[株価材料]
■インテル 半導体組み立て自動化で国内14社と提携
■コニカミノルタ<4902>
生成AIシステムで学習支援 チャットでヒント
■TOPPANHD<7911>
エチオピアにパスポート工場
■日本郵政<6178>
傘下の日本郵便 セイノーHD傘下<9076.T>西濃と全国共同運送
■日本郵政<6178>
アフラックを持ち分会社に 利益500億円押し上げ
■富士通<6702>
基幹業務アプリをクラウド化 切り替え費用4割抑制
■住友商事<8053>
マレーシアで診療所 現地企業買収 設3倍に
■東京ガス<9531>
水素製造の触媒ロス軽減 部品量産へ
■SMK<6798>
ヒーター変形自由自在 25年に製品化
■アステラス製薬<4503>
注射用薬剤を飲み薬に 米新興と研究
■中国企業 5年ぶり減益 前期3%減 不動産は初の赤字
■HV普及 ブラジルと協力 首脳会談 脱炭素推進へ新枠組み
■日本製鉄<5401>
USスチール買収時期を7-12月に延期
■東京海上HD<8766>
傘下 AWSとクラウド安全評価 新サイバー保険
■JT<2914>
加熱式たばこに4500億円 中東・アフリカへ進出
■ボーイングをFAA調査 787の検査で虚偽記録の可能性問う
■サウジ アジア向け原油販売価格を引き上げ 3カ月連続
■1-3月期実質GDP 民間予測平均「1.8%減」 内外需とも振るわない見通し
■トクヤマ<4043>
東南アで半導体用ポリシリコン供給網強化
■マンダム<4917>
技術力で企業価値向上 海外薬事対応強化
7日の東京株式市場は反発後、堅調な展開か。
日経平均株価の予想レンジは、3万8400円-3万8900円を想定。(2日終値3万8236円07銭)
休場の間の米国株は強い動きとなった。
ダウ平均は6日まで4日続伸。6日は176ドル高の38852ドルで取引を終えた。
売り方の買い戻しも入りやすく、高く始まった後も強い動きが続くと予想する。
日本が連休中に米国株式が上昇したことを受け、買い先行スタートとなろう。SOX(フィラデルフィア半導体株)指数も高いことから、半導体関連株を中心にしっかりした値動きが期待される。
為替相場は、ドル・円が1ドル=153円台の後半(前週2日は155円48-51銭)、ユーロ・円が1ユーロ=165円台の半ば(同166円61-65銭)と、円高方向に振れている。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同2日の大阪取引所清算値比690円高の3万8880円だった。
【好材料銘柄】
■エバラ食品工業 <2819>
前期経常を24%上方修正。
■セレス <3696>
今期経常を25%上方修正。
■ブロードバンドタワー <3776>
1-3月期(1Q)経常は黒字浮上で着地。
■ヨシコン <5280>
今期経常は16%増で2期連続最高益、前期配当を4円増額・今期は3円増配へ。また、発行済み株式数(自社株を除く)の2.82%にあたる20万株(金額で3億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は5月7日から25年3月31日まで。
■フューチャーベンチャーキャピタル <8462>
発行済み株式数(自社株を除く)の2.9%にあたる25万株(金額で1億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は5月7日から8月31日まで。
■ユーラシア旅行社 <9376>
上期経常を2.3倍上方修正。
【主な経済指標・スケジュール】
7(火)
【国内】
《決算発表》
任天堂、ユニチャーム、川崎船、JFE、協和キリン、横河電、リコー、ヒロセ電、ヤマダHD、マクニカHD、ワークマン、VIS
【海外】
米アップルがイベント開催
米3月消費者信用残高(5/8 4:00)
米3年国債入札
《米決算発表》
ウォルト・ディズニー、ヘンリー・シャイン、エクスペディターズ・インターナショナル・オブ・ワシントン、アクソン・エンタープライズ、デューク・エナジー、トランスダイム・グループ
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
05月06日 NY株/欧州株概況
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【市況】4日続伸176ドル高、米利下げ期待 |
・・・続き
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6日のNYダウ工業株30種平均は4日続伸し、前週末比176ドル59セント(0.45%)高の3万8852ドル27セントで終えた。
注目の連邦公開市場委員会(FOMC)と雇用統計を先週通過し、この日は主要経済指標の発表もなく手掛かり難となった。前週末3日に公表された低調な4月の米雇用統計を受けて利下げ期待が再び強まり、同日のダウは大幅高で終了。この日もその流れを引き継ぎ、堅調な値動きが続いた。
前週末発表の4月の米雇用統計で雇用者数や賃金の伸びが市場予想を下回った。労働市場の過熱感が薄れ、FRBの利下げ開始が一段と先送りになるとの観測が後退した。「FRBは遅かれ早かれ利下げに踏み切るとみる投資家が増えている」と話していた。
ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は6日、雇用の拡大ペースが緩やかになっていることなどに触れ、「私たちは最終的には利下げをするだろう」と述べたと伝わった。リッチモンド連銀のバーキン総裁は同日の講演で、「制限的な金利水準が需要を抑え、物価上昇率が(FRBの)目標へ戻っていくと楽観的に見ている」と語った。
取引時間中には、イスラム組織ハマスがイスラエルとの休戦案を受け入れると伝わった。原油先物相場が下げに転じ、米国株に買いが入る場面があった。ただ、最終的な合意に至るかどうかは不透明な面があり、株買いの勢いは限られた。
ダウ平均の構成銘柄では、アナリストが目標株価を引き上げたウォルト・ディズニーの上昇が目立った。マイクロソフトとキャタピラーも高かった。IBMやビザも買われた。
一方、ボーイングが下落した。中型機「787」の品質問題を巡って、米連邦航空局(FAA)が調査を始めたと伝わり、売りが出た。前週末に大幅に上昇したアムジェンとアップルも下げた。
ナスダック総合株価指数は3日続伸した。前週末比192.917ポイント(1.19%)高の1万6349.245で終えた。アナリストが投資判断を引き上げたマイクロン・テクノロジーが4.7%上昇した。エヌビディアなど他の半導体株に買いが波及した。
【シカゴ日本株先物概況】
6日のシカゴ日経平均先物は上昇した。6月物は前週末比520円高の3万8880円で終えた。NYダウ平均は、米利下げ期待が根強い中、4営業日続伸した。この日は米連邦準備理事会(FRB)の年内利下げ観測が改めて意識されて米株式相場が上昇し、シカゴ市場の日経平均先物にも買いが優勢となった。
シカゴ日経225先物 (円建て)
38880 ( +690 )
シカゴ日経225先物 (ドル建て)
38905 ( +715 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
アーリー・メイ・バンクホリデーのため休場
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 18175.21(+173.61)
6日のドイツ株価指数(DAX)は続伸し、前週末比173.61ポイント(0.96%)高の1万8175.21で終えた。前週末発表の4月の米雇用統計が市場予想を下回る内容となり、米連邦準備理事会(FRB)が年後半に利下げを始めるとの見方が強まった。欧州中央銀行(ECB)による利下げ観測も根強く、ドイツ株は買いが優勢だった。
個別では、ミュンヘン再保険(2.91%高)や通販大手ザランド(2.65%高)、半導体大手インフィニオン・テクノロジーズ(2.50%高)が買われた一方、郵便・物流大手ドイツポスト(3.47%安)や電力大手RWE(2.29%安)が売られた。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 7996.64(+39.07)
フランスCAC40種指数は0.49%高だった。利下げ期待が膨らんだことで底堅く推移した。