ぶりに下回った。
上向きの200日線(34776円)からは△9.85%(前日△11.77%)。
272日連続で上回った。
上向きの5日線は38390円。
6日ぶりに下回った。
25日線を下抜けたまま。
13週線は39008円。
26週線は36668円。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲18.924%(前日▲19.653%)。
買い方▲6.314%(前日▲5.512%)。
東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲6.584%(前日▲7.426%)。
買い方▲21.944%(前日▲21.522%)。
空売り比率は42.3%(前日39.7%、2日ぶりに40%超)。
10月30日が54.3%。
22年10月28日54.7%、21年10月28日54.2%。
23年3月10日52.7%。
空売り規制なしの銘柄の比率は7.7%(前日7.2%)。
8月18日が8.9%、8月3日が12.3%、6月9日が16.1%。
5月2日時点の信用売り残は227億円増の6923億円。
2週連続で増加。
同信用買い残は495億円減の4兆6836億円。
2週連続で減少。
信用倍率は6.77倍(前週7.07倍)。
日経VIは20.75(前日19.20)。
日経平均採用銘柄のPERは16.60倍(前日17.74倍)。
2日ぶりに16倍台。
前期基準では18.60倍。
EPSは2301円(前日2189円)。
直近ボトムは9月28日2056円、直近ピークは3月4日2387円。
225のPBRは1.49倍(前日1.52倍)。
BPSは25639円(前日25549円)。
日経平均の予想益回りは6.02%。
予想配当り利回りは1.72%。
指数ベースではPERは22.54倍(前日23.62倍)。
EPSは1694円(前日1644円)。
PBRは2.05倍(前日2.09倍)。
BPSは18635円(前日18581円)。
10年国債利回りは0.875%(前日0.870%)。
プライム市場の予想PERは16.52倍。
前期基準では18.08倍。
PBRは1.41倍。
プライム市場の予想益回りは6.05%。
配当利回り加重平均は2.10%。
プライム市場の単純平均は19円安の2937円(前日は2957円)。
プライム市場の売買単価は2771円(前日2837円)。
プライム市場の時価総額は950兆円(前日963兆円)。
ドル建て日経平均は248.12(前日251.31)と3日ぶりに反落。
水曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比215円高の38425円。
高値38765円、安値38155円。
大証夜間取引終値は日中比170円高の38380円。
気学では木曜が「初め高いと後安の日。逆の時は見送れ」。
金曜が「前場安いと後場高の日」。
ボリンジャーのプラス1σが39523円。
マイナス1σが37861円。
マイナス2σが37080円。
週足のプラス1σが40025円。
マイナス1σが37990円。
マイナス2σが36973円。
3月月中平均は日経平均39844円。
TOPIXは2728ポイント。
(9月日経平均32725円。TOPIX2397ポイント。
昨年3月の日経平均27693円、TOPIX1989ポイント)。
アノマリー的には「株安の日」そして「変化日」。
《今日のポイント5月9日》
(1)水曜のNY株式市場で主要3指数はマチマチの展開。
10年国債利回りは4.499%。
5年国債利回りは4.502%。
2年国債利回りは4.840%。
ドル円は155円台半ば。
SKEW指数は130.08→133.64→133.24。
恐怖と欲望指数は38→39。
(昨年10月5日が20)。
(2)水曜のダウ輸送株指数は12ポイント(0.08%)安の15421ポイントと5日ぶりに反落。
SOX指数は5ポイント(0.12%)高の4790ポイントと反発。
VIX指数は13.00(前日13.23)。
NYSEの売買高は9.95億株(前日10.81億株)。
水曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比215円高の38425円。
(3)プライム市場の売買代金は4兆6973億円(前日4兆6830億円)。
5日連続で4兆円超。
売買高は16.94億株。
値上がり466銘柄(前日1116銘柄)。
値下がり1130銘柄(前日487銘柄)。
新高値63銘柄(前日89銘柄)。
新安値23銘柄(前日13銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは93.78(前日102.46)。
東証グロース市場の騰落レシオは80.41(前日83.09)。
NTレシオは14.12倍(前日14.14倍)。
サイコロは7勝5敗で58.33%。
(4)下向きの25日線(38692円)からは▲1.27%(前日△0.14%)。
2日ぶりに下回った。
上向きの75日線は38382円。
2日ぶりに下回った。
上向きの200日線(34776円)からは△9.85%(前日△11.77%)。
272日連続で上回った。
上向きの5日線は38390円。
6日ぶりに下回った。
25日線を下抜けたまま。
13週線は39008円。
26週線は36668円。
(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲18.924%(前日▲19.653%)。
買い方▲6.314%(前日▲5.512%)。
東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲6.584%(前日▲7.426%)。
買い方▲21.944%(前日▲21.522%)。
(6)空売り比率は42.3%(前日39.7%、2日ぶりに40%超)。
空売り規制なしの銘柄の比率は7.7%(前日7.2%)。
5月2日時点の信用売り残は227億円増の6923億円。
2週連続で増加。
同信用買い残は495億円減の4兆6836億円。
2週連続で減少。
信用倍率は6.77倍(前週7.07倍)。
日経VIは20.75(前日19.20)。
(7)日経平均採用銘柄のPERは16.60倍(前日17.74倍)。
2日ぶりに16倍台。
前期基準では18.60倍。
EPSは2301円(前日2189円)。
直近ボトムは9月28日2056円、直近ピークは3月4日2387円。
225のPBRは1.49倍(前日1.52倍)。
BPSは25639円(前日25549円)。
日経平均の予想益回りは6.02%。
予想配当り利回りは1.72%。
指数ベースではPERは22.54倍(前日23.62倍)。
EPSは1694円(前日1644円)。
PBRは2.05倍(前日2.09倍)。
BPSは18635円(前日18581円)。
10年国債利回りは0.875%(前日0.870%)。
(8)プライム市場の単純平均は19円安の2937円(前日は2957円)。
プライム市場の時価総額は950兆円(前日963兆円)。
ドル建て日経平均は248.12(前日251.31)と3日ぶりに反落。
(9)ボリンジャーのプラス1σが39523円。
マイナス1σが37861円。
マイナス2σが37080円。
週足のプラス1σが40025円。
マイナス1σが37990円。
マイナス2σが36973円。
3月月中平均は日経平均39844円。
TOPIXは2728ポイント。
(9月日経平均32725円。TOPIX2397ポイント。
昨年3月の日経平均27693円、TOPIX1989ポイント)。
アノマリー的には「株安の日」そして「変化日」。
今年の曜日別勝敗(5月8日まで)
↓
月曜9勝5敗
火曜10勝8敗
水曜4勝13敗
木曜9勝10敗
金曜12勝4敗
竹田和平さんも言っていた。
「現代には情報や物が溢れかえっているけど、
社会を支えているのは心だということを忘れちゃいかんよね」。
経済産業省は令和7年度2025年度予算概算要求見据えた経済産業政策案をとりまとめた。
半導体生産拠点の整備や人材育成の継続、脱炭素エネルギーの供給拡大や
水素など次世代技術の社会実装、人工知能(AI)基盤の強化など盛り込み、
企業の私的整理法制の整備にも言及。
令和6年度経済産業政策の重点(案)
投資テーマの参考になる。
◇━━━ カタリスト━━━◇
旭化成(3407)・・・動兆
ケミカル、住宅が利益の2大柱。
繊維、電子部品、医薬・医療機器など事業多彩
除細動器が部材不足解消し反転増。
不動産は海外軸に好調。
25年3月期は石化が需要やや回復、在庫評価損が縮小。
発表が遅れているEV電池用湿式絶縁材の北米工場建設は方針不変。
車用内装材は新興企業と協業し製品開発加速。
(兜町カタリスト櫻井)
[株価材料]
■ソフトバンクG<9984>
英半導体新興グラフコア買収交渉
■アームHD株下落 さえない通期売上高見通し示す
■オリックス<8591>
純利益最高 前期 不動産運営伸び
■KDDI<9433>
とソフトバンク<9434> 5G整備で協業拡大へ
■LINEヤフー<4689>
ネイバーへの委託ゼロに 情報漏洩受け
■東ソー<4042>
バイオ医薬品向け増産
■江崎グリコ<2206>
今期 一転減益に プリン出荷停止響く
■東レ<3402>
炭素繊維で減損 前期 純利益70%減に
■コーセー<4922>
iPS細胞から美容液 診断付きで年100万円
■セーレン<3569>
純利益10%増 前期 3期連続最高 カーシート材好調
■三菱自動車<7211>
純利益7%減 今期 東南アで回復遅れ
■IHI<7013>
最終黒字に転換 今期 航空エンジンが復調
■オムロン<6645>
純利益なお低調 今期5%増
■ロジスティード アルプス物流<9055>を買収へ 部品輸送の強み期待
■博報堂DY<2433>
決算発表延期 過大請求の影響確定せず
■旭化成<3407>と三井化学<4183>と三菱ケミカルG<4188> 脱炭素で協業
■中国政府系CIC 日本に的 中堅・中小に投資 高品質ブランド狙う
■マイクロソフト AI関連で33億ドル投資 バイデン氏発表
■物価見通しの上振れリスク大きくなれば「金利早めに調整」 日銀総裁
■住友ベークライト<4203>
情報通信を30年度に2倍超 AIなどに資源集中
9日の東京株式市場は反発後、もみ合い展開か。
日経平均株価の予想レンジは、3万8000円-3万8500円を想定。(8日終値3万8202円37銭)
米国株はまちまち。ダウ平均が上昇し、S&P500とナスダックが下落した。ダウ平均は172ドル高の39056ドルで取引を終えた。
日経平均株価は、きのう8日に大幅に下落した反動から、買い優勢スタートとなりそう。日経平均は荒い値動きが続いていることから、同指数の影響を受けにくい中小型の好業績株への個別物色が中心になりそう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=155円台の半ば(8日は155円32-34銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=167円台の前半(同166円79-83銭)と円安に振れている。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、8日の大阪取引所清算値比215円高の3万8425円だった。
【好材料銘柄】
■大末建設 <1814>
今期経常は61%増益、19円増配へ。
■ヒューマンホールディングス <2415>
前期経常を25%上方修正・3期ぶり最高益、配当も20円増額。
■ツカダ・グローバルホールディング <2418>
今期経常を一転8%増益に上方修正。
■THEグローバル社 <3271>
今期経常を15%上方修正、配当も9円増額。
■ラウンドワン <4680>
今期経常は3%増で3期連続最高益、4円増配へ。
■ユー・エス・エス <4732>
今期経常は5%増で4期連続最高益、前期配当を2.3円増額・今期は実質増配。
■オリコン <4800>
今期経常は8%増で2期ぶり最高益、7円増配へ。
■コニカミノルタ <4902>
前期最終を13%上方修正。
■コーセー <4922>
1-3月期(1Q)経常は54%増益で着地。
■エーアンドエーマテリアル <5391>
前期経常が上振れ着地・今期は2%増益、10円増配へ。
■GMO TECH <6026>
今期経常を30%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も64.62円増額。
■小池酸素工業 <6137>
前期経常を36%上方修正・16期ぶり最高益、配当も100円増額。
■石川製作所 <6208>
前期経常が一転増益で上振れ着地・今期は2.3倍増益、30期ぶり10円で復配へ。
■スクロール <8005>
今期経常は12%増益、6円増配へ。
■長瀬産業 <8012>
今期経常は15%増益、5円増配へ。また、発行済み株式数(自社株を除く)の4.82%にあたる550万株(金額で100億円)を上限に自社株買いを実施。5月31日付で300万株を消却する。併せて、中期経営計画における株主還元方針を変更し、総還元性向100%とする方針を示した。
■椿本興業 <8052>
前期経常が一転増益で上振れ着地・今期は6%増益へ。また、3月末割当の1→3の株式分割実施後も株主優待の内容は変更しない。実質拡充となる。
【主な経済指標・スケジュール】
9(木)
【国内】
日銀金融政策決定会合の主な意見(4/25〜26開催分)
3月毎月勤労統計調査(8:30)
4月都心オフィス空室率(13:00)
3月景気動向指数(14:00)
《決算発表》
ソフトバンク、JT、武田、ダイキン、富士フイルム、NTTデータG、パナソニックH、日本製鉄、味の素、花王、住友不、日産自、キリンHD、スクリン、シスメックス、住友鉱、旭化成、カプコン、コナミG、小野薬、ホトニクス、SUMCO、西武HD、川重、神戸鋼、ブラザー
【海外】
中国4月貿易収支
米30年国債入札
《米決算発表》
タペストリー、EPAMシステムズ
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
05月08日 NY株/欧州株概況
|
【市況】ダウ6日続伸172ドル高、金融株に買い |
・・・続き
|
8日のNYダウ工業株30種平均は6日続伸した。前日比172ドル13セント(0.44%)高の3万9056ドル39セントと、約1カ月ぶりに3万9000ドル台を回復した。ダウ平均の6日続伸は9連騰した昨年12月中旬以来。米連邦準備理事会(FRB)の利下げ開始時期を巡る不透明感が後退しており、引き続き投資家心理の支えとなった。
この日も米経済指標に関しては手掛かり難。ダウは取引序盤は弱含んだものの、JPモルガン・チェースなど金融株のみならず、資本財銘柄にも買いが広がり、じりじりと上げ幅を拡大した。
前週末3日に公表された低調な4月の米雇用統計を受け、再び強まった米利下げ期待が投資家心理を改善させている。
前週の米連邦公開市場委員会(FOMC)や4月の米雇用統計を受け、FRBが年内に利下げを開始するとの観測が強まっている。ダウ平均は4月に2000ドル近く下げており、短期的な戻りを見込んだ買いが続いた。
景気敏感株やディフェンシブ株の一角が買われ、ダウ平均を押し上げた。足元の相場上昇に乗り遅れまいとする投資家からの買いが入り、引けにかけて上げ幅を拡大した。
一方、ダウ平均は前日までの5営業日で1000ドルあまり上昇しており、持ち高調整や利益確定の売りで下げる場面もあった。半導体や消費関連株の一角が売られ、相場の上値を抑えた。
FRBの利下げ開始は米景気やインフレ動向次第で、金融政策を巡る不透明感は残る。ボストン連銀のコリンズ総裁は8日、最近の経済指標を受けてインフレ目標達成に「想定していたよりも時間がかかると考えている」と述べた。
ダウ平均の構成銘柄ではアムジェンやボーイング、JPモルガン・チェースが上げた。一方、4〜6月期の売上高が従来予想の中央値以下になるとの見通しを公表したインテルは下落した。ホーム・デポやウォルマートも安い。
ナスダック総合株価指数は続落した。前日比29.799ポイント(0.18%)安の1万6302.756で終えた。運転支援機能について米当局が調査を始めると伝わったテスラが売られた。エヌビディアも小幅安で終えた。
【シカゴ日本株先物概況】
8日のシカゴ日経平均先物は下落した。6月物は前日比290円安の3万8425円で終えた。
NYダウ平均は、金融株に買いが入り、6営業日続伸した。同日は日経平均株価が下落し、シカゴ市場の先物にも売りが優勢となった。
シカゴ日経225先物 (円建て)
38425 ( +215 )
シカゴ日経225先物 (ドル建て)
38445 ( +235 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 8354.05(+40.38)
8日のFTSE100種総合株価指数は4日続伸した。終値は前日比40.38ポイント(0.48%)高の8354.05と、最高値の更新が続いた。外国為替市場での足元のポンド安・ドル高を背景に英アストラゼネカといった医薬品株や、蒸留酒大手ディアジオなど飲食料品・たばこ株が買われた。
銀行株にも買いが続いた。半面、英BPなどエネルギー株には売りが出た。スイスのグレンコアなど資源株の一角も下げた。
FTSEの構成銘柄では、航空大手インターナショナル・エアラインズ・グループ(IAG)が3.72%高と上昇率トップ。保険大手ビーズリーが3.04%高、格安航空大手イージージェットが2.86%高と続いた。一方、オンライン食品販売大手オカド・グループは3.92%安、保険大手フェニックス・グループ・ホールディングスが1.74%安と沈んだ。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 18498.38(+68.33)
8日のドイツ株価指数(DAX)は4日続伸し、前日比68.33ポイント(0.37%)高の1万8498.38で終えた。3月下旬以来、約1カ月ぶりに最高値を更新した。四半期決算など個別の材料を踏まえた売買が交錯するなか、風力発電機を手掛ける独シーメンス・エナジー株に買いが集まった。保険株も買われた。
欧州株式市場で欧州主要600社の株価指数であるストックス600も最高値を更新し、前日比0.3%高の515.77で終えた。
個別では、業績見通しを上方修正したエネルギー大手シーメンス・エナジー(12.80%高)が大幅上昇したほか、ミュンヘン再保険(3.19%高)や日用品大手ヘンケル(2.92%高)が買われた。他方、通販大手ザランド(5.09%安)や高級車メーカーのポルシェ(4.02%安)が売られた。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 8131.41(+55.73)
フランスCAC40種指数は0.69%高だった。企業の好決算や欧州中央銀行(ECB)の6月利下げ観測が価格を下支えしている。