【市況一覧】
日経平均株価
35,871.71
+165.97
04/28
TOPIX
2,653.64
+25.61
04/28
マザーズ
672.59
+4.75
04/28
日経JASDAQ
40,113.50
+20.10
04/26
NYダウ平均
17,382.94
+216.90
04/26
10月31日 マーケットコメント
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
クリントン氏のメール問題再燃の割には、東京株式市場はしっかりの印象だった。
・・・続き
米大統領選の行方を巡り、民主党のヒラリー・クリントン候補の私用メール問題で選挙の行方に不透明感が浮上。さらに、前週末に比べ円高・ドル安が進行したにも関わらず、後場に入って日経平均株価がじりじり下げ渋る展開だった。
あす(1日)の東京株式市場は、日銀の金融政策決定会合の内容が明らかになるものの、市場参加者の多くは「現状維持」との見方を強めており、追加緩和期待が少ないことから相場への影響は軽微とみられる。
ただ、引け後の黒田日銀総裁の会見には関心が集まりそうだ。
また、為替動向に注目しておきたい
この選挙戦終盤でトランプ旋風が再び吹き荒れるようなら要注意か。
10月31日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を4銘柄更新しました。
[2749]JPホールディングス
[2438]アスカネット
[2397]DNAチップ研究所
[9419]ワイヤレスゲート
[8508]Jトラスト
[3920]アイビーシー
10月31日 為替市況コメント
【為替】日経平均は下落したが更なる円高とはならず、ドルは104円台後半で揉み合い
・・・続き
[為替]
為替市場は小動きで始まり、ドルは取引開始後に104.510円まで下げたあと、今度は104.950円まで反騰するなどドル安(円高)は進まなかった。
一方で105円台を付ける事も出来なかった事で其の後ドルは104円台後半で小幅揉み合いとなり、ドル以外の主要通貨も狭いレンジでの揉み合いが終日続き、今後の経済指標発表やメール問題の行方を待つカタチの方向性の無い動きとなった。
[提供:カネツFX証券株式会社]
10月31日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=21円安、円高や米大統領選の不透明感で利益確定売り
【大引け概況】
31日の日経平均株価は反落した。前週末比21円39銭安の1万7425円02銭で終えた。
・・・続き
本日のマーケット動画
過去のマーケット動画はこちら
利益確定売りに押されたが、下げ幅も限定的だった。
前週末の米国株安や原油市況安などが重荷となったほか、ここ上昇相場の牽引役となっていた為替の円安トレンドが一服したことで利益確定売りが優勢となった。
産油国の減産協調に時間がかかるとの見方による、原油相場の下落も重荷となった。ファストリやソフトバンクといった値がさ株のほか、国際石開帝石などの資源関連株への売りが目立った。
また、前週末に米大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン氏の私用メール問題を巡って米連邦捜査局(FBI)が捜査を再開したと伝わった。米大統領選の動向に不透明感が増したとの受け止めから、株式市場では「ヘッジファンドなどの海外勢が買いを手控える要因になった」との声が聞かれた。
前場は下げ幅を100円超に拡大する場面もあったが、後場は徐々に下げ渋った。前週までの上昇基調で投資心理は上向いており、押し目買い意欲は強かった。
JPX日経インデックス400は小幅に続伸した。終値は前週末比8.88ポイント高い1万2487.46だった。
東証株価指数(TOPIX)も小幅に続伸し、0.61ポイント高の1393.02で終えた。
東証1部の売買代金は概算で2兆3298億円。売買高は22億4263万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は981と、全体の49.4%を占めた。値上がりは866、変わらずは138銘柄だった。
個別では、2017年3月期の業績見通しを下方修正した三菱重が後場に急落した。業績減額修正のアルプスや日本ガイシが値を下げ、トリドールホールディングスも業績発表を嫌気されるかたちで売り込まれた。JR西日本、ブリヂストンが安い。エーザイや大阪チタも下落した。
一方、コンテナ船の事業統合を発表した海運3社は急伸したが、川崎汽は年初来高値を付けた後に一時下げに転じるなど伸び悩んだ。17年3月期の上方修正を発表した東エレクも終日大幅高となった。SUMCOや信越化学工業も上昇するなど半導体周辺銘柄への買いが目立っている。日立や東芝も高い。
好業績評価でM&Aキャピタルパートナーズが急騰、海運大手のコンテナ事業統合の動きを思惑材料に宇徳が一時値幅制限いっぱいに買われた。
東証2部株価指数は3日続伸した。前引けの2部指数は、前週末比11.57ポイント高の4648.00となった。
個別銘柄では、日カン、大和重、東ラヂエタ、シャープとアートSHDが上げ、半面、天昇電、MCJ、GLサイエンス、フライトHDと安川情報が下げた。
10月31日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】日経ジャスダック平均株価=4日続伸、10カ月ぶりの高値
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は続伸した。
終値は前週末比4円72銭高の2608円81銭だった。1月6日(2621円10銭)以来、ほぼ10カ月ぶりの高値で終了した。
好業績銘柄中心に物色されたものの、高値警戒感から戻り待ちの売りも出て上値は限られた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で466億円、売買高は9436万株だった。
個別銘柄では、グリムス、白鳩、内外テック、遠藤製作がストップ高。マルマン、データアプリ、FVC、ジェイテック、倉元が上昇した。
半面、極楽湯、環境管理、エージーピー、平田機工やアイサンテクは下落した。
10月31日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ指数=3日ぶり反発、オウチーノがストップ高
・・・続き
東証マザーズ指数は小幅に反発した。終値は前週末比0.55ポイント高い936.23だった。個別銘柄ではオウチーノがストップ高。パートナーA、ジェイリース、日本スキー、ミクシィ、エナリス、ブランジスタが上昇した。
半面、エクストリーム、メディア工房、Aiming、ストライク、そーせい、メタップス、串カツ田中は下落した。
10月31日 アフターランチ
「火曜に期待」
鉱工業生産は前月比変わらず。
事前予測調査では前月比1.0%上昇とだったが下回った。
・・・続き
生産予測指数は10月が前月比1.1%上昇。
11月が同2.1%の上昇。
経済産業省は生産の基調判断を「総じてみれば、生産は緩やかな持ち直しの動きがみられる」と据え置き。
日経平均株価はマイナス展開。
考えてみれば日銀金融政策決定会合、米FOMCのタイミングだがほとんど話題にならない。
もう飽きたということだろうか。
ここまで5週連続上昇中の火曜日に期待という声もある。
市場では「タイムワーナーの呪い」という噂がささやかれているという。
同社のM&A案件が出ると、過熱相場が終わるというもの。
過去にネット大手のAOLと統合した直後にITバブル崩壊。
さらに遡るとタイムとワーナーの統合後の1991年に米国は景気後退に突入。
今も米社債市場がバブルになっているという指摘も多い。
米の景気拡大は7年目。
「二度あることは三度ある・・・」と言う声も聞かれる。
・・・・・・・・
「マザーズの株(目黒のさんま)」
雲州松江十八万石の
第八代城主・松平出羽守斉恒(なりつね)は、
文武両道に秀でた名君。
おまけに株式投資が大好きで日々鉄だみずほだトヨタだとトレーディングを欠かさない。
ある日、
早朝から二十騎ほどを供に従え、
赤坂御門内の上屋敷から兜町まで早駆けした。
いつしか東京証券取引所に到着。
殿さま、戦場の訓練にと指が動かなくなるまでトレーディングの練習。
「自分を追い抜いた者は褒美を取らす」と宣言。
家来どもも慌てて後を追いかける。
陽射しを見るともう八ツ(午後二時)過ぎ。
その時、家来が言った言葉が「すごい」。
家来が買ったマザーズ市場の誰も知らないような株がいきなり上がり始めた。
殿さまのこと、
普段は東証1部の大型優良株だけを取り扱っており小型株の市場など見たこともない。
家来に、
「それは何の株じゃ」
とご下問になる。
「おそれながら小型株と申します。
マザーズと言う市場で細々と商っておりますが
時折世間の人気が集まると大きく化ける市場でもあります。
例えば昨年ですとフューチャーベンチャーキャピタルという銘柄が10倍以上になりました
2倍になった銘柄もゴロゴロしている市場でございます」。
「うむ、しからば、それを求めてまいれ」と殿さま。
「それは相かないません。
誰ともわからぬ人々の商いする銘柄。
高位の君がお買いになるものではございません」。
「そのほうは、治にいて乱を忘れずの心がけがない。
もし戦場で敗走し、一気呵成の挽回を狙う時。
下々が食するものを大名が食せんということはない。
言葉を換えれば大名でも株の損は株で取り戻すということじゃ」。
求めてまいれ」
家来はしかたなく匂いを頼りに探しに行った。
「これこれで、高貴なお方が食したいとの仰せだから、教えてくれ」
鎧橋のたもとにいた爺さんに頼んだ。
爺さんたちまち機嫌が悪くなり、
「人にものを頼むのに笠をかぶったまま突っ立っているのは、
礼儀を知らないニセ侍だから、
そんな者に意地でも教えねえ」
と突っぱねる。
殿さまが名君だけに
分別のわかった家来だから、
改めて無礼を詫び、やっと教えてもらって御前へ。
松江公、さっそくパソコンに入力して見ると
あっという間にストップ高。
これ以来さらに病み付きになり、
屋敷内に四六時中もうもうとマザーズの煙が立ち込めるありさま。
それでは飽き足らず、
朋輩の諸大名に、
事あるごとにマザーズの講釈を並べ立てるから、
面白くないのは黒田候。
負けじとあちこちの株を買いあさったが、
重臣どもが
「このような小さいものを差し上げては」
と余計な気をまわし、
材料と仕手性を残らず抜いて国際優良株ばかり献上させた。
株価は全く上がらない。
怒った黒田候、
江戸城で雲州公をつかまえ、
あんな面白くないものはないと文句を言う。
「して貴殿、どんな株を買っておられる」
「家来に申しつけ、誰でも知っているような大きな銘柄を」
「ああ、大型株だから儲からない。
株はマザーズに限る」
(櫻井)。
10月31日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価は下落幅を縮小
・・・続き
[後場寄り付き概況]
31日後場の日経平均株価は前週末比54円40銭安の1万7392円01銭で寄り付きいた。
下げ幅を縮めて始まり、底堅く推移している。日銀のETF(上場投資信託)買い期待も下支えとして意識されている。
午後零時45分時点で、東証1部の出来高は12億3831万株、売買代金は1兆1589億円。東証1部の騰落銘柄数は値上がり788、値下がり1056。
SUMCO、商船三井、郵船などが値上がり率上位。半面、ガイシ、OKI、三越伊勢丹などが値下がり率上位。
外国為替市場では、1ドル=104円80銭台とやや円安・ドル高での推移。アジアの主要株式市場は、高安まちまちの値動きとなっている。
ランチバスケットは38件、510.0億円。
差引き30億円の売り越しとの観測。
【レーティング情報】
【目標株価引き上げ】
2127 M&A 野村 Buy継続 4100→4300円
5803 フジクラ 野村 Buy継続 670→780円
6301 コマツ 野村 Buy継続 2600→2700円
7518 ネットワン 野村 Neutral継続 660→700円
10月31日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=反落。利益確定売り圧力高まりと買い控えを懸念
31日午前の日経平均株価は反落し、前週末比76円93銭安の1万7369円48銭で前場を終えた。
・・・続き
米大統領選の行方に不透明感が漂ったことなどを受け前日の米国株市場が軟調だったことや、足もと原油市況が軟化していること、為替の円安一服となっていることなどを背景に利益確定の売りが表面化した。
日本株の下支え役となった海外投資家の買いが弱まるとの懸念が売りを促した
ただ、前場安い場面では後場寄りに日銀のETF買いが入るケースが多く、下値では買い向かう動きも出たようだ。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も反落した。
前引けの東証1部の売買代金は概算で1兆245億円、売買高は10億7816万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1152と、全体の約58%を占めた。値上がりは693、変わらずは139銘柄だった。
個別では2017年3月期の業績見通しを下方修正したガイシとアルプスが大幅安となった。トリドールホールディングス、OKIなど決算絡みで値を崩すものが多い。武田とアステラスは下落し、ブリヂストンと楽天が下げた。原油安を背景に国際石開帝石とJXの下げも目立った。
一方、日本郵船など大手海運がコンテナ船事業の統合を材料に物色人気を集め、半導体ウエハー需要の高まりを好感した買いが集まったSUMCOが連日の大幅高となった。日立と富士通は上昇し、信越化とデンソーが上げた。関西電と東エレクの上げが大きかった。
東証2部株価指数は続伸した。前引けの2部指数は、前週末比11.57ポイント高の4648.00となった。
個別銘柄では日カン、大和重、東ラヂエタ、川上塗料、シャープとアートSHDが買われた。半面、天昇電、MCJ、GLサイエンス、朝日インテクとMCJは売られた。
10月31日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】日経ジャスダック平均株価=続伸、材料銘柄物色
・・・続き
ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前週末に比べ2円96銭高の2607円05銭となった。
前週末に好決算を発表した銘柄や新しく材料の出た銘柄などを中心に物色された。ただ、朝方には一時、2612円78銭と取引時間中としては1月7日以来、ほぼ10カ月ぶりの高値まで上昇したことから利益確定売りで上値も重たかった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で280億円、売買高は5201万株。
個別銘柄ではグリムス、内外テックがストップ高。マルマン、FVCやジェイテック、アエリアが上昇した。半面、エムケー精工、エヌジェイやエージーピー、極楽湯は下落した。
10月31日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=続落、利益確定売り
・・・続き
東証マザーズ指数は続落。前引けは1.07ポイント安の934.61だった。
個別銘柄ではメディア工房、Aiming、LITALICO、そーせい、メタップス、ストライクなどが下落した。一方、パートナーAがストップ高。ジェイリース、JIA、エナリス、ミクシィ、ブランジスタは上昇した。
10月31日 為替市況コメント
【為替】メール問題による売りは続かず、ドルは揉み合い
・・・続き
[為替]
先週末のNY市場中盤にクリントン氏の私用メールに機密事項が含まれているか、FBIが再調査すると発表した事でNY株式市場は3市場とも続落して引け、ドルは105円台から104円台に急落したが、週明けの為替市場は小動きでスタートした。
今週は週末の雇用統計以外にも多くの米経済指標が発表され、本日31日に個人所得・支出、シカゴ購買部協会景気指数、1日(火)ISM製造業景況指数、建設支出、2日(水)ADP雇用統計、FOMC、3日(木)新規失業保険申請件数、第3四半期非農業部門労働生産性指数、ISM非製造業景況指数、製造業受注指数、耐久財受注などが予定されている。
毎月の事だが週末までは基本的に揉み合いが予想されるものの、次週8日には米大統領選挙が控えており、クリントン氏優勢が覆される様な報道でも出れば為替市場は大きな変動が予想される。
[提供:カネツFX証券株式会社]
10月31日 相場概況(寄り付き後)
【市況】日経平均 =10時、反落 利益確定売りと米大統領選に不透明感
[10時概況]
31日10時現在の日経平均株価は前週末比72円73銭安の1万7373円68銭で推移している。
・・・続き
一時下げ幅は100円を超え、1万7300円台前半まで下げた。
前週末に米大統領選の民主党候補であるヒラリー・クリントン氏の私用メール問題が深刻化するとの見方が東京市場で広がり、海外勢などの買いが細るとみた売り圧力が強まっている。
株式市場では「米大統領選の不透明感が消化しきれていない」との声が聞かれた。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も一段安。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で5775億円、売買高は5億7977万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1096と、全体の55.2%を占めた。値上がりは736、変わらずは152銘柄だった。
業種別では33業種中7業種が値上がり。1位は海運で、以下、金属製品、保険、証券・商品と続く。値下がり上位にはガラス・土石、鉱業、ゴム製品が並んでいる
日経平均マイナス寄与度は、前週末に2017年3月期の業績見通しを下方修正したガイシが9.59円の押し下げでトップ。以下、ファストリが9.59円、ソフトバンクが9.09円、TDKが6.91円と値がさ株が下げ幅を広げ、日経平均の下振れ要因となっている。
プラス寄与度トップは東エレクで、日経平均を13.66円押し上げている。次いで信越化が5.76円、デンソーが3.45円、スクリンが2.46円と続く。
個別では、楽天やアステラスは下げ幅を拡大。菱地所や村田製、ソフトバンクは安い。JR西日本や三菱商も下げた。
一方で、11時から記者会見を開くと発表した海運3社が急伸し、川崎汽は年初来高値を更新した。関西電やデンソーも高い。三菱ケミHDも小幅に上げ幅を広げた。
東証2部株価指数は小幅続伸。アートSHDやシャープが上げ、MCJと安川情報が下げた。
225先物は野村・HSBC・ドイツ・UBS・クレディ・JPが買い越し。
三菱・シティ・みずほ・ソジェン・GSが売り越し。
TOPIX先物はバークレイズ・GS・大和・JPが買い越し。
三菱・みずほ・野村・メリルが売り越し。
外資系等は信越(4063)、富士電(6504)、フジクラ(5803)、エイチーム(3662)、ドコモ(9437)に注目。
テクニカル的には福田組(1899)、巴コーポ(1921)、日電設(1950)、日空調(1952)、ダイダン(1980)、モロゾフ(2217)、SRG(2445)、カゴメ(2811)、ワコール(3591)、ブロードリーフ(3673)、日曹達(4041)、応化工(4186)、洋インキ(4634)、バンドー(5195)、東洋炭素(5310)、大和工(5444)、大阪製鉄(5449)、住友電工(5802)、中発条(5992)、クボタ(6326)、椿本チ(6371)、理想科学(6413)、シンコウ工(6458)、日ピス(6461)、日トムソン(6480)、日立工(6581)、ルネサス(6723)、エプソン(6724)、日立国際(6756)、アズビル(6845)、アドバンテスト(6857)、パナSUNX(6860)、村田製(7981)、日立造(7004)、エフテック(7212)、タチエス(7239)、スクリン(7735)、トランザ(7818)、藤森工(7917)、JSP(7942)、日立ハイテク(8036)、カメイ(8037)、OUG(8041)、住商(8053)、西華産(8061)、リョーサン(8140)、新光商(8141)、上新電(8173)、島忠(8184)、芙蓉リ(8424)、SBI(8473)、日立キャピ(8586)、大和(8601)、岡三(8609)、フィデア(8713)、明和地所(8869)、ファースト住(8917)、日立物流(9086)、乾汽船(9308)、トランシティ(9310)、カプコン(9697)、ベネッセ(9783)、因幡電産(9934)、スズケン(9987)が動兆。
10月31日 カタリストコメント
「値上げできるかどうか」
週末のNYダウは続落。
NASDAQは4日続落。
・・・続き
S&P500は6週間ぶりの安値で取引を終了した。
ネガ材料はクリントン大統領候補のメール問題。
2.9%成長で着地したGDPを受け上昇していた相場。
FBIの調査再開のニュースが伝わり中の高値圏から一気に下落。
もっとも28日の最新の世論調査ではクリントン候補が支持率を伸びている。
共和党のドナルド・トランプ候補との差を6%ポイントまで拡大。
「大統領選ではクリントン氏が当選するとの確信が広がっているが接戦となる可能性もある。
VIX指数が大きく上昇し、安全資産への資金逃避が 見られた」という指摘も聞かれる。
もっとも好調なGDPは好材料。
個人消費は減速したものの在庫の伸びや大豆の輸出増加は堅調。
10年債と30年債の利回りは一時5カ月ぶりの高水準となった。
「さらなる景気加速が確認された。
12月の利上げに向け米金融当局に一段の自信を与える」という解釈もある。
グーグルの持ち株会社アルファベットが前日に好調な業績を発表したことから上昇。
一方、ネット通販大手アマゾン約9カ月ぶりの安値にまで下落。
10月18日株高の特異日の株価は反発上昇。
次の節目の4月25日の高17613円を目指せる状況が到来した。
TO PIXのリバランスがあったとはいえ3兆円台の売買エネルギーも悪くはない。
米国市場は決算集中期で全体としては方向感が出にくい。
だが日本株は円安基調を支えに上昇基調。
国内企業決算も円高懸念からはやや遠のいた印象となっている。
「新規上場のJR九州が好調な滑り出しを見せたことも市場心理を明るくした」という声も聞かれる。
今週は木曜休場で4日立ち合い。
日米の金融会合(1日、2日)、米雇用統計(4日)、中国PMI(1日)、ユニクロの10月販売(2日)。
決算は佳境に入ってくる。
「10月月足が陽線なら来年2月上昇」のアノマリーもある。
「7月上昇なら12月上昇」のアノマリーもある。
松井証券 信用評価損益率速報で売り方マイナス10.055%。
買い方はマイナス7.919%とその差は拡大。
25日移動平均からのかい離プラス3.1%は気にかかる。
が、たまには月末のお化粧に期待もしてみたい気がする。
空売り比率の40%台も気にかかるところ。
月曜安でも火曜高があると考えれば1日の休憩とする日か。
先の話になるが、2019年10月予定の消費増税。
麻生財務大臣のコメント。
「一般的に言えば、経済という生き物を扱う以上はいろいろな可能性を考えなければいけない。
再再延期の可能性を否定するものではない」。
これは、結構あとから効いてこようか。
面白かったのはフィリピンのドゥトルテ大統領のコメント。
「口汚い言葉を使わない」と誓った。
日本からダバオの空港への帰途。
「暴言をやめないと、この飛行機を墜落させる」という神の声が聞こえたという。
日本訪問でこの結果と言うことは、結構日本のパワーもあるもの。
山パンが「レーズンゴールド」など高級品の単価が伸びたという。
その結果原材料安も相まって純利益が過去最高。
OLCは東京ディズニーリゾートの値上げ効果で純利益6%増。
結局デフレに慣れてしまって、モノの値段を上げられなかったからこその体たらく。
そう考えれば、自信を持って値上げすることが国の成長にもつながる筈。
値上げできる製品やサービスを提供できることこそ国家経済の礎。
30年近くの時間を使ってようやくそこまで復活できたのかも知れない。
いつまでも負け犬根性と物乞い意識では浮上できる訳はない。
失われた自信の復活は、コストなくできる気もする。
月曜の「経済指標」では過去最高の有効求人倍率や国際収支の黒字化が見える。
目を海外の指標に転じると・・・。
米GDPはプラス2.9%で2015年並みに戻った。
独DAXの株価は1年前と同じくらいだが英FT100はブレグジットなど関係なく上昇基調。
これが数字が表現している現実である。
気になるのはシカゴの生牛の価格の下落。
これもTPPへの伏線であるような気がする。
2016年
10月 590万株売り越し 買い9日,売り11日
9月 4370万株売り越し 買い6日,売り14日
8月 3990万株買い越し 買い16日,売り6日
7月 1780万株買い越し 買い12日,売り8日
(半期合計 9100万株売り越し 買い54日,売り68日)
6月 980万株買い越し 買い11日,売り11日
5月 660万株買い越し 買い12日,売り7日
4月 3220万株買い越し 買い11日,売り9日
3月 230万株買い越し 買い9日,売り13日
2月 9220万株売り越し 買い7日,売り13日
1月 4740万株売り越し 買い4日,売り15日
2015年 1億1638万株買い越し 買い140日,売り103日
◇━━━ カタリスト ━━━◇
システムディ(3804)・・・動兆。
システムディに注目する。
同社は特定業種特化のソフトの開発販売が中核。
大学用と健康クラブ用の管理ソフトが2本柱。
ターゲットは自治体となってきている。
業績は絶好調。
ようやく動き始めた印象。
(兜町カタリスト櫻井)
10月31日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 10月31日号
10月31日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
28日の東京株式市場は堅調な展開か。
・・・続き
31日の東京株式市場は反落後、もみ合いとなりそう。
日経平均株価の予想レンジは、1万7300円−1万7500円を想定する。
下値は固いと考えるが、商いは盛り上がりづらく、上値の重い展開を予想する
クリントン氏のメール問題再燃は、リスク・オンムードが強まっていた市場にやや水を差すだろう。きょうからあすにかけて日銀金融政策決定会合が予定されていることも様子見姿勢を強めやすいと考える。
為替相場は、ドル・円が1ドル=104円台の半ばと小動きで推移している。対ドルで円高の動きを警戒して、輸出関連株は重い値動きとなりそう。一方で、17年3月期第2四半期(16年4−9月)の決算発表が続くことから、決算内容に関心が向かい、個別の銘柄への物色が中心となりそう。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、28日の大阪取引所終値比55円安の1万7405円だった。
寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り1480万株、買い1610万株で、差し引き130万株の買い越し。買い越しは2営業日連続。金額も買い越し。
売りセクターに、不動産、サービス、銀行、自動車、ゴム、鉄鋼、精密、食品、機械、保険など。買いセクターに、小売、サービス、電機、その他製品、銀行、食品、薬品、自動車、商社、化学など。
【好材料銘柄】
■森永乳業 <2264>
上期経常を33%上方修正・6期ぶり最高益、通期も増額。
■サンコー <6964>
上期経常を2.5倍上方修正。
■幼児活動研究会 <2152>
上期最終を35%上方修正、通期も増額。
■ハビックス <3895>
今期経常を33%上方修正・7期ぶり最高益更新へ。
■遠藤製作所 <7841>
今期経常を一転21%増益に上方修正。
【主な経済指標・スケジュール】
31(月)
【国内】
日銀金融政策決定会合(〜11/1)
9月鉱工業生産(8:50)
9月住宅着工件数(14:00)
《決算発表》
大特鋼、三和HD、商船三井、川崎船、邦ガス、東洋水産、ゼオン、インフォコム、エーザイ、大正薬HD、郵船、塩野義、第一三共、三菱電、三菱重、小田急、京阪HD、日通、三菱倉、ワコールHD、持田薬、フジHD、OBC、特殊陶、東武、京成、南海電、松屋フーズ、関電工、きんでん、日本電設、ぐるなび、キリンHD、セリア、ハウス食G、JT、みらかHD、UMNファーマ、ダスキン、オービック、大塚商、コニカミノルタ、コーセー、ポーラオルHD、旭硝子、日電硝、TOTO、神戸鋼、オークマ、住友重、栗田工、タダノ、NEC、スタンレ電、ウシオ電、ファナック、フクダ電、京セラ、村田製、ホンダ、エフ・シー・シー、メディパル、ヤマトHD、JAL、ANA、中国電、九州電、トランスコスモ、ベネッセHD、オートバクス、中電工、ベネ・ワン、コカウエスト、ナブテスコ、GSユアサ、ヒロセ電、キーエンス、日東電、Jパワー、パナソニック、東電力HD、TDK、亀田菓、ココカラファイン
【海外】
ユーロ圏7-9月期GDP(19:00)
米9月個人所得・支出(21:30)
米10月シカゴ購買部協会景気指数(22:45)
《米決算発表》
ウィリアムズ・カンパニーズ、ネクステラ・エナジー、ロウズ
休場:フィリピン(〜11/1)、インド
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
10月29日 マーケットコメント
10月29日 為替市況コメント
【為替】第2四半期GDP速報値の結果にドルは上値を伸ばすも、メール問題で104円台に急落
・・・続き
[為替]
前日と同様に欧州市場が始まると円売り優勢となってドルやユーロはそれまでの高値を上抜き、揉み合いのあとNY市場で発表された第3四半期GDP速報値が予想を上回るとドルは一段高となって105円台半ばを超え、ユーロも上昇した。
其の後発表された10月ミシガン大学消費者信頼感指数は予想を下回り、ドルも下げたが株価の上昇などに再び買われて、NY市場序盤過ぎに当日高値105.545円まで上昇した。
ユーロも115.335円(当日高値)まで上昇したが、直後にFBIが、クリントン氏が国務長官時代に私的メールで送信した中に機密事項が含まれていたか再調査すると発表した為に発表後ドルは急落した。
NY市場終盤にドルは当日安値104.455円まで下げユーロも115円を割れたが、ドルは最期-57.5銭の104.725円と105円割れで引ける一方、ユーロは対ドルで買われた事から対円でも上昇し、最後は+29銭高の115.015円と115円台に乗せて引けた。
[提供:カネツFX証券株式会社]
10月29日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 10月29日号
10月28日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウは8ドル安、米大統領選巡る不透明感で
・・・続き
28日のNYダウ工業株30種平均は小幅ながら続落した。
終値は前日比8ドル49セント安の1万8161ドル19セントだった。
朝方発表された7-9月期GDP速報値が予想を上回る年率2.9%成長となったことが好感され買いが先行。しかしながら、午後に米大統領選を巡る不透明感が意識されると株式相場も下落に転じた。
7〜9月期の米実質国内総生産(GDP)速報値は前期比年率2.9%増だった。伸び率は4〜6月期(1.4%)から加速。市場予想も上回り、2年ぶりの高水準となった。年前半に低迷した米景気が持ち直すとの観測から、企業業績が景気動向に左右されやすい機械関連株などが買われて相場を押し上げた。
午後に入るとダウ平均は下げに転じた。米大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン氏が国務長官時代に私用メールを公務に利用していた問題を巡り、米連邦捜査局(FBI)が再捜査することが明らかになった。米大統領選の混迷が深まるとの見方から、投資家が運用リスクを避けるために株式を売る動きを強めた。
ナスダック総合株価指数は4日続落し、同25.870ポイント安の5190.104と9月14日以来およそ1カ月半ぶりの安値で終えた。前日夕に四半期決算と同時に示した業績見通しが市場の期待に届かなかったアマゾン・ドット・コムが大きく下げ、指数を押し下げた。
セクター別では、食品・飲料・タバコや資本財が上昇する一方で医薬品・バイオテクノロジーやヘルスケア機器・サービスが下落した。四半期決算で売上高が市場予想以上に悪化した石油のエクソン・モービル(XOM)が売られた。
決算と同時に業績見通しの引き下げを発表した医薬品卸売りのマッケソンは急落。製薬のメルクやファイザーのほか、医療保険のユナイテッドヘルス・グループなどヘルスケア株全般に売りが及んだ。クレジットカードのアメリカン・エキスプレスや通信のベライゾン・コミュニケーションズも安い。
一方、四半期決算が市場予想ほど悪化しなかった石油のシェブロンが買われた。ゼネラル・エレクトリック(GE)による買収検討が報じられた石油サービスのベーカー・ヒューズに買いが膨らみ、GEも上昇した。前日夕に発表した四半期決算で1株利益などが市場予想以上となったグーグルの持ち株会社アルファベットも上げた。機械・航空機のユナイテッド・テクノロジーズやホームセンターのホーム・デポも買われた。
NYダウ工業株30種(ドル)
18,161.19−8.49
S&P500種
2,126.41−6.63
ナスダック
5,190.104−25.870
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ12月物は前日比45円安の1万7405円で終え、大阪取引所の終値を55円下回った。米大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン氏の私用メール問題を巡って米連邦捜査局(FBI)が捜査を再開すると市場に伝わり、米株とともに売られた。
捜査再開で米大統領選の行方に対する不透明感が高まるとの見方から投資家心理が悪化した。外国為替市場で円高が進んだことも日経平均先物の売りを誘った。この日の12月物の安値は1万7340円、高値は1万7495円。
シカゴ日経225先物12月限 (円建て)
17405 ( -55 )
シカゴ日経225先物12月限 (ドル建て)
17425 ( -35 )
( )は大阪取引所終値比
【28日の欧州株式市場】
■FTSE100種総合株価指数は小動き。前日終値に比べ9.69ポイント高の6996.26で引けた。構成銘柄の約6割が上昇した。売りが先行して始まった後、午前は軟調だった鉱業株と銀行株の一部が買い戻されたほか、航空のインターナショナル・エアラインズ・グループが大幅上昇し、相場を押し上げた。
■ドイツ株式指数(DAX)は反落。終値は前日比20.89ポイント(0.19%)安の10696.19だった。
利益確定目的の売りなどで医療機器のフレゼニウスが安かった。医薬・化学大手のメルクも下落。一方で工業用ガスのリンデが高かった。前日下落した航空のルフトハンザも買い戻された。
10月29日 マーケットコメント
10月29日 為替市況コメント
【為替】第2四半期GDP速報値の結果にドルは上値を伸ばすも、メール問題で104円台に急落
・・・続き
[為替]
前日と同様に欧州市場が始まると円売り優勢となってドルやユーロはそれまでの高値を上抜き、揉み合いのあとNY市場で発表された第3四半期GDP速報値が予想を上回るとドルは一段高となって105円台半ばを超え、ユーロも上昇した。
其の後発表された10月ミシガン大学消費者信頼感指数は予想を下回り、ドルも下げたが株価の上昇などに再び買われて、NY市場序盤過ぎに当日高値105.545円まで上昇した。
ユーロも115.335円(当日高値)まで上昇したが、直後にFBIが、クリントン氏が国務長官時代に私的メールで送信した中に機密事項が含まれていたか再調査すると発表した為に発表後ドルは急落した。
NY市場終盤にドルは当日安値104.455円まで下げユーロも115円を割れたが、ドルは最期-57.5銭の104.725円と105円割れで引ける一方、ユーロは対ドルで買われた事から対円でも上昇し、最後は+29銭高の115.015円と115円台に乗せて引けた。
[提供:カネツFX証券株式会社]
10月29日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 10月29日号
10月28日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウは8ドル安、米大統領選巡る不透明感で
・・・続き
28日のNYダウ工業株30種平均は小幅ながら続落した。
終値は前日比8ドル49セント安の1万8161ドル19セントだった。
朝方発表された7-9月期GDP速報値が予想を上回る年率2.9%成長となったことが好感され買いが先行。しかしながら、午後に米大統領選を巡る不透明感が意識されると株式相場も下落に転じた。
7〜9月期の米実質国内総生産(GDP)速報値は前期比年率2.9%増だった。伸び率は4〜6月期(1.4%)から加速。市場予想も上回り、2年ぶりの高水準となった。年前半に低迷した米景気が持ち直すとの観測から、企業業績が景気動向に左右されやすい機械関連株などが買われて相場を押し上げた。
午後に入るとダウ平均は下げに転じた。米大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン氏が国務長官時代に私用メールを公務に利用していた問題を巡り、米連邦捜査局(FBI)が再捜査することが明らかになった。米大統領選の混迷が深まるとの見方から、投資家が運用リスクを避けるために株式を売る動きを強めた。
ナスダック総合株価指数は4日続落し、同25.870ポイント安の5190.104と9月14日以来およそ1カ月半ぶりの安値で終えた。前日夕に四半期決算と同時に示した業績見通しが市場の期待に届かなかったアマゾン・ドット・コムが大きく下げ、指数を押し下げた。
セクター別では、食品・飲料・タバコや資本財が上昇する一方で医薬品・バイオテクノロジーやヘルスケア機器・サービスが下落した。四半期決算で売上高が市場予想以上に悪化した石油のエクソン・モービル(XOM)が売られた。
決算と同時に業績見通しの引き下げを発表した医薬品卸売りのマッケソンは急落。製薬のメルクやファイザーのほか、医療保険のユナイテッドヘルス・グループなどヘルスケア株全般に売りが及んだ。クレジットカードのアメリカン・エキスプレスや通信のベライゾン・コミュニケーションズも安い。
一方、四半期決算が市場予想ほど悪化しなかった石油のシェブロンが買われた。ゼネラル・エレクトリック(GE)による買収検討が報じられた石油サービスのベーカー・ヒューズに買いが膨らみ、GEも上昇した。前日夕に発表した四半期決算で1株利益などが市場予想以上となったグーグルの持ち株会社アルファベットも上げた。機械・航空機のユナイテッド・テクノロジーズやホームセンターのホーム・デポも買われた。
NYダウ工業株30種(ドル)
18,161.19−8.49
S&P500種
2,126.41−6.63
ナスダック
5,190.104−25.870
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ12月物は前日比45円安の1万7405円で終え、大阪取引所の終値を55円下回った。米大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン氏の私用メール問題を巡って米連邦捜査局(FBI)が捜査を再開すると市場に伝わり、米株とともに売られた。
捜査再開で米大統領選の行方に対する不透明感が高まるとの見方から投資家心理が悪化した。外国為替市場で円高が進んだことも日経平均先物の売りを誘った。この日の12月物の安値は1万7340円、高値は1万7495円。
シカゴ日経225先物12月限 (円建て)
17405 ( -55 )
シカゴ日経225先物12月限 (ドル建て)
17425 ( -35 )
( )は大阪取引所終値比
【28日の欧州株式市場】
■FTSE100種総合株価指数は小動き。前日終値に比べ9.69ポイント高の6996.26で引けた。構成銘柄の約6割が上昇した。売りが先行して始まった後、午前は軟調だった鉱業株と銀行株の一部が買い戻されたほか、航空のインターナショナル・エアラインズ・グループが大幅上昇し、相場を押し上げた。
■ドイツ株式指数(DAX)は反落。終値は前日比20.89ポイント(0.19%)安の10696.19だった。
利益確定目的の売りなどで医療機器のフレゼニウスが安かった。医薬・化学大手のメルクも下落。一方で工業用ガスのリンデが高かった。前日下落した航空のルフトハンザも買い戻された。
10月28日 マーケットコメント
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
【今週の相場概況】 【来週の相場展望】
・・・続き
【今週の相場概況】
今週は堅調な展開となった。
日本株は円安基調を支えに騰勢を強める展開だった。
国内も企業決算が相次いだ、好決算の日本電産が非常に強い動きを見せたことや、決算失望で急落した任天堂に即座に強い押し目買いが入ったことなどから、業績への過度な警戒感が和らいだ。新規上場のJR九州が公開価格を大きく上回る好調な滑り出しを見せたことも市場心理を明るくした。
ドル円が節目の105円台を回復したことから、週末にかけては一段高となった。
日経平均は週間では約261円の上昇となり、週足では2週連続で陽線を形成した。
【来週の相場展望】
来週(31日〜11月4日)の東京株式市場は、円安期待を支えに堅調推移が続くと予想する。3日文化の日の祝日を挟んでの4営業日となる。米国ではFOMCと10月雇用統計の2大イベントが控えている。
欧米の長期金利に上昇圧力がかかるなか、米金利の年内引き上げの可能性が一段と高まっていることを背景に、外国為替市場での円安進行機運が継続し、株式市場は堅調な推移が見込まれる。日経平均株価の想定レンジは、1万7200〜1万7700円とする。
企業決算が本格化した今週が強い動きとなったことから、決算銘柄への物色は一段と盛り上がりやすい。
テクニカル面では、4月25日の取引時間中高値の1万7613円を上回ってくると、新たな上昇局面を迎えることになる。ただ、騰落レシオなど株価指標面では過熱感を示唆していることから、短期的な調整の可能性は十分あり得そうだ。
10月28日 為替市況コメント
【為替】前日のドル高に対する反動の売りにも、105円は割れず
・・・続き
[為替]
前日の105円台に乗せる上昇に対する反動の売りに、東京市場のドルは午前中に105.050円まで下げたが、大台は割れず105円台を維持して揉み合いとなった。
其の後終盤になると前日と同じ様に円売り優勢の動きとなってドルやユーロは上値を伸ばし、前日高値を上抜いてドルは105.435円、ユーロは14日以来となる115円台(115.030円)乗せまで上昇した。
[提供:カネツFX証券株式会社]
10月28日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=反発109円高。円安進行を好感し半年ぶり高値
【大引け概況】
28日の日経平均株価は反発した。
・・・続き
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前日比109円99銭高の1万7446円41銭で終えた。
4月22日以来、半年ぶりの高値を回復した。外国為替市場で円相場が1ドル=105円台と3カ月ぶりの円安・ドル高水準に下落し、自動車、電機、精密機器、機械など輸出関連の主力銘柄に買いが入った。
金利上昇で金融株の採算悪化懸念も後退した。半面、2016年4〜9月期決算で業績の先行きに不透明感が強まった花王や富士フイルムは売られた。
日米の金利上昇で銀行株や保険株の収益悪化懸念も後退し、海外ヘッジファンドの買い戻しを誘ったという。さらに、ドイツ銀行が27日、16年7〜9月期の最終損益が2億7800万ユーロ(約318億円)の黒字になったと発表したことから、欧州発の金融不安が遠のいたとの受けとめが広がり、銀行、証券、保険などの金融株が軒並み上昇した。
JPX日経インデックス400も反発した。終値は前日比91.44ポイント高の1万2478.58だった。東証株価指数(TOPIX)も反発し、10.40ポイント高の1392.41で終えた。
東証1部の売買代金は概算で3兆1330億円だった。日銀が上場投資信託(ETF)の買い入れ増額を発表した7月29日以来、3カ月ぶりの活況だった。
TOPIXの算出に使われる浮動株比率の定期見直しに伴い、機関投資家による持ち高調整の売買が膨らんだ。
売買高は26億2881万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1370と全体の69%を占めた。値下がりは510、変わらずは105銘柄だった。
個別銘柄では、三菱UFJや三井住友FGなどメガバンクが上昇した。第一生命HDやオリックスは上げた。前日27日に2016年7〜9月期の純利益が増益だったと発表した野村が買われた。カプコンが大幅高。そのほかに、日立製作所、エプソンとオムロンも上昇した。25日に新規上場したJR九州は続伸した。
米投資ファンドのコールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)が、カルソニックカンセイ株に対しTOB(株式公開買い付け)を実施し、全株の取得を目指すと報じられたことで、後場同社株がカイ気配で始まり、ストップ高となった。
一方、16年7〜9月期の連結営業利益が、前年同期比で2ケタの増益予想から一転して同4%の減益になったと発表した花王が大幅安となり、17年3月期通期業績予想の下方修正を発表した富士フイルムホールディングスも軟調推移した。このほかに、NTTやJR東日本が下落した。ファナックやアイシン、野村総合研究所、リコー、スタートトゥデイなども売られた。
東証2部株価指数は続伸した。大引けの2部指数は、前日比10.84ポイント高の4636.43となった。
個別銘柄では、GLサイエンスがストップ高。日ピグメン、マーキュリア、アートSHDやシャープが上げた。半面、日ギア、川上塗料、トラスト、朝日インテクや安川情報が下げた。
10月28日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】日経ジャスダック平均株価=3日続伸、新興株に資金流入
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は3日続伸した。終値は前日比9円51銭)高い2604円09銭と、1月6日(2621円10銭)以来およそ9カ月ぶりに2600円台を回復した。
円安進行を好感した買いが東証1部銘柄に入って投資家心理が改善するなか、新興株市場にも資金が流入した。好決算の出た銘柄に加え、自動運転などテーマ性のある銘柄に短期志向の個人投資家の買いが入り、相場をけん引した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で447億円、売買高は7787万株だった。
個別銘柄ではイメージ情、エージーピー、NJHDがストップ高。ジェイテック、マルマン、FVC、アイサンテクの上げが目立った。半面、AKIBAHD、ベクター、テックファム、ブロッコリーは下げた。
10月28日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ指数=続落、メタップスなどが売られる
・・・続き
東証マザーズ指数は小幅に続落した。終値は前日比0.59ポイント安い935.68だった。
個別銘柄ではメタップス、テラプロ、ブランジスタ、そーせいやメタップス、ミクシィが下落。一方、Jストリームやストライク、チェンジ、エナリスは上昇した。
10月28日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を2銘柄更新しました。
[2599]ジャパンフーズ
[6070]キャリアリンク
10月28日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価は前場終値近辺で小幅な値動き
・・・続き
[後場寄り付き概況]
28日後場寄り付きの日経平均株価は前日比88円09銭高の1万7424円51戦で寄り付いた。
日経平均株価は前場終値近辺での小幅な値動きとなっている。
主要企業の決算が本格化しているほか、OPEC会合を控えるなど、週末要因もあって積極的には手がけづらく、3ケタの上昇で始まった後は1万7400円処でのこう着が続いている。
外国為替市場では、1ドル=105円10銭台での推移。アジアの主要株式市場は、総じて軟調な値運びとなっている。
ランチバスケットは32件、429.60億円。
差引き40億円の売り越しとの観測。
【レーティング情報】
【格下げ】
6702 富士通 みずほ 買い→中立 620円継続
【目標株価引き上げ】
4751 サイバエージ マッコーリー OP継続 3600→3680円
10月28日 アフターランチ
「明日は西向く」
楽天証券のHPの「3分でわかる今日の投資戦略」。
・・・続き
今日登場したのは「大胆予想!2017年の日経平均シナリオ」。
その要旨。
(1)民間調査会社のPMI(10月速報値)によると、
三大先進国(地域)の製造業景況感はいずれも改善傾向を示唆。
グローバルグロースの底入れは日本株を下支えする見込み。
(2)日経平均との相関係数が98%と極めて高い「円換算ダウ平均(ダウ平均×ドル円)」
シナリオ別に「2017年の日経平均のレンジ見通し(相場の中心値)」を試算。
緩やかな米景気拡大を想定。
17年末までにダウ平均は19500ドル、ドル円は115円を目指すと予想。
日経平均の上値は19700円、下値は16400円程度をイメージ。
面白かったのは「円換算ダウ平均×0.008プラス1741円」の算式。
これで日経平均の参考目標値(中心値)を逆算することが可能だという。
◆NYダウ ◆ドル105円 ◆110円 ◆115円
17500ドル 16441円 17141円 17841円
18000ドル 16861円 17581円 18301円
18500ドル 17281円 18021円 18761円
19000ドル 17701円 18461円 19221円
19500ドル 18121円 18901円 19681円
20000ドル 18541円 19341円 20141円
20500ドル 18961円 19781円 20601円
(櫻井)。
10月28日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=反発、円安と欧州金融不安軽減を好感
28日午前の日経平均株価は反発した。
・・・続き
前日比90円10銭高の1万7426円52銭で前場を終えた。前引け時点としては4月28日以来、半年ぶりの高値を付けた。
東京外国為替市場で、1ドル=105円台前半と、円安・ドル高が進行していることから、自動車、電機、精密機器、機械など輸出関連に買いが入った。
経営不安が取り沙汰されていた欧州大手銀のドイツ銀行が前日発表した決算が堅調だったのも安心感を誘い、海外ヘッジファンドの買いが入った。
27日に発表された週間の米新規失業保険申請件数や9月の米耐久財受注額などが市場予想よりも良好な結果だった。年内に米国は利上げに動くとの見方から外国為替市場で円相場が対ドルで下落したため、日本株には追い風になった。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も反発した。
前引けの東証1部の売買代金は概算で1兆616億円だった。売買高は9億7565万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1024と、全体の52%を占めた。値下がりは809、変わらずは151銘柄だった。
個別銘柄では、トヨタやマツダが上昇した。三菱UFJやみずほFGのメガバンク3銘柄をはじめ、野村ホールディングス、第一生命HD、オリックスなどの金融関連が軒並み買われている。
27日に2017年3月期の増配を発表したカプコンが大幅高だった。米ボーイングとコンサルティング契約を締結したと発表したKIMOTOが急伸した。
一方、NTTやJR東海が下落した。17年3月期通期業績予想の下方修正を発表した富士フイルムやリコーが下げた。27日に16年7〜9月期の営業利益が前年同期4%減だと発表した花王が売られた。このほかに、日野自動車、アンリツ、野村総合研究所、スタートトゥデイ、富士電機が売られている。
東証2部株価指数は小幅に続伸した。前引けの2部指数は、前日比1.19ポイント高の4626.78となった。
個別銘柄では、日本ピグメント、ロンシール工、アートSHD、フライトHDが上げた。半面、テクノスマート、イクヨ、DIT、安川情報や朝日インテクが下げた。
10月28日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】日経ジャスダック平均株価=続伸、新興株市場にも資金が流入
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は続伸した。
前引けは前日に比べ5円25銭高い2599円83銭となった。朝方に一時、2601円33銭と取引時間中としては1月7日以来の2600円台を付けた。
円安進行を好感した買いが東証1部の主力株に入り、投資家心理が改善するなか、新興株市場にも資金が流入した。もっとも、決算発表が本格化を受けて大口の資金は東証1部銘柄に向かっており、小幅な上げ幅にとどまった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で243億円、売買高は3634万株。
個別銘柄ではジェイテック、エージーピーがストップ高。FVC、平田機工、NJHD、インフォコムが上昇した。半面、UTグループ、夢の街創造委員会、マルマン、ベクター、テックファム、ブロッコリーは下落した。
10月28日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=続落、時価総額の大きい銘柄の下げ
・・・続き
東証マザーズ指数は続落した。前引けは前日比5.23ポイント安い931.04だった。
そーせい、ミクシィなど時価総額の大きい銘柄の下げが目立った。個別銘柄では、メタップス、テラプロ、オークファ、GMOメディアが売られた。一方、Jストリーム、メディア工房やストライク、インフォテリは買われた。
10月28日 相場概況(寄り付き後)
【市況】日経平均 =10時、100円高、海外ヘッジファンドの買い
[10時概況]
28日10時現在の日経平均株価は前日比103円06銭高の1万7439円48銭で推移している。
・・・続き
円安進行を好感した買いが輸出関連に入った。欧州初の金融不安が薄らぎ金融株に海外ヘッジファンドの買いが入って相場を押し上げた。
ドイツの銀行最大手のドイツ銀行は27日、2016年7〜9月期の最終損益が2億7800万ユーロ(300億円強)の黒字だったと発表した。
市場関係者の多くは赤字を予想しており、ドイツ銀の経営不安から日本の金融株にも売りが続いていたため、黒字転換の決算発表が買い戻しを誘った。
本日は引けで浮動株比率の変更に伴うTOPIXリバランスが実施される。流動性の低い銘柄は引け間際に乱高下する可能性があるので要注意となろう。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で6398億円だった。売買高は6億458万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1204と、全体の61%を占めた。値下がりは595、変わらずは185銘柄だった。
業種別では33業種中27業種が値上がり。1位は証券・商品で、以下、保険、海運、銀行と続く。値下がり上位には食料、陸運、情報・通信が並んでいる。
日経平均プラス寄与度トップはファストリで、日経平均を14.58円押し上げている。次いで中外薬が4.99円、信越化が4.95円、日東電が4.64円と続く。
マイナス寄与度は10.17円の押し下げで花王がトップ。以下、富士フイルムが2.92円、日野自が2円、日清紡HDが1.57円と続いている。
個別では、野村や大和が高い。第一生命HDや東京海上は上昇した。日立や信越化も上げた。ソフトバンクやオリックスは買われた。
一方、JR東海や富士通が下落した。サイバーやソニーは下げた。日野自の下落が目立つ。2017年3月期の連結純利益の下方修正を発表した富士フイルムは売られた。
東証2部株価指数は続伸した。フライトHDやアートSHDが上げた。半面、安川情報やイクヨが下げた
225先物はクレディ・HSBC・みずほ・ドイツ・シティ・アムロが買い越し。
パリバ・メリル・ソジェン・ナティクス・UBS・SBIが売り越し。
TOPIX先物はUBS・GS・バークレイズ・大和・クレディが買い越し。
三菱・みずほ・メリル・JP・アムロが売り越し。
外資系等はエプソン(6724)、日立国際(6756)、日立ハイテク(8036)、山九(9065)、沖縄セルラー(9436)、JSR(4185)、富士通(6702)、ヒロセ電(6806)、新光電工(6967)、カプコン(9697)、シークス(7613)に注目。
テクニカル的にはホウスイ(1352)、鉄建(1815)、新日建(1879)、ライト工(1926)、一パン(2215)、フィールズ(2767)、なとり(2922)、ティーライフ(3172)、帝人(3401)、Fブラザー(3454)、クレハ(4023)、旭有機(4216)、冶金工(5480)、菱製鋼(5632)、DOWA(5714)、三洋工(5958)、大同工(6373)、ダイフク(6383)、モリタ(6455)、大豊工(6470)、ミツミ(6767)、日CMK(6958)、ホトニクス(6965)、市光工(7244)、ハピネット(7552)、新生銀(8303)、滋賀銀(8366)、沖縄銀(8397)、オリ(8591)、ダイビル(8806)、バイテック(9957)が動兆。
10月28日 カタリストコメント
「大幅高の特異日」
NYダウとS&P500は反落。
NASDAQは3日続落と軟調な展開。
・・・続き
公的医療保険のエトナ、ツイッター、アルファベット(FB)など決算は増収基調。
ただアマゾンは増益ながら市場予想を下回ったことを警戒。
時間外取引の株価は軟調。
アムジェンの通期見通し引き下げも嫌気された。
全体としては昨年第2四半期以来の増益着地の見通し。
S&P500の利益見通しは2.6%増予想まで持ち返してきた。
下落の原因と解釈されたのは10年国債利回りの上昇(価格は下落)。
約5カ月ぶりに1.85%まで上昇した。
背景はFRBの12月利上げ観測。
新規失業保険申請件数は前週比で3000件減少し25.8万件。
労働市場の底堅さを示すとされる30万件を86週連続で下回り1970年以来の長期継続。
2週間以上手当てを受けている失業保険受給者件数は204万件で2000年6月以来の低水準。
加えて中古住宅販売仮契約指数は110.0で前月比1.5%上昇。
市場予想の1.2%を上回り前年比では2.4%上昇。
米景気の底堅さの表現は利上げという解釈。
ECBと英中銀による追加緩和観測の後退と独・英国債利回りの動きに追随した格好。
ドイツ銀行の決算通過も一安心の材料視されてこよう。
長期金利の約5カ月ぶりの高水準を受けて為替は3カ月ぶりの105円台とドル高/円安傾向。
個別では医薬品のブリストルマイヤーズやセルジーンが上昇。
CATVのコムキャストが下落。
3市場の売買高は72億株と拡大した。
「決算はここ6四半期で最も好調。
しかし3カ月間にわたり小康状態にある株式相場を動かすには至っていない。
アルコアの決算発表後、15日間に発表された業績はアナリスト予想を平均6%近く上回った。
でもS&P500ほとんど動いていない。
値動きは2015年第1四半期以降で最小」。
これが正直な感想だろう。
「S&P500は3日以上の連続高を5週間実現せず。
このままいけば月間ベースで3カ月連続の下落で1月以来の大幅安。
PERは18倍と2009年以来の高水準」という声も聞かれる。
ゴールドマン・サックスリポート。
「民主党が選挙で大勝して両院を制すれば、S&P500は最初の1カ月で2%下げ。
3カ月間では4%下げる可能性。
一方、そうでない場合は最初の3カ月で6%上昇する公算」。
やはり大統領選が変化点なのかもしれない。
昨日4日ぶりに反落した日経平均株価。
今週は3勝1敗で17000円台固め。
「下がらないという事実。売り込む材料も乏しい。
個別企業決算が全体の下げ要因となっていない。
マーケットの不透明感は相当減少」という指摘もある。
あるいは日経平均が下落の中で年初来高値更新銘柄は119と前日の110から増加。
年初来安値更新銘柄はわずか2に過ぎない。
騰落レシオは144.69%と高水準を維持しているが東証1部の売買代金は2兆円割れ。
みずほHDの売買高も8334万株と1億を割れており過熱感など全くない。
陽炎のような警戒感も聞こえてはこない上場。
三井不動の11日続伸など個別集中は継続した相場のようだ。
同社株の記録は2012年末の12連騰。
市場筋の指摘。
「2012年12月12日からの12日続伸はアベノミクスのスタート時。夢よもう一度」。
下落したとは昨日の日経平均の日足は実体が10円幅の極小線。
外国人の3週連続買い越しは半年ぶり。
需給・罫線ともに悪くはない。
10月28日は「大幅高の特異日」。
夜のNYでドル円は105円台。
225先物大証夜間取引終値は日中比110円高の17460円。
4月25日の終値17439円(ザラバ高値は17613円)を上回ってきた。
ここを抜ければ4月22日の終値17572円が次のフシ。
その先は2月1日の戻り高値17905円。
ソコに届けば年足陽線基準の18374円が気にかかりはじめようか。
金融庁の努力は株の相続税評価にも及んできている。
不動産と比べて冷遇されている相続・贈与税評価上の株式。
不動産のように小規模宅地の評価減80%みたいなもの要求した方がよいのかも知れない。
例えば500株までの持ち株は評価8割減。
こうなる都低位ボロ株などは見向きもされず、皆値がさ株を買うようになるだろう。
同じ500株でも30円の株の評価減は12000円。
3万円の株なら1200万円。
税評価による不公平なんて声も聞こえてきそうだが、株式市場隆盛の一助にはなろう。
現実に金融庁が提言しているのは株の評価額の10%減。
不動産の30〜50%減に比べれば少ないという印象。
どうせならドラスティックな改革が求められようか。
昔のように株は富裕者の不労所得ではなくなってきている筈。
というかリスクを取ろうという姿勢への果実は必要だろう。
日経と東証は年末をめどに「中小型株の指数」構成銘柄を決めるという。
「投資魅力の高い200銘柄」で構成。
選定基準はJPX400と一緒だというからすぐ出来よう。
興味深いのは時価総額上位20%に銘柄を除外する点。
年1回の入れ替えもあるという。
東証マザーズ指数先物の不人気を奪還できるかどうかが課題。
日経商品面では「鶏卵卸値2割高」の見出し。
8月下旬に比べて2割高になってきたという。
当然冬場に向かうという季節要因もあろう。
もともと夏場に下落、9月頃から上昇する傾向にはある。
前年同期比ではまだ10%超安い水準。
これがさらに上昇するとすると・・・。
「タマゴ高→株高」のアノマリーに通じようか。
NYダウは29ドル安の18169ドルと反落。
NASDAQは34ポイント安の5215ポイントと反落。
S&P500は6ポイント安の2133ポイント。
ダウ輸送株指数は47ポイント高の8014ポイント。
3市場の売買高は約72億株。
CME円建ては大証比100円高の17450円。
ドル建ては大証比125円高の17475ポイント。
大証夜間取引終値は日中比変わらずの17360円。
ドル円は105.28円。
10年国債利回りは1.851%。
非公式外資系動向は売り1380万株/買い1900万株。
金額ベースは39億円の買い越し(2日ぶり)。
売りは化学・自動車・ゴム・小売・通信・REIT・情報通信セクターなど。
買いは精密・不動産・サービス・食品・その他金融・銀行・ETF・機械セクターなど。
売買交錯は電機・商社セクターなど。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
乃村工藝社(9716)・・・動兆。
乃村工藝社に注目する。
同社は展示施設、商業施設、博物館等のディスプレー最大手。
大型案件を含め受注残は豊富。
業績は絶好調。
今2月期の連結営業利益予想を65億円から70億円(前期比16.0%増)に引き上げた。
今期年間配当予想(期末一括)は普通配当34円から38円(普通配当36円、記念配当2円)。
過去最高業績記念配となる。
インバウンド需要と五輪関連に期待感。
(兜町カタリスト櫻井)
10月28日 為替市況コメント
【為替】ドルは良い米経済指標の方に反応して、約3か月ぶりの105円台乗せ
・・・続き
[為替]
欧州株式市場が下落で始まり、買い材料の無い中で為替市場の円安の流れは続き、ドルやユーロはジリジリと上値を切り上げた。
そしてNY市場で発表された新規失業保険申請件数は予想より少し増え、9月耐久財受注は予想を下回るマイナスとなったが為替市場は反応薄で、NY株式市場が堅調に始まったあと発表された9月中古住宅販売成約指数が予想を上回るとドルは一段高となった。
NY市場序盤にドルは7月29日以来3か月ぶりに105円台を付け、揉み合いのあとダウが安値から切り返した事や米国債利回りの上昇にドルも利食いの売りをこなして上値を伸ばし、NY市場終盤には当日高値となる105.365円まで上昇した。
其の後は株価の上値の重さに揉み合いとなったが、最後も前日比+80.5銭高の105.300円と105円台を維持して引け、ドル高継続の期待が強まった。
[提供:カネツFX証券株式会社]
10月28日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 10月28日号
10月28日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
28日の東京株式市場は堅調な展開か。
・・・続き
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、27日の大阪取引所終値比100円高の1万7450円。
シカゴ日経平均先物水準からも買いスタートが見込まれ反発後、上値を試す場面もありそう。
日経平均株価予想レンジは、1万7300円−1万7500円を想定する
為替相場は、ドル・円が1ドル=105円台の前半と円安に振れている。輸出関連株を中心に堅調な展開が見込まれる。
また、多くの企業が17年3月期第2四半期(16年4−9月)の決算発表を予定していることから、決算内容に注目が集まりだろう。物色は個別銘柄が中心となる値動きになる可能性もある。
寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り1380万株、買い1900万株で、差し引き520万株の買い越し。買い越しは2営業日ぶり。金額も買い越し。
売りセクターに、化学、商社、自動車、電機、ゴム、小売、通信、REIT、情報通信など。買いセクターに、精密、不動産、電機、サービス、食品、その他金融、商社、銀行、ETF、機械など。
【好材料銘柄】
■KIMOTO <7908>
米ボーイングと次世代高精度プリントシステムに関するコンサルティング契約を結んだ。
■ジェイテック <2479>
上期経常を3.9倍上方修正。
■ロンシール工業 <4224>
今期経常を一転12%増益に上方修正・最高益更新へ。
【経済指標・スケジュール】
28(金)
【国内】
9月失業率・有効求人倍率
9月家計調査
9月消費者物価指数(8:30)
《決算発表》
東海東京、NSSOL、ALSOK、ヒューリック、豊田織機、デンソー、川重、トッパン・F、岡三、マネックスG、極東証券、コナミ HD、アステラス薬、JPX、東芝プラ、WOWOW、ジェイテクト、アイシン精、HOYA、豊通商、丸三証、トヨタ紡織、東亜合成、日軽金HD、豊田合、コクヨ、東ガス、帝国ホテル、九電工、M&A、山崎パン、MonotaRO、スタートトゥ、TIS、ガンホー、住友化、トクヤマ、信越化、協和キリン、武田、東映アニメ、ファンケル、板硝子、日カーボン、ガイシ、JFEHD、フジクラ、アサヒHD、コロナ、M&Aキャピ、島精機、コマツ、アマノ、日立、日新電、OKI、アルプス、アルパイン、メガチップス、三井造、三菱自、日信工業、TSテック、カッパ・クリエ、幸楽苑HD、トプコン、アートネイチャー、ニフコ、大和証G、JR東日本、NTTドコモ、関西電、北海電、SCSK、東エレク、SMS、理ビタミン、OLC、洋缶HD、エクセディ、中部電、西ガス、ミスミG、ブルボン
【海外】
米カンザスシティ連銀製造業活動(00:00、10/28)
米7-9月期GDP速報値(21:30)
《米決算発表》
エクソンモービル、ベリサイン、アフラック、マスターカード、ゼロックス
休場:ギリシャ、トルコ
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
10月27日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウは29ドル安、長期金利上昇で売り優勢
・・・続き
27日のNYダウ工業株30種平均は反落し、前日比29ドル65セント安の1万8169ドル68セントで終えた。
寄付きは小幅上昇して始まったものの、長期金利の上昇が上値を抑えており、前日終値を挟んで揉み合う展開となった。マーケット終了後にアマゾンやグーグルの決算が控えていることもあり、警戒感から引けにかけて下落に転じた。
10年物国債利回りが一時1.87%に上昇し、ほぼ5カ月ぶりの高水準を付けた。
低金利環境で継続的な配当が見込まれてきたREITや公益事業の関連銘柄が売られ、相場の重荷だった。米大統領選を巡る不透明感も意識され、一部で様子見ムードが強まった。
ただ、ダウ平均も買い優勢で推移する場面もあった。市場では米主要企業の7〜9月期決算について総じて良好との見方が多く、相場を支えた。半導体の米クアルコムがオランダの同業NXPセミコンダクターズを買収すると発表したのも米企業による先行きへの投資意欲の現れと受け止められ、投資家心理を強気に傾けた。
ナスダック総合株価指数は3日続落し、前日比34.294ポイント安の5215.974で終了した。グーグルの持ち株会社アルファベットとインターネット小売り大手アマゾン・ドット・コムが決算発表を27日夕に控え、IT関連には買い控えムードが広がった。
セクター別では、電気通信サービスや医薬品・バイオテクノロジーが上昇する一方で不動産や商業・専門サービスが下落した。
個別銘柄では、物流のUPSが下落。7〜9月期決算は増収増益だったが、先行きの設備投資に伴う財務負担を警戒した売りに押された。
一方、化学のデュポンは上昇。同業のダウ・ケミカルが決算と合わせて良好な見通しを示したこと上昇した。製薬のブリストル・マイヤーズスクイブやセルジーンが7〜9月期決算とともに業績改善の見通しを示し、大幅高で終えた。米電気自動車(EV)メーカーのテスラモーターズ、短文投稿サイトのツイッターは決算が市場予想を上回ったことで買われた。
NYダウ工業株30種(ドル)
18,169.68−29.65
S&P500種
2,133.04−6.39
ナスダック
5,215.974−34.294
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は続伸した。12月物は前日比85円高の1万7450円で取引を終え、同限月の終値として約半年ぶりの高値を4日続けて更新した。27日の大阪取引所の終値を100円上回った。
外国為替市場での円安持続を好感した。午前の取引では、米株式市場で買いが優勢になった場面で買われた。
12月物の高値は1万7490円、安値は1万7275円だった。
シカゴ日経225先物12月限 (円建て)
17450 ( +100 )
シカゴ日経225先物12月限 (ドル建て)
17475 ( +125 )
( )は大阪取引所終値比
【27日の欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 6986.57(+28.48)
FTSE100種総合株価指数は反発。前日終値に比べ28.48ポイント高の6986.57で引けた。石油株の上げが指数を押し上げるなか、構成銘柄の半数以上は上昇した。午前の英経済データの発表前後に、株価指数が上下に振れる場面もあった。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 10717.08(+7.40)
ドイツ株式指数(DAX)は小動き。終値は前日比7.40ポイント(0.07%)高の10717.08だった。
医療機器のフレゼニウスと、半導体のインフィニオンテクノロジーズ、放送大手のプロジーベンザット1メディアは上がった。一方で、航空のルフトハンザが売られた。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 4533.57(−1.02)
10月27日 マーケットコメント
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
27日の日経平均株価は4日ぶりに反落
・・・続き
今週の日経平均株価はここまで3勝1敗。1万7000円を一度も割り込むことなく、きょうは1万7400円台をつける場面もあり、静かに上昇の勢いを強めている。
きょうも下げたとはいえ、後場に下げ幅を3桁に広げたところでは押し目買いが入った。
業績の極端な下振れ懸念もなくなっており、売る理由がなくなっている点が値保ちの良さにつながっている。
あす(28日)の東京株式市場では、週末控えということもあり、利益確定の売りが先行する推移となりそうだ
米国のGDP発表を控えていることもあり、動きづらい展開が想定される。
きょうの後場にドイツ銀行の決算に関するリリースが投げ込まれ、メガバンクなどが買われる場面があったが、欧州株は軟調で、特段リスク・オンムードが高まっている感はない。
ただ、この先のスケジュールを鑑みると、来週はボラティリティが高まる可能性もあり、「閑散に売りなし」で一気に上を試す展開も想定しておく局面だろう。
企業決算もいよいよ集中期に入り、個別の物色材料はこれまで以上に多くなる。まだ動きのおとなしい今が仕込みのタイミングと考える。
【市況】東証主体別売買動向・10月第3週、外国人は730億円の買い越し
東京証券取引所が27日発表した10月第3週(10月17〜21日)の投資部門別売買動向(東京・名古屋2市場、1、2部など)は、海外投資家が730億8830万円の買い越しとなった。外国人の買い越しは3週連続。前週は1131億5740万円の買い越しだった。個人投資家は1890億294万円と3週連続の売り越しだった。信託銀行は102億6192万円と4週ぶりの買い越し。事業法人は180億5694万円と3週連続の買い越しとなった。
10月27日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=55円安、業績悪化懸念が重荷、利益確定売りで4日ぶり反落
【大引け概況】
27日の日経平均株価は4営業日ぶりに反落した。
・・・続き
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終値は前日比55円42銭安の1万7336円42銭だった。
前日の欧州株市場が総じて軟調だったほか、米国株市場でも主要指標が高安まちまちで方向感が定まらず、原油価格の下落もリスク回避ムードを助長した。
発表が本格化している2016年4〜9月期決算を巡り、業績悪化への懸念が相場の重荷になった。
また、26日に日経平均が半年ぶりの高値を付け、前日の東証1部の騰落レシオが145%台と過熱領域にあったことも利益確定売りを促す要因になった。
ただ、外国為替市場で1ドル=104円台半ばの推移と円安基調にあったことは、主力株の下値を支える材料となった。
日本時間27日午後にドイツ銀行が発表した7〜9月期の最終損益は黒字を確保した。一定の安心感となり、東京市場でも銀行株が買われた。一時は下げ幅が100円を超えた日経平均は、取引終了にかけて下げ渋った。
JPX日経インデックス400は前日比8.83ポイント安の1万2387.14、東証株価指数(TOPIX)は0.69ポイント安の1382.01といずれも4日ぶりに反落した。
東証1部の売買代金は概算で1兆9449億円、売買高は17億120万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は927、値上がりは909、変わらずは146銘柄だった。
個別では、3度目となる今期業績予想の下方修正を発表したキヤノンが大幅安となった。市場では「業績見通しを下方修正する企業が相次ぐ可能性は高く、相場の上値を抑えかねない」との声があった。
26日に1〜9月期決算を発表し、足元の主力事業の減収が明らかになったLINEが大幅安となった。ファストリ、キーエンスや東エレク、日清粉Gの下げも目立った。田辺三菱やパイオニアも安かった。
一方、27日13時に16年4〜9月期の最終損益が黒字転換したと発表した富士通は午後に急伸した。今期業績見通しの下方修正を発表した任天堂は売りが先行したが、新型ゲーム機への期待などで切り返した。菱地所や野村、大和も高い。日電産は連日で年初来高値を更新した。上方修正組ではイチケンが急騰、自社株買いを材料に大京、オリックスなども値を飛ばした。
東証2部株価指数は3営業日ぶりに反発した。大引けの2部指数は、前日比3.33ポイント高の4625.59となった。
個別銘柄では日カン、イクヨ、リンコー、JFEコンテイナ、RVH、象印が上げた。一方、富士通コン、サトウ食品、日タングス、石井食、アートSHDや朝日インテクは下げた。
10月27日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】日経ジャスダック平均株価=続伸、1月7日以来の高値
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は小幅に続伸した。終値は前日比20銭高い2594円58銭と、1月7日以来の高い水準を付けた。
日経平均株価は反落したが、主力株に比べ値動きが相対的に大きい新興株には決算発表などを材料とした個人投資家などの買いが優勢だった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で355億円、売買高は1億7172万株だった。
売買代金も低水準であった。活発な値幅取りの対象となる銘柄も限られた。
個別銘柄ではデジタルデザイン、朝日ラバーが一時ストップ高。夢の街創造委員会、FVCやベクター、データアプリが上昇した。半面、モジュレ、鴨グランド、エイケン工業、アエリア、セリア、アイサンテクは下落した。
10月27日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ指数=反落、デファスタなどが売られる
・・・続き
東証マザーズ指数は小幅に反落した。終値は前日比2.74ポイント安い936.27だった。
個別銘柄ではデファスタ、Jストリーム、チェンジ、カナミックN、そーせい、サイバダインは下落した。半面、メディア工房がストップ高。ダブルスタンダード、メタップスやストライク、Gunosyが上昇した。
きょう東証マザーズ市場に上場したアイモバイルは9時10分に公募・売り出し価格(公開価格、1320円)を6%超下回る1230円で初値を付けた。午後に値動きの重さを嫌気した手じまい売りが出て、大引けは初値に比べ16円安の1214円だった。
10月27日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を4銘柄更新しました。
[6309]巴工業
[4358]ティー・ワイ・オー
[3435]サンコーテクノ
[2915]ケンコーマヨネーズ
10月27日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価はやや下落幅を拡大
・・・続き
[後場寄り付き概況]
27日後場の日経平均株価は前日比80円90銭安の1万7310円94銭で寄り付いた。
日経平均株価はやや下落幅を拡大している。
12時32分現在、108円47銭安の1万7283円37銭まで下落している。
外国為替市場では、1ドル=104円40銭台での推移。アジアの主要株式市場は、総じて軟調な値運びとなっている。
前場は、決算発表が本格化するなか、キヤノン、LINE、任天堂が売り気配からのスタート。アドバンテスト、オリックスが買い気配から始まるなど、決算内容を受けた物色が強まっている。
全体としては引き続きこう着感の強い相場展開となるなか、前場半ばには一時1万7400円を回復する場面もみられているが目先的な達成感なのかどうか。
【レーティング情報】
【格下げ】
3938 LINE マッコーリー OP→Neutral 6000→4880円
4217 日立化成 野村 Buy→Neutral 2500→2700円
【目標株価引き上げ】
6755 富通ゼネ 野村 Buy継続 2700→3000円
6857 アドバンテ 野村 Neutral継続 1194→1330円
10月27日 アフターランチ
「バスケット」
日経平均は小幅な動き。
最近は米大統領選挙も霞んできてしまった。
・・・続き
NYで言われているのはクリントンバスケットとトランプバスケット。
最近ではクリントンバスケットの優位性が際立ってきたという。
各銘柄にどう差があるのかは東京からはなかなか理解しがたいが・・・。
《クリントンバスケット銘柄》
ユナイテッドヘルス(医療保険)
ヒューマナ(医療保険)
マケッソン(医薬・医療品)
エーイーコム(総合エンジニア)
クオンタ・サービシズ(インフラ)
エクソン・モービル(石油)
アルコア(非鉄)
ネクステラ・エナジー(電力・天然ガス)
クリー(電子部品)
ファーストソーラー(太陽光発電)
フェイスブック(SNS)
ネットフリックス(動画配信)
プルデンシャルファイナンシャル(保険)
シティグループ(金融)
ユニオン・パシフィック(鉄道)
《トランプバスケット銘柄》
J&J(日用品)
ファイザー(薬品)
メドトロニック(医療機器)
L3コミュニケーションズ(防衛機器)
ハリバートン(石油)
ダウ・ケミカル(化学)
デュークエナジー(電力)
フォード・モーター(自動車)
マーティン・マリエッタ・マテリアルズ(公共用石材)
ベライゾン・コミュニケーションズ(通信)
コムキャスト(CATV)
チャールズ・シュワブ(金融)
ウェルス・ファーゴ(金融)
デルタ・エア・ラインズ(航空)
(櫻井)。
10月27日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=反落。企業業績の悪化懸念で利益確定の動き
27日午前の日経平均株価は反落した。
・・・続き
午前終値は前日比50円61銭安の1万7341円23銭だった。
前日まで日経平均は3日続伸で、東証1部の騰落レシオも145%と過熱領域にあり、高値警戒感から買い手控える動きとなった。
主要企業の決算発表が本格化し、業績悪化への警戒感が相場の重荷になった。通期業績予想の下方修正を26日に発表したキヤノンが大幅安となった。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も反落した。
午前の取引終了時点の東証1部の売買代金は概算で8798億円、売買高は7億6997万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は910と全体の45.8%で、値下がりは916、変わらずは155銘柄だった。
個別では、足元の主力事業の減収が明らかになったLINEは大幅安となった。大ガスや楽天も大幅に下落した。日東電や京セラの下げも目立った。東京海上やデンソーが安い。
17年3月期の連結経常利益を下方修正した任天堂は安く始まったが、一時上げに転じる場面もあった。決算絡みではキヤノンも売られた。
半面、8年ぶりの自社株買いを発表したオリックスは大幅高となった。25日に新規上場したJR九州が反発し、他のJR各社も上昇した。日本電産も堅調、菱地所やキリンHDが高い。
好業績見通しを好感してイチケンが値を飛ばし、大京も商いを膨らませて大幅高。ベクトル、ジャフコなども買われた。
東証2部株価指数は小幅に反発した。前引けの2部指数は、前日比5.62ポイント高の4627.88となった。
個別銘柄では、日カン、イクヨ、リンコー、神島化学工業、RVHと象印が上げた。半面、アートSHD、安川情報、富士通コン、日タングス、テクノスマートが下げた。
10月27日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】日経ジャスダック平均株価=続伸、朝日ラバーが一時ストップ高
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は小幅に続伸した。前引けは前日比1円42銭高い2595円80銭となった。前日に好決算を発表した銘柄や新しく材料の出た銘柄などを中心に買いが入り、指数はわずかに上昇した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で217億円、売買高は5344万株。個別銘柄では朝日ラバーが一時ストップ高。データアプリ、ディーエムエス、FVCやアエリア、ベクターが上昇した。半面、モジュレ、エイケン工業、テックファームHD、アイサンテク、セリア、マルマンが下落した。
10月27日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=反落、時価総額の大きい銘柄に売り
・・・続き
東証マザーズ指数は小反落した。前引けは前日比1.14ポイント安い937.87だった。
そーせいやサイバダインなど時価総額の大きい銘柄に売りが出たほか、ストリーム、NTTDIM、フリークアウト、カナミックNの下落が目立った。一方で、メディア工房がストップ高。アスカネット、リファインバース、ドリコムやメタップスは上昇した。
きょう東証マザーズ市場に上場したアイモバイルは9時10分に公募・売り出し価格(公開価格、1320円)を6%超下回る1230円で初値を付けた。前引けは1239円だった。
10月27日 相場概況(寄り付き後)
【市況】日経平均 =10時、反落スタートから上げに転じる、日銀ETF買いの思惑も
[10時概況]
27日東京株式市場は、米国株が高安まちまちと方向感に乏しかったことから、日経平均は反落でスタート。
・・・続き
10時時点では、日経平均は前日比7円56銭安の1万7384円28銭で推移していた。ただ、為替市場で、ドル・円が104円50銭台と緩やかな円安ドル高基調は継続していることから、日経平均株価は小幅高に転じたてきた一時は前日比の上げ幅が10円を超え1万7400円台に上昇した。
日銀は26日、午前の株式相場が小幅安にとどまったにもかかわらず上場投資信託(ETF)を買い入れた。このため「株価が大きく下げなくても日銀はETFを買うのではないか」との思惑が広がっており、これも相場を押し上げた背景とみられている。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も小幅に上昇している。テクニカル分析では過去75日の日経平均を平均した75日移動平均線が200日移動平均線を上回っており、「相場の先高観は強まっている」との声も増えている。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で5153億円、売買高は4億6955万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1100と全体の55.5%を占めた。値下がりは701、変わらずは178銘柄だった。
業種別では33業種中22業種が値上がり。1位はその他金融で、以下、鉄鋼、陸運、水産・農林と続く。値下がり上位には海運、医薬品、精密機器が並んでいる。
日経平均マイナス寄与度は18.8円の押し下げでファストリがトップ。以下、ファナックが7.29円、キヤノンが4.69円、東エレクが3.18円と続いている。
プラス寄与度トップはKDDIで、日経平均を8.52円押し上げている。次いでアドテストが3.15円、ユニファミマが2.69円、ダイキンが2.42円と続く。
個別では、日電産が年初来高値を更新した。決算関連ではオリックスが大幅高。JR西日本やJR東日本、三菱重が高い。一方、キヤノンと任天堂は大幅に下落している。ファストリと大ガスが一段安となった。
東証2部株価指数は小幅に反発している。RVHと象印が上げ、アートSHDと安川情報が下げた
225先物はUBS・日産・野村・モルスタが買い越し。
JP・クレディ・GS・ソジェン・メリルが売り越し。
TOPIX先物は野村・ソジェン・大和・JP・UBSが買い越し。
三菱・メリル・GS・クレディが売り越し。
外資系等は日立化成(4217)、安川(6506)、富士通ゼ(6755)、アドバンテ(6857)、日立キャピ(8586)、オリ(8591)、神島化(4026)、アークス(9948)、雪印メグ(2270)、日電子(6951)に注目。
テクニカル的にはタマホーム(1419)、コムシス(1721)、日基礎(1914)、テンプ(2181)、ダイドー(2590)、ジーフット(2686)、アルフレッサ(2784)、ニチレイ(2871)、クオール(3034)、JIN(3046)、東海染(3577)、ティーガイア(3738)、大有機(4187)、タキロン(4215)、日ペ(4612)、関ペ(4613)、中国塗(4617)、DIC(4631)、ダスキン(4665)、TDCソフト(4687)、ID(4709)、ニッタ(5186)、太平洋セ(5233)、三井金(5706)、三菱マテ(5711)、タクマ(6013)、ディスコ(6146)、東光(6617)、JVCKW(6632)、アルバック(6728)、ジャムコ(7408)、良品計画(7453)、信越ポ(7970)、MUTOH(7999)、忠(8001)、スターゼン(8043)、ミツウロコ(8131)、チヨダ(8185)、ゼビオ(8281)、三谷産(8285)、テアトル(9633)、アークス(9948)が動兆。
10月27日 カタリストコメント
「秋のジブリ祭りがやってくる」
NYダウは反発したもののアップルの決算がマイナス材料視。
NASDAQとS&P500は反落とマチマチの動き。
・・・続き
もっともアップルは「iPhone7プラス」の需要が予想外に強く供給に苦戦。
これが悪材料なのかどうかは微妙だ。
四半期売上高がアナリスト予想に届かなかった医療機器のエドワーズ・ライフサイエンスは大幅安。
一方航空機のボーイングは第3四半期が減収ながらも増益で着地。
4.7%上昇しNYダウの上昇に寄与した。
9月の新築一戸建て住宅販売は3.1%増の59.3万戸。
9年ぶりの高水準。
米経済は第3四半期に予想よりも速いペースで成長していることがうかがわれる。
28日発表予定の第3四半期GDPへの期待は大きい。
ただ原油先物価格は下落。
10年国債利回りは今月に入り20ベーシスポイント超上昇。
月間の伸びとしては昨年6月以来の高さとなる。
電気自動車メーカーのテスラ・モーターズの第3四半期決算は約3年ぶりの黒字で着地。
同社株は時間外で上昇。
クーポン共同購入サイトのグルーポンは第3四半期に赤字が拡大。
時間外で株価は大幅下落。
決算時期特有の動きとなった。
昨日前場のTOPIXは0.08%下落。
市場の思惑通りに日銀はETFを707億円買い。
結局日経平均は後場プラス転換し高値引けとなった。
値上がり銘柄数1286。
年初来高値更新銘柄110。
騰落レシオは145.21%。
商い薄が懸念されているが売り物薄の裏返しと考えればさほど悪くはない展開だろう。
日経平均に続きTOPIXも5月の戻り高値(1379.8)を抜いてきた。
TOPIXの出遅れ修正の背景は日銀のETF買い期待が大きい。
TOPIX先物は9日続伸。
225先物は8日続伸。
21日時点の裁定取引買残は前週比521億円増の8092億円。
裁定売残は2週連続で減少。
前週比94億円減の7130億円。
買残が売残を上回り通常の状況に戻った。
Quick調査の信用評価損率はマイナス10.85%。
「ここからマイナス5%くらいまでが一番おいしいところ」と言う声も聞かれる。
日経朝刊では「悩める空売り投資家」という見出し。
「16年は世界各国市場で同時並行的に空売りが機能しなくなってきている」との指摘。
好材料が悪材料を駆逐した訳ではないが低金利からの運用多様化の影響もあるだろう。
225先物大証終値は日中比変わらずの17360円と動意薄。
ダウ輸出株指数の下落を受けての反落なのか、独自の小幅上昇路線を受けての続伸なのかは微妙。
25日線からのかい離はプラス3.2%とソコソコ限界水準。
これを打ち破る材料見つけの日になりそうだ。
日経平均はPER15倍で17775円。
15.18倍で18000円になる計算。
そう遠くはない。
日銀の金融レポート別冊の指摘。
「米金利2%上昇なら日本の株価2割弱下落」という見方。
国内金融機関のストレステストの想定で示されている。
米金利上昇、外貨調達コストが0.5%上昇すると・・・。
海外経済の実質GDPは減速。
国内GDPもマイナスになるという試算。
米長期金利が2%上昇すると、2017年度の実質GDPはマイナス成長。
日本の株価は2割程度下落することも加えられている。
しかし、2017年度に米金利が2%上昇する可能性は触れられていない。
不思議なレポートに映るし、本当にそうなるのか見届けてみたい気がする。
計算を合わせた天秤のように日経証券面では「米利上げに限界説」の見出し。
8年目に入った米景気回復。
来年は利上げなしに終わる可能性も指摘されている。
となると、円高進行。
利上げでも株安、利上げみ送りでも株安のシナリオ。
どちらかが間違っている。
「もういい加減に」というのが来週金曜からスタートする日テレの「秋のジブリ祭り」。
11月4日(金)雇用統計の日は「となりのトトロ」。
雇用統計は日本時間金曜の夜だから当然重なる。
11月11日(金)は「紅の豚」。
そして11月18日(金)は「猫の恩返し」。
とはいえ、となりのトトロは円高株安につながらなかったジブリ作品。
しかもリーマンショック直後は効いたアノマリーも最近は効かなくなってきている。
昨年8月、今年1月は効いたから今年はもういいだろうと考えたい。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
オプティム(3694)・・・動兆。
オプティムに注目する。
同社はスマホなど端末の一括管理サービスや遠隔サポートを展開。
防犯カメラのデータのAI分析やアップルの教育ICTサービスとの連携などを推進
日本マイクロソフトとAI(人工知能)、IoT(モノのインターネット)分野での技術連携を発表。
ドローン関連に新たな材料が加わった。
(兜町カタリスト櫻井)
10月27日 為替市況コメント
【為替】米経済指標の予想を下回る結果にも拘わらず、堅調なNY株式市場や米国債利回り上昇にドル高
・・・続き
[為替]
欧州株式市場が下落で始まる中でユーロは買われ、対ユーロでの下げからドル/円は欧州市場序盤に当日安値104.010円まで下げたが大台は割れず、其の後は米国債利回りの上昇などに揉み合いに戻った。
ユーロの上昇は続き、NY市場朝方に114円台に乗せるとNY株式市場が下落で始まるなか上値を伸ばして、NY市場中盤には当日高値114.200円まで上昇した。
ドルも揉み合いが続いたが米国債利回りの上昇などに上値を伸ばしてNY市場序盤にそれまでの高値を上抜き、9月新築住宅販売件数は予想を下回ったが影響薄で、下落で始まったNY株式市場が下げ幅を縮小するとドルも買われて、NY市場終盤には当日高値104.625円まで上昇した。
最後も+24銭高の104.495円と小幅続伸し、主要通貨(ドル、ユーロ、ポンド、カナダドル、豪)は上昇して引けた。
[提供:カネツFX証券株式会社]
10月27日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 10月27日号
10月27日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
27日の東京株式市場は、堅調な展開が続きそうだ。
・・・続き
日経平均株価の予想レンジは、1万7200円−1万7500円を想定する
為替相場は、ドル・円が1ドル=104円台の後半円安に振れている。
円安基調を支えに、シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、26日の大阪取引所終値比5円高の1万7365円としっかりの展開だった。
好地合いが続くなか、17年3月期第2四半期(16年4−9月)の決算発表が本格化し、業績予想の修正や自社株買いなどに注目が集まるとみられる。
個別銘柄への物色が中心になるとみられ、株価指数はもみ合う展開も想定される。
きのう決算を発表したLINE、任天堂、キヤノンがADRで大幅安となっており、市場全体の下押し圧力となる可能性がある。
寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り1330万株、買い1250万株で、差し引き80万株の売り越し。売り越しは3営業日ぶり。金額も売り越し。
売りセクターに、情報通信、化学、電機、建設、小売、サービス、ゴム、保険、自動車。買いセクターに、不動産、サービス、電機、小売、ETF、化学、薬品、精密、その他製品、自動車など。
【好材料銘柄】
■ソフトブレーン <4779>
今期経常を17%上方修正。
■日本製罐 <5905> [東証2]
今期最終を一転7.6倍増益に上方修正・7期ぶり最高益更新へ。
■RVH <6786> [東証2]
子会社ミュゼプラチナムの譲受元で約110億円の債務を抱えるジンコーポレーションと、債権者による債務弁済交渉が終了。債権者に対する弁済額を3.6億円とすることで合意。同社はスポンサー支援金として2億円を拠出することになった。
■大京 <8840>
発行済み株式数(自社株を除く)の8.33%にあたる7000万株(金額で100億円)を上限に自社株買いを実施する。また、2021年3月期に営業利益280億円以上(16年3月期は183億円)、ROE9%(同7.8%)を目標とする中期経営計画を策定。
【主な経済指標・スケジュール】
27(木)
【国内】
2年国債入札
《決算発表》
松井証、大東建、山特鋼、積水化、エステー、大阪製鉄、新電工、山九、四国電、日清粉G、アイカ工、月島機、菱鉛筆、カナデン、兼松エレク、日ガス、アイザワ証、ダイビル、阪急阪神、NSD、パナホーム、ノバレーゼ、養命酒、カワチ薬品、野村不HD、コーエーテクモ、日合成、NRI、花王、サイバエージ、富士フイルム、デクセリアルス、日立金、邦チタニウム、ニューフレア、日立建、アイチコーポ、富士電機、マキタ、オムロン、エプソン、アンリツ、クラリオン、日立マクセル、日野自、太平洋、信越ポリ、日立ハイテク、オリコ、野村HD、ゴールドクレ、JR西日本、JR東海、日立物、北陸電、東北電、カプコン、大日住薬、リコー、JCRファーマ、ソフトバンテク、マンダム、住友理工、富士通、SBI、日本通信
【海外】
英7-9月期GDP(17:30)
米9月耐久財受注(21:30)
米9月中古住宅販売仮契約(23:00)
米7年国債入札
《米決算発表》
ダウ・ケミカル、フォード・モーター、アマゾン・ドット・コム、プリンシパル・ファイナンシャル・グループ、リパブリック・サービシーズ
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
10月26日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウ反発し30ドル高 、原油安、アップル重荷も
・・・続き
26日のNYダウ工業株30種平均は反発し、前日比30ドル06セント高の1万8199ドル33セントで終えた。
アップルが決算発表の内容を受けて弱含んだことや、原油価格の下落を受けて売りが先行した。その後、ダウ平均は上昇に転じたものの上値も限られた。
四半期決算と同時に業績見通しの引き上げを発表した航空機大手ボーイング(BA)が大幅に上昇し、ダウ平均を押し上げた。ボーイングは1銘柄でダウ平均を44ドル押し上げた。
NY原油先物相場が一時約3週ぶりの安値を付け、シェブロンなど石油関連株が売られたことも相場の重荷となった。ダウ平均の下げ幅は一時100ドルを超えた。
その後、午前中ごろ発表の週間の米石油在庫統計で原油在庫が増加の市場予想に反して減った。原油先物相場が急速に下げ渋ると、下げていた石油関連株が買い戻された。
一方、ナスダック総合株価指数は続落し、同33.131ポイント安の5250.268で終えた。アップル株の下げを受け、インターネット検索のグーグルの持ち株会社であるアルファベットなどハイテク株の一角に売りが広がった。
セクター別では、保険や銀行が上昇する一方でヘルスケア機器・サービスや不動産が下落した。
決算が市場予想を上回る増収増益となったバイオ製薬のバイオジェンが上昇。決算が市場予想ほど悪化しなかった菓子のモンデリーズ・インターナショナルが買われた。スポーツ用品のナイキや金融のゴールドマン・サックス、映画・娯楽のウォルト・ディズニーが高い。
一方、決算が市場予想ほど落ち込まなかった飲料のコカ・コーラには買いが先行したが、小幅安で終えた。決算が市場予想を下回ったインターネットラジオ局を運営するパンドラ・メディアが下落。製薬のメルクや化学のデュポン、医療保険のユナイテッドヘルス・グループが売られた。
NYダウ工業株30種(ドル)
18,199.33+30.06
S&P500種
2,139.43−3.73
ナスダック
5,250.268−33.131
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は小幅続伸した。12月物は前日比15円高の1万7365円で取引を終えた。同限月の終値として約半年ぶりの高値を3日続けて更新した。26日の大阪取引所の終値を5円上回った。
外国為替市場での円安傾向やダウ平均株価の上昇を手掛かりに買いが優勢だった。値幅は狭かった。26日の12月物の高値は1万7385円、安値は1万7265円だった。
シカゴ日経225先物12月限 (円建て)
17365 ( +5 )
シカゴ日経225先物12月限 (ドル建て)
17385 ( +25 )
( )は大阪取引所終値比
【26日の欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 6958.09(−59.55)
FTSE100種総合株価指数は反落。前日終値に比べ59.55ポイント安の6958.09で引けた。構成銘柄の約8割が下落した。主力の石油株と鉱業株がともに全面安となり、相場全体を押し下げた。
鉱業株では、2017年の減産見通しを示したアントファガスタの下げが目立った。レジャー・外食のウィットブレッドが大幅安で引けた。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 10709.68(−47.63)
ドイツ株式指数(DAX)は続落。終値は前日比47.63ポイント(0.44%)安の10709.68だった。構成銘柄の約7割が下落した。前日に引き続き鉄鋼のティッセン・クルップが下落。不動産のボノビアも安かった。自動車のフォルクスワーゲンも売られた。一方で、航空のルフトハンザ、銀行株が上げた。電力のRWEも上昇。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 4534.59(−6.25)
10月26日 マーケットコメント
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
26日の日経平均株価が3日続伸。
・・・続き
売りが先行したが、下値は限定された。後場は、日銀のETF買い思惑からプラス圏に浮上するなど売り込みにくい状況が続いている。
きょうは内需銘柄に相対的に強い動きが見られたが、キャタピラーの決算しかり、外需関連には警戒材料が多く出ており、内需優勢の流れが強まると予想する。
あす27日の東京株式市場では、底堅い展開か。
きょう引け後に決算を発表した任天堂、LINE、キヤノンなどが注目を集める展開が想定される。
目先的には騰落レシオが140%を超えており警戒ラインの120%を大きく超えているほか、RSIやストキャスティックスといった指標も過熱感を示す数字が出ており、調整局面にいつ入ってもおかしくない状況にはある。ただ、ともに短期指標であり、調整があっても一時的と考える。
【株価材料】
▲キヤノンの今期、純利益25%減に下方修正 円高が重荷
▲LINEの1〜9月期、53億円の最終黒字 広告や課金収入好調
▲アドテスト、今期純利益79%増に上方修正 高採算品の好調で
▲アドテスト、今期中間13円配・年22円配 従来予想は未定
▲任天堂の今期、純利益3倍に上方修正 米球団売却で大幅増益
▲「ポケモンGO」、任天堂の利益120億円押し上げ 営業外で
▲任天堂、今期年210円配に 従来予想150円配
▲大和ハウス、米戸建て住宅スタンレー・マーチンを子会社化 263億円
▲大京、100億円上限の自社株取得枠設定 発行済みの8.33%
▲オリックス、500億円上限の自社株取得枠設定 発行済みの2.97%
10月26日 為替市況コメント
【為替】日経平均の下げにドルも売られるが104円は割れず
・・・続き
[為替]
為替市場は小動きで始まったあと株価の下げに円買い優勢となってドルは午前中に104.020円まで値下がりしたが104円は割れず、ユーロも113.245円まで落ちたあとは下げ止まりとなった。
また午前9時30分に発表された豪第3四半期消費者物価指数が予想を上回ると豪ドルは急騰して80円台に乗せ、午前中に80.325円まで上昇した。
其の後日経平均が下げ幅を縮小するとドルは104円台前半で揉み合いとなり、ユーロも113円台後半まで反発して揉み合いとなった。
[提供:カネツFX証券株式会社]
10月26日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=26円高、後場切り返し小幅ながら3日続伸
【大引け概況】
26日の日経平均株価は3日続伸した。大引けは前日比26円59銭高の1万7391円84銭で終えた。
・・・続き
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前日の欧米株市場が総じて弱い動きをみせ、WTI原油先物価格も1バレル=50ドル台を割り込むなどリスク回避の流れが意識された。東証1部の騰落レシオは前日時点で146.6%と高水準で過熱感も意識されていただけに、利益確定の売りが先行した。
日銀による株価指数連動型上場投資信託(ETF)買いの思惑が広がり、株価指数先物が先行して上昇。日経平均株価は上値も重かったがプラス圏で着地した。
日経平均のチャート分析で中期の株価推移を示す75日移動平均線が、過去1年程度の株価推移を示す200日移動平均線を下から突き抜ける「ゴールデンクロス」を形成し「チャート上で株価の上昇基調を示す兆候が出たことも、投資家の心理を一段と安定させた」との声もある。
JPX日経インデックス400は3日続伸した。終値は前日比46.73ポイント高の1万2395.97だった。東証株価指数(TOPIX)は3日続伸し、5.38ポイント高の1382.70で終えた。
東証1部の売買代金は概算で1兆8114億円だった。売買高は15億8904万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1286と全体の6割を超えた。値下がりは557、変わらずは143銘柄だった。
午前中の株価下落を受けて先物高で割安になった現物株に買いが入る裁定買いに伴ってKDDIやソフトバンクが強含み、日経平均を押し上げた。
円高下でも堅調な業績見通しを示した日電産が1年2カ月ぶりに1万円台を付け年初来高値を更新し、業績への過度な不安が後退したことも支援材料となった。
コマツなどを中心に利益確定の売りが優勢となった。ただ、プリマなど業績堅調な銘柄に買いが集まり、三井不を中心に不動産株への資金流入も続いて個別株物色は途切れなかった。
NTT、NTTドコモが買われJTも高い。
半面、トヨタ自動車が冴えず、任天堂も軟調。前日に東証1部に新規上場したJR九州は前日終値近辺で推移し小幅に下げて今日の取引を終えた。
三菱自動車が急反落したほか、日新電機も大きく売り込まれた。
東証2部株価指数は小幅続落だった。大引けの2部指数は、前日比0.51ポイント安の4622.26となった。
個別銘柄ではプラズマ、フライトHD、シャープ、日鍛バル、土屋HDが下げた。一方、富フロンテックが一時ストップ高。アートSHDや川上塗、マーキュリア、中本パックスが上げた。
10月26日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】日経ジャスダック平均株価=反発、新興銘柄にも資金が流入
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は反発した。終値は前日比10円59銭高の2594円38銭だった。前日に東証1部に上場したJR九州が底堅く推移し、個人投資家の資金が新興市場銘柄にも流入した。日経平均株価が朝安後、小幅ながら上げに転じて終えたことも投資心理を上向かせた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で446億円、売買高は1億3469万株だった。
個別銘柄ではモジュレ、綜研化学、FVCがストップ高。ヒップ、アエリア、ジェイテックが高い。たばこ増税をにらんで禁煙グッズの市場が拡大するとの思惑からマルマンが急伸した。一方、テリロジー、NJHD、エムケー精工、データアプリが下落した。
10月26日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ指数=5日ぶり小幅反発、売買低調で戻りは限定的
・・・続き
東証マザーズ指数は小幅ながら5営業日ぶりに反発した。終値は前日比2.58ポイント高い939.01だった。
寄り付きこそ売りが先行したものの、前日までの下落を受けた買い戻しが優勢となった。
ただ、積極的な押し目買いの動きは乏しく、マザーズ指数の戻りは限定的だった。
売買代金は概算で593.82億円と約2ヶ月ぶりに600億円を割り込んだ。
騰落数は、値上がり120銘柄、値下がり93銘柄、変わらず14銘柄となった。
個別では、フィックスターズ、TOKYO BASE、そーせいやブランジスタ、JIGSAWが上げた。半面、JストリームやGunosy、メディア工房は下落した。連日の大商いとなっているメタップスは3日続落した。
10月26日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を9銘柄更新しました。
[4963]星光PMC
[4735]京進
[4769]インフォメーションクリエーティブ
[2186]ソーバル
[2761]トシン・グループ
[2763]エフティグループ
[2874]ヨコレイ(横浜冷凍)
[4559]ゼリア新薬工業
[7587]PALTEK
10月26日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価はやや下落幅を縮小
・・・続き
[後場寄り付き概況]
26日後場の日経平均株価は前日比10円14銭安の1万7355円11銭で寄り付いた
やや下落幅を縮小している。
マザーズ指数は5営業日ぶりに反発するなど、中小型株に資金がシフトしているようである。日替わり物色になりやすい面はあろうが、後場も決算等を手掛かりとした個別物色に向かいそうである。
外国為替市場では、1ドル=104円20銭台での推移。アジアの主要株式市場は、総じて軟調な値運びとなっている。
【バスケット取引】
ランチバスケットは25件、202.62億円。
差引き売り買い均衡との観測。
【レーティング情報】
【目標株価引き下げ】
4519 中外薬 GS 中立継続 3700→3450円
10月26日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=反落。薄商いのなか小幅安値圏でもみ合う
26日午前、日経平均株価は小幅ながら反落した。
・・・続き
前引けは前日比33円76銭安の1万7331円49銭だった。
前日の欧米株市場が総じて軟調だったことや、WTI原油先物価格も続落した。また、昨日、半年ぶり高値となる1万7365円25銭を付けたことなどで目先の利益を確定しようという動きが優勢となった。
目先の利益を確定する売りに押された。下げ幅は一時70円近くに広がったものの、円が1ドル=104円前半にとどまり円高・ドル安の勢いが鈍ったのと歩調を合わせ日経平均も底堅くなった。
JPX日経インデックス400は反落し、前日比8.70ポイント安の1万2340.54で終えた。東証株価指数(TOPIX)も反落。業種別では33業種中、鉱業や機械、ゴム製品など17業種が下げた。
日電産が1年2カ月ぶりに1万円台を回復するなど、業績の堅調な銘柄には買いが入り、個別銘柄への物色が続いた。「朝方の底堅い株価推移を見て、売り方の買い戻しも入ったとみられる」との声もある。
前日、東証1部に新規上場したJR九州は前日終値(2990円)近辺で小動きとなった。前引けは前日比7円(0.23%)高の2997円だった。東証1部の売買代金では前日に続いて首位を維持しているものの、前引け時点では436億円の売買代金となっており、1日を通して3000億円に迫る売買が成立した前日と比べ勢いは鈍い。
前引けの東証1部の売買代金は8048億円、売買高は7億420万株、東証1部の値下がり銘柄数は933と全体の約47%を占めた。値上がりは884、変わらずは169だった。
業種別には水産や食料品などのディフェンシブが買われ、鉱業や機械セクターに売りが目立つ展開となっている。
個別では、ファストリが売られた。米国市場でのキャタピラー株下落が響き、コマツも安い。前日発表の決算が低調だった中外薬も下げた。ここ急騰していた日本鋳鉄管が利食われ、三菱自動車も反落した。アップル関連とされる村田製は底堅かった。
半面、プリマは今期業績見通しを上方修正して年初来高値を更新した。SMKが値を飛ばしたほか、太平洋セメントが商いを膨らませて物色人気となった。くらコーポレーションが上昇、タツタ電線、鉄建も高い。
提携報道を受けて、キリンホールディングスやコカ・コーライーストジャパンなども買われている。
東証2部株価指数は続落した。前引けの2部指数は、前日比17.84ポイント安の4604.93となった。
個別銘柄では日鍛バル、プラズマ、ダイトケミクス、桜島埠頭、シャープ、ADプラズマが下げた。半面、神島化学工業、富士通コン、フライトHDと川上塗が上げた。
10月26日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】日経ジャスダック平均株価=反発、好業績銘柄買われる
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は反発した。前引けは前日比5円70銭高の2589円49銭だった。日経平均株価が小幅に下落するなど相場全体の手掛かりは乏しかったが、好業績など材料が伝わった銘柄の一角が買われた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で193億円、売買高は7425万株だった。
個別銘柄ではモジュレ、綜研化学がストップ高。ヒップは一時ストップ高と値を飛ばし、ジェイテックやマルマンが上げた。2016年4〜9月期の業績見通しを引き上げた綜研化学に買いが集まった。一方、NJHD、エムケー精工、テリロジー、水道機工、ベクターやテリロジーが下げた。
10月26日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=反発、ソフトMAXなどが買われる
・・・続き
東証マザーズ指数は小幅に反発した。前引けは前日比0.74ポイント高い937.17だった。個別銘柄ではソフトMAX、フィックスターズ、バルニバービ、エナリスやアカツキが上昇した。半面、メタップスが朝高後下げに転じ、そーせい、Jストリーム、ALBERT、MRTが小安い。
10月26日 相場概況(寄り付き後)
【市況】日経平均 =10時、小安い水準で推移 新規材料に乏しく値幅狭い
[10時概況]
10時時点の日経平均は前日比51円20銭安の1万7314円05銭で推移している。
・・・続き
取引開始直後に下げ幅が70円に迫る場面もあったが、下値を売り込む動きは限られる。
25日の米株安を受けて反落スタートとなっているが、新規の売り材料に乏しく値動きは小幅だ。円相場は1ドル=104円台前半にとどまっていることも、下値を支えている。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は小幅安の展開が続く。業種別では保険業が下げ幅を拡大。鉱業も軟調だ。機械、証券商品先物も安い。半面、精密機器や水産・農林業などが高い。
日電産など円高下でも業績見通しを上方修正する銘柄の堅調な値動きが投資家心理を下支えした面がある。
円高・ドル安でも業績見通しの上ぶれる事例が続いて企業業績への過度な懸念は後退しており、「円相場が1ドル=104円を突破する円高にならなければ、株式相場は底堅い展開が続きそうだ」との声がある。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で5092億円だった。売買高は4億6751万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1033、値上がりは771、変わらずは182銘柄だった。
業種別では33業種中15業種が値上がり。1位は精密機器で、以下、水産・農林、食料、情報・通信と続く。値下がり上位には鉱業、保険、機械が並んでいる。
個別では、コマツやファナックなど機械関連の下げが目立つ。トヨタ、ホンダも売りが優勢だ。一方、前日に東証1部に新規上場したJR九州は前日終値の2990円を挟んで小動きとなった。日電産は1年2カ月ぶり高値まで上昇した。太平洋セメントが前日比10%超の大幅高となっている。
東証2部株価指数は続落した。シャープとADプラズマが下落した半面、フライトHD、川上塗が上昇した。
225先物は野村・UBS・メリル・大和・ソジェンが買い越し。
アムロ・三菱・シティ・みずほ・GS・パリバが売り越し。
TOPIX先物はバークレイズ・GS・日興・UBS・シティが買い越し。
三菱・みずほ・パリバ・メリル・大和が売り越し。
外資系等は、くら(2695)、トリドール(3397)、バンナム(7832)、任天堂(7974)、スクエニ(9684)、コナミ(9766)、ローツェ(6323)、ゼオン(4205)、NSSOL(2327)、HOYA(7741)、日立建機(6305)に注目。
テクニカル的には、飛島(1805)、コア(2359)、日清紡(3105)、トーモク(3946)、扶桑化学(4368)、BS(5108)、板硝子(5202)、アジアパイル(5288)、モリ工業(5464)、UACJ(5741)、ペガサス(6262)、サトー(6287)、能美防災(6744)、スミダ(6817)、武蔵精密(7220)、NOK(7240)、ケーヒン(7251)、ホンダ(7267)、シマノ(7309)、シチズン(7762)、パイロット(7846)、三共生興(8018)、第一実(8059)、東陽テク(8151)、タカキュー(8166)、丸井(8252)、りそな(8308)、京都銀(8369)、新京成(9014)、ベルーナ(9997)が動兆。
10月26日 カタリストコメント
「17572円を抜けるかどうかが年末相場への試金石」
NY株式市場は反落。
材料を敢えて見つければコンファレンス・ボードが発表した10月の米消費者信頼感指数。
・・・続き
98.6と前月比4.9ポイント低下。
市場予想の101.0も下回った。
あるいは決算では家電大手ワールプールの第3四半期利益が市場予想を下回ったこと。
塗料メーカーのシャーウィン・ウイリアムズの見通しの軟調さ。
「住宅市場の鈍化を示しているのかもしれない」という見方から投資心理が後退したとの解釈。
しかしこれは微分した刹那的解釈にも聞こえる。
日用品のP&Gは決算を好感し上昇。
たまたま決算スケジュールの組み合わせと巡り合わせが悪かった一日でもあろうか。
S&P500採用銘柄の第3四半期の利益は前年比1.7%増。
既に決算発表した150社の75.3%は市場予想を上回った。
長期平均の63.5%よりも高い数値というのが現実。
原油先物が6日ぶりにバレル50ドルを割りこんだのも悪材料視された。
背景はOPECの協調減産の不確定さ。
とはいえ「大統領選挙はヒラリー候補勝利、FOMCは12月利上げ」。
この路線に変更はなさそう。
JR九州上場日は無事通過。
日経平均は4月25日以来半年ぶりの水準まで上昇した。
円高にもめげず増益だった日電産、円高の影響で3割減益観測のマツダにスバル。
いずれも力強い上昇を見せたところが市場心理の綾なのだろう。
上昇中の75日移動平均が下降中の200日移動平均線を上抜いた。
200日線はあと2週間くらいで上向いてくる見通し。
そうなると相場の強さは際立って来ようか。
騰落レシオの146%はその先陣的指標と考えるが、一応限界水準近く。
日経平均の25日線(16828円)からのかい離はプラス2.9%。
第一次限界水準のプラス4〜5%は17501円〜17669円。
ココを抜けるかどうかに差し掛かってきた。
4月24日の17572円を抜けるかどうかが年末相場への試金石となろう。
カラ売り比率の35.6%は好感されよう。
新高値銘柄122も1年2か月ぶりのことになる。
日経朝刊では「2020年末の日経平均は4万円」という勇ましい声も聞かれ始めた。
マイナス金利導入以降継続していた外国人売りにも変化の兆し。
「確認しようのない海外での懸念はあれこれ数えられる。
それよりは足元の変化を感じ取るべき」という指摘もある。
市場関係者の悪癖ともいえる免罪符のように警戒論を書けば・・・。
2015年8月以来1年2カ月ぶりに日経ダブルインバと日経レバの口数逆転。
東証1部の年初来高値更新銘柄数は122(前日76)。
これも2015年8月以来、約1年2カ月ぶりの高水準。
2015年8月は、日経平均先物は20600円どころから、一気に18000円円割れ。
約2カ月で17000円割れとなった。
今回は「吹き飛ばしたい」ところだが、脳裏をかすめることではある。
火曜日経では「統合報告書、320社が発行」の記事。
財務情報とともに経営戦略や社会貢献など非財務情報までまとめた統合報告書。
宝印刷の調べでは昨年末より4割増の320社になるという。
言われて久しいお題目のようなE・S・G投資だが、ようやく根付いてきそうな気配。
もっとも住友鉱は3年かけてつくったというから準備も大変は労作ばかり。
いっそのこと四半期決算なんかやめてこちらに注力する方が投資家づくりには役立つかも知れない。
アナリストが上方修正した数から下方修正した数を引いたのがリビジョンインデックス。
これが10カ月ぶりにプラスになったことなど素直に喜んでいる場合ではなかろう。
明るいのは「大型IPO後は上昇」のアノマリー。
今年7月のLINE上場。
日経平均は上場前日から翌週末まで1%上昇。
1か月後は2%上昇。
昨年11月の日本郵政。
日経平均は上場前日から翌週末まで5%上昇。
1か月後は3%上昇。
JR九州の場合は昨年の日本郵政パターンを望みたいが・・・。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
東部ネットワーク(9036)・・・動兆。
東部ネットワークに注目する。
同社は関東圏地盤の石油、瓶、飲料、セメントを軸とした物流が中核。
業界に先駆けた大型トレーラー導入で輸送効率向上。
9月末に東名吉田IC近隣に中継所開設。
積載効率や実車率の向上を図っている。
火曜日経1面トップは「物流停滞回避へ自衛策」。
水曜トップは「コカコーラ・キリン提携、物流や原料調達」。
同社が主役の記事が続いた。
TPPという側面で考えるとアメリカはトレーラーが主流。
この背景は見逃せない。
IoTによるトラックの自動走行。
AIを使った物流倉庫。
新たな時代の物流のトップランナー。
PBR0.3倍台はいかにも割安過ぎよう。
出来高増に期待。
(兜町カタリスト櫻井)
10月26日 為替市況コメント
【為替】マチマチな米経済指標にドルは105円台を付ける事は出来ず、其の後は急落
・・・続き
[為替]
欧州株式市場も上昇で始まると為替市場も円売り優勢となってドルやユーロはそれまでの高値を上抜き、NY市場で発表された8月S&Pケースシラー住宅価格が予想を上回ると、NY市場序盤にドル(104.885円)やユーロ(113.890円)は当日高値まで上昇した。
しかしNY株式市場は小幅安で始まり、続いて発表された10月コンファレンス・ボード消費者信頼感指数は予想を下回った為にドルは上値を抑えられて105円台には達せず、其の後は企業決算や原油価格の下げなどにNY株式市場が下落に転じた事もあって急速に円買いが進んだ。
そしてNY市場中盤にドルは当日安値104.100円まで下落し、ユーロも欧米市場安値113.400円まで値下がりした。其の後はNY株式市場の下げ止まりと共に為替市場も揉み合いとなり、ドルは最期前日比+6.5銭高の104.255円で引け、ユーロも+15.5銭高の113.485円で引けるなど、ポンドとカナダドル以外の主要通貨は小幅上昇して引けた。
ドルは105円台を付ける事は出来なかったが終日104円台で推移するなど上値を目指す動きは継続している模様。
[提供:カネツFX証券株式会社]
10月26日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 10月26日号
10月26日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
26日の東京株式市場は、もみ合いとなりそうだ。
・・・続き
日経平均株価の予想レンジは、1万7250円−1万7500円を想定する。
注目のアップル決算の内容は、減収も「iPhone」の販売台数見通しは市場予想を上回った。時間外では上昇後に下落と不安定な動きとなっている。アップルの判断が微妙なことなどから、序盤はやや荒い動きとなる可能性もあるが、徐々に前日終値近辺でのもみ合展開だろう。
現地25日のNY株は反落し、為替相場は、ドル・円が1ドル=104円台前半とやや円高に振れている。輸出関連の主力株には、やや動きが鈍る銘柄も出るとみられるが、好地合いのなか、押し目拾いの動きから下げ渋る展開も想定される。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、25日の大阪取引所終値比30円安の1万7350円だった。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り1260万株、買い1550万株で、差し引き290万株の買い越し。買い越しは2営業日連続。金額も買い越し。
売りセクターに、商社、電機、小売、不動産、建設、化学、自動車、ゴムなど。買いセクターに、電機、サービス、不動産、化学、保険、食品、その他製品など。
【好材料銘柄】
■日本社宅サービス <8945>
東証は社宅サービスを11月1日付で東証2部に市場変更する。
■綜研化学 <4972>
上期経常を52%上方修正。
■オプティム <3694>
マイクロソフトとAI・IoT分野で技術連携。同社の「OPTiM Cloud IoT OS」が「Microsoft Azure」と連携することで、AI・IoTの導入コストを削減し活用機会を広げる。
■タツタ電線 <5809>
発行済み株式数(自社株を除く)の3.14%にあたる200万株(金額で10億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は10月27日から17年3月24日まで。
【主な経済指標・スケジュール】
26(水)
【国内】
9月企業向けサービス価格指数(8:50)
《決算発表》
日立キャピ、ピーシーエー、ユアテック、かどや、ベリサーブ、ドリコム、LINE、四国化、日立国際、航空電、アドバンテ、日車輌、キヤノン、日バルカー、H2Oリテイル、オリックス、大 京、沖縄セルラー、北ガス、メタウォーター、セゾン情、日立化成、洋鋼鈑、日立工、富通ゼネ、任天堂、大ガス
【海外】
米5年国債入札
9月米新築住宅販売件数
《米決算発表》
コカ・コーラ、サウスウェスト航空、ボーインク、テキサス・インスツルメンツ・インコーポレーテッド、グッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバー
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
10月25日 【NY株/欧州株概況】
【市況】NYダウは53ドル安、7-9月企業決算の内容明暗分ける
・・・続き
25日のNYダウ工業株30種平均は、前日比53ドル76セン安の1万8169ドル27セントと反落で終えた。
朝方発表された企業決算の内容がまちまちとなり、主要企業の業績動向を見極めたいとの思惑から売りが先行した。取引終了後に時価総額最大のアップルの決算が予定されており、手控える向きも多かった。
工業製品・事務用品のスリーエム(3M)や建機のキャタピラーが売られ、指数を押し下げた。原油安も相場の重荷だった。半面、決算が予想を上回った日用品大手プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)などが買われ下値は限られた。
朝方発表の8月のS&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数が市場予想を上回った。一方、コンファレンスボードが発表した10月の消費者信頼感指数は市場予想よりも低下した。消費の先行きに警戒感が広がったうえスポーツ衣料のアンダーアーマー(UA)や家電のワールプール(WHR)などの決算が市場の失望を誘った。消費関連銘柄に売りが膨らんだのが相場の重荷になった。
石油輸出国機構(OPEC)の減産協議を巡る不透明感などから原油先物が続落した。エクソンモービルなどエネルギー関連銘柄の一角に売りが優勢になったことも相場を押し下げた。
ナスダック総合株価指数は3営業ぶりに反落し、前日比26.428ポイント安の5283.399で終えた。アップルの決算発表を取引終了後に控えていたのも買い手控えを誘った。
セクター別では、家庭用品・パーソナル用品や公益事業が上昇する一方で耐久消費財・アパレルや商業・専門サービスが下落した。
自動車のゼネラル・モーターズ(GM)は予想を上回る決算を発表したものの、欧州事業の先行きに慎重な見方を示したことが嫌気されて下落した。
売上高が前年同期比で約2年ぶりに増えた携帯のスプリントも安い。ダウ平均の採用銘柄ではホームセンターのホーム・デポやクレジットカードのビザも下げた。
一方、製薬のメルク(MRK)や家庭用品のプロクター&ギャンブル(PG)、航空宇宙のロッキード・マーチン(LMT)などが予想を上回る決算を発表して上昇。
マーケット終了後に携帯端末のアップル(AAPL)が発表した決算は、一株利益やiPhone販売台数は予想を上回ったものの、売上高は僅かに下振れた。10-12月期に強気の見通しを示したことが好感されているものの、時間外取引では小動きとなっている
NYダウ工業株30種(ドル)
18,169.27−53.76
S&P500種
2,143.16−8.17
ナスダック
5,283.399−26.428
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は小幅続伸した。12月物は前日比10円高の1万7350円で取引を終え、同限月の終値として約半年ぶりの高値を連日で更新した。25日の大阪取引所の終値は30円下回った。
朝方の円安局面で買われ、12月物は一時1万7430円まで上げた。その後は円が下げ渋ったうえ米株式が下げたのを受けて、伸び悩んだ。この日の12月物安値は1万7305円だった。
シカゴ日経225先物12月限 (円建て)
17350 ( -30 )
シカゴ日経225先物12月限 (ドル建て)
17380 ( 0 )
( )は大阪取引所終値比
【25日の欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7017.64(+31.24)
FTSE100種総合株価指数は反発。前日終値に比べ31.24ポイント高の7017.64で引けた。鉱業株と石油株の上げが指数を押し上げた。上昇と下落の銘柄数はほぼ拮抗。午後にポンドが対ドルで急速に売られると、株価指数は一段高となったものの、その後伸び悩んだ。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 10757.31(−3.86)
ドイツ株式指数(DAX)は小反落。終値は前日比3.86ポイント安の10757.31だった。
アナリストが投資判断を引き下げた鉄鋼のティッセン・クルップは下落。医療機器のフレゼニウスと医薬・化学大手のメルクも下がった。半面、ドイツテレコムと放送大手のプロジーベンザット1メディアは買われた。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 4540.84(−11.74)
10月25日 マーケットコメント
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
日経平均株価は、今日の上昇で半年ぶりの高値水準まで回復してきた。
・・・続き
日経平均株価は、今日の上昇で半年ぶりの高値水準まで回復してきた。
円相場が1ドル=104円台半ばまで下落したことが買い方を刺激し終日堅調に推移。
本日新規上場のJR九州 <9142> が好調な初値をつけたこともマインド向上につながったようだ。東証1部の売買代金はJR九州効果で2.1兆円と1カ月ぶりの水準に回復している。
さて、今晩米国では、アップルやキャタピラーなどの決算発表が予定されており、明日の電子部品株や機械株にも大きな影響を及ぼすと予想する。
両方良ければ日経平均は力強い上昇が期待でき、節目の1万7500円も視野に入る。
両方悪ければいったんクールダウンとはなるだろうが、直近で好材料のあった銘柄などには買いが継続すると見込まれることから、大崩れはないと考える。
チャート面でも4月25日高値(1万7613円)までフシはなく、円安や米株高というサポートがあれば捉えてくるような流れともいえよう。
今週は27日にドイツ銀行の決算という大きな関門が待っているが、あすを波乱なく通過できれば、先に一定の警戒は置きながらも前のめりでリスク・オンムードが強まると予想する。
10月25日 為替市況コメント
【為替】株価上昇にリスク選好の円売りとなり、ドルは13日以来となる104円台半ば超え
・・・続き
[為替]
為替市場は小動きで始まったあと、株価の上昇に円売り優勢となって、昼頃に13日以来となる104円台半ばを超え104.505円まで上昇した。
しかし104円台半ばでは上値が重くなり、104円台前半に落ちて小幅揉み合いとなった。
またユーロも113円台前半で始まったあと株価の上昇に113円台後半に乗せ、其の後も上値を伸ばすと、東京市場終盤には113.675円まで上昇したが、そこからは上値を抑えられて揉み合いとなった。
豪ドルやNZドルも堅調で、午前中に豪ドルは79円台後半、NZドルは74円台後半に乗せるなど、全般に円売りが優勢だったが上値追いには慎重な様子も感じられた。
[提供:カネツFX証券株式会社]
10月25日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=130円高、続伸し半年ぶり高値水準。円安追い風に
【大引け概況】
25日の日経平均株価は続伸した。
・・・続き
本日のマーケット動画
過去のマーケット動画はこちら
終値は前日比130円83銭高の1万7365円25銭で、4月25日以来約半年ぶりの高値だ。
前日の欧米株市場が総じて堅調な動きをみせたことや、1ドル=104円40銭台まで円安が進行したことを受けて、主力株中心にリスクを取る動きが顕在化した。
国内外の投資家の間で輸出関連銘柄に買い安心感が広がった。
10月に入って下値が堅く「持たざるリスクを意識した国内投資家も買い始めた」との指摘もあった。
決算発表本格化を目前に、個別には業績絡みで明暗を分ける銘柄が目立った。
きょう東証1部に上場したJR九州の初値は、売り出し価格(公開価格、2600円)を19%上回る3100円だった。その後も3000円前後で推移した。公開価格を上回ったことで投資家心理が改善した影響も大きい。終値は2990円だった。
JPX日経インデックス400は続伸し、前日比89.47ポイント高の1万2349.24だった。東証株価指数(TOPIX)も続伸し、9.71ポイント高の1377.32だった。
東証1部の売買代金は2兆1160億円と約1カ月ぶりの高水準だった。JR九州の終日の売買代金は2736億円と全体の1割強を占めた。
売買高は17億6222万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は全体の6割を超える1243。値下がりは585、変わらずは157銘柄だった。
個別では、ファストリやファナックなど値がさ株が上昇した。円安進展を追い風にトヨタ自動車やマツダなど自動車株や銀行株が上げ、任天堂も3日ぶりに反発した。日電産は売買を伴い、年初来高値まで買われた。日産化も分割などを考慮すると実質的な上場来高値まで上げた。
一方、業績を下方修正したIHIは大幅に反落した。新日鉄住金など鉄鋼株のほか、国際石開帝石など原油関連銘柄の下げも目立った。
エムスリーが売られ、JSRも安い。田淵電機、タカラレーベンなどが大幅安となったほか、日本カーボン、VOYAGE GROUPなども利食われた。
東証2部株価指数は反落した。大引けの2部指数は、前日比2.9ポイント安の4622.77となった。
個別銘柄では、川上塗料、ランドコンピュータ、フライトHDやシャープが下げた。一方、テクノスマート、鈴与シンワ、サイオス、安川情報、Tスマートが上げた。
10月25日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】日経ジャスダック平均株価=反落、換金売りが優勢
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は小幅に反落した。終値は前日比46銭安の2583円79銭だった。25日に東証1部に新規上場したJR九州に投資家の関心が移り、新興企業市場の銘柄にはJR九州株を購入するための換金売りが優勢になった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で289億円、売買高は8782万株だった。
個別銘柄では、セック、テリロジー、ベクター、多摩川HD、ユビテックが下落した。半面、エムケー精工がストップ高。アバントは一時ストップ高と値を飛ばし、シライ電子やエヌジェイ、トリケミカルは上昇した。
10月25日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ指数=4日続落、ヒューマン・メタボなどが売られる
・・・続き
東証マザーズ指数は4日続落した。終値は前日比13.22ポイント安い936.43だった。
個別銘柄ではALBERT、ヒューマン・メタボ、キャリア、メタップス、そーせい、ブランジスタが下落した。一方、Jストリームがストップ高。MRT、サンワカンパニー、アカツキやエナリス、ビジョンは上昇した。
10月25日 アフターランチ
「勘」
以下は今朝のストボのブログ。
↓
・・・続き
人類に限らず生き物はかなり優れた能力を持っている存在なのでしょう。
たとえばゴルフのアプローチ。
距離をマニュアルのように30ヤードならヘッドが腰のあたり。
50ヤードなら肩のあたり。
このようにマニュアルチックに機械的に行う人もおられます。
でも、あそこに落としてこれくらい転がるだろう、というイメージの方が大切。
そう思えば、打ち損じは別にしてたいていはそこに行くもの。
これを勘とでもいうのでしょうか。
キャッチボールの時にわざわざ距離を補足して、この程度の角度でこの程度の力で投げるなんてことは誰も考えない筈。
水たまりを飛び越すときに距離を測る人もいないでしょう。
どういう訳かゴルフだけは、メカニカルにやりたがる傾向があるのは不思議なものです。
ひょっとすると、株式市場でもそんな意味での天性の勘は役立つような気がします。
もちろんゴルフなどのフィジカルなものではありませんし、そこにメンタル面が加わります。
「なにかイヤな雰囲気」とか「なにか明るい兆し」などというのは意外と企業分析なややこしい経済指標の読解よりも役に立ちそうです。
たとえば月曜日経朝刊の「経済指標」。
たんなる数字の羅列にしか過ぎませんが浮かび上がるものはある筈。
気がつくのは生産指数集積回路。
1年ぶりに8月は前年比プラス12.3とプラ転。
広告扱い高は8月9月とプラス。
粗鋼生産の軟調や個人所得の伸びのなさ。
あるいは百貨店売上高や新車販売台数の低下。
個人の消費指標は悪いですが新たな萌芽も見られるように思えます。
競馬のGI菊花賞でサトノダイヤモンドが優勝したからセガサミー絡みでカジノ法案の行方を類推すること。
短絡的過ぎるかも知れませんが意外と未来で役立つのかも知れません。
予定を観れば水曜に「ホスペックジャパン2016」。
医療機器や病院・福祉施設が脚光を浴びるかも知れないなんて勘もアリかも知れません。
昨日から始まった東京証券会館の「朝活、株勝」。
おかげさまで第1回は満員。
証券マン・ウーマン、上場企業のIR担当者、マスコミ関係者そして個人投資家さん。
顔ぶれはさまざまですが、朝7時15分からの情報収集作業。
8時に終わってそれぞれ会社などへ向かう姿を見ていると兜町も捨てたものじゃないという気になってきました。
かつて倒産通りと呼ばれた永代通りも意外と輝く朝日に照らされる日が来るような気がします。
週末はストボフォーラム大阪。
北浜でも元気の源を見つけてきたいと思います。
以下は広島と日ハムの日本シリーズ勝敗と株価の関係。
結論は広島勝ちあるいは日ハム負けの方がパフォーマンスは良かった。
■広島カープ
1979年 〇 日経平均プラス9.45%
1980年 〇 日経平均プラス8.32%
1984年 〇 日経平均プラス16.66%
1986年 × 日経平均プラス42.61%
1991年 × 日経平均マイナス3.63%
■日ハム
1981年 × 日経平均プラス7.94%
2006年 〇 日経平均プラス6.91%
2007年 × 日経平均マイナス11.13%
2009年 × 日経平均プラス19.04%
2012年 × 日経平均プラス22.94%
(櫻井)。
10月25日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価は前場終値近辺で小動き
・・・続き
[後場寄り付き概況]
25日後場の日経平均株価は前日比112円99銭高の1万7347円41銭で寄り付いた。前場終値近辺で小動きとなっている。
225採用銘柄では、三菱自、三住トラスト、マツダが値上がり率上位。半面、IHI、三井造、アドバンテストが値下がり率上位。
午後零時45分現在、東証1部の出来高は10億6630万株、売買代金は1兆2232億円。
外国為替市場では、1ドル=104円40銭台での推移。アジアの主要株式市場は、高安まちまちの値運びとなっている。
ランチバスケットは19件、170.87億円。
差引き20億円の買い越しとの観測。
10月25日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=円安好感で続伸、JR九州効果で売買代金1兆円超
25日午前の日経平均株価は続伸した。
・・・続き
午前の終値は106円73銭高の1万7341円15銭だった。
前日の米国株市場が堅調だったことに加え、為替が1ドル=104円40銭前後まで円安に振れたことで自動車株、輸出関連銘柄を中心に広範囲にリスクを取る動きが優勢となった。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も続伸した。
円高による業績の下方修正懸念はほぼ相場に織り込まれつつあり、先高観が出てきたことで「海外投資家の買い戻しも入っている」との指摘も出ていた。
きょう東証1部に上場したJR九州の初値は、公募・売り出し価格(公開価格、2600円)を19%上回る3100円だった。前場の終値も2922円と公開価格を上回った。「相場の地合いのよさ」の象徴となり、投資家心理の改善につながった。
前引けの東証1部の売買代金はJR九州効果もあり、1兆688億円と14日以来の高水準だった。売買高は9億1163万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1164と全体の59%を占めた。値下がりは660、変わらずは160だった。
個別では、ホンダなど自動車株が上げ、東京海上など保険株も上昇した。日電産は年初来高値まで買われた。日本鋳鉄管が大きく商いを膨らませ急騰、コア、新日本理化なども値を飛ばしている。任天堂も反発した。
一方、新日鉄住金など鉄鋼株が売られた。国際石開帝石など原油関連銘柄も下げが目立った。業績を下方修正したIHIは大幅反落となった。エムスリー、タカラレーベンの下げも目立つ。JSR、田淵電機、アドテストも下げた。
東証2部株価指数は続伸した。前引けの2部指数は、前日比3.82ポイント高の4629.49となった。
個別銘柄では、鈴与シンワ、安川情報、ヨネックス、フライトHD、シャープが上げた、半面、ランドコンピュータ、川上塗料、エスティック、ADプラズマやマーチャントが下げた。
10月25日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】日経ジャスダック平均株価=反落、新興株は売りが優勢
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は小幅に反落した。午前終値は前日比3円58銭安の2580円67銭だった。外国為替市場での円安・ドル高で同日の株式市場では東証1部の輸出関連株などに投資資金が向かい、新興企業株には売りが優勢となった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で176億円、売買高は5064万株だった。
個別銘柄ではテリロジー、セック、ユビテック、タツモ、エヌジェイが下落した。半面、エムケー精工がストップ高。アバントは一時ストップ高と値を飛ばし、シライ電子やデータアプリ、トリケミカルは上昇した。
10月25日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=続落、ALBERTなどが売られる
・・・続き
東証マザーズ指数は続落した。午前終値は前日比13.86ポイント安の935.79だった。
個別銘柄ではALBERT、ヒューマン・メタボ、メディア工房、ブランジスタ、メタップス、そーせいが下落した。一方、Jストリームがストップ高。アカツキやストライク、ミクシィは上昇した。
10月25日 相場概況(寄り付き後)
【市況】日経平均 =10時、上げ幅やや広げる、海外投資家の買い
[10時概況]
25日10時時点の日経平均株価は前日比128円89銭高の1万7363円31銭で推移している。
・・・続き
上げ幅をやや広げている。
前日比を120円超上回る1万7300円台後半で推移し、取引時間中としては4月28日約6カ月ぶりの高値水準だ。
上げ幅は一時130円まで広がった。円相場が1ドル=104円台前半で推移しており、引き続き輸出関連銘柄に買い安心感が強い。上昇してきたことで「海外投資家の見直し買いが入っている」との指摘も出ていた。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も上げ幅をやや広げている。
2017年3月期の連結営業利益が前年同期比34%減の1500億円程度になりそうと伝わったマツダが上げ幅を広げた。「円高の影響で業績を下方修正しても、売りは限定的」との見方が広がっていることも買いにつながっている。
きょう東証1部に上場したJR九州の初値は、3100円と公開価格(2600円)を19%上回った。大型の新規株式公開(IPO)が好調なスタートとなり、投資家心理の改善につながっているとみられる。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で6843億円、売買高は5億9929万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1396と全体の71%を占めた。値下がりは427、変わらずは156だった。
業種別では33業種中、鉄鋼、鉱業を除き高い。値上がり上位に銀行、保険、輸送用機器、その他金融、ゴム製品、証券など。
個別では、銀行株が引き続き高い。きょう1〜9月期決算を発表予定のシマノも買われている。24日に2017年3月期の通期純利益を前期比11%増の1000億円に上方修正した日電産は一時年初来高値をつけた。一方、2017年3月期の最終損益をゼロに下方修正したIHIは大幅に反落した。武田やアステラスは売りに押されている。三菱重は続落した。
JR九州 <9142> が東証1部に新規上場。初値は3100円で公開価格2600円を19.2%上回った。
東証2部株価指数も続伸している。シャープと安川情報が上げ、フライトHDとADプラズマが下げた。
225先物はクレディ・三菱・アムロ・JP・GSが買い越し。
シティ・パリバ・野村・ドイツ・モルスタが売り越し。
TOPIX先物は三菱・大和・GSが買い越し。
バークレイズ・メリル・JP・クレディ・シティが売り越し。
テクニカル的には三井松島(1518)、大豊建(1822)、コカウェスト(2579)、DCM(3050)、野村不(3231)、VOYAGE(3688)、住精化(4008)、三菱ガス(4182)、アイカ工(4206)、日理化(4406)、トーセ(4728)、農薬(4997)、鋳鉄管(5612)、東洋機械(6210)、レオン(6272)、小森(6349)、サンデン(6444)、前澤工(6489)、オリジン(6513)、アルパイン(6816)、ウシオ(6925)、IHI(7013)、マツダ(7261)、丸文(7537)、シークス(7613)、兼松サステク(7961)、セイコー(8050)、日産東京(8291)、東北銀(8349)、東海東京(8616)、光世証券(8617)、三井不(8801)、空港施設(8864)、ゴールドクレ(8871)、鴻池運(9025)、カドカワ(9548)、ドーム(9681)、応用地質(9755)が動兆。
10月25日 カタリストコメント
「薄商い」
日経平均の日中値幅は前場55円、結局82円。
東証1部の売買代金は今年2番目の薄さ。
・・・続き
閑散に売りなしとみるか。
今年最少の売買代金は5月30日でその後株価は下落したのが歴史と思い出すか。
別れ道なのかも知れない。
昨日引け後には日本電産が決算発表。
ドル円の見通しを105円→100円に修正しながら利益見通しは上方修正。
配当見通しも引き上げた。
「期待感がなかっただけ期待感」なんて声も聞こえる。
塩野義は増額修正。
サプライズは少ないが着実に決算をこなして来ている印象。
火曜前場はJR九州の上場日。
東証1部に新規上場。初値は3100円で公開価格2600円を19.2%上回った。
通過であく抜けになるかどうかだろう。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
中本パックス(7811)・・・動兆。
中本パックスに注目する。
同社は食品包装、IT・工業材、医療に強みを持つラミネート・コーティングが中核。
コンビニ向け包材・二次電池部材などが拡大
電子レンジ用向け透明耐熱PET容器に期待感。
(兜町カタリスト櫻井)
10月25日 為替市況コメント
【為替】良好な経済指標に欧米株式市場は上昇し、リスク選好の円売りが進む
・・・続き
[為替]
独やユーロ圏の経済指標(10月製造業と10月非製造業PMI)が予想を上回り、ユーロは買われて欧州市場序盤にそれまでの高値を上抜き、ドルも欧州市場中盤に再び104円台に乗せる上昇となった。
其の後欧州株高を受けてNY株式市場も大幅上昇で始まり、発表された米10月製造業PMIが予想を上回り、セントルイス連銀総裁の「12月利上げの可能性が最も高い」発言が伝わると為替市場は一段と円売りが進んだ。
NY市場中盤にドルは104.330円、ユーロは113.590円のそれぞれ当日高値まで上昇し、其の後は株価の上げ幅縮小などに揉み合いとなったが、ドルは最期+36銭高の104.190円と104円台に乗せて引け、ユーロは+35銭高の113.330円で引けるなど、主要通貨は軒並み上昇した。
[提供:カネツFX証券株式会社]
10月25日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 10月25日号
10月25日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
25日の東京株式市場は続伸後、しっかりした展開になるとみられる。
・・・続き
日経平均は下げない動きが続いており、下値は固く、好材料を追い風に上値を試す展開を予想する。
日経平均株価の予想レンジは、1万7100円−1万7400円を想定する。
きょうはJR九州が東証1部に新規上場となるが、良好な地合いを受けて好発進が期待できそうで、市場全体の楽観ムードも一段と強まりやすい。決算も日本電産などが良好な内容を発表しており、市場全体の刺激材料になると考える。
為替相場は、ドル・円が1ドル=104円台の前半と円安に振れている。
輸出関連株には、追い風になろう。
日銀は24日、ETF(上場投資信託)を707億円購入した。14日以来のETF買い付けとなったが、下値に対する安心感を与える格好となりそう。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、24日の大阪取引所終値比90円高の1万7340円だった。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り830万株、買い950万株で、差し引き120万株の買い越し。買い越しは5営業日ぶり。金額も買い越し。
売りセクターに、商社、建設、小売、情報通信、不動産、サービス、ゴム、その他製品など。買いセクターに、電機、自動車、不動産、サービス、建設、情報通信、保険など。
【好材料銘柄】
■エヌアイシ・オートテック <5742>
上期経常を35%上方修正・最高益予想を上乗せ。
■コア <2359>
上期経常を3.4倍上方修正。
■さくらインターネット <3778>
上期経常は一転21%増益で上振れ着地。
■リケンテクノス <4220>
発行済み株式数(自社株を除く)の4.94%にあたる300万株(金額で18億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は11月1日から17年3月31日まで。
■塩野義製薬 <4507>
上期経常を一転21%増益に上方修正・最高益更新へ。
■日本鋳鉄管 <5612>
上期経常を一転16%増益に上方修正。
■日神不動産 <8881>
上期経常を一転63%増益に上方修正。
【主な経済指標・スケジュール】
25(火)
【国内】
10月月例経済報告
20年国債入札
《決算発表》
小野測、サカイ引越、不二家、栄研化、アクセル、GMOクリック、シマノ、京都友禅、イトーキ、キヤノンMJ、三谷産、中外薬、総合メディ、小糸製、コメリ、モーニングスタ、SMK、キヤノン電、蝶理
【海外】
韓国7-9月期GDP(8:00)
独10月Ifo景況感指数(17:00)
米8月FHFA住宅価格指数(22:00)
米8月S&PコアロジックCS住宅価格指数(22:00)
米10月消費者信頼感指数(23:00)
米10月リッチモンド連銀製造業指数(23:00)
米2年国債入札
《米決算発表》
ユナイテッド・テクノロジース、イーライリリー・アンド・カンパニー、ニールセン・ホールディングス、プロクター・アンド・ギャンブル、3M、ゼネラル・モータース、アップル、AT&T、バーテックス・ファーマシューティカルズ、ロッキード・マーチン
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
10月24日 【NY株/欧州株概況】
【市況】NYダウは77ドル高と3日ぶりに反発
・・・続き
24日のNYダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反発し、前週末比77ドル32セント高の1万8223ドル03セントで終えた。
主要企業の四半期決算の発表が本格化する中、好業績への期待感が相場を押し上げた。相次いで大型買収が発表されたことが好感され終日堅調推移となった。
前週発表した四半期の1株利益が市場予想を上回ったマイクロソフトが引き続き買われ、上場来高値を連日で更新し相場上昇をけん引した。航空機のボーイングや小売り大手のウォルマート・ストアーズも上昇した。
通信大手AT&Tは22日、メディア大手のタイムワーナー(TWX)を買収すると発表した。独禁当局の判断に対する警戒感や、買収額が割高との見方から24日は両株とも売りが優勢だった。ただ、前週から英たばこ大手の米同業の買収など大型M&A(合併・買収)の発表が相次いでおり、資本市場の活性化に対する期待感が相場を下支えした。
ダウの上げ幅は一時120ドルを超えた。
ただ、相場は伸び悩む場面もあった。原油相場が下げ幅を広げる場面でリスク資産である株式にも売り圧力がかかった。外国為替市場でドルが高値圏で推移していることも重荷になった。
ナスダック総合株価指数は続伸し、前日比52.425ポイント高い5309.827で終えた。
セクター別では、自動車・自動車部品や半導体・半導体製造装置が上昇する一方で電気通信サービスや家庭用品・パーソナル用品が下落した。
航空部品のB/Eエアロスペース(BEAV)はロックウェル・コリンズ(COL)との買収合意で急騰。通信のTモバイルUSは四半期決算の大幅増益を評価した買いが終日優勢だった。ダウ平均の構成銘柄ではクレジットカード大手のビザやホームセンター大手のホーム・デポの上昇が目立った。
半面、ロックウェル・コリンズ(COL)は買収による財務負担への警戒感から大幅安となった。
証券会社のTDアメリトレード(AMTD)は同業スコットレードの買収を発表して売りが優勢だった。ダウ銘柄では、製薬のメルクや石油大手シェブロン、マクドナルドが下落した。
NYダウ工業株30種(ドル)
18,223.03+77.32
S&P500種
2,151.33+10.17
ナスダック
5,309.827+52.425
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は反発した。12月物は前週末比90円高の1万7340円で引け、同限月の終値ベースで約半年ぶりの高値を更新した。
24日の大取終値を90円上回った。相次ぐ大型M&A(合併・買収)を手掛かりに投資家心理が上向き、米株とともに買われた。円安も支援材料になり12月物は一時1万7365円まで上げた。この日の12月物安値は1万7165円。
シカゴ日経225先物12月限 (円建て)
17340 ( +90 )
シカゴ日経225先物12月限 (ドル建て)
17365 ( +115 )
( )は大阪取引所終値比
【24日の欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 6986.40(−34.07)
FTSE100種総合株価指数は続落。前週末終値に比べ34.07ポイント安の6986.40で引けた。構成銘柄の約6割が下落した。買いが先行して始まった後、鉱業株の一部と石油株が売りに転じ、指数の足を引っ張った。
午前は高かったアングロ・アメリカンや、ランドゴールド・リソーシズなど鉱業株の数銘柄が下落して引けた。石油株は結局全面安となった。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 10761.17(+50.44)
ドイツ株式指数(DAX)は続伸。終値は前週末比50.44ポイント(0.47%)高の10761.17だった。構成銘柄の約7割が上昇した。
銀行株が高かった。保険のアリアンツも上昇。自動車株も堅調だった。一方、電力株が下落した。アディダスは続落。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 4552.58(+16.51)
10月24日 マーケットコメント
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
東証1部の売買代金は5月30日以来の低水準となるなど、本格化する決算を前に模様眺めムードは強そうである。
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上方修正を発表した企業への物色が目立ってきている。
株高の流れは緩やかながらも続いている。
明日はJR九州が上場する。好スタートで資金回転が利いてくるようだと、他の中小型株等へ還流資金は向かいやすいであろう。
10月24日 為替市況コメント
【為替】為替市場は終日狭いレンジでの小幅揉み合いが続く
・・・続き
[為替]
為替市場は小動きで始まり、ドルは104円台を付ける場面もあったが維持は出来ず直ぐに大台を割り込み、103円台後半で揉み合いとなった。
またユーロは113円台で始まったが、こちらも午前中に大台を割れたあとは113円を挟んだ揉み合いとなり、終日狭いレンジでの小動きが続いた。
それが欧州株式市場の上昇で始まるとドルは対ユーロで売られて対円でも値下がりし、それまでの安値を下抜き103.725円まで下げたが直ぐに反発して揉み合いに戻った。
[提供:カネツFX証券株式会社]
10月24日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=小反発 49円高も売買代金は約5カ月ぶりの低水準
【大引け概況】
24日の日経平均株価は小幅に反発した。
・・・続き
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前週末比49円83銭高い1万7234円42銭で終えた。
東京市場は。薄商いのなかで反発。前週末終値を挟んでの小動きが続いたが、引け際に買いが入り前週末の下げ分を取り戻すかたちとなった。
日銀のETF買いの思惑が浮上、売りが引っ込んだ格好で後場は堅調だった。2016年4〜9月期決算の発表本格化を前に数字を見極めたいとの投資家は多く、商いは低調だった。
東証1部の売買代金は概算で1兆5658億円と5月30日の1兆5604億円に次ぐ今年2番目の低水準だった。
JPX日経インデックス400は前週末比28.60ポイント高の1万2259.77、東証株価指数(TOPIX)は2.32ポイント高の1367.61といずれも反発した。
東証1部の売買高は14億713万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1231と、全体の62.0%を占めた。値下がりは619、変わらずは135銘柄だった。
個別では、旭化成は年初来高値を更新した。アステラスと大成建は午後に一段高となった。花王やキリンHD、三井不動産、住友不も高い。日本電産、ダイキン工業なども堅調な動き、IPO市場活況を背景にジャフコが値を飛ばしたほか、VOYAGE GROUPも買われた。
半面、任天堂は東証1部で群を抜く売買代金を集めたが、大幅安となった。住友鉱や村田製、ソフトバンクグループが冴えず、業績悪を嫌気されて日本マイクロニクスが急落したほか、ダブル・スコープやジャパンディスプレイなども値を下げた。
東証2部株価指数は反発した。大引けの2部指数は、前週末比33.19ポイント高の4625.67となった。 個別銘柄ではテクノスマート、プラズマがストップ高。オリジナル設は一時ストップ高と値を飛ばし、ウェルスマネ、マーキュリア、シャープとフライトHDがに買われた。半面、マーチャント、ランドコンピュータ、桜島埠頭がストップ安。安川情報、省電舎、タクミナ、ラオックスが売られた。
10月24日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】日経ジャスダック平均株価=反発、材料が出た銘柄を個別に物色
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日経ジャスダック平均株価は小幅に反発した。終値は前週末比3円31銭高い2584円25銭だった。材料が出た銘柄を個別に物色する動きがみられる一方、決算発表の本格化を前に方向感を欠いた指数の推移となった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で330億円、売買高は8996万株だった。
個別銘柄ではシステム ディ、データアプリ、エムケー精工がストップ高。テリロジー、ベクター、セプテニHDが上昇した。
半面、GFAがストップ安。エージーピー、アサカ理研、多摩川HD、エヌジェイ、ユビテック、セリアは下落した。
10月24日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ指数=3日続落、エンカレッジなどが売られる
・・・続き
東証マザーズ指数は3日続落した。終値は前週末比3.68ポイント安い949.65だった。
個別銘柄ではエンカレッジ、モブキャス、マイネット、バルニバービ、メタップスやそーせい、ユーザベースが下落した。一方、メディア工房、ヒューマン・メタボがストップ高。ジーンテクノ、ベステラ、ブランジスタやGunosy、バーチャレクは上昇した。
10月24日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を7銘柄更新しました。
[8059]第一実業
[7600]日本エム・ディ・エム
[6181]パートナーエージェント
[3762]テクマトリックス
[5956]トーソー
[7456]松田産業
[3242]アーバネットコーポレーション
10月24日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価は前週末比でプラス圏に浮上
・・・続き
[後場寄り付き概況]
24日後場の日経平均株価は前週末比18円51銭高の1万7203円10銭で寄り付いた。
休みの時間帯に日経平均先物が持ち直した流れを受け、再びプラス圏入りし、1万7203円10銭(前週末比18円51銭高)で始まった。その後も根強い買いにやや強含んでいる。
午後零時45分時点で、東証1部の騰落銘柄数は値上がり1071、値下がり757。東証業種別株価指数では全33業種中、値上がりは22業種。
外国為替市場では、1ドル=103円90銭台での小動き。アジアの主要株式市場は、高安まちまち値運びとなっている。
ランチバスケットは13件、82.96億円。
差引き20億円の買い越しとの観測。
【レーティング情報】
【格上げ】
1911 住友林 三菱UFJMS Neutral→Overweight 1550→1600円
【格下げ】
9602 東宝 三菱UFJMS Overweight→Neutral 3640円継続
10月24日 アフターランチ
「ストップ高」
4〜9月期決算発表が本格化。
最大の焦点は「円高の業績への影響度合い」と日経ヴェリタス。
・・・続き
主要企業では24日の日本電産(6594)から自動車や電機などの決算発表へ。
この騒ぎは11月中旬まで続く。
社数ベースで最初のヤマ場は31日。
2回目は11月11日独身の日になる見通し。
アナリストが業績予想を上方修正した比率から下方修正した比率引いた指数・
これを「リビジョン・インデックス(RI)」という。
20日時点で10.9%。
今年週次ベースで初めてプラスに転じた。
業績下方修正となっても「悪材料の出尽くしで株価にはポジティブな影響与えることもある」。
市場心理は移り気である。
「騰落レシオは間もなくピークアウトの公算」と大和のレポート。
↓
9〜10月の騰落レシオは120%前後で推移。
日銀のETF購入増額以降に騰落レシオの水準が切り上がった可能性もある。
日銀のETF買いが増えれば、なおさら騰落株線と株価指数は一致しやすくなるだろう。
10月25日頃にピークアウトすると見られる騰落レシオの水準とその後の相場展開は重要。
通常は140%の超過熱圏まで上昇した場合。
そこから最大1ヵ月程度の株価指数上昇が観測されることが多い。
しかし騰落レシオが10%程度、過熱圏が上方にシフトした印象。
今回は150%までは達しない公算が大きい。
HMT(6090)がストップ高。
背景は「アメリカ国立老化研究所とアルツハイマー病におけるバイオマーカー探索プロジェクトを開始」。
相手はアメリカ国立衛生研究所(NIH)傘下のアメリカ国立老化研究所(NIA)。
バイオマーカー探索等を共同で行う契約を締結した。
NIA の臨床研究医のMadhav Thambisetty 博士主導の下で進められるという。
目標は、アルツハイマー病に関わる仕組みの解明を進めることと。
HMTはキャピラリー電気泳動質量分析装置を使用しメタボローム解析。
アルツハイマー病の機序解明に重要な代謝物質の網羅的解析を行う。
アメリカの国立機関にキャピラリー電気泳動によるメタボローム解析の技術的価値が認められたこと。
これにより他分野のプロジェクトへの普及が加速するものと考えているという。
・・・・・・・・・・・
《兜町ポエム》
「秋桜(コスモス)」
薄紅の買い物が秋の日の
何気ない値動きに揺れている
この頃打たれ強くなった株価
SQにひとつ咳をする
あれこれと目先変えて騒いでは
市場の話題になる材料を
何度も同じ話蒸し返す
テーパリング景気回復アベノミクス
こんな小春日和の穏やかな日は
相場の優しさが染みてくる
毎日動く株価に苦労はしても
笑い話に時が変えるよ
心配いらないと笑った
「株価体操の歌」
新しい相場来た希望は株だ
喜びに高値開け大空あおげ
株価の声に健やかな板を
この香る株で儲けよ
それイチニサン
新しい朝のもと輝くニューヨーク
さわやかに高値伸ばせカイ踏みしめよ
株価とともに健やかな持ち株
このデカい相場で儲けよ
それイチニサン
「兜町」(サザエさん)
材料くわえた仕手株追っかけて
高値を更新陽気な兜町
みんなが笑ってる株価も笑ってる
ルルルルルル今日もいい相場
売り物集めて広場でひと相場
売っても投げても元気な兜町
みんなが笑ってる青空も笑ってる
ルルルルルル今日もいい相場
買い物しようと指値で出かけたが
一文足りない残念兜町
みんなが笑ってる寄り値も笑ってる
ルルルルルル今日もいい相場
明るい株価に幸せついてくる
楽しい株価と陽気な兜町
みんなが笑ってる引け値も笑ってる
ルルルルルル今日もいい相場
(櫻井)。
10月24日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=模様眺めムード、商い低調。小幅続落
24日午前の日経平均株価は小幅に続落した。
・・・続き
午前終値は前週末比5円30銭(安の1万7179円29銭だった。
朝方は買い優勢でスタートしたものの上値を買い進む動きには発展しなかった。
東証1部の騰落レシオは前週末時点で128.4%と短期的な相場の過熱感から利益を確定する売りが優勢だった。また、決算内容を見極めたいとの気分も強く、商いは低調だった。
今週から発表が本格化する上場企業の2016年4〜9月期の決算を見極めたいと、買いを手控える投資家も多かった。
下値は限定的で日経平均はプラスに転じる場面もあった。米国の利上げ観測の高まりや、米大統領選でのクリントン氏優勢との見方から外国為替市場では円高懸念が後退し日本株を下支えした。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は小幅に続落した。
午前の東証1部の売買代金は概算で7116億円、売買高は6億8613万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は903と全体の45%程度を占めた。値上がりは913、変わらずは169だった。
個別では三菱UFJや三井住友FGのメガバンク株が下げ、トヨタやホンダといった自動車株も下落した。国際石開帝石や石油資源開発が安い。任天堂は売買代金断トツとなるなか大幅安となった。ジャパンディスプレイは利食われ、日本マイクロニクスは業績悪を嫌気され急落となった。
半面、ダイキン工業、日本電産、JR東日本がしっかりした動き、アステラスや小野薬も上昇した。住友不や三井不も高い。
東証2部株価指数は反発した。前引けの2部指数は、前週末比27.68ポイント高の4620.16となった。
個別銘柄ではオリジナル設、ウェルスマネ、長大、シャープ、フュトレックが上げた、
半面、マーチャントがストップ安。ランドコンピュータ、安川情報、省電舎、ラオックス、アートSHDが下げた。
10月24日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】日経ジャスダック平均株価=反発、内需株などへの買い
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は小幅に反発した。前引けは前週末比3円83銭高い2584円77銭となった。前週に材料が出た銘柄を中心に売買が集まり、内需株などへの買いで指数全体はわずかに上昇した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で209億円、売買高は5625万株。個別銘柄では大伸化学、水道機工、データアプリ、テリロジーやベクター、セプテニHDが上昇した。半面、GFAがストップ安。アサカ理研、エヌジェイ、ユビテック、多摩川HDは下落した。
10月24日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=続落、エンカレッジなどが売られる
・・・続き
東証マザーズ指数は小幅に続落した。前引けは前週末比2.22ポイント安い951.11だった。個別銘柄ではエンカレッジ、マイネット、バルニバービ、そーせい、ユーザベース、Jストリームが下落した。一方、メディア工房、ヒューマン・メタボがストップ高。ベステラ、メタップス、ブランジスタ、バーチャレクは上昇した。
10月24日 相場概況(寄り付き後)
【市況】日経平均 [寄り付き】=小動き。利益確定の売りも
[寄り付き概況]
24日の日経平均株価は小幅な動きとなっている。前週末比31円高の1万7216円で始まった
・・・続き
為替相場の落ち着きが支えとなり、買いが先行し、シカゴ日経平均先物にサヤ寄せする動きとなっている。
ただし、その後は下げに転じるなど、先週の上昇に対する利益確定の売りも出やすく、先週末の終値を挟んでのこう着といったところである。
上場企業の2016年4〜9月期決算を見極めたいとしていったん利益を確定する売りも出ており、上値を抑えている。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も小動きとなっている。
セクターでは化学、電力ガス、小売、ガラス土石、食料品、証券、医薬品が小じっかり。半面、鉱業、その他製品、鉄鋼、石油石炭、非鉄金属、不動産、銀行が小安い。
午前9時50分に発表された9月貿易収支は4983億円の黒字と市場予想平均の3661億円の黒字を上回り、2カ月ぶりの黒字となったが、直後の為替市場での反応はみられなかった。
個別では、トヨタや日産自が安い。テスラとの家庭用蓄電池での提携が報じられたパナソニックも売りが先行した。任天堂が続落している。半面、4〜9月期の大幅予想の観測が伝わったアステラスが高い。値がさのファストリやファナックなども上昇している
シャープが急伸、一時10円高の176円まで買われている。日本経済新聞は23日、電子部品を生産する三原工場(広島県三原市)を17年にも閉鎖し同県内の福山工場(福山市)に集約する方向で調整に入ったと報じた。
また、今後も国内の複数拠点で生産ラインの縮小といった合理化を検討。液晶テレビ「アクオス」を生産する栃木工場やスマホの生産・開発拠点の広島工場(東広島市)が対象になるという。
225先物はアムロ・JP・クレディ・ソジェン・メリル・モルスタ・ドイツ・UBSが買い越し。
野村・みずほ・日興・シティ・三菱が売り越し。
TOPIX先物はUBS・クレディ・ドイツ・JP・GS・みずほが買い越し。
メリル・モルスタ・バークレイズ・大和が売り越し。
外資系等はM&Aキャピル(6080)、日M&A(2127)、栄研化学(4549)、ジーンテク(4584)、住友林(1911)、MMC(7211)に注目。
テクニカル的にはホクト(1379)、三越伊勢丹(3099)、芦森工(3526)、オプティム(3694)、ロート(4527)、ヒューム(5262)、フジキカイ(6134)、OKK(6205)、ジェイテクト(6473)、東芝テック(6588)、京セラ(6971)、三井造(7003)、リコー(7752)、イトーキ(7972)、高島屋(8233)、三菱UFJ(8306)、三井住友(8316)、千葉銀(8331)、七十七(8341)、ふくおか(8354)、東京建物(8804)、イオンモ(8905)、東洋倉庫(9306)、中電(9502)が動兆。
10月24日 カタリストコメント
「日本の地政学的重要性の復活が株高へ」
週末のNY株式市場はNYダウとS&Pは小幅続落。
NASDAQは小幅上昇とマチマチの動き。
・・・続き
週間ではダウは0.04%、S&Pが0.40%、ナスダックは0.80%の上昇。
懸念されたのは為替の不安定さ。
主要6通貨に対するドル指数98.813と、2月3日以来の水準に上昇。
一方、ユーロ/ドルは3月10日以来の安値となる1.0859ドルまで売られた。
中国人民銀行による外貨準備のリバランスの可能性も材料視。
人民元の対ドル相場は1ドル=6.75元を下回り、2010年9月以来の安値を付けた。
「ドル高は進んでおり、少なくとも潜在的にエネルギー価格や企業業績に負の影響を及ぼす」という声が聞こえる。
個別決算ではマイクロソフトの売上高と利益がそろって市場予想を上回り過去最高値を更新。
米国内の既存店売上高の伸びが市場予想を上回ったマクドナルドが上昇。
23%が決算発表を通過したS&P500構成銘柄。
利益が予想を上回ったのはそのうち81%。
第3四半期は1.1%の増益見通しとなり、今月初めの0.5%減益見通しから改善している。
原油先物の下落を背景にエネルギーセクターは下落。
業績見通しが嫌気されGEとAMDも下落した。
3市場の商いは約59億株と減少。
「決算発表時期に入り、企業増益への回帰が示される
一方で、ドルの強い上昇も見られる。
ドル高や業績動向には注視する必要がある」という抽象的なコメントに代表される週末だった。
米通信大手AT&Tメディア大手タイム・ワーナーNを約850億ドルで買収する方向で大筋合意したとの報。
マージャーマンデーへと続くだろうか。
週末の日経平均株価は6日ぶりの反落。
「週末要因と鳥取の震度6の地震への懸念での反落」との解釈だった。
とはいえ東証1部の売買代金は2日連続の2兆円超え。
新高値銘柄は87(前日は113)と多い。
週足は陽線となったところを見ると単なる5日続伸の反動とも言えよう。
5日間で461円上げて50円安(週間では328円の上昇)。
「よくある週末調整。約1年の調整を経て、当面の底打ちから上昇局面を迎えた可能性が高い」。
市場筋は結構楽観的である。
「日経平均の年初からの騰落率はマイナス9.7%。
出遅れ感は強く、これまでとは一転して独歩高の可能性」という声も聞かれる。
日経平均は10カ月ぶりに52週線を上回った。
日足の200日線回復とともに、大きな転換点を示唆するものだろう。
決算発表が序盤戦を迎える中で初陣的存在の安川が減益決算でも通過感から年初来高値を更新。
は幸先の良さを感じさせる出来事でもあった。
225先物大証夜間取引終値は日中比10円高の17230円。
SQ通過後の1週間。
10月SQ値16741円に対しては終値ベースで6勝。
9月SQ値17011年に対して終値ベースで2勝。
明らかに水準は変えてきた。
空売り比率は37.7%と30%台定着。
日経VIは週末一時17.97と1年2カ月ぶりの水準まで低下(終値ベースは18.48)。
週末の下落はかすり傷程度と考えても良かろう。
土曜日経朝刊では「国際協力銀、ロシア銀に単独融資」の見出し。
地政学の変化の兆しは、日本の地政学的重要性の復活感。
株式市場に日差しをもたらしてくれそうな気配。
日曜日経は「水道・企業参入後押し」。
インフラ整備への期待感は高めだろう。
月曜日経の「地球回覧」。
登場したのはミシガン州フリント市。
古くは馬車製造の街。
その後はGMの創業の地。
今は犯罪が急増し全米で最も危険な街の一つとなっている。
昨年水道水が原因で住民の体から高濃度の鉛が検出。
水道管が腐って鉛が流出。
水道水は使えずペットボトルの水で体を洗う人もいるという。
「かつて自動車を創ったフリント。
水が飲めなかったのはメキシコ。
今は正反対だ」。
と言ったのはトランプ候補。
これがアメリカの現実でもある。
というか、電線、水道管、鉄道網。
手を入れなければならないものは世界中にたくさんある。
それがマーケットテーマでもある。
そして日経の「経済指標」。
気がつくのは生産指数集積回路。
1年ぶりに8月は前年比プラス12.3とプラ転。
広告扱い高は8月9月とプラス。
粗鋼生産の軟調や個人所得の伸びのなさ。
あるいは百貨店売上高や新車販売台数の低下。
個人の消費指標は悪いが新たな萌芽もみられている。
競馬のGI菊花賞でサトノダイヤモンドが優勝したからセガサミーでは短絡的過ぎようか。
しかしカジノ法案の行方は定まってきたような気もする。
今週は水曜の「ホスペックジャパン2016」に期待感。
医療機器や病院・福祉施設が脚光を浴びるかも知れない。
JR九州IPO需要は個人投資家から15倍の需要だったとの報。
これも明日の上場が楽しみな話。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
中本パックス(7811)・・・動兆。
中本パックスに注目する。
同社は食品包装、IT・工業材、医療に強みを持つラミネート・コーティングが中核。
コンビニ向け包材・二次電池部材などが拡大
電子レンジ用向け透明耐熱PET容器に期待感。
(兜町カタリスト櫻井)
10月24日 為替市況コメント
【為替】ドルの高値とユーロの安値はどこまでか
・・・続き
[為替]
先週20日(木)に行われたECB理事会でドラギ総裁は「量的緩和を唐突に停止する事は無い」と発言し、緩和期限を延長する可能性を示した為にユーロは売られ、週末には113円を割れる下落となった。
一方ドルも週末にNY株式市場の下落に103円台半ばまで下げたものの、対ユーロでの上昇もあって、其の後104円台を一時回復するなど、最後は小幅安にとどまった。
今週も米経済指標の発表が多く、25日(火)は8月住宅価格指数、8月S&Pケースシラー住宅価格指数、10月消費者信頼感指数、26日(水)9月新築住宅販売件数、MBA住宅ローン申請件数、27日(木)新規失業保険申請件数、9月耐久財受注、28日(金)第3四半期GDP速報値、10月ミシガン大学消費者信頼感指数などが予定されている。
今週もドルは上値を試す展開を予想するが、クリントン氏が優勢とはいえ米大統領選を控えて、未だ不透明感が残っているうちはドル/円は大きく上昇出来ないと見る。ドル/円の買いよりはユーロ/ドルの売り(ユーロ売り・ドル買い)の方が面白そうだ。
[提供:カネツFX証券株式会社]
10月24日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 10月24日号
10月24日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
24日の東京株式市場は、シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い先行で始まり堅調な展開となりそうだ。
・・・続き
日経平均株価の予想レンジは、1万7100円−1万7300円を想定する。
決算シーズンに入り観測記事や業績修正なども出始めており、材料のある銘柄を中心に個別物色になるだろう。
日経平均の週足チャート上では、前週末21日に52週線(1万7080円)を約10カ月ぶりに上抜いており、投資家心理の好転も期待される。
また、日経平均株価は前月に13週移動平均線と26週線がゴールデンクロス(GC)を達成、続いて75日線と200日線とのGCも迫っており、先高期待を後押しする要因になる。
為替相場は、ドル・円が1ドル=103円台の後半と小動き。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、21日の大阪取引所終値比30円高の1万7250円だった。
主要外国証券経由の注文動向は、売り1350万株、買い1200万株で、差し引き150万株の売り越し。売り越しは4営業日連続。金額も売り越し。売りセクターに、銀行、電機、建設、自動車、薬品、ゴム、不動産など。買いセクターに、不動産、小売、その他製品、建設、証券、機械、化学、商社など。
【好材料銘柄】
■福井コン <9790>
17年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の12億円→16.3億円に36.4%上方修正。増益率が8.0%増→47.3%増に拡大し、従来の5期連続での上期の過去最高益予想をさらに上乗せした。国土交通省が生産性向上に向けて建設現場でのIT活用を推進するなか、地場建設会社や測量会社向けに3D点群処理システムの販売が好調だったことが寄与。
上期業績の上振れに伴い、通期の同利益も従来予想の24億円→28.3億円に17.9%上方修正した。
■フュトレック <2468>
17年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の1.8億円→2.7億円に50.0%上方修正。上期業績の上方修正は今月3日に続き、2回目。主力のライセンス事業で利用料収入や受託案件の売上計上額が計画を上回ったことが寄与。
■大日本住友 <4506>
17年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の160億円→238億円に48.8%上方修正。従来の8.6%減益予想から一転して36.0%増益を見込み、一気に9期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しとなった。北米で利益率の高い抗精神病薬「ラツーダ」の販売が好調に推移する中、円高の影響などで販管費が想定を下回ったことが利益上振れに貢献した。
【主な経済指標・スケジュール】
24(月)
【国内】
9月貿易統計(8:50)
《決算発表》
キーコーヒー、ASJ、エムスリー、ADワークス、さくら、JSR、アンジェスMG、高純度化、鉱研工業、太洋工業、KABU.COM、ナガワ、日電産、KIHD、タカラレーベン、岩井コス
【海外】
中国共産党中央委員会第6回全体会議(6中全会、〜27日)
米9月シカゴ連銀全米活動指数(21:30)
《米決算発表》
ビザ、キンバリー・クラーク、ジオンズ・バンコープ
休場:タイ、NZ
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
10月22日 マーケットコメント
10月22日 為替市況コメント
【為替】前日のドラギECB総裁発言によるQE延長への期待からユーロ売り優勢
・・・続き
[為替]
欧州株式市場が上昇で始まったあと下落に転じると、為替市場も円買い優勢となり、ユーロは欧州市場序盤に113円を割れ、ドルもそれまでの安値を下抜く下げとなった。
前日のドラギ総裁発言「量的緩和策を唐突に停止する事は恐らく無い」を市場が緩和継続と判断してユーロ売りは進み、NY市場序盤に当日安値112.595円まで下落した。
NY株式市場も売られて始まるとドルは当日安値103.510円まで下げたが、株式市場が中盤以降は上昇に転じた事で為替市場の円買いも収まり、ドルはNY市場中盤に一時104円台を回復し、最期は-12銭の103.830円で引けた。
一方ドラギ発言による緩和継続との見方からユーロは安値まで下げたあとも安値圏で揉み合いとなり、最後は-63銭の112.980円と113円割れで引け、それ以外の主要通貨も値下がりして引けた。
[提供:カネツFX証券株式会社]
10月22日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 10月22日号
10月21日 【NY株/欧州株概況】
【市況】NYダウ小幅続落 16ドル安、ドル高が重荷
・・・続き
21日のNYダウ工業株30種平均は小幅に続落し、前日比16ドル64セント安の1万8145ドル71セントで終えた。
朝方は小幅下落して寄り付いたものの、企業決算や大型買収観測を受けて、下げ幅を縮小する展開となった。
通信大手のベライゾン・コミュニケーションズや保険大手のトラベラーズなど、直近に発表した決算が振るわなかった銘柄が大幅に下げ、相場を下押しした。ただ、売りは続かず、ダウ平均は徐々に下げ渋った。
ダウは徐々に下げ幅を縮小し、小幅高に転じる場面があった。マイクロソフトやマクドナルドが市場予想を上回る決算を手掛かりに大幅に上昇し、相場を下支えした。
朝方に英たばこ大手のブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT)が合併を提案したと明らかにしたレイノルズ・アメリカンが急伸。取引時間中に通信大手AT&Tによるメディア大手のタイム・ワーナーの買収が近いと報じられ、タイム・ワーナー株が大幅高となった。
ナスダック総合株価指数は反発し、前日比15.569ポイント高の5257.402で終えた。
セクター別では、メディアやソフトウェア・サービスが上昇する一方で電気通信サービスや医薬品・バイオテクノロジーが下落した。
メディアのタイム・ワーナー(TWX)は、通信大手のAT&T(T)による買収観測で上昇。
タイム・ワーナー(TWX)の買収に関しては、携帯端末のアップル(AAPL)も関心を示しているとの見方が広がっている。
決済大手のペイパルは四半期の売上高が市場予想以上に増えたのが好感され、終日買いが優勢だった。マイクロソフト(MSFT)も前日夕に発表した好決算が引き続き材料視され、大幅高。ダウ銘柄では映画・娯楽のウォルト・ディズニーの上げも目立った。
一方で複合企業のゼネラル・エレクトリック(GE)は決算で売上成長の鈍化が嫌気され軟調推移となった。
ダウ銘柄では、IBMや日用品のジョンソン・エンド・ジョンソン、通信大手のベライゾン・コミュニケーションズが下げた。
NYダウ工業株30種(ドル)
18,145.71−16.64
S&P500種
2,141.16−0.18
ナスダック
5,257.402 +15.569
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は4日ぶりに下げた。12月物は前日比30円安の1万7250円で引け、21日の大取終値を30円上回った。円高や米株安を手掛かりに売りが先行した。その後は円が伸び悩んだうえ、米株も下げ渋り、下値を切り上げた。この日の12月物安値は1万7120円、高値は1万7300円。
シカゴ日経225先物12月限 (円建て)
17250 ( +30 )
シカゴ日経225先物12月限 (ドル建て)
17275 ( +55 )
( )は大阪取引所終値比
【21日の欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100種総合株価指数は小動き。前日終値に比べ6.43ポイント安の7020.47で引けた。医薬品株とブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT)の下げが指数を押し下げる一方で、鉱業株の上げが下値を支えた。構成銘柄の約6割は下落した。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
ドイツ株式指数(DAX)は小動き。終値は前日比9.34ポイント(0.09%)高の10710.73だった。
ITのSAPが上昇した。通期の営業利益予想を上方修正したことが好感された。鉄鋼のティッセン・クルップと半導体のインフィニオンテクノロジーズも買われた。
10月21日 マーケットコメント
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
【今週の相場概況】【来週の相場展望】
・・・続き
【今週の相場概況】
今週は堅調な展開となった。海外市場の落ち着いた動きが続くなか、序盤は上値こそ重いが下値も固く、こう着感の強い動きが続いた。しかし、中国の7-9月期GDP、3回目の米大統領候補者テレビ討論でのクリントン氏優勢などから、市場の不透明材料が払しょくされて上昇基調を強める展開になった。
日経平均も1万7000円を大きく上回り、9月や5月につけた高値も上回った。週末も大きくは崩れず6日ぶりに反落で終了。
日経平均は週間では約328円の上昇となり、週足では陽線を形成した。
【来週の相場展望】
さて来週は堅調展開か。
日経平均は、今度は下値1万7000円辺りを支え(底値)に一段上のレンジで推移することになるだろう。
来週からは4−9月決算発表が始まる。個別物色材料には事欠かない。序盤の決算では24日の日本電産や26日の任天堂、LINEなどが注目を集めるだろう。
週後半にかけては発表企業数も一気に増え、ボラティリティの高まりが投資意欲を刺激する展開が想定される。
また、25日にはJR九州の新規上場が予定されており、ニューマネーが株式市場を押し上げる展開も期待できる。
海外でも決算が多く、なかでもキャタピラーやアップル、ドイツ銀行などはグローバル市場における注目度も高い。これらは内容によっては相場の下押し材料となる可能性もあるが、一気にリスク・オフに傾く展開は想定しづらい。
現状の日本株にとっては、為替の落ち着きはポジティブに作用する可能性が高く、総じてしっかりの動きが続くと予想する。
10月21日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を6銘柄更新しました。
[2714]プラマテルズ
[6837]京写
[7942]JSP
[9179]川崎近海汽船
[3630]電算システム
[7781]平山
10月21日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=6日ぶり反落、50円安、利益確定売りに押される
【大引け概況】
20日の日経平均株価は5日続伸した。前日比236円59銭高の1万7235円50銭で終えた。
・・・続き
本日のマーケット動画
過去のマーケット動画はこちら
21日の日経平均株価は反落し、前日比50円91銭安の1万7184円59銭で終えた。
前日まで5日続伸し、節目となる1万7000円を上回ったことで、短期的な目標達成感や過熱感が意識され、国内投資家などの利益確定売りに押された。
前日までの好地合いを引き継ぎ、朝方は買いが優勢だった。円相場が一時1ドル=104円台に下落したことや、企業業績に対する過度な不安が和らいでいることが買い安心感につながった。
ただ、企業の決算発表本格化を前に上値も重い展開が続き、後場に入ると利益確定の動きが強まり、値を消す格好に。取引終盤になって鳥取県で震度6弱の地震が発生、為替が円高に振れたこともあって日経平均は下げ足をやや強める展開を強いられた。
日銀の黒田東彦総裁が21日午後の衆院財務金融委員会で、2%の物価安定目標の達成時期が後ずれする可能性を改めて示唆したが、株式相場の反応は限定的だった。
JPX日経インデックス400は反落し、終値は前日比38.24ポイント安の1万2231.17だった。東証株価指数(TOPIX)も反落し、終値は同5.51ポイント安の1365.29だった。
東証1部の売買代金は概算で2兆320億円と2日連続で活況の目安となる2兆円を上回った。売買高は18億2750万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1117と全体の56%を占めた。値上がりは723、変わらずは145銘柄だった。
個別では、NTTなど通信株が安い。アステラスやトヨタ、ソフトバンクグループも冴えない。新型ゲーム機を発表した任天堂、業績下振れを発表した旭ダイヤが大幅安となった。
ガンホー・オンライン・エンターテイメント、楽天も下落した。
一方、前日に決算を発表した安川電は売買を伴い上昇し、年初来高値をつけた。OLCやオークマも上げた。JALなど空運株がしっかり。ジャパンディスプレイも上値追い。ワイエイシイ、昭和電工も買われた。三菱自動車が物色人気となり、牧野フライス製作所も高い
東証2部株価指数は反落した。大引けの2部指数は、前日比17.6ポイント安の4592.48となった。
個別銘柄では桜島埠頭、省電舎、ナラサキ、シャープや安川情報が下げた。一方、フライトHDがストップ高。DNA研は一時ストップ高と値を飛ばし、プラズマ、川上塗料、イクヨが買われた。
10月21日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】日経ジャスダック平均株価=7日ぶり反落、シライ電子などが売られる
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は7営業日ぶりに反落した。終値は前日比3円36銭安い2580円94銭だった。
前場は材料の出た中小型株や直近の新規株式公開(IPO)銘柄が堅調に推移した。14時過ぎに鳥取県中部で震度6弱の地震が発生したと伝わると、週末という条件も重なり利益確定売りが増えた。ミクシィなどの時価総額の大きい銘柄は大引けにかけて伸び悩んだ。
ジャスダック市場の売買代金は概算で352億円、売買高は8627万株だった。
個別銘柄ではシライ電子、オリコン、ULSグループ、アサカ理研やシライ電子、マクドナルドが下落した。
半面、テリロジー、ユビテック、NJHDがストップ高。ユビテックやテリロジー、アエリアは上昇した。
10月21日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ指数=続落、サイジニアなどが売られる
・・・続き
東証マザーズ指数は続落した。終値は前日比2.48ポイント安い953.33だった。
個別銘柄ではサイジニア、バルニバービ、ALBERT、ロックオン、ブランジスタやサイバダイン、モバファクが下げた。
半面、メディア工房がストップ高。Jストリームは一時ストップ高と値を飛ばし、フィックスターズ、メタップスやそーせいが上げた。地震発生直後に地盤ネットは急伸した。
きょう東証マザーズ市場に新規上場したユーザベースは9時29分に公募・売り出し価格(公開価格、2510円)を398円(15.9%)上回る2908円で初値を付けた。初値後も堅調な値動きが目立ち、制限値幅の上限(ストップ高水準)である3410円で初日の取引を終えた。初値からは17.2%上昇した。
10月21日 アフターランチ
「また麻雀から」
●「株は2・5・8で動く」
・・・続き
いわずもがなだがレンジの話。
200円500円800円。
1200円1500円1800円。
12000円15000円18000円。
この節目で株価も指数も動いている。
●「親の連荘南家の責任」
親が連荘するのは、下家の南家が親の和了の邪魔をしないことが原因。
株の場合は持ち株以外が上がるから自分の持ち株が上がらないということも言えよう。
●「早いリーチは悪形が多い」
早いリーチには悪い待ちが多いと考える格言。
しかし統計的には早いリーチのほうが遅いリーチより悪形は少ない(良い待ちの割合が高い)という。
拙速より巧遅ということだろうか。
●「配牌三向聴」
配牌時に三向聴以下であれば、その局はあがる価値があり、四向聴以上であれば引いたほうがいいという格言。
しかし配牌時に四向聴以上から、あがることなどしょっちゅうある。
株を買ったらホップステップジャンプに期待ということになろうか。
●「南白つきもの、東發つきもの」
南と白、東發はセットになりやすい。根拠は全くなし。
社名連想に使えるだろうか。
●単騎は「5」で待て
数字のまん中で最も利用価値の高い「5」で待つことにより、他者からのロンの可能性が低くなる。
つまりツモリ上がりしたい時の戦術。
「株はど真ん中で勝負」につながるだろうか。
●「平和がダメなら七対子」
もしも平和ができないようなら(断ヤオよりも)七対子を狙うしかないっしょという意味。
東証1部大型株がだめなら新興市場みたいなもの。
●「好牌先打は受けを固めるため」
好牌先打は他者の目を欺くための一つの戦略とされる。
自分の手牌中の搭子を固定する目的のために行う。
誰もが好みそうな銘柄は早めに売るとでも言うのだろうか。
●「一発消しは傍観者の勤め」
勝負に参戦していない者は、せめて一発消しくらいの仕事をしようという意味。
儲けようと思ったら、少しでも相場に参加しよう程度の意味。
●「ダマ満なら立直でハネ満を狙え」
イケイケの時にはイケイケ。
これは株でもそのままだろう。
●「席を立つ時期が勝負の決め手」
勝負事には必ず波があり、誰にでもツイてる時もあるし、大きく沈む状態もある。
いつ、その勝負を切り上げるかが、勝つか負けるかが決定する時。
勝っている時に席を立つことができた場合だけが、本当の勝ち。
まさに相場の世界に通用する言葉。
●「ツキにかわって押し引きヨ」
「ツキ」だとか「流れ」だとかよりも、今が攻める場面か、守る場面かの状況を見極めることが重要。
「漁師は潮目を見る」と一緒だろう。
●「麻雀はピンフに始まり、国士無双に終わる」
まずは利食い、その先にテンバガーがあるという意に通じよう。
●「出るは高目、ツモるは安目」
高目が出るとブーで終わってしまうので安目が出て欲しいのにそうならない。
逆にツモるならば高目でマルエーにしたいのに、安目しか持ってこない。
つまり、ツイていない状態のこと。
「買えば下がる、売れば上がる」の意。
●「ドラポンの正体見たり、形式聴牌」
ドラをポンした相手を警戒していたが、その正体は他者を降ろしての形式聴牌だったりする。
「売りたい強気、買いたい弱気」に通じようか。
●「ドラそば捨てにドラ入り手あり」
同じテーマで動く別の銘柄を探すことも重要。
東洋経済を見ていたら強気と弱気の両論併記。
強気。
↓
TOPIXが9月で「三点(ほぼ)同時」になった。
「三点同時」とは、終値で3カ月間、同じ価格が続くこと。
2012年、2014年のケースは、そのあと大幅高。
今年7月は1322.74ポイント。
8月は1329.54ポイント。
9月は1322.78ポイント。
完全に一致した訳ではないが、こんなに3カ月間が近いのもマレ。
弱気。
↓
ヒンデンブルグ・オーメン点灯の可能性。
株価暴落の前兆とされるシグナルだ。
一度サインが出ると40営業日有効とされる。
(1)77%(80%とも)の確率で株価は5%以上下落。
(2)パニック売りとなる可能性は41%。
(3)重大なクラッシュとなる可能性は24%。
最後にサインが点灯したのは2016年の6月中旬。
昨夏は7〜8月の中国株の大暴落をきっかけにNYダウも下落。
2カ月間で15%の下落となった。
ヒンデンブルグ・オーメンの発生条件
↓
(1)NYダウの値が50営業日前を上回っている
(2)NYSEの52週高値更新銘柄と52週安値更新銘柄の数が
ともにその日の値上がり・値下がり銘柄合計数の2.2%以上となる
(新高値・新安値比率が2.2%以上)
(3)短期的な騰勢を示す指標である「マクレラン・オシレーター」がマイナス
マクレラン・オシレーターはマイナス圏。
夏以降はマイナス圏が継続。
(1)、(2)の項目についてもクリアの可能性はある。
久々に目にしたヒンデンブルグオーメンという印象。
スケジュールを見てみると・・・
週末:衆院東京10区、福岡6区補欠選挙
24日(月):朝活スタート、貿易統計、シカゴ連銀活動指数
25日(火):JR九州上場、米CB消費者信頼感、コアロジック住宅価格指数、独IFO景況感
26日(水):企業向けサービス指数、米新築住宅販売、卸売在庫
27日(木):米耐久財受注、ドイツ銀決算
28日(金):失業率、家計調査、消費者物価、米7〜9月GDP速報値、ギリシャ、トルコ休場
【10月】12勝14敗(8位)
21日(金)変化日
27日(木)変化日
28日(金)大幅高の特異日
30日(日)EUがサマータイム終了
31日(月)日銀金融政策決定会合(〜1日)、展望リポート、新月、ハロウイン、新月
後場は内幸町のイイノホールで「IoT時代のセキュリティ・フォーラム」。
「Iotセキュリティの最新事例紹介
明日は新橋でカネツFX証券のセミナー。
終了後は初フグの予定。
日曜は富士の裾野で地球と格闘。
月曜は朝7時15分から「朝活、株勝」セミナー開始。
良い週末を・・・。
(兜町カタリスト櫻井)
10月21日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=続伸 50円高。円安支えに終盤に向け強含む
21日午前の日経平均株価は6日続伸した。
・・・続き
前引けは前日比50円03銭高の1万7285円53銭だった。 円相場が1ドル=104円台と前日より円安に振れたことや企業業績の過度な不安が後退しつつあることも買いを後押しした。
直近連騰で利益確定売りに上値が重くなる場面もあったが、買い気は根強く終盤に向けて強含んだ。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は小幅に続伸した。
前引けの東証1部の売買代金は概算で9298億円、売買高は8億6101万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は903。値下がりは896、変わらずは185銘柄だった。
個別では、第2四半期の連結利益予想を上方修正した神栄が上伸。国際帝石などの鉱業株や、JAL、ANAなどの空運株が堅調となっている。銀行株、保険株も買われている。
半面、任天堂が下落。NTT、NTTドコモなど情報通信株も売られた。
東証2部株価指数は反落。前引けの2部指数は、前日比3.37ポイント安の4606.71となった。
個別銘柄では、DNA研が一時ストップ高。フライト、プラズマが買われた。半面、桜島埠頭、省電舎が売られた。
10月21日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】日経ジャスダック平均株価=続伸、ユビテックがストップ高
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は7日続伸した。前引けは前日比1円18銭高の2585円48銭だった。
東証1部の主力株が堅調に推移するなか、新興株市場では材料の出た中小型株や直近の新規株式公開銘柄などに資金が流入した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で185億円、売買高は4894万株だった。
個別銘柄ではユビテックがストップ高。テリロジーは一時ストップ高と値を飛ばした。半面、シライ電子、エージーピー、ベクターが値を下げた。
10月21日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=Jストリームが一時ストップ高
・・・続き
東証マザーズ指数は反発した。前引けは前日比4.4ポイント高い960.21だった。個別銘柄ではJストリームがストップ高。メタップス、ソフトMAX、ストライク、アークンが値を上げた。半面、バルニバービ、マイネットが下げた。
10月21日 為替市況コメント
【為替】良好な経済指標にドル高の一方、豪雇用統計の予想を下回る結果に豪ドル安
・・・続き
[為替]
ECB理事会では金利が据え置かれ(予想通り)、注目されたドラギECB総裁の会見では、「本日の会合ではQE延長の議論は無かった」とする一方で「テーパリング(量的緩和縮小)も議論しなかった」と発言した事から、ユーロは乱高下した。
始めの発言で当日高値114.550円まで急騰し、今度はあとの発言に反応して当日安値113.350円まで急落し、結局は往って来いとなった。
一方米新規失業保険申請件数は予想より増えたものの、フィラデルフィア連銀景況指数が予想を大きく上回り、其の後発表された中古住宅販売件数も予想を上回った事からドルは買われ、対ユーロでの上昇もあってNY市場序盤に当日高値104.100円まで上昇した。
其の後は104円を挟んだ揉み合いとなり、最後は+50銭高の103.950円と反発して引け、ユーロやポンドも上昇したが、豪雇用統計の悪化に豪ドルは売られ、原油価格の下落にカナダドルも値下がりして引けるなど、主要通貨はマチマチな動きとなった。
[提供:カネツFX証券株式会社]
10月21日 相場概況(寄り付き後)
【市況】東京株式(寄り付き)=続伸、好地合いが継続、円安も支え
[寄り付きの概況]
21日の日経平均株価は前日比48円25銭高の1万7283円75銭で寄り付いた。
・・・続き
20日の米国株式は反落したものの、前日までの5日続伸で約半年ぶりの高値を付けるなど、足元の良好な地合いを引き継いだ買いが先行している。1ドル=104円台前半への円安・ドル高が支えとなり、主力株中心にリスクを取りやすい環境にある。
寄り付き時点で業種別では33業種中、20業種前後が高く、値上がり上位に保険、紙パルプ、電気機器、銀行、空運など。値下がりでは鉄鋼、その他製品、情報通信、建設など。
21日、東証マザーズに新規上場したユーザベース<3966>がカイ気配で始まった。寄り付き段階、公開価格と同値の2510円に差し引き15万株程度の買い注文を抱えている。
オンライン情報プラットホーム「SPEEDA」、経済ニュースプラットホーム「NewsPicks」を手掛ける。公開株式数は73万6300株。
225先物はソジェン・JP・クレディ・シティ・ドイツ・楽天が買い越し。
アムロ・大和・野村・HSBC・みずほ・パリバが売り越し。
TOPIX先物はバークレイズ・JP・クレディ・UBS・野村が買い越し。
GS・大和・メリル・三菱が売り越し。
外資系等は、そーせい(4565)、JR西(9021)、ロゼッタ(6182)、
椿本チ(6371)、関電工(1942)に注目。
テクニカル的にはマルハ(1333)、MISAWA(1722)、大東建託(1878)、三機工(1961)、中部飼(2053)、パル(2726)、日東紡(3110)、宮地エンジ(3431)、王子(3861)、日本紙(3863)、大王紙(3880)、デンカ(4061)、エアウォータ(4088)、カネカ(4118)、日立化(4217)、リケンテク(4220)、日化薬(4272)、クイック(4318)、T&G(4331)、ISID(4812)、コニカ(4902)、特殊陶(5334)、品川(5351)、鉄(5401)、大特鋼(5471)、山特鋼(5481)、住友鉱(5713)、ホッカン(5902)、三協立山(5932)、ユニプレス(5949)、ネツレン(5976)、オークマ(6103)、ダイジェット(6138)、DMG森(6141)、住友重(6302)、千代建(6366)、キトー(6409)、ツバキナカ(6564)、NTN(6472)、不二越(6474)、シンフォニア(6507)、明電舎(6508)、芝浦メカ(6590)、Mimaki(6638)、オムロン(6645)、池上通(6771)、SMK(6798)、共和電(6853)、エスペック(6859)、カシオ(6952)、エンプラス(6961)、重工(7011)、日野(7205)、日産車体(7222)、プレス工(7246)、富士重工(7270)、メディパル(7459)、ハピネット(7552)、VT(7593)、岡村製(7994)、オークワ(8217)、松屋(8237)、クレセゾン(8253)、地銀セクター、野村(8604)、JPX(8697)、地所(8802)、ランビジネス(8944)、丸全運(9068)、セイノー(9076)、三井倉(9302)、ケイヒン(9312)、安田倉庫(9324)、郵船ロジ(9370)、テレ朝(9409)、GMO(9449)、NTTデータ(9613)、富士ソフト(9749)、船井総研(9757)、イオンディ(9787)、ファーストリテ(9983)、サックスバー(9990)が動兆。
10月21日 カタリストコメント
「6日続伸へ挑戦」
NY株式市場は3日ぶりの反落。
・・・続き
S&P500は100日移動平均(2142.60ポイント)が上値抵抗線になった。
大統領選挙のTV討論の影響は限定的だった印象。
第3四半期決算で売上高が市場予想に届かなかった通信のベライゾンが大幅安。
一方でクレジットカードのアメックスは好調な四半期決算にと業績見通しを引き上げたことから上昇。
ヘルスケア関連も堅調だった。
時間外取引では、四半期決算発表を受けてマイクロソフトが上昇。
ECBドラギ総裁のコメントは12月の追加金融緩和に含みを持たせた内容。
これを受けて一時約4カ月ぶりのユーロ安/ドル高となった。
週間の新規失業保険申請件数は前週比1.3万件増の26万件。
市場予想の25万件を上回ったが想定の範囲内。
中古住宅販売は前月比3.2%増の年率547万戸で今年6月以来の大きな伸び。
「12月利上げ路線に大きな変化なし」との解釈。
10年債利回りは1.752%と横ばい。
「1.75%が投資家にとって快適な水準の目安」という声が聞こえる。
WTIの中心限月11月物は1バレル=50.43ドルと反落。
11月物は最終取引日。12月物の清算値は1.19ドル安の50.63ドルだった。
「企業決算が消化されるなかで方向感に欠ける展開」というのが妥当な解釈。
10月20日「株高の特異日」の日経平均はもみ合い上放れで5日続伸。
自民党総裁任期の延長方向を好感した訳でもなかろう。
今期の不動産販売計画達成の公算と報じられた野村不HDがけん引した印象。
「待ちきれなくなった買い物が入ったか」という声も聞かれた。
9月5日高値17156円を終値ベースで上回ったことで市場心理は勝手に一変。
東証1部売買代金も13日ぶりに2兆円を超えた。
「もみ合いを続けながら蓄積されたエネルギーが上放れた。
5月31日高値17251円を上回ることができれば
4月25日高値17613円まで抵抗は少ない」と期待感が高まってきた。
イスラムのヒジュラ暦の新年、ユダヤ暦の正月後10日。
株高アノマリーに沿った動きと言う指摘もある。
「勝手雲が19日に白くねじれていた」というのは後講釈。
「フシを取りに行こうとする意欲が出てきたことは注目」なのだろう。
225先物大証夜間取引終値は日中比100円高の17280円。
松井証券信用評価損益率速報で売り方はマイナス10.295%。
買い方はマイナス7.965%。
2%の開きとなってきたし売り方の評価損率が2ケタになってきた。
カラ売り比率36%。
日経VIは18.46まで低下した。
騰落レシオは131.09%と上昇。
4月22日終値17572円を抜ければ
2月12日と6月24日の14952円のW底からの脱却となる水準まできた。
ただ25日線(16746円)からのかい離がプラス2.9%。
4%かい離の17415円が第一次限界だろうか。
8%かい離の第二次限界は18085円はまだ遠い。
6日続伸で今年のタイ記録に並んで欲しい日。
野村證券の調査チームが2017年の注目銘柄を選定したという。
タイトルは「変革する日本企業、十本の矢2017」。
(1)ミスミ、(2)日立化成、(3)ファーストリテ、(4)Jフロント、(5)みずほ、
(6)前田建、(7)セイコー、(8)アシックス、(9)滋賀銀、(10)郵船。
「17年に向けて業績の天井を打ち破るような構造改革がαの源泉につながること」。
これがこの銘柄群に期待されているという。
指数と「個」の連立時代が来たかもしれない。
歴史は繰り返すものなのか、霞が関に創造力が欠如しているのか。
あるいは前例が好きなのか。
夏季五輪→万博→冬季五輪の流れ。
1964年東京五輪→1970年大阪万博→1972年札幌五輪。
高度成長期のメルクマールでもあった。
今回も大阪万博招致が登場してきた。
2000年東京五輪→2025年大阪万博→2016年札幌五輪。
夢よもう一度なのかも知れない。
加えれば、80年代に活躍した企業群も登場し始めた。
OLCは7%減益見通しから2%増益観測。
背景は客単価の上昇。
任天堂はポケモンGOが話題となりファミコンを再発売。
今回は据え置き・携帯型融合の「スイッチ」をUiiU以来4年ぶりに発売。
リオでマリオが登場したのはこの伏線でもあったのだろう。
ミッキーとマリオの饗宴といった印象。
ここに13日に発売されたソニーのプレステVRも加わそうな気配。
ゲーム雑誌「ファミ通」は16日までの4日間で国内販売台数約4.6万台と推計。
「これか」と思ったのは「米で新原発稼働」の見出し。
テネシー州のワッツバー原発2号機の営業運転が開始されたという
米国で商用原子炉が稼働したのは1996年のワッツバー1号機以来20年ぶり。
これで米国で稼働中の原発は100基となったという。
今回の2号機は73年に着工。
79年のスリーマイル島事故の影響で中断。
昨年、東電福島原発後に策定した新たな安全指針に基づいて稼働が認可されたという。
穿って考えれば、福島原発事故がなければ新たな安全指針も策定されなかっただろう。
残念ながら点を線にすればそう考えられなくもない。
もっとも福島原発はGEが担当し、沸騰水型。
今回のワッツバーはWHが担当し加圧水型。
このWHの親会社は東芝で東芝傘下の会社というややこしい関係がある。
陰謀論めいて恐縮だが・・・。
気になるのは欧州投資家の9月の売り越し。
1兆483億円は3月の1兆2355億円以来の水準。
これが欧州の投資家なのか、欧州経由のオイルマネーの売りなのか。
原油動向は戻っておりオイルではないように思えるが気にかかる。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
MDV (3902)・・・動兆。
メディカル・データ・ビジョンに注目する。
同社は医療機関、製薬向けに医療・医薬品データのネットワーク化と利活用の両サービスを提供。
患者の診療情報管理閲覧するWebサービス「CADA」の連携拡大方向。
CEホールディングス子会社など電子カルテ2社と業務提携。
政府はIoTやAIを活用し、医療の質の高度化図る方向。
医療機関の窓口からオンラインで医療保険資格確認できる仕組みを構築。
2018年度から段階的に運用開始。
2020年の本格運用を目指している。
病院、診療所間の患者情報の共有や、医学研究でのデータ管理などに利用可能なID導入。
医療情報の連携を加速することを表明。
アベノミクスにおける健康関連銘柄のトップランナー。
リバウンド期待。
(兜町カタリスト櫻井)
10月21日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 10月21日号
10月21日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
21日の東京株式市場は終日しっかりの展開を予想する。
・・・続き
続伸後、上値を試す場面もありそう。
日経平均株価の予想レンジは、1万7100円−1万7500円を想定する。
米国株式は3日ぶりに反落したものの、為替相場は、ドル・円が1ドル=104円前後でやや円安方向で推移している。輸出関連の主力株を中心に堅調な値動きとなりそう。
また、SEMI(国際半導体製造装置材料協会)が、現地20日に発表した9月BBレシオ(出荷に対する受注の割合)は1.05で、景況感の目安となる1.0を3カ月連続で上回り、関連銘柄に物色が向かう可能性もある。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、20日の大阪取引所終値比100円高の1万7280円だった。
テクニカル面からは先高期待が一段と強まるだろう。5月31日の高値1万7251円が控えているが、ここを上回ることができれば4月25日の高値1万7613円まで抵抗は少ない。その上は年初の下げ方が鋭角的であったことから、1万8000円台後半あたりまで真空地帯を駆け上がる可能性もある。
主要外国証券経由の注文動向は、売り1160万株、買い1030万株で、差し引き130万株の売り越し。売り越しは3営業日連続。金額も売り越し。売りセクターに、電機、通信、不動産、機械、ゴム、薬品、建設、自動車など。買いセクターに、その他製品、陸運、不動産、サービス、機械、電機、小売、通信など。
【好材料銘柄】
■DNAチップ研究所 <2397>
オンコリスバイオファーマ <4588> [東証M]と体外診断薬の共同研究契約を結んだ。オンコリスが開発中のがん体外検査薬「OBP-401(テロメスキャン)」について、去勢抵抗性前立腺がん治療薬の体外診断薬としての可能性を検討する。7-9月期(2Q)経常は赤字縮小。
■タカラバイオ <4974>
上期経常を一転66%増益に上方修正・最高益更新へ。
【主な経済指標・スケジュール】
21(金)
【国内】
8月毎月勤労統計確報値
黒田日銀総裁が全国信用組合大会で挨拶
黒田日銀総裁が英経済紙「エコノミスト」主催の「ジャパン・サミット2016」で講演
《決算発表》
リコーリース、サーティワン、ジャフコ
【海外】
《米決算発表》
ゼネラル・エレクトリック、マクドナルド
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
10月20日 【NY株/欧州株概況】
【市況】NYダウは40ドル安と3日ぶりに反落
・・・続き
20日のNYダウ工業株30種平均は3日ぶりに反落した。
終値は前日比40ドル27セント安の1万8162ドル35セントだった。
19日夜、大統領両候補による3回目のテレビ討論会が実施されたものの、ヒラリー氏優勢との見方に大きな変化はなく、また欧州中銀(ECB)の政策金利据え置きも予想通りであったことから、株式相場も前日終値を挟んで終日もみ合う展開となった。
四半期決算が市場の失望を誘った保険のトラベラーズや通信のベライゾン・コミュニケーションズが売られ、ダウ平均を押し下げた。だが、相場全体を方向付ける手掛かりに乏しく、決算などの個別材料に着目した物色が中心で方向感に欠いた展開が続いた。
9月の米中古住宅販売件数や10月のフィラデルフィア連銀の製造業景況指数が市場予想を上回った。一方、9月の米景気先行指標総合指数は市場予想並みとなり、週間の米新規失業保険申請件数は市場予想を超えて増えた。この日発表された米指標はまちまちの結果となり、手掛かりになりにくかった。
ナスダック総合株価指数は小幅ながら3日ぶりに反落し、前日比4.579ポイント(0.1%)安の5241.833で終えた。前日夕に決算と同時に発表した業績見通しが慎重だと受け止められた電子商取引のイーベイが急落し、指数を押し下げた。
セクター別では、食品・生活必需品小売や半導体・半導体製造装置が上昇する一方で電気通信サービスや運輸が下落した。
四半期決算が大幅減益だったトラベラーズが安く、2四半期連続で減収決算となったベライゾンも売られた。
電気自動車のテスラ(TSLA)は、今後製造する全車種に将来の完全自動運転の実現に必要となるカメラやセンサーを搭載することを明らかにしたが、コスト増や製造遅延への懸念などで下落した。
デトロイトの店舗がA型肝炎の感染源になったと伝わった高級スーパーのホールフーズ・マーケットにも売りが優勢だった。
一方、前日夕に発表した決算が市場予想を上回ったクレジットカードのアメリカン・エキスプレス(AXP)が大幅高となり、ダウ平均を下支えした。ダウ平均構成銘柄では医療保険のユナイテッドヘルス・グループやホームセンターのホーム・デポなどが上げた。
NYダウ工業株30種(ドル)
18,162.35−40.27
S&P500種
2,141.34−2.95
ナスダック
5,241.833−4.579
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は続伸し、節目の1万7000円台を回復した。12月物は前日比295円高の1万7280円で終え、12月物の終値としては4月27日以来およそ半年ぶりの高値を付けた。外国為替市場での円安を好感した買いが入った。米株式相場が下げたのを受け、下げる場面もあったが、売りの勢いは限られた。この日の12月物の高値は1万7290円、安値は1万6960円。
シカゴ日経225先物12月限 (円建て)
17280 ( +100 )
シカゴ日経225先物12月限 (ドル建て)
17305 ( +125 )
( )は大阪取引所終値比
【20日の欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7026.90(+4.98)
FTSE100種総合株価指数は小動き。前日終値に比べ4.98ポイント高の7026.90で引けた。たばこ株の上げが指数を押し上げる一方で、メディア関連株の下げが上値を抑えた。構成銘柄の半数以上は下落した。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 10701.39(+55.71)
ドイツ株式指数(DAX)は続伸。終値は前日比55.71ポイント(0.52%)高の10701.39だった。欧州中央銀行(ECB)がこの日の理事会で、政策金利を据え置くとともに、量的緩和の継続を決めた後、下げに転じる場面もあったが、その後再び上昇に転じた。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 4540.12(+19.82)
10月20日 マーケットコメント
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
日経平均は9月5日の高値1万7156円を終値ベースで上回った。
・・・続き
1万7000円近辺でもみ合いを続けながら蓄積されたエネルギーが上方向に放たれ、ここから先は買いが上値を軽くなる展開が期待できる。
直近戻り高値を突破しており、足元のもち合いレンジを上放れている。
今晩はECB理事会およびドラギ総裁の会見が予定されている。
足元の海外市場は特段リスクを警戒するような状況にはなく、仮にノーサプライズであったとしてもマーケットを大きく崩す展開は想定しづらい。逆に何らかの材料が出てくれば、リスク・オンムードが一段と高まりやすくなる。
市場関係者からは「取引時間ベースの日経平均株価では、5月31日につけた1万7251円に肉薄してきた。この水準を突破すれば、中期的に見て新たな上昇段階に入る可能性が高い。さらに、きょうの東証1部の売買代金が2兆825億円と9月30日以来の2兆円台回復となったことも明るい材料だ」との見方が出ている。
きょうの夜11時に新型ゲーム機の映像を公開すると発表した任天堂が大幅高となっており、あすはきょう同様、市場の注目を大きく集める展開が想定される。
ただし、前週末の14日からきょうまでの5日続伸で、合計461円の上昇幅となっていることから、週末の利益確定売りムードが強まる可能性も十分ある。
■東証主体別売買動向・10月第2週、外国人は1131億円の買い越し
東京証券取引所が20日発表した10月第2週(10月11〜14日)の投資部門別売買動向(東京・名古屋2市場、1、2部など)は、海外投資家が1131億5740万円の買い越しとなった。外国人の買い越しは2週連続。前週は2805億2827万円の買い越しだった。個人投資家は120億9万円と2週連続の売り越しだった。信託銀行は56億5073万円と3週連続の売り越し。事業法人は140億1143万円と2週連続の買い越しとなった。
10月20日 為替市況コメント
【為替】株価上昇やクリントン氏優勢で不透明感が交代してドル高
・・・続き
[為替]
為替市場は小動きで始まったあと日経平均の上昇にリスク回避後退の円売りが優勢となってドルは午前中に103円台後半、ユーロは113円台後半に乗せる上昇となった。
午後になっても株価が上げ幅を拡大した事で為替市場の円売り優勢の流れは続き、終盤にドルやユーロはそれまでの高値を上抜く一方、予想を下回る雇用統計の結果に発表前に80.020円まで上昇した豪ドルは売られて、午後に79.380円まで値下がりした。
[提供:カネツFX証券株式会社]
10月20日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=5日続伸、236円高。5か月ぶり高値圏浮上
【大引け概況】
20日の日経平均株価は5日続伸した。前日比236円59銭高の1万7235円50銭で終えた。
・・・続き
本日のマーケット動画
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4月27日以来、約半年ぶりの高値を付けた。
前日の欧米株市場が総じて堅調な動きをみせたものの、為替がやや円高傾向にあったことで、寄り付きは強弱感が拮抗した。しかし、その後は不動産株など内需株が買われ、全体相場を牽引した。クリントン、トランプ両氏による第3回目の米大統領選テレビ討論でクリントン氏優勢が伝わると、海外資金とみられる買いが流入し上値追い基調を強めた。
今期の住宅販売の好調が伝わった野村不HDが上昇し、三井不や菱地所など他の大手不動産株にも買いが波及した。本格化する日本企業の7〜9月期の業績の底堅さへの期待が広がった。売りが続いていた銀行株にも買い戻しが入った。
JPX日経インデックス400も5日続伸した。終値は前日比124.05ポイント高の1万2269.41だった。東証株価指数(TOPIX)は5日続伸し、13.60ポイント高の1370.80で終えた。
東証1部の売買代金は概算で2兆825億円だった。10月に入って初めて2兆円の大台を回復した。売買高は18億5108万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1446と全体の73%を占めた。値下がりは414、変わらずは125銘柄だった。
個別では、ファストリやソフトバンクが上昇した。前日に2017年3月期の連結最終損益の赤字幅が拡大する見通しだと発表した三菱自は上げた。新型ゲーム機の映像を公開すると発表した任天堂は売買代金断トツで大幅高した。三井不動産など不動産株が物色人気を集めた。JR東日本も堅調。ゲンキーがストップ高に買われたほか、JAC Recruitmentも値を飛ばした。
一方、花王や第一三共が下落した。ニコンやスクリン、日電産が売られた。独大手の黒鉛電極事業を買収すると伝わった昭電工が下げた。
日本金銭機械、日本カーボンも利益確定売りに下落した。ブイ・テクノロジー、コーセーも売りが目立った。
東証2部株価指数は6日続伸した。大引けは36.98ポイント高の4610.08で1月7日以来約9カ月ぶりの高値を付けた。個別銘柄では川上塗料がストップ高。省電舎は一時ストップ高と値を飛ばし、シャープ、安川情報、森組、リード、メンバースが上げた。半面、プラズマ、上村工業、マミヤオーピー、朝日インテクや象印が下げた。
10月20日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】日経ジャスダック平均株価=6日続伸、投資家心理が改善
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は6日続伸した。終値は前日比5円27銭高い2584円30銭だった。
米政局や国内企業業績を巡る先行き不透明感の後退で日経平均株価が大幅に上昇し、投資家心理が改善。新興株にも値動きの良さを手掛かりにした買いが入った。連日の上昇で、今後は1月5日の年初来高値(2640円02銭)を意識した展開を見込む声も増えつつある。
ジャスダック市場の売買代金は概算で374億円、売買高は9014万株だった。個別銘柄ではシステム ディがストップ高。任天堂による新型ゲーム機の映像公開を控え、関連とされるシライ電子が売買を伴って急伸した。デュアルタップ、Sシャワー、アサカ理研、エヌジェイが上昇した、半面、ヒーハイスト、ランシステム、テックファームHD、ベクター、セプテニHDやクルーズ、キャピタルAは下落した。
10月20日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ指数=4日ぶり反落、ブランジスタなどが売られる
・・・続き
> 東証マザーズ指数は反落した。終値は前日比4.02ポイント安い955.81だった。
一部の主力株が下落し、指数の重荷となった。
個別銘柄ではメタップス、フィックスターズ、そーせい、モバファク、チェンジが下落し、信用取引規制を嫌気してブランジスタが大幅安となった。一方、メディア工房、Jストリームがストップ高。グローバルグループ、エクストリーム、ALBERT、ミクシィやロゼッタ、DMPが上昇した。
10月20日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価は前場終値近辺での推移
・・・続き
[後場寄り付き概況]
20日後場の日経平均株価は前日比168円20銭高の1万7167円11銭で寄り付いた。
前場終値近辺での推移。外国為替市場では、1ドル=103円50銭台で小動き。アジアの主要株式市場は、総じて堅調な値運びとなっている。
日経平均株価の上げ幅が200円を突破している。12時39分現在、204円27銭高の1万7203円18銭まで上昇している。
ランチバスケットは16件、297.56億円。
差引き30億円の売り越しとの観測。
【レーティング情報】
【目標株価引き上げ】
5938 LIXILG GS 中立継続 2400→2500円
8954 オリックスJRE GS 中立継続 201000→206000円
10月20日 アフターランチ
「ハーモニー」
5日続伸。
・・・続き
9月5日高値17156円を一時上回った。
2016年3月月中平均は16897円。
9月月中平均は16737円。
そして9月メジャーSQ値は17011円。
52週移動平均が17077円。
1月29日に日銀がマイナス金利を導入した時は17518円。
ココを抜ければマイナス金利の功罪論も消えてくるかも知れない。
4月25日高値は17613円。
来週絶対期日を迎えるが期日が明けたのかどうかが一つの課題だろう。
そして気になってくるのが昨年末終値19033円。
年足陽線基準は18450円。
再来になるかどうかというところ。
そういえば「勝手雲」は10月19日に白くねじれていた。
「四半期業績開示本格化の時期は日経平均の転換点」と大和のレポート。
↓
1月・4月・7月・10月の20日過ぎになる。。
多くの場合は翌月の初旬まで一方向の動きとなりやすい。
事前に下落傾向ならば反転上昇。
事前に上昇傾向ならば反落となった。
現在は横ばい傾向。
今後どちらに振れるか判別しにくく短期的な分岐点とだけ言うことができよう。
株価が大きく変動した日。
特にブラックマンデーやリーマンショックの時のように金融市場に起因して大幅安の日。
良く感じたことがある。
騒擾の渦に囲まれた市場や電子端末に右往左往してふと外に出てみると・・・。
世の中の人はそんなことには全く関係なく日常性を保っていた現実。
秋空はどこまでも透徹して、都会の空には鳩が待っている。
金融市場の騒乱は金融市場という狭い世界のこと。
日経平均株価が暴落しようが、個別株がストップ安しようがそんなことは関係なし。
フツーの人々にとっては、日常性の継続こそ一番大切なもの。
ある意味この現実が頼もしくもあり、懸念でもあった。
最近はそんな記憶に残る大幅安などない。
またそんな事態に遭遇したらやはり鳩は舞い、都会の喧騒の中でカラスの鳴き声が響くのだろうか。
業界人の宿命と言ってしまえばそれまでだが・・・。
もうひとつ思うのはIRについて。
IRをしたい会社とIRをしてあげたい会社。
言って見れば受動と能動の差でしかない。
どちらも同じIRにかわりはない。
中身が変わる訳でもない。
しかし意外とこの差は大きい。
そして「したい」と「してあげたい」が合致したときに多くは相場の転機となる気がする。
能動的にIRを手伝いたい会社を見つけることこそ大切なこと。
この肌感覚の違いこそおそらく未来の株価への一里塚なのだろう。
ひとつのハーモニーと言っても良いかも知れない。
麻雀の格言についての投資家さんからのメール。
「他人の捨てハイを見ながら・・・
相手の上がりを他家の『捨て牌を読む』ことが大切なポイント。
日曜日は京都競馬で菊花賞。
現場へ突入。
馬を見て馬券を買います。
レースは騎手ではなく馬です。
騎手のレベルはほとんど変わりません。
馬の状態をみて現場でじっくりみることが
ポイントです。
IRに参加して企業をじっくり観察するのと同じように。
馬も生き物。
調子がいいときあり悪いときもある」。
(櫻井)
10月20日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=日経平均1万7200円台目前、一時5カ月ぶり高値
20日午前の日経平均株価は続伸した。
・・・続き
前日比175円14銭高の1万7174円05銭で前場を終えた。
前日の米国株市場が堅調な動きをみせたことや、原油価格の上昇でリスク選好の流れとなり広範囲に買いが優勢となった。
寄り付きは売り買い交錯で始まったものの、その後は次第高の展開となり、一時は1万7195円まで上昇し、取引時間中としては約5カ月ぶりの高値を付けた。
「今期の販売計画を達成する公算が大きい」と伝わった不動産株の一角が買われ、全般に広がっていた主要企業の7〜9月期業績への過度な不安も薄らいだ。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も5日続伸した。
19日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸し、NY原油先物相場は一時、約1年3カ月ぶりの高値をつけた。投資家のリスク回避姿勢が弱まり、日本株にも海外ヘッジファンドの買いが入った。
前引けの東証1部の売買代金は概算で9598億円だった。売買高は8億4151万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1265と、全体の64%を占めた。値下がりは551、変わらずは165銘柄だった。
個別では任天堂が大幅高、三井不や菱地所、野村不HDなど不動産株の上昇も目立つ。国際石開帝石や三井物が上げた。ファストリやソフトバンクも上昇した。前日に2017年3月期の連結純利益の見通しの上方修正を発表したLIXILグも買われた。
一方、花王や資生堂が下げた。オリンパスやニコンが売られた。クラレや東ソーが下落した。
日本電産が軟調、ブイ・テクノロジーも値を下げた。東京製鉄、タダノが安く日本カーボンも利益確定売りに反落している。
東証2部株価指数は続伸した。前引けの2部指数は、前日比34.35ポイント高の4607.45となった。
個別銘柄では、省電舎、川上塗料が一時ストップ高。兵機海運、シャープや安川情報が上げた。半面、プラズマ、キーウェア、ウェルスマネ、ジャパンミート、フライトHDや朝日インテクが下げた。
10月20日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】日経ジャスダック平均株価=続伸、NJHDがストップ高
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前日に比べ5円68銭高い2584円71銭だった。
ジャスダックは前日まで5日続伸しており、地合い改善を映した買いが続いた。日経平均株価が1万7000円を上回って堅調に推移したことも、新興市場の投資家心理の改善につながった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で224億円、売買高は5561万株。
個別銘柄ではNJHDがストップ高。システム ディは一時ストップ高と値を飛ばし、任天堂の上昇を受けてシライ電子が買われた。アサカ理研、環境管理が上昇した。半面、ランシステム、カーディナル、ヒーハイスト、セプテニHD、エージーピー、クルーズが下落した。
10月20日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=反落。時価総額上位銘柄の一角が下落
・・・続き
東証マザーズ指数は反落した。前引けは前日比2.24ポイント安い957.59だった。
時価総額上位銘柄の一角が下落し、指数を押し下げた。個別銘柄では、メタップスやそーせい、ブランジスタが下落した。一方で、グローバルグループ、ALBERT、Fブラザーズ、DMPやミクシィ、モバファクは上昇した。
10月20日 相場概況(寄り付き後)
【市況】日経平均 10時、上げ幅拡大 資源関連賑う
[10時の概況]
20日10時現在の日経平均株価は前日比141円65銭高の1万7140円56銭で推移している。
・・・続き
一時は1万7167円まで上昇し、取引時間中としては約5カ月ぶりの高値を付けた。
米原油先物相場の上昇を手掛かりに、資源関連に個人投資家の買いが入った。過度な業績悪化懸念が薄らいだ不動産株にも買い戻しが相次いでいる。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も上げ幅を拡大した。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で5254億円だった。売買高は5億175万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1281と、全体の65%を占めた。値下がりは515、変わらずは173銘柄だった。
業種別では33業種すべてが上昇。値上がり率1位は不動産で、以下、鉱業、その他製品、倉庫・運輸、鉄鋼、電気・ガスと続いている。
日経平均プラス寄与度トップはファストリで、日経平均を32.61円押し上げている。次いでソフトバンクが12.43円、ファナックが9.02円、エーザイが4.26円と続く
マイナス寄与度は2.23円の押し下げで花王 がトップ。以下、大日本住友が1.15円、ニコンが0.84円、コマツが0.44円と続いている。
個別では、「2017年3月期の住宅販売計画を達成する公算」と伝わった野村不HDが高い。買いは三井不や菱地所など他の不動産株にも波及した。国際石開帝石や石油資源も買われた。新型ゲーム機「NX」の映像を23時に公開すると発表した任天堂が上げている
一方、ユニ・チャームや花王が下げた。日電産やニコンが下落した。
東証2部株価指数は続伸した。シャープや安川情報が上げた。半面、ラオックスやフライトHDが下げた。
人工知能(AI)を活用したビッグデータ解析を手掛け、売り上げ急拡大途上のメタップス<6172.T>は前日まで2日連続のストップ高を演じていたが、きょうも利益確定売りをこなして3連騰、一時181円高の2745円に買われた。
また、人工知能を活用した自動翻訳サービスを手掛けるロゼッタ<6182.T>も3連騰で5陽連を形成、年初来高値更新を視界にとらえている。
225先物はアムロ・シティ・メリル・JP・パリバが買い越し。
ソジェン・HSBC・野村・ナティクス・GMOが売り越し。
TOPIX先物はバークレイズ・シティ・ソジェン・アムロが買い越し。
みずほ・パリバ・メリル・クレディ・ドイツが売り越し。
外資系等はコーナン(7516)、サンエー(2659)に注目。
テクニカル的には安藤ハザマ(1719)、奥村組(1833)、浅沼組(1852)、不二家(2211)、日駐(2353)、ファンコミ(2461)、キーコーヒー(2594)不二油(2607)、ハローズ(2742)、東洋水産(2875)、三菱総研(3636)、SRA(3817)、PCI(2918)、ラサ工(4022)、大倉工(4221)、PI(4290)、NRI(4307)、日油(4403)、TOW(4767)、フルキャスト(4848)、日軽金(5703)、大チタ(5726)、横河ブ(5911)、文化シャッタ(5930)、リンナイ(5947)、アイチ(6345)、マブチ(6592)、サクサ(6675)、リオン(6823)、イマジカトボ(6879)、日電子(6951)、KOA(6999)、MMC(7211)、コーナン(7516)、日ライフ(7575)、長野計器(7715)、オリンパ(7733)、ウッドワン(7898)、コクヨ(7984)、紅(8002)、スクロール(8005)、ニチモウ(8091)、極東貿(8093)、サンゲツ(8130)、PALTAC(8283)、大分銀(8392)、ジャフコ(8595)、ハマキョウ(9037)、スクエニ(9684)、丹青社(9743)、福井コン(9790)、日鉄住物(9810)が動兆。
10月20日 カタリストコメント
「ブラックマンデーメモリアル通過」
NY株式市場は小幅続伸。
原油先物価格は1バレル=51.60ドルと昨年7月14日以来約1年3カ月ぶりの高値。
・・・続き
原油価格の上昇からエネルギーセクターがけん引役。
四半期決算が市場予想を上回ったモルガンスタンレーの決算を好感して金融セクターが上昇。
「決算数字が素晴らしく、業績見通しも良好。銀行が場外ホームランを打った」との声もある。
現時点の第3四半期企業利益見通しは0.5%増。
5期ぶりの増益が見込まれており悪くない傾向。
第3回大統領候補TV討論会を控えてはいるものの市場は淡々と進行した印象。
むしろECB理事会の結果待ちの姿勢の方が感じられようか。
最近ではほとんど見向きもされないが地区連銀報告(ベージュブック)。
「米経済は8月遅くから10月初めにかけて安定した成長ペースを維持。
労働市場はタイトで賃金の上昇圧力が出始めている」と概ね前向きな見通しで通過。
9月の米住宅着工件数は前月比9%減少。
1年半ぶりの水準に低下。集合住宅の着工件数が38%減と大幅減となったが影響薄。
サウジアラビアによる175億ドル規模の国債発行が米国債にとっては重石。
新興国としては4月のアルゼンチン(165億ドル)を上回り過去最大規模となる。
ブラックマンデー29周年をプラスで通過したことは安堵感の増加につながろう。
昨日まで4日続伸。
ただ日経平均の日中値幅が80円程度と狭いレンジ。
「決算を確認するまではこんな地合いが続きそう」という見方もある。
あるいは「アナリストに対しての指示は事前に早耳情報を入手し、顧客に流してはならない。
今年の決算発表は事前の増減額予想が少なくなった。
その分、会社側による事前ディスクロ(増額・減額)は株価インパクトが強めに出やすい」。
そういう指摘もある。
決算トレード本番前の筋肉トレードにはもってこいの環境なのかも知れないが盛り上がりには欠ける。
225先物大証夜間取引終値は日中比10円安の16980円。
SQ値16741円は4日連続で上回っている。
9月メジャーSQ値17011円も昨日ザラバで一瞬上回った。
「ようやく」という気持ちにさせてくれようか。
松井証券信用評価損率速報は売り方マイナス9.965%。
買い方マイナス8.568%と1%以上の差がついてきた。
カラ売り比率も36.5%まで低下し買い方有利の状況。
日経平均採用銘柄のPERは14.29倍ながらEPSは1189円。
PER15倍なら17835円となる水準だ。
裁定買い残は4億円減少し7571億円。
裁定売り残は455億円減少し7225億円。
ようやく売り残は買い残を下回り異常な状態からはわずかながら脱皮した。
5日続伸に期待するか終値ベースの17000円台や17011円越えに期待するか。
いずれにしても日経VIが20ポイントを割れており期待もささやかにならざるを得ない。
因みに10月20日は東京ベースのブラックマンデー記念日。
そして「株高の特異日」でもある。
日経マーケット面では「日銀の限界見透かす市場」の見出し。
「金利下限マイナス0.3%」とある。
市場関係者やエコノミスト40人への日本経済研究センターの調査結果だという。
6割はマイナス金利の深掘りを見込んでいるといる。
その水準はマイナス0.2〜0.3%の水準。
しかし個別コメントを見ると・・・。
「深掘りが実体経済にポジティブに聞くか見通しにくい」。
「市場の急速な混乱がない限り日銀は動かない」。
「次に深掘りするのは経済にかなり大きなショックがかかる場合」。
結局総論ではマイナス0.3%限界ながら各論では「深掘りなし」といった格好。
だったら「マイナス金利の深掘りなし、ないしは現状維持」が結論なのだろう。
というか、マイナス金利深掘りがあるかのごとくの議論に聞こえる。
昨日後場の実況でも触れたが新発10年国債の商いが成立しなかった。
昨年9月以来1年10ヶ月ぶりの不成立。
マイナス金利で長期保有メリットはなく短期売買でも値幅が限定的で手が出せず。
日に日に売買が細ってついには商い無し。
市場の原理原則から行けば、マイナス金利が間違っているからこういうことが起こる。
どこまで深掘りするかなんて議論は不毛そのもの。
原点に返って間違いをただすようなコメントがどうして出てこないのだろうか。
逆にマイナス金利解除でもしれば債券には我先の売りが殺到。
金利は上昇しインフレは自然に進む。
脱デフレの旗印の中でのマイナス金利はどう考えても個人的に相いれない。
この両者が共存できると考えるところに専門家の陥りやすい罠があるような気がする。
エコノミストと経済学者は違うかもしれないが、いつも浮かぶジョーク。
(1)経済学者はなぜいるのか。
それは彼らに当たらない予測をさせることで、
「天気予報って、けっこう当たるじゃないか」と思い込む一般人を増やす
(2)無人島に、物理学者、化学者、経済学者の3人が流れ着いた。
食料の詰まった缶詰はあるものの、缶切りがない。
物理学者「缶詰を高いところから落下させて開けよう」。
化学者:「缶詰を火にかけて、熱で膨張させて開けよう」。
経済学者:「ここに缶切りがあると仮定しよう」。
(3)経済学の期末テストの問題は毎年同じだけれど、答えは毎年変わる。
(4)この物語はフィクションであり、登場する団体・人物などの名称はすべて架空のものです。
実際に存在する経済に無関係であり、影響を全く与えません。 by 経済学者。
マザーズ指数先物の薄商いの伸び悩みも登場した。
なかなか浸透していない様子。
その背景は先物のわかりにくさもあるだろう。
投資家教育だけで事足りるとはとても思えない。
そして一番大きいのは、個人投資家は個別株志向が強いこと。
つまり必要なのは「わかりやすさ」なのだろう。
HFT・AIなど横文字が乱舞し「わかりやすさ」からはますます遠のく株式市場。
頭でっかちになったツケが売買エネルギーの低下というしっぺ返しになっている気がする。
個別では昨日のPCI(3918)のプレスが目を惹いた。
同社の成長戦略であるIot/IoE分野のうち、VR/ARへの本格参戦。
まずは「デジタルサイネージ」からの開拓。
サイネージの特徴は、提携先である株式会社プリズムプラスが保有する「リアルタイムレンダリング技術」。
簡単にいうと・・・。
「映像を瞬時に3Dに変換・稼働できる技術により制作されたコンテンツのサイネージ内での再生」。
アニメーションさながらのなめらかで秀麗な映像提供を可能にする技術だという。
同社製品「A−ya」との連動でサイネージとユーザーが双方向で情報を交換することが可能になるという。
アニメーションは、美しい映像を制作できる一方でそのコンテンツは不可変。
同社のサイネージが提供するコンテンツは、プログラミングされたもの。
例えば、遠隔操作で男性・女性、制服・カジュアル、老若男女というキャラクターの変更も容易に行える。
背景の景色、時間・天候ごとの日差し等々を、
顧客の要望に応じて違和感を与えることなく即時的確に修正・変更し提供する事が可能になる。
かなり楽しみな技術に思える。
もうひとつは「中国の食の安全でブロックチェーン活用」の話。
IBMとウォルマートが参加するという。
ブロックチェーンを使い、生産から流通、消費に至るまでの食品の流れを把握する。
これにより生産者の情報やバッチ番号、工場・加工データ、賞味期限、保存温度、出荷データなどの情報を一括管理できる。
食のトレーサビリティーが改善し安全性の向上につながる。
こうしたデータ記録は、商品の保存・管理の改善を通じ、ウォルマートなどの小売り店にとっても一助となる。
清華大学がブロックチェーンプロジェクトの学術パートナー兼アドバイザーとして参加するという。
ブロックチェーンはビッドコインだけでない。
フィンテックだけでなく物流・医療などさまざまな分野での可能性を持つ。
インフォテリア(3853)の平野社長が春先に言っていた言葉がよみがえってきた。
↓
ブロックチェーンの連携で最近目にするプライベートブロックェーン「mijin」。
これをつなげば既存システムでもノンプログラミングでブロックチェーン技術を使えるようになります。
ブロックチェーンの特長はデータ改ざん不可能、ダウンタイムなし、劇的コストダウン。
そして様々なフィンテックのカバーが可能なこと。
例えば決済・信用・融資・送金のサービス等が視野にはいります。
またブロックチェーンは単に金融のフィンテックだけではありません。
これは結構ミソ。
FinTech(金融)、TransTech(流通)、ManuTech(製造)、
MediTech(医療)、GovTech(公共)など。
さまざまな領域での応用の可能性があります。
背景は改ざんが許されないデータがあらゆる業界の存在していること。
流通はトレーサビリティ、製造は検査・検証データ、医療は治験データ、公共は登記・試験データなど。
管理者権限での書き換え不可能なmijinの領域は広大。
そしてそれらをつなぐソフトとの相性があってこそあって両輪になるということ。
この可能性は大きいでしょう。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
エボラブルアジア (6191)・・・動兆。
エボラブルアジアに注目する。
同社は航空券の予約サイト「空旅」が中核。
業績は絶好調。
光通信と業務提携。
オフショア開発や出張手配など法人向け事業を拡大方向。
東京都内中心に女性専用の寄宿舎シェアハウス「かぼちゃの馬車」を運営するスマートライフと業務提携。
材料視されてこようか。
(兜町カタリスト櫻井)
10月20日 為替市況コメント
【為替】マチマチな米経済指標にドルは弱含みに推移
・・・続き
[為替]
欧州株式市場が軟調に始まり、欧州勢がドル売りで参入すると為替市場は円買い優勢となってそれまでの安値を下抜き、NY市場で発表された米9月住宅着工件数は予想を下回る。
一方、9月住宅建設許可件数は予想を上回るなどマチマチで為替市場には影響薄となり、NY株式市場が高安バラバラで始まると序盤にドルは103.150円、ユーロは113.100円のそれぞれ昨日安値まで下落した。
しかし原油価格の上昇や良好な企業決算にNY株式市場が上昇に転じると円買いも収まり、ドルはNY市場終盤に103.520円まで反発したあと、最期は-41.5銭の103.450円で引けた。中国経済指標の予想通りの結果や原油価格の上昇などに豪ドルやNZドルは上昇した。
カナダ中銀が「カナダ中銀のボードメンバーは積極的に追加緩和を協議」と発表した為に声明後カナダドルは売られ値下がりして引けた。
[提供:カネツFX証券株式会社]
10月20日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 10月20日号
10月20日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
20日の東京株式市場は、こう着感が強まりそうだ。
・・・続き
日経平均株価予想レンジは、1万6900円−1万7100円を想定する。
米大統領選の最後のテレビ討論会が19日(日本時間20日午前10時)に開始する。そのため、前場はこれを見極めたいとする模様眺めムードが高まりやすく、方向感は掴みづらいところであろう。
これまでのテレビ討論でクリントン氏優勢の流れは強まっていることから、第1回の時のような、討論中に円安・株高が加速するといった動きは限定的だろう。
きのう19日の日経平均の日中値幅は80円弱にとどまった。取引時間中としては6日ぶりに1万7000円台を回復する場面がみられたものの、日通しの東証1部売買代金は1兆6631億円で、依然として盛り上がりに欠ける展開が続いている。
17年3月期第2四半期(16年4−9月)決算発表の本格化を前に、手掛かり材料難の状況が継続するとみられ、中小型株が物色の中心になりそうだ。
為替相場は、ドル・円が1ドル=103円台の半ばで推移している。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、19日の大阪取引所終値比5円安の1万6985円。
主要外国証券経由の注文動向は、売り1460万株、買い1250万株で、差し引き210万株の売り越し。売り越しは2営業日連続。金額は買い越し。
売りセクターに、電機、商社、銀行、証券、情報通信、化学、非鉄、食品など。買いセクターに、サービス、小売、不動産、機械、電機、ゴム、薬品など。
【好材料銘柄】
■ゲンキー <2772>
7-9月期(1Q)経常は67%増益で着地。
■メディア工房 <3815>
人工知能サービスを本格的に開発するAI研究所「found it project」を立ち上げた。また、VRコンテンツの開発などを手掛ける米DoubleMe社と資本業務提携。VRコンテンツの使用権を得て国内でファッションイベントなどを開催する。
■カイオム・バイオサイエンス <4583>
抗DLK-1抗体の小児がんを対象とした非臨床開発を進めるため、米国立がん研究所と試料提供締約を結んだ。米国立がん研究所は小児がんの特徴を反映した動物モデルで抗腫瘍効果の評価を実施する。
【主な経済指標・スケジュール】
20(木)
【国内】
9月日本製半導体製造装置BBレシオ
《決算発表》
アコモF、アルインコ、安川電、KOA
【海外】
ECB定例理事会(ドラギ総裁会見)
EU首脳会議(〜10/21)
米10月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数(21:30)
米9月中古住宅販売件数(23:00)
米9月CB景気先行総合指数(23:00)
9月北米半導体製造装置BBレシオ(10/21 7:00)
米30年インフレ連動国債入札
《米決算発表》
パルト・グループ、ベライゾン・コミュニケーションズ、ペイパル・ホールディングス、マイクロソフト、シュルンベルジェ、トラベラーズ・カンパニーズ、イリノイ・ツール・ワークス
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
10月19日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウ続伸し40ドル高。原油高や主要企業決算を好感
・・・続き
19日のNYダウ工業株30種平均は前日比40ドル68セント高の1万8202ドル62セントと続伸で終えた。
原油価格が約15ヶ月ぶりの高値を付けたことや、主要企業決算を好感し堅調推移となった。
金融大手モルガン・スタンレーなど米主要企業の7〜9月期決算で市場予想を上回る結果が続き、企業の業績回復を見込んだ買いが入った。
米指標油種であるWTIの期近11月物が一時1バレル51.93ドルに上昇し、期近物として約1年3カ月ぶりの高値を付けた。収益を押し上げるとの期待からシェブロンやエクソンモービルなど石油銘柄に買いが広がり、投資家心理を明るくした面もあった。
取引終了にかけてはやや伸び悩んだ。19日夜(日本時間20日午前)の大統領選候補による第3回テレビ討論会を控え、結果を見極めたいとして積極的に買い進める動きは限られた。
ナスダック総合株価指数も小幅に続伸し、前日比2.576ポイント高の5246.412で終えた。
セクター別では、自動車・自動車部品やエネルギーが上昇する一方、半導体・半導体製造装置や家庭用品・パーソナル用品が下落した。
増益決算を発表した地銀のUSバンコープが高い。前日夕に発表した決算が増収増益だったヤフーが上げた。
ダウ平均の構成銘柄では、クレジットカードのアメリカン・エキスプレスやビザが上昇。ゴールドマン・サックスや米銀のJPモルガン・チェースも上げた。
一方、赤字決算を発表した医薬品・医療機器のアボット・ラボラトリーズが安い。幹部の退任を明らかにしたたばこのレイノルズ・アメリカンが下げた。
前日夕に決算と併せて慎重な業績見通しを示した半導体のインテル(INTC)が大幅に下げた。
NYダウ工業株30種(ドル)
18,202.62+40.68
S&P500種
2,144.29+4.69
ナスダック
5,246.412+2.576
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は小幅に続伸した。12月物は前日比40円高の1万6985円で取引を終えた。19日の大阪取引所の終値は5円下回った。
原油高や米主要企業の堅調な四半期決算を手掛かりに米株式相場が上げ、買いを支えた。一方で外国為替市場ではやや円高となり、上げ幅は限られた。
19日の12月物高値は1万7010円、安値は1万6925円だった。
シカゴ日経225先物12月限 (円建て)
16985 ( -5 )
シカゴ日経225先物12月限 (ドル建て)
17015 ( +25 )
( )は大阪取引所終値比
【19日の欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7021.92(+21.86)
FTSE100種総合株価指数は続伸。前日終値に比べ21.86ポイント高の7021.92で引けた。構成銘柄の約7割が上昇した。
原油相場の上昇を受けて、BPやロイヤル・ダッチ・シェルなど石油株が買われ、株価指数を押し上げた。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 10645.68(+14.13)
ドイツ株式指数(DAX)は続伸。終値は前日比14.13ポイント(0.13%)高の10645.68だった。
自動車のBMWとダイムラーが買われた。コメルツ銀行の上げも目立った。半面、通信のドイツテレコムとITのSAPは売られた。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 4520.30(+11.39)
10月19日 マーケットコメント
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
様子見相場が続くか
・・・続き
今日は中国経済指標という材料があったにもかかわらず、日経平均の上下の値幅はわずか80円弱にとどまった。
発表後にもう少し動きが出るかと思ったが、後場の方が、値幅が狭いくらいで、特に主力大型株の動きが止まっている。これを見ると、決算を確認するまでは同様の地合いが続きそうな印象だった。
日本時間午前に開催される第3回目の米大領候補のテレビ討論会の内容を横目でにらみながらの神経質な推移が予想される。
市場関係者からは「きょうで日経株価は4日続伸したものの、ただ、中期的には75日移り動平均線(1万6544円=同)と200日移動平均線(1万6641円=同)のゴールデンクロスのタイミングが接近している。これが達成すれば、現状水準での値固めから上昇を示唆するシグナルとなる」との見方が出ていた。
10月19日 為替市況コメント
【為替】為替市場は小幅揉み合いが続いたが、欧州勢の参入で円高が進む
・・・続き
[為替]
為替市場は小動きで始まり、ドルは午前中に前日安値103.670円を下回るまで下げる場面があったが、中国経済指標のほぼ予想通りの結果に買い戻されて揉み合いとなった。
ユーロは終日小幅揉み合いが続いたが、欧州勢がドル売りで参入すると為替市場は円買い優勢となり、ドルは103円台半ばを割れて103.400円まで落ち、ユーロは103.625円まで値下がりした。
[提供:カネツFX証券株式会社]
10月19日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=35円高、中国経済の不安後退4日続伸。一時1万7000円
【大引け概況】
19日の日経平均株価は4日続伸し、前日比35円30銭高の1万6998円91銭で終えた。
・・・続き
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一時1万7000円を上回る場面もあった。
きょうの東京市場は、引き続き模様眺めムードが強かった。前日の欧米株市場は総じて上昇し米国株市場ではNYダウが75ドル高と反発したが、為替が1ドル=103円台後半で円高含みに推移したほか、企業の決算発表本格化を前に積極的な買いは鳴りを潜めている。
前場取引時間中に発表されたの中国の経済指標が市場予想に沿った結果となり、買い安心感が出た。
2016年7〜9月期の国内総生産(GDP)は前年同期比6.7%増だった。市場予想をやや上回って中国経済の下振れ不安が薄れ、投資家心理が改善した。18日の米株式相場が、市場予想を上回る企業の16年7〜9月期決算を好感して反発していたことも支援材料になった。
また、20日午前に米大統領候補のテレビ討論会を控え、大引けにかけては様子見気分も強まった。
JPX日経インデックス400は4日続伸し、前日比8.27ポイント高の1万2145.36だった。東証株価指数(TOPIX)も4日続伸し、0.63ポイント高の1357.20だった。
東証1部の売買代金は概算で1兆6631億円、売買高は15億6110万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1197と全体の約6割を占め、値下がりは624、変わらずは164だった。
個別では、ファナックが高く、VテクやJディスプレ、東京エレクトロンも堅調。会長に日産自社長のカルロス・ゴーン氏がつくと伝わった三菱自が急伸した。三菱UFJや三井住友FGのメガバンク株も上昇。日本カーボン、マルハニチロなども大きく買われている。
半面、自動車株ではトヨタやホンダなどが売られた。ソフトバンク村田製、デンソーなども安い。ソニーが冴えず、JTも軟調。日立製作所も売りに押された。
島精機製作所が大幅安となったほか、トクヤマ、田辺三菱製薬、国際石油開発帝石も軟調。
東芝は12日ぶりに反落した。
東証2部株価指数は5日続伸し、前日比62.14ポイント高の4573.10となった。1月8日以来の水準で終えた。
個別銘柄ではウェルスマネがストップ高。フライトは一時ストップ高と値を飛ばし、杉村倉庫、シャープやラオックスが上げ、神島化や桜島埠、セブン工、兵機海運、省電舎が下げた。
10月19日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】日経ジャスダック平均株価=5日続伸、環境管理などがストップ高
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は5日続伸した。終値は前日比11円15銭高の2579円03銭だった。1月8日以来、約9カ月ぶりの高値を付けた。
日経平均株価が狭い範囲で推移する一方、値動きを重視する個人投資家の買いが新興市場に集まって堅調な値動きが続いた。日経ジャスダック平均はこの1カ月で一貫して上昇基調が続いている。
ジャスダック市場の売買代金は概算で368億円、売買高は8355万株だった。
個別銘柄では環境管理、アサカ理研、こころネットがストップ高。ヒーハイスト、桂川電機、クルーズが上昇した。ロシアとの経済協力で運営する植物工場に期待が高まりエージーピーが買いを集めた。一方、北川精機、小田原エン、eBASE、イナリサーチやベクターは下落した。
10月19日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ指数=3日続伸、AI関連買われる
・・・続き
東証マザーズ指数は3日続伸した。
終値は前日比10.73ポイント高い959.83だった。
短期の値幅取り狙いの中小型株物色が継続し、堅調な展開となった。材料株物色が活発だったほか、人工知能(AI)関連などテーマ株の一角も買われた。
売買代金は概算で1007.90億円。騰落数は、値上がり157銘柄、値下がり59銘柄、変わらず10銘柄となった。
個別銘柄ではネットの動画配信のJストリームに思惑買いが集まったJストリームやリアルコム、メタップス、ストライクがストップ高。チェンジ、アトラエ、メディアS、ブランジスタが上げた。半面、組換えインフルエンザHAワクチンの承認遅れなどから今期業績予想を下方修正したUMNが売られ、ファンデリー、モバファク、モバファクやクラウドWなどが下げた。
10月19日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を9銘柄更新しました。
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10月19日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価は前場終値近辺で小動き
・・・続き
[後場寄り付き概況]
19日後場の日経平均株価は前日比21円42銭高の1万6985円03銭で寄り付いた。
日経平均株価は前場終値近辺での小幅な動きとなっている。
外国為替市場では、1ドル=103円70銭台での小動き。アジアの主要株式市場は、総じて堅調な値運び。
前場は、6営業日ぶりに節目の1万7000円を回復する場面もみられた。
足元では需給状況は良好であり、押し目買い意欲は根強いと考えられる。上値は1万7000円がカベとなる可能性があると考えられるが、ショートポジションは避けたいところである。
セクターでは水産農林、その他金融、小売、精密機器、情報通信、証券、繊維、建設が上昇。半面、鉱業、保険、輸送用機器、海運、ゴム製品、非鉄金属が冴えない。東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1100を超えており、全体の過半数を占めている。規模別指数は大型株指数のみがマイナスで推移している。
ランチバスケットは15件、391.69億円。
差引き20億円の売り越しとの観測。
【レーティング情報】
【目標株価引き上げ】
2127 M&A 大和 1継続 3650→4300円
10月19日 アフターランチ
「北海道」
日興アセットのレポートは「金利上昇時に株価が下落する、とは限らない」。
・・・続き
日興アセットのレポートは「金利上昇時に株価が下落する、とは限らない」。
2000年以降の米長期金利上昇のケースを見ている。
(1)03年6月から04年6月
日本株プラス35%、日本債券マイナス4%、外国株プラス12%、外国債マイナス5%
米国金利変化幅1.68%、ドル円マイナス6%
(2)09年1月〜10年4月
日本株プラス17%、日本債券プラス2%、外国株プラス37%、外国債プラス6%
米国金利変化幅1.50%、ドル円プラス1%
(3)12年7月〜14年1月
日本株プラス86%、日本債プラス2%、外国株プラス89%、外国債プラス44%
米国金利変化幅1.58%、ドル円プラス34%
「単純にリターンを比較することはできない。
しかしいずれのケースにおいても、米国の長期金利が1.5〜1.7%程度上昇する中。
株式が上昇し債券が下落したのは3回のうち1回。
為替は円安米ドル高が3回のうち2回となった。
17年以降、世界的に良い金利上昇の流れが広がることを期待」という結論。
市場の目が結構北海道に集まってきたのだろうか。
北方領土の日露共同統治案。
12月のプーチン露大統領訪日も控えている。
今月中には国とJOCが2026年冬季五輪に日本として立候補するかどうかを決定する予定。
来年1月には札幌市が立候補をJOCに表明する見通し。
今月から来年1月頃まで北海道、札幌五輪関連には大きな好材料が続くことが期待できるという。
以下北海道関連銘柄。
↓
北弘電社(1734)屋内電設工事
北海道電気工事(1832)北海道電力傘下
寿スピリッツ(2222)小樽洋菓子舗ルタオ販売
雪印メグミルク(2270)乳製品
サッポロHD(2501)サッポロビール園を運営
北海道コカコーラ(2573)部飲料
北雄ラッキー(2747) 札幌中心にスーパー展開
アルペン(3028)スポーツ用品
DCM(3050)北海道でもホームセンター運営
星野リゾート・リート投資法人(3287)星野リゾートがトマムスキー場を運営
東急不動産HD(3289)傘下にニセコヒラフスキー場
ツルハHD(3391)ドラッグストア
サツドラHD(3544)ドラッグストア道内2位
メディカルシス(4350調剤薬局、薬局向け情報仲介
キムラ(7461)住宅用資材の卸小売
イオン北海道(7512)スーパーマーケット
ヒマラヤ(7514)スポーツ用品
ナラサキ産業(8085)三菱電機代理店
クワザワ(8104)建材・土木資材商社
ほくほくフィナンシャルG(8377)傘下に北海道銀と北陸銀行
北洋銀行(8524)拓銀道内事業吸収、札幌銀と合併
太平洋興発(8835)北海道・首都圏で不動産業
西武HD(9024)富良野で、スキー場・ホテル
北海道中央バス)9085)傘下にニセコスキー場。道内ホテルも
JAL(9201)空運大手
ANAHD(9202)空運大手
北海道電力(9509)電力
北海道ガス(9584)札幌、小樽、函館地域で営業
アインHD(9627)調剤薬局
ナガワ(9663)現場ユニットハウス、建機レンタル
カナモト(9678)建機レンタル
札幌臨床検査センター(9776)調剤薬局を道内展開
大日本コンサルタント(9797)建設コンサルタント。札幌同業と提携
アークス(9948)食品スーパー
(櫻井)
10月19日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=続伸 23円高。売買代金低調ななか、やや買い優勢
19日午前の日経平均株価は小幅に4日続伸した。
・・・続き
前引けは前日比23円55銭高の1万6987円16銭だった。節目となる1万7000円を、取引時間中として11日以来およそ一週間ぶりに上回る場面もあった。
前日の欧米株高も為替の動向や取引時間中に発表される中国GDPなど経済指標の発表を前に買い手控えムードのなかでスタート。
一部で警戒感が強まっていた中国の経済指標が市場予想に近い結果で着地した。
日本時間の11時に発表された中国の7〜9月期の国内総生産(GDP)は前年同期比6.7%増と、市場予想の6.6%増をやや上回り中国経済の下振れ懸念が和らいで市場心理が改善した。
ただ1万7000円を超えた水準では利益確定売りが出て、間もなく伸び悩んだ。外国為替市場で1ドル=103円台後半と円高・ドル安方向に傾いたのも重荷になった。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も小幅に4日続伸した。
前引けの東証1部の売買代金は概算で7342億円、売買高は7億1864万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1101と全体の6割弱を占めた。値下がりは704、変わらずは179銘柄だった。
個別ではジャパンディスプレイが商いを伴い大幅高、さが美も物色人気に。ソフトバンク・テクノロジー、ブイ・テクノロジーなども買われた。三菱UFJや三井住友FGのメガバンク株が上げたほか、ファナックやクボタ、東エレクが上昇した。小野薬や武田も高い。
半面、トヨタやホンダ、日産自など自動車株に売りが目立った。任天堂やソフトバンク、JTなども安い。トクヤマが売られ、国際石油開発帝石も安い。エムスリー、田辺三菱製薬なども値を下げた。
東証2部株価指数は5日続伸し、約8カ月半ぶりの水準まで上昇した。前引けの2部指数は、前日比54.67ポイント高の4565.63となった。
個別銘柄では、フライト、ウェルスマネがストップ高。杉村倉庫、シャープやラオックスが上げた。半面、兵機海運、省電舎、トーヨーアサノ、テクノマセ、桜島埠が下げた。
10月19日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】日経ジャスダック平均株価=続伸、投資家心理改善
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は5日続伸した。前引けは前日比9円44銭高の2577円32銭だった。中国経済の底堅さが確認されて日経平均株価が取引時間中に心理的節目の1万7000円を回復する場面があり、新興市場でも投資家心理が改善した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で206億円、売買高は4261万株だった。個別銘柄では環境管理がストップ高。ロシアとの経済協力で植物工場に注目が集まっているエージーピーが大幅高。桂川電機、クルーズやアサカ理研が上昇した。一方、北川精機、スーパーV、カーディナル、ベクターやアスコットが下落した。
10月19日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=続伸、ストライクがストップ高
・・・続き
東証マザーズ指数は3日続伸した。前引けは前日比7.47ポイント高い956.57だった。個別銘柄ではストライクがストップ高。リアルコムは一時ストップ高と値を飛ばし、チェンジ、アトラエ、リメタップスが上げた。半面、ブランジスタやUMN、ファンデリー、マイネットが下げた。
10月19日 相場概況(寄り付き後)
【市況】日経平均 10時、小安い 中国のGDP発表控え警戒感
[10時の概況]
19日10時現在の日経平均株価は前日比15円21銭安の1万6948円40銭で推移している。
・・・続き
中国の経済指標の発表を控え、警戒感からやや売りが優勢となっている。
日本時間の11時に中国の7〜9月期国内総生産(GDP)が発表される。先週発表された中国の9月の貿易統計では輸出が市場予想を下回っていたため、GDPも景気の減速感を印象づける結果になるでのはとの懸念が一部で出ている。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も下落している。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で4283億円、売買高は4億3902万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は890と、値上がりの892をわずかに下回った。変わらずは200銘柄だった。
業種別では33業種中11業種が値上がり。1位は水産・農林で、以下、精密機器、小売、繊維と続く。値下がり上位には鉱業、保険、ゴム製品が並んでいる。
日経平均マイナス寄与度は3.91円の押し下げでソフトバンクがトップ。以下、ファストリ が3.45円、TDK が3.07円、塩野義が3.03円、ホンダが2.84円と続いている。
プラス寄与度トップはテルモで、日経平均を5.76円押し上げている。次いでKDDIが5.76円、ファナックが4.22円、ユニファミマが2.69円、オリンパス が2.30円と続く。
個別ではソフトバンクや任天堂が売られているほか、トヨタやホンダ、富士重にも売りが続いている。三菱UFJは下げに転じる場面もある。JDIやNTT、KDDIなどは上昇している。
東証2部株価指数は5日続伸し、2月2日以来、約8カ月半ぶりの水準に上昇する場面がある。シャープや安川情報が上昇し、省電舎やMCJが下げた。
225先物はモルスタ・野村・UBS・クレディ・バークレイズが買い越し。
みずほ・アムロ・ソジェン・楽天・SBIが売り越し。
TOPIX先物はJP・UBS・モルスタが買い越し。
メリル・ドイツ・野村・クレディ・アムロ・みずほが売り越し。
外資系等はM&A(2127)、イズミ(8273)に注目。
テクニカル的には、不動テトラ(1813)、前田建(1824)、森乳(2264)、システナ(2317)、JBR(2453)、ケンコーマヨ(2915)、あい(3076)、アツギ(3529)、テクノス(3666)、フリービット(3843)、日化学(4092)、四国化成(4099)、応化工(4186)、ダイセル(4202)、ソースネク(4344)、ADEKA(4401)、ジャストシ(4686)、USS(4732)、ライオン(4912)、フジミイン(5384)、淀鋼(5451)、リョービ(5851)、ジーテクト(5970)、リクルート(6098)、OSG(6136)、平和(6412)、三電機(6503)、マキタ(6586)、日新電(6641)、アンリツ(6754)、堀場(6856)、JDL(6925)、日東電(6988)、日ケミコン(6997)、極東開発(7226)、スギ(7649)、ヤマハ(7951)、大垣(8361)、極東証券(8706)、西武(9024)、山九(9065)、 静ガス(9543)、SCSK(9719)、加藤産業(9869)、ミロク情報(9928)が動兆。
10月19日 カタリストコメント
「明日は株高の特異日」
NY株式市場は反発。
「S&P500は今月に入り最も大幅な値上がり」というが上昇率は0.62%。
・・・続き
前日引け後に発表された動画配信のネットフリックスが大幅高となり全体をけん引した印象。
予想を上回る四半期決算と業績見通し引き上げたユナイテッドヘルスも上昇。
四半期決算が予想を上回ったゴールドマン・サックスも上昇した。
第3四半期決算を発表したS&P500採用銘柄は52社。
そのうち81%で利益が市場予想平均を超えた。
「市場予想の達成状況から投資家は5四半期ぶりの増益を見込んでいる」という声も聞こえ始めた。
「企業決算を手掛かりに米国経済は緩やかなペースでの
政策引き締めを受け入れられる十分な力強さがある」との声がある。
しかし3市場の売買高は56億株と低調。
一応水曜の大統領候補TV討論会を待つ姿勢となった。
国債価格は上昇、利回りは低下。
「EU離脱をめぐるいかなる合意も議会による批准が必要となる公算が非常に大きい」という指摘が登場。
EU離脱に伴い欧州単一市場へのアクセスを失うハードブレグジットへの懸念が和らいだとされる。
もっともサウジアラビアによる大量の国債発行に備え米国債へのヘッジ売りも観測。
国債利回りは一時的に上昇する場面もあった。
昨日まで3日続伸で迎えたブラックマンデー記念日。
(東京ベースでは明日だが)。
中国のGDPの発表を控えておりまずは通過することが必要だろう。
ただ中国は計画的経済指標の国。
9月に終わった4〜6月期のGDPが2週間で集計発表される不思議さはなかなか治らない。
225先物大証夜間取引終値は日中比10円安の16930円。
ドル円の103円台はやや軟調展開予想につながる。
ただこのところ寄り付きの買い物も散見されており期待しても良いかも知れない。
SQ値16741円は3日連続で上回っておりそろそろ上値追いの可能性も出てこようか。
次のターゲットは17011円になる。
日経VIが19.27まで低下し大幅な変動はなかなか想定しにくい局面。
ただ一時的限界は25日移動平均の4%上方かい離水準(17390円)とみたい。
松井証券信用評価損益率速報で売り方はマイナス9.910%。
買い方マイナス9.027%。
逆転して差がジワジワ拡大してきた。
空売り比率は37.3%まで低下しており好材料。
東証1部位の単純平均株価は2526円。
昨年末が3066円だったことはあまり語られないが、ようやく反発モード。
日経1面では「自社株買い最高4.3兆円」の見出し。
設備投資ではなく、自社株買いにしか資金を使えない経営姿勢。
ROEの向上を目指しているのだろう。
しかしROEは分母の減少ではなく分子の増加を図るのが本筋。
ここが相場の停滞モードのひとつの原因でもあろうか。
10月20日株高の特異日を前にした4日続伸に期待。
昨日10時過ぎに東証アローズに現れたのは「北海道豊富高校」の一団。
豊富は「とよとみ」と読むのだという。
修学旅行での東証見学だったのだろうが、アローズで「豊富」は目立った。
マイナスだった株価は直後に下落幅を縮小しプラ転。
マーケットも結構お茶目なことをしてくれるものである。
日経商品面の「野菜の高値長期化」とダブって見える「企業の自社株買い最高4.3兆円」のトップ見出し。
共通しているのは「需給のタイト化」。
もちろん野菜は消費の品、株は消費しない。
しかし、理由はどうあれ市場に出回るものが少なくなれば価格が上昇して調整するのが本筋。
このままいけば年間4.8兆円を吸収する可能性が高いという。
率にして約1%。
みずほ証券が開発した30〜60分後のAIによる価格変動予測。
注文金額の0.01%程度の運用成績向上に比べれば相当大きい率となる。
「長期産業資金の安定的供給が損なわれる」なんてそもそも論も聞かれる。
しかしもともと市場参加者はそんなことは考えていない。
「国民金融資産の安定的成長」の一端としての短期売買中心。
長期投資と言えばせいぜい短期投資が失敗した結果の塩漬け。
だったら自社株買いが横行したって問題ないだろうと思う。
小賢しげにそもそも論で市場を見ようとするから見えなくなる。
特にマスコミ関係者は不安材料を取りだして不安がる質問ばかりする傾向。
あるいはFXかぶれ的に世界経済動向しか言わなかったり、経済助シュール重視の姿勢だったり。
だから市場は混乱するのかも知れない。
為替の世界に国民資産の概念は多少あっても産業資金の供給なんて思考はない。
市場の混乱の原因の多くはココにあるような気もする。
「ハイ&ロー」の世界と株の世界。
同じ上昇下落でも志は違うように思うのは気のせいだろうか。
「期初、円高を覚悟した経営者は今年コスト削減に努力している筈」という指摘。
15年度決算は減収ながら経常増益。
「販売額の減少をコスト削減で補った」との解釈。
この減収増益パターンは99年度、02年度、12年度もそうだった。
いずれも翌年度は経常増益となり株高加速の歴史だった。
この指摘は結構効いてくるかも知れない。
邪魔になるのは原油高だろうか。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
ショーケース(3909)・・・動兆。
ショーケース・ティービーに注目する。
同社はWebサイト最適化技術により成約率高めるeマーケティングが中核。
日米などで10の特許を取得している。
業績は好調。
今12月期は増収増益見通しでラストスパートをかけている時期。
新分野への積極投資に期待感。
(1)AR・VEエンジンの英Kudan社と業務提携
(2)AI技術でのビッグデータ解析の米Adatos社と業務提携
(3)Fintechに特化したアクル社を設立
(4)不正ログイン対策ソリューションの米Capy社と業務提携
本当の成長は今から始まる予感。
アイフォン7がおサイフケータイを搭載したのは日本的サービスの復活。
「インターネット×おもてなし」を掲げる同社はその先兵的存在になろうか。
(兜町カタリスト櫻井)
10月19日 為替市況コメント
【為替】米消費者物価指数の結果は予想通りでドルは当日高値まで上昇するも104円台を維持出来ず
・・・続き
[為替]
欧州株式市場が上昇で始まるとユーロは当日高値まで上昇したが、其の後は上値を削られて値下がりする一方、ドルは揉み合いが続いた。
そしてNY市場で発表された9月消費者物価指数の予想通り(コア指数は予想以下)の結果にドルは一旦売られたあと対ユーロで買われた事などにドル/円も上昇し、NY株式市場が大幅反発で始まると、NY市場序盤に当日高値104.215円まで上昇した。
しかし大台は維持出来ず米国債利回りの低下などにNY市場中盤には欧米市場安値103.730円まで値下がりした。最後も前日比-3銭の103.865円と104円台割れで引け、ユーロはNY市場引け間際に113.985円まで下げたあと、最期は-24.5銭の114.040円で引けた。
一方英国の良好な経済指標(消費者物価指数、小売物価指数)や英国とEUの離脱に関するいかなる取り決めも議会の承認が必要との報道にポンドは買われ、前日比+1.17円の大幅高で引け、NZ第3四半期消費者物価指数の予想を上回る結果や豪中銀議事録で追加緩和を示唆する文言が無かったとしてNZドルや豪ドルは買われ上昇で引けた。
[提供:カネツFX証券株式会社]
10月19日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 10月19日号
10月19日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
19日の東京株式市場は、波乱含みの展開となりそうだ。
・・・続き
日経平均株価の予想レンジは、1万6800円−1万7000円を想定する。
米国は企業決算を好感した買いが入った。だだ、決算を発表したインテルが時間外で下落しており、スタートは欧米株高の影響が限定的となる可能性が高い。
きょうは7-9月期GDPなど中国関連の指標発表が多く控えており、前半は様子見姿勢が強まる展開が想定される。
東証1部の売買代金は、今週に入り1兆6000−7000億円台と前週の1兆8000億円台から減少。盛り上がりに欠けるなか、業績予想を上方修正した銘柄や値動きの軽い小型株などに物色の矛先が向かうとみられる。
為替相場は、ドル・円が1ドル=103円台の後半と円高に振れている。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、18日の大阪取引所終値比5円高の1万6945円だった。
主要外国証券経由の注文動向は、売り1950万株、買い1790万株で、差し引き160万株の売り越し。売り越しは2営業日ぶり。金額は買い越し。
売りセクターに、電機、自動車、情報通信、不動産、卸売、空運、薬品、銀行、証券など。買いセクターに、小売、化学、サービス、不動産、機械、情報通信、ゴム、電機、銀行、証券など。
【好材料銘柄】
■日本新薬 <4516>
上期経常を82%上方修正・8期ぶり最高益更新へ。
■ランドビジネス <8944>
前期最終を一転25%増益に上方修正。
【主な経済指標・スケジュール】
19(水)
【国内】
8月全産業活動指数(13:30)
9月訪日外客数(16:00)
《決算発表》
ハウスリート
【海外】
中国9月鉱工業生産
中国9月小売売上高
中国9月都市部固定資産投資
中国7-9月期GDP(11:00)
米9月住宅着工件数(21:30)
米9月建設許可件数(21:30)
米地区連銀経済報告(ベージュブック)
第3回米大統領候補テレビ討論会
《米決算発表》
USバンコープ、モルガン・スタンレー、アメリカン・エキスプレス、ニールセン・ホールディングス、イーベイ
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
10月18日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウは75ドル高、主要企業の堅調な決算を好感
・・・続き
18日のNYダウ工業株30種平均は反発した。
終値は前日比75ドル54セント高の1万8161ドル94セントだった。
アジア・欧州株が全面高となる中、主要企業の好決算を受けて買いが先行した。
通期の業績見通しを引き上げた医療保険のユナイテッドヘルス・グループが7%近く上昇。1株利益などが市場予想を超えて伸びた金融のゴールドマン・サックスも買われ、ダウ平均を押し上げた。
市場心理が改善しダウ平均は上げ幅を139ドルに広げる場面があった。
原油高も好感されたが、9月消費者物価指数(CPI)や10月NAHB住宅市場指数が予想に一致する堅調な内容となり、利上げ観測の拡大が上値を抑えた。
ナスダック総合株価指数も反発し、前日比44.013ポイント高の5243.836で終えた。時価総額の大きい主力のハイテク株が軒並み買われたことが指数を押し上げた。
セクター別では、ヘルスケア機器・サービスや半導体・半導体製造装置が上昇する一方で家庭用品・パーソナル用品や消費者・サービスが下落した。
動画配信サービスのネットフリックス(NFLX)は会員数の伸びが予想を大きく上回る好調な決算を発表して大幅上昇。
資産運用大手のブラックロックが高い。7〜9月期決算で1株利益が市場予想を上回ったほか、運用資産残高が堅調に伸びたのを好感した買いが優勢だった。
同業に事業の一部を売却すると発表した医薬品・医療機器のアボット・ラボラトリーズのほか、四半期決算で1株利益などが市場予想を上回ったたばこのフィリップ・モリスが上昇。半導体のインテルや化学のデュポンも買われた。
一方、医薬品・日用品大手のジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)が安い。7〜9月期決算は市場予想を上回る増収増益となったが、通期の業績見通しが物足りないとみた売りに押された。
前日夕に発表した四半期決算が減収だったIBMは大きく下落。米マクドナルドやクレジットカードのビザ、日用品のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)などが売られた。
NYダウ工業株30種(ドル)
18,161.94+75.54
S&P500種
2,139.60+13.10
ナスダック
5,243.836+44.013
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は反発し、一時1万7000円台に乗せた。12月物は前日比95円高の1万6945円で取引を終えた。18日の大阪取引所の終値を5円上回った。
朝方の取引では米株高や円安を受け、12月物は一時1万7010円まで買われた。その後は上値が重く、狭い範囲でもみ合った。9月の米消費者物価指数(CPI)は前月比0.3%の上昇と市場の予想範囲内となり、反応は限られた。
この日の12月物安値は1万6830円だった。
シカゴ日経225先物12月限 (円建て)
16945 ( +5 )
シカゴ日経225先物12月限 (ドル建て)
16970 ( +30 )
( )は大阪取引所終値比
【18日の欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7000.06(+52.51)
FTSE100種総合株価指数は反発。前日終値に比べ52.51ポイント高の7000.06で引けた。構成銘柄の約8割が上昇した。午後にかけて売りに転じる銘柄も出たが、金融株と資源株が上昇し指数をけん引した。
銀行株は全面高となった。米金融大手のゴールドマン・サックス株の上昇を好感したほか、アナリストがイタリアの銀行の株式評価を引き上げたことも買い安心感につながった。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 10631.55(+127.98)
ドイツ株式指数(DAX)は反発。終値は前日比127.98ポイント(1.22%)高の10631.55だった。ほぼ全面高で引けた。銀行株と電力株が高かった。下落したのはタイヤのコンチネンタルだけだった。
欧州の主要株式市場も総じて大幅上昇し、フランスの株価指数CAC40とスペインのIBEX35が同1%以上、イタリアのFTSE・MIBは同約2%、それぞれ上昇した。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 4508.91(+58.68)
10月18日 マーケットコメント
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
明日(19日)の東京株式市場は、スタートから1万7000円台乗せの展開にも期待が持てる。
・・・続き
本日の日経平均は1万7000円には届かなかったが、後場に上げ幅を拡大してきょうの高値圏で終えており、欧米市場が下げたことを考えると非常に強いと言える動きだった。
明日(19日)の東京株式市場は、スタートから1万7000円台乗せの展開にも期待が持てる。
特に中国指標発表後の為替や指数先物の動向に注目しておきたい。
中国7〜9月期のGDP発表で極端に悪い内容とならなければネガティブ反応が出たとしても一時的にとどまる可能性が高い。逆に波乱がなければ、いよいよマーケットの不安材料が乏しくなったとの見方から、上を試す動きが出やすいと考える。
10月18日 為替市況コメント
【為替】ドルは午前中に値下がりしたあと切り返し、午後になって104円台を回復す
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為替市場は小動きで始まり、日経平均の値下がりにドルも午前中に103.670円まで下げたが午後になると切り返し、東京市場終盤には104円台を回復する上昇となった。
またNZドルは第3四半期消費者物価指数の予想を上回る結果に朝から一段高で始まると東京市場終盤に9月21日以来の高値を付け、豪ドルは午前9時30分に発表された豪中銀議事録で、追加緩和を示唆する文言が無かった為に買いが優勢となり、公表後に79円台半ばを超えたあと終盤には7月21日以来となる80円台まで上昇した。
10月18日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=売り物薄のなか3日小幅続伸 63円高。
【大引け概況】
18日の日経平均株価は小幅に3日続伸した。
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終値は前日比63円49銭高の1万6963円61銭だった。
前日の欧米株安や原油安などを受け朝方やや売りが先行したものの、その後は切り返し、日経平均株価は後場プラス圏で水準を切り上げた。
不動産や建設など内需系の銘柄が買われ全体を支えた。
中国・人民元の基準値が前日に比べ元高・ドル安に設定され、中国の通貨安への懸念が後退したことでリスク回避ムードが和らいだ。取引終盤にかけ、東京外国為替市場で円相場は一時1ドル=104円台に下落。円高警戒感が後退したことも相場を下支えした。東証1部の売買代金は概算で1兆7731億円と低調だった。
あす19日午前に7〜9月期の中国の国内総生産(GDP)の発表を控えるうえ、日本時間20日午前には米大統領選候補の第3回テレビ討論会も予定され、相場を左右する重要日程を前に投資家の模様眺めムードも強かった。中長期の機関投資家による大口の買いが入らず薄商いが続くなか、上値を積極的に追う動きはみられなかった。
JPX日経インデックス400は3日続伸した。終値は前日比34.65ポイント高の1万2137.09だった。東証株価指数(TOPIX)も3日続伸。4.01ポイント高い1356.57で終えた。
東証1部の売買高は15億3182万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1272と、全体の64%を占めた。値下がりは564、変わらずは149銘柄だった。
個別では、前日に今期業績見通しの上方修正と増配を発表した大東建が終日堅調に推移し、大幅高で取引を終えた。三菱ケミHDや資生堂のほか、ソニーや菱地所、三井不動産も終始買いが優勢だった。
日本M&Aセンターが値を飛ばし、GMOインターネットも高い。東芝もしぶとく売り物を吸収し11日続伸と気を吐いている。
一方、今期業績見通しの上方修正を発表した東宝は利益確定売りに押され、大幅安となった。前場に年初来高値を更新したキーエンスは後場に下げに転じた。JTやブリヂストンも下げた。日電産や花王の下げも目立った。船井電機は業績下方修正発表を嫌気されて急落。トヨタ自動車が冴えない動きとなり、タダノも安い。
東証2部株価指数は4日続伸した。大引けの2部指数は、前日比19.04ポイント高の4510.96となった。
個別銘柄ではフライトがストップ高。川上塗料、天昇電、安川情報、マーキュリア、シャープは上げ、半面、省電舎、アサヒ衛陶、ダイサン、ナラサキ、象印、神島化が下げた。
10月18日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】日経ジャスダック平均株価=4日続伸、9カ月ぶり高値
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は4日続伸した。
終値は前日比11円73銭高い2567円88銭と6月10日の戻り高値を上回り、1月8日以来、約9カ月ぶりの高値を付けた。東証1部市場の主力銘柄に膠着感が強まる中、材料が出た銘柄を中心に新興市場に資金が流入した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で360億円、売買高は8045万株だった。
個別銘柄ではランシステム、ニューテック、カーディナル、NJHDがストップ高。イナリサーチ、ベクター、エージーピーが上昇した。
半面、スパンクリート、アエリア、GFA、デジタルデザイン、オリコン、キャピタルAは下落した。
10月18日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ指数=続伸、ファンデリーとメタップスがストップ高
・・・続き
東証マザーズ指数は続伸した。終値は前日比7.31ポイント高い949.10だった。
個別銘柄では、ファンデリー、メタップスがストップ高。サイジニア、リンクバル、エンカレッジ、Gunosy、マイネット、クラウドWが上昇した。半面、オークファン、マーケットエンタ、ASJ、ブランジスタ、そーせい、ストライクは下落した。
10月18日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を6銘柄更新しました。
[3751]日本アジアグループ
[2708]久世
[3135]マーケットエンタープライズ
[3137]ファンデリー
[6186]一蔵
[7955]クリナップ
10月18日 アフターランチ
「長い目で見れば」
以下は今朝の場況。
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「反落の週初め」
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週明けのNYダウは51ドル安の18086ドルと反落。
9月14日以来、約1カ月ぶりの安値水準となった。
バンカメや玩具のハズブロの好決算や鉱工業生産の上昇を材料に上昇した場面もあった。
ただ欧州株の軟調や原油先物の下落と嫌気した格好で売り物優勢の展開。
「決算発表の本格化や米大統領選を控えて慎重になる投資家も多い」との解釈。
ただ企業業績については好転期待もある。
全体の7%しか決算を通過していないがS&P500採用企業の第3四半期利益見通しは0.1%減。
10月1日時点の0.5%減からは良くなっている。
FRBフィッシャー副議長の「利上げに踏み切るのはそう簡単でない」というコメントはやや市場を惑乱させた。
NYダウは先週火曜日に75日線、25日線を下抜け週末に5日線を下抜け
形は良くない印象。
終了後に発表した7〜9月期のEPSが市場予想を上回ったことかえら時間外取引でネットフリックスが急伸。
「長い目で見れば」
週明けの日経平均株価は43円高。
朝方はNY株高好感の上昇。
中国人民元安を嫌気して前引けはマイナス転換。
後場は為替の伸び悩みを好感して持ち直しと方向感に欠ける展開。
違和感はプラスなのに空売り比率は41.1%。
今朝のNY安を見越しての動きだったのだろうか。
松井証券信用評価損益率速報で売り方はマイナス9.634%(前日マイナス9.337%)。
買い方マイナス9.406%(前日マイナス9.837%)とわずかに逆転。
しかし225先物大証夜間取引終値は日中比40円安の16840円と軟調。
日経VIは19.90と20ポイント割れだけに大幅変動はなさそうだが迫力には欠けそうな水準。
これが売買代金2兆円割れ連続10日の裏返しでもあるのだろう。
週末のSQ値16741円に対しては金曜終値から連勝。
もし下げても先週の木曜金曜のように25日線16722円で止まるとすれば下値限定的。
でもサプライズなしという眠い展開が予想される。
ホンダが中国で工場を新設するというのが小さな蜘蛛の糸になるのかも知れない。
悪材料は6年ぶりの安値をなった人民元の動向。
米系金融機関のレポートでは2017年末の人民元は1ドル=7元台と引き下げられてきた。
日銀のETF買いはようやく14日に707億円の出動があった。
この日の前場のTOPIXはマイナス0.12%。
13日の前場はマイナス0.14%でETF買い見送り。
この出動基準のあいまいさも気にかかる。
長い目で見れば「5年(16014円)と25年(14528円)の移動平均がゴールデンクロス」との声。
バブル崩壊から25年を経過。
ようやく修復時期が来たということなのだろうか。
(櫻井)。
10月18日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価は前場終値近辺で小動き
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[後場寄り付き概況]
18日後場の日経平均株価は前日比24円60銭高の1万6924円72銭で寄り付いた。
外国為替市場では、1ドル=103円80銭台での推移。アジアの主要株式市場は、ほぼ全面高商状となっている。
日経平均は底堅い値動きをみせている。足元のボックスレンジ内であり、ソフトバンクグのほかメガバンク3行や自動車株が弱含みとなり、方向感は掴みづらいものの中小型株がしっかりしている。
指数寄与度の高いファーストリテが下支えにもなっており、売り込みづらい状況であろう。
また、円相場も1ドル103円80銭辺りでの横ばい推移と落ち着いており、後場もこう着とはいえ、上値の重さよりも底堅さが意識されやすいだろう。
物色の流れとしては決算など個別の材料のほか、AIやインバウンドなどのテーマ株での循環物色になりそうである。
ランチバスケットは11件、114.37億円。
差引き30億円の売り越しとの観測。
10月18日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=小幅続伸、朝安後プラス圏に中小型株に押し目買い
18日午前の日経平均株価は小幅に続伸し、前日比23円88銭高の1万6924円ちょうどで前場を終えた。
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東京株式市場は売り買い交錯。朝方は海外株安や原油市況安、円高傾向の為替を横目に日経平均は安く始まったものの、その後は売り物を吸収してプラス圏に浮上。中国の通貨安に関連した不安が後退し、目先の反発を期待した買いが優勢となった。
中小型株を中心に押し目買いが広がり相場全体を底上げした。
全体商い低調ななかで上値を買い進む動きには発展せず、前日終値近辺で方向感が定まらずに漂う展開となった。来週から本格化する企業の決算発表を前に、模様眺めムードが強い。海外では20日のECB理事会の結果とドラギECB総裁の会見を見極めたいとの思惑も買いを手控えさせている。
JPX日経インデックス400は小幅に反落し、東証株価指数(TOPIX)はわずかながら続伸した。
前引けの東証1部の売買代金は概算で8481億円、売買高は7億6125万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1083と、全体の約55%を占めた。値下がりは720、変わらずは181銘柄だった。
個別では、2017年3月期の利益と配当の見通しを上方修正した大東建は大幅高となった。16年4〜9月期が最終増益に一転した持田薬も大幅に上昇した。同じく業績上方修正を材料に日本M&Aセンターも上昇。塩野義と大塚HDが上昇し、日東電と資生堂の上げも大きかった。三井化学、トクヤマなど化学株の一角も人気になっている。
一方、ソフトバンクグループが利益確定売りに軟調、円高含みの為替を横にらみにトヨタ自動車もさえない動き。JR九州の公開価格決定を受けて換金売りが出たJR東日本とJR西日本、JR東海は軟調だった。17年2月期業績を上方修正した東宝は朝高後に利益確定売りが優勢となり大幅安となった。日電産とSOMPOも下げた。
東証2部株価指数は続伸した。前引けの2部指数は、前日比15.25ポイント高の4507.17となった。
個別銘柄では安川情報、マルコ、トレックスセミ、朝日インテクが上げ、半面、省電舎、象印、DITが下げた。
10月18日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】日経ジャスダック平均株価=続伸、内需株に物色
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は続伸した。
前引けは前日比8円13銭高い2564円28銭となった。新興市場では決算発表など材料が出た銘柄を中心に、内需株を物色する動きが目立った。
ジャスダック市場の売買代金は概算で201億円、売買高は4982万株。
個別では、ランシステム、ニューテック、NJHDがストップ高。ベクターやイナリサーチ、アクサスHDが上昇した。半面、オリコン、キャピタルA、スパンクリート、アエリアは下落した。
10月18日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=続伸、メタップスがストップ高
・・・続き
東証マザーズ指数は続伸した。前引けは前日比4.97ポイント高い946.76だった。
個別銘柄ではメタップスがストップ高。ストリーム、サイジニア、リンクバル、ブランジスタ、ストライク、Gunosyが上昇した。半面、そーせい、オークファン、串カツ田中、ショーケースTV、マーケットエンタは下落した。
10月18日 カタリストコメント
「麻雀」
麻雀の格言も結構相場に役立ちそうなものがある。
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・・・続き
●手を見ずに場を見よ
自分の手作りばかりに夢中になっており場(他家の捨て牌や副露牌)を見ていないことを戒める格言。
捨て牌や副露牌など見えている牌により、自分の手作りを変えていかなければならない。
また、他家の役読みや聴牌読みなどを行い病牌を事前に察知しておかなければならない。
→自分の持ち株にこだわらない
●金持ち喧嘩せず
金持ちとはその場で一番勝っている者。
リスクを冒した賭けに出ないで、降りて場をやりすごす方がいいという格言。
→無理なリスクは負わない
●慌てる乞食はもらいが少ない
序盤から泣いて和がり急ぐことにより、手を安くしてしまうこと。
他家に対する防御も弱くなり、放銃しやすくなる。
→慌てない、騒がない
●名人に名手なし
名人には印象に残るようないい手はない、ということ。
奇抜な役や高い手はないが淡々と地味に手作りするという意味。
→勝ち続けることが重要
●運七技三
麻雀の勝ち負けは、運7割技3割で決まるということ。
それだけ運によって勝敗は多く左右するということ。
→株も運7の世界だろう
●ドラは出世の妨げ
ドラを持っていると目指すべき役作りに邪魔になり、高い手を作れないということ。
→塩漬けは撲滅する
●対々に筋なし
明刻を副露して対々和を目指しているならば、筋読みは意味がないと言うこと。
しかし事例をよく観察すると、対々和は筋待ち(つまり筋ひっかけ)になっている場合が多い。
むしろ表筋が危ない。
七対子においてはなおさら表筋が危ない。
驚きは相場の餌。あるいは相場には裏がある。
●ハル・フールの法則
聴牌した時の捨て牌で他家に放銃してしまうという法則。
聴牌した時には、聴牌を崩したくないが故の危険牌切りが多いということも言える。
→何かを買うために何かを売ると売った銘柄が上昇する
●キル・クールの法則
切った牌が来る、という法則。
これも「売れば上がる、買えば下がる」
●自摸を憎んで人を憎まず
自摸られたからといって自摸った人を憎んではいけない。
自摸牌自体を憎めということ。
相場を憎んで銘柄を恨まず(聖人君子のようだが)
●単騎は損気
カッとなって場をよく見ずに単騎待ちをしても、純空だったりして損をしてしまうこと。
→熱くなると儲からない
・・・・・・・・・・
「お神酒徳利」
馬喰町一丁目に刈豆屋吉左右衛門という旅籠屋があった。
先祖が徳川家康から拝領した、
銀の葵の紋付きの一対の御神酒徳利を家法にして代々伝えてきたが、
大切なものなので一年一回、大晦日の煤取りの時しか出さない 。
ある年の大晦日大掃除の最中。
台所に水をのみにきた番頭の善六がひょいと見ると、
大切なお神酒徳利が流しに転がっている。
入れ物がないので、そばの大きな水がめに沈めて蓋をし、
うっかり者の番頭、それっきり忘れてしまった。
店ではいよいよお神酒をあげようとすると、
徳利がなくなっているので大騒ぎ。
ところが善六、帰宅して、はっと水がめのことを思い出した。
すぐ報告をと思うのだが、痛くもない腹をさぐられるのも・・・。
「お神酒徳利を水がめに沈めたことを忘れるような番頭を飼っておいたのか」と
主人に思われてもいけねえ」
と困っていると、
しっかり者の女房が知恵を授ける。
女房の父親がたまたま易者。
でも素人 がやるとゼイ竹はバレやすいから、
商売柄、算盤をパチパチやって、
占いのふりをして言い当てて見せればいいというわけ。
「当たればいいけど当たらなかったらどうするんだい」。
「自分で沈めたものを当てるんだから当たるだろよ」。
善六、店に戻ると早速女房に言われた通り、
いい加減にパチパチと算盤を触って、水がめの蓋を取って徳利を発見してみせたので主人は大喜び。
占いの大先生だと、
店中の評判になる。
たまたま宿泊していて、この評判を聞きつけたのが
大坂今橋・鴻池の番頭。
主人の十七になる娘が三年この方大病で、
あらゆる名医を頼み、加持祈祷も尽くしたが効果がなく困っていたところなので、
ご当家にそんな大先生がおら れるなら、
ぜひ大坂に来ていただきたい、と頼む。
善六、帰ってまた女房に相談すると、
寿命のことは私にはわかりませんとか何とかゴマかして、
礼金の三十両もせしめておいでと尻をたたくので、
不承不承、承知して、東海道を下ることとなった。
途中の神奈川宿・新羽屋源兵衛という本陣。
泊まろうとすると何やら取り込みがある様子。
聞けば、宿泊中の薩州の侍の、
密書入りの財布が盗まれたとかで、
主人が疑いをかけられて役所へひかれたという。
善六のことを聞くと、
ぜひ大先生にお願いを、と言われて善六はまいった。
もうこれまでと逃げ支度にかかった時、
部屋の障子がスーっと開いて、
色青ざめた女がおずおずと入ってくる。
近在の百姓の娘で宿の女中をしているが、
父親の病気を治したくてつい出来心で財布に手を出したという。
高名な占いの先生が来ているというのでもう逃げられないと思い、
こうして出てきた、どうぞお慈悲を、
と泣く。
善六、これぞ天運と内心ニンマリ。
稲荷さまのお宮が嵐でつぶれて
床板が積み重ねてある間に財布が隠してあることをうまく聞き出した。
「これは稲荷の祟り」だと言い繕って財布を首尾よく掘り出して見せた。
善六、もう神さま扱い。
大阪が近づくにつれてまた気が重くなりだしたある夜。
善六の夢枕に不思議な白髭の老人が立った。
これが実は、正一位稲荷大明神。
神奈川での一件以来、
稲荷さまは霊験あらたかな 神社と評判になって参拝客が押し寄せた。
宮の造営もできた褒美としてこれから上がる株の「見つけ方」を教えてくれる。
稲荷に言われた通り
「赤いきつね」を売っている東洋水産の株を買ったら大儲け。
金が儲かる秘訣を知ったならわざわざ大阪に行く理由もない。
もう占いなどやっていられない。
算盤占いだけに、生活がケタ違いによくなったという話。
(兜町カタリスト櫻井)
10月18日 相場概況(寄り付き後)
【市況】日経平均 10時、売り一巡後に押し目買いも
[10時の概況]
10時時点の日経平均は前日比13円87銭安の1万6886円25銭で推移している。
・・・続き
日経平均株価は朝安後に下げ渋り、上昇に転じる場面があった。1万6900円前後での値動きとなっている。
米国株や原油価格の下落を受けて、日経平均は反落スタートとなっているが、売り圧力は限定的で小幅な下落に留まっている。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は小安い。
外国為替市場で円相場は1ドル=103円台後半とやや円高・ドル安に推移し、朝方は主力株を中心に輸出採算の悪化を懸念した売りが重荷となったが、中小型銘柄が堅調な値動きなのを確認すると、主力銘柄にも押し目買いが入った。
株式市場では「5日移動平均にあたる1万6800円台前半を下値のメドとして買いが入りやすい」との声が聞かれた。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で5074億円、売買高は4億7135万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は895。値下がりは865、変わらずは221銘柄だった。
日経平均マイナス寄与度は10.82円の押し下げでソフトバンク がトップ。以下、KDDIが5.99円、セコムが3.22円、京セラが2.38円と続いている。
プラス寄与度トップはファストリで、日経平均を15.35円押し上げている。次いで日東電が4.41円、オリンパスが3.45円、塩野義が2.88円と続く。
個別ではファストリや村田製が上げ幅を広げた。住友不や資生堂は高い。いすゞや富士重も小高く推移している。一方、小野薬のほか、SOMPOや東京海上が下げ幅を拡大。JR東海やJAL、ヤマトHDも安い。
東証2部株価指数は小幅に続伸。シャープと朝日インテクが上げ、安川情報と省電舎が下げた。
一方、マザーズ指数は前日比0.6%高と寄付きからじりじりと上昇している。
225先物はみずほ・アムロ・野村・UBS・パリバ・HSBCが買い越し。
モルスタ・JP・GS・クレディ・楽天・シティが売り越し。
TOPIX先物はモルスタ・バークレイズ・GSが買い越し。
ソジェン・JP・クレディ・アムロが売り越し。
テクニカル的には、協和エク(1951)、日揮(1963)、キャンドゥ(2698)、マツキヨ(3088)、旭化成(3407)、TSI(3608)、コムチュア(3844)、パイプド(3919)、戸田工(4100)、触媒(4114)、ゼオン(4205)、レッグス(4286)、インテージ(4326)、シーズ(4924)、メック(4971)、カーボン(5302)、黒崎播磨(5352)、共英製鋼(5440)、日立金(5486)、古河機(5715)、三和(5929)、東プレ(5975)、エスクロー(6093)、アマダ(6113)、島精機(6222)、オイレス(6282)、ブラザー(6448)、安川電(6506)、富士通(6702)、JDI(6740)、パナ(6752)、富士通ゼ(6755)、ヨコオ(6800)、日立マク(6810)、太陽誘電(6976)、じもと(7161)、新明和(7224)、日信工業(7230)、フタバ(7241)、ネットワン(7518)、キャノン(7751)、バンナム(7832)、ミツウロコ(8131)、三益半導体(8155)、イズミ(8273)、三菱Uリ(8593)、MS&AD(8725)、T&D(8795)、東邦ガス(9533)、西ガス(9536)、CEC(9692)、アイネス(9742)が動兆。
10月18日 為替市況コメント
【為替】予想を下回る米経済指標にドルは104円割れ
・・・続き
欧州株式市場は下落で始まり、為替市場は揉み合いが続いたが、NY市場に入り発表された10月NY連銀製造業景気指数は予想を下回るマイナスとなってドルは104円を割れ、続いて発表された9月鉱工業生産も予想を下回ると更に値下がりしてそれまでの安値を下抜いた。
其の後一旦104円台を回復する場面もあったが、小幅上昇で始まったNY株式市場が50ドルを割り込む原油価格の値下がりにマイナス圏に落ちるとドルも売られて再び104円を割り込み、株価の下げ幅拡大や米国債利回りの低下と共にNY市場終盤には当日安値103.775円まで下落した。
しかし12月利上げ期待が継続している事もあって下げは進まず、最後は-32銭の103.895円と小幅安で引けた。
[提供:カネツFX証券株式会社]
10月18日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 10月18日号
10月18日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
18日の東京株式市場は、手掛かり材料難のなか、こう着感が強まる可能性もありそう。
・・・続き
日経平均株価の予想レンジ:は、1万6800円−1万7000円を想定する。
極端に弱気に傾くような展開にもなりづらいと考える。新たな手がかりにも乏しく、場中の材料も少ない。今晩は米国で9月の消費者物価指数が発表され、あすには7-9月期GDPなど中国の指標発表が多く控えるタイミングで、様子見姿勢も強まりやすく、動意の少ない凪の展開を予想する。
為替相場は、ドル・円が1ドル=103円台の後半と円高に振れている。
対ドルでの円高の動きを受け、輸出関連の主力株は売り圧力が強まる可能性もある。ただ、下値には日銀のETF(上場投資信託)買いに対する思惑から、押し目を拾う動きもありそうで、下げ渋る場面も想定される。
主要外国証券経由の注文動向は、売り1180万株、買い1360万株で、差し引き180万株の買い越し。買い越しは3営業日ぶり。金額は売り越し。
売りセクターに、通信、銀行、サービス、不動産、ゴム、電機、その他製品など。買いセクターに、自動車、電機、不動産、建設、精密、サービス、銀行、機械など。
【好材料銘柄】
■日本M&Aセンター <2127>
上期経常を51%上方修正・最高益予想を上乗せ。
■フライトホールディングス <3753>
上期経常を一転黒字に上方修正、通期も増額。
■イメージワン <2667>
東北大学の小児科、コールメディカと共同研究を開始。同社の遠隔測定式心電送信機を活用し、不整脈の新たな解析手法を開発する。
■ファンデリー <3137>
シャープ <6753> [東証2]と、「ヘルシオ」を通じて食品メーカーの広告や食・健康に関する情報を配信するサービス「ポイント家電」を共同で運営する。
【主な経済指標・スケジュール】
18(火)
【国内】
《決算発表》
ラサールロジ
【海外】
米9月消費者物価指数(21:30)
米10月NAHB住宅市場指数(23:00)
《米決算発表》
ゴールドマン・サックス・グループ、ジョンソン・エンド・ジョンソン、インテル、インテューイティブ・サージカル
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
10月17日 【NY株/欧州株概況】
【市況】反落 ダウ51ドル安、1カ月ぶり安値 石油株に売り
・・・続き
17日のNYダウ工業株30種平均は反落した。
前週末比51ドル98セント安の1万8086ドル40セントと9月14日以来、約1カ月ぶりの安値で終えた。
朝方は主要企業の決算内容が好感され午前中には小幅高に転じる場面もあった。米銀大手バンク・オブ・アメリカや玩具のハズブロの四半期決算が市場予想を上回り、業績改善の期待につながったことが買いを誘った。
一方で、10月ニューヨーク連銀製造業景況指数や9月鉱工業生産が予想を下振れたことが嫌気され小動きとなった。
原油先物相場が下げ、石油株などに売りが出やすかった。欧州株が軟調に推移したことも投資家心理を冷やし、米国株の重荷となった。
エネルギー株のほか消費関連などにも売りが出た。利益確定や持ち高調整の売りが出やすかった。ダウ平均は午後に75ドル安まで下げ幅を広げた。
著名投資家のテッパー氏やアイカーン氏などが相次いで株式市場に弱気の発言を行ったことで、引けにかけて下げ幅を拡大した
ナスダック総合株価指数は同14.338ポイント安の5199.823で終えた。
セクター別では、公益事業や電気通信サービスが上昇する一方で消費者・サービスや小売が下落した。
オーバーヘルマン最高経営責任者(CEO)の退任を発表した建機のキャタピラーが下落。ダウ平均ではマクドナルドやスポーツ用品のナイキも安い。通常取引終了後に決算発表予定の動画配信のネットフリックスも下げた。
バンカメとハズブロは上げた。ダウ平均では日用品のジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)や航空機のボーイングが上げた。取引終了後に決算発表するIBMも高かった。
NYダウ工業株30種(ドル)
18,086.40−51.98
S&P500種
2,126.50
ナスダック
5,199.823−14.338
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は小反落した。12月物は前週末比25円安の1万6850円で取引を終えた。17日の大阪取引所の終値を30円下回った。
外国為替市場で円が上昇したのが嫌気された。欧州市場の株安や、やや低調だった米景気指標を手掛かりに米株とともに売られた。
この日の12月物安値は1万6810円、高値は1万6940円だった。
シカゴ日経225先物12月限 (円建て)
16850 ( -30 )
シカゴ日経225先物12月限 (ドル建て)
16880 ( 0 )
( )は大阪取引所終値比
【17日の欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 6947.55(−66.00)
FTSE100種総合株価指数は反落。前週末終値に比べ66.00ポイント安の6947.55で引けた。低調な取引となる中、構成銘柄の9割近くが下落した。教育事業のピアソンが大幅下落したほか、軟調な原油相場を背景に石油株も売られた。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 10503.57(−76.81)
ドイツ株式指数(DAX)は反落。終値は前週末比76.81ポイント(0.73%)安の10503.57だった。利益確定目的などの売りで電力株や自動車のフォルクスワーゲンが下落した。消費財のヘンケルも安かった。一方、コメルツ銀行など3銘柄が小幅上昇した。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 4450.23(−20.69)
10月17日 マーケットコメント
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
17日、日経平均は想定内の一服といったところであろう。
・・・続き
日経平均は、午後については40円程度の狭いレンジでの取引だった。
日経平均は節目の1万7000円処では週足の一目均衡表の雲下限が位置しており、強弱感が対立しやすい水準。米国では決算発表が本格化するため、決算内容を見極めたいとするムードも強いだろう。ただし、米主要企業の決算についても、先週末の大手行のように予想を上回ってくるようだと先高期待が高まりやすいだろう。
あす(18日)の東京株式市場は、外国為替市場での円相場をにらみながらの方向感に乏しい推移となりそうだ。
日経平均株価は続伸したものの、市場エネルギーの少なさに懸念が持続しそうだ。
ただ、薄商いが続くぶん、物色の手詰まり感も強まっているが、そのなかで小売りなどは決算に対する反応や、その後の動きが良い物が多い。
9月の首都圏マンション販売は前年同期比40%増と10カ月ぶりにプラスを達成しており、不動産株などは短期的に戻りを強める可能性がある。
一気に上に行かない点はややもどかしいが、新たに買いを入れるには悪くないタイミングと考える。
【材料】アパマンショップ9月管理物件数3081戸増
アパマンショップホールディングス<8889>が17日取引終了後に発表した9月度の月次情報では、管理物件数が前月比3081戸増の7万41戸となった(前期末比では6549戸増)。賃貸管理が前月比2055戸増の4万1302戸、一方、サブリースは同1026戸増の2万8739戸となった。サブリース入居率は96.0%と前月比0.4ポイント上昇した
10月17日 市場ニュース
JR九州の公開価格は2600円に決定、10月25日東証1部市場に新規上場
・・・続き
10月25日に東京証券取引所に新規上場予定のJR九州<9142.T>の公開価格は仮条件(2400〜2600円)の上限である2600円に決定した。
上場市場は東証1部に決定した。福岡証券取引所・本則市場には26日に上場する。上場に際し国内外で1億6000万株の売り出しを実施する。
ジョイント・グローバル・コーディネーターは野村証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、JPモルガン証券。同社は運輸サービス、建設、駅ビル・不動産、流通・外食およびその他事業を手掛けている。
10月17日 為替市況コメント
【市況】人民元相場の6年ぶり安値にドルは104円を割れるも直ぐに値を戻す
・・・続き
為替市場は小動きで始まり、午前10時過ぎに発表された人民元の基準値が2010年9月以来の安値水準となり、中国からの資本逃避への懸念から日経平均が売られてマイナス圏に落ちると、ドルも104円を割り込み103.935円まで下落した。
しかし直ぐに104円台を回復し、其の後は104円台前半で小幅揉み合いとなったが、欧州株式市場が下落で始まると再び売り優勢となって東京市場終盤に再度104円を割り込んだ。
10月17日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=43円高、続伸。円高で上値重い、2週間ぶり薄商い
【大引け概況】
17日の日経平均株価は続伸した。
・・・続き
本日のマーケット動画
過去のマーケット動画はこちら
終値は前週末比43円75銭高の1万6900円12銭だった。
買い優勢で始まった後日経平均は一時100円近く上昇する場面もあった。しかし、その後は目先の利益確定売りに押され、市場エネルギーの乏しいなかで上値も限られた。
円が1ドル=104円近辺に接近するなど、前週末より円高・ドル安で推移したため、上値は重かった。
前場中ごろには下げに転じる場面があった。10時台に発表された中国・人民元の基準値が1ドル=6.7379元と約6年1カ月ぶりの安値に設定され、中国からの資金流出などを警戒する売りが出た。ただ、午後は円相場の伸び悩みと歩調をあわせ、日経平均は持ち直した。
JPX日経インデックス400は続伸した。終値は前週末比56.08ポイント高の1万2102.44だった。東証株価指数(TOPIX)は続伸し、5.37ポイント高の1352.56で終えた。
東証1部の売買代金は概算で1兆6333億円と、3日以来2週間ぶりの少なさだった。売買高は15億2703万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1204と全体の6割を占めた。値下がりは624、変わらずは157だった。
個別では、ソフトバンクが上昇した。京セラ、日東電、TDK、信越化などの電子部品関連も堅調だった。三菱UFJ、みずほFGも小幅高だった。前週末に増配などを発表したドトール・日レスホールディングス[は年初来高値を付けた。イー・ガーディアンが急反発、低位では日本コークス工業も値を飛ばしている。アデランスはストップ高で大量の買い物を残した。
半面、ファストリは軟調だった。KDDI、電通など情報通信株は下落。塩野義も下げた。16日の新潟県知事選の結果を受け東電HDも大幅に下げた。
ショーワ、IDOMの下げも目立つ。任天堂が大商いも冴えない動きをみせた。
東証2部株価指数は続伸した。大引けの2部指数は、前週末比18.61ポイント高の4491.92となった。個別銘柄では安川情報、プラズマがストップ高。マグネシウム関連と位置づけられる神島化が上昇。省電舎も高い。半面、昭和HD、ジースリーHD、JESCOHD、MCJが下げた。
きょう東証2部に新規上場したマーキュリア(7190)は公開価格(1450円)を4%下回る1390円で初値を付け、その後は同水準近辺で推移した。
10月17日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】日経ジャスダック平均株価=3日続伸、イナリサーチなどがストップ高
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は3日続伸した。
終値は前週末比10円85銭高い2556円15銭だった。6月10日以来約4カ月ぶりの高値を付けた。業績発表や新規サービスの開始など、好材料が出た中小型株を物色する動きが広がった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で347億円、売買高は8117万株だった。
個別銘柄ではイナリサーチ、スパンクリート、エージーピー、NJHDがストップ高。オリコン、アエリア、ブロッコリーが上昇した。半面、ウェッジHD、文教堂HD、暁飯島、北川精機、ベクター、FVCは下落した。
10月17日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ指数=6日ぶり反発、マイネットなどがストップ高
・・・続き
東証マザーズ指数は6営業日ぶりに反発した。
終値は前週末比4.19ポイント高い941.79だった。
午前は売りが出る場面が多かったものの、前週末14日までに5日続落していたため、午後は下値を拾う動きが出て指数を押し上げた。
個別銘柄では、マイネット、Gunosy、ストライクがストップ高。ブランジスタ、フロンテオ、クラウドワークスが上昇した半面、オークファンがストップ安。そーせい、メタップス、串カツ田中、ヨシムラフード、サイジニアが下落した。
10月17日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を10銘柄更新しました。
[3199]綿半ホールディングス
[1433]ベステラ
[2352]エイジア
[2492]インフォマート
[4326]インテージホールディングス
[4348]インフォコム
[4674]クレスコ
[4847]インテリジェントウェイブ
[5162]朝日ラバー
[7837]アールシーコア
10月17日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価は上昇幅を拡大
・・・続き
[後場寄り付き概況]
後場寄り付きの日経平均株価は上昇幅を拡大している。
59円68銭高の1万6916円05銭で寄り付いた。
セクターでは不動産、鉱業、非鉄金属、証券、鉄鋼が上昇。半面、電力ガス、水産農林、サービス、石油石炭、情報通信、医薬品が冴えない。
外国為替市場では、1ドル=104円30銭台での小動き。アジアの主要株式市場は、高安まちまち値運びとなっている。
売買代金上位では、ソフトバンクグ>、トヨタ、三菱UFJ、三井住友、ジャパンディスプレイ、三菱商が堅調。半面、任天堂、東京電力、ファーストリテ、ソニーは利食い優勢。
ランチバスケットは9件、47.29億円。
差引き20億円の買い越しとの観測。
【レーティング情報】
【目標株価引き下げ】
4751 サイバエージ マッコーリー OP継続 7200→3600円
【新規】
8801 三井不 マッコーリー 新規OP 新規2900円
10月17日 アフターランチ
「中国は苦しき中にも一面子」
中国人民元の動きを為替変動の原因とし、株価変動の要因とする。
いつも思うのだが・・・。
・・・続き
普段はくすんでいて見向きもされない中国。
市場の材料がなくなったときの中国問題の材料は輝きを増す。
麻雀でいうところの「苦しき中にも一面子」みたいなものだろうか。
本筋ではないのに本筋が再浮上するまでのつなぎ。
所詮そんな存在でしかない筈。
10月10日株高の特異日。
10月14日株高の特異日。
いずれも今年は上昇した。
となると・・・。
次は10月20日(木)株高の特異日。
次は10月28日(金)株高の特異日。
7月上昇→12月上昇→期待。
10月上昇→翌年2月上昇のアノマリーもある
昨日名古屋で開催されたストボフォーラムについての投資家さんからのメール。
↓
昨日ストボファーラム名古屋が開催されました。
今回櫻井さんは出席されておらず残念です。
でも話題の中で櫻井さんのお名前が出ていました。
岩本キャスターが司会。
渡部記者と中村記者の経歴を紹介しインタビューするという企画。
中村記者は文学部出身でドイツ文学専攻と紹介され、
「ストボメンバーにはもう一人ドイツ文学専攻の人がいる!」と言われました。
もう一人は櫻井キャスターとの紹介でした。
「株に徹しており文学青年だった様には全く感じられない」と岩本キャスター。
すかさず中村記者が「替歌をつくるところにその形跡が残っている」
とフォローし受けていました。
楽しくて、とても盛り上がったフォーラムでした。
・・・・・・・・・・・
「宿屋の富」
馬喰町の、ある流行らない宿屋。
そこに飛び込んできた客が、
会社の社員は500人。
あちこちの企業に2万両、
3万両と貸している。
漬物に千両箱を10箱乗せて沢庵石にしている。
泥棒が入ったので好きなだけやると言ったのに、
千両箱80くらいしか持っていかなかった。
と、好き放題に吹きまくる。
人のいい宿屋の主人、
これは大変な大金持ちだとすっかり感心。
「実は私どもは宿屋だけではやっていけないので、
株の予想をしている。
いい株のオプションがあるので買ってくれないか」
と持ちかける。
「値はたった一分で、当たれば五百両、千両も夢じゃありません」。
千両ぽっち当たっても邪魔でしょうがないから嫌だ
というのを主人が無理に説得。
買ってもらった上に
万一当たったら半分もらうという約束を取り付けた。
男は一人になると、
なけなしの一分取られちゃったと、
ぼやくことしきり。
「あれだけ大きなことを吹いたから、
当分宿賃の催促はねえだろう。
飲むだけ飲んで食うだけ食って逃げちゃおう」
と開き直る。
翌朝、
なんとなく兜町の方に足が向く。
店頭では一攫千金を夢見る輩が、
ああだこうだと勝手な熱を吹いている。
騒いでいるうち、
海の向こうの国の値動きやら経済指標の発表が相次いでいる。
ふと株価のボードをみていると
宿の主人から買ったオプションの原資産の株価が妙にピカピカと点滅している。
オプションを見栄で買って一文無しになった宿の客、
株価を見ながら
「オレの奴は妙にピカピカしているな。
株なんざやったことがねえからわからないけど、動きはありそうだ。
おいお嬢さん、この株のこのオプションってどれくらいの値になるんだい。
え?レバレッジが100倍だから今のところ500倍?
このまんまいくと午後には1000倍くらいだって?
うーん、ウーン」
ショックで寒気がし、そのまま宿へ帰ると、
二階で蒲団かぶってブルブル震えている。
旅籠のおやじも、
部屋にこもってパソコンの画面を眺めていると、
「え?500倍、1000倍・・・アリャリャリャリャー、ウワーッ」
ブルブル震えて、飛ぶように家を飛び出すと
二階へすっとんで行き
「あたあた、ああたのオプション、千両、当たりましたッ」
「うるせえなあ、貧乏人は。
千両ばかりで、こんなにガタガタ。
おまえ、座敷ィ下駄履いて上がってきやがったな。
情けないやつだね」
「えー、お客さま、
下で祝いの支度ができております。一杯おあがんなさい」
「いいよォ、千両っぱかりで」
「そんなこと言わずに」
と、ぱっと蒲団をめくると、客も草履をはいたまま。
(櫻井)
10月17日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=前日終値挟み小幅プラス圏で着地。閑散商い
17日午前の日経平均株価は小幅に続伸した。
・・・続き
前引けは前週末比24円61銭高の1万6880円98銭だった。
14日の米国株高を受けた買いが先行した。日経平均は狭いゾーンでの上下動。上げ幅は100円近くに迫る場面もあったが、その後は中国・人民元相場の下落への警戒が重荷になり、下げに転じる場面もあるなど不安定な値動きだった。
10時台に発表された人民元の基準値が1ドル=6.7379元と2010年9月以来およそ6年ぶりの安い水準へ設定されると、中国からの資金流出懸念などで運用リスクを回避する動きが強まり、円買いに歩調をあわせて株売りが優勢になる場面があった。
市場参加者は少なく、売買代金は7000億円台にとどまるなど閑散商状が際立つ。
JPX日経インデックス400は続伸し、前週末比17.27ポイント高い1万2063.63で終えた。東証株価指数(TOPIX)は続伸した。業種別TOPIXは33業種中19業種が上げた。
前引けの東証1部の売買代金は7533億円、売買高は7億8467万株、東証1部の値上がり銘柄数は1017、値下がりは807、変わらずは160だった。
前引けの東証1部の売買代金は概算で1兆887億円だった。売買高は8億5907万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は691と全体の35%にとどまった。値下がりは1114、変わらずは180銘柄だった。
個別では、京セラ、TDKが上昇した。ソフトバンクは人民元安を受けた相場下落局面でいったん下げたが、前引けは小幅高だった。三菱UFJ、三井住友FG、みずほFGはしっかり。三菱商事、国際石油開発帝石など資源関連も堅調。いちごも物色人気を集めた
半面、ファストリは寄り付き直後小高い場面もあったが、その後は総じて軟調だった。東電HDは大幅安のまま午前の取引を終えた。売買代金首位の任天堂も軟調だった。NTTが冴えず、ソニーも売りに押された。IDOMは下値模索が続いている。
東証2部株価指数は小幅に続伸した。前引けの2部指数は、前週末比8.17ポイント高の4481.48となった。
個別銘柄では安川情報、プラズマがストップ高。神島化、省電舎が上昇した半面、昭和HD、JESCOHD、ジースリーHD、フライトHDが下落した。
きょう新規上場したマーキュリアは公開価格(1450円)を4%下回る1390円で初値を付け、その後は公開価格を挟んで推移した。
10月17日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】日経ジャスダック平均株価=続伸、ゲーム関連株に買い
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前週末比8円09銭高い2553円39銭となった。
日経平均株価の上昇で投資家心理が改善し、新興企業向け株式市場向けでも買いが優勢となった。決算が好調だった銘柄など、好材料の出た中小型株を中心に物色が向かった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で218億円、売買高は4939万株。
個別銘柄ではイナリサーチ、スパンクリート、NJHDがストップ高。クルーズやブロッコリー、アエリアなどゲーム関連株の上昇が目立った。半面、ウェッジHD、北川精機、文教堂HD、ベクター、テックファームHDが下落した。
10月17日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=続落、串カツ田中などが売られる
・・・続き
東証マザーズ指数は続落した。前引けは前週末比4.41ポイント安い933.19だった。
個別銘柄では串カツ田中、ヨシムラフード、そーせい、メタップスが下落した。半面、Gunosyがストップ高。ブランジスタ、マイネット、クラウドワークス、ストライク、シルバーエッグは上昇した。
10月17日 相場概況(寄り付き後)
【市況】日経平均 10時、一時上げ幅を100円近くに拡大も商い閑散
[10時の概況]
17日10時現在の日経平均株価は前週末比72円30銭高の1万6928.67円で推移している。
・・・続き
週初らしい商い閑散のスタートとなっているが、上値の重い展開となっている。
9時30分過ぎに上げ幅を100円近くまで拡大する場面もあったが、積極的な買いは続いていない。円相場が引き続き1ドル=104円台前半と小高い水準で推移しているなど、目立った買い手掛かりに乏しく、投資家の多くが模様眺めとみられる。
前週末発表の9月の米小売売上高は2カ月ぶりに伸びたほか、金融大手の決算もおおむね良好な内容だったため、米景気は堅調との見方が広がっている。年内の米利上げ観測が続くうちは大幅な円高・ドル安進行への警戒は強まりにくいとして、市場では「日本国内の主要企業による業績の下方修正懸念も後退している」との声が出ていた。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も小高く推移した。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で4373億円だった。売買高は4億8737万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1245、値下がりは589、変わらずは148銘柄だった。
業種別では33業種中26業種が値上がり。1位は鉱業で、以下、不動産、鉄鋼、非鉄金属と続く。値下がり上位には電気・ガス、水産・農林、情報・通信が並んでいる。
日経平均プラス寄与度トップはソフトバンクで、日経平均を6.33円押し上げている。次いで京セラが5.76円、日東電が2.92円、TDKが2.69円と続く。
マイナス寄与度は6.22円の押し下げでKDDIがトップ。以下、ファストリが3.84円、塩野義が2.34円、コナミHDが1.53円、東エレクと続いている。
個別では、ソフトバンクは一時伸び悩んだが、持ち直した。4〜9月期の減益幅が縮小したと発表したDOWAは堅調だった。三菱UFJ、三井住友FGも小幅高で推移している。半面、16日の新潟県知事選の結果を受けて東電HDは引き続き大幅安となっている。ファストリも軟調。KDDIも安い。
東証2部株価指数は続伸した。マグネシウム関連とされる神島化が高く、省電舎も上昇している。一方、ジー・スリー、MCJは安い。一方、マザーズ指数は前日比0.6%安と大型株比ではさえ
225先物はナティクス・野村・メリル・大和が買い越し。
ソジェン・モルスタ・UBS・アムロが売り越し。
TOPIX先物は大和・JP・バークレイズ・野村が買い越し。
メリル・GS・みずほ・アムロ・ソジェンが売り越し。
外資系等は任天堂(7974)、ソフトバンク(9984)、サイゼリヤ(7581)、
協和エク(1951)、JDI(6740)に注目。
テクニカル的には東急建(1720)、前田道(1883)、NSSOL(2327)、SRGタカミヤ(2445)、インフォマート(2492)、双日(2768)、ラクーン(3031)、富士紡(3104)、DNC(4246)、リソー教育(4714)、ソフトバンクテク(4726)、ITFOR(4743)、フュージョン(4845)、出光(5019)、石塚硝(5204)、ダントー(5337)、東京製鉄(5423)、デザインワン(6048)、ベクトル(6058)、牧野フ(6135)、ベル24(6183)、セガサミー(6460)、OKI(6703)、パイオニア(6773)、協栄産(6973)、KYB(7242)、イオン北(7512)、サイゼリヤ(7581)、タムロン(7740)、ライフコーポ(8194)、百十四(8386)、興銀リ(8425)、TOC(8841)、トナミ(9070)、ダイセキ(9793)が動兆。
10月17日 カタリストコメント
「露わに」
週末のNY株式市場は小幅に反発。
ただ週間ベースでは8月以来の2週続落。
・・・続き
JPモルガンやシティなど金融大手の好調な決算を受けて金融セクターが上昇。
NYダウの上昇寄与度の半分以上はゴールドマン・サックスの上昇だった。
9月の米小売売上高は前月比0.6%増で前月からプラスに転じた。
PPIも前年同月比0.7%上昇し、2014年12月以来最も大きな伸び。
加えて中国のPPI、CPIが予想以上に上昇したことが債券売り・株買いの構図となった。
もっともFRBイエレン議長が講演で、経済の回復力に疑問を呈したことで上昇幅を縮小。
「高圧経済をしばらく維持することによって
グレートリセッションで打撃を受けた成長トレンドの一部を修復する」。
なかなか理解しがたいコメント。
結局緩和姿勢継続をほのめかしながら12月の利上げを準備という姿勢なのだろう。
「劇的に大きなイベントが起こらないと仮定すると12月の利上げはほぼ確実のようだ」という声も聞かれる。
今後もしばらくは決算イベントの時期。
「決算がかなり低い期待を上回ることがあれば、横ばいで推移してきた市場の支えになる」、
そんな方向性を持ち始めた印象。
3市場の売買高は60億株と低調。
週末、SQ、株高の特異日の東京株式は反発。
ドル円は104円台になったが日経平均は17000円に届かなかった。
前日引け後の決算発表を好感したファーッストリテ。サウジとの大規模ファンド設立を発表したソフトバンク。
この2銘柄で日経平均上昇寄与度は88円。
SQ値は16741円を上回り「幻のSQ」は脱却。
週間では3円の下落で週足では陰線。
「16938円(7月21日)、16943円(8月12日)、17156円(9月5日)、
10月11日17074円と17000円近辺に山が4つ並んだ。
上値の重さが意識される」という指摘もある。
ただ下値を切り上げており「エネルギー蓄積中」と見ることもできよう。
もっともマザーズ指数は前週金曜から5日続落。全体相場を新興市場のアンバランスとなっている。
225先物大証夜間取引終値は日中比50円高の16900円。
17000円トライの日に期待は高い。
10月第1週の海外投資家は2805億円の買い越し。
6週ぶりの買い越しで買い越し額は約3か月ぶりの規模。
個人は2285億円の売り越しとなっておりいつものように外国人と個人の売買は逆相関。
SQまで高かったのが9月。
10月はSQ後に高いという今年本来の動きに戻るように思える。
ソフトバンクという会社がまたその本性を露わにした。
今回はサウジアラビアの政府系ファンドと組んで最大10兆円規模のファンドの設立。
投資対象はIoT事業というからつじつまは合っている。
3兆円でアームを買収し、今後は資金手当て。
つまりソフトバンクというのは投資ファンドの変形バージョン。
ソフトバンクの歴史を見ればずーっとこの繰り返し。
マネーと利益の創造力はたくましいし、同社の胡散臭さと魅力もここにあるのだろう。
孫氏が開発したであろう1978年の自動翻訳機。
これをシャープに売り込んで1億円の資金を創った。
その後インベーダーゲーム機をアメリカに輸入。
日本ソフトバンクの設立は1983年。
始めたことはパソコン関係の雑誌の販売。
フォーバルと共同で世界初のLCRを開発したのは1987年。
ここで得た資金で急成長。
しかしマイクロソフトと設立したゲームバンクは撤退。
米国の出版社であるZiff Davisに資本参加したが、収益が上がらず2000年に売却。
1996年に 米ヤフーに多額の出資をし、合弁でヤフージャパンを設立。
メモリメーカーのキングストンテクノロジー社の買収失敗に終わり撤退。
ルパート・マードックと共同でジェイ・スカイ・ビーを設立。
しかし旺文社から買ったテレ朝株は買い戻された。
99年に東電と設立したスピードネットは清算。
2000年日債銀に出資。
2003年あおぞら銀行株を米国の投資ファンドに売却。
この売却益はソフトバンクBBに投入されたと観測される。
2006年ボーダフォンを1.75兆円で取得。
東証の所属業種が卸売業から情報・通信業に変更された。
こう見てくると、何かを作り出している訳ではないように見える。
長けているのは将来儲かりそうな企業への出資による失敗と成功。
自分の褌で事業をする訳でなく他人の褌をマネーという力で大きくする事業に映る。
取得―売却―取得の反復からようやく脱出し実業の世界に入ってきたのが携帯電話事業。
しかし、今回はここにとどまらず格好のビジネスモデルが登場した。
それがIoT。
日本政府のみならず世界が目標に掲げており嗅覚は間違いなかろう。
そして資金力としては世界最強に近いオイルマネーをバックにした。
オウンマネーが最大2.5兆円。
サウジ側が最大4.5兆円。
何でもかんでも合計最大10兆円という規模は大きい。
「今後10年でテクノロジー分野において最大級のプレーヤーとなる。
出資先のテクノロジー企業の発展に寄与することで、情報革命をさらに加速させる」。
同社の資料によると、これまでに7398億円をインターネット企業に投資。
10兆1000億円の利益を得たという。
保有する上場株式の含み益は9兆3000億円。
マネーによるマネーの創造と言う点では比類なきマラソンを行っているように見える。
1978年頃の孫氏が開発した電子翻訳機を売り込みに使ったロゴの2本線は「海援隊」の旗に基づいているという。
「ソフトバンクは、同志の船。
マストに翻るのは、21世紀の海援隊」という願いだったという。
同時に「=(イコール)」を意味。
情報ネットワークを誰もが公平に楽しめる世の中を実現するための「アンサー」を導きだすのはソフトバンク。
そんな決意と願望は今「=」となっているのだろうか。
「買収と売却の企業像」そして他人の成果の前取りはまだまだ続きそうだ。
「マネーイズマネー」なのであろう。
原油のない国の企業が原油の果実を享受する構図は悪くはない。
この際、100兆円以上も現金を持っている日本企業は投資ファンドでも設立すればどうだろう。
営業得利益率20%もあれば市場は納得するに違いない。
成長できないのなら成長を取りに行けばいいだけのことだろう。
NYダウは39ドル高の18138ドルと反発。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
ラクーン(3031)・・・動兆。
ラクーンに注目する。
同社は衣料・雑貨の企業間電子商取引「スーパーデリバリー」運営。
決済代行や売掛債権保証が拡大基調。
業績は好調。
越境EC、決済代行サービスに期待感。
フィンテック関連の一角。
(兜町カタリスト櫻井)
10月17日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 10月17日号
10月17日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
17日の東京株式市場は、1万6700円台後半の水準でもみ合う展開になりそうだ。
・・・続き
日経平均株価の予想レンジは、1万6700円−1万6950円を想定する。
17年3月期第2四半期(16年4−9月)の決算発表の本格化を前に、手掛かり材料難は続くとみられるが、前週の13、14日には25日線が下支えする格好となったことから、同線が下値として意識されそう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=104円台の前半と小動き。
米大統領選が近づき、両候補の通貨政策で円高が進むことへの警戒感がくすぶる引き続き神経質な面を見せる可能性もある。一方で、日銀の上場投資信託(ETF)買いは下値を支得るだろう。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、14日の大阪取引所終値比25円高の1万6875円だった。
主要外国証券経由の注文動向は、売り1440万株、買い1400万株で、差し引き40万株の売り越し。売り越しは2営業日連続。金額は買い越し。
売りセクターに、不動産、自動車、ゴム、建設、紙パ、電機、通信、商社、機械など。買いセクターに、通信、不動産、電機、自動車、化学、機械、サービスなど。
【好材料銘柄】
■いちご <2337>
上期経常が3.2倍増益で着地・6-8月期も4.3倍増益。
■日本コークス工業 <3315>
今期最終を9倍上方修正、未定だった配当は2円実施。
■エスケイジャパン <7608>
上期経常は5.8倍増益・通期計画を超過。
■アデランス <8170>
インテグラル傘下のアドヒアレンスがMBOを実施。買付価格は1株620円で14日終値を29.1%上回る水準。買い付け期間は10月17日から11月29日まで。
■安川情報システム <2354>
今期経常を43%上方修正。
■ブロッコリー <2706>
上期経常が12%増益で着地・6-8月期も5倍増益。
■ファーストブラザーズ <3454>
東証がFブラザーズを21日付で市場1部に市場変更する。
■Gunosy <6047>
6-8月期(1Q)経常は5倍増益で着地。
【主な経済指標・スケジュール】
17(月)
【国内】
9月首都圏新規マンション発売(13:00)
日銀支店長会議で黒田総裁が挨拶
《決算発表》
シニアリビンク、アクサスHD、アクロディア、アサヒ陶、JMACS、メタップス、オリックスJRE、東宝
【海外】
米10月NY連銀製造業景気指数(21:30)
米9月鉱工業生産(22:15)
米9月設備稼働率(22:15)
《米決算発表》
バンク・オブ・アメリカ、IBM、ネットフリックス、ユナイテッド・コンチネンタル・ホールディングス
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
10月14日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウは39ドル高、米銀大手の業績を好感
・・・続き
14日のNYダウ工業株30種平均は反発した。
終値は前日比39ドル44セント高の1万8138ドル38セントだった。
複数の大手行決算が予想を上回る好調な内容となったほか、堅調な9月小売売上高や生産者物価指数が好感され買いが先行した。その後は、イエレン議長の講演を午後に控えて上げ幅を縮小した。イエレン議長は金融政策の方向性を示唆する内容には言及せず、株式相場への影響も限定的だった。
JPモルガン・チェースやウェルズ・ファーゴ、シティグループなど米銀大手の7〜9月期決算では売上高にあたる純営業収益や1株利益が市場予想を上回った。これから本格化する主要企業の決算への期待から米株式相場が買われた。
朝方発表された9月の米小売売上高は市場予想に沿った結果だったものの、8月からは大きく改善した。年内利上げの可能性が意識されつつも、米景気の順調な回復が続いていることを好感した買いもあった。ダウ平均は上げ幅を一時162ドルまで広げた。
イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長は14日に講演したが、利上げ時期など目先の金融政策については言及しなかったため、株式相場の反応は目立たなかった。
取引終盤にかけて相場は伸び悩んだ。NY連銀のダドリー総裁が米紙ウォール・ストリート・ジャーナルとのインタビューで利上げについて「年内を予想する」などと述べた。発言を受けて米金利水準が切り上がったのもあって、米株式には売りの勢いが増した。来週以降も米主要企業の決算発表が続くため、週末を前に利益確定の売りも出やすかった。
ナスダック総合株価指数は4日ぶりに反発し、同0.828ポイント高の5214.161で終えた。
セクター別では、半導体・半導体製造装置や各種金融が上昇する一方で医薬品・バイオテクノロジーや消費者・サービスが下落した。
四半期決算が市場予想を上回った米銀のシティグループ(Cが高い。最高経営責任者(CEO)の退任や業績見通しの据え置きを発表した菓子のハーシーも上げた。ダウ平均では金融のゴールドマン・サックスや化学のデュポンの上げが目立った。
一方で、決算は市場予想を上回ったものの、JPモルガン(JPM)、ウェルズファーゴ(WFC)が下げて終えた。短文投稿サイトのツイッター(TWTR)も大幅安となった。英フィナンシャル・タイムズ(FT)が顧客管理ソフトのセールス・フォース・ドット・コムは同社の買収を模索しないと方針を決めたと報じたのをきっかけに売りが膨らんだ。
NYダウ工業株30種(ドル)
18,138.38+39.44
S&P500種
2,132.98
ナスダック
5,214.161+0.828
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は反発した。12月物は前日比100円高の1万6875円で終え、大阪取引所の終値を25円上回った。好調な米銀大手の決算が好感されて米株式相場が上げたのにつれて買われた。9月の米小売売上高が改善し、12月の利上げ観測が強まり、円安・ドル高が進んだことも相場を支えた。この日の12月物の高値は1万6965円、安値は1万6725円。
シカゴ日経225先物12月限 (円建て)
16875 ( +25 )
シカゴ日経225先物12月限 (ドル建て)
16910 ( +60 )
( )は大阪取引所終値比
【14日の欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7013.55(+35.81)
FTSE100種総合株価指数は反発。前日終値に比べ35.81ポイント高の7013.55で引けた。構成銘柄の7割近くが上昇した。前日下落した資源株と金融株を中心に上昇した。
鉱業株は、この日発表された中国経済指標が好調だったことを受けて買い戻された。石油株も上昇。銀行株をはじめ、保険株、資産運用株も軒並み上げた。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 10580.38(+166.31)
ドイツ株式指数(DAX)は大幅反発。終値は前日比166.31ポイント(1.6%)高の10580.38だった。全面高で引けた。欧州各国の主要株式市場が大幅上昇した。
電力株が大幅高。航空のルフトハンザ、自動車のフォルクスワーゲンも高かった。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 4470.92(+65.75)
10月14日 マーケットコメント
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
【今週の相場概況】【来週の相場展望】
・・・続き
【今週の相場概況】
日経平均は今週、約1カ月ぶりに1万7000円台を回復する場面があった。ただその後に伸び悩んだ。
アルコアなど米企業決算への失望から売られる展開。9月分のFOMC議事要旨公表で米国の年内利上げが改めて意識され、再び円安・株高基調が強まったものの、軟調な中国貿易指標を受けて急速に円高が進んだことから、一転警戒感が強まった。
上値の重さは意識されるが、上昇一服となった後も大きくは下げない強弱入り交じる展開となった。
東証1部の売買代金は9日連続で2兆円を下回るなど、実需が入ってきている様子はあまり感じられないのが心配ではある。
1万6938円(7月21日)、1万6943円(8月12日)、1万7156円(9月5日)、そして今週10月11日の1万7074円と1万7000円近辺に山が4つ並ぶ格好となった。
下値切り上げ型の上昇三角形を形成しつつあり、上値の重さは、先の上昇エネルギーをため込んでいると言えなくもない。
日経平均は週間では約3円の下落となり、週足では陰線を形成した。
【来週の相場展望】
堅調展開か。
来週も引き続き円相場次第の株式市場ですが、上値余地は円安の勢いにかかっているだろう。
国内は材料が少ないが、米国は経済指標の発表が多く、企業決算も本格化する。ただ、材料が多い分、利上げ時期や米国景気に対する見方は定まりづらく、「米国の経済は回復基調にある。米国株、日本株とも一定のレンジ内のなかで各材料に一喜一憂する地合いが続くと考える。
19日の3回目の米大統領候補テレビ討論会は、順当ならクリントン氏優位でマーケットフレンドリーになると期待でき、20日のECB理事会およびドラギ総裁会見は事前期待も含めて市場を下支えすると想定される。後半にかけてはやや強含みの展開を予想する。
【市況】東証主体別売買動向・10月第1週、外国人は2805億円の買い越し
東京証券取引所が14日発表した10月第1週(10月3〜7日)の投資部門別売買動向(東京・名古屋2市場、1、2部など)は、海外投資家が2805億2827万円の買い越しとなった。外国人の買い越しは6週ぶり。前週は1887億7242万円の売り越しだった。個人投資家は2877億3161万円と2週ぶりの売り越しだった。信託銀行は277億6099万円と2週連続の売り越し。事業法人は162億8870万円と3週ぶりの買い越しとなった。
10月14日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=円安追い風に反発、82円高。売買代金低調続く
【大引け概況】
14日の日経平均株価は3日ぶりに反発した。
・・・続き
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前日比82円13銭高の1万6856円37銭で終えた。
前日の欧米株市場が総じて軟調に推移したものの、円安傾向に振れる為替の動向がリスクオフの流れをせき止める格好となった。
材料難から前場は小動きだったが、午後の東京外国為替市場で円相場が1ドル=104円台に下落すると投資家心理が次第に改善し、円安と歩調をあわせた株買いが優勢になった。
また、日経平均寄与度の高い値がさ株の一角が買われ、指数上昇に寄与したかたち。
2017年8月期の業績改善を発表したファストリと大規模ファンドの設立を公表したソフトバンクの2銘柄が大幅高となり、相場全体を押し上げた。
中国国家統計局が発表した9月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比1.9%上昇し、3カ月ぶりの高水準だった。中国では前日13日に9月の米ドルベースの輸出減少が発表され、前日の米株式相場の下落を促した面があり、中国CPIの上昇は同国経済に対する過度な警戒感の後退につながった。CPIの発表直後、日経平均はやや強含む場面があった。
JPX日経インデックス400も3日ぶりに反発した。終値は前日比38.77ポイント高の1万2046.36だった。東証株価指数(TOPIX)も3日ぶりに反発し、4.88ポイント高の1347.19で終えた。
東証1部の売買代金は、1兆9660億円で、9営業日連続で2兆円を下回った。売買高は16億2616万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1100と全体の55%を占めた。値下がりは749、変わらずは136銘柄だった。
個別では、13日に2017年8月期の連結純利益が前期比2.1倍となる見通しを発表したファストリが大幅に上昇した。大型の投資ファンド設立を発表したソフトバンクが売買を伴って上昇し、両銘柄で日経平均を約88円押し上げた。NTTやKDDI、国際石開帝石が買われた。今12月期第1四半期決算で業績改善色をみせたモバイルクリエイトが急伸したほか、ジャパンディスプレイやパイオニアが活況高となった。
半面、東エレクやスクリンの下げが目立つ。武田や塩野義、信越化、ディップが大幅安、決算発表を受けてIDOMも急落となったほか、ノーベル文学賞期待が剥落した丸善CHIホールディングスなども値を下げた。藤倉ゴム工業、ディー・エヌ・エーも安い。
東証2部株価指数は続伸した。大引けの2部指数は、前日比6.44ポイント高の4473.31となった。
個別銘柄では省電舎がストップ高。ケイアイ不、トレックスセミ、フライト、インターアクや安川情報が上げた。半面、ジースリーHD、神島化学工業、テクノマセ、神島化が下げた。
10月14日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】日経ジャスダック平均株価=小幅続伸、イナリサーチと日本色材がストップ高
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は小幅に続伸した。終値は前日比21銭高い2545円30銭だった。日経平均株価の上昇で投資家心理が改善し、主力株に比べ値動きが相対的に大きい新興株に買いが入った。日経ジャスダック平均は4カ月ぶりの高値圏にあり、利益確定売りも出やすかった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で329億円、売買高は9004万株だった。個別銘柄ではイナリサーチ、日本色材がストップ高。アグレ都市デザ、デジタルデザイン、fonfun、極楽湯、ガーラが上昇した。半面、ベクターやクルーズ、オリコンは下落した。
10月14日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ指数=5日続落、ストリームなどが売られる
・・・続き
東証マザーズ指数は5日続落した。終値は前日比0.62ポイント安い937.60だった。
売買代金は概算657.20億円で9月21日以来の低水準。騰落数は、値上がり85銘柄、値下がり127銘柄、変わらず12銘柄となった。
個別銘柄ではストリーム、セラク、シルバーエッグ、ロゼッタ、ブランジスタ、そーせい、が下落した。一方、マイネット、メタップスがストップ高。サイジニア、リファインバース、串カツ田中、リファインVが上昇した。
10月14日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価は上げ幅を広げる
・・・続き
[後場寄り付き概況]
後場寄り付きの東京株式市場は買いが優勢で、日経平均株価はやや上げ幅を拡大している。
前日比43円06銭高の1万6817円30銭で寄り付いた。
外国為替市場では1ドル=103円90銭近辺の推移と円安に振れていることが株式市場にも追い風となっている。また、アジア株市場は高安まちまちの展開だが、総じてボラティリティは低い。
ランチバスケットは11件、203.95億円。
差引き売り買い均衡との観測。
レーティング情報
【新規】
2175 SMS マッコーリー 新規OP 新規3300円
10月14日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=中国消費者物価が支えに小幅反発も、値下がり銘柄多数
14日午前の日経平均株価は小幅ながら反発した。
・・・続き
前日比10円96銭高の1万6785円20銭で前場を終えた。
前日の欧米株市場が総じて安かったものの、外国為替市場では円高が進まなかったこともあり、日経平均は小幅プラス圏で着地した。
週末ということも様子見姿勢を強め、前日終値を挟んでの一進一退が続いた。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は小幅に続落した。
14日午前に発表された中国の9月消費者物価指数(CPI)は3カ月ぶりの高水準となり、中国経済への過度な懸念がいったん後退。発表後は日本株にも買いが入り、日経平均を押し上げる要因となった。
前引けの東証1部の売買代金は概算で1兆887億円だった。売買高は8億5907万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は691と全体の35%にとどまった。値下がりは1114、変わらずは180銘柄だった。
個別では、前日13日に2017年8月期の増収増益見通しを発表したファストリ、10兆円規模の大規模ファンドの設立を発表したソフトバンクが上昇し、2銘柄で日経平均を約80円押し上げた。ソニーは年初来高値を更新した。NTTも買いが優勢となっている。モバイルクリエイトが値上がり率トップに買われ、セイコーエプソンなども大幅高となった
一方、みずほFGや三井住友FGが売られたほか、東エレクやTDK、信越化、任天堂などが下げた。ディップ、ディー・エヌ・エーなども下落した。
東証2部株価指数は小幅に続伸した。前引けの2部指数は、前日比1.07ポイント高の4467.94となった。
個別では、省電舎がストップ高。インターアクやケイアイ不、トレックスセミ、インターアク、黒田精工が上げた。半面、ジー・スリーHD、シャープ、テクノマセ、神島化学工業、アピクヤマダが下げた。
10月14日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】日経ジャスダック平均株価=小幅続伸、イナリサーチ人気
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は横ばいだった。前引けは前日に比べ0円01銭高い2545円10銭となった。相場全体をけん引する材料に乏しく、材料の出た個別銘柄を物色する小口の売買が中心だった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で198億円、売買高は5628万株。個別銘柄ではイナリサーチ、日本色材、石井工研、ガーラ、極楽湯が上昇した。半面、ベクターやオリコン、クルーズ、リーバイス、ありがとうSが下落した。
10月14日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=続落、ストリームなどが売られる
・・・続き
東証マザーズ指数は続落した。前引けは前日比0.55ポイント安い937.67だった。個別銘柄ではストリーム、ロゼッタ、UMN、ブランジスタ、そーせいが下落した。一方、メタップス、サイジニア、ASJ、ビジョン、串カツ田中、リファインVは上昇した。
10月14日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を7銘柄更新しました。
[3031]ラクーン
[3902]メディカル・データ・ビジョン
[3371]ソフトクリエイトホールディングス
[4662]フォーカスシステムズ
[4712]アドアーズ
[7621]うかい
[7501]ティムコ
10月14日 相場概況(寄り付き後)
【市況】日経平均 10時、小安い 中国指標に警戒
[10時の概況]
10時現在の日経平均株価は前日比124円54銭高の1万6964円54銭で推移している。
・・・続き
14日10時現在の日経平均株価は前日比18円69銭安の1万6755円55銭で推移している。
10時半に中国の経済指標の発表を控えて警戒感が広がっている。
前日13日に中国が2016年9月の米ドルベースの輸出は前年同月比10%減と発表し、日本や欧米の株式市場で世界経済への減速懸念が広がった。市場では「短期的に過剰な反応が出てくる可能性があり売買の手控えにつながる」との声があった。
海外株式相場や円相場など外部要因の手掛かりも乏しく、模様眺め気分が強い。JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も小安い。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で7460億円だった。売買高は5億7766万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1048と、全体の53%を占めた。値上がりは735、変わらずは202銘柄だった。
業種別では33業種中10業種が値上がり。1位は鉱業で、以下、情報・通信、保険、水産・農林と続く。値下がり上位には非鉄金属、繊維、医薬品が並んでいる。
日経平均マイナス寄与度は5.41円の押し下げで信越化がトップ。以下、ユニファミマが5.37円、東エレクが5.14円、TDKが4.99円と続いている。
プラス寄与度トップはファストリで、日経平均を36.45円押し上げている。次いでソフトバンクが15.19円、KDDIが4.37円、スズキ が2.07円と続く。
個別では、みずほFGや三菱UFJが下落しているほか、トヨタやマツダ、武田、エーザイが売られている。2017年3月期の最終損益の見通しを大幅に下方修正したみらかHDの下げが目立つ。
一方、前日に決算を発表したファストリ、テクノロジー分野の大規模ファンドを設立して5年間で250億ドル(約2.6兆円)を出資すると発表したソフトバンクの上げが目立ち、日経平均を下支えしている。富士通やNTTが上昇し、スズキが続伸している。
東証2部株価指数は小動き。ジー・スリーや神島化が下げた。半面、インターアクやケイアイ不が上げた。
225先物はアムロ・野村・ソジェン・GS・みずほ・UBSが買い越し。
HSBC・モルスタ・SBI・メリル・ドイツ・JPが売り越し。
TOPIX先物はGS・バークレイズ・モルスタが買い越し。
メリル・野村・UBS・クレディが売り越し。
外資系等は旭化成(3407)、住化(4005)、アコム(8572)、ネクソン(3659)、スズキ(7269)に注目。
テクニカル的には新日建(1879)、九電工(1959)、神戸物産(3038)、ドトール(3087)、コスモス薬(3349)、アドソル(3837)、デンソー(6902)、タカラスタ(7981)、乃村工(9716)が動兆。
10月14日 カタリストコメント
「価値あるもの」
NY株式市場は反落。
背景は昨日発表された中国の9月の輸出が前年比10%減少し輸入も落ち込んだこと。
・・・続き
「中国に端を発した世界経済の成長低迷が米経済の重しになるとの懸念が再燃」との解釈だった。
勝手に再燃したところが絶妙と言えるだろうか。
というか材料難のところにちょうど中国の経済指標が発表されたと解釈するべきかもしれない。
世界景気軟調懸念から4か月ぶりの高水準まで上昇していた10年国債利回りが低下。
金融セクターの下落につながった。
「経済はFOMCが積極的な姿勢に傾くと予想できるような力強い状況にはない。
他の中央銀行が紙幣印刷の規模を抑制するまで、利回りの上昇局面はいつも買いの好機となる」。
そんな旧態依然とした声もまだ聞かれる。
本当は「中国人民元が下げ、対ドルで6年ぶり安値水準を付けたことが悪材料」というのが正しそう。
NYダウとS&P500は3カ月ぶりの安値水準まで売られたがその後は持ち返した。
(NYダウ17959ドル→18098ドル)。
こちらは原油価格の反発を好感したとの解釈。
「先週の原油在庫は米国全体では増加した。
だが米石油受け渡し拠点であるオクラホマ州クッシングで減少したことを好感」。
全体は良くないが局部的に良かったという我田引水的解釈だ。
今の市場の焦点は決算。
第3四半期のS&P500採用銘柄の利益は約0.7%減少するとの見通し。
S&P500の予想PERは17倍。
過去10年平均の14.7倍よりも高いことが警戒感の原点でもあろうか。
本来の材料を直視せず外部環境をつまみ食いしているような解釈は隔靴掻痒の感。
中国経済は市場動向の本当の火種になったことは滅多にない。
コモデティ系が注目する材料の思うがままという印象だ。
FOMCで12月利上げ観測が高まり104円台の円安トレンド。
これを好感して上昇から始まった日経平均を下落させたのは中国。
人民元の基準値を6年1カ月ぶりの元安水準に設定。
貿易収支も市場予想を大幅に下回ったことを悪材料視しマイナス展開となった。
「17000円に上値を抑えられた一方、安値は16739円。
きっちり25日線(16736円)までで下げ止まった」という指摘。
「TOPIX0.04ポイントのマイナスでほとんど下がっていない。
上にも下にも方向感を出さず」の一日だった。
東証1部の騰落銘柄数は値上がり1151/値下がり701。
株価指数はマイナスながら値上がり銘柄の方が多かった。
やや違和感のある数字だ。
しかも松井証券信用評価損益率速報で売り方▲8.847&%(前日▲8.703%)と悪化。
買い方▲10.020%(前日▲10.198%)と好転。
わずかな差だが少し気にかかる。
日経平均を23円押し下げたファーストリテイリング。
引け後に発表された前8月期決算は営業利益が前期比22.6%減の1272億円。
純利益は同56.3%減の480億円。
今8月期業績予想は営業利益が前期比37.5%%増の1750億円、純利益は2倍の500億円。
SQの前日に発表して暫定SQ値の決定を遅らせてきた癖はまだ治っていないようだ。
225先物大証夜間取引終値は日中比変わらずの16790円。
こちらも方向感はない。
裁定買い残は656億円増加して7575億円。
まだ売り残の方が多い。静かにSQを通過する週末というところだろか。
暫定SQ値は16741円77銭で着地。
9月メジャーSQ値17011円には届かなかった。
マーケットで重要なことの一つはたぶん「フツーの常識」で考えること。
HFTとかデリバティブが全盛のような論調に驚いて何か特別な見方をしなければならないという切迫感。
これはたぶん間違っている。
一部を切り取って微分した結果は陽炎みたいなもの。
四半期決算だってグローバルスタンダードというものの使い勝手が悪く思う企業もある。
アナリストやファンドマネージャーにげ迎合して横文字を乱発する人もいる。
お互いに意味不明のままの会話というのも時折目にしないではない。
先物だ、オプションだ、アルファ値だ、ベータ値だと騒いでみても言葉の定義は意味不明。
ブラックショールズを計算できる人がどれだけいるのだろう。
アルゴだといってみても単にスピード感と煩雑さからの解放。
ほとんど相場の役には立たない筈。
でも知らないと恥ずかしいから知ろうとする。
時間の無駄になっていることは間違いない。
大きな見出しや大きな声に惑わされないこと。
デフォルメされたニュース選択を信じないこと。
大切でないことが「極めて重要」と大げさに表現され、大切なことが短文や小さな声で囁かれる。
たぶんこれが現実。
そう考えると重要なのは現実を直視すること。
株価の推移を見つめること。
そこでたつかんだリズムとハーモニーの中に真実があるのだろう。
「株価は森羅万象を織り込んでいるから神聖で正しい」という説がある。
これは誤謬だろう。
もしも株価が正しいのなら売り買いが一方通行になる筈。
そうでないから日々株価は移ろう。
つまり株価は歪みの合成体なのである。
誰かが間違っているからこそ株価は形成される。
そのゆがみやひずみに気がつくことが求められる世界に他ならない。
そして・・・。
無理に平成のデジタル思考につき合わなくても、昭和のアナログ思考で十分通じるマーケット。
背伸びして現実から遠ざかる必要はないような気がする。
他人の常識や他人の視点でなく自分の経験値と常識にこそ価値がある筈。
●【学生投資連合(USIC)】大学生対抗「IRプレゼンコンテスト」開催!
その全貌。
「櫻井氏は、僅差であった結果を踏まえ、プレゼンはデスクワークと違い、
変化が求められるもの、最初に引き付けることが重要だとした。
その上で、IRの目的は様々あるが、オブリゲーションの無い自然な声、あたり前の声を出せることが学生の特権であるとし、
その声をトップに届けること、そして、時代の流れを読みつつ、IRのプレゼンをつくっているかが重要だとし、
30年後の世界、自分たちが主役になった時の視点で見ると良いとアドバイス。
今回の取り組みをぜひ今後の糧にしてほしいと語った」。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
アイケイ(2722)・・・動兆。
アイケイに注目する。
同社はカタログ通販会社で生協向けが強み。
テレビ通販やネット通販が拡大基調。
生協組合員向け軸の雑貨や食品類のカタログ通販も堅調。
8月24日に当コラムで注目したときは862円だった。
10月12日に今5月期の第2四半期累計業績予想の修正を発表。
連結営業利益は従来予想の1700万円から1億2500万円(前年同期比2.6倍)に引き上げた。
為替が想定よりも円高で推移していることから粗利益率が向上。
「ファンつくり」が経営目標。
顧客が良品廉価性を感じつ商品開発に注力。
化粧品ブランド「LB」のアジア展開はブルーオーシャンと飯田社長のコメント。
(兜町カタリスト櫻井)
10月14日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 10月14日号
10月14日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
14日の東京株式市場は、弱含みの展開となりそうだ。
・・・続き
米国株が軟調な展開で取引を終えたうえ週末要因もあり、手控えムードが広がる可能性もある。
日経平均株価の予想レンジは、1万6600円−1万6900円を想定する。
10月限ミニ先物・オプションSQ(特別清算指数)値の算出日にあたり序盤は振れ幅が大きくなる可能性はあるが、その後は前日終値近辺で一進一退の展開だろう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=103円台の半ばと小動き。
消去法的に、値動きの軽い銘柄に物色の矛先が向かいそう。シカゴ市場日経平均先物の円建て清算値は、13日の大阪取引所終値比15円安の1万6775円だった。
主要外国証券経由の注文動向は、売り1810万株、買い1100万株で、差し引き710万株の売り越し。売り越しは2営業日ぶり。金額は買い越し。
売りセクターに、銀行、化学、通信、証券、電機、自動車、小売、情報通信、機械など。買いセクターに、自動車、通信、不動産、証券、電機、保険、ゴム、その他金融など。
【好材料銘柄】
■ケイアイスター不動産 <3465> [東証2]
今期経常を23%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も25円増額。
■シンワアートオークション <2437> [JQ]
6-8月期(1Q)営業は黒字浮上で着地。
■テーオー小笠原 <9812> [JQ]
6-8月期(1Q)経常は2.5倍増益・上期計画を超過。
■マイネット <3928> [東証M]
クルーズ <2138> [JQ]から「エレメンタルスト−リー」を除くゲーム事業を買収。クルーズが新設した分割子会社C&Mゲームスの全株式を45.4億円で取得する。C&Mゲームスの16年3月期の売上高は86.8億円、営業利益は24.1億円だった。
■ジーンテクノサイエンス <4584> [東証M]
同じノーリツ鋼機グループの日本再生医療と資本業務提携。日本再生医療が開発中の心臓内幹細胞を活用した再生医療の事業化に向けて協業する。
【主な経済指標・スケジュール】
14(金)
【国内】
9月マネーストック(8:50)
9月国内企業物価指数(8:50)
オプションSQ
5年国債入札
《決算発表》
サンヨーナゴヤ、ウエストHD、いちご、キャンドゥ、ブロッコリー、ヴィレッジV、大黒天、JIN、ドトル日レス、レナウン、TSI HD、ジースリーHD、ベクトル、古野電、ユーシン、佐鳥電機、アデランス、松 竹、アークス、大 庄
【海外】
中国9月消費者物価(10:30)
中国9月生産者物価(10:30)
米9月小売売上高(21:30)
米9月生産者物価指数(21:30)
米8月企業在庫(23:00)
米10月ミシガン大学消費者信頼感指数(23:00
イエレンFRB議長はボストン連銀で講演
APEC財務相会合(〜10/15ペルー))
《米決算発表》
JPモルガン・チェース、シティグループ、PNCファイナンシャルサービシズ・グループ
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
10月13日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウは45ドル安、中国経済の先行き懸念
・・・続き
13日のNYダウ工業株30種平均は反落した。
終値は前日比45ドル26セント安の1万8098ドル94セントだった。
中国の9月貿易収支が低調な内容となり、アジア・欧州株がほぼ全面安となった流れを受けて売りが先行した。昨日発表されたFOMC議事録を受け、年内の追加利上げ観測が拡大したことも嫌気された。しかしながら、原油相場の上昇に伴い引けにかけて下げ幅を縮小する展開となった。
ダウ平均は午前に下げ幅を184ドルまで広げ、取引時間中としては9月14日以来およそ1カ月ぶりに節目の1万8000ドルを下回る場面があった。中国の9月の貿易統計では米ドル建ての輸出入額がともに前年同月から減り、市場予想を下回った。「中国の輸出停滞の大部分は米経済の負の影響を映している」との声もあり、景気の先行き懸念が米株式の売りを誘った。
取引終盤にかけて米株式相場は下げ渋った。米金利の上昇一服で継続的な配当が期待される不動産投資信託(REIT)や公益事業株などに見直し買いが入り、相場を支えた。米主要企業による7〜9月期の決算発表が始まり、状況を見極めたいとして持ち高調整を目的とした買いも入りやすかった。
ナスダック総合株価指数は3日続落し、前日比25.686ポイント安の5213.333で終えた。
セクター別では、公益事業や運輸が上昇する一方で銀行や各種金融が下落した。
食品メーカーのケロッグ(K)はブラジルの食品企業買収と、自社株買いの縮小を発表し、売られた。年末商戦期に12万人の非正規従業員を雇うと発表したアマゾン・ドット・コムも売られた。銀行大手のウェルズファーゴ(WFC)は、不正口座開設を巡る問題でスタンプ最高経営責任者(CEO)が辞任に追い込まれ、下落したほか、石油のシェブロンや製薬のファイザーも安い。
一方で、航空大手のデルタ航空(DAL)は一株利益が予想を上回り、上昇。業績見通しを上方修正した化粧品小売りのアルタ・ビューティーが買われた。製薬のメルクや小売りのウォルマート・ストアーズ、航空機・機械関連のユナイテッド・テクノロジーズが上げた。
NYダウ工業株30種(ドル)
18,098.94−45.26
S&P500種
2,132.55
ナスダック
5,213.333−25.686
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は反落した。12月物は前日比190円安の1万6775円で引け、13日の大阪取引所の終値を15円下回った。9月の中国貿易統計の低迷を手掛かりに世界景気の先行き不透明感が強まり、米株とともに売られた。円高も売り材料になり、12月物は一時1万6645円まで下げた。この日の12月物高値は1万6970円。
シカゴ日経225先物12月限 (円建て)
16775 ( -15 )
シカゴ日経225先物12月限 (ドル建て)
16805 ( +15 )
( )は大阪取引所終値比
【13日の欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 6977.74(−46.27)
FTSE100種総合株価指数は続落。前日終値に比べ46.27ポイント安の6977.74で引けた。構成銘柄の約6割が下落した。資源株と金融株が売られ、相場全体を押し下げた。一方で住宅建設、不動産関連株は買われた。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 10414.07(−109.00)
ドイツ株式指数(DAX)は3日続落。終値は前日比109.00ポイント(1.04%)安の10414.07だった。構成銘柄の約9割が下落した。
コメルツ銀行、ドイツ銀行、鉄鋼のティッセン・クルップが安かった。利益確定目的の売りで航空のルフトハンザは下落。一方、不動産のボノビアが高かった。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 4405.17(−47.07)
10月13日 マーケットコメント
10月13日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=反落、184円安。海外株安と円安一服受けて
【大引け概況】
13日の日経平均株価は続落し、前日比65円76銭安の1万6774円24銭で終えた。
・・・続き
本日のマーケット動画
過去のマーケット動画はこちら
朝方は買い優勢で始まった。前日は欧州株が総じて安く、原油市況も軟調だったが、米国株市場ではNYダウが小幅ながらプラス圏で踏みとどまったことや、米長期金利が上昇傾向を示すなか、日米金利差拡大思惑から為替が1ドル=104円40銭台まで円安に振れたことなどが好感された。
しかし、買いは続かなかった。中国の貿易統計で輸出の大幅減少が確認され、中国経済の先行き不透明感から、にわかに為替も円高に押し戻されるリスクオフ環境となった。
中国の貿易統計が発表された。人民元ベースの輸出が前年同月に比べて減ったことで、中国経済の先行き不透明感が意識され投資家心理もやや悪化した。
後場に入っても安値圏から脱せず、狭いレンジでもみ合う展開となり、大引けの日経平均は前引けとほぼ同じ水準で着地した。
JPX日経インデックス400は続落し、前日比11.85ポイント安の1万2007.59だった。東証株価指数(TOPIX)も小幅ながら下落し、0.04ポイント安の1342.31だった。
TOPIXは午後上昇に転じる場面もあり、「TOPIXに連動して運用する投資家のまとまった買いが入った」との指摘も出ていた。
東証1部の売買代金は概算で1兆8906億円だった。売買高は16億5951万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は701と全体の35%を占めた。値上がりは1151、変わらずは133銘柄だった。
個別では、引け後に決算発表を控えていたファーストリテイリングが安く、ソフトバンクグループ、ダイキン工業なども軟調。国際石開帝石など資源関連銘柄の一角が下げ、三菱UFJなど銀行株も安い。2017年4月に予定していた合併を延期すると伝わった出光興産や昭和シェルも売られた。
一方、任天堂しっかり、提携を発表したトヨタとスズキが反発した。仮想現実(VR)を楽しむ機器「プレイステーションVR」を発表したソニーは年初来高値を更新した。東芝も年初来高値を付けた。
塩水港精糖が商いを膨らませ値上がりトップに買われ、パラマウントベッドホールディングスも物色人気となった。昭和電線ホールディングスやフジクラなど電線株にも買いが優勢。リンクアンドモチベーションも高い。
東証2部株価指数は反発した。大引けの2部指数は、前日比15.32ポイント高の4466.87となった。
個別銘柄では神島化学工業、インターアクがストップ高。 トーヨーアサノ、ユニバンス、ジー・スリーHD上げた。半面、リンコー、省電舎、アウン、稀元素、ASTIが下げた。
10月13日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】日経ジャスダック平均株価=反発、イナリサーチなどがストップ高
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は小幅に反発した。終値は前日比3円21銭高い2545円09銭だった。中国の貿易低迷などで13日の日経平均株価は続落したが、ジャスダック市場では内需株や個別に材料が出た銘柄に投資資金が流入した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で464億円、売買高は1億9717万株だった。
個別銘柄ではイナリサーチ、日本色材、スパンクリートがストップ高。トレイダーズや多摩川HD、極楽湯が上昇した。半面、サハダイヤがストップ安。オリコンやベクター、キャピタルAは下落した。
10月13日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ指数=4日続落、ストリームがストップ安
・・・続き
東証マザーズ指数は小幅に4日続落した。終値は前日比1.22ポイント安い938.22だった。個別銘柄ではストリームがストップ安。NPC、REMIX、LITALICO、シルバエッグ、ミクシィが下落した。一方でブUMN、串カツ田中、ドリコム、ランジスタ、そーせい、UMNは上昇した。
10月13日 アフターランチ
「フィンテック」
フィンテックという独り歩きした言葉。
マーケットもそろそろ慣れてきただろう。
・・・続き
ようやく気付いたかというのが日経朝刊の「フィンテック、身内こそ敵」の記事。
本格展開に向けて避けて通れない問題は既存の事業モデルというレガシー。
銀行のほぼすべてのリテールサービスがフィンテックで代替可能になると・・・。
既存の金融機関は送金や融資の手数料で稼ぐのは厳しくなる。
「ようやくフィンテックに伴う覚悟に切り込んだ」と表現されている。
リテール部隊は不必要という現実が銀行を襲ってくる。
顧客の利便性は高まるが、銀行の収益性は低下する筈。
このパラドックスがようやく理解されてきたことになる。
そもそもアメリカでのフィンテックは協調ではなく闘いだと以前から言ってきた。
ITの代表であるGパンをはいたシリコンバレー。
金融の代表であるブルックスのスーツのウォールストリート。
この金融覇権争いのツールがフィンテックというのがアメリカの現実。
「みんなで渡れば怖くない」なんて協調姿勢の幻影が決して通じない場所に他ならない。
目先を見て潮目を見ないと思わぬ陥穽に見舞われることになろうか。
しかも、このITの部分は日本が圧倒的力を持っている訳ではない。
金融は明らかに黒船到来で負けたが、ITだっていつそうなるかは分からない。
ココは結構闘うべき場所だろう。
グラバーだって笑顔を持って拳銃を渡したのが歴史でもある。
大和のレポート。
日経平均が200日移動平均を上回ってきた。
「本来、向きを見るべき200日線。
現在値が越えた、越えないとの抵抗機能で議論することが散見される。
現在の日経平均の200日線はまだ下向き。
グランビルの法則では「2」と「3」に該当し売りサイン。
260日線(52週線)を下回っておりこれも売りサイン」
これが前提。
「しかし現在値が260日線を上抜けることと200日線が上向くことは同時に起きやすいはず。
200日線が上向く時とは、計算上では200日前の値を現在値が上抜ける時。
よって、その水準に260日線が位置しているとそれが日米手法の融合ポイント。
チャート分析上のトレンド転換の可能性が高いピンポイント。
今年の年初にはその日米手法の融合ポイントを下回った。
→260日線を割り込むと同時に、200日前値を下回ったので200日線は下向いた。
今後は11月初旬に17000円台乗せとなると、日米手法が同時に買いサインとなる」。
「あと少し」のところだし、年末高期待ということになろうか。
(櫻井)
10月13日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均は後場寄りやや下げ幅を広げる
・・・続き
[後場寄り付き概況]
後場寄り付きの東日経平均株価はやや下げ幅を広げている。
前日比87円36銭安の1万6752円64銭で寄り付いた。
外国為替市場では、1ドル=103円70銭近辺での動き。アジアの主要株式市場は、総じて軟調な値運びとなっている。
ランチバスケットは8件、42.94億円。
差引き売り買い均衡との観測。
レーティング情報
【格下げ】
7581 サイゼリヤ GS 買い→中立 2200→2500円
10月13日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=小幅続落 中国経済への懸念広がる
13日の日経平均株価は続落した。
・・・続き
午前の終値は前日比65円74銭安の1万6774円26銭だった。
円安を背景に朝方は買いが先行し、日経平均の上げ幅は一時100円を超えた。だが、11時発表の中国の貿易統計で輸出が大きく減少。中国経済への懸念が浮上し、日経平均は下げに転じた。
中国税関総書が発表した中国の2016年9月の貿易統計で人民元ベースの輸出が前年同月比5.6%減となった。「中国の景気持ち直し期待が後退した」ことも、売り材料視された。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も続落した。
前引けの東証1部の売買代金は概算で9024億円だった。売買高は8億1105万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は894と全体の45%を占めた。値上がりは911、変わらずは173だった。
個別では、ファストリやファナックなど値がさ株が下げ、新日鉄住金も下落した。HOYAも安い。帝人は年初来安値を更新した。ダイキン工業が冴えず、LINEも軟調。津田駒工業が大幅安、藤倉ゴム工業も利益確定売りに安い。
半面、任天堂が商いを伴い上昇、12日に提携を発表したスズキとトヨタは上げ、ヤマトHDも上昇した。仮想現実(VR)を楽しめる機器「プレイステーションVR」を発売したソニーは年初来高値を付けた。
マウントベッドホールディングス、ベルシステム24ホールディングスなども値を飛ばした。リンクアンドモチベーションも高い。
東証2部株価指数は小幅に反発した。前引けの2部指数は、前日比3.2ポイント高の4454.75となった。
個別銘柄では、神島化、トーヨーアサノ、ユニバンス、三機サービス、桜島埠頭が上げ、半面、リンコー、東邦金属、省電舎やシャープは下げた。
10月13日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】日経ジャスダック平均株価=反発、イナリサーチと日本色材がストップ高
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は小幅に反発した。
午前終値は前日比4円97銭高の2546円85銭だった。外国為替市場で円の対ドル相場が底堅くなると東証1部などの主力株は売りが増えた一方、内需株が多いジャスダック市場は全般に堅調な値動きとなった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で296億円、売買高は1億4127万株。
個別銘柄では、イナリサーチ、日本色材がストップ高。スパンクリート、多摩川HD、ベクター、セリア、テックファムが上昇した。半面、オリコン、キャピタルA、極楽湯、サムシングHDは下落した。
10月13日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=続落、ストリームがストップ安
・・・続き
東証マザーズ指数は続落した。午前終値は前日比4.32ポイント安い935.12だった。
個別銘柄ではストリームがストップ安。SHIFT、モバファク、バーチャレクス・コンサルティング、NPCが下落した。
一方で、ストライク、あんしん保証、ブランジスタや農業総研、シルバエッグは上昇した。
10月13日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を2銘柄更新しました。
[4920]日本色材工業研究所
[6200]インソース
10月13日 相場概況(寄り付き後)
【市況】日経平均 10時、上げ幅100円超で推移
[10時の概況]
10時現在の日経平均株価は前日比124円54銭高の1万6964円54銭で推移している。
・・・続き
一時やや上げ幅を130円近くまで広げる場面もあった。
外国為替市場で円相場が1ドル=104円台半ばと、朝方に比べて小幅に円安が進み、買いを後押ししている。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も上げ幅をやや広げている。引き続き保険業や輸送用機器が高い。
9月の全国企業短期経済観測調査(短観)の大企業製造業の想定為替レートは1ドル=107円92銭と依然として足元の水準に比べると円安。
業績の下方修正懸念が強いうえ、米国の大統領選も控え「積極的に上値を追える雰囲気ではない」。節目となる1万7000円台を上回ることなく上値は重い。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で4634億円、売買高は4億2590万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1439と全体の約73%を占めた。値下がりは364、変わらずは172だった。
業種別では33業種中29業種が値上がり。1位は保険で、以下、輸送用機器、非鉄金属、その他製品と続く。値下がり上位には石油・石炭、鉱業、パルプ・紙が並んでいる。
日経平均プラス寄与度トップはTDKで、日経平均を6.14円押し上げている。次いでホンダが5.45円、ファストリが5.37円、スズキが5.06円と続く。
マイナス寄与度は2.42円の押し下げでアサヒがトップ。以下、セブン&アイが1.19円、JTが0.96円、キッコマンが0.58円と続いている。
個別では、トヨタやホンダなど自動車株が引き続き高い。仮想現実(VR)を楽しめる機器「プレイステーション(PS)VR」を発売したソニーは一段と上昇した。任天堂も上げている。三菱UFJなど銀行株はしっかり。一方、JTやアサヒなど食品株の一角が安い。コメダが下げ、前日まで上昇が目立った鹿島など建設株も下落している。
東証2部株価指数は反発している。安川情報が上げ、神島化はストップ高まで買われている。半面、SFPとゼニス羽田が下げた。
225先物はアムロ・JP・バークレイズが買い越し。
野村・モルスタ・ソジェン・大和・SBI・日興・GSが売り越し。
TOPIX先物はメリル・モルスタ・JP・ドイツが買い越し。
みずほ・GS・野村・ソジェン・アムロが売り越し。
外資系等はコスモス薬(3349)、サカタのタネ(1377)、タクミナ(6322)に注目。
テクニカル的にはニチバン(4218)、カーリット(4275)、キッセイ(4547)、ミネベア(6479)、全国保証(7164)、システムソフト(7527)、マニー(7730)、ノーリツ鋼(7744)が動兆。
10月13日 カタリストコメント
「パワーバランスの変化」
NYダウとS&P500は小幅高。
NASDAQは小幅続落とマチマチの展開。
・・・続き
発表されたFOMC議事要旨。
「ぎりぎりの判断で据え置きを決定。
幾人かのメンバーは比較的早い時期の利上げが適切になるとの見解」で通過した。
市場の焦点はやはり企業決算に向いてきた格好。
アルコアが増益の抑制要因としてドル高を指摘していることは材料視されよう。
「ドルの問題は今回の決算シーズンで表舞台に戻ってきた。
近く解消されるとは確信できない。
過去のサイクルでは企業は弱いドルにかなり順応したが、今回はそうはいかない」という声が聞かれる。
年初来のドルの下落幅は2.3%に縮小。
年末までにドルが上昇するという見方が支配的になってきた。
10年国債利回りは一時、4カ月ぶりに1.80%超える場面があった。
「米国は利上げバイアスがかかっており、それ以外の国は総じて緩和バイアスがかかっている。
ドルはその見方に反応。
年末にかけても買いが続くだろう」というシナリオが明確になってきたということだろうか。
金利上昇の影響を受けやすい不動産や公益セクターが逆に上昇。
FOMC議事要旨がもっとタカ派的な内容になることへの懸念が解消したとの解釈。
原油価格下落からエネルギーセクターは下落。
ヒラリークリントン候補の優勢を受けてヘルスケアセクターが軟調。
アップルは続伸した。
NYダウの200ドル安を受けて昨日の日経平均株価は下落。
「昨年12月の利上げ前にも強烈な下げ相場あった。
それが今回もという不安の連鎖」という解釈も聞かれる。
もっとも「他人の不幸は蜜の味。
米国利上げはドル高=円安で日本株にはプラスとの受け止め方も可能」という見方もある。
いずれにしても決算発表への素早い反応で指の筋肉試しの時期となってきた。
20日発表予定の安川電機の決算発表を控え日米共に業績時間となってきた。
もっとも明日のSQを前に「荒れる水曜日」だったともいえる。
104円台のドル円を背景に225先物大証終値は日中比70円高の16960円と反発。
昨日下落したとはいえ日経平均は25日線を上回っており安定水準継続といったところ。
気になるのは松井証券信用評価損益率速報。
売り方はマイナス8.703%と前日のマイナス9.637%から好転。
買い方はマイナス10.198%と前日のマイナス9.373%から悪化。
どうも個人の動きとは逆展開という印象が残る。
もっとも下落したとはいえカラ売り比率は39.4%。
40%を越えなくなったところに日本株の強さを求めるべきかも知れない。
日経平均採用銘柄のPERは14.23倍。
EPSは1183円台まで戻ってきたあたりに光明を見出したい局面。
9月メジャーSQ値17011円奪還が望まれよう。
サウジアラビアは初の国債発行。
1兆円以上の国債を海外発行するためのロードショー開催するという。
オイルマネーの大きな変化はここにあるのだろう。
「油断」以来、営々と富の源泉を築いてきたのが原油価格の下落によって崩れたことになる。
昨年夏以降の株価下落の遠因も、結局オイルマネーの日本株売りだったことの傍証でもあろう。
マネーのパワーバランスの大きな変化と捉えるべき局面に思える。
中国ではネット金融が膨張。
不動産関連の融資仲介が7000社以上あるというのはやや異常感だ。
ネット上での個人の資金貸借仲介は「P2P」と呼ばれるサービス。
不動産神話がまだある中国ならではの構造だろう。
一方で国内ではREITの下落が継続している。
特にホテルや商業施設系REITが下落。
「インバウンド需要の陰り」と解釈されている。
思いだしたいのは「REITはナンピンが効く」という法則。
物件の稼ぐ力はそうは変わらない筈。
だったらさらに下落して分配金利回りが5%程度になって利回りをFIXする投資姿勢もアリだろう。
「金利上昇懸念から弱含み」という声もある。
しかし金利上昇は物価上昇→インフレ傾向。
インフレに強いとされる不動産だけに下落はむしろチャンスと見てみたい。
東証REIT指数1783ポイントで3か月ぶりの安値圏。
1500ポイント割れなどがあれば絶好のタイミングとなるに違いない。
疑問を抱いたのは日経朝刊のコラム「大機小機」の「本当のマイナス金利政策」。
「本当のマイナス金利を実現するには
政府が価値を保証している現預金、国債、政保債などに対する低率での残高課税が必要となる。
例えば預金や国債については、インフレ率が2%に達するまで残高に1%を課税すれば良い。
これでマイナス1%の金利を実現できる。
銀行券への課税は手間がかかりすぎるが、現金を電子マネーに置き換えて課税すれば容易だ。
本当のマイナス金利は日銀だけではなしえない。
国会と政府による新しい課税の仕組み作りが欠かせない」。
朝、これを読んで驚いたというか呆れた。
書いたのは財務省の官僚氏なのだろうか。
あるいは学者さんなのだろうか。
常識的に考えて、現預金に課税されたらマネーは間違いなく逃避する。
課税があるから消費に向かうなんてことはあり得ない。
経済は明らかに回らなくなるとしか思えない。
この課税策は、逆説的にマイナス金利のマイナス面を強調したとしか思えない。
もし本当にこんな課税強化による実質マイナス金利を模索している向きがいるとしたら恐ろしい。
というか、株価それこそ上がらないだろう。
それにしても昨日もETFを買わなかった日銀。
いつになったら今月の買いが入るのだろうか。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
セック(3741)・・・動兆。
セックに注目する。
同社はリアルタイムソフトウエア技術が中核。
モバイル端末、防衛分野、ロボット、AIなど今後の展開分野をカバーしている。
モバイル決済端末や自動走行向けが出足好調。
9月21日のGC後の高値は4日の1660円。
5日続落からの復活に期待。
(兜町カタリスト櫻井)
10月13日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 10月13日号
10月13日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
13日の東京株式市場は、シカゴ日経平均先物にサヤ寄せする格好から買いが先行しよう。
・・・続き
反発後、堅調な展開となりそう。
日経平均株価の予想レンジは、1万6800円−1万7100円を想定する。
為替相場は、ドル・円が1ドル=104円台の前半と円安に振れている。円安の動きから、自動車や電機などの輸出関連株に物色の矛先が向かいそうだ。
ただ、17年3月期第2四半期(16年4−9月)の決算発表を控えることから、積極的に上値を追う動きは限定的となりそうだ。
シカゴ市場日経平均先物の円建て清算値は、12日の大阪取引所終値比75円高の1万6965円だった。
株価の動向が注目されるのは、NTTドコモとICT機器を活用した農業効率化支援で業務提携した農業総研 、トヨタと業務提携に向けた検討を開始したスズキなどに注目。
また、仮想現実(VR)を体験できるソニー の「プレイステーションVR(PS VR)」がいよいよ13日に発売となる。かねてから、大きな話題となってきたVRが一般消費者の手に届くようになることで、一気にVR関連市場が拡大することは必至だろう。
主要外国証券経由の注文動向は、売り930万株、買い990万株で、差し引き60万株の買い越し。買い越しは2営業日ぶり。金額も買い越し。
売りセクターに、不動産、ガラス、食品、鉱業、電機、情報通信、機械、小売、電力、REIT、薬品、商社、精密など。買いセクターに、不動産、食品、自動車、化学、小売、繊維、ガラス、電機、機械、電力、情報通信、サービス、ゴムなど。
【好材料銘柄】
■スズキ <7269>
トヨタ自動車 <7203> と業務提携に向けた検討を開始。環境や安全、情報技術などの分野で連携強化を図る。
■日本エム・ディ・エム <7600>
上期経常を一転26%増益に上方修正。
■インターアクション <7725>
上期経常を3.4倍上方修正、配当も6円増額。
■農業総合研究所 <3541> [東証M]
NTTドコモ <9437> と業務提携。農産業者の生産・流通・販売の効率化を目指し、ICT機器を活用したサービスを展開する。具体的には生産者に「農業タブレット」を配布し、販路の決定や生産の管理を行う。今期経常は4%増で3期連続最高益更新へ。
【主な経済指標・スケジュール】
13(木)
【国内】
9月都心オフィス空室率(11:00)
8月第三次産業活動指数(13:30)
《決算発表》
進 和、夢の街、ビックカメラ、トレファク、クリレスHD、千代インテ、IDOM、松屋、近鉄百、CSP、リーバイス、ファーストリテイ
ソニーがバーチャルリアリティーシステム搭載のゲーム機「PlayStation VR」を発売
【海外】
中国9月貿易収支
BOE金融政策委員会
米9月輸入物価指数(21:30)
米30年国債入札
《米決算発表》
プログレッシブ・コープ、リニアテクノロジー、ウィン・リゾーツ
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
10月12日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウ反発15ドル高 利上げの可能性強まる、ナスダックは続落
・・・続き
12日のNYダウ工業株30種平均は小幅ながら反発し、前日比15ドル54セント高の1万8144ドル20セントで終えた。
原油相場の下落を嫌気し、小幅下落して寄り付いたものの、FOMC議事録の発表を見極めたいとの思惑からその後は小動きとなった。
ダウ平均は前日に約1カ月ぶりの大きな下げ幅を記録した。このところやや軟調だった不動産関連株などを中心に、目先の戻りを見込んだ買いが入った。
今後本格化する米主要企業JPモルガン・チェースなど複数の米銀大手が14日に発表する決算を見極めたいとして積極的に買い進む動きは限られた。
午後発表したFOMC議事録では一部のメンバーが利上げを支持した一方で、インフレ率が改善する確証を得るまで利上げを待つべきとの意見で割れ、9月の利上げ据え置きが僅差で合意されたことが示された。
年内の利上げ予想の多い市場では新味に乏しいとして、相場の反応は限られた。
一方、ナスダック総合株価指数は続落し、同7.769ポイント安の5239.019で終えた。ネットワーク機器のシスコシステムズや半導体株の一角が売られ、指数を押し下げた。
セクター別では、不動産や公益事業が上昇する一方で医薬品・バイオテクノロジーや運輸が下落した。
ネット小売りのアマゾン(AMZN)は新たな定額制音楽配信サービスに加えて、食料品販売事業の拡大を狙い、コンビニエンスストアの開設を発表し、買われた。スポーツ用品のナイキや保険のトラベラーズ、外食のマクドナルドが買われた。アップルも高い。
一方、業績の悪化見通しを発表したスウェーデンの通信機器大手のエリクソンが急落。シスコや石油株のほか、映画・娯楽のウォルト・ディズニーや製薬のメルク、航空機のボーイングが売られた。
NYダウ工業株30種(ドル)
18,144.20+15.54
S&P500種
2,139.18+2.45
ナスダック
5,239.019−7.769
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は反発した。12月物は前日比80円高の1万6965円で取引を終えた。12日の大阪取引所の終値を75円上回った。年内の米追加利上げの観測から円が下げ、買いを支えた。
この日午後発表の9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨を受けて年内の追加利上げが改めて意識された。米ダウ平均株価の小反発も支援材料になり、12月物は一時1万6990円まで上げた。一方、安値は1万6830円だった。
シカゴ日経225先物12月限 (円建て)
16965 ( +75 )
シカゴ日経225先物12月限 (ドル建て)
17000 ( +110 )
( )は大阪取引所終値比
【12日の欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7024.01(−46.87)
FTSE100種総合株価指数は 。前日終値に比べ46.87ポイント安の7024.01で引けた。終盤にかけて医薬品株や石油株、銀行株を中心に売りが広がり、構成銘柄の約8割が下落した。
医薬品株と、原油相場の下落を受けて石油株がそれぞれ全面安で引けた。銀行株も全銘柄が下落した。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 10523.07(−54.09)
ドイツ株式指数(DAX)は続落。終値は前日比54.09ポイント(0.51%)安の10523.07だった。医療機器のフレゼニウス、IT(情報技術)のSAPが安かった。一方、前日に引き続き航空のルフトハンザが大幅高で引けた。保険株も堅調。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 4452.24(−19.50)
10月12日 マーケットコメント
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
あす(13日)の東京株式市場は、手掛かり材料に乏しい地合いのなかで、売り買いともに手控え姿勢が強まりそうだ。
・・・続き
主要企業の17年3月期第2四半期(16年4−9月)決算発表を控え、積極買いは期待しづらく、短期的な日柄調整の可能性もある。
市場関係者からは「戻り待ちの売りが出やすい価格帯に差し掛かったこともあり、ここから上を買い進むにはインパクトのある材料が必要となりそうだ」との見方が出ている。
あす発売される仮想現実(VR)が楽しめる「プレイステーションVR」が話題となれば、ソニー<6758>をはじめとする関連銘柄が再び賑わう可能性はあるものの、全体相場に与える影響は限定的となりそうだ。
原油関連に関しては継続的に資金が入りやすいと予想する。
10月12日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を5銘柄更新しました。
[8075]神鋼商事
[2222]寿スピリッツ
[3280]エストラスト
[7992]セーラー万年筆
[3541]農業総合研究所
10月12日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=反落、184円安。海外株安と円安一服受けて
【大引け概況】
12日の日経平均株価は反落した。
・・・続き
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前日比184円76銭安の1万6840円ちょうどで終えた。
前日に1万7000円台を回復したが、目先達成感から反動売りや前日の欧米株市場が総じて軟調に推移し、米国株市場ではNYダウが200ドル安と急反落したこともあって、主力株をはじめ広範囲に売りが優勢だった。
また、外国為替市場でも直近の円安トレンドが一服、今月下旬から本格化する企業の決算発表を控え、様子見気分が広がった。
日銀の上場投資信託(ETF)買いへの思惑で下げ渋る場面があったが、後場終盤に上値の重さを嫌気した見切り売りが出て再度下値を試す展開だった。
30年物国債など超長期金利の低下を受けて第一生命HDはじり安基調をたどった。業績が底堅いゼネコン株が買われる場面があったが、買いの勢いは続かなかった。
指数寄与度の高いファストリは底堅かった。13日夕に控える2016年8月決算が堅調な内容になるとの期待感が株価を支えた。
JPX日経インデックス400は反落した。終値は前日比125.21ポイント安の1万2019.44だった。東証株価指数(TOPIX)は反落し、14.00ポイント安の1342.35で終えた。
東証1部の売買代金は概算で1兆8761億円だった。売買高は17億1562万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1562と全体の78.6%を占めた。値上がりは326、変わらずは96銘柄だった。
個別では、ソフトバンクグループも終始売り優勢。TDK、東エレク、アドバンテストなど半導体装置株も利益確定売りに押された。前日に17年2月期業績予想を示したユニファミマも下げた。三菱UFJ、三井住友FG、みずほFGなどメガバンクが売られた。トヨタなど自動車株も大引けにかけて売りが優勢だった。
半面、ファナックは堅調だった。小野薬、東芝も小幅高で引けた。日本金属が商いを集め急伸したほか、藤倉ゴム工業も人気継続となるなど、マグネシウム電池関連の上昇が目立つ。
きょう東証1部に新規上場したKHネオケムは公募・売り出し価格を74円下回る1306円で初値を付け、大引けは1250円だった。
東証2部株価指数は反落した。大引けの2部指数は、前日比13.07ポイント安の4451.55となった。
個別銘柄では、東邦金、朝日インテク、日タングス、アサヒ衛陶、RVHが下げた。半面、安川情報、省電舎、リンコー、Fastepが上げた。マグネシウム関連の思惑から神島化も高かった。
10月12日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】日経ジャスダック平均株価=反落、直近上場銘柄に売り
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は反落した。終値は前日比6円03銭安の2541円88銭だった。前日11日の米株式相場の下落を受けて運用リスクを避ける動きが日本株にも広がり、新興市場の一部の銘柄にも売りが波及した。
ジャスダックとマザーズの両市場で直近に新規株式公開(IPO)した銘柄に利益確定売りが膨らみ、午後はやや弱含んだ。
ジャスダック市場の売買代金は概算で586億円、売買高は1億3956万株だった。
個別銘柄では文教堂HD、イナリサーチ、リバーエレテクが売られた。キャピタルAは乱高下し、大引けでは下落した。倉元、極楽湯などが安い。半面、ベクター、スパンクリートがストップ高。オリコンが売買を伴い連日で急伸。タケダ機械、シード平和、ベクター、エージーピーなども上昇した。
10月12日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ指数=3日続落、シルバーエッグがストップ安
・・・続き
東証マザーズ指数は3日続落した。終値は前日比9.32ポイント安の939.44だった。
個別銘柄ではシルバーエッグがストップ安。ストリーム、チェンジ、シンクロ・フード、そーせい、リファインVなどが下落した。
一方、NPCがストップ高。エンカレッジ、ブランジスタやサイバダイン、CRIなどは上昇した。
10月12日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価は下落幅をやや拡大
・・・続き
[後場寄り付き概況]
12日後場の日経平均株価は前日比119円20銭安の1万6905円56銭で寄り付いた。
日経平均株価は下落幅をやや拡大している。
外国為替市場では、1ドル=103円40銭台での小動き。アジアの主要株式市場は、総じて軟調な値運びとなっている。
ランチバスケットは19件、152.14億円。
差引き10億円の買い越しとの観測。
決算を手掛かりとした個別対応のほか、ブロックチェーンの関連銘柄についても、次第に中心となる銘柄が絞られてきそうである。その他、古河電池、藤倉ゴなどマグネシウム電池の関連銘柄が引き続き動意をみせており、短期資金が向かいそうだ。
その他、いよいよ明日13日に、ソニーの「プレイステーションVR」が発売となる。VR関連に注視。
10月12日 アフターランチ
「解はわかっているのに」
クレディスイスが先週出したレポートの結論。
「2017年半ばに日経平均は18000円水準」。
・・・続き
逆風は円高と物価下落と実質的金融引き締め。
支援材料は公的資金の日本株買い、割安感、企業業績の為替感応度の低下。
そして株主還元策としている。
この強弱材料の綱引きはどちらに軍配が上がるかが問題。
どちらも決定的な材料ではないところが微妙。
小池都知事の先週の「INVEST JAPAN Foram2016」でのコメント。
「外資系金融機関の東京進出をワンストップで支援するサービスを2017年度に開始」。
東京をアジアの金融の中心都市として返り咲かせるという。
シンガポールや香港に奪われたアジアの金融ハブの地位。
国家戦略特区や外国人向けの支援拠点開設。
法的手続きや規制の煩雑さの撤廃。
ここにIoT、ロボット、AIなど高度先端技術のハイテク企業の誘致が加わる。
80年代後半に言われたのは「24時間金融都市東京」。
合言葉は「24時間働けますか」だった。
ただあまりにもマネーと不動産偏重の姿勢が結局バブルとその崩壊につながったのが歴史。
しかも製造業からの嫉妬までおまけになった。
今回は不動産は登場せず、マネーと製造業が同居している点が救いだろうか。
上期のM&A件数が上期としては過去最高を記録した。
80年台後半にジャパンマネーが向かったのは海外不動産。
今はハイテク先端企業に向かっている構図。
学習効果でまともになったと見るべきか、物足りないと見るべきか。
結構違いの分かる国になってきたのかも知れない。
「日本のIT企業がデジタル時代のシステム基盤を提供できなければ海外のIT企業に代替される」。
この危機感がプラスに働けば良いだけだろう。
というか・・・。
IT・ロボット・AI・ビッグデータと「解」はわかっている。
ただ残念ながら方程式が見つからない状態。
解を求めるよりは難しいのかも知れない。
今月2度目の下落相場。
先週金曜はTOPIXマイナスだったが日銀のETF買いは出動しなかった。
つまり今月はまだゼロ。
TOPIX型に傾斜したETF買いの始動は今月からだがまだお目にかかれない。
今年3兆41億円のETFと1524億円の新型ETFを買ってきた日銀。
今日はどうだろうか。
因みに出動すれば昨年の年間購入額3兆694億円を抜くことになる。
2014年は1兆2845億円、2013年は1兆943億円だった。
(櫻井)
10月12日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=反落。米株安受け利益確定売り優勢も下げ渋る
12日午前の日経平均株価は反落した。
・・・続き
寄り付き直後に下げ幅を170円まで広げたが、前引けは前日比98円44銭安の1万6926円32銭だった。
前日の米国株安や円安一服を受けて利益確定の売りが優勢となった。前日に大台の1万7000円を回復したため、達成感から売りが出やすかった。
今月下旬から3月決算企業の上期決算の発表が本格化してくるが、円高の影響などで通期下方修正リスクも高く、目先は積極的な買いが入りにくい。ただ、日銀のETF買いの思惑などを背景に売り圧力も限定的だった。
米非鉄大手アルコアが11日発表した7〜9月期決算が市場予想に届かず、同日の米株式市場では企業業績の先行き懸念が台頭。ダウ工業株30種平均は200ドル下落した。東京市場にも連想売りが波及し、住友鉱やJFEなど素材関連が軟調だった。
半面、ゼネコン株の上昇が目立った。前日の取引時間中に良好な業績を発表した鹿島や大林組などに買いが続いた。
JPX日経インデックス400は反落し、前日比55.24ポイント安の1万2089.41で終えた。TOPIXは反落した。
業種別TOPIXは33業種中25業種が下げた。上昇業種の数は朝方の水産・農林業の1つだけから前引けは陸運業など8に増えた。
前引けの東証1部の売買代金は8292億円、売買高は8億369万株、東証1部の値下がり銘柄数は1208、値上がりは584、変わらずは192だった。
個別では、三井住友フィナンシャルグループなどメガバンクが売られ、ソフトバンクグループも軟調。前日に17年2月期の業績予想を発表したユニファミマが下げた。TDK、東エレクも安い。
半面、産業用ロボットの生産能力増強を発表したファナックは上昇した。明治HD、キッコマンなども高い。マグネシウム電池関連として投機資金の流入が続いている日本金属や藤倉ゴム工業などが大幅続伸した
東証2部株価指数は小幅に反落した。前引けの2部指数は、前日比1.92ポイント安の4462.70となった。
個別では、Fastep、三機サービス、プラズマ、安川情報が上昇した。マグネシウム関連として注目された神島化も堅調だった。東邦金属、日タングス、桜島埠頭、技研製作所、フライトHDは下げた。
10月12日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】日経ジャスダック平均株価=小反落、投資家心理の悪化
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は小幅に反落した。前引けは前日に比べ14銭安の2547円77銭となった。
前日の米株式相場の大幅な下落を受けて東証1部の主力株が売りに押され、投資家心理の悪化が新興市場銘柄の一部にも波及した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で317億円、売買高は6942万株。
個別銘柄ではイナリサーチ、リバーエレテク、文教堂HD、倉元、セプテニHD、平田機工が下落した。半面、ベクターがストップ高。オリコンが売買を伴って大幅に続伸。スパンクリート、インターライフ、エージーピー、キャピタルアセットなどが上昇した。
10月12日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=続落、シンクロ・フードなどが売られる
・・・続き
東証マザーズ指数は続落した。前引けは前日比6.86ポイント安の941.9だった。
個別銘柄ではシンクロ・フード、シルバーエッグ、そーせい、ストリームなどが下落した。一方で、NPCがストップ高。ロックオン、バルニバービ、ブランジスタ、リファインV、CRIは上昇した。
10月12日 相場概況(寄り付き後)
【市況】日経平均 10時、下げ渋り 円相場の伸び悩み
[10時の概況]
10時時点の日経平均は前日比89円66銭安の1万6935円10銭で推移している。
・・・続き
米国株の下落を受けて、東京市場は売り優勢で取引を開始。日経平均は1万7000円を割り込んでスタートした。売り一巡後は、為替市場でドル・円が103円60銭台まで戻していることなどから、日経平均は寄り付き直後の170円安に比べ下げ幅を縮めている。
ファストリが急速に下げ幅を縮めた。日銀による上場投資信託(ETF)の買い入れへの思惑が相場の下値を支えているという。
米非鉄大手アルコアが11日発表した2016年7〜9月期決算が市場予想を下回り、東京市場でも住友鉱など非鉄関連株に連想売りを誘った。
市場では「アルコアはいつも米主要企業の決算発表のトップバッターのため、市場の関心を集めやすいが、他の企業への影響は限られる」(との冷静な声もあった。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はもやや下げ渋っている。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で4956億円だった。売買高は5億746万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1325、値上がりは482、変わらずは174銘柄だった。
個別では、前日に2017年2月期の業績見通しを発表したユニファミマは下げ渋っている。きょう新規上場のKHネオケムは公募・売りし価格を5%下回る1306円で初値を付けた後は軟調だ。メガバンクは安値圏で一進一退。半面、ファナックが堅調なほか、JR西日本やJR東日本も小幅に上昇した。
東証2部株価指数は反落した。東邦金とプラズマが安い。半面、安川情報とフライトHDが高い
225先物はソジェン・クレディ・メリル・バークレイズ・シティが買い越し。
アムロ・みずほ・ドイツ・立花・日産・モルスタ・JPが売り越し。
TOPIX先物は。ソジェン・立花・JP・岡三・メリルが買い越し。
GS・みずほ・アムロ・クレディ・野村・UBSが売り越し。
外資系等はJフロント(3086)、鳥貴族(3193)、不二油(2607)に注目。
テクニカル的には浅沼組(1852)、NIPPO(1881)、大気社(1979)、Hamee(3134)、ウェルシア(3141)、ネクステージ(3186)、ホットランド(3196)、ネクソン(3659)、住友化(4005)、日産化(4021)、信越化(4063)、大有機(4187)、アイカ工(4206)、ファンタジー(4343)、中外薬(4519)、JX(5020)、コスモエネ(5021)、藤倉ゴム(5121)、日金属(5491)、大平金(5541)、IBJ(6071)、旭ダイヤ(6140)、ワイエイシイ(6298)、ローツェ(6323)、洋エンジ(6330)、加藤製(6390)、古野電(6814)、シスメックス(6869)、名村造(7014)、東京TYFG(7173)、TSテック(7313)、クボテック(7709)、タカラトミー(7867)、ニフコ(7988)、ツカモト(8025)、紙パ商(8032)、三愛石(8097)、日ガス(8174)、MrMax(8203)、住不販(8870)、グランディ(8999)、山九(9065)、紅リ(9763)、Tナカヤマ(9830)、アークランド(9842)が動兆。
10月12日 カタリストコメント
「全体的にどこかに無理がある下落」
NYダウは200ドルの大幅下落。
主要株価指数も軒並み1%以上の下落と1カ月ぶりの大幅安となった。
・・・続き
直接の悪材料はアルコアの第3四半期決算。
利益がアナリスト予想に届かず売上高見通しを下方修正。
同社株は前日比11.4%の下落となり7年ぶりの大幅下落。
アルミ価格が一時2カ月ぶり高値を更新したことなどは見えないフリ。
また遺伝子解析機器のイルミナは売上高見通しがアナリスト予想を下回ったことから24.8%下落。
5年ぶりの大幅安となった。
決算の軟調を見た市場。
「ほぼ避けられない利上げを支えられるだけの利益の伸びが得られないのではないか」との不安感が台頭。
「FRBの年内利上げが想定される中で企業業績が改善しないと現状の高いバリュエーションは維持できない。
決算シーズン序盤の期待外れの結果」という指摘もある。
企業利益と政治、米金融政策、そして原油の強い上昇の一服という悪材料が重なったことになる。
主要通貨に対するドル高の進展が「多国籍企業の海外利益に押し下げ圧力が働いた」という解釈も加わる。
さらに10年国債利回りが一時6月3日以来の高水準となる1.78%まで上昇。
これも株式売りを加速させた印象。
本来ならば安全資産としての金が上昇する筈だが、金利上昇観測から下落。
全体的にどこかに無理がある相場展開。
決算発表皮切りのアルコアの決算に対する過剰反応。
だとすれば、週末の金融機関の決算での是正に期待できるかも知れない。
日々変わるNY株式動向の解釈に付き合っていると相場の本質が見えなくなる。
右肩上がりのトレンドは変わっておらず、一里塚での休憩と捉えるべきではなかろうか。
株と債券の同時下落はどちらかが間違っている筈だ。
昨日の日経平均は約1カ月ぶりの17000円台回復。
9月メジャーSQ値17011円もSQ以降終値で始めて上回った。
もっとも自動車セクターやメガバンクの一部などが軟調な展開。
NY市場の下落を予想させるような後場の停滞モードだった。
その延長線上でセオリー通りに大幅下落となったNY株式市場。
束の間の「リスクオン」だった訳ではなかろう。
刹那的に「マーケットのリスク許容度が増しリスク・オンの円安が進む可能性」という期待感はやや後退。
「9月6日の17081円が目先戻りのフシ」という声もあった。
ただ大証225先物終値は日中比130円安の16880円。
高値トライは再度リセットされた朝。
もっとも米利上げ観測からドル円は103円40銭レベルと強烈な円高トレンドでないのは救い。
朝方の売り一巡でトレンドが変わる可能性はある。
昨日164円高だった日経平均は週末の16860円水準に戻っただけ。
そう考えれば騒ぐことも慌てることもなかろう。
1900億円もの特損計上を発表した郵船が6日続伸しているという現実もある。
他人のフィールドの多市場の動向に過度に神経質に構えると間違いやすいもの。
明日の朝の展開と気持ちを予測してみるとことも大切だろう。
「上がるためには多少のすくみが必要」というのは兜町の慣用句だ。
ドイツ銀行への課徴金問題に対する懸念が浮沈している昨今。
銀行間市場における調達コストが、欧州主要21行の中で最も高くなっていることも指摘される。
「不良債権に苦しむイタリアやギリシャなどの銀行を上回る調達コストの水準。
ドイツ銀が抱える問題の深刻さを浮き彫りにしている」という。
問題は住宅ローン担保証券(MBS)の不正販売に絡んで米司法省が求めている多額の制裁金支払い。
ECBが中銀預金金利をマイナスに引き下げ、ほぼすべての銀行の短期市場の調達コストはゼロ。
ドイツ銀は例外的な存在で資金調達に際して9カ月ではプラス0.02%。
1年ではプラス0.06%の金利を支払う必要があるという。
BNPパリバやバークレイズ、クレディ・アグリコルなどはいずれもマイナス金利。
市場はドイツ銀行のゆくえを懸念していることになる。
しかし・・・。
MBSの不正販売が本質なのかどうかはわからない。
デリバティブ商品の粗製乱造が目立ったからの警鐘という見方もできる。
外国の金融当局が課徴金を求めたとして、海外の金融機関がまじめに払うものだろうか。
外国の金融機関の経営を危機に陥れるほどの課徴金を金融当局は真剣に要求するものだろうか。
そもそも金融監督当局というのは金融機関の経営の安全性を監視するもの。
ドイツ銀の経営が真面目でないかも知れない。
米金融当局にとって目に上のたんこぶやハエのように邪魔なのかも知れない。
しかし・・。
敢えてつぶすほどの課徴金というのは理解できるものではない。
原理原則として考えるとドイツ銀行問題はおそらくソフトランディングで落ち着くような気がする。
インフレとデフレ。
どちらに傾けば株式市場は喜ぶかと言えば当然インフレ。
名目であっても数字が拡大すれば市場は歓迎する。
縮み志向でのマイナス思考は当然株式市場を委縮させるもの。
例え表向きであっても数字が拡大することは求めれられる。
悩ましいのは名目と実質の差。
インフレでマネーが目減りすれば市場はおそらく実質を重視する。
株高も賃金上昇もおそらくインフレには追い付かないだろう。
このギャップに遭遇するとどうなるのだろう。
例えば日経平均が5万円になったとしても、ガソリン1リッター1500円みたいなものだろうか。
どちらがいいのか考えなくてもわかる。
このプロセスを行くならば、途中で一度はカンフォタブルな時間があるのだろうが・・・。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
イグニス(3689)・・・動兆。
イグニスに注目する。
同社はスマホ向けアプリの企画・制作・運営が中核。
無料アプリ、有料漫画、ソーシャルゲームなどを配信している。
課金型ソーシャルゲームアプリ「ぼくとドラゴン」が絶好調。
今期も主力「ぼくドラ」が牽引。
リバウンド期待。
(兜町カタリスト櫻井)
10月12日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 10月12日号
10月12日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
12日の東京株式市場はシカゴ日経平均先物にさや寄せする格好から売りが先行しよう。
・・・続き
その後、1万6800円あたりまでで落ち着き、売り買い交錯となりそう。
日経平均株価の予想レンジは、1万6800円−1万7000円を想定する。
昨日日経平均株価は、終値ベースで約1カ月ぶりに1万7000円台を回復した。米国株安から、目先の利益を確定する想定内の一服といったところである。
9月30日の終値(1万6449円84銭)から11日の終値(1万7024円76銭)まで570円強の値上がりをみせていただけに、押し目待ちの買いが下支えとなる可能性もある。
為替相場は、ドル・円が1ドル=103円台の半ばと円高に振れている。引き続き、為替の動向には神経質な動きをみせることもありそう。
シカゴ市場日経平均先物の円建て清算値は、11日の大阪取引所終値比125円安の1万6885円だった。
主要外国証券経由の注文動向は、売り1680万株、買い1110万株で、差し引き570万株の売り越し。売り越しは2営業日ぶり。金額も売り越し。
売りセクターに、化学、鉱業、その他製品、情報通信、電機、通信、商社、精密、ゴム、小売など。買いセクターに、小売、サービス、電機、精密、薬品、自動車など。
【好材料銘柄】
■インターライフホールディングス <1418> [JQ]
上期経常を7.6倍上方修正。
■メディアスホールディングス <3154> [東証2]
東証2部への市場変更を記念して株主優待を実施。16年12月末時点で100株以上を保有する株主を対象に、一律でクオカード1000円分を贈呈する。
■三栄建築設計 <3228>
今期経常は30%増で3期連続最高益、11円増配へ。
■薬王堂 <3385>
上期経常は31%増益で着地。11月30日現在の株主を対象に1→3の株式分割を実施する。また、株主優待制度を新設。毎年2月末時点で100株以上を保有する株主を対象に、保有株数に応じて2000円分〜5000円分の薬王堂店舗で利用できる買い物券を贈呈する。
■エヌ・ピー・シー <6255> [東証M]
今期経常は4.4倍増益へ。
【主な経済指標・スケジュール】
12(水)
【国内】
8月機械受注(8:50)
9月工作機械受注(15:00)
30年国債入札
《決算発表》
S Foods、ディップ、ローソン、ニッケ、コスモス薬品、コメダ、ダイト、USEN、MORESCO、ベル24HD、津田駒、東洋電、サイゼリヤ
【海外】
9月20・21日開催のFOMC議事録
米3年国債入札
米10年国債入札
《米決算発表》
CSX、ウェルズ・ファーゴ、ブラックロック
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
10月11日 【NY株/欧州株概況】
【市況】大幅反落 ダウ200ドル安 約1カ月ぶり下げ幅、アルコア決算で不透明感
・・・続き
11日のNYダウ工業株30種平均は前日比200ドル38セント安の1万8128ドル66セントと大幅反落で終えた。
ダウ平均の下げ幅は9月13日以来、およそ1カ月ぶりの大きさだった。
主要企業の先陣を切って朝方に発表された非鉄金属大手アルコア(AA)の決算が予想を下振れ、来週から本格化する7-9月期決算内容への懸念から売りが先行。原油相場やその他資源価格の下落も嫌気され、終日軟調推移となった
アルコアの決算では売上高や1株利益が市場予想に届かず、業績見通しも慎重と受け止められた。アルコアが11%安と急落したほか、今後決算を発表する米主要企業の業績期待が後退した。
ダウ平均は267ドル安まで下げる場面があった。このところ上げが目立っていたアマゾン・ドット・コムや半導体のインテルなど、ハイテク株の一角に利益確定売りが優勢だった。
ナスダック総合株価指数は同81.886ポイント安の5246.788で終えた。
セクター別では全面安となり、特にヘルスケア機器・サービスや医薬品・バイオテクノロジーの下落が目立った。
遺伝子解析装置のイルミナ(ILMN)は決算内容が嫌気され、大幅下落。
原油相場の下落を受けてエクソン・モービル(XOM)やシェブロン(CVX)などエネルギー関連会社が軟調推移。
短文投稿サイトのツイッター(TWTR)は一部アナリストによる投資判断引き上げを受け、上昇。ファストフードのヤム・ブランズ(YUM)は10月末にスピンオフが完了する中国事業に関する新たな事業計画と、株主還元策の拡充を発表したことで堅調推移。
携帯端末のアップル(AAPL)は、韓国のサムスン電子が相次ぐバッテリー発火事故で新型スマートフォンの生産・販売を中止したことが追い風になるとの見方から買われた。
風力発電向けのタービン関連企業の買収を発表したゼネラル・エレクトリック(GE)が小高い。
NYダウ工業株30種(ドル)
18,128.66−200.38
S&P500種
2,136.73
ナスダック
5,246.788−81.886
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は反落した。12月物は前日比65円安の1万6885円で取引を終えた。11日の大阪取引所の終値を125円下回った。
低調な米企業決算や原油先物相場の下落を手掛かりに投資家心理が悪化し、米株式とともに売られた。
この日の12月物安値は1万6820円、高値は1万7070円だった。
シカゴ日経225先物12月限 (円建て)
16885 ( -125 )
シカゴ日経225先物12月限 (ドル建て)
16915 ( -95 )
( )は大阪取引所終値比
【11日の欧州株式市場】
イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7070.88(−26.62)
FTSE100種総合株価指数は反落。前日終値に比べ26.62ポイント安の7070.88で引けた。構成銘柄の約6割が下落した。日中に一時7129.83まで上昇し、4月27日に付けた取引時間中の最高値を上回る場面があったものの、その後は資源株などに利益確定の売りが出て、下げに転じた。
ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 10577.16(−46.92)
ドイツ株式指数(DAX)は反落。終値は前日比46.92ポイント(0.44%)安の10577.16だった。前日大幅上昇したこともあり、利益確定目的の売りが出た。
前日高く引けたドイツ銀行が安かった。半導体のインフィニオンテクノロジーズや自動車株も下げた。一方、航空のルフトハンザが大幅高。電力株も上昇した
10月11日 マーケットコメント
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
米株高や円安、原油高など外部環境が良好で、日経平均は約1カ月ぶりに1万7000円を回復した。
・・・続き
ただ、主力どころでも自動車株は日産自など弱い動きが目立った。三菱UFJなどメガバンクは後場そろって下げに転じた。
ソフトバンクやファナック、ファストリなど、指数寄与度の高い銘柄が上昇を主導しており
出来高の少なさが示すよう、一気に勢いに乗せるまでのパワーはまだないようだ。
国内発の材料は不足している。来週から本格化する3月期決算企業の第2四半期決算に関しては円高による業績下方修正懸念がくすぶる。
1万7000円回復を支えた外部環境の改善に関しても、米利上げや米大統領選の行方に加え、ドイツ銀行問題など不透明感が残る。一方では、下値では押し目買いが入り、目先は底堅い展開が見込まれる。
10月11日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=反発 164円高、日経平均は1万7000円台を回復
【大引け概況】
11日の日経平均株価は反発した。
・・・続き
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終値は前週末比164円67銭高の1万7024円76銭で、9月7日以来およそ1カ月ぶりに1万7000円台を回復した。
前日の海外株高やその背景となった原油市況の上昇、さらに為替の円安基調などを背景に終始買いが先行した。
注目された9月の米雇用統計は市場予想を大きく下回ったものの、負の影響は限定的だった。原油市況が上昇傾向を強めており、これを背景に前日の欧米株市場は軒並み上昇した。ロシアがOPECの減産合意に同調する姿勢をみせたことで前日のWTI原油価格が急伸し1バレル=51ドル台に乗せた。さらに外国為替市場でも1ドル=104円近辺まで円安が進行し、きょうの東京株式市場は米株高、原油高、円安とリスクオンの材料に囲まれる格好となった。
投資家心理は強気に傾き、ソフトバンクやファナック、ファストリなどの値がさ株が終日高かった。これら上位3社で日経平均を合計で64円程度押し上げた。
株式市場では「好材料に反応した海外のヘッジファンドによる買いが相場をけん引した」との見方が多かった。一方で、「中長期の機関投資家による目立った買いはみられなかった」との声もあり、相場全体の商いは盛り上がりに欠けた。
JPX日経インデックス400は反発した。終値は前週末比49.16ポイント高の1万2144.65だった。
東証株価指数(TOPIX)も反発し、5.74ポイント高の1356.35で終えた。
東証1部の売買代金は概算で1兆8711億円。売買高は16億6516万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1132と、全体の57%を占めた。値下がりは699、変わらずは153だった。
個別では、ソフトバンクグループが売買代金トップで上昇、ファナックも買われた。原油高を受け、国際石開帝石やJXの値上がりが目立った。日電産は年初来高値を付けた。
マグネシウム電池関連として藤倉ゴム工業がストップ高となったほか、古河電池も引けは伸び悩んだものの、値幅制限上限まで買われる場面があった。
一方、治験失敗を公表済みのがん治療薬「オプジーボ」の肺がん治験の詳細が明らかになった小野薬は大幅安となった。JALのほか、新日鉄住金や任天堂も下げた。
セブン&アイ・ホールディングスも売りに押されている。朝方は高かったホクシンも利益確定売りに安くなった。タカタが大幅安となったほか、サムティ、高島屋などの下げも目立つ。
東証2部株価指数は反発した。大引けの2部指数は、前週末比23.05ポイント高の4464.62となった。
個別銘柄では省電舎、東邦金属、プラズマがストップ高。安川情報、ASTI、昭和HDが上げ、コマニー、大盛工、テ象印とRVHが下げた。
10月11日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】日経ジャスダック平均株価=反発、マグネシウム電池関連株の上昇
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は反発した。
終値は前週末比10円14銭高い2547円91銭だった。6月10日に付けた高値、2560円16銭に迫った。
日経平均株価が1万7000円を上回り投資家心理が改善し、値動きが相対的に大きい新興株に買いが向かった。マグネシウム電池関連株の上昇が目立った。
ジャスダック市場の売買代金は概算で428億円、売買高は8972万株だった。
個別銘柄ではイナリサーチ、オリコン、リバーエレテク、エージーピーがストップ高。ウェッジHD、倉元や放電精密上昇した。半面、ベクターやガーラ、タツモ、田中化研、ANAPは下落した。
7日にジャスダック市場に新規上場したキャピタルA(3965)はきょう9時に公募・売り出し価格(公開価格、2000円)の2.3倍にあたる4600円で初値を付けた。午後に入ると買いの勢いが増し、大引け時点では初値比700円(15.2%)高で制限値幅の上限(ストップ高)水準となる5300円で終えた。
10月11日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ指数=続落、ゲーム関連株売られる
・・・続き
東証マザーズ指数は続落した。終値は前週末比2.71ポイント安い948.76だった。
ゲーム関連株や直近新規株式公開(IPO)銘柄の一角に売りが出た。
個別銘柄では、ブランジスタ、バリューデザ、そーせい、AppBank、シリコンスタジオが下落した半面、シルバーエッグ、リファインバースがストップ高。チェンジ、ストリームアトラエ、あんしん保証、ジェイリースが上昇した。
10月11日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を1銘柄更新しました。
[6264]マルマエ
10月11日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価は上昇幅をやや縮小
・・・続き
[後場寄り付き概況]
11日後場の日経平均株価は前週末比183円77銭高の1万7043円86銭で寄り付いた。上昇幅をやや縮小している。
外国為替市場では、1ドル=103円90銭台での小動き。アジアの主要株式市場は、総じて堅調な値運びとなっている。
日経平均は節目の1万7000円を回復してきた。エネルギー関連のほか、インデックスに絡んだ商いによって指数インパクトの大きい値がさ株の一角が、日経平均を押し上げている。
225採用銘柄では、ソフトバンク、フジクラ、ユニチカが値上がり率上位。半面、高島屋、DeNA、富士通が値下がり率上位。午後零時45分現在、東証1部の出来高は10億1100万株、売買代金は1兆534億円。
ランチバスケットは9件、66.59億円。
差引き30億円の買い越しとの観測。
レーティング情報
【目標株価引き下げ】
3382 7&I−HD 野村 Buy継続 5400→5200円
【新規】
7915 日写印 マッコーリー 新規→OP 3400円
10月11日 アフターランチ
「同じでも違う」
先週末土曜日に中野坂上のレオパレス21本社ホールで開催された「大学生対抗IRプレゼンコンテスト」。
学生が投資家目線で企業を徹底分析するIRプレゼンコンテストでした。
・・・続き
主催は学生投資連合。
日本証券業協会、株式会社日本取引所クループ、公益社団法人日本証券アナリスト協会などが後援。
事業会社7社が参加し6大学8チームが戦いました。
審査員をしましたが、各チームともトップ取材なども行いかなり真剣な姿勢。
優勝と準優勝の差は1点。
準優勝と3位は同点で個別評価項目での僅差。
自分で対象企業を選ぶことはできなかったのですが出来栄えは良好でした。
興味深かったのはその結果。
優勝と最下位のチームが担当したのはたまたま組み合わせで同じ企業でした。
同じ情報でもIRの仕方で受け取る方の見方は全く違ってくるということ。
上手なIRは銘柄選別の一つのファクターになっているのでしょう。
これはIRのコンテストだけでなく実際の投資の場面でも起こっているに違いありません。
一つの企業のIR行動の良し悪しは結構株価に影響しているということ。
考えさせられた一日でした。
因みに大学チームと企業の組み合わせは以下のようなものでした。
(1)東京大学→東海東京
(2)明治大学B→星野リゾート
(3)中央大学→フロイント産業
(4)早稲田大学A→JPX
(5)早稲田大学B→レオパレス21
(6)明治大学A→ショーケース・ティービー
(7)武蔵大学→ファーストコーポレーション
(8)専修大学→フロイント産業
以下は今朝の場況。
↓
「週明けは反発」
週末のNY株式市場は続落。
NYダウは週間で4週ぶりの下落となった。
英ポンドが対ドルで1.4%下落。
市場心理が悪化したとの解釈。
雇用統計での非農業部門雇用者数は15.6万人増と市場予想を下回った。
だが市場への影響へ限定的。
年内利上げ観測を変えるようなものではなかった。
特に前月分が15.1万人増から16.7万人増に上方修正。
年内利上げ観測はむしろ高まった。
金や銀の値下がりから素材セクターが軟調。
11日のアルコアの決算発表から企業業績に注目点は移動。
S&P500構成銘柄の市場予想は1.5%減となっている。
週明けのNY株式は3日ぶりの反発。
ロシアのプーチン大統領がイスタンブールでの「世界エネルギー会議」で講演。
OPECが合意した減産について「加わる用意がある」と表明。
バレル51ドル台まで上昇した原油先物価格の動向を好感した。
また第2回大統領候補TV討論会でもクリントン候補優位の解釈。
「大統領選先物」でクリントン氏勝利の確率は一時83%まで上昇した。
興味深かったのはCNBCでのバフェット氏のコメント。
「私は13歳(1944年)の時から所得税を納税している。
72年間の納税記録を持っているが、税額控除は一度も使っていない」。
トランプ氏のアドバイザーを務めるカール・アイカーン氏のコメント。
「どんな高学歴の人でも、ロッカールームでは卑猥な話をするものだ」。
立場によっていろいろな見方がある。
引けにかけてやや上昇幅は縮小したが終日堅調な展開。
コロンバスデーの祝日で政府機関や銀行は休み。
債券市場は休場のため市場参加者は少なく、経済指標の発表もなかった。
6日時点と比較するとNYダウは0.49%、NASDAQは0.69%、
S&P500は0.46%の上昇。
「残念ながら為替の助けを求めながら」
週末段階で日経平均は5日、25日、200日、13週と移動平均線を上回った。
週間で410円上昇し週足も陽線。
「10月が高ければ翌年2月も高い」のアノマリーを今のところ満たしている。
ドル円が25日線を上回ったことも好トレンド。
「9月2日の104円32銭を上回ることができるかがポイント」という声も聞かれる。
「日経平均は強い動きを見せながらも17000円には届かなかった。
為替の助けが重要」という見方もある。
「貸借倍率低下、7日時点で1.04倍。
約4年ぶりの低水準」との日経の見出し。
「市場では米大統領選や利上げ時期への不透明感が強く個人が相場の先高観を持てない」との見方。
しかし4年前と言えばアベノミクススタート直前の時期。
逆手にとって「需給は悪くない」とも考えたい。
週明けの中国は国慶節明け。
大統領候補TV討論第2弾は泥仕合ながらクリントン候補の勝ちとの解釈。
ドイツ銀行問題は再燃。
もろもろの課題を孕みながらSQ週を迎えることになる。
因みに9月のメジャーSQ値は17011円だった。
週明けのNY株式は3日ぶりの反発。
英FEは続伸。
シカゴ225先物は18950円と上昇。
ドル円も103.60円と落ち着いた格好。
空売り比率は37.4%。
日経VIも20.24まで低下。
クレディ・スイスのレポートは「2017年半ばに日経平均株価が1万8000円水準に上昇」。
「実質的な金融引き締めが逆風。
しかし世界市場の中で最も資金流入が期待できる」。
好材料は「公的資金による日本株買いという好需給と割安感。
企業業績の為替感応度の低下、株主還元策など」。
「たかだか18000円くらいでしかないのか」という声も聞かれる。
(櫻井)
10月11日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=反発 195円高、1万7000円台、海外株高、原油高、円安
11日午前の日経平均株価は反発し、前週末比195円66銭高の1万7055円75銭で前引けを迎えた。
・・・続き
前日の欧米株高や原油市況の上昇を背景にリスク選好ムードが強まり、取引時間中としては9月9日以来約1カ月ぶりに1万7000円大台を回復した。外国為替市場は1ドル=104円台目前まで円安が進んでおり、これも輸出主力株に追い風となり、日経平均は一時200円を超える上昇をみせる場面もあった。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も反発した。
市場が注目した前週末7日の9月の米雇用統計発表後も、12月の米利上げ観測は根強く残った。非農業分野の雇用者数の増加幅は市場予想を下回ったものの、米国の賃金動向は堅調との見方が広がり、7日の外国為替市場で一時強含んだ円相場も対ドルで徐々に下落した。
韓国サムスン電子の新型スマートフォンの発火問題を巡る生産調整を受け、需要が増えると期待された値がさ株の多い米アップル関連株が買われたことも日経平均を押し上げた。
前引けの東証1部の売買代金は概算で9200億円、売買高は8億6793万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1285と、全体の約65%を占めた。値下がりは555、変わらずは142銘柄だった。
個別では、産油国の減産観測が強まる中で原油高となり資源開発の国際石開帝石や石油資源が大幅高となった。石油元売りのJXも上げた。
値がさのソフトバンクとファナックは上昇し、日電産と村田製が上がった。ダイキンと住友電の上げも大きかった。マグネシウム電池関連として古河電池がストップ高となり、高温に耐える炭素繊維の開発報道を受け東洋炭素も一時値幅制限上限まで上値を伸ばす場面があった。
一方、学会で発表したがん治療薬「オプジーボ」の内容が失望された小野薬は大幅安となった。資生堂と富士通は下落し、いすゞと日産自が下げた。セブン&アイ・ホールディングスも安い。タカタが大幅安、ダブル・スコープ、高島屋なども売りに押された。
東証2部株価指数は反発した。前引けの2部指数は、前週末比20.7ポイント高の4462.27となった。
個別銘柄では省電舎がストップ高。朝日インテクと安川情報が上げ、東邦金属、桜島埠頭、アートSHDとRVHは下げた。
10月11日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】日経ジャスダック平均株価=反発、マグネシウム電池関連銘柄を物色
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は反発した。前引けは前週末に比べ12円52銭高の2550円29銭となった。
新興市場でも投資家心理の改善につながった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で261億円、売買高は5499万株。
個別銘柄ではイナリサーチ、オリコン、リバーエレテクがストップ高。マグネシウム電池関連銘柄が物色された。倉元やタツモ、放電精密などが上昇した。
半面、ベクターやガーラ、セリア、ANAP、モジュレなどは下落した。
前週末7日にジャスダック市場に新規上場したキャピタルA(3965)は9時に公募・売り出し価格(公開価格、2000円)の2.3倍にあたる4600円で初値を付けた。午前の終値は初値比2.4%高の4710円だった。
10月11日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=反発、ストリームがS高
・・・続き
東証マザーズ指数も反発。前引けは前週末比2.04ポイント高の953.51だった。
個別銘柄ではストリームがストップ高。バリューデザイン、アトラエ、シルバーエッグなどが上昇した。半面、ブランジスタ、AppBank、シンクロ、フロンテオなどは下落した。
10月11日 相場概況(寄り付き後)
【市況】日経平均 10時じり高 円相場の下落で値がさ株に買い
[10時の概況]
11日10時現在の日経平均株価は前週末比187円28銭高の1万7047円37銭で推移している。
・・・続き
前日の欧米株高や原油高を受け、投資家心理が改善した。東京外国為替市場での円相場の下落と相まって値がさ株が買われ、株価指数を押し上げた。JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も堅調に推移する。
韓国サムスン電子が新型スマートフォンの生産停止を受け、需要が増えると期待された米アップル関連銘柄が上昇した。
値がさ株のファナックや京セラ、TDKの3社合計で日経平均を10時現在で26円程度押し上げた。金庫株を1億株を31日付で消却すると発表したソフトバンクも買われ、日経平均を約31円押し上げた。株式市場では「これまで空売りしていた海外のヘッジファンドの買い戻しが相場をけん引している」(ミョウジョウ・アセット・マネジメントの菊池真代表)との声が聞かれた。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で5523億円、売買高は5億5220万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1309と、全体の66%を占めた。値下がりは534、変わらずは139銘柄だった。
業種別では33業種中28業種が値上がり。1位は鉱業で、以下、石油・石炭、水産・農林、ガラス・土石と続く。値下がり上位には空運、その他製品、医薬品が並んでいる。
日経平均プラス寄与度トップはソフトバンク で、日経平均を30.62円押し上げている。次いでファナック が16.12円、ファストリが14.58円、KDDIが10.59円と続く。
マイナス寄与度は3.11円の押し下げでセブン&アイがトップ。以下、東エレクが1.88円、資生堂が1.8円、日清粉Gが1.07円と続いている。
個別では、ソフトバンクや村田製、JXが上げ幅を拡大した。ダイキンが年初来高値を付けた。住友不も高い。一方、任天堂が下げ幅を広げた。新日鉄住金や武田も安い。小野薬も引き続き大幅安となっている。
東証2部株価指数は反発した。桜島埠と安川情報が上げ、RVHと象印が下げた。
225先物はアムロ・パリバ・クレディ・ソジェンが買い越。
野村・メリル・UBS・モルスタが売り越し。
TOPIX先物はアムロ・ソジェン・JP・モルスタが買い越し。
パリバ・大和・野村・クレディが売り越し。
テクニカル的にはショーボンド(1414)、日道路(1884)、日工営(1954)、浜ゴム(5101)、東海カ(5301)、ニッパツ(5991)、豊田織機(6201)、住友重(6302)、油研工(6393)、イーグル(6486)、NEC(6701)、EIZO(6737)、ヘリオステク(6927)、双信電(6938)、カルカン(7248)、ケーヒン(7251)、スズキ(7269)、ヨロズ(7294)、エイベックス(7860)、カメイ(8037)、H2O(8242)、アクリーティブ(8423)、郵船(9101)、ミニストップ(9946)が動兆。
10月11日 カタリストコメント
「SQ週」
週末のNY株式市場は続落。
NYダウは週間で4週ぶりの下落となった。
・・・続き
英ポンドが対ドルで1.4%下落。
市場心理が悪化したとの解釈。
雇用統計での非農業部門雇用者数は15.6万人増と市場予想を下回った。
だが市場への影響へ限定的。
年内利上げ観測を変えるようなものではなかった。
金や銀の値下がりから素材セクターが軟調。
11日のアルコアの決算発表から企業業績に注目点は移動。
S&P500構成銘柄の市場予想は1.5%減となっている。
週末段階で日経平均は5日、25日、200日、13週と移動平均線を上回った。
週間で410円上昇し週足も陽線。
「10月が高ければ翌年2月も高い」のアノマリーを今のところ満たしている。
ドル円が25日線を上回ったことも好トレンド。
「9月2日の104円32銭を上回ることができるかがポイント」という声も聞かれる。
「日経平均は強い動きを見せながらも17000円には届かなかった。
為替の助けが重要」という見方もある。
「貸借倍率低下、7日時点で1.04倍。
約4年ぶりの低水準」との日経の見出し。
「市場では米大統領選や利上げ時期への不透明感が強く個人が相場の先高観を持てない」との見方。
しかし4年前と言えばアベノミクススタート直前の時期。
逆手にとって「需給は悪くない」とも考えたい。
週明けの中国は国慶節明け。
大統領候補TV討論第2弾は泥仕合ながらクリントン候補の勝ちとの解釈。
ドイツ銀行問題は再燃。
もろもろの課題を孕みながらSQ週を迎えることになる。
因みに9月のメジャーSQ値は17011円だった。
米調査会社ガートナー社が発表した「2017年に注目すべき10個の技術トレンド」。
↓
(1)分野:あらゆるところにデジタルの接点がある「デジタル・メッシュ」
★技術:対話型インターフェース
拡張現実(AR)と仮想現実(VR)
現実世界をデジタルで複製
(2)分野:あらゆるモノやソフトが賢くなった世界
★技術:高度な機械学習や人工知能(AI)
賢いアプリ
賢いモノ
(3)分野:プラットフォーム革命
★技術:適応的なセキュリティー
ブロックチェーンと分散型台帳
小さなサービスを繋げるアプリ構造
IoTプラットフォーム
(兜町カタリスト櫻井)
10月11日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 10月11日号
10月11日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
11日の東京株式市場は反発後、もみ合いとなりそう。
・・・続き
日経平均株価の予想レンジは、1万6700円−1万7000円を想定する。
日経平均は、前週末7日に5日線と25日線がミニ・ゴールデンクロス(GC)を形成。
先高期待が高まるとみられるが、気になる点は、9月期決算の発表控え、業績下方修正懸念がくすぶっていることが相場の上値を抑える要因になりそうだ。
手掛かり材料に乏しいこともあり、模様眺めの気分が強まることも想定される。
為替相場は、ドル・円が1ドル=103円台の半ばと小動き。シカゴ市場日経平均先物の円建て清算値は、7日の大阪取引所終値比60円高の1万6950円だった。
主要外国証券経由の注文動向は、売り1480万株、買い1850万株で、差し引き370万株の買い越し。買い越しは4営業日ぶり。金額は売り越し。
売りセクターに、通信、電機、銀行、証券、ゴム、不動産、REIT、情報通信、食品、小売など。買いセクターに、化学、建設、機械、サービス、食品、自動車など。
【好材料銘柄】
■大阪有機化学工業 <4187>
12-8月期(3Q累計)経常が34%増益で着地・6-8月期も50%増益。また、発行済み株式数の2.30%にあたる52万7000株の自社株を消却する。消却予定日は10月21日。
■トーセ <4728>
前期経常が上振れ着地・今期は3.8倍増益へ。
■ノダ <7879>
12-8月期(3Q累計)経常が4.1倍増益で着地・6-8月期も3.7倍増益。
【予定】
11(火)
【国内】
8月国際収支(8:50)
9月企業倒産件数(13:30)
9月景気ウォッチャー調査
《決算発表》
柿安本店、アルバイトタイ、ジェイコムHD、パルGHD、薬王堂、久光薬、ローツェ、竹内製作、コーナン商事、4℃HD、ユニー・ファミマ、ライフコーポ、リンガハット、イズミ、プレナス
【海外】
米9月労働市場情勢指数(23:00)
独10月ZEW景況感指数(18:00)
EU財務相理事会
《米決算発表》
アルコア
休場:インド(〜10/12)
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
10月10日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウは88ドル高、原油相場の上昇を好感
・・・続き
10日のNYダウ工業株30種平均は、前週末比88ドル55セント高の1万8329ドル04セントと3営業日ぶりに反発で終えた。
ロシアのプーチン大統領が石油輸出国機構(OPEC)と協力して、石油減産に応じる用意があると発言したことで、原油相場が4ヶ月ぶりに高値を更新したことから欧州株が全面高となり米国株にも買いが先行。
収益改善の期待からエクソンモービルやシェブロンなどエネルギー関連株が買われ相場上昇をけん引した。
9日夜の民主、共和両党の米大統領候補による第2回のテレビ討論会で民主党候補のヒラリー・クリントン氏が優位を保ち、市場の混乱は避けられるとの見方も支えになった。
10日は米国がコロンバス・デーの祝日にあたり、債券と外国為替市場は休場だった。米株式相場も寄り付き後の動きは乏しく、値幅は限られた。
ナスダック総合株価指数も3日ぶりに反発し、前週末比36.269ポイント高の5328.674と、9月22日に付けた最高値(5339.523)以来の水準で終えた。アップルやグーグルの持ち株会社アルファベットなど主力株の一角が買われ、指数を押し上げた。
セクター別では、エネルギーやテクノロジー・ハード・機器が上昇する一方で家庭用品・パーソナル用品や自動車・自動車部品が下落した。
電気自動車のテスラ・モーターズ(TSLA)は10-12月の資金調達の必要性はないとの認識を示し、買われた。
急性アレルギー反応を和らげる注射薬「エピペン」を巡って米当局への和解金支払いで合意したと前週末に発表した後発薬大手のマイラン(MYL)も上げた。
一方、短文投稿サイトのツイッター(TWTR)が急落した。買収を巡ってセールス・フォース(CRM)、アルファベット(GOOGL)など関心を持っていたとされる企業からの入札がなかったと前週末に米ブルームバーグ通信が報じ、買収期待が剥落した。
機械設備大手のドーバーも大幅安。10日に2016年12月期通期の業績予想の下方修正を発表し、先行きの収益への警戒が広がった。ダウ平均構成銘柄では小売りのウォルマート・ストアーズや日用品のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)、ホームセンターのホーム・デポが下げた。
NYダウ工業株30種(ドル)
18,329.04+88.55
S&P500種
2,163.66+9.92
ナスダック
5,328.674+36.269
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は反発した。12月物は前週末比165円高の1万6950円で取引を終えた。7日の大阪取引所の終値を60円上回った。
原油高に加え、9日夜の米大統領選の第2回討論会でヒラリー・クリントン氏が優勢との見方から投資家心理が上向き、米株とともに買われた面がある。
12月物は一時1万7000円まで上げた。一方、安値は1万6760円だった。
この日はコロンバス・デーの祝日とあって取引は低調だった。推定売買高は1万9693枚(夜間電子取引、日中電子取引を含む)と少なかった。
シカゴ日経225先物12月限 (円建て)
16950 ( +60 )
シカゴ日経225先物12月限 (ドル建て)
16985 ( +95 )
( )は大阪取引所終値比
【10日の欧州株式市場】
イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7097.50(+53.11)
FTSE100種総合株価指数は続伸。前週末終値に比べ53.11ポイント高の7097.50で引けた。構成銘柄の約6割が上昇した。原油相場の急伸を受けて石油株が上昇し、相場を押し上げた。
ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 10624.08(+133.22)
ドイツ株式指数(DAX)は大幅反発。終値は前週末比133.22ポイント(1.27%)高の10624.08となり、ほぼ全面高で引けた。
フランス・パリ株価指数
CAC40 4497.26(+47.35)
10月10日 マーケットコメント
10月10日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 10月10日号
10月07日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウ続落し28ドル安 年内の利上げ観測、原油安も重荷
・・・続き
7日のNYダウ工業株30種平均は小幅ながら続落した。
終値は前日比28ドル01セント安の1万8240ドル49セントだった。
9月雇用統計は、非農業部門雇用者数が15.6万人増と予想を下回る内容となったものの、年内の利上げ観測を後退させるほど悪い内容ではないとの見方もあり、朝方は売り買いが交錯する展開となった。その後、クリーブランド連銀総裁やフィッシャーFRB副議長が雇用統計の内容について肯定的な発言を行ったことから利上げ観測の拡大を嫌気し下落したものの、引けにかけて下げ幅を縮小した。
産油国が合意した減産の実効性を巡る不透明感が浮上し、午後に入ると原油先物相場は急速に下げに転じた。価格変動が大きくリスク資産とされる原油先物の下げが投資家心理を冷やし、米株式にも売りが加速。ダウ平均は下げ幅を119ドルまで広げた。
ただ、相場の下値を探る動きも続かなかった。取引終盤にかけては米株式への買い戻しも入りやすく、ダウ平均は小幅に上昇する場面もあった。
ナスダック総合株価指数も続落し、同14.447ポイント安の5292.405で終えた。
セクター別では、家庭用品・パーソナル用品や保険が上昇する一方で素材や資本財が下落した。
複合企業のハネウェル・インターナショナル(HON)は業績見通しを引き下げ、下落。同業のユナイテッド・テクノロジーズなど関連銘柄にも売りが及んだ。食肉メーカーのタイソンフーズ(TSN)は一部アナリストによる投資判断引き下げを受け、軟調推移。ホームセンターのホーム・デポや化学のデュポン、小売りのウォルマート・ストアーズが下落した。
一方、アパレルのギャップ(GPS)は「OldNavy」ブランドの9月既存店売上高が回復したことが好感され大幅上昇。金融のゴールドマン・サックスや保険のトラベラーズ、日用品のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)が上げた。
NYダウ工業株30種(ドル)
18,240.49−28.01
S&P500種
2153.74-7.03
ナスダック
5,292.405−14.447
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は小幅続落した。12月物は前日比160円安の1万6785円で終え、大阪取引所の終値を105円下回った。外国為替市場で進んだ円高を嫌気した。9月の米雇用統計は低調だったが、年内の利上げ観測は根強く残り、米株式相場とともに上値の重い展開だった。この日の12月物安値は1万6735円、高値は1万6935円。
シカゴ日経225先物12月限 (円建て)
16785 ( -105 )
シカゴ日経225先物12月限 (ドル建て)
16820 ( -70 )
( )は大阪取引所終値比
【07日の欧州株式市場】
FTSE100種総合株価指数は反発。前日終値に比べ44.43ポイント高の7044.39で引けた。上昇・下落銘柄数は拮抗した。ポンド安が進む中で、通貨安が業績の追い風になるとの見方から多国籍企業の鉱業株や医薬品株が買われ、相場全体を押し上げた。
ドイツ株式指数(DAX)は続落。終値は前日比77.94ポイント(0.74%)安の10490.86だった。構成銘柄の約8割が下落した。
電力のRWEが大幅下落。工業用ガスのリンデ、タイヤのコンチネンタルも安かった。一方、電力のエーオンは上昇。ドイツ銀行も小幅高。
10月07日 マーケットコメント
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
【今週の相場概況】【来週の展望】
・・・続き
【今週の相場概況】
堅調な展開となった。市場の懸念材料であったドイツ銀行に関してポジティブなニュースが出たことで金融株が買い戻され、週初から買い優勢の展開。9月のISM製造業および非製造業景況指数がともに良好な内容であったことや、為替市場では連日で円安が進行し、日本株の押し上げ材料となった。
一方、節目の1万7000円を前にしては戻り売りに押され伸び悩んだ。日経平均は週間では約410円の上昇となり、週足では陽線を形成した。
7日の日経平均は5日ぶりに小反落した。
日経平均は小幅な下げで方向感なく推移した。今晩の米雇用統計、3連休中の米大統領選候補者によるテレビ討論会を前にリスクは取りにくいところ。
終値は前日比39円安の1万6860円だった。前日まで4連騰していたことと、米雇用統計の発表を控える週末とあって、手じまいの小口売りに押される1日となった。半面、この日も円安がじわりと進んでおり雰囲気はさほど悪くない。この流れが保たれれば来週は1万7000円にトライする場面も出てこよう。
【来週の展望】
もみ合いか。
月曜が祝日で4日立ち会いとなるが、引き続き為替にらみの展開が想定される。今週は円安が急ピッチで進んだが、来週はその勢いがマイルドになる、もしくは反動で円高が進む展開は想定しておく局面でもある。
日経平均は強い動きを見せながらも今週1万7000円には届かなかったこともあり、為替の助けなしでは動きが鈍ると思われる。ただし、12日の9月開催のFOMC議事要旨公表や、週末のイエレンFRB議長講演などは、米国の年内利上げを意識させる材料となりやすく、円安基調の大崩れも考えづらい。
円安加速のカギとなるのは米雇用統計。強い数字が出れば104円のカベを破って105〜6円を目指す可能性が出てくる。それ以上の円安は目先ないだろう、日経平均が1万7000円に乗せるには十分な水準だと思う。来週は円安・株高の流れを期待したいところ。
10月07日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=39円安、5日ぶり反落、雇用統計控え売買低調
【大引け概況】
7日の日経平均株価は前日比39円01銭安の1万6860円09銭と5日ぶり反落し取引を終了した。
・・・続き
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前日の株式相場の下落や円安進行の一服を受け、利益確定目的の売りが優勢だった。
3連休を控え、持ち高調整や手じまいの売りも出やすかった。
日本時間今晩に発表される9月の米雇用統計を見極めたいとの雰囲気から積極的な売買は見送られ、東証1部の売買代金は概算で1兆6559億円低水準だった
引けにかけてやや戻したものの安値圏で本日の取引を終了。
外国為替市場で円安・ドル高の進行に一服感が出たのも、トヨタなど主力株の重荷になった。
JPX日経インデックス400は5営業日ぶりに反落した。終値は前日比27.77ポイント安の1万2095.49だった。東証株価指数(TOPIX)も5営業日ぶりに反落し、3.32ポイント安の1350.61で終えた。
東証1部の値上がり銘柄数は東証1部の値下がり銘柄数は1088、値上がりは732、変わらずは163銘柄だった。東証1部の売買代金は概算で1兆6559億円と薄商いだった。売買高は15億1229万株だった。
業種別では33業種中13業種が値上がり。1位は海運で、以下、ゴム製品、鉱業、保険が続いた。値下がり上位には小売、不動産、情報・通信が並んだ。
日経平均マイナス寄与度は20.72円の押し下げでファストリがトップ。以下、セブン&アイが9.44円、ソフトバンクが9.21円、ユニファミマが6.14円、花王が6.1円と並んだ。
プラス寄与度トップはファナック で、日経平均を14.77円押し上げ。次いでブリヂストンが4.45円、ダイキンが3.30円、日東電が3.18円、東エレクと続いた。
個別では、三井住友FGや三菱UFJなど銀行株が下げた。ソフトバンクも売られた。
セブン&アイ・ホールディングスが軟調、ファーストリテイリング、花王も売られた。タカラバイオ、日清紡ホールディングスが大幅安、セブン&アイ・ホールディングス、デンカ、イオンも安い。
半面、ファナック、村田製作所が上昇し、任天堂は売買を伴って上昇した。
ホクシンがストップ高となったほか、シチズン時計、ワイエイシイなども値を飛ばしている。
東証2部株価指数は3営業日ぶりに反落した。大引けの2部指数は、前日比18.96ポイント安の4441.57となった。
個別銘柄ではテクノマセ、ヨネックス、旭松食品、インタートレが売られた。一方、省電舎、プラズマがストップ高。桜島埠頭、Fastep、キーウェア、RVHが買われた。
10月07日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】日経ジャスダック平均株価=5日ぶり小反落、キャピタルAは買い気配
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は5営業日ぶりに小反落した。終値は前日比20銭安の2537円77銭だった。米雇用統計を日本時間7日夜に控え、買い手控えムードが強まった。持ち高調整を目的にした小口の売りに押された。
ジャスダック市場の売買代金は概算で280億円と、8月22日以来約1カ月半ぶりの低水準だった。売買高は7020万株だった。
個別銘柄ではGFA、ユニリタ、アエリア、ノムラシステムが売られた。半面、ベクター、エージーピーがストップ高。ガーラ、ANAP、IPS、ジシステムが買われた。
きょう7日にジャスダック市場に新規上場したキャピタル・アセット・プランニング<3965>は、公開価格と同じ2000円カイ気配でスタートし、その後も気配値を切り上げる展開となっていた。大量の買い物を集めたことで、公開価格の2.3倍に相当する4600円カイ気配の値つかずで上場初日を終了した。
10月07日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ指数=5日ぶり反落、チェンジがストップ安
・・・続き
東証マザーズ指数は5日ぶりに反落した。終値は前日比9.78ポイント安い951.47だった。
日経平均が上値の重い動きとなる中、3連休を控えての換金売りが優勢になっていった。とりわけ、直近で強い動きが続いていた銘柄の下げがきつくなり、個人のムード悪化にもつながった。
売買代金は概算で1021.88億円。騰落数は、値上がり68銘柄、値下がり147銘柄、変わらず11銘柄となった。
個別銘柄ではチェンジがストップ安。ブランジスタが9営業日ぶりに大幅反落。ハウスドゥ、リアルコム、トランスGも値下がり率上位に売られた。一方、ストリーム、バリューデザインがストップ高。キャリア、ドリコム、ファーストコーポ、ネットイヤーが買われた。
10月07日 アフターランチ
「IRコンテスト」
芝は金杉に住む株屋の勝五郎。
腕はいいし人間も悪くないが、大酒のみで怠け者。
・・・続き
ファンドマネージャーやアナリストと個人投資家の違い。
資金力や情報武装力やシステム力は圧倒的に前者と後者の差がある。
しかし決定的なのはオウンマネーかどうかだろう。
自分のお金が関係ないからどこか他人風のコメントが多いように聞こえる。
言い換えれば「夜安眠できるのがファンドマネージャー。
夜安眠できないのが個人投資家」と言えるのかも知れない。
もっとも・・・。
自分の都合だけを優先させる市場関係者というのもいかがなものだろう。
四季報で大株主上位に出ている訳ではなかろうが同じ銘柄に頻繁に注目する傾向。
「どうしてこれに注目?」と怪訝な思いをすると意外と素直な理由があったりする。
他人風と自分都合。
どちらがいいのかは結構微妙ところ。
「10月相場の騰落は下半期の相場への影響が大きい」と大和のレポート。
1949年以降の年度下半期のパフォーマンス。
10月に株価が上昇した年度は、下半期通じての株価の上昇確率も8割以上とた高い。
その場合の10月〜翌年3月の株価平均騰落率も+14%以上と高い。
10月の株価が下落した年度と比べて差が大きい。
19月相場と翌年3月相場の株価騰落の方向は一致しやすいということもある。
最近10年間で16回で両者の騰落の方向が一致している。
外国人投資家の売りが出やすい10月に株価が上昇→国内勢の強気姿勢を反映。
その動きが同じ下半期末の3月にも繰り返されている可能性があるという。
★10月の騰落率がプラス→下期は30勝6敗。
上昇確率83.3%
平均騰落率プラス14.17%。
★10月の騰落率がマイナス→下期は17勝14敗。
上昇確率54.8%。
平均騰落率マイナス1.48%。
★10月と翌年3月のパフォーマンス
2015年10月プラス9.7%→3月プラス4.6%
2014年10月+1.5%→3月プラス2.2%
2013年10月マイナス0.9%→3月マイナス0.1%
2012年10月プラス0.7%→3月プラス7.3%
2011年10月プラス3.3%→3月プラス3.7%
2010年10月マイナス1.8%→3月マイナス8.2%
2009年10月マイナス1.0%→3月プラス9.5%
2008年10月マイナス23.8%→3月プラス7.2%
2007年10月マイナス0.3%→3月マイナス7.9%
2006年10月プラス1.7%→3月マイナス1.8%
スケジュールを見てみると・・・
7日(金):米雇用統計、消費者信用残高、IMF世銀年次総会(ワシントン)
週末:第2回米大統領候補TV討論会
10日(月):体育の日で休場、ユーロ圏財務相会合、ノーベル経済学賞
11日(火):景気ウォッチャー調査、国際収支、独ZEW景況感、EU財務相理事会、インド休場
12日(水):機械受注、米FOMC議事録、3年・10年国債入札
13日(木):都心オフィス空室率、ソニーのプレステVR発売、米輸入物価、BOE金融委員会、中国9月貿易収支、ノーベル文学賞
14日(金):マネーストック、オプションSQ、米ミシガン大学消費者信頼感、企業在庫、イエレン議長講演、APEC財務相会合(ペルー)、中国経済指標
「大学生対抗IRプレゼンコンテスト」とは、学生が投資家目線で企業を徹底分析し、
投資に関する講演や学生による企業のIRプレゼンコンテストによって、
若い世代の金融リテラシーの向上を目的としたイベントです。
これは、学生投資連合が主体となり、日本証券業協会、株式会社日本取引所ク?ルーフ?、
公益社団法人日本証券アナリスト協会などが後援するほか、
レオパレス21を含む事業会社7社が参加し共同開催するもので、
「学生とIRの融合」をテーマにしたこれまでにない試みとなります。
後援団体は講師のご手配や集客などで協力。
事業会社においては学生への投資教育という視点からCSR活動の一環として参加します。
本コンテストの事前勉強会を7月6日(水)に開催。
ストックウェザー「兜町カタリスト」編集長であり株式評論家の櫻井英明氏や、
2014年に四季リサーチを設立された複眼経済観測所の渡部清二氏といった著名な講師陣による講演や
各大学が発表を行う企業の抽選会が実施されました。
その後、各大学は企業を訪問し取材を行い、
10月8日(土)のコンテストでは各大学による企業分析のプレゼンテーションが行われます。
(1)東京大学→東海東京
(2)明治大学B→星野リゾート
(3)中央大学→フロイント産業
(4)早稲田大学A→JPX
(5)早稲田大学B→レオパレス21
(6)明治大学A→ショーケース・ティービー
(7)武蔵大学→ファーストコーポレーション
(8)専修大学→フロイント産業
天気が良ければ地球と格闘したいところだが・・・。
良い3連休を。
(櫻井)
10月07日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=反落 30円安の1万6869円 セブン&アイが安い
7日前引けの日経平均株価は5日ぶり反落。前日比30円01銭安の1万6869円09銭で前場の取引を終了した。
・・・続き
市場が注目する9月の米雇用統計の発表を日本時間の今晩に控え、利益確定目的の売りが出やすかった。もっとも、6日のニューヨーク原油先物相場が節目の50ドル台を回復して投資家心理が改善しているため、一方的な売りも手控えられた。
JPX日経インデックス400は反落し、前引けは前日比32.25ポイント安の1万2091.01でだった。TOPIXは反落した。
東証1部の値上がり銘柄数は538、値下がりは1267、変わらずは166と、値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を大幅に上回った。
日経平均マイナス寄与度は18.42円の押し下げでファストリがトップ。以下、ソフトバンクが7.48円、セブン&アイが6.45円、電通が5.76円と並んだ。
プラス寄与度トップはファナックで、日経平均を13.43円押し上げ。次いでブリヂストンが3.41円、ダイキンが2.80円、日東電が2.38円と続いた。
業種別では33業種中15業種が値上がり。1位は海運で、以下、ゴム製品、鉱業、保険が続いた。値下がり上位には小売、不動産、建設が並んだ。
前日にH2Oリテイとの資本業務提携を発表したセブン&アイは前日比3%超下落した。
日本郵船、商船三井、川崎汽船など海運株が軒並み大幅上昇、業種別騰落率で断トツに買われている。
鉄鉱石や石炭、穀物などを運ぶばら積み船市況の総合的な値動きを表すバルチック海運指数が前日6日に46ポイント高と急騰、水準を一気に915まで切り上げてきた。これを受けてバルチック指数と株価連動性の高い海運株に物色の矛先が向かっている。
東京株式2部市場は反落。前引けの2部指数は、前日比16.37ポイント安の4444.16となった。
個別銘柄ではテクノマセ、インタートレ、ヨネックス、旭松食品が売られた。一方、桜島埠頭、プラズマ、Fastep、RVHは買われた。
10月07日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】日経ジャスダック平均株価=続伸、ベクターとエージーピーがストップ高
・・・続き
7日前引けの日経ジャスダック平均株価は小幅に続伸し前日比66銭高の2538円63銭。
個別銘柄ではベクター、エージーピーがストップ高。ガーラ、ANAP、チャームケア、IPSが買われた。半面、GFA、ULSグループ、ユニリタ、文教堂HDが売られた。
10月07日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=反落、チェンジなどが売られる
・・・続き
7日前引けの東証マザーズは前日比8.17ポイント安の953.08と反落。
個別銘柄ではチェンジ、リアルコム、カヤック、アライドアーキが売られた。
一方、ストリームがストップ高。シンクロ・フード、ドリコム、AppBank<6177.T>、キャリアなどが買われた。
10月07日 相場概況(寄り付き後)
【市況】日経平均 10時、1万6900円台手前での小動き 利益確定売りが先行
[10時の概況]
7日10時現在の日経平均株価は前日比24円10銭安の1万6875円00銭で推移している。
・・・続き
米国株はさえなかったものの、原油価格上昇や円安ドル高などを背景に、日経平均は前日終値水準で取引を開始。1万6900円台手前での小動きとなっている。
朝方、為替市場ではポンドが急落。一部市場関係者は「誤発注ではないか」と指摘するが、ポンドの荒い値動きが警戒されて、ドル・円は103円70銭台、ユーロ・円は115円40銭台と朝方7時時点との比較では円高で推移している
午前10時現在の東証1部の値上がり銘柄数は、値下がり銘柄数は、変わらずは銘柄だった。業種別では33業種中、13業種前後が高い。値上がり上位に海運、鉱業、ゴム製品、石油、保険など。半面、値下がりは小売、サービス、建設、情報通信、証券など。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も小幅に反落している。
業種別TOPIXは小売業の下げが目立つ。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で4903億円、売買高は4億6563万株。値下がり銘柄数は1064、値上がりは705、変わらずは202。
日経平均マイナス寄与度は11.89円の押し下げでファストリ がトップ。以下、ソフトバンクが9.55円、セブン&アイが5.06円、電通が4.22円と続いている。
プラス寄与度トップはファナックで、日経平均を14.77円押し上げている。次いでダイキンが3.38円、ブリヂストンが2.53円、オリンパスが2.49円、テルモが2.30円と続く。
個別では、前日にH2Oリテイとの資本業務提携を発表したセブン&アイが下落している。セコム、NTTデータなどのほか、花王、アサヒなど内需関連が安い。一方、ファナックは堅調。SOMPOなど保険株も底堅い
東証2部株価指数は続落している。シャープ、ジー・スリー、岡本工が安い。半面、安川情報、ゼニス羽田、アサヒ陶が高い。
225先物はアムロ・クレディ・UBS・パリバ・ソジェン・ドイツが買い越し。
野村・三菱・日興・ナティクス・JP・大和が売り越し。
TOPIX先物はJP・バークレイズ・ソジェン・三菱が買い越し。
パリバ・みずほ・GS・ナテュクス・野村・メリルが売り越し。
外資系等はむさし精密(7220)、わらべや(2918)、
ウェルシア(3141)、フロイント(6312)に注目。
テクニカル的にはわらべや(2918)、神栄(3004)、アルペン(3028)、薬王堂(3385)、住江織(3501)、ワコール(3591)、中越パ(3877)、石原産(4028)、積水化(4204)、大塚商(4768)、富士興(5009)、アーレスティ(5852)、やまびこ(6250)、丸山製(6316)、渋谷工(6340)、CKD(6407)、日立(6501)、GSユアサ(6674)、アクセル(6730)、信号(6741)、山一電(6941)、北電工(6989)、富山第一(7184)、今仙電(7266)、エクセディ(7278)、愛三工(7283)、新家工(7305)、シマノ(7309)、ドンキ(7532)、ニコン(7731)、凸版(7911)、共同印(7914)、日写(7915)、アシックス(7936)、ニチハ(7943)、リンテック(7966)、豊田通商(8015)、三菱商事(8058)、松屋(8237)、ニッコン(9072)、商船三井(9104)、飯野海(9119)、住友倉(9303)、近鉄エクス(9375)、日テレ(9404)、スカパー(9412)、ベネッセ(9783)、吉野家(9861)、バロー(9956)、アルテック(9972)が動兆。
10月07日 カタリストコメント
「TOPIXも200日線を上回った」
米国株式市場はNYダウ、NASDAQが下落。
S&P500が小幅高と小動きの展開。
・・・続き
9月の米雇用統計待ちとの解釈。
3市場の売買高も63億株と低下した。
ダウ一時100ドル超下落した場面もあったから引けにかけて下落幅を縮小した格好。
大型ハリケーン「マシュー」が米南東部沿岸に接近中で警戒感の高い原油はバレル50ドル台を回復。
6月9日以来約4カ月ぶりの高値となった。
供給過剰の解消期待が背景にあるという。
新規失業保険週間申請件数は前週比5000件減の24.9万件。
市場予想の25.7万件を下回て着地。
4週移動平均はほぼ43年ぶりの低水準となった。
「あらゆる要素は雇用統計までの序章にすぎない」という声もある。
今夜発表予定の非農業部門雇用者数は前月比17.5万人増と予想されている。
8月分がどの程度上昇修正されるかもポイント。
もしも7万人程度の増加となると12月利上げ観測に拍車がかかろう。
先取りするかのようにドルは円に対して8日続伸。
2014年7月以降で最長の連続高だ。
「現時点でドルが享受しているのは楽観というより、むしろ悲観的な見方の後退だ」という指摘もある。
12月までの米利上げ確率は64%。
先週初めの51%から上昇。
11月利上げの確率も24%に上昇した。
ディズニーとアルファベットが買収しない方向からツイッターが下落。
来年の利益の横ばい見通しからウォールマートが下落。
日経平均は4日続伸。
TOPIは4カ月ぶりの高値を付け200日線(1343ポイント)を上回った。
昨年12月18日以来のことになる。
日経平均は既に9月5日に一度上抜けていたから追いついた格好。
日銀のTOPIX重視の方向が奏功した格好だ。
25日線は1335ポイントで上抜く可能性が出てきた。
MASDがゴールデンクロスしたこともは好材料だろう。
7月19日以来の4日続伸の背景は円安トレンドの進行。
昨日のNYでは104円台をつけてきた。
「ほとんど為替だけで上に行ったようなもの」という声もある。
その意味では「高値16971円と17000円を取りきれず迫力不足は否めない」という印象もうなずける。
「またぞろ、はしごを外されるのではないか的な恐怖感が伴う時期」という声も聞かれる。
225先物大証終値は16930円。
今夜の雇用統計と明日からの3連休。
警戒モードはあるだろう。
しかし昨日引け際の先物売りは5日続伸のためだったと考えられなくもない。
雇用統計が良好で週末のNY株が利上げ懸念からいったん下落する可能性もある。
しかしも週明け月曜は景気実態の良さに着目した巻き戻しに期待できようか。
東京市場の月曜休みはそのためのワンクッションと考えたい。
サッカー日本代表の2連勝も自信復帰に多少役立つかもしれない。
カラ売り比率は36%台と安定。
まずは9月メジャーSQ値17011円を眺めたいところ。
英半導体アーム社のCEOサイモン・シガース氏が日経朝刊に登場した。
ソフトバンクの孫さんが3.3兆円も使って買いにいった企業のトップである。
結論は「ポストスマホの事業の柱はIoT」。
スマホ→自動車関連の図式となる。
確かに車はタイヤの上にコンピュータが乗っている。
この方向性にブレはないだろう。
「完成車や部品メーカー、ソフトウェア会社との対話している」。
その行方は「コネクテッドカー(つながる車)」。
「インフォテイメント」という音楽・映像・ナビゲーションなどがまずはとっかかり。
トヨタと7年先を見据えた技術開発」は当然自動運転に向かおう。
「アームの競争力は技術そのものでなく、生態系を作り上げる力。
アームの半導体設計が世界標準になるようにしてきた」。
2020年の車載用半導体市場は15年比34%拡大見通し。
フォーカスはここにある。
そういえば・・・。
今週2回取材したPCI(3918)。
自動車産業向け組込み系(エンベデッド)ソフトウェア開発に強みを持っている。
「複数年にわたり研究開発を行ってまいりました自動車関連通信制御技術分野が開花しました。
具体的には『V-Lowマルチメディア放送i-dio』の放送開始。
神戸市『市バスを情報通信基地とする実証実験』への実証事業主体としての参画。
総務省主催『非常時のアドホック通信ネットワークの活用に関する研究会』への構成員としての参画です。
将来的な成長戦略の一つとなる橋頭堡が築けたと実感しております」。
小さな一歩も大きな一歩と一緒の一歩。
因みに総務省の「非常時のアドホック通信ネットワークの活用に関する研究会」。
メンバー企業はトヨタ、ホンダ、ドコモ、ソフトバンク、KDDI、NEC、OKI。
そしてPCIとなっている。
キーワードは「エンデベッテッド」。
半導体等への組み込みソフトだ。
「特定の機能を実現するために機械や機器に組み込まれるコンピュータシステム」と定義される。
携帯、デジタル家電、自動車など多機能なシステムで複数のハード・ソフトを組み合わせたもの。
もうひとつ重要なのはサイバーセキュリティになる。
ここでLynx社のIoT機器向けセキュリティ・ソリューション「LynxSECURE」が登場する。
組み込みレベルでのセキュリティ分野で20年来の協業先がアドソル日進(3837)。
日経朝刊広告の「IoT時代のセキュリティ・フォーラム2016」。
21日にイイノホールで開催されるがその特別協賛社だ。
この2社は今年東証1部に上場。
市場は意外と時代を先取りしている。
興味深かったのは三井住友銀行の高橋誠一郎副頭取。
安部首相の会食に良く登場する御仁だ。
「日本は国債残高の多さを理由に株・債券・為替が軒並み売られるトリプル安に陥るリスクが指摘される。
ただこうしたパニック的な展開を今すぐ懸念する必要はないだろう。
過去にも金利の急上昇を見込んで外国人投資家が円債売りを仕掛けたがことごとく失敗した」。
裏返して読めば「株安・金利上昇・円安」はパニックの原因だということ。
円安がパニックになるのが常識だが、今は刹那的に円安を望むマーケット。
デフレ脱却を唱える市場だが、本来はインフレよりも悪くないとう現実。
これらが正確に首相に伝わっているならば東京市場の未来は明るい筈。
報道されたセブン&アイとエイチ・ツー・オーリテイリングの資本業務提携。
阪神も西武も野球の弱さだけは目立った年だったが・・・。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
ジェイリース(7187)・・・動兆。
ジェイリースに注目する。
同社は家賃債務保証が中核。
地盤の九州から大都市へと拡大基調。
外国人向け賃貸不動産の拡大に期待感。
(1850円)。
(兜町カタリスト櫻井)
10月07日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 10月07日号
10月07日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
7日の東京株式市場は続伸スタートで堅調展開だろう。
・・・続き
日経平均株価予想レンジは、1万6700円−1万7000円を想定する。
1万7000円台に乗せる場面もありそう。
米国株式は、9月の雇用統計の発表を前に、手控えムードから小反落したものの、為替相場は、米国でドル・円が1ドル=104円台に乗せる場面がみられた。
足元でも103円台の後半で推移し、対ドルでの円安基調が継続しているとみられ、輸出関連の主力株には、下支え要因として意識されそう
ただ、買い一巡後は、米国株式市場と同様に、米9月雇用統計の内容を確認したい、また3連休控えの週末ということもあり様子見気分が広がる可能性もあり、注意したい。
シカゴ市場日経平均先物の円建て清算値は、6日の大阪取引所終値比45円高の1万6945円だった
主要外国証券経由の注文動向は、売り1630万株、買い1460万株で、差し引き170万株の売り越し。売り越しは3営業日連続。金額は買い越し。
売りセクターに、自動車、海運、小売、薬品、商社、化学、通信、情報通信、不動産、サービスなど。買いセクターに、その他製品、非鉄、食品、サービス、ゴム、電機、自動車など。
【好材料銘柄】
■GCA <2174>
今期配当を10円増額修正。
■エイチ・ツー・オー リテイリング <8242>
セブン&アイ・ホールディングス <3382> と資本業務提携。業務面ではセブン&アイ傘下のそごう神戸店、西武高槻店、そごう西神店を承継する。また、関西のセブンイレブン店舗に同社ポイントプログラム「Sポイント」を導入する。資本面では同社発行済み株式の3%にあたる約57億円を目安に株式を持ち合うことを検討していく。
■省電舎 <1711>
太陽光発電関連と省エネルギー商材の開発・販売を手掛けるエールケンフォーを株式交換で連結子会社化する。エールケンフォーは同社創業者の中村健治氏が設立した会社で、16年8月期は売上高17億円、経常利益2.2億円を見込む。
■リアルワールド <3691>
子会社マークアイが農林水産知的財産保護コンソーシアム事務局の運営を受注。
主な経済指標・スケジュール
7(金)
【国内】
8月毎月勤労統計調査(9:00)
8月景気動向指数(14:00)
《決算発表》
サカタのタネ、コシダカホールディングス、シー・ヴイ・エス・ベイエリア、ネクステージ、ANAP、キリン堂ホールディングス、TOKYO BASE、メディア工房、システムインテグレータ、シリコンスタジオ、大阪有機化学工業、トーセ、マルゼン、岡野バルブ製造、エコートレーディング、ポプラ、シグマ光機、旭化学工業、オンワードホールディングス、ワキタ、島忠、チヨダ、高島屋、東武ストア、日本BS放送、天満屋ストア、吉野家ホールディングス、アルテック
【海外】
米9月雇用統計(21:30)
米8月消費者信用残高(10/8 4:00)
IMF・世銀年次総会(〜10/9 ワシントン)
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
10月06日 【NY株/欧州株概況】
【市況】NYダウは12ドル安と反落、雇用統計前に様子見
・・・続き
6日のNYダウ工業株30種平均は小幅ながら反落し、前日比12ドル53セント安の1万8268ドル50セントで終えた。
朝方は雇用統計を明日に控えて利益確定の売りが広がり、下落して始まった。
週間新規失業保険申請件数が予想から大きく減少し、追加利上げ観測の拡大に繋がったものの、原油高を受けて下値は限られた。欧州中央銀行(ECB)が量的緩和策の段階的な縮小を計画しているとの報道を否定したことをきっかけに下げ幅を縮小し、その後は小動きとなった。
ダウ平均は一時110ドル超下げる場面があったが、午後に入り急速に下げ幅を縮めた。
また、慎重な業績見通しを発表した小売りのウォルマート・ストアーズなど悪材料が出た銘柄が売られ、指数の重荷となった。
ウォルマートは投資家向け説明会で示した2019年1月期通期までの1株利益見通しが市場予想を大きく下回った。証券会社による投資判断の引き下げが伝わったアメリカン・エキスプレスも大幅安となった。2銘柄でダウ平均を32ドル押し下げた。
ナスダック総合株価指数も反落し、同9.168ポイント安の5306.852で終えた。
セクター別では、素材や半導体・半導体製造装置が上昇する一方で自動車・自動車部品や食品・生活必需品小売が下落した。
身売り観測が高まる短文投稿サイトのツイッター(TWTR)は、買い手候補と目される検索大手のアルファベット(GOOGL)や、エンターテイメントのウォルト・ディズニー(DIS)による買収の可能性が低いとの報道を受け、大幅下落。医療保険のユナイテッドヘルス・グループやゼネラル・エレクトリック(GE)、製薬のファイザーが売られた。
一方、9月の既存店売上高が前年同月比で増えた婦人衣料・雑貨のエル・ブランズが買われた。ホームセンターのホーム・デポや化学のデュポン、アップルが高い。
NYダウ工業株30種(ドル)
18,268.50−12.53
S&P500種
2,160.77
ナスダック
5,306.852−9.168
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は小幅に下げた。12月物は前日比5円安の1万6945円で引け、前夜の大取終値を45円上回った。7日に注目材料である9月の米雇用統計発表を控え、動意薄のなか米株とともに上値の重い展開になった。この日発表になった週間の米新規失業保険申請件数が予想に反して減少し、年内利上げへの思惑が強まった。この日の12月物安値は1万6830円、高値は1万6960円。
シカゴ日経225先物12月限 (円建て)
16945 ( +45 )
シカゴ日経225先物12月限 (ドル建て)
16975 ( +75 )
( )は大阪取引所終値比
【06日の欧州株式市場】
イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 6999.96(−33.29)
FTSE100種総合株価指数は続落。前日終値に比べ33.29ポイント安の6999.96で引けた。構成銘柄の約8割が下落した。米株の下落に連れて午後にかけて売りが強まった。格安航空のイージージェットが大幅下落したほか、主力の鉱業株も売りに押され、指数の足を引っ張った。
ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 10568.80(−16.98)
ドイツ株式指数(DAX)は続落。終値は前日比16.98ポイント(0.16%)安の10568.80だった。電力株と銀行株、不動産のボノビアが下落。一方、半導体のインフィニオンテクノロジーズ、化学のBASFが高かった。
フランス・パリ株価指数
CAC40 4480.10(−9.85)
10月06日 マーケットコメント
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
6日の日経平均株価は4日続伸。終値は前日比79円高の1万6899円で、先月9日以来、約1カ月ぶりの水準まで回復してきた。
・・・続き
取引時間中は1万6971円(152円高)と1万7000円にかなり近づく場面があったが、大台という節目接近で途中から上値が重くなってしまった。もっとも、じわりと進む円安の動きは最近にしては新鮮で、市場には円安・株高への期待感も芽生えつつあった。
明日(7日)は米雇用統計が控えている上に三連休前で、動きづらい展開が想定される。
後場には手控えムードが強まる展開もありそうだ。
ただし、足元の円安の流れはかなり強い。
為替相場の一段の円安や原油相場の50ドル突破などでもち合いレンジの上限である1万7000円を捉えてくる展開が期待されてくる。
日経平均が足元で4日続伸となり、25日線と200日線を上抜いた格好となった。2日連続で200日線を超えるのは、9月5−6日以来となる
足元で200日線を超え25日線も上向きになりつつあり、先高が期待される動きとなっているが、市場では「チャート上では、明確なトレンドの変化にはまだ時間を要する」と慎重な声も聞かれた。
【市況】東証主体別売買動向・9月第4週、外国人は1887億円の売り越し
東京証券取引所が6日発表した9月第4週(9月26〜30日)の投資部門別売買動向(東京・名古屋2市場、1、2部など)は、海外投資家が1887億7242万円の売り越しとなった。外国人の売り越しは5週連続。前週は1019億2316万円の売り越しだった。個人投資家は547億9536万円と2週ぶりの買い越しだった。信託銀行は372億1165万円と2週ぶりの売り越し。事業法人は90億4292万円と2週連続の売り越しとなった。
10月06日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を4銘柄更新しました。
[4548]生化学工業
[3022]山下医科器械
[7564]ワークマン
[9368]キムラユニティー
10月06日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=79円高4日続伸。円安や原油高を好感
【大引け概況】
6日の日経平均株価は4日続伸した。前日比79円86銭高の1万6899円10銭で終えた。
・・・続き
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前日の米国株市場が堅調だったほか、外国為替市場で1ドル=103円台半ばまでドル高・円安が進行、WTI原油価格も約3日月ぶりの高値水準に急伸したことを受け、リスク選好ムードが継続した。
朝方は円安進行を好感した買いが自動車や機械など主力の輸出関連株に入り、相場をけん引した。前日のニューヨーク市場で原油価格が上昇したことを受け、資源関連株は終日堅調に推移した。
一方で、節目の1万7000円に近づいた場面では目先の利益を確定する売りに押された。米利上げの先行きを占ううえで重要な9月の米雇用統計の発表が7日に迫り、大引けにかけては持ち高を調整するための売りも出て上値が重くなった。
株式市場では依然として円高への警戒感もくすぶっており、10月末に本格化する決算発表時に今期業績見通しの下方修正を懸念し、買いを手控える投資家もいた。
JPX日経インデックス400は4日続伸。終値は前日比61.77ポイント高の1万2123.26だった。東証株価指数(TOPIX)は4日続伸し、6.12ポイント高の1353.93で終えた。
東証1部の売買代金は概算で1兆8673億円。売買高は17億244万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1116と、全体の56%を占めた。値下がりは714、変わらずは151銘柄だった。
個別では、米企業保険を買収すると発表したSOMPOホールディングスが大幅高となった。中国レノボ・グループがパソコン事業を傘下に収めると伝わった富士通の値上がりも目立った。小野薬や国際石開帝石も上昇した。三井住友フィナンシャルグループなどメガバンクもしっかり。テクマトリックスが急反発となり、アーレスティも物色人気だった。
半面、前日の取引終了後に2017年2月期の業績見通しを下方修正したABCマートは大幅安となった。良品計画の下げも目立っている。セブン銀行が値を下げたほか、楽天や任天堂も下げた。ディー・エヌ・エーも売りに押され、前日ストップ高のイマジカ・ロボット ホールディングスも利益確定売りに反落した。
東証2部株価指数は小幅に続伸した。大引けの2部指数は、前日比9.53ポイント高の4460.53となった。
個別銘柄ではテクノマセが一時ストップ高。インタートレ、マーチャントとRVHが上げた。半面、旭松食品とヨネックス、大和、川口化、ボーソー油は下げた。
10月06日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】日経ジャスダック平均株価=4日続伸、投資家心理が改善
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は4日続伸した。終値は前日比5円92銭高い2537円97銭だった。前日の米国株高などで投資家心理が改善し、新興市場でも好材料が出た銘柄や直近新規株式公開(IPO)銘柄を中心に買いが入った。
ジャスダック市場の売買代金は概算で333億円、売買高は7992万株だった。
個別銘柄ではベクターがストップ高、放電精密、RED、チャームケア、Eストアー、ラクオリアが上昇した。半面、レイ、モジュレ、シンバイオ製薬、田中化研、極楽湯、テックファムは下落した。
10月06日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ指数=4日続伸、直近IPO銘柄が買われる
・・・続き
東証マザーズ指数も小幅ながら4日続伸した。終値は前日比0.81ポイント高い961.25だった。
個別銘柄ではシンクロ・フード、リファインバースがストップ高。AppBank、FRONTEO、デジタルI、G−FACTORY、そーせい、チェンジが上昇した。半面、エディア、エンバイオHD、メドピア、サイジニア、シルバエッグやセラク、ジグソーが下落した。
10月06日 アフターランチ
「芝浜」
芝は金杉に住む株屋の勝五郎。
腕はいいし人間も悪くないが、大酒のみで怠け者。
・・・続き
金が入ると片っ端からのんでしまう。
仕事回りもろくにしないから、年中裏店住まいで家賃もずっと滞納。
師走で、大納会しも近いというのに、勝公、相変わらず仕事を休み大酒を食らって寝ているばかり。
女房は我慢に我慢を重ねていたがいても立ってもいられなくなった。
真夜中に亭主をたたき起こしてこのままじゃ年も越せないから
上がる株を見つけて儲けてくれとせっつく。
亭主はぶつくさ言って嫌がるが・・・。
パソコンにはチャートが投影され四季報も置いてある。
決算短信も並べてあり、相場表も新しくなっているという用意のよさ。
文句も言えずデスクの前に座りいやいやながら相場に対峙する。
場に出てみると、
まだ寄り付きは迎えてない。
カカアの奴、時間を間違えて早く起こしゃあがったらしい、
ええいめえましいと、勝五郎はしかたなく、
芝の浜に出て時間をつぶすことにする。
顔を洗おうと波打ち際に手を入れるとひらめいた。
拾ってみるとボロボロの財布。
指で中をさぐると紙が一枚。
書いてあるのは4ケタの数字がゴロゴロ。
さすがに株屋の勝五郎。
「ひょっとしたらこの証券コードの株を買ったら儲かるかもしれない」。
すぐに家に帰りパソコンの前に座るとやおらトレーディングにいそしみ始めた。
すると次から次へとストップ高が続出。
2倍が4倍、4倍が8倍、8倍が16倍、16倍が32倍、32倍が64倍。
64倍が128倍。128倍が256倍。256倍が512倍。
512倍が1024倍。
寝る間も惜しんで人が変わったように24時間トレーディング。
たった数日の間に元手の100万円が10億円に化けた。
当分は遊んで暮らせると喜んだ株勝。
いつものように友達を呼んで酒をくらいそのまま酔いつぶれて寝てしまう。
不意に女房が起こすので目を覚ますと年を越せないから儲かる株を見つけてくれと言う。
金は10億円もあるじゃねえかと叱ると
「どこにそんな金がある、おまえさん夢でも見てたんだよ」。
と、思いがけない言葉。
聞いてみると・・・。
株商いをやろうとしたがずっと寝ていて、昼ごろ突然起きだし、
友達を呼んでドンチャン騒ぎをした挙げ句、また酔いつぶれて寝てしまったという。
10億円儲けたのは夢、
大騒ぎは現実というから念がいっている。
今度はさすがに株勝も自分が情けなくなり、
今日から酒はきっぱりやめて株商いに精を出すと女房に誓う。
それから三年。
すっかり改心して株の商いに励んだ勝五郎。
顧客も増え、小金もたまって、
今は小さいながら支店の長となった。
大納会、片付けも全部済まして夫婦水入らずという時、
女房が見てもらいたいものがあると出したのは紛れもない、
あの時の10億円のゼロの数字。
実は亭主が寝た後、思い余って大家に相談に行くと、
あぶく銭など使えばインサイダーじゃないかと疑われて後ろに手が回るから、
これは奉行所に届け、夢だったの一点張りにしておけという忠告。
そうして隠し通してきたが、
もうそろそろ亭主も改心したのでいい時期に来たと思ったらしい。
おまえさんが好きな酒もやめて懸命に働くのを見るにつけ、
辛くて申し訳なくて、
陰で手を合わせていたと泣く女房。
「とんでもねえ。おめえが夢にしてくれなかったら、
今ごろ、おれの首はなかったかもしれねえ。
手を合わせるのはこっちの方だ」
女房が、
もうおまえさんも大丈夫だからのんどくれ
と、酒を出す。
株勝、そっと口に運んで、
「よそう。また夢になるといけねえ」(終)。
両替屋の論理と一次産品先物屋の論理。
両替屋はサヤで儲け、一次産品先物屋は価格変動で儲ける。
だから両替屋は相場がどちらに動いても良いし、一次産品先物屋は大きく動くことを望む。
この違いが相場シナリオの差になっているのだろう。
どちらも国家の存亡に関わるという点では一緒。
自国通貨が売られれれば国家は破たんする。
一時産品の価格が下落すれば特に新興国家経済は存亡の危機を迎える。
かなり重要なファクターである。
それゆえ為替の世界では公定歩合の引き上げの時期などについて嘘もあるだろう。
「上げない」といって上げ、「介入しない」といって介入する。
一時産品の場合は戦争が起こることもある。
これが歴史。
株屋はもともとの自己売買主流から手数料主義へと変身。
相場の行方ではなく、マネーの置き場の移動が本領になってしまったという経緯。
そこにコンプラでがんじがらめになって、身動きはほとんどできないというのが現実だろう。
そう考えると、一見金融の世界の鎧を覆って見えることもあるがドイツ銀の問題なども金や原油の世界での話題。
それに両替屋が経済指標スケジュールを当てはめて追随。
株屋は最後に咀嚼するみたいな構図だろうか。
これではなかなか勝てないような気がする。
鎧橋と江戸橋が隔てているものは結構大きい。
(櫻井)
10月06日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価は上昇幅をやや拡大
・・・続き
[後場寄り付き概況]
6日、後場寄り付きの東京株式市場では、日経平均株価は上昇幅をやや拡大している。
前日比120円高の1万6940円近辺で推移し、午前の終値を上回っている。
東京外国為替市場で円相場は1ドル=103円台半ばの円安水準を保ち、輸出関連株を中心に買いが入っている。
一方で、上値では節目である1万7000円を前にして利益を確定する売りも出ており、上値は重い。JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も堅調に推移する。
前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約541億円成立した。
12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で1兆619億円、売買高は10億5073万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1227と、前引け時点からやや増加した。値下がりは604、変わらずは150銘柄だった。
個別では、野薬や大東建が後場に一段高し、ヤマトHDと味の素も上げ幅を広げた。富士通とSOMPOは日中の高値圏で推移している。一方、任天堂や楽天は一段安した。ユニチャームとカカクコムも下げている。
10月06日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=円安や原油高受け続伸 96円高の1万6915円
6日午前の日経平均株価は続伸した。
・・・続き
午前終値は前日比96円70銭高の1万6915円94銭だった。
上げ幅は一時、150円を超えた。米経済指標の改善や原油高を背景に5日の米国株式相場が上昇し、東京株式市場でも運用リスクを取る動きが広がった。
外国為替市場で円相場が約1カ月ぶりの円安・ドル高水準に下落し1ドル=103円台半ばまで円安が進行したことが主力株中心に株価を後押しした。原油市況が上昇したこともリスクオンの流れを助長している。
ただ心理的な節目となる1万7000円を前に利益確定売りも出て、前引けにかけては伸び悩んだ。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も続伸した。
午前の東証1部の売買代金は概算で9318億円、売買高は9億1546万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1167と、全体の約59%を占めた。値下がりは641、変わらずは167銘柄だった。
個別では、米企業保険を買収すると発表したSOMPOが大幅高となり、第一生命HDとMS&ADも上げた。円安を背景にトヨタ自動車など自動車株が買われた。新日鉄住金とJXが上げ、小野薬とファナックの上げも大きかった。
一方、2017年2月期の業績予想を下方修正したABCマートは急落した。トクヤマとディーエヌエ、セブン銀行の下げも目立った。
東証2部株価指数は反発した。前引けの2部指数は、前日比5.56ポイント高の4456.56となった。
個別銘柄ではラオックスやRVHが上げ、ヨネックスと朝日インテクは下げた。旭松食品が一時ストップ高。インタートレ、テクノマセ、マーチャントが上げた。 半面、ヨネックスと朝日インテク、桜島埠頭が下げた。
10月06日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】日経ジャスダック平均株価=続伸、投資家心理改善で、新興市場にも買い
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前日比3円11銭高の2535円16銭だった。 円安・ドル高の進行を受けて東証1部の主力株が上昇。投資家心理の改善を受け、新興市場の銘柄にも買いが入った。
ジャスダック市場の売買代金は概算で181億円、売買高は4427万株。
個別銘柄ではモジュレが引き続き高い。ベクターやプロシップ、セプテニHDも上昇した。 半面、そーせいやロゼッタ、シンバイオが値を下げ、極楽湯、マクドナルドが下落した。
10月06日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=小幅続伸、リファインバースなどが一時ストップ高
・・・続き
東証マザーズ指数も小幅に続伸した。前引けは前日比0.06ポイント高の960.50だった。
個別銘柄ではシンクロ・フード、リファインバースが一時ストップ高。チェンジ、シンクロが上昇した。 半面、リアルコム、Trends、エディアが下落した。
10月06日 相場概況(寄り付き後)
【市況】東京株式(寄り付き)=続伸。米株高、円安進行、原油高
[寄り付きの概況]
6日の日経平均株価は前日比94円36銭高の1万6913円60銭で寄り付いた。
・・・続き
4日続伸してスタート。その後も堅調な展開で上げ幅は100円を超えている。
5日のNYダウが3日ぶりに反発したことを好感した。
外国為替市場で円相場が対ドルで1カ月ぶりの水準に下落し、輸出企業の採算悪化懸念が後退。自動車の富士重やマツダなど外需関連株に買いが入っている。
寄り付き時点で業種別では33業種中、27業種前後が高く、値上がり上位に鉱業、保険、証券、海運、石油など。
国際石油開発帝石、石油資源開発、日本海洋掘削など資源開発関連が軒並み上昇、三菱商事、三井物産など総合商社株にも買いが優勢となっている。
財務省が、取引開始前に発表した9月25日−10月1日の対内対外証券売買契約状況では、非居住者の株式取引が2517億円の取得超で、4週ぶりに取得超となっている。
225先物はモルスタ・みずほ・ソジェン・アムロ・メリルが買い越し。
野村・UBS・JP・三菱・GS・HSBCが売り越し。
TOPIX先物はバークレイズ・GS・ソジェン・クレディ・アムロが買い越し。
ドイツ・メリル・大和・野村が売り越し。
外資系等は五洋(1893)、ニトリ(9843)に注目。
テクニカル的には石油資源(1662)、フィード・ワン(2060)、エディオン(2730)、サーラ(2734)、三越伊勢丹(3099)、トヨタ紡(3116)、UKC(3156)、TOKAI(3167)、ジョイ本田(3191)、ニッケ(3201)、三交(3232)、巴川紙(3878)、日化成(4007)、デンカ(4061)、EPS(4282)、ミヨシ(4404)、一工薬(4461)、住友ゴム(5110)、イソライト(5358)、菱製鋼(5632)、岡部(5959)、ツガミ(6101)、ダイキン(6367)、タダノ(6395)、グローリー(6457)、日精工(6471)、THK(6481)、キッツ(6498)、三桜工(6584)、ソニー(6758)、クラリオン(6796)、新電元(6844)、OBARA(6877)、スタンレー(6923)、新電工(6967)、じもと(7161)、エフテック(7212)、トピー(7231)、太平洋(7250)、河西工(7256)、ヤマ発(7272)、ミツバ(7280)、豊田合(7282)、永大産(7822)、忠(8001)、住商(8053)、阪和興(8078)、イワキ(8095)、サンワテク(8137)、リョーサン(8140)、Olympic(8289)、アジア航測(8518)、センコー(9069)、テレ東(9413)が動兆。
10月06日 カタリストコメント
「いいとこどりマーケット」
NY株式市場は反発。
朝方発表された8月の製造業受注と耐久財受注はともに小幅増加。
・・・続き
ISM非製造業部門総合指数は57.1と、前月の51.4から上昇。
市場予想の53.0を上回り昨年10月以来11カ月ぶりの高水準となった。
「前月からの反動だ。9月は通常、非製造業にとって重要な月。年末動向の前兆となる」という声が聞かれる。
9月の米自動車販売が予想を上回ったことも米経済の堅調の再確認となった。
一方ADPの全米雇用レポートでは民間部門雇用者数は15.4万人増加と悪化。
市場予想のは16.6万人増を下回って着地。
週末発表予定の雇用統計では、非農業部門雇用者数が17.5万人増の見通し。
どちらかといえばISMの上昇を好感した格好での株高。
バレル49ドル台までの原油価格の上昇を受けエネルギーセクターが上昇。
原油高でもダウ輸送株平均は終値ベースで年初来高値を更新した。
「住宅建設や輸送、銀行セクターが上昇。
金融引き締めへの懸念を打ち消す格好となった」との指摘。
「経済成長によって5四半期連続の減益決算が終わる兆候を期待」という楽観論も聞かれる。
まさに「いいとこどりマーケット」みたいな印象。
7月の6連騰以来の3連騰。
9月21日以来2週間ぶりに16800円台を回復。
25日線(16740円)、200日線(16398円)を上回った。
円安トレンドもフォローウィンドで上値を抑えてきた75日線をキープ。
夜間に103円40銭台となった。
「ドル円は103年30銭がポイント。一目均衡表の雲上限を上抜ける」という声もある。
NY市場は反発。
ダウ輸送株平均は年初来高値を更新。
225先物大証夜間取引終値は日中比120円高の16940円。
一気に17000円が見えてきた。
25日線(16740円)からは0.5%のプラスかい離。
経験則的にはプラス4%かい離の17409円までは視野に入ってきた。
9月5日高値が17156円だったからまた月初高で月中軟調のケースになるのかどうかが気にはかかる。
ただ年前半軟調だった昨年や95年型の展開を想定すれば年末高シナリオの可能性は高かろう。
松井証券信用評価損益率速報で売り方はマイナス9.874%(前日マイナス9.941%)。
買い方はマイナス9.217%(前日マイナス9.714%)と差が拡大。
カラ売り比率も47.5%。
コンスタントに30%台となってきた。
裁定売り残は前週比905億円増の7116億円。
過去最高を更新。
9月9日以来18年ぶりの買い残との逆転状態を継続している。
買い残は1717億円増加したが6919億円。
1兆円割れの状態なら株価を左右する水準ではない。
おそらく今日で4日続伸。
となると6月と7月の6日続伸に挑戦して欲しいところ。
気にかかるのはIMFの金融安定報告書。
「日本の主要銀行は海外事業の縮小に追い込まれる可能性」が指摘された。
ドルの調達コストの上昇が背景だという。
主要銀行の総資産に占める海外資産の割合は2012年12%→2015年16.7%。
米利上げ→ドル調達コスト上昇の図式は確かにそうだろう。
ただIMFがなぜ指摘したのかがわからない。
海外融資を縮小し国内融資を拡大せよとでもいうのだろうか。
利ざやの薄い国内融資を増やしてくれるならばそれは結構なこと。
財務省が「国内志向」になってくれたのかも知れない。
福島原発の廃炉費用も必要になってくるのだろうか。
今日は未来投資・規制改革会議が開催される。
登場するのは農業資機材の価格引き下げ提言。
再編を促し、農業拡大を狙うという聖域チックなところ。
当然TPPに向けた動きになるのだろう。
中心の安部首相は昨夜高輪のグランドプリンスホテルで「北島三郎芸道55周年パーティ」に出席。
その後JX名誉顧問、重工相談役、山口銀会長と会食。
何か長州の匂いが漂ってくる。
日経1面で始まった特集「日本国債・見えざる手を冒す」。
日銀にとって今日借りて明日返すという極めて短期の金利を操るのはお手の物。
しかし長期国債をもハンドリングしようとしている姿勢。
ここに市場の疑心暗鬼は存在する。
不気味なのは有力な市場関係者を集めてささやいたとされる日銀幹部の言葉。
「我々には無限の能力がある。
試さない方がいいですよ」。
これは「我々には印刷機がある」と読み替えるべきなのだろうか。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
オリンパス(7722)・・・動兆。
オリンパスに注目する。
同社はシェア7割の消化器内視鏡が柱。
デジカメも展開。
外科器具・処置具が拡大。
円高の影響はあろうが医療事業の軸に期待感。
ノーベル医学生理学賞受賞の研究シーンはほぼ同社製の顕微鏡が登場。
(兜町カタリスト櫻井)
10月06日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 10月06日号
10月06日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
6日の東京株式市場は堅調展開か。
・・・続き
日経平均株価予想レンジは、1万6800円−1万7100円を想定する。
朝方は米国株高を受け、株価指数先物を中心に買い優勢でのスタートになろう。
1万7000円を試す場面もありそうだ。
為替相場は、ドル・円相場が1ドル=103円台の半ばと円安方向に傾いている。好地合いを受け、輸出関連の主力株に物色の矛先が向かいそう。また、値動きの軽い小型株にも買いの手が広がることも想定される。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、5日の大阪取引所終値比130円高の1万6950円だった。
主要外国証券経由の注文動向は、売り1330万株、買い820万株で、差し引き510万株の売り越し。売り越しは2営業日連続。金額は買い越し。
売りセクターに、薬品、サービス、陸運、情報通信、その他製品、海運、建設、不動産、銀行、空運など。買いセクターに、化学、サービス、情報通信、ゴム、通信、その他製品、保険、電機など。
【好材料銘柄】
■ホットリンク <3680> [東証M]
新浪国際・日本グループと業務提携。新浪国際が管理運営する中国最大のポータルサイト「新浪(sina)」、中国最大級のSNS「微博(weibo)」の広告・PR記事掲載サービスで協業。
■ラクオリア創薬 <4579> [JQG]
「T型カルシウムチャネル/電位依存性ナトリウムチャネル遮断薬」の米国特許査定を受けた。日本、韓国などに続く特許成立となる。
■エコートレーディング <7427>
今期経常を45%上方修正。
【予定】
6(木)
【国内】
10年物価連動国債入札
《決算発表》
パソナグループ、シーズメン、セブン&アイ・ホールディングス、メディアドゥ、クリーク・アンド・リバー社、オーエスジー、ナガイレーベン、くろがね工作所、乃村工藝社
【海外】
G20財務相・中央銀行総裁会議(ワシントン)
ECB理事会議事要旨
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
10月05日 【NY株/欧州株概況】
【市況】3日ぶり反発でダウ112ドル高、原油高や堅調な経済指標を好感
・・・続き
5日の米株式相場は3営業日ぶりに反発した。ダウ工業株30種平均は、前日比112ドル58セント高の1万8281ドル03セントで終えた。
原油相場が一時1バレル50ドルを超す上昇となったことを受けて買いが先行した。エネルギー関連企業の収益が改善するとの見方からエクソンモービルやシェブロンに加え、設備投資回復の思惑から建機のキャタピラーが買われ指数をけん引した。
9月ISM非製造業景況指数や製造業受注指数が予想を上振れたことが好感されたほか、年内の利上げ観測の拡大を受けて金融セクターに買いが広がり、終日堅調推移となった
7日発表の9月の米雇用統計を見極めたいという雰囲気も根強く、取引終了にかけてはやや上げ幅を縮めた。
9月のADP全米雇用リポートで非農業部門の雇用者数(政府部門を除く)は前月比15万4000人増と、市場予想(約17万3000人)には届かなかった。ただ、予想の範囲内との見方が多く市場の反応は限られた。
ナスダック総合株価指数も3日ぶりに反発し、前日比26.363ポイント高の5316.020で終えた。アナリストが目標株価を引き上げたインターネット小売りのアマゾン・ドット・コムが上場来高値まで買われるなど、主力株の一角が相場を押し上げた。
セクター別では、銀行や自動車・自動車部品が上昇する一方で不動産や電気通信サービスが下落した。
種子メーカーのモンサント(MON)やアルコール飲料のコンステレーション・ブランズ(STZ)は決算内容が好感され、買われた。ドイツ大手からペット事業を買収すると発表した製薬のイーライ・リリーも上昇した。
一方、短文投稿サイトのツイッター(TWTR)を買収すると伝わっているセールス・フォース・ドット・コムが大幅安。アナリストがツイッター買収が企業価値の毀損につながると指摘し、嫌気した売りが膨らんだ。
NYダウ工業株30種(ドル)
18,281.03+112.58
S&P500種
2,159.73
ナスダック
5,316.020+26.363
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は続伸し、1万7000円に迫った。12月物は前日比210円高の1万6950円で取引を終え、同限月の終値として9月2日以来およそ1カ月ぶりの高値をつけた。5日の大阪取引所の終値を130円上回った。
外国為替市場で円安となったほか、原油先物相場の上昇を受け米株式が反発。いずれも買い材料視された。
シカゴ日経225先物12月限 (円建て)
16950 ( +130 )
シカゴ日経225先物12月限 (ドル建て)
16985 ( +165 )
( )は大阪取引所終値比
【05日の欧州株式市場】
イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7033.25(−41.09)
FTSE100種総合株価指数は反落。前日終値に比べ41.09ポイント安の7033.25で引けた。構成銘柄の約7割が下落した。前日に大幅上昇した反動から、足元の利益を確定する目的の売りが先行した。前日上昇したたばこ株や住宅建設株が全面安となったほか、金融サービスのプロビデント・ファイナンシャルも安かった。
ドイツ・フランクフルト株化指数
DAX 10585.78(−33.83)
ドイツ株式指数(DAX)は反落。終値は前日比33.83ポイント(0.32%)安の10585.78だった。
電力株が下落。RWEは3%超安で引けた。不動産のボノビアは続落。一方、ドイツ銀行が高かった。コメルツ銀行も小幅高。前日に引き続き自動車株も上昇した。
フランス・パリ株価指数
CAC40 4489.95(−13.14)
10月05日 マーケットコメント
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
あす(6日)の東京株式市場は、引き続き円相場の推移に左右される動きとなりそうだ。
・・・続き
今晩米国では9月ISM非製造業景況指数の発表があり、ドル円の動意材料として注目される。
先月は8月の米雇用統計が微妙な結果となった後に、8月分の同指数が非常に弱い結果となったことから、それまで高まっていた9月の利上げ観測が急速に萎み、円高を誘引した。
今回の結果およびドル円の反応は、あすの東京株式市場の方向性にも大きな影響を与えると考える。
欧米での長期金利上昇などで、日本との金利差拡大傾向が持続するようであれば、採算改善期待の輸出関連の主力銘柄を中心に買いが先行しそうだ。
ただ、きょうまでの3日続伸で、日経平均株価は369円の短期間での大幅上昇となっているだけに、その反動により上値が重くなる場面もありそうだ。
あす強ければいったん利食いも一考か。一方、今週の上昇で日経平均は上昇気流に入った可能性があり、新規の買いや中長期保有目的であれば、ここから先は買いを積極的に考えたい局面で、押し目があれば逃したくないところ。
市場関係者からは「きょうの終値で、25日移動平均線(1万6740円=5日)と200日移動平均線(16,734円=同)をともに上回った。200日線は、依然として下降トレンドにあるものの、先高期待につながるひとつの目安となると」との見方が出ている。
10月05日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を2銘柄更新しました。
[9678]カナモト
[3180]ビューティガレージ
10月05日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=3日続伸、83円高。円安基調追い風に主力株に買い
【大引け概況】
5日の日経平均株価は3日続伸した。
・・・続き
本日のマーケット動画
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前日比83円59銭高の1万6819円24銭で終えた。3日続伸は7月19日までの6日続伸以来、2カ月半ぶりの連続上昇だった。
前日の米国株市場が軟調だったものの、外国為替市場で1ドル=102円台後半の推移と円安が進行し、輸出株セクターを中心に輸出採算の改善を期待する買いが終始優勢だった。
今週は現地時間7日に9月の米雇用統計発表を控えている。そのため、買い一巡後はこれを見極めたいとの思惑から上値も重かった。
JPX日経インデックス400も3日続伸した。終値は前日比66.17ポイント高の1万2061.49だった。東証株価指数(TOPIX)も3日続伸し、7.60ポイント高の1347.81で終えた。
東証1部の売買代金は概算で1兆8878億円、売買高は17億2075万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1197と全体の60%を占めた。値下がりは643、変わらずは140銘柄だった。
個別では、任天堂が大商いで4日ぶり反発、トヨタやマツダなど自動車株が上昇した。三菱UFJや第一生命HDが上げた。提携が伝わったヤマハ発とホンダも買われた。グループの再編が伝わった日立と日立工、日立国際はそろって上昇した。
イマジカ・ロボット ホールディングスがストップ高、トクヤマの上昇波も鮮烈。J.フロント リテイリング、リンクアンドモチベーション、日本エンタープライズなども買われた。
一方、NTTやKDDIが下落した。花王や住友鉱が下げた。東電HDが売られた。2016年4〜9月期の連結営業利益が従来予想を下回ると伝わった東レが下げた。
前日ストップ高を演じたホクシンが利食われ、住友金属鉱山も安い。このほか、キユーピー、森永乳業など食品株の下げも目立っている。
東証2部株価指数は反発した。大引けの2部指数は、前日比9.95ポイント高の4451.00となった。
個別銘柄では旭松食品、テクノマセがストップ高。技研興は一時ストップ高と値を飛ばし、大和、安川情報やシャープが上げた。半面、桜島埠頭、ピーエイ、くろがね工作所、朝日インテクやアートSHDが下げた
10月05日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】日経ジャスダック平均株価=3日続伸、ベクターなどがストップ高
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は小幅に3日続伸した。終値は前日比5円57銭高い2532円05銭だった。
東証1部の主力株が総じて堅調に推移し、投資家心理の改善を映した買いが新興市場にも波及した。半面、コスモ・バイオなど日本人のノーベル賞受賞決定に関連して前日に買われた銘柄は利益確定売りに押され、午後は一段安となった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で357億円、売買高は7953万株だった。
個別銘柄ではベクター、モジュレ、アズジェントがストップ高。ULSグループ、シライ電子、チエル、新日建物が上昇した。半面、コスモ・バイオが売買を伴って急落。テックファムHD、極楽湯、医学生物、エスプールも下落した。
10月05日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ指数=3日続伸、串カツ田中などがストップ高
・・・続き
東証マザーズ指数は3日続伸した。終値は前日比4.42ポイント高い960.44だった。
個別銘柄では串カツ田中、チェンジ、ブランジスタがストップ高。シルバエッグ、チェンジが買われた。一方で、そーせい、フロンテオ、ストリーム、ALBERT、リアルコム、ナノキャリア、キャリアは下落した。
10月05日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価は前場終値近辺で小動き
・・・続き
[後場寄り付き概況]
5日後場の日経平均株価は前日比100円43銭高の1万6836円08銭で寄り付いた。
日経平均株価は前場終値近辺での小動き。
外国為替市場では、1ドル=102円80銭台の推移。アジアの主要株式市場は、総じて堅調な値運びとなっている。
12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で9847億円、売買高は9億6843万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1208で午前の終了時点から減った。値下がりは621、変わらずは150銘柄だった。
業種別では33業種中23業種が値上がり。1位はゴム製品で、以下、保険、輸送用機器、証券・商品と続く。値下がり上位には繊維、水産・農林、食料が並んでいる。
日経平均プラス寄与度トップはファストリで、日経平均を20.34円押し上げている。次いでTDKが6.91円、ホンダが6.02円、信越化が5.87円と続く。
マイナス寄与度は11.97円の押し下げでKDDIがトップ。以下、住友鉱が2.3円、テルモが1.53円、アサヒが1.53円と続いている。
午前の取引終了後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約160億円成立した。
個別では、任天堂が高く。日産自やホンダが一段高となっている。グループ再編が伝わった日立は午後に上げ幅を拡大した。国際石開帝石や石油資源も高い。
一方、KDDIが一段安となっている。東レが冴えない。東電HDは下げに転じた。大東建やグリコも午後に下げ幅を拡大した。
10月05日 アフターランチ
「暦」
イスラムのヒジュラ暦が10月3日に新年を迎えたことは結構知られている。
だが今年はほぼ同時にユダヤ暦の新年も10月2日に迎えた。
・・・続き
新年(ユダヤ暦5777年)は日没後に始まり翌日没に終了。
今年は10月2日の日没に始まり10月3日の日没に終了した。
イスラムのヒジュラ暦の新年株高アノマリー。
ユダヤ暦では新年10日後のアノマリーになる。
ユダヤ系の人の多いウォールストリートの相場格言。
「株は新年(ローシュ・ハッシャーナ)に売り、贖罪の日(ヨム・キプール)に買い戻せ」。
新年から贖罪の日までの10日間はユダヤ教では最も神聖な時とされるという。
だから商いが少ないと言われるが昨日のNY3市場の売買高は70億株超。
あまり感じられない。
因みにユダヤの新年10日間は「畏れの日々」と呼ばれるという。
畏れの日々が明けるのは10月13日。
アルコアを皮切りに米決算発表時期と重なる。
因みに・・・。
ユダヤ暦の新年は昨年は9月13日。2014年は9月24日、2013年は9月4日。
リーマンショックの2008年は9月29日だった。
リーマンショック後の安値は最初に9月28日に付けたことが甦る。
新年の食べ物は蜂蜜をつけたリンゴとの話もある。
投資の日の株高は今年は実現した。
しかし実はパフォーマンスが良いという記憶があまりない。
昨年、一昨年は休日。
2013年の日経平均は前日比マイナス0.94%。
2012年は同プラス0,89%。
2011年はマイナス1.05%。
1976年以降の勝率は47%。
1990年以降では44%。
リーマンショック以降では25%。
だけど昨日は株高アノマリー成立。
アレコレ悩むより、思考をめぐらすより、流れを体で感じる方が重要かも知れない。
(櫻井)
10月05日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=円安好感し主力株中心に続伸
5日午前の日経平均株価は3日続伸した。
・・・続き
午前終値は前日比94円57銭高の1万6830円22銭だった。
前日の米国株市場が軟調だったものの、米早期利上げ観測が日米金利差拡大の思惑を背景に1ドル=102円台後半まで円安に誘導、これが主力株、輸出関連企業を中心に追い風材料となっている。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も3日続伸した。
米リッチモンド連銀のラッカー総裁は4日の講演で2017年の利上げについて「2回というのは緩やかすぎる」などと話した。
堅調な米国景気を支えに為替は円安・ドル高基調へ転じていくとの見方につながり、株式市場で投資家心理が改善した。4日の米ダウ工業株30種平均が続落したため、上値は限られた。
午前の東証1部の売買代金は概算で8557億円、売買高は8億2019万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1296と全体の65%を占め、値下がりは537、変わらずは146銘柄だった。
個別では、任天堂が売買代金トップで上昇、トヨタやマツダが円安好感で買われている。三菱UFJや第一生命HDも買われた。村田製やSUMCOも高い。グループ再編が伝わった日立や日立工、日立国際はそろって上昇した。
一方、NTTやJTが下落した。住友鉱やホクシンは売られた。2016年4〜9月期の連結営業利益が会社予想を下回ったと伝わった東レは下げた。タカラバイオも下落した。
東証2部株価指数は反発した。前引けの2部指数は、前日比11.65ポイント高の4452.70となった。
個別銘柄では大和、安川情報やシャープ、技研興、ティーライフが上げた。半面、桜島埠頭、ボーソー油、FDK、ジースリーHD、朝日インテクやアートSHDが下げた。
10月05日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】日経ジャスダック平均株価=続伸、モジュレがストップ高
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は小幅に続伸した。前引けは前日比5円72銭高の2532円20銭だった。円安・ドル高の進行を受けて投資家心理が改善し、新興市場にも投資資金が流入した。半面、前日にノーベル賞関連として買い注文が集中したコスモバイオや医学生物は利益確定売りが優勢となった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で208億円、売買高は5002万株。
個別銘柄ではモジュレがストップ高。ベクターやULSグルプ、シライ電子などが上昇した。半面、コスモ・バイオが急反落し、テックファームHD、日本ラッド、文教堂HD、デジタルデザインが下落した。
10月05日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=続伸、ストリームなどが買われる
・・・続き
東証マザーズ指数も続伸した。前引けは前日比1.8ポイント高の957.82だった。
個別銘柄ではストリーム、農業総研、MRT、ブランジスタやシルバエッグ、チェンジなどが上昇した。半面、ドリコム、ALBERT、ナノキャリア、そーせい、フロンテオ、エニグモは下落した。
10月05日 カタリストコメント
「プラス」
欧州株式市場は英仏独と1%超の上昇。
だがNY株式市場は続落の展開。
・・・続き
「英国のEU離脱に伴う影響や年内の米利上げをめぐる懸念が強まっている」との解釈。
だが欧州株の上昇を想定すると米利上げ観測の方が影響度は高いような印象。
もちろん英ポンドが31年ぶりの安値を更新。
英国株はポンド安で上昇した面は否定できない。
しかしFRB当局者のタカ派発言を嫌気して売りが優勢になった格好。
12月の利上げ確率は61%。
1週間前から11ポイント上昇した。
10年国債利回りは1.68%台まで上昇。
銀行セクターは下落。
「高配当利回り銘柄への魅力は薄れた」という声も聞かれる。
またドルの上昇はエネルギーセクターや素材セクターの下落要因。
もっとも視点は来週のアルコアから始まる決算に移行してきた。
S&P500採用銘柄の利益見通しは1.5%減。
そうなれば6四半期連続の減益と良くはない。
「10月は市場にとって最高の月というトレンドと10月は売られる月というアノマリーの葛藤」。
そういう指摘もある。
もっとも2000年以降10月はS&P500が1%以上動いた日が最も多い。
過去25年の平均は1.9%%高と最も高い。
7日発表の9月の米雇用統計と14日に行われるイエレンFRB議長の講演が焦点と見られている。
通過するだけに過ぎなかろう。
投資の日は株高で通過。
ノーベル医学生理学賞の受賞も市場の自信復帰に多少役だった面もあろう。
昨日の日経平均は16747円の高値をつけた。
25日線(16737円)、200日線(16745円)を上回る場面があった。
「ドル円も久々に25日線を上に抜けた。
円安・株高の流れがじわじわと強まりつつある」との声も聞かれる。
225先物大証夜間取引終値は16760円と日中比40円高。
ドル円は103円に近づいておりNY株安の影響は少なかろう。
カラ売り比率の37%台は好感したい。
約1か月ぶりの続伸の後の期待は3日続伸。
実現すれば7月以来のこと。
25日線が75日線の上でのサポートとなろうか。
IMFが日本の成長率を16年0.5%、17年0.6%に上方修正したことも多少は好感されよう。
ポンド安+ドル高=NY株安・円安→日本株高の構図は悪くない。
方向感の欠如と売買エネルギーの低下は否定できない。
しかし季節性と材料性と投資心理の好転は好材料視したいところ。
「理外の理の株高」だろう。
7〜9月の公的年金の運用成績がプラスに転じた。
背景は株価の反転。2015年10〜12月期以来3四半期ぶりとなった。
GPIFの運用資金は約130兆円。
7〜9月の運用益は1.8兆円。
国内株2兆円。
外国株で5300億円のプラス。
一方で外国債は1300億円、国内債は約6000億円のマイナス。
単なる四半期だけで物事を図るのは早計だが、それでも株安のマイナスを株高で取り戻した。
問題は債券のマイナス。
これが恒常的なものになるとすれは補てんできるのは株というシナリオになろう。
日銀の10年国債利回りをマイナスからゼロへという動きは変わらない。
ならば株高シナリオでの運用益確保がGPIF=厚労省=政府の目論見。
ココは結構重要な側面にいずれなってこようか。
日経朝刊の「祝、大隅良典栄誉教授ノーベル賞受賞」の広告。
日本生化学会、東京工業大学は当然。
コスモ・バイオの名前が並んでいるのも理解できる。
意外だったのは、グリーンペプタイドとポーラ。
今日の市場はどう反応するのか興味深い。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
メニコン(7780)・・・動兆。
メニコン鎌倉新書に注目する。
同社は角膜コンタクトレンズ「メニコン」シリーズが中核。
M&A効果が奏功。
使い捨てレンズは拡大基調。
近視人口の多い中国での拡販に期待感。
(兜町カタリスト櫻井)
10月05日 相場概況(寄り付き後)
【市況】日経平均 10時、底堅く推移、ただ上値は重い
[10時の概況]
10時時点の日経平均は前日比34円79円高の1万6770円44銭で推移している。
・・・続き
底堅く推移している。
米長期金利上昇に伴うドル買いを背景に日経平均は続伸でスタート。
寄付き直後に1万6791円をつけた後は上値が重くなっている。
為替市場では、ドル・円は102円70銭台とドル買いは一服。米国株がさえなかったことや、日経平均が足元のレンジ上限にほぼ到達したことなどから積極的な買いは手控えられているもよう。
自動車や鉄鋼など景気敏感株が売られる。一方、これまで売り込まれていた食料品や小売業、医薬品などの内需関連株が買われ相場を支えている。
8月の米雇用統計の発表を控え、方向感が出にくくなっている。
前日発表の8月の米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数が半年ぶりに好不況の境目とされる50を下回ったうえ、米調査会社オートデータがまとめた8月の米新車販売台数はシェア上位3社が2カ月続けて前年実績を下回った。市場では「米連邦準備理事会(FRB)がドル高と原油安を招く利上げに動きにくくなった」との見方が出ている。
JPX日経インデックス400やTOPIXは朝安後に切り返し、小幅高で推移している。業種別TOPIXでは全33業種中17業種が下落し、「鉱業」「鉄鋼業」「精密機器」などの下げが目立つ。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で4903億円、売買高は4億6563万株。値下がり銘柄数は1064、値上がりは705、変わらずは202。
個別では、マツダやホンダなど自動車株に売りが優勢だ。朝高で始まった三菱UFJや三井住友FG、みずほFGなどのメガバンクも下げている。村田製が安く、アルプス、TDKもさえない。半面、任天堂が商いを伴って上昇し、ソフトバンクやKDDI、NTTが高い。ソニーや東芝、花王も上げている。野村や大和など証券株もしっかり。
東証2部株価指数は続落している。シャープ、ジー・スリー、岡本工が安い。半面、安川情報、ゼニス羽田、アサヒ陶が高い。
また、マザーズ指数も前日終値水準でのもみ合いと方向感に乏しい。
225先物はメリル・クレディ・シティ・パリバ・みずほ・SBIが買い越し。
アムロ・ドイツ・楽天・日興が売り越し。
TOPIX先物はバークレイズ・GS・SBI・ソジェンが買い越し。
ドイツ・大和・パリバ・メリルが売り越し。
外資系等はリクルート(6098)に注目。
テクニカル的にはきんでん(1944)、昭和産(2004)、トラスト・テック(2154)、丸大(2288)、サッポロ(2501)、宝(2531)、マクニカ(3132)、丸善(3159)、クリレス(3387)、SUMCO(3436)、昭電工(4004)、宇部興(4208)、DI(4310)、サイバネット(4312)、栄研化学(4549)、住友理工(5191)、有沢(5208)、大紀アルミ(5702)、東邦鉛(5707)、邦チタ(5727)、フジクラ(5803)、フジキカイ(6134)、ホソカワミク(6277)、日立建(6305)、マックス(6454)、富士電(6504)、宮越(6620)、日東工(6651)、サンケン(6707)、ルネサス(6723)、ヒロセ(6806)、マクセル(6810)、ファナック(6954)、三井ハイ(6966)、東海理化(6995)、ニチコン(6996)、日車輛(7102)、プレス工(7246)、富士キコウ(7260)、小糸製(7276)、ゼンショー(7550)、西華産(8061)、兼松エレ(8096)、宮銀(8393)、リコーリ(8566)、パスコ(9232)、ワイヤレスG(9419)、インプレス(9479)、コナミ(9766)が動兆。
10月05日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 10月05日号
10月05日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
5日の東京株式市場は堅調な展開となりそうだ。
・・・続き
日経平均株価の予想レンジは、1万6600円−1万7000円を想定する。
欧米市場で長期金利が上昇し、日本との金利差の拡大から為替相場は、ドル・円が1ドル=102円台の後半と円安に振れている。円安の進行で、輸出関連の主力株には見直しの動きが出るとみられ、相場の下支え要因となりそう。
日経平均の日足チャート上で、上値を抑える格好となっている200日線(4日時点で1万6745円)を寄り付きから200日線を大きく上回るようなスタートとなった場合には、1万7000円をうかがうような展開もあると考える。
シカゴ市場日経平均先物の円建て清算値は、4日の大阪取引所終値比20円高の1万6740円だった。
主要外国証券経由の注文動向は、売り1840万株、買い1760万株で、差し引き80万株の売り越し。売り越しは3営業日ぶり。金額は買い越し。
売りセクターに、その他製品、証券、銀行、電機、化学、情報通信、サービス、保険、その他金融、農林水産、機械、自動車など。買いセクターに、通信、電機、保険、小売、ゴム、証券など。
【好材料銘柄】
■サーラコーポレーション <2734>
12-8月期(3Q累計)最終は6倍増益・通期計画を超過。
■乃村工藝社 <9716>
上期経常を24%上方修正・9期ぶり最高益、通期も増額。
■ディー・エル・イー <3686>
連結決算に移行する17年6月期の連結経常利益は前期非連結比3.1倍の6.4億円の見通し。
■ティーライフ <3172>
東証がティーライフを11日付で市場1部に指定替えする。
■放電精密加工研究所 <6469>
上期経常は黒字浮上で上振れ着地。
【予定】
5(水)
【国内】
《決算発表》
カネコ種苗、イオン九州、エービーシー・マート、ジーフット、わらべや日洋ホールディングス、ウエルシアホールディングス、イオンファンタジー、川口化学工業、東京個別指導学院、三協立山、フロイント産業、サンデー、良品計画、マルカキカイ、イオン、イオンモール、トーセイ、イオンディライト、ベルク
【海外】
米9月ADP雇用統計(21:15)
米8月貿易収支(21:30)
米9月ISM非製造業景況指数(23:00)
米8月製造業受注(23:00)
ノーベル化学賞発表
《米決算発表》
モンサント、ヤム・ブランズ、グローバル・ペイメンツ
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
10月04日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウは85ドル安と続落。欧米の金利上昇を警戒
・・・続き
4日のNYダウ工業株30種平均は続落した。終値は前日比85ドル40セント安の1万8168ドル45セントだった。
ドイツ銀行の財務懸念を背景とした売りが一服し、欧州株がほぼ全面高となった流れを受け買いが先行。しかし、リッチモンド連銀総裁が利上げに積極的な発言を行ったほか、欧州中央銀行(ECB)が量的緩和策の段階的な縮小を計画しているとの報道を嫌気し下落に転じた。
米ブルームバーグ通信は4日、関係者の話として欧州中央銀行(ECB)が量的緩和の縮小が必要との認識を形成していると報じた。量的緩和の一環として実施している国債の買い入れ額が減らされるとの思惑から欧州主要国のドイツで債券利回りが上昇し、米国でも長期金利の上昇を招いた。
年内の追加利上げが改めて意識されたのも金利上昇への警戒を強めた。
ただ、ダウ平均は上げる場面もあった。長期金利が上昇すれば利ざやが改善するとの期待から銀行株が買われて相場を支えた。住宅ローン担保証券の不正販売を巡り、米司法省から課される和解金が減らされるとの思惑が広がっているドイツ銀行株が上昇。欧州の株式相場も上げており、過度の懸念は和らいだとの見方も米株式の買いにつながった。
ナスダック総合株価指数も続落し、前日比11.217ポイント安の5289.657で終えた。
セクター別では、銀行や各種金融が上昇する一方で公益事業や電気通信サービスが下落した。
取引所運営のシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)グループが安い。9月の1日あたりの平均売買高が前年同月を上回ったと発表して買いが先行したものの、相場全体の下げにつれて売りが優勢に転じた。ダウ平均では工業製品・事務用品のスリーエム(3M)、化学のデュポンなどが下落した。
一方で、グーグルの持ち株会社アルファベットが高い。新製品発表会で新型スマートフォンなどを公表し、業績への好影響を期待した買いが入った。レストランチェーンのダーデン・レストランツ(DRI)は決算内容が好感され、堅調推移した。
NYダウ工業株30種(ドル)
18,168.45−85.40
S&P500種
2,150.49
ナスダック
5,289.657−11.217
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は続伸した。12月物は前日比135円高の1万6740円で取引を終えた。4日の大阪取引所の終値(1万6720円)は20円上回った。外国為替市場で大きく円安・ドル高が進み、好感した買いが入った。ただ、米株相場は下げ、重荷となった。
シカゴ日経225先物12月限 (円建て)
16740 ( +20 )
シカゴ日経225先物12月限 (ドル建て)
16770 ( +50 )
( )は大阪取引所終値比
【04日の欧州株式市場】
イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7074.34(+90.82)
FTSE100種総合株価指数は続伸。前日終値に比べ90.82ポイント(1.30%)高の7074.34と終値ベースで2015年4月下旬以来、約1年5カ月ぶりの高値で引けた。石油株が指数を押し上げるなか、構成銘柄の約8割が上昇した。
ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 10619.61(+108.59)
ドイツ株式指数(DAX)は続伸。終値は9月30日と比べ108.59ポイント(1.03%)高の10619.61だった。
自動車株が買われた。半面、航空のルフトハンザと不動産のボノビアは下落した。
フランス・パリ株価指数
CAC40 4503.09(+49.53)
フランスの株価指数CAC40の終値が前日に比べて1%以上、上昇した。
10月04日 マーケットコメント
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
あす(5日)の東京株式市場は、外国為替市場での円安・ドル高傾向が持続すれば、日経平均株価も強含みの動きが想定される。
・・・続き
4日の日経平均株価は後場に1万6747円の高値をつけ、25日線(1万6737円)や200日線(1万6745円)を上回る場面があった。
ドル円も久々に25日線を上に抜け、円安・株高の流れがじわじわと強まりつつある。これらはポジティブな動きであることは間違いない。一方、今年はこういった節目を回復したところでその動きが反転することも少なくない。到達点か通過点か、日経平均、ドル円とも分岐点を迎えている可能性がある。大きな動きに備えておきたい。
10月04日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=136円高続伸、円安進行受け広範囲に買われる
【大引け概況】
4日の日経平均株価は続伸し、前日比136円98銭高の1万6735円65銭で終えた。
・・・続き
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前日の米国株市場は軟調だったが、9月のISM製造業景況指数が前月から持ち直したことで、年内利上げの思惑が高まり、外国為替市場でドル高円安傾向に振れた。
これが輸出関連には追い風となった。また、銀行株が戻り足をみせたことで投資家心理が改善し、幅広い銘柄にも買いが入った。終日買い優勢の展開が続き、後場は上げ幅を150円近くまで拡大する場面があった。
時価総額上位銘柄や株価指数への影響度が高い銘柄の上昇が目立ち、市場では下期入りに伴う国内の機関投資家の買いを指摘する声もあった。
東工大の大隅良典栄誉教授のノーベル賞受賞に触発されて、ノーベル賞関連株を幅広く物色する動きもみられた。
大引け間際には伸び悩む場面があった。25日移動平均(1万6737円)近辺まで戻したことで利益確定売りが出やすかったほか、週末発表の9月の米雇用統計を見極めたいとの雰囲気もあった。
JPX日経インデックス400は続伸し、終値は前日比79.99ポイント高の1万1995.32。東証株価指数(TOPIX)も続伸し、終値は同9.49ポイント高の1340.21だった。
東証1部の売買代金は概算で1兆7528億円と引き続き2兆円に届かなかった。売買高は15億6282万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1404と全体の7割強を占めた。値下がりは441、変わらずは135だった。
個別では、トヨタやホンダなど自動車、三菱UFJや三井住友FGなどメガバンクに買いが入った。ファストリやファナックも高い。タカラバイオは日本人のノーベル賞受賞決定を受け、関連銘柄との位置づけから売買を伴って上昇した。東エレクや信越化、日立国際電気も高い。ホクシンでストップ高のまま買い物を残した。
一方、売買代金トップの任天堂が軟調、ユニファミマやしまむら、OLCなど内需株の一角に売りが出た。三井不や住友不も軟調だった。業績悪を売り材料に不二越の下げも目立った。
東証2部株価指数は小幅に反落した。大引けの2部指数は、前日比0.74ポイント安の4441.05となった。
個別銘柄では、DAコンソーシアム、ネポン、象印や朝日インテクが下落し、テクノマセがストップ高。アートSHDや安川情報が上昇した。
10月04日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】日経ジャスダック平均株価=続伸、4カ月ぶり高値
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は続伸した。終値は前日比6円12銭高い2526円48銭だった。6月10日以来約4カ月ぶりの高値を付けた。
日経平均株価が上昇し投資家心理が改善したため、値動きが相対的に大きい新興株に買いが入った。ノーベル賞関連銘柄や人工知能(AI)関連株などの上昇が目立った。
ジャスダック市場の売買代金は概算で345億円、売買高は8000万株だった。
個別銘柄では、ノーベル生理学・医学賞について、東京工業大学の大隅良典栄誉教授の受賞が決まり、関連銘柄としてコスモ・バイオと医学生物に買いが集まった。オートファジー関連の研究試薬を扱うコスモ・バイオはストップ高の前日比300円高の1660円で終えた。オートファジー関連抗体と阻害剤を販売している医学生物もストップ高の前日比80円高の569円と約1年ぶりの高値を付けた。ベクターもストップ高。
他では日本ラッド、文教堂HD、FVC、UCSが上昇した。
半面、極楽湯やシンバイオ、テックファム、モジュレ、シスロケ、アストマックスは下落した。
10月04日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ指数=続伸、ストリームがストップ高
・・・続き
東証マザーズ指数は続伸した。終値は前日比4.39ポイント高い956.02だった。
個別銘柄ではストリームがストップ高。ブランジスタ、FRONTEO、チェンジ、サイジニア、キャリア、じげんが上昇した。
半面、シルバエッグ、そーせい、カナミックN、ALBERT、アトラエが下落した。
10月04日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を5銘柄更新しました。
[3753]フライトホールディングス
[3071]ストリーム
[2483]翻訳センター
[3176]三洋貿易
[2479]ジェイテック
10月04日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価は上昇幅を縮小する動き
・・・続き
[後場寄り付き概況]
日経平均株価はやや伸び悩み、前日比110円程度高い1万6700円台前半で推移している。
外国為替市場では、1ドル=102円20銭台の推移。アジアの主要株式市場は、総じて堅調な値運びとなっている。
12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で8912億円、売買高は8億7946万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1219と前引け時点から減った。値下がりは611、変わらずは149銘柄だった。
セクターでは銀行が上昇率トップ。鉄鋼、海運、精密機器、輸送用機器、鉱業、証券、非鉄金属、その他金融、電気機器が堅調。半面、電力ガス、食料品、その他製品、空運、不動産、情報通信が小安い。売買代金上位ではトヨタ
みずほFGや三井住友FGが引き続き上昇している。値がさ株のファストリやファナックも高い。一方、トヨタやホンダは上げ幅を縮めている。しまむらは下げに転じた。コマツやOLCも安い。
昼のバスケットは小幅に売り越しとの観測。
ランチバスケットは16件、285.41億円。
差引き60億円の売り越し
10月04日 アフターランチ
「移り気な市場心理」
週明けのNY株式は反落。
週末上昇の反落という解釈。
・・・続き
9月の米新車販売台数が前年同月から減少したことが投資家心理をやや悪化させた。
金利上昇が上値を押さえたとの見方もある。
9月のISM製造業景況感指数は市場予想を上回り50を2カ月ぶりに上回った。
一方8月の建設支出は増加の市場予想に反して減少。
ISMの好調を打ち消した格好となった。
中国とドイツが休場。
終日方向性に欠ける展開で原油価格が一時バレル49ドル台と3ヵ月ぶりの高値。
しかしエネルギーセクターは軟調。
逆にドイツ銀の陰影も消えた。
移り気すぎる市場心理が見事に描き出された格好。
デュポン、ツイター、ボーイングが上昇。P&Gが下落。
7〜9月期に米企業が発表した自社株買いの合計額が1150億ドル。
過去9四半期で最も低い水準になったとの集計が発表された。
「長期的に米株式相場に対する警戒シシグナルになる」という指摘はアナリストのアリバイつくりみたいなものだろう。
「投資の日は株高アノマリー」
取引開始前に発表された日銀短観。
大企業製造業の業況判断DIがプラス6(予想は7、前回は6)と横ばい。
設備投資計画も大企業・製造業が12.8%増(前回は12.7%増)で着地。
為替の前提レートが16年度通年107円92銭。
見栄えのしない日銀短観だったが、それでも市場は見えないフリ。
悪影響もなく通過し日経平均はNY高を支援材料に3ケタの上昇。
イスラムのヒジュラ暦の新年度入りの底打ち株高アノマリーという特殊要因もあったのかも知れない。
月曜209円安、火曜139円高、水曜218円安、木曜228円高、金曜243円安。
そして月曜148円高。
3ケタの上昇下落反復が1週間。
順番通りの下落になるのか、9月6日以来の続伸に戻れるのかの分岐点。
10月4日投資の日の株高アノマリーに登場して欲しいところ。
225先物夜間取引終値は16600円と日中比10円高と微妙な水準。
日経平均は25日線(16722円)からマイナス0.73%。
200日線(16758円)からマイナス0.95%のかい離。
ただTOPIXは25日線(1330)からプラス0.01%。
200日線(1346)からはマ イナス1.13%のかい離。
直近、力を増してきたTOPIX動向は日銀のETFの動向に左右されよう。
もっとも指数に方向感はないが個別はまだまだ気温30度の夏の気配。
そこに期待だろう。
・・・・・・・・
《兜町ポエム》
「糸」
なぜ売り買いするのかを
私たちは何も知らない
いつ巡りあうのかを
私たちはいつも知らない
どこにいたの戻ってきたの
遠い空の下相場の物語
縦の糸は株価
横の糸はチャート
織りなす買いはいつか誰かを
温めうるかも知れない
なぜ持ち続けるのかを
迷った日のあとのささくれ
夢追いかけ走って
転んだ日のあとのささくれ
こんな株が何になるの
心許なくてふるえてた兜町の中
縦の糸は株価
横の糸はチャート
織りなす買いはいつか誰かの
塩漬けかばうかも知れない
縦の糸は株価
横の糸はチャート
逢うべき板に出逢えることを
人は仕合せと呼びます
(櫻井)
10月04日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=円安進行を追い風に続伸歩調、トヨタなど主力株高い
4日午前の日経平均株価は続伸した。前引けは前日比145円93銭高の1万6744円60銭と、午前の高値で引けた。
・・・続き
主力株中心に買い優勢の地合いが続いた。前日の米国株は軟調気味に推移したものの、外国為替市場で1ドル=102円台前半まで取引時間中に急速に円安が進行し、これが追い風材料となっている。
円安進行と歩調を合わせ、株買いの勢いが一段と強まった。輸出採算の過度な悪化懸念がいったん後退し、トヨタなど主力株の上昇が相場全体をけん引した。
3日発表の9月の米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数が前月から持ち直し、好不況の分かれ目の50も上回った。
時価総額上位の銘柄が総じて堅調だったため、下期入りに伴う国内機関投資家の買いが主導したとの見方もあった。半面、日経平均は25日移動平均(3日時点で1万6722円)に到達したため、利益確定目的の売りが出る場面もあった。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も続伸した。
前引けの東証1部の売買代金は概算で7792億円、売買高は7億5300万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1293と全体の6割を超えた。値下がりは536、変わらずは149銘柄だった。
個別では、トヨタのほか日産自、みずほFGや三菱UFJなど時価総額上位の銘柄に買いが目立った。タカラバイオはノーベル賞関連として買いを集めて上昇。キーエンスやファストリ、東京エレクトロンなども上げた。ホクシンが大商いで値を飛ばし、日立国際電気、JVCケンウッドなども高い。
一方でNTTやKDDIなど通信株の一角が安い。任天堂が軟調、大東建託、キユーピーなども冴えない。三菱商、三井物も下げた。
東証2部株価指数は続伸した。前引けの2部指数は、前日比0.39ポイント高の4442.18となった。
個別銘柄では安川情報がストップ高。桜島埠頭、フュートレック、ナラサキ、日ピグメンが買われた。半面、DAコンソーシアム、象印、瑞光、東自機は売られた。
10月04日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】日経ジャスダック平均株価=続伸、ノーベル賞関連に買い
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は続伸した。
前引けは前日比7円91銭高い2528円27銭と午前の高値だった。為替の円安・ドル高が進み、投資家心理の改善が新興企業向け株式市場にも波及した。大隅良典氏のノーベル賞の受賞決定をきっかけに関連銘柄や、個別に材料の出た中小型株の上昇が目立った。
ジャスダック市場の売買代金は概算で207億円、売買高は4667万株。
個別銘柄では、FVCやベクター、田中化研、アバール、小田原エンが上昇した。半面、モジュレ、KTK、アストマックス、極楽湯やシンバイオ、テックファムが下落した。
10月04日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=続伸、FRONTEO人気
・・・続き
東証マザーズ指数は続伸した。前引けは前日比6.81ポイント高い958.44だった。
個別銘柄では、チェンジ、FRONTEO、ブランジスタが上昇した半面、TOKYO BASE、カナミックN、そーせい、シルバエッグは下落した。
10月04日 相場概況(寄り付き後)
【市況】東京株式(寄り付き)=62円84銭高の続伸 円が102円台まで一段安
[寄り付きの概況]
4日の日経平均株価は前日比62円84銭高の1万6661円51銭で寄り付いた。
・・・続き
前日の米国株式市場が下落したものの、ドル・円相場が円安方向に振れていることを受けて、買い優勢で始まった。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も続伸している。
日本人のノーベル賞受賞を受け、関連事業を手掛けるタカラバイオが急伸し、年初来高値を更新した。決算を発表したしまむらが上昇。値がさ株のファストリやファナックも上げている。トヨタや日産自も堅調だ。一方で任天堂やNTTドコモ、KDDIは下げている。JTやキーエンスも安い。
前日は相対的に伸び悩んだマザーズ指数だが、本日は資金シフトの動きが期待できよう。日本人のノーベル賞受賞を受けて、関連銘柄を中心にテーマ物色の動きが活発化する可能性が高いとみられるため。
特に、バイオ関連が物色の中心になっていこう。
「オートファジー」関連としては、医学生物、タカラバイオ、コスモバイオなどが挙がるが、幅広くバイオ関連には見直しの動き期待。また、今後のノーベル賞受賞候補として、超伝導、カーボンナノチューブ、酸化チタン、リチウムイオン電池、書籍関連なども注目されており、こちらの関連銘柄なども幅広く関心が向かおう
225先物はモルスタ・ソジェン・ドイツ・みずほが買い越し。
アムロ・パリバ・HSBC・GSが売り越し。
TOPIX先物はバークレイズ・GS・クレディ・野村・モルスタが買い越し。
クレディ・大和・パリバ・三菱・JP・日興が売り越し。
テクニカル的にはサンヨー(1420)、アスクル(2678)、クオール(3034)、CRE(3458)、TSI(3608)、ティーガイア(3738)、豆蔵(3756)、さくら(3778)、トクヤマ(4043)、太陽(4626)、フォーカス(4662)、USS(4732)、小林製薬(4967)、北興化(4992)、中山鋼85408)、日新鋼(5413)、日精線(5413)、千代建(6366)、メルコ(6676)、スミダ(6817)、古河電(6937)、日ライフ(7575)、オーバル(7717)、A&D(7745)、オンワード(8016)、東天紅(8181)、丸運(9067)が動兆。
10月04日 カタリストコメント
「投資の日=株高の特異日?」
10月4日は投資の日。
今年で制定20周年を迎えた。
・・・続き
「10」と「4」を「とうし」にかけた語呂合わせで決まった。
しかし「実は株式投資を始めるタイミングとしても侮れない」と大和のレポート。
最近の12年間のパフォーマンス。
各年の「投資の日」(またはその直前の営業日)に日経平均株価に投資したと仮定すると・・・。
その年の年末までと、半年後までのパフォーマンスは、いずれも9勝3敗と上昇確率がたいへん高い。
同期間の株価の平均騰落率で見ても、年末までではプラス5.6%。
半年後までではプラス8.1%と大きい。
2015年10月3日:日経平均17725円→年末までプラス7.4%→半年でマイナス8.8%。
2014年10月3日:15708円→プラス11.1%→プラス23.7%。
2013年10月4日:14024円→プラス16.2%→プラス7.4%。
2012年10月4日:8824円→プラス17.8%→プラス43.2%。
2011年10月4日:8456円→0%→プラス16.1%。
2010年10月4日:9381円→プラス9.0%→プラス3.6%。
2009年10月2日:9731円→プラス8.4%→プラス16.0%。
2008年10月3日:10938円→マイナス19.0%→マイナス20.0%。
2007年10月4日:17092円→マイナス10.4%→マイナス22.2%。
2006年10月4日:16082円→プラス7.1%→プラス9.1%。
2005年10月4日:13738円→プラス17.3%→プラス25.9%。
2004年10月4日:11279円→プラス1.9%→プラス3.4%。
平均騰落率年末まで5.6%、半年後8.1%。
以前見かけた相場川柳(2)。
↓
★当たり屋といわれる頃から曲り出し
★買ってから、会社はどこにあると聞き
★考えに、考え抜いて底を売り
★罫線に明るくなって、家は闇
★罫線をかじったばかりに下手になり
★罫線屋、足を引き引き足を出し
★辛抱が身を亡ぼした引かれ玉
★相場師の舌を閻魔は持てあまし
★突飛高、罠とも知らず買い上がり
★本降りになって出てゆく雨宿り
★保合えば保合ったで愚痴になり
★保合いを当てて大幅引かれけり
★山で買い谷で売るよな鴨になり
★デイトレは小心者ほどチリ積もり
★右肩を上げて兜町歩く癖
★是非欲しい明日の新聞あったなら
★分析も、いざとなったら、思惑に
★損切りを すれば勝てると 聞いたのに
(兜町カタリスト櫻井)
10月04日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 10月04日号
10月04日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
4日の東京株式市場は、方向感の出づらい展開となりそうだ。
・・・続き
日経平均株価予想レンジは、1万6400円−1万6700円を想定する。
為替相場は、ドル・円が1ドル=101円台の半ばと小動きとなっている。
円安の方を好感する流れになるだろう、ただし、米国市場では金融株は弱めの動きとなっており、買いが買いを呼ぶといった展開にはなりづらいだろう。
手掛かり材料に乏しいなか、全体相場は小動きに終始することも想定される。
一方、ノーベル生理学・医学賞を「オートファジー(自食作用)」の仕組みを解明した東京工業大学の大隅良典栄誉教授が受賞。受賞をきっかけに、関係するとみられるバイオ関連銘柄に思惑が向かう可能性もある。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、3日の大阪取引所終値比15円高の1万6605円だった。
主要外国証券経由の注文動向は、売り1170万株、買い1600万株で、差し引き430万株の買い越し。買い越しは2営業日連続。金額も買い越し。
売りセクターに、通信、小売、自動車、情報通信、電機、機械、金属、ガラス、石油など。買いセクターに、その他製品、非鉄、証券、化学、自動車、電機、陸運、不動産など。
【好材料銘柄】
■フュートレック <2468>
上期経常を9倍上方修正。
■コスモ・バイオ <3386>
たんぱく質などを分解する「オートファジー」と呼ばれる仕組みを解明した大隅良典東京工業大学栄誉教授がノーベル医学生理学賞を受賞。同社はオートファジーに関連する試薬を手掛けている。
■ラクス <3923>
三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306> 傘下のエム・ユー・ティ・ビジネスアウトソーシングと業務提携。経費精算システム「楽楽精算」をベースに、三菱UFJグループ専用のFinTechサービス「クラウド 経費精算サービス」の開発と運用を行う。
■アンジェス MG <4563>
「NF-kB・STAT6 キメラデコイオリゴ核酸の開発プロジェクト」が平成28年度おおさか地域創造ファンド重点プロジェクト事業助成金に採択された。
【予定】
4(火)
【国内】
9月マネタリーベース(8:50)
9月短観「企業の物価見通し」(8:50)
9月消費動向調査(14:00)
10年国債入札
投資の日
シーテックジャパン2016(〜10/7)
《決算発表》
サーラコーポレーション、J.フロントリテイリング、バイク王&カンパニー、放電精密加工研究所、タカキュー、アオキスーパー
【海外】
豪州準備銀行理事会
米副大統領候補テレビ討論会
ノーベル物理学賞発表
《米決算発表》
マイクロン・テクノロジー
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
10月03日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウ反落 54ドル安、欧州経済への懸念高まる
・・・続き
3日のNYダウ工業株30種平均は反落し、前週末比54ドル30セント安の1万8253ドル85セントで終えた。
ドイツ銀行と司法省との合意観測に懐疑的な見方が広がったほか、英国のメイ首相が来年3月までに欧州連合(EU)からの離脱交渉の開始を明言したことから、欧州経済の先行き不透明感が広がり、売りが先行。
9月ISM製造業景況指数が予想を上振れたことで下げ幅を縮小する場面もあったが、前週末に四半期末の持ち高調整で大きく上げた反動で、利益確定売りが優勢だった。9月の米新車販売台数が前年同月から減少したことも投資家心理をやや悪化させた。
同時刻に発表された8月の建設支出は増加の市場予想に反して減少した。IHSマークイットが朝方発表した9月の製造業購買担当者景気指数(PMI)が低水準だったこともあり、相場の上値は重かった。
米長期金利が上昇した場面では公益事業、不動産など金利上昇の影響を受けやすい銘柄が売られたことも相場の上値を抑えたという。
ナスダック総合株価指数は反落し、前週末比11.128ポイント(0.2%)低い5300.874で終えた。
セクター別では、運輸や医薬品・バイオテクノロジーが上昇する一方で不動産や公益事業が下落した。
油田掘削のトランスオーシャンが急落した。石油ガス開発などを手掛けるリライアンス・インダストリーズから掘削船契約の早期打ち切りを受けたと明らかにしたのが嫌気された。家庭用品のプロクター&ギャンブル(PG)は、化粧品メーカーのコティ(COTY)への美容部門の売却完了が明らかとなったが、下落。
一方、化学のデュポンは大幅高。米系大手証券会社による投資判断の引き上げが伝わり、好感した買いが優勢だった。短文投稿サイトのツイッター(TWTR)はソフトウェアのマイクロソフト(MSFT)が買収に向けて財務アドバイザーに投資銀行を起用したことが報じられ、上昇。ダウ銘柄では航空機・機械関連のユナイテッド・テクノロジーズや航空機のボーイングが上昇した。
NYダウ工業株30種(ドル)
18,253.85−54.30
S&P500種
2,161.20−7.07
ナスダック
5,300.874−11.128
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物(円建て)は小幅に続伸した。12月物は前週末比45円高の1万6605円で取引を終えた。3日の大阪取引所の終値を15円上回った。
明確な取引材料に欠けて終日、方向感なく推移した。この日の安値は1万6525円、高値は1万6640円だった。
シカゴ日経225先物12月限 (円建て)
16605 ( +15 )
シカゴ日経225先物12月限 (ドル建て)
16650 ( +60 )
( )は大阪取引所終値比
【03日の欧州株式市場】
イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 6983.52(+84.19)
FTSE100種総合株価指数は大幅反発。前週末終値に比べ84.19ポイント(1.22%)高の6983.52と、終値ベースで2015年5月末以来、約1年4カ月ぶり高値で引けた。石油株の上げが指数を押し上げるなか、構成銘柄の約8割が上昇した。
ドイツ・フランクフルト株価指数
3日のフランクフルト株式市場は祝日で休場。
フランス・パリ株価指数
CAC40 4453.56(+5.30)
10月03日 マーケットコメント
10月03日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=148円高と反発。ドイツ銀不安後退も商い低調続く
【大引け概況】
03日の日経平均株価は反発した。前週末比148円83銭高の1万6598円67銭で終えた。
・・・続き
本日のマーケット動画
過去のマーケット動画はこちら
ドイツ銀行を巡る懸念がいったん後退し、幅広い銘柄に買い戻しが入った。日経平均の上げ幅は一時200円を超えたものの、1万6600円台では主力株に戻り待ちの売りが出て、上値を抑えた。
取引開始前に日銀が発表した9月の日銀短観は市場コンセンサスを若干下回り、前提為替レートと実勢の差も意識されたが、全体株価への影響は限られた。
主力株に買いが続かず、戻り待ちの売りが出た。日本時間今夜に米国経済指標の発表を控え、様子見姿勢も強まった。
外国為替市場では、ドル円も101円台半ばで取引を開始。しかし、EU離脱を来年3月に申請とメイ首相が表明した為、ポンド円が下落し、ドル円も連れ安して上値が重くなった。
東証1部の売買代金は概算で1兆6279億円、売買高は14億9684万株だった。
JPX日経インデックス400は反発し、前週末比68.84ポイント高の1万1915.33だった。東証株価指数(TOPIX)も反発し、7.94ポイント高の1330.72だった。
東証1部の値上がり銘柄数は1322と全体の約67%を占めた。値下がりは520、変わらずは136銘柄だった。
売買代金は引き続き盛り上がりを欠いており、9月6日以来、約1カ月ぶりの低水準だった。
日経平均値上がり寄与トップはファーストリテイリング、2位はファナックだった。 値下がり寄与トップはソフトバンクG、2位は川崎重工業だった。
個別では、キーエンス、ファストリが買われ、野村など証券株も買いを集めた。フィンテック関連のさくらインターネットやGMOペイメントゲートウェイも上昇した。 半面、業績見通しを下方修正した業績大幅減額を嫌気され川崎重工業が続落。対抗するファンドの買収価格引き上げで注目された、さが美は高寄り後に値を崩した。
東証2部株価指数は、15.67ポイント高い4441.79で終えた。終値ベースで2月3日以来8カ月ぶりの高値だった。
個別では、東証1部への指定替えが発表された阿波製紙がストップ高。シャープや稀元素も上げた。 一方、安川情報がストップ安。ヨネックス、メンバース、象印が下げた
10月03日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】日経ジャスダック平均株価=反発。ビーマップとシスロケがストップ高
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は小幅に反発した。終値は前週末比8円94銭高い2520円36銭だった。
東証1部の主力株が反発し新興市場にも投資家心理の改善が及んだが、午後は伸び悩む銘柄が目立ち、指数も前引け時点から上げ幅を縮小した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で340億円、売買高は1億2188万株だった。
個別銘柄では、システム・ロケーションが業績予想の上方修正を材料視されストップ高。ビーマップもストップ高となっている。 その他、極楽湯やユニバーサル、アエリアが上昇した。 半面、東証が11月1日付で上場廃止にすると発表し、モジュレがストップ安。その他、アイビー、エージーピー、シンバイオ、が下落した。
10月03日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ指数=反発。ブランジスタなどがストップ高
・・・続き
東証マザーズ指数は反発した。終値は前週末比3.46ポイント高い951.63だった。
個別では、ゲーム「神の手」の新企画を材料視したブランジスタがストップ高。その他、リアルコム、チェンジもストップ高となった。 その他、カナミックNは一時ストップ高と値を飛ばし、デジタルIも上げた。 半面、モバファク、セラク、カヤックが値を下げた。
10月03日 アフターランチ
「ココロ」
土曜日経1面では「日銀国債買い入れ減額」の見出し。
足元で進む長期金利の低下を抑える狙いだという。
・・・続き
今回は長期金利の指標となる新発10年国債が入る「5年超〜10以下」。
ここの国債の購入額を1回あたり200億円減額。
「10年超〜25年以下、25年超」も100億円ずつ減額。
日銀が購入金額を減らせば国債価格は下落し利回りは上昇する。
これが日銀の本心なのだろう。
というか金利で景気を左右する限界なのかも知れない。
いずれにしても、インフレ志向に変身した日銀。
インフレでは買い手の論理が相場を支配する株式市場にとっての光明でもある。
デフレ脱却のためにはマネーストックの増加と金利の上昇という対立命題の解を求めざるを得ない。
25日移動平均が16720円。75日線が16359円。
200日線16773円も近づいてきた。
ドイツ銀問題も結局はイスラムの新年を控えた資金の引き上げだったと考えれば結構納得。
表面で起こっている問題と時間軸。
そして背景を考えないと相場はいつまでたっても表面しか見えないのかも知れない。
以前ネットで見かけた相場川柳。
↓
★相場観 逃げ道作る評論家
★文句だけ一人前のバイサイド
★株式で俺のベンツも 今は軽
★指値して出来ちゃったの?と不安がり
★アルゴより俺のリズムでどこ悪い
★先物で全て説明現物株
★アルゴより上司にほしいストラテジー
★均衡表、雲の上でも暴風雨
★おかしいな? それはお前の相場観
★アルゴより細い計らい止めてくれ
★オタッキー、アルゴのおかげで大出世
★経験則あたらないのも経験則
★春なのに、私のポート冬のまま
★ショートセル、市場外ならロングセル
★トレーダー、いつになってもこまずかい
★企業規模、大きくなるほどカスばかり
★日経の観測記事に右往左往
★月次聞き、一喜一憂自暴自棄
★決算の内容よりもADR
★泣けてくる株の損失プライスレス
★できるなら自分の逆バリしてみたい
★趣味特技、高値掴みと底値売り
★ナンピンがさらに傷口でかくした
★VWAP買った負けたはまるで意味なし
★なんでかな、私がやる株、逆相関
★朝投げて、後場買い上がり2時に投げ
★上がるのは株価ではなく血糖値
★ロスカット、投げた翌日大暴騰
★くれてやる、頭と尻尾がでかすぎる
★クオンツも化粧はがせばテクニカル
(櫻井)
10月03日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=反発、ドイツ銀不安後退で183円高の1万6633円
03日午前の日経平均株価は前週末比183円53銭高の1万6633円37銭で終えた。
・・・続き
朝方は、ドイツ銀行不安の後退を背景にした前週末の米国株高や円安を受け、買いが先行した。その後いったん円が下げ渋る場面もあったが、根強い買いに上げ幅を拡大した。 東京市場の寄り付き前には、日銀の9月全国企業短期経済観測調査(短観)が発表され、企業の景況感を示す業況判断指数(DI)のうち大企業・製造業はプラス6と2四半期連続の横ばいとなり、市場予想のプラス7を若干下回った。
企業業績に対する警戒ムードは拭い切れず、全般は買い手掛かりに乏しいこともあって、買い一巡後は上値も重い。前場の売買代金は8200億円弱と引き続き低調となっている。
ドル円相場は1ドル=101円40銭前後と、前週末午後5時時点に比べ54銭の大幅なドル高・円安。ユーロ円は1ユーロ=113円88銭前後と1円08銭の大幅なユーロ高・円安で推移している。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も反発した。
前引けの東証1部の売買代金は概算で8192億円だった。売買高は7億9489万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1561、値下がりは321、変わらずは96銘柄だった。
日経平均プラス寄与度トップはファストリテーリングで、日経平均を21.10円押し上げ。次いでKDDIが9.44円、ファナックが9.21円と続いた。
マイナス寄与度は1.3円の押し下げで川重がトップ。以下、カシオが0.73円、デンソーが0.65円と並んだ。
業種別では33業種中31業種が上昇し、下落は鉱業、石油・石炭の2業種のみ。
個別では、減損計上で利益大幅下方修正のセブン&アイ・ホールディングスが買い優勢。三菱UFJなど銀行株が上げ、トヨタなど自動車株の一角も上昇した。 一方、川崎重工業が業績減額を嫌気されて下落した。ピーシーデポコーポレーションなども軟調。対抗するファンドの買収価格引き上げで注目された、さが美も高寄り後に売り物に押される展開となった。
東証2部株価指数も反発した。前引けの2部指数は、前日比19.38ポイント高の4445.50となった。
個別銘柄では、阿波製紙がストップ高。桜島埠頭、シャープが上げ、半面、安川情報が一時ストップ安。キョウデン、ヨネックスが下げた。
10月03日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】日経ジャスダック平均株価=反発。新規ゲーム開発発表のアエリアに買い
・・・続き
3日午前の新興企業向け株式市場で日経ジャスダック平均株価は小幅に反発した。前引けは前週末比10円62銭高い2522円04銭となった。
米国株の上昇を受けて東証1部の主力株が反発し、投資家心理の改善が新興市場にも波及した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で194億円、売買高は7972万株。
個別銘柄では、シスロケが一時ストップ高。子会社が新規タイトルゲーム開発開始を発表したアエリアに買いが入った。ユニバーサルや極楽湯、テックファムが上昇した。 半面、ULSグループや倉元、シンバイオ、環境管理センターは下落した。
10月03日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=反発。リアルコムが一時ストップ高。
・・・続き
東証マザーズ指数は反発した。前引けは前週末比7.54ポイント高い955.71だった。
個別銘柄では、チェンジがストップ高となり、リアルコムも一時ストップ高と値を飛ばした。 ブランジスタやそーせい、シルバエッグが上昇した。一方で、アクセルMやエナリス、モバファクが下落した。
10月03日 相場概況(寄り付き後)
【市況】東京株式(寄り付き)=ドイツ銀不安後退、米株高受けて買い優勢
[寄り付きの概況]
3日の日経平均株価は反発して始まった。始値は前週末比116円19銭高い1万6566円03銭だった。
・・・続き
下期相場入りとなった東京株式市場だが、幸先よく買い先行となった。
ドイツ銀に対し米司法省が求めている巨額の和解金が減額見通しにあることで、投資家心理が改善、前週末の米国株市場では金融株中心に買われ、NYダウが反発に転じた。
外国為替市場でも1ドル=101円台半ばの推移と円安に振れており、全般は再びリスクオフの巻き戻しに動いている。きょう寄り前に発表された9月の日銀短観は大企業製造業DIがプラス6と市場コンセンサスを若干下回った。
寄り付き時点で業種別では33業種中、27業種前後が高く、値上がり上位に海運、証券、精密機器、陸運、情報通信、非鉄など。
銀行株や、トヨタやパナソニックといった輸出関連銘柄の一角が上げている。
225先物はアムロ・UBS・ドイツ・岡三・楽天・JPが買い越し。
クレディ・野村・モルスタ・みずほ・大和・ソジェン・シティが売り越し。
TOPIX先物は野村・モルスタ・アムロ・メリル・大和が買い越し。
クレディ・みずほ・パリバ・JP・ドイツが売り越し。
外資系等は太陽(4626)、豊田合成(7282)、トヨタ紡織(3116)、東海理化(6995)、アイシン(7259)、竹内製作(6432)に注目。
テクニカル的にはシキボウ(3109)、東ゼネ(5012)、Jマテ(6055)、ヤマシン(6240)、栗田工(6370)、岩谷(8088)、ベスト電(81765)が動兆。
10月03日 カタリストコメント
「質問」
週末のNY株式市場は反発。
ドイツ銀行の経営懸念が和らいだことで、金融株が広く買われた。
・・・続き
MBS不正販売問題での課徴金が54億ドルで和解合意に近づいたいう報道が材料視された。
最大140億ドルからは後退したことになる。
「ドイツ銀の実態はリーマンとは違うとの認識が若干ある。
世界危機以後、規制が全て変更され銀行はこうした問題にもより良く対処できるようになった」という声も聞かれる。
市場の焦点は第3四半期決算の発表に移行していこう。
だた業績見通しは1.5%減で6四半期連続のマイナス見通し。
この評価が課題となってくる。ゴールドマンやクアルコムが上昇。
週間ベースでは主要3指数とも3週続伸。
しかし月間ベースでのS&P500は0.1%下落で2カ月連続のマイナス。
週末の財新マークイット発表した9月の中国製造業PMI50.1で市場予想と一致して着地。
週末・月末・中間期末の日経平均は243円の下落。
日経平均は3ケタの下げと上げの繰り返し。
週間では304円の下落となり、週足では陰線となった。
月足も陰線。
ドイツ銀問題が影を引いた格好だが、週末のNY市場でドイツ銀問題は緩和。
何とか持ちこたえた格好となった。
日銀短観で始まり米雇用統計で閉じる10月第1週は3日新甫。
ノーベル賞の発表もスケジュールされており話題には事欠かない週。
上海は国慶節で休場。
225先物大証夜間取引終値は日中比170円高の16560円。
ドル円は101円台と平穏。
イスラムのヒジュラ暦では新年度。
一応プラス転換に期待の日。
日本株が世界の主要な株式市場の中で「一人負け」と日経。
日経平均株価は4〜9月の半期ベースで3期連続のマイナス。
「円高が日本株の足を引っ張り、出遅れが続く」との解釈だ。
4〜9月期の日経平均は前下期から2%下落。
同期間米国株は4%上昇、ドイツ株は5%、新興国ではブラジル株も上昇。
「下半期の日経平均占ううえで、カギは米利上げの動向」と。
土曜に大手町日経ホールで行われたストボフォーラム。
キャスタ─座談会の中で「米利上げは株上昇?」と質問してみた。
会場の答えは半分半分。
もう一つ「マイナス金利の廃止は株高?」。
これは圧倒的に賛成多数。
投資家心理の方が市場関係者よりも正しいに違いない。
大企業製造業DIはプラス6。前回と一緒。
市場予想はプラス7。
設備投資は6,3%。
市場予想は6.7%を下回った。
経常利益9.2%減。
前回は7.3%減だから減益幅拡大。
あまり良くはない結果。
それでも指数は3ケタのプラス展開。
経済指標っていったい何なのだろう。
市場は神経質すぎるのか、あるいは無視することも好きなのか。
騒ぐ材料を市場関係者に提供しているだけなのか。
踊ることなく淡々と経済指標を消化することが大切なのだろう。
短観悪化で円安期待だとしたら、少し刹那的すぎる。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
鎌倉新書(6184)・・・動兆。
鎌倉新書に注目する。
同社は葬儀、仏壇、お墓のポータルサイト運営が中核。
業績は好調。
今第2四半期(16年2〜7月)の単体決算は大幅な増益で着地。
9月末に1対4の株式分割済み。
(995円)。
(兜町カタリスト櫻井)
10月03日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 10月03日号
10月03日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
10月3日の東京株式市場はシカゴ先物にさや寄せする格好から、買い先行の展開になろう。
・・・続き
反発後、もみ合いとなりそうだ。
日経平均株価予想レンジは、1万6400円−1万6700円を想定する。
前週末の米国株高を受け、買いが先行するとみられるが、手掛かり材料に乏しいなか、個別株への物色が中心になりそう。
寄り前には9月調査の日銀短観が発表される。極端な悪化とならない限りは相場の下支え要因となる可能性が高い。
為替相場は、ドル・円が1ドル=101円台の前半と円安に振れている。為替が円安への動きを強める動きとなった場合には、輸出関連株への物色意欲が高まることもありそうだ。
シカゴ市場日経平均先物の円建て清算値は、9月30日の大阪取引所終値比110円高の1万6560円だった。
主要外国証券経由の注文動向は、売り1120万株、買い1140万株で、差し引き20万株の買い越し。買い越しは6営業日ぶり。金額も買い越し。
売りセクターに、銀行、証券、機械、通信、建設、薬品、サービス、電機など。買いセクターに、証券、サービス、その他製品、機械、電機、食品、繊維、通信、自動車など。
【注目銘柄】
■ネクステージ <3186>
今期経常を37%上方修正・最高益予想を上乗せ。
■ホクシン <7897>
今期経常を47%上方修正。
■阿波製紙 <3896>
東証が阿波製紙を10月7日付で市場1部に指定替えする。
■日本メディカルネットコミュニケーションズ <3645>
6-8月期(1Q)経常は2.7倍増益で着地。
【米国市場】
NYダウ
18308.15 ( +164.70 )
S&P500
2168.27 ( +17.14 )
NASDAQ
5312.00 ( +42.85 )
【シカゴ日経平均先物】
シカゴ日経225先物12月限 (円建て)
16560 ( +170 )
シカゴ日経225先物12月限 (ドル建て)
16595 ( +205 )
( )は大阪取引所終値比
【予定】
3(月)
【国内】
9月調査日銀短観(8:50)
9月新車販売台数(14:00)
《決算発表》
ダイセキ環境ソリューション、キユーピー、クリエイトSDホールディングス、北興化学工業、日本フイルコン、瑞光、不二越、象印マホービン、オークワ、しまむら、パルコ、ダイセキ
【海外】
米9月ISM製造業景況指数(23:00)
米8月建設支出(23:00)
米9月自動車販売台数
休場:中国(〜10/7)、韓国、マレーシア、ドイツ
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
10月01日 マーケットコメント
10月01日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 10月01日号
09月30日 【NY株/欧州株概況】
【市況】大幅反発でダウ164ドル高 ドイツ銀行への財務不安和らぐ
・・・続き
30日のNYダウ平均は大幅に反発し、前日比164ドル70セント高の1万8308ドル15セントで終えた。
原油相場の上昇に加えて、ドイツ銀行の財務不安を嫌気した売りが一服し金融株を中心に買い戻しが広がった。その後、ドイツ銀行が当初の金額を大幅に下回る54億ドルで米司法省と合意間近との報道を好感し上げ幅を拡大、終日堅調推移となった。ダウは200ドルを超す上昇となった。
石油輸出国機構(OPEC)非公式会合での減産合意を好感し、原油相場の上昇が続いたことも株式相場を下支えした。シェブロンやゴールドマン・サックス、JPモルガン・チェースなどが買われ、ダウ平均構成銘柄はほぼ全面高となった。
30日は月末・四半期末にあたる。「売られすぎた分の持ち高を中立にする目的の買いも入りやすかった」という。
9月のシカゴ購買部協会景気指数や消費者態度指数(確報値)が市場予想を上回ったことも好感された。
ナスダック総合株価指数は反発し、前日比42.848ポイント高い5312.002で終えた。
セクター別では、銀行や家庭用品・パーソナル用品が上昇する一方で公益事業や不動産が下落した。
会員制卸売のコストコ・ホールセール(COST)は決算内容が好感され、上昇。前日発表した6〜8月期の1株利益が市場予想を上回り、好感した買いが入った。
ネット小売りのアマゾン(AMZN)は一部アナリストによる買い推奨を受けて上昇し、最高値を更新した。ダウ銘柄では小売り大手のウォルマート・ストアーズや製薬大手のファイザーの上げが目立った。
半面、IT(情報技術)サービスを手掛けるコグニザント・テクノロジー・ソリューションズが急落した。贈賄の疑いについて社内調査を始めたことが明らかになり、売り材料視された。ダウ銘柄では通信大手ベライゾン・コミュニケーションズが下落した。
NYダウ工業株30種(ドル)
18,308.15+164.70
S&P500種
2,168.27 +17.14
ナスダック
5,312.002+42.848
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は小幅反発した。12月物は前日比35円高の1万6560円で引け、前夜の大取終値を110円上回った。
過度な経営不安の後退でドイツ銀株が反発に転じ、投資家心理が改善した。朝安で始まった後は、引けにかけて米株とともに上げた。この日の12月物高値は1万6590円、安値は1万6315円。
シカゴ日経225先物12月限 (円建て)
16560 ( +170 )
シカゴ日経225先物12月限 (ドル建て)
16595 ( +205 )
( )は大阪取引所終値比
【30日の欧州株式市場】
FTSE100種総合株価指数は反落。前日終値に比べ20.09ポイント安の6899.33で引けた。資源株中心に構成銘柄の半数以上は下落した。指数の下げ幅は午後に縮まった。
資源株が売られた。石油のロイヤル・ダッチ・シェルと鉱業のリオ・ティントの下げが目立った。資源商社のグレンコアも下落した。
ドイツ株式指数(DAX)は反発。終値は前日比105.48ポイント(1.01%)高の10511.02だった。ドイツ銀行の経営不安で下がって始まったものの、午後遅くには上昇に転じた。
ドイツ銀行は6%超の上昇。朝方には約9%下落し10ユーロを初めて割り込んだ。ただ午後には、住宅ローン担保証券の不正販売を巡る米司法省との和解金が54億ドル近くで決着すると報じられ、上昇に転じた。
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