29日の日経平均株価は反発し、終値は前日比201円37銭高の4万0369円44銭だった。
29日は23年度の最終営業日だった。日経平均は年度ベースで1万2327円96銭(44%)上昇。東証株価指数は38%上昇した。
今晩の欧米市場が休場や年度末ということもあって積極的な買いもそう多くは見られなかった。
東証プライムの売買代金は概算で5兆890億円、売買高は17億5159万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1367。値下がりは253、横ばいは32だった。
TOPIXは反発した。終値は17.81ポイント高の2768.62だった。
東証プライムの騰落銘柄数は値上がり1367/値下がり253。4月1日から日経平均構成銘柄となるディスコ、ソシオネクスト、株価の換算係数が引き上げられるニトリホールディングスが商いを伴って大幅上昇。三菱重工が6.1%高と人気化した。一方、レーザーテックが2%を超える下落。日本郵船など海運株が業種として弱く、NSユナイテッド海運は中期経営計画発表後に一段安となった。
今週は、軟調展開となった。
日経平均株価は前の週に大きく上昇した反動で、週明けの25日に400円を超える下落。節目の4万500円を割り込んだ。26日は強弱感が交錯して小幅安となったが、権利付き最終日の27日は全面高で300円を超える上昇、権利落ちとなる28日は全面安で600円近い下落、29日は前日大幅安の反動で200円を超える上昇と、月末・年度末にかけては不安定な動きが続いた。
日経平均は週間では反落し、約518円の下落。なお、配当落ちの影響が260円程度あった。週足では陰線を形成した。
来週は、上値の重い展開か。
4月相場に突入するが、週末の5日には米国の雇用統計が発表される。米国では雇用統計の前にISM製造業・非製造業景況指数や雇用動態調査(JOLTS)求人件数などの発表もあり、米国指標とドル円動向に神経質となるだろう。
米国では利下げ開始時期が後ずれすることへの警戒がくすぶっており、雇用統計を見極めるまでは長期金利が下がりづらいと思われる。
為替は円安(ドル高)継続が見込まれるが、足元では日銀・政府の介入に対する警戒が高まっており、円安を好感する動きは限定的と考える。
月初のタイミングでご祝儀的な買いは入るかもしれないが、週後半にかけては米雇用統計を前に目先の利益確定やリスク回避目的の売りに押されやすくなると予想する。基本は押し目買いが有効となりそうだ。
■上値・下値テクニカル・ポイント(29日現在)
44450.66 ボリンジャー:+3σ(26週)
44279.59 ボリンジャー:+3σ(13週)
42101.12 ボリンジャー:+2σ(13週)
41814.38 ボリンジャー:+3σ(25日)
41342.84 ボリンジャー:+2σ(26週)
41085.92 ボリンジャー:+2σ(25日)
40574.51 6日移動平均線
40357.45 ボリンジャー:+1σ(25日)
40168.07 ★日経平均株価29日終値
39922.64 ボリンジャー:+1σ(13週)
39803.85 均衡表転換線(日足)
39628.98 25日移動平均線
39591.45 均衡表基準線(日足)
38900.51 ボリンジャー:-1σ(25日)
38797.51 新値三本足陰転値
38396.17 均衡表転換線(週足)
38235.03 ボリンジャー:+1σ(26週)
38172.04 ボリンジャー:-2σ(25日)
37744.16 13週移動平均線
37443.57 ボリンジャー:-3σ(25日)
37239.00 均衡表雲上限(日足)
36587.45 75日移動平均線
35787.71 均衡表基準線(週足)
ザラ場高値と安値も前日から切り上がり、ローソク足は小陽線で終了した。一方、終値は昨日に続いて下向きの5日移動平均線を下回り、週足では陰線を描いた。東証プライム市場の騰落レシオ(25日ベース)は125.21%と再び120%ラインを超えたこともあり、若干のスピード調整余地を残して今週の取引を終えた。
【大引け概況】
29日の日経平均株価は反発し、終値は前日比201円37銭(0.50%)高の4万0369円44銭だった。
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前日の米株式市場では、堅調な経済指標の発表などが好感されNYダウとS&P500種株価指数が最高値を更新した。これを受け、東京株式市場も朝方から買いが先行する展開。前日に日経平均株価は大幅に下落したことからリバウンド狙いの買いも流入し、一時300円を超す上昇となった。不動産や建設、非鉄金属など景気敏感株を中心に幅広く買いが入った。
29日は2023年4月〜24年3月(23年度)の最終営業日だった。日経平均は年度ベースで1万2327円96銭(44%)上昇。東証株価指数(TOPIX)は38%上昇した。
日経平均は大引け間際に一段高となる場面があった。29日は米国や欧州の主要市場が休場となるため、海外投機筋による仕掛け的な売買が日本株に集中したとの指摘があった。「株価指数先物のショートカバー(買い戻し)も巻き込んで日経平均を押し上げたようだ」という。
29日は米連邦準備理事会(FRB)が重視する2月の米個人所得・個人消費支出(PCE)が発表されるとあって、内容を見極めたいとの声は多かった。持ち高調整の売りが相場全体の上値を抑える場面も目立った。
さて、東京株式市場は米景気安定や米株高という安心感から引き続き日経平均が4万円台を固める動きに。年金資金の売りに対する警戒感もありながら下値を着々と拾っていく底堅い新年度相場となりそうだ。円相場は日銀や財務省のけん制があって当面は膠着しそうだが、いずれはもう一度円安に振れる局面が新年度にはあるだろう。どっちに転んでも株高の流れは4月も続きそうである。
TOPIXは反発した。終値は17.81ポイント(0.65%)高の2768.62だった。JPXプライム150指数は反発し、4.33ポイント(0.36%)高の1201.28で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で5兆890億円、売買高は17億5159万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1367。値下がりは253、横ばいは32だった。
業種別株価指数(33業種)は繊維製品、不動産業、建設業の上昇が目立った。下落は海運業、ゴム製品の2業種だった。
個別銘柄では、ディスコや東京エレクトロン、ソシオネクストが高く、三菱重工業や三井E&Sが上昇。三菱UFJフィナンシャル・グループや三井住友フィナンシャルグループが値を上げた。三菱重、野村マイクロが買われた。三井不動産や三菱地所が買い人気を集め、東建物、大成建設や大林組、鹿島が高い。高水準の自社株買い発表が好感され小糸製作所はストップ高に買われた。
半面、レーザーテックや信越化学工業、トヨタ自動車、任天堂が安く、ニデックの下げも目立った。さくらインターネットが大幅安。キーエンスやファナック、武田薬品工業、テルモが値を下げた。JR東海やダイキン工業が軟調。日本郵船や商船三井も下落した。
東証スタンダード市場は米国の主要株価指数が小動きで手掛かり材料難となる中、押し目買いが広がった。スタンダードTOP20は反発。出来高3億6028万株。
値上がり銘柄数1082、値下がり銘柄数408と、値上がりが優勢だった。
個別ではクックパッド、ワッツ、さくらケーシーエス、グラフィコ、ジェイ・イー・ティなど9銘柄がストップ高。サンオータス、東京ボード工業は一時ストップ高と値を飛ばした。大盛工業、北野建設、ヤマト、高橋カーテンウォール工業、平安レイサービスなど82銘柄は昨年来高値を更新。アルデプロ、ピクセルカンパニーズ、かんなん丸、アスコット、戸田工業が買われた。
一方、ジー・スリーホールディングス、アジュバンホールディングス、大黒屋ホールディングスが昨年来安値を更新。山大、セキチュー、ケミプロ化成、シリウスビジョン、ダイドーリミテッドが売られた。
東証グロース市場は前日までの続落を受け、自律反発狙いの買いが主力銘柄を中心に入った。日経平均株価が上昇したことも個人投資家の心理を上向かせた。
海外投資家不在で大型株市場は閑散としていたが、個人投資家の売買意欲は衰えず、グロース市場の売買代金は前日より増えた。信用評価損率は低水準で推移しており、個人は活発に動いている。前日まで下落していた銘柄が多かったことも、反動高につながった。
引き続き、値動きの軽い新規公開銘柄や直近IPO銘柄に売買が集中し、グロース市場の代金上位にはコード番号末尾「A」の銘柄が並んだ。ただ、「個人は資金に限りがあり、新たな銘柄を買うための換金売りも出た」とされ、この日、直近IPO銘柄は騰落まちまちだった。
グロースCore、グロース250はともに堅調。東証グロース市場250指数の終値は前日比11.66ポイント(1.59%)高の746.45だった。
グロース市場ではウェルスナビやジーエヌアイ、フリーが上昇した。一方、カバーやFフォースGは下落した。
値上がり銘柄数389、値下がり銘柄数147と、値上がりが優勢だった。
きょうグロース市場に上場した2銘柄はいずれも初値を下回る水準で取引を終えた。マテリアルGは公開価格(1180円)を8.05%下回る1085円で初値を付け、終値は初値比55円(5.06%)安の1030円。Gモンスターは公開価格(980円)を73.46%上回る1700円で初値を付け、終値は初値比81円(4.76%)安の1619円だった。
個別では、ファンデリーがストップ高。sMedio、Birdmanは一時ストップ高と値を飛ばした。BRUNO、アイキューブドシステムズ、ASNOVA、笑美面は昨年来高値を更新。ブルーイノベーション、オンコリスバイオファーマ、ネットスターズ、ELEMENTS、トラストホールディングスが買われた。
一方、ENECHANGE、STG、中村超硬が昨年来安値を更新。フィードフォースグループ、売れるネット広告社、TORICO、エコナビスタ、日本電解が売られた。
29日午前の日経平均株価は反発した。午前終値は前日比298円75銭(0.74%)高の4万0466円82銭で、きょうこれまでの高値で前場の取引を終えた。
前日の米国市場でNYダウとS&P500種株価指数が最高値を更新したことが好感され、東京市場も買い優勢の展開となった。日経平均株価は前日に大幅な下落を記録していたことから自律反発を狙った買いも流入した。
米景気の底堅さが改めて意識され、28日の米市場ではダウ平均やS&P500種株価指数が最高値を更新した。東京株式市場では不動産や鉱業、建設といった景気敏感株に買いが目立った。日経平均は前日に600円近い下落となっていたため、自律反発や押し目を狙った買いも入りやすかった。前引けにかけては、海外短期筋とみられる株価指数先物への買いが加速した。
日経平均は伸び悩む場面があった。鈴木俊一財務相が午前の閣議後記者会見で足元の為替相場について「行き過ぎた動きにはあらゆる手段を排除せず適切に対応したい」などと話した。一方的な円安・ドル高を抑制する姿勢が示されたことで為替動向への警戒感が強まり、株式市場での利益確定売りを促したとの指摘があった。
為替は1ドル151円30銭台の小動きが続いている。午前には鈴木財務大臣が「行き過ぎた動きにはあらゆる手段を排除しない」と発言。政府関係者による連日の円安けん制発言を受けて、円安進行は一服している。本日は欧米諸国のほか、シンガポールなども祝日のため、午後の株式市場、為替市場は、午前よりも商いが減少すると想定。仮に政府・日本銀行が為替介入を実施した際、商い閑散のためインパクトは大きくなるだろう。後場の日経平均は引き続き為替を横目に見た展開を想定する。
東証株価指数(TOPIX)は反発した。前引けは22.33ポイント(0.81%)高の2773.14だった。JPXプライム150指数は反発し、7.34ポイント(0.61%)高の1204.29で前場を終えた。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で1兆8458億円、売買高は7億2863万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1363。値下がりは247、横ばいは41だった。
業種別株価指数(33業種)では、不動産業、鉱業、建設業の上昇が目立った。下落は海運業のみ。
個別銘柄では、株主還元策の強化が好感された小糸製は制限値幅の上限(ストップ高水準)での買い気配のまま午前の取引を終えた。ディスコや東京エレクトロン、ソシオネクストが高く、三菱UFJフィナンシャル・グループや三井住友フィナンシャルグループがしっかり。三井不動産、住友不動産、三菱地所が買われ、大成建設や大林組が値を上げた。
半面、レーザーテックやルネサスエレクトロニクスが安く、ソフトバンクグループが軟調。日本郵船や商船三井が値を下げた。ニデック、安川電が軟調だった。
東証スタンダード市場は、前日に日経平均株価が大幅安となった反動で、幅広い銘柄に押し目買いが入った。大型の機械株や半導体関連株がにぎわった。 スタンダードTOP20は反発。出来高2億2218万株。
値上がり銘柄数990、値下がり銘柄数432と、値上がりが優勢だった。
個別では、さくらケーシーエスがストップ高。サンオータス、アルデプロ、ビート・ホールディングス・リミテッドは一時ストップ高と値を飛ばした。大盛工業、ヤマト、平安レイサービス、エヌアイデイ、共同ピーアールなど62銘柄は昨年来高値を更新。東京ボード工業、ピクセルカンパニーズ、アスコット、ピクセラ、ジェイ・イー・ティが買われた。
一方、ジー・スリーホールディングス、アジュバンホールディングス、大黒屋ホールディングスが昨年来安値を更新。山大、セキチュー、シリウスビジョン、住石ホールディングス、KSKが売られた。
東証グロース市場は、東証グロース市場250指数は前日まで5日続落しており、自律反発狙いの買いが時価総額の大きい主力銘柄を中心に入った。
東証グロース市場250指数は反発した。前引けは前日比10.00ポイント(1.36%)高の744.79だった。
グロース市場ではインフォRやウェルスナビ、フリーが上昇した。一方、QPS研究所やカバーは下落した。
値上がり銘柄数362、値下がり銘柄数152と、値上がりが優勢だった。
きょうは東証グロース市場に2社が新規上場した。マテリアルGは公開価格(1180円)を8.05%下回る1085円で初値を付け、前引けは1117円だった。Gモンスターは公開価格(980円)を73.46%上回る1700円で初値を付け、前引けは1990円だった。
グロースCore、グロース250はともに堅調。
個別では、ファンデリーがストップ高。Birdmanは一時ストップ高と値を飛ばした。BRUNO、アイキューブドシステムズ、ASNOVAは昨年来高値を更新。ブルーイノベーション、ブティックス、トラストホールディングス、オンコリスバイオファーマ、LAホールディングスが買われた。
一方、ENECHANGE、STG、中村超硬が昨年来安値を更新。フィードフォースグループ、売れるネット広告社、イーエムネットジャパン、地域新聞社、TORICOが売られた。
【寄り付き概況】
29日の日経平均株価は反発で始まった。始値は前日比109円38銭高の4万0277円45銭。
前日の米株式市場は、NYダウは47ドル高と続伸し最高値を更新。ナスダック指数は反落したが、S&P500種株価指数も最高値を更新した。米国株が上昇する流れのなか、東京株式市場も反発してスタートした。
また、為替は1ドル=151円40銭前後と前日夕方に比べ横ばい圏で推移している。
取引開始前に経済産業省が発表した2月の鉱工業生産指数(2020年=100、季節調整済み)速報値は前月比0.1%低下の97.9だった。市場予想(前月比1.3%上昇)を下回ったが、株式市場で懸念する雰囲気は乏しい。
東証株価指数(TOPIX)は反発している。
個別では、住友鉱、日本製鉄が高い。富士通の上昇が目立つ。ファストリが買われている。一方、東エレク、スクリンが軟調。ファナックも売りが優勢となっている。
「市場の星」
「連休前で方向感のない展開」
木曜のNY株式市場で主要3指数はマチマチ。
聖金曜日の休場を控え方向感のない展開。
薬局チェーン大手のウォルグリーン・ブーツ・アライアンスが3.19%高。
ホーム・デポが0.59%安。
第4四半期の実質GDP確報値は年率換算で前期比3.4%増。
改定値の3.2%増から上方修正された
ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)は79.4。
速報値の76.5から上方修正。
2021年7月以来の高水準。
2月は76.9だった。
市場予想は速報値から変わらずの76.5だった。
1年先の期待インフレ率は2.9%と2月の3.0%から低下。
20年12月以来の低水準を記録した1月の数値と一致した。
2月の中古住宅販売仮契約指数は前月から1.6%上昇の75.6。
市場予想は1.5%上昇だった。
前年同月比では7%低下。
週間新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週比2000件減の21万件。
市場予想は21万2000件だった。
週間継続受給件数は2万4000件増の181万9000件。
午後2時までの短縮取引の中、国債利回りは上昇した。
10年国債利回りは4.206%。
5年国債利回りは4.219%。
2年国債利回りは4.628%。
ドル円は151円台前半。
WTI原油先物5月限は前日比1.82ドル(2.2%)上昇の1バレル=83.17ドル。
週間では約3.2%上昇で3カ月連続高。
ビットコインは2.91%上昇の7万0848.75ドル。
SKEW指数は157.60→157.11→155.44。
恐怖と欲望指数は70→71
(昨年2月1日が82、12月19日が79、4月18日が70、3月15日が22)。
木曜のNYダウは47ドル(0.12%)高の39807ドルと続伸。
高値39868ドル、安値39717ドル。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは113.75%(前日115.61%)。
NASDAQは20ポイント(0.12%)安の16379ポイントと反落。
高値16420ポイント、安値16347ポイント。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは104.00%(前日103.32%)。
S&P500は5ポイント(0.11%)高の5254ポイントと続伸。
高値52664ポイント、安値5245イント。
サイコロは6勝6敗。
騰落レシオは133.38%(前日133.46%)。
ダウ輸送株指数は183ポイント(1.14%)高の16211ポイントと続伸。
SOX指数は5ポイント(0.11%)高の4905ポイントと続伸。
VIX指数は13.01(前日12.78)。
NYSEの売買高は12.39億株(前日10.10億株)。
3市場の合算売買高は111.7億株(前106.5億株、過去20日平均は120.7億株)。
木曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比130円高の40360円。
ドル建ては170円高の40400円。
ドル円は151.37円。
10年国債利回りは4.206%。
2年国債利回りは4.628%。
週間ではNYダウが0.84%高。
S&P500が0.39%高。
ナスダック総合は0.3%安。
3月月間ではNYダウが2.08%、S&P500が3.1%、ナスダックが1.79%、それぞれ上昇。
四半期ではNYダウが5.62%、S&P500が10.16%、ナスダックが9.11%、それぞれ上昇。
「プライム市場の単純平均は188円安の2975円と一気に5.97%下落」
木曜の日経平均は寄り付き438円安。
終値は594円(▲1.46%)安の40168円と反落。
高値40482円。
安値40054円。
一時は700円を超す下落場面もあった。
日足は3日ぶりに陰線。
3月メジャーSQ値39863円に対して7勝7敗。
3月配当落ちは昨年で日経平均264円程度、TOPIX26ポイント程度。
TOPIXは48.47ポイント(▲1.73%)安の2750ポイントと3日ぶりに反落。
過去最高値は1989年12月18日の2884,80ポイント。
ザラ場高値は同日の2886.50。
TOPIXコア30指数は3日ぶりに反落。
プライム市場指数は24.98ポイント(▲1.73%)安の1415.86と3日ぶりに反落。
東証スタンダード指数は3日ぶりに反落。
東証グロース250指数は4.80ポイント(▲0.65%)安の739.23と4日続落。
25日移動平均線からの乖離は▲2.43%(前日▲2.00%)。
プライム市場の売買代金は4兆9134億円(前日5兆2189億円)。
38日連続で4兆円超。
売買高は19.87億株。
値上がり224銘柄(前日1221銘柄)。
値下がり1362銘柄(前日394銘柄)。
新高値63銘柄(前日207銘柄)。
2日ぶりに2ケタ。
新安値6銘柄(前日1銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは116.11(前日121.71)。
東証グロース市場の騰落レシオは82.27(前日84.24)。
NTレシオは14.60倍(前日14.56倍)。
サイコロは6勝6敗で50.00%。
TOPIXは8勝4敗で66.66%。
東証グロース市場指数は4勝8敗で33.33%。
上向きの25日線(39628円)からは△1.36%(前日△3.05%)。
8日連続で上回った。
上向きの75日線は36587円。
71日連続で上回った。
上向きの200日線(34017円)からは△18.08%(前日△19.97%)。
246日連続で上回った。
下向きの5日線は40526円。
2日ぶりに下回った。
13週線は37744円。
26週線は35127円。
いずれも上回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲20.740%(前日▲17.698%)。
買い方▲2.963%(前日▲2.737%)。
東証グロース250指数ネットストック信用評価損益率で売り方▲17.46%(前日▲19.573%)。
買い方▲15.658%(前日▲16.209%)。
空売り比率は43.3%(前日39.7%、3日ぶりに40%超)。
10月30日が54.3%。
22年10月28日54.7%、21年10月28日54.2%。
23年3月10日52.7%。
空売り規制なしの銘柄の比率は7.4%(前日9.8%)。
8月18日が8.9%、8月3日が12.3%、6月9日が16.1%。
日経VIは19.06(前日19.28)。
昨年2月16日の安値は14.63。
日経平均採用銘柄のPERは17.00倍(前日17.29倍)。
前期基準では19.06倍。
EPSは2362円(前日2357円)。
直近ボトムは9月28日2056円、直近ピークは3月4日2387円。
225のPBRは1.54倍(前日1.55倍)。
BPSは26083円(前日26129円)。
日経平均の予想益回りは5.88%。
予想配当り利回りは1.70%。
指数ベースではPERは23.66倍(前日24.01倍)。
EPSは1697円(前日1697円)。
PBRは2.17倍。
BPSは18510円(前日18528円)。
10年国債利回りは0.705%(前日0.720%)。
プライム市場の予想PERは16.93倍。
前期基準では19.16倍。
PBRは1.47倍。
プライム市場の予想益回りは5.90%。
配当利回り加重平均は2.00%。
プライム市場の単純平均は188円安の2975円(前日は3164円)。
一気に5.97%の下落。
配当落ちと株式分割の影響だろうがかなりの大きさとなった。
それでも23年末は2827.17円だったからかなり上回っている。
プライム市場の売買単価は2472円(前日2751円)。
プライム市場の時価総額は973兆円(前日990兆円)。
ドル建て日経平均は265.35(前日268.71)と反落。
木曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比130円高の40360円。
高値40555円。安値40080円。
大証夜間取引終値は日中比160円安の40390円。
気学では金曜が「逆行日にして前日の足取りに反する日」。
月曜が「吹き値売り方針で駆け引きせよ」。
火曜が「初め高いと反落する。吹き値売り方針の日」。
水曜が「押し目買い方針の日。突っ込み安は後場切り返す」。
木曜が「強象日。買い方針良し」。
金曜が「不時高、不時安を見せる逆行日」。
ボリンジャーのプラス1σが40357円。
プラス2σが41085円。
プラス3σが41814円。
週足のプラス1σが39922円。
プラス2σが42101円。
プラス3σが44279円。
3月月中平均は26日時点で日経平均39740円。
TOPIXは26日時点で2720ポイント。
(9月日経平均32725円。TOPIX2397ポイント。
昨年3月の日経平均27693円、TOPIX1989ポイント)。
聖金曜日で主要市場休場。
大引けは日経平均定期入れ替えパッシブ売買インパクト。
アノマリー的には「リーマンショック以降株安の日」。
月末・四半期末・年度末。
《今日のポイント3月29日》
(1)木曜のNY株式市場で主要3指数はマチマチ。
10年国債利回りは4.206%。
5年国債利回りは4.219%。
2年国債利回りは4.628%。
ドル円は151円台前半。
SKEW指数は157.60→157.11→155.44。
恐怖と欲望指数は70→71
(昨年2月1日が82、12月19日が79、4月18日が70、3月15日が22)。
(2)ダウ輸送株指数は183ポイント(1.14%)高の16211ポイントと続伸。
SOX指数は5ポイント(0.11%)高の4905ポイントと続伸。
VIX指数は13.01(前日12.78)。
NYSEの売買高は12.39億株(前日10.10億株)。
3市場の合算売買高は111.7億株(前106.5億株、過去20日平均は120.7億株)。
木曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比130円高の40360円。
(3)プライム市場の売買代金は4兆9134億円(前日5兆2189億円)。
38日連続で4兆円超。
売買高は19.87億株。
値上がり224銘柄(前日1221銘柄)。
値下がり1362銘柄(前日394銘柄)。
新高値63銘柄(前日207銘柄)。
2日ぶりに2ケタ。
新安値6銘柄(前日1銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは116.11(前日121.71)。
東証グロース市場の騰落レシオは82.27(前日84.24)。
NTレシオは14.60倍(前日14.56倍)。
サイコロは6勝6敗で50.00%。
(4)上向きの25日線(39628円)からは△1.36%(前日△3.05%)。
8日連続で上回った。
上向きの75日線は36587円。
71日連続で上回った。
上向きの200日線(34017円)からは△18.08%(前日△19.97%)。
246日連続で上回った。
下向きの5日線は40526円。
2日ぶりに下回った。
13週線は37744円。
26週線は35127円。
いずれも上回った。
(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲20.740%(前日▲17.698%)。
買い方▲2.963%(前日▲2.737%)。
東証グロース250指数ネットストック信用評価損益率で売り方▲17.46%(前日▲19.573%)。
買い方▲15.658%(前日▲16.209%)。
(6)空売り比率は43.3%(前日39.7%、3日ぶりに40%超)。
空売り規制なしの銘柄の比率は7.4%(前日9.8%)。
日経VIは19.06(前日19.28)。
(7)日経平均採用銘柄のPERは17.00倍(前日17.29倍)。
前期基準では19.06倍。
EPSは2362円(前日2357円)。
直近ボトムは9月28日2056円、直近ピークは3月4日2387円。
225のPBRは1.54倍(前日1.55倍)。
BPSは26083円(前日26129円)。
日経平均の予想益回りは5.88%。
予想配当り利回りは1.70%。
指数ベースではPERは23.66倍(前日24.01倍)。
EPSは1697円(前日1697円)。
PBRは2.17倍。
BPSは18510円(前日18528円)。
10年国債利回りは0.705%(前日0.720%)。
(8)プライム市場の単純平均は188円安の2975円(前日は3164円)。
プライム市場の時価総額は973兆円(前日990兆円)。
ドル建て日経平均は265.35(前日268.71)と反落。
(9)ボリンジャーのプラス1σが40357円。
プラス2σが41085円。
プラス3σが41814円。
週足のプラス1σが39922円。
プラス2σが42101円。
プラス3σが44279円。
3月月中平均は26日時点で日経平均39740円。
TOPIXは26日時点で2720ポイント。
(9月日経平均32725円。TOPIX2397ポイント。
昨年3月の日経平均27693円、TOPIX1989ポイント)。
聖金曜日で主要市場休場。
大引けは日経平均定期入れ替えパッシブ売買インパクト。
アノマリー的には「リーマンショック以降株安の日」。
月末・四半期末・年度末。
今年の曜日別勝敗(3月28日まで)
↓
月曜7勝3敗
火曜5勝7敗
水曜3勝8敗
木曜7勝6敗
金曜8勝2敗
3月第2週(3月18日─3月22日)の週間海外投資家動向。
現物960億円売り越し(2週ぶりに買い越し)。
先物612売り越し(4週連続で売り越し)。
合計348億円買い越し(2週ぶりに買い越し)。
個人は現物8726億売り越し(3週ぶりに売り越し)。
先物198億円買い越し(4週連続で買い越し)。
合計8528億円売り越し(3週ぶりに売り越し)。
信託銀行は現物722億円売り越し(11週連続で売り越し)。
先物1575億円買い越し(6週連続で買い越し)。
合計852億円買い越し(11週ぶりに買い越し)。
3月第1週(3月11日─3月15日)の週間海外投資家動向。
現物875億円売り越し(3週ぶりに売り越し)。
先物5964売り越し(3週連続で売り越し)。
合計6839億円売り越し(3週ぶりに売り越し)。
個人は現物4942億円買い越し(2週連続で買い越し)。
先物1461億円買い越し(3週連続で買い越し)。
合計6403億円買い越し(2週連続で買い越し)。
信託銀行は現物6851億円売り越し(10週連続で売り越し)。
先物2976億円買い越し(5週連続で買い越し)。
合計3875億円売り越し(10週連続で売り越し)。
「買いにくい株ほど高く上がる」。
言い換えれば「買いにくい相場ほど高い」。
あるいは「売りやすい相場は高い」
「買いやすい相場は安い」
「売りにくい相場は安い」。
そして「割り高に売りなし、割り安に買いなし」。
値ごろ感や単なる利回り採算だけで判定するのは誤りを生じやすい。
古来の格言では「「売りがたきところが下がり、買いがたきところが上がると知るべし(相庭高下伝)」。
昨日、名古屋でこの話をしたら妙にうなづく参加者がおおかった。
13000円台の三菱重工が1300円台。
株式分割で中身が変わったわけでもないのだがなんか寂しい気になるのが投資家心理。
だから東証プライムの単純平均が下がるのも、中身が変わったわけではないのだが何か寂しい。
レーザーテックが3ケタの株価になったら見向きされるのだろうかという気もする。
◇━━━ カタリスト━━━◇
SUMCO (3436)・・・動兆
旧住友金属と三菱マテリアルのシリコンウエハを統合、コマツ系も合流。
半導体用世界首位級。
AI半導体活況、
ロジック半導体の高性能化に向け、顧客と研究開発推進。
(兜町カタリスト櫻井)
[株価材料]
■首相「来年以降、物価超す賃上げ定着」 24年度予算成立
■伊藤忠商事<8001>
米BCGと新会社 AI使った業務改善を提案
■経産省、車載半導体開発に10億円 トヨタ<7203>や日産自動車<7201>支援
■岩井コスモ<8707>
ネット取引の手数料なし NISA口座、日米株で
■東京きらぼし<7173>
都の公的資金完済へ 400億円、28年度に
■ソニーG<6758>
タイの半導体工場を稼働 26年までに2000人採用
■クボタ<6326>
燃料電池トラクター試作機を初公開 自動運転化も検討
■三井物産<8031>
米社に45億円 ブラジルでリチウム権益
■富士通<6702>
欧州傘下を再編 2事業に 今期、税負担1300億円減
■KDDI<9433>
米で「つながる車」新会社
■三菱電機<6503>
DX人材1.5倍に 鉄道やビル、データ一元管理
■日本車8社、世界生産減 2月、ダイハツ不正響く
■IR人材、6年で求人4倍 株価意識高まり争奪戦
■AGC<5201>
政策保有株を売却 280億円、半導体材料に投資
■住友商事<8053>
米西海岸で船舶向けアンモニア燃料を供給
■三菱HCキャピタル<8593>
ロボ事業に本格参入 製造など定額貸し
■日本製紙<3863>
豪で220人削減 経営効率化、早期黒字に
29日の東京株式市場は反発後、もみ合いとなりそう。
日経平均株価の予想レンジは、4万円-4万400円を想定。(28日終値4万168円07銭)
米国株はまちまち。ダウ平均とS&P500が上昇し、ナスダックが下落。ダウ平均は47ドル高の39807ドルで取引を終えた。
日経平均株価は、きのう28日に大幅反落した反動や、短期的な戻りを狙った買いなどが先行するとみられる。
ただ、週末、月末、年度末が重なるほか、日経平均採用銘柄の入れ替えもあり、模様眺めムードが広がりそうだ。
為替相場は、ドル・円が1ドル=151円台の前半(28日は151円43-45銭)、ユーロ・円が1ユーロ=163円台の前半(同163円55-59銭)と小動き。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、28日の大阪取引所清算値比130円高の4万360円だった。
【好材料銘柄】
■クックパッド <2193>
発行済み株式数(自社株を除く)の21.4%にあたる2000万株(金額で20億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は4月1日から25年3月31日まで。
■いちご <2337>
前期経常を72%上方修正。
■デジタルホールディングス <2389>
今期経常を4.5倍上方修正。
■ワッツ <2735>
今期経常を一転54%増益に上方修正。
■フジ・メディア・ホールディングス <4676>
今期最終を38%上方修正。また、発行済み株式数(自社株を除く)の4.6%にあたる1000万株(金額で150億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は4月1日から25年3月31日まで。
■小糸製作所 <7276>
発行済み株式数(自社株を除く)の11.37%にあたる3500万株(金額で500億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は4月1日から25年3月24日まで。
■日本アイ・エス・ケイ <7986>
発行済み株式数(自社株を除く)の6.16%にあたる10万株(金額で1億5000万円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は4月1日から9月30日まで。
■ブティックス <9272>
発行済み株式数(自社株を除く)の3.0%にあたる30万株(金額で3億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は4月1日から12月27日まで。
【主な経済指標・スケジュール】
29(金)
【国内】
3月都区部消費者物価指数(8:30)
2月完全失業率(8:30)
2月有効求人倍率(8:30)
2月鉱工業生産指数(8:50)
2月商業動態統計(8:50)
2月住宅着工統計(14:00)
2年国債入札
《決算発表》
三益半、TAKARA&C、スターマイカHD、YE DIGIT、ERIHD、日プロセス、ミタチ、ヤマシタヘルケア、パレモ・HD
【海外】
米2月個人所得(21:30)
米2月個人支出(21:30)
休場:米、英、香港(聖金曜日)
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
03月28日 NY株/欧州株概況
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【市況】ダウ最高値更新47ドル高、米景気楽観根強く |
・・・続き
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28日のNYダウ工業株30種平均は続伸し、前日比47ドル29セント(0.11%)高の3万9807ドル37セントで終え、1週間ぶりに最高値を更新した。米経済への楽観や米利下げ観測が相場を支えた。ただ、29日からの3連休を控え薄商いとなるなかで、方向感を欠く場面もあった。
朝方発表された昨年10〜12月期の実質GDP(国内総生産)確報値は、前期比年率3.4%増と、改定値(3.2%増)から上方修正された。週間の新規失業保険申請件数は21万件と、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(21万1000件)を下回った。午前の米経済指標は堅調な内容が相次いだ。
ただ、今後の米金融政策の行方を探る上で翌日公表の個人消費支出(PCE)物価指数待ちで様子見気分が強く、ダウは取引序盤から前日終値を挟んで小動きに推移した。
市場では、「3連休を前に市場参加者が少なく、米指標も想定の範囲内にとどまり、値動きは小さかった」との声が聞かれた。あすは聖金曜日で休場となるが、米連邦準備理事会(FRB)が重視するインフレ指標である米個人消費支出(PCE)物価指数の2月分が発表される。内容を見極めたい雰囲気もあった。
FRBが年央にも利下げに転じるとの見方は引き続き相場を支えた。ウォラーFRB理事は27日の取引終了後の講演で、1〜2月の物価指標が上振れし「想定する利下げの回数を減らしたり、利下げをさらに先送りしたりすることは適切だ」と話した。早期の利下げを織り込むほどではなかった。
個別では、ウォルト・ディズニーやインテル、ボーイングなどが高かった。一方、アップルやマイクロソフト、ナイキは売られた。朝に企業買収を発表したホーム・デポも下げた。
ダウ平均は3月に810.98ドル(2.08%)上昇した。月間では5カ月連続の上昇となり、20年4〜8月以来の連続記録となった。
ナスダック総合株価指数は小反落した。前日比20.063ポイント(0.12%)安の1万6379.458で終えた。アナリストの目標株価引き下げがあったテスラは2%安で終えた。メタプラットフォームズも下げが目立った。月間では287.536ポイント(1.79%)高となり、5カ月連続で上昇した。
S&P500種株価指数は前日比5.86ポイント(0.11%)高の5254.35で終え、連日で過去最高値を更新した。月間では158.08ポイント(3.10%)高となり、5カ月連続で上昇した。
【シカゴ日本株先物概況】
28日のシカゴ日経平均先物は下落した。6月物は前日比105円安の4万0360円で終えた。同日は最高値圏にあった日経平均株価が利益確定の売りに押され、日経平均先物も下げる展開となった。
NYダウ平均は、米景気に対する楽観的な見方が根強く、2営業日続伸した。
シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
40360 ( +130 )
シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
40400 ( +170 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7952.62(+20.64)
28日のFTSE100種総合株価指数は3日続伸し、前日比20.64ポイント(0.26%)高の7952.62で終えた。終値として2023年2月下旬以来、約1年1カ月ぶりの高値を更新した。貴金属や非鉄金属などの先物相場上昇を背景にスイスのグレンコアなど資源株に買いが優勢となり、指数を支えた。半面、ヘルスケア関連や公益株には売りが出た。
FTSEの構成銘柄では、業績見通しを上回ったことで小売り大手JDスポーツ・ファッションが15.65%高と約3カ月ぶり高値に急伸。航空大手インターナショナル・エアラインズ・グループ(IAG)が3.06%高、産金大手フレスニロが2.82%高だった。一方、金融大手M&Gが6.09%安、医療機器大手スミス・アンド・ネヒューは4.97%安でこの日の取引を終えた。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 18492.49(+15.40)
28日のドイツ株価指数(DAX)は小幅ながら8日続伸し、前日比15.40ポイント(0.08%)高の1万8492.49で終えた。連日で最高値の更新が続いている。
保険株や自動車株に買いが優勢だった。他方、銀行株や化学大手の独BASFなど足元で株価が堅調に推移していた一部銘柄には利益確定の売りも出て、指数の上値は重かった。
個別では、エネルギー大手シーメンス・エナジー(3.28%高)や医薬大手メルク(2.12%高)、防衛大手ラインメタル(1.84%高)が買われた半面、郵便・物流大手ドイツポスト(1.42%安)や高級車メーカーのポルシェ(1.39%安)などが売られた。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 8205.81(+1.00)
欧州株式市場で、フランスの主要な株価指数であるCAC40も小幅に3日続伸した。終値は前日比1.00ポイント(0.01%)高の8205.81と、連日で最高値を更新した。