【大引け概況】
10日の日経平均株価は、前日比155円13銭高の3万8229円11銭と3日ぶりに反発、TOPIX(東証株価指数)は同14.75ポイント高の2728.21ポイントと続伸した。
JPXプライム150指数も続伸し、9.63ポイント高の1188.48で終えた。
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9日のNYダウ工業株30種平均は7日続伸し、昨年12月以来の長期連騰となった。米国株高を受け、朝方から買いが先行した。
日経平均は午前9時40分に、同667円90銭高の3万8741円88銭を付けた。しかし、買い一巡後は、戻り待ちの売りに押され、上値の重い展開だった。後場には、手控えムードのなか週末要因などもあり、一時50円強まで上げ幅を縮小する場面もみられるなど、積極的な買いは限られた。
欧州でもドイツ株価指数(DAX)や英FTSE100種総合株価指数が連日で最高値を更新した。欧米の利下げ観測を背景に投資家心理が強気に傾くなか、10日の東京株式市場でも運用リスクをとる動きが広がった。川崎汽や郵船といった海運株のほか、石油関連株の上昇が目立った。
国内では企業の決算発表が大詰めを迎えている。今期の増益と増配を発表したダイキンなど決算内容への評価が高かった銘柄が買われた一方、今期の純利益見通しが市場予想を下回ったスクリンが大幅安となるなど、期待先行で買われてきた銘柄への売り圧力も強かった。
市場では「今回の決算発表は総じて物足りない印象で、期待が高すぎただけに利益確定売りを出すきっかけになった」との声が聞かれた。「長期志向の機関投資家による断続的な売りが指数の上値を抑えていた」との観測も出ていた。
東証プライム市場の出来高は23億2067万株、売買代金は5兆3172億円と、SQ(特別清算指数)値算出日のため膨らんだ。騰落銘柄数は値上がりが902銘柄、値下がりは701銘柄、変わらずは48銘柄だった
なお、寄付きで算出された5月限オプション特別清算指数(SQ)は3万8509円47銭(市場推定)。
業種別株価指数(33業種)は海運業、石油・石炭製品、金属製品、鉱業などが上昇。下落はパルプ・紙、輸送用機器など。
個別では、決算発表などが材料視されてダイキンが急伸したほか、神戸鋼も今期最終増益が好感されて買われた。ソフトバンクグループ(SBG)や三菱商、丸紅、住友不が買われた。また、バンダイナムコHD、SUMCO、コナミグループ、味の素も決算が材料視されて上昇。日本郵船、川崎重工、商船三井、花王が買われた。
一方、今期業績見通しが物足りないと評価されたスクリーンHDが大幅安となったほか、日本製鉄も今期純利益見通しが市場予想を大幅に下回ったことで売られた。東エレク、NTT、安川電が下落した。また、パナソニックHDは今期最終減益見通しが嫌気された。このほか、旭化成、トヨタ自、日産自、村田製作所、日本精工、アルプスアルパインが売られた。
東証スタンダード市場は米国の経済統計に弱さが見られ、利下げが先送りされるとの懸念が後退して、投資家心理が上向いた。ただ、市場全体では売りに押される銘柄が多かった。週末を控え、持ち高調整の売りが出た。
スタンダードTOP20は反落。出来高4億2527万株。
値上がり銘柄数587、値下がり銘柄数831と、値下がりが優勢だった。
個別では、アルファ、日本ハウズイング、ジャパンエンジンコーポレーション、三精テクノロジーズ、エスライングループ本社がストップ高。クオンタムソリューションズは一時ストップ高と値を飛ばした。第一建設工業、中広、ウェルネット、ジャパンフーズ、アスモなど48銘柄は年初来高値を更新。日本パワーファスニング、湖北工業、ダイトウボウ、助川電気工業、フォーサイドが買われた。
一方、アトムがストップ安。ベルグアース、東洋精糖、東北新社、ユタカフーズ、やまみなど38銘柄は年初来安値を更新。アクセル、虹技、サンコーテクノ、ニチリョク、セプテーニ・ホールディングスが売られた。
東証グロース市場は個人投資家もプライム市場の好決算銘柄に向かい、新興企業株式は薄商いとなった。週末を控え、持ち高調整の売りが出た。赤字決算を発表した銘柄への売りも引き続き重荷となった。
市場では「決算を発表する東証プライム市場の主力銘柄に投資家の関心が集まり、新興株には物色が向かいにくくなっている」との声も聞かれた。
グロースCoreは続伸。東証グロース市場250指数は3日続落した。終値は前日比2.74ポイント(0.42%)安の650.23だった。
グロース市場ではカウリスやソラコムが下落した。一方、QPS研究所やセキュアは上昇した。
値上がり銘柄数202、値下がり銘柄数318と、値下がりが優勢だった。
個別では、Arent、トラース・オン・プロダクト、コパ・コーポレーションがストップ高。GMO TECH、サンウェルズは一時ストップ高と値を飛ばした。GreenEnergy & Company、フーバーブレイン、coly、ステラファーマ、アイビスなど6銘柄は年初来高値を更新。BASE、Birdman、グローム・ホールディングス、トリプルアイズ、Kudanが買われた。
一方、JTOWER、ジャパンワランティサポートがストップ安。サイバー・バズは一時ストップ安と急落した。イオレ、ユナイテッド、アマガサ、スタジオアタオ、データホライゾンなど22銘柄は年初来安値を更新。クラウドワークス、売れるネット広告社、クラダシ、アドバンスト・メディア、アジャイルメディア・ネットワークが売られた。
10日午前の日経平均株価は反発し、午前終値は前日比237円65銭(0.62%)高の3万8311円63銭だった。
米利下げ期待を背景に前日のNYダウが7日続伸したことを受け、東京株式市場も買い先行の展開となり、日経平均株価の上昇幅は一時600円を超えた。ただ、上値では利益確定売りが膨らみ、買い一巡後は伸び悩む展開となった。
9日の米ダウ工業株30種平均は7日続伸し、昨年12月以来の長期連騰となった。同日発表の雇用指標が労働需給の緩みを示し、米連邦準備理事会(FRB)が年後半に利下げに動くとの見方が強まった。FRBの年後半の利下げが米景気や原油需要を支えるとの見方から米原油先物が上昇し、10日の東京株式市場でも石油関連株や海運株の上昇が目立った。9日に今期の増益と増配を発表したダイキンなど一部の値がさ株の大幅な上昇も投資家心理を強気に傾けた。
ただ、朝高後は伸び悩んだ。9日の米市場では半導体大手のエヌビディアが3日続落するなど、日経平均との連動性が高いとされる半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は下落し、国内半導体株の重荷となった。9日に発表した今期純利益見通しが市場予想を下回ったスクリンが大幅安となったことも日経平均の上値を抑えた。
東証株価指数(TOPIX)は続伸した。前引けは18.40ポイント(0.68%)高の2731.86だった。JPXプライム150指数も続伸し、12.22ポイント(1.04%)高の1191.07で前場を終えた。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆8721億円、売買高は10億5936万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は956。値下がりは640、横ばいは52だった。
業種別株価指数(33業種)は海運業、その他製品、石油・石炭製品、鉱業が上昇率上位。輸送用機器、電気機器などは下落。
個別銘柄では、ダイキン工業や川崎重工業、三菱重工業が高く、川崎汽船や日本郵船が値を上げた。三菱商事や三井物産が堅調で三菱UFJフィナンシャル・グループ、任天堂が上昇した。コナミG、住友不動産、ソフトバンクグループ(SBG)が高い。花王、第一三共、味の素が上昇した。
半面、レーザーテックやディスコ、SCREENホールディングスが安く、トヨタ自動車や日産自動車が値を下げた。ソニーGやパナHDが下落した。
東証スタンダード市場は米国で金利低下などを受けて主要株価指数が上昇した流れを引き継ぎ、幅広い業種が値上がりした。好決算銘柄も買いを集めて指数を押し上げた。ただ、買い一巡後は利益確定売りも出て上値を抑えた。
スタンダードTOP20は反落。出来高2億8585万株。
値上がり銘柄数600、値下がり銘柄数753と、値下がりが優勢だった。
個別ではクオンタムソリューションズが一時ストップ高と値を飛ばした。第一建設工業、中広、ウェルネット、ナフコ、ダイトウボウなど30銘柄は年初来高値を更新。湖北工業、助川電気工業、フォーサイド、ゲームカード・ジョイコホールディングス、日本KFCホールディングスが買われた。
一方、アトムがストップ安。ベルグアース、東洋精糖、東北新社、やまみ、アゼアスなど28銘柄は年初来安値を更新。アクセル、日本モーゲージサービス、セプテーニ・ホールディングス、森下仁丹、ニチリョクが売られた。
東証グロース市場は、赤字決算を発表したJTOWERなど、時価総額の大きい個別銘柄の一角に売りが出て、指数全体の重荷になった。ただ、前日の米国株の上昇は支えとなり、指数は上げる場面もあった。
グロースCoreは続伸。東証グロース市場250指数も続落した。前引けは前日比2.57ポイント(0.39%)安の650.40だった。
グロース市場では売れるネットやカバーが下落した。一方、サンウェルズやBASEは上昇した。
値上がり銘柄数188、値下がり銘柄数310と、値下がりが優勢だった。
個別では、Arent、コパ・コーポレーションがストップ高。GMO TECH、トラース・オン・プロダクト、サンウェルズは一時ストップ高と値を飛ばした。GreenEnergy & Company、フーバーブレイン、coly、アイビスなど5銘柄は年初来高値を更新。BASE、インテグラル、Birdman、ENECHANGE、JIG-SAWが買われた。
一方、JTOWER、ジャパンワランティサポートがストップ安。イオレ、ユナイテッド、アマガサ、データホライゾン、ドリコムなど16銘柄は年初来安値を更新。売れるネット広告社、クラウドワークス、クラダシ、リグア、アジャイルメディア・ネットワークが売られた。
【寄り付き概況】
10日の日経平均株価は反発で始まった。始値は前日比287円81銭高の3万8361円79銭。
前日の米株式市場は、NYダウは331ドル高と7日続伸。米利下げ期待を背景とする買いが優勢だった。ナスダック指数も上昇した。米国株が上昇した流れを受け、東京株式市場も値を上げて始まった。為替は1ドル=155円40銭前後で推移している。
発表の雇用指標が労働需給の緩みを示し、米連邦準備理事会(FRB)が年後半に利下げに動くとの見方が株買いを後押しした。FRBの年後半の利下げが米景気や原油需要を支えるとの見方から米原油先物が上昇し、INPEXなどの鉱業や石油石炭製品、海運株の値上がりが目立つ。
東証株価指数(TOPIX)は続伸している。
個別では、ダイキンと住友不が大幅高。ファストリやソフトバンクグループ(SBG)が上昇した。KDDIやファナックも買われた。一方、スクリンが大幅安。ソニーGやトヨタ、パナHDが下落した。
「むべなるかな」
「NYダウは7連騰、SOX指数は反落」
木曜のNY株式市場で主要3指数は揃って上昇。
NYダウは昨年12月以来の7連騰で、4月1日以来の高値水準。
S&P500は4月9日以来約1カ月ぶりに5200台を終値で回復した。
アップル, アマゾン、メタが上昇。
英半導体設計アーム・ホールディングスは2.3%下落。
エヌビディアが1.8%安。
週間新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週比2万2000件増の23万1000件。
市場予想は21万5000件。
昨年8月終盤以来約8カ月ぶりの高水準。
申請件数は年初から続いていた19万4000─22万5000件のレンジも上回った。
10年国債利回りは4.459%。
5年国債利回りは4.472%。
2年国債利回りは4.817%。
ドル円は155円台半ば。
WTI原油先物6月物は0.27ドル(0.34%)高の1バレル=79.26ドル。
ビッドコインは380ドル高の62840ドル。
SKEW指数は133.64→133.24→136.46。
恐怖と欲望指数は39→44。
(昨年10月5日が20)。
木曜のNYダウは331ドル(0.85%)高の39387ドルと7日続伸。
(6日累計1240ドル高)
高値39413ドル、安値38988ドル。
サイコロは9勝3敗。
騰落レシオは119.06%(前日105.22%)。
NASDAQは43ポイント(0.27%)高の16346ポイントと3日ぶりに反発。
高値16362ポイント、安値16241ポイント。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは99.51(前日95.47)。
S&P500は26ポイント(0.51%)高の5214ポイントと反発。
高値5215ポイント、安値5180ポイント。
サイコロは8勝4敗。
騰落レシオは113.80%(前日101.97%)。
ダウ輸送株指数は90ポイント(0.59%)高の15512ポイントと反発。
SOX指数は30ポイント(0.64%)安の4759ポイントと反落。
VIX指数は12.69(前日13.00)。
NYSEの売買高は9.42億株(前日9.95億株)。
水曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比395円高の38435円。
ドル建ては420円高の38460円。
ドル円は155.46円。
10年国債利回りは4.459%。
2年国債利回りは4.817%。
「日経平均のEPSは2301円→2181円と乱高下」
木曜の日経平均は寄り付き40円高。
終値は128円安の38073円と続落。
高値38429円。
安値38072円。
日足は2日連続で陰線。
日経平均は一目均衡の雲を下抜けた。
雲の下限は38229円。
上限は38715円。
15日は39457円→39232円にマド。
16日は38820円→38764円にマドで下に2空。
30日は38097円→38182円にマド。
7日は38355円→38541円にマド。
TOPIXは7.03ポイント(△0.26%)高の2713ポイントと反発。
25日線(2710ポイント)を2日ぶりに上回った。
TOPIXコア30指数は続落。
プライム市場指数は3.62ポイント(△0.26%)高の1396.56と反発。
東証スタンダード指数は反発。
東証グロース250指数は1.92ポイント(▲0.29%)安の652.97と続落。
25日移動平均線からの乖離は▲2.34%(前日▲2.53%)。
プライム市場の売買代金は4兆5012億円(前日4兆6973億円)。
6日連続で4兆円超。
売買高は17.01億株。
値上がり1081銘柄(前日466銘柄)。
値下がり519銘柄(前日1130銘柄)。
ややアンバランス。
新高値100銘柄(前日63銘柄)。
新安値39銘柄(前日23銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは101.59(前日93.78)。
東証グロース市場の騰落レシオは81.94(前日80.41)。
NTレシオは14.03倍(前日14.12倍)。
サイコロは6勝6敗で50.00%。
TOPIXは8勝4敗で66.66%。
東証グロース市場指数は6勝6敗で50.00%。
下向きの25日線(38623円)からは▲1.42%(前日▲1.27%)。
2日連続で下回った。
上向きの75日線は38417円。
2日連続で下回った。
上向きの200日線(34807円)からは△9.38%(前日△9.85%)。
273日連続で上回った。
下向きの5日線は38324円。
2日連続で下回った。
25日線を下抜けたまま。
13週線は38998円。
26週線は36663円。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲17.910%(前日▲18.924%)。
買い方▲6.594%(前日▲6.134%)。
東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲7.637%(前日▲6.584%)。
買い方▲22.366%(前日▲21.944%)。
空売り比率は41.2%(前日42.3%、2日連続で40%超)。
10月30日が54.3%。
22年10月28日54.7%、21年10月28日54.2%。
23年3月10日52.7%。
空売り規制なしの銘柄の比率は7.1%(前日7.7%)。
8月18日が8.9%、8月3日が12.3%、6月9日が16.1%。
5月2日時点のQuick調査の信用評価損率は▲6.43%(前週▲6.12%)。
2週ぶりに悪化。
5月2日時点の裁定売り残は158億円増の4335億円。
4週ぶりに増加。
裁定買い残は100億円減の2兆20億円。
5週連続で減少。
当限は売り残が142億円増の2286億円。
買い残が100億円増の2兆1億円。
翌限以降は売り残が16億円増の2049億円。
買い残が0.15億円増の19億円。
日経VIは19.88(前日20.75)。
日経平均採用銘柄のPERは17.45倍(前日16.60倍)。
2日ぶりに17倍台。
前期基準では17.81倍。
EPSは2181円(前日2301円)。
直近ボトムは9月28日2056円、直近ピークは3月4日2387円。
225のPBRは1.49倍(前日1.49倍)。
BPSは25553円(前日25639円)。
日経平均の予想益回りは5.73%。
予想配当り利回りは1.73%。
指数ベースではPERは22.89倍(前日22.54倍)。
EPSは1663円(前日1694円)。
PBRは2.04倍(前日2.05倍)。
BPSは18663円(前日18635円)。
10年国債利回りは0.905%(前日0.875%)。
プライム市場の予想PERは17.18倍。
前期基準では17.55倍。
PBRは1.41倍。
プライム市場の予想益回りは5.81%。
配当利回り加重平均は2.13%。
プライム市場の単純平均は15円高の2953円(前日は2937円)。
プライム市場の売買単価は2645円(前日2771円)。
プライム市場の時価総額は951兆円(前日950兆円)。
ドル建て日経平均は244.55(前日248.12)と続落。
木曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比395円高の38435円。
高値38465円、安値37980円。
大証夜間取引終値は日中比390円高の38430円。
気学では金曜は「前場安いと後場高の日」。
月曜は「前週から高続きの日は反落する。
火曜は「下放れ突っ込みは買い。逆なら見送るべし」。
水曜は「前場と後場と仕成りを異にして動く日」。
木曜は「押し目買い方針の日」。
金曜は「安値にあると急伸することあり。押し目買い良し」。
ボリンジャーのプラス1σが39430円。
マイナス1σが37815円。
マイナス2σが37006円。
週足のプラス1σが40024円。
マイナス1σが37972円。
マイナス2σが36946円。
3月月中平均は日経平均39844円。
TOPIXは2728ポイント。
(9月日経平均32725円。TOPIX2397ポイント。
昨年3月の日経平均27693円、TOPIX1989ポイント)。
アノマリー的には「リーマンショック以降株高の日」
4月SQ値は39820円。
3月メジャーSQ値は39863円。
週足陽線基準は38835円。
5月SQ値は38509円。
《今日のポイント5月10日》
(1)木曜のNY株式市場で主要3指数は揃って上昇。
10年国債利回りは4.459%。
5年国債利回りは4.472%。
2年国債利回りは4.817%。
ドル円は155円台半ば。
SKEW指数は133.64→133.24→136.46。
恐怖と欲望指数は39→44。
(昨年10月5日が20)。
(2)木曜のダウ輸送株指数は90ポイント(0.59%)高の15512ポイントと反発。
SOX指数は30ポイント(0.64%)安の4759ポイントと反落。
VIX指数は12.69(前日13.00)。
NYSEの売買高は9.42億株(前日9.95億株)。
水曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比395円高の38435円。
(3)プライム市場の売買代金は4兆5012億円(前日4兆6973億円)。
6日連続で4兆円超。
売買高は17.01億株。
値上がり1081銘柄(前日466銘柄)。
値下がり519銘柄(前日1130銘柄)。
ややアンバランス。
新高値100銘柄(前日63銘柄)。
新安値39銘柄(前日23銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは101.59(前日93.78)。
東証グロース市場の騰落レシオは81.94(前日80.41)。
NTレシオは14.03倍(前日14.12倍)。
サイコロは6勝6敗で50.00%。
(4)下向きの25日線(38623円)からは▲1.42%(前日▲1.27%)。
2日連続で下回った。
上向きの75日線は38417円。
2日連続で下回った。
上向きの200日線(34807円)からは△9.38%(前日△9.85%)。
273日連続で上回った。
下向きの5日線は38324円。
2日連続で下回った。
25日線を下抜けたまま。
13週線は38998円。
26週線は36663円。
(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲17.910%(前日▲18.924%)。
買い方▲6.594%(前日▲6.134%)。
東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲7.637%(前日▲6.584%)。
買い方▲22.366%(前日▲21.944%)。
(6)空売り比率は41.2%(前日42.3%、2日連続で40%超)。
空売り規制なしの銘柄の比率は7.1%(前日7.7%)。
5月2日時点のQuick調査の信用評価損率は▲6.43%(前週▲6.12%)。
2週ぶりに悪化。
5月2日時点の裁定売り残は158億円増の4335億円。
4週ぶりに増加。
裁定買い残は100億円減の2兆20億円。
5週連続で減少。
当限は売り残が142億円増の2286億円。
買い残が100億円増の2兆1億円。
翌限以降は売り残が16億円増の2049億円。
買い残が0.15億円増の19億円。
日経VIは19.88(前日20.75)。
(7)日経平均採用銘柄のPERは17.45倍(前日16.60倍)。
2日ぶりに17倍台。
前期基準では17.81倍。
EPSは2181円(前日2301円)。
直近ボトムは9月28日2056円、直近ピークは3月4日2387円。
225のPBRは1.49倍(前日1.49倍)。
BPSは25553円(前日25639円)。
日経平均の予想益回りは5.73%。
予想配当り利回りは1.73%。
指数ベースではPERは22.89倍(前日22.54倍)。
EPSは1663円(前日1694円)。
PBRは2.04倍(前日2.05倍)。
BPSは18663円(前日18635円)。
10年国債利回りは0.905%(前日0.875%)。
(8)プライム市場の単純平均は15円高の2953円(前日は2937円)。
プライム市場の時価総額は951兆円(前日950兆円)。
ドル建て日経平均は244.55(前日248.12)と続落。
(9)ボリンジャーのプラス1σが39430円。
マイナス1σが37815円。
マイナス2σが37006円。
週足のプラス1σが40024円。
マイナス1σが37972円。
マイナス2σが36946円。
3月月中平均は日経平均39844円。
TOPIXは2728ポイント。
(9月日経平均32725円。TOPIX2397ポイント。
昨年3月の日経平均27693円、TOPIX1989ポイント)。
アノマリー的には「リーマンショック以降株高の日」
4月SQ値は39820円。
3月メジャーSQ値は39863円。
週足陽線基準は38835円
今年の曜日別勝敗(5月9日まで)
↓
月曜9勝5敗
火曜10勝8敗
水曜4勝13敗
木曜9勝11敗
金曜12勝4敗
5月2日時点のQuick調査の信用評価損率は▲6.43%(前週▲6.12%)。
2週ぶりに悪化。
5月2日時点5月2日時点の信用売り残は227億円増の6923億円。
2週連続で増加。
同信用買い残は495億円減の4兆6836億円。
2週連続で減少。
信用倍率は6.77倍(前週7.07倍)。
の裁定売り残は158億円増の4335億円。
4週ぶりに増加。
裁定買い残は100億円減の2兆20億円。
5週連続で減少。
当限は売り残が142億円増の2286億円。
買い残が100億円増の2兆1億円。
翌限以降は売り残が16億円増の2049億円。
買い残が0.15億円増の19億円。
日経朝刊では「予想未達銘柄相次ぎ下落」の記事。
8日までに今期見通しを発表した3月期決算企業で5人以上が予想を示していたのは約80社。
そのうち今期の純利益が市場予想を上回ったのは29社。
市場予想を下回る企業のほうが多く、投資家の失望売りを招いている。
つまり増収増益でも「市場予想に届かなかった」として売られる銘柄が多いということ。
会社はちゃんとやっているのに市場予想が間違ったということ。
それでも市場関係者から謝罪の言葉は聞かれない。
悪いのは市場予想に未達だった企業ではなく、見間違えた専門家だろうに・・。
そういう銘柄が売り込まれた局面は買い場面なのだろう。
例えばマイナス3σにタッチした重工のように。
川重がストップ高ならむべなるかな。
◇━━━ カタリスト━━━◇
ナルミヤ(9275)・・・動兆
子供服の企画販売、製造小売。
SC向け「プティマイン」など。
22年アパレルのワールドが子会社化
25年2月期はSCへの出店増で店舗純増20程度(前期同12)。
SCはキャラ商品投入効く。
百貨店、ECも好調持続。
正価販売増え採算向上。店舗業務DXで合理化も進む。連続営業増益。増配も。
SCブランドは戦略的なキャラ商品投入に手応え。
イベントなどに合わせて展開し集客図る。百貨店はインバウンド向け商品投入、ツールを使った接客強化。
顧客を真ん中にした曼荼羅マルチチャネルが目に付く。
「世代を超えて愛される企業へ」。
そして「一瞬の積み重ね(商品・サービス)でライフスタイルを彩り子供たちの未来を創る」。
(兜町カタリスト櫻井)
10日の東京株式は反発後、もみ合い展開か。
日経平均株価の予想レンジは、3万8000円-3万8500円を想定(9日終値3万8073円98銭)
米国株は上昇。ダウ平均は331ドル高の39387ドルで取引を終えた。
現地9日の欧米株式が上昇した動きを受け、買い先行スタートとなりそう。
ただ、きのう9日に上値の重い展開だったことや、週末要因から、手じまい売りに押される場面も想定される。
5日線(3万8324円、9日時点、以下同じ)や75日線(3万8417円)が意識され、3万8300円〜3万8400円レベルでもみ合う時間が長くなると予想する。
為替相場は、ドル・円が1ドル=155円台の半ば(9日は155円82-84銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=167円台の半ば(同167円26-30銭)とやや円安方向に振れている。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、9日の大阪取引所清算値比395円高の3万8435円だった。
【好材料銘柄】
■日東紡績 <3110>
今期経常は23%増で18期ぶり最高益、前期配当を10円増額。
■シュッピン <3179>
今期経常は14%増で2期連続最高益、前期配当を3円増額・今期は4円増配へ。
■ダイトウボウ <3202>
前期経常が上振れ着地・今期は29%増益、前期配当を0.5円増額・今期は1円増配へ。また、発行済み株式数(自社株を除く)の1.0%にあたる30万株(金額で3600万円)を上限に自社株買いを実施する。そのほか、株主優待制度を拡充。新制度では保有株数と保有期間に応じて3000~6000円分のクオカード(現行から1000円増額)を贈呈する。
■じげん <3679>
今期最終は13%増で3期連続最高益、1円増配へ。また、発行済み株式数(自社株を除く)の4.04%にあたる420万株(金額で28億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は5月10日から25年3月31日まで。
■フィックスターズ <3687>
上期経常が19%増益で着地・1-3月期も29%増益。また、乳癌超音波画像AI診断支援ソフトウェア「スマートオピニオン METIS Eye」の医療機器承認を取得。
■セレス <3696>
1-3月期(1Q)経常は3.2倍増益で着地。
■Ubicomホールディングス <3937>
今期経常は62%増で3期ぶり最高益更新へ。
■BASE <4477>
今期経常を一転黒字に上方修正。
■ツムラ <4540>
今期経常は68%増で3期ぶり最高益、前期配当を15円増額・今期は51円増配へ。
■秀英予備校 <4678>
今期経常は69%増益、2期ぶり5円で復配へ。
■日本ハウズイング <4781>
MBO(経営陣が参加する買収)による株式の非公開化を目指す。GS傘下の乃木坂ホールディングスの完全子会社であるマルシアンホールディングスがTOB(株式公開買い付け)を実施する。TOB価格は1株1545円で9日終値を35.8%上回る水準。5月中旬をメドに買い付け開始を目指す。
■有沢製作所 <5208>
前期経常が上振れ着地・今期は2.2倍増益、24円増配へ。
■Arent <5254>
7-3月期(3Q累計)経常が2.3倍増益で着地・1-3月期も2.3倍増益。
■インテグラル <5842>
1-3月期(1Q)最終は7.9倍増益で着地。
■ジャパンエンジンコーポレーション <6016>
今期経常は10%増で2期連続最高益、前期配当を15円増額・今期は実質増配。9月30日現在の株主を対象に1→3の株式分割を実施。
■三精テクノロジーズ <6357>
今期経常は50%増で6期ぶり最高益、10円増配へ。
■水道機工 <6403>
今期経常は66%増益へ。
■トラース・オン・プロダクト <6696>
AI電力削減ソリューション「AIrux8」の技術が日本で特許として登録。
■日本CMK <6958>
前期経常を27%上方修正、配当も8円増額。
■Birdman <7063>
YourTurnを割当先とする140万株の第三者割当増資を実施する。発行価格は743円。
■助川電気工業 <7711>
今期経常を12%上方修正・33期ぶり最高益、配当も1円増額。
■ケーズホールディングス <8282>
今期経常は5%増益へ。また、発行済み株式数(自社株を除く)の10.28%にあたる1800万株(金額で200億円)を上限に自社株買いを実施。取得した自社株は25年3月31日付で全て消却する。
■アルプス物流 <9055>
米投資ファンドKKR傘下のロジスティードがTOB(株式公開買い付け)を実施し、完全子会社化を目指す。TOB価格は1株5774円で9日終値を32.7%上回る水準。8月中旬をメドに買い付け開始を目指す。
■日新 <9066>
今期経常は4%増益、90円増配へ。
■サンウェルズ <9229>
今期経常は36%増で7期連続最高益、前期配当を2円増額・今期は4円増配へ。また、27年3月期に営業利益103億円(24年3月期実績は34.9億円)を目指す中期経営計画を策定。そのほか、在宅療養者向け訪問看護事業を開始。
■NISSOホールディングス <9332>
今期経常は24%増で5期ぶり最高益、1.5円増配へ。
■アイネット <9600>
今期経常は10%増で2期連続最高益、3円増配へ。また、発行済み株式数(自社株を除く)の5.16%にあたる82万5000株(金額で16億5000万円)を上限に自社株買いを実施。うち80万株を5月10日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で取得する。
【主な経済指標・スケジュール】
10(金)
【国内】
オプションSQ
3月家計調査(8:30)
4月景気ウォッチャー調査(14:00)
30年国債入札
《決算発表》
東エレク、NTT、KDDI、ホンダ、三井不、菱地所、クボタ、大和ハウス、オリンパス、セコム、住友電、資生堂、アシックス、ミネベアミツミ、島津製、ダイフク、SBI、千葉銀、マツダ、東洋水産、明治HD、マツキヨココカラ、KOKUSAI、ダイブ、イシン
【海外】
米5月ミシガン大学消費者態度指数(23:00)
米4月財政収支(5/11 3:00)
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
05月10日 株価材料NEWS
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【株価材料NEWS】
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・・・続き
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[株価材料]
■実質賃金プラスへ逆風 3月2.5%減 24カ月連続マイナス
■ソフトバンク<9434>
AIスパコンに421億円補助 経産省
■日産自動車<7201>
営業益6%増 今期原料高 販売増で補う
■三井物産<8031>
太陽光に300億円投資
■セブン&アイ<3382>
ニッセン全株売却
■西武HD<9024>
「赤プリ」跡施設売却 今年度内にも 数千億円規模
■セガサミーHD<6460>
宮崎「シーガイア」売却 米フォートレスに
■Jパワー<9513>
石炭火力5基を休廃止 30年度までに
■味の素<2802>
2年ぶり最高益 今期最終9%増 調味料値上げ寄与
■SUMCO<3436>
8割減益 1-6月最終 ウエハー販売不振
■神戸製鋼所<5406>
今期経常益7%減 電力事業 燃料費調整響く
■シスメックス<6869>
3期連続で最高益 前期最終 血液検査好調
■富士フイルムHD<4901>
8%増益 今期営業 ヘルスケア好調
■パナソニックHD<6752>
純利益3割減 今期 税金費用が増加
■アルプスアルパイン<6770>
黒字転換 今期最終 海外3000人削減へ
■JT<2914>
純利益9%増 1-3月 海外の値上げ寄与
■SCREENHD<7735>
今期最高益 純利益2%増 半導体装置伸びる
■武田薬品工業<4502>
今期営業益5%増 事業構造再編に1400億円
■日本製鉄<5401>
USスチールは米にとどまるべき バイデン氏
■ソニーG<6758>
など 電子漫画運営のインフォコム<4348>買収検討
■東亜合成<4045>
半導体向け無機製品 売上高100億円へ
■アステラス製薬<4503>
細胞・遺伝子治療の開発加速
■兼松<8020>
ベトナムで排出権創出 水田のメタン削減
■三井物産<8031>
米テキサスで太陽光発電 300億円投じ26年商業運転
■塩野義製薬<4507>
など マラリア予防創薬で連携 ファンドから3億円
05月09日 NY株/欧州株概況
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【市況】7日続伸331ドル高、米利下げ期待で |
・・・続き
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9日のNYダウ工業株30種平均は7日続伸し、前日比331ドル37セント(0.84%)高の3万9387ドル76セントで終えた。4月1日以来の高値を付けた。7連騰は昨年12月以来。
米労働省がこの日発表した新規の失業保険申請件数が市場予想を上回る増加を見せ、雇用の逼迫(ひっぱく)が和らぐ兆しが示された。米連邦準備制度理事会(FRB)が年内に利下げを行うとの見方が強まって米長期金利が低下し、幅広い銘柄が買われた。
米金融市場では、景気があまりに強いためにFRBが利下げに踏み切れず、金利の高止まりによる悪影響が広がることへの懸念が強い。このため、失業者の増加といった「悪いニュースが良いニュースとして受け取られる状態」が続いている。
9日発表の週間の米新規失業保険申請件数は23万1000件と、ダウ・ジョーンズ通信が集計した市場予想(21万4000件)を上回った。労働市場の過熱感が薄れ、FRBが利下げに動きやすくなるとの観測を誘った。米長期金利が4.4%台半ばと前日終値を下回る水準で推移し、株式の相対的な割高感が薄れた。
ダウ平均は午後に上げ幅を広げた。前日までの6営業日で1200ドルあまり上昇し、利益確定売りが出やすい中での株高とあって、市場では投資家の買い意欲が回復しているとの見方が増えている。Bライリーのアート・ホーガン氏は「主要企業の2024年1〜3月期決算が総じて堅調なことが投資家心理を支えている」と話す。
ホーム・デポやキャタピラー、ゴールドマン・サックスなど景気敏感株の上昇が目立ち、ダウ平均を押し上げた。ダウとシェブロン、アムジェンも高かった。
半面、セールスフォースとIBMは売られた。ダウ平均の構成銘柄ではないが、英半導体設計のアーム・ホールディングスが下落した。8日夕に発表した四半期決算と同時に示した業績見通しが慎重と受け止められた。
ナスダック総合株価指数は3営業日ぶりに反発した。前日比43.509ポイント(0.26%)高の1万6346.265で終えた。メタプラットフォームズとアルファベットが上昇した。一方、エヌビディアやアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)といった半導体株の下げが目立った。テスラも安かった。
【シカゴ日本株先物概況】
9日のシカゴ日経平均先物は上昇した。6月物は前日比10円高の3万8435円で終えた。
NYダウ平均は、米労働市場の落ち着きを示す経済指標を背景に早期利下げに対する期待が高まり、7営業日続伸した。
この日は米連邦準備理事会(FRB)による年内利下げ観測が一段と強まって米主要株価指数が上昇し、日経平均先物にも買いがやや優勢となった。
シカゴ日経225先物 (円建て)
38435 ( +395 )
シカゴ日経225先物 (ドル建て)
38460 ( +420 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 8381.35(+27.30)
9日のFTSE100種総合株価指数は5日続伸し、前日比27.30ポイント(0.32%)高の8381.35で終えた。5日連続で最高値を更新した。英イングランド銀行(中央銀行)が9日公表した金融政策委員会の結果を受け、英国での利下げ開始時期が近づいているとの見方が広がり、投資家心理の支えとなった。
英アングロ・アメリカンなどの資源株に買いが優勢だったほかエネルギー、製薬株も上げた。半面、前日まで買いが目立っていた英HSBCホールディングス株には売りが出た。不動産投資信託(REIT)や空運株も下げた。
FTSEの構成銘柄では、鉱業大手アングロ・アメリカンが3.09%高と上昇率トップ。小売り大手JDスポーツ・ファッションが2.91%高、オンライン食品販売大手オカド・グループが2.28%高と続いた。一方、プライベート・エクイティ会社3i(スリーアイ)グループが5.18%安、金融大手HSBCホールディングスが4.15%安と低迷した。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 18686.60(+188.22)
9日のドイツ株価指数(DAX)は5日続伸し、前日比188.22ポイント(1.01%)高の1万8686.60で終えた。前日に続き、最高値を更新した。英国での利下げ観測や、米国でも年後半に利下げが始まるとの見方が、投資家心理を強気に傾けた。
欧州株式市場で欧州主要600社の株価指数であるストックス600は続伸し、終値は前日比0.19%高の516.77と最高値を更新した。
個別では、前日に好決算を公表したエネルギー大手シーメンス・エナジーが3.28%高、電力大手RWEが2.51%高、セメント大手ハイデルベルク・マテリアルズが2.41%高だった。自動車大手メルセデス・ベンツが5.82%安、保険大手アリアンツが3.76%安だった。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 8187.65(+56.24)
フランスCAC40種指数は0.69%高だった。イングランド銀行(中央銀行)は政策金利を据え置いたものの、政策担当者らが利下げに前向きな姿勢を示したことで、上昇した。