01月31日 マーケットコメント
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
1月最後の取引となる本日の市場は日経平均が大幅続落。
・・・続き
終値は前日比327円安の1万9041円だった
日経平均は日銀会合の結果発表を受けた後場も買いが入らず安値引け。これで1月は月足陰線で月間でも下落となった。
明日2月1日の東京株式市場で、主要指数は上値の重い展開か。
チャート上では、25日移動平均線(1万9223円)を4営業日ぶりに割り込み、目先は、フシ目となる1万9000円を保てるかが注目される。
海外市場が軟調な場合、日経平均は1万9000円台割れの可能性もあるが、下には13週線(1万8882円、31日時点)が控えている。
ここは1月に弱い動きが見られた際にサポートとなった水準。月曜と火曜で400円超の下落と値幅の調整も進んでおり、ここからの下落余地は限定的と考える。
市場では「入国制限に関する米大統領令が調整の材料にされているが、今に始まった話ではなく、いい押し目とみている」との見方も出ていた。
ただ、1日にはFOMC(米連邦公開市場委員会)を控えているうえ、17年3月期第3四半期(16年4−12月)の決算発表も相次ぐことで、結果を見極めたいとして積極買いは期待しにくいだろう。
01月31日 為替市況コメント
【為替】米ドル円は113円台半ばで推移
・・・続き
[概況]
31日の外国為替市場は、各通貨とも限定的な値動きとなっている。本日は日銀の金融政策決定会合が発表され、マイナス金利幅を0.1%に据え置き、国債の買い入れペースも年間80兆円と金融政策の現状維持を決定した。発表を受けた外国為替市場の反応は限定的で、米ドル円は113円台半ばで限定的な値動きが続いた。
この後は、相場に動意を与えそうな経済指標の発表はないが、昨日の外国為替市場が、トランプ米大統領が中東の一部の国からの入国制限を設けるという保護主義色を強い大統領令に署名したことを嫌気しリスク回避に傾いた経緯を踏まえると、本日もトランプ米大統領関連の報道や言動に相場は振り回される可能性があり注意が必要だ。
[提供:カネツFX証券株式会社]
01月31日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=大幅続落327円安、トランプ相場最大の下げ
【大引け概況】
31日の日経平均株価は大幅に続落した。前日比327円51銭安の1万9041円34銭で終えた。
・・・続き
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朝方からリスク回避の流れに晒され、日経平均は下値模索の展開を強いられた。前日の欧米株市場は総じて売りの目立つ展開となり、米国市場ではNYダウが120ドル超下落したほか主要指数が揃って軟調。トランプ米政権の移民政策への警戒感が強く、運用リスクを避ける動きが広がった。
東京外国為替市場では円買い・ドル売りが進み、円相場が一時1ドル=113円台前半まで上昇。投資家心理は弱気に傾き、持ち高調整のための売りが優勢だった。
昨年12月30日の大納会終値(1万9114円37銭)を下回り、昨年11月に始まったトランプ相場以降で最大の下げ幅となった。
トランプ大統領が移民受け入れを制限した大統領令を支持しない意向を示していたサリー・イエーツ司法長官代行を解任したとの発表が前引け間際に伝わると、後場にかけて円買い・ドル売りが加速。日経平均はきょうの安値で終えた。株式市場では「海外ヘッジファンドの売りが株価下落に拍車をかけた」との声が聞かれた。
一方で、日銀はきょうまで開いた金融政策決定会合で、金融緩和政策の現状維持を決めたが、反応は限られた。
JPX日経インデックス400は続落。終値は前日比206.93ポイント安の1万3642.35だった。東証株価指数(TOPIX)も続落し、22.10ポイント安の1521.67で終えた。
東証1部の売買代金は概算で2兆4867億円。売買高は19億9746万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1518と、全体の75.8%を占めた。値上がりは396、変わらずは88銘柄だった。
個別では、三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンクが値を下げ、前日に今期業績見通しを下方修正したNECが17%安となった。
今期に映画事業で1121億円の減損損失を計上すると発表したソニーの下落も目立った。後場に円高が進んだこともあり、富士重やホンダ、マツダなど自動車株の一角が売られた。ヤマトHDや富士通は安い。東ガスやJFEも下げた。日本M&Aセンターも大幅安。ジャパンディスプレイの下げも目立つ。
半面、第一三共やJR西日本が上昇した。NTTやSMCも買われた。ブイ・テクノロジーが大商いのなかで売り物を吸収し、プラス圏を維持した。アンリツが大幅高に買われ、ヤクルト本社、プリマハムなども高い。
東証2部株価指数は、前日比42.92ポイント安の5428.37ポイントと5営業日ぶりに反落した。個別ではメンバーズ、富士通フロンテック、日本ギア工業、マイスターエンジニアリング、シャープとフュトレックが下げた。
一方、ヤスハラケミカル、東京コスモス電機、ジーエルサイエンスがストップ高。弘電社、ブルボン、井村屋グループ、ダイトーケミと船場が上げた。
01月31日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=反落、反落、投資家心理が悪化、売りが優勢
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は小幅に反落した。終値は前日比8円42銭安い2868円86銭だった。日経平均株価が300円超の下げ幅となった。投資家心理が悪化し新興株も売りが優勢だった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で625億円、売買高は1億2123万株だった。
個別ではヴィレッジヴァンガードコーポレーション、T&Cメディカルサイエンスが昨年来安値を更新。日本ライトン、ノムラシステムコーポレーション、アパマンショップホールディングス、第一化成やサン電子、山王が下落した。
半面、博展、アズジェントが一時ストップ高と値を飛ばした。藤田エンジニアリング、テノックス、協和日成、コモ、アエリア、Nutsは上昇した。
01月31日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=反落も新興市場への資金流入は継続
・・・続き
東証マザーズ指数は反落した。終値は前日比7.82ポイント安い993.84だった。
東京市場全般が全面安商状となり、新興市場も軟調な推移となった。ただ、外部環境の悪化を避けた新興市場への資金流入は継続しており、比較的底堅い推移となった。
個別ではUMNファーマが昨年来安値を更新。リミックスポイント、弁護士ドットコム、メディア工房、シャノンやマイネット、そーせいが下落した。
一方、Jストリームがストップ高。リアルコムは一時ストップ高と値を飛ばした。インタースペース、タイセイ、ディー・ディー・エス、アカツキやエルテス、メタップスは上昇した。
01月31日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を8銘柄更新しました。
[3902]メディカル・データ・ビジョン
[4829]日本エンタープライズ
[3071]ストリーム
[2397]DNAチップ研究所
[1430]ファーストコーポレーション
[4563]アンジェスMG
[3777]ジオネクスト
[3975]AOI TYO Holdings
01月31日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価は下落幅を拡大
・・・続き
[後場概況]
31日後場の日経平均株価は前日比282円05銭安の1万9086円80銭で寄り付いた。
日経平均株価が下落幅を拡大している。
日銀は30日から31日に開いた金融政策決定会合で、金融政策の現状維持を決定した。
日経平均は5日、25日線を割り込み、一目均衡表では転換線、基準線での攻防となり、遅行スパンは下方シグナル発生とシグナルが悪化傾向にある。
決算が既に通過している中小型株やテーマ株等での値幅取り狙いの売買にとどまっている。雲上限や13週線が1万8900円近辺に位置しており、まずは1万9000円処での踏ん張りを見極めたいところであろう。
後場も個人主体の売買が中心になりそうだ。
ランチバスケットは24件、227.80億円。
差し引き10億円の売り越しとの観測。
01月31日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=トランプ政策への警戒感、円高が重荷に大幅続落
31日午前の日経平均株価は続落した。
・・・続き
前日比257円94銭安の1万9110円91銭で前場を終えた。前日の欧米株安を受け大きく売り優勢に傾いた。外国為替市場で1ドル=113円台半ばまで円高に振れていることも主力株中心に逆風となった。
トランプ米政権による一部移民の入国を制限する政策への批判が世界で強まり、トランプ大統領の政策の先行きを懸念する売りが先行した。
前引け間際に円相場が強含むと、日経平均は下げ幅を広げた。米国でシェールオイル増産の動きを警戒し、原油価格が下落したことも日本株相場の重荷となった。一部で「トランプ米大統領が米司法長官代行を解任した」と伝わり、24時間取引の米シカゴ市場で米株価指数先物が下げ幅を広げ、東京市場でも米政治情勢を警戒する売りが出た。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も続落した。
前引けの東証1部の売買代金は概算で1兆698億円、売買高は8億8698万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1469と、全体の73.3%を占めた。値上がりは404、変わらずは129銘柄だった。
個別では三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンクが売られ、今期営業利益が従来予想を下回る見通しと伝わったマツダの下げが大きかった。トヨタ自動車、富士重工業など自動車株も安い。前日に今期業績見通しを下方修正したNECが15%安で前場を終えた。今期に映画事業で1121億円の減損損失を計上すると発表したソニーのほか、ヤマトHDや富士通は安い。コンコルディや富士重も下落した。オリエンタルランド、エムスリーなども大幅下落となった。
半面、ブイ・テクノロジーが逆行高、M&Aキャピタルパートナーズも堅調。キヤノンマーケティングジャパンが大幅高となり、アンリツも物色人気となった。JR西日本や資生堂が高い。NTTや日電産も上昇した。
東証2部株価指数は、前日比26.35ポイント安の5444.94ポイントと反落。個別では富士通フロンテック、日本ギア工業、マイスターエンジニアリング、メンバーズ、ウィル、シャープ、マーキュリアが下げた。
一方、東京コスモス電機がストップ高。弘電社、ブルボン、フュートレック、ダイトーケミが上げた。
01月31日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=反落、投資家心理の悪化で新興株も売り
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は小幅に反落した。午前終値は前日比77銭安い2876円51銭だった。日経平均株価が下落し、投資家心理の悪化で新興株も売りが優勢になった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で378億円、売買高は6994万株だった。
個別では、博展、アズジェントが一時ストップ高と値を飛ばした。テノックス、協和日成、アエリア、Nutsが上昇。
半面、ヴィレッジヴァンガードコーポレーション、T&Cメディカルサイエンスが昨年来安値を更新。ノムラシステムコーポレーション、アパマンショップホールディングス、SEホールディングス・アンド・インキュベーションズ、サン電子や第一化成、メウェッジHDなど下落した。
01月31日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=小幅に反落、投資家心理の悪化
・・・続き
東証マザーズ指数も小幅に反落した。午前終値は前日比2.98ポイント低い998.68だった。
個別ではシャノン、UMNファーマが昨年来安値を更新。G−FACTORY、弁護士ドットコム、パートナーエージェント、マイネット、そーせいが下落した。
一方で、一方、リアルコムが一時ストップ高と値を飛ばした。ディー・ディー・エス、ドリコム、シンプロメンテ、インソースなど5銘柄は昨年来高値を更新。
Jストリーム、アクロディア、農業総合研究所、エルテスや、メタップスはDDSは上昇した。
01月31日 相場概況(寄り付き後)
【市況】日経平均 =10時、下げ渋り 押し目買いの動きも
[10時概況]
31日10時現在の日経平均株価は前日比197円48銭安の1万9171円37銭で推移している。
・・・続き
トランプ米政権による移民の入国を制限する政策への批判が世界で強まり、トランプ大統領の政策の先行きを懸念して買いが手控えられた。円高の進行を背景に小口の売りが先行したが、下値では押し目買いを入れる動きもあり、売り一巡後は下げ幅を縮小した。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も下げ渋っている。
日経平均はチャート分析上の節目となる25日移動平均(1万9230円程度)を4営業日ぶりに下回った。
「アジアの春節(旧正月)に伴う休場で市場参加者も少ないなか、米政策への警戒感も相まって短期的には調整局面が続く」と指摘する。米国でシェールオイル増産の動きを警戒し、原油価格が下落したことも重荷となった。
一方、寄り付き前に経済産業省が発表した2016年10〜12月期の鉱工業生産指数(速報値)が前期比2.0%上昇の99.6と、2年9カ月ぶりの高水準に上昇。日本株相場の下支え要因となり、下値では押し目買いを入れる動きもある。
日経平均マイナス寄与度は28.9円の押し下げでファストリがトップ。以下、ソフトバンクが8.1円、ホンダが6.54円、日立建機が5.59円と続いている。
プラス寄与度トップは宝HLDで、日経平均を1.44円押し上げている。次いで日ハムが0.95円、信越化 が0.68円、住友化が0.65円と続く。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で6537億円、売買高は5億5772万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1452と、全体の72.5%を占めた。値上がりは433、変わらずは117銘柄だった。
業種別では33業種中32業種が下落し、上昇はその他金融の1業種のみ。値下がり1位は海運で、以下、鉄鋼、ゴム製品、電気・ガス、輸送用機器、石油・石炭と並ぶ。
前日に今期業績見通しを下方修正したNECが18%安まで下落した。今期営業利益が従来予想を下回る見通しと伝わったマツダは一時6%安となった。ヤマトHDや富士通は下げ幅を拡大した。ファストリやJXも安い。
半面、NTTや日電産は上げ幅を広げた。オリックスやキーエンスも高い。
東証2部株価指数は反落した。シャープと朝日インテクが下げ、フュトレックとダイトーケミが上げた。
ジャスダック銘柄では、サイバーセキュリティ対策ソフトなどのアズジェントは31日、連続ストップ高となり、朝方に1098円(150円高)まで上げて10時を過ぎても13%高の130円高前後で推移。引き続き、同社が販売するファイル無害化ソリューション(イスラエル・Votiro社の「Secure Data Sanitization」)が2016年12月31日時点で33の都道府県内で県もしくは県下の市区町村へ導入されたと1月30日に発表したことが材料視されている。
01月31日 カタリストコメント
「火曜安のアノマリー」
週明けのNYダウは前週末比122ドル安の19971ドルと続落。
2万ドルを割れ込んだ。
・・・続き
下落幅は一時223ドルまで拡大し大統領選以降最大となった。
S&P500は3日続落。
NASDAQは反落。
背景はトランプ米大統領が中東やアフリカなどの「テロ懸念国」7カ国からの入国を制限する
大統領令に署名したこと。
混乱や反発の声が拡大し、経済政策の遅延懸念が台頭したとの解釈。
「政策の先行き不透明感を意識」という声も聞かれる。
ほぼ全面安の展開の中、特に空運、金融、エネルギー関連セクター等が下落。
恐怖(VIX)指数は一時12.15まで上昇した。
投資雑誌バロンズ今週号の特集は「「次の停車駅はダウ30000ドル」.
しかし逆の動きとなった。
好調な企業業績や経済成長見通しを前提として「もし、トランプ大統領が貿易戦争、
もしくは本当の戦争を回避できれば2025年までにダウは30000ドルを超えるだろう」との予想だ。
下落で弱気の典型的局面でこの記事はどういう収拾を図るのかが興味深い。
洋の東西と問わずマスコミの強気は反落サインなのだろうか。
月曜の東京市場は軟調展開。
これで年明け3連敗となった。
ちなみに火曜は連敗中。
昨日のNY株の下落を受けた格好で3連敗の可能性が濃厚だ。
一方で水曜が4連勝中。
水曜の5連勝があるとすれば今日の下落は買い場面だったという結果論になる。
3勝2敗のリズムが継続するかどうかだ。
月足陽線基準は19594円でこちらの可能性は薄い。
課題は25日線(19239円)の攻防。
そして1月SQ値19182円を上回っていられるかどうかだ。
シカゴ225先物終値は19175円。
安値は19060円まで叩かれている。
もっともカラ売り比率は38.9%。
日経VIも18.92%。
松井証券経由の信用評価損率速報で買い方はまだマイナス4%水準。
騰落レシオも96%台と過熱感は薄い。
火曜安のアノマリーに敬意みたいな一日だろうか。
(兜町カタリスト櫻井)
01月31日 為替市況コメント
【為替】NY株式市場の下落にリスク回避の円買い優勢
・・・続き
[概況]
米国政府による入国制限措置が保護主義を連想させた為に欧州株式市場は下落で始まり、欧州市場中盤にオーストリア中銀総裁が「ドル高(ユーロ安)は欧州経済にとって好都合」、「次回3月の会合でQE拡大ペースの縮小を協議する事は時期尚早」などと述べた事に反応してユーロは売られ、122円を割り込んだ。
NY株式市場も下落で始まり、ダウが2万ドルを割り込む下げにドルも114円を割れて、終盤には当日安値113.450円まで下落し、其の後ユーロも121.465円(当日安値)まで値下がりした。
ドルは最期前週末比-1.34円の113.800円と114円割れで引け、ドル以外の主要通貨も値下がりするなどリスク回避の円買いが優勢となった。米新政権の政策に対する不透明感が続く様ならドルは上値を伸ばせなくなる恐れもあると思われる。
[提供:カネツFX証券株式会社]
01月31日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■ケンコーマヨ<2915>
外食産業で使うプロ向けの和風総菜の品ぞろえ拡充
■持田薬<4534>
リウマチ治療薬のバイオ後続品を承認申請
■東ゼネ石<5012>
車用品の取り付けサービスでアマゾンジャパンと提携
■古河電<5801>
障害物より精緻に認識できる車向けレーダー量産開始
■ジェイテクト<6473>
17年春から工作機械にデータ解析機能を標準搭載
■日写印<7915>
化粧品用溶解性マイクロニードルの超薄型パッケージ開発
■広島銀<8379>
国際協力銀行と5000万ドルの融資枠設定 ドル安定供給へ
■ヤマトHD<9064>
17年中に配送業務基幹システム刷新 AI活用し効率化
■NTTドコモ<9437>
IoT技術活用した防災サービスの実証実験開始
01月31日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 01月31日号
01月31日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
31日の東京株式市場は続落スタートだろう
・・・続き
米国株式の下落を受け、シカゴ日経平均先物の円建て清算値は1万9175円だった。(30日大阪取引所終値比:155円安)。朝方は、同清算値にサヤ寄せする動きが先行しそうだ。
序盤に大きく下げた後は一段と売り込む動きは限定的で、落ち着きどころを探る展開か。
日経平均株価の予想レンジは、1万9000円−1万9400円を想定する。
為替相場は、ドル・円が1ドル=113円台の後半と円高に振れている。円高の動きをにらみながらの展開になろう。消去法的に、海外の株式動向や為替相場の影響を受けにくい内需系の小型株へ、物色の矛先が向かう可能性がありそう。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り860万株、買い850万株で、差し引き10万株の売り越し。売り越しは2営業日連続。金額も売り越し。
売りセクターに、電機、化学、自動車、薬品、銀行、海運、サービスなど。買いセクターに、銀行、薬品、保険、通信、海運、自動車、機械、化学など。
【好材料銘柄】
■ハウスドゥ <3457>
上期経常を28%上方修正。
■CDG <2487>
東証がCDGを2月6日付で市場1部に指定替えする。
■ケイブ <3760>
スマホゲーム「ゴシックは魔法乙女」の台湾・香港・マカオ展開でガンホー・ガマニア社とライセンス契約。
■Jストリーム <4308>
4-12月期(3Q累計)経常が50%増益で着地・10-12月期も67%増益。
【主な経済指標・スケジュール】
31(火)
【国内】
黒田日銀総裁会見
日銀「経済・物価情勢の展望」
12月失業率・有効求人倍率
12月家計調査(8:30)
12月鉱工業生産(8:50)
12月自動車生産台数(13:00)
《決算発表》
NSSOL、商船三井、川崎船、コナミHD、川重、東洋水産、アステラス薬、郵船、第一三共、HOYA、日通、ヤクルト、ALSOK、ワコールHD、東ガス、日本ハム、味の素、協和キリン、富士フイルム、コニカミノルタ、コーセー、TOTO、ガイシ、JFEHD、コマツ、住友重、マキタ、オムロン、富士通、エプソン、TDK、京セラ、村田製、日野自、メディパル、キヤノン、新生銀、オリコ、野村HD、京成、JAL、中部電、関西電、東北電、SCSK、リコー、東エレク、日東電、任天堂、あおぞら、りそなHD、三住トラスト、みずほ、大ガス、スタートトゥ、SBI
【海外】
FOMC(〜2/1)
米11月S&Pコアロジック/ケースシラー住宅価格指数(23:00)
米1月シカゴ購買部協会景気指数(23:45)
《米決算発表》
ハーレーダビッドソン、コーチ、ファイザー、アップル、エクソンモービル、マスターカード、アフラック、ゼロックス、アナダルコ・ペトロリアム、エレクトロニック・アーツ
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
01月30日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウ続落し122ドル安、大統領令による政治的混乱を懸念
・・・続き
30日のNYダウ工業株30種平均が続落した。
終値は前週末比122ドル65セント安の1万9971ドル13セントと、2万ドルを割り込んだ。
トランプ大統領が、難民受け入れの停止や中東及びアフリカの7カ国からの入国を一時制限する大統領令に署名したことが混乱を招き、欧州株が全面安。米国株も寄付き後から大幅下落となった。
ダウ平均の下げ幅は昨年11月の大統領選後で最大となり、2016年10月11日以来およそ3カ月半ぶりの大きさだった。
入国制限を巡っては野党の米民主党だけでなく、与党の米共和党からも批判的な意見が浮上している。グーグルやフェイスブックのほか、複数の主要企業が同大統領令に反発しているほか、全米で抗議デモも拡大しており、投資家心理の悪化から売りが広がった。
新政権の移民政策が厳格化すれば、渡航者数の減少につながるとしてユナイテッド航空やデルタ航空といった航空株が軒並み売られた。中東諸国との関係悪化が経営に悪影響をもたらすとの見方からエネルギー株も下落。金融やITなどにも売りが目立った。
朝方発表された2016年12月の個人消費支出(PCE)は前月比0.5%増え、市場予想に沿った結果だった。米連邦準備理事会(FRB)が重視する物価指標のPCEデフレーターのエネルギー・食品を除くコア指数の伸び率は11月と同水準で、米景気の緩やかな回復が続いていることを示したが相場の反応は限られた。
ナスダック総合株価指数は反落し、同47.070ポイント安の5613.712で終えた。
セクター別では、食品・生活必需品小売やメディアが上昇する一方でエネルギーや運輸が下落した。
大手行のシティグループ(C)は来年末までに住宅ローンのサービシング事業から撤退する方針を発表し、売られた。フィットネス関連機器のフィットビット(FIT)は10-12月期の業績見通しを下方修正したことが嫌気され、大幅下落。
一方で、米モルガン・スタンレーが投資判断を引き上げた映画・娯楽のウォルト・ディズニーが上昇した。
NYダウ工業株30種(ドル)
19,971.13−122.65
S&P500種
2,280.90−13.79
ナスダック
5,613.712−47.070
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は続落した。3月物は前週末比295円安の1万9175円で終え、大阪取引所の終値を155円下回った。トランプ米大統領が中東など7カ国に対して入国を制限する大統領令に署名し、全米でデモが多発。政策先行き不透明感から円高や米株安が進み、日経平均先物も売られた。
この日の3月物の安値は1万9060円、高値は1万9445円。
シカゴ日経225先物3月限 (円建て)
19175 ( -155 )
シカゴ日経225先物3月限 (ドル建て)
19210 ( -120 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7118.48(-66.01)
FTSE100種総合株価指数は反落。前週末終値に比べ66.01ポイント安の7118.48で引けた。石油株の下げが指数を押し下げるなか、構成銘柄の約7割が下落した。
BPやロイヤル・ダッチ・シェルなど石油株は売られた。BHPビリトンなど鉱業株も下がった。半面、ビジネスサポートのDCCは上がった。アナリストが投資判断と株価目標を引き上げたことが好感された。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 11681.89(-132.38)
ドイツ株式指数(DAX)は大幅続落。終値は前週末比132.38ポイント(1.12%)安の11681.89だった。電力のRWEと鉄鋼のティッセン・クルップ、自動車のフォルクスワーゲンとドイツ銀行の下げが目立った。上昇したのは、ドイツ取引所だけだった。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 4784.64(-55.34)
01月30日 マーケットコメント
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
明日(31日)の東京株式市場は、日銀の金融政策決定会合や、現地2月1日に結果が発表される米連邦公開市場委員会(FOMC)を前にして、投資家の見送り姿勢が強まりそうだ。
・・・続き
ただし、市場の注目は引け後の黒田総裁会見や、その先のFOMCにあることから、動意は限られると考えられる。
1万9200円台には5日線と25日線が控えており、大きく崩れることはなさそうで、海外市場が大きく荒れなければ、特段の材料がなくてもきょうの下げ分(98円安)を埋めるくらいの上昇は期待できると考える。
中国などアジアの春節(旧正月)に伴う休日により参加者が減少していることもあり、市場エネルギーは盛り上がりを欠く可能性もある。
マザーズ指数やJASDAQ平均はプラス圏で推移しており、個人主体の物色意欲は根強いだろう。
01月30日 為替市況コメント
【為替】米ドル安の流れが継続。
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[概況]
30日午後の東京外国為替では、上値の重い展開となっている。米ドル円は早朝よりじりじりと上昇し一時114.965円まで本日高値を更新したものの、その後は売りに押され、現在114.660円付近を推移している。
この値動きについて一部の市場関係者からは、トランプ米大統領が連日のように大統領令に署名しており、なかでも難民や移民の入国を禁止する内容の政策については米国の都市や空港がデモで混雑するなど、ネガティブな報道が米ドルを買いづらくしているという。また、先週末に発表された第4四半期・米国内総生産(速報値)の結果が予想値を下回ったことも一因だという。
この後の時間では、22:30に12月米個人所得や12月米個人支出などの発表が控えており、注目されている。ただ、米ドル・インデックスは振幅を伴いながら下落しており、潜在的なドル安の流れを転換させるには、より刺激的な内容でないと難しそうか。
[提供:カネツFX証券株式会社]
01月30日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=98円安、円高嫌気、日米金融政策会合前で利益確定売り
【大引け概況】
30日の日経平均株価は4営業日ぶりに反落した。
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終値は前週末比98円55銭安い1万9368円85銭だった。
きょうの東京株式市場は、前週後半の上昇を受けて目先の利益を確定しようとする売りに押された。前週末の欧米株市場は高安まちまちの展開で手掛かり材料に乏しく、足もと円が一時、1ドル=114円台前半へ上昇し、投資家心理の重荷になった。
日銀の金融政策決定会合をあす31日に、米連邦公開市場委員会(FOMC)を2月1日に控えて日米金融政策の方向性を確認したいとのムードも根強かった。前週末まで3日間で700円近く上昇した後だけに、利益を確定する売りも出やすかった。
市場からは「日銀のETF買いが入ったとみられるが、今週はイベントが多く、上値も重い。日米金融会合では、現状維持がコンセサンスながら、やはり中身がどうなるかを見極めざるを得ない。目立は方向感が出にくく様子見だろう」との声が聞かれた。
もっとも、企業の業績改善への期待は根強く、下値を売り込む動きは限られた。アルプスは市場予想より業績が改善し買われたほか、販売動向が想定ほど悪くなかったとの見方でトヨタなど大手自動車株も午後に急速に下げ渋った。
JPX日経インデックス400は4営業日ぶりに反落した。終値は前週末比57.88ポイント安の1万3849.28だった。東証株価指数(TOPIX)も4営業日ぶりの反落で、5.48ポイント安の1543.77だった。
東証1部の出来高は15億3274万株。騰落銘柄数は値上がり848銘柄、値下がり1003銘柄、変わらず151銘柄。東証1部の売買代金は概算で1兆9240億円と2兆円を2週間ぶりに下回った。
中国・上海市場などのアジア市場が春節(旧正月)による休場で市場参加者が少なかったうえ、重要イベントを控えた見送りムードも強く、商いは低調だった。
物色動向を見ると、国内企業の業績を精査し売買する傾向がみられた。業種別TOPIX33業種中で、下落上位となった「銀行業」は、三井住友FGが27日発表した決算が低調だったことを嫌気した下げとみられ、三菱UFJ、みずほFGにも売りが波及した。
個別では、半導体事業の分社化や信託銀行による訴訟観測が出た東芝は3.7%安で終えた。
ファストリ、ソフトバンクは安値圏で軟調に推移し、2銘柄で36円、日経平均を押し下げた。ファナック、KDDI、SMCも安かった。ヤマシンフィルタが利食われたほか、積水化学工業、カプコンなども安い。
半面、日新製鋼が新日鉄住金による子会社化が承認されるとの観測を手掛かりに、午後に上昇した。キーエンスも前週末に続き堅調だった。
ブイ・テクノロジーが商いを伴い大幅高、MonotaROも物色人気を集めた。アルプス電気、SUMCOが堅調、新日鉄住金も買い優勢だった。
M&Aキャピタルパートナーズがストップ高に買われ、黒崎播磨や東邦チタニウムも値を飛ばした。
東証2部株価指数は、前週末比20.53ポイント高の5471.29ポイントと4日続伸した。
個別ではダイトーケミックスがストップ高。省電舎、三井金属エンジニアリング、富士古河E&C、サンテック、増田製粉所など41銘柄は昨年来高値を更新
半面、東洋テックが昨年来安値を更新。シャープ、省電舎、フライトホールディングス、コーセーアールイー、イサム塗料、大興電子通信、鈴与シンワートは売られた。
01月30日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=反発、個人投資家の資金流入
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は反発した。
終値は前週末比17円59銭高い2877円28銭だった。26日に付けた昨年来高値を上回り、2006年1月16日以来、約11年ぶりの高値を付けた。円高・ドル安に加え日米の金融政策決定会合の結果発表を間近に控え、大型株は手掛けづらい中、内需企業の多い新興企業向け株式市場に個人投資家の資金が向かった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で511億円、売買高は1億2747万株だった。
個別では博展、アズジェントがストップ高。アエリア、第一化成、綜研化学は一時ストップ高と値を飛ばした。秋川牧園、日本電技、IGポート、第一化成が上昇した。
半面、ヴィレッジヴァンガードコーポレーションが昨年来安値を更新。エヌジェイホールディングス、エムケー精工、fonfun、サン電子やアスコット、ユニバーサルは下落した。
01月30日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=反発、値動きを求める資金が新興市場に流入
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東証マザーズ指数は反発した。終値は前週末比10.19ポイント高い1001.66だった。
終値ベースでも、16年7月6日以来、約半年ぶりに1000を回復した。
東証1部市場が前週までの続伸の反動から売り先行となるなか、値動きを求める資金が新興市場に流入している。
個別ではリアルコムがストップ高。トライステージ、パルマ、スタジオアタオ、マイネットやリネットJ、そーせいが上昇した。
一方、パートナーエージェントがストップ安。UMNファーマは昨年来安値を更新。サイバーステップ、ASJ、WASHハウス、AMBITION、ベサイステップやリファインV、グレイスが下落した。
27日にマザーズ市場に新規上場したシャノンの終値は初値を550円(8.7%)下回る5760円だった。上場2日目にあたるきょうは買い気配で始まり、12時36分に公募・売り出し価格(公開価格)の4.2倍となる6310円で初値を付けた。その後は利益確定を目的とする売りに押され、初値に比べ880円(13.9%)安い5430円まで下落する場面があった。
01月30日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価はやや下落幅を拡大
・・・続き
[後場概況]
30日後場の日経平均株価は前週末比156円22銭安の1万9311円18銭で寄り付いた。日経平均株価がやや下落幅を拡大している。
外国為替市場では、1ドル=114円30銭台での推移。アジアの主要株式市場は、高安まちまちの値運びとなっている。
ランチバスケットは16件、229.26億円。
差し引き20億円の売り越しとの観測。
日経平均の前場では、一時1万9300円を下回っているが、25日線が支持線として意識されている。決算が前半戦のヤマ場を迎えることから手掛けづらさはあるが、下を売り込む流れにはならないだろう。
一方で、マザーズ指数やJASDAQ平均はプラス圏で推移しており、個人主体の物色意欲は根強い。また、好決算銘柄には評価する動きもみられている。
不安定な値動きが続きそうである。そのため、決算やテーマ株を手掛かりとした個人主体による中小型株にシフトしやすいだろう。
01月30日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=買い手控えられ反落 円1ドル=114円台前半で
30日午前の日経平均株価は反落した。
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前場の東京株式市場は、前週後半の上昇の反動もあって利益確定売りに押される展開となった。
前引けは、前週末比144円62銭安の1万9322円78銭だった。
午前の円相場が1ドル=114円台まで上昇したことを嫌気して、断続的な株売りが続いた。下げ幅は一時170円超まで拡大し、日経平均は1万9295円80銭まで下落した。
今週前半に日米の金融政策決定会合を控え、買いが手控えられている。
また、中国・上海市場などアジア市場が春節(旧正月)で休場となり、市場参加者が少ない。商いは低調で「比較的小口の売りでも下げやすかった面はある」という。ただ、1万9300円前後では、日銀による上場投資信託(ETF)買いが入るとの思惑から買い戻しも入り、前引けにかけてはやや下げ渋った。
主力銘柄で構成する「TOPIXコア30」が1%近く下落するなど主力大型株が軟調な半面、相対的に規模の小さい市場の指数は堅調で東証2部指数、日経ジャスダック平均などは小幅高だった。3月期決算企業の業績発表が本格化する中「投資家の個別株物色は続いている」との見方もあった。円高進行を重荷に、トヨタ、ホンダ、富士重などは安かった。
JPX日経インデックス400は反落し、前週末比105.53ポイント安の1万3801.63で終えた。TOPIXも反落した。業種別TOPIXは33業種中28業種が下げた。
前引けの東証1部の売買代金は8933億円、売買高は7億5118万株、東証1部の値下がり銘柄数は1243、値上がりは616、変わらずは142銘柄だった。
個別では、ファストリ、ファーストリテイリング、ソフトバンク、KDDIが安い。好調な決算を発表した信越化は利益確定売りで下げた。決算が低調だったとの評価で三井住友FGが売られ、三菱UFJ、みずほFGなどメガ3行に売りが広がった。
半面、ブイ・テクノロジーが上昇、MonotaROも大幅高に買われた。東邦チタニウム、大阪チタニウムテクノロジーズなどが大幅高となった。
東証2部株価指数は前週末比16.41ポイント高の5467.17ポイントと続伸。
個別では省電舎、富士古河E&C、サンテック、増田製粉所、ラクト・ジャパンなど29銘柄が昨年来高値を更新。シャープ、カネヨウ、カネミツが上げた。
半面、省電舎、ファステップス、フライトホールディングス、メンバーズ、コーセーアールイー下げた。
01月30日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=反発、物色意欲は根強い
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は反発した。前引けは前週末比11円30銭高い2870円99銭だった。
東証1部銘柄に利益確定売りが優勢となり、売却資金を手にした個人投資家が新興銘柄に買いを入れたようだ。業績見通しを上方修正した銘柄や、昨年後半に上場した新規株式公開(IPO)銘柄の一角に買いが入った。
ジャスダック市場の売買代金は概算で287億円、売買高は7222万株。
個別では博展がストップ高。アエリア、第一化成、綜研化学は一時ストップ高と値を飛ばした。日本電技、テノックス、UTグループ、IGポートが上昇した。
半面、ヴィレッジヴァンガードコーポレーションが昨年来安値を更新。エムケー精工、エヌジェイホールディングス、ディーエムエス、FVCやユニバーサル、キャピタルAが下落した。
01月30日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=反発、個人主体の物色
・・・続き
東証マザーズ指数は反発した。前引けは前週末比8.13ポイント高い999.60だった。
個別ではリアルコムが一時ストップ高と値を飛ばした。トライステージ、パルマ、スタジオアタオ、リネットジャパングループ、ディー・ディー・エスなど12銘柄は昨年来高値を更新。マイネット、メタップスが上昇した。
一方で、UMNファーマが昨年来安値を更新。パートナーエージェント、サイバーステップ、ASJ、リファインV、グレイスは下落した。
27日に東証マザーズ市場に新規上場したシャノン(3976)は上場2日目も朝方から買い気配が続き、午前中の取引では初値が付かなかった
01月30日 相場概況(寄り付き後)
【市況】日経平均 =10時、反落 円1ドル=114円台半ばへ上昇で
[10時概況]
30日10時現在の日経平均株価は前週末比131円32円安の1万9336円08銭で推移。
・・・続き
円が1ドル=114円台半ばへ一段高となったのと歩調を合わせ、主力銘柄を中心に売りが出た。主力銘柄で構成するTOPIXコア30や規模別指数の「大型」の軟調さが目立ち、大口の投資家による調整売りを指摘する声もある。
きょうは中国・上海市場などが春節(旧正月)による休場で、新たな手掛かりも乏しいうえ、日銀の金融政策決定会合の結果発表をあすに控えて持ち高調整を目的とした売りが続いている。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も下げ幅を広げている。業種別TOPIXでは33業種中28業種が下げており、「銀行業」が下落首位となった。「保険業」の下げも目立つ。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で5368億円だった。売買高は4億8295万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1233と、全体の6割を占めた。値上がりは606、変わらずは160銘柄だった。
東証2部株価指数は続伸した。シャープやカネヨウが上昇した半面、省電舎、JFLAが下げた。
日経平均マイナス寄与度は22.81円の押し下げでファストリ、ソフトバンク が10.95円、KDDIが7.76円、ファナックが7.41円と続いている。
プラス寄与度トップはアサヒで、日経平均を3.00円押し上げている。次いでアルプスが2.66円、ブリヂストンが1.83円、ダイキン が0.76円と続く。
業種別では33業種中6業種が値上がり。1位はゴム製品で、以下、海運、空運、石油・石炭と続く。値下がり上位には保険、銀行、電気・ガスが並んでいる。
個別では、信越化は、27日発表の4〜12月期決算は好調だったが想定内との見方で下落。半導体分社化や信託銀行による訴訟観測のある東芝は安値圏の値動きだ。エーザイ、中外薬も安い。
半面、商船三井、川崎汽が小高い。アルプスも高値圏で推移している。
三菱UFJ信託銀行などが15年に発覚した不正会計問題により保有株価が下落し資産が目減りしたとして損害賠償請求訴訟を起こす方向で調整していると報じた。
報道によると三菱UFJ信託銀は出資する日本マスタートラスト信託銀行と共同で約10億円の損害賠償金支払いを東芝に求め東京地裁へ提訴するという。
01月30日 カタリストコメント
「陽転の最終確認?」
週末のNY株式市場は軟調展開。
昨年第4四半期のGDP速報値は年率1.9%増と第3四半期の3.5%増から大きく減速。
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市場予想の2.2%増も下回った。
「トランプ大統領の政策に期待が広がる一方、GDPや企業決算がやや予想外れの内容で、株価の重石」という声が聞こえる。
3市場の売買高は50億株台と低調。
もっともNYダウは3日連続で2万ドルの大台を維持。
週間の上昇率はNYダウが1.3%、S&P500が1%、NASDAQ総合は1.9%。
中国の春節休暇が市場に影響を与えるかに多少過敏に反応している面もあろう。
今週は金利動向が注目される週になろうか。
3市場の売買高は50億株台と低調。
日経平均は週間で329円の上昇。
月曜火曜で約350円の下落。後半3日で約680円の上昇だった。
SQ値19182円を上抜け、月足陽線(1月月足陽線基準は19594円)の可能性も否定できなくなってきた。
中国は春節休場。国内は決算発表ラッシュ。
「下げづらく上げやすい地合い」という指摘もある。
「TOPIX業種別指数でみると、電気機器、機械、ガラス、鉄鋼、金属製品、
化学、海運、紙・パルプなど景気敏感・素材系はそろって年初来の高値を抜いた。
昨年来高値更新中もある。
日経平均の上放れも相場陽転の最終確認という意味しかないかもしれない」という楽観も首肯できる状態になろうか。
【1月】
27日中国春節休み(〜2月3日)
30日日銀金融政策決定会合
31日米FOMC(〜1日)
1月中
関空にLCCターミナルビル開業
東証REIT指数の算出を浮動株時価総額重視型へ段階的移行
個人確定拠出年金の加入範囲が拡大、主婦・公務員も
改正育児・介護休業法スタート
セルフメデュケーション税制(医療費控除の特例)スタート
【2月】
1日(水)変化日
5日(日)NFLスーパーボウル(ヒューストン)
7日(火)変化日
8日(水)木星逆行開始
10日(金)SQ
11日(土)満月
12日(日)ドイツ大統領選
13日(月)10〜12月GDP速報値、変化日
19日(日)冬季アジア大会(札幌)、エクアドル大統領選、
20日(月)NYプレジデンツデーで休場、変化日
23日(木)月内最終
24日(金)「プレミアフライデー」開始
26日(日)金環日食、新月、圏央道茨城区間開通、東京マラソン
27日(火)変化日
◇━━━ カタリスト ━━━◇
エボラブルアジア<6191>
27日、チャットでの自動応答機能であるチャットボット開発支援を
手がけるhachidori(本社:渋谷区)の第三者割当増資を引き受け、資本参加したと発表。
今後、エアトリを始めとしたBtoCサイトにおいて、hachidoriの活用を促進することにより、ユーザーの利便性を追求し顧客満足度向上を図りたいとしている。
(兜町カタリスト櫻井)
01月30日 為替市況コメント
【為替】今週は米雇用統計を始め多くの指標が発表予定で、結果次第では更なるドル高期待も
・・・続き
[概況]
先週はNYダウがついに2万ドルの大台に乗せ、株価の上昇にドルも週末27日に一週間ぶりとなる115円台に乗せて引ける上昇となった。
今週は週末の雇用統計を始め多くの米経済指標が発表される予定で、これまでの好調な米経済指標を見れば今週も良好な結果が期待出来るのではないかと思われる。
30日(月)は12月個人所得・支出、31日(火)第4四半期雇用コスト指数、11月S&Pケースシラー住宅価格指数、1月シカゴ購買部協会景気指数、1月消費者信頼感指数、2月1日(水)1月ADP雇用者数、1月ISM製造業景況指数、12月建設支出、FOMC政策金利(31〜1日)、2日(木)第4四半期非農業部門労働生産性指数、新規失業保険申請件数、3日(金)1月雇用統計、1月ISM非製造業景況指数、12月製造業受注指数などが発表予定となっている。
良好な指標が続けばNY株高・ドル高が期待出来るのではないか。
[提供:カネツFX証券株式会社]
01月30日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 01月30日号
01月30日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■日本紙<3863>
燃えにくさや抗菌性を飛躍的に高めた紙の新製法開発
■CTC<4739>
機械学習で未知のウイルス検知できるソフト販売開始
■USEN<4842>
企業ごとに楽曲編集するサービスを2月から全国展開
■ノリタケ<5331>
鮮やかな赤色とオレンジ色の食器投入 有害物質不使用
■栗本鉄<5602>
小水力発電向けにFRP使った複合管開発
■東芝<6502>
英国の原発プロジェクト見直し着手 機器供給特化へ
■日産自<7201>
新興国地域で日産工場を使って三菱車を生産する方針
01月30日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 01月30日号
01月30日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
30日の東京株式市場は、堅調展開か。
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シカゴ日経平均先物にサヤ寄せする格好から、小じっかりのスタートになりそうだ。
日経平均株価の予想レンジは、1万9300円−1万9600円を想定する。
年初の高値水準を回復してきており、テクニカル面でのシグナルは好転している。先週末は1万9500円には届かなかったものの、1万9400円を割り込まず、底堅さが意識されている。フシ目の1万9500円を前に戻り待ちの売りに押される場面もある。上放れてくるようだとよりトレンドが強まりやすいだろう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=114円台の半ばと円高に振れている。対ドルでの円高の動きから、模様眺め気分が強まる可能性も想定される。
シカゴ市場日経平均先物の円建て清算値は、27日の大阪取引所終値比10円高の1万9470円だった。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り560万株、買い370万株で、差し引き190万株の売り越し。売り越しは3営業日ぶり。金額も売り越し。
売りセクターに、証券、化学、小売、保険、建設など。買いセクターに、サービス、化学、陸運、繊維、機械、その他製品、薬品など。
【好材料銘柄】
■M&Aキャピタルパートナーズ <6080>
10-12月期(1Q)経常は3倍増益・上期計画を超過。
■綜研化学 <4972>
今期経常を54%上方修正。
■ダイトーケミックス <4366>
今期最終を2.5倍上方修正・19期ぶり最高益、配当も2円増額。
■グリーンペプタイド <4594>
がんペプチドワクチン「GRN-1201」の非小細胞肺がんを対象とする免疫チェックポイント抗体を併用する第2相臨床試験を米国で開始する。
【主な経済指標・スケジュール】
30(月)
【国内】
日銀金融政策決定会合(〜1/31)
2年国債入札
決算発表》
ヒューリック、ゼオン、JPX、積水化、M&A、宝HD、住友化、JSR、日立建、NEC、スタンレ電、アコム、大和証G、JR東日本、JR西日本、JR東海、ヤマトHD、北陸電、九州電、日清粉G、OLC、特殊陶、ヒロセ電、ミスミG
【海外】
米12月個人所得・個人支出(22:30)
米12月中古住宅販売仮契約(1/31 0:00)
米1月ダラス連銀製造業活動(1/31 00:30)
《米決算発表》
ゼネラル・グロース・プロパティーズ、プリンシパル・ファイナンシャル・グループ
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
01月28日 マーケットコメント
01月28日 為替市況コメント
【為替】米ドル円は115円台を維持。
・・・続き
[概況]
28日の欧米為替市場は、米ドル円が底堅く推移した。NY時間では発表された第4四半期米GDPの予想を下回る結果で、米国景気先行きの楽観的な見方が後退し、一時114.700円近辺の水準まで下落した。
しかし、発表されたミシガン大消費者信頼感指数の結果が予想を上回ったことが好感されると再び115円台を回復し、取引終了まで同水準を維持し続けた。
今週の外国為替市場は、週前半にトランプ政権の保護主義政策への警戒感が高まりリスク回避の円買いが優勢となる一方、週後半にかけては米国内への投資促進策が打ち出されるとの思惑からリスク選好の円売りが活発となるなど、トランプ政権の政策に振り回される一週間となった。
来週は日米中銀の発表があり日米の金融政策の格差が意識されそうだが、引き続き不確実性をはらむトランプ政権の成り行きが相場をかき乱す恐れがあり、相場の方向性は読みづらそうだ。
[提供:カネツFX証券株式会社]
01月28日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 01月28日号
01月27日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウ小反落。軟調な決算及び経済指標を嫌気
・・・続き
27日のNYダウ工業株30種平均が4日ぶりに小反落した。前日比7ドル13セント安の2万0093ドル78セントで終えた。
軟調な主要企業決算が嫌気されたほか、12月耐久財受注や朝方発表の16年10〜12月期の実質国内総生産(GDP)速報値が市場予想を下回った。投資家心理の改善が続いているものの上値は重く、前日終値を挟んで終日もみ合う展開となった。
2016年10〜12月期決算を発表した石油大手シェブロンなどが売られた一方、マイクロソフトやインテルが買われるなど企業業績を手がかりに売り買いが交錯した。個別銘柄の動きがまちまちだったこともあって終日、方向感に乏しい展開だった。
GDPは前期比年率1.9%増と市場予想(2.2%増)に届かなかった。天候要因の影響で輸出が落ち込んだことなどが響いたもよう。市場では速報値なので上方修正される可能性があるとの見方があったほか、トランプ政権下で17年以降は米景気が加速するとの期待も根強い。米景気は緩やかながらも安定的に拡大しており、経済指標も全般的に改善基調が続いている。米景気に対する楽観的な見方は変わらず、GDPを手がかりとした売りは限られた。
ナスダック総合株価指数は小反発し、同5.606ポイント高の5660.782で終えた。2日ぶりに過去最高値を更新した。前日発表の四半期決算で1株利益が市場予想に届かなかったグーグルの持ち株会社アルファベットが売られた。半面、業績改善が確認されたとしてマイクロソフトやインテルが上げ、指数を押し上げた。
セクター別では、半導体・半導体製造装置や医薬品・バイオテクノロジーが上昇する一方で食品・生活必需品小売や家庭用品・パーソナル用品が下落した。
ウォルマート・ストアーズやゴールドマン・サックスが安かった。
石油大手のシェブロン(CVX)、コーヒーチェーンのスターバックス(SBUX)、検索大手のアルファベット(GOOGL)は決算内容が予想を下振れ、下落。
一方で、ソフトウェアのマイクロソフト(MSFT)や、半導体のインテル(INTC)は決算内容が好感され、上昇。自動車大手のフォード(F)は一部アナリストによる投資判断引き上げを受け、買われた。
NYダウ工業株30種(ドル)
20,093.78−7.13
S&P500種
2,294.69−1.99
ナスダック
5,660.782+5.606
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は4日ぶりに下げた。3月物は前日比35円安の1万9470円で引け、大阪取引所の終値を10円上回った。
週末を控え、米株式や円相場の動きをにらむ方向感の乏しい展開になった。朝方発表になった2016年10〜12月期の米国内総生産(GDP)は市場予想を下回り、売りを誘った。この日の3月物安値は1万9395円、高値は1万9550円。
シカゴ日経225先物3月限 (円建て)
19470 ( +10 )
シカゴ日経225先物3月限 (ドル建て)
19505 ( +45 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100種総合株価指数は反発。前日終値に比べ23.0ポイント高の7184.49で引けた。スーパーマーケット株の上げが指数の上昇に貢献するなか、構成銘柄の約6割が上昇した。
スーパーマーケットのテスコが約9%高。会員制卸売店を展開する英ブッカーを買収すると発表したことが好感された。
半面、シャイアーやアストラゼネカなど医薬品株は売られた。スタンダードチャータード銀行など銀行株も軟調だった。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
ドイツ株式指数(DAX)は反落。終値は前日比34.36ポイント安の11814.27だった。
ドイツ銀行とコメルツ銀行は、スイスのUBSが2016年通期減益を発表したことが響いて売られた。自動車のフォルクスワーゲンとダイムラーも下落した。一方で、複数のアナリストが投資判断と株価目標を引き上げた航空のルフトハンザは上昇した。鉄鋼のティッセン・クルップも買われた。
01月27日 マーケットコメント
01月27日 為替市況コメント
【為替】米ドル円は一時115.320円まで上昇。
・・・続き
[概況]
27日、東京外国為替市場の米ドル円は一時115.320円まで上昇した。本日、東京時間に日銀は今月10回目となる長期国債買いれオペを実施し、残存5年超10年以下の国債に対しては4500億円と前回から400億円増額することを発表した。
これらを受け、米ドル円はじり高の推移が続いている。現在、欧州時間でも、米ドル円は115.230円付近で本日高値圏を維持している。この後、第4四半期米GDP【暫定】(予想:年率/前期比2.1% 前回:年率/前期比3.5%)など、米経済指標の発表を予定している。
テクニカル的には一目均衡表基準線(115.568円)が上値付近に控えており、このラインを上抜けられるかどうかに注目したい。
[提供:カネツFX証券株式会社]
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
【今週の相場概況】【来週の相場展望】
・・・続き
【今週の相場概況】
今週は堅調な展開となった。週初は米大統領就任式後に進んだ円高や、トランプ氏の過激な主張に対する警戒から軟調な展開。ドル円は112円台半ばまで円高が進んだ。
しかし、インフラ開発促進への期待を高める大統領令が発令されたことからダウ平均が大きく上昇し、2万ドルの大台に到達。これを受け米国株の先高期待が高まり、日本株も騰勢を強めた。ドル円が115円台まで戻す動きとなったことも買い安心感を強めた。出来高も徐々に回復しており外国人買いが復活傾向になった。
日経平均は週間では329円の上昇となり、週足では3週ぶりに陽線を形成した。
【来週の相場展望】
来週は堅調な相場展開とか。
日経平均のチャートは25日移動平均線(1万9244円)上を回復しており、残す上値のポイントは1月5日の昨年来高値(1万9615円)のみ。基調の強さから高値更新の可能性は高そう。
来週は日銀会合とFOMCの日米中央銀行イベントが予定されており、週末には米雇用統計が控えている。トランプ氏のドル高けん制には引き続き警戒が必要も、為替は円安方向にバイアスがかかりやすい局面ではある。
米国株は主要3指数がそろって今週史上最高値を更新しており強い基調が崩れておらず、中国は春節休場で波乱要因にはなりづらいという状況のなか、国内は決算発表ラッシュで材料満載と、日本株には願ってもない流れになるだろう。下げづらく上げやすい地合いが続くと予想する。
01月27日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を5銘柄更新しました。
[2884]ヨシムラ・フード・ホールディングス
[4792]山田コンサルティンググループ
[3696]セレス
[2915]ケンコーマヨネーズ
[1433]ベステラ
01月27日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=円安など背景に3日続伸 65円高、利益確定で上値は重く
【大引け概況】
27日の日経平均株価は3日続伸した。
・・・続き
本日のマーケット動画
時間:1分09秒 容量:5.00M
過去のマーケット動画はこちら
前日比65円01銭高の1万9467円40銭で終え、5日(1万9520円69銭)以来約3週間ぶりの高値を付けた。
前日の米国株市場ではNYダウが2万ドル回復の余勢を駆って連日の最高値更新、外国為替市場では1ドル=115円台に入るなど円安が進行したことも追い風に幅広く買いが優勢だった。
ただ、前日までの2日間で600円超も水準を切り上げており、戻り待ちや利益確定の売りに押され、上げ幅は小さかった。きょうは週末ということもあってポジションを軽くする動きが株価の上値を重くした。
先高期待から海外ヘッジファンドが買いを入れた一方、国内外の中長期の投資家は積極的な売買を見送っていたようだ。週末でもあり、後場には手じまい売りが出て、急速に上げ幅を縮小する場面があった。トランプ米大統領とメキシコのペニャニエト大統領の会談が中止され「米通商政策の不透明感も買いを手控える要因になった」という。
JPX日経インデックス400は3日続伸。終値は前日比47.53ポイント高の1万3907.16だった。東証株価指数(TOPIX)も3日続伸し、4.24ポイント高の1549.25で終えた。
東証1部の売買代金は概算で2兆4304億円。売買高は19億4716万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1003と、全体の50.1%を占めた。値下がりは857、変わらずは141銘柄だった。
個別では、三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンクがしっかりした動き。国際石開帝石とコンコルディが上昇。KDDIやANAHDの上げが目立った。ソフトバンクグループも売買代金トップで売り物をこなしプラス圏で引けた。前日に前期純利益が過去最高を更新したと発表したカゴメが高い。12時に半導体メモリー事業を分社化すると発表した東芝は後場に上げに転じた。ブリヂストンも堅調。VOYAGE GROUPが大幅高、エムスリー、ダブル・スコープも物色人気となった。新日本電工も高い。
一方で、トヨタ自動車が冴えず、信越化や積ハウスが下落した。新日鉄住金やオリックスが安い。コマツや大塚HDも売られた。ブイ・テクノロジーが安かったほか、サイバーエージェントが大幅下落となった。日立国際電気、信越ポリマーの下げも目立つ。タカタが安く、イー・ガーディアン、カプコン、日立金属なども売られた。
東証2部株価指数は前日比7.15ポイント高の5450.76ポイントと3日続伸した。
個別ではカネヨウがストップ高。省電舎、ファステップスは一時ストップ高と値を飛ばした。富士古河E&C、メンバーズ、ブルボン、マーキュリアとアートSHDが上げた。
一方、エルナー、コーセーアールイー、フュートレック、鈴与シンワート、フライトHDが下げた。
01月27日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=8日ぶり反落、利益確定売りが先行、一方で押し目買い
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は8営業日ぶりに小幅反落した。終値は前日比1円86銭安い2859円69銭だった。
低調な決算を発表した銘柄が売られたほか、足元で急騰していた銘柄には利益確定売りが目立った。一方、投資余力が増した個人投資家による中小型株への買い意欲は旺盛で、下値を支えた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で533億円、売買高は1億3367万株だった。
個別では、ヴィレッジヴァンガードコーポレーションが昨年来安値を更新。サン電子、日本サード・パーティ、OSGコーポレーション、ニューフレア、ユニバーサルが下落した。
半面、エヌジェイホールディングスが一時ストップ高と値を飛ばした。秋川牧園、日本電技、テノックス、UTグループ、シイエム・シイなど38銘柄は昨年来高値を更新した。
01月27日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=6日ぶり反落、利益確定売りが先行
・・・続き
東証マザーズ指数は6営業日ぶりに小幅反落した。
終値は前日比6.26ポイント安い991.47だった。前日まで続伸してきた反動に週末要因が加わって利益確定売りが先行した。
個別ではサイバーステップ、ソケッツ、エイトレッド、マーケットエンタープライズ、メタップス、そーせいが下落した。一方で、リアルコムが一時ストップ高と値を飛ばした。トライステージ、リネットジャパングループ、ディー・ディー・エス、アドベンチャー、リネットJ、リミックス、Careerは上昇した。
きょう東証マザーズ市場に新規上場したシャノン(3976)は終日買い気配で取引が成立しなかった。最終の気配値はきょうの上限で公開価格(1500円)の2.3倍にあたる3450円だった。
01月27日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=続伸 米株高・円安好感。利益確定も出るが買い続く
27日午前の日経平均株価は続伸した。
・・・続き
午前終値は前日比71円76銭高の1万9474円15銭で前場を終えた。
日経平均株価は前日までの2日間、マドを開けて買われ計600円以上の上昇をみせており、目先利益を確定しようとする売りも出ているが、物色意欲は旺盛でこれを吸収している状況。
26日の米ダウ工業株30種平均が前日に続いて最高値を更新。円相場が一時1ドル=115円台前半に下落したこともあり、投資家心理は強気に傾いた。
JPX日経インデックス400は続伸し、前日比64.71ポイント高の13,924.34で終えた。 TOPIXも続伸、6.08ポイント高の1,551.09で終えた。
午前の東証1部の売買代金は概算で1兆1898億円、売買高は9億6983万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1157、値下がりは682、変わらずは162銘柄だった。
個別では、前日に前期純利益の最高益更新と増配を発表したカゴメが大幅高。三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンクが堅調。ダブル・スコープも大幅高。 半面、前日に今期業績見通しを上方修正したファナックが利益確定売りに押され下げた。サイバーエージェントが決算を嫌気され大幅安。積水ハウスやホンダも安い。
東証2部指数は前日比9.28ポイント高の5452.89ポイントと続伸した。
個別では省電舎が一時ストップ高。メンバーズ、ブルボン、マックスバリュ東北が高い。 半面、フュートレック、コーセーアールイー、日本化学産業は売られた。
01月27日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=反落、ヴィレッジヴァンガードが昨年来安値を更新
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は小幅に反落した。前引けは前日比2円78銭安い2858円77銭だった。
低調な決算内容など悪材料が出た銘柄が下落した。週末とあって直近で物色された銘柄には利益確定売りが目立った。
ジャスダック市場の売買代金は概算で333億円、売買高は7985株。
個別ではヴィレッジヴァンガードが昨年来安値を更新。サン電子や日本ライトン、日本サード・パーティが下落した。 半面、エヌジェイホールディングスが一時ストップ高。OSGコーポレーション、シイエム・シイなど30銘柄は昨年来高値を更新した。
01月27日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=反落、本日新規上場のシャノンは初値付かず
・・・続き
東証マザーズ指数は反落した。前引けは前日比7.23ポイント安い990.50だった。
個別ではメタップスやサイバーステップ、アスカネットが下落した。 半面、リアルコムがストップ高。ディー・ディー・エス、アドベンチャー、リンクバルなど6銘柄は昨年来高値を更新。リネットJやキャリアは上昇した。
本日、マザーズ市場に新規上場したシャノンは、朝方から買い気配が続き、午前中の取引では初値が付かなかった。
01月27日 相場概況(寄り付き後)
【市況】日経平均 =10時、高値圏でもみ合い 利益確定売りで上値重く
[10時概況]
27日10時現在の日経平均株価は前日比56円29銭高の1万9458円68銭で推移している。
・・・続き
日経平均株価は高値圏でもみ合っている。
前日の米ダウ工業株30種平均の高値更新や円相場の円安・ドル高を好感する買いが入っている一方、高値圏では戻り待ちや利益確定の売りも出て上値は重い。JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はしっかり。
前日までの2日間で日経平均は600円強も水準を切り上げており、買い一巡後は売りに押される場面が目立つ。
「チャート上でみれば前日までに窓(空白帯)をつくって大幅上昇したこともあり、1万9500円近辺では利益確定売りが出やすい」と指摘する。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で7059億円、売買高は5億9908万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1138と、全体の56.8%を占めた。値下がりは687、変わらずは176銘柄だった。
業種別では33業種中26業種が値上がり。1位は鉱業で、以下、石油・石炭、ゴム製品、銀行と続く。値下がり上位には鉄鋼、海運、パルプ・紙が並んでいる。
日経平均プラス寄与度トップはKDDIで、日経平均を20.30円押し上げている。次いでソフトバンクが8.10円、ブリヂストンが3.95円、テルモが3.80円、セコム >が3.23円と続く。
マイナス寄与度は8.17円の押し下げでファナックがトップ。以下、信越化が5.59円、東エレクが4.94円、コナミHDが3.8円、アドテストが3.42円と続いている。
国際石開帝石やKDDIが一段高。ブリヂストンやNTTドコモも上げ幅を広げた。ANAHDやセコムも高い。一方、前日に今期業績見通しを上方修正したファナックが一段安。東エレクやトヨタも下げ幅を広げた。
東証2部株価指数は続伸。マーキュリアと朝日インテクが上げ、フュトレックとフライトHDが下げた。
225先物は野村・GS・クレディ・メリル・モルスタ・パリバ・三木が買い越し。
みずほ・アムロ・大和・ソジェン・JP・ドイツ・日産・バークレイズが売り越し。
TOPIX先物はクレディ・JP・アムロ・モルスタ・GSが買い越し。
ソジェン・大和・パリバ・ドイツ・HSBC・みずほが売り越し。
外資系等はファナック(6954)、アドバンテスト(6857)に注目。
テクニカル的には安藤ハザマ(1719)、ツクイ(2398)、スタートト(3092)、富士紡(3104)、マクニカ富士(3132)、TOKAI(3167)、ディア・ライフ(3245)、クラレ(3405)、旭化成(3407)、日産化(4021)、東ソー(4042)、セ硝(4044)、東亜合成(4045)、カネカ(4118)、三菱ケミ(4188)、ニチバン(4218)、DNC(4246)、日化薬(4272)、PI(4290)、扶桑化学(4368)、ADEKA(4401)、久光(4530)、中国塗(4617)、明光ネット(4668)、ジャストシ(4686)、リソー教育(4714)、フューチャ(4722)、ソフトバンク(9984)、ISID(4812)、コニカ(4902)、資生堂(4911)、旭硝子(5201)、有沢(5208)、東海カ(5301)、A&AM(5391)、中山鋼(5408)、大和工(5444)、洋鋼鈑(5453)、日立金(5486)、東特線(5807)、タツタ(5809)、ユニプレス(5949)、デザインワン(6048)、EG(6050)、アマダ(6113)、牧野フ(6135)、住友重(6302)、ヨーカネツ(6369)、サムコ(6387)、セガ(6460)、日トムソン(6480)、ダイヘン(6622)、ヤーマン(6630)、Mimaki(6638)、IDEC(6652)、富士通(6702)、日立国際(6756)、アルプス(6770)、ヒロセ(6806)、イマジカロボ(6879)、日東電(6988)、北電工(6989)、三井造(7003)、コンコルディア(7186)、KYB(7242)、アイシン(7259)、メディパル(7459)、ドウシシャ(7483)、シークス(7613)、京都友禅(7615)、島津(7701)、スクリン(7735)、A&D(7745)、ニチハ(7943)、信越ポ(7970)、ナカバヤシ(7987)、バルカー(7995)、長瀬産(8012)、豊田通商(8015)、ルック(8029)、物産(8031)、阪和興(8078)、ワキタ(8125)、東邦(8129)、宮銀(8393)、SONPO(8630)、空港施設(8864)、阪急(9042)、郵船(9101)、共栄タ(9130)、TBS(9401)、アイネット(9600)、HIS(9603)、乃村(9716)、コナミ(9766)、モリト(9837)が動兆。
01月27日 カタリストコメント
「8連勝」
NY株式市場は高値圏での小動き。
NYダウは3日続伸したがNASDAQ総合株価指数とS&P500は小幅に反落した。
・・・続き
S&P500とNASDAQの上値を抑える要因となったのは通信用半導体のクアルコム。
売上高が市場予想に届かなかったことから下落した。
また新規失業保険申請件数や12月新築住宅販売といった経済指標が弱い内容だったことも背景とされよう。
もっとも「米国株は過去6週間のレンジから明確に抜け出した。
一時小休止の動き」との声がある。
市場の関心はトランプ政策と企業業績。
その企業業績だが第4四半期の利益見通しは7%増。
過去2年間で最も高い伸びが見込まれている。
多少政策への疑念が生じても足元の企業決算がそれを打ち消す格好だ。
週末に注目されているのは今夜発表予定の10〜12月GDP速報値。
堅調に着地すれば債券売り株買いのグレートローテーションに拍車がかかる可能性がある。
WTI原油先物はバレル53ドル台と堅調。
NYダウの2万ドル乗せを背景に大幅高となった昨日の日経平均株価。
ファナックやアドバンテストなどトランプ相場勝ち組みの昨年来高値更新。
「トランプラリーの象徴」という声も聞かれる。
また信越化、三菱電、積水化、安川電が上場来を高値を更新した。
新たな動き=ニューノーマルへの伏線と読みたいところ。
過去を振り返ってみれば、東証発表の1月第3週の投資部門別株式売買動向。
海外投資家は4週ぶりの売り越し(1039億円)、個人は2週連続の買い越し(105億円)。
逆張り個人と上値追い外国人の差が先週の動きに表現されていた。
年金動向等を反映する信託は6週ぶりの買い越し(507億円)。
下がれば買う売買主体の存在はありがたいこと。
因みに日銀のETF買いの日経平均への寄与度は1日30円程度。
それでも40回買えば約1200円の上昇要因となる。
シカゴ225先物終値はドル円の114円台という援軍もあり19505円と19500円台復活。
25日線(19241円)からのかい離もプラスに戻った。
5日線(19055円)が25日線を上抜いてくれば市場の明るさは増加しよう。
松井証券信用評価損益率速報で買い方の評価損率はマイナス4.559%まで低下。
騰落レシオは98.42%とまだ100以下の水準。
空売り比率も35.3%まで低下した。
まずは12月20日終値19494円、そして1月4日終値ベースの19594円。
1月5日のザラバ高値19615円を消しに行って欲しい日。
東証1部単純平均株価は2774.77円。
2016年末の2763.27円を上抜いたのが心理的強気につながろうか。
NYダウの2万ドルは海の向こうの話。
しかし萌芽というのがあちこちに登場し始めた。
「ジャスダック、11年ぶり高値」。
7日続伸で2006年1月以来11年ぶりに高値を更新した。
「1月のジャスダック高」というアノマリーはあるが、主力株の割高感と好業績が背景。
そして東証2部指数も11年ぶりの高値。
「中小型株に春の気配」なんて見出しもある。
かと思えば「ドル建て日経平均上昇」。
昨日は170.87ドルと2000年4月のあのITバブル以来16年ぶりの水準まで戻った。
こちらは「世界でも割安な水準にある金融株に再び目を向けた」との解釈。
予想益まわり5.80%の株の世界に対して10年国債利回りは上昇したとはいえ0.085%。
どちらに分があるかは鳥でもわかる筈。
下にある「トラッキング」は1月11日から昨日まで8連勝で「タッチ」。
どうせなら10連勝というのをやってみたいもの。
と思ったが今日はインフォテリアが上昇しサイジニアとつながり10連勝。
個人的には過熱感となってきた。
スケジュールを見てみると・・・
27日(金):消費者物価指数、米10〜12月GDP、耐久財受注、製造業受注、中国春節休場(〜2日)、台湾、韓国、ベトナム休場
週末:日銀がマイナス金利導入1年
30日(月):日銀金融政策決定会合(〜31日)、米個人所得
31日(火):黒田日銀総裁会見、展望レポート、失業率、鉱工業生産、米FOMC(〜1日)、シカゴ購買部協会景気指数、メキシコGDP
1日(水):米ADP雇用レポート、ISM製造業景況指数、中国製造業PMI
2日(木):マネタリーベース、消費動向調査
3日(金):日銀金融政策決定会合議事要旨、米雇用統計、ISM非製造業景況指数、製造業受注、EU非公式首脳会議(英国除く27カ国・マルタ)
◇━━━ カタリスト ━━━◇
アクアライン(6173)・・・動兆
アクアラインに注目する。
同社は水道屋本舗」の屋号で水回りの緊急修理サービスを展開。
全国の自社サービススタッフは協力なシステム。
ミネラルウォーター販売も防災向けはじめ大学等に拡大。
顧客本位の姿勢が評価されシェアは拡大基調。
(兜町カタリスト櫻井)
01月27日 為替市況コメント
【為替】NYダウが連日の史上最高値更新でドルも買われる
・・・続き
[概況]
欧州市場序盤に114円台に乗せたドルはNY市場で発表された米経済指標(新規失業保険申請件数。新築住宅販売件数)の予想を下回る結果に売られる場面もあったが大台を維持して、NY株式市場の上昇と共に上値を伸ばした。
そしてNY市場中盤に当日高値114.875円まで上昇したあとは114円台半ばを挟んだ揉み合いとなり、最後は前日比+1.32円高の114.595円と114円台を維持して引け、ドル高に連れるカタチでそれ以外の主要通貨も上昇した。
昨年末のトランプ相場再開でNYダウは連日の史上最高値更新となり、株価上昇と共にドルも買われて114円台に乗せて引けたが、これまでのドル高けん制発言を見ると、ここから更に上値を伸ばせるか市場は慎重になっていると思われる。
[提供:カネツFX証券株式会社]
01月27日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■MonotaRO<3064>
購買管理システムの簡易版開発 無料提供へ
■データSEC<3905>
アンケートとSNS組み合わせた調査サービス開始
■ベル24HD<6183>
低価格のコールセンターサービス提供 3カ国語対応
■ジェイテクト<6473>
18年3月期に800億円の設備投資実施
■東芝<6502>
メモリー新会社の出資受け入れ複数社から入札選定へ
■TDK<6762>
静電容量5倍の積層セラミックコンデンサー2月から量産
■古河池<6937>
東南アの再生エネ市場で鉛蓄電池ビジネス本格化
01月27日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 01月27日号
01月27日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
27日の東京株式市場は、堅調な展開となりそうだ。
・・・続き
日経平均株価の予想レンジは、1万9300円−1万9600円を想定する。
NY株高や、きのう26日の好地合いから、買いが先行するとみられる。
1月5日の高値1万9615円を前にしてはいったん上値も抑えられると考えるが、1万9500円近辺でしっかりの動きが続くと予想する。
為替相場は、ドル・円が1ドル=114円台の半ばと円安傾向を受け、輸出関連株を中心にしっかりした展開が見込まれる。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、26日の大阪取引所終値比45円高の1万9505円だった。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り750万株、買い2250万株で、差し引き1500万株の大幅買い越し。買い越しは2営業日連続。金額も買い越し。
売りセクターに、食品、建設、化学、通信、自動車、REITなど。買いセクターに、化学、機械、銀行、電機、陸運、サービスなど。
【好材料銘柄】
■カネヨウ <3209> [東証2]
今期経常を3.5倍上方修正。
■加地テック <6391>
三井造船 <7003> がTOB(株式公開買い付け)を実施し、連結子会社化を目指す。TOB価格は1株364円で26日終値を28.6%上回る水準。買い付け期間は1月27日から3月9日まで。TOB成立後も上場は維持する。
■ネクシィーズグループ <4346>
発行済み株式数(自社株を除く)の2.4%にあたる30万株(金額で5億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は2月15日から5月31日まで。
■東洋機械金属 <6210>
株主優待制度を新設。毎年3月末時点で500株以上を保有する株主を対象に、保有株数と継続保有期間に応じてオリジナルカタログから1000円〜4000円の商品を贈呈する。10-12月期(3Q)経常は44%増益。
■夢の街創造委員会 <2484>
2月28日現在の株主を対象に1→4の株式分割を実施する。最低投資金額は現在の4分の1に低下する。
【主な経済指標・スケジュール】
27(金)
【国内】
12月消費者物価指数(8:30)
《決算発表》
松井証、大東建、岡三、東海東京、東芝プラ、日立キャピ、OBC、リコーリース、ハウス食G、MonotaRO、信越化、NRI、大日住薬、ダスキン、オービック、東映アニメ、大阪チタ、邦チタニウム、アルプス、日立マクセル、アルパイン、七十七、ANA、沖縄セルラー、NTTドコモ、パナホーム、日立ハイテク、日立工、エクセディ、三井住友、ブルボン、ユニゾHD
【海外】
中国春節休み(〜2/3頃)
米10-12月期GDP(22:30)
米12月耐久財受注(22:30)
米12月製造業受注(22:30)
《米決算発表》
エアープロダクツ・アンド・ケミカルズ、ハネウェルインターナショナル、シェブロン、ゼネラル・ダイナミックス
休場:中国、台湾、韓国、ベトナム
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
01月26日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウ続伸32ドル高 連日で最高値、投資家心理の改善し
・・・続き
26日のNYダウ工業株30種平均は3日続伸した。
終値は前日比32ドル40セント高の2万0100ドル91セントと、連日で過去最高値を更新した。
トランプ政権への期待や堅調な企業決算が好感され、買いが先行した。昨日に主要株価指数が揃って最高値を更新したことで利益確定の動きから上値は重いものの、投資家のリスク選好姿勢が強まった。原油相場の上昇や12月景気先行指数が予想を上振れたことも好感された。
トランプ米大統領は20日の就任後に相次いで大統領令に署名するなど活発に動いている。米政権の経済政策の概要を見極めたいとする市場関係者は多いが、トランプ氏は「親ビジネス」の姿勢を取り、米景気や企業業績を押し上げるとの期待は強い。
26日は航空機のボーイングや金融のゴールドマン・サックスなど業績が景気動向に左右されやすい銘柄を中心に買いが入った。
メキシコのペニャニエト大統領は26日、31日に予定していたトランプ米大統領との会談を中止すると発表した。トランプ氏による「米国とメキシコの国境への壁建設の費用をメキシコが負担すべき」との主張に反発したとされる。両国の関係を巡る不透明感が意識されたが、相場への影響は限られた。
ナスダック総合株価指数は小幅ながら3営業日ぶりに反落し、同1.163ポイント安の5655.176で終えた。前日の取引終了後に発表した四半期決算で売上高が市場予想を下回った半導体のクアルコムが急落。IT関連の一角に売りが広がり、指数を押し下げた。
ダウは最高値を更新。セクター別では、メディアや運輸が上昇する一方で自動車・自動車部品や耐久消費財・アパレルが下落した。
四半期決算で1株利益が市場予想を上回ったバイオ製薬のバイオジェンが高い。決算が増収増益で増配も発表したメディア・CATVのコムキャストが買われた。ケーブルテレビのチャーター・コミュニケーションズ(CHTR)は、通信大手のベライゾン(VZ)による合併検討が報じられ、上昇。
医療保険のユナイテッドヘルス・グループや金融のJPモルガン・チェースが買われた。
一方、買収検討が報じられたベライゾン(VZ)は売られた。医薬品のジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)はスイスのバイオ医薬品であるアクテリオンを300億ドルの買収で合意し、売られた。決算が赤字に転じたほか、収益見通しも慎重と受け止められた自動車のフォード・モーターも安い。クレジットカードのビザや飲料のコカ・コーラが安い。
NYダウ工業株30種(ドル)
20,100.91+32.40
S&P500種
2,296.68−1.69
ナスダック
5,655.176−1.163
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は3日続伸した。3月物は前日比295円高の1万9505円で終え、大阪取引所の終値を45円上回った。外国為替市場での円安に加え、トランプ米政権の経済政策への期待などを背景に米ダウ工業株30種平均が連日で最高値を更新したことが相場を支えた。この日の3月物の高値は1万9555円、安値は1万9200円。
シカゴ日経225先物3月限 (円建て)
19505 ( +45 )
シカゴ日経225先物3月限 (ドル建て)
19540 ( +80 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7161.49(-2.94)
FTSE100種総合株価指数は小動き。前日終値に比べ2.94ポイント安の7161.49で引けた。食品・日用品のユニリーバと鉱業株の下げが指数を押し下げる一方で、酒類のディアジオと銀行株の上げが下値を支えた。半数以上の銘柄が下落した。
ユニリーバは4%超の下落。BPなど石油株も売られた。半面、ディアジオは上がった。上期増収率が市場予想を上回ったことが好感された。バークレイズなど銀行株も高くなった。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 11848.63(+42.58)
ドイツ株式指数(DAX)は3日続伸。終値は前日比42.58ポイント高の11848.63と、終値ベースで2015年5月以来、約1年8カ月ぶりの高値を付けた。
透析器大手のフレゼニウス・メディカル・ケアと医薬・農薬大手のバイエル、医薬・化学大手のメルクは買われた。一方で、自動車のダイムラーと鉄鋼のティッセン・クルップは下落した。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 4867.24(-10.43)
01月26日 マーケットコメント
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
26日の市場は日経平均が大幅続伸。終値は前日比344円高の1万9402円で、今月6日以来の水準まで回復してきた。
・・・続き
今日は金融株が非常に強い動きを見せた。
外国為替市場で極端な円高・ドル安進行とならない限り、日経平均株価は続伸が想定される。きょうの終値で、25日移動平均線(1万9241円=26日)を一気に上回っており、5日の取引時間中の高値1万9615円が射程圏に入ってきた。
ダウ平均の2万ドル乗せで投資家のセンチメント改善が期待できるなか、割安感のあるセクターに物色が移るシナリオも想定しておく局面だろう。
ここからしばらくは、高値を更新した銘柄を追う順張りよりも、調整局面にある銘柄の逆張りの方が投資妙味ありと考える。
■1月第3週の投資部門別売買動向=外国人、現物は4週ぶりの売り越し
1月第3週(1月16−20日)の投資部門別売買動向によると、現物株は外国人投資家が4週ぶりに売り越した。個人は2週連続の買い越し、信託銀行は6週ぶりに買い越し。
自己・個人・外国人・信託の4主体を現物と先物で合計した、より純粋な投資家動向は外国人が2週連続の売り越し、個人は2週連続で買い越した。信託銀は2週連続の売り越し。
なお、同週の日経平均株価は149円37銭(0.8%)安、TOPIX(東証株価指数)が11.43ポイント(0.7%)安。
01月26日 為替市況コメント
【為替】米ドル円は一時113.815円まで上昇。
・・・続き
[概況]
26日、東京外国為替市場の米ドル円は、113円台前半でもみ合いが続いた。
トランプ米政権の財政政策への期待などを背景に株価や米長期金利が上昇しているものの、一方で米国の保護主義的な通商政策に対する懸念もあり、本日、東京時間の米ドル円は113円台半ば付近では上値が重い動きが続いた。
現在、欧州時間では、米ドル円は一時113.815円まで上昇しており、買いが優勢な展開となっている。テクニカル的には一目均衡表転換線(114.078)が上値付近に控えており、抵抗帯として機能する可能性も考えられる。
[提供:カネツFX証券株式会社]
01月26日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を7銘柄更新しました。
[3031]ラクーン
[3135]マーケットエンタープライズ
[2749]JPホールディングス
[3920]アイビーシー
[3753]フライトホールディングス
[3180]ビューティガレージ
[2438]アスカネット
01月26日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=344円高、3週ぶり高値。米新政権の政策期待
【大引け概況】
26日の日経平均株価は続伸し、前日比344円89銭高の1万9402円39銭で終えた。
・・・続き
本日のマーケット動画
時間:1分26秒 容量:6.21M
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1月6日以来約3週間ぶりの高値となった。
25日の米国市場でNYダウは155ドル高となり、史上初めて2万ドルを突破した。引き続き主要企業決算が好感され、新政権への期待も株価を押し上げた。主力株中心に終始買い優勢となった。
円は1ドル=113円台前半と前日夕より円高・ドル安水準にとどまったが、海外投資家が注視するドル建ての日経平均株価が170ドル台と金融端末QUICKでさかのぼれる2000年6月以降で最高水準となったことで、日本株の先高期待が強まった面もある。
米国の景気刺激策の恩恵を受けるとされる素材関連株に買いが集まった。
米長期金利の上昇を背景に、メガバンクや証券などの金融株などの上昇も目立った。
東証1部で高値を更新した銘柄数は186と、25日の113から大幅に増えた。
JPX日経インデックス400は続伸した。終値は前日比223.77ポイント高の1万3859.63だった。東証株価指数(TOPIX)は続伸し、23.43ポイント高の1545.01で終えた。
東証1部の売買代金は概算で2兆7423億円と、2016年12月16日以来、約1カ月ぶりの水準に膨らんだ。売買高は23億株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1599と全体の約8割を占めた。値下がりは309、変わらずは94銘柄だった。
個別では、ソフトバンクグループが売買代金トップで上値追い態勢を強めている。三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンクや野村ホールディングスなど証券株への買いが目立っている。ファナック、ファストリが高く、東京エレクトロン、信越化学工業、アドテストなど半導体関連の人気も目立った。VOYAGE GROUPがストップ高に買われ、タカタも連日で値幅制限いっぱいに買われた。
半面、16年12月期の業績が市場予想に届かなかったLINEが急落し上場来安値を更新したほか、日本電産、大塚ホールディングスも冴えない。富士通ゼネラルが大幅安、国際石油開発帝石、日揮なども値を下げた。日本航空電子工業が大きく売られたほか、不二越、アンリツも軟調。
東証2部株価指数は前日比45.47ポイント高の5443.61ポイント続伸し昨年来高値を更新した。個別では省電舎がストップ高。日本化学産業は一時ストップ高と値を飛ばした。田辺工業、テクノ菱和、フジ日本精糖、フュートレック、マックスバリュ東北など28銘柄は昨年来高値を更新。
一方、鈴与シンワート、KIホールディングス、ソリトンシステムズ、JFEシステムズ、アドテック プラズマ テクノロジーが売られた。
01月26日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=7日続伸、好業績銘柄へ個人投資家の買い
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は7日続伸した。
終値は前日比15円62銭高い2861円55銭だった。2015年7月に付けた高値を更新し、2006年1月16日以来、約11年ぶりの高値水準となった。米国株高の流れを受けて日経平均株価の上昇幅が300円を超えるなど、投資家心理が好転した。
新興株も好業績が期待できる銘柄を中心に個人投資家の買いが入った。
ジャスダック市場の売買代金は概算で596億円、売買高は1億2940万株だった。
個別ではサン電子がストップ高。エヌエフ回路設計ブロックは一時ストップ高と値を飛ばした。日本電技、オーテック、藤田エンジニアリングなど46銘柄は昨年来高値を更新。
半面、T&Cメディカルサイエンスが昨年来安値を更新。国際チャート、ピクセルカンパニーズ、細谷火工、アイレックス、マルマン、平田機工、日本サード、テリロジーは下落した。
01月26日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=5日続伸、幅広い銘柄が買われた
・・・続き
東証マザーズ指数は5日続伸した。終値は前日比4.7ポイント高い997.73だった。
昨年7月以来の1000ポイントを一時回復した。米国株高を背景に東京市場全般に買いが入り、新興市場でも幅広い銘柄が買われた。
個別ではサイバーステップがストップ高。はてな、アドベンチャーは一時ストップ高と値を飛ばした。ミクシィ、フルスピード、イントランス、パルマ、マイネットなど13銘柄は昨年来高値を更新。
一方、メタップス、グレイステクノロジー、フリークアウト・ホールディングス、レアジョブ、ハイアス・アンド・カンパニー、イントランス、メタップス、そーせいが下落した。
01月26日 アフターランチ
「おまけ買い」
昨日の日経平均株価の終値は269円51銭高。
ストボの実況で話した語呂合わせは「付録来い」。
・・・続き
NYダウ2万ドルと3指数揃っての史上最高値更新。
その付録のような格好で前場の日経平均株価は275円34銭高の18332円84銭と大幅続伸。
25日移動平均を9日ぶりに回復。
今年の下げの半値戻り(19132円)も達成した。
ドル建て日経平均は昨年来高値を微妙に更新している。
付録だろうとおまけだろうと上がれば良しというところだろう。
あとは引け値が頑張ることに期待。
楽天証券のHPのレポートは「トランプノミクスで恩恵を受ける銘柄」。
↓
トランプノミクスの根幹はポピュリズムによる保護主義。
長い目で見て、世界経済にプラス(薬)よりもマイナス(毒)が大きい。
しかしトランプノミクスは大規模な財政出動を計画。
短期的にはマイナスよりもプラス効果が上回る可能性もある。
として・・・。
トランプノミクスで恩恵を受ける3分野
(1)最大のメリットは金融株。
メガバンク・保険など。
(2)米景気敏感株
信越(4063)、BS(5108)、オークマ(6103)、牧野フライス(6135)など。
(3)公共投資拡大・シェール開発促進で資源関連にメリット
商事・物産など大手商社。
鉱山機械のコマツ。
まあ、言われてみてばそうだろう。
興味深い指摘は大和のテクニカルレポート。
テーマは「中国市場の長期休場は日本株高」。
中国市場は27日から春節で1週間の長期休場。
年初から春頃まで世界の株式市場は全体的に季節性が良い時期にあたる。
アジアの中でも大きな市場となった中国株式市場は春節で長期休場となる。
中国株の代替投資先としてのヘッジ的な買いが、流動性の高い日本株に入りやすいのだろう。
これが過去の中国の春節休みの時期に日本株の堅調な動きが多く見られた背景のひとつ。
近年の春節休み期間中には、中国やアジア各国から多くの観光客が日本を訪れる。
観光地の賑わいやインバウンド消費の拡大などが市場の話題となる。
これも日本の株価にポジティブに働くと見られる。
最近では10月の中国の国慶節休みの期間中にも日本株が堅調となる傾向が見られる。
秋はヘッジ目的の日本株買いがある。
そして年度下半期入りによる株式需給の変化も影響しているのかも知れない。
ヘッジ目的の日本株買いに加えて、日本の年度下半期入りによる株式需給の変化も影響し
ているのかもしれない。このように、中国の長期休場時に日本株が堅調となることは、春
節の時期のみならず、秋にも意識しておくべきアノマリーといえよう。
(櫻井)。
01月26日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価はやや上昇幅を拡大
・・・続き
[後場概況]
26日後場の日経平均株価は前日比285円00銭高の1万9342円50銭で寄り付いた
日経平均株価がやや上昇幅を拡大している。
外国為替市場では、1ドル=113円30銭台での推移。アジアの主要株式市場は、ほぼ全面高の値運びとなっている。
日経平均はマドを空けての上昇で25日線を突破すると、その後も同線を上回っての推移が続いている。価格帯別出来高では商いが膨れている水準であり、ここからの一段高には見極めが必要であるが、決算シーズンの中で積極的な機関投資家の参加は限られているとみられる。
ランチバスケットは24件、558.86億円。
差し引き売り買い均衡との観測。
01月26日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=続伸 米株高好感の買い続き、上げ幅300円に迫る
26日午前の日経平均株価は続伸した。
・・・続き
午前終値は前日比275円34銭高の1万9332円84銭だった。
25日の米国市場でダウ工業株30種平均をはじめ主要な株価指数がそろって最高値を更新した流れを引き継ぎ、幅広い銘柄に買いが入った。
米株高を受けてリスク許容度の高まった海外投資家の買いなど観測され、これが寄与して日経平均は上げ幅を一時約300円まで広げる場面があったが前引けにかけては利益を確定する売りが出てやや伸び悩んだ。
JPX日経インデックス400は続伸し、前日比191.74ポイント高の1万3827.65で終えた。 TOPIXは続伸した。業種別TOPIXは33業種中32業種が上げた。
午前の東証1部の売買代金は概算で1兆2689億円、売買高は12億5449万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1472、値下がりは399、変わらずは130だった。
個別では、好業績観測が伝わったカルビーも高く、三菱UFJフィナンシャル・グループが売買代金TOPで高い。ソフトバンクグループも物色人気に。 半面、LINEは16年12月期の決算が期市場予想に届かなかった事から上場来安値を付けた。半導体事業への外部からの出資比率が伝わった東芝は小幅ながら下げに転じた。
東証2部指数は前日比34.32ポイント高の5432.46ポイントと続伸した。
個別では日本化学産業がストップ高。フジ日本精糖、フュートレックなど17銘柄が昨年来高値を更新した。
一方、鈴与シンワート、JMACS、KIホールディングス、ソリトンシステムズ、JFEシステムズが売られた。
01月26日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=続伸、好業績期待で中小型株に買い
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は続伸した。午前終値は前日比12円22銭高の2858円15銭で、昨年来高値を上回っている。 企業の決算発表が本格化し、好業績が期待できる中小型株に買いが入った。
ジャスダック市場の売買代金は概算で263億円、売買高は7027万株。
個別ではアンドール、エヌエフ回路設計ブロックが一時ストップ高。、ナカボーテック、テノックスなど35銘柄は昨年来高値を更新した。 半面、T&Cメディカルサイエンスが昨年来安値を更新し、ピクセルカンパニーズ、日本ライトンが売られた。
01月26日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=続伸、サイバーステップがストップ高
・・・続き
東証マザーズ指数は続伸した。午前終値は前日比午前終値は前日比6.18ポイント高の999.21だった。
個別ではサイバーステップがストップ高。マイネットやフルスピード、エボラブルAが上昇した。 一方でメタップスやデファクトスタンダード、昨日ストップ高をつけたイントランスは下落した。
01月26日 カタリストコメント
「ダウはようやく2万ドル」
NY株式市場は続伸しそろって市場最高値を更新。
NYダウはようやく2万ドルに乗せた。
・・・続き
1896年以来初のことになる。
「トランプラリー、トランプ相場」という表現が復活。
トランプ氏が当選してから9.4%上昇したことになる。
トランプ大統領の成長戦略に対する楽観的な見方から株価は再加速した。
特に昨日の石油パイプライン建設への署名や製造業に対する規制緩和の方向を好感。
「約束された政策の実行への信頼感」が拡大した格好だ。
加えて第4四半期の業績発表の好調が追い風となった。
S&P500採用銘柄で既に決算を発表した104社の7割近くの業績が市場予想を上回っている。
第4四半期の利益の伸びは6.8%と見込まれており2年ぶりの高水準となる見通し。
ボーイング、ウェルス・ファーゴ、モルガンスタンレー、シーゲートテクノロジーなどの上昇が目立った。
NYダウは1万9000ドルを超えてから42営業日で2万ドルを達成。
過去2番目に速いペースでの大台突破となった。
(最速は1万ドル→1万1000ドルが1999年5月の21日)。
ただ1980〜90年代と比べるとダウが倍の水準に上昇するペースは鈍化。
5000ドル→1万ドルは3年だったが1万→2万ドルは18年かかった。
99年のように24日で1000ドルの上昇をするかどうかが注目される。
恐怖(VIX)指数は10.8に低下。
10年債利回りは2.538%まで上昇した。
昨日の日経平均は3日ぶりの反発。
269円高は大発会の479円高以来の大幅な上げ幅となった。
「大発会以来、立会い日数は15日を経過。
星取りでは7勝8敗と負け越し。まだ水面下」という声が聞かれる。
東証1部の売買代金トップはソフトバンクG。
アリババの好決算が背景にあったとはいえ親トランプ銘柄の代表が評価され面もあろう。
今年の水曜4連勝の立役者となった。
新高値は113銘柄と3ケタ復活。
20日時点の裁定買い残は102億円増加の1兆6565億円。
一方売り残が3週連続で増加。
1022億円増の5879億円となった。
需給面でも強弱感の対立が垣間見えよう。
シカゴ225先物終値は大証日中比140円高の19210円。
大証夜間取引終値は同160円高の19230円。
1月5日からの半値戻し水準、1月SQ値を上回った。
13週移動平均がサポートして戻してきた格好だが25日移動平均(19241円)奪還が一つのメドになろう。
勝手雲は黒くねじれたが雲の上限19303円を抜ければ視界は良くなろう。
騰落レシオは95.38と比較的低水準。
空売り比率も38。2%と低下。
松井証券経由の信用評価損率速報で売り方はマイナス11.312%と悪化。
買い方はマイナス5.440%と好転。
日経VIも18.81まで低下した。
日経平均採用銘柄のPERは16.28倍ながらEPSは1170円まで戻してきた。
続伸期待の木曜日。
NYダウの2万円は心理的強気につながることに期待。
東証マザーズは4日続伸、日経ジャスダック平均は6日続伸
日経1面トップは「基礎財政収支、20年度黒字化困難。赤字拡大8.4兆円」。
その横に「NY株2万ドル突破」。
NYは夜中の時間帯から朝にかけての出来事だからこの取り扱いは致しかたないのかも知れない。
しかし、バリューと速報性から行けばどう考えても「NY2万ドル」の方が上だろう。
それでも基礎的財政収支を持ってくるところに呪縛を感じる。
サウジの国王が3月に来日して経済改革の支援要請をすることの報道は良かったが・・・。
昨夜の銀座でのIRセミナー。
「トランプ大統領が嫌いな人」という質問をしてみた。
パラパラと手は上がった。
次に「ではトランプ大統領が好きな人」と聞いてみた。
半数以上が挙手。
対象が株式投資家限定という質問だから特殊性があるのかも知れない。
しかし一方的なワイドショー的画像に騙されず感情的に流されない強い投資家像。
意外と日本の投資家層はしたたかに現実の推移をみているような気がした。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
ヨシムラフード(2884)・・・動兆
ヨシムラフードに注目する。
同社は複数の中小食品企業をM&A。
傘下に卸・中華・冷食などがある。
業績は好調。
今2月期第3四半期の連結決算は大幅な増収増益で着地。
今後のM&A展開と市場変更に期待。
(兜町カタリスト櫻井)
01月26日 為替市況コメント
【為替】ダウが2万ドルに乗せる上昇となるもドルは連れ高とならず
・・・続き
[概況]
ドルは東京市場朝方に114.005円(当日高値)まで上昇したが大台を維持出来ず、113円台半ばまで下げたあと揉み合いとなった。
其の後米国債利回りの低下などにNY市場朝方には当日安値113.045円まで下げる場面があったが直ぐに値を戻し、NY株式市場が大幅高で始まるとドルも序盤に113.955円まで反発した。
NY株式市場は序盤以降も上値を伸ばしたが、ドルはそれまでの大統領や財務長官らによるドル高牽制発言に上値を抑えられて終盤には再び113円台前半まで値下がりした。
最後は-52銭の113.275円と反落し、ユーロも下げたがポンドやカナダドル、NZドルは上昇するなど、主要通貨はマチマチな動きで引けた。NY株式市場は昨年来のトランプ相場復活となったがドルは連れ高とは行かず揉み合い継続か。
[提供:カネツFX証券株式会社]
01月26日 相場概況(寄り付き後)
【市況】東京株式(寄り付き)=続伸、NYダウ2万ドル乗せで心理改善
[寄り付きの概況]
26日の日経平均株価は続伸で始まった。
・・・続き
始値は前日比203円17銭高の1万9260円67銭だった。
前日の米国株市場ではNYダウが大幅続伸し終値で初の2万ドル大台乗せを達成、この心理的な大きなフシを突破したことで投資家心理が強気に傾いており、東京市場にもリスクオンの流れが波及している。
外国為替市場では1ドル=113円台前半の推移とやや円高含みに推移しているが影響は限定的で、米国を中心とする世界景気の改善期待を背景に主力株中心に風向きは追い風が意識されている。
寄り付き時点で業種別では33行種全面高で、値上がり上位に銀行、保険、証券、輸送用機器、海運など。
個別には中小型のテーマ物色意欲が旺盛なほか、本格化する企業決算を横目に好業績期待の銘柄を選別する動きが続きそうだ。
ファストリ、ファナックが上昇し、三菱UFJなど銀行株も高い。円が1ドル=113円台前半と前日夕より円高・ドル安となっているが、トヨタも上昇で始まった。
225先物は野村・みずほ・モルスタ・日興・UBS・GSが買い越し。
大和・ドイツ・JP・ソジェン・クレディ・シティ・バークレイズが売り越し。
TOPIX先物はGS・クレディ・メリル・アムロが買い越し。
ドイツ・ナティクス・みずほ・モルスタ・UBSが売り越し。
外資系等はABC(2670)、ソフトバンク(9984)、イオンFS(8570)、ファナック(6954)、SUMCO(3436)、東エレ(8035)に注目。
テクニカル的には東鉄工(1835)、フィード・ワン(2060)、M&A(2127)、カカクコム(2371)、アサヒ(2502)、ロックフィール(2910)、日コークス(3315)、宮地エンジ(3431)、ブレインP(3655)、中越パ(3877)、クレハ(4023)、テイカ(4027)、関東電化(4047)、デンカ(4061)、リケンテク(4220)、クイック(4318)、ソースネク(4344)、日油(4403)JCRファーマ(4552)、サカタインク(4633)、秀英(4678)、アジアパイル(5288)、ニチアス(5393)、鉄(5401)、淀川鋼(5451)、山特鋼(5481)、東邦鉛(5707)、リョービ(5851)、ウィル(6089)、リクルート(6098)、滝沢鉄(6121)、豊和工(6203)、ナブテスコ(6268)、ホソカワミク(6277)、丸山製(6316)、THK(6481)、東光高岳(6617)、ローランド(6789)、アズビル(6845)、メガチップス(6875)、新日無(6911)、山一電(6941)、日電子(6951)、ファナック(6954)、イオン北(7512)、椿本興(8052)、住商(8053)、サカイ(9039)、神電鉄(9046)、ソフトバンク(9984)が動兆。
01月26日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■大林組<1802>
マンション内装工事の管理にAI 写真で進ちょく判断
■ハウス食G<2810>
米国で豆腐事業拡大 新製品拡販し浸透目指す
■リアルワールド<3691>
AIの画像認識用データの提供サービス開始
■蛇の目<6445>
家庭用ミシンで北米・欧州の開拓加速
■クボタ<6326>
開発中のトラクターや田植機などの自動運転技術公開
■日産自<7201>
EV専用車台開発 同車台の採用車を20年めどに発売
■産車体<7222>
中東で市場調査 ニーズ把握し商品戦略に生かす
01月26日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 01月26日号
01月26日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
26日の東京株式市場は堅調展開だろう、
・・・続き
日経平均株価の予想レンジは、1万9000円-1万9300円を想定する。
米国市場でNYダウとナスダックがそろって史上最高値を更新したことから、株高の流れを受けて買いが先行となろう。
続伸後の日経平均株価は25日線(25日時点:1万9241円)を意識する展開になるだろう。
ただ、25日線近辺から上の価格帯は、今月の前半にもみ合ったゾーンでもあり、戻り待ちの売りも控えているとみられ、今後の展開を読むうえで売買代金の増加がみられるか否かが注目される。
為替相場は、ドル・円が1ドル=113円台の前半で推移。対ドルでの値動きがやや粗いことから、引き続き、為替動向に対して神経質な展開となることも予想される。
シカゴ市場日経平均先物の円建て清算値は、25日の大阪取引所終値比140円高の1万9210円だった。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り410万株、買い1250万株で、差し引き840万株の買い越し。買い越しは2営業日ぶり。金額も買い越し。
売りセクターに、小売、不動産、非鉄、薬品、陸運、電機など。買いセクターに、電機、銀行、自動車、機械、保険、化学、通信など。
【好材料銘柄】
■VOYAGE GROUP <3688>
10-12月期(1Q)経常は25%増益で着地。
■gumi <3903>
発行済み株式総数の3.66%にあたる110万株(金額で11億8800万円)を上限に、26日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買い(買い付け価格は25日終値の1080円)を実施する。
■日本バルカー工業 <7995>
今期経常を16%上方修正、配当も15円増額。
■三谷産業 <8285>
4-12月期(3Q累計)経常が65%増益で着地・10-12月期も2.5倍増益。
■テラプローブ <6627>
17年3月期第3四半期累計(4-12月)経常利益予想を12.5億円→16.2億円に29.6%上方修正した。
【主な経済指標・スケジュール】
26(木)
【国内】
12月企業向けサービス価格指数(8:50)
《決算発表》
帝国ホテル、エムスリー、栄研化、サイバエージ、デクセリアルス、日立金、富士電機、日立国際、アドバンテ、ファナック、信越ポリ、H2Oリテイル、青森銀、みなと銀、オリックス、大京、空港施設、ゴールドクレ、ユアテック、JCRファーマ、総合メディ、小糸製、関西ア銀
【海外】
英10-12月期GDP(18:30)
米12月卸売在庫(22:30)
米12月シカゴ連銀全米活動指数(22:30)
米12月新築住宅販売件数(1/27 0:00)
米12月CB景気先行総合指数(1/27 0:00)
米9月カンザスシティ連銀製造業活動(1/27 1:00)
米7年国債入札
《米決算発表》
キャタピラー、サウスウェスト航空、マイクロソフト、スターバックス、インテル、ペイパル・ホールディングス、インベスコ、フォード・モーター、ダウ・ケミカル
休場:豪、インド、ベトナム
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
01月25日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウ155ドル高、2万ドルを突破、企業業績が後押し
・・・続き
25日のNYダウ工業株30種平均は続伸した。
前日比155ドル80セント高の2万0068ドル51セントで終え、1896年の算出開始から初めて2万ドルの大台に乗せた。ダウ平均は昨年12月20日以来、約1カ月ぶりに過去最高値を更新した。
連日、選挙期間中の公約を実行する新政権への期待からアジア・欧州株がほぼ全面高となったことも追い風となり、終日堅調推移となった。
トランプ大統領は20日の就任後から動きを活発にしている。25日は不法移民の流入に歯止めをかけるとして、メキシコとの国境沿いに壁を建設する大統領令に署名。24日には環境規制の影響で滞っていた石油パイプラインの建設を推進する大統領令に署名するなど新政権は大統領選時の主張を素早く実施に移すとの観測も市場心理を強気に傾けた。
2016年10〜12月期決算で米主要企業の業績が改善していることも株高を後押しした。25日発表した四半期決算で1株利益などが市場予想を上回った航空機のボーイングが4%急伸し、ダウ平均の上げをけん引。米主要企業は全体でも10〜12月期まで2四半期連続の増益が見込まれ、これから決算を発表する建機のキャタピラーやアップルにも買いが集まった。
最も上昇率が大きかった金融株の上げが目立った。米長期金利は2.5%台に上昇し、利ざや改善が収益を押し上げるとの観測が強まった。トランプ相場以降の市況改善が収益増につながったのもあって、ダウ平均ではJPモルガン・チェースやゴールドマン・サックスなどが買われた。
ナスダック総合株価指数も続伸。前日比55.382ポイント高の5656.339で終えた。26日に四半期決算を発表するアルファベット(グーグル)など代表的なネット関連企業への買いが続き、指数は連日で過去最高値を更新。S&P500種株価指数も最高値を付けた。
セクター別では、自動車・自動車部品や銀行が上昇する一方で不動産や食品・生活必需品小売が下落した。
IT機器のシスコシステムズが高い。前日夕にソフトウエアのアップダイナミクスを約37億(約4200億円)ドルで買収すると発表し、収益拡大への期待が株価を押し上げた。
JPモルガンは資産運用大手のブラックロックから資産管理業務を引き受けると伝わったことも買い材料視された。
一方、航空機のボーイング(BA)は決算内容が好感され、上昇。携帯端末のアップル(AAPL)はインドでの現地生産を開始するにあたり、同国政府と合意間近であることが報じられ堅調推移。資源のフリーポート・マクモラン(FCX)は一株利益が予想を下振れ、下落した。
NYダウ工業株30種(ドル)
20,068.51+155.80
S&P500種
2,298.37+18.30
ナスダック
5,656.339+55.382
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は続伸した。3月物は前日比175円高の1万9210円で取引を終えた。25日の大阪取引所の終値を140円上回った。
トランプ米新政権の経済政策への期待や米企業の堅調な決算を受けて投資家のリスク選好が強まり、米株式とともに買われた。ダウ工業株30種平均は初の2万ドル台乗せを達成した。ただ、円相場は米長期金利の上昇にもかかわらず円高・ドル安に振れたため、上値が重くなる場面もあった。
3月物の高値は1万9275円、安値は1万8970円だった。
シカゴ日経225先物3月限 (円建て)
19210 ( +140 )
シカゴ日経225先物3月限 (ドル建て)
19250 ( +180 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7164.43(+14.09)
FTSE100種総合株価指数は5営業日ぶり反発。前日終値に比べ14.09ポイント高の7164.43で引けた。構成銘柄の半数以上が上昇した。銀行株をはじめ、金融株が買われ、相場全体を押し上げた。 銀行株、保険株、資産運用株がそれぞれ全面高で引けた。
一方、前日全面高で引けた鉱業株には利益確定目的の売りが出て、軒並み下落した。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 11806.05(+211.11)
ドイツ株式指数(DAX)は大幅続伸。終値は前日比211.11ポイント高の11806.05と、2015年5月以来、約1年8カ月ぶりの高値で引けた。世界的な景況感の改善を背景に投資家のリスク選好志向が高まる中、午後に米株が大幅上昇すると、上げ幅を拡大した。
銀行株が買われ、ドイツ銀行は5%超高で引けた。ハイデルベルクセメントも上げた。一方で下落したのは電力のRWEと不動産のボノビアの2銘柄にとどまった。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 4877.67(+47.64)
01月25日 マーケットコメント
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
明日はやや材料難で、引き続き米国株と為替にらみの展開か。
・・・続き
日経平均は月曜と火曜が弱かった割にはきょうの上昇は強かったため、大崩れの可能性は低いと考える。
日経平均は1万9000円を回復してきたが、シグナルは好転しておらず、価格帯別出来高が膨れている1万9000-1万9300円処を突破する必要があるだろう。とはいえ、週初の下落部分をあっさり吸収しており、地合いは悪くない。
チャート上では、3日ぶりに5日線(1万8989円)を上買いったが、25日線(1万9241円)が上値抵抗線として意識され、両移動平均線の間でしばらくもみ合うとの読みがある。
個別選別が進むと予想する。
新興市場が活況ではあるが、個別の動きを見るとやや過熱感が強いと感じるものもある。
強弱感が対立しやすい水準ではあろうが、押し目拾いのスタンスは継続であろう。
01月25日 為替市況コメント
【為替】ドル円は動意の欠く展開に
・・・続き
[概況]
25日、東京外国為替市場のドル円は113.70円(前日比10銭安)と動意の少ない展開となっている。
材料の乏しい中方向感が定まっておらず、相場の動向はトランプ氏の発言次第となっているようだ。
また豪ドル円は本日発表の第4四半期の豪州消費者物価指数が予想ほど伸びなかったことで、豪中銀の将来的な利下げ観測が広がっていたため85.53円(前日比70銭安)となっている。
[提供:カネツFX証券株式会社]
01月25日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=3日ぶり反発 269円高、1万9000円台を回復。景気回復期待
【大引け概況】
25日の日経平均株価は3営業日ぶりに反発した。
・・・続き
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終値は前日比269円51銭高の1万9057円50銭で、3営業日ぶりに1万9000円台を回復した。為替が一時1ドル=114円近辺までドル高・円安に振れたこともあって、日経平均は先物を絡め朝方に急速に水準を切り上げ、1万9100円台まで買われる場面があった。
前日の欧米株市場が総じて高く、米国市場ではNYダウはじめ主要指数が大きく上昇、ナスダック指数とS&P500指数は過去最高値を更新したことで、前日まで2日続落していた東京市場もリスクオフの巻き戻しが一気に進んだ。
4日発表の1月の米製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値が上昇し、世界的な景気改善への期待が高まった。24日の米株式相場が上昇し、日本株に対しても投資家が運用リスクを積極的に取る姿勢が強まった。
午後の日経平均は上値が重かった。目先の利益を確定する売りが出た。「主力企業の2016年4〜12月期決算を見極めたいという投資家が多い」との指摘があった。
JPX日経インデックス400は3営業日ぶりに反発し、140.00ポイント高の1万3635.86だった。東証株価指数(TOPIX)も3営業日ぶりに反発し、終値は15.25ポイント高の1521.58だった。
東証1部の売買代金は概算で2兆2344億円、売買高は19億3434万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1529、値下がりは385、変わらずは88だった。
個別では、ソフトバンクグループが東証1部断トツの売買代金をこなし上値追いとなったほか、ブイ・テクノロジーも高い。トヨタ自動車など自動車株も買いを集めた。米国のインフラ投資拡大への期待で新日鉄住金やトクヤマが高い。TDKやアルプス、日東電など電子部品株の上昇も目立った。安永も大幅高。タカタは値幅制限いっぱいまで上値を伸ばし気配値で張り付き、大引けに買い物を残した。
半面、24日に17年3月期の業績見通しを上方修正した日電産は売りに押された。24日に格付け会社のS&Pグローバルが長期会社格付けを引き下げた東芝も安い。
大東建託も値を下げた。ライトオンが急落、タカラレーベ、アダストリアなどの下げも目立つ。松竹、大王製紙が安く、日本テレビホールディングスも軟調。
東証2部株価指数は前日比59.57ポイント高の5398.14ポイントと反発した。
個別では省電舎、鈴与シンワートが一時ストップ高と値を飛ばした。フュトレック、シャープ、日本リーテック、弘電社、フライトHDが上昇した。
一方、櫻護謨、ファステップス、新華ホールディングス・リミテッド、櫻島埠頭、ASTI、安川情報が下げた。
01月25日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=6日続伸、業績上振れ期待の強い中小型株に買い
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は6日続伸した。終値は前日比29円47銭高い2845円93銭で、連日で昨年来高値を更新した。
2015年7月以来、約1年半ぶりの高値となる。決算発表シーズンを迎え、業績上振れ期待の強い中小型株に買いが集まった。日経平均株価が大幅に反発し、個人心理の改善を映した買いが新興市場銘柄に波及した面もあり、取引終了にかけて一段高となった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で548億円、売買高は1億4112万株だった。
個別では第一化成、アンドールがストップ高。日本ライトン、アール・エス・シー、平田機工、テリロジーが上昇した。42銘柄は昨年来高値を更新。
半面、T&Cメディカルサイエンスがストップ安。ソフィアホールディングス、イメージ情報開発、日本アンテナ、フォーサイドやイマジニア、SJIは下落した。
01月25日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=反発地合いに乗り、4日続伸
・・・続き
東証マザーズ指数は4日続伸した。終値は前日比13.98ポイント高い993.03だった。
東証1部市場の反発地合いに乗り、新興市場の続伸基調も継続した。
個別ではイントランス、ストライクがストップ高。Gunosyが売買を伴って上場来高値を更新。ミクシィ、パルマ、リネットジャパングループ、マイネットやグレイスが上昇した。11銘柄は昨年来高値を更新。
一方、リミックスやサイステップ、リファインV、JIG−SAW、モルフォ、フィット、LITALICOが下落した。
01月25日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を1銘柄更新しました。
[8095]イワキ
01月25日 アフターランチ
「意外感」
相場や株価と言うのは現実の世界に存在している。
不思議と虚構の世界の真実と思えるのは気のせいだろうか。
・・・続き
夢を追いかける現実と夢を追いかける虚構。
最初は現実なのにいつの間にか虚構の世界に迷い込む。
この時は怖さはさほどないのだろう。
一方で最初は虚構の世界で泳いでいたのに、いずれ現実に曝される。
このときは恐怖感を伴っているように思える。
いずれにしても虚構と現実を行ったり来たり。
本当はすべて現実の世界で現実対峙なのだが逃避と直視の往来。
この感覚は結構不思議なもの。
もっとも虚構と言う意味では「ドラマ」や「映画」というのは結構投信心理の勉強の役に立つ。
ドラマは脚本に従って進むものであり結果は見えているもの。
しかしその結末に向けてのシナリオ推移は右往左往する。
見ている方もあらかた結末が分かっているのに、途中のイベントや脇道に結構感動したりする。
結果があることのプロセスの感じ方とう点では株式市場にも似ている部分だろう。
あるいは、シリーズ物などでは半年ほど休むとまた同じ配役でスタートする。
休んでいても戻ってきたときに温故知新を感じるのは銘柄も一緒。
あるいは、犯人や捜査員、上司や部下、恋人たちのセリフもいろいろ。
たった一行のセリフが時によっては相場の解釈に役立つこともある。
予感と結果の整合性を求める作業も株と一緒。
しかもどちらも感動を求めるもの。
そういう意味でドラマは株式投資の必需品かもしれない。
決して閑つぶしのツールではない。
話は違うが相続関係のセミナーに同席していた時の会計士さんの指摘。
「今は世田谷区桜新町の戸建てに住む磯野家にも相続税がかかる。
まずは波平さんが遺言を書いておくべきです」と
続けて「因みに波平さんは54歳ですけど」。
これには驚いた。
サザエさんは24歳(ただし大正11年生まれ)。
マスオさんは28歳(原作では32歳)。
磯野波平さんは明治生まれの54歳。
フネさんは52歳(原作では48歳)。
カツオくん13歳(昭和13年生まれ)
ワカメちゃん9歳。
タラちゃん3歳。
ノリスケ(26歳)、タイコさん22歳。
となりの伊佐坂先生が60歳くらいとされる。
マンガやアニメなので時間は止まっているのだろうが、それにしても磯野波平さんの方が年下だなんて・・・。
これは意外感。
アナリスト予想の平均値と会社予想を比較しての業績見通し銘柄群。
《上方修正期待銘柄群》
決算発表日1月31日
TDK(6762)、NTN(6472)、コナミ(9766)。
2月1日
IHI(7013)、日立造(7004)。
2月2日
OKI(6703)、新日鉄住金(5401)、ソニー(6758)。
2月6日
東邦鉛(5707)、太陽誘電(6976)
2月13日
三井金(5706)、パイオニア(6773)。
《下方修正候補》
決算発表日1月30日
宝(2531)
1月31日
京セラ(6971)、JFE(5411)、コニカ(4902)、日ハム(2282)。
2月2日
神戸鋼(5406)、日新製鋼(5413)。
2月8日
古河機(5715)。
後場は東証アローズでストボの実況。
夜は銀座のケネディハウスでヒビノIRセッション。
かれこれ4回目。
今回も4倍以上の申し込みで抽選倍率は下手な私立中学の入試倍率よりも高い。
IRセッションの度に会社が成長していることが良くわかるからすごい。
因みに・・・。
世間では天皇陛下の退位についての有識者会議や論点整理などが行われている。
おそらく良識ある結論が出てくるだろう。
しかし、もし退位されることになるとその先にあるのは即位の式典。
同社も関わる可能性があると思えてならない。
(櫻井)。
01月25日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価はもみあい
・・・続き
[後場概況]
25日後場の日経平均株価は前日比218円31銭高の1万9006円30銭で寄り付いた。
日経平均は5日線を支持線とした底堅さが意識されている。同線での踏ん張りをみせるようだと、次第に押し目買いの動きが強まってくる可能性がある。
日経平均がこう着のなか、新興市場の中小型株での短期的な値幅取り狙いの売買に向かいやすそうである。
ランチバスケットは180億円、差し引き売り買い均衡との観測。
01月25日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=反発 米株高受け、上げ幅一時300円超
25日午前の日経平均株価は3営業日ぶりに反発した。
・・・続き
午前終値は前日比206円34銭高の1万8994円33銭だった。日経平均の上げ幅は300円を超える場面があった。
世界的な景況感の改善で24日の米国株が上昇し、リスク選好ムードのなか大きく買いが優勢となり日経平均は寄り付き時点で1万9000円台を回復。その後は戻り売りの動きが出て上値が重くなり、前引けにかけ1万9000円台を再度下回ったものの、200円を超える上昇となった。
24日の米ナスダック総合株価指数と同S&P500種株価指数はいずれも最高値を更新した。同日発表の1月の米製造業購買担当者景気指数(PMI)が上昇したことなどをきっかけに景気改善への期待が高まり、株価を押し上げた。
JPX日経インデックス400、東証株価指数(TOPIX)もそれぞれ3営業日ぶりに反発した。
午前の東証1部の売買代金は概算で1兆1183億円、売買高は10億6033万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1435、値下がりは419、変わらずは148だった。
業種別では鉄鋼や非鉄株の上昇が目立っている。
個別では、ソフトバンクグループが売買代金トップで大幅高。ブイ・テクノロジーの物色人気も継続。ファナックが堅調、アルプス電気が買われたほか、三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンクも買い優勢となった。
TDKや日東電などの電子部品株の上昇も目立った。業績改善期待からトヨタや富士重など自動車株が上げた。
半面、24日に2017年3月期の業績見通しを上方修正した日電産は安い。24日に格付け会社のS&Pグローバルが長期会社格付けを引き下げた東芝も売りに押された。
大東建託も下落、日立工機が急落し、アダストリアも売られた。
東証2部指数は前日比44.12ポイント高の5382.69ポイントと反発した。
個別では省電舎がストップ高。日本リーテック、弘電社、テクノ菱和、シャープ、フュトレック、フライトHDが上昇した。
一方、安川情報、ファステップス、カネミツ、富士通コンポーネント、ヒラキが下げた。
01月25日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=続伸、時価総額が小さい銘柄の上昇
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は続伸した。午前終値は前日比21円61銭高の2838円07銭で、昨年来高値を上回っている。材料が出た時価総額が小さい銘柄の上昇が目立った。1月は新規株式公開(IPO)銘柄が1社しか予定されておらず、既存銘柄に資金が向きやすい面も指数を押し上げた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で313億円、売買高は8079万株。
個別では日本ライトン、アール・エス・シーが一時ストップ高と値を飛ばした。日本電技、山加電業、テノックス、フォーサイド、エイシアンSが上昇した。
半面、ソフィアホールディングス、アエリア、両毛システムズ、イーサポートリンク、山王、平田機工、santecが下落した。
01月25日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=続伸、9銘柄は昨年来高値を更新
・・・続き
東証マザーズ指数は続伸した。午前終値は前日比8.98ポイント高の988.03だった。
個別ではイントランス、ストライクがストップ高。パルマ、リネットジャパングループ、GMOリサーチ、リミックスポイント、マイネットが上昇した。
一方でサイステップやグレイス、モルフォ、ソケッツ、アイティメディア、イトクロは下落した。
01月25日 市場ニュース
<銘柄紹介>=串カツ田中、積極出店による業績拡大が続く
・・・続き
[銘柄]
串カツ田中<3547>は、上場翌月の16年10月14日に9090円をつけた後、一時5000円割れの水準まで調整していたが、ここにきて戻り歩調を強めている。
13日に発表した16年11月期単独業績は、経常利益が4億800万円(前の期比53%増)だった。関東圏を中心に37店舗(直営14店、FC23店)を出店し、期末店舗数は131店舗に拡大するなど出店攻勢で業績を拡大。既存店売上高は前の期にテレビ番組に取り上げられた反動で同0.3%減にとどまったが、概ね堅調に推移した。
今期は、直営16店、FC24店の計40店舗の出店を計画しており、積極出店で経常利益5億円(前期比22%増)を見込む。居酒屋産業は低迷が続いているものの、串カツ業態は全国的に店舗数が少ないことから出店余地は大きく、積極出店による業績拡大基調の継続が期待できる。上場による資金調達や知名度の向上も出店加速に貢献しよう。なお、同社では全国1000店舗体制の構築を目指している。
01月25日 相場概況(寄り付き後)
【市況】日経平均 =10時、高値圏でもみ合い 利益確定売りは上値抑える
[10時概況]
25日の10時現在の日経平均株価は前日比272円21銭高の1万9060円20銭で推移している。
・・・続き
きょうの高値圏でのもみ合い。前日の米株式相場の上昇や外国為替市場での円安進行を好感した買いが優勢だが、上昇が急ピッチとあって1万9000円を上回る水準では目先の利益を確定する売りも出やすく、一段の上値は重い。
JPX日経インデックス400、東証株価指数(TOPIX)はそれぞれ前日終値から1%超高い水準を保つ。
市場では「トランプ氏率いる米新政権の政策を見極める向きが強い」との指摘が聞かれ、買いは短期筋が中心とみられる。
業種別では33業種すべてが上昇。値上がり率1位はガラス・土石で、以下、輸送用機器、鉄鋼、証券・商品、機械、精密機器と続いている。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で6888億円、売買高は6億9161万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は全体の8割にあたる1613、値下がりは253、変わらずは132だった。
日経平均構成銘柄はほとんどの銘柄が値上がりし、値下がりは9銘柄にとどまっている。
プラス寄与度トップはソフトバンクで、日経平均を24.52円押し上げている。次いでファナックが19.01円、TDKが11.03円、京セラが10.27円と続いている。
マイナス寄与トップはKDDIで、日経平均を1.03円押し下げ。次いで塩野義が0.95円、東芝が0.46円、JTが0.23円のマイナス寄与で続く。
個別ではソフトバンクやファナックが高く、日経平均を大きく押し上げた。TDKや日東電など電子部品株の上昇も目立つ。半面、前日に17年3月期の業績見通しを上方修正した日電産が安い。4〜12月期の連結経常利益が前年同期比約2割増の1000億円だったようだと伝わった大東建も売りに押された。
東証2部指数は反発した。シャープやマーキュリア、フュトレックが上昇した一方、安川情報が下げた。
225先物は野村・クレディ・アムロ・JP・メリル・UBS・日興が買い越し。
ソジェン・みずほ・バークレイズ・シティ・GS・大和が売り越し。
TOPIX先物はGS・クレディ・アムロ・JP・メリル・ソジェン・野村が買い越し。
モルスタ・UBS・三菱・みすほ・ドイツが売り越し。
外資系等はキューピー(2809)、セブンアイ(3382)に注目。
テクニカル的にはAGS(3648)、ザッパラス(3770)、朝日ネット(3834)、ラサ工(4022)、インテージ(4326)、太陽(4626)、東京個別(4745)、三井金(5706)、TOWA(6315)、大同工(6373)、レーザーテック(6920)、商事(8058)、タカキュー(8166)が動兆。
01月25日 カタリストコメント
「火曜安水曜高のアノマリー」
NYダウは反発して19900ドル台。
この3週間で最大の上昇幅となりS&P500とNASDAQ総合指数は過去最高値を更新した。
・・・続き
トランプ大統領が2つの石油パイプライン建設計画を許可する大統領令に署名したことを好感。
「トランプ氏は力強いスタートを切った。
発言してきたことの多くを実行に移している。
10〜12月期企業決算は悪くなくレンジにとどまっていた相場が一段の高値に向かわない理由はない」。
上昇時に採用されるであろう強気のコメントが散見される。
NYの上昇時は強気の解釈、下落時は弱気の解釈が採用される場所。
そしてそのままそれが通訳される場所でもある。
銅やアルミの相場上昇を材料に素材セクターが昨年3月以来の上昇率となった。
また住宅関連株も上昇。
英最高裁判所が政府によるEU離脱手続きの開始には議会の承認が必要との判断を下した。
米国債利回りは欧州の国債利回り上昇に歩調を合わせた格好で10年国債利回りは再び2.45%を上回った。
これが銀行セクターの上昇につながったとの解釈。
トランプ大統領への多少の期待、足元の企業業績の好調、ブレグジットの休憩を背景にした反発だった。
恐怖(VIX)指数は11.1%まで低下。
引け後の発表されたアルコアの第4四半期は赤字だったが売上高は予想上回った。
同社株は時間外取引で一時4.5%高。
昨年11月の大統領選以降42%の上昇となった。
眠りから覚めた明日のNYの楽しみになろうか。
ただロンドンFT100指数は4日続落。
10億ドル損失のジョージ・ソロス氏は「トランプ大統領は失敗すると確信」。
トランプ支持派で株を買い増したジョン・ポールソン氏は「法人減税が決まればEPSは増加」。
バンカメメリルは「ドル円は春に120円を達成。121円の可能性もある」とのレポート。
ジム・ロジャースは「貿易戦争はいつも破滅を招き、本当の戦争に導かれる。
トランプ氏が良いことをすれば再び良い日が訪れるだろう。
ドルは2018年にかけて上昇し続ける」。
誰もが言いたい放題のポジショントーク爛漫だ。
前場一時プラス局面もあった。
しかし「火曜の後場は下落がお約束」みたいな格好で続落した火曜の東京株式市場。
「指数では個別株」を表現した一日だった。
ただ水曜日は今年3連勝と強いアノマリー。
ドル円は昨日と打って変わって113円台後半。
シカゴ225先物の終値も大証比195円高の19035円と19000円台復活となった。
下げた時の悲観解釈、上げた時の楽観解釈では相場に対しては出遅れることになる。
いつ上げるのかを探って下げに対峙するのは難しいが重要だ。
リズムを踏まえれば火曜安水曜高の中にまだいるということなのだろう。
日経平均は25日線からはマイナス2.4%のかい離。
25日線を下回ってから7日目。
またRCIが割安のメドの25を下回って5日。
空売り比率は30.3%と40%を上回らずの推移。
外国人が売っているというところまでは届いていない。
5日高値からの半値戻し(19132円)奪還が急務。
その先のSQ値19182円も取り戻したいところ。
日経スクランブルでは「為替離れ探る日本株」という見出しだがなかなか呪縛から離れるのは難しい。
そのスクランブルで紹介されたのは「日銀のETF買いのインパクト」。
買い入れ額増額後の日銀のETF買いの日経平均に対するインパクトは1回当たり約30円。
増額後に日銀は約40回の買い入れなので日経平均の押し上げ幅は計1200円。
そう考えれば19000円から2万円への道のりは日銀のETF買い50回で済むことになる。
とすれば、そんなに難しいことでもなかろう。
「市場にはトランプリスクからの解放に向けた布石が既に打たれている」。
それは海外生産の拡大というのが結びだった。
株価というのは、下げなければ上がらないし、上がらなければ下がらない。
この呼吸の会得は結構難しい。
しかし大きな上げは下げのあと、大きな下げは上げのあとというのは古今東西未来永劫の鉄則だろう。
人間は経験によって成長する存在。
この呼吸くらいは覚えたいものである。
上がって強気下がって弱気なら猿でもできる。
米国の債務上限についての打開策は政府がプラチナコイン(硬貨)を発行するというもの。
米財務省が額面1兆ドルのコインを発行。
それをFRBの政府口座に預けて紙幣を引きだすのだという。
これは財務長官の権限の範囲内だという。
しかしコインでの財源と言うのはいかにも奇抜ながら面白い。
それにしても110兆円分のプラチナというのはどれくらいの重さになるのだろうか。
数十トン単位であることは間違いない。
昨日の寄り前に書いた見通し。
「朝のNY動向に一喜一憂しないことが肝要。
今日は下げたが明日は上げる、みたいなリズムと今は考えるべきだ。
下値限定的な値動きと読みたい。
今年の水曜日は3連勝。
明日は勝手雲の黒いねじれとの綱引きだがその先に期待だろう」。
この今日の動きの中に明日を見出す作業というのが結構重要になる。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
シーアールイー(3458)・・・動兆
シーアールイーに注目する。
同社は首都圏と大阪・福岡で物流施設の管理・開発が中核。
物流施設投資は拡大基調。
将来のREITへの進出に期待感。
(兜町カタリスト櫻井)
01月25日 為替市況コメント
【為替】NY株式市場の上昇にドルも反発
・・・続き
[概況]
前日の米財務長官発言「過度に強いドルは米国経済に短期的にマイナス」により、ドルは東京市場朝方に当日安値112.520円まで下落した。
しかしトランプ新大統領が米自動車大手幹部との朝食会で減税と規制緩和を約束したとの報道が流れると小幅高で始まったNY株式市場は上昇に転じた。そしてオバマ前大統領が環境に配慮して許可しなかったカナダと米国を結ぶパイプライン建設に新大統領が署名した事が伝わると株価は更に上値を伸ばし、株価上昇に連れてドルも上昇した。
NY市場中盤にユーロは当日高値122.230円まで上昇し、其の後ドルも当日高値113.905円まで上昇し、最後も+1.040円高の113.795円と113円台を回復して引けた。けん制発言もあってドルの上値は重いかも知れないが、米経済の好調を見れば下値は限定的か。
[提供:カネツFX証券株式会社]
01月25日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■ワコールHD<3591>
傘下がマネキンに画像認識システム搭載し客層分析
■住阪セメ<5232>
ドローンを石灰石鉱山の埋蔵量算出と在庫管理に活用
■日特エンジ<6145>
EVモーター本格参入 巻き線技術使い新工法開発
■NEC<6701>
店舗型小売り業にAI活用した遠隔監視サービス提供開始
■富士通<6702>
中堅飲食向けシステム構築サービスで成功報酬型導入
■太陽誘電<6976>
全工場を対象にIoT技術導入 投資額300億円
■イチネンHD<9619>
新型フロン回収装置開発 フロン回収能力2倍
01月25日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 01月25日号
01月25日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
<
25日の東京株式市場は反発後、堅調な展開となりそう。
・・・続き
日経平均株価の予想レンジは、1万8800円−1万9100円を想定する。
24日のシカゴ日経平均先物の円建て清算値(大阪取引所終値比195円高、1万9035円)に、朝方は、同清算値にサヤ寄せするスタートになるとみられる。
買い一巡後は、戻り待ちの売りに押される場面も想定されるが、1万9000円近辺でのもみ合いが続くと予想する。
日経平均株価の5日線が1万8956円(24日時点)近辺で推移しており、同線を終値ベースで上回ることができるかが、ポイントとなりそう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=113円台の後半と円安で推移している。円安が進んでいる点はポジティブで下げづらい流れになると思われる。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り840万株、買い760万株で、差し引き80万株の売り越し。売り越しは2営業日ぶり。金額は買い越し。
売りセクターに、電機、不動産、食品、薬品、自動車、保険、小売、化学、陸運など。買いセクターに、サービス、非鉄、小売、食品、通信、電機、機械、自動車など。
【好材料銘柄】
■ラクーン <3031>
BtoB後払い決済サービス「Paid」がGMOペイメントゲートウェイ <3769> が提供開始する「BtoB EC 向け決済パッケージ」に導入されることが決定。
■ビーピー・カストロール <5015>
前期経常を一転26%増益に上方修正・6期ぶり最高益、配当も25円増額。
■安永 <7271>
今期経常を2倍上方修正。
■タカラバイオ <4974>
滑膜肉腫患者を対象とした「NY-ESO-1・siTCR遺伝子治療」の国内第1/2相臨床試験の治験計画届を提出。
【主な経済指標・スケジュール】
25(水)
【国内】
12月貿易統計(8:50)
《決算発表》
ミルボン、カワチ薬品、VOYAGE、航空電、エンプラス、日立化成、富通ゼネ、ドリコム、KOA
【海外】
独1月Ifo景況感指数(18:00)
米11月FHFA住宅価格指数(23:00)
米5年国債入札
《米決算発表》
プロクター・アンド・ギャンブル、ボーイング、イーベイ、ノーフォーク・サザン、AT&T、クアルコム、ユナイテッド・テクノロジーズ、シトリックス・システムズ
休場:ブラジル
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
01月24日 マーケットコメント
01月24日 為替市況コメント
【為替】米ドル円は113円前後でもみ合い、この後は英最高裁が、EU離脱をめぐる判決。
・・・続き
[概況]
24日、東京外国為替市場の米ドル円は、113円前後でもみ合いの展開となった。
トランプ大統領の保護主義的な見方などから、米ドル円は113円付近まで水準を下げ、上値は重い印象だ。
ただ、今後のトランプ大統領の発言一つで、上下どちらにも動く可能性があり、引き続き注目となりそうだ。
また、この後、18:30に英最高裁判所がEU離脱の議会承認をめぐる判決が発表される。
発表を直前に控え、ポジションには注意をしておきたい。
現在、欧州時間では、やや円安となっており、米ドル円は113.250円付近、ポンド円は141.40円付近を推移している。
[提供:カネツFX証券株式会社]
01月24日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=続落 米保護主義や円高進行を懸念
【大引け概況】
24日の日経平均株価は続落した。
・・・続き
本日のマーケット動画
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終値は前日比103円4銭安の1万8787円99銭だった。
トランプ米大統領らの発言を受け、保護主義的政策への警戒が強まった。
現地23日のNYダウが反落したことや、ドル・円相場が一時1ドル=112円半ばまで、円高に振れたことから、朝方から売りが優勢の展開だった。自動車株や医薬品株が売られた。
市場では「トランプ大統領の経済政策に期待感があるものの、NAFTA(北米自由貿易協定)の再交渉次第では、自動車産業に大きな影響を受ける可能性もあり、警戒ムードが続きそう」との声が聞かれた。
午後に入り、株価指数先物に売りが出ると現物株にも売りが波及し、下げ幅を拡大した。
一方で「これまでになく個別銘柄に注目が集まっていた」といい、電子部品関連など今後の堅調な業績の伸びが見込める銘柄には押し目買いが入った。
JPX日経インデックス400は続落し、前日比71.46ポイント安い1万3495.86だった。東証株価指数(TOPIX)も続落し、8.30ポイント安の1506.33だった。
業種別TOPIXは、「銀行業」や「電気・ガス業」の下落率が大きかった。
東証1部の出来高は18億6688万株、売買代金は2兆2757億円。騰落銘柄数は値上がり802銘柄、値下がり1084銘柄、変わらず116銘柄だった。
個別では、トヨタが下げ、三菱UFJなど銀行株が売られた。保険株も下落した。安川電は続落した。東芝は反落。東芝が再建策の一環として上場子会社株の売却を検討していると一部で伝わり、東芝機や東芝テックも下げた。23日引け後、1月度の既存店売上高が前年同月度比10.2%減となり、2カ月連続で前年を下回ったライトオンが3日ぶりに反落。
エコナクHD、タカタ、システムリサーチなどが安い。
半面、ソフトバンクが上げ、キーエンスは昨年来高値を更新した。電子部品の受注の持ち直しが伝わり、日東電やTDKも買われた。2月の介護サービス利用状況でデイサービスが前年同月比12.5%増となったと発表したソラストが4日ぶりに急反発。ヤマシンF、ヤーマン、TOWA、北の達人などが高い。
東証2部指数は前日比15.77ポイント安の5338.57ポイントと4日ぶりに反落。
個別では黒田精工、インタートレード、省電舎、あじかん、ジャパンミートが売られた。
一方、日本リーテック、テクノ菱和、フジ日本精糖、E・Jホールディングス、日本食品化工など20銘柄が昨年来高値を更新。富士通コンポーネント、日本化学産業が買われた。
01月24日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=5日続伸、最近上場IPO銘柄への買い
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は5日続伸だった。終値は前日比10円10銭高い2816円46銭だった。
日経平均株価が材料不足から値動きが乏しい中で、個人投資家が新興株を物色する動きが目立った。もっとも、活発に売買されたのは最近に新規株式公開(IPO)した銘柄や材料株が中心で、相場全体の上値は限られた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で550億円、売買高は1億3618万株だった。
個別では第一化成、アンドール、アール・エス・シー、ソフィアホールディングスがストップ高。平田機工、イマジニア、フォーサイド、日本電技が上昇した。
半面、佐渡汽船が昨年来安値を更新。santec、山王、アエリア、フジタコーポレーションは下落した。
01月24日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=3日続伸も弱含み
・・・続き
東証マザーズ指数は3日続伸した。
外部環境をにらみながらの不安定な相場環境が続き、東京市場全般は軟調展開。新興市場も一部の銘柄を除いて弱含みとなった。終値は前日比6.70ポイント高い979.05だった。
個別ではソケッツ、リミックスポイント、グレイステクノロジーがストップ高。G−FACTORY、リネットジャパングループ、GMOリサーチ、マイネット、リミックス、そーせいが上昇した。
一方でサイバーステップがストップ安。UMNファーマは昨年来安値を更新。Jストリーム、ディー・ディー・エス、インソース、キャリアインデックス、リネットが下落した。
01月24日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を6銘柄更新しました。
[3670]協立情報通信
[2874]ヨコレイ(横浜冷凍)
[6197]ソラスト
[4763]クリーク・アンド・リバー社
[9928]ミロク情報サービス
[3093]トレジャー・ファクトリー
01月24日 アフターランチ
「下値限定的」
以下は今朝の場況。
「今日は下げたが明日は上げるみたいなリズム」
・・・続き
週明けのNYダウは27ドル安の19799ドルと反落。
一時19732ドルまで売られる場面もあった。
「就任式は通過したもののトランプ新政権の今後の方向性が見通しづらい」という解釈が聞かれる。
もっとも引けにかけては下げ渋っており、政権移行と景気・業績の綱引きの格好。
TPP離脱署名や米国外への工場移転に対する課税強化など保護主義への懸念はある。
しかしその実現性と影響については推理しがたいという心理だろう。
クアルコムやマクドナルドが下落するなかでNASDAQも小幅反落。
VIX(恐怖)指数は上昇したとはいえまだ11.88という低水準で落ち着いている。
1896年以降の大統領選挙以降就任日までの政権移行中のNYダウの推移。
トランプ大統領は7.26%上昇。
フーバー大統領の21.85%に次いで2位だという。
逆に高値からの最大下落率はマイナス1.2%で最少。
2009年のオバマ大統領就任の際はマイナス21.5%だった。
これを「スムーズな移行」と見るか。
「まだ調整の余地」と見るかで相場観が分かれているというのが現状。
大統領の暴走をスタッフが補佐し、大統領への不信を企業業績と景気が下支えるという構図。
ハネムーン期間を過ぎてもこの狐狸の動きは続くに違いない。
とすれば朝のNY動向に一喜一憂しないことが肝要。
「今日は下げたが明日は上げる」みたいなリズムと今は考えるべきだ。
「下値限定的と読む」
4日ぶりに反落した日経平均株価。
米トランプ新政権に対するデフォルメされたような懸念が渦巻いたという形で大引けにかけて下落幅を拡大した。
それでも新高値銘柄57は個別株しっかりの印象。
マザーズ指数や4日続伸のジャスダック指数の動向とあいまって個別思考の相場という印象は強い。
しかも225のミツミ除外・大塚HD参入のリバランスの影響も否定できないところがある。
225先物終値は大証日中比25円安の18895円。
大証夜間取引終値18860円よりは戻した格好。
気になるのはドル円の112円台となる。
もっとも株価という現象面ではややネガマインドながら日経朝刊は結構明るい見出しのパレード。
「電子部品5四半期ぶり受注増」。
「銀行団、東芝へ融資継続へ」。
「1月月例報告。国内景気、判断据え置き」。
「粗鋼生産、足元では回復基調」。
「安川電、今期上方修正」。
「トランプリスクは好機、米金利3%で日本株買い」。
「都心5区オフィスビル37%が賃料引き上げ」。
極めつけは「カブ(蕪)が高い」。
SQ以降SQ値(19182円)に対しては1勝5敗だから大きな期待は難しいかも知れない。
しかし騰落レシオは91.55まで低下。
25日線からかい離はマイナス2%だから下げてもせいぜいあと2%程度。
あるいは225のPER16倍割れ(18592円)程度。
空売り比率は上昇したとはいえ39.3%。
下値限定的な値動きと読みたい。
今年の水曜日は3連勝。
明日は勝手雲の黒いねじれとの綱引きだがその先に期待だろう。
(櫻井)。
01月24日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価はやや下げ幅を拡大
・・・続き
[後場概況]
24日後場の日経平均株価は前日比77円63銭安の1万8813円40銭で寄り付いた。
日経平均株価がやや下げ幅を拡大している。外国為替市場では、1ドル=112円70銭台での推移。アジアの主要株式市場は、高安まちまちの値運びとなっている。
113円台を回復してくるようだと、安心感につながりそうである。
前日に250円近い下落後の戻りとしては鈍い。5日線が上値抵抗として意識されており、次第に戻り待ちの売り圧力も警戒されてくる可能性がありそう。
ここから大きく下押す展開は考えづらいものの、戻りの鈍さが目立つようだと、短期筋の利食いも早まろう。明確なボトム形成待ちといったところである。
ランチバスケットは17件、200.51億円。差し引き売り買い均衡との観測
01月24日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=円高受け反落。好業績銘柄には押し目買い
24日午前の日経平均株価は小幅に続落した。
・・・続き
終値は前日比13円32銭安い1万8877円71銭だった。
トランプ大統領は23日、環太平洋経済連携協定(TPP)から「永久に離脱する」とした大統領令に署名した。保護主義的政策への警戒感が強まった。一部報道では、ムニューチン次期米財務長官が「過度に強いドルは米国経済に短期的にマイナスの影響を与える可能性がある」と発言したとも伝わり円高が進んだ。
トランプ大統領就任を境にややリスク回避ムードが意識される流れにあり、きょうも前日の欧米株安や1ドル=112円台半ばまで円が買われたことなどを受け売りに押される展開となったが、下値では押し目買いが入り下げ幅は限定的なものにとどまっている。
受注が持ち直していると伝わった電子部品関連など好業績が期待できる銘柄の下値には買いが入り、日経平均は下げ渋った。
日銀のETF買いに対する思惑や、企業の決算発表本格化を前に好業績銘柄の押し目を拾おうとする動きが観測される。
JPX日経インデックス400は続落し、前日比34.21ポイント安い1万3533.11だった。東証株価指数(TOPIX)も続落し、4.28ポイント安の1510.35だった。
東証1部の売買代金は概算で1兆860億円。売買高は9億1890万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1017と全体の約51%を占めた。値上がりは818、変わらずは162銘柄だった。
個別では、トヨタやホンダが下げ、三菱UFJなどメガバンクが安く、も下落した。23日に2016年4〜12月期決算を発表した安川電は続落した。東芝は反落し、タカタも売られた。ファーストリテイリングも軟調。ディー・エヌ・エーも下落した。
一方、ブイ・テクノロジーが大幅続伸となったほか、ソフトバンクが買われ、キーエンスや日電産は上昇した。大塚HDも上げた。日東電やアルプス、京セラも高い。新日鉄住金<など鉄鋼株に買いが集まっている。中小型株ではクリーク・アンド・リバー社やヤマシンフィルタなどの上昇が目立つ。
東証2部株価指数は前日比4.28ポイント安の5350.06ポイントと小幅に反落した。
個別では省電舎、インタートレード、アオイ電子、ジャパンミート、朝日インテクと、フライトHDが下げた。一方、日本リーテック、テクノ菱和、フジ日本精糖、日本食品化工、ヒラキなど17銘柄が昨年来高値を更新。アピックヤマダ、シャープやADプラズマが上げた。
01月24日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=続伸、個人投資家が銘柄を物色
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は5日続伸した。
前引けは前日比8円46銭高い2814円82銭となった。日経平均株価が方向感を欠く中、個人投資家が新興市場で銘柄を物色する動きが強まった。時価総額が大きいユニバーサル(6425)は業績の上方修正を理由に大幅高となり、相場全体の支えとなった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で294億円、売買高は7545万株。個別ではアンドールがストップ高。santecは一時ストップ高と値を飛ばした。日本電技、シンクレイヤ、UTグループ、佐藤食品工業、グリムスなど18銘柄は昨年来高値を更新。
半面、フジタコーポレーション、ヤマウ、五洋インテックス、T&Cメディカルサイエンス日本サード、アエリアは下落した。
01月24日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=続伸、個人投資家が銘柄を物色
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東証マザーズ指数は3日続伸した。前引けは前日比4.13ポイント高い976.48だった。
個別ではG−FACTORY、リネットジャパングループ、GMOリサーチ、マイネット、そーせい、メタップス、キャリア、グレイステクノロジーが上昇した。
一方で、UMNファーマは昨年来安値を更新。リネットJ、インソース、フィット、マーケットエンタープライズ、ベサイステップは下落した。
01月24日 相場概況(寄り付き後)
【市況】日経平均 =10時、46円安も円高一服で先物に買い戻し
[10時概況]
24日10時現在の日経平均株価は前日比46円17銭安の1万8844円86銭で推移している。
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前日終値(1万8891円)を挟んでもみ合い。一時は上げに転じた。
電子部品関連など好業績が期待できる銘柄の下値に押し目買いが入った。外国為替市場で円相場が1ドル=113円台に伸び悩んだのも投資家心理の悪化に歯止めをかけ、株価指数先物に買いを誘った。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は前日終値を小幅に下回る水準だ。
24時間取引のGLOBEX(シカゴ先物取引システム)で米株価指数先物が堅調に推移していることも支援材料。「夜間に先物を売っていた投資家が買い戻しに動いている」との指摘があった。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で6301億円、売買高は5億4049万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1118と全体の56%を占めた。値上がりは678、変わらずは189だった。
日経平均マイナス寄与度は29.28円の押し下げでファストリがトップ。以下、ホンダが4.11円、富士重 <7270>が2.74円、トヨタが2.7円、セコムが2.32円と続いている。
プラス寄与度トップは日東電で、日経平均を3.57円押し上げている。次いでソフトバンク が2.74円、大塚HDが2.70円、アルプスが2.66円、アサヒが2.36円と続く。
業種別では33業種中8業種が値上がり。1位は卸売で、以下、海運、食料、電気機器と続く。値下がり上位には電気・ガス、銀行、鉱業が並んでいる。
個別では、キーエンスやソフトバンクが上昇した。ソニーが上げ、日電産やテンプHDは昨年来高値まで買われた。
デンカが取引開始後に542円(20円高)をつけ、約2週間ぶりに昨年来の高値を更新した。インフルエンザの流行が最も活発化する時期を迎え、グループ企業のデンカ生研が株式市場ではインフルエンザ関連株の代表格と位置づけられているため材料株物色が波及したとの見方が出ている。
ブイ・テクノロジーも高値更新となり、取引開始後に1万6520円(960円高)をつけて2006年以来の水準に進んだ。業績が好調な上、引き続き、独自開発の有機ELディスプレーを中国メーカーと契約交渉中との観測報道などが材料視されている。
一方、三菱UFJがやや下げ幅を広げ、野村も安い。トヨタや富士重など自動車株の一部も軟調だ。ディーエヌエが下落している。
東証2部株価指数は前日終値を挟んでもみ合い。シャープと安川情報が上げ、朝日インテクとフライトHDが下げた。
225先物はGS・モルスタ・クレディ・ドイツ・パリバが買い越し。
大和・野村・三菱・ソジェン・JP・日興が売り越し。
TOPIX先物はドイツ・クレディ・メリル・大和が買い越し。
モルスタ・ソジェン・GS・JP・野村が売り越し。
テクニカル的には、三井松島(1518)、BRHD(1726)、明星工(1976)、SMS(2175)、Sトラスト(3280)、JSR(4185)、栄研化(4549)、北興化(4992)、新日電工(5563)、三菱マテ(5711)、OKK(6205)、津田駒(6217)、ワイエイシイ(6298)、ヨコオ(6800)、キーエンス(6861)、太平洋興(8835)、イーストン(9995)が動兆。
01月24日 カタリストコメント
「キッシンジャー」
最近話題になってきたのはキッシンジャー元国務長官。
93歳という年齢でも影響力は衰えていない。
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11月の日経のインタビューは以下のようなものだった。
安倍総理が11月に訪米してトランプ氏と会った時のアレンジャーが同氏だったという話もある。
★「ある国と我々が同盟関係に入ったとする。
それは我々が彼らの願いを聞きいれた訳でもなく、彼らが我々のそれを聞きいれた訳でもない。
ただ双方の国の国益を反映しただけなのだ」。
↓
国家は理念でなく国益で動くということ。
最終的には理ではなく利。
★「米国新政権がまず取り組むこと。
それは、中国ロシアが何を成し遂げようとしているか。
彼らは何を妨害しようとしているか。それを誰とするのか。
その目的の達成のために誰が我々に懸念を与えるか。
これを自問することだ」。
↓
アメリカの政治的・地政学的存在がある。
★「日本は独自の国益に則って、物事を決められなければならない。
我々の課題は我々の国益を日本の国益に関係づけることであり日本の外交政策に関係づける
とではない」。
↓
日本株高への連想。
月曜の相場は日経平均は大幅安。
しかしマザーズ指数は続伸、ジャスダック指数は4日続伸。
ストップ高はCAP(3965)。
AIを使った遺伝子型相続分与はリアルで見るとすごかった。
あるいはリネットジャパン(3556)。
ネットのリユースはリサイクル関連。
リファインだって似たようなもの。
相場はテーマに忠実になってきた印象。
グレイスとかデファクト、G−FAC、アイリッジ、ジオネクストなどなど。
指数がだめなら個別があるさ、なんて感じだろうか。
(兜町カタリスト櫻井)
01月24日 為替市況コメント
【為替】大統領発言でドルは売られる
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[概況]
東京市場で113円台に落ちたドルは欧州株式市場が下落で始まる中を揉み合いとなったが、NY市場に入り、トランプ大統領が企業幹部を招いた朝食会で、「極めて大規模な規制緩和や減税を予定している」と発言した事を受けて114.095円まで反発した。
しかし「他国へ生産を移転した場合、極めて大規模な国境税を課す」とも発言した為に一転してドルは売られ、序盤のうちに113円割れまで急落した。
其の後は株価の下げにドルは113円を挟んだ揉み合いとなり、引け間際に当日安値112.690円まで下げ、最後は-1.735円の112.755円と112円台に落ちて引け、ドル安に連れて他の主要通貨も値下がりした。
減税や規制緩和は議会の承認が必要で時間が掛かるが、他国の批判は発言で済む為に、目先はドル売りが優勢の状況か。
[提供:カネツFX証券株式会社]
01月24日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
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[株価材料]
■住友化<4005>
17年度から全世界でサプライチェーン管理強化
■CTC<4739>
働き方改革支援するクラウドサービス提供開始
■安川電<6506>
自社以外が推奨する規格にも対応できるASICを2月投入
■日立国際<6756>
低熱処理で薄膜形成後に表面補修する半導体製造装置開発
■キヤノンMJ<8060>
子会社がウェブアプリ簡単に作成できるソフト発売
■NTTドコモ<9437>
タブレット端末で契約完結する接客用システム導入
01月24日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 01月24日号
01月24日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
24日の東京株式市場は、大幅な下げに対する自律反発が意識されるが、下値を探る展開か。
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日経平均株価の予想レンジは、1万8700円−1万8900円を想定する。
13週線(18674円)は一定のサポートになると考えるが、トランプ政策に対して欧米市場でも警戒が強まっており、軟調推移が続くと予想する。
米国株式が反落し、為替相場は、ドル・円が1ドル=112円台の半ばと円高に振れている。引き続き、対ドルでの円高進行による業績への影響を警戒し、輸出関連株を中心に売りが優勢となる場面も想定される。
一方で、短期的な値幅を狙った資金は、比較的に内需系銘柄が多いマザーズやジャスダックなどへ資金を振り向ける可能性がありそう。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、23日の大阪取引所終値比25円安の1万8895円だった。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り310万株、買い760万株で、差し引き450万株の買い越し。買い越しは2営業日ぶり。金額も買い越し。
売りセクターに、化学、薬品、保険、小売、ガラス、商社など。買いセクターに、電機、金属、小売、銀行、食品など。
【好材料】
■エストラスト <3280>
西部瓦斯 <9536> がTOB(株式公開買い付け)を実施し、連結子会社化を目指すと正式に発表。TOB価格は1株800円で23日終値を6.2%上回る水準。買い付け期間は1月24日から2月20日まで。
■セグエグループ <3968>
3月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施する。
■タカラバイオ <4974>
京都大学iPS細胞研究所とiPS細胞技術の臨床応用に向けた共同研究を開始。
■ユニバーサルエンターテインメント <6425>
今期経常を一転34%増益に上方修正。
【主な経済指標・スケジュール】
24(火)
【国内】
40年国債入札
《決算発表》
日電産、KABU.COM、阪急リート
【海外】
米12月中古住宅販売件数(1/25 0:00)
12月北米半導体製造装置BBレシオ(1/25 8:00)
米2年国債入札
英最高裁EU離脱通告の議会承認に関する判決
《米決算発表》
コーニング、D.R.ホートン、ジョンソン・エンド・ジョンソン、トラベラーズ・カンパニーズ、ベライゾン・コミュニケーションズ、ロッキード・マーチン、キンバリー・クラーク、3M、テキサス・インスツルメンツ・インコーポレーテッド、シーゲイト・テクノロジー、CA
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
01月23日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウ反落し27ドル安、経済政策の不透明感も決算控え下げ渋り
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23日のNYダウ工業株30種平均は反落し、前週末比27ドル40セント安の1万9799ドル85セントで終えた。
新政権が掲げる貿易政策への警戒感から欧州株が全面安となり、米国株も小幅下落して寄り付いた。小動きで始まったダウは徐々に下げ幅を広げ、昼前には前週末比で95ドルほど下げた。
トランプ大統領は環太平洋経済連携協定(TPP)からの離脱に関する大統領令に署名した。朝方には日本との自動車貿易を「不公平」と名指しで批判したほか、工場を米国外に移す企業に対して「非常に大きな国境税を課す」と改めて言及。保護主義的な政策が実現しかねないとの警戒感から、米株には運用リスクを避ける目的の売りが広がった。
午後には下げは一服し、取引終了にかけては下げ渋った。「政策の実現可能性が見極めづらく、米株を積極的に売るには確固たる材料に欠ける」という。
主要企業の決算発表が本格化するなか積極的に下値を探る動きは限られ、ダウ平均は取引終盤にかけて下げ渋った。
ナスダック総合株価指数は小反落し、前週末比2.391ポイント低い5552.943で終えた。
セクター別では、不動産やソフトウェア・サービスが上昇する一方で半導体・半導体製造装置やエネルギーが下落した。
半導体のクアルコム(QCOM)は、高額な特許料の請求が不当であるとして携帯端末のアップル(AAPL)から10億ドルの支払いを求めて提訴され、大幅下落。
16年10〜12月期決算で米国内の既存店売上高が減少した外食大手のマクドナルドも売り優勢だった。
一方、鉄道大手のCSXは大幅高。物言う株主(アクティビスト)が経営に関与する可能性があるとの報道を受けた買いが前週から続いた。ソフトバンクグループ傘下で通信大手スプリント(S)は音楽配信サービス「タイダル」の株式33%を2億ドルで取得したことが報じられ、上昇した。
NYダウ工業株30種(ドル)
19,799.85−27.40
S&P500種
2,265.20−6.11
ナスダック5,552.943−2.391
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は反落した。3月物は前週末比240円安の1万8895円で取引を終えた。23日の大阪取引所の終値を25円下回った。
米トランプ新政権の通商政策は保護主義に向かう姿勢を見せており、企業経営や米経済の重荷になるとの見方が株式市場などに不透明感を広げた。米株が下げたのにつれて日経平均先物も売りが優勢とった。
シカゴ日経225先物3月限 (円建て)
18895 ( -25 )
シカゴ日経225先物3月限 (ドル建て)
18940 ( +20 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7151.18(-47.26)
FTSE100種総合株価指数は3営業日続落。前週末終値に比べ47.26ポイント安の7151.18で引けた。石油株の下げが指数を押し下げるなか、構成銘柄の7割近くが下落した。原油相場の下落を背景に、BPやロイヤル・ダッチ・シェルなど石油株が下がった。
半面、銅と金の価格上昇を受けて鉱業株は上がった。アントファガスタとフレスニージョの上げが目立った。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 11545.75(-84.38)
ドイツ株式指数(DAX)は反落。終値は前週末比84.38ポイント安の11545.75だった。
コメルツ銀行と医薬・化学大手のメルク、鉄鋼のティッセン・クルップは売られた。上昇したのは5銘柄のみだった。自動車のフォルクスワーゲンは上昇した。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 4821.41(-29.26)
01月23日 マーケットコメント
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
明日の東京株式市場は、弱含みの推移となりそうだ。
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外国為替市場での円高・ドル安進行懸念がくすぶり続けるなか、買い気は後退したまま、4〜12月期の決算の発表が本格化する週後半までは、手掛かり材料不足の地合いが続きそうだ。
日経平均株価は、先週末にかけての3日続伸で25日移動平均線に急接近したものの、きょうの下げで再び調整色が強まった.節目の1万9000円割れで次第に戻り待ちの売り圧力が強まることになろう。
1万8200-1万8400円処までは真空地帯であり、下へのバイアスが強まりやすい。まずは週間形状で支持線として意識されている13週線での踏ん張りに期待したいところ。
01月23日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=4日ぶり大幅反落1万9000円割れ、米政策への警戒で
【大引け概況】
23日の日経平均株価は4営業日ぶりに反落した。
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終値は前週末比246円88銭安の1万8891円03銭だった。
為替市場ではトランプ新大統領の保護主義的な政策への警戒感などから1ドル=113円台まで円高が進み、本日の日経平均はこれを嫌気して199円安と19000円を割り込んでスタートした。
世界景気への悪影響を警戒したリスク回避目的の売りが優勢だった。
後場に入ると日本銀行による上場投資信託(ETF)買い入れを支えに19000円台を回復する場面もあったが、きょうの安値圏で終えた。1万9000円を下回るのは終値ベースで3営業日ぶり。
市場では「トランプ大統領の通商政策への不透明感が強い」との受け止めが多く、海外ヘッジファンドなど短期筋だけでなく、中長期投資を手掛ける海外投資家からも売りが出ていたとの声があった。
JPX日経インデックス400は4営業日ぶり反落。終値は前週末比179.79ポイント安の1万3567.32だった。
東証株価指数(TOPIX)も4営業日ぶりに反落し、18.83ポイント安の1514.63で終えた。
東証1部の売買代金は概算で2兆2005億円。売買高は17億7770万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1554と全体の77.5%を占めた。値上がりは375、変わらずは74銘柄だった。
個別では、24日から日経平均株価の構成銘柄に採用される大塚HDが大幅安となった。トヨタやソフトバンク、三菱UFJが売られ、SOMPOやMS&ADなどの保険株が安い。
ファーストリテやKDDIも軟調で指数の押し下げ役となった。任天堂、菱地所も下落した。タカタが3日連続でストップ安比例配分となり、和歌山工場で火災が起きた東燃ゼネも売られた。
一方、経営再建に向けた支援候補が相次いで伝わった東芝が大幅高。キーエンスや旭化成、塩野義の上げも目立った。
日本電産やSUMCOは小じっかり。また、Vテクが独自開発した有機ELディスプレイに関する報道を受けて急伸し、エストラストやgumiなども買われた。
東証2部株価指数は、前週末比9.96ポイント高の5354.34ポイントと3日続伸した。
個別では省電舎、テクノ菱和、フジ日本精糖、井村屋グループ、ヒラキなど19銘柄が昨年来高値を更新。シャープとADプラズマが上げた。
一方、安川情報システム、インタートレード、大興電子通信、安川情報とフライトHDが下げた。
01月23日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=4日続伸、好業績や材料が出た銘柄を買い
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は4日続伸した。終値は前週末比15円02銭高の2806円36銭だった。東京外国為替市場で円高・ドル安が進み東証1部銘柄への買いが手控えられるなか、新興企業市場は好業績や材料が出た銘柄を中心に買いが入った。
ジャスダック市場の売買代金は概算で502億円、売買高は1億4144万株だった。個別ではANAP、キャピタル・アセット・プランニング、アール・エス・シー、santecがストップ高。ゲンダイエージェンシー、山王は一時ストップ高と値を飛ばした。シンクレイヤ、クルーズ、UTグループ、ヒビノ、平田機工、ユークスが上昇した。
半面、日本ライトン、ニューフレア、フジタコーポレーション、アクシーズ、ピープル、マクドナルドは下落した。
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01月23日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=続伸、値動きを求める資金の流入
・・・続き
東証マザーズ指数は続伸した。終値は前週末比2.04ポイント高い972.35だった。
東京市場が全面安商状となるなか、新興市場には値動きを求める資金の流入もあったが買いも手控えられ、もみ合い商状となった。
個別ではマーケットエンタープライズ、リネットジャパングループ、サイバーステップ、リミックスポイントがストップ高。プラッツは一時ストップ高と値を飛ばした。ミクシィ、レアジョブ、エボラブルアジア、キャリア、インソースなど8銘柄は昨年来高値を更新。ベネフィットジャパン、リネットJ、マイネットは上昇した。
一方、UMNファーマが昨年来安値を更新。TOKYO BASE、サイジニア、エンカレッジ・テクノロジ、そーせい、ミクシィ、Gunosyは下落した。
01月23日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を5銘柄更新しました。
[3022]山下医科器械
[3199]綿半ホールディングス
[2763]エフティグループ
[3919]パイプドHD
[3917]アイリッジ
01月23日 アフターランチ
「誘蛾灯」
相場はフツーの常識で考えるのが鉄則。
例えば消費増税について多くの市場関係者は「消費増税しなければ株安」と唱えた。
・・・続き
しかしフツーに考えれば、増税ならば消費意欲減退。
景気が良くなる訳はない。
あるいは「マイナス金利の深掘り」。
今日より明日の方が安くなるのであれば消費は先延ばし。
これも景気が良くなる訳がない。
それでもついこの間まで「マイナス金利の深掘り→株高」と言う市場関係者ばかり。
金利が上昇して米金融セクターは上昇したし、日銀がマイナス金利をゼロ目標の変更したら日本株は上昇。
多少専門的に言えば、今日より未来の方がモノが安いなら裁定取引の機会は逸失。
日経平均への寄与度が高い裁定取引が減少すれば当然株価は上昇しない。
だから裁定買い残が5000億円を割れたら日経平均は15000円を割れた。
2兆円でほぼ2万円まで回復した。
このフツーの原理がなかなか市場には理解されず、正解でない解が正論として横行する。
おそらくエコノミストや市場関係者というのは正解の決まったパーパーテストの勝者。
そういう問題では優秀さを発揮するのだろう。
しかし市場と言うのはいくつもある場所。
マーケットは複数の解を絞り込む場所でもある。
つまり可変であり、結果が正解となるところ。
そこで時間軸を変化させながら解を絞り込む作業。
歴史が正解を出すのではなく、正解が歴史になる場所であるとも言える。
公理や定理などほとんどない場所での作業。
これはペーパーテストに抜きん出た人たちには理解不能なところもあるだろう。
だから「自分の解釈やシナリオが間違ったのではなくマーケットが間違った」なんていう解釈も登場する。
他人のシナリオに右顧左眄する無意味さはココにあるのかも知れない。
しかも一部を除いて多くの市場関係者は銭ゲバか営業力が強いか、あるいは声が大きい人。
この誘蛾灯に振り回されないようにするのは結構至難の業となる。
そんな場所で通用するのはあくまでも自分のシナリオ。
投資家さん自身のシナリオだ。
「二本の足で地球に立ってますか?」。
ゴルフだけに通用する助言ではなかろう。
加えれば・・・。
執念と感性というのも必要かも知れない。
大和のレポートは「為替前提100円の外需銘柄」(決算発表日順)。
↓
日電産(6594)、アドバンテスト(6857)、ファナック(6954)、信越(4063)、JSR(4185)、ガイシ(5333)、住友重(6302)、村田(6981)、任天堂(7974)、日立(6501)、三井化学(4183)、住友電工(5802)、三菱電(6503)、ローム(6983)、重工(7011)、アイシン(7259)、古河電工(5801)、ディスコ(6146)、トヨタ(7203)、住友鉱(5713)、ケーヒン(7251)、旭化成(3407)、ダイキン(6367)、東レ(3402)、アマダ(6113)
(櫻井)
01月23日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価はやや下落幅を拡大
・・・続き
[後場概況]
23日後場の日経平均株価は前週末比221円08銭安の1万8916円83銭で寄り付いた。
日経平均株価がやや下落幅を拡大している。
一目均衡表では転換線、基準線を下回っており、遅行スパンは実線を割り込み、下方シグナルを発生させてきている
外国為替市場では、1ドル=113円50戦台での推移。アジアの主要株式市場は、高安まちまちの値運びとなっている。
ランチバスケットは、8件、252.53億円。
差し引き60億円の売り越しとの観測。
01月23日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=反落。トランプ政策、円高進行などに警戒、売り優勢
23日午前の日経平均株価は反落した。前週末比203円34銭安の1万8934円57銭で前場を終えた。
・・・続き
きょう前場は、20日のトランプ米大統領の就任演説を受け、米国をはじめ世界経済の先行きを不安視した大きく売り優勢に傾いた。
外国為替市場でドル=113円台半ばまで、急速に円高が進行しており、投資家心理は弱気に傾き、下げ幅は一時250円を超えた。
トランプ米大統領の就任演説は経済政策の具体性に欠け、新味に乏しい内容だったとの見方が多い。また、ホワイトハウスのホームページ上で掲げられた通商政策は保護主義的な主張が前面に押し出されたものだった。
株式市場では「通商政策の先行きを不安視した売りが海外ヘッジファンドのみならず、中長期志向の海外勢からも出ていた」との声が聞かれた。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も反落した。
前引けの東証1部の売買代金は概算で9528億円、売買高は8億6460万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1505と全体の75.1%を占めた。値上がりは397、変わらずは100銘柄だった。
個別では、円高でトヨタ自動車など自動車株が軟調。SOMPOやMS&ADなど保険株の下落が大きい。SMCが値を下げたほか、ファーストリテイリング、オリックス、KDDIが安い。大塚HDや住友不も下げた。和歌山工場で火災が起きた東燃ゼネが下落した。
一方、経営再建に向けた支援候補が相次いで伝わった東芝が断トツの売買代金をこなし大幅高。キーエンスと日電産は昨年来高値を付けた。ブイ・テクノロジーの急騰も目を引く。東京製鉄、協栄産業なども値を飛ばした。クリーク・アンド・リバー社も大幅高。
東証2部株価指数は、前週末比18.76ポイント高の5363.14ポイントと続伸。
個別では省電舎、テクノ菱和、フジ日本精糖、井村屋グループ、ヒラキなど15銘柄が昨年来高値を更新。エヌ・デーソフトウェア、アオイ電子、シャープとADプラズマが上げた。
一方、フライトHDや安川情報、リンコーコーポレーション、インタートレード、朝日インテックなどが下げた。
01月23日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=4日続伸、材料の出た銘柄を中心に買いが優勢
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前週末比8円73銭高い2800円07銭だった。東京外国為替市場で円高・ドル安が進み手控えムードが強いなか、円高の影響を受けにくい企業が多い新興企業市場では材料の出た銘柄を中心に買いが優勢だった。業績予想の上方修正を発表した企業が買われ、指数を下支えした。
ジャスダック市場の売買代金は概算で295億円、売買高は8332万株。
個別ではゲンダイエージェンシー、山王、santecが一時ストップ高と値を飛ばした。シンクレイヤ、クルーズ、ヒビノ、佐藤食品工業、ユークスが上昇した。
半面、フジタコーポレーション、日本ライトン、アクシーズ>、東京日産コンピュータシステム、ニューフレアは下落した。
01月23日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=続伸、材料の出た銘柄を中心に買いが優勢
・・・続き
東証マザーズ指数は小幅に続伸した。前引けは前週末比1.43ポイント高の971.74だった。個別ではマーケットエンタープライズがストップ高。リネットジャパングループ、サイバーステップ、プラッツは一時ストップ高と値を飛ばした。ミクシィ、レアジョブ、エボラブルアジア、キャリア、インソースなど8銘柄は昨年来高値を更新。
一方、 UMNファーマ昨年来安値を更新。TOKYO BASE、エンカレッジ・テクノロジ、サイジニア、ヨシムラ・フード・ホールディングス、そーせい、アスカネットなど下落した。
01月23日 相場概況(寄り付き後)
【市況】日経平均 =10時、下げ幅を縮小 押し目買い、
[10時概況]
23日10時現在の日経平均株価は前週末比205円46銭-安の1万8932.45円で推移している。
・・・続き
トランプ米大統領の就任演説を受け、米国をはじめ世界経済の先行きを不安視した売りが出ている一方、一部投資家の根強い先高観や国内企業の好業績期待から押し目買いを入れる動きもみられる。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も安い。
株式市場では「先物を中心に海外ヘッジファンドによる売りが出ているうえ、中長期志向の海外勢による実需売りも出ている」との声が聞かれた。昨年11月に始まったトランプ相場以降、急速に株価水準を切り上げたため、今後の政策動向を見極めたいとして、海外勢を中心に買いを手控えるムードが強いという。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で5786億円、売買高は5億5322万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1559と、全体の77.9%を占めた。値上がりは322、変わらずは118銘柄だった。
日経平均マイナス寄与度は23.79円の押し下げでファストリがトップ。以下、KDDIが15.42円、ソフトバンクが8.86円、テルモが5.76円、京セラが5.53円と続いている。
プラス寄与度トップは塩野義で、日経平均を2.15円押し上げている。次いでファナックが2.11円、アドテストが0.92円、武田が0.58円、日東電が0.46円と続く。
業種別では33業種すべてが値下がり。下落率1位はその他金融で、以下、保険、不動産、鉱業、輸送用機器、電気・ガスと並ぶ。
個別では、SOMPOやいすゞが下げ幅を広げた。菱地所や楽天の下げも目立つ。住友鉱や三井不も安い。一方、経営再建に向けた支援候補が相次いで伝わった東芝は一段高。塩野義が上げ幅を広げたほか、日電産は昨年来高値を更新した。
東証2部株価指数は3日続伸している。シャープとTスマートが上げ、安川情報とフライトHDが下げた。
225先物はクレディ・JP・みずほ・パリバ・野村・GSが買い越し。
HSBC・モルスタ・ソジェン・ドイツ・シティ・日産・大和が売り越し。
TOPIX先物はクレディ・ソジェン・モルスタ・GS・バークレイズ・SBIが買い越し。
ドイツ・大和・JP・野村・UBSが売り越し。
外資系等はファナック(6954)、LIXIL(5938)に注目。
テクニカル的には、タケエイ(2151)、シキボウ(3109)、ボルテージ(3639)、GMOクラウド(3788)、三菱ガス(4182)、リライア(4708)、板硝子(5202)、菱製鋼(5632)、日軽金(5703)、DOWA(5714)、古河機(5715)、UACJ(5741)、オークマ(6103)、東芝機(6104)、石川製(6208)、新川(6274)、コマツ(6301)、住友重(6302)、クボタ(6326)、荏原(6361)、ダイキン(6367)、JUKI(6440)、ホシザキ(6465)、三菱電(6503)、芝浦メカ(6590、オムロン(6645)、ルネサス(6723)、日立造(7004)、コンコルディア(7186)、スター精密(7718)、丸紅(8002)、サンリオ(8136)、ソニーFH(8729)、第一生命(8750)、T&D(8795)、ユナイテッド海(9110)、トランシティ(9310)、関電(9503)、九電(9608)、キャステック(9717)が動兆。
01月23日 カタリストコメント
「不連続」
トランプ大統領就任式は通過。
特に過激な発言もなくNYダウは6日ぶりに反発した。
・・・続き
リーマンショックにぶつかったオバマ大統領の就任式(2009年)は5.28%安だったから上々だろう。
前日までの5連敗も「就任式後に上げるための5連敗だった」という声も聞かれる。
もっとも市場の一部では保護主義的な通商政策への懸念が再燃。
就任演説の間に株価は伸び悩んだ。
個別ではAT&Tが上昇。
逆に四半期決算で売上高が予想を下回ったGEは昨年9月9日以来の大幅安。
因みにS&P500採用銘柄の第4四半期決算は4.3%の増益予想。
通期の増益率予想は12%だ。
週間ベースでは、ダウは0.3%安で2週続落。
NASDAQ総合指数は0.3%安で2週ぶりに反落。
S&P500は0.1%安で2週続落。
S&P500はフーバー大統領が就任した1929年以降、新大統領就任後1カ月間に2.7%下落する傾向が指摘されている。
相場も感情的な反トランプ材料を探しているのだろうか。
週末の米GDPへの期待と個別企業業績に視点が向かう週になろう。
週末の日経平均株価は今年初の3日続伸。
昨年は3月まで3日続伸がずれ込んだことからすると出だしは上々という印象。
ただ昨年12月の9日続伸がまだ視野には入って来ない。
TOPIXも3日続伸。
週間ベースでは日経平均は0.86%(167円)安と続落。
2週連続の陰線。
TOPIXは0.7%下落で2週続落。
東証マザーズ指数は0.8%安と続落。
日経ジャスダック平均は0.4%安で11週ぶりの反落。
東証2部指数は1.1%安で続落。
トランプ大統領就任式を通過しシカゴ225先物は大証日中比25円安の19135円。
ドル円も114円台と落ちついた。
空売り比率も37.6%と安定。
日経VIも19%台に低下した。
市場の焦点は火曜の安川からの決算発表となろう。
25日線(19282円)の奪還が急務であることは間違いない。
その前にあるのは昨年末終値19145円、そして1月SQ値19182円。
日経朝刊では「年初の高値(19594円)以上に押し上げる力はなさそうだ」との指摘があった。
むしろ挑戦して欲しいところ。
25日に反落がなければ月末に向けて多少期待だろうか。
注目されたトランプ大統領の就任初日の政策。
(1)米労働者のコストを下げるエネルギー政策→OPEC依存からの脱却
(2)力を通じた平和構築→ISやイスラム過激派テロ断絶
(3)雇用を殺す規制を緩和→2500万人の雇用創出
(4)他国が米国の軍事力を上回ることを許さない→ミサイル防衛システム開発
(5)すべての米国民の安全確保のために戦う→国境に壁、ギャング・不法移民・薬物流入阻止
(6)米国民はワシントンのエリートを利する協定を強いられてきた→TPP離脱・NAFTA再交渉
(7)気候行動計画破棄
(8)オバマケアの撤廃
バック・トゥー・ザ・フューチャーのビフのような容貌からは伺えないが意外とマトモな気がする。
もっとも減税やインフラ投資が消えたのは残念。
そして・・・。
就任して最初に合う首脳は英国のメイ首相。
当初予定の安部首相は消えた。
「英米の特別な関係」と言う指摘もある。
英米のFTAの可能性の一方でTPPはなくなる。
この行方は感情論ではなく勘定論で気になるところ。
自動車の左側通行を貫くか、右側通行に変更するかというくらいの分水嶺になろうか。
因みに・・・。
いまだに左側なのは日本、豪州、インド、シンガポール、香港、インドネシア、タイなど。
アフリカやケイマンなど西インド諸島にも多い。
日経朝刊「トランプの米国」で指摘されたのは「3つの不」。
「不寛容、不連続、不透明感」。
もちろん「不安」も入るのだろうが、1番あるのは「不連続」。
結構奥が深い。
数学での連続とは「定義域のどの点においても連続な関数を連続関数という。
通常用いられる関数は連続関数であり、それについては次の定理がある。
「微分可能な関数は連続関数である」。
「連続関数は、有限区間の上ではつねにリーマン積分可能である」。
一方、不連続とは「関数 f (x )の定義域内の点 x =a で
x →a のとき lim f (x )が存在しないか、
存在してもこれが f (a )と一致しないとき、
f (x )は x =a で不連続であるという」。
難しい。
ゼノンのパラドックスというのもある。
「哲学者であるゼノンの唱えた連続性に関する逆説。
同時に出発し,後方からアキレスがカメを追いかけるものとする。
アキレスがカメの出発点に達したときカメは前進して少し先の地点にいる」。
不連続は袋小路に入り込むということになろうか。
NYダウは94ドル高の19827ドルと6日ぶりの反発。
NASDAQは15ポイント高の5555ポイントと反発。
S&P500は7ポイント高の2271イント。
ダウ輸送株指数は60ポイント高の9224ポイントと続伸。
3市場の売買高は66億株。
CME円建ては大証比25円安の19135円。
ドル建ては25ポイント高の19185ポイント。
大証夜間取引は日中比70円安の19090円。
ドル円は114.60円。
10年国債利回りは2.466%。
非公式外資系動向は売り500万株/買い4800万株。
金額ベースは13億円の買い越し(3日連続)。
売りは小売・化学・ゴム・商社セクターなど。
買いは金属・電機・サービス・情報通信・保険セクターなど。
売買交錯は機械・薬品・銀行セクターなど。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
インフォテリア(3853)・・・動兆
インフォテリアに注目する。
同社はデータ連携用「アステリア」、データ管理用「ハンドブック」が中核。
フィンテックやブロックチェーンのトップランナーだが実は同社のコアは「つなぐ」。
IoTで機械をつなぐのに必要なソフトを提供している。
当然フィンテック・ブロックチェーンにおいても機種をつなぐためには必要なソフトになる。
2つのソフトが収益刈り取り期になり業績は堅調。
ノンプログラミングでIoT環境実現する新データ連携基盤など新ソフトに期待感。
「3つのD」(Data, Device, Decentralized)に象徴される時代を先取りしてこよう。
「つなぐエキスパート」はIoTのトップランナーだ。
(兜町カタリスト櫻井)
01月23日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
23日の東京株式市場は、シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、もみ合い展開か。
・・・続き
日経平均株価の予想レンジは、1万9100円−1万9300円を想定する
トランプ氏の就任演説は持論の「米国第一主義」を改めて強調する内容。減税など経済政策の具体案への言及はなく「ネガティブではないが、好材料にもならない」(国内証券)との声が聞かれた。
米国株式の反応は乏しかったことから、影響は限定的となりそう。
今週から17年3月期第3四半期(16年4-12月)の決算発表が本格化することから、内容を見極めたいとして模様眺めムードも広がる可能性もある。為替相場は、ドル・円が1ドル=114円台の前半と円高に振れ引き続き、為替動向に対しては神経質な動きをみせる場面も想定される。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、20日の大阪取引所終値比25円安の1万9135円だった。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り500万株、買い480万株で、差し引き20万株の売り越し。売り越しは3営業日ぶり。金額は買い越し。
売りセクターに、小売、化学、機械、薬品、銀行、ゴム、商社など。買いセクターに、金属、電機、サービス、薬品、機械、情報通信、保険、銀行など。
【好材料】
■ゲンダイエージェンシー <2411>
今期経常を一転17%増益に上方修正。また、シンガポールにカジノオペレーション事業を手掛ける子会社を設立。東南アジアのゲーミング業界への参入を図る。
■東京日産コンピュータシステム <3316>
今期経常を25%上方修正、配当も10円増額。
■エヌアイシ・オートテック <5742>
今期経常を16%上方修正・最高益予想を上乗せ。
【主な経済指標・スケジュール】
23(月)
【国内】
1月月例経済報告
11月全産業活動指数(13:30)
《決算発表》
安川電、西ガス、タカラレーベン
【海外】
《米決算発表》
マクドナルド、ハリバートン、ジオンズ・バンコープ
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
01月23日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■清水建<1803>
壁面に設置するクリーンルーム用の空調システム開発
■ミツコシイセタン<3099>
テレワーク導入 バイヤーら対象に実施
■日産化<4021>
即効性と持続性を両立した家庭用除草剤を今春発売
■キッツ<6498>
陸上の魚養殖プラント遠隔監視する新水質管理システム開発
■フクダ電<6960>
小型の生体情報モニター開発 ノートPC程度の大きさ
■共同印<7914>
化粧品の開発・製造・販売促進を一貫支援するビジネス開始
■関西電<9503>
子会社がスマホ活用したクラウド通訳サービス有償試行開始
01月23日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 01月23日号
01月21日 マーケットコメント
01月21日 為替市況コメント
【為替】大統領就任演説後は米ドル売り傾斜。
・・・続き
[概況]
20日欧米時間の米ドル円は、軟調な推移を示した。市場の注目を一身に集めた、トランプ米大統領の就任演説は、かねてよりのトランプ新大統領の主張でもあった、アメリカ第一主義を宣言するものとなった。
TPPからの離脱表明やNAFTA再交渉の示唆、また他国の不公正貿易に対し厳格な措置を講じるとの姿勢を表明する等、予想はされていたものの保護主義色の強い内容となった。
同演説を受け為替市場は米ドル売りに反応。それまで115円台を維持していた米ドル円もじりじりと下値を広げ、一時114.20円まで本日安値を更新している。
17日には、トランプ大統領より米ドル高をけん制する発言が聞かれていたことも併せみると、週明け東京市場でも米ドル円の上値の重さは残りそう。
今週の安値が112.62円で、同水準を短期的な下値目標とする展開が続く可能性はあり、注意をしておきたい。
[提供:カネツFX証券株式会社]
01月21日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 01月21日号
01月20日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウは94ドル高、大統領演説で伸び悩み
・・・続き
20日のNYダウ工業株30種平均は6営業日ぶりに反発し、前日比94ドル85セント高の1万9827ドル25セントで終えた。
本日ドナルド・トランプ氏が第45代米大統領に就いた。大統領就任演説でトランプ氏が政策方針に言及するとの思惑から、買いが先行した。
2016年10〜12月期決算と併せて通期の売上高見通しを引き上げた日用品のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)が買われ、前日夕に発表した四半期決算が市場予想を上回る結果になったIBMは過去1年(52週)高値を付けた。来週も発表が続く米主要企業決算では改善基調が続くとの期待が広がった。
ダウ平均の上げ幅は一時110ドルを超えた。
就任演説では具体的な政策等への言及はなかったものの、原油価格が緩やかに上昇しており、その後は揉み合う展開となった。
ナスダック総合株価指数は反発し、前日比15.253ポイント高の5555.334で終了した。
セクター別では、家庭用品・パーソナル用品や素材が上昇する一方で食品・生活必需品小売や自動車・自動車部品が下落した。
個別銘柄では、製薬のメルクが上昇。競合相手であるブリストル・マイヤーズスクイブによる肺がん治療向けの療法の承認が遅れる見通しとなり、メルクには買いが入った。動画配信サービスの好調が伝わった通信のAT&Tが高い。原油高を受けエクソンモービルなど石油株が買われた。建機のキャタピラーも上げた。
一方、複合企業のゼネラル・エレクトリック(GE)は決算で売上高が予想を下振れ、軟調推移となった。決算で1株利益が予想を下回ったクレジットカードのアメリカン・エキスプレスも安い。小売り大手のウォルマート・ストアーズも売られた。
NYダウ工業株30種(ドル)
19,827.25+94.85
S&P500種
2,271.31
ナスダック
5,555.334+15.253
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ20日の日経平均先物は続伸した。3月物は前日比90円高の1万9135円で取引を終えた。20日の大阪取引所の終値は25円下回った。米主要企業の四半期決算が比較的堅調で買いを誘った。
ただ、トランプ大統領の就任演説が「米国第一主義」を強調する中身となり、企業活動への不透明感が意識されて上値の重荷となった。
シカゴ日経225先物3月限 (円建て)
19135 ( -25 )
シカゴ日経225先物3月限 (ドル建て)
19185 ( +25 )
( )は大阪取引所終値比
【20日の欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100種総合株価指数は小幅続落。前日終値に比べ10.00ポイント安の7198.44で引けた。構成銘柄の約6割が下落した。トランプ氏の米大統領就任演説を控えて、積極的な取引は手控えられ、前日終値を挟んでもみ合った。
アストラゼネカを筆頭に医薬品株が売られた。スーパーマーケットのテスコとセインズベリー、郵便大手のロイヤル・メールが安かった。午前は買いが入った保険株も軒並み下落して引けた。
一方で、午後に入り、銀行株は買い戻された。ロイズ・バンキング・グループはアナリストが目標株価を引き上げたことも支援材料になった。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
ドイツ株式指数(DAX)は反発。終値は前日比33.24ポイント高の11630.13だった。
航空のルフトハンザが高かった。ドイツ銀行とコメルツ銀行は続伸した。電力株も堅調。一方、タイヤのコンチネンタルとミュンヘン再保険が下落した。
01月20日 マーケットコメント
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
【今週の相場概況】【来週の相場展望】
・・・続き
【今週の相場概況】
今週は荒い動きとなった。
週末に米大統領就任式を控えて商いも低調となるなか、前半は円高を嫌気して警戒が強まる展開。英国のEU離脱問題も蒸し返され、海外の不透明感が強まるなか、日経平均は19000円を割り込み下げ幅を広げた。
一方、イエレンFRB議長の発言を受けて為替が大きく円安に振れたことから、後半にかけては買いが優勢。再び1万9000円台を回復し、その後も強い動きが続いた。
日経平均は週間では167円の下落となり、週足では2週連続で陰線を形成した。
週間安値(1万8650円)から大きく戻し、値幅490円の長い下ヒゲをマークした足型は短期底入れとして評価できる。
【来週の相場展望】
注目を集めるトランプ新大統領の就任式が今晩行われます。就任演説で何を言うかで来週の相場動向は変わってくるだろう。
来週の相場はもみ合い展開か。
米大統領就任式を通過することで、米国を中心に様々な動きが出てくると想定されるが、グローバル市場がそれらの材料を消化し、方向感を見極める週になるため、はっきりとしたトレンドが出づらいと考える。
投資家の関心は、選挙期間中にトランプ氏が表明していた大幅減税やインフラ投資積極化など具体的な経済政策にどの程度言及するかに集まっている。
ただ、イベント通過に伴って売り圧迫要因が解消される面もあり、買い優勢となる可能性がある。
また、国内では3月決算企業の3Q業績発表がスタートすることが、相場の下支えになると考える。そのため、上下はありながらも、下値の固さを改めて意識する週になるだろう。
為替市況コメント
【為替】米ドル円は一時115.125円まで上昇、米国時間ではトランプ新大統領の就任演説に注目。
・・・続き
[為替]
20日、東京外国為替市場の米ドル円は、仲根公示にかけて115.125円まで上昇した。しかし、仲根通過後は上値が重く、114円台後半の推移が続いている。
東京時間では日銀の中曽宏副総裁が国際銀行協会主催の会合において、日米の金融政策の方向性が分岐した場合、ドル調達コストが容易に急上昇する可能性があるなどの警告や、要人発言が複数伝わっているが、為替相場では殆ど反応が見られなかった。この後は米国時間において、トランプ新大統領の就任式が行われる。
大統領就任演説を控えて、米ドル円は様子見ムードが続きそうきそうか。
[提供:カネツFX証券株式会社]
01月20日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を7銘柄更新しました。
[3137]ファンデリー
[7942]JSP
[3751]日本アジアグループ
[7501]ティムコ
[6181]パートナーエージェント
[4769]インフォメーションクリエーティブ
[2492]インフォマート
01月20日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=65円高、続伸。先物主導で買い優勢に
【大引け概況】
20日の日経平均株価は3日続伸した。
・・・続き
本日のマーケット動画
時間:0分49秒 容量:3.49M
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終値は前日比65円66銭高の1万9137円91銭だった。
きょうの株式市場は、前日の米国株市場でNYダウが5日続落と調整色を強めるなか、朝方こそ安く始まったものの、その後はプラス圏に切り返した。
トランプ氏の大統領就任式が日本時間21日未明に迫り、短期的に積み上がっていた空売りの持ち高を解消するための買い戻しが午後になって増えた。
午前の株価は小動きだったが、午後になると日経平均の上げ幅は100円を超える場面もあった。海外投資家の先物買いが現物株を押し上げた面もあった。
次期米財務長官に就く予定のムニューチン氏がドル高を肯定する発言をしたことで、円の先安観が全体相場を支えた。
20日発表の2016年10〜12月期の中国の国内総生産(GDP)成長率が市場予想を小幅に上回ったのも日本株の支えになった。
JPX日経インデックス400は3日続伸した。終値は前日比51.58ポイント高の1万3747.11だった。東証株価指数(TOPIX)は3日続伸し、5.31ポイント高の1533.46で終えた。業種別TOPIXでは保険や鉱業、石油石炭製品、機械が上昇した。
東証1部の売買代金は概算で2兆649億円、売買高は17億9140万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1152、値下がりは709、変わらずは142銘柄だった。
個別では、売買代金断トツの東芝は朝安後に反発した。東芝テック、東芝機械も値を飛ばす展開となった。第一生命、東京海上が高く、三菱UFJも小幅高となった。ソフトバンク、ダイキンも上昇した。ボルテージは急伸。SUMCO、信越化学工業が上昇し、コマツも堅調だった。このほか、メタップス、竹内製作所が買われた。
半面、タカタは連日のストップ安で売り物を残したほか、日本ライフラインも大幅安となった。トヨタ、塩野義、花王が安い。任天堂、小野薬品工業などが軟調、JR東海も冴えない。U−NEXT、イー・ガーディアンも値を下げた。ホシデンが売られ、池上通信機、東京テアトルも安い
東証2部株価指数は続伸した。前日比5.94ポイント高の5344.38ポイントと続伸。
個別では省電舎がストップ高。ヒラキ、セブンシーズホールディングス、イサム塗料、冨士ダイス、アピックヤマダなど8銘柄は昨年来高値を更新。ダイトーケミックス、マーキュリアインベストメント、西芝電機、シャープが上げた。
半面、安川情報システム、日本化学産業、日本パワーファスニング、光陽社、インタートレードが下げた。
01月20日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=3日続伸、材料のある銘柄に買い
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は小幅に3日続伸した。
終値は前日比3円54銭高い2791円34銭だった。米大統領の就任式を控えて利益確定売りが先行したが、ITやスマホゲーム関連など材料のある銘柄に買いが入って相場を支えた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で518億円、売買高は1億7843万株だった。
個別では、日本ライトン、フジタコーポレーション、アール・エス・シー、santecがストップ高。クルーズ、ニューフレア、メディカル一光、山王、国際チャートが上昇した。半面、山王がストップ安。ティビィシィ・スキヤツは昨年来安値を更新。ミナトホールディングス、ユークス、マルマン、ネクスグループ、ユークス、イマジニアは下落した。
01月20日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=反発、サイステップがS高
・・・続き
東証マザーズ指数は反発した。終値は前日比4.98ポイント高い970.31だった。
週末で動きづらく、為替市場が不安定な値動きとなったこともあって東京市場全般が小動き。
個別ではサイバーステップがストップ高。リネットジャパングループは一時ストップ高と値を飛ばした。業績予想増額のドリコムやメタップス、ミクシィ、ヨシムラ・フード・ホールディングス、Gunosyが上昇した。
一方、エイトレッド、イノベーションが昨年来安値を更新。AMBITION、アライドアーキテクツ、イトクロ、そーせいやアスカネット、JIAが下落した。
01月20日 アフターランチ
「シナリオの時間差」
中国の第4四半期中国国内GDPは前年同期比6.8%増で着地。
市場予想の6.7%増をやや上回った。
・・・続き
12月鉱工業生産は前年比6.0%増。
予想は6.1%増。
1〜12月固定資産投資は前年比8.1%増。
予想は8.3%増。
サプライズはなかったが無事通過した。
前場の日経平均は3日続伸。
今年初の3日続伸への一里塚ながらたった19円だけのプラスだが・・・。
どうも市場の話題の順番は商品→為替→株の構図のような気がする。
株から世界を見ていると見えないものが原油や金を通して見ると少し変化がある。
要は株の売り買いで儲かるかという観測よりも原油や金の売買で儲けるシナリオ。
立場を換えてみると、日本地図は地球地図に変わるのかも知れない。
ローカルキャピタリズムはワールドインベスターに変身みたいなものだろうか。
情報とかシナリオの伝わり方はマーケットによって時間差があるような気がする。
個人的に考えてみると、一番早いのは商品先物の世界。
次がFXの世界。
そして最後が株式の世界。
これは各業界のレベルの違いと言う訳ではなかろう。
扱う対象の違いが背景にあるような気がする。
世界最古のヘッジファンドとされるのはイギリスのマン・グループ。
1783年にフレデリックマンとエドワード・マンにより農産物を扱う商社として創業。
1784年に英国海軍とラム酒の独占的供給契約を締結。
1970年に世界最大級の商社へと発展。
先物取引などの金融関連事業に進出したのが歴史。
そういう影響も多少はあろう。
つまり初めに商品ヘッジがあったということ。
ヘッジファンドは株や債券、通貨ではなく農産物が発祥だった。
今の世の中からすると少し奇異な気がするが歴史は嘘をつかない。
商品先物の扱うものはグローバルかつワンプライスだ。
金はどこへ行っても金だし、原油も同様。
だから、逆説的になるが、どうしてもグローバルな投資環境分析が必要になる。
扱う商品の性質の問題から発生している。
つまり世界を俯瞰しシナリオを構築する必然性があったし、あるということになる。
でもFXの為替だってグローバルという意見もあろう。
しかし「円ドル」や「円ユーロ」なんて所詮ローカルカレンシーの集合体。
ローカルな部分がグローバルな商品のシナリオを頂戴している構図にも映る。
その証拠にFX関係者のコメントはスケジュール重視型。
いつ何が予定されているかにはめっぽう詳しいが「それが何を意味しているかの分析は少ない」。
そう揶揄されることもある。
所詮二番手の世界とも言える。
そして株式市場。
多くのシナリオが跋扈しているように見えるが所詮でがらしのシナリオみたいなもの。
その証拠に商品先物の世界と2週間程度の時差が生じているように思えてならない。
これも東京株式市場という超ローカルでスモールな世界だからこその状況なのだろう。
その意味では商品の世界で何が予測されているかを知ることは時間差攻撃の第一歩になろうか。
「金」が下がっていれば悲観シナリオで上昇を誘う。
「金」が上がっていれば楽観シナリオで下落を誘う。
そんな構図がもしあるとすれば、相場のリズム観測の一部となろうか。
残念ながら、東京発のシナリオというのは滅多にお目にかからない。
たぶんグローバルなコモデティの世界からのシナリオの翻訳が多いように見える。
それでも世界の方向を知る上では結構重要なこと。
金や原油やましてや大豆やトウモロコシに投資する人は少ない。
それでもその相場観測が意味を持っていることに気がつくことは重要である。
スケジュールを見てみると・・・
20日(金):コンビニ売上高、米大統領就任式、中国10〜12月GDP、経済指標
週末:フランス大統領予備選
23日(月):全産業活動指数
24日(火):Xバンド防衛通信衛星2号機打ち上げ、米中古住宅販売、BBレシオ
25日(水):貿易統計、独Ifo景況感
26日(木):企業向けサービス価格指数、米新築住宅販売、CB景気先行指数、シカゴ連銀活動指数、卸売在庫、英GDP
27日(金):消費者物価指数、米10〜12月GDP、耐久財受注、製造業受注、中国春節休場(〜2日)、台湾、韓国、ベトナム休場
週末休暇なしはどこまで続くぬかるみぞ。
土曜はGWまで休みなしとなってしまった。
地球との格闘は遠い先の日の夢。
良い週末を・・・。
(櫻井)
01月20日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価はやや上昇幅を縮小
・・・続き
[後場概況]
20日後場の日経平均株価は前日比7円43銭高の1万9079円68銭で寄り付いた。
日経平均株価がやや上昇幅を縮小している。
外国為替市場では、1ドル=114円60銭台での推移。アジアの主要株式市場は、高安まちまちの値運びとなっている。
本日20日にドナルド・トランプ氏が第45代米大統領に就任する。
市場はトランプ政権の政策を見極めたいとする模様眺めムードが強まっている。もっとも、市場が警戒しているのは就任式での発言というよりは、デモ隊等による混乱といった面もある。
無事にイベントが通過してくるようだと、その後は改めてトランプ政権への期待感から物色意欲が強まる可能性はある。
01月20日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=小幅ながら続伸、10〜12月期中国GDPが支えに
20日午前の日経平均株価は小幅に続伸した。午前終値は前日比19円59銭高い1万9091円84銭だった。
・・・続き
きょう前場は、トランプ氏の大統領就任式を目前にこれを見極めたいとの思惑から模様眺めとなり、日経平均も方向感が定まらない動きだった。
外国為替市場では、ムニューチン次期米財務長官の発言をきっかけに円安含みで推移していたものの、前場後半は1ドル=114円台後半まで円が買い戻されており、これを横目に全体相場も上値が重くなっている。小幅安となる時間帯もあった。
JPX日経インデックス400は3日続伸し、前日比21.67ポイント高の1万3717.20だった。TOPIXは3日続伸した。午前の取引終了時点の東証1部の売買代金は9190億円、売買高は8億8043万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は877、値上がりは940、変わらずは185だった。
日本時間11時に発表の2016年10〜12月期の中国国内総生産(GDP)の成長率が市場予想を上回り、日本株の支えになった。
10〜12月期の中国の前年同期に比べた実質成長率は6.8%となり、市場予想平均の6.7%を上回った。中国経済は堅調との見方から、ファナック、コマツ、ダイキンなどに現地需要の改善を見込んだ買いが入った。
個別では売買代金断トツの東芝が朝安後プラス圏に切り返している。ソフトバンクグループもしっかり、信越化、KDDIも高い。ボルテージ、gumiが値を飛ばしたほか、津田駒工業も大幅高に買われた。
半面、トヨタ自動車が軟調、大塚ホールディングスも売りに押された。日本ライフラインが急落、小野薬品工業下げも目立つ。タカタは引き続き売り注文が膨らみストップ安まで下落した。
東証2部株価指数は反落した。前日比8.36ポイント安の5330.08ポイントと反落。
個別では安川情報システム、日本化学産業、神戸発動機、光陽社、シャープが下げた。
半面、一方、省電舎がストップ高。ヒラキ、セブンシーズホールディングス、イサム塗料、冨士ダイス、アピックヤマダなど7銘柄は昨年来高値を更新。ダイトーケミックス、富士ピー・エス、セコニックホールディングスが上げた。
01月20日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=続伸も様子見姿勢が強まった
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は前日終値をはさんで推移した。前引けは前日比1銭高い2787円81銭。米大統領の就任式を控えて様子見姿勢が強まった。決算発表など個別材料の出た中小型銘柄は売買が活況だった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で315億円、売買高は1億1601万株。
個別では、フジタコーポレーション、アール・エス・シー、santecがストップ高。日本ライトンやクルーズ、山王、セルシード、テセックが上昇した。
半面、ティビィシィ・スキヤツト昨年来安値を更新。リーバイ・ストラウス ジャパン、ネクスグループ、山王やイマジニア、IGポートが下落した。
01月20日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=続落、エイトレッドが昨年来安値を更新
・・・続き
東証マザーズ指数は小幅続落した。前引けは前日比0.17ポイント安い965.16だった。
個別ではエイトレッドが昨年来安値を更新。メタップス、そーせい、JIA、イード、AMBITION、セラクが下落した。一方で、ヨシムラ・フード・ホールディングス、TOKYO BASE、ドリコム、インソース、大泉製作所が昨年来高値を更新。カヤック、フィル・カンパニーのほか、リネットJの上昇が目立った。
半面、ティビィシィ・スキヤツト、FCホールディングスが昨年来安値を更新。アイフリークモバイル、ベルグアース、ピープル、SJIや菊池製作、マクドナルドは下落した。
01月20日 銘柄ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
ヤマシンフィルタ <6240> が4連騰
連日で上場来高値を更新した。同社は建機用油圧フィルターの最大手でインフラ整備を重要課題に掲げるトランプ氏の政策への期待感から注目を集めてきた。
景気敏感株はトランプ相場の失速とともに株価は調整する動きとなったが、同社は下げも限定的で上値を追う展開が続いている。
日本ライトン<2703>がストップ高まで買われ、昨年来高値を更新。
一部メディアで「iPhone8用ワイヤレス充電装置のサプライヤーに、台湾の半導体部品メーカーLite−On Semiconductorが加わった」と報じており、台湾ライトン系の電子部品商社である同社に思惑買いが流入している模様。
マイネット<3928>は急騰相場が衰えず反発
スマートフォンゲーム「リビルド事業」などのマイネットは、20日、230円高の3530円と反発している。昨年の12月27日にオンラインゲーム開発のenish<3667>からスマートフォンゲーム「ドラゴンタクティクス」のタイトル買い取りを発表したあと、30日と1月5日にストップ高し、10日には3835円の高値をつけたあと、急騰相場が衰えず再急騰に期待がかかる。
タカタ <7312> が連続ストップ安売り気配。
日経新聞が19日付で「エアバッグの大規模リコール(回収・無償修理)問題に揺れるタカタの有力スポンサー候補2陣営が、いずれもタカタの法的整理を提案していることが18日、明らかになった」と報じたている。
01月20日 相場概況(寄り付き後)
【市況】日経平均 =10時、小幅高 先物の底堅さが支え
[10時概況]
20日10時現在の日経平均株価は前日比52円32銭高の1万9124円57銭で推移している。
・・・続き
外国為替市場での円安・ドル高などを支えに日経平均先物が底堅い動きとなっている。現物株では指数への影響が大きいファストリなどに買いが入っており、相場全体を支えている。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も小幅ながら上昇している。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で5346億円、売買高は5億4219万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は941、値下がりは851、変わらずは208銘柄だった。
日経平均プラス寄与度トップはファナック で、日経平均を8.25円押し上げている。次いでダイキンが4.22円、信越化が3.03円、電通が2.69円、ソフトバンクが2.53円と続く。
マイナス寄与度は2.11円の押し下げでトレンドがトップ。以下、大和ハウス が1.27円、アドテストが1.23円、トヨタ が1円と続いている。
業種別では33業種中22業種が値上がり。1位は保険で、以下、鉱業、石油・石炭、機械と続く。値下がり上位にはパルプ・紙、その他金融、陸運が並んでいる。
株式市場では「国内企業収益の改善期待が買いを誘っている」との声があった。
19日に2016年12月期の業績を上方修正した旭硝子に買いが優勢になっている。東芝も小幅高となっている。ファナック、ダイキン、コマツ、信越化も高い。
半面、トランプ氏の米大統領就任式を前にいったん持ち高を整理するための売りも出ている。トヨタ、ホンダが安い。タカタは気配値がストップ安水準まで下落している。
東証2部株価指数は小幅安となった。安川情報や朝日インテックが下げた半面、省電舎、アピクヤマダが上昇した。
225先物はみずほ・パリバ・モルスタ・JP・日興・野村が買い越し。
アムロ・三菱・メリル・ソジェン・バークレイズ・松井・ドイツが売り越し。
TOPIX先物はソジェン・GS・モルスタ・アムロ・みずほが買い越し。
HSBC・メリル・大和・パリバ・ドイツが売り越し。
外資系等はグノシー(6047)に注目。
テクニカル的にはネクステージ(3186)、モバクリ(3669)、ゼオン(4205)、USS(4732)、JFE(5411)、大特鋼(5471)、日精線(5659)、フジクラ(5803)、フジキカイ(6134)、ヤマシン(6240)、三井海洋(6269)、巴工業(6309)、アドバンテスト(6857)、ジャムコ(7408)、Gセブン(7508)、東京精密(7729)、日写(7915)、兼松サステク(7961)、イワキ(8095)、三益半導体(8155)、商船三井(9104)、川船(9107)、丹青社(9743)が動兆。
01月20日 カタリストコメント
「今年初の3日続伸の可能性」
NYダウは大統領選挙以降で初めての5日続落。
年初からの上昇を打ち消した形。
・・・続き
ジョージ・ソロス氏が「トランプ氏の大統領選勝利以降の株式投資家の陶酔感は不透明感に変わる」と発言。
これが悪材料視された。
もっとも同氏はトランプ当選以降の相場で10億ドルの損失観測。
遺恨のコメントにも聞こえる。
直近のNYダウの下落の主役はゴールドマン。
一方上昇の主役はアップル、ディズニーなど。
「昨年12月の安値(19718ドル)を上回っており再び2万ドルを目指す可能性もアリ」。
そんな声も聞かれる。
大統領選前のS&P9日続落。
就任式前のNYダウ5日続落。
どこか似た構図になってきた。
足元経済指標は悪くない。
新規失業保険件数は前週比1.5万件減の23.4万件。
市場予想の25.4万件を下回って着地。
11月半ばに記録した1973年11月以来43年ぶりの低水準の23.3万件に迫った。
12月の住宅着工件数は11.3%増の年率122.6万戸。
市場予想は120万戸だった。
2016年通年の住宅着工件数は前年比4.9%増の116.64万戸。
「住宅ローン金利が年4%を超える水準に上昇する中でも、住宅市場は堅調さを維持」という解釈。
加えて「労働市場の引き締まりに伴って、集合住宅の需要が拡大。家賃を上昇させた」ともされる。
1月のフィラデルフィア地区連銀業況指数は23.6と前月の19.7から上昇。
2014年11月以来2年ぶりの高水準となった。
次期米政権の財務長官に指名されているスティーブン・ムニューチン氏は承認公聴会でコメント。
「トランプ氏のドル相場に関するコメントは長期的なものを意図したものではなかった。
ドルにとり長期的な力強さは重要になる」。
トランプ氏の過激発言をFRB議長と財務長官候補が止めた格好。
この構図が政権発足後も継続するようにも見える。
「大統領就任式を売りの機会にするという声は多い。
政策実現に至るまでに時間がかかると見込まれるからだ。
だから市場は失速し値固めの段階」という指摘もある。
「相場が態勢を立て直して上昇する前にまずは値下がりすると考えるのが妥当だ」。
こうつけ加えられるとポジショントークに聞こえてくる。
トランプ懸念を来週の米GDPが吹き飛ばすようなシナリオでも良いのかも知れない。
昨日の日経平均は大幅高。
マザーズ指数はマイナス。
空売り比率の38.7%への低下を見れば、外国人投資家の現物買いの産物のように思える展開だった。
円安進行を受けた連日の上昇は今年初の続伸。
「1月5日高値の19615円から1月18日安値18650円まで約1000円幅の下落。
これで調整売りや米大統領就任式への警戒売りなどは一定程度こなした感」との指摘もある。
もっとも米大統領就任式での演説は15分程度。
具体論ではなく建前論が語られるとすれば大きな警戒は不要にも思えてくる。
英国のEU離脱についても「メイのばか」なんてトトロ的な台詞が添えられたがダヴォスでのメイ首相。
「世界中とFTAを結ぶ」構想を語った。
豪州、インドなどとのFTAで「真の国際国家をめざす」というから長期的楽観論につながろう。
駆け込み的にTPP承認通知を送る日本とは大きな違いとなって来た。
シカゴ225先物終値は大証比中比50円安の19050円。
ドル円はムチューチン財務長官候補の「ドル高受容発言」を受けて一時115円台もあった。
25日移動平均(19283円)からのかい離はマイナス1.1%まで縮小。
終値ベースでの昨年末終値19114円の奪還が急務の局面。
改めて発表された1月13日段階の裁定買い残は前週比2487億円減少の1兆6462億円。
邪魔する水準でもない。
売り残は1067億円増加の4857億円。
「勝手雲」の下限19132円で阻まれた上値が気にかかる。
ボリンジャーのマイナス1σ19095円も邪魔だ。
しかし中国GDPの支援頼みでの今年初の3日続伸期待。
昨年は3月まで3日続伸を持ち越したが、今年は早々に決めて欲しいものだ。
国冨は4年ぶりに減少した。
2015年末時点で3290.2兆円。
海外投資家の株式保有が増加し対外負債残高が膨らんだのが理由とされる。
外国人買いに期待する株式市場。
目先的には良いのかも知れないが長い目では国家の弱体化につながることになる。
手放しで外国人投資家を礼賛することは、あまり良いことではない。
国内株式の海外投資家保有率は4分の1。
もうそろそろ自立して闘う時間なのかも知れない。
遠征することに必要になってくるだろう。
因みに・・・。
国民資産残高は2.7%増の1京219.1兆円。
負債残高は4.3%増の6928.9兆円。
1994年以降でともに最大となった。
家計(個人企業を含む)の資産残高は1.1%増の2864.4兆円。
99年の2864.4兆円以来16年ぶりの水準となった。
株価の上昇で増加した金融資産が32.4兆円。
もういい加減に「株式市場悪玉論」が消えても良い筈だ。
市場関係者のコメント。
「3441山王(3441)の急騰劇。
好材料はあるものの、山っ気たっぷりの王様(トランプさん)の登場を祝福しているような(笑)。
相場ってこういうシャレっぽいシグナルを出すことがあります。
株の命はボラですし、変化は相場の栄養分。
乱世の相場。いいじゃないですか。
楽しめる相場は続くと思います」。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
デファクトスタンダード(3545)・・・動兆
デファクトスタンダードに注目する。
同社はインターネットによるリユース衣料品、装飾品の買い取り、販売が中核。
親会社はBEENOS。
リユース事業は「ブランディア」サイトの全面刷新で順調
16年9月からヤフーショッピングへの同時出店を開始。
反騰期待。
(兜町カタリスト櫻井)
01月20日 為替市況コメント
【為替】良好な米経済指標にドルは115円台を回復したが維持は出来ず
・・・続き
[概況]
ドルは114円台後半で揉み合いが続いたが、NY市場に入り発表された米経済指標(新規失業保険申請件数、住宅着工件数、住宅建設許可件数、フィラデルフィア連銀製造業景況指数)は概ね予想を上回る良好な結果で、発表後にドルは115円台に乗せ中盤には当日高値115.635円まで上昇した。
しかしNY株式市場の下落もあって115円台は維持出来ず、最後は+19銭高の114.855円で引けた。またこの日はECB理事会が開催され、ドラギECB総裁は「ECBは刺激策の縮小について議論しなかった」とした事からユーロは一時122円割れまで下げる場面があったがドル高に連れるカタチで反発し、最後は+59銭高で引けた。
ドルは13日以来、一週間ぶりに115円台を回復したが、ここから更なる上昇はトランプ新大統領の就任式を終えて来週以降か。
[提供:カネツFX証券株式会社]
01月20日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■サントリーBF<2587>
アプリ 従業員の健康に配慮した経営に利用拡大
■AMI<3773>
キャリアリンクと提携し建設業界向け検査作業支援開始
■ソフトバンテク<4726>
ドローン空撮動画で点検効率化する新サービス
■ダスキン<4665>
ミスドでアイスの販売拡大 客単価引き上げ目指す
■東洋BENG<4828>
VR活用しVR空間で人の動き検証するシステム開発
■ベル24HD<6183>
問い合わせAIで自動回答するシステム今春発売
■クラリオン<6796>
大規模駐車場で自走し駐車するシステム開発に着手
01月20日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 01月20日号
01月20日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
20日の東京株式市場は、米国株が下げていることもあり、注目イベントを前にしては動きづらい展開が想定される。
・・・続き
週末でもあり模様眺め気分が広がりそうだ。
日経平均株価の予想レンジは、1万8900円−1万9200円を想定する。
現地20日に米大統領の就任式を控えるうえ、週明けの23日からは17年3月期第3四半期(16年4-12月)の決算発表が本格化することもあり、ポジション調整の売りに押される場面もありそう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=115円前後と小動き。為替動向に振らされる展開には注意したい。
シカゴ市場日経平均先物の円建て清算値は、18日の大阪取引所終値比55円安の1万9045円だった。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り840万株、買い1130万株で、差し引き290万株の買い越し。買い越しは2営業日連続。金額も買い越し。
売りセクターに、保険、小売、不動産、情報通信、電機、自動車など。買いセクターに、電機、自動車、小売、陸運など。
【好材料銘柄】
■ボルテージ <3639>
VR・AR・AI技術を用いたモバイルコンテンツ事業を展開する子会社「ボルテージVR」を設立。
■セルシード <7776>
東海大学と今後の軟骨再生シートの臨床開発について基本合意書を結んだ。実用化開発や治験、製造販売承認申請で協力体制を構築。
■アルファポリス <9467>
シリーズ累計35万部を超える人気作「異世界でカフェを開店しました。」を原作とするスマホ向けゲームを来春リリースする。19日付でティザーサイトを公開。
■ドリコム <3793>
17年3月期第3四半期累計(4-12月)経常利益を従来予想の1.3億円→4.5億円に3.5倍上方修正。
■カヤック <3904>
前期経常を26%上方修正・最高益予想を上乗せ。
■AWSホールディングス <3937>
米国にフィリピンのグループ会社を活用したITソリューション事業を展開する子会社を設立。
【主な経済指標・スケジュール】
20(金)
【国内】
通常国会召集
《決算発表》
ジャフコ、東製鉄、光世証、モバファク、ゲンキー
【海外】
第45代米大統領就任式
イエレンFRB議長講演
中国10-12月期GDP(11:00)
中国12月鉱工業生産(11:00)
中国12月小売売上高(11:00)
中国12月都市部固定資産投資(11:00)
《米決算発表》
シュルンベルジェ、ゼネラル・エレクトリック、ロックウェル・コリンズ、カンザスシティ・サザン
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
01月19日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウ5日続落 72ドル安、大統領就任を控え様子見ムード
・・・続き
19日のNYダウ工業株30種平均が5日続落し、前日比72ドル32セント安の1万9732ドル40セントで終えた。
2016年12月8日以来、約1カ月半ぶりの安値となる。5日続落するのは10月下旬から11月上旬にかけての7日続落以来、約2カ月半ぶりだった。
12月住宅着工・建設許可件数が堅調な内容となったほか、週間新規失業保険申請件数が予想より減少したことが好感され、買いが先行した。
20日の米大統領就任式で、トランプ次期米大統領の演説内容を見極めたいとして、様子見ムードが強かった。午後に入ると金融株などを中心に持ち高調整や利益確定目的の売りが膨らんだ。
新政権発足前に、積み上がった買い持ち高を整理する動きが加速した。原油先物相場の上値の重さなどを背景に石油株にも売りが目立った。
ナスダック総合株価指数は反落し、同15.573ポイント安の5540.081で終えた。
セクター別では、運輸や電気通信サービスが上昇する一方で不動産や公益事業が下落した。
金融のバンク・オブ・ニューヨーク・メロンが下落。事業会社の売上高にあたる純営業収益が市場予想を下回った。証券会社が投資判断を引き下げたサプリメント(栄養補助食品)のGNCも大幅安だった。
一方で、動画配信サービスのネットフリックス(NFLX)は、決算で契約者数が予想を大きく上回る増加となり堅調推移。
鉄道のCSX(CSX)は、同業カナディアン・パシフィック鉄道(CP)のCEOが退職し、アクティビスト(物言う株主)と米鉄道の再編に介入することが明らかとなり、大幅上昇。
業界再編期待から同業のカナディアン・パシフィックやノーフォーク・サザン・コーポレーションも高い。追加投資や新規雇用を発表した電気自動車(EV)メーカーのテスラ・モーターズも買われた。
NYダウ工業株30種(ドル)
19,732.40−72.32
S&P500種
2,263.69
ナスダック
5,540.081−15.573
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は小幅続伸した。3月物は前日比35円高の1万9045円で引け、前夜の大取終値を55円下回った。円相場の続落を好感した。
一方、20日にトランプ次期米大統領の就任式を控え、政策の先行き不透明感から米株式が売られ、日経平均先物の上値を抑えた。この日の3月物高値は1万9175円、安値は1万8960円。
シカゴ日経225先物3月限 (円建て)
19045 ( -55 )
シカゴ日経225先物3月限 (ドル建て)
19105 ( +5 )
( )は大阪取引所終値比
【19日の欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7208.44(-39.17)
FTSE100種総合株価指数は反落。前日終値に比べ39.17ポイント安の7208.44で引けた。石油株の下げが指数を押し下げたほか、構成銘柄の約6割が下落した。
BPやロイヤル・ダッチ・シェルなど石油株が売られた。鉱業株も安くなった。
半面、教育事業のピアソンと、たばこのブリティッシュ・アメリカン・タバコは買われた。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 11596.89(-2.50)
ドイツ株式指数(DAX)は小動き。終値は前日比2.50ポイント安の11596.89だった。
アナリストが投資判断を引き下げた鉄鋼のティッセン・クルップが売られた。不動産のボノビアと、消費財のヘンケルも下げた。
一方で、コメルツ銀行とドイツ銀行は買われた。自動車のフォルクスワーゲンはアナリストによる株価目標引き上げなどが好感され上昇した。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 4841.14(-12.26)
01月19日 マーケットコメント
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
日経平均は円安進行を受け連日の上昇。続伸は今年初となる。
・・・続き
終値は前日比177円高の1万9072円。
日経平均は一先ず1万9000円を回復したが、日中は狭いレンジでの取引だった。
物色の流れをみると、トランプ政権に対する不透明感が根強いものの、20日の就任式を通過することによるアク抜けも意識されてくる可能性があり、売り方の買い戻しから底堅い相場展開といったところか。
また、円安が一段と進むかどうかが注目される。115円どころは心理的節目でもあり、あっさり回復するような動きがあれば、明日の日本株にも好影響が期待できる。
日経平均株価が、心理的なフシ目の1万9000円台を回復し、5日移動平均線(1万9032円=19日)も上回ったことは、調整を長引かせないという面で意義がある」との見方が出ていた。
投資部門別売買動向=外国人、現物は3週連続の買い越し
1月第2週(1月10−13日)の投資部門別売買動向(東京・名古屋2市場、1、2部など)は、外国人投資家が1105億7399万円と3週連続で買い越した。
個人は67億1437万円と10週ぶりの買い越し、信託銀行は255億9068万円と5週連続売り越し。事業法人は67億8310万円と3週ぶりの買い越しとなった。
自己・個人・外国人・信託の4主体を現物と先物で合計した、より純粋な投資家動向は外国人が10週ぶりの売り越し、個人は10週ぶりに買い越した。信託銀は2週ぶりの売り越し
01月19日 為替市況コメント
【為替】米ドル円は114円台で、高値圏を維持。
・・・続き
[概況]
19日、東京外国為替市場の米ドル円は、一時114.985円まで上昇した。NY時間において、イエレン米FRB議長が、自身を含めたFRB当局者は、2019年にかけて、毎年数回、金利を引き上げていくと予想しているとし、金利水準は長期的に持続可能な3%に近づくとの見通しを示した。
これらを受け、米ドル円は114円台後半まで上昇している。本日、東京時間では、トランプ氏の大統領就任演説を明日に控えて、高値圏で膠着感が強まっている印象だ。テクニカル的には一目均衡表転換線(115.083円)付近が上値付近に控えており、このラインを抜け切れるか注目したい。
[提供:カネツFX証券株式会社]
01月19日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=続伸177円高 円安で主力株に買い
【大引け概況】
19日の日経平均株価は続伸した。終値は前日比177円88銭高い1万9072円25銭だった。
・・・続き
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米国時間18日のイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の講演での発言を受け、外国為替市場で円相場が1ドル=114円台後半まで急速に下落した。
採算改善期待から主力の輸出関連株に見直し買いが入ったほか、株価指数先物を中心に売り方の買い戻しも膨らみ、上げ幅は一時200円を超えた。
後場寄り直後の日経平均は急速に伸び悩み、1万9000円を下回る場面もあった。高値では戻り待ちの売りに押され、上値は重かった。
市場では、「現地20日の米大統領の就任式を通過するまでは、積極的に手掛けづらいが、日銀のETF(上場投資信託)買いや、個人が昨年末までに現金化した資金が控えており、押し目を拾う動きが続きそう」との声が聞かれた。
JPX日経インデックス400は続伸し、前日比131.78ポイント高の1万3695.53だった。東証株価指数(TOPIX)も続伸し、14.29ポイント高の1528.15だった。
東証1部の出来高は22億5444万株、売買代金は2兆2666億円。騰落銘柄数は値上がり1546銘柄、値下がり364銘柄、変わらず94銘柄だった。
業種別では33業種中30業種が上昇し、下落は鉱業、石油・石炭、小売の3業種にとどまった。値上がり率1位は海運で、以下、銀行、水産・農林、パルプ・紙、輸送用機器、非鉄金属と続いた。
日経平均プラス寄与度トップはファナックで、日経平均を28.97円押し上げ。次いでソフトバンクが10.01円、ホンダが6.52円、テルモが6.14円、KDDIが5.53円と続いた。
マイナス寄与度は3.53円の押し下げでセブン&アイがトップ。以下、ファストリが2.69円、東芝が1.77円、ディー・エヌ・エーが0.83円、明治HDが0.38円と並んだ。
個別では、ファナックが昨年来高値を付けた。信越化やソフトバンク、三菱UFJ、第一生命が買われた。19日にエンルート(埼玉県ふじみ野市)と産業用ドローンの製造並びにAI・情報通信システムなどの共同開発で業務提携したと発表したモバクリが4日ぶりに急反発。その他では、サクセスHD、松竹、ダイセキS、巴工業、山一電機などが高い。
半面、セブン&アイや電通が売られた。武田や明治HDも下げた。19日付の日本経済新聞で、有力スポンサー候補2陣営が法的整理を提案していると報じられたタカタが、ストップ安配分で取引を終えた。その他では、東芝、ジーンズメイト、航空電子、デザインワン、インターワークスなどが安い。
東証2部株価指数は、前日比48.11ポイント高の5338.44ポイントと4日ぶり反発した。
個別では省電舎がストップ高。フュートレック、あじかん、ラクト・ジャパン、セブンシーズホールディングス、三機サービスなど9銘柄は昨年来高値を更新。日本化学産業、櫻島埠頭、クロスプラス、東洋刃物、サンコーテクノが買われた。
一方、日本ケアサプライ、アドテック プラズマ テクノロジー、富士ピー・エス、図研エルミック、マーキュリアインベストメントが売られた。
01月19日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=続伸、投資家心理が改善
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は小幅に続伸した。終値は前日比1円48銭高い2787円80銭だった。円安進行を背景に主力株が買い戻される中、新興市場の投資家心理も改善した。ただ、大型株に比べると買いの勢いは鈍かった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で669億円、売買高は2億4541万株だった。
主要銘柄で構成するJASDAQ―TOP20は反落した。
個別では、特許取得の発表後から急騰している山王はきょうも上昇し、5営業日連続のストップ高となった。フジタコーポレーション、イマジニアもストップ高。石井工作研究所は一時ストップ高と値を飛ばした。シイエム・シイ、平安レイサービス、ライフフーズ、メガネスーパー、フジコーなど13銘柄は昨年来高値を更新。ヤマウ、エヌジェイホールディングス、リーバイ・ストラウス ジャパン、ソフトフロントホールディングス、三ッ星が買われた。
一方、ナガオカがストップ安。ティビィシィ・スキヤツト、シャクリー・グローバル・グループは昨年来安値を更新。明豊エンタープライズ、IGポート、T&Cメディカルサイエンス、santec、AKIBAホールディングスは値下がり率上位に売られた。
01月19日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=反落、、指数への寄与度が大きい銘柄下げ
・・・続き
東証マザーズ指数は反落した。終値は前日比6.49ポイント安い965.33だった。為替市場の円安を受けて東証1部市場が堅調に推移。新興市場も前場は連動して買われていたが、後場は東証1部銘柄への資金移動もあってマイナス転落した。
ミクシィやそーせいなど、指数への寄与度が大きい銘柄が軒並み下げた。
個別ではイノベーション、UMNファーマが昨年来安値を更新。Gunosy、ベステラ、AMBITION、エニグモ、フリークアウト・ホールディングスが売られた。
一方、サイバーステップがストップ高。トライステージ、ヨシムラ・フード・ホールディングス、TOKYO BASE、インソース、マルマエなど7銘柄は昨年来高値を更新。グレイステクノロジー、シリコンスタジオ、フィル・カンパニー、セラク、ストライクが買われた。
01月19日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を6銘柄更新しました。
[6309]巴工業
[7600]日本エム・ディ・エム
[9419]ワイヤレスゲート
[8508]Jトラスト
[4674]クレスコ
[3036]アルコニックス
01月19日 アフターランチ
「想像」
瞬時瞬時に値を付ける株価。
一刻ごとに増加する売買高。
・・・続き
表面だけを見ていると、機械的に動いて勝手に売買が出来ているかに映る。
しかし、その株価形成の原点である注文の背景にあるのはそれぞれの参加者の思いに他ならない。
「儲けたい。損したくない」は当たり前。
「この材料で上がると思ったのに。あの時は良い株と思ったのに」。
売る人にとってはその銘柄を持ち続けた経験と時間が瞬時に走馬灯のように甦っているかも知れない。
「この株で借金を返す」。
「この株で車を買い替える」。
「この株でリフォームする」。
「この株で学費を捻出する」。
さまざまな複雑な思いと願いを乗せたオーダーが市場を飛び交っているのが現実。
アルゴなんて機械だけの動きの市場では決してない。
想念、願望、了見、夢、希望、憧憬、野心、期待、光明、志。
あるいは絶望、残念、失望、諦念、悲観、自棄。
多くの銘柄の売買の背景にあるこれらの想念。
「一旗あげたい。
持ち株は相場の中心にいて欲しい。
株価が人生の主人公であることのオルタナティブ」。
兜町の空を漂っている筈である。
ひょっとするとパソコンをつないでいるケーブルの隙間かも知れない。
それを忘れて市場を観測するのはある意味失礼でもあろう。
市場に必要なのが「創造」であることは間違いない。
でも「想像」も必要である。
企業とか銘柄は言って触って見て聞いて見ないとなかなかわからないもの。
先日取材した会社で言われたこと。
「アナリストは良く来ますが、株式評論家が来たことはありません。
兜町あたりでデスクに座って決算短信やチャートを見て文章を書いているのかと思ってました」と。
それで仕事が成り立つのならば独特の感性を持ったプロと言える。
しかしそんなことは滅多にないものである。
昨日取材に行ったのは目黒のハイアス・アンド・カンパニー(6192)。
昨年4月にマザーズに上場した。
HPには「住宅による資産形成を支える会社」とある。
「個人が住宅不動産を納得、安心して取得(購入)、居住(運用)、住替え(売却)できる環境をつくる」。
これらの言葉の意味するものは奥深い。
社名の「HyAS」は「Hyper Asset Solutions(資産問題の超解決)に由来。
単なる住宅販売会社と捉えると見間違るかも知れない。
確かに資産価値を高める作業の一環としてデザイナーズ注文住宅提供事業パッケージ「R+hause」や
デザイナーズ企画住宅提供事業パッケージ「アーキテクチュアル・デザイナーズ・マーケット」、
断熱・省エネ住宅などを提供している。
しかし真髄は全国全国の工務店や不動産仲介業者などのネットワーク化だろう。
「ソリューション提案型コンサルティング会社。
住宅不動産業界のイノベーションを先導し先進的なビジネスモデルと経営効率化手法の調査・開発から導入・教育までのプラットホームの提供」。
こうすると同社の姿が別の映像に見えてくる。
全国のエリア充足率は5割超。
全国ほとんどの地域に同社のコンセプトが浸透するには十分な数字だ。
そしてこの事業のメンバーのほとんどは地方の中小企業。
政策が向かっている「地方創成」のテーマつまり国策に即した事業となる。
「エンドレスに住宅の資産価値を高める」ためには当然住宅の履歴などを残しておく必要もでてこよう。
これは同社のビジネスフィールド。
そして「消費者優位のビジネスモデル」の創造作業は旧来の供給モデルから脱却した無駄を省いた生産性の向上につながってくる。
そのためには住宅提供者と購入者の情報格差を縮小する作業も同社のフィールド。
昨年10月に提供を開始したのは「不動産相続の窓口」。
家計資産の移転が進むことで活性化している相続市場への切り口として期待される。
つまり「顧客ニーズに則った最適化商品の提供」というのが実は同社の本筋。
その延長線上には現物の住宅のみならず不動産小口化商品の展開なども期待できよう。
最大資産の最大活用というあり方が顧客と工務店などと同社のウィンウィンの関係のゴールと見えてくる。
久々に「みいつけた」という印象。
(櫻井)
01月19日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価は前場終値近辺での推移
・・・続き
[後場概況]
19日後場の日経平均株価は前日比171円37銭高の1万9065円74銭で寄り付いた。
日経平均株価が前場終値近辺での推移となっている。
外国為替市場では、1ドル=114円60銭台での推移。アジアの主要株式市場は、高安まちまちの値運びとなっている。
日経平均は5日線を辛うじて上回っての推移が続いている。
トランプ政権に対する不透明感が根強いものの、20日の就任式を通過によるアク抜けも意識されてくる可能性があり、売り方の買い戻しから底堅い相場展開が期待されそうだ。
01月19日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=続伸、円安進行を好感して上値指向に
19日午前の日経平均株価は続伸した。午前の終値は前日比176円93銭高い1万9071円30銭だった。
・・・続き
外国為替市場でドルが買い戻され、1ドル=114円台後半まで急速に円安方向に振れたことを受けて、リスク選好の流れが戻り主力株をはじめ広範囲に買いが優勢となった。
このところ売られていた銘柄への見直し買いや売り方による買い戻しも膨らみ、上げ幅は200円を超える場面があった。
イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長は18日(米国時間)の講演で「2019年末まで、金利を年2、3回のペースで引き上げる」と述べた。利上げペースが速まり、日米金利差が拡大するとの思惑が円売り・ドル買いの動きを強め、輸出株買いにつながった。長期金利の上昇を受けて銀行や保険株も買いを集めた。
ただ、20日のトランプ次期米大統領の就任演説を控える。発言内容への警戒感も強く、買い一巡後は様子見気分も広がり、一段の上値は重かった。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も続伸した。
前引けの東証1部の売買代金は概算で1兆477億円だった。売買高は10億8214万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1509と全体の75%を占めた。値下がりは369、変わらずは125だった。
個別では、トヨタ、ソフトバンクグループ、NTTなどが上昇した。三菱UFJなどメガバンクが堅調、第一生命HDも高い。日電産は昨年来高値を、信越化は上場来高値を更新した。
一方、米原子力発電事業の損失が最大で5000億円程度を超える可能性が出てきたと伝わった東芝は一時17%安となった。原油先物相場の下落を受け、国際石開帝石や出光興産も下げた。ユーグレナ、セブン&アイが安い。任天堂、ディー・エヌ・エーも軟調、ユーグレナが大幅下落となったほか、さくらインターネット、HOYAなども安い。
東証2部株価指数は反発した。東証2部指数は前日比56.62ポイント高の5346.95ポイントと反発。
個別では、省電舎がストップ高。フュートレック、あじかん、ラクト・ジャパン、シャープやラオックスが上げた。一方、シード、ユニバンス、富士ピー・エス、安川情報が下げた。
01月19日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=小幅続伸。山王には今日も買い
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は小幅に続伸した。
前引けは前引けは前日比2円41銭高い2788円73銭となった。 円安進行を背景に主力株が上昇する中、投資家心理が強気に傾いた。ただ大型株に買いが向かい、新興株の上昇は小幅にとどまった。好材料の出た銘柄を中心に買いが入った。
ジャスダック市場の売買代金は概算で408億円、売買高は1億4535万株。
個別では、フジタコーポレーション、イマジニアがストップ高。前日ストップ高の山王やテリロジーにきょうも買いが入り、スマートフォンゲームの制作を発表したイマジニアが上昇した。 半面、SJIやIGポート、ナガオカは下落した。
01月19日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=小幅反発、マイネットやリファインVが上昇
・・・続き
東証マザーズ指数は小幅に反発した。前引けは前日比1.72ポイント高い973.54だった。
個別では、トライステージ、ヨシムラ・フード・ホールディングス、TOKYO BASE、インソース、マルマエなど6銘柄が昨年来高値を更新。 一方で、イノベーション、UMNファーマが昨年来安値を更新。Gunosyやそーせい、メタップスは下落した。
01月19日 相場概況(寄り付き後)
【市況】日経平均 =10時、194円高、1万9000円台でもみ合い
[10時概況]
19日10時現在の日経平均株価は前日比194円65銭高の1万9089円02銭で推移している。
・・・続き
外国為替市場で円相場が引き続き1ドル=114円台後半で推移しており、円安進行を好感して日経平均先物などに買いが続いている。ただ、1万9100円台まで上昇する場面では戻り待ちの売りも目立ち、上値はやや重い。
JPX日経インデックス400、東証株価指数(TOPIX)も高い水準での推移が続いている。
現物株の売買については「ここ数日は静か」との指摘があり、先物主導の展開との見方が多い。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で6381億円、売買高は6億4135万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1645と全体の82%を占めた。値下がりは243、変わらずは108だった。
業種別では33業種中31業種が上昇し、下落は鉱業、石油・石炭の2業種のみ。値上がり率1位は海運で、以下、銀行、電気・ガス、保険、空運、情報・通信と続いている。
日経平均プラス寄与度トップはソフトバンク で、日経平均を16.58円押し上げている。次いでファナック <が16.12円、KDDIが11.51円、テルモが6.14円、東エレクが5.56円と続く。
マイナス寄与度は1.92円の押し下げでファストリがトップ。以下、東芝 が1.41円、セブン&アイが1円、ディーエヌエが0.96円、昭和シェルが0.5円と続いている。
個別では、三菱UFJなど銀行株の一角が高く、保険株も上げ幅を広げている。トヨタなど自動車株も引き続き高い。リクルートや信越化は昨年来高値をつけた。一方、東芝が一段安。任天堂も安い。HOYAやセブン&アイも売りに押されている。
東証2部株価指数は反発。シャープとラオックスが上げ、Jトラストと安川情報が下げた。
225先物はGS・三菱・みずほ・JP・ドイツ・SBIが買い越し。
モルスタ・ソジェン・クレディ・アムロ・バークレイズ・シティが売り越し。
TOPIX先物はドイツ・野村・みずほ・三菱・大和・ソジェンが買い越し。
JP・モルスタ・GS・メリル・クレディが売り越し。
外資系等はソフトバンク(9984)、KHネオケム(4189)に注目。
テクニカル的にはキャンドゥ(2698)、ダイニック(3551)、出光(5019)、東製鉄(5423)、サクセス(6065)、富士電機(6504)が動兆。
01月19日 カタリストコメント
「今日明日は踏ん張りどころ」
NY株式はダウが4日続落。
NASDAQとS&P500が反発とマチマチの動き。
・・・続き
12月の消費者物価指数(CPI)が2年半ぶりの大きな伸びを示したことを好感。
またFRBのイエレン議長が「緩やかな利上げを実施していくことは理にかなっている」とコメント。
これを受けてドル高、債券安の動き。
金融・通信などのセクターがS&P500の上昇をけん引した格好。
ほとんど材料視はされない地区連銀経済報告(ベージュブック)。
「製造業の回復に伴い、労働力の確保が困難な状況が全国的に広がっている。
企業投資も拡大しており、安定的な経済成長の兆しが見られる」で通過した。
「週末のトランプ大統領就任式を控えての揺り戻しの揺り戻しみたいな時間帯」という指摘もある。
「一息入れて、どのような政策環境が整ってくるのか様子見」という声も聞かれる。
VIX(恐怖)指数は12.46と低水準。
ロンドンFTと独DAX指数は揃って3日ぶりの反発。
「14時過ぎからの上昇加速は欧州経由の買い」という観測も聞かれた昨日の東京株式。
昨年12月21日から続いていた「3日続落1日反発」のリズム。
「2日続落→反発」のリズムに変化したのかも知れない。
もっとも2日で470円下げての80円戻しではやや物足りなさは残る。
とはいえ、トランプ当選以来の相場過熱感は払拭された格好。
騰落レシオ(25日移動平均)は3.93ポイント低下し97.35%。
昨年9月20日以来、約4カ月ぶりに100%を下回った。
12月15日には165.65%まで上昇。
買われ過ぎからニュートラルの水準まで戻してきたことになる。
ストキャスは14.57、RSIは37.56、RCIは19.51といずれも低水準。
ボリンジャーのマイナス2σ18895円を下回ったところで昨日は戻したとも考えられる。
信越化学の8年半ぶりの上場来高値更新や鉄鋼セクターの堅調さ。
市場マインドのポジ転換の兆しか知れない。
メイ首相のEU強硬離脱演説でもポンドは一段安とならなかった。
トランプ氏の「対人民元でドル高」発言も極端な円安批判とならず。
日銀の年初から5回目。
3日連続のETF買いが3日目にして少しは効いたという側面はあろう。
不思議なことに水曜日は年初から3連勝。
今年は4勝しかしていないので水曜高のアノマリーは顕著である。
シカゴ225先物終値は大証日中比180円高の19010円と19000円台。
とはいえ25日移動平均は19280円とまだ上にある状態。
25日線=人気線を上回るほどの投資心理はまだ熱くないということになる。
まずは4日ぶりの5日線(19045円)奪還に期待というところ。
先週末のSQ値(19182円)に対しては1勝3敗。
今日負けると(前日比マイナスになると)1勝4敗と負け越しになる。
その意味では今日明日は踏ん張りどころ。
昨年11月の対米証券投資統計。
海外投資家による米財務省証券投資は2億ドルの売り越し。
中国の米国債保有高は約660億ドル減の1兆0490億ドル。
減少は6カ月連続。
日本の保有高は1兆1080億ドル。
外国勢では2カ月連続の首位をキープした。
海外投資家による米長期有価証券投資は、308億ドルの買い越し。
前月の買い越し額は93億ドルだった。
短期国債を含む、対米証券投資は237億ドルの買い越し。
どの通貨で運用するかでは11月時点でやはりドルの優勢ということになる。
その米国債売りの中国。
習近平国家主席はジュネーブの国連欧州本部で演説。
「中国は常に人々の権利と利益を何にも増して重視している。
人権の発展と順守に心血を注いできた。
中国は決して拡張、覇権、勢力範囲を追求するつもりはない。
米国とは重要な国家関係の新たなモデル作りを目指す。
ロシアとは包括的な戦略協調関係を構築したい」。
いつもは少し変に聞こえる中国首脳のコメントが常識的に聞こえる。
トランプ氏の異常さの影響だろうか。
ダヴォスの饗宴で繰り広げられているのは「第四次産業革命とAI」。
ビッグデータと連動した活用が探られている。
記憶に残るのはインドのIT大手のCEOシッカ氏の言葉。
「AI全盛時代における人間の競争力は創造性だ」。
株式市場でいつの時代も求められてきたのがこの「創造性」。
AIとの勝負に負ける訳にはいかないだろう。
気になるのは安部首相の動向。
昨夜は新宿のフレンチ「オテル・ドゥ・ミクニ」。
情報官と外務省欧州局長、そして前財務次官。
欧州の話題は英国動向なのだろうが、前財務官の同席理由は見えない。
そして約3時間という長い時間の宴席。
何があるのだろうか。
裁定買い残を調べていたら・・・。
東証のHPの記載。
↓
「2017年01月10日〜01月13日売買分」のデータを掲載しておりましたが
内容を精査する必要が生じたため、ファイルを削除いたします。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
グレイステクノロジー(6541)・・・動兆
グレイステクノロジーに注目する。
同社は昨年12月にマザーズ上場。
マニュアル制作・管理に専門特化したクラウド・サービスが中核。
様々な「紙」のドキュメントの「電子化」の流れは追い風。
コスト削減効果を背景とした国内大手メーカーの「e-manual」の導入拡大。
リバウンド期待。
(兜町カタリスト櫻井)
01月19日 為替市況コメント
【為替】米ドル円は113円台まで反発。
・・・続き
[概況]
18日、東京外国為替市場の米ドル円は、一時113.450円まで値を戻す展開となった。
トランプ次期大統領のドル高けん制発言などを受け、米ドル円は112円台まで円高の水準となった。
本日、東京時間では円高が一巡し、米ドル円は再び113円台まで反発する動きとなっている。現在、欧州時間に入り、米ドル円は113.140円付近でやや上値が重く、113円台を維持できるか注目したい。
この後は、22:30に12月米消費者物価指数(予想:前年比2.1% 前回:前年比1.7%)など米経済指標発表のほか、5:00にイエレン米FRB議長の講演などが予定されている。
[提供:カネツFX証券株式会社]
01月19日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■大和ハウス<1925>
家庭用植物栽培ユニット試作 1カ月で葉菜類育成
■CTC<4739>
セキュリティー対策を無償で評価するサービス開始
■カネカ<4118>
低分子化抗体を低コストで精製する技術開発
■OKI<6703>
基板上の番号を自動で読み取り台帳作成する技術開発
■小糸製<7276>
車ヘッドランプの照射角を自動制御する電子ユニット開発
■日バルカー<7995>
省エネ性高い大光量LED照明を中国メーカーと開発
■住友商<8053>
昆虫や微生物を用いて害虫防除する生物農薬販売拡大
■日ユニシス<8056>
地銀向け勘定システム アプリなどと接続可能に
01月19日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 01月19日号
01月19日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
19日の東京株式市場は円安を好感して買い優勢の展開が想定される。
・・・続き
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、18日の大阪取引所終値比180円高の1万9010円だった。株価指数先物を中心に同清算値にサヤ寄せするスタートとなろう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=114円台の半ばと円安に振れている。対ドルでの円安を受け、買い戻す動きもみられるだろう。
買い一巡後は、現地20日に、トランプ次期米大統領の就任式を控えることから、模様眺め気分が広がり上値が重くなる可能性もあるが、急激な円高の流れが止まったことに対する安心感が楽観ムードを醸成し、強い動きが続くことも予想できる。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り870万株、買い1230万株で、差し引き360万株の買い越し。買い越しは5営業日ぶり。金額も買い越し。売りセクターに、電機、小売、機械、ゴム、化学、精密、その他製品、商社など。買いセクターに、サービス、銀行、通信、化学、機械、情報通信、陸運、小売など。
【好材料銘柄】
■省電舎 <1711>
東芝ITサービス、NTTスマイルエナジーと組み、太陽光発電メンテナンス事業を開始。
■ラオックス <8202>
「SMAPの元チーフマネジャー・飯島三智氏が昨年12月21日、ラオックスの関係者が立ち上げていた新会社の代表取締役に就任」と週刊文春に掲載。
■ブロードバンドタワー <3776>
東京都千代田区に5GモバイルなどIoTを利用対象とする情報通信インフラに対応したデータセンターを開設する。
■シライ電子工業 <6658>
自動車の電装化進展による需要拡大に伴い、滋賀県野洲市にある三上工場敷地内にプリント配線板の新工場を建設する。投資額は15.7億円。
■トライステージ <2178>
2月28日現在の株主を対象に1→4の株式分割を実施する。最低投資金額は現在の4分の1に低下する。
■オンコセラピー・サイエンス <4564>
導出先の大塚製薬がペプチドワクチン製剤「OCV-C02」を用いた大腸がんに対する第1相臨床試験を実施。安全性・認容性が高く、免疫反応を示すことが確認された。この試験結果が米国臨床腫瘍学会消化器がんシンポジウムでポスター発表された。
予想レンジ:1万8800円−1万9100円(18日終値1万8894円37銭)
【主な経済指標・スケジュール】
19(木)
【国内】
12月首都圏新規マンション発売(13:00)
5年国債入札
《決算発表》
安川情報、津田駒、リーバイス
【海外】
ECB定例理事会(ドラギ総裁会見)
米12月住宅着工件数(22:30)
米12月建設許可件数(22:30)
米1月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数(22:30)
米10年インフレ連動国債入札
米次期財務長官の公聴会
イエレンFRB議長講演
《米決算発表》
IBM、アメリカン・エキスプレス、BB&T、バンク・オブ・ニューヨーク・メロン
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
01月18日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウ4日続落し22ドル安、主要小売決算への警戒感広がる
・・・続き
18日のNYダウ工業株30種平均は4日続落した。
終値は前日比22ドル05セント安の1万9804ドル72セントだった。
ダウ平均が4日続けて下げるのは昨年11月8日の米大統領選以降で初めて。
朝方は原油安に加えて、年末商戦での売上不振や投資判断を引き下げられた小売セクターが嫌気された。
堅調な12月消費者物価指数や鉱工業生産指数が好感されたものの、イエレン議長の講演やオバマ大統領の最後の記者会見などを控えて小動きとなった。引けにかけてハイテクセクター主導でやや上げ幅を拡大する展開となった。
NY原油先物相場が1バレル51ドル台に下落したのを受け、エクソンモービルやシェブロンといった石油株が売られた。輸入品への税負担を重くする国境税導入の実現が遠のいたとの見方から前日に上げたウォルマート・ストアーズなどの小売株が下げたことも市場心理を冷やした。
しかし、相場の下値も限定的だった。ゴールドマンなど米銀大手の一角は売られたものの、四半期決算で業績改善が鮮明なうえ、この日は米長期金利の下げが止まったことが好感されて金融株全体は上昇。これから四半期決算の発表が本格化する事業会社の業績への期待も根強く、積極的な売りは乏しかった。
ナスダック総合株価指数は反発し、前日比16.927ポイント高の5555.654で終えた。フェイスブックやアマゾン・ドット・コムといった主力株は軟調に推移する場面が目立ったが、バイオ製薬や半導体株が買われて指数を押し上げた。
セクター別では、半導体・半導体製造装置や保険が上昇する一方で耐久消費財・アパレルや電気通信サービスが下落した。
ディスカウントストアのターゲット(TGT)は通期の利益見通しを引き下げ、下落。年末商戦期にあたる昨年11〜12月の販売が苦戦し、業績見通しを引き下げたことを嫌気した売りが膨らんだ。ゴールドマンサックス(GS)やシティグループ(C)は予想を上回る決算を発表したものの売りに押された。
一方で、製薬のイーライ・リリーが高い。同業のコルシド・ファーマシューティカルズを総額9億6000万ドル(約1100億円)で買収すると発表し、将来の収益拡大を見込んだ買いが優勢だった。ハードディスクのウエスタン・デジタル(WDC)は、分社化が検討されている東芝のメモリー事業への出資交渉が報じられ、上昇した
NYダウ工業株30種(ドル)
19,804.72−22.05
S&P500種
2,271.89+4.00
ナスダック
5,555.654+16.927
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は反発し、1万9000円台を回復した。3月物は前日比290円高の1万9010円で取引を終えた。18日の大阪取引所の終値を180円上回った。
17日までの円高進行が一服し、買われた。この日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続落したものの、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数が反発したことも買いを支えた。
この日の3月物高値は1万9025円、安値は1万8625円だった。
シカゴ日経225先物3月限 (円建て)
19010 ( +180 )
シカゴ日経225先物3月限 (ドル建て)
19060 ( +230 )
( )は大阪取引所終値比
【18日の欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7247.61(+27.23)
FTSE100種総合株価指数は3営業日ぶり反発。前日終値に比べ27.23ポイント高の7247.61で引けた。構成銘柄の約6割が上昇した。
前日下落した石油株、医薬品株、たばこ株が値ごろ感から買い戻され、小幅ながら軒並み上昇して引けた。
一方で教育事業のピアソンが30%近くの大幅安となり、相場の重荷になった。保険株と航空株も売りに押された。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 11599.39(+59.39)
ドイツ株式指数(DAX)は反発。終値は前日比59.39ポイント(0.51%)高の11599.39だった。構成銘柄の約8割が上昇した。
アディダスと医薬・農薬大手のバイエルが高かった。電力株も堅調。一方で、前日上昇した航空のルフトハンザ、工業用ガスのリンデが利益確定の売りで下落した。ミュンヘン再保険は続落した。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 4853.40(-6.29)
01月18日 マーケットコメント
01月18日 為替市況コメント
【為替】米ドル円は113円台まで反発。
・・・続き
[概況]
18日、東京外国為替市場の米ドル円は、一時113.450円まで値を戻す展開となった。
トランプ次期大統領のドル高けん制発言などを受け、米ドル円は112円台まで円高の水準となった。
本日、東京時間では円高が一巡し、米ドル円は再び113円台まで反発する動きとなっている。
現在、欧州時間に入り、米ドル円は113.140円付近でやや上値が重く、113円台を維持できるか注目したい。
この後は、22:30に12月米消費者物価指数(予想:前年比2.1% 前回:前年比1.7%)など米経済指標発表のほか、5:00にイエレン米FRB議長の講演などが予定されている。
[提供:カネツFX証券株式会社]
01月18日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=80円高、3日ぶり反発 円高一服を好感 海外勢が押し目買い
【大引け概況】
18日の日経平均株価は3営業日ぶりに反発した。
・・・続き
本日のマーケット動画
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終値は前日比80円84銭高の1万8894円37銭だった。
きょうの東京株式市場は、安く始まったもののその後は下値を拾う動きが優勢となった。
英国のEUからのハードブレグジット懸念で金融市場が動揺、また、トランプ次期米大統領のドル高牽制発言などが円高を誘発し朝方は外国為替市場で1ドル=112円台に入るなど急速な円高が嫌気され、運用リスクを回避する展開だった。
午後に外国為替市場で円高進行が一服し、投資家心理が改善した。株価指数先物への買い戻しが増え、現物株への裁定買いを誘った。
「目先の調整が一巡したとの見方から海外投資家の買いが入った」との声があった。日経平均は前日までの2日間で約470円下げていたため、下値では短期的な自律反発を見込んだ買い戻しも入りやすかった。
JPX日経インデックス400は3営業日ぶりに反発し、47.45ポイント高の1万3563.75で終えた。東証株価指数(TOPIX)も3営業日ぶりに反発した。終値は4.76ポイント高の1513.86だった。
東証1部の売買代金は概算で2兆2282億円、売買高は18億1826万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は929、値下がりは928、変わらずは145だった。
個別では、業績改善への期待が根強い信越化が買われ、2007年7月13日以来およそ9年半ぶりに上場来高値を更新した。鋼材の値上げを表明した新日鉄住金のほか、JFEや神戸鋼など鉄鋼株にも買いが集まった。トヨタや富士重、ホンダなど自動車株の一角も上昇した。
JXホールディングスも値を上げた。前日ストップ高のジーンズメイトが人気を継続、イー・ガーディアンも高い。竹内製作所も上昇した。
半面、任天堂が小安く、武田や大日本住友、エーザイなど医薬品株が売られた。住友ゴやブリヂストンなどゴム製品も安い。三菱UFJやソニー、菱地所が下落した。
エイチ・アイ・エスが値を下げ、パソナグループ、ダイヘンなども安い。電通<4324.T>が下値模索の展開となったほか、タカタも下落、日本航空電子工業も売りに押された。
東証2部株価指数は前日比1.23ポイント安の5290.33ポイントと小幅に3日続落した。
個別では、シャープ、フライトHD、マーキュリアが下落した。一方、エスビー食品、あじかん、ジャパンミート、セブンシーズホールディングス、三機サービスなど6銘柄が昨年来高値を更新。Jトラスト、北日本紡績、アピックヤマダ、
01月18日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=3日ぶり反発、投資家心理が改善
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は小反発だった。
終値は前日比3円10銭高い2786円32銭だった。午前は方向感に乏しかったが、午後に入って日経平均株価が急速に上げ幅を拡大すると投資家心理が改善し、新興株にも買いが優勢になった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で728億円、売買高は2億6871万株だった。
個別ではフジタコーポレーション、山王、ユークス、ナガオカがストップ高。シイエム・シイ、フィスコ、テリロジーが上昇した。
半面、ティビィシィ・スキヤツト、FCホールディングス、シャクリー・グローバル・グループが昨年来安値を更新。SJIやアイフリーク、菊池製作、精工技研は下落した。
01月18日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=3日ぶり反発、押し目買い
・・・続き
東証マザーズ指数は小反発した。終値は前日比6.66ポイント高い971.82だった。
為替市場の円高進行を受けて東京市場全般が不安定な値動きとなる中、新興市場も不安定な地合いだった。後場に入り、東証1部市場と同様に安心感が広がった。
個別ではサイバーステップ、大泉製作所がストップ高。日本ファルコムは一時ストップ高と値を飛ばした。Gunosy、そーせい、ベステラ、ヨシムラ・フード・ホールディングス、TOKYO BASEが上昇した。
一方でメタップスやアスカネット、サイバダイン、エルテス、エイトレッド、イノベーション、UMNファーマは下落した。
01月18日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価はやや下落幅を拡大
・・・続き
[後場概況]
18日後場の日経平均株価は前日比56円99銭安の1万8756円54銭で寄り付いた。
日経平均株価がやや下落幅を拡大している。外国為替市場では、1ドル=113円を挟んでの推移。アジアの主要株式市場は、高安まちまちの値運びとなっている。
直近の大幅な下げに対する自律反発も意識されやすい水準であるほか、20日のトランプ大統領就任を控えていることも手掛けづらくなっている。
値上がり率上位では、東証2部、JASDAQ、マザーズなど中小型株が目立つ。
個人主体による短期的な値幅取り狙いが中心とみられるが、値動きの軽い銘柄等に引き続き資金が向かいやすいとみられる。
ランチバスケットは6件、24.31億円。
差し引き10億円の売り越しとの観測。
01月18日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を6銘柄更新しました。
[6837]京写
[2404]鉄人化計画
[4348]インフォコム
[7587]PALTEK
[4712]アドアーズ
[4319]TAC
01月18日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=円高嫌気で3日続落、前場後半は下げ渋る
18日午前の日経平均株価は小幅に3日続落した。
・・・続き
前引けは前日比37円08銭安の1万8776円45銭だった。
前日の米国株市場でNYダウが安かったほか、外国為替市場で急速な円高が進んだことで売りが優勢だった。日経平均は一時160円強の下げで1万8650円前後まで下押したが、前場後半はドルが買い戻されるのを横目に下げ渋った。
英国のEUからのハードブレグジット(強硬離脱)に対する懸念や、トランプ次期米大統領の保護主義的な政策に対する警戒感が改めて浮上している。下値では値ごろ感からの押し目買いも観測されている。
前引けにかけては下げ幅を縮めた。
前日までの2日間で日経平均は約470円下げていたため、下値では押し目買いや売り方の買い戻しを誘ったようだ。
JPX日経インデックス400、東証株価指数(TOPIX)はそれぞれ3日続落した。
前引けの東証1部の売買代金は概算で1兆246億円、売買高は9億1800万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1463、値上がりは431、変わらずは107だった。
個別では、円高進行を受けてトヨタや富士重、マツダなど自動車株の一角が安い。三菱UFJや三井住友FG、みずほFGのメガバンクも売りに押された。ソニー、ブリヂストンも冴えない。タカタ、トランザクションなどが安く、大陽日酸も売られた。
半面、鋼材価格を3カ月連続での値上げすると表明した新日鉄住金のほか、JFEや神戸鋼など鉄鋼株の上げも目立つ。主力のフラッシュメモリー事業を含む半導体事業の分社化が伝わった東芝も上昇した。信越化学工業も堅調、三井不動産が買い優勢となり、日本水産も高い。
東証2部株価指数は3日続落した。東証2部指数は前日比38.83ポイント安の5252.73ポイントと続落。
個別では、インタートレード、黒田精工、光陽社、富士通コンポーネント、シャープ、フライトHD、安川情報が下落した。
一方、エスビー食品、あじかん、ジャパンミート、セブンシーズホールディングスが昨年来高値を更新。富士ピー・エス、Jトラスト、朝日インテクが上げた。
01月18日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=続落も新興株は底堅い
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は続落した。
前引けは前日比9円95銭安い2773円27銭となった。外国為替市場で円相場が1ドル=112円台まで上昇したことを受けて株式市場全体の投資家心理が悪化。新興株にも売りが出た。ただジャスダックの上場企業に輸出企業は少ないため、円高の直接的な影響は限定的との見方から相場は底堅かった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で417億円、売買高は1億5525万株。
個別では、フジタコーポレーション、ナガオカがストップ高。
テリロジーは一時ストップ高と値を飛ばした。シイエム・シイ、ライフフーズ、フィスコ、ユークスが上昇した。
半面、ティビィシィ・スキヤツト、FCホールディングスが昨年来安値を更新。アイフリークモバイル、ベルグアース、ピープル、SJIや菊池製作、マクドナルドは下落した。
01月18日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=反発、サイステップがS高
・・・続き
東証マザーズ指数は小幅に反発した。前引けは前日比1.18ポイント高い966.34だった。
個別では、サイバーステップがストップ高。日本ファルコム、大泉製作所は一時ストップ高と値を飛ばした。Gunosyやそーせい、ベステラ、ヨシムラ・フード・ホールディングス、TOKYO BASEが上昇した。
一方で、エルテス、エイトレッド、イノベーション、UMNファーマが昨年来安値を更新。メタップスやアスカネット、リファインVは下落した。
01月18日 相場概況(寄り付き後)
【市況】日経平均 =10時、一時150円安 円高警戒で輸出関連株に売り
[10時概況]
18日10時現在の日経平均株価は前日比154円10銭安の1万8659円43銭で推移している。
・・・続き
取引時間中としては昨年12月8日以来、約1カ月半ぶりの安値。
米紙によるトランプ次期米大統領のドル高けん制報道をきっかけに、外国為替市場で円相場が1ドル=112円台後半まで上昇。輸出関連株を中心にリスク回避目的の売りが続いた。
JPX日経インデックス400、東証株価指数(TOPIX)はそれぞれ3日続落し、下げ幅を広げた。欧米の政治情勢への先行き不透明感から投資家心理が悪化し、押し目買いが手控えられた面もある。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で6109億円、売買高は5億7130万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は全体の8割を超える1687、値上がりは218、変わらずは92。
業種別では33業種中30業種が下落し、上昇は水産・農林、鉄鋼、石油・石炭の3業種にとどまっている。値下がり1位はゴム製品で、以下、銀行、金属製品、パルプ・紙、精密機器、保険と並ぶ。
日経平均マイナス寄与度は14.5円の押し下げでソフトバンク がトップ。以下、ファナックが7.67円、日東電が6.91円、電通が5.76円、テルモが5.37円と続いている。
プラス寄与度トップは信越化で、日経平均を3.30円押し上げている。次いでコナミHDが3.07円、セブン&アイが1.27円、ファストリが0.77円、三井不が0.73円と続く。
個別では、三菱UFJや三井住友FG、みずほFGなどのメガバンクが安い。ソフトバンクが下げた。1銘柄で日経平均を10円超押し下げている。トヨタや日産自、富士重など自動車株の一部も売りに押された。前日にビルの鉄骨などに使うH形鋼の値上げを表明した新日鉄住金が高い。主力のフラッシュメモリーを含む半導体事業を分社化すると伝わった東芝も上昇した。
東証2部指数は3日続落した。シャープ、安川情報、アルデプロが下げ、Jトラストや朝日インテクが上昇した。
225先物はアムロ・GS・ソジェン・カブコム・モルスタ・JPが買い越し。
野村・バークレイズ・三菱・クレディ・大和・ドイツ・シティが売り越し。
TOPIX先物は日興・ソジェン・大和・みずほ・GS・ドイツが買い越し。
HSBC・パリバ・クレディ・野村・JP・モルスタが売り越し。
外資系等はスター精密(7718)、ワキタ(8125)、東海東京(8616)、タカラバイオ(4974)、スクリーン(7735)、BS(5108)に注目。
テクニカル的には東洋紡(3101)、アルファ(3434)、住江織(3501)、オープンドア(3926)、UMCエレ(6615)が動兆。
01月18日 カタリストコメント
「人工知能技術戦略会議」
3連休明けのNYダウは3日続落。
金融や輸送セクターなどトランプ当選後に上昇していた銘柄群が売られた。
・・・続き
メイ首相によるEU離脱宣言への反応もさることながら微妙にアメリカの問題が浮き彫りになった印象。
為替市場ではトランプ次期米大統領がドルは「強過ぎる」と発言したことを受けてドルが下落。
「ドルが強く、われわれは死にそうな目にあっている」というのがコメント。
ドル高/人民元安が背景にあろう。
「ドル下落は、構造的な変化というよりノイズ。
トランプ氏が計画通りに成長を生み出す政策を打ち出し、他国で同様の財政政策が見られないようであれば、
資本がどこの流れていくかという問題になる」という声が聞こえる。
一方ポンドは12月の英消費者物価指数の前年比上昇率が予想外に上振れたことから対ドルで上昇。
メイ首相の演説は「EU単一市場にとどまらない完全離脱。
最終的な離脱案については議会の承認を求める」となっており「市場の不安を和らげた」と解釈された。
ポンドは対ドルで約3%上昇。
1日の上昇率としては1998年以降で最大を記録。
ドル/円は一時112.68円に下落。
ユーロ/ドルは、約1%高で昨年12月8日以降初めて1.07ドル台に乗せた。
債券市場では国債価格が上昇。
トランプ次期大統領の保護主義的な貿易政策や、英国のEU離脱に懸念が拡大。
安全資産とされる米国債を買う動きが見られたという。
「トランプ氏の当選で堅調に推移してきた業種への売り戻し。
トランプ氏が多数の標的企業と対決する姿勢を示し始めたから」という指摘もある。
いずれにしても本格化する第4四半期決算動向に焦点は移行してこよう。
昨日の日経平均株価は大幅続落。
2日連続で3ケタの下落という脆い動きとなった。
英国のEU離脱問題やトランプ政策への懸念が表目上の悪材料。
しかし東証1部の時価総額が600兆円に近付き上値の重さを意識した売りと言う考え方もできよう。
13週線(18538円)や24カ月線(18183円)を意識する声も聞かれる。
日経平均の下落幅281円は昨年12月29日の251円を上回りトランプラリースタート以降で最大。
終値での19000円割れは12月9日以来約1か月半ぶり。
今年の値上がりはたった3日だけなので「昨年と似てきた」という声も聞かれ始めた。
「日経平均の25日線はまだ上昇中。
しかし個別銘柄では25日線が下降し始めたものもある」という指摘もある。
間の悪いことに先週末から3週連続の「冬のジブリ祭り」がスタート。
今週発売の週刊誌の見出し。
「1月20日 トランプが大統領に就任 株価暴騰に備えよ」(週刊現代)。
「爆騰する日本株これからが本番だ」(週刊ポスト)。
「トランプ相場に乗れ!株高はこれからが本番だ」(東洋経済)。
ジブリの法則よりもよほど確率が高い反指標に映る。
シカゴ225先物終値は大証日中比10円安の18720円。
昨日の25日線は19275円でマイナス2.9%のかい離。
「勝手雲」の下限18955円も下抜けた。
空売り比率は40.9%と依然40%台。
日経平均採用銘柄のEPSは1169円に低下し株価の下落とあいまってPERは16.09倍。
松井証券信用評価損益率速報で売り方はマイナス9.196%。
買い方はマイナス6.521%と接近。
英国米国のイベントスケジュールの先に控えているのは日米ともに決算発表。
遠い距離を推理するのか、足元で思考するのかの分水嶺。
待ち望んできた「押し目到来」とポジに考えたいところ。
25日線からのマイナス4%かい離は18504円。
下はそんなにないと考えたい。
相場は明日もある。
12.6兆円という2015年5月以来の過去最高水準に積み上がったMRFの行方が興味深い。
英国ポンドはメイ首相の演説を受けて急伸した。
1日で3.10%の急反発。
1日の上昇率としては2008年以来の大きさとなった。
市場では「うわさで売って事実で買う」という典型的反応との見方。
ロンドン株式市場は続落。
1日の下げとしては2016年6月以来の大きさとなった。
EU離脱に関するメイ英首相の演説で先行き不透明感が和らいでポンド高が進んだことを材料視。
「ドル建ての取引が多い企業にとって打撃となった」という声が聞かれる。
洋の東西を問わず自国通貨が売られる国の株価が上昇する傾向。
どこかで間違っているのだが、目先にとらわれ是正する動きは少ない。
いずれこの基準が変化したときに日本市場の強さが発揮されるのだろう。
ただ英国の銀行株は上昇。
スタンダード・チャータードは2.8%高。
一時は16カ月ぶりの高値をつける場面もあった。
この騒動の横で霞んだのは欧州大陸の高地で世界経済フォーラムに出席した中国の習近平国家主席。
グローバル化や自由貿易の重要性を強調。
「保護主義は自ら暗い部屋に閉じこもるとともに、部屋から光や空気を奪うようなものだ。
他国を犠牲にして自国の利益を追求すべきではない」。
トランプ次期米大統領を暗にけん制した。
「通商戦争を仕掛けても誰も勝者とはならない。
経済のグローバル化は多くの国々にとってパンドラの箱。
しかし世界的な諸問題の根源になっているわけではない。
世界的な金融危機もグローバル化に原因があるのではなく、過剰な利益追求が引き起こしたもの。
中国経済は新常態(ニューノーマル)に入った。
経済のファンダメンタルズは変化していない。
家計消費が経済の主なけん引役だ」とのコメント。
多くの言葉があった。
重要だったのは「中国の2016年経済成長率は6.7%だったと見込んでいる」だけだろうか。
一昨日開催された「人工知能技術戦略会議」。
人工知能(AI)の産業化ロードマップの中間まとめ案を提示した。
2017年3月までに「AIの研究開発目標と産業化ロードマップ」を策定する計画。
以下は産業化ロードマップのテーマ。
(1)生産性
(2)健康、医療・介護
(3)空間の移動
(4)セキュリティ
これはそのうち材料になる筈。
「第4次産業革命」を抜きにして相場は見えなくなってこよう。
前場は出版社の編集担当者さんと打ち合わせ。
不思議と本を依頼されると株価は下がるというアノマリー。
「待ってたぜ〜この瞬間、やっぱり株は儲かる」(2013年4月)
5月に高値をつけた。
「やっぱり株!アベノミクス第2幕で儲ける法」(2013年10月)
「REITなら、ほったらかしでもやっぱり儲かる」(2014年12月)
翌年東証RETI指数は2000ポイント超え。
「ETFなら簡単安心なのにやっぱり儲かる」(2015年7月)。
2万円から昨年の1万5000円割れ。
このアノマリーチックな歴史は封印したいもの。
今回は「待ってたぜ2万円」となることに期待したい。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
アイケイ(2722)・・・動兆
アイケイに注目する。
同社はカタログ通販が中核で生協向けに強み。
化粧品がリピート需要を軸に絶好調。
今5月期業績予想は上方修正。
連結営業利益は従来予想の3億円から4.5億円(前期比2.2倍)。
メーカーベンダー事業、SKINFOOD事業が計画を上回って推移している。
(兜町カタリスト櫻井)
01月18日 為替市況コメント
【為替】メイ英首相演説後にポンドは反騰し、トランプ発言でドルは続落
・・・続き
[概況]
トランプ新大統領がWSJ紙のインタビューで「ドルが強過ぎるため、米企業は中国と競争出来ない」と述べた事が伝わってドルは東京市場後半から下げ幅を拡げた。そして欧州株式市場がメイ英首相演説を控えて売られて始まると序盤にユーロは当日安値120.550円まで下げ、其の後ポンドも137.09円の当日安値まで値下がりした。
しかしメイ首相がEU離脱を明言すると、知ったら仕舞いという感じでポンドは140円台を回復するまで急騰し、連れてユーロも当日高値121.420円まで上昇した。
ドルも一旦は値を戻したが、NY市場で発表された1月NY連銀製造業景況指数が予想を下回るとドルは再度113円を割れ、NY株式市場が下げ幅を拡げるとドルも値下がりして、最後は前日比-1.585円の112.620円とこの日の安値で引けた。
ドル高に対する警戒感が出ていたところへトランプ氏の発言が出た為にドルは大きく売られたが、今後もこの種の発言には警戒が必要と思われる。
[提供:カネツFX証券株式会社]
01月18日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■MORESCO<5018>
軽く折り曲げられる薄膜太陽電池18年から量産
■新日鉄住<5401>
傘下が有機ELに使う発光材料増産 生産能力3倍へ
■安川電<6506>
18年春をめどに中国でのサーボ製品の生産能力2倍へ
■明電舎<6508>
目印がなくても自動走行する無人搬送車を発売
■ワコム<6727>
手書き入力をした文字から感情抽出するシステム開発
■日ユニシス<8056>
子会社がIT活用で顧客支援 IOTビジネス差別化など
01月18日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 01月18日号
01月18日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
18日の東京株式市場は、落ち着きどころを探る展開か
・・・続き
。
日経平均株価の予想レンジは、1万8600円-1万8900円を想定する。
欧米株安・円高で売り優勢の展開が想定される。足元の円高の流れをトランプ氏が加速させた格好となっており、20日の就任式への警戒は一段と強まるだろう。海外要因の好転待ちで上値の重い展開が続きそうだ。
為替相場は、トランプ次期米大統領のドル高を懸念する発言を受け、ドル・円が1ドル=112円台の半ばと円高に推移している。対ドルでの円高の動きを警戒し、輸出関連銘柄は軟調な展開が予想される。
日銀によるETF(上場投資信託)買いが期待されるものの、手控えムードが広がりそうだ。
米シカゴ市場日経平均先物の円建て清算値は、17日の大阪取引所終値比10円安の1万8720円だった。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り730万株、買い270万株で、差し引き460万株の売り越し。売り越しは4営業日連続。金額も売り越し。
売りセクターに、電機、小売、商社、不動産、電子機器、サービスなど。買いセクターに、不動産、サービス、REIT、銀行、通信など。
【好材料銘柄】
■SJI <2315>
テリロジー <3356> [JQ]と業務提携し、ブロックチェーン技術を応用した商品を共同開発する。
■テリロジー <3356>
ネクスグループ <6634> [JQ]と資本提携し、発行済み株式数の14.9%を譲渡する。併せて、フィスコグループ4社と業務提携。ネクスとIoT商品、SJIとはブロックチェーン技術を応用した商品を共同開発する。また、フィスコ、フィスコIRとセキュリティ商材の共同マーケティング、フィスコ仮想通貨取引所とセキュリティ分野で提携する。
■ネクスグループ <6634>
テリロジー <3356> [JQ]と資本業務提携。テリロジーの発行済み株式数の14.9%を6.3億円で取得。業務面ではIoT商品を共同開発する。
【主な経済指標・スケジュール】
18(水)
【国内】
―
【海外】
米12月消費者物価指数(22:30)
米12月鉱工業生産・設備稼働率(23:15)
米1月NAHB住宅市場指数(1/19 0:00)
米次期商務長官の公聴会
ベージュブック
イエレンFRB議長講演
《米決算発表》
USバンコープ、シティグループ、ネットフリックス、ゴールドマン・サックス・グループ、ノーザン・トラスト
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
01月17日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウは3日続落し58ドル安、経済政策への懸念広がる
・・・続き
17日のNYダウ工業株30種平均は3日続落した。
終値は前週末13日と比べ58ドル96セント安の1万9826ドル77セントだった。
トランプ次期大統領が米紙ウォール・ストリート・ジャーナルとのインタビューで、中国の人民元相場に絡んでドル高への警戒感を示したほか、英国のメイ首相が欧州連合(EU)離脱に関して演説を行い、先行き不透明感から売りが先行した。
米国債利回りの下落を受けて金融セクターに売りが集中し、終日軟調推移となった。主要企業決算は予想を上回る好調な内容となったものの、利益確定の動きが目立った。
ダウ平均は午後に入ると下げ幅を広げ、一時は110ドル超下落した。
利ざや拡大への期待が後退したこともあり、市場予想を上回った2016年10〜12月期決算を発表したモルガン・スタンレーなどの金融株が売られた。一方、継続的な配当が期待される通信や公益事業株などは買い戻され、相場全体を支えた。
英国のメイ首相は17日の演説で、欧州連合(EU)離脱に関する基本方針として、域内で人やモノ、サービスの自由な移動などを認める単一市場から完全撤退すると表明した。ただ、単一市場への最大限のアクセスを目指して交渉する意向を示すなど、市場の警戒ほど強硬な離脱にはならないとの見方から米株式相場の反応は限られた。
ナスダック総合株価指数は反落し、前週末比35.389ポイント安の5538.727で終えた。フェイスブックやグーグルの持ち株会社アルファベット、アマゾン・ドット・コムなど時価総額の大きい主力株の一角が売られ、指数を押し下げた。
セクター別では、家庭用品・パーソナル用品や食品・生活必需品小売が上昇する一方で銀行や各種金融が下落した。
宝飾品のティファニー(TIF)は年末商戦期の既存店売上高が下落し、売られた。
投資銀行のモルガン・スタンレー(MS)や医療保険のユナイテッドヘルス(UNH)は好決算を発表したものの、投資家のリスク回避姿勢が強まり下落。米国に10億ドルを追加投資し、計約1500人の国内雇用を維持あるいは新規に生むと発表したゼネラル・モーターズ(GM)は上昇する場面があったものの、小幅安で終えた。
一方、英たばこ大手のブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT)への身売りで合意したと発表した米同業のレイノルズ・アメリカンが買われた。17年に米国で1万人の雇用を創出する計画を発表した米小売り最大手のウォルマート・ストアーズ(WMT)も高い。
NYダウ工業株30種(ドル)
19,826.77−58.96
S&P500種
2,267.89−6.75
ナスダック
5,538.727−35.389
【シカゴ日本株先物概況】
17日のシカゴ日経平均先物は大幅に反落した。
3月物は前週末13日と比べ580円安の1万8720円で終え、17日の大阪取引所の終値を10円下回った。トランプ次期大統領が米紙とのインタビューでドルが「高すぎる」と述べて円高が加速したことが売り材料視された。
トランプ氏の保護主義的な通商政策への懸念などから米株が下げたことも売りを誘った。3月物の安値は1万8660円、高値は1万9280円。
シカゴ日経225先物3月限 (円建て)
18720 ( -10 )
シカゴ日経225先物3月限 (ドル建て)
18775 ( +45 )
( )は大阪取引所終値比
【17日の欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7220.38(-106.75)
FTSE100種総合株価指数は大幅続落。前日終値に比べ106.75ポイント(1.46%)安の7220.38で引けた。構成銘柄の約7割が下落した。
メイ英首相の演説を受けてポンドが大幅に買い戻されたことから、輸出関連株や鉱業・石油株中心に売られ、英株式相場は一段安となった。
半面、イージージェットなど航空株は買われた。航空機エンジンのロールス・ロイスも4%超上昇。2016年利益が予想を上回るとの見通しを示したことなどが好感された。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 11540.00(-14.71)
ドイツ株式指数(DAX)は続落。終値は前日比14.71ポイント(0.13%)安の11540.0だった。
ハイデルベルクセメントと不動産のボノビア、ミュンヘン再保険が売られた。一方で、航空のルフトハンザは4%超上昇。同社とアラブ首長国連邦(UAE)のエティハド航空が統合の可能性に向け交渉中との一部報道が買い材料となった。化学のBASFと工業用ガスのリンデも上昇した。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 4859.69(-22.49)
01月17日 マーケットコメント
01月17日 為替市況コメント
【為替】米ドル円は一時113.025円まで下落、この後も英首相の演説に警戒。
・・・続き
[概況]
17日、東京外国為替市場の米ドル円は一時113.025円まで下落し、軟調な展開となっている。東京時間、米ドル円は仲値公示を経て、一時114.300円まで反発。しかし、その後は一転し、下落する展開となっている。
この後は世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)で、20:45からメイ英首相がEU離脱に関する演説を行う予定となっている。市場ではハードブレグジットへの警戒感が広がっており、リスク回避の円買いが優勢か。
イ英首相の演説次第ではポンド安とともにリスク回避の円買いが更に進行する可能性も考えられるため、注意をしたい。
現在、欧州時間に入り、米ドル円は113.080円付近、英ポンド円は137.30円付近を推移している。
[提供:カネツFX証券株式会社]
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
17日の日経平均が大幅続落。
・・・続き
終値は前日比281円安の1万8813円で、昨年12月8日以来、1か月半ぶりの安値をつけて引けた。
英国のハードブレグジット売りで日経平均は下げ幅を拡大し、2日間で500円弱の下げを演じている。
足元ではトランプ熱も冷めかかっており、日経平均は目先調整を続ける展開となりそうだ。まずは今晩の英首相の演説を欧州や米国市場がどう消化するかが注目だろう。
テクニカル的に底打ち感はまだ乏しく、13週線(1万8538円、17日時点、以下同じ)や、24カ月線(1万8183円)が控える1万8200〜1万8500円あたりまでは見ておくべきだろう。
まだ米大統領就任式まで3営業日あり、ハードな展開が続くと想定される。ただ、就任式を通過すれば、翌週以降には3月決算企業の3Q業績発表が出始めることから、相場の雰囲気も変わる可能性が高い。
今週は週末の米大統領就任式を前に買い手控え姿勢が続きそうだ。翌週以降は3月決算銘柄の3Q決算を材料に持ち直すという展開になると予想しているが、企業決算を迎える前に、調整が1万9000円どころでとどまるか、もう少し深押しするかを見極める点では、あすの動きは重要だろう。
01月17日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=281円安、円高進行で大幅続落、1カ月半ぶり1万9000円割れ
【大引け概況】
17日の日経平均株価は続落した。
・・・続き
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前日比281円71銭安の1万8813円53銭で取引を終えた。終値が1万9000円を下回るのは昨年12月9日(1万8996円37銭)以来、およそ1カ月半ぶり。
20日のトランプ次期米大統領の就任式や、日本時間17日夜のメイ英首相の演説が予定されており、「欧州連合(EU)単一市場からの撤退を表明する」との報道も見られたことから、市場では「ハードブレグジット」への警戒感が強まった。
この日の日経平均は、昨年11月の米大統領選後の「トランプ相場」が始まって以降で最も下げ幅が大きかった。17年に入ってからは9営業日中6営業日で下げており、株価の下落基調が鮮明になっている。
メイ英首相は演説でEU強硬離脱の方針を示すと伝わり、ポンド売りが対ドルでの円買いに波及。後場に入ると一時1ドル=113円台前半まで円高が進むとともに日経平均も再び弱含みとなり、本日の安値圏で取引を終えた。
JPX日経インデックス400は続落した。終値は前日比200.45ポイント安の1万3516.30だった。東証株価指数(TOPIX)も続落し、21.54ポイント安い1509.10で終えた。
東証1部の売買代金は概算で2兆942億円。売買高は17億1056万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1799と、全体の89.7%を占めた。値上がりは149、変わらずは56銘柄だった。
個別では、竹内製作所やマツダなど欧州関連銘柄の下落が目立った。12月度受注状況が嫌気された大和ハウスと楽天の下げも大きかった。菱地所やホンダは下げた。味の素や三菱ケミHDも安い。
一方で、任天堂が高いほか、JFEや住友鉱、小野薬も上昇した。
また、RIZAP-Gによる子会社化が発表されたジンズメイトや、ヤマダ電機と格安スマートフォン事業の共同出資会社を設立すると報じられたUーNEXTがストップ高となり、アルファCoやゲンキーも大きく買われた。
東証2部株価指数は続落。東証2部指数は前日比58.36ポイント安の5291.56ポイントと続落。
個別ではノダ、中本パックス、ツインバード工業、大興電子通信、シャープと安川情報が下げた。
一方、日本ケアサプライ、エスビー食品、あじかん、ジャパンミート、セブンシーズホールディングスなど9銘柄が昨年来高値を更新。アドテック プラズマ テクノロジー、ADプラズマとTスマートが上げた。
01月17日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=続落、地合いは比較的には底堅い
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は続落した。終値は前日比13円94銭安の2783円22銭だった。
東京外国為替市場で円高・ドル安が進み輸出関連の主力株への売りが強まり、投資家心理の悪化で新興企業株にも売りが及んだ。東証1部に比べ輸出企業は少なく、下げは小幅にとどまった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で459億円、売買高は1億6372万株だった。
個別では、ティビィシィ・スキヤツト、ベルパークが昨年来安値を更新。T&Cメディカルサイエンス、ベルグアース、AKIBAホールディングス、マクドナルドやユニバーサル、ブロッコリーが下落した。
半面、山王、菊池製作所、ユークス、santecがストップ高。ダイケン、日本電技、KG情報、ライフフーズ、IGポート、ニューフレアは上昇した。
01月17日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=続落、地合いは比較的には底堅い
・・・続き
東証マザーズ指数も続落した。終値は前日比6.86ポイント安い965.16だった。東京市場は軟調だが、新興市場の地合いは比較的には底堅かった。
個別では、エルテス、エイトレッド、イノベーションが昨年来安値を更新。バーチャレクス・コンサルティング、リファインVやエボラブルA、アスカネットが下落した。
一方、フィット、サイバーステップがストップ高。ベステラ、Gunosyやメタップス、アカツキ、エボラブルアジア、インソースは上昇した。
01月17日 アフターランチ
「見出し」
今朝のささやかな場況
↓
・・・続き
NY市場は休場。
ロンドンFT100株価指数は15日ぶりの反落。
上海総合株価指数は5日続落。
225先物大証夜間取引は日中比10円安の19050円。
週末の上昇を打ち消す下落となった昨日。
ドル円の113円台を嫌気したとの解釈。
もっともブレグジットへの再認識やトランプ大統領の資質に対する懸念の再燃など外部材料に反応したともいえる。
NY休場を控えて東証1部の売買代金は2兆円割れ。
課題は昨日の安値19061円を割りこむかどうか。
その下に控える大納会安値18991円は絶対的死命線とも言えるだろう。
外部材料と企業決算の綱引きでどちらに軍配が上がるかが今後数週間の課題となる。
期待薄ながら上ではSQ値19182円の奪還が最大使命。
落ち着いている日経VIは19.06。
騒ぎ出した空売り比率は41%台。
この綱引きも継続しようか。
今日からダヴォスで繰り広げられる饗宴。
登場するブロックチェーンやAIの議題などに関連した材料で踊って幕間をつなぐ展開なのかも知れない。
英国のテリーザ・メイ首相が17日に行う演説。
「EUとの部分的な関係から離脱するつもりはない。
しかし、新たなタイプの関係をEUと結びたい」と表明する予定だという。
通過すれば「なんだ」なのだろうか。
面白い指摘は今秋発売の週刊誌の見出し。
「1月20日 トランプが大統領に就任 株価暴騰に備えよ」(週刊現代)。
「爆騰する日本株これからが本番だ」(週刊ポスト)。
「トランプ相場に乗れ!株高はこれからが本番だ」(東洋経済)。
ジブリの法則よりもよほど確率が高い反指標でもあろうか。
(櫻井)
01月17日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を7銘柄更新しました。
[4662]フォーカスシステムズ
[4963]星光PMC
[3630]電算システム
[9678]カナモト
[8946]ASIAN STAR
[7172]ジャパンインベストメントアドバイザー(JIA)
[4847]インテリジェントウェイブ
01月17日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価はやや下落幅を拡大
・・・続き
[後場概況]
17日後場の日経平均株価は前日比125円39銭安の1万8969円85銭で寄り付いた。
日経平均株価がやや下落幅を拡大している。
外国為替市場では、1ドル=114円近辺での推移。アジアの主要株式市場は、高安まちまちの値運びとなっている。
1万9000円処で下げ渋りをみせているが、このまま1万9000円割れの状況が続くと、1万8500円処までは真空地帯となるため、売り仕掛け的な動き等も警戒されやすいだろう。日銀のETF買い入れへの思惑が高まりやすいが、戻りの鈍さが意識されると警戒だろう。
ランチバスケットは18件、249.53億円。
差し引き売り買い均衡との観測。
01月17日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=続落、英米の政治イベントに警戒、買い手控えムード
17日午前の日経平均株価は続落した。
・・・続き
前日比113円67銭安の1万8981円57銭で午前の取引を終えた。
前場の株式市場は、引き続きリスク回避の売りに押される展開となった。
20日のトランプ次期米大統領の就任式に加え、英国のEUからのハードブレグジット(強硬離脱)に対する思惑を背景に、外国為替市場で一時1ドル=113円台で推移するなど円高に対する警戒感から全般買いが手控えられている。
株式市場では「海外ヘッジファンドが利益確定売りを出した」との声が多い。売り一巡後は押し目買いを入れる動きも出て、下げ幅を縮小した。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も続落した。
前引け時点の東証1部の売買代金は概算で9434億円、売買高は8億1075万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1578と、全体の78.8%を占めた。値上がりは324、変わらずは99銘柄だった。
個別では、JTや竹内製作所などの欧州関連銘柄の下げが大きい。ハウスや楽天が下落。みずほFGや三菱UFJといったメガバンク株も下げが目立った。菱地所やNTTも安い。
SMCが売られた。さくらインターネットは利益確定売りを浴び値下がり率トップ。トランザクションも急反落となった。
一方で、JFEや新日鉄住金など鉄鋼株の上昇が大きかった。住友鉱や任天堂も上げた。リクルートホールディングス、ソニーや小野薬も上昇した。アルファ、U−NEXTが一時ストップ高に買われ、ゲンキー、タカラバイオなどの上昇も目立っている。
東証2部株価指数も続落した。東証2部指数は前日比28.21ポイント安の5321.71ポイントと続落。
個別ではシャープやフライトHD、ノダ、ツインバード工業、中本パックス、日本和装ホールディングス、イワキが売られた。
一方、日本ケアサプライ、エスビー食品、あじかん、ジャパンミート、セブンシーズホールディングスなど9銘柄が昨年来高値を更新。アドテック プラズマ テクノロジー、ADプラズマと安川情報が上げた。
01月17日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=続落、売り一巡後は下げ幅を縮小
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は小幅に続落した。
午前終値は前日比7円11銭安い2790円05銭だった。東京外国為替市場で円高・ドル安が進み日経平均株価が下げ幅を拡大したため、新興企業株も幅広い銘柄に投資家心理の悪化に伴う売りが先行した。売り一巡後は下げ幅を縮小した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で276億円、売買高は1億699万株だった。
個別では、ティビィシィ・スキヤツト、ベルパークが昨年来安値を更新。T&Cメディカルサイエンス、AKIBAホールディングス、マクドナルドやユニバーサルが下落した。
半面、菊池製作所、ユークスがストップ高。ダイケンは一時ストップ高と値を飛ばした。日本電技、KG情報、スーパーバリュー、IGポートは上昇した。
01月17日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=続落、投資家心理の悪化に伴う売り
・・・続き
東証マザーズ指数も小幅に続落した。
午前終値は前日比0.5ポイント安の971.52だった。個別では、エルテス、エイトレッド、イノベーションが昨年来安値を更新。バーチャレクス・コンサルティング、メディア工房、シンシア、アスカネット、そーせいが下落した。
一方で、Gunosy、ベステラ、エボラブルアジア、インソースが昨年来高値を更新。やフィット、メタップス、AMBITIONは上昇した。
01月17日 相場概況(寄り付き後)
【市況】日経平均 =10時、下げ幅縮小 円高一服で
[10時概況]
17日10時現在の日経平均株価は前日比182円81銭安の1万8912円43銭で推移している。
・・・続き
東京外国為替市場で円高・ドル安が進んだことが嫌気され、日経平均の下げ幅は一時250円近くまで広がったが、その後、円相場が再び1ドル=114円台前半にまで下げ幅を縮めると、日経平均も下げ渋った。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も、一段安となった後、下げ幅を縮小している。
「国内勢に目立った動きがみられないなか、海外勢が利益確定売りを出している」と指摘する。20日のトランプ次期米大統領の就任式を控えているほか、日本時間17日夜のメイ英首相の欧州連合(EU)離脱に関する演説が懸念材料として浮上しており、海外勢が手じまい売りを出しているようだ。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で5487億円、売買高は4億9169万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1782と、全体の89.1%を占めた。値上がりは153、変わらずは65銘柄だった。
業種別では33業種すべてが値下がり。下落率1位は水産・農林で、以下、銀行、不動産、食料、建設、ガラス・土石と並ぶ。
日経平均マイナス寄与度は16.5円の押し下げでファストリがトップ。以下、ソフトバンク が15.19円、KDDIが6.22円、ダイキンが4.99円、東エレクが4.22円と続いている。
プラス寄与度トップはソニーで、日経平均を1.38円押し上げている。次いで富士電機が0.58円、住友鉱が0.36円、花王が0.27円、ファナック 0.19円と続く。
個別では、楽天やソフトバンクは一段安。大和やNTTも下げ幅を広げた。三井住友FGやみずほFGなどの銀行株も引き続き安い。一方、小野薬やJFEが一段高となった。ソニーや任天堂もしっかり。
東証2部株価指数は続落した。シャープとフライトHDが下げ、ADプラズマと安川情報が上げた。
225先物はみずほ・アムロ・HSBC・メリル・岡三・日産が買い越し。
JP・モルスタ・GS・野村・ソジェン・日興・クレディ・三菱が売り越し。
TOPIX先物はメリル・アムロ・大和・ドイツ・野村が買い越し。
モルスタ・GS・JP・三菱・クレディが売り越し。
テクニカル的には高砂熱(1969)、北の達人(2930)、ダイヤD(3073)、さくら(3778)、ダイト(4577)、MORESCO(5018)、インターワークス(6032)、オークマ(6103)、ローム(6963)、市光工(7244)、マニー(7730)、広済堂(7868)、ビジョン(9416)、日通信(9424)、松竹(9601)が動兆。
01月17日 カタリストコメント
「0.1%」
週明けの日経平均株価は192円04銭安の19095円24銭と反落。
25日移動平均(19233円)を割れ込んだ。
・・・続き
昨年12月9日(18996円)以来の水準まで下落した。
日銀によるETF買い観測から後場下げ渋る場面もあったが円高基調を嫌気した売り物優勢の展開。
東証1部の売買代金は1兆8872億円と2兆円に届かず。
昨年の大納会(1兆7125億円)以来の低水準となった。
久光薬、大塚HD。日電産、JALが上昇。
日本郵政、任天堂、新日鉄住金、小野薬が下落。
結局「勝手雲」の中で動いている構図。
上限19313円、下限18910円のレンジ。
25日に勝手雲が黒くねじれているのがややいやな感じではある。
今週はダヴォス会議。
スイスの高級スキーリゾート地で17日〜20日に開催される。
世界経済フォーラム年次総会のこと。
参加者は約3000名。
世界の大手多国籍企業や指導者、経済人、メディア関係者、セレブが出席する予定。
今年は中国の習近平国家主席が中国の国家主席として初めて出席する予定。
世界の0.1%の超富裕層「グローバル・エリート」のための会議とも言われる。
議論のテーマは「俊敏で責任あるリーダーシップ」。
「中心となるのは既存の政治、社会経済システムに反対する民衆への対応策」と指摘されている。
米国のトランプ次期大統領の参加はない予定。
これは最終日と就任式が重なるという理由かも知れない。
ただ元ゴードマン・サックスのゲーリー・コーン次期米国家経済会議委員長は出席予定。
またオバマ政権からバイデン副大統領とケリー国務長官が出席予定。
一方過去7回出席したドイツのメルケル首相は欠席予定。
一つ大きな話題はおそらく「世界初の国際ブロックチェーン事業団体(GBBC)」だろう。
「幅広い容量と強力な基盤をもった組織が誕生することで、
より広範囲な普及活動が広がると期待」という声が聞かれる。
先週末のフィンテック関連の堅調さはここに由来しているのかも知れない。
もうひとつこの手の集会で興味深いのは「ビルダーバーグ会議」だ。
1954年にオランダのベルンハルト王配が創設。
第1回会議はオランダのビルダーバーグ・ホテルで開催された。
こちらは完全非公開。
万全な警備で関係者以外は潜入できない。
そういう遠隔地で開催される。
昨年開催されたインターアルペン・ホテルは標高1300メートルのチロリアン・アルプス。
ホテルの立ち入り禁止区域を設定。
潜入者は500ユーロの罰金または2週間の実刑が課されるという。
議長はフランスアクサグループの会長。
ロイヤル・ダッチ・シェル、グーグル、エアバス、シーメンズ、フィアット・クライスラー、
ブラックロック、BP、アルコア、ロッシュ、ゴールドマンサックス、
ロイヤル・バンク・オブ・カナダ、HSBC、JPモルガン投資銀行、ドイツ銀行などが参加。
「本当の会議」と言う別名も付いており「裏会議」とも呼ばれる。
昨年議題になったものの一つは「キャシュレス化社会の実現の可能性」だった。
あるはAI・サイバーセキュリティなどもあった。
【戦後の米新任大統領と「ハネムーン期間」の米国株騰落率】
オバマ 民主 2009年 2.98%
ブッシュ(子) 共和 2001年 2.10%
クリントン 民主 1993年 5.65%
ブッシュ(父) 共和 1989年 8.21%
レーガン 共和 1981年 5.64%
カーター 民主 1977年▲3.35%
ニクソン 共和 1969年 0.31%
ケネディ 民主 1961年 6.99%
アイゼンハワー 共和1953年▲4.38%
大和のレポートは「カジノ関連:ラスベガスで実績がある銘柄に注目」。
グローリー(6457):現金入出金機
コナミ(9766):スロットマシンなど
セガサミー(6460):韓国カジノ最大手と合弁
マミヤ・オーピー(7991):紙幣搬送システム、メタル払い出し機
テックファーム(3625):カジノ向け決済システム
オーイズミ(6428):スロット、紙幣識別機、メタル貸機
日金銭機械86418):米カジノ向けシェア拡大
ユニバーサル(6425):カジノホテル大手
セコム(9735):機械警備先駆者
ALSOK(2331):セキュリティシステム、耐火金庫
CSP(9740):ガードマン派遣の常駐警備
◇━━━ カタリスト ━━━◇
G−FACTORY(3474)・・・動兆
G−FACTORYに注目する。
同社は店舗型サービス業向け物件、内装設備リースなどが中核。
ウナギ専門店「名代宇奈とと」も運営している。
昨年末割当で1対5の株式分割を実施。
収益力の高いコンサルティングビジネスに期待感。
(兜町カタリスト櫻井)
01月17日 為替市況コメント
【為替】ハードブレグジットへの警戒からポンドは急落し、連れて他の主要通貨も下落
・・・続き
[概況]
英紙が17日に行われるメイ英首相の演説で、「首相は移民制限を最優先する強硬路線を取る為にEU単一市場から撤退する計画を示す」と報道した為にハードブレグジットへの警戒感から週明け16日の東京外国為替市場は朝からポンドが大幅安で始まった。
ポンド安に連れて他の主要通貨も売られ、東京市場終盤にドル(113.615円)やユーロ(120.750円)、ポンド(136.46円)などは当日安値まで下落したが、NY市場が祭日の中で材料難からそれ以上売り込む動きは出ず、ドルは114円台を回復して揉み合いとなり、最後は-39銭の114.205円で引けた。
主要通貨は軒並み下落したが、20日の米大統領就任式まではこの下げが続くとも思えず、揉み合い継続を予想する。
[提供:カネツFX証券株式会社]
01月17日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■NSSOL<2327>
IoT活用した作業者安全見守りシステム実証試験拡大
■菊池製作<3444>
AR技術でHMDに画像を3D表示する医療機器の開発にめど
■TSIHD<3608>
ネット通販やIT活用強化 傘下18ブランドアプリ開設
■石原産<4028>
臓器移植の肝臓の保存時間を1〜2日に延ばす保存液開発
■明電舎<6508>
下水管の防災監視サービス高度化 通信費10分の1以下に
■パナソニック<6752>
成田空港で自立搬送ロボットの実証実験を実施
01月17日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 01月17日号
01月17日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
17日の東京株式市場は、弱含みの展開となりそうだ。
・・・続き
日経平均株価の予想レンジは、1万8900円−1万9200円を想定する。
1万9000円処での底堅さが意識されるようだと、自律反発も期待されてくる。
日経平均株価は、終値ベースで10日から5営業日連続で5日線を下回って推移。同線(16日時点で1万9236円)が上値として意識されることも想定される。
16日の米国市場はキング牧師の誕生日で休場だったことから、海外勢のフローは限られる。欧州株式は、英国のEU(欧州連合)からの強硬離脱に対する警戒感や17日に予定される英メイ首相の演説を控え、FTSE100指数が15日ぶりに下落したほか、独DAX指数も反落している。また、週末にトランプ次期米大統領の就任式を控えているなか、引き続き、模様眺め気分が広がる可能性もある。
為替市場でドル・円相場が1ドル=114円台の前半と小動きで推移している。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り850万株、買い320万株で、差し引き530万株の売り越し。売り越しは3営業日連続。金額も売り越し。
売りセクターに、電機、小売、商社、機械、化学など。買いセクターに、銀行、建設、電機、サービス、化学など。
【好材料銘柄】
■ゲンキー <2772>
今期経常を21%上方修正・最高益予想を上乗せ。
■ジーンズメイト <7448>
RIZAPグループ <2928> [札証A]がTOB(株式公開買い付け)を実施し、子会社化を目指す。TOB価格は1株160円で16日終値209円を30.6%下回る水準。また、RIZAPを引受先とする345万株の第三者割当増資を行う。調達する6.2億円は「ジーンズメイト」ブランドの再構築や販売チャネル・営業力の強化に充てる。
■宮入バルブ製作所 <6495>
今期最終を2.4倍上方修正。
■プロパスト <3236>
上期経常が65%増益で着地・9-11月期も22倍増益。
■メタップス <6172>
9-11月期(1Q)税引き前は黒字浮上で着地。
■エボラブルアジア <6191>
東日本旅客鉄道 <9020> と契約を結び、新幹線の取り扱いをBtoCサイトへ展開する。ワンストップで航空券と新幹線の予約販売を行う。12月取扱高は前年同月比20%増の21.4億円だった。
【主な経済指標・スケジュール】
17(火)
【国内】
11月鉱工業生産確報値(13:30)
12月と2016年訪日外客数(16:00)
2016年訪日外国人消費動向調査
20年国債入札
《決算発表》
ブロンコB
【海外】
世界経済フォーラム(ダボス会議)(〜1/20)
独1月ZEW景況感指数(19:00)
米1月NY連銀製造業景気指数(22:30)
メイ英首相演説
《米決算発表》
モルガン・スタンレー、コメリカ、リニアテクノロジー
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
01月16日 【NY株/欧州株概況】
【市況】
16日の米国はキング牧師誕生日の祝日のため、全市場が休場。
・・・続き
16日の米国はキング牧師誕生日の祝日のため、全市場が休場。
【シカゴ日本株先物概況】
16日の米国はキング牧師誕生日の祝日のため、全市場が休場。
【16日の欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7327.13(−10.68)
FTSE100種総合株価指数は15営業日ぶりに反落。前週末終値に比べ10.68ポイント安の7327.13で引けた。構成銘柄の半数以上が下落した。
17日のメイ英首相の演説に市場の関心が集まる中、欧州連合(EU)からの強硬離脱を警戒した売りが金融株を中心に広がった。
銀行のロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)やロイズ・バンキング・グループが安かった。
半面、ポンド安による増益効果の期待から多国籍企業で構成される鉱業株が上昇し、全面高で引けた。ファッションのバーバリー・グループも上げた。たばこ株はアナリストの株式評価の引き上げを手掛かりに買われた。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 11554.71(−74.47)
ドイツ株式指数(DAX)は反落。終値は前週末比74.47ポイント(0.64%)安の11554.71だった。
ドイツ銀行とコメルツ銀行が安かった。自動車株も売られた。20日にトランプ氏の大統領就任式を控えて、自動車メーカーに対する関税政策の先行き不透明感が懸念された。半面、電力株が上昇した。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 4882.18(−40.31)
01月16日 マーケットコメント
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
きょうの日経平均株価の下げ幅は192円。
・・・続き
先週末13日の上昇(152円高)を打ち消す大きな下落となった。
市場関係者からは「テクニカル面では、きょうの終値で日経平均株価が、5日移動平均線(1万9236円=16日)と25日移動平均線(1万9262円=同)でデッドクロスを形成しており、目先的には先安ムードが強まってきた。昨年12月30日につけた取引時間中の安値1万8991円を大幅に下回るとやや調整が長引く可能性もある」としている。
あすも材料難かつ薄商いが想定される。
日経平均株価は1万9000円を巡る攻防となる可能性もある。
今週は週末の米大統領就任式を前に買い手控え姿勢が続きそうだ。翌週以降は3月決算銘柄の3Q決算を材料に持ち直すという展開になると予想しているが、企業決算を迎える前に、調整が1万9000円どころでとどまるか、もう少し深押しするかを見極める点では、あすの動きは重要だろう。
01月16日 為替市況コメント
【為替】英ポンド急落、ハードブレグジットへの警戒感が強まる。
・・・続き
[概況]
16日、東京外国為替市場において、英ポンド円が一時136.46円まで下落している。
英紙サンデー・タイムズは15日、メイ英首相が移民流入抑制などのためにEU単一市場から撤退する計画を示すと報道が伝わった。
市場ではハードブレグジットへの警戒感が強まり、ポンド売りが急速に進んでいる。また、米ドル円でもリスク回避の円買いが進むなかで、一時113.615円まで下落しており、上値は重い。
この後、米国はキング牧師誕生記念日で祝日となるなか、カーニー英中銀(BOE)総裁の講演が予定されている。
仮にカーニー総裁がハードブレグジットについて、景気の下振れリスクなどを言及した場合は、更にポンド売りの反応となる可能性も考えられ、注意が必要だろう。
[提供:カネツFX証券株式会社]
01月16日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=192円安、反落。円高を嫌気、商いも今年最低水準に
【大引け概況】
16日の日経平均株価は反落し、前週末比192円04銭安の1万9095円24銭で終えた。
・・・続き
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2016年12月9日(1万8996円37銭)以来の安い水準となる。
外国為替市場での円高基調を嫌気した、利益確定や持ち高調整を目的とした売りが優勢だった。
17日に予定されるメイ英首相の演説を前にして、英国のEUからのハードブレグジット(強硬離脱)への懸念がリスク回避の流れに誘導するかたちで、終始下値を模索する展開を強いられた。
外国為替市場では円相場が一時、1ドル=113円台後半まで上昇し、日経平均は後場寄り直後に下げ幅を220円超まで拡大する場面があった。
その後は底堅さも目立った。円相場がやや伸び悩んだなか、日銀による上場投資信託(ETF)の買い観測やこれまで買い遅れていた投資家による押し目買いが下支え要因となった。
JPX日経インデックス400は反落した。終値は前週末比126.11ポイント安の1万3716.75だった。東証株価指数(TOPIX)は反落し、14.25ポイント安の1530.64で終えた。
東証1部の売買代金は概算で1兆8872億円と2兆円に届かなかった。昨年の大納会である16年12月30日(1兆7125億円)以来の低水準だった。
売買高は14億6955万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1601と、全体の7割強を占めた。値上がりは323、変わらずは80銘柄だった。
個別では、13時過ぎに日経ニュースが日経電子版やQUICK端末などを通じて「財務省は日本郵政の株式を今夏以降に追加売却する方針」と報じ、日本郵政が大幅に下落した。
前週末13日に新型ゲーム機「Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)」の発表会を開いた任天堂は断トツの大商いも続落した。ファーストリテイリングの下げも目立つ。新日鉄住金や小野薬、SMCが売られた。タカタが急反落となったほか、ジャパンディスプレイの下げも目を引いた。
一方、13日に2016年3〜11月期の連結営業利益は219億円と前年同期に比べ6%減ったと発表した久光薬は上昇した。大塚HDと日電産が買われ、JALもしっかりだった。
さくらインターネットが前週末のストップ高に続き大幅続伸と気を吐いた。
日本通信も商い活況のなか上値を伸ばした。TSIホールディングスが急伸。フォーカスシステムズが買われたほか、市光工業も物色人気になった。
東証2部株価指数は反落した。前週末比55.15ポイント安の5349.92ポイントと反落。
個別ではグローバルダイニング、新華ホールディングス・リミテッド、ジー・スリーホールディングス、光陽社、シャープと朝日インテクが売られた。
一方、アドテック プラズマ テクノロジー、大和自動車交通がストップ高。日本ケアサプライ、ワイズテーブルコーポレーション、フライトHD、安川情報が買われた。
01月16日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=反落、投資家心理の悪化
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は反落した。終値は前週末比6円14銭安い2797円16銭とこの日の安値だった。材料の出た銘柄を中心に物色され前引け時点では小幅に上昇していたが、午後は売りに押される展開となった。円相場が円高・ドル安に振れ、主力株が下げ幅を拡大したことで投資家心理の悪化が波及した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で495億円、売買高は2億923万株だった。売買高は2016年9月28日以来の高水準となった。
個別ではAKIBAやブロッコリー、日本一ソフトが下落した。ティビィシィ・スキヤツト、FCホールディングスが昨年来安値を更新。
半面、KG情報、スーパーバリュー、山王、ユークスがストップ高。ベルグアース、T&Cメディカルサイエンス、IGポート、レイは上昇した。
01月16日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=反落、新興市場の買い意欲も減退
・・・続き
東証マザーズ指数は反落した。終値は前週末比6.34ポイント安い972.02だった。
東京市場全般が軟調に推移するなか、新興市場の主力株への買い意欲も減退している。
個別ではそーせいやメタップス、ミクシィが下落した。エルテス、エイトレッド、イノベーション、UMNファーマが昨年来安値を更新。
一方で、フィット、AMBITION、サイバーステップ、Gunosy、リファインバースなど6銘柄がストップ高。GMO TECH、リミックスポイント、アスカネット、ヨシムラ・フード・ホールディングスは上昇した。
01月16日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を7銘柄更新しました。
[8154]加賀電子
[2471]エスプール
[3435]サンコーテクノ
[3762]テクマトリックス
[5956]トーソー
[6264]マルマエ
[7837]アールシーコア
01月16日 アフターランチ
「怖い?」
ようやく始まった週5日制の月曜日。
今年初の月曜商いは軟調展開。
・・・続き
金曜のSQ値を下回った。
そうなると、またジブリのせい?なんて責任転嫁をしたくなる。
先週金曜は「風の谷のナウシカ」。
今週金曜は「千と千尋の神隠し」。
来週金曜は「耳をすませば」。
もう飽きただろうに・・・。
昨日からスタートしたTBS日曜9時の東芝日曜劇場。
昨年の今頃は「下町ロケット」が話題になった。
今回はキムタク主演の「A LIFE〜愛しき人」。
宣伝文句は「ヒューマンラブストーリー」。
「愛、欲望、友情、嫉妬、プライドが渦巻く中、
ただ職人外科医として、決して諦めることなく、
不器用ながら一途に患者と向き合う
彼の生き様は、病院で働く人々に問いかけていく。
本当の医療とは何なのか・・・」。
あらすじはともかくとして第1回で記憶に残った心臓外科医の主人公の言葉。
「オペは準備を完璧にやってから臨む。
どんな方法で、どんなタイミングで、そしてあらゆるリスクを想定しておく。
オペはその結果で粛々と臨むだけ。
だから怖くはない」。
オペと言うのは主人公の仕事だが、投資や株屋の世界でもこれは通用する筈。
準備もせずに株価に揺り動かされて衝動的な商いをするから「怖い」。
どんな理由でどんなシナリオで、そしてどんなリスクがあるのか」。
これを突き詰めないから「怖い」。
あらゆることを想定してから実行するのが株式投資だしトレード。
この原点を忘れて、右往左往するから「怖い」。
寝食を忘れる必要はなかろうが、考え抜けるだけ考え抜くこと。
できれば頭の中だけでなく、手・口・耳・目を使って枝葉に分かれるシナリオを頭に叩き込むこと。
これは相当重要だ。
「想定の範囲」なんて軽い言葉でない本当の「想定」の多くは無駄になる。
でも捨てるシナリオだった時には生きることがある。
その結果の閃きであれば許容できるに違いない。
結果のシーンばかりを追いかけるから相場を見間違えるのかも知れない。
主人公の名前が「櫻井」というTBS金曜9時の「下剋上受験」よりは役に立つドラマだった。
火曜9時フジの草薙さん主演の「嘘の戦争」も結構面白いが・・・。
日経ヴェリタスの特集は「ネクストパラダイム」。
サブタイトルは「金利・物価・成長・・・さらば3低時代」。
2020年にバブル崩壊から30年。
「世界経済に歴史的転換点」と言う声も聞こえる。
米長期金利を19世紀後半から見ると、3回の「山」と2回の「谷」。
その50年後の1920年に2回目の山、そして80年前後に3回目。
50〜60年に一回やってくる「金利の山」。
「コンドラチェフ循環」でも前回の底(1940〜50年)から70年前後経過。
「そろそろ大底を迎える」という分析。
後押しするのはトランポノミクスの大規模なインフラ投資。
過去2回の底を脱したきっかけは大戦からの復興という巨大投資。
今は「人工知能(AI)が本格的な開発・稼働タイミング」。
そして日米欧の政策軸は金融から財政へシフト。
17年はユーロ圏全体で域内総生産(GDP)比0.5%相当の財政拡大が望ましいとされる。
日本の一般会計の歳出総額は97兆4547億円と過去最大。
そしてマイナス圏に水没していた世界の国債利回りに上昇圧力。
株式市場は「金利VS成長」の綱引き。
過去の経験則では長期金利が5%までは金利上昇に伴ってPERが上昇。
長期金利5%までは許容範囲ということになる。
興味深い指摘は「米S&P500の構成銘柄の週次リターン。
上位25%と下位25%の運用収益格差が一時2008年以降の高水準に達した」。
因みに・・・。
ウォール街にある「1月バロメーター」。
NYダウを1929年まで遡ると1月と年間の騰落は76%の確率で一致。
特に1月に上昇した年の一致確率は84%。
上海総合指数も2000〜2016年の17年間で、1月と年間の騰落が一致した確率は76%。
1月は頑張って欲しいというのはNYや上海の方が強い。
・・・・・・・・・・・・・・
《兜町ポエム》
「いつも何度でも」(千と千尋の神隠し)
呼んでいる市場のどこか奥で
いつも心躍る夢を見たい
苦しみは数えきれないけれど
その向こうできっと買値に会える
繰り返す過ちのそのたび人は
ただ青い株価の青さを知る
果てしなく相場は続いて見えるけれど
この動きは希望を抱ける
大引けのときの静かな胸
ゼロになる板が耳をすませる
買われてる不思議、売られていく不思議
株も為替も商品もみんな同じ
ララランランラランラーーーランランララン
ララララランランララランラララランラララララ
ホホホホホホホホルンルンルンルフフフフフ
ルルルルルンルルルーンルルルー
呼んでいる市場のどこか奥で
いつも何度でも夢を描こう
損ギリの数を言い尽くすより
同じ買い手口でそっと戦おう
閉じていく塩漬けのその中にいつも
忘れたくない囁きを聞く
こなごなに砕かれた株価の上にも
新しい景色が映される
はじまりの朝の静かな寄り付き
ゼロから始まる買い板充たされてゆけ
市場の彼方にはもう探さない
輝くものはいつもここに
塩漬けの中に見つけられたから
ララランランラランラーーーランランララン
ララララランランララランラララランラララララ
ホホホホホホホホルンルンルンルフフフフフ
ルルルルルンルルルーンルルルー
(櫻井)
01月16日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価はやや下落幅を拡大
・・・続き
[後場概況]
16日後場の日経平均株価は前週末比200円79銭安の1万9086円49銭で寄り付いた。
経平均株価がやや下落幅を拡大している。
外国為替市場では、1ドル=114円10銭台での推移。アジアの主要株式市場は、総じて軟調な値運びとなっている。
日経平均は25日線を下回っての推移となっている。戻り売り圧力が次第に強まりやすいだろう。
昨年後半からの株高・円安により、ETFの減額等を警戒する声も聞かれ始めており、売り仕掛け的な動きが警戒されやすい。不安定な相場環境のなか、物色対象は、中小型株やテーマ株の一角に妙味がありそう。
ランチバスケットは8件、78.64億円。
差し引き10億円の売り越しとの観測。
01月16日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=反落。売り優勢、前引けにかけて一段安に
16日午前で日経平均株価は反落し、前週末比175円38銭安の1万9111円90銭で前場を終えた。
・・・続き
朝方からリスクオフの流れにさらされ売り圧力が徐々に高まる展開だった。
外国為替市場での円高基調が嫌気され、利益確定や持ち高調整を目的とした売りが優勢だった。前引けにかけて一段安となり、きょうの安値圏で前場を終えた。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も反落した。
16日の米国市場はキング牧師誕生日の祝日で休場となるため、きょうは海外投資家の参加が少ない。売買が低調ななか、散発的な売りに押されてじり安基調となった。
市場では、目新しい買い手掛かりが見当たらないなかで「10時以降、持ち高調整と思われる売り圧力が一段と強まった」との指摘があった。
大分製鉄所(大分市)の厚板工場が火災で操業を停止している新日鉄住金は操業再開には8カ月程度かかる見通しだと発表し、収益の下押しを懸念した売りで下げ幅は一時、4%を超えた。海運株の下げも目立つなど、景気敏感株が総じて安かった。
前引けの東証1部の売買代金は概算で8821億円、売買高は7億1395万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1578と、全体の7割強を占めた。値上がりは322、変わらずは103銘柄だった。
個別では、前週末13日に新型ゲーム機「Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)」の発表会を開いた任天堂は続落した。小野薬とSMCは下落し、クボタとファストリも下げた。タカタが急反落、gumiも大きく値を下げた。
一方、13日に2016年3〜11月期の連結営業利益は219億円と前年同期に比べ6%減ったと発表した久光薬は上昇した。大塚HD、リクルートHD、キーエンス、ファナック、JALがしっかり。さくらインターネットが商いを集め続急騰、フリューは一時値幅制限上限まで買われた。
東証2部株価指数は反落した。東証2部指数は前週末比42.27ポイント安の5362.80ポイントと反落。
個別ではグローバルダイニング、新華ホールディングス・リミテッド、ジー・スリーホールディングス、シャープとフュトレックが下げた。日本ケアサプライ、ワイズテーブルコーポレーション、東邦アセチレン、イサム塗料、マイスターエンジニアリングなど14銘柄が昨年来高値を更新。安川情報とマーキュリアなど買われた。
01月16日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=続伸、スーパーV、ユークスなどがS高
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前週末比1円32銭高い2804円62銭となった。20日に控えるトランプ氏の米大統領就任式や円相場の上昇で主力株が手掛けにくい中で、材料が出た新興市場の銘柄が物色された。
ジャスダック市場の売買代金は概算で235億円、売買高は7587万株。
個別ではスーパーバリュー、ユークス、santecがストップ高。ベルグアースは一時ストップ高と値を飛ばした。IGポート、ネクスウェアが上昇した。
半面、ティビィシィ・スキヤツト、FCホールディングスが昨年来安値を更新。AKIBAや日本一ソフト、マクドナルド、ウエストホールディングス、日本一ソフトウェア<は下落した。
01月16日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=反落、GMOテック売られる
・・・続き
東証マザーズ指数は反落した。前引けは前週末比3.85ポイント安い974.51だった。
個別ではエイトレッド、イノベーション、UMNファーマが昨年来安値を更新。そーせいやGMO TECH、フィル・カンパニー、メタップス、イグニスが下落した。一方で、フィット、Gunosyがストップ高。AMBITION、メディア工房は一時ストップ高と値を飛ばした。アスカネットやGunosy、エボラブルA、ヨシムラ・フード・ホールディングスは上昇した。
01月16日 相場概況(寄り付き後)
【市況】日経平均 =10時 上げ幅100円超 円高が一服 自律反発狙いの買い
[10時概況]
16日10時現在の日経平均株価は前週末比79円20銭安の1万9208円08銭で推移している。
・・・続き
海外投資家の参加が少なく、市場全体の売買が盛り上がりに欠けるなか、円高基調などを嫌気した散発的な売りに押されている。JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も軟調に推移している。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で4709億円、売買高は3億8048万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1261と、全体の6割強を占めた。値上がりは560、変わらずは179銘柄だった。
日経平均マイナス寄与度は26.48円の押し下げでファストリがトップ。以下、KDDIが3.45円、コナミHDが3.07円、電通が2.69円、ソフトバンクが2.42円と続いている。
プラス寄与度トップはファナック で、日経平均を9.02円押し上げている。次いでユニファ
ミマが3.07円、ダイキンが1.34円、安川電が0.73円、三菱商が0.71円と続く。
業種別では33業種中5業種が値上がり。1位は空運で、以下、銀行、繊維、電気機器と続く。値下がり上位には鉄鋼、海運、その他製品が並んでいる。
大分製鉄所(大分市)の厚板工場が火災で操業を停止している新日鉄住金は、操業再開には8カ月程度かかる見通しだと発表し、収益の下押しを懸念した売りで下げ幅は3%を超える場面があった。JFEや神戸鋼なども軒並み下落している。
個別では、小野薬とSMCは下げ幅を拡大し、セブン&アイとマツダも一段安。関西電と中部電も軟調に推移している。
一方、大塚HDと三菱UFJは上げ幅を拡大し、三菱商とアサヒも上昇している。キーエンスとダイキンは昨年来高値を更新した。
東証2部株価指数は反落している。シャープとSFPが下げ、安川情報とマーキュリアは上げた。
225先物は野村・大和・ドイツ・GS・バークレイズ・UBSが買い越し。
アムロ・三菱・モルスタ・クレディ・メリル・日産が売り越し
TOPIX先物はバークレイズ・みずほ・野村・GS・ソジェン・クレディが買い越し。
メリル・HSBC・UBS・大和・日興・ドイツが売り越し。
外資系等はライト工(1926)、群馬銀(8334)、セブンアイ(3382)、オークマ(6103)、ローム(6963)、ライク(2462)に注目。
テクニカル的にはSフーズ(2292)、カワチ薬(2664)、フリービット(3843)、クレスコ(4674)、デクセリアル(4980)、昭和シェル(5002)、淀川鋼(5451)、ツガミ(6101)、ローツェ(6323)、平和(6412)、ヤーマン(6630)、山一電(6941)、日立造(7004)、タカタ(7312)、IDOM(7599)、前田工繊(7821)、東エレ(8035)、TBS(9401)、関電(9503)、アサツー(9747)が動兆。
01月16日 カタリストコメント
「「回復」
週末のNY市場は3連休を控えて薄商い。
NYダウは小幅反落。
・・・続き
12月の米小売売上高が市場予想を下回る伸びとなったことから小売りのウォールマートが下落。
足を引っ張った。
一方、NASDAQはフェースブックの上昇が寄与し過去最高値を更新。
S&P500はバンカメなど銀行の好決算を好感し上昇。
マチマチの動きとなった。
「企業業績は底堅い滑り出し」という声が聞こえる。
S&P500採用企業の第4四半期の1株当たり利益は3.7%増の見通し。
銀行セクターは3.8%増の見通し。
週間ではNYダウは0.4%、S&Pは0.1%それぞれ下落。
NASDAQは1%上昇。
キング牧師誕生日のため月曜は休場。
3市場の売買高は約58億株と減少した。
ロンドンFT100株価指数は14日続伸となり過去最高値を更新。
週末の東京株式はNYの下落に反して反発の動き。
「先行して下落していたことからの反動。
そして買戻しの動き」という指摘もある。
日経平均株価は昨年12月最終週に8週ぶりに下落。
1月第1週は大発会の大幅高を財産として上昇。
先週は下落。
「12月21日の高値19592円と、1月5日の高値19615円でダブルトップ」という形になってきた。
「12月30大納会安値18991円がポイント」という声も聞かれる。
日経平均は週間では167円下落。
週足は陰線。
終値ベースでSQ値(19182.28円)を超えたのは好材料。
25日移動平均線(19233円)もわずか0.3%とはいえ上回った。
25日線割れは12日一日だけのこととなり「トランプラリーはまだ継続中」と見る向きも多い。
シカゴ225先物終値は大証日中比50円高の19300円と堅調推移。
先週の裁定買い残は1712億円の減少で1兆8900億円。
減少は4週ぶりのこと。
気になるのは空売り比率が39.8%まで上昇したこと。
一方で日経VIは18.01まで低下。
「ジブリの法則」は関係なし。
続伸に期待したい週初になろう。
東洋経済の見出しは「トランプ相場に乗れ」。
そして「日本株2万円秒読み」。
加えて「急成長・優良銘柄350」。
週刊誌の見出しが強気になると株価下落のアノマリーということからすると良くない。
もっとも「目標2万円」ならば志が低過ぎて何の影響もないのかも知れない。
月曜恒例の「景気指標」で目についたのは生産指数集積回路が前年比21.6%増となったこと。
9月の12.3%以来マイナスだったが11月からまた回復してきている。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
昭和電工(4004) ・・・動兆
昭和電工に注目する。
同社は石油化学、電子材料用ガス、アルミ、電炉用黒鉛電極などが中核。
ハードディスク外販は首位。
石化は好調。
黒鉛電極はM&A効果もあり世界最大手を目指している。
PBR0.89倍。
信用取り組み倍率0.46倍。
(兜町カタリスト櫻井)
01月16日 為替市況コメント
【為替】今週もドルは揉み合い継続か
・・・続き
[概況]
今週は週末20日にトランプ米新大統領の就任式が控えており、それまで為替市場は米国を始めとした各国の経済指標やイベントに影響を受けると見られる。
米経済指標は17日にNY連銀製造業景気指数、18日MBA住宅ローン申請件数、消費者物価指数、鉱工業生産・設備稼働率、対米証券投資、19日住宅着工・許可件数、フィラデルフィア連銀景況指数が発表予定となっており、その他には19日(木)にECB理事会で政策金利が発表され、ドラギ総裁の会見では量的緩和の縮小に言及する可能性(予想は変更無し)があるのかに注目が集まっている。
基本的に20日(金)の就任式までドルは上値の重い展開を予想し、本格的な動きは来週23日以降ではないか。
[提供:カネツFX証券株式会社]
01月16日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■JSR<4185>
今春に高速造形技術を使い製造業サポートする企業連合発足
■コニカミノルタ<4902>
車向け3DARヘッドアップディスプレー開発
■富士通<6702>
工場の設備保全管理システム発売 直感的に情報把握可能
■アイシン精<7259>
簡易型のハイブリッド車の部品に本格参入 18年に発売
■セイコーHD<8050>
傘下がウェアブル機器の電池駆動時間伸ばす電源IC開発
■三井物<8031>
グループの物流事業再編 4月1日付で子会社2社統合
【好材料銘柄】
■TSIホールディングス <3608>
3-11月期(3Q累計)経常は54%増益、通期計画を超過。また、発行済み株式数(自社株を除く)の1.8%にあたる200万株(金額で16億円)を上限に自社株買いを実施する。12月既存店売上高は前年同月比5.6%増と3ヵ月連続で前年実績を上回った。
■フォーカスシステムズ <4662>
株主優待制度を新設。毎年3月末時点で200株以上を保有する株主を対象に、保有株数に応じて特設ウェブサイトで好きな商品と交換できるポイントを付与。200株以上300株未満保有で1500ポイント、最大1万株以上保有で2万ポイントの贈呈となる。1ポイント1円相当。
■フリュー <6238>
2月28日現在の株主を対象に1→3の株式分割を実施する。また、株主優待制度を新設。毎年3月末時点で100株以上を保有する株主を対象に、クオカード2000円分を贈呈する。
■日本和装ホールディングス <2499>
前期最終を32%上方修正。
■アドテック プラズマ テクノロジー <6668>
上期経常を2.7倍上方修正・2期ぶり最高益、通期も増額。
■ベルグアース <1383>
株主優待制度を新設。毎年4月末時点で100株以上を保有する株主を対象に、茨城県産メロン(3000円相当)、もしくはクオカード1000円分を贈呈する。
■KG情報 <2408>
今期経常は23%増益、前期配当減配も今期増配。
■Gunosy <6047>
今期経常を64%上方修正・最高益予想を上乗せ。
■アクトコール <6064>
今期経常は49%増益、前期配当減配も今期増配へ。また、株主優待制度を保有株数に応じたものに変更する。
■ベイカレント・コンサルティング <6532>
3-11月期(3Q累計)税引き前は48%増益・通期計画を超過。未定だった今期配当は初配当30円を実施。
01月16日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 01月16日号
01月16日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
16日の東京株式市場は、手掛かり材料に乏しいなか、もみ合いとなりそうだ。
・・・続き
日経平均株価の予想レンジは、1万9150円−1万9400円を想定する。
為替相場は、ドル・円が1ドル=114円台の半ばと円高に振れている。足元で、円高に対する感応度が薄れつつあるが、引き続き注意したい。
寄り前には機械受注や国内企業物価指数の発表などがあり、良好な内容が確認できれば指数の押し上げ材料にはなるだろう。
1月限SQ(特別清算指数)値の1万9182円が下値として意識されそうだ。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、13日の大阪取引所終値比50円高の1万9300円だった。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り720万株、買い460万株で、差し引き260万株の売り越し。売り越しは2営業日連続。金額も売り越し。
売りセクターに、機械、保険、電機、商社など。買いセクターに、不動産、サービス、銀行、自動車、機械、ガラスなど。
【主な経済指標・スケジュール】
16(月)
【国内】
11月機械受注(8:50)
12月国内企業物価指数(8:50)
11月第三次産業活動指数(13:30)
12月工作機械受注(15:00)
黒田日銀総裁が日銀支店長会議で挨拶
さくらレポート
《決算発表》
東宝、ホギメディ、シリコンスタジオ、アデランス
【海外】
世界未来エネルギーサミット(〜1/19 UAE・アブダビ)
休場:米
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
01月14日 マーケットコメント
01月14日 為替市況コメント
【為替】米ドル円は再び114円台。
・・・続き
[概況]
13日、欧米外国為替市場の米ドル円は往って来いの展開となった。
米国時間発表された米生産者物価指数(予想:前年比1.6% 結果:前年比1.6%)は市場予想値通りの結果だが、2014年9月以来の高水準であった。
物価上昇圧力の高まりなどから、米ドル円は115円付近まで上昇。その後に発表れさたミシガン大学1年期待インフレ率(結果:2.6% 前回:2.2%)においても、前回値から0.4%上昇しており、更にインフレ期待が高まる結果となった事から、米ドル円は本日高値115.460円まで上昇した。
しかし、その後は買いが続かず、再び114円台半ば付近まで水準を落とし、往って来いとなっている。米ドル円は本営業日の取引を114.595円で終了した。
[提供:カネツFX証券株式会社]
01月14日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 01月14日号
01月13日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウは5ドル安、軟調な経済指標が相場の重し利益確定売り優勢
・・・続き
13日のNYダウ工業株30種平均は小幅に続落した。
終値は前日比5ドル27セント安の1万9885ドル73セントだった。
大手行の四半期決算内容が好感され、買いが先行した。
ダウ平均は朝方に上げ幅を61ドルまで広げる場面があった。この日から米主要企業による2016年10〜12月期の決算発表シーズンが始まった。先陣を切った米銀大手のJPモルガン・チェースやバンク・オブ・アメリカは昨年11月の米大統領選以降の「トランプ相場」で株式・債券などの取引が活発でトレーディング収入が増加。ともに市場予想を上回る増益となり金融株の買いに弾みが付き、相場を押し上げた。
もっとも、上げが一服した後、ダウ平均は下げに転じた。
取引開始前に発表された16年12月の米小売売上高は前月比0.6%増と市場予想(0.7%増)をやや下回った。1月の米消費者態度指数(ミシガン大学調べ)速報値は市場予想に反して前月から低下。米消費の拡大は続くとの見方が多いものの、米株式の買いを鈍らせた。
米国は週明け16日がキング牧師誕生日の祝日で休場となる。3連休を前に積極的に買い持ち高を積み上げる投資家は少なく、次第に利益確定売りの勢いが増した。原油安で資源関連株に売りが出たことも相場全体を下押しした。
ナスダック総合株価指数は反発。前日比26.629ポイント高の5574.116で終え、2営業日ぶりに過去最高値を更新した。フェイスブックやアマゾン・ドット・コムといった主力株が軒並み上昇。トランプ次期米大統領による薬価批判で下げていたバイオ製薬株に買い戻しが続いたことも指数を押し上げた。
セクター別では、メディアや銀行が上昇する一方で食品・生活必需品小売や消費者・サービスが下落した。
個別では、資源開発のアナダルコ・ペトロリアム(APC)が安い。前日夕に米テキサス州南部のシェール鉱区の権益を23億ドル(約2600億円)で売却すると発表したが、将来の収益基盤が弱体化するとの見方から売りが優勢だった。
前日にテキサス州西部の石油鉱区の権益を取得すると発表した天然ガス・石油のWPXエナジーが下落した。
一方で、航空機のロッキード・マーチンが高い。最高経営責任者(CEO)がトランプ氏と会談し、批判されていた次期ステルス戦闘機のコスト削減と1800人の雇用増を約束。次期米政権からの圧力が和らぐとの思惑から買われた。
ケーブルテレビのコムキャスト(CMCSA)と動画配信サービスのネットフリックス(NFLX)はドイツ銀行による投資判断引き上げを受け、上昇した。
13日発表した四半期決算で1株利益が市場予想を上回った資産運用のブラックロックが上昇。不正営業問題で減収減益となったウェルズ・ファーゴも純金利収入の伸びが市場予想を上回ったことが好感されて上げた。
NYダウ工業株30種(ドル)
19,885.73−5.27
S&P500種
2,274.64+4.20
ナスダック
5,574.116+26.629
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は反発した。3月物は前日比130円高の1万9300で引け、大阪取引所の日中取引の終値を50円上回った。
朝方の市場で堅調な米景気指標を背景に円安と米株高が進み、買いが先行した。3月物は一時1万9365円まで上げた。
その後は円相場の反発や米株式相場の伸び悩みにつれ、上げ幅を縮めた。3連休を控えた週末で、持ち高調整の動きも目立った。この日の3月物の安値は1万9140円。
シカゴ日経225先物3月限 (円建て)
19300 ( +50 )
シカゴ日経225先物3月限 (ドル建て)
19345 ( +95 )
( )は大阪取引所終値比
【13日の欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100種総合株価指数は14営業日続伸。前日終値に比べ45.44ポイント高の7337.81と、終値ベースで連日の最高値更新となった。
14営業日続伸は、1984年の指数算出開始以来、最長となる。医薬品株の上げが指数を押し上げるなか、構成銘柄の約8割が上昇した。
医薬品株が買われた。シャイアーとヒクマ・ファーマシューティカルズの上げが大きくなった。半面、航空機エンジンのロールス・ロイスと、小売りのマークス・アンド・スペンサー(M&S)、鉱業のランドゴールド・リソーシズは下落した。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
ドイツ株式指数(DAX)は反発。終値は前日比108.14ポイント(0.94%)高の11629.18だった。
良好な米銀の業績発表を受けて、ドイツ銀行とコメルツ銀行が上昇した。アナリストが株価目標を引き上げたミュンヘン再保険も買われた。下落したのは、不動産のボノビアとタイヤのコンチネンタルを含む4銘柄だけだった。
01月17日 マーケットコメント
01月17日 為替市況コメント
【為替】米ドル円は一時113.025円まで下落、この後も英首相の演説に警戒。
・・・続き
[概況]
17日、東京外国為替市場の米ドル円は一時113.025円まで下落し、軟調な展開となっている。東京時間、米ドル円は仲値公示を経て、一時114.300円まで反発。しかし、その後は一転し、下落する展開となっている。
この後は世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)で、20:45からメイ英首相がEU離脱に関する演説を行う予定となっている。市場ではハードブレグジットへの警戒感が広がっており、リスク回避の円買いが優勢か。
イ英首相の演説次第ではポンド安とともにリスク回避の円買いが更に進行する可能性も考えられるため、注意をしたい。
現在、欧州時間に入り、米ドル円は113.080円付近、英ポンド円は137.30円付近を推移している。
[提供:カネツFX証券株式会社]
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
17日の日経平均が大幅続落。
・・・続き
終値は前日比281円安の1万8813円で、昨年12月8日以来、1か月半ぶりの安値をつけて引けた。
英国のハードブレグジット売りで日経平均は下げ幅を拡大し、2日間で500円弱の下げを演じている。
足元ではトランプ熱も冷めかかっており、日経平均は目先調整を続ける展開となりそうだ。まずは今晩の英首相の演説を欧州や米国市場がどう消化するかが注目だろう。
テクニカル的に底打ち感はまだ乏しく、13週線(1万8538円、17日時点、以下同じ)や、24カ月線(1万8183円)が控える1万8200〜1万8500円あたりまでは見ておくべきだろう。
まだ米大統領就任式まで3営業日あり、ハードな展開が続くと想定される。ただ、就任式を通過すれば、翌週以降には3月決算企業の3Q業績発表が出始めることから、相場の雰囲気も変わる可能性が高い。
今週は週末の米大統領就任式を前に買い手控え姿勢が続きそうだ。翌週以降は3月決算銘柄の3Q決算を材料に持ち直すという展開になると予想しているが、企業決算を迎える前に、調整が1万9000円どころでとどまるか、もう少し深押しするかを見極める点では、あすの動きは重要だろう。
01月17日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=281円安、円高進行で大幅続落、1カ月半ぶり1万9000円割れ
【大引け概況】
17日の日経平均株価は続落した。
・・・続き
本日のマーケット動画
時間:1分12秒 容量:5.19M
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前日比281円71銭安の1万8813円53銭で取引を終えた。終値が1万9000円を下回るのは昨年12月9日(1万8996円37銭)以来、およそ1カ月半ぶり。
20日のトランプ次期米大統領の就任式や、日本時間17日夜のメイ英首相の演説が予定されており、「欧州連合(EU)単一市場からの撤退を表明する」との報道も見られたことから、市場では「ハードブレグジット」への警戒感が強まった。
この日の日経平均は、昨年11月の米大統領選後の「トランプ相場」が始まって以降で最も下げ幅が大きかった。17年に入ってからは9営業日中6営業日で下げており、株価の下落基調が鮮明になっている。
メイ英首相は演説でEU強硬離脱の方針を示すと伝わり、ポンド売りが対ドルでの円買いに波及。後場に入ると一時1ドル=113円台前半まで円高が進むとともに日経平均も再び弱含みとなり、本日の安値圏で取引を終えた。
JPX日経インデックス400は続落した。終値は前日比200.45ポイント安の1万3516.30だった。東証株価指数(TOPIX)も続落し、21.54ポイント安い1509.10で終えた。
東証1部の売買代金は概算で2兆942億円。売買高は17億1056万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1799と、全体の89.7%を占めた。値上がりは149、変わらずは56銘柄だった。
個別では、竹内製作所やマツダなど欧州関連銘柄の下落が目立った。12月度受注状況が嫌気された大和ハウスと楽天の下げも大きかった。菱地所やホンダは下げた。味の素や三菱ケミHDも安い。
一方で、任天堂が高いほか、JFEや住友鉱、小野薬も上昇した。
また、RIZAP-Gによる子会社化が発表されたジンズメイトや、ヤマダ電機と格安スマートフォン事業の共同出資会社を設立すると報じられたUーNEXTがストップ高となり、アルファCoやゲンキーも大きく買われた。
東証2部株価指数は続落。東証2部指数は前日比58.36ポイント安の5291.56ポイントと続落。
個別ではノダ、中本パックス、ツインバード工業、大興電子通信、シャープと安川情報が下げた。
一方、日本ケアサプライ、エスビー食品、あじかん、ジャパンミート、セブンシーズホールディングスなど9銘柄が昨年来高値を更新。アドテック プラズマ テクノロジー、ADプラズマとTスマートが上げた。
01月17日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=続落、地合いは比較的には底堅い
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は続落した。終値は前日比13円94銭安の2783円22銭だった。
東京外国為替市場で円高・ドル安が進み輸出関連の主力株への売りが強まり、投資家心理の悪化で新興企業株にも売りが及んだ。東証1部に比べ輸出企業は少なく、下げは小幅にとどまった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で459億円、売買高は1億6372万株だった。
個別では、ティビィシィ・スキヤツト、ベルパークが昨年来安値を更新。T&Cメディカルサイエンス、ベルグアース、AKIBAホールディングス、マクドナルドやユニバーサル、ブロッコリーが下落した。
半面、山王、菊池製作所、ユークス、santecがストップ高。ダイケン、日本電技、KG情報、ライフフーズ、IGポート、ニューフレアは上昇した。
01月17日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=続落、地合いは比較的には底堅い
・・・続き
東証マザーズ指数も続落した。終値は前日比6.86ポイント安い965.16だった。東京市場は軟調だが、新興市場の地合いは比較的には底堅かった。
個別では、エルテス、エイトレッド、イノベーションが昨年来安値を更新。バーチャレクス・コンサルティング、リファインVやエボラブルA、アスカネットが下落した。
一方、フィット、サイバーステップがストップ高。ベステラ、Gunosyやメタップス、アカツキ、エボラブルアジア、インソースは上昇した。
01月17日 アフターランチ
「見出し」
今朝のささやかな場況
↓
・・・続き
NY市場は休場。
ロンドンFT100株価指数は15日ぶりの反落。
上海総合株価指数は5日続落。
225先物大証夜間取引は日中比10円安の19050円。
週末の上昇を打ち消す下落となった昨日。
ドル円の113円台を嫌気したとの解釈。
もっともブレグジットへの再認識やトランプ大統領の資質に対する懸念の再燃など外部材料に反応したともいえる。
NY休場を控えて東証1部の売買代金は2兆円割れ。
課題は昨日の安値19061円を割りこむかどうか。
その下に控える大納会安値18991円は絶対的死命線とも言えるだろう。
外部材料と企業決算の綱引きでどちらに軍配が上がるかが今後数週間の課題となる。
期待薄ながら上ではSQ値19182円の奪還が最大使命。
落ち着いている日経VIは19.06。
騒ぎ出した空売り比率は41%台。
この綱引きも継続しようか。
今日からダヴォスで繰り広げられる饗宴。
登場するブロックチェーンやAIの議題などに関連した材料で踊って幕間をつなぐ展開なのかも知れない。
英国のテリーザ・メイ首相が17日に行う演説。
「EUとの部分的な関係から離脱するつもりはない。
しかし、新たなタイプの関係をEUと結びたい」と表明する予定だという。
通過すれば「なんだ」なのだろうか。
面白い指摘は今秋発売の週刊誌の見出し。
「1月20日 トランプが大統領に就任 株価暴騰に備えよ」(週刊現代)。
「爆騰する日本株これからが本番だ」(週刊ポスト)。
「トランプ相場に乗れ!株高はこれからが本番だ」(東洋経済)。
ジブリの法則よりもよほど確率が高い反指標でもあろうか。
(櫻井)
01月17日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を7銘柄更新しました。
[4662]フォーカスシステムズ
[4963]星光PMC
[3630]電算システム
[9678]カナモト
[8946]ASIAN STAR
[7172]ジャパンインベストメントアドバイザー(JIA)
[4847]インテリジェントウェイブ
01月17日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価はやや下落幅を拡大
・・・続き
[後場概況]
17日後場の日経平均株価は前日比125円39銭安の1万8969円85銭で寄り付いた。
日経平均株価がやや下落幅を拡大している。
外国為替市場では、1ドル=114円近辺での推移。アジアの主要株式市場は、高安まちまちの値運びとなっている。
1万9000円処で下げ渋りをみせているが、このまま1万9000円割れの状況が続くと、1万8500円処までは真空地帯となるため、売り仕掛け的な動き等も警戒されやすいだろう。日銀のETF買い入れへの思惑が高まりやすいが、戻りの鈍さが意識されると警戒だろう。
ランチバスケットは18件、249.53億円。
差し引き売り買い均衡との観測。
01月17日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=続落、英米の政治イベントに警戒、買い手控えムード
17日午前の日経平均株価は続落した。
・・・続き
前日比113円67銭安の1万8981円57銭で午前の取引を終えた。
前場の株式市場は、引き続きリスク回避の売りに押される展開となった。
20日のトランプ次期米大統領の就任式に加え、英国のEUからのハードブレグジット(強硬離脱)に対する思惑を背景に、外国為替市場で一時1ドル=113円台で推移するなど円高に対する警戒感から全般買いが手控えられている。
株式市場では「海外ヘッジファンドが利益確定売りを出した」との声が多い。売り一巡後は押し目買いを入れる動きも出て、下げ幅を縮小した。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も続落した。
前引け時点の東証1部の売買代金は概算で9434億円、売買高は8億1075万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1578と、全体の78.8%を占めた。値上がりは324、変わらずは99銘柄だった。
個別では、JTや竹内製作所などの欧州関連銘柄の下げが大きい。ハウスや楽天が下落。みずほFGや三菱UFJといったメガバンク株も下げが目立った。菱地所やNTTも安い。
SMCが売られた。さくらインターネットは利益確定売りを浴び値下がり率トップ。トランザクションも急反落となった。
一方で、JFEや新日鉄住金など鉄鋼株の上昇が大きかった。住友鉱や任天堂も上げた。リクルートホールディングス、ソニーや小野薬も上昇した。アルファ、U−NEXTが一時ストップ高に買われ、ゲンキー、タカラバイオなどの上昇も目立っている。
東証2部株価指数も続落した。東証2部指数は前日比28.21ポイント安の5321.71ポイントと続落。
個別ではシャープやフライトHD、ノダ、ツインバード工業、中本パックス、日本和装ホールディングス、イワキが売られた。
一方、日本ケアサプライ、エスビー食品、あじかん、ジャパンミート、セブンシーズホールディングスなど9銘柄が昨年来高値を更新。アドテック プラズマ テクノロジー、ADプラズマと安川情報が上げた。
01月17日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=続落、売り一巡後は下げ幅を縮小
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は小幅に続落した。
午前終値は前日比7円11銭安い2790円05銭だった。東京外国為替市場で円高・ドル安が進み日経平均株価が下げ幅を拡大したため、新興企業株も幅広い銘柄に投資家心理の悪化に伴う売りが先行した。売り一巡後は下げ幅を縮小した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で276億円、売買高は1億699万株だった。
個別では、ティビィシィ・スキヤツト、ベルパークが昨年来安値を更新。T&Cメディカルサイエンス、AKIBAホールディングス、マクドナルドやユニバーサルが下落した。
半面、菊池製作所、ユークスがストップ高。ダイケンは一時ストップ高と値を飛ばした。日本電技、KG情報、スーパーバリュー、IGポートは上昇した。
01月17日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=続落、投資家心理の悪化に伴う売り
・・・続き
東証マザーズ指数も小幅に続落した。
午前終値は前日比0.5ポイント安の971.52だった。個別では、エルテス、エイトレッド、イノベーションが昨年来安値を更新。バーチャレクス・コンサルティング、メディア工房、シンシア、アスカネット、そーせいが下落した。
一方で、Gunosy、ベステラ、エボラブルアジア、インソースが昨年来高値を更新。やフィット、メタップス、AMBITIONは上昇した。
01月17日 相場概況(寄り付き後)
【市況】日経平均 =10時、下げ幅縮小 円高一服で
[10時概況]
17日10時現在の日経平均株価は前日比182円81銭安の1万8912円43銭で推移している。
・・・続き
東京外国為替市場で円高・ドル安が進んだことが嫌気され、日経平均の下げ幅は一時250円近くまで広がったが、その後、円相場が再び1ドル=114円台前半にまで下げ幅を縮めると、日経平均も下げ渋った。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も、一段安となった後、下げ幅を縮小している。
「国内勢に目立った動きがみられないなか、海外勢が利益確定売りを出している」と指摘する。20日のトランプ次期米大統領の就任式を控えているほか、日本時間17日夜のメイ英首相の欧州連合(EU)離脱に関する演説が懸念材料として浮上しており、海外勢が手じまい売りを出しているようだ。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で5487億円、売買高は4億9169万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1782と、全体の89.1%を占めた。値上がりは153、変わらずは65銘柄だった。
業種別では33業種すべてが値下がり。下落率1位は水産・農林で、以下、銀行、不動産、食料、建設、ガラス・土石と並ぶ。
日経平均マイナス寄与度は16.5円の押し下げでファストリがトップ。以下、ソフトバンク が15.19円、KDDIが6.22円、ダイキンが4.99円、東エレクが4.22円と続いている。
プラス寄与度トップはソニーで、日経平均を1.38円押し上げている。次いで富士電機が0.58円、住友鉱が0.36円、花王が0.27円、ファナック 0.19円と続く。
個別では、楽天やソフトバンクは一段安。大和やNTTも下げ幅を広げた。三井住友FGやみずほFGなどの銀行株も引き続き安い。一方、小野薬やJFEが一段高となった。ソニーや任天堂もしっかり。
東証2部株価指数は続落した。シャープとフライトHDが下げ、ADプラズマと安川情報が上げた。
225先物はみずほ・アムロ・HSBC・メリル・岡三・日産が買い越し。
JP・モルスタ・GS・野村・ソジェン・日興・クレディ・三菱が売り越し。
TOPIX先物はメリル・アムロ・大和・ドイツ・野村が買い越し。
モルスタ・GS・JP・三菱・クレディが売り越し。
テクニカル的には高砂熱(1969)、北の達人(2930)、ダイヤD(3073)、さくら(3778)、ダイト(4577)、MORESCO(5018)、インターワークス(6032)、オークマ(6103)、ローム(6963)、市光工(7244)、マニー(7730)、広済堂(7868)、ビジョン(9416)、日通信(9424)、松竹(9601)が動兆。
01月17日 カタリストコメント
「0.1%」
週明けの日経平均株価は192円04銭安の19095円24銭と反落。
25日移動平均(19233円)を割れ込んだ。
・・・続き
昨年12月9日(18996円)以来の水準まで下落した。
日銀によるETF買い観測から後場下げ渋る場面もあったが円高基調を嫌気した売り物優勢の展開。
東証1部の売買代金は1兆8872億円と2兆円に届かず。
昨年の大納会(1兆7125億円)以来の低水準となった。
久光薬、大塚HD。日電産、JALが上昇。
日本郵政、任天堂、新日鉄住金、小野薬が下落。
結局「勝手雲」の中で動いている構図。
上限19313円、下限18910円のレンジ。
25日に勝手雲が黒くねじれているのがややいやな感じではある。
今週はダヴォス会議。
スイスの高級スキーリゾート地で17日〜20日に開催される。
世界経済フォーラム年次総会のこと。
参加者は約3000名。
世界の大手多国籍企業や指導者、経済人、メディア関係者、セレブが出席する予定。
今年は中国の習近平国家主席が中国の国家主席として初めて出席する予定。
世界の0.1%の超富裕層「グローバル・エリート」のための会議とも言われる。
議論のテーマは「俊敏で責任あるリーダーシップ」。
「中心となるのは既存の政治、社会経済システムに反対する民衆への対応策」と指摘されている。
米国のトランプ次期大統領の参加はない予定。
これは最終日と就任式が重なるという理由かも知れない。
ただ元ゴードマン・サックスのゲーリー・コーン次期米国家経済会議委員長は出席予定。
またオバマ政権からバイデン副大統領とケリー国務長官が出席予定。
一方過去7回出席したドイツのメルケル首相は欠席予定。
一つ大きな話題はおそらく「世界初の国際ブロックチェーン事業団体(GBBC)」だろう。
「幅広い容量と強力な基盤をもった組織が誕生することで、
より広範囲な普及活動が広がると期待」という声が聞かれる。
先週末のフィンテック関連の堅調さはここに由来しているのかも知れない。
もうひとつこの手の集会で興味深いのは「ビルダーバーグ会議」だ。
1954年にオランダのベルンハルト王配が創設。
第1回会議はオランダのビルダーバーグ・ホテルで開催された。
こちらは完全非公開。
万全な警備で関係者以外は潜入できない。
そういう遠隔地で開催される。
昨年開催されたインターアルペン・ホテルは標高1300メートルのチロリアン・アルプス。
ホテルの立ち入り禁止区域を設定。
潜入者は500ユーロの罰金または2週間の実刑が課されるという。
議長はフランスアクサグループの会長。
ロイヤル・ダッチ・シェル、グーグル、エアバス、シーメンズ、フィアット・クライスラー、
ブラックロック、BP、アルコア、ロッシュ、ゴールドマンサックス、
ロイヤル・バンク・オブ・カナダ、HSBC、JPモルガン投資銀行、ドイツ銀行などが参加。
「本当の会議」と言う別名も付いており「裏会議」とも呼ばれる。
昨年議題になったものの一つは「キャシュレス化社会の実現の可能性」だった。
あるはAI・サイバーセキュリティなどもあった。
【戦後の米新任大統領と「ハネムーン期間」の米国株騰落率】
オバマ 民主 2009年 2.98%
ブッシュ(子) 共和 2001年 2.10%
クリントン 民主 1993年 5.65%
ブッシュ(父) 共和 1989年 8.21%
レーガン 共和 1981年 5.64%
カーター 民主 1977年▲3.35%
ニクソン 共和 1969年 0.31%
ケネディ 民主 1961年 6.99%
アイゼンハワー 共和1953年▲4.38%
大和のレポートは「カジノ関連:ラスベガスで実績がある銘柄に注目」。
グローリー(6457):現金入出金機
コナミ(9766):スロットマシンなど
セガサミー(6460):韓国カジノ最大手と合弁
マミヤ・オーピー(7991):紙幣搬送システム、メタル払い出し機
テックファーム(3625):カジノ向け決済システム
オーイズミ(6428):スロット、紙幣識別機、メタル貸機
日金銭機械86418):米カジノ向けシェア拡大
ユニバーサル(6425):カジノホテル大手
セコム(9735):機械警備先駆者
ALSOK(2331):セキュリティシステム、耐火金庫
CSP(9740):ガードマン派遣の常駐警備
◇━━━ カタリスト ━━━◇
G−FACTORY(3474)・・・動兆
G−FACTORYに注目する。
同社は店舗型サービス業向け物件、内装設備リースなどが中核。
ウナギ専門店「名代宇奈とと」も運営している。
昨年末割当で1対5の株式分割を実施。
収益力の高いコンサルティングビジネスに期待感。
(兜町カタリスト櫻井)
01月17日 為替市況コメント
【為替】ハードブレグジットへの警戒からポンドは急落し、連れて他の主要通貨も下落
・・・続き
[概況]
英紙が17日に行われるメイ英首相の演説で、「首相は移民制限を最優先する強硬路線を取る為にEU単一市場から撤退する計画を示す」と報道した為にハードブレグジットへの警戒感から週明け16日の東京外国為替市場は朝からポンドが大幅安で始まった。
ポンド安に連れて他の主要通貨も売られ、東京市場終盤にドル(113.615円)やユーロ(120.750円)、ポンド(136.46円)などは当日安値まで下落したが、NY市場が祭日の中で材料難からそれ以上売り込む動きは出ず、ドルは114円台を回復して揉み合いとなり、最後は-39銭の114.205円で引けた。
主要通貨は軒並み下落したが、20日の米大統領就任式まではこの下げが続くとも思えず、揉み合い継続を予想する。
[提供:カネツFX証券株式会社]
01月17日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■NSSOL<2327>
IoT活用した作業者安全見守りシステム実証試験拡大
■菊池製作<3444>
AR技術でHMDに画像を3D表示する医療機器の開発にめど
■TSIHD<3608>
ネット通販やIT活用強化 傘下18ブランドアプリ開設
■石原産<4028>
臓器移植の肝臓の保存時間を1〜2日に延ばす保存液開発
■明電舎<6508>
下水管の防災監視サービス高度化 通信費10分の1以下に
■パナソニック<6752>
成田空港で自立搬送ロボットの実証実験を実施
01月17日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 01月17日号
01月17日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
17日の東京株式市場は、弱含みの展開となりそうだ。
・・・続き
日経平均株価の予想レンジは、1万8900円−1万9200円を想定する。
1万9000円処での底堅さが意識されるようだと、自律反発も期待されてくる。
日経平均株価は、終値ベースで10日から5営業日連続で5日線を下回って推移。同線(16日時点で1万9236円)が上値として意識されることも想定される。
16日の米国市場はキング牧師の誕生日で休場だったことから、海外勢のフローは限られる。欧州株式は、英国のEU(欧州連合)からの強硬離脱に対する警戒感や17日に予定される英メイ首相の演説を控え、FTSE100指数が15日ぶりに下落したほか、独DAX指数も反落している。また、週末にトランプ次期米大統領の就任式を控えているなか、引き続き、模様眺め気分が広がる可能性もある。
為替市場でドル・円相場が1ドル=114円台の前半と小動きで推移している。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り850万株、買い320万株で、差し引き530万株の売り越し。売り越しは3営業日連続。金額も売り越し。
売りセクターに、電機、小売、商社、機械、化学など。買いセクターに、銀行、建設、電機、サービス、化学など。
【好材料銘柄】
■ゲンキー <2772>
今期経常を21%上方修正・最高益予想を上乗せ。
■ジーンズメイト <7448>
RIZAPグループ <2928> [札証A]がTOB(株式公開買い付け)を実施し、子会社化を目指す。TOB価格は1株160円で16日終値209円を30.6%下回る水準。また、RIZAPを引受先とする345万株の第三者割当増資を行う。調達する6.2億円は「ジーンズメイト」ブランドの再構築や販売チャネル・営業力の強化に充てる。
■宮入バルブ製作所 <6495>
今期最終を2.4倍上方修正。
■プロパスト <3236>
上期経常が65%増益で着地・9-11月期も22倍増益。
■メタップス <6172>
9-11月期(1Q)税引き前は黒字浮上で着地。
■エボラブルアジア <6191>
東日本旅客鉄道 <9020> と契約を結び、新幹線の取り扱いをBtoCサイトへ展開する。ワンストップで航空券と新幹線の予約販売を行う。12月取扱高は前年同月比20%増の21.4億円だった。
【主な経済指標・スケジュール】
17(火)
【国内】
11月鉱工業生産確報値(13:30)
12月と2016年訪日外客数(16:00)
2016年訪日外国人消費動向調査
20年国債入札
《決算発表》
ブロンコB
【海外】
世界経済フォーラム(ダボス会議)(〜1/20)
独1月ZEW景況感指数(19:00)
米1月NY連銀製造業景気指数(22:30)
メイ英首相演説
《米決算発表》
モルガン・スタンレー、コメリカ、リニアテクノロジー
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
01月16日 【NY株/欧州株概況】
【市況】
16日の米国はキング牧師誕生日の祝日のため、全市場が休場。
・・・続き
16日の米国はキング牧師誕生日の祝日のため、全市場が休場。
【シカゴ日本株先物概況】
16日の米国はキング牧師誕生日の祝日のため、全市場が休場。
【16日の欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7327.13(−10.68)
FTSE100種総合株価指数は15営業日ぶりに反落。前週末終値に比べ10.68ポイント安の7327.13で引けた。構成銘柄の半数以上が下落した。
17日のメイ英首相の演説に市場の関心が集まる中、欧州連合(EU)からの強硬離脱を警戒した売りが金融株を中心に広がった。
銀行のロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)やロイズ・バンキング・グループが安かった。
半面、ポンド安による増益効果の期待から多国籍企業で構成される鉱業株が上昇し、全面高で引けた。ファッションのバーバリー・グループも上げた。たばこ株はアナリストの株式評価の引き上げを手掛かりに買われた。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 11554.71(−74.47)
ドイツ株式指数(DAX)は反落。終値は前週末比74.47ポイント(0.64%)安の11554.71だった。
ドイツ銀行とコメルツ銀行が安かった。自動車株も売られた。20日にトランプ氏の大統領就任式を控えて、自動車メーカーに対する関税政策の先行き不透明感が懸念された。半面、電力株が上昇した。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 4882.18(−40.31)
01月16日 マーケットコメント
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
きょうの日経平均株価の下げ幅は192円。
・・・続き
先週末13日の上昇(152円高)を打ち消す大きな下落となった。
市場関係者からは「テクニカル面では、きょうの終値で日経平均株価が、5日移動平均線(1万9236円=16日)と25日移動平均線(1万9262円=同)でデッドクロスを形成しており、目先的には先安ムードが強まってきた。昨年12月30日につけた取引時間中の安値1万8991円を大幅に下回るとやや調整が長引く可能性もある」としている。
あすも材料難かつ薄商いが想定される。
日経平均株価は1万9000円を巡る攻防となる可能性もある。
今週は週末の米大統領就任式を前に買い手控え姿勢が続きそうだ。翌週以降は3月決算銘柄の3Q決算を材料に持ち直すという展開になると予想しているが、企業決算を迎える前に、調整が1万9000円どころでとどまるか、もう少し深押しするかを見極める点では、あすの動きは重要だろう。
01月16日 為替市況コメント
【為替】英ポンド急落、ハードブレグジットへの警戒感が強まる。
・・・続き
[概況]
16日、東京外国為替市場において、英ポンド円が一時136.46円まで下落している。
英紙サンデー・タイムズは15日、メイ英首相が移民流入抑制などのためにEU単一市場から撤退する計画を示すと報道が伝わった。
市場ではハードブレグジットへの警戒感が強まり、ポンド売りが急速に進んでいる。また、米ドル円でもリスク回避の円買いが進むなかで、一時113.615円まで下落しており、上値は重い。
この後、米国はキング牧師誕生記念日で祝日となるなか、カーニー英中銀(BOE)総裁の講演が予定されている。
仮にカーニー総裁がハードブレグジットについて、景気の下振れリスクなどを言及した場合は、更にポンド売りの反応となる可能性も考えられ、注意が必要だろう。
[提供:カネツFX証券株式会社]
01月16日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=192円安、反落。円高を嫌気、商いも今年最低水準に
【大引け概況】
16日の日経平均株価は反落し、前週末比192円04銭安の1万9095円24銭で終えた。
・・・続き
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2016年12月9日(1万8996円37銭)以来の安い水準となる。
外国為替市場での円高基調を嫌気した、利益確定や持ち高調整を目的とした売りが優勢だった。
17日に予定されるメイ英首相の演説を前にして、英国のEUからのハードブレグジット(強硬離脱)への懸念がリスク回避の流れに誘導するかたちで、終始下値を模索する展開を強いられた。
外国為替市場では円相場が一時、1ドル=113円台後半まで上昇し、日経平均は後場寄り直後に下げ幅を220円超まで拡大する場面があった。
その後は底堅さも目立った。円相場がやや伸び悩んだなか、日銀による上場投資信託(ETF)の買い観測やこれまで買い遅れていた投資家による押し目買いが下支え要因となった。
JPX日経インデックス400は反落した。終値は前週末比126.11ポイント安の1万3716.75だった。東証株価指数(TOPIX)は反落し、14.25ポイント安の1530.64で終えた。
東証1部の売買代金は概算で1兆8872億円と2兆円に届かなかった。昨年の大納会である16年12月30日(1兆7125億円)以来の低水準だった。
売買高は14億6955万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1601と、全体の7割強を占めた。値上がりは323、変わらずは80銘柄だった。
個別では、13時過ぎに日経ニュースが日経電子版やQUICK端末などを通じて「財務省は日本郵政の株式を今夏以降に追加売却する方針」と報じ、日本郵政が大幅に下落した。
前週末13日に新型ゲーム機「Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)」の発表会を開いた任天堂は断トツの大商いも続落した。ファーストリテイリングの下げも目立つ。新日鉄住金や小野薬、SMCが売られた。タカタが急反落となったほか、ジャパンディスプレイの下げも目を引いた。
一方、13日に2016年3〜11月期の連結営業利益は219億円と前年同期に比べ6%減ったと発表した久光薬は上昇した。大塚HDと日電産が買われ、JALもしっかりだった。
さくらインターネットが前週末のストップ高に続き大幅続伸と気を吐いた。
日本通信も商い活況のなか上値を伸ばした。TSIホールディングスが急伸。フォーカスシステムズが買われたほか、市光工業も物色人気になった。
東証2部株価指数は反落した。前週末比55.15ポイント安の5349.92ポイントと反落。
個別ではグローバルダイニング、新華ホールディングス・リミテッド、ジー・スリーホールディングス、光陽社、シャープと朝日インテクが売られた。
一方、アドテック プラズマ テクノロジー、大和自動車交通がストップ高。日本ケアサプライ、ワイズテーブルコーポレーション、フライトHD、安川情報が買われた。
01月16日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=反落、投資家心理の悪化
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は反落した。終値は前週末比6円14銭安い2797円16銭とこの日の安値だった。材料の出た銘柄を中心に物色され前引け時点では小幅に上昇していたが、午後は売りに押される展開となった。円相場が円高・ドル安に振れ、主力株が下げ幅を拡大したことで投資家心理の悪化が波及した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で495億円、売買高は2億923万株だった。売買高は2016年9月28日以来の高水準となった。
個別ではAKIBAやブロッコリー、日本一ソフトが下落した。ティビィシィ・スキヤツト、FCホールディングスが昨年来安値を更新。
半面、KG情報、スーパーバリュー、山王、ユークスがストップ高。ベルグアース、T&Cメディカルサイエンス、IGポート、レイは上昇した。
01月16日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=反落、新興市場の買い意欲も減退
・・・続き
東証マザーズ指数は反落した。終値は前週末比6.34ポイント安い972.02だった。
東京市場全般が軟調に推移するなか、新興市場の主力株への買い意欲も減退している。
個別ではそーせいやメタップス、ミクシィが下落した。エルテス、エイトレッド、イノベーション、UMNファーマが昨年来安値を更新。
一方で、フィット、AMBITION、サイバーステップ、Gunosy、リファインバースなど6銘柄がストップ高。GMO TECH、リミックスポイント、アスカネット、ヨシムラ・フード・ホールディングスは上昇した。
01月16日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を7銘柄更新しました。
[8154]加賀電子
[2471]エスプール
[3435]サンコーテクノ
[3762]テクマトリックス
[5956]トーソー
[6264]マルマエ
[7837]アールシーコア
01月16日 アフターランチ
「怖い?」
ようやく始まった週5日制の月曜日。
今年初の月曜商いは軟調展開。
・・・続き
金曜のSQ値を下回った。
そうなると、またジブリのせい?なんて責任転嫁をしたくなる。
先週金曜は「風の谷のナウシカ」。
今週金曜は「千と千尋の神隠し」。
来週金曜は「耳をすませば」。
もう飽きただろうに・・・。
昨日からスタートしたTBS日曜9時の東芝日曜劇場。
昨年の今頃は「下町ロケット」が話題になった。
今回はキムタク主演の「A LIFE〜愛しき人」。
宣伝文句は「ヒューマンラブストーリー」。
「愛、欲望、友情、嫉妬、プライドが渦巻く中、
ただ職人外科医として、決して諦めることなく、
不器用ながら一途に患者と向き合う
彼の生き様は、病院で働く人々に問いかけていく。
本当の医療とは何なのか・・・」。
あらすじはともかくとして第1回で記憶に残った心臓外科医の主人公の言葉。
「オペは準備を完璧にやってから臨む。
どんな方法で、どんなタイミングで、そしてあらゆるリスクを想定しておく。
オペはその結果で粛々と臨むだけ。
だから怖くはない」。
オペと言うのは主人公の仕事だが、投資や株屋の世界でもこれは通用する筈。
準備もせずに株価に揺り動かされて衝動的な商いをするから「怖い」。
どんな理由でどんなシナリオで、そしてどんなリスクがあるのか」。
これを突き詰めないから「怖い」。
あらゆることを想定してから実行するのが株式投資だしトレード。
この原点を忘れて、右往左往するから「怖い」。
寝食を忘れる必要はなかろうが、考え抜けるだけ考え抜くこと。
できれば頭の中だけでなく、手・口・耳・目を使って枝葉に分かれるシナリオを頭に叩き込むこと。
これは相当重要だ。
「想定の範囲」なんて軽い言葉でない本当の「想定」の多くは無駄になる。
でも捨てるシナリオだった時には生きることがある。
その結果の閃きであれば許容できるに違いない。
結果のシーンばかりを追いかけるから相場を見間違えるのかも知れない。
主人公の名前が「櫻井」というTBS金曜9時の「下剋上受験」よりは役に立つドラマだった。
火曜9時フジの草薙さん主演の「嘘の戦争」も結構面白いが・・・。
日経ヴェリタスの特集は「ネクストパラダイム」。
サブタイトルは「金利・物価・成長・・・さらば3低時代」。
2020年にバブル崩壊から30年。
「世界経済に歴史的転換点」と言う声も聞こえる。
米長期金利を19世紀後半から見ると、3回の「山」と2回の「谷」。
その50年後の1920年に2回目の山、そして80年前後に3回目。
50〜60年に一回やってくる「金利の山」。
「コンドラチェフ循環」でも前回の底(1940〜50年)から70年前後経過。
「そろそろ大底を迎える」という分析。
後押しするのはトランポノミクスの大規模なインフラ投資。
過去2回の底を脱したきっかけは大戦からの復興という巨大投資。
今は「人工知能(AI)が本格的な開発・稼働タイミング」。
そして日米欧の政策軸は金融から財政へシフト。
17年はユーロ圏全体で域内総生産(GDP)比0.5%相当の財政拡大が望ましいとされる。
日本の一般会計の歳出総額は97兆4547億円と過去最大。
そしてマイナス圏に水没していた世界の国債利回りに上昇圧力。
株式市場は「金利VS成長」の綱引き。
過去の経験則では長期金利が5%までは金利上昇に伴ってPERが上昇。
長期金利5%までは許容範囲ということになる。
興味深い指摘は「米S&P500の構成銘柄の週次リターン。
上位25%と下位25%の運用収益格差が一時2008年以降の高水準に達した」。
因みに・・・。
ウォール街にある「1月バロメーター」。
NYダウを1929年まで遡ると1月と年間の騰落は76%の確率で一致。
特に1月に上昇した年の一致確率は84%。
上海総合指数も2000〜2016年の17年間で、1月と年間の騰落が一致した確率は76%。
1月は頑張って欲しいというのはNYや上海の方が強い。
・・・・・・・・・・・・・・
《兜町ポエム》
「いつも何度でも」(千と千尋の神隠し)
呼んでいる市場のどこか奥で
いつも心躍る夢を見たい
苦しみは数えきれないけれど
その向こうできっと買値に会える
繰り返す過ちのそのたび人は
ただ青い株価の青さを知る
果てしなく相場は続いて見えるけれど
この動きは希望を抱ける
大引けのときの静かな胸
ゼロになる板が耳をすませる
買われてる不思議、売られていく不思議
株も為替も商品もみんな同じ
ララランランラランラーーーランランララン
ララララランランララランラララランラララララ
ホホホホホホホホルンルンルンルフフフフフ
ルルルルルンルルルーンルルルー
呼んでいる市場のどこか奥で
いつも何度でも夢を描こう
損ギリの数を言い尽くすより
同じ買い手口でそっと戦おう
閉じていく塩漬けのその中にいつも
忘れたくない囁きを聞く
こなごなに砕かれた株価の上にも
新しい景色が映される
はじまりの朝の静かな寄り付き
ゼロから始まる買い板充たされてゆけ
市場の彼方にはもう探さない
輝くものはいつもここに
塩漬けの中に見つけられたから
ララランランラランラーーーランランララン
ララララランランララランラララランラララララ
ホホホホホホホホルンルンルンルフフフフフ
ルルルルルンルルルーンルルルー
(櫻井)
01月16日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価はやや下落幅を拡大
・・・続き
[後場概況]
16日後場の日経平均株価は前週末比200円79銭安の1万9086円49銭で寄り付いた。
経平均株価がやや下落幅を拡大している。
外国為替市場では、1ドル=114円10銭台での推移。アジアの主要株式市場は、総じて軟調な値運びとなっている。
日経平均は25日線を下回っての推移となっている。戻り売り圧力が次第に強まりやすいだろう。
昨年後半からの株高・円安により、ETFの減額等を警戒する声も聞かれ始めており、売り仕掛け的な動きが警戒されやすい。不安定な相場環境のなか、物色対象は、中小型株やテーマ株の一角に妙味がありそう。
ランチバスケットは8件、78.64億円。
差し引き10億円の売り越しとの観測。
01月16日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=反落。売り優勢、前引けにかけて一段安に
16日午前で日経平均株価は反落し、前週末比175円38銭安の1万9111円90銭で前場を終えた。
・・・続き
朝方からリスクオフの流れにさらされ売り圧力が徐々に高まる展開だった。
外国為替市場での円高基調が嫌気され、利益確定や持ち高調整を目的とした売りが優勢だった。前引けにかけて一段安となり、きょうの安値圏で前場を終えた。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も反落した。
16日の米国市場はキング牧師誕生日の祝日で休場となるため、きょうは海外投資家の参加が少ない。売買が低調ななか、散発的な売りに押されてじり安基調となった。
市場では、目新しい買い手掛かりが見当たらないなかで「10時以降、持ち高調整と思われる売り圧力が一段と強まった」との指摘があった。
大分製鉄所(大分市)の厚板工場が火災で操業を停止している新日鉄住金は操業再開には8カ月程度かかる見通しだと発表し、収益の下押しを懸念した売りで下げ幅は一時、4%を超えた。海運株の下げも目立つなど、景気敏感株が総じて安かった。
前引けの東証1部の売買代金は概算で8821億円、売買高は7億1395万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1578と、全体の7割強を占めた。値上がりは322、変わらずは103銘柄だった。
個別では、前週末13日に新型ゲーム機「Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)」の発表会を開いた任天堂は続落した。小野薬とSMCは下落し、クボタとファストリも下げた。タカタが急反落、gumiも大きく値を下げた。
一方、13日に2016年3〜11月期の連結営業利益は219億円と前年同期に比べ6%減ったと発表した久光薬は上昇した。大塚HD、リクルートHD、キーエンス、ファナック、JALがしっかり。さくらインターネットが商いを集め続急騰、フリューは一時値幅制限上限まで買われた。
東証2部株価指数は反落した。東証2部指数は前週末比42.27ポイント安の5362.80ポイントと反落。
個別ではグローバルダイニング、新華ホールディングス・リミテッド、ジー・スリーホールディングス、シャープとフュトレックが下げた。日本ケアサプライ、ワイズテーブルコーポレーション、東邦アセチレン、イサム塗料、マイスターエンジニアリングなど14銘柄が昨年来高値を更新。安川情報とマーキュリアなど買われた。
01月16日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=続伸、スーパーV、ユークスなどがS高
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前週末比1円32銭高い2804円62銭となった。20日に控えるトランプ氏の米大統領就任式や円相場の上昇で主力株が手掛けにくい中で、材料が出た新興市場の銘柄が物色された。
ジャスダック市場の売買代金は概算で235億円、売買高は7587万株。
個別ではスーパーバリュー、ユークス、santecがストップ高。ベルグアースは一時ストップ高と値を飛ばした。IGポート、ネクスウェアが上昇した。
半面、ティビィシィ・スキヤツト、FCホールディングスが昨年来安値を更新。AKIBAや日本一ソフト、マクドナルド、ウエストホールディングス、日本一ソフトウェア<は下落した。
01月16日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=反落、GMOテック売られる
・・・続き
東証マザーズ指数は反落した。前引けは前週末比3.85ポイント安い974.51だった。
個別ではエイトレッド、イノベーション、UMNファーマが昨年来安値を更新。そーせいやGMO TECH、フィル・カンパニー、メタップス、イグニスが下落した。一方で、フィット、Gunosyがストップ高。AMBITION、メディア工房は一時ストップ高と値を飛ばした。アスカネットやGunosy、エボラブルA、ヨシムラ・フード・ホールディングスは上昇した。
01月16日 相場概況(寄り付き後)
【市況】日経平均 =10時 上げ幅100円超 円高が一服 自律反発狙いの買い
[10時概況]
16日10時現在の日経平均株価は前週末比79円20銭安の1万9208円08銭で推移している。
・・・続き
海外投資家の参加が少なく、市場全体の売買が盛り上がりに欠けるなか、円高基調などを嫌気した散発的な売りに押されている。JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も軟調に推移している。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で4709億円、売買高は3億8048万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1261と、全体の6割強を占めた。値上がりは560、変わらずは179銘柄だった。
日経平均マイナス寄与度は26.48円の押し下げでファストリがトップ。以下、KDDIが3.45円、コナミHDが3.07円、電通が2.69円、ソフトバンクが2.42円と続いている。
プラス寄与度トップはファナック で、日経平均を9.02円押し上げている。次いでユニファ
ミマが3.07円、ダイキンが1.34円、安川電が0.73円、三菱商が0.71円と続く。
業種別では33業種中5業種が値上がり。1位は空運で、以下、銀行、繊維、電気機器と続く。値下がり上位には鉄鋼、海運、その他製品が並んでいる。
大分製鉄所(大分市)の厚板工場が火災で操業を停止している新日鉄住金は、操業再開には8カ月程度かかる見通しだと発表し、収益の下押しを懸念した売りで下げ幅は3%を超える場面があった。JFEや神戸鋼なども軒並み下落している。
個別では、小野薬とSMCは下げ幅を拡大し、セブン&アイとマツダも一段安。関西電と中部電も軟調に推移している。
一方、大塚HDと三菱UFJは上げ幅を拡大し、三菱商とアサヒも上昇している。キーエンスとダイキンは昨年来高値を更新した。
東証2部株価指数は反落している。シャープとSFPが下げ、安川情報とマーキュリアは上げた。
225先物は野村・大和・ドイツ・GS・バークレイズ・UBSが買い越し。
アムロ・三菱・モルスタ・クレディ・メリル・日産が売り越し
TOPIX先物はバークレイズ・みずほ・野村・GS・ソジェン・クレディが買い越し。
メリル・HSBC・UBS・大和・日興・ドイツが売り越し。
外資系等はライト工(1926)、群馬銀(8334)、セブンアイ(3382)、オークマ(6103)、ローム(6963)、ライク(2462)に注目。
テクニカル的にはSフーズ(2292)、カワチ薬(2664)、フリービット(3843)、クレスコ(4674)、デクセリアル(4980)、昭和シェル(5002)、淀川鋼(5451)、ツガミ(6101)、ローツェ(6323)、平和(6412)、ヤーマン(6630)、山一電(6941)、日立造(7004)、タカタ(7312)、IDOM(7599)、前田工繊(7821)、東エレ(8035)、TBS(9401)、関電(9503)、アサツー(9747)が動兆。
01月16日 カタリストコメント
「「回復」
週末のNY市場は3連休を控えて薄商い。
NYダウは小幅反落。
・・・続き
12月の米小売売上高が市場予想を下回る伸びとなったことから小売りのウォールマートが下落。
足を引っ張った。
一方、NASDAQはフェースブックの上昇が寄与し過去最高値を更新。
S&P500はバンカメなど銀行の好決算を好感し上昇。
マチマチの動きとなった。
「企業業績は底堅い滑り出し」という声が聞こえる。
S&P500採用企業の第4四半期の1株当たり利益は3.7%増の見通し。
銀行セクターは3.8%増の見通し。
週間ではNYダウは0.4%、S&Pは0.1%それぞれ下落。
NASDAQは1%上昇。
キング牧師誕生日のため月曜は休場。
3市場の売買高は約58億株と減少した。
ロンドンFT100株価指数は14日続伸となり過去最高値を更新。
週末の東京株式はNYの下落に反して反発の動き。
「先行して下落していたことからの反動。
そして買戻しの動き」という指摘もある。
日経平均株価は昨年12月最終週に8週ぶりに下落。
1月第1週は大発会の大幅高を財産として上昇。
先週は下落。
「12月21日の高値19592円と、1月5日の高値19615円でダブルトップ」という形になってきた。
「12月30大納会安値18991円がポイント」という声も聞かれる。
日経平均は週間では167円下落。
週足は陰線。
終値ベースでSQ値(19182.28円)を超えたのは好材料。
25日移動平均線(19233円)もわずか0.3%とはいえ上回った。
25日線割れは12日一日だけのこととなり「トランプラリーはまだ継続中」と見る向きも多い。
シカゴ225先物終値は大証日中比50円高の19300円と堅調推移。
先週の裁定買い残は1712億円の減少で1兆8900億円。
減少は4週ぶりのこと。
気になるのは空売り比率が39.8%まで上昇したこと。
一方で日経VIは18.01まで低下。
「ジブリの法則」は関係なし。
続伸に期待したい週初になろう。
東洋経済の見出しは「トランプ相場に乗れ」。
そして「日本株2万円秒読み」。
加えて「急成長・優良銘柄350」。
週刊誌の見出しが強気になると株価下落のアノマリーということからすると良くない。
もっとも「目標2万円」ならば志が低過ぎて何の影響もないのかも知れない。
月曜恒例の「景気指標」で目についたのは生産指数集積回路が前年比21.6%増となったこと。
9月の12.3%以来マイナスだったが11月からまた回復してきている。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
昭和電工(4004) ・・・動兆
昭和電工に注目する。
同社は石油化学、電子材料用ガス、アルミ、電炉用黒鉛電極などが中核。
ハードディスク外販は首位。
石化は好調。
黒鉛電極はM&A効果もあり世界最大手を目指している。
PBR0.89倍。
信用取り組み倍率0.46倍。
(兜町カタリスト櫻井)
01月16日 為替市況コメント
【為替】今週もドルは揉み合い継続か
・・・続き
[概況]
今週は週末20日にトランプ米新大統領の就任式が控えており、それまで為替市場は米国を始めとした各国の経済指標やイベントに影響を受けると見られる。
米経済指標は17日にNY連銀製造業景気指数、18日MBA住宅ローン申請件数、消費者物価指数、鉱工業生産・設備稼働率、対米証券投資、19日住宅着工・許可件数、フィラデルフィア連銀景況指数が発表予定となっており、その他には19日(木)にECB理事会で政策金利が発表され、ドラギ総裁の会見では量的緩和の縮小に言及する可能性(予想は変更無し)があるのかに注目が集まっている。
基本的に20日(金)の就任式までドルは上値の重い展開を予想し、本格的な動きは来週23日以降ではないか。
[提供:カネツFX証券株式会社]
01月16日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■JSR<4185>
今春に高速造形技術を使い製造業サポートする企業連合発足
■コニカミノルタ<4902>
車向け3DARヘッドアップディスプレー開発
■富士通<6702>
工場の設備保全管理システム発売 直感的に情報把握可能
■アイシン精<7259>
簡易型のハイブリッド車の部品に本格参入 18年に発売
■セイコーHD<8050>
傘下がウェアブル機器の電池駆動時間伸ばす電源IC開発
■三井物<8031>
グループの物流事業再編 4月1日付で子会社2社統合
【好材料銘柄】
■TSIホールディングス <3608>
3-11月期(3Q累計)経常は54%増益、通期計画を超過。また、発行済み株式数(自社株を除く)の1.8%にあたる200万株(金額で16億円)を上限に自社株買いを実施する。12月既存店売上高は前年同月比5.6%増と3ヵ月連続で前年実績を上回った。
■フォーカスシステムズ <4662>
株主優待制度を新設。毎年3月末時点で200株以上を保有する株主を対象に、保有株数に応じて特設ウェブサイトで好きな商品と交換できるポイントを付与。200株以上300株未満保有で1500ポイント、最大1万株以上保有で2万ポイントの贈呈となる。1ポイント1円相当。
■フリュー <6238>
2月28日現在の株主を対象に1→3の株式分割を実施する。また、株主優待制度を新設。毎年3月末時点で100株以上を保有する株主を対象に、クオカード2000円分を贈呈する。
■日本和装ホールディングス <2499>
前期最終を32%上方修正。
■アドテック プラズマ テクノロジー <6668>
上期経常を2.7倍上方修正・2期ぶり最高益、通期も増額。
■ベルグアース <1383>
株主優待制度を新設。毎年4月末時点で100株以上を保有する株主を対象に、茨城県産メロン(3000円相当)、もしくはクオカード1000円分を贈呈する。
■KG情報 <2408>
今期経常は23%増益、前期配当減配も今期増配。
■Gunosy <6047>
今期経常を64%上方修正・最高益予想を上乗せ。
■アクトコール <6064>
今期経常は49%増益、前期配当減配も今期増配へ。また、株主優待制度を保有株数に応じたものに変更する。
■ベイカレント・コンサルティング <6532>
3-11月期(3Q累計)税引き前は48%増益・通期計画を超過。未定だった今期配当は初配当30円を実施。
01月16日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 01月16日号
01月16日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
16日の東京株式市場は、手掛かり材料に乏しいなか、もみ合いとなりそうだ。
・・・続き
日経平均株価の予想レンジは、1万9150円−1万9400円を想定する。
為替相場は、ドル・円が1ドル=114円台の半ばと円高に振れている。足元で、円高に対する感応度が薄れつつあるが、引き続き注意したい。
寄り前には機械受注や国内企業物価指数の発表などがあり、良好な内容が確認できれば指数の押し上げ材料にはなるだろう。
1月限SQ(特別清算指数)値の1万9182円が下値として意識されそうだ。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、13日の大阪取引所終値比50円高の1万9300円だった。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り720万株、買い460万株で、差し引き260万株の売り越し。売り越しは2営業日連続。金額も売り越し。
売りセクターに、機械、保険、電機、商社など。買いセクターに、不動産、サービス、銀行、自動車、機械、ガラスなど。
【主な経済指標・スケジュール】
16(月)
【国内】
11月機械受注(8:50)
12月国内企業物価指数(8:50)
11月第三次産業活動指数(13:30)
12月工作機械受注(15:00)
黒田日銀総裁が日銀支店長会議で挨拶
さくらレポート
《決算発表》
東宝、ホギメディ、シリコンスタジオ、アデランス
【海外】
世界未来エネルギーサミット(〜1/19 UAE・アブダビ)
休場:米
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
01月14日 マーケットコメント
01月14日 為替市況コメント
【為替】米ドル円は再び114円台。
・・・続き
[概況]
13日、欧米外国為替市場の米ドル円は往って来いの展開となった。
米国時間発表された米生産者物価指数(予想:前年比1.6% 結果:前年比1.6%)は市場予想値通りの結果だが、2014年9月以来の高水準であった。
物価上昇圧力の高まりなどから、米ドル円は115円付近まで上昇。その後に発表れさたミシガン大学1年期待インフレ率(結果:2.6% 前回:2.2%)においても、前回値から0.4%上昇しており、更にインフレ期待が高まる結果となった事から、米ドル円は本日高値115.460円まで上昇した。
しかし、その後は買いが続かず、再び114円台半ば付近まで水準を落とし、往って来いとなっている。米ドル円は本営業日の取引を114.595円で終了した。
[提供:カネツFX証券株式会社]
01月14日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 01月14日号
01月13日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウは5ドル安、軟調な経済指標が相場の重し利益確定売り優勢
・・・続き
13日のNYダウ工業株30種平均は小幅に続落した。
終値は前日比5ドル27セント安の1万9885ドル73セントだった。
大手行の四半期決算内容が好感され、買いが先行した。
ダウ平均は朝方に上げ幅を61ドルまで広げる場面があった。この日から米主要企業による2016年10〜12月期の決算発表シーズンが始まった。先陣を切った米銀大手のJPモルガン・チェースやバンク・オブ・アメリカは昨年11月の米大統領選以降の「トランプ相場」で株式・債券などの取引が活発でトレーディング収入が増加。ともに市場予想を上回る増益となり金融株の買いに弾みが付き、相場を押し上げた。
もっとも、上げが一服した後、ダウ平均は下げに転じた。
取引開始前に発表された16年12月の米小売売上高は前月比0.6%増と市場予想(0.7%増)をやや下回った。1月の米消費者態度指数(ミシガン大学調べ)速報値は市場予想に反して前月から低下。米消費の拡大は続くとの見方が多いものの、米株式の買いを鈍らせた。
米国は週明け16日がキング牧師誕生日の祝日で休場となる。3連休を前に積極的に買い持ち高を積み上げる投資家は少なく、次第に利益確定売りの勢いが増した。原油安で資源関連株に売りが出たことも相場全体を下押しした。
ナスダック総合株価指数は反発。前日比26.629ポイント高の5574.116で終え、2営業日ぶりに過去最高値を更新した。フェイスブックやアマゾン・ドット・コムといった主力株が軒並み上昇。トランプ次期米大統領による薬価批判で下げていたバイオ製薬株に買い戻しが続いたことも指数を押し上げた。
セクター別では、メディアや銀行が上昇する一方で食品・生活必需品小売や消費者・サービスが下落した。
個別では、資源開発のアナダルコ・ペトロリアム(APC)が安い。前日夕に米テキサス州南部のシェール鉱区の権益を23億ドル(約2600億円)で売却すると発表したが、将来の収益基盤が弱体化するとの見方から売りが優勢だった。
前日にテキサス州西部の石油鉱区の権益を取得すると発表した天然ガス・石油のWPXエナジーが下落した。
一方で、航空機のロッキード・マーチンが高い。最高経営責任者(CEO)がトランプ氏と会談し、批判されていた次期ステルス戦闘機のコスト削減と1800人の雇用増を約束。次期米政権からの圧力が和らぐとの思惑から買われた。
ケーブルテレビのコムキャスト(CMCSA)と動画配信サービスのネットフリックス(NFLX)はドイツ銀行による投資判断引き上げを受け、上昇した。
13日発表した四半期決算で1株利益が市場予想を上回った資産運用のブラックロックが上昇。不正営業問題で減収減益となったウェルズ・ファーゴも純金利収入の伸びが市場予想を上回ったことが好感されて上げた。
NYダウ工業株30種(ドル)
19,885.73−5.27
S&P500種
2,274.64+4.20
ナスダック
5,574.116+26.629
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は反発した。3月物は前日比130円高の1万9300で引け、大阪取引所の日中取引の終値を50円上回った。
朝方の市場で堅調な米景気指標を背景に円安と米株高が進み、買いが先行した。3月物は一時1万9365円まで上げた。
その後は円相場の反発や米株式相場の伸び悩みにつれ、上げ幅を縮めた。3連休を控えた週末で、持ち高調整の動きも目立った。この日の3月物の安値は1万9140円。
シカゴ日経225先物3月限 (円建て)
19300 ( +50 )
シカゴ日経225先物3月限 (ドル建て)
19345 ( +95 )
( )は大阪取引所終値比
【13日の欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100種総合株価指数は14営業日続伸。前日終値に比べ45.44ポイント高の7337.81と、終値ベースで連日の最高値更新となった。
14営業日続伸は、1984年の指数算出開始以来、最長となる。医薬品株の上げが指数を押し上げるなか、構成銘柄の約8割が上昇した。
医薬品株が買われた。シャイアーとヒクマ・ファーマシューティカルズの上げが大きくなった。半面、航空機エンジンのロールス・ロイスと、小売りのマークス・アンド・スペンサー(M&S)、鉱業のランドゴールド・リソーシズは下落した。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
ドイツ株式指数(DAX)は反発。終値は前日比108.14ポイント(0.94%)高の11629.18だった。
良好な米銀の業績発表を受けて、ドイツ銀行とコメルツ銀行が上昇した。アナリストが株価目標を引き上げたミュンヘン再保険も買われた。下落したのは、不動産のボノビアとタイヤのコンチネンタルを含む4銘柄だけだった。
01月13日 マーケットコメント
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
【今週の相場概況】【来週の相場展望】
・・・続き
【今週の相場概況】
今週は軟調な展開となった。三連休の間に円高が進行したことから週明けの東京市場は売りが優勢。
注目のトランプ次期米大統領会見では、市場で期待されていた減税に関しての踏み込んだ発言はなく肩透かし。円高が一段と進んだことから、日本株にとっては会見がネガティブに作用した。
一方で、良好な地合いは大きくは崩れず、下値では押し目買いが入った。日経平均は週間では167円の下落となり、週足では陰線を形成した。
【来週の相場展望】
来週(16〜20日)の東京株式市場は軟調展開か。
20日にはトランプ氏の米大統領就任式が控えているが、今週行われた記者会見が日本株には下げ材料となったことから、イベントへの警戒が上値を抑える可能性が高い。
日経平均株価の想定レンジは、1万8900〜1万9600円とする。
米国では、消費者物価指数、鉱工業生産、住宅着工など経済指標が多く控えている。
また、モルガン・スタンレーやゴールドマン・サックス、IBMなど注目度の高い企業の決算発表も予定されている。これらは良好な内容が確認できればドル高(円安)要因となるが、週末が大統領就任式というスケジュールのため、好材料があっても円安になりづらいだろう。
ただ、20日の就任演説で、減税やインフラ投資など経済政策への言及があれば、米長期金利上昇に伴う円安・ドル高進行で、日経平均株価が上昇軌道に復帰する可能性もある」との見方が出ている。
01月13日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=152円高反発、円高一服で押し目買い優勢に
【大引け概況】
13日の日経平均株価は反発した。
・・・続き
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終値は前日比152円58銭高の1万9287円28銭だった。
前日の米国株市場でNYダウが反落したものの外国為替市場でドル安・円高が一服したことを受け、主力株中心に買い戻される展開となった。前日に日経平均は230円の下げをみせていたこともあって押し目買いニーズが強かった。
前日に下落した反動から自律的な反発を期待した買いや企業業績の拡大を期待した押し目買いが入った。
JPX日経インデックス400は反発し、98.90ポイント高の1万3842.86で終えた。東証株価指数(TOPIX)も反発した。終値は9.48ポイント高の1544.89だった。
東証1部の売買代金は概算で2兆2566億円、売買高は16億20万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1211、値下がりは613、変わらずは180だった。
決算発表に絡む買いを背景に小売セクターが上昇したほか、電力・ガス、紙パルプセクターなどディフェンシブセクターに買いが集まった。
個別では、前日に好決算を発表したセブン&アイやファストリが上昇した。早ければ13日にも欠陥エアバッグ問題を巡り、米司法省と和解する見通しと伝わったタカタに買いが集まった。ソフトバンクやトヨタ、ファナックも高い。さくらインターネットがストップ高となったほか、ディップが商いを伴い大幅高、日本カーボンが上値追い、イー・ガーディアンの上げ足も目立つ。
半面、13時に新型ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の価格を発表した任天堂は売りに押された。米投資ファンドのサーベラスが保有する株式の一部を売却したと伝わった西武HDも安い。新日鉄住金や神戸鋼などの鉄鋼株の一角や住友鉱など非鉄金属も売られた。
クリーク・アンド・リバー社、大阪有機化学工業が大幅安、SCREENホールディングスの下げも目を引いた。日本冶金工業が値を下げ、コジマも軟調だった。
東証2部株価指数は3日ぶり小幅に反発した。東証2部指数は前日比2.02ポイント高の5405.07ポイントと3日ぶり反発。
個別では川口化学工業が一時ストップ高と値を飛ばした。 フジ日本精糖、ウェルス・マネジメント、フュトレック、マーキュリア、朝日インテクが上昇した。一方、ツインバード工業、インターアクション、ジュンテンドー、シャープやインターアクが下げた。
01月13日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=反発、新興株は押し目買いの動き
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は小反発だった。終値は前日比3円71銭高い2803円30銭だった。前日までの円高が一服したことで日経平均株価は100円超上昇したが、輸出企業の少ない新興株は押し目買いの動きは鈍かった。前日の終値近辺での小動きに終始し、方向感に乏しかった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で456億円、売買高は1億3529万株だった。
個別ではアイケイ、スーパーバリュー、山王、細谷火工がストップ高。ホーブ、ナカボーテック、三東工業社、Tホライゾン、日本一ソフトが上昇した。半面、ティビィシィ・スキヤツト、マクドナルドやベルグアース、T&Cメディカルサイエンス、ANAP、白鳩、国際チャート、ユニバーサルは下落した。
01月13日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=3日ぶり反発、押し目買いの動き
・・・続き
東証マザーズ指数は3営業日ぶりに反発した。終値は前日比15.78ポイント高い978.36だった。
日経平均が買い先行となる流れを受けて、押し目買いの動きが全般的に優勢となった。マザーズ指数は小安くスタート後にすぐ切り返し、大引けにかけても上昇幅を広げる動きとなった。
個別ではアスカネット、サイバーステップがストップ高。メタップス、エムビーエス、ベステラ、ヨシムラ・フード・ホールディングス、そーせいが上昇した。一方でエルテス、UMNファーマは昨年来安値を更新。リミックスポイント、ママイネット、リネットジャパングループ、イードは下落した。
01月13日 為替市況コメント
【為替】米ドル円が買い戻される。
・・・続き
[概況]
13日の東京外国為替市場は、米ドル円が上昇した。
目立った材料はなかったが、トランプ次期大統領の記者会見を受けた下落に対する反動と思われ、米ドル円は東京時間中盤に115円台を回復した。
しかし、上昇の動きは一時的で、欧州時間に入ると売りが優勢となり、現在は114円台半ばまで水準を切り下げた。この後は12月米小売売上高が注目されそうだ。
仮に予想を上回る結果であれば、米景気の先行き期待感からリスク選好が活発となり、米ドルは買われる可能性が高そうだ。
その場合、米ドル円は再び115.00円をトライしそうだ。
[提供:カネツFX証券株式会社]
01月13日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を9銘柄更新しました。
[9179]川崎近海汽船
[9621]建設技術研究所
[2186]ソーバル
[7621]うかい
[4326]インテージホールディングス
[3799]キーウェアソリューションズ
[2925]ピックルスコーポレーション
[2761]トシン・グループ
[2708]久世
01月13日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価は上昇幅を拡大
・・・続き
[後場概況]
13日後場の日経平均株価は前日比141円12銭高の1万9275円82銭で寄り付いた。日経平均株価が上昇幅を拡大している。
外国為替市場では、1ドル=115円10銭台での推移。アジアの主要株式市場は、高安まちまちの値運びとなっている。
週末要因から積極的な売買は手控えられており、後場もこう着感の強い相場展開になりそうだ。
日経平均、TOPIXいずれも上昇していることもあり、日銀のETF買い入れも期待できない。下支えの需給がないとなれば、引けにかけてのポジション調整に伴う売り圧力は意識しておきたいところであろう。
01月13日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=円高一服、主力株など買い戻され自律反発
13日午前の日経平均株価は反発した。前引けは前日比99円19銭高の1万9233円89銭だった。
・・・続き
前日の米国株市場でNYダウなど主要指数が下げたものの、円高進行が一服したことを受けて主力株を中心に広範囲に買い戻される展開となった。前日に229円下げたため、自律的な反発を期待した買いが入りやすかった。
JPX日経インデックス400、東証株価指数(TOPIX)はそれぞれ反発した。
決算発表を受けて小売セクターの一角に買いが集まったほか、石油や電力ガスなどのセクターが堅調で全体相場を支えた。
「企業の業績改善期待が相場の支えとなった」と指摘する。前日に急速な円高・ドル安により業績改善にブレーキがかかるとの懸念が強まっていた。
きょうは円相場が一時1ドル=115円台まで下落したため、輸出関連株を買い戻す動きにつながったという。
前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆1190億円、売買高は8億1700万株。東証1部の値上がり銘柄数は996、値下がりは823、変わらずは185だった。
個別では、12日に2016年3〜11月期決算を発表したセブン&アイは好業績との受け止めから買いが集まった。早ければ13日にもエアバッグの欠陥問題を巡り、米司法省と和解する見通しとなったと伝わったタカタも高い。ファストリ、ファナック、KDDI、花王などが買われた。さくらインターネットがストップ高に買われたほか、gumiも売買代金を伴い値を飛ばした。
一方、13時から新型ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の発表会を開く任天堂は売りに押された。米投資ファンドのサーベラスが保有する株式の一部を売却したと伝わった西武HDも安い。東邦鉛や住友鉱、三菱マなど非鉄株の一角も売られた。
クリーク・アンド・リバー社、SCREENホールディングスなどが大幅下落となった。
東証2部指数は3日続落した。
前日比34.90ポイント安の5368.15ポイントと3日続落。
個別ではツインバード工業、インターアクション、ジュンテンドー、シャープ、MCJが下落した。
一方、川口化学工業は一時ストップ高と値を飛ばした。ウェルス・マネジメント、マイスターエンジニアリング、マーキュリア、朝日インテク、ヨネックスが上げた。
01月13日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=続落、物色は材料の出た一部の銘柄
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は小幅に続落した。前引けは前日比2円32銭安い2797円27銭となった。
東証1部では円高の一服などから上昇する銘柄の方が多かったが、輸出企業の少ない新興市場では投資家心理の改善は限られ、物色は材料の出た一部の銘柄にとどまった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で253億円、売買高は7644万株。
個別では、ティビィシィ・スキヤツト、FCホールディングスが昨年来安値を更新。T&Cメディカルサイエンス、ANAP、白鳩、AKIBAやユニバーサルが下落した。
半面、アイケイはストップ高。ベルグアースは一時ストップ高と値を飛ばした。ホーブ、三東工業社、城南進学研究社、藤商事、ニチダイなど11銘柄は昨年来高値を更新。日本一ソフトやBBタワー、セリアは上昇した。
01月13日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=3日ぶり反発、アスカネットが一時ストップ高
・・・続き
東証マザーズ指数は反発した。前引けは前日比8.22ポイント高い970.80だった。
個別ではアスカネットが一時ストップ高と値を飛ばした。エムビーエス、ヨシムラ・フード・ホールディングス、シンプロメンテ、エボラブルアジア、キャリアなど6銘柄は昨年来高値を更新。
メタップス、インフォテリ、GMO TECHが上昇した。
一方で、エルテス、UMNファーマは昨年来安値を更新。リミックスポイント、マイネット、Career、MS−Japanは下落した。
01月13日 相場概況(寄り付き後)
【市況】日経平均 =10時 上げ幅100円超 円高が一服 自律反発狙いの買い
[10時概況]
13日10時現在の日経平均株価は前日比84円90銭高の1万9219円60銭で推移している。
・・・続き
外国為替市場で円相場が1ドル=115円台に下落し、業績改善期待から国内外の投資家から買いが続いた。
JPX日経インデックス400、東証株価指数(TOPIX)はそれぞれ小幅に上昇している。市場では「相対的に出遅れていたグロース(成長)株や好業績が期待できる銘柄に買いが集まっている」との指摘があった。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で7353億円、売買高は5億1607万株。東証1部の値上がり銘柄数は912、値下がりは903、変わらずは189だった。
日経平均プラス寄与度トップはファストリで、日経平均を17.27円押し上げている。次いでセブン&アイが13.77円、ファナック が9.02円、KDDIが6.22円と続く。
マイナス寄与度は4.03円の押し下げでソフトバンクがトップ。以下、住友鉱が3.09円、東エレクが2.3円、スクリンが2.23円、京セラが1.61円と続いている。
業種別では33業種中21業種が値上がり。1位は小売で、以下、電気・ガス、ゴム製品、精密機器と続く。値下がり上位には非鉄金属、鉄鋼、その他製品が並んでいる。
13日にもエアバッグの欠陥問題を巡り、米司法省と和解する見通しとなったと伝わったタカタに買いが集まった。トヨタやマツダ、スズキなど自動車株が高い。明治HDや味の素、日ハムも上昇した。半面、13時に新型ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の発表会を控える任天堂が安い。スクリンや住友鉱が売りに押された。
東証2部指数は3日続落した。シャープやインターアク、ヨネックスが下げ、マーキュリア、朝日インテクが上げた。
225先物はGS・みずほ・バークレイズ・ドイツ・ソジェンが買い越し。
モルスタ・野村・UBS・アムロ・岡三・日興・パリバが売り越し。
TOPIX先物はメリル・みずほ・ドイツ・大和・アムロが買い越し。
HSBC・シティ・バークレイズ・クレディ・モルスタ・野村が売り越し。
外資系等はファーストリテ(9983)、出光(5019)、JSP(4185)に注目。
テクニカル的にはわらべや(2918)、システムリ(3771)、積水化(4204)、クリーク&リバ(4763)、東燃ゼ(5012)、コスモエネ(5021)、菱製鋼(5632)、リクルート(6093)、ディスコ(6146)、山洋電(6516)、能美防災(6744)、SMK(6798)、マクセル(6810)、フタバ(7241)、トランザ(7818)、FJネク(8935)、テレ東(9413)が動兆。
01月13日 カタリストコメント
「絶対強者はいない」
NYダウは反落。
前日のトランプ氏記者会見に対する懸念を改めて材料視した格好。
・・・続き
加えて決算発表前の自社株買い禁止期間入りの影響もあるとの解釈。
JPモルガンなど金融セクターが足を引っ張った。
一方前日大きく下落したヘルスケア関連は反発。
7日続伸していたNASDAQ総合指数も反落。
もっともVIX(恐怖指数は11.39とまだ低水準。
ロンドンFT100は13日続伸。
米国株が上昇したにもかかわらず、日本株は大幅安という展開だった昨日。
トランプ会見を材料視はしたが為替の円高が大きな悪材料となった。
11月半ばにトランプラリースタートして以来の軟弱さという声もある。
次は20日の就任式を控えて、ということになろうか。
日銀のETF買い縮小というレポートも株価下落に伴って悪材料視された。
NYは反落。
為替は114円台前半。
シカゴ225先物終値は19170円。
オプションSQを通過すれば、多少は落ち着く可能性の残った週末と見る。
著名投資家ジョージ・ソロス氏。
昨年11月の米大統領選でのトランプ氏勝利後の相場で0億ドル近い損失を出したという。
一方、ソロス氏の片腕だったスタンレー・ドラッケンミラー氏は儲けたという。
ソロス氏は昨年11月まで株式市場に対して慎重な姿勢。
トランプ氏の勝利直後にはさらに警戒を強めたという
この結果、損失が10億ドル近くに膨らんだが、昨年末には方針を転換。
損失の拡大を回避したという。
ソロス氏も損をする訳で、相場には絶対の強者はいないという証拠にもなるだろう。
ファーストリテとセブンアイの買い気配で9時8分まで引っ張られた1月SQ値。
19182.28円で着地。
12月メジャーSQ値18867円からは315円上の水準。
12月は前月比1271円上の水準だったからやや見劣りする。
あとはこれが幻にならず、来週金曜まで上回っていることが重要になる。
13日の金曜日のSQは無事通過。
スケジュールを見てみると・・・
13日(金):オプションSQ、マネーストック、米生産者物価、小売売上高、ミシガン大消費者信頼感
週末:大学入試センター試験
16日(月):機械受注、企業物価指数、さくらレポート、IMF世界経済見通し、キング牧師の日でNY休場
17日(火):世界経済フォーラム、米NY連銀製造業景気指数、独ZEW景況感
18日(水):米鉱工業生産、消費者物価指数、NAHB住宅価格指数
19日(木):首都圏マンション販売、米住宅着工、フィラデルフィア連銀製造業景況感、ECB理事会
20日(金):コンビニ売上高、米大統領就任式、中国10〜12月GDP、経済指標
★1月〜3月のスケジュール。
【1月】
14日(土)最も上昇しやすいとされている日
16日(月)世界未来エネルギーサミット(〜19日アブダビ)、株安の日L
NY市場休場(キング牧師の日)
17日(火)株高の日L、世界経済フォーラム(ダボス会議)(〜20日)
19日(木)株高の日L、ECB理事会
20日(金)株安の日L、米大統領就任式、変化日
24日(火)株高の日L
25日(水)株高の日L
26日(木)大幅安の日L
27日(金)中国春節休み(〜2/3頃)、変化日
29日(日)株高の日L
30日(月) 株安の日L、日銀金融政策決定会合・経済物価展望レポート(〜31日)
31日(火)FOMC(〜2月1日)
【1月】
16日世界エネルギーサミット(〜19日、アブダビ)
17日世界経済フォーラム(ダボス会議)(〜20日)
19日ECB理事会
20日米大統領就任式
27日中国春節休み(〜2月3日)
30日日銀金融政策決定会合
31日米FOMC(〜1日)
明日から3日連続のセミナー。
週末無休の日がまた3月末まで続く。
2017年もいよいよ始動。
良い週末を・・・。
・・・・・・・・・・・
《兜町ポエム》
「株」(恋)
トレードの
街が暮れたら色めき
酉年は運ぶわ
カラスと投資家の群れ
意味なんか
ないさ売り買いがあるだけ
ただ夢を求めて
相場とともに生きるんだ
相場を見てたらふと
見上げて思うことが
この世にある多くは塩漬けだ
株の中にあるもの
いつか見えなくなるもの
それは市場にいること
いつも思い出して
株の中にあるもの
距離の中にある鼓動
株を持った投資家の
利食い混ざり損切りの香り
買い値を越えて行け
明日こそは
秘めた思いは色づき
白鳥は運ぶわ
「当たり前を変えながら」
売り買いせずにいられないわ
真実にも虚構にも
利益生まれるのは
投資から
株の中にあるもの
いつか見えなくなるもの
それは市場にいること
いつも思い出して
株の中にあるもの
距離の中にある鼓動
株を持った投資家の
利食い混ざり損切りの香り
買い値を越えて行け
泣き顔も黙る夜も揺れる笑顔も
いつまでも
いつまでも
◇━━━ カタリスト ━━━◇
インターワークス(6032) ・・・動兆
インターワークスに注目する。
同社は特定業種や職種に特化した求人サイトを運営。
「工場WORKS」など求人メディアが好調。
バブル期以来の人手不足が追い風で業績は絶好調。
(兜町カタリスト櫻井)
01月13日 為替市況コメント
【為替】ドルは115円を割れて下げが加速
・・・続き
[概況]
ドルは東京時間の午前中に115円を割れると下げ幅を拡げ、欧州株式市場が下落で始まると序盤に114円も割り込んで当日安値113.740円まで下落した。
しかし114円割れは下げ過ぎ感も強く、直ぐに大台を回復したあとは114円を挟んだ揉み合いとなり、NY株式市場が中盤以降下げ幅を縮小するとドルも上値を切り上げて114円台半ばを超え、最後は前日比-61.5銭の114.785円で引けた。
またユーロやポンド、カナダドルも下げたが豪ドルは変わらず、NZドルは小幅上昇するなどマチマチな動きで引け、トルコリラは材料の無い中で29.05円まで下落したが最後は30円台を回復し、前日比+65銭高の30.47円で引ける大きな変動となった。
ドルは110円台半ばとなる115円を割り込んだ事で売りが加速し、一時113円台まで落ちたが、120円を目指すにはどれだけ早く115円台を回復することが出来るかではないか。
[提供:カネツFX証券株式会社]
01月13日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■ヨコレイ<2874>
冷蔵倉庫事業で攻勢 19年に収容能力100万トン超へ
■JX<5020>
次世代自動車向けの機能化学品事業強化 事業の柱へ
■富士電機<6504>
17年度中にも電力機器や産業機器の分野でM&A実施
■ソニー<6758>
16段階の色の波長情報を同時に認識する画像センサー開発
■川重<7012>
静岡県富士市でゴミ焼却施設の新設・運営事業受注
■三菱商<8058>
蓄電システムの販売事業でインド市場参入
■キヤノンMJ<8060>
子会社がカード情報自動で無価値化するシステム販売
■リコーリース<8566>
バイオマス発電設備のリース契約を17年度開始
01月13日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 01月13日号
01月13日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
13日の東京株式市場は反発後、上値の重い展開となりそうだ。
・・・続き
日経平均株価予想レンジは、1万8900円−1万9300円を想定する。
きのう12日の日経平均株価は大幅に反落し、25日線(12日時点で1万9192円)を割り込んだ。チャート上では、大納会と大発会で空けた「マド」を埋める格好となり、調整一巡感が浮上することも期待されるが、手掛かり材料難のなか、週末要因もあり上値は追いづらく、押し目を拾う動きが中心になるとみられる。
為替相場は、ドル・円が1ドル=114円台の後半と小動きで推移している。海外でドル・円が、一時113円台の後半を付ける場面もみられ、円高警戒感から引き続き、様子見気分が広がる可能性もありそう。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、12日の大阪取引所終値比60円高の1万9170円だった。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り430万株、買い420万株で、差し引き10万株の売り越し。売り越しは3営業日ぶり。金額は買い越し。
売りセクターに、証券、銀行、保険、小売、電機、商社、倉庫、薬品など。買いセクターに、商社、銀行、薬品、電機、自動車、機械、情報通信など。
【好材料銘柄】
■さくらインターネット <3778>
同社の高火力コンピューティング基盤が、産業技術総合研究所と先端素材高速開発技術研究組合で共同運営するスーパーコンピューターシステムに採用。受注金額は約21億円で、4月1日から5年間提供する。
■OSJBホールディングス <5912>
発行済み株式数(自社株を除く)の1.42%にあたる170万株(金額で3億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は1月13日から7月31日まで。
■イワキ <8095>
今期経常は31%増で6期ぶり最高益更新へ。
■アルテック <9972>
前期営業を83%上方修正。
■川口化学工業 <4361>
今期経常は76%増益、3期ぶり3円で復配へ。
■ブロードバンドタワー <3776>
データセンターのセキュリティ対策でラック <3857> [JQ]と協業。ラックが提供する「Secure Net」を導入し、データセンターをサイバー攻撃から保護する取り組みを開始。
【主な経済指標・スケジュール】
13(金)
【国内】
12月マネーストック(8:50)
12月企業倒産件数(13:30)
オプションSQ
《決算発表》
久光薬、OSG、パソナ、松竹、いちご、キャンドゥ、ブロッコリー、ドトル日レス、ニッケ、三栄建築、クリレスHD、TSIHD、Gunosy、ベクトル、コーナン商事、マニー、リンガハット、大庄
【海外】
イエレンFRB議長講演
中国12月貿易収支
米12月小売売上高(22:30)
米12月生産者物価(22:30)
米1月ミシガン大学消費者マインド指数(1/14 0:00)
米11月企業在庫(1/14 0:00)
《米決算発表》
ブラックロック、JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー、バンク・オブ・アメリカ、PNCファイナンシャルサービシズ・グループ、ウェルズ・ファーゴ
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
01月12日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウは63ドル安と反落、トランプ氏の記者会見に失望
・・・続き
12日のNYダウ工業株30種平均は反落した。
終値は前日比63ドル28セント安の1万9891ドル00セントだった。
昨日のトランプ次期大統領による記者会見で具体的な経済政策への言及がなく、投資家の失望を招いたことから売りが先行した。その後は、原油高が好感されたほか、今週から始まる10-12月期決算を見極めたいとの思惑から下げ幅を縮小する展開となった。
ダウ平均の下げ幅は183ドルを超え、1月の上昇分をほぼ帳消しにする場面があった。トランプ氏が製薬業界の価格決定の仕組みを批判したのを受け、バイオや製薬関連株に売りが続き投資家心理が悪化した。もっとも、次期政権による減税や規制緩和への期待は根強く、ダウ平均は取引終了にかけ下げ渋った。
米地区連銀総裁の発言が相次いだ。ダラス連銀のカプラン総裁が金融緩和の縮小を進めるべきだと発言した一方、アトランタ連銀のロックハート総裁やシカゴ連銀のエバンス総裁、セントルイス連銀のブラード総裁は米景気の先行きなどに慎重な見方を示した。まちまちの発言内容に相場の反応は目立たなかった。
2016年12月の米輸入物価指数の伸び率が市場予想を下回った一方、週間の米新規失業保険申請件数は予想ほど増えなかった。強弱入り交じる米経済指標への反応も限定的だった。
ナスダック総合株価指数も反落し、前日比16.163ポイント安の5547.487で終えた。アップルやグーグルの持ち株会社アルファベットなど時価総額の大きい主力株の一角が売られた。
セクター別では、電気通信サービスや小売が上昇する一方で銀行や保険が下落した。
自動車大手のフィアット・クライスラー(FCAU)は米環境保護局(EPA)が排ガス規制法違反の疑いを指摘し、大幅下落。
RBCキャピタル・マーケッツが「売り」で投資判断を始めた航空機のボーイングが下げ、調査会社の投資判断引き下げが伝わった映画・娯楽のウォルト・ディズニー(DIS)も売られた。2016年10〜12月期決算の1株利益が市場予想に一致したデルタ航空も下げた。
トランプ氏の会見で減税や財政出動についての言及がなかったことから米国債利回りが下落し、ゴールドマンサックス(GS)やJPモルガン(JPM)などの金融関連企業が売られた。
一方、ネット小売のアマゾン(AMZN)は米国で新たに10万人の雇用を創出すると発表し、上昇した。日本法人の株式売却の条件を来週までに提示するよう要求したと伝わった外食のマクドナルドも高い。
最高経営責任者(CEO)がニューヨーク市内でトランプ氏と会談した通信のAT&Tも買われた。
NYダウ工業株30種(ドル)
19,891.00−63.28
S&P500種
2,270.44−4.88
ナスダック
5,547.487−16.163
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は反落した。3月物は前日比170円安の1万9170円で終え、大阪取引所の終値を60円上回った。前日のトランプ次期米大統領の記者会見で景気刺激策への具体的な言及がなかったことが売り材料視された。
米経済政策の先行き不透明感から円高・ドル安が進んだほか、米株式相場が下げたことも売りにつながった。3月物の安値は1万8945円、高値は1万9335円。
シカゴ日経225先物3月限 (円建て)
19170 ( +60 )
シカゴ日経225先物3月限 (ドル建て)
19225 ( +115 )
( )は大阪取引所終値比
【12日の欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7292.37(+1.88)
FTSE100種総合株価指数は横ばい。前日終値に比べ1.88ポイント高の7292.37で引けた。日中を通して売買が交錯し、もみ合って推移したが、結局わずかながら連日最高値を更新して引けた。上昇・下落銘柄はほぼ拮抗した。資源株が上昇した一方で医薬品株と金融株が下落した。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 11521.04(−125.13)
ドイツ株式指数(DAX)は反落。終値は前日比125.13ポイント(1.07%)安の11521.04だった。午後に入り、軟調な米国株に伴い、売り圧力が強まった。構成銘柄の約8割が下落した。銀行株と自動車株が安かった。一方で、電力株が上昇した。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 4863.97(−24.74)
01月12日 マーケットコメント
01月12日 為替市況コメント
【為替】先日の流れを引き継ぎ各通貨とも円高に
・・・続き
[概況]
12日の東京外国為替市場は、前日のNY市場の流れを継続し各通貨とも円高となっている。米ドル円は先日のトランプ氏の記者会見による同氏への政権の不透明感や米10年債利回りが2.30%台へと一段と低下していることから円買いが進行し、去年の12月8日以来となる113.74円まで下落した。
またユーロ円やポンド円も欧州株が軟調に取引を開始されたため、円買いの圧力が加速している。さらにトルコ円に至っては最安値を更新する(29.05円)場面もあった。本日は22:30に米経済発表(新規失業保険申請件数等)があるが数字いかんによっては更に円高が進行する場面も考えられる。
[提供:カネツFX証券株式会社]
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
12日の日経平均は大幅に反落。
・・・続き
トランプ次期米大統領が現地11日の記者会見で具体的な経済対策に言及しなかったことに失望感が広がり、米長期金利が低下した。
これを受け円相場が1ドル114円台と円高に振れて推移していること、医薬品株の下落が重しとなった。日銀のETF買い入れへの思惑もあったが、戻りの鈍さからややセンチメントが悪化した格好。
あす(13日)の東京株式市場は、外国為替市場での円高・ドル安進行への警戒感に加え、週末に伴うポジション調整の売りも想定されることから、日経平均株価は軟調な推移となりそうだ。
オプションSQでもあり、特に前半は荒い動きも想定される。ここ数日で為替が転換点を迎えたような動きとなったことから、しばらくは為替にらみの展開が予想される。
市場関係者からは「日経平均株価は12日終値で、25日移動平均線(1万9192円)を下回った。25日線を割り込んだのは、米大統領選の結果が判明した16年11月9日以来約2カ月ぶりのことで、目先的には調整局面となる可能性もある」との見方が出ていた。
日経平均が弱含みとなる局面においては、値動きの良い銘柄に資金が集中することになろう。
01月12日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=229円安、トランプ氏会見後の円高進行を嫌気して反落
【大引け概況】
12日の日経平均株価は反落し、前日比229円97銭安の1万9134円70銭で終えた。
・・・続き
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下げ幅は300円に迫る場面もあった。外国為替市場での円相場の上昇を受け、主力株をはじめ広範囲に売られた。
注目されたトランプ次期米大統領の記者会見では経済政策について具体的な言及はなく、これが米長期金利の低下に反映されドル売りの動きを誘発、1ドル=114円台半ばへ急速な円高となり、買い手控えムードが強かった。円高を受け輸出関連株が総じて下落したほか、米長期金利の低下を受け、金融株もさえなかった。
日経平均がチャート分析上の目安となる25日移動平均を終値で下回ったのは、米大統領の結果が判明した2016年11月9日以来、約2カ月ぶり。
業種別TOPIXで「医薬品」が下落率首位だった。トランプ氏は薬価が高すぎるとして新たな価格決定の仕組みが必要との考えを示し、11日の米国株市場で製薬株が売られた流れを日本株市場でも引き継いだ。
一方、午後から日銀の上場投資信託(ETF)の買いが入るとの思惑が相場を下支えした。また、2016年の大納会の終値、1万9114円を下回った水準では押し目買いが入った。
JPX日経インデックス400は反落した。終値は前日比142.46ポイント安の1万3743.96だった。東証株価指数(TOPIX)は反落し、14.99ポイント安の1535.41で終えた。
東証1部の売買代金は概算で2兆3761億円。売買高は20億700万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1600と、全体の約8割を占めた。値上がりは327、変わらずは77銘柄だった。
個別では、トヨタ自動車、ファーストリテイリングが軟調、アステラスと小野薬は大幅に下落し、東芝と楽天も一段安だった。三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンクも売り物に押された。ユニー・ファミリーマートホールディングスが大幅安、コナミホールディングスも値を下げた。
半面、11日に16年3〜11月期の連結決算を発表したイオンは上昇した。JXと東エレクは上昇し、ソニーとダイキン、コマツは上げた。日本カーボンが物色人気を継続、トランザクションが急伸、ブレインパッドも値を飛ばした。ソースネクスト、イー・ガーディアンなども高い。
東証2部株価指数は続落した。大引けの2部指数は、前日比30.59ポイント安の5403.05となった。
個別銘柄では、旭コンクリ、プラズマ、パルステック、アウン、シャープとフライトHDが下げた。一方、ジュンテンドがストップ高。スリープロ、象印、ヨネックス、インターアクが上げた。
01月12日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=7日ぶり反落、バイオ関連株の重荷
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は7営業日ぶりに反落した。終値は前日比10円88銭安い2799円59銭だった。
11日まで連日で昨年来高値を更新しており、日経平均株価の下落をきっかけに投資家心理の悪化を映した利益確定売りが優勢になった。東証1部の医薬品株の下落やマザーズ上場のUMNの大幅安が、新興市場全体のバイオ関連株の重荷になった面もあった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で489億円、売買高は1億3695万株だった。
個別銘柄ではT&Cメディカル、ピクセル、Tホライゾンや日本一ソフト、レイが下落した半面、ベルグアース、ANAPがストップ高。AKIBAやBBタワー、アズジェントは上昇した。主力銘柄で構成するJASDAQ―TOP20は4日続落した。
01月12日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=続落、投資家心理悪化で利益確定売り
・・・続き
東証マザーズ指数は続落した。終値は前日比12.81ポイント安い962.58だった。
東京市場全般が売り優勢の展開となる中、新興市場も主力級銘柄に売りが出ている。
個別銘柄ではUMNがストップ安。主力株のそーせいに加え、GNI、スタジオアタオ、メタップスやエボラブルAが下落した。一方、アスカネット、GMOテックがストップ高。キャリアは一時ストップ高と値を飛ばした。マイネット、リミックス、チェンジ、ブラスが上昇した。
01月12日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=14時、きょうの安値圏 円が1ドル=114円台半ばに上昇
・・・続き
[後場14時概況]
12日後場寄り付きの日経平均株価は再び下げ幅を拡大し、きょうの安値圏で推移している。前日比250円程度安い1万9100円近辺での推移。
外国為替市場で円相場が1ドル=114円台半ばまで上昇しており、株式相場全体の重荷となっている。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も軟調に推移している。
円高進行で投資家心理が冷え込んでいる。輸出関連株が総じて安いほか、金融株もさえない。業種別TOPIXで下落率首位の「医薬品」は午後に入り一段安となり、下落率は一時、前日比3%超となった。一方、午後から日銀の上場投資信託(ETF)の買いが入るとの思惑から、押し目買いも入っている。
前引けの東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約138億円成立した。市場参加者が少なく、低調な取引にとどまった。
12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で1兆2091億円、売買高は11億103万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1646と、前引け時点から増加した。値上がりは288、変わらずは70銘柄だった
全市場の売買代金上位銘柄では、ソフトバンクグ、東芝、三菱UFJ、トヨタ自、みずほ、ファーストリテがさえない。一方、任天堂、日本カーボン、コマツが堅調推移している。
01月12日 アフターランチ
「マイケル・フィッシュ」
マーケットはいろんな鳥を持ち出した。
例えば任天堂。
・・・続き
どこが鳥かと思えば本社は京都市南区上鳥羽。
DLEの鷹の爪同様いろいろ持ってくる物である。
昨年から起きているのは「マイケル・フィッシュの瞬間」。
1987年に英BBCの気象予報士は巨大ハリケーンの襲来を予測できなかったのだという。
「ハリケーンは来ない」と予測した数時間後にハリケーンは英国を直撃。
大きな被害をもたらしたのだという。
その87年のハリケーンは過去300年間で英国南東部を襲った嵐の中で最もひどいもの。
ハリケーンがイングランドへ近づいていた87年10月15日。
BBC局の昼のテレビ放送で、天気予報を担当していたフィッシュ氏。
「先ほど、嵐を気にする女性からBBCへ問い合わせの電話がありました。
心配は不要です。
嵐は来ていません」と到来を否定。
その数時間後、ひどいハリケーンがイングランド南東部を襲った。
1500万本の木がなぎ倒され被害額は15億ポンド以上。
このためフィッシュ氏は長い間、人々の嘲笑に耐える日々を送った。
その後のフィッシュ氏のコメント。
「間違いは誰にでもある。
87年のハリケーンについてビル・ジャイルスが、『チャンネル諸島をさっと通り抜ける程度だろう』と言ったように」。
ビル・ジャイルス氏とは当時に気象予報士長を務めていた人物だという。
いずれ「ビル・ジャイルスの瞬間」とでも言われるのだろうか。
消費者信頼感は前月比2.2ポイント上昇し43.1。
13年3か月ぶりの高水準となった。
「資産価値への意識改善が好影響」との声が聞こえる。
株式市場は景気経済心理に一役かっているということ。
FXとは違うという一面でもあろうか。
そして公的年金の運用益は10〜12月期に10兆700億円になったとの試算。
4半期運用益としては過去最高だという。
外国債でも1.4兆円の利益だというが国内債券は5700億円の運用損。
株式運用比率の上昇にアレコレ文句をつけた向きもあったが、今度は何と言うのだろう。
正式の発表は3月3日の予定。
改めて2016年の上昇率ランキング。
↓
上昇率上位
日本ライフL7575.T 3.8倍
安永7271.T 3.6倍
Hamee3134.T 3.5倍
LINK&M2170.T 3.4倍
Eガディアン6050.T 3.1倍
ヤーマン6630.T 3.1倍
Vテク7717.T 2.8倍
トランザク7818.T 2.8倍
MDV2815.T 2.8倍
KIスター不2678.T 2.5倍
ヤマシンF6240.T 2.5倍
メガチップス6875.T 2.4倍
ネクステージ3186.T 2.4倍
ソフトバンテ4726.T 2.4倍
レック7874.T 2.4倍
薬王堂3385.T 2.2倍
オルトプラス3672.T 2.2倍
ソフトブレン4779.T 2.2倍
福井コンH9790.T 2.1倍
アイオデタ6916.T 2.1倍
川田TECH3443.T 2.1倍
TOWA6315.T 2.1倍
ローツェ6323.T 2.0倍
アドバンテス6857.T 2.0倍
島精機6222.T 2.0倍
エスクロAJ6093.T97.8%
日本CMK6958.T 95.1%
RSTECH3445.T95.0%
ミロク情報9928.T 91.4%
CTS4345.T 89.5%
(櫻井)
01月12日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=反落 急速な円高も押し目買いで下げ渋る。
12日午前の日経平均株価は、前日比171円91銭安の1万9192円76銭で前場を終えた。
・・・続き
注目されたトランプ次期米大統領の記者会見をきっかけに外国為替市場でドルの買い持ち高を調整する動きが加速して円高に振れ、利益確定の売りが優勢となった。薬品株が軒並み下落したことで投資家心理の改善にブレーキがかかった。
外国為替市場で急速にドル安・円高が進行し、1ドル=114円台後半まで円が買われた。
JPX日経インデックス400は、116.44円安の13,769.98円、東証株価指数(TOPIX)も11.92安の1,538.48と反落した。
前引けの東証1部の売買代金は1兆498億円、売買高は9億3560万株、東証1部の値下がり銘柄数は1509、値上がりは390、変わらずは105だった。
個別では、トランプ氏が薬価が高すぎるとして新たな価格決定の仕組みが必要との考えを示したことが嫌気され、医薬品関連のアステラスと塩野義などが下落した。円高の影響でトヨタ自動車が軟調。 半面、任天堂がしっかり。11日に16年3〜11月期の連結決算を発表したイオンは上昇した。ソースネクストが大幅高、ソニーと信越化は昨年来高値を更新した。
東証2部株価指数は続落した。前引けの2部指数は、前日比11.74ポイント安の5421.90となった。
個別銘柄では、シャープ、三機サービス、フライトHDが下げ、アルチザと三精テクノロ、スリープロは上げた。
01月12日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=小幅反落、円高背景に新興市場でも投資家心理が悪化
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は小幅反落した。前引けは1円79銭安い2808円68銭となった。
トランプ次期米大統領の会見後に円高・ドル安が進んだことで日経平均株価が下落するなど主力株が下げ、新興市場でも投資家心理が悪化した。 半面、好材料の出た値動きの軽い銘柄などが買われ、ジャスダック平均は小幅ながら上げる場面もあるなど底堅く推移した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で287億円、売買高は8022万株。
個別では、Tホライゾンや日本一ソフト、T&Cメディカルが下落した。 半面、ベルグアース、ANAPがストップ高。AKIBAが連日の大幅高となり、アズジェントや構造計画も上昇した。
01月12日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=続落、主力のそーせいが4日続落
・・・続き
東証マザーズ指数は続落した。前引けは前日比6.50ポイント安い968.89だった。
個別銘柄では、主力株のそーせいが4日連続で下げたほか、メタップスやスタジオアタオも下げた。 半面、アスカネットがストップ高。REMIXやマイネット、キャリアが上昇した。
01月12日 カタリストコメント
「やっぱり肩透かし」
NY株式は一応上昇。
・・・続き
ここ数日の様子見材料とされたトランプ次期米大統領の記者会見は具体的な経済成長促進策が示されず通過。
ただ医薬品の批判的なコメントがあったためにセクターは下落。
一方、原油先物価格の反発を受けたエネルギー関連やハイテク関連セクターは上昇。
NASDAQ総合株価指数は7日続伸。
5日連続で過去最高値を更新した。
マイクロソフト、フェイスブック、アップルはそれぞれ上昇。
VIX(恐怖)指数は11.28まで低下した。
通過したトランプ氏記者会見。
結論は「市場はがっかり。市場が多少非現実的な期待をしていた」という声に集約できるだろう。
その結果債券は買われ、ドルは売られた。
会見前にドル円は116.85円まで買われていた。
会見後は一時1カ月ぶり安値の114.26円まで急落した。
トランプ氏が財政出動や米企業の海外利益還流促進などにまったく言及しなかったことが理由。
FT100株価指数は12日続伸で市場最高値更新中。
4日ぶりに反発した昨日の日経平均。
「ソニーの新高値や任天堂の中段もみ放れ。
村田やJFEの反発など主力株の一角にやや攻撃的な買い」という声も聞かれた。
トランプ会見を材料にした様子見ではあったがそれでも前日比プラス。
荒れるSQ週の荒れない水曜日だった。
所詮、トランプ氏の記者会見など通過するだけのことという大人の認識が出来ていたということだろう。
その会見は肩透かしのような状況で通過。
次は20日の就任式を待つということになるのだろう。
NYダウは上昇したが為替は円高傾向。
シカゴ225先物終値は19340円となかなか19400円水準を上回れない状況。
とはいえ市場は続くものであり、先を見据えた外国人買い観測などが支援材料として効いてこようか。
日経朝刊「スクランブル」の指摘。
「外資系証券経由で断続的に入るTOPIX先物買い」が海外長期マネーのしわざ。
ソニーの強さはその証拠だとされている。
また「ここ数年で、円が安くなる時、イールドカーブがスティープ化する時、
銀行株がアウトパフォームする時はいつも、相場が好調だった。
今はその3つが全てそろっている」という指摘もある。
荒れるSQ週の荒れない木曜日になる可能性は大きいが個別物色パワーの拡大基調は好感したい。
25日線は19164円で1.05%のプラスかい離。
75日線は17889円で8.25%のプラスかい離。
200日線は17088円で13.85%のプラスかい離。
昨日は勝手雲の中に入り込んだが勝手雲の上限は19391円。
ここをまた明確に抜けることは必要だろう。
そして1月5日高値19615円が当面の的となる。
ボリンジャーの+2σとなる19926円が第二目標。
RSI48%、RCI40%と50%を割れ込んできた。
サイコロジカルは3勝9敗で25%。
松井証券信用評価損益率速報で売り方は▲12.112%。
(2014年1月10日▲15.37%、16年2月12日△1.843%)。
買い方▲3.937%(2016年2月12日▲25.918%、15年6月24日▲1.639%)。
12月30日現在の信用評価損率は▲8.54%。
裁定買い残は1260億円増の2兆612億円(3週連続増加)。
空売り比率は36.3%(2016年6月9日47%、9月15日44.9%)。
日経VIは20.10。
日経平均採用銘柄のPERは16.52倍。
EPSは1172.20円(2015年12月8日1270.70円、16年5月6日1091.24円)。
東証1部単純平均株価2811.05円(2016年末2763.27円)。
日経朝刊では「銀行預金伸び最高」の見出し。
12月末の手形と小切手を除いた実質預金は前年同月比6.1%増の694兆円だった。
増加率は02年3月末の6.0%を越えて過去最高。
貸出金は478兆円だから、それこそ銀行に金余りが起きている。
これは成長の限界の壁の一つなのだろう。
ITバブル崩壊後の2002年を越える伸び率。
現金が溜まって使わない世界。
そして貸し出しもまだ控える世界。
これで経済が円滑に回るとは到底考えられない。
この萎縮心理が解き放たれるのはおそらく日経平均が2万5000円を越えてきたときだろう。
一転「財テク」なんてことにはならないかも知れないが・・・。
見習いたいのはNYSE。
米国市場で取引されている全ての株式について、年末までに同取引所の立会取引所で売買可能にすると発表した。
NASDAQ上場銘柄やETFなど速度がさほど重要ではない手段を提供するのが狙い。
現在NYSEでは3166銘柄の立会取引が可能となっている。
取引所は、立ち会いブローカーを通じて取引できる銘柄数を8600に拡大するという。
過去数十年で株取引は電子化の方向に進行。
大半の立会取引所が閉鎖され、完全電子取引に移行している。
一方でこの速度重視の姿勢が不公平な取引環境の創出につながっているとの指摘もある。
背景はともあれ、やはりスピードを競うのではなく相場観を競う市場の方が望ましい気がする。
兜町だって、インバウンドの一環としての立ち会い復活を考えても良い筈。
人が集まってこその市場である以上、目に見える形での人の集まりが求められている。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
イー・ガーディアン (6050) ・・・動兆
イー・ガーディアンに注目する。
同社はSNS等の目視監視や運用支援が主力。
ゲーム利用者からの問い合わせ対応代行、広告審査も手掛ける。
業績は好調。
電子デバイスのデバッグにも期待感。
仮想通貨関連と言う連想も。
(兜町カタリスト櫻井)
01月12日 相場概況(寄り付き後)
【市況】日経平均 (寄り付き)=反落スタート、トランプ会見は消化難、円高進行を嫌気
【寄り付き概況】
12日の東京株式市場は売り先行、寄り付きの日経平均株価は前日比64円48銭安の1万9300円19銭と反落で寄り付いた。
・・・続き
前日の米国株市場ではNYダウが3日ぶり反発に転じたほか、ナスダック指数は7日続伸と上値追いを継続している。
注目されたトランプ次期米大統領の会見は具体的な経済政策についての言及はなく、消化難で一時は上下に値動きが荒くなる場面もあった。
外国為替市場では円高基調に振れ、一時1ドル=114円台前半まで急速に円高が進む場面があり、その後はドルが買い戻されたものの、主力株に輸出採算の悪化を警戒した売りが先行している。医薬品や保険、銀行などが下落している。
また、原油市況は急反発に転じており、資源関連株には追い風となる。
寄り付き時点で業種別では33業種中、9業種前後が高く、値上がり上位に石油、水産、不動産、その他製品、空運など。値下がりで目立つのは医薬品、保険、鉄鋼、銀行、精密機器など。
225先物はみずほ・メリル・アムロ・ソジェン・ドイツ・GSが買い越し。
モルスタ・HSBC・UBS・JP・大和が売り越し。
TOPIX先物はモルスタ・クレディ・バークレイズ・三菱・みずほが買い越し。
野村・JP・UBS・ドイツが売り越し。
外資系等はテルモ(4543)、東燃ゼ(5012)、JX(5020)、コスメエネ(5021)、住友不動(8830)、コンコル(7186)、山口FG(8418)に注目。
テクニカル的には長谷工(1808)、エムスリー(2413)、パル(2726)、川田TECH(3443)、王子紙(3861)、三菱紙(3864)、レンゴー(3941)、クレハ(4023)、宇部興(4208)、中外薬(4519)、鳥居薬(4551)、板硝子(5202)、太平洋セ(5233)、カーボン(5302)、東洋炭素(5310)、横河ブ(5911)、三和(5929)、滝沢鉄(6121)、エンシュウ(6218)、CKD(6407)、ブラザー(6448)、前沢工(6489)、ソニー(6758)、新電工(6967)、トピー(7231)、ゼンショー(7550)、サイゼリア(7581)、Uアローズ(7606)、タムロン(7740)、タカラトミー(7867)、前澤化(7925)、コクヨ(7984)、ルック(8029)、ニチモウ(8091)、福島銀(8562)、GMO(9449)が動兆。
01月12日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■鹿島<1812>
3Dモデル作製で24時間体制構築 生産性向上につなげる
■サッポロHD<2501>
ビール分野強化 3月にエビス新商品投入
■ユビテック<6662>
IoT活用した工場の稼働効率改善サービス開始
■ニプロ<8086>
人工腎臓を日本・インド・中国で増産 北米受注急増で
■三菱UFJ<8306>
拠点統合やAI活用などコールセンター業務高度化検討
■京急<9006>
ホテル事業を強化 20年までに客室を3000室に拡大
01月12日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 01月12日号
01月12日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
12日の東京株式市場は、積極的に上値も追いづらく、指数は小動きを予想する。
・・・続き
日経平均株価予想レンジは、1万9200円−1万9500円を想定する。
日経平均株価の5日線(11日時点で1万9447円)が意識され、上値が重い展開となりそう。
注目された米トランプ次期大統領の記者会見では、大型の減税やインフラ投資などへの具体的な言及がなかったことから、関連とされる銘柄には、重しとなる可能性もある。
為替相場は、ドル・円が1ドル=115円台の前半と円高に振れている。現地11日のNY市場では、一時114円台の前半まで円高・ドル安が進む場面もみられたことから、為替動向に対し神経質な展開が続きそうだ。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、11日の大阪取引所終値比10円安の1万9340円だった。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り840万株、買い1050万株で、差し引き210万株の買い越し。買い越しは2営業日連続。金額は売り越し。
売りセクターに、商社、薬品、不動産、化学、電機、保険など。買いセクターに、サービス、機械、その他製品、化学、薬品、食品、自動車など。
【好材料銘柄】
■ANAP <3189>
9-11月期(1Q)経常は黒字浮上・上期計画を超過。
■アズジェント <4288>
同社が取り扱うコネクテッドカー・IoT機器セキュリティ製品の開発元である、イスラエルのカランバ・セキュリティが家電見本市「CES」で自動運転車をハッキングから防御するためのデモンストレーションを実施。
■リベレステ <8887>
上期経常を78%上方修正。
【主な経済指標・スケジュール】
12(木)
【国内】
11月国際収支(8:50)
12月都心オフィス空室率(11:00)
12月景気ウォッチャー調査(14:00)
《決算発表》
7&I−HD、ファーストリテイ、サカタのタネ、SFoods、ディップ、大黒天、JIN、ビックカメラ、薬王堂、技研製、IDOM、ライフコーポ、松屋、ポケットC、歌舞伎、CSP、プレナス、SFPダイニン
【海外】
BOE金融政策委員会
米12月輸入物価(22:30)
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
01月11日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウ反発し98ドル高 トランプ氏会見で乱高下
・・・続き
11日のNYダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反発した。
終値は前日比98ドル75セント高の1万9954ドル28セントだった。
トランプ次期大統領による記者会見を控えて、経済政策等の発表などに対する期待感から買いが先行した。
会見では薬価高騰を理由に製薬業界に適切な入札方式を導入する意向を発表したほか、防衛予算のコスト削減に言及したことで関連セクターに売りが広がった。株価は上げ幅を縮小しもみ合う展開となったが、原油相場の上昇が下値を支え、再び上昇に転じた。
NY原油先物相場が1バレル52ドル台を回復し、シェブロンやエクソンモービルといったエネルギー株が買われたことも相場を支えた。米景気の回復が続くなか、今週末から発表が本格化する米主要企業の2016年10〜12月期決算への期待もあって相場の下値を探る動きは限られた。
ナスダック総合株価指数は7日続伸。前日比11.831ポイント高の5563.650で終え、5日連続で過去最高値を更新した。
バイオ製薬株に売りがかさみ下げに転じる場面があったが、フェイスブックやグーグルの持ち株会社アルファベットなど主力のネット関連株に買いが続き、指数を押し上げた。
セクター別では、エネルギーや公益事業が上昇する一方で医薬品・バイオテクノロジーや耐久消費財・アパレルが下落した。
トランプ氏の製薬会社批判が株価の重荷となったものの、製薬のメルク(MRK)は、食品医薬品局(FDA)が同社の肺がん治療薬を優先審査に指定したことで上昇。
16年12月の輸送実績が前年同月から伸びた航空のユナイテッド・コンチネンタル・ホールディングスが上昇。有料会員向けのクレジットカードを発行すると発表したアマゾン・ドット・コムも売り先行後に上げに転じた。
一方で、食品スーパーのスーパーバリューが安い。発表した16年9〜11月期決算が最終赤字となったうえ、売上高などが市場予想を下回ったことを嫌気した売りが膨らんだ。
NYダウ工業株30種(ドル)
19,954.28+98.75
S&P500種
2,275.32+6.42
ナスダック
5,563.650+11.831
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は小反発した。3月物は前日比15円高の1万9340円で取引を終えた。11日の大阪取引所の終値は10円下回った。トランプ次期大統領の記者会見を受け米株が乱高下し、日経平均先物も値が揺れた。
トランプ氏が批判した製薬関連銘柄が売られ、米株式は一時急速に伸び悩んだが、米景気回復期待からその後は再び上げた。こうした動きを受けて日経平均先物も一時1万9115円まで下げたが、その後は持ち直した。
もっとも、円相場が上げたため上値は重かった。この日の3月物高値は1万9505円だった。
シカゴ日経225先物3月限 (円建て)
19340 ( -10 )
シカゴ日経225先物3月限 (ドル建て)
19395 ( +45 )
( )は大阪取引所終値比
【11日の欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7290.49(+15.02)
FTSE100種総合株価指数は12続伸した。前日終値に比べ15.02ポイント高の7290.49と、連日で最高値を更新した。12日続伸は、1984年の指数算出開始以来、最長となる。上昇・下落銘柄数は拮抗した。鉱業株が上昇基調を続けており、相場を支えた。
原油相場の上昇を受けて石油株は全面高となった。
半面、旅行のTUI、住宅建設のテイラー・ウィンピー、航空のイージージェットなどアナリストが株式評価を引き下げた銘柄の下げが目立った。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 11646.17(+62.87)
ドイツ株式指数(DAX)は続伸。終値は前日比62.87ポイント(0.54%)高の11646.17だった。電力株が大幅上昇した。自動車株も買われた。一方で、透析器大手のフレゼニウス・メディカル・ケアが安かった。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 4888.71(+0.48)
01月11日 マーケットコメント
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
11日の市場は日経平均が4日ぶりに反発。
・・・続き
前日までの下げで値頃感が出ておりこの日は終日プラス圏で推移。円相場の落ち着きもあって安定した1日となった。
あす(12日)の東京株式市場は、日本時間今夜に予定されているトランプ次期米大統領の公式記者会見で、ドル高けん制や過度な保護主義的な発言が飛び出さない限り、イベント通過による心理的な警戒感が解消され、自律的な買いが先行する展開が予想される。
日本株にとっては特に為替に関して、ドル高(円安)修正を促す発言が出てこないかどうかが注目される。
基本的には米国株高となれば、上昇トレンドには変化なしと考える。これに円安が加われば日本株にはベストシナリオ。円高に振れたとしても極端な動きでなければ、上昇ペースは鈍っても堅調地合いは続くと予想する。
一方、米国株が下げた場合や、大きく円高に振れた場合は調整色を強める可能性が高い。
ただし、市場関係者からは「万が一、トランプ氏からドル高けん制発言があったにしても、市場の反応は一時的にとどまりそうだ」との見方が出ている。
01月11日 為替市況コメント
【為替】トルコリラの売りが優勢
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[概況]
11日の東京外国為替市場は、トルコリラの売りが優勢だった。目新しい材料は出ていないが、非常事態宣言の延長決定を端緒とするトルコ国内の政情不安が引き続き意識されているようだ。
トルコリラ円は11/9安値(30.36円)を下抜け、安値29.76円まで下落した。その後、買戻しが入り30円台は回復しているが戻りは鈍く、欧州時間に入ると再び30円台割れを試す展開となっている。
この後に注目される材料は、日本時間午前1時に予定されているトランプ次期米大統領の記者会見だろう。昨年末からの為替市場におけるリスク選好要因となっている、トランプ次期政権の減税と財政支出に関して積極的な発言があるようであれば、リスク選好の動きが再燃し米ドル円などの上昇につながりそうか。
[提供:カネツFX証券株式会社]
01月11日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=4日ぶり反発63円高、押し目買いもトランプ会見前で上値に重さ
【大引け概況】
11日の日経平均株価は4営業日ぶりに反発した。
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前日比63円23銭高の1万9364円67銭で取引を終えた。きょうの東京市場は買い優勢でスタートした後は狭いゾーンでのもみ合いとなった。
日経平均は取引時間中に一時、上げ幅を100円超まで広げ、1万9402円17銭まで上昇する場面もあった。もっとも、米国時間11日にトランプ次期米大統領の記者会見を控え、同氏の発言への警戒感もあって上値は限られた。
前日まで下げた反動で買いが優勢となり、堅調な株価推移を受けて投資家の心理もしだいに安定した。朝方に上昇していた医薬品や食料品への買いが一巡した一方、午後はトヨタや新日鉄住金への買いが強まり、指数を押し上げた。
市場では円安・ドル高傾向を受けた国内主要企業の業績改善期待などから「日本株の先高観が根強く、一部の海外投資家からは押し目買いが入った可能性がある」との指摘も聞かれた。
JPX日経インデックス400は3営業日ぶりに反発した。終値は前日比69.81ポイント高の1万3886.42だった。東証株価指数(TOPIX)も3営業日ぶりに反発し、8.09ポイント高の1550.40で終えた。
東証1部の売買代金は概算で2兆1801億円だった。売買高は19億4433万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は996と全体の49.7%を占めた。値下がりは863、変わらずは145銘柄だった。
個別では、任天堂が大幅高に買われ、ソフトバンクはじり高となり、午後に一段高となった。対米投資を表明しトランプ新政権下で米国事業の成長確度が高まるとの思惑などが株価の支えになった。トヨタやマツダも午後にきょうの高値をつけた。ソニーは一時1年2カ月ぶりの高値まで上昇した。三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンクもしっかり。
個別材料株では、低位の日本カーボンが一時ストップ高まで買われる人気となった。
半面、ファストリは軟調。花王が冴えず、三井不、住友不など不動産株も安かった。
ここ上昇していたサイバーコムやディー・エル・イーなどが大きく利食われたほか、公募増資が嫌気されケンコーマヨネーズが急落した。エービーシー・マート、スタートトゥデイなどの下げも目立った。
東証2部株価指数は反落した。大引けの2部指数は、前日比5.14ポイント安の5433.64となった。
個別銘柄では、ジュンテンドがストップ高。ウェルスマネ、ノダ、大興電通、フライトHDやインタートレが上昇した。半面、カワセコンピュ、フュートレック、シャープ、野崎紙が下落した。
01月11日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=6日続伸、利食い優勢も幅広い銘柄に買い
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は6日続伸し、連日で昨年来高値を更新した。終値は前日比1円96銭高い2810円47銭だった。
2015年7月24日以来の水準を回復した。日経平均株価が上昇するなど相場全体の地合いが改善するなか、主力株に比べて出遅れ感があるとして中小型株にも海外投資家の買いが広がった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で520億円、売買高は1億4395万株だった。
個別銘柄ではベルグアースがストップ高。
自動運転技術に関連する新製品の販売を始めたと発表したTホライゾンが上昇したほか、HPCテック子会社化などを引き続き期待材料視されているAKIBAや日本サードが上昇した。
半面、アイレックス、ニューテック、アイフリーク、アルトナー、日本一ソフトやユニバーサルは下落した。
01月11日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=反落、トランプ氏会見への警戒感も
・・・続き
東証マザーズ指数は反落した。終値は前日比11.47ポイント安い975.39だった。
朝方こそ買いが先行したものの、今晩予定されているトランプ次期米大統領の会見への警戒感もあり、ここまでの上昇に対する利益確定の売りに押される展開となった。
決算発表を受けて買われる銘柄も見られたが、物色は広がりを欠いた。
騰落数は、値上がり76銘柄、値下がり141銘柄、変わらず11銘柄となった。
主力株のそーせいが下落したほか、連日マザーズ売買代金のトップとなったマイネットは急反落した。金属リサイクル関連としてここまで急伸していたリネットJなど直近で上昇していた銘柄には目先の利益を確定する売りが優勢になった。UMNはアステラス薬が共同事業契約を解約したことを受けてストップ安比例配分となった。
一方、エニグモやエボラブルAなどが上昇、直近IPO銘柄のシンシア、好業績を受けた買いが継続した東京ベースは10%超の上昇。また、エムビーエスは連日のストップ高比例配分となった。
01月11日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価は前場終値近辺で小動き
・・・続き
[後場寄り付き概況]
11日後場の日経平均株価は前日比63円18銭高の1万9364円62銭で寄り付いた。
日経平均株価が前場終値近辺での小動きとなっている。
外国為替市場では、1ドル=116円10銭台での推移。アジアの主要株式市場は、総じて堅調な値運びとなっている。
日経平均は5日線に上値を抑えられる格好ではあるが、一時19400円を回復する場面もみられている。
決算発表シーズンとなるなか、決算を受けて利益確定の流れに向かっている銘柄も少なくない。決算を見極めたいとするムードにも向かいやすく、短期的な値幅取りが中心になりやすいだろう。
01月11日 アフターランチ
「銘柄」
大和のレポートから。
・・・続き
【直近のニューエコノミー相場で中心的に物色された銘柄群は次回も好パフォーマンスとなりやすい。】
今回は1999年の中心銘柄には期待。
東証1部上場で直近の時価総額が1000億円以上、
平均売買代金が1億円以上の銘柄。
1995〜2000年の値嵩株相場の場面での株価上昇率が上位10%以内の銘柄。
↓
9984 ソフトバン
6101 ツガミ
9715 トランスコ
8869 明和地所
9749 富士ソフト
4676 フジHD
9766 コナミHD
7718 スター精密
9613 NTTデー
7731 ニコン
4680 ラウンドワン
6702 富士通
7729 東京精密
5541 大平金
6857 アドバンテ
4530 久光製薬
4684 オービック
6503 三菱電機
9682 DTS
4183 三井化学
4549 栄研化学
4543 テルモ
5801 古河電工
6861 キーエンス
6506 安川電機
6273 SMC
8227 しまむら
9692 シーイーシ
8591 オリックス
7741 HOYA
9404 日テレHD
9401 TBSHD
9719 SCSK
6367 ダイキン
9962 ミスミG
7974 任天堂.
8056 日本ユニシス
9437 NTTドコモ
8035 東京エレク
9433 KDDI
6804 ホシデン
6806 ヒロセ電機
6981 村田製作
7735 スクリン
6758 ソニー
1518 三井松島
7552 ハピネット
8113 ユニチヤ−
9989 サンドラッグ
6965 浜松ホトニクス
2593 伊藤園
4506 大日住薬
8572 アコム
9735 セコム
2531 宝HLD
【ストック調整時に新規上場した銘柄】
2002〜2004 年、または2008〜2012 年に上場した銘柄で長期モメンタム上昇銘柄
↓
2175 SMS
2181 テンプHD
2327 NSSOL
2331 ALSOK
2379 ディップ
2413 エムスリー
2440 ぐるなび
2670 ABCマート
2678 アスクル
2685 アダストリア
2695 くら
2730 エディオン
2784 アルフレッサ
3141 ウエルシア
3148 クリエイト
3349 コスモス薬
3626 TIS
3659 ネクソン
3738 ティーガイア
4578 大塚HD
4733 OBC
4917 マンダム
4927 ポーラオルビス
4928 ノエビア
4974 タカラバイオ
6268 ナブテスコ
6465 ホシザキ
6724 エプソン
6728 アルバック
7164 全国保証
7630 壱番屋
7817 パラベッド
7846 パイロット
7864 フジシール
8283 PALTA
8424 芙蓉リース
8439 東京センチ
8473 SBI
8848 レオパレス
8876 リロ
9449 GMO
9627 アインHD
9843 ニトリHD
9948 アークス
9956 バローHD
【一旦物色され、長期モメンタムを維持している小型株】
↓
2124 東1 JAC
2170 東1 LINK&M
2222 東1 寿スピ
2315 JQS SJI
2395 東1 新日科学
2468 東2 フュートレック
2706 JQS ブロッコリー
3134 東1 HAMEE
3264 JQS アスコット
3647 東2 ジー・スリ
3652 東M DMP
3655 東1 ブレインP
3665 東M エニグモ
3666 東1 テクノス
3674 東M オーク
3679 東M じげん
3696 東M セレス.
3698 東M CRIミドル
3744 東2 サイオス
3793 東M ドリコム
3902 東1 MDV
3904 東M カヤック
4026 東2 神島化学
4109 東1 ステラケミファ
4346 東1 ネクシィーズ
4369 JQS トリケミカル
4592 東M サンバイオ
4593 東M ヘリオス
4736 JQS 日本ラッド.
4779 東1 ソフトブレーン
6033 東M エクストリ−ム
6050 東1 Eガーディアン
6055 東1 Jマテリアル
6079 東M エナリス
6081 東M アライドアーキテクツ
6094 東M フリ−クアウト
6258 JQS 平田機工
7172 東M JIA
7527 東1 システムソフト
7612 JQS Nuts
7717 東1 Vテク
7818 東1 トランザク
7906 東2 ヨネックス
9790 東1 福井コンピ
(櫻井)
01月11日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=反発 値ごろ感からの押し目買い
11日午前の日経平均株価は、前日比69円42銭高の1万9370円86銭と反発した。
・・・続き
日経平均は前日まで3日続落していたこともあって、値ごろ感からリバウンド期待の買いが優勢となった。トヨタやホンダなど前日まで下げの目立った銘柄への押し目買いから物色の対象がやや広がった。
日経平均株価の上昇幅は一時100円を超え、1万9400円を上回ったが、前引けにかけて伸び悩んだ。
トランプ時期米大統領による大統領選挙後初となる記者会見が日本時間12日未明に迫り、想定外の発言内容への警戒感は高まっているものの「押し目を拾いたい投資家の買い需要は根強い」との声も多く、株価は小高い水準を維持した。
JPX日経インデックス400は反発し、前日比68ポイントちょうど高の1万3884.61で終えた。TOPIXは反発した。
前引けの東証1部の売買代金は1兆155億円、売買高は9億8505万株、東証1部の値下がり銘柄数は1074、値上がりは772、変わらずは156だった。
個別では、ソフトバンクグループが6日続伸と上値追い継続、出遅れ感の指摘されたソニーの上昇が目立ったほか、主力行による資金繰り支援の観測を手掛かりに東芝は高値圏で推移した。三菱UFJや三井住友FGも堅調だった。日本カーボン商いを急増させ一時ストップ高に買われる人気となった。
半面、ここ人気化していた大塚ホールディングスが利益確定売りに押され、ABCマートは3〜11月期決算での減益を嫌気して下落。三井不、住友不も安かった。
ケンコーマヨネーズが大幅安、ピーシーデポコーポレーションなども下落した。GMOペイメントゲートウェイも安い。
東証2部株価指数は続伸した。前引けの2部指数は、前日比4.41ポイント安の5434.37となった。
個別銘柄ではインタートレ、コーアツ工業、セキド、フライトHDが上昇した半面、カワセコンピュ、フュートレック、三浦印、シャープ、野崎紙が下落した。
01月11日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=続伸、値動きの軽い新興株に買い
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は6日続伸した。前引けは前日比4円61銭高い2813円12銭となった。値動きの軽い新興株に買いが入ったほか、日経平均株価の上昇による投資家心理の改善が支えとなった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で283億円、売買高は7497万株。
個別では、ベルグアース、テクノホライゾンがストップ高。Tホライゾン、セグエG、メガネスーパ、AKIBAHD、セレスポ、精工技研が上昇した。半面、アイレックス、ニューテック、アルトナー、アイフリーク、日本一ソフト、ユニバーサル、日本サードは下落した。
01月11日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=反落、直近IPO銘柄が売られる
・・・続き
東証マザーズ指数は反落した。前引けは前日比3.46ポイント安い983.40だった。主力株のそーせいが下げたほか、直近でにぎわっていた新規株式公開(IPO)銘柄などにも利益を確定する売りが出た。
個別銘柄では、サイジニア、Jストリーム、リアルワールド、メタップス、マイネット、リネットJが下げた。一方、シンシア、Tアライドアーキ、セラク、リミックス、シンシア、T―BASEが上昇した。
01月11日 相場概況(寄り付き後)
【市況】日経平均 =10時、買い広がり77円高。1万9300円台後半
[10時概況]
11日10時現在の日経平均株価は前日比77円84銭高の1万9379円28銭で推移している。
・・・続き
医薬品や空運に加えて、鉄鋼や非鉄など市況関連にも買いが広がった。
日本時間12日未明と見込まれるトランプ次期米大統領の記者会見を巡っては、初めての双方向の記者会見での同氏の対応などを見極めたいとの声が多い。
為替相場などの変動を警戒し、短期売買を手掛ける投資家を中心に積極的な売買を手控えているとの見方が多い半面、「前日に一部の海外投資家は株価指数先物を大幅に買い越しており、日本株の根強い先高期待から中長期の買いは続いているとみられる」との指摘があった。
円は1ドル=116円台ちょうど近辺での値動きが続いており、特段の売り材料もいまのところはみあたらない。JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は上昇した。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で6000億円だった。売買高は5億9099万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は980と、全体の49%を占めた。値下がりは845、変わらずは173銘柄だった。
業種別では33業種中27業種が値上がり。1位は鉄鋼で、以下、非鉄金属、電気・ガス、電気機器と続く。値下がり上位には水産・農林、不動産、ゴム製品が並んでいる。
日経平均プラス寄与度トップはソフトバンクで、日経平均を4.95円押し上げている。次いでソニーが4.80円、京セラが4.45円、信越化が4.22円、ファナックが4.03円と続く。
マイナス寄与度は4.03円の押し下げでダイキンがトップ。以下、住友不が2.92円、三井不が1.46円、電通が1.15円と続いている。
個別では、ソニーは朝方から買い優勢で、一時4.6%上昇した。村田製も高い。主力行による資金繰り支援の方針が伝わった東芝も6%上昇した。トヨタ、ホンダや三菱UFJも引き続き堅調だ。半面、3〜11月期の連結決算で経常減益が嫌気されたABCマートは続落した。
東証2部株価指数は続伸した。野崎紙、インタートレが上昇した半面、シャープ、フュトレックが下落した。
225先物はみずほ・ソジェン・アムロ・カブコム・JP・楽天が買い越し。
GS・ドイツ・野村・HSBC・クレディ・大和・バークレイズが売り越し。
TOPIX先物はみずほ・GS・三菱・日興が買い越し。
JP・ドイツ・UBS・HSBC・野村・モルスタ・ソジェンが売り越し。
外資系等はアークス(9948)、パナ(6752)、不二油(2607)、アイシン(7259)、ニトリ(9843)、夢の街(2484)、JPX(8697)、任天堂(7974)、DeNA(2432)に注目。
テクニカル的にはタマホーム(1419)、不動テトラ(1813)、戸田建(1860)、東京エネ(1945)、ライク(2462)、ジーフット(2686)、ダイドリミ(3205)、三交(3232)、日管理(3276)、TSI(3608)、サーバーコム(3852)、大王紙(3880)、gumi(3903)、タキロン(4215)、有機薬(4531)、CAC(4725)、ヒューム(5262)、文化シャ(5930)、キャリアリンク(6070)、フリュー(6238)、北川鉄(6317)、住友精(6355)、ダイコク(6430)、アイオーデータ(6916)、日電子(6951)、シマノ(7309)、ジンズメイト(7448)、東京計器(7721)、すてきN(8089)、三谷産(8285)、光通信(9435)、学研(9470)、アイネス(9742)、丸紅リ(9763)が動兆。
01月11日 カタリストコメント
「宿命」
NY市場は小動き。
トランプ氏の記者会見を控えて「何が飛び出すか予測不能で動けず」との解釈。
・・・続き
一時上昇したものの午後失速というのは昨日の東京の写真みたいなものだろう。
NYダウは続落。
NASDAQは連日の高値更新とマチマチの動き。
象徴的なのはS&P500指数が前日比変わらずの2268.90で終わったこと。
500銘柄で構成される指数がセント単位まで変わらずというのは僥倖なのか作為的なのかは不明。
滅多にないことではある。
S&P500の「変わらず」は当然ながら上下どちらかの方向へ向かうすくみと考えられよう。
個別ではヘルスケア関連セクター、金融セクターが上昇。
IBMの下落がダウの足を引っ張った。
為替も債券も同様に小動きの中で多少動いたのは原油先物。
協調減産の実行に懐疑的な見方からWTI先物はバレル50.82ドルまで下落。
12月7日の49.77ドル以来約5週間ぶりの安値水準となった。
中小企業楽観度指数は105.8。
前月から7.4ポイント上昇。
2004年12月以来12年ぶりの高水準で上昇幅は1980年7月の14.52ポイント以来の大きさ。
ただほとんど材料視されなかった。
ロンドンFT100株価指数は12月22日以降11日続伸し連日の過去最高値更新。
3日続落で合計152円安の東京株式市場。
ドル円の115円台を嫌気したとの解釈も聞こえる。
しかしミニとはいえSQ週の荒れと考えた方が良いかも知れない。
もっとも後場寄りに急落したものの大引けにかけては戻す動き。
年号関連の印刷セクターやレーティング引き上げ銘柄などが物色された。
結構旺盛な投資マインドも感じられる。
新高値209銘柄と東証1部売買代金の2.5兆円台はその証左だろう。
直近12営業日で3勝9敗。
年末年始は圧倒的に下げの日が多いのは事実。
サイコロ25%と下に張り付いている。
25日線(19130円)がサポートしているという形だろう。
あるいは「大発会の19277円が死命線」と言う声も聞こえる。
シカゴ225先物終値は大証日中比15円高の19325円。
S&Pをみならって前日比変わらずなんて芸当は出来ないものだろうか。
トランプ待ちと言ってもその先には20日の就任式もある。
待ったところで事態が変わる訳ではないのも株式市場。
時価総額は600兆円に近づいていることが停滞前線の原因だろうか。
株式益回りは5.78%と一時の6%台からは低下している。
それでも10年債利回りの0.06%よりははるかに高い。
細かい数字を気にすれば大きな暴落警戒感は必要ないのかも知れない。
切ったり張ったり、売ったり買ったり。
そんな修羅場でもある証券市場の宿命なんて青臭いことを考えてみると・・・。
「産業資本の長期安定的調達と国民金融資産の健全な育成」。
これは証券取引法の精神。
「投資家を保護して、国民経済の健全な発展に資することをターゲット」。
これは金融商品取引法の精神。
「利用者保護ルールの徹底と利用者利便の向上
貯蓄から投資に向けての市場機能の確保
及び金融・資本市場の国際化への対応を図る」。
つまり視点は産業資本というよりも投資家保護と国際化。
ここに市場の違和感があるような気がしないでもない。
証券市場の宿命みたいなものを考えれば当然「株価の上昇」がすべての問題を解決してくれる。
しかし、株価の上昇なんて視点でなく投資家保護あるいはグローバリズムへの迎合が法の論点。
企業が資金を調達できて投資家は資産の増加で潤うのが理想の姿勢。
あくまで理想だが、このウィンウィンの関係を築くような仕組みが求められている。
ただ実態はディスクロに汲々とし、日々の株価動向に一喜一憂。
本来、株式投資は時間と成長を買うもの。
もっとも売りと買いは両輪だから、一方的ではないのは当然。
しかし少なくとも退場と衰退を売る場所ではなかろう。
「今日の下げを見ると心配です」。
「今日の上げを見るといつ下がるのかと心配です」。
挙句の果ては「気をつけましょう。注意しましょう」。
だったら最初から株式市場に近づかなければ良いだろう。
不安と懸念を増長するような相場観測ばかりで市場が成長する訳はない。
業界紙チックに掲載された日経1面の「航空機に日本の新素材」。
「日本初の新素材」はテーマとしては期待感がある。
課題は実用化までの時間軸と高コスト。
この時間軸を市場が許容できるのかどうかが問われる日となろうか。
大引けまで株価的に評価されるならば東京市場の成長の証と考えてみたいもの。
「知ったらおしまい」と言うが、「知ってから始まる」こともある。
この「人よりも早く知りたい」という切迫観念が投資パフォーマンスを悪くしている気がしないでもない。
スピードを競えば機械には負ける。
記憶力も判断力も負けるかもしれない。
でも時間をかけた勝負ではまだヒトは優位に立っていよう。
「知ったらおしまい」は逃げの投資。
「知ってから始まる」は知恵の投資に他ならない。
NYダウは31ドル安の19855ドルと続落。
NASDAQは20ポイント高の5551ポイント6日続伸。
4日連続で過去最高値を更新。
S&P500は前日比変わらずの2268.90ポイント。
ダウ輸送株指数は72ポイント高の9095ポイント。
3市場の売買高は67億株。
CME円建ては大証比15円高の19325円。
ドル建ては60ポイント高の19370ポイント。
大証夜間取引は日中比30円高の19340円。
ドル円は115.61円。
10年国債利回りは2.377%。
非公式外資系動向は売り780万株/買い1020万株。
金額ベースは17億円の買い越し(4日ぶり)。
売りは保険・不動産・薬品・その他製品・情報通信セクターなど。
買いはサービス・建設・銀行・証券セクターなど。
売買交錯は電機・商社・通信・機械セクターなど。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
ハイアス・アンド・カンパニー (6192) ・・・動兆
ハイアス&Cに注目する。
同社は住宅関連に特化したコンサル会社。
地場工務店、不動産会社を会員に事業展開や経営改善を支援。
建築資材の開発製造および販売を手掛けるアール・プラス・マテリアルを子会社化。
主力の高性能デザイナーズ住宅R+house事業で優位性を高めること方向。
今4月期は2ケタの増収増益見通し。
昨年4月マザーズ上場。
(兜町カタリスト櫻井)
01月11日 為替市況コメント
【為替】トランプ会見前に神経質な動き。
・・・続き
[概況]
10日の欧米外国為替市場は、明日に控えるトランプ次期大統領会見(日本時間1月11日25時)を前に神経質な動きとなっている。その中、米ドル/円は、116.360円まで上昇した後、米国債利回りの低下などから115.270円と本日の安値(115.190円)に迫るなど、短時間で激しい動きとなることもあった。
ただ、トランプ会見を前に様々な思惑が交錯しているため、方向感のない取引にはなっており、イベントの通貨まではポジションのとり難い環境が継続しそうだ。トランプ会見のポイントはいくつかあり、具体的な減税政策、インフラ整備、規制緩和等と目白押しだ。外国為替市場では、米ドル高をどの程度まで許容するのかどうか注目が集まる。
期待するような内容にならなかった場合の大幅な調整局面も視野に入れた売買が求められる。一方、マイナー通貨ではあるが、トルコリラ/円が、30.41円まで急落している。特段の売り材料は見当たらないものの、11月7日につけた安値30.36円に迫っている。
以前に延長が決定された非常事態宣言が売り材料の源になっていると思われるが、大口投資家による売り仕掛けが入っている可能性も捨てきれず、注意しておきたい。
[提供:カネツFX証券株式会社]
01月11日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■東レ<3402>
炭素繊維や電池用部材中心に設備投資額積み増し
■小林製薬<4967>
漢方薬「清肺湯ダスモック」を17年に3割増産
■福島工業<6420>
医療用保冷装置で20年度に事業規模2倍の30億円目指す
■ソニー<6758>
スマホ新モデルに有機ELディスプレー採用検討
■キヤノン<7751>
18年までに車載カメラモジュール事業参入
■NTTドコモ<9437>
導入費用抑えた地方自治体向け雨量計測サービス開始
01月11日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 01月11日号
01月11日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
11日の東京株式市場は、海外市場からは新たな手がかりには乏しく、イベント前で日本株もこう着相場が想定される
・・・続き
日経平均株価の予想レンジは、1万9100円−1万9400円を想定する。
きのう10日に相場の重しとなった為替相場は、ドル・円が1ドル=115円台の半ばと小動き、引き続き、為替動向に対して神経質な動きとなるだろうが、一段の円高には歯止めがかかっている点では好材料。
また、日経平均はきのうの下げでトランプ警戒の売りは一定程度こなしたと想定されることから、さらなる売り圧力は限定的で、小じっかりの展開を予想する。
シカゴ市場日経平均先物の円建て清算値は、10日の大阪取引所終値比15円高の1万9325円だった。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り780万株、買い1020万株で、差し引き240万株の買い越し。買い越しは3営業日ぶり。金額も買い越し。
売りセクターに、電機、保険、商社、不動産、機械、通信、薬品、その他製品、情報通信など。買いセクターに、サービス、電機、商社、建設、銀行、通信、証券、機械など。
【好材料銘柄】
■ジュンテンドー <9835>
株主優待制度を新設。毎年2月末時点
■テクノホライゾン・ホールディングス <6629>
ADAS(先進運転支援システム)開発の効率化を実現する非圧縮映像記録再生装置「GT4A-1000B」を販売開始。車載カメラ映像とGPSなどの車両データを同期して非圧縮で記録することができる。
■シグマ光機 <7713>
上期経常が23%増益で着地・9-11月期も65%増益。
■エムビーエス <1401>
上期経常が70%増益で着地・9-11月期も23%増益。
【主な経済指標・スケジュール】
11(水)
【国内】
11月景気動向指数(14:00)
30年国債入札
《決算発表》
ローソン、コスモス薬品、ウエルシアHD、ジーフット、サーラ、キユーピー、わらべや、コメダ、明光ネット、東京個別、USEN、三協立山、ベル24HD、竹内製作、不二越、サイゼリヤ、リテールPT、チヨダ、MV東海、トーセイ、キユソー流通、乃村工、吉野家HD
【海外】
トランプ次期米大統領記者会見
米10年国債入札
《米決算発表》
ザイリンクス
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
01月10日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウ続落し31ドル安、トランプ次期大統領の会見を控えて小動き
・・・続き
10日のNYダウ工業株30種平均は続落し、前日比31ドル85セント安の1万9855ドル53セントで終えた。
今週から主要企業の決算に対する警戒感から売りが先行。その後は、多額の投資計画や強気な利益見通しを発表した自動車各車、一部のハイテク企業に買いが広がり上昇したものの、原油安に加えて、トランプ次期米大統領の記者会見を11日に控え、投資家の様子見姿勢が強かった。上げ幅を縮小する展開となった。
ダウ平均は前日終値を挟んで上げ下げを繰り返した。
朝方発表された経済指標への反応は限られた。全米自営業者連盟(NFIB)が10日発表した昨年12月の中小企業の楽観度指数(1986年=100、季節調整済み)は前の月から急上昇し、2004年12月以来12年ぶりの高水準だった。昨年11月の卸売在庫は前月比の上昇率が市場予想を小幅に上回った。
ナスダック総合株価指数は6日続伸した。前日比20.001ポイント高い5551.819で終え、4日連続で過去最高値を更新した。
セクター別では、自動車・自動車部品やヘルスケア機器・サービスが上昇する一方で不動産や家庭用品・パーソナル用品が下落した。
小売り大手のウォルマート・ストアーズは売り優勢だった。月内に数百人規模の人員削減を実施すると米紙ウォール・ストリート・ジャーナルが報じた。
天然ガスのウィリアムズ・カンパニーズ(WMB)は新株発行を発表し、大幅下落。
一方、ゼネラル・モーターズ(GM)が急伸した。10日の取引時間中に2017年通期の1株利益の見通しと自社株買いを明らかにし、買いを集めた。アラスカ航空の親会社であるアラスカ・エア・グループが急伸した。昨年12月と2016年通年の輸送実績を発表し、買い材料視された。
NYダウ工業株30種(ドル)
19,855.53−31.85
S&P500種
2,268.90±0.00
ナスダック
5,551.819+20.001
【シカゴ日本株先物概況】
10日の日経平均先物は続落した。3月物は前日比105円安の1万9325円で取引を終えた。10日の大阪取引所の終値は15円上回った。
外国為替市場での円上昇に加え、原油安を手掛かりにダウ工業株30種平均が続落し、相場を下押した。11日にトランプ次期大統領の記者会見を控え、市場には先行き警戒感が根強い。
この日の3月物安値は1万9230円、高値は1万9470円。
シカゴ日経225先物3月限 (円建て)
19325 ( +15 )
シカゴ日経225先物3月限 (ドル建て)
19370 ( +60 )
( )は大阪取引所終値比
【10日の欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7275.47(+37.70)
FTSE100種総合株価指数は11日続伸。前日終値に比べ37.70ポイント高の7275.47となり、連日で最高値を更新した。
11日続伸は2009年7月以来となる。構成銘柄の約6割が上昇した。
鉱業株とスーパーマーケット株が上昇し、指数をけん引したほか、売りが先行していた金融株に買いが入り、相場上昇に貢献した。半面、原油安を受けて石油株が下落。ディフェンシブ銘柄とされるたばこ株、医薬品株、公益企業株が軟調だった。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 11583.30(+19.31)
ドイツ株式指数(DAX)は反発。終値は前日比19.31ポイント(0.17%)高の11583.30だった。
タイヤのコンチネンタルと透析器大手のフレゼニウス・メディカル・ケアが高かった。一方で、ドイツ銀行が安かった。コメルツ銀行も下げた。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 4888.23(+0.66)
01月10日 マーケットコメント
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
連休明けの市場は日経平均が3日続落。
・・・続き
終値は前週末比152円安の1万9301円だった。米国株の下げと円高が重荷となって1日の大半をマイナス圏で推移した。
あす(11日)の東京株式市場は、日経平均株価は軟調な推移となりそうだ。
ドル円の上値が重くなっており、株式市場にも下押し圧力がかかっている。心理的節目の115円どころでいったん落ち着くかどうかが目先の注目点となるが、トランプ次期米大統領会見が為替のボラティリティを高める可能性もあり、会見を控えたあすは引き続き様子見姿勢の強い展開が想定される。
日経平均は今年の大発会こそ大幅高を記録したが、直近12営業日では3勝9敗と圧倒的に下げの日が多い。ただその結果、サイコロジカルライン(12日)は25%と、売られすぎの水準には入っている。
また、もう一段下げると25日線(1万9130円、10日時点)が意識されるが、昨年末の調整局面では25日線は割りこまず、大発会に大幅反発となっている。
あすも先行き不透明感から下げるようであれば、テクニカル要因を頼りに押し目買いに妙味があると考える。
01月10日 為替市況コメント
【為替】米ドル円、調整売りに押される
・・・続き
[概況]
10日、東京時間の米ドル円は、軟調な展開となった。序盤は、116.000円を挟んでの小幅な値動きとなったが、揉み合い一巡後は調整売りが強まり、本日安値115.190円を付けた。明日の予定となっているトランプ氏の会見に対する警戒感が出ているとの声も聞かれた。
今回の会見では、質疑応答が予定されている。保護主義的な政策の発言が目立つ同氏の会見を前に、ポジション調整とリスク回避の円買いが出やすい環境となっているようだ。
テクニカル的には、115.000円の大台がサポートラインとして機能している。ただ、同水準を割り込むようであれば、101.180円(11/9安値)から118.680円(12/15高値)上昇分の38.2%押し111.995円まで調整する可能性もあるため、今後の値動きや発言には注意が必要だ。
[提供:カネツFX証券株式会社]
01月10日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=152円安、3日続落。原油安、円高などを受けて
【大引け概況】
10日の日経平均株価は3日続落した。
・・・続き
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終値は前週末6日終値に比べ152円89銭安の1万9301円44銭だった。
9日のNYダウ工業株30種平均や原油先物相場などが下落、為替市場では朝方に一時1ドル=115円台半ばまで円高が進み、日経平均はこうした流れを受けて39円安からスタートした。
前場は為替の円高一服とともにプラスへと切り返す場面が見られた。
しかし、後場に入ると日本銀行による上場投資信託(ETF)買い入れへの期待が後退し、一時19255.35円(前週末比198.98円安)まで下落した。
市場では、今週予定されているトランプ次期米大統領による公式会見の発言に対する警戒感が、持ち高調整の動きにつながったとの見方が出ていた。
もっとも、下値では大型株を中心に、海外の長期投資家とみられる買いが入った。午前中には前週末終値を上回る場面もあり、後場中ごろからは円高一服もあって底堅さが目立った。
JPX日経インデックス400は続落し、前週末比111.88ポイント安の1万3816.61だった。東証株価指数(TOPIX)も続落し、11.01ポイント安の1542.31だった。
東証1部の売買代金は概算で2兆5992億円。売買高は18億9467万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1131と全体の56%を占めた。値上がりは758、変わらずは115銘柄だった。
エネルギー関連株が売られる一方、医薬品・バイオや半導体関連などが買われ全体を下支えした。
個別では、前週末に急落したファーストリテは引き続き売り優勢、ファナックが下落し、日経平均を押し下げた。業績懸念からヤマトHDも売られた。銀行株や保険株も安い。
トヨタ自は米国での投資計画が伝わり買い優勢となる場面もあったが、円高が重しとなった。日経平均構成銘柄に採用されなかった村田製やエプソンが売られ、エプソンは8%安と急落した。
一方、ソニーや電通が上昇した。東エレクなど半導体関連銘柄も堅調。ソフトバンクは昨年来高値を更新した。日経平均構成銘柄に新規採用された大塚HDが8%を超える大幅高となった。ディー・エル・イーが商いを膨らませ急動意をみせ、イー・ガーディアンも物色人気を集めた。
東証2部株価指数は反発した。大引けの2部指数は、前週末比16.16ポイント高の5438.78となった。
個別銘柄ではカワセコンピュ、野崎印、光陽社がストップ高。三浦印は一時ストップ高と値を飛ばした。日本ケア、日カン、シャープ、フュトレックが上げた。
半面、フライト、インタートレ、日化学産、象印が下げた。
01月10日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=5日続伸、材料の出た中小型株に物色
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は5日続伸した。
終値は前週末比16円13銭高い2808円51銭と昨年来高値を更新した。東証1部の主力株が軟調で、材料の出た中小型株に物色が入った。昨年11月以降の相場全体の上昇で、個人投資家の資金余力が高まっていることも追い風となった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で545億円、売買高は1億3437万株だった。個別銘柄では日本一S、3Dマトリックスがストップ高。アイレックスは一時ストップ高と値を飛ばした。
BBタワー、レイ、T&Cメディカル、アルトナーが上昇した。半面、アストマックス、ネクストジェン、セグエグループ、ユニバーサルや日本サード、平田機工は下落した。
01月10日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=反発、上げ幅を縮小
・・・続き
東証マザーズ指数は反発した。
前場は堅調に推移したが、後場に入って東京市場全般が大幅安となったことで、新興市場の主要指数も上げ幅を縮小した。終値は前週末比5.85ポイント高い986.86だった。
個別銘柄ではmbs、リネットジャパン、REMIX、チェンジがストップ高。
マイネット、キャリア、TOKYO BASE、キャリアインデ、サイバダインが上昇した。半面、JAM、イノベーション、サイジニア、そーせい、メタップス、エボラブルAが下落した。
01月10日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価は100円超える下落幅に
・・・続き
[後場寄り付き概況]
10日後場の日経平均株価は前週末比81円89銭安の1万9372円44銭で寄り付いた。その後下げ幅が100円を超えている。
外国為替市場では、1ドル=115円60銭台での推移。アジアの主要株式市場は、高安まちまちの値運びとなっている。
TOPIXは小幅に上昇しており、日銀のETF買い入れは期待しづらいところである。
ファーストリテが重しとなっている。インデックス売買に振らされやすそうだ。
01月10日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=小幅続落、買い手控えムードも売り一巡後は底堅い動き
10日午前の日経平均株価は小幅続落した。
・・・続き
前日比5円78銭安の1万9448円55銭で前場を終えた。
前日の米国株市場でNYダウが反落したことに加え原油市況安、足もとの円高基調などリスク回避の流れを受けて売り先行で始まり、一時1万9371円12銭まで下落した。 しかし、売り一巡後は底堅さを発揮、午前10時過ぎから急速に下げ渋る展開となり、一時30円高の場面もあった。
ドル・円は116円21銭まで上昇後に失速。足元では115円60銭近辺で推移している。日経平均株価が前引けにかけてプラス圏からマイナス圏に転じたため、ドル売り・円買いに振れた。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は共に上げている。業種別株価指数は全33業種中、19業種が上昇した。
前引けの東証1部の売買代金は概算で1兆1215億円、売買高は8億1674万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は819、値上がりは1040、変わらずは145銘柄だった。
個別では、平成31年元日から新元号検討と報じられ、関連銘柄として光村印が上伸。 ソフトバンクグループが売買代金トップで5日続伸。日経平均新規採用が発表された大塚ホールディングスが急騰となっている。 半面、第一生命HD 、SOMPOHDなどの保険株が下落し、ファーストリテイリングが下げた。JVCケンウッドも下落した。
東証2部株価指数は反発した。
前引けの2部指数は、前日比22.61ポイント高の5445.23となった。
個別銘柄は、「元号」変更に関する報道を受けて野崎印、光陽社、カワセコンピュータサプライがストップ高。三浦印は一時ストップ高。 一方、フライト、象印、GLサイエンスは値を下げた。
01月10日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=続伸、日本一ソフトがストップ高
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前日比18円48銭高い2810円86銭だった。
東証1部の主力銘柄が急ピッチな上昇から一服しており、値動きの軽い新興株が物色された。1月は新規株式公開が1社しかなく、既存銘柄に資金が向きやすい点も指数を押し上げた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で321億円、売買高は7929万株。
個別銘柄では日本一ソフトがストップ高。アイレックス、3Dマトリックスは一時ストップ高となった。その他、BBタワー、アルトナーが上げた。
半面、ネクストジェン、ユニバーサル、NJHDが値を下げた。
01月10日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=反発、REMIXがストップ高
・・・続き
東証マザーズ指数は反発した。前引けは前日比11.70ポイント高い992.71だった。
個別銘柄ではリネットジャパン、REMIXがストップ高。マイネットやメタップスが上げた。 半面、サイジニア、そーせい、エディア、JIGSAWが下げた。
01月10日 為替市況コメント
【為替】英首相発言にポンドは大幅下落し、ドルも連れ安
・・・続き
[概況]
東京市場が祭日の中でドルは午後に、ユーロは欧州市場序盤にそれぞれ当日高値まで上昇したが、英国のメイ首相がTVインタビューで「EU単一市場へのアクセスを断念する事になっても、移民流入管理と立法の権限回復がEU離脱における優先事項」と答えた事でハードブレグジットに対する懸念が拡がってポンドは急落し、連れてユーロやドルも売られた。
NY株式市場もダウが反落して始まるとユーロは当日安値まで下落し、米国債利回りの低下などに中盤にはドルも116円を割り込んで115.955円の当日安値まで下げ幅を拡げた。
しかしドル自体の悪材料では無かった事もあって最後は116円台を回復して引けた(終値は-93銭の116.080円)。
先週の米雇用統計と来週のトランプ米新大統領の就任式というビッグイベントの谷間とあって、ドルは下値では買いが入るものの、上値を目指す動きは強くないようだ。
[提供:カネツFX証券株式会社]
01月10日 相場概況(寄り付き後)
【市況】東京株式(寄り付き)=続落、原油安などが重荷やトランプ氏会見見極め
[寄り付きの概況]
10日の東京株式市場は売り優勢でスタート、寄り付きの日経平均株価は前日比39円安の1万9414円と続落。
・・・続き
3連休明けとなる東京市場だが、前日の米国株市場ではNYダウが76ドル安と反落、原油市況の急落を受けエネルギー関連株などの下げが足を引っ張っており、1ドル=115円台後半で推移する円高傾向の為替もネガティブ材料になっている。
週半ばにはトランプ次期米大統領の大統領選勝利後初めての公式会見を控え、様子見姿勢も強い。高値圏で推移している銘柄が個人投資家の散発的な売りに押されており、指数全体を押し下げている。
日経平均は年明け25日移動平均線を足場に急騰で始まったものの、その後は利食い急ぎの動きが表面化しており、再び25日線を下値メドとして意識する展開にある。
寄り付き時点で業種別では33業種中、7業種前後が高く値上がり上位に医薬品、情報通信、空運など。値下がりで目立つのは鉄鋼、電力ガス、ガラス土石、鉱業、ゴム製品など。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も続落している。
個別では、ファストリが下げ、今後5年間で米国に100億ドルを投資すると公表したトヨタも安い。ヤマトHDは業績報道を受けて一時5%程度下落した。村田製も売りに押されている。
一方で、がん治療薬に強みをもつ米製薬会社を買収すると発表した武田が続伸している。ソフトバンクが高く、東エレクも上げている。日経平均株価の構成銘柄への採用が決まった大塚HDは大幅高となっている。
225先物は野村・クレディ・アムロ・GS・ソジェン・ドイツ・バークレイズが買い越し。
メリル・シティ・モルスタ・大和・ナティクス・JP・日興が売り越し。
TOPIX先物はみずほ・ソジェン・ドイツ・クレディ・アムロ・日興が買い越し。
メリル・GS・バークレイズ・UBS・野村・モルスタが売り越し。
テクニカル的にはファーストコーポ(1430)、住友林(1911)、明星工(1976)、ネクスト(2120)、CDS(2169)、リニカル(2183)、クックパッド(2193)、不二家(2211)、いちご(2337)、新日本科(2395)、オエノン(2533)、ゲオ(2681)、カゴメ(2811)、ヨコレイ(2874)、Jフロント(3086)、シキボウ(3109)、鳥貴族(3193)、サンセイラン(3277)、ムゲン(3299)、ブックオフ(3313)、あさひ(3333)、日調剤(3341)、レナウン(3606)、日アジア(3751)、コムチュア(3844)、日本紙(3863)、大阪曹達(4046)、協和キリン(4151)、ニチバン(4218)、大倉工(4221)、日理化(4406)、花王(4452)、エーザイ(4523)、参天(4533)、大塚(4548)、大正薬(4581)、OLC(4661)、ライオン(4912)、コーセー(4922)、アース(4985)、農薬(4997)、品川リ(5351)、黒崎播磨(5352)、三協立山(5932)、日東精(5957)、EG(6050)、東洋機械(6210)、蛇の目(6459)、セガサミー(6460)、キッツ(6498)、芝浦メカ(6590)、ユニデン(6815)、コーセル(6906)、東京TYFG(7173)、エフテック(7212)、日MDM(7600)、東リ(7971)、ミズノ(8022)、ツカモト(8025)、菱電商(8084)、ニプロ(8086)、ミツウロコ(8131)、ゴールドクレ(8871)、イオンモール(8905)、ランビジネス(8944)、東武(9001)、JR東(9021)、山陽電(9052)、日新(9066)、飯野海運(9119)、ケイヒン(9312)、カドカワ(9468)、EFーON(9514)、NTTデータ(9613)、共立メンテ(9616)、カナモト(9678)、アイエスビー(9702)、藤田観(9722)、KNT(9726)、JBCC(9889)が動兆。
01月10日 カタリストコメント
「ESGは面白いか」
週末のNYダウは反発。
一時19999.63ドルまで上昇し市場最高値を更新。
・・・続き
2万ドルの大台まであと1ドルまで迫る場面もあった。
S&P総合500も反発。
NASDAQは4日続伸でともに過去最高値を更新。
12月の非農業部門雇用者数は15.6万増で着地。
市場予想の17.8万人増に届かなかったが10・11月分は1.9万人の上方修正。
好材料視されたのは 時間当たり平均賃金。
前月比0.4%(0.10ドル)増。
前年同月比では2.9%増となり2009年6月以来の大きさ。
失業率は4.7%と、9年ぶりの低水準だった前月の4.6%から小幅上昇。
背景は労働人口の参加とされた。
2016年に米経済は216万人の雇用を創出。
月間ベースは平均18万人増だった。
個別ではアップル、バイオのアムジェンが上昇。
NY4ダウの騰落は年初から3勝1敗。
年初5日間の勝ち越しだと過去41年で35勝(勝率85.4%)となっている。
週間ベースではNYダウは1.0%、NASDAQが2.6%、S&P500が1.7%の上昇。
週明けのNYダウは76ドル安と反落。
原油先物相場の下落で石油セクターが悪役に。
また金利低下を受けて金融株が下げたことも悪材料。
ただNASDAQは5日続伸で過去最高値を更新。
アップルやフェイスブック、アマゾン・ドット・コムなど時価総額が大きい主力株の上昇が寄与した。
ロンドンFT100指数は10日続伸。
週末の日経平均はファーストリテの月次の悪化の影響もあり下落。
ただ値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を上回っておりそれほどネガではない展開。
一方で「トランプ氏がツイッターでトヨタのメキシコ工場生産を批判。
「つぶやき」に翻弄された1日」という声も聞こえる。
日経平均は週間では339円の上昇。
週足は陽線。
週間ベースで日経平均株価は1.8%高2週ぶりに反発した。
TOPIXは2.3%高で3週ぶりの反発。
東証マザーズ指数は4.1%高で2週続伸(累計8.4%上昇)。
日経ジャスダック平均は1.9%高で4日続伸し9週続伸(累計9.0%上昇)。
東証2部指数は3.7%高で8週続伸(累計18.9%上昇)。
トランプ警戒感も渦巻く中でNYダウは2万ドル水準。
ロンドンFT100指数の9日続伸は欧州不安を打ち消す材料にもなろう。
日経平均の25日移動平均からのかい離はプラス1.9%。
サイコロは3勝9敗で25.0%。
信用評価損率(12月22日現在)はマイナス8.54%と3週ぶりの改善。
松井証券経由の信用評価損率速報で買い方はマイナス3.578%。
12月30日時点の裁定買い残は前週比1260億円増加し2兆612億円。
ようやく戦闘態勢になった水準。
東証1部の単純平均株価は2817円まで上昇してきた。
週明けのシカゴ225先物は19430円。
連休中の19600円台は幻に終わる可能性が出てきた。
月曜日経で興味深かった言葉は「2020年の女神はローラ(RORA)」。
名目GDP600兆円のけん引役の頭文字だという。
(1)研究開発(R&D)
(2)2020年東京五輪・パラリンピック(Olynpic)
(3)巨大なリフォーム需要(Reform)、
(4)共働き増に伴う家事支援サービス(Assistance)拡大
なんかこじつけチックな印象もあるが、折に触れ登場するのだろう。
もうひとつは月曜日経「景気指標」の「キーワードは実質金利」。
「日本の長期金利(10年国債利回り)は日銀がゼロ%程度に誘導。
消費者物価の前年比上昇率(生鮮食品等を除く)は直近の16年11月がマイナス0.4%。
差し引き実質長期金利はプラス0.4%程度。
円安・株高などを背景に消費者物価に上昇圧力がかかりこの水準が2017年には下がる可能性がある」という。
「仮に実質金利が大幅に下がるのなら円売りは継続。
株価にさらに上昇圧力がかかることがあるかも知れない」というのが論旨。
「17年の焦点は円安などが続き実質金利が本当に下がるのかどうか」だという。
学問的にはしごく首肯できる論旨ではある。
一方で日経ヴェリタスの特集は「ESG投資の号砲 動き出す巨鯨マネー、市場を変える」。
ESGを重視し、企業を選別する投資に関心は高まる。
背景にあるのは「投資先の事業活動が気候変動や社会の不安定化をもたらせば、
結局は投資家自身に不利益が跳ね返る」との認識。
日本株の時価総額の6%に当たる30兆円を保有する巨鯨も動き出す。
年金積立金管理運用独立法人は3月めどにESGを取り入れた日本株指数を選定。
夏までに投資始めという。
市場を大きく変える潜在力を持つESG投資を、日本も避けて通れなくなってきている。
仏ナティクシス・グローバル・アセット・マネジメントの2015年の調査。
世界の660の機関投資家に聞いている。
5割はESG投資を「潜在的な超過収益の実現手段になり得る」と位置づけているという。
実際に投資リターンが改善したとの回答は26%。
成果を測るのが難しいとの答えは5割超だった。
一方で「きれいごとにもお金を動かす力は秘められている」という声もある。
学問チックな論争になり果てそうだが、本当にESGが効くのかどうか。
結果論だけではないのかどうか。
成果が図れないだけに、ESGを標榜してビジネスチャンスにする専門家は結構多いだろう。
以下はMSCIによるによる「ESG格付け」。
有効な格付けなのか不毛な格付けなのかは微妙だが・・・。
いずれにしてもあまり面白い銘柄群は抽出されないのだろう。
この感覚のズレが相場の不毛の原因なのかも知れない。
【総合評価の上位と下位】
↓
上位:日立造船(7004)、積水化学(4204)、大阪ガス(9532)、イビデン(4062)、ダイキン(6367)。
下位:三菱自(7211)、SMC(6273)、スズキ(7269)。
【環境】の上位
ベネッセH(9783)、HOYA(7741)、アサツーDK(9747)、オリンパス(7733)、シスメックス(6689)。
【社会】の上位
昭和シェル(5002)、大和ハウス(1925)、コクヨ(7984)、コマツ(6301)。
【企業統治】の上位
ケネディクス・オフィス投資法(8972)、日本光電(6849)、明治(2269)、荏原(6361)、ダイフク(6383)。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
串カツ田中(3547)・・・動兆
串カツ田中に注目する。
同社は串カツ最大手。
関東圏中心から全国へ展開。
全国そして世界ブランドとしての串カツを目指している。
昨年12月の月次は既存店売上高が前年同月比0.8%増で3カ月ぶりにプラス。
前年同期はTV放映などで驚異的な伸びだっただけにプラスは相当健闘。
前期決算は13日に発表予定。
(兜町カタリスト櫻井)
01月10日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■日清紡HD<3105>
無線通信機器や気象関連装置事業で東南ア市場開拓
■アステラス薬<4503>
17年から眼科の再生医療の臨床試験増やす
■日立金<5486>
大容量の変圧器を小型化できるブロック型コア開発
■小倉クラ<6408>
中国のカーエアコン用クラッチ生産能力7倍に引き上げ
■日立<6501>
陽子線治療装置の海外展開加速 年5〜6件の受注目標
■パイオニア<6773>
今秋にも自動運転向けの3Dライダー試作機を提供
■ローム<6963>
車の速度計などの液晶パネルの制御用チップセット開発
01月10日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 01月10日号
01月10日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
10日の東京株式市場は、上値の重い展開か。
・・・続き
日経平均株価の予想レンジ:1万9200円−1万9500円を想定する。
市場が3連休中に、前週末6日にはNYダウが2万ドルに迫る場面みられ、ナスダック総合指数が3日連続で史上最高値を更新するなど堅調だった。
ただ、為替相場は、米長期金利の低下からドル・円が1ドル=115円台の後半と円高に振れている。円高の進行を警戒し、輸出関連株には売り圧力が強まることで様子見姿勢を強める材料となり、先週末の終値近辺での小動きが続くと予想する。
翌11日にトランプ次期米大統領の記者会見を控えるタイミングでもあることから、上にも下にも動きづらい展開が想定される
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、6日の大阪取引所終値比30円高の1万9430円だった。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り960万株、買い760万株で、差し引き200万株の売り越し。売り越しは2営業日連続。金額も売り越し。
売りセクターに、電機、保険、商社、小売、化学、自動車、サービスなど。買いセクターに、不動産、サービス、電機、食品、情報通信、薬品など。
【好材料銘柄】
■大塚ホールディングス <4578>
日本経済新聞社が24日付で同社を日経平均株価の構成銘柄に採用すると発表。ミネベア <6479> との経営統合で上場廃止になるミツミ電機 <6767> と入れ替え。
■日本マクドナルドホールディングス <2702>
12月既存店売上高は17.0%増と好調を維持した。
■フロイント産業 <6312>
9-11月期(3Q)経常は46%増益、今期配当を5円増額修正。
■和田興産 <8931>
3-11月期(3Q累計)経常は14倍増益・通期計画を超過。
【主な経済指標・スケジュール】
10(火)
【国内】
12月消費者態度指数(14:00)
《決算発表》
ユニー・ファミマ、ABCマート、クリエイトSDH、イズミ、パルGHD、ハニーズ、ネクステージ、トウキョベース、創通、ローツェ、壱番屋、コシダカHD、スター精、リソー教育
【海外】
中国12月消費者物価・生産者物価(10:30)
米11月卸売売上高(1/11 0:00)
米11月卸売在庫(1/11 0:00)
米3年国債入札
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
01月09日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウ76ドル安で反落 原油安、金利低下で企業業績への警戒感
・・・続き
9日のNYダウ工業株30種平均は反落し、前週末比76ドル42セント安の1万9887ドル38セントで終えた。
原油安に加えて、12日から始まる10-12月期決算を前に企業業績への警戒感から売りが先行。アナリストの投資判断を受けて一部ハイテク株に買いが広がったものの、相場全体は上値の重い展開となった。
米指標油種WTIの期近2月物が主要産油国による減産の実行性を巡る不透明感から約4%下げた。エクソンモービルやシェブロンなど石油企業の収益圧迫につながるとして株価が下落。米債券市場では長期金利の指標である10年債利回りが低下したため、利ざや改善期待で買われてきた金融株に持ち高調整目的の売りが目立った。
一方、ナスダック総合株価指数は5日続伸。終値は前週末比10.763ポイント高の5531.818と、前週末に続き3日続けて過去最高値を更新した。アップルやフェイスブック、アマゾン・ドット・コムなど時価総額が大きい主力株の一角に買いが続き、同指数を押し上げた。
セクター別では、半導体・半導体製造装置や医薬品・バイオテクノロジーが上昇する一方でエネルギーや公益事業が下落した。
個別銘柄では、飲料メーカーのコカコーラ(KO)と家庭用品のプロクター&ギャンブル(PG)はゴールドマンサックスによる投資判断引き下げを受け、小幅下落となった。
傘下の薬剤給付管理会社(PBN)事業会社が医療機関運営会社を買収すると発表した医療保険のユナイテッドヘルス・グループが小幅に下げた。
一方、製薬のメルクや化学のデュポンが上昇した。バイオ医薬品のアリアド・ファーマシューティカルズは、武田薬品工業による52億ドルの買収で合意し、前日比70%を超す大幅上昇。ペット向け医療事業を手掛けるVCAは米菓子大手マースによる買収発表を受け、買収価格にさや寄せする形で上昇した。
NYダウ工業株30種(ドル)
19,887.38−76.42
S&P500種
2,268.90−8.08
ナスダック
5,531.818+10.763
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は反落した。3月物は前週末比155円安の1万9430円で引け、前週末の大阪取引所の終値を30円上回った。
円相場の反発に加え、原油安などを手掛かりにNYダウ平均が反落し、売られた。この日の3月物安値は1万9405円、高値は1万9695円。
シカゴ日経225先物3月限 (円建て)
19430 ( +30 )
シカゴ日経225先物3月限 (ドル建て)
19475 ( +75 )
( )は大阪取引所終値比
【09日の欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7237.77(+27.72)
FTSE100種総合株価指数は10営業日続伸。前週末終値に比べ27.72ポイント高の7237.77と、終値ベースで連日の最高値更新となった。10営業日続伸は2013年5月以来となる。たばこ株と鉱業関連株の上げが指数を押し上げた。ポンド安を受けて買いが広がり、構成銘柄の約6割が上昇した。
半面、原油相場の下落を背景に、石油のBPとロイヤル・ダッチ・シェルは売られた。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 11563.99(−35.02)
ドイツ株式指数(DAX)は反落。終値は前週末比35.02ポイント安の11563.99だった。
透析器大手のフレゼニウス・メディカル・ケアは、複数のアナリストが投資判断を引き下げたことなどで下落した。一方で、自動車のフォルクスワーゲン(VW)は5%近く上昇した。ITのSAPと消費財のヘンケルも高くなった。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 4887.57(−22.27)
アナリストが投資判断などを引き上げたタイヤのコンチネンタルが高かった。一方、航空のルフトハンザが安かった。アナリストによる投資判断引き下げが響いた。
01月09日 マーケットコメント
01月09日 為替市況コメント
【為替】今週の展望。
・・・続き
[概況]
今週の外国為替市場において、米ドル/円は、引き続き安定的な推移となりそうで、再度118円台を回復する可能性もありそうだ。背景には、先週末に発表となった米国雇用統計が相対的に良好だったことが要因として挙げられ、引き続き高値圏での推移となりそうだ。
イベントとしては、トランプ政権が発足する日が刻々と迫っており、予断を許さない状況が続いている中、11日にニューヨークにおいてトランプ次期大統領の記者会見、質疑応答に注目が集まっている。
オバマ政権の政策の多くを就任初日に廃止すると明言しているため、経済への影響がどの方向に出るのか、見極める会見にはなりそうだ。
具体的には、米ドル高をどの程度許容するのか、具体的な減税政策についての見解を注目して聞いてみたいところで、12日にイエレンFRB議長の講演が予定されていることもあり目が離せない。
トランプ次期大統領の減税等の景気刺激策が、利上げのペースも左右するだけに、11日、12日は重要なイベントとなりそうだ。仮に、米ドル高許容、具体的な減税策を提示となった場合、米ドル/円は、就任前に一気に120円台をうかがう可能性もありそうか。
[提供:カネツFX証券株式会社]
01月09日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■エムビーエス <1401>
上期経常を最高益に69%上方修正
◆17年5月期上期(6-11月)の経常利益(非連結)を従来予想の9900万円→1億6700万円に68.7%上方修正。増益率が1.0%増→70.4%増に拡大し、2期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しとなった。大型施工物件の工事が順調に進み、売上が計画を18.5%も上回ったことが寄与。コスト削減や採算重視の受注なども利益上振れに貢献した。
■フロイント <6312>
3-11月期(3Q累計)経常は90%増益、今期配当を5円増額
◆17年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は前年同期比89.5%増の14.8億円に拡大して着地。後発医薬品メーカー向けに造粒・コーティング装置や医薬品添加剤の販売が好調だったことが寄与。
なお、直近3ヵ月である9-11月期(3Q)の同利益は全四半期ベースでの最高益を達成した。
併せて、上場20周年記念配当5円を上積みする形で、期末一括配当を従来計画の15円→20円に増額修正した。
01月09日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 01月09日号
01月07日 マーケットコメント
01月07日 為替市況コメント
【為替】米ドル円、米雇用統計を受け上昇。
・・・続き
[為替]
6日、欧米時間の米ドル円は、注目されていた米雇用統計後に117円台まで上昇した。欧州外国為替市場序盤から米雇用統計待ちムードの中、米ドル円は116.000円を挟んでの振幅が続いていた。
その後発表された12月非農業部門雇用者数変化(予想:17.5万人 結果:15.6万人)は事前予想より弱い結果となった。
そのため、発表直後は米ドル売り優勢となった。ただ、前月の数値が17.8万人から20.4万人に上方修正されたことや、失業率は事前予想通りとなり平均受給が前回値より改善されるなど、内容的には悪くなかったため米ドル買いが優勢となった。
さらに、複数の米地区連銀総裁の発言が年内3回の利上げの見方を示したことから、117円台での推移となった。来週は、トランプ次期大統領の会見など重要イベントが目白押しとなっているため、120円の大台を目指す展開となるか注目したい。
[提供:カネツFX証券株式会社]
01月07日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 01月07日号
01月06日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウは64ドル高、雇用統計を好感、2万ドルの大台に肉薄
・・・続き
6日のNYダウ工業株30種平均が反発した。
終値は前日比64ドル51セント高の1万9963ドル80セントだった。
この日発表された2016年12月雇用統計は非農業部門雇用者数が15.6万人増と予想を大きく下振れ、寄付き後に下落したものの、失業率が予想に一致したほか、平均時給が7年半ぶりの高水準となり、下げ幅を縮小し上昇に転じた。米労働市場が完全雇用の状態に近づいているとの受け止めもあり、米景気の拡大が続いていることを好感した買いが入った。
来週末から発表が本格化する米主要企業の16年10〜12月決算における業績改善の期待や複数の連銀総裁が講演で利上げに積極的な姿勢を示したことも好感され、上げ幅を拡大した。しかし、フロリダ州で無差別の銃撃事件が発生したことで上値は限られた。
ダウ平均は取引時間中に1万9999ドル63セントまで上げた。歴史的な節目である2万ドルまで残り37セントに肉薄したが、大台到達とはならず伸び悩んだ。
ナスダック総合株価指数は4日続伸。同33.120ポイント高の5521.055で終え、連日で過去最高値を更新した。S&P500種株価指数は反発し、同7.98ポイント高い2276.98と、昨年12月13日に付けた最高値を約1カ月ぶりに更新して終えた。
セクター別では、ソフトウェア・サービスや消費者・サービスが上昇する一方で電気通信サービスや自動車・自動車部品が下落した。
前日夕に発表した昨年12月の既存店売上高が前年同月比で増加し、年末商戦が好調だったと受け止められたアパレルのギャップ(GPS)が高い。製薬のアムジェン(AMGN)は、高コレステロール血症治療薬を巡る訴訟でリジェネロン・ファーマシューティカルズ(REGN)や仏の同業サノフィの特許侵害が認められ、上昇した。
一方、百貨店大手のJCペニーが安い。昨年11〜12月の既存店売上高が前年同月比で減少し、年末商戦が不振だったのを嫌気した売りが出た。通信大手のAT&T(T)はトランプ次期大統領が同社とメディア大手タイムワーナー(TWX)の買収に反対していることが報じられ、下落した。
NYダウ工業株30種(ドル)
19,963.80+64.51
S&P500種
2,276.98+7.98
ナスダック
5,521.055+33.120
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は反発した。3月物は前日比160円高の1万9585円で終え、大阪取引所の終値を185円上回った。朝方発表された2016年12月の米雇用統計では非農業部門の雇用者数は市場予想を下回った。
だが、平均時給が伸びたため、景気改善への期待が高まった。円安や米株高が進み、日本株先物にも買いを誘った。この日の3月物の高値は1万9620円、安値は1万9315円。
シカゴ日経225先物3月限 (円建て)
19585 ( +185 )
シカゴ日経225先物3月限 (ドル建て)
19635 ( +235 )
( )は大阪取引所終値
【06日の欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100種総合株価指数は9日続伸。前日終値に比べ14.74ポイント高の7210.05と、連日で最高値を更新して引けた。9日続伸は2013年10月以来となる。
午前は利益確定目的などの売りが先行していたが、午後に入り銀行株のほか、アナリストが株式評価を引き上げた銘柄が上昇し、相場全体を押し上げた。構成銘柄の6割近くが上昇した。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
ドイツ株式指数(DAX)は続伸。終値は前日比14.07ポイント高の11599.01と、2015年8月以来1年5カ月ぶりの高値を更新した。午後に入り、週末を控えた持ち高調整などの買いが入り、上昇して引けた。
アナリストが投資判断などを引き上げたタイヤのコンチネンタルが高かった。一方、航空のルフトハンザが安かった。アナリストによる投資判断引き下げが響いた。
01月06日 マーケットコメント
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
【今週の相場概況】【来週の相場展望】
・・・続き
【今週の相場概況】
今週は強い動きとなった。
年始の中国や米国の経済指標が良好であったことから、一足先に2017年の取引を開始した海外市場はおおむね堅調。
これを受けた日経平均は大発会から大幅高となり、昨年来の高値を更新した。その後は為替市場で円高が進行したことから上値の重い展開だった。週間では上昇を記録した。日経平均は週間では339円の上昇となり、週足では陽線を形成した。
【来週の相場展望】
来週(10〜13日)の東京株式市場は、今夜発表される米12月の雇用統計の内容を受けて、外国為替市場で円相場がどう推移するかに影響を受けそうだ。
来週も円高進行への警戒感は存在するものの、一方で中期的な先高期待感は継続し、売り買い交錯で波乱含みの展開も予想される。11日にはトランプ次期米大統領の記者会見が予定されており、会見前後ではボラティリティも高まりやすい。
また、人民元が荒い動きとなっており、10日の12月CPIやPPI、13日の12月貿易収支などの中国経済指標が波乱を演出する可能性もある。日米でも経済指標の発表が多く、各種材料に一喜一憂となる可能性が高い。ただし、大発会の日経平均の大幅高に見られたように足元の地合いは良好で、下に振れるような場面があれば押し目買いが入ると考える。
日経平均株価は1万9500円近辺に収斂する展開を予想、想定レンジは、1万9200〜1万9800円。
01月06日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を10銘柄更新しました。
[5162]朝日ラバー
[8075]神鋼商事
[4275]カーリットホールディングス
[2352]エイジア
[7955]クリナップ
[7564]ワークマン
[4832]JFEシステムズ
[4559]ゼリア新薬工業
[3371]ソフトクリエイトホールディングス
[3242]アーバネットコーポレーション
01月06日 為替市況コメント
【為替】米ドル買いが優勢。
・・・続き
[為替]
6日の東京外国為替市場は、米ドル円が堅調だった。目立った理由はないが、序盤から昨日の大幅下落に対する反動とみられる買戻しが優勢となり一時116円を回復した。
その後115円台へ沈む場面が見られたが、欧州時間に入ると再び米ドル円の買いが活発となり、一時116.410円と本日の高値を更新した。
この後は12月の米雇用統計の結果で相場が左右されそうだ。米雇用統計の予想は失業率が4.7%、非農業部門雇用者数が17.5万人となっている。
米雇用統計の前哨戦と知られる昨日発表されたADP雇用統計は、予想を下回る低調な結果に終わっており、本日の結果も米国の利上げペースの加速の思惑を後退させる結果であれば、米ドル円は売られる可能性がありそうだ。
[提供:カネツFX証券株式会社]
01月06日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=66円安で続落、円高嫌気、利益確定売り優勢
【大引け概況】
6日の日経平均株価は続落し、前日比66円36銭安の1万9454円33銭で終えた。
・・・続き
本日のマーケット動画
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前日の米国市場でNYダウが反落したことに加え、外国為替市場で1ドル=115円台前半までドル安・円高が進んだことで、主力株中心にリスク回避の売り優勢でスタートした。
売り一巡後はドルの買い戻しが強まり、輸出企業の採算悪化を警戒した売り圧力が和らぎ、日経平均は下げ幅を縮小した。
午後からは日銀の株価指数連動型上場投資信託(ETF)の買い入れ期待も相場の下支えとなった。もっとも、個人投資家を中心とした手じまい売りが重荷となり、日経平均は1万9500円の手前でもみ合った。
自動車株のほか、鉄鋼、非鉄など素材関連株への売りが目立つ一方、サービスや陸運、情報通信など内需株が買われ全体相場を下支えした。
2016年12月の米雇用統計の発表を日本時間今夜に控えた3連休前とあって、持ち高調整を目的とした売りが優勢だった。
JPX日経インデックス400は3日ぶりに小反落した。終値は前日比21.91ポイント安の1万3928.49だった。東証株価指数(TOPIX)は小反落し、2.36ポイント安の1553.32で終えた。
東証1部の売買代金は概算で2兆3537億円。売買高は18億6189万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は864だった。値上がりは1008、変わらずは132銘柄だった。
個別では、2016年12月の国内既存店売上高が前年同月に比べ減少したファーストリテイリングが大幅安となり1銘柄で日経平均を110円程度押し下げた。円高とトランプ次期米大統領からメキシコ工場新設について「ありえない」とのネット投稿があったトヨタは下落した。マツダなどの自動車株も安い。ジャパンディスプレイ、住友電は下落し、新日鉄住金とJFEも下げた。三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンクも軟調。前日にストップ高のゼンリンが利益確定売りに押された。」
一方、東証1部売買代金トップのソフトバンクグループが上値追い態勢を継続、日産自の製造する自動運転車両を活用した新たな交通サービスプラットフォーム(基盤)の開発を決めたと発表したディー・エヌ・エーは大幅高。楽天も上昇し、資生堂と大塚HDは上げた。
中小型株の値動きが良く、サイバーコムが値幅制限上限に買われたほか、日本エム・ディ・エムも物色人気を集めた。
東証2部株価指数は4日ぶりに反落した。大引けの2部指数は、前日比16.05ポイント安の5422.62となった。
個別銘柄ではウインテスト、リスクモンスター、エルミック、シャープとフライトHDは下げた。一方、アルチザがストップ高。アジア航測、明治機、理経、メンバーズとASTIは上げた。
01月06日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=4日続伸、1年6カ月ぶりの高値
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は4日続伸した。終値は前日比11円28銭高い2792円38銭で、2015年7月以来およそ1年6カ月ぶりの高値を付けた。
午後は主力株の一角が持ち直すなど投資家心理がやや改善し、買いが幅広い銘柄に広がった。ジャスダック平均はじり高となり、きょうの高値で取引を終えた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で496億円、売買高は1億480万株だった。
個別銘柄ではアルトナー、ネクストジェン、アイレックス、グラファイトD、ウッドフレンズがストップ高。ユニバーサル、構造計画、マルマン、キャピタルアセットが上昇した。半面、NJHD、セグエグループ、ネクストウェア、日本サード、セグエG、アイフリークは下落した。
01月06日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=4日ぶり反落、個別物色は盛んだが、全体は方向感を欠く
・・・続き
東証マザーズ指数は小幅ながら4営業日ぶりに反落した。
個別物色は盛んだが、全体は方向感を欠いた。終値は前日比0.29ポイント安い981.01だった。
個別銘柄では、シンシア、グレイステク、そーせい、マイネット、イグニスが下落した。一方でビットコイン関連のREMIX、AI関連のサイジニア、串カツ田中、エボラブルアジア、リネットJ、モルフォ、JIGSAWは上昇した。
01月06日 アフターランチ
「○●」
・・・続き
「○●」
07年以降10年の大発会からの日経平均の推移(陽線が○、陰線が●)。
大発会は7勝3敗。
下落は16年、14年、08年。
2日目は全敗。
この10年上昇したことがない。
昨日も下落だったので15年連続●。
3日目は7勝3敗。
下落は16年、13年、12年。
○●は決まったので○●○なのか○●●なのかの分かれ道。
○●○は5回。
○●●は2回。
面白いことにアベノミクス以降は年初3日は●が多い。
「1月効果」とはいうものの実は1年を通じてはあまり関係ないかも・・・。
暇なので年末年始の首相動向。
昨日:イタリアのジェンティーローニ首相と電話協議。
渋谷のイタリアン「リストランテASO」で津川雅彦氏ら。
4日:伊勢から戻って赤坂の「京都瓢喜亭」で秘書官ら。
3日:三田のウェスティンの日本料理「舞」で親族。
2日:スリーハンドレッドで経団連御手洗氏、榊原氏。
グランドハイアット東京のフレンチ「THE FRENCH KITCHEN」で友人ら。
1日:グランドハイアット東京の日本料理「旬房」で家族ら。
31日;レストラン「フィオレンティーナ」で夫人とランチ。
夜はステーキハウス「オークドア」で家族ら。
30日:グランドハイアット東京「チャイナルーム」で友人ら。
29日:スリーハンドレッドでフィルム会長らとプレイ。
夫人親族宅。
28日:ハワイから帰国。夜は渋谷で南こうせつ氏のコンサート。
25日:カメリアヒルズで友人ら。
24日:村儀理容室。鉄鋼ビルで友人ら。
23日:西麻布の居酒屋「博多田中田」でイマジカロボットHD会長(成蹊OB)ら。
だいぶ充電はできただろう。
スケジュールを見てみると・・・
6日(金):米雇用統計、貿易収支
9日(月):成人の日で休場、米消費者信用残高
10日(火):消費動向調査
11日(水):景気動向指数、世界最小のロケット「SSー520、4号機」打ち上げ
12日(木):国際収支、都心オフィス空室率、BOE金融政策委員会
13日(金):オプションSQ、マネーストック、
米生産者物価、小売売上高、ミシガン大消費者信頼感、
【1月】
9日(月)水星順行開始、北米自動車ショー
10日(火)株高の日L、変化日
12日(木)安部首相、豪州、フィリピン、ベトナム、インドネシア訪問(〜17日)
13日(金)SQ
14日(土)最も上昇しやすいとされている日
16日(月)世界未来エネルギーサミット(〜19日アブダビ)、株安の日L
NY市場休場(キング牧師の日)
17日(火)株高の日L、世界経済フォーラム(ダボス会議)(〜20日)
19日(木)株高の日L、ECB理事会
20日(金)株安の日L、米大統領就任式、変化日
24日(火)株高の日L
25日(水)株高の日L
26日(木)大幅安の日L
27日(金)中国春節休み(〜2/3頃)、ミネベア・ミツミが経営統合、変化日
29日(日)株高の日L
30日(月)株安の日L、日銀金融政策決定会合・経済物価展望レポート(〜31日)
31日(火)FOMC(〜2月1日)
後場は五反田のマザーズ上場企業に取材。
明日は日本橋で新春セミナー。
日曜は横浜でFM横浜の収録。
月曜は何とかフリー。
良い3連休を・・・。
・・・・・・・・・・
「初天神」
貧乏長屋の熊五郎。
初天神なので、
早速お参りに行くと言うと・・・。
かみさんが、
「それならせがれの金坊を連れていってくれ」と。
熊が「口八丁手八丁の悪がきであれを買えこれを買えとうるさいのでいやだ」
と言い争っていると、当の金坊が顔を出した・
「家庭に波風が立つとよくないよ、君たち」
親を親とも思っていない。
いろんな弱みを全部こどもに知られているから、手も足も出ない。
梅田あたりを歩いているうちにどういう訳か金坊、株屋の前で立ち止まった。
そして「鉄買って、車買って」
と、始まった。
「両方とも高い」と突っぱねると
「じゃ、ボロ株買って」
店では株屋のお姉さんがニタニタしている。
「こんちくしょう。今日は休みだろ」
「冗談いっちゃいけません。今日はかき入れです。
どうぞ坊ちゃん、買ってもらいなさい」
二対一ではかなわない。
株価表を眺めながら「これか? こっちか?」
金坊の欲しい株を熊は品定めする。
金坊は相当ねだっているが熊はなかなか首を縦に振らない。
いつの間にか金坊。
「おとっつぁんが迷っているから株価が上がっちまった」
「たいして上がってねえじゃねえか」
「いや欲しい値段でもう買えない」
そのうち金坊はソフトバンクやキーエンス、ファーストリテなどの値がさをねだり始めた。
いつまでたっても店頭でだだをこねるから熊は閉口。
一番安いのを選ぼうとすると、
また金坊と株屋が結託。
「ETFやREITはいかがで?」
熊は横文字に弱いこともあって結局アレコレ買わされた。
帰りに一杯やろうと思っていた金を、全部はたかされてしまう。
金坊が大喜びで街を走ると、
酔っぱらいが叫んでいる。
「儲かった儲かった」。
金坊がもらった横文字の奴は下がっているので金坊は泣きだした。
「泣くんじゃねえ。おとっつぁんがついてら」
そのうち、今度はおやじが損に気がついて泣き顔になる。
金坊は「それ、あたいのおやじなんです。
勘弁してやってください。
おとっつぁん、泣くんじゃねえ。あたいがついてら」
おやじは意を決して先ほどの株屋に駆け込み、借金して値がさの株を夢中になって買った。
「あがった、あがったい。やっぱり値段が高えのはちがうな」
「それは、あたいの」
「うるせえな、あっちへ行ってろ」
金坊、泣き声になって
こんなことなら、おとっつぁん連れて来るんじゃなかった」
ジャンジャン。
(櫻井)
01月06日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価は前場終値近辺で小動き
・・・続き
[後場寄り付き概況]
6日後場の日経平均株価は前日比82円14銭安の1万9438円55銭で寄り付いた。
日経平均株価が前場終値近辺で小動きとなっている。
外国為替市場では、1ドル=115円70銭台での推移。アジアの主要株式市場は、総じて堅調な値運びとなっている。
日経平均は売り一巡後は底堅さが意識されており、5日線が支持線として機能している。先高期待は根強いものの、トランプ次期米大統領によるトヨタ自のメキシコ計画への批判など、トランプ政権へのマイナス面を警戒する動きもみられている
しかし、物色意欲が強いこともあり、AIやIoTなどのテーマ株物色への関心が高まりそうだ。
ランチバスケットは14件、99.61億円。
差し引き20億円の売り越しとの観測。
01月06日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=続落。軟調展開も為替動向を横目に下げ幅縮小
6日午前の日経平均株価は続落した。
・・・続き
前日比78円51銭安の1万9442円18銭で前場を終えた。
為替の円高進行などを受けて輸出株中心に売りに押される展開。米長期金利の低下基調を受けてドル買いの流れが止まり、ドル・円相場は朝方に1ドル=115円台前半まで円が買われ、これが重荷となった。
ただ、その後は「オフショア(本土外)市場で中国の通貨の人民元が下落し、ドル買いの動きが強まった」との指摘があり、円高にも一服感が出たことから押し目買いが入った。採算悪化懸念からの輸出関連株への売り圧力が和らぎ、下げ幅を縮小した。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は反落した。
前引けの東証1部の売買代金は概算で1兆810億円、売買高は8億8799万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1108と、全体の5割強を占めた。値上がりは767、変わらずは129銘柄だった。
個別では、トランプ次期米大統領からメキシコ工場新設について「ありえない」とのネット投稿があったトヨタは下落した。2016年12月の国内既存店売上高が前年同月に比べ減少したファストリは大幅安。JFEや新日鉄住金は下落し、T&Dと東京海上も下落した。
良品計画も安い。前日ストップ高のゼンリンが利食われ、タカタも大幅安。
一方、経営統合を目指した同業の完全子会社化を断念したDCMは大幅高となった。楽天とソフトバンクは上昇し、資生堂と日東電は上げた。
ディー・エヌ・エーも高い。信越化学工業も反発した。サイバーコムがストップ高、日本エム・ディ・エム一時ストップ高に買われた。
東証2部株価指数は続伸した。
前引けの2部指数は、前日比54.23ポイント高の5492.90となった。
個別銘柄ではアルチザがストップ高。理経、シャープやASTIが上げた。半面、マーキュリア、インタートレ、フュートレック、フライトHDは下げた。
01月06日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=続伸、通信関連銘柄の一角が物色
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前日比4円93銭高い2786円03銭だった。
中国の次世代通信への投資を巡る報道を受けて通信関連銘柄の一角が物色を集めた。そのほか、月次の売上高速報など材料が出た銘柄を中心とした個別物色の展開だった。日経平均株価の下落につれて安く始まったが、その後は散発的な買いが入って上げに転じた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で265億円、売買高は6059万株。
個別銘柄ではアルトナー、アイレックスがストップ高。ネクストジェン、マルマン、日本サード、FVCが上昇した。半面、アイフリーク、NJHD、ユークス、セグエG、メイコーは下落した。
01月06日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=続伸、サイジニアが一時ストップ高
・・・続き
東証マザーズ指数も続伸した。前引けは前日比0.96ポイント高い982.26だった。
個別銘柄ではサイジニア、串カツ田中、ITM、リネットJやJIGSAW、モルフォが上昇した。一方で、そーせい、マイネット、イグニス、シンシア、グレイステクは下落した。
01月06日 相場概況(寄り付き後)
【市況】日経平均 =10時、下げ幅縮小 円高進行に一服感
[10時概況]
6日10時現在の日経平均株価は前日比92円02銭安の1万9428円67銭で推移している。
・・・続き
外国為替市場で1ドル=115円台後半と上げに一服感が出ていることで、採算悪化懸念からの輸出関連株への売り圧力も和らいでいる。
株式市場ではきょうも外国人投資家の買いが続いているとの見方が多い。「円高進行の一服やトヨタの下げ止まりを見て寄り付き後に大手電機の一角など銘柄選別的に買いを入れている」との指摘があった。午後からの日銀の上場投資信託(ETF)の買いへの思惑もあった。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も下げ幅を縮小している。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で6255億円、売買高は5億2655万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1199と、全体の約6割を占めた。値上がりは666、変わらずは136銘柄だった。
業種別では33業種中8業種が値上がり。1位はサービスで、以下、繊維、建設、不動産と続く。値下がり上位には保険、鉄鋼、輸送用機器が並んでいる。
日経平均マイナス寄与度は78.66円の押し下げでファストリがトップ。以下、トヨタが5.26円、ホンダが3.76円、アステラスが3.55円と続いている。
プラス寄与度トップはソフトバンクで、日経平均を12.32円押し上げている。次いで電通が5.37円、信越化 が3.72円、コナミHDが3.07円と続く。
個別では、住友電と住友商は下げ幅を拡大し、丸紅と伊藤忠も一段安した。ユニチャームと東ガスは日中の安値圏で推移している。
一方、ディー・エヌ・エーが大幅続伸となっている。同社はきょう、日産自動車が製造する自動運転車両を活用した新たな交通サービスのプラットフォーム(基盤)を開発することを決めたと発表している。楽天や資生堂は上げ幅を広げた。ソフトバンクと積ハウスも一段高している。キーエンスと大塚HDは年初来高値を更新した。
東証2部株価指数は小幅高で推移している。シャープとメンバーズが上げ、マーキュリアや安川情報が下げた。
225先物はアムロ・バークレイズ・楽天・SBI・モルスタが買い越し。
メリル・JP・UBS・クレディ・野村・日興が売り越し。
TOPIX先物はソジェン・みずほ・JP・アムロが買い越し。
大和・ドイツ・メリル・野村・クレディ・モルスタが売り越し。
外資系等はDCM(3050)、三益半導体(8155)、荏原(6361)に注目。
テクニカル的には奥村組(1833)、大和ハ(1925)、北電事(1930)、日新糖(2117)、テンプ(2181)、亀田(2220)、ヤクルト(2267)、プリマ(2281)、BBT(2464)、日清オ(2602)、ABC(2670)、ゲンキー(2772)、ロックフィ(2910)、ココカラ(3098)、三越(3099)、UKC(3156)、ディアライフ(3245)、フージャーズ(3284)、7&I(3382)、東レ(3402)、芦森工(3526)、ホギ(3593)、ヒトコム(3654)、VOYAGE(3688)、テクマト(3762)、朝日ネ(3834)、中越(3877)、関電化(4047)、大陽日酸(4091)、ゼオン(4205)、アミューズ(4301)、田辺(4508)、あすか(4514)、科研(4521)、ロート(4527)、久光(4530)、持田(4534)、第一三共(4568)、フジ(4676)、リゾートトラ(4681)、日オラクル(4716)、フューチャー(4722)、サイバーエ(4751)、日エンタ(4829)、ポーラ(4927)、ノエビア(4928)、藤倉ゴム(5121)、ヨータイ(5357)、中山鋼(5408)、日新鋼(5413)、新日電工(5563)、日精線(5659)、リョービ(5851)、ベクトル(6058)、ソラスト(6197)、新東工(6339)、金銭機(6418)、シンフォニア(6507)、東芝テック(6588)、NEC(6701)、OKI(6703)、ワコム(6727)、パイオニア(6773)、クラリオン(6796)、イリソ(6908)、北電工(6989)、ニチコン(6996)、KOA(6999)、日車輛(7102)、めぶき(7167)、アルビス(7475)、オーバル(7727)、トプコン(7732)、HOYA(7741)、アートネ(7823)、ダンロップス(7825)、高島(8007)、OUG(8041)、住商(8053)、東邦(8129)、サンリオ(8136)、コメリ(8218)、近鉄百(8244)、日産東(8291)、地銀セクター、極東証(8706)、MS&AD(8725)、タカラレ(8897)、小田急(9007)、JR西(9022)、京阪(9045)、ヤマト(9064)、丸全運(9068)、センコー(9069)、川崎船(9107)、日テレ(9404)、朝日放送(9405)、ワイヤレス(9419)、ドコモ(9437)、北ガス(9534)、東宝(9602)、東映(9605)、セコム(9735)が動兆。
01月06日 カタリストコメント
「殷鑑不遠」
金融セクターが百貨店株が軟調となりNYダウとS&P500が反落。
NASDAQはアマゾン・ドット・コムがけん引役となり終値ベースでの最高値更新。
・・・続き
マチマチの動きとなった。
陳腐な言い方ながら「小売りはリアルからバーチャルへ」が市場でも具現された格好。
ADP全米雇用レポートで民間部門雇用者数の伸びは16.3万人増で着地。
市場予想の17万人を下回った。
12月31日までの週の新規失業保険申請件数は、前週比2.8万件減の23.5万件。
日本時間の今夜発表予定の雇用統計の非農業部門雇用者数は17.8万人増の予測。
昨日の東京株式軟調の一因ともなった中国人民元の急騰の影響はドルにも及び人民元は対ドルで約2カ月ぶりの安値となった。
「市場のモメンタムが変わりドル買いの動きが縮小もしくは反転した。
何かきっかけを探すなら中国」という声も聞かれる。
NYダウの2万ドルを手前にまた足踏みといった印象。
ただロンドンFT100は8日続伸し史上最高値更新。
ドイツDAXは続伸。
パリCACは5日続伸。
昨日の日経平均は軟調展開だったが下落幅は縮小。
TOPIXはプラスだった。懸念材料は為替の円高傾向。
「11日に予定されているトランプ氏の記者会見を前にドル売り圧力が強まっている」という声もある。
もっとも直接的には中国人民元高=ドル安=円高の被害を蒙ったとの印象。
中国当局がオフショア人民元の流動性を絞り込んだことから短期金利は一時100%超。
この異常事態は黙視できなかったのだろう。
年明けに余計なことをしてくれる中国という構図は今年もあった。
もっとも前日500円近く上昇した後の73円安は微調整の範囲。
TOPIXは続伸。
新興市場は3日続伸。
新高値234銘柄、新安値ゼロ。
東証1部市場の個別銘柄騰落は値上がり銘柄の数の方が多い。
「実際はプラスの日」だったとの声も聞こえないではない。
日経レバ(1750)に70円の逆日歩がついた。
前日まで5円だったから、ますます需給がひっ迫。
売り方も必死にならざるを得ない局面。
売り方にとって都合の良いのはファーストリテ(9983)。
国内ユニクロ事業の12月月次売上の前年比速報で既存店売上高は5%減で着地した。
トランプ氏がトヨタに噛みついたのも悪材料視されよう。
シカゴ225先物終値は大証日中比75円安の19425円とマイナス展開。
ただサイコロは4勝8敗で33.3%。
松井証券信用評価損率速報で買い方はマイナス3.256%と好転。
米雇用統計を控えた3連休前の週末。
軟調展開が予測されるが、所詮中国の人民元動向に左右されているのであればいずれ片付く筈。
「買い戻しを拒む売り方が残っている限り、相場は天井を打つことはない。
強弱感が入り混じった段階こそ相場的にはいちばん面白い。
久々の懐疑の中で相場は育つのだろう」という声も聞こえる。
因みにドル建て日経平均株価は168.87。
昨日ザラ場ベースでも終値ベースともに昨年来高値を更新した。
外に視点を向かせようとする動き。
足元を見ないようにする動き。
これに騙されることが多いのがマーケット。
ブレグジットが懸念されるイギリスの株価指数は過去最高値を更新。
EUが揺れる欧州の株式はそれぞれ堅調。
昨年上昇率が大きかったのはロシアやブラジルだったという現実。
「あれが危ない、これが大変」。
外のことを言っている方が間違いなく何か立派に聞こえる。
しかし・・・。
それが投資の役に立つのかどうかは別だろう。
「脚下照顧」という四文字熟語の意味をかみしめることが大切だ。
「殷鑑不遠(いんかんふえん)」もある。
京都金杯は優勝エアスピネル。
2着にブラックスピネル。
「スピネル・スピネル」となった。
「スピネル」は鉱物(酸化鉱物)の一種。尖晶石(せんしょうせき)
産地はミャンマーやスリランカ。
アジアの時代の象徴だろう。
そして以下はスピネルのヒーリング効果
↓
勝利を呼ぶ石
目標達成
自己実現
生活に張りがでる
悪習慣を断つ
自意識や自我を上手にコントロールする
惰性に流されない自分をつくる
◇━━━ カタリスト ━━━◇
K&Oエナジー(1663)・・・動兆
K&Oエナジーグループに注目する。
同社は関東天然瓦斯と大多喜ガスの共同持ち株会社。
天然ガス開発、都市ガス供給が中核。
ヨード生産・販売も世界有数で第2の柱。
円高一服は追い風。
(兜町カタリスト櫻井)
01月06日 為替市況コメント
【為替】予想を下回るADP雇用者数やNY株安にドルは115円台
・・・続き
[概況]
ドルは東京市場終盤に116円を割り込んだあと一旦は値を戻したが、NY市場で発表された12月ADP雇用者数が予想を下回ると再び売り優勢となり、ダウが131ドル安まで下げ幅を拡げると、NY市場中盤にドルは当日安値115.210円まで下落した。
其の後は株価が下げ幅を縮小した事などにドルも下げ止まりから揉み合いとなり、最後は-1.925円の115.355円と115円台前半に落ちて引け、他の主要通貨も軒並み下落した。本日の米雇用統計の結果次第では、ドルはもう少し調整の動き(円高)となる可能性も。
[提供:カネツFX証券株式会社]
01月06日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■カルビー<2229>
ハウス食品と組みカレーを使ったフルグラの販促開始
■椿本チ<6371>
サイロ向け搬送設備で穀物残留をほぼなくせる新製品発売
■東芝<6502>
メモリー新工場建設検討 資金確保に半導体事業分社化も選択肢
■パナソニック<6752>
IT機器などに200時間電流供給するコンデンサー開発
■ファナック<6954>
産業用ロボットやCNC装置などのサービス機能強化
■トヨタ<7203>
自動運転車の車載システム全般とAI開発で異業種と連携強化
01月06日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 01月06日号
01月06日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
6日の東京株式市場は、弱含みの展開となりそう。
・・・続き
日経平均株価予想レンジは、1万9300円−1万9500円を想定する。
為替相場は、ドル・円が1ドル=115円台の前半と円高に振れている。
ドル高修正の動きが強まっており、輸出関連株を中心に軟調な展開が見込まれる。
売り一巡後は、米雇用統計前であることに加え、東京市場は三連休を控えており、様子見気分が広がる可能性もありそう。
米トランプ次期大統領がツイッターで、トヨタのメキシコ新工場建設に対し、「米国内で製造しなければ高い関税を支払え」とつぶやき、同社のADRは下落した。その流れから、同社株を中心に自動車関連株の動向に注目が集まりそうだ。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、5日の大阪取引所終値比75円安の1万9425円だった。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り910万株、買い900万株で、差し引き10万株の売り越し。売り越しは3営業日ぶり。金額も売り越し。
売りセクターに、電機、機械、自動車、商社など。買いセクターに、その他製造、保険、食品、不動産など。
【好材料】
■DCMホールディングス <3050>
経営統合に向けて協議していたケーヨー <8168> と資本業務提携。ケーヨーが実施する第三者割当増資を引き受ける。出資比率が20.1%に上昇し、ケーヨーは同社の持分法適用会社となる。また、今期配当を2円増額修正した。
■ソフトブレーン <4779>
筆頭株主のスカラ <4845> が1株につき10円の配当実施を求める株主提案を行った。
■スカラ <4845>
子会社のソフトブレーン <4779> に対して、1株につき10円の配当実施と役員選任を求める株主提案を行った。
■デ・ウエスタン・セラピテクス研究所 <4576>
未熟児網膜症治療薬を開発する子会社の日本革新創薬が、経済産業省による中小・ベンチャー企業を世界のイノベーション先進都市4エリアに派遣するプログラム「飛躍 Next Enterprise」のシンガポール派遣コースに採択された。
■アルトナー <2163>
1月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施する。最低投資金額は現在の2分の1に低下する。
■グラファイトデザイン <7847>
今期経常を2.6倍上方修正。
【主な経済指標・スケジュール】
6(金)
【国内】
11月毎月勤労統計調査(9:00)
《決算発表》
U.S.M.H、エスクローAJ、スギHD、ヨンドシーHD、オンワードHD、島忠、フジ、ダイセキ、アークス
【海外】
米11月貿易収支(22:30)
米12月雇用統計(22:30)
米11月製造業受注(7日0:00)
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
01月05日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウ反落し42ドル安 金融株安、ナスダック最高値
・・・続き
5日のNYダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反落した。
終値は前日比42ドル87セント安の1万9899ドル29セントだった。
トランプ政権への政策期待が根強く買いが先行したが米金利低下をきっかけに利ざやの改善期待で上げていた金融株が売られて相場の重荷となった。年末商戦期の売り上げが低調だった小売株の一角が急落したことも市場心理を冷やした。
ダウ平均は下げ幅を131ドルまで広げる場面があった。米長期金利が2.4%を下回る水準まで低下。JPモルガン・チェースやゴールドマン・サックスといった金融株に利益確定の売りがかさみ、ダウ平均を押し下げた。
小売株が大きく下げたことも投資家心理に影を落とした。昨年11〜12月期の既存店売上高が前の年を下回り、業績見通しを下方修正したメーシーズやコールズなど百貨店の株価が急落した。昨年末にかけて年末商戦への期待で買われていた小売株全般に売りが及んだ。
5日発表された2016年12月のADP全米雇用リポートでは非農業部門の雇用者数が前月比15万3000人増と、市場予想(16万8000人増)を下回った。米サプライマネジメント協会(ISM)の12月の非製造業景況感指数は市場の予測を上回る水準を維持したものの、内訳の雇用指数は大きく低下。6日発表の12月の米雇用統計への期待が剥落したことも株式の買いを鈍らせた。
ダウ平均は取引終盤にかけて下げ幅を縮めた。この日は時価総額の大きいハイテク株に買い戻しの勢いが増したほか、金利低下で不動産投資信託(REIT)など継続的な配当が期待される銘柄も買われやすく相場を支えた。
ナスダック総合株価指数は3日続伸。前日比10.930ポイント(0.2%)高の5487.935で終え、昨年12月27日に付けた過去最高値を小幅ながら更新した。アップルのほか、フェイスブックやアマゾン・ドット・コムといった代表的なネット関連株が買われて指数を押し上げた。
セクター別では、食品・生活必需品小売や医薬品・バイオテクノロジーが上昇する一方で自動車・自動車部品や銀行が下落した。
女性向け衣料・雑貨のエル・ブランズが安い。取引開始前に発表した16年12月の既存店売上高が市場予想に反して減収となったことを嫌気した売りが膨らんだ。
製薬のマイラン(MYL)はシティグループによる投資判断引き下げを受け、売られた。
人事調査・助言サービスのCEBを約26億ドル(約3000億円)で買収すると発表した調査会社ガートナーが売られた。トランプ次期米大統領からメキシコ新工場の建設を批判されたトヨタの米預託証券(ADR)も下落。
一方で、アップルが高い。アプリ配信ストア「アップストア」の売り上げが過去最高水準に達したと発表し、サービス事業の好調さを好感した買いが優勢だった。
小売大手のシアーズ・ホールディングス(SHLD)は、同社工具ブランド「クラフトマン」のスタンレー・ブラック&デッカー(SWK)への売却が発表され、堅調推移となった。
NYダウ工業株30種(ドル)
19,899.29−42.87
S&P500種
2,269.00−1.75
ナスダック
5,487.935+10.930
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は反落した。3月物は前日比200円安の1万9425円で引け、大阪取引所の終値を75円下回った。円相場の急伸に加え、米株式が反落し売りに押された。この日発表になった民間の雇用指標が市場予想を下回り、6日の2016年12月の米雇用統計発表を控えて景気先行きへの懸念が強まった。この日の3月物安値は1万9360円、高値は1万9650円。
シカゴ日経225先物3月限 (円建て)
19425 ( -75 )
シカゴ日経225先物3月限 (ドル建て)
19480 ( -20 )
( )は大阪取引所終値比
【05日の欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7195.31(+5.57)
FTSE100種総合株価指数は小幅ながら8日続伸し、連日で最高値を更新した。前日終値に比べ5.57ポイント高の7195.31で引けた。8日続伸したのは、2016年8月4日〜15日(8日続伸)以来となる。構成銘柄の約6割が上昇した。
鉱業株と住宅建設株が上昇し、相場全体を押し上げた。一方で前日上昇した石油株に利益確定の売りが出て、全面安。スタンダード・ライフをはじめ保険株が軒並み下落したほか、銀行株もさえなかった。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 11584.94(+0.63)
ドイツ株式指数(DAX)は横ばい。終値は前日比0.63ポイント(0.01%)高の11584.94で引けた。一時、2日に付けた最高値を上回る場面もあったが、引けにかけて銀行株に売りが出て相場の重荷になった。
不動産のボノビアとドイツポストが高かった。電力株も堅調だった。一方でアディダスとミュンヘン再保険が安かった。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 4900.64(+1.24)
01月05日 マーケットコメント
01月05日 為替市況コメント
【為替】米ドル円下落、116円割れ。
・・・続き
[為替]
5日、東京外国為替市場の米ドル円は、一時115.570円まで下落した。明日の米雇用統計を控え、米ドル円は調整売りが優勢か。
また、昨日からオフショア人民元が大きくドル安・人民元高に振れていることなどもドル売りを促す材料となっている可能性が考えられる。
現在、欧州時間に入り欧州勢の参加に伴い、米ドル円は116円台を下回り一段安となっている。
テクニカル的には一目均衡表基準線(115.365円)付近が下値をサポートするか注目したい。
[提供:カネツFX証券株式会社]
01月05日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=73円安と反落、円高受け利益確定売り優勢も下げ幅限定的
【大引け概況】
5日の日経平均株価は反落した。
・・・続き
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終値は前日比73円47銭安の1万9520円69銭だった。
前日の米国株市場でNYダウが60ドル高と続伸したことを受けて、寄り付きはやや買いが先行したものの、前日に日経平均は約480円の上昇をみせていたこともあって、目先高値警戒感から買い手控えられマイナス圏に沈んだ。
輸出関連を中心とする主力株に、外国為替市場での円高・ドル安を嫌気した利益確定の売りが出た。日経平均の下げ幅は100円を超す場面もあったが、下値では出遅れていた国内投資家による押し目買いが入り相場を下支えした。
午後の東京外国為替市場で1ドル=116円近辺まで円高が進行し、株価を一段と押し下げた。日経平均は前日に500円近く上昇しており、利益を確定する売りは出やすかった。株式市場では「為替の影響を受けにくい中小型株には買いが入り、円高の割に日本株は底堅かった」(国内証券のストラテジスト)との声もあった。
JPX日経インデックス400は前日比11.54ポイント高の1万3950.40、TOPIXは1.2ポイント高の1555.68と小幅に続伸した。
東証1部の売買代金は概算で2兆4359億円、売買高は20億4638万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は863で、値上がりの979を下回った。変わらずは162銘柄だった。
個別では、任天堂、ソニー、富士重、信越化、日東電や東エレク、太陽誘電などが下落した。ファストリも軟調で日経平均を約27円押し下げた。マツダ、トヨタにも売りが出た。国際石開帝石や信越化、ソニーも安い。
一方、ソフトバンクグループが売買代金断トツで買い優勢だったほか、富士通やキーエンスは上昇した。小野薬や塩野義、アステラスなど医薬品関連も買いが目立った。米エヌビディア社との提携を受けてゼンリンがストップ高まで買われた。低位では池上通信機が物色され、シンフォニアテクノロジーも高い。
東証2部株価指数は3日続伸した。大引けの2部指数は、前日比101.35ポイント高の5438.67となった。
液晶パネル合弁の上場を検討すると伝わったシャープが大幅に上昇した。個別銘柄では、フュートレック、メンバーズ、小島鉄、川本産業も上昇した。半面、マーキュリア、朝日インテク、倉庫精練、スガイ化学工業、光陽社は下落した。
01月05日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=3日続伸、新興市場への資金流入
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は小幅続伸だった。終値は前日比14円88銭高い2781円10銭だった。世界的な景気回復期待が新興株にも追い風となった。大型株に比べて出遅れ感があるとして個人投資家らが買いを入れる動きが目立った。
ジャスダック市場の売買代金は概算で541億円、売買高は9715万株だった。
個別銘柄では、アストマックス、原田工業、ネクストウェア、テセック、セグエG、クルーズが上昇した。半面、アイフリーク、ユークス、メイコー、T&Cメディカル、日本サード、セリアは下落した。
01月05日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=3日続伸、新興市場への資金流入
・・・続き
東証マザーズ指数は続伸した。終値は前日比26.21ポイント高い981.30だった。昨年7月14日以来、5カ月半ぶりの高値。
東証1部市場は前日大幅高の反動から売られたが、新興市場への資金流入は続いている。
上昇幅はトランプ次期米大統領の当選を受けた売りが買い戻しに転じた昨年11月10日(43.62ポイントの上昇)以来の大きさだった。
個別銘柄では、リネットジャパン、ITbook、メディア工房、マイネット、サイジニアがストップ高。そーせい、MSジャパン、グレイステク、ジグソー、モルフォが上昇した。
一方でシンシア、リファインバース、アカツキ、エルテス、メタップスやシンシア、JAMは下落した。
01月05日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を5銘柄更新しました。
[7456]松田産業
[2483]翻訳センター
[2479]ジェイテック
[2714]プラマテルズ
[9368]キムラユニティー
01月05日 アフターランチ
「復元力」
日経5面の「経済面」。
見出しは「株高、円安一段と、3か月予測」。
・・・続き
「3月末にかけては一段の株高、円安を予想する向きが多い」。
どれほどの株価を予測しているのかと見てみると・・・。
ストラテジスト氏の見通しは日経平均「18500円〜20200円」。
株高と言う割には3か月かけて昨日終値からたった600円しか上がらないという予測。
率にして約3%。
1日に2%程度上がる日があるのに・・・。
つじつまの合わないことこの上ない。
しかも・・・。
同じ経済面には「株価騰落、干支で見ると酉年は4連勝」の見出し。
これって「経済面」の見出しなのか、業界紙の裏面のコラムなのか見分けはつかない。
なんか奇妙な印象だ。
「マーケット面」では「株、22000円も」の見出し。
「21000円が当面の目標」と志は小さい。
別の市場関係者のコメント。
「1ドル120円を超える円安となり個人投資家の資金が入ってくれば24000円が視野」。
これくらいの方がシックリくるような気がする。
つまらない議論をすれば・・・。
1989年高値の38915円。
半値で19457円だからこれはクリアした。
しかし半値戻しとなると38915円−6994円(2008年10月)=31921円。
6994円+31921円÷2=22954円。
61.8%とか38.2%などと細かいことは気にはしない。
しかし「半値戻りは全値戻り」の格言がある。
半値戻りは気にしたいもの。
株には売買タイミングと旬の時期がある。
どんなに良い株でも売られる時は売られる。
あるいはどんなに買われていても、信用規制など他力的な要素で天井を付けることがある。
そしてそういう銘柄は多くの場合、人が見向きもしなくなった時に底をつけ反発しているもの。
要は復元力をどう見るかの問題なのだろう。
株価の天底を見極めるなんて傲岸不遜なことは不可能なことは間違いない。
しかしおぼろげながらも人気集中は反落の先兵、人気離散は反発の先導車。
あるいは「早期警戒システム」は25日線からの5%かい離とか200日線からの20%かい離。
相場は上や下のトレンドに一方向に行き続けるものではないという真摯な理解こそが破滅からの救世主だろう。
要らぬ警戒ばかりが横行してきたのがこの30年の東京市場。
必要な警戒を怠らずにいらぬ皮算用を排除すれば相場も楽しくなろうか。
結構、難しいことながら・・・。
・・・・・・・・・・・・・
「やぶ入り」
正直一途の長屋の熊五郎。
夫婦揃って一粒種の亀を甘やかしたので、
亀は、朝も寝床で芋をたべなければ起きないほど、
わがままに育った。
これではいけない、かわい子には旅をさせろだと、
近所の吉兵衛の世話で、泣きの涙で亀を奉公に出した。
それから三年。
今日は正月の十五日。
亀が初めての藪入りで帰ってくる日。
かみさんに、奉公をしていると食いたいものも食えないからと、
「野郎は納豆が好きだから買っておけ。
鰻が好きだから中串で二人前、刺し身もいいな。
ゆで小豆にカボチャ、安倍川餠」と、きりがない。
帰ったら品川の海を見せて、
それから川崎の大師様、横浜から江ノ島鎌倉、
足を伸ばして静岡、久能山、
果ては京大阪から、讃岐の金比羅さま、九州に渡って……
と、一日で日本一周をさせる気。
そのうち声がしたので出てみると
「ごぶさたいたしました。お父さんお母さんにもお代わりがなく」
すっかり大人びた亀坊が、
ぴたりと両手をついてあいさつしたので、
熊五郎はびっくりし、胸がつまってしどろもどろで
「今日はご遠方のところをご苦労様で」
亀が小遣いで買ったと土産を出すと、
「もったいねえから神棚に上げておけ。
子供の御供物でござんすって、長屋中に配って歩け」
ところが・・・。
亀を横町の松の湯にやった後、
かみさんが亀の紙入れの中に、
五円札が三枚も入っているのを見つけたことから一騒動。
心配性のかみさんが、
「子供に十五円は大金。
そんな大金をだんながくれるわけがない。
ことによると魔がさして、お店の金でもくすねたのかも」。
と言いだした。
気短で単純な熊は、帰ってきた亀を、いきなりポカポカ。
かみさんがなだめでわけを聞くと、
このごろペストがはやるので、
鼠を獲って交番に持っていくと一匹十五円の懸賞に当たったものだ
と、わかる。
だんなが、子供が大金を持っているとよくないと預かり、
今朝渡してくれたのだ、という。
「見ろ、てめえが余計なことを言いやがるから、
気になるんじゃねえか。
へえ、うまくやりゃあがったな。
この後ともにご主人を大切にしなよ。
これもやっぱりチュウ(=忠)のおかげだ」
とうのは表向き。
実は店の旦那さんは株式投資が大好き。
3年前に亀が丁稚に来たときに「小僧さんの3年後の藪入りの時に備えて」と小野薬品を5円分買っておいた。
それが去年の夏に6倍になったので売却。
儲けの半分を亀に渡したというのが真相。
残りの半分を小遣いにしたことがバレルと行けないので「ねずみのチュー」を持ち出したというのが真相だった。
ジャンジャン。
(櫻井)
01月05日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価は下落幅を拡大
・・・続き
[後場寄り付き概況]
5日後場の日経平均株価は前日比73円76銭安の1万9520円40銭で寄り付いた。
日経平均株価が下落幅を拡大している。
外国為替市場では、1ドル=116円30銭台での推移。アジアの主要株式市場は、総じて堅調な値運びとなっている。
日経平均は週足ベースの価格帯別出来高で商いが膨れている水準での推移であり、強弱感が対立しやすい水準でもあろう。ただ、19500円処での底堅さが意識されているため、売り込みづらいところである。
TOPIXはプラスで終えていることもあり、日銀のETF買い入れは期待しづらいところ。短期筋の売り仕掛け的な動きが出てくる可能性がありそうだが、調整が強まる局面では押し目を拾いたいところであろう。
01月05日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=小幅反落、円高背景に利益確定売りも米株高が支えに
5日午前の日経平均株価は小幅に反落した。
・・・続き
午前終値は前日比49円46銭安の1万9544円70銭だった。
寄り付きはやや買い優勢で始まったものの、その後は買いが続かず利益確定の売り物に押された。
外国為替市場で1ドル=116円台前半まで円高・ドル安が進んだのをきっかけに買い手控え要因となり、株式市場では利益確定の売りが優勢となった。 4日の米国株の上昇や世界景気の回復期待により日本株の先高観は根強く、下値は限られた。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は小幅に続伸した。
前引けの東証1部の売買代金は概算で1兆1337億円、売買高は10億844万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は920、値下がりは936、変わらずは148銘柄だった。
個別では、ソフトバンクグループが売買代金トップで続伸。東芝は売り物をこなし上昇となっている。 2016年3〜11月期の営業利益が5%増の850億円前後になったと伝わったイオンは上昇した。
一方、前日に上昇が目立ったJFEや新日鉄住金など鉄鋼株が売られた。ソニーが軟調。国際石開帝石、東ソーも安い。その他、東エレクやコマツ、マツダなど輸出関連株にも売りが出た。
東証2部株価指数は続伸。前引けの2部指数は、前営業日比100.71ポイント高の5330.61と続伸した。
個別銘柄では、メンバーズ、日化学産がストップ高。シャープやフュトレックが上げ、マーキュリアやサイオスが下げた。
01月05日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=続伸、日経平均株価軟調で上値は重い
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は小幅続伸した。前引けは前日比12円45銭高い2278円67銭となった。
世界的な景気拡大期待を背景に買いが優勢となったが、前日更新した昨年来高値を上回る水準で推移する中、日経平均株価が軟調なのを受けて利益確定売りも出て上値は重かった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で309億円、売買高は5429万株。
個別銘柄ではセグエGや、ユビキタス、トレイダーズが上昇した。半面、日本サードやユークス、アイフリーク、マクドナルドは下落した。
01月05日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=続伸、リネットジャパンなどがストップ高
・・・続き
東証マザーズ指数は続伸した。前引けは前日比20.62ポイント高い975.71となった。
個別銘柄ではリネットジャパン、メディア工房、サイジニアがストップ高。そーせいやイグニス、ITbookが上昇した。一方で、メタップスやJMC、リファインバースは下落した。
01月05日 相場概況(寄り付き後)
【市況】日経平均 =10時、小反落 利益確定の売りも押し目買い
[10時概況]
29日10時現在の日経平均株価は前日比157円29銭安の1万9244円43銭と安値圏で推移している。
・・・続き
5日10時現在の日経平均株価は前日比37円90円銭安の1万9556円26銭で推移している。
外国為替市場で1ドル=116円台半ばまで円高・ドル安が進み、株式市場では利益確定の売りが優勢になっている。根強い先高観から押し目買いも入っており、下値は限られている。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は小幅高となっている。
株式市場では「前日に先物主導で大幅に上昇した反動で、主力株に利益確定売りが出ている」との声があった。もっとも、中小型株には国内投資家の押し目買いが入っているという。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で6779億円、売買高は6億2136万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は943と、全体の約47%を占めた。値上がりは871、変わらずは189銘柄だった。
業種別では33業種中15業種が値上がり。1位は医薬品で、以下、海運、保険、空運と続く。値下がり上位には鉱業、金属製品、ゴム製品が並んでいる。
個別では、三菱電や京セラは下げ幅を広げた。ファストリや日東電、ブリヂストンなどにも売りが出ている。
半面、小野薬や塩野義、アステラスなど医薬品株が高い。KDDIやNTTドコモ、ソフトバンクといった通信株も上げ幅を拡大した。OLCやりそなHDにも買いが入っている。
東証2部株価指数は続伸している。シャープやフライトHDが上昇し、マーキュリアやJトラストが下落している。
225先物はJP・野村・GS・大和・日興・みずほ・UBSが買い越し。
アムロ・ソジェン・SBI・日産・クレディ・メリル・ドイツが売り越し。
TOPIX先物はバークレイズ・GS・JP・UBS・野村・ソジェンが買い越し。
シティ・モルスタ・パリバ・みずほ・メリル・ナティクス・アムロが売り越し。
外資系等はビジョン(7956)、日立(6501)、三電機(6503)、第一生命(8750)、T&D(8795)に注目。
テクニカル的にはコムシス(1721)、MISAWA(1722)、鹿島(1812)、大末建(1814)、西松(1820)、北野建(1866)、PS三菱(1871)、日ハウス(1873)、日ビルド(1916)、巴(1921)、ユアテック(1934)、中電工(1941)、住電設(1949)、太平電(1968)、NESIC(1973)、大気社(1979)、ダイダン(1980)、東洋糖(2107)、塩水港(2112)、JACR(2124)、コシダカ(2157)、ウェルネット(2428)、ワールド(2429)、博報堂(2433)、不二油(2607)、キッコーマン(2801)、クラボウ(3106)、日商開発(3252)、飯田(3291)、帝人(3401)、クラレ(3405)、住江織(3501)、Klab(3656)、ポール(3657)、エムアップ(3661)、オプティム(3694)、SRA(3817)、トーモク(3946)、セ硝(4044)、信越(4063)、エアウォータ(4088)、触媒(4114)、大日精(4116)、三菱ガス(4182)、日立化(4217)、積水化(4228)、タイガポリ(4231)、DNC(4246)、日化薬(4272)、EPS(4282)、TAC(4319)、ツムラ(4540)、JCRファーマ(4552)、ダイト(4577)、中国塗(4617)、藤倉化(4620)、洋インキ(4634)、フォーカス(4662)、明光ネット(4668)、ITFOR(4743)、フィルム(4901)、マンダム(4917)、コニシ(4956)、ニチレキ(5011)、出光(5019)、三ツ星ベ(5192)、日山村硝(5210)、オハラ(5218)、フジミイン(5384)、東京鉄(5445)、日立金(5486)、アサヒ(5857)、LIXIL(5938)、東プレ(5975)、モリテック(5986)、ニッパツ(5991)、M&Aキャ(6080)、ウィル(6089)、フジキカイ(6134)、OSG(6136)、旭ダイヤ(6140)、OKK(6205)、ペガサス(6262)、レオン自(6272)、ホソカワミ(6277)、ワイエイシイ(6298)、酒井重(6358)、オルガノ(6368)、キトー(6409)、竹内製作(6432)、グローリー(6457)、大豊工(6470)、NTN(6472)、不二越(6474)、イーグル(6486)、日ピラー(6490)、富士電(6504)、安川(6506)、明電舎(6508)、オリジン(6513)、日立工(6581)、日電産(6594)、ダイヘン(6622)、サクサ(6675)、EIZO(6737)、信号(6741)、京三(6742)、アンリツ(6754)、タムラ(6768)、ヒロセ(6805)、アルパイン(6816)、スミダ(6817)、堀場(6856)、エスペック(6859)、図研(6967)、ホトニクス(6965)、三井ハイ(6966)、京セラ(6971)、九州FG(7180)、いすゞ(7201)、三菱自(7211)、武蔵精密(7220)、極東開発(7226)、日信工業(7230)、曙(7238)、太平洋(7250)、ケーヒン(7251)、河西工(7256)、ホンダ(7276)、スズキ(7269)、ミツバ(7280)、豊田合成(7282)、愛三工(7283)、メディパル(7459)、ドウシシャ(7483)、コナカ(7494)、Gセブン(7508)、黒田電気(7517)、ワタミ(7522)、ドンキ(7532)、エクセル(7591)、島津(7701)、JMS(7701)、共立印(7838)、パイロット(7846)、広済堂(7868)、凸版(7911)、大日印(7912)、光村(7916)、リンテック(7966)、ニフコ(7988)、セイコー(8050)、山善(8051)、椿本興(8052)、内田洋(8057)、第一実(8059)、キャノンMJ(8060)、ユアサ商(8074)、稲畑産(8098)、明和産業(8103)、ワキタ(8125)、エネクス(8133)、三信電(8150)、東陽テク(8151)、加賀電子(8154)、上新(8173)、いなげや(8182)、パルコ(8251)、地銀セクター、東セン(8439)、SBI(8473)、ポケットC(8519)、日立キャ(8586)、東洋証(8614)、東海東京(8616)、光世証券(8617)、岩井コスモ(8707)、ソニーFH(8729)、第一生命(8750)、三井不(8801)、地所(8802)、フジ住(8860)、京王(9008)、京成(9009)、西鉄(9031)、ハマキョウ(9037)、阪急(9042)、日通(9062)、山九(9065)、丸運(9067)、セイノー(9076)、日立物(9086)、共栄タ(9130)、ANA(9202)、ヤマタネ(9305)、上組(9364)、テレ朝(9409)、沖縄電(9511)、DTS(9682)、トラコス(9715)、TKC(9746)、富士ソフト(9749)、NSD(9759)、イノテック(9880)、北沢産(9930)、プレナス(9945)、スズケン(9987)が動兆。
01月05日 カタリストコメント
「第七大陸」
NYダウは続伸。再度2万ドルを目指す動きとなった。
一応材料視されていたのはFOMC議事録。
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「トランプ次期政権の財政刺激策で成長が加速。
インフレ抑制のために利上げペースを速める必要が出てくる可能性がある」というのが着地点。
「トランプ次期政権の財政刺激策で経済成長が加速。
利上げのペースが速まる」というのがメインシナリオとなった。
ただ結局は「見極めたい」という様子見姿勢もある印象。
セクター別では自動車など消費関連株主導の上昇。
3市場の売買高は70億株まで復調しており、新年がいよいよスタートしたというところか。
週末の雇用統計を控えたポジション整理という時期でもある。
ただ米国のクリスマスラリー(年末5営業日と年始2営業日)。
NYダウは0.1%高、S&P500は0.4%%高。
小幅ながらも上昇で「控え目ながらサンタが来た」との声。
昨年はサンタの来ない年末年始だったが今年はサンタが顔を出したといったところ。
「サンタが来なかった07年〜08年はリーマンショックが起こった年」との懸念は去った。
ここから重要なのは1月最初の5日の動向。
「早期警戒システム」と呼ばれているという。
因みにロンドンFT100は7日続伸。
ブレグジットはどこに行ったのだろうか。
パリCACは4日続伸。
大発会は4年ぶりの上昇スタート。
前週に週間続伸記録が7で止まったことを打ち消した格好となり昨年来高値を更新。
新高値は282まで増加した。
大発会の日経平均419円高。
1996年大発会の749円高以来で21年ぶりとなった。
95年に酷似した16年相場の次は96年の大発会に酷似した17年大発会。
因みに96年相場は大発会に20618円。
年央に2万2000円台まで上昇した(その後下落し年間では2.6%の下落)。
シカゴ225先物終値は大証日中比5円安の19625円。
昨日118円高まで下落したドル円が117円台に戻ったことに起因している。
もっとも先週の続落もありサイコロは5勝7敗で41.7%。
松井証券信用評価損益率速報で売り方はマイナス13.005%と悪化。
買い方はマイナス4.154%と好転。
もう一段の踏みが入れば売り方の評価損率は14年1月のマイナス15.37%が見えてこようか。
25日移動平均(18998円)で踏みとどまった格好だが大納会はプラス3.1%かい離。
プラス5%かい離で19947円だから微妙に2万円にはまだ届かない。
25日線は日々40円程度上昇しているのであと数日「風」待ちというところだろう。
日経平均採用銘柄のPERは16.60倍。EPSは1180円でとどまっている。
2015年12月8日の1270円と昨年5月6日の1091円のほぼ中間点の位置というところ。
昨日見られたような後場の強さが継続できれば明日につながる動きとなる。
ただ週末の「雇用統計待ち」という陳腐な声も聞こえないではない。
「大発会にストップ高したタカタは自動車関連セクターと日米関係良好化の象徴」と言う声も聞こえる。
大発会が上昇した年の年間での日経平均株価の上昇確率は70.5%。
大発会からの連勝の場合の年間上昇確率は75.0%。
3連勝となった年は81.3%。
以下は大発会ストップ高銘柄(その年を象徴する可能性があるとおうアノマリー)。
↓
日本サード(2488)
リネットJ(3566)
DLE(3686)
Rワールド(3691)
サイオス(3744)
マイネット(3928)
エルミック(4770)
アサカ理研(5724)
ウインテスト(6721)
タカタ(7312)
昨日後場14時にストボに登場していただいたのは武者さん。
こんな声も聞こえた。
「ストックボイスをご覧になってください。
強いワケですよ。
なんと武者様と櫻井様のツートップ。
新年からベアも逃げ出しているんじゃないですかね。
『中長期的には為替140円〜150円だろう。
日本経済はセピア調から極彩色になる。
今日高いのは必然。
まだ弱気を言っている人は去年の反省がない。
来年とは言わないが、ここ数年のうちに日経平均は4万円もある』と武者様」。
それも大切だったがキーワードは「第七大陸」だろう。
「第七大陸=影も形国境ない新空間=サイバー空間の大成長が歴史的繁栄をもたらす。
インターネットが価値創造の最大の源泉だ。
この目に見えない第七大陸の発展は経済統計から漏れ落ち、その極端な重要性にもかかわらず無視されがち。
ここに誤った悲観論が蔓延する根拠がある。
(1)情報インターネット革命に支えられた空前の企業収益
(2)世界最強のイノベーションに基づく産業競争力
(3)低金利かつ潤沢な投資余力(=高貯蓄)
(4)健全化した財政
(5)抑制されたインフレ
以上は歴史的高水準。
そしてこの第七大陸の発見者、牽引車、受益者は米国であることは間違いなし。
その米国は対外赤字縮小でドル不足→ドル高。
強いドルがアメリカ一極覇権を再構築」。
そして結論は「2017年の投資環境は順調な米経済とドル高を基軸に旺盛リスクテイク環境になると予想。
日本がその最大の受益者になると想定」。
日経朝刊広告では「300」の小野薬品。
「創業300年を迎えました」とある。
100年はザラにあるが300年を越える上場企業は、松村組や別子などでそう多くはない。
以外な長命企業だった。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
キャンバス(4575)・・・動兆
キャンバスに注目する。
同社は抗がん剤開発に特化した創薬VB。
免疫系抗がん剤等との併用治験など多様化進展。
昨日今6月期業績予想の上方修正を発表した。
連結営業損失を従来予想の6.3億円から4.65億万円(前期実績3.99億円の損失)に引き上げた。
米社から受領する「技術アドバイザリーフィー」が想定を上回ったのが背景。
リバウンド期待。
01月05日 為替市況コメント
【為替】ドルは118円台を付けるが維持は出来ず、上値追いには慎重
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[概況]
ドルは東京市場午前中に当日高値118.200円を付けたあとは上値が重くなり、NY株式市場が上昇で始まったあとダウがマイナス圏に落ちるまで下げた事などに序盤に当日安値117.040円まで下落した。
それでも117円台を維持して、終盤に公表されたFOMC議事録で「大半が利上げ加速の必要性を指摘」とされてドルは買われ、117.770円まで反発した。しかし戻りを売られて再び値下がりし、最後は前日比-50.5銭の117.280円と117円台前半に落ちて引け、ドル以外の主要通貨は上昇した。
[提供:カネツFX証券株式会社]
01月05日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
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[株価材料]
■住友化<4005>
研究開発拠点で実験データの記録形式統一 生産性2倍へ
■デンカ<4061>
車の外装に塗料を塗るのではなくフィルムを貼る手法提案
■明電舎<6508>
水力発電向けで小型・軽量な制御保護システム開発
■渋谷工<6340>
肝硬変の治療技術を米カンザス州立大学に供与
■リコー<7752>
複合機経由で業務用クラウドを利用する仕組み立ち上げ
■大日印<7912>
上福岡工場に電子光線26万本のフォトマスク製造装置導入
01月05日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 01月05日号
01月05日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
5日の東京株式市場は、堅調展開となりそう。
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日経平均株価の予想レンジは、1万9400円−1万9700円を想定する
海外市場は総じてしっかりで、良好な地合いが継続するだろう。
日経平均株価は19500円から上での値固めが進む展開か。
昨日4日の大発会で日経平均は大幅な反発を演じ、市場では「足踏みはあるにせよ、米トランプ次期大統領の就任式を前に2万円台に乗せる場面もありそう」との声も聞かれた。為替相場は、ドル・円が1ドル=118円台の前半(4日終値117円98銭−118円)と円高に振れている。引き続き、対ドルでの動きに神経質な展開となることも想定され、上値が重くなる場面もありそう。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、4日の大阪取引所終値比5円安の1万9625円だった。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り500万株、買い650万株で、差し引き150万株の買い越し。買い越しは2営業日連続。金額は売り越し。
売りセクターに、電機、ゴム、自動車、その他製品、倉庫、機械など。買いセクターに、石油、自動車、電機、保険、不動産、薬品、機械など。
【好材料銘柄】
■ユーザベース <3966>
経済ニュースプラットフォーム「NewsPicks」の無料会員が200万人、有料会員が3万人を突破。
■ハイアス・アンド・カンパニー <6192>
建築資材の開発・販売を手掛けるアール・プラス・マテリアルの株式を追加取得し子会社化する。
■松井証券 <8628>
12月売買代金は前月比13.2%増の3兆2205億円と2ヵ月連続で増加した。
■新華ホールディングス・リミテッド <9399>
12月の時価総額が10億円以上となったため、東証が上場廃止の猶予期間から解除する。
【主な経済指標・スケジュール】
5(木)
【国内】
12月マネタリーベース(8:50)
12月自動車販売台数(14:00)
10年国債入札
《決算発表》
良品計画、サンエー、ベルク
【海外】
米12月ADP雇用統計(22:15)
米12月ISM非製造業景況指数(6日0:00)
《米決算発表》
モンサント、ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
01月04日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウは60ドル高、出遅れ銘柄に物色ス
・・・続き
4日のNYダウ工業株30種平均は続伸した。
終値は前日比60ドル40セント高の1万9942ドル16セントだった。
トランプ次期大統領への政策期待が強まり、買いが先行した。その後は原油相場の上昇に伴い、上げ幅を拡大した。
出遅れが目立っていた消費関連株などの銘柄に物色が向かった。2016年の米新車販売台数が過去最高を更新したのを受けて自動車株が買われた。
米連邦準備理事会(FRB)が4日公表した16年12月13〜14日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、委員がトランプ次期大統領の経済政策がもたらす影響に「大きな不確実性がある」と指摘していたことが明らかになった。ただ、利上げペースの加速を示唆する内容がみられないなど予想通りにとどまったことが買い安心感につながった面もあった。
世界的な製造業景況感指数の改善などを受けて、米景気の先行きに強気の見方が広がっている。6日発表される16年12月の米雇用統計では非農業部門の雇用者数の伸びは前月比18万人強と、11月の17万8000人から拡大するとみられている。
ナスダック総合株価指数も続伸し、前日比47.921ポイント高の5477.005で終えた。フェイスブックやネット通販のアマゾン・ドット・コムなど、時価総額上位の銘柄が買われ指数を押し上げた。
セクター別では、自動車・自動車部品や耐久消費財・アパレルが上昇する一方で電気通信サービスやエネルギーが下落した。
電気自動車のテスラ・モーターズ(TSLA)は一部アナリストによる投資推奨を受け、堅調推移。好調な新車販売を受けてゼネラル・モーターズ(GM)やフォード・モーターが大幅高となった。ホンダやトヨタの米預託証券(ADR)も買われた。
ゴールドマン・サックスが投資判断を引き下げた資産運用大手のブラックロック(BLK)も小幅高で終えた。
一方、米メディアに対してソフトバンクグループとサウジアラビアが共同で設立する10兆円規模の投資ファンドに10億ドルを出資することを認めたアップルが安い。マイクロソフトやシスコシステムズなどIT株の一角に下げる銘柄が目立った。
NYダウ工業株30種(ドル)
19,942.16+60.40
S&P500種
2,270.75+12.92
ナスダック
5,477.005+47.921
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は続伸した。3月物は前日比305円高の1万9625円で終え、大阪取引所の終値を5円下回った。東京市場で大きく上げた流れを継いだ。米景気の拡大期待で米株式とともに買われ、3月物は一時1万9665円まで上げた。
この日公表された2016年12月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では、トランプ次期米大統領の経済政策が与える影響の不確実さを指摘したFOMC参加者が多かったことが明らかになったものの、相場の反応は限られたようだ。3月物の安値は1万9265円。
シカゴ日経225先物3月限 (円建て)
19625 ( -5 )
シカゴ日経225先物3月限 (ドル建て)
19685 ( +55 )
( )は大阪取引所終値比
【04日の欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7189.74(+11.85)
FTSE100種総合株価指数は7営業日続伸。前日終値に比べ11.85ポイント高の7189.74と、連日の最高値更新となった。医薬品株と石油株の上げが指数を押し上げた。ただ、上昇と下落の銘柄数はほぼ拮抗。
シャイアーやアストラゼネカなど医薬品株が買われた。BPやロイヤル・ダッチ・シェルなど石油株も上がった。
半面、鉱業株は売られた。アングロ・アメリカンとBHPビリトンの下げが目立った。セバーン・トレントなど水道株も下がった。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 11584.31(+0.07)
ドイツ株式指数(DAX)は横ばい。終値は前日比0.07ポイント高の11584.31だった。
ドイツ銀行が上昇した。アナリストによる株価目標引き上げが好感された。航空のルフトハンザと医薬・農薬大手のバイエルも買われた。一方で、ハイデルベルクセメントとアディダス、鉄鋼のティッセン・クルップは売られた。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 4899.40(+0.07)
01月04日 マーケットコメント
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
4日の日経平均は大幅に反発で幸先の良いスタート。
・・・続き
479.79円高の1万9594.16円(出来高概算23億7000万株)と昨年12月21日高値を突破し、高値引けで本日の取引を終えている。
日経平均は25日線を支持線とし反発をみせている。
為替が改めてドル高・円安の様相を強めている点が非常にポジティブだった。
今晩は12月開催のFOMC議事要旨の公表が予定されているが、利上げを実施した会でもあるだけに、内容によっては足元の円安基調をさらに強める展開も期待できる。
米国ではNYダウが節目の2万ドルに接近していることもあり、先高期待は強そうである。
週末の米雇用統計も円安材料になるとの見方も強まりやすく、ドル円の120円台乗せを意識しての日本株一段高のシナリオも浮上してくる。
本日あっさり1万9500円台に乗せたことで、この先は同水準が一定のサポートになることが期待できる。
2万円を抜くにはそれなりの材料も必要と考えるが、1万9000円台後半にはそれほど強い抵抗もなく、この先はじわじわと上方向への勢いを強める展開を予想する。
01月04日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=4年ぶり大発会上昇 1年1カ月ぶり1万9500円回復
【大引け概況】
2017年の大発会となった4日の日経平均株価は4営業日ぶりに大幅反発し、4年ぶりに大発会で上昇した。
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本日のマーケット動画
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終値は前営業日比479円79銭高い1万9594円16銭で、16年12月20日以来2週間ぶりに昨年来高値を更新した。
終値で1万9500円台を回復するのは15年12月7日以来1年1カ月ぶりの高値水準となる。
世界景気の回復期待を手がかりに投資家のリスク選好姿勢が広がった。国内勢は利益確定売りを出したものの、海外勢の買いの勢いが強かった。値上がり銘柄数は1851と全体の92%超を占め、トランプ相場開始直後の16年11月10日(1935)以来2カ月ぶりの多さとなった。
日本市場が休場の間に発表された米中の経済指標を受け、市場心理が好転した。3日に米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した16年12月の製造業景況感指数が市場予想を上回ったうえ、中国国家統計局などが1日公表した16年12月の製造業購買担当者景気指数(PMI)が5カ月続けて景気判断の節目となる50を上回った。
ヘッジファンドに加えて年金など中長期の海外勢の資金が流入するなか、後場に欧州勢が取引に参加する時間帯に入ると、日経平均は騰勢を強めた。
円相場が1ドル=118円台前半まで下げ幅を広げ、輸出関連株に買いが入ったことも相場を押し上げた。
市場からは「円安・ドル高がプラス作用しているが、需給面では目先的なショートカバーが入りつつ、債券先物売り・株価指数先物買いの動きも絡んでいる。売り板が薄くなり上がりやすい状況にあり、日経平均2万円が意識されてくる」との声が聞かれた。
JPX日経インデックス400は3営業日ぶりに反発した。終値は前営業日比324.06ポイント(2.38%)高の1万3938.86だった。
東証株価指数(TOPIX)は続伸し、35.87ポイント高の1554.48で終えた。どちらも昨年来高値を更新した。
東証1部の売買代金は概算で2兆6851億円。売買高は23億7573万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1851と、全体の92.3%を占めた。値下がりは121、変わらずは31銘柄だった。
個別では、JFEやT&Dが一段高となった。住友不や大和の上げも大きかった。スズキが昨年来高値を付け、ホンダやトヨタが上昇した。三菱UFJやりそなHDなど銀行株の上げも目立った。タカタが3営業日連続のストップ高し、DLEストップ高。完全自動運転のクルマを試作したと報じられたルネサスや、ヤマシンF、enishなどの上げも目立った。
半面、米アップルがiPhoneを17年1〜3月期に前年同期比1割程度、減産すると伝わり、アップルに部品を供給しているとされるアルプスが逆行安となった。東芝や小野薬は下落。花王や大塚HDの下げも目立った。オルトプラス、小森、クックパッド、アウトソーシン、レーザーテックなどの下げが目立った。
東証2部株価指数は続伸し、昨年来高値を更新した。大引けの2部指数は、前営業日比107.42ポイント高の5337.32となった。
個別銘柄ではエルミック、ウインテストがストップ高。サイオスは一時ストップ高と値を飛ばした。光陽社、イトーヨーギョー、シャープとフュートレックが上げた。半面、インタートレ、マーキュリアとフライトHD、オーベクスが下げた。
01月04日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=続伸、昨年来高値を更新、1年5カ月ぶりの高値
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は続伸した。終値は前営業日比26円97銭高い2766円22銭だった。昨年来高値を更新し、2015年8月6日以来、1年5カ月ぶりの高値を付けた。午後の取引で日経平均が上げ幅を広げ、投資余力の増した個人投資家の資金が新興企業向け株式市場にも向かった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で466億円、売買高は9417万株だった。
個別銘柄では日本サードがストップ高。アサカ理研は一時ストップ高と値を飛ばした。T&Cメディカル、ナガオカ、シンクレイヤ、FVC、ネクスウェアが上昇した。半面、アイフリークやセグエグループ、ユークス、ウチダエスコ、ピクセルは下落した。
01月04日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=続伸、個人投資家の買い
・・・続き
東証マザーズ指数は続伸した。終値は前営業日比12.41ポイント高い955.09だった。
新興市場も堅調発会となった。
年末年始の連休明けで個別材料は乏しかったが、人工知能(AI)関連などのテーマ株を中心に物色は活発だった。
売買代金は概算で925.32億円。騰落数は、値上がり159銘柄、値下がり64銘柄、変わらず5銘柄となった。
個別銘柄ではリネットジャパンがストップ高。リアルワールド、マイネットやメタップス、チェンジ、GNI、サイジニアが買われた。そーせいが昨年11月以来の終値ベースでの25日移動平均線乗せを果たし上昇した。一方、オウチーノ、アクトコール、アドベンチャ、G−FACTORY、イグニスやモブキャス、リファインVが下落した。
01月04日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を6銘柄更新しました。
[4548]生化学工業
[8059]第一実業
[2599]ジャパンフーズ
[3176]三洋貿易
[2594]キーコーヒー
[2222]寿スピリッツ
01月04日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価は上昇幅をやや縮小
・・・続き
[後場寄り付き概況]
4日後場の日経平均株価は前日比399円72銭高の1万9514円09銭で寄り付いた。
日経平均株価が上昇幅をやや縮小している。
外国為替市場では、1ドル=117円90銭台での推移。アジアの主要株式市場は、総じて堅調な値運びとなっている。
インデックスに絡んだ商いが中心とみられるが、日経平均は1万9500円を回復。
パラボリックなど昨年末に陰転したシグナルも好転しつつある。年初安への警戒感もくすぶっていたこともあり、積極的なポジションも取りづらい状況であったとみられる。そのため、日経平均が高値を更新してくるようだと、改めて節目の2万円を意識したトレンド形成が期待されてきそうだ
ランチバスケットは13件、123.16億円。
差し引き60億円の売り越しとの観測。
01月04日 アフターランチ
「酉年も騒がない、慌てない、諦めない」
スタートした酉年。
騒ぐのかどうかは別にして、昨年と違って明るくスタートした。
・・・続き
もちろん欧米アジアと懸念はある。
しかし、その懸念を現実化させず、また現実化させても乗り越えて来たのが人知あふれる株式市場だった。
「騒がない、慌てない、諦めない」。
これは2017年も通用する。
というか、株式市場以外の場所でも通じる普遍の定理だろう。
そして「声の大きさにだまされない。数の多さに負けない」。
多数の声でなく、少数意見の方に正解があることが多いのが株式市場でもある。
19403円というのが12月配当権利落ち前の日経平均。
当面はここが一つのメドだろうか。
そして大発会のストップ高銘柄と大商い銘柄にも目を凝らしたい日。
今年で32回目のバイロン・ウィーン氏のびっくり10大予想。
各シナリオはそれぞれ50%の確率で発生するとしているが的中率よりも「視点の斬新さに注目」と。
(1)トランプ大統領がほとんど全ての政策について極端な姿勢をやめる。
(2)17年の米実質国内総生産(GDP)の成長率が3%を超える
(3)S&P500株価指数が2500に上昇する
(4)為替変動幅が増大する:日本円が対ドルで1ドル=130円。1ユーロ=1ドルを下回る。
(5)米10年債利回りが4%に接近する
(6)欧州でEUの意義についての疑問が広がる
(7)原油先物WTIはバレル60ドルルを下回って推移する
(8)トランプ大統領が経済規模で世界2位の中国と協調関係を築く
(9)日本の実質経済成長率がここ数十年間で初めて2%を超える
中国や米国の好景気の恩恵を受け17年の日本の株式相場は先進国をけん引して上昇する。
(10)中東情勢が沈静化する
追加の5項目。
(11)ホワイトハウスを4〜12月までニューヨークに、1〜3月までフロリダ州のパームビーチに移す
(12)民主党が2分化される
(13)トランプ大統領が雇用の米国回帰に失敗する
(14)北朝鮮の朝鮮労働党委員長の金正恩氏が実験と称して、太平洋に核・ミサイルを放つと威嚇する
(15)インドが投資家の間で再び注目の的となる
東証1部企業の時価総額は571兆円。
昨年1年間で14兆円(2%)減。
昨年比で時価総額額最も伸ばしたのはソフトバンク(9984)。
1兆1757億円増加し時価総額8兆5466億円。
以下、信越化(4063)、1兆586億円増。
キーエンス(6861)7977億円増。
任天堂(7974)3兆5765億円、1兆1028億円(46%)増。
時価総額増減ランキング
増加:
1位ソフトバンク(9984)1兆1758億円増
2位シャープ(6753)1兆1328億円増
3位任天堂(7974)1兆1029億円増
4位信越化学(4063)1兆587億円増
減少:
1位トヨタ(7203)▲2兆5520億円
2位日本郵政(6178)▲1兆8270億円
3位ゆうちょ銀(7182)▲1兆5615億円
東証1部企業の時価総額ランキング
1位(前年1位)トヨタ(7203)時価総額22兆4428億円 昨年末比増減額▲2兆5520億円。
2位(3位)ドコモ(9437)10兆5416億円 3925億円増
3位(4位)NTT(9432)10兆2974億円 1593億円増
4位(2位)三菱UFJ(8306)10兆2044億円 ▲5228億円
5位(9位)ソフトバンク(9984)8兆5466億円 1兆1757億円増
TOPIX500採用銘柄の騰落(2016年の前年比騰落率)
上昇:
1位アドバンテスト(6857)94.5%
2位トクヤマ(4043)68.8%
3位ライオン(4912)67.8%
4位コナミ(9766)63.4%
5位SUMCO(3436)63.4%
6位スクリーン(7735)61.5%
下落:
1位コロプラ(3668)▲58.6%
2位日医工(4541)▲42.5%
3位カシオ(6952)▲41.9%
4位小野薬(4528)▲41.1%
5位東洋ゴム(5105)▲39.5%
6位Jパワー(9513)▲37.8%
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【年別の日銀ETF買い入れ額】
13年 1兆 953億円 基金廃止、年1兆円ペース買い入れ決定(4月)
14年 1兆2845億円 年3兆円ペースに増額(10月)
15年 3兆 694億円
16年 4兆6016億円
(内訳)1月 3185億円
2月 2640億円
3月 672億円
4月 3228億円 設備投資ETFの買い入れ始まる
5月 2301億円
6月 4462億円
7月 2928億円 年6兆円ペースに増額
8月 3786億円
9月 8303億円
10月 3068億円
11月 3771億円
12月 7672億円
創設来累計 11兆5192億円
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《兜町ポエム》
「大発会」
年の始めの大発会
終りないのは株式市場
利食い満載の玉ごとに
祝う今日こそ楽しけれ
初日の買い物さしいでて
四方に輝く今朝の板
天井知らずにそびえつつ
仰ぎ見るこそ日本株
(櫻井)
01月04日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=急反騰、昨年来高値上回る。米株高や円安など背景
2017年の大発会、4日午前の日経平均株価は大幅に反発した。
・・・続き
ここ数年にわたり大発会は波乱含みのスタートとなっていたが、きょう前場の東京株式市場は大きく買い優勢に傾いた。
前営業日比415円31銭高の1万9529円68銭で前場を終えた。上げ幅は400円を超え、昨年来高値を上回った。取引時間中に1万9500円を回復するのは2016年12月21日以来2週間ぶり。
日本市場が休場の間に発表された米中の経済指標を受け、市場心理が好転した。3日に米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した16年12月の製造業景況感指数が市場予想を上回ったうえ、中国国家統計局などが1日公表した16年12月の製造業購買担当者景気指数(PMI)が5カ月続けて景気判断の節目となる50を上回った。
為替の円安進行や原油市況の上昇などリスクオンの流れが幅広い銘柄の株価を押し上げている。海外機関投資家の市場回帰などで買いに厚みが加わり、メガバンクなどが商いを伴い上昇し全体地合いを牽引している
世界の景況感が改善しつつあるとの見方を手がかりに運用リスクを取る動きが強まった。
JPX日経インデックス400は反発し、東証株価指数(TOPIX)は続伸した。
前引けの東証1部の売買代金は概算で1兆3445億円、売買高は12億4514万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1813と、全体の90.4%を占めた。値下がりは137、変わらずは53銘柄だった。
個別では、三井住友トラや三菱UFJなど銀行株の上昇が目立った。富士重の上げが大きくスズキは昨年来高値を更新した。トヨタ自動車が買われた。JFEやT&Dも上昇した。
売買代金トップの東芝も売買を交錯させるなか買いの勢いが勝っている。ファーストリテイリング、キーエンスなど値がさ株も上値追い。ルネサスエレクトロニクスが値を飛ばし、タカタは3日連続のストップ高。
半面、「米アップルがiPhoneを17年1〜3月期に前年同期比1割程度、減産する」と伝わり、アップルに部品を供給しているとされるアルプスが下落した。小野薬や花王も安い。大塚HDや任天堂も下げた。オルトプラス、クックパッドなどが大幅安、イーレックスも売られた。
東証2部株価指数は続伸。前引けの2部指数は、前営業日比100.71ポイント高の5330.61と続伸した。
個別銘柄では、エルミックが一時ストップ高。ウインテスト、光陽社、シャープやフュートレックが上げた。半面、インタートレ、フライトHD、朝日インテク、オーベクス、ぷらっとが下げた。
01月04日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=続伸、幅広い銘柄に買い
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前営業日比25円16銭高い2764円41銭となった。3日の米株高や円安・ドル高で投資家心理が改善し、新興企業向け株式市場でも幅広い銘柄に買いが向かった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で266億円、売買高は5693万株。
個別銘柄では日本サード、T&Cメディカル、ネクストジェン、FVC、マクドナルドが上昇した。半面、アイフリークやセグエグループ、ユニバーサル、クリムゾン、オーネックスが下落した。
01月04日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=続伸、投資家心理が改善
・・・続き
東証マザーズ指数は続伸した。前引けは前営業日比13.29ポイント高い955.97だった。
個別銘柄ではマイネットがストップ高。リアルワールドは一時ストップ高と値を飛ばした。サイジニア、リネットジャパン、LITALICO、メタップス、そーせいが上昇した。一方で、オウチーノ、アクトコール、アドベンチャ、イグニスやフリークアウト、じげんは下落した。
01月04日 為替市況コメント
【為替】良好な経済指標にドルは12月15日以来の高値を付ける
・・・続き
[概況]
東京市場が正月休みで為替市場は小動きだったが欧州市場に入ると円売り優勢となり、序盤にユーロは当日高値123.320円まで上昇しドルは118円台に乗せた。
其の後ユーロは対ドルでの下げから対円でも売られて123円を割れたがドルは緩やかに上昇し、NY市場で発表された12月ISM製造業景況指数と11月建設支出が両方とも予想を上回り、序盤に昨年12月15日以来の高値となる118.615円まで上昇した。
しかしNY株式市場が序盤以降は下げに転じた事からドルも上値が重くなり、中盤には東京時間に付けた安値117.195円に迫る117.215円まで値下がりし、引けに掛けて再び上昇すると最後は+89.5銭高の117.785円と117円台後半で引けた。ドルは昨年12月21日以来、約2週間ぶりに118円台を付けて上値を目指す流れ再開か。
[提供:カネツFX証券株式会社]
01月04日 相場概況(寄り付き後)
【市況】日経平均 (寄り付き)=反発 200円超、大発会は上値指向スタート
【寄り付き概況】
2017年の大発会となった4日前場寄り付きの日経平均株価は前日比184円高の1万9298円と反発して始まった。
・・・続き
前日の米国株市場ではNYダウが119ドル高と急反発で17年相場をスタートさせており、これを受けて東京市場でも主力株中心に運用リスクを取る動きを強める要因となった。
JPX日経インデックス400は反発し、東証株価指数(TOPIX)は続伸して始まった。
寄り付き時点で業種別では33業種中、水産、倉庫を除きほぼ全面高。値上がり上位に鉄鋼、海運、保険、鉱業、銀行など。
3日に米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した2016年12月の製造業景況感指数は市場予想を上回った。中国国家統計局などが1日公表した16年12月の製造業購買担当者景気指数(PMI)が5カ月続けて景気判断の節目となる50を上回ったうえ、3日発表の財新と英調査会社IHSマークイットによる16年12月の中国の製造業PMIは約4年ぶりの水準に上昇した。一連の経済指標は16年初の株安の引き金となっただけに警戒感も強かったが、堅調な結果となったことで買い安心感が広がった
個別では、第一生命HDやT&Dなどの生保株が大幅高。ホンダや富士重などの自動車株が高い。JFEや野村の上げも目立つ。ファストリやソフトバンクなどの値がさ株も上昇した。
半面、「米アップルがiPhoneを17年1〜3月期に前年同期比1割程度、減産する」と伝わり、アップルに部品を供給しているとされるアルプスが安い。東芝や大平金の下げが目立つ。アドテストや任天堂も下落した。
225先物はGS・野村・ドイツ・バークレイズ・パリバ・メリルが買い越し。
クレディ・アムロ・ソジェン・モルスタ・ネティクス・シティが売り越し。
TOPIX先物はドイツ・アムロ・ソジェン・メリルが買い越し。
GS・パリバ・大和・クレディ・シティが売り越し。
外資系等は川田TECH(3443)、一蔵(6186)に注目。
テクニカル的には日水(1332)、BRHD(1726)、一六堂(3366)、アツギ(3529)、enish(3667)、ファンタジー(4343)、一蔵(6186)、小森(6349)、モリタ(6455)、帝通工(6763)、協栄産(6973)、ショーワ(7274)、理計器(7734)、パラマウント(7817)が動兆。
01月04日 カタリストコメント
謹賀新年
元旦の日経1面トップ見出しは「『当たり前』もうない」。
サブ見出しは「逆境を成長の起点に」。
・・・続き
そして「30兆円覚醒、私たちの手に」。
この30兆円とは政府の成長戦略で計算された「IoT」などでの30兆円のこと。
つまり、GDP600兆円への道に示された方向性が登場したことになる。
始まった連載は「断絶(Disruption)を越えて」となった。
「瞬時に過去の成功体験を時代遅れにする断絶の波」。
「断絶がもたらす逆境でこそ、知恵が浮かぶ」。
「古い秩序や前例を壊す断絶の力」。
トヨタの「脱・ガソリン車」、三菱ケミカルの「脱・石油化学」。
正月から脳裏に残ったのは「脱」という字。
コアコンピュタンスからの脱却が企業成長の礎となるということ。
言い換えれば「選択と集中」から離脱した「拡張経営」の方向性だった。
中核となるのは07年を境に変化したデジタル社会の到来。
2017年のテーマとしてさらに登場するのだろう。
興味深かったのは2030年の日経平均予想。
日経ヴェリタスの市場関係者へのアンケートでは「3万円以上」が4割超。
「2万5000円〜3万円未満」が31.7%。
10年経っても3万円という過去の経験則の延長戦上にいる市場関係者は多い。
「脱」とが「断絶」が叫ばれようとしている時に時代遅れとしか言えない。
一番前例とか慣習に囚われているのが株式市場ではないかという気がする。
成熟した企業でさえ変革を望んでいる時代。
新興中小型成長銘柄にこそやはり未来はあろう。
飛べない鳥より飛ぶ鳥。
ニワトリやペンギンではなく、宙を舞うハトやカラスやスズメを探すことが重要だ。
場合に寄ってはインコなのかも知れない。
そのキーワードを探す努力を今年も重ねていきたいと考えている。
・・・・・・・・・・・
「二流三流の時代」
【日経元旦朝刊のトップ見出し】
06年「強い日本の復活」
07年「富が目覚め経済まわす」
08年「沈む国と通貨の物語」
09年「危機が生む未来」
10年「成長へ眠る力引き出す」=基本テーマは変らない
11年「先例なき時代に立つ」
12年「開かれる知、つながる力」の意味=「C世代を駆け抜ける」。
・・・その「C」はComputer、Connected、Community、Change、Create。
13年「5割経済圏:アジアに跳ぶ」
14年「空恐ろしさを豊かさに」。
年始恒例の連載テーマ「リアルの逆襲」
15年「変えるのはあなた」
16年「目覚める40億人の力(インド俊英、続々頂点に)」
17年「当たり前』もうない(逆境を成長の起点に)」
2016年末のNY株式市場は薄商いで続落。
年間上昇率はNYダウが13.4%上昇。
年間上昇率は2013年についで歴代2位だった。
NASDAQは7.5%、S&P500が9.5%上昇。
月間ではNYダウが3.3%、NASDQQ1.1%、S&P500が1.8%上昇。
ただ週間ではNYダウが0.9%安と大統領選後に初の下落。
「急伸を受けた一服商状」との声が聞こえる。
2017年1―3月期にiPhoneを1割程度減産する見通しとの報道を嫌気しアップルが下落。
年明けのNY株式市場は反発上昇でのスタート。
ISM製造業景気指数は54.7と2年ぶりの高水準で着地。
11月の建設支出が金額ベースで10年7カ月ぶりの水準に拡大。
12月の中国製造業購買担当者景気指数 (PMI)が51.9と約6年ぶりの高水準。
ドイツ、フランスの消費者物価指数も数年ぶりの高い伸び。
昨年初に悪材料視された経済指標はほとんど好転している。
また原油先物価格は一時バレル55ドル台に上昇(終値は52.33ドル)。
年明けの市場不安がかき消される材料が多かった。
ユーロ円は一時1.0342ドルと14年ぶりの安値水準。
ドル円も一時118.60円まで上昇。
ドル高株高の年初という印象。
ベライゾン、アルファベット、フェイスブックなどIT関連が堅調。
ヘルスケアや自動車、資源関連セクターが上昇した。
もっとも懸念は完全に消滅してはいない。
「トランプ次期大統領は魔法の杖を振りさえすれば望みがかなうわけではない」という声もある。
週末月末年末の日経平均株価は3日続落。
例年とは異なる展開で大納会を迎えた。
週間ベースでは、日経平均株価が1.6%下落。
8週ぶりの下落となった。
TOPIXは1.6%下落で2週続落。
東証マザーズ指数は4.1%高、2週ぶりの反発。
日経ジャスダック平均は1.3%で8週続伸(累計6.9%上昇)、
東証2部指数は2.2%上昇で7週続伸。(累計14.7%上昇)。
月間ベースでは、日経平均株価は4.44%高と3カ月続伸(累計16.2%上昇)。
TOPIXは3.3%高で3カ月続伸(累計14.8%上昇)。
東証マザーズ指数は2.1%高と3カ月ぶり反発。
日経ジャスダック平均は2.7%高で4カ月続伸(累計11.0%上昇)、
東証2部指数は8.0%高で6カ月続伸(累計26.4%上昇。
年間ベースでは、日経平均株価は0.4%高。
TOPIXは1.9%安。
東証マザーズ指数は6.3%高。
日経ジャスダック平均は3.5%高。
東証2部指数は10.6%高。
25日移動平均は18949円でプラス0.87%のかい離。
ここで踏みとどまった大納会。
明けてみればシカゴ225先物は19320円。
ようやく反転の動きとなった。
この先1週間程度19400を上回って推移することが重要なテクニカルポイントになろう。
昨年末に聞こえてきた「1月安の懸念」のスタートは米中の経済指標だったがこちらは無事通過。
まずは20日のトランプ大統領就任を待つ姿勢だろう。
日経元旦朝刊の「経営者が占う2017年」。
主要企業の経営者20人の2017年の株式相場の見通し。
18人が高値は「2万1000円以上」予想。
平均は2万1750円となった。
1年と言う時間軸で日経平均が10%程度の上昇見通しということ。
少し志が小さいような気がする。
「トランプ米大統領の政策で米国景気が上向くとの期待。
円安進行も追い風に企業の収益拡大」。
それで10%でいいのだろうか。
一方で経営者が占う2017年「有望銘柄」。
1位はトヨタ(7203)で4年連続首位。
2位は信越化学(4063)で4年連続で2位。
3位伊藤忠(8001)、4位ソニー(6758)、5位ダイキン(6367)、
同5位日立(6501)。
しかし4年連続トップのトヨタ。
昨年はほとんど株価的活躍の余地はなかった。
時価総額トップの銘柄を取り上げておけば良かろうなんて秘書的心理の産物なのだろう。
そもそもここに登場した銘柄がその年の話題の銘柄になることは少ない。
むしろ小数意見の方に真実があるとすればリクルート、セガサミー、ALSOKなどの方が面白そうだ。
加えれば・・・。
「当たり前もうない」のキーワードは「二流」。
一流が勝てなくなってきた事の裏返しだろう。
既存の一流はいつか二流三流に抜かれる。
出来上がった一流はある意味で権威と前例を尊重する人間の集合体。
一方、二流三流の多くは挫折を経験した人間の集合体。
順風満帆の人間のもろさは金融危機でよく見えた。
「逆境を成長の起点」とするならば、二流三流企業の夢と成長性こそ市場の中核。
純粋培養ではなく雑種の時代。
「100年企業を目指す」という声は多い。
しかし、100年続いてきた企業はザラにある。
そんな短い時間軸でなく「1000年企業」という尺度でものを考える時が来たのかも知れない。
1000年という時間軸で残ってきたモノや国、価値観はきっと本物に違いない。
十字軍や平安時代の摂関政治。
その頃から今まであるものがない訳ではない。
因みに・・・。
今朝の日経朝刊「私の履歴書」のカルロス・ゴーン氏。
担任の神父さんの言葉は「物事を複雑にしてしまうのはそれが何も理解できていないからだ」。
これは結構印象に残る言葉だった。
1月17〜20日にスイスのダボスで開催予定の世界経済フォーラム(ダボス会議)。
ドイツのメルケル首相は前年に続き参加しない予定。
2005年の就任以降7回出席しているが2年連続での不参加は初。
今回のダボス会議のテーマは「即応する、かつ責任あるリーダーシップ」。
トランプ米次期政権の展望。
エリート層やグローバル化に対して広がる一般市民の不満などについて討議するという。
今回の会議は再選を断念したフランスのオランド大統領も不参加。
中国の習近平国家主席は参加する可能性。
トランプ次期政権からはGSのゲーリー・コーン社長らが参加予定。
世界経済フォーラムのシュワブ会長が先月トランプタワーに招かれたことは憶測を呼んでいるという。
以下は大和の17年の10大びっくり予想
↓
(1)波乱含みのトランプ氏の経済政策
(2)「一つの中国」の見直し
(3)米国のAIIB加盟
(4)防衛コストが増加する日本
(5)TPPの復活
(6)フランス大統領にマリーヌ・ル・ペン氏当選
(7)BrexitのUターン
(8)イラン核合意の破棄
(9)中国共産党の権力闘争と景気
(10)2島への主権なき日露平和条約の締結
◇━━━ カタリスト ━━━◇
PCI(3918)・・・動兆
PCIに注目する。
同社は自動車、家電などの組み込みソフト開発に加えIoT関連が主力。
業績は好調。
車載の組み込みソフトは好調。
IoTやVRやフィンテックなど複数のテーマの関連銘柄。
車間通信「V2X」は神戸市の市バスで実証実験を進展。
まさに「バス待ち悩み解消」銘柄でもある。
(兜町カタリスト櫻井)
01月04日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■日ピストン<6461>
インドでエンジン部品のバルブシート3割増産
■パナソニック<6752>
17年内に米で次世代交通システムの実証実験開始
■アルパイン<6816>
設置自由度高めたスピーカー開発 小型で軽量
■カシオ<6952>
スマホ画面をテーブル上に投映できるプロジェクター開発
■トヨタ<7203>
米フォードとスマホと車つなぐ技術の企業連合設立
■SCSK<9719>
企業の問い合わせなどの画面を手軽に作れるサービス開始
■ソフトバンクG<9984>
法人向けクラウド型ビデオ会議サービス提供開始
01月04日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 01月04日号
01月04日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
2017年の大発会は堅調なスタートになりそうだ。
・・・続き
日経平均株価の予想レンジは、1万9000円−1万9400円を想定する。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、12月30日の大阪取引所終値比220円高の1万9320円で、同清算値にサヤ寄せする動きになるとみられる。
3日の米国市場はトランプ政権への期待からNYダウは119ドル高となった。
16年の年初に下げるきっかけのひとつとなった中国16月財新メディア製造業PMI(購買担当者景況指数)が市場予想を上回ったことや、堅調な経済指標から米国株式は反発した。年間では5年連続で上昇となった。5年連続はバブル崩壊後では最長であり、今年への期待が映る格好である。
為替相場は、ドル・円が1ドル=117円台の後半と円安に振れて推移している。為替の動きには、神経質な展開となる可能性もありそう。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り760万株、買い790万株で、差し引き30万株の買い越し。買い越しは2営業日ぶり。金額も買い越し。売りセクターに、小売、薬品、輸送用機器、その他製品など。買いセクターに、その他製造、電機、薬品、情報通信、陸運、銀行、小売など。
【主な経済指標・スケジュール】
4(水)
【国内】
大発会
【海外】
12/13〜14開催のFOMC議事録
米11月自動車販売台数
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
01月03日 【NY株/欧州株概況】
【市況】4日ぶり反発 ダウ119ドル高 トランプ政権への期待で上昇
・・・続き
年明け3日の米株式相場は4営業日ぶりに反発した。NYダウ工業株30種平均は連休前に比べて119ドル16セント高い1万9881ドル76セントで終えた。
トランプ氏の大統領就任を20日に控え、景気回復への期待が高まっているほか、原油高も好感され、買いが先行。昨年12月のサプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数や11月建設支出も予想を上振れたが、為替相場でドル高が進行したほか、原油相場の下落が嫌気されると、引けにかけて上げ幅を縮小する展開となった。
早朝にほぼ1年半ぶりの高値を付けたNY原油先物相場が午後にかけて下げに転じると、ダウ平均も前営業日の終値近辺まで上げ幅を縮める場面があった。ただ、下値の堅さを確認すると、通信やIT関連株の一角に買いが入り、相場は取引終了にかけて値を戻した。
ナスダック総合株価指数は同45.967ポイント高の5429.084で終えた。交流サイト(SNS)のフェイスブックなど時価総額が大きい銘柄が買われ、指数を押し上げた。
業種別S&P500種株価指数では全11種のうち「電気通信サービス」や「ヘルスケア」、「エネルギー」など10種が上昇。一方、「公益事業」が下げた。
自動車のゼネラル・モーターズ(GM)が上昇。トランプ次期米大統領が同社がメキシコで製造して米国で販売する車両に課税するとツイッターで言及したが、株価の反応は目立たなかった。
自動車大手のフォード(F)はトランプ次期大統領より批判されていた、メキシコでの新工場建設計画を撤回し、堅調推移。
50億ドル相当の配当計画を発表したメディアのトリビューン・メディアが買われた。証券会社が投資判断を引き上げた映画・娯楽のウォルト・ディズニー(DIS)は高い。通信のベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)や製薬のメルクも買われた。
一方、鉄道のカンザスシティー・サザンが売られた。フォードのメキシコでの工場新設撤回を受けて、米国とメキシコ間での自動車輸送が減り収益を押し下げるとの懸念が強まった。外食のマクドナルドや保険のトラベラーズのほか、小売りのウォルマート・ストアーズも安い。
NYダウ工業株30種(ドル)
19,881.76+119.16
S&P500種
2,257.83+19.00
ナスダック
5,429.084+45.967
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は続伸した。3月物は前週末比280円高の1万9320円で引け、2016年12月30日の大阪取引所の終値を220円上回った。市場予想を上回る米景気指標を手掛かりに円安が進んだうえ米株式相場が反発し、買いが入った。この日の3月物高値は1万9420円、安値は1万9115円。
シカゴ日経225先物3月限 (円建て)
19320 ( +230 )
シカゴ日経225先物3月限 (ドル建て)
19380 ( +290 )
( )は大阪取引所終値比
【03日の欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7177.89(+35.06)
FTSE100種総合株価指数は6営業日続伸。連休前の12月30日終値に比べ35.06ポイント高の7177.89と、前年末に引き続き、終値ベースで最高値を更新して引けた。銀行株の上げが全体を押し上げるなか、構成銘柄の約6割が上昇した。
銀行株が全面大幅高となった。バークレイズは4%近く上昇。
半面、ハマーソンなど不動産投資信託(REIT)は売られた。衣料小売りのネクストは、アナリストが投資判断と目標株価をともに引き下げたことが響いて下がった。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 11584.24(−14.09)
ドイツ株式指数(DAX)は反落。終値は前日比14.09ポイント(0.12%)安の11584.24だった。
不動産のボノビアと消費財のヘンケル、重電のシーメンスは下落。一方で、コメルツ銀行と自動車のフォルクスワーゲン、保険のアリアンツは上昇した。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 4899.33(+16.95)
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