東証スタンダード市場は、円高警戒などによりマイナス圏で寄り付いたが、米利上げ警戒の後退などから買い安心感が広がり、売り買いが交錯している。
スタンダードTOP20は続落。出来高2億7069万株。
値上がり銘柄数605、値下がり銘柄数702と、値下がりが優勢だった。
個別では、フォーバル・リアルストレートがストップ高。藤田エンジニアリング、イーサポートリンク、北海道コカ・コーラボトリング、セイヒョー、日華化学など18銘柄は年初来高値を更新。日本パワーファスニング、ヤマト・インダストリー、ポラリス・ホールディングス、京福電気鉄道、平山ホールディングスが買われた。
一方、ケア21、白鳩、昭栄薬品、東海染工、フライトソリューションズなど20銘柄が年初来安値を更新。ネクスグループ、SMN、東京衡機、ニチダイ、あじかんが売られた。
2日午前の日経平均株価は反発し、午前終値は前日比25円66銭(0.07%)高の3万8299円71銭だった。
朝方は為替の急速な円高などを受けリスクオフの地合いだったが、その後は円安方向に押し戻されたことで過度な不安心理が後退し、日経平均も下げ渋る展開となった。前場取引終盤に一段と押し目買いの動きが活発化し下げ幅を縮小、前引け時点では小幅ながら上昇に転じている。半導体主力株の一角で買いが優勢となり全体相場を牽引、商社株や不動産株などにも買われる銘柄が多く市場センチメント改善につながった。
1日の米株式市場でナスダック総合株価指数、主要な半導体銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が下落した。米半導体大手アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)が発表した4〜6月期の売上高見通しが慎重との見方も、米ハイテク株全体の重荷となった。東京市場でもアドテストやソフトバンクグループ(SBG)などに売りが波及した。
米連邦準備理事会(FRB)は1日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利の据え置きを決めた。パウエル議長はFOMC後の記者会見で利上げの可能性は低いと強調し、市場では「予想されていたほどのタカ派寄りの姿勢ではない」との受け止めが広がり、株式相場の支えとなった。外国為替市場で円相場は前日比では急伸しているものの、朝方に比べるとやや円安・ドル高に振れていることも海外短期筋などの押し目買いが入った。
大型連休の谷間や、足元の為替動向が慌ただしいことなどから、日本株を積極的に売買する動きは引き続き手控えられている。引き続き日経平均やTOPIXは前日終値水準でのもみ合いとなり、決算発表銘柄に関心は集中しそうだ。後場は、13時に三菱商事、14時にリコーリースなどが決算を発表する予定だ。丸紅、住友商事も本日決算発表を予定しているため、前場同様、後場も商社株に関心が向かいそうだ。
東証株価指数(TOPIX)は反発した。前引けは2.93ポイント(0.11%)高の2732.33だった。JPXプライム150指数は反発し、0.84ポイント(0.07%)高の1189.82で前場を終えた。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆888億円、売買高は7億244万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は593、値下がりは982、横ばいは76だった。
業種別では、卸売業、電気・ガス業、不動産業、保険業、医薬品などが上昇した一方、海運業、銀行業、ガラス・土石製品、化学、空運業などが下落した。
個別ではレーザーテックが断トツの売買代金をこなし続伸、三菱商事、三井物産、住友商事など商社株も買われた。TOWAが物色人気となったほか、東京電力ホールディングス、関西電力も堅調。AOKIホールディングスが急騰、日本マイクロニクスも値を飛ばした。
半面、イビデンが大幅安、三井E&Sが売られ、ファーストリテイリングも冴えない。三井住友フィナンシャルグループなどメガバンクも軟調。KeePer技研が急落、住友ファーマやTDK、マツダが下げた。
東証グロース市場は、1日の米株式市場でのハイテク株の下落を受けて新興株にも売りが波及した。国内ではあすから大型連休の後半を迎えることもあって持ち高整理の売りも出やすかった。
東証グロース市場250指数の前引けは前日比2.65ポイント(0.41%)安の643.60だった。グロースCoreも値を下げた。
東証グロース市場250指数は上昇する場面もあった。米国の金融引き締めへの過度な懸念が薄れて1日の米長期金利は低下した。国内の長期金利も低下する場面があり、高成長期待のグロース市場銘柄の割高感が薄れたのが支えになった。
グロース市場ではQPS研究所やカバーが下落した。一方、データセクやTWOSTは上昇した。
値上がり銘柄数191、値下がり銘柄数302と、値下がりが優勢だった。
個別ではGreen Earth Instituteが一時ストップ高と値を飛ばした。ツクルバ、セキュア、jig.jpは年初来高値を更新。売れるネット広告社、キャスター、データセクション、GLOE、和心が買われた。
一方、アスカネット、メディカルネット、ビザスク、カルナバイオサイエンス、シンバイオ製薬など12銘柄が年初来安値を更新。ジェイドグループ、リンカーズ、ダブルエー、Birdman、ASJが売られた。
【寄り付き概況】
2日の日経平均株価は続落で始まった。始値は前日比270円04銭安の3万8004円01銭。
前日の米国株市場では主要株価指数が高安まちまちの展開だったが、NYダウ、ナスダック総合株価指数いずれも取引終盤に急激な上下動をみせた。FOMCでは事前の予想通り6会合連続の政策金利据え置きを決めた一方、量的引き締め(QT)の減速方針も決定した。会合後のパウエルFRB議長の記者会見では、想定よりもハト派寄りの発言となり、マーケットには安心感が広がった。
外国為替市場ではFOMC後に円高・ドル安が進み、円相場は一時1ドル=153円台まで上昇した。市場では通貨当局による円買い介入があったとの声も聞かれ、トヨタなど輸出関連株の重荷となっている。
東証株価指数(TOPIX)は続落している。
個別では、大塚HDや川重、ネクソンが下落している。一方、関西電やあおぞら銀、三井物が上昇している。
「いちご白書」
「SOX指数は165ポイント(3.54%)安」
水曜のNY株式市場で主要3指数はマチマチの展開。
FOMCは予想通り金利を据え置きで通過。
次の動きは利下げになる可能性が高いことを示唆した。
パウエル議長は「利上げが間近に迫っている」との見方を否定した。
AMDが9.0%下落。
スーパー・マイクロ・コンピューターは四半期売上高が予想を下回り14%下落。
フィラデルフィア半導体指数(SOX)は3.5%下落。
スターバックスは売上高見通しの下方修正を受けて15.9%下落。
アマゾンは2.2%上昇。
クアルコムが時間外取引で上昇。
4月のISM製造業景気指数は49.2。
3月の50.3から低下した。
市場予想はほぼ横ばいの50だった。
ADP全米雇用報告で民間部門雇用者数の増加数が19万2000人。
市場予想の17万5000人を上回った。
3月分は20万8000人増と、当初発表の18万4000人増から上方修正。
3月の雇用動態調査(JOLTS)で求人件数は32万5000件減の848万8000件。
2021年2月以来約3年ぶりの低水準となった。
市場予想は868万6000件だった。
2月分は875万6000件から881万3000件に上方修正された。
求人件数は22年3月の1200万件がピーク。
国債利回りは急低下。
FRBがバランスシートの縮小ペースを予想以上に減速させる方針を発表したことがサプライズ。
6月1日から月間で最大600億ドルの米国債の縮小ペースを250億ドルに引き下げる、
住宅ローン担保証券(MBS)の縮小ペースは月間350億ドルで維持するが、この上限を超える元本支払いを米国債に再投資する。
FRBが年内に少なくとも1回の利下げを実施するとの見方が強まった。
9月利下げ開始確率は約50%。
FRBが年内に利下げを全く実施しない確率は約24%。
FOMC前の約27%から低下した。
10年国債利回りは4.640%。
5年国債利回りは4.660%。
2年国債利回りは4.968%。
ドル円は154円台半ば。
一時153円までドル安が進んだ場面があった。
WTI原油先物6月物は2.93ドル(3.58%)安の1バレル=79.00ドル。
3月中旬以来約1カ月半ぶりに80ドルを割り込んだ。
ビットコインは1.97%安の5万8683.79ドル。
一時5万6483ドルと、2月27日以来の安値を付けた。
SKEW指数は138.30→132.40→133.35。
恐怖と欲望指数は40→40。
(昨年10月5日が20)。
水曜のNYダウは87ドル(0.23%)高の37903ドルと反発。
高値38349ドル、安値37780ドル。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは91.54%(前日90.31%)。
NASDAQは52ポイント(0.33%)安の15605ポイントと続落。
高値15926ポイント、安値15557ポイント。
サイコロは5勝7敗。
騰落レシオは89.11(前日86.70)。
S&P500は17ポイント(0.34%)安の5018ポイントと続落。
高値5096ポイント、安値5013ポイント。
サイコロは5勝7敗。
騰落レシオは90.92%(前日90.20%)。
ダウ輸送株指数は44ポイント(0.30%)安の14864ポイントと続落。
SOX指数は165ポイント(3.54%)安の4507ポイントと続落。
VIX指数は15.39(前日15.65)。
NYSEの売買高は11.72億株(前日12.37億株)。
3市場の合算売買高は122.6億株(過去20日平均は110.8億株)。
水曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比245円安の37965円。
ドル建ては230円安の37980円。
ドル円は154.47円。
10年国債利回りは4.640%。
2年国債利回りは4.968%。
「日足は3日連続で陽線」
水曜の日経平均は寄り付き298円安。
終値は131円(▲0.34%)安の38274円と3日ぶりに反落。
高値38433円。
安値38036円。
日足は3日連続で陽線。
日経平均は11日連続で一目均衡の雲の中。
雲の下限は37486円。
上限は38856円。
15日は39457円→39232円にマド。
16日は38820円→38764円にマドで下に2空。
30日は38097円→38182円にマド。
TOPIXは13.77ポイント(▲0.50%)安の2729ポイントと3日ぶりに反落。
25日線(2716ポイント)を2日連続で上回った。
TOPIXコア30指数は3日ぶりに反落。
プライム市場指数は7.09ポイント(▲0.50%)安の1404.79と3日ぶりに反落。
東証スタンダード指数は3日ぶりに反落。
東証グロース250指数は1.15ポイント(▲0.18%)安の646.25と3日ぶりに反落。
25日移動平均線からの乖離は▲5.32%(前日▲5.69%)。
プライム市場の売買代金は4兆7061億円(前日5兆6678億円)。
2日連続で4兆円超。
売買高は16.23億株。
値上がり439銘柄(前日1374銘柄)。
値下がり1160銘柄(前日247銘柄)。
新高値74銘柄(前日124銘柄)。
新安値38銘柄(前日21銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは99.21(前日103.62)。
東証グロース市場の騰落レシオは78.26(前日76.84)。
NTレシオは14.02倍(前日14.00倍)。
サイコロは6勝6敗で50.00%。
TOPIXは6勝6敗で50.00%。
東証グロース市場指数は6勝6敗で50.00%。
下向きの25日線(38933円)からは▲1.69%(前日▲1.57%)。
13日連続で下回った。
上向きの75日線は38273円。
4日連続で上回った。
上向きの200日線(34684円)からは△10.35%(前日△10.82%)。
269日連続で上回った。
上向きの5日線は38140円。
3日連続で上回った。
25日線を下抜けたまま。
13週線は38910円。
26週線は36458円。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲18.178%(前日▲18.949%)。
買い方▲6.361%(前日▲6.047%)。
東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲6.211%(前日▲7.381%)。
買い方▲22.037%(前日▲22.102%)。
空売り比率は42.6%(前日37.8%、2日ぶりに40%超)。
10月30日が54.3%。
22年10月28日54.7%、21年10月28日54.2%。
23年3月10日52.7%。
空売り規制なしの銘柄の比率は9.3%(前日6.4%)。
8月18日が8.9%、8月3日が12.3%、6月9日が16.1%。
4月26日時点の信用売り残は24億円増の6695億円。
2週ぶりに増加。
同信用買い残は1312億円減の4兆7332億円。
5週ぶりに減少。
18年ぶりに高水準を維持。
信用倍率は7.07倍(前週7.29倍)。
遡れる94年12月以降で過去最高水準の7倍台。。
因みにITバブル期の2000年2月が7.26倍。
7倍台は2014年以来。
ボトムは2003年、2009年が1倍台だった。
日経VIは20.66(前日20.47)。
日経平均採用銘柄のPERは16.86倍(前日17.04倍)。
2日ぶりに16倍台。
前期基準では18.31倍。
EPSは2270円(前日2253円)。
直近ボトムは9月28日2056円、直近ピークは3月4日2387円。
225のPBRは1.52倍(前日1.53倍)。
BPSは25180円(前日25101円)。
日経平均の予想益回りは5.93%。
予想配当り利回りは1.72%。
指数ベースではPERは22.63倍(前日22.64倍)。
EPSは1691円(前日1697円)。
PBRは2.06倍。
BPSは18579円(前日18553円)。
10年国債利回りは0.890%(前日0.890%)。
プライム市場の予想PERは16.73倍。
前期基準では17.88倍。
PBRは1.43倍。
プライム市場の予想益回りは5.97%。
配当利回り加重平均は2.06%。
プライム市場の単純平均は44円高の2942円(前日は2942円)。
プライム市場の売買単価は2901円(前日2732円)。
プライム市場の時価総額は957兆円(前日963兆円)。
ドル建て日経平均は242.44(前日244.89)と3日ぶりに反落。
水曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比245円安の37965円。
高値38500円、安値37945円。
大証夜間取引終値は日中比370円安の37840円。
気学では木曜が「波乱激しく人気に逆行して動く」。
火曜が「前週木曜が高かりし時は反落する日」。
水曜が「案外高き日なり。逆に安き時は翌日高し」。
木曜が「初め高いと後安の日。逆の時は見送れ:。
金曜が「前場安いと後場高の日」。
ボリンジャーのプラス1σが39925円。
マイナス1σが37940円。
マイナス2σが36948円。
週足のプラス1σが40057円。
マイナス1σが37764円。
マイナス2σが36617円。
3月月中平均は日経平均39844円。
TOPIXは2728ポイント。
(9月日経平均32725円。TOPIX2397ポイント。
昨年3月の日経平均27693円、TOPIX1989ポイント)。
《今日のポイント5月2日》
(1)水曜のNY株式市場で主要3指数はマチマチの展開。
10年国債利回りは4.640%。
5年国債利回りは4.660%。
2年国債利回りは4.968%。
ドル円は154円台半ば。
SKEW指数は138.30→132.40→133.35。
恐怖と欲望指数は40→40。
(昨年10月5日が20)。
(2)ダウ輸送株指数は44ポイント(0.30%)安の14864ポイントと続落。
SOX指数は165ポイント(3.54%)安の4507ポイントと続落。
VIX指数は15.39(前日15.65)。
NYSEの売買高は11.72億株(前日12.37億株)。
3市場の合算売買高は122.6億株(過去20日平均は110.8億株)。
水曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比245円安の37965円。
(3)プライム市場の売買代金は4兆7061億円(前日5兆6678億円)。
2日連続で4兆円超。
売買高は16.23億株。
値上がり439銘柄(前日1374銘柄)。
値下がり1160銘柄(前日247銘柄)。
新高値74銘柄(前日124銘柄)。
新安値38銘柄(前日21銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは99.21(前日103.62)。
東証グロース市場の騰落レシオは78.26(前日76.84)。
NTレシオは14.02倍(前日14.00倍)。
サイコロは6勝6敗で50.00%。
(4)下向きの25日線(38933円)からは▲1.69%(前日▲1.57%)。
13日連続で下回った。
上向きの75日線は38273円。
4日連続で上回った。
上向きの200日線(34684円)からは△10.35%(前日△10.82%)。
269日連続で上回った。
上向きの5日線は38140円。
3日連続で上回った。
25日線を下抜けたまま。
13週線は38910円。
26週線は36458円。
(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲18.178%(前日▲18.949%)。
買い方▲6.361%(前日▲6.047%)。
東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲6.211%(前日▲7.381%)。
買い方▲22.037%(前日▲22.102%)。
(6)空売り比率は42.6%(前日37.8%、2日ぶりに40%超)。
空売り規制なしの銘柄の比率は9.3%(前日6.4%)。
4月26日時点の信用売り残は24億円増の6695億円。
2週ぶりに増加。
同信用買い残は1312億円減の4兆7332億円。
5週ぶりに減少。
18年ぶりの高水準を維持。
信用倍率は7.07倍(前週7.29倍)。
遡れる94年12月以降で過去最高水準の7倍台。。
因みにITバブル期の2000年2月が7.26倍。
7倍台は2014年以来。
ボトムは2003年、2009年が1倍台だった。
日経VIは20.66(前日20.47)。
(7)日経平均採用銘柄のPERは16.86倍(前日17.04倍)。
2日ぶりに16倍台。
前期基準では18.31倍。
EPSは2270円(前日2253円)。
直近ボトムは9月28日2056円、直近ピークは3月4日2387円。
225のPBRは1.52倍(前日1.53倍)。
BPSは25180円(前日25101円)。
日経平均の予想益回りは5.93%。
予想配当り利回りは1.72%。
指数ベースではPERは22.63倍(前日22.64倍)。
EPSは1691円(前日1697円)。
PBRは2.06倍。
BPSは18579円(前日18553円)。
10年国債利回りは0.890%(前日0.890%)。
(8)プライム市場の単純平均は44円高の2942円(前日は2942円)。
プライム市場の時価総額は957兆円(前日963兆円)。
ドル建て日経平均は242.44(前日244.89)と3日ぶりに反落。
(9)ボリンジャーのプラス1σが39925円。
マイナス1σが37940円。
マイナス2σが36948円。
週足のプラス1σが40057円。
マイナス1σが37764円。
マイナス2σが36617円。
3月月中平均は日経平均39844円。
TOPIXは2728ポイント。
(9月日経平均32725円。TOPIX2397ポイント。
昨年3月の日経平均27693円、TOPIX1989ポイント)。
今年の曜日別勝敗(5月1日まで)
↓
月曜9勝5敗
火曜9勝8敗
水曜4勝12敗
木曜9勝9敗
金曜12勝4敗
昨日日産証券の菊川さんが言っていたアメリカ映画は『CIVIL WAR(内戦)』
アレックス・ガーランドが監督・脚本を務めた。
米国では先月公開。
10月4日に日本公開される
舞台は、連邦政府から19の州が離脱した近未来のアメリカ。
国内で大規模な分断が進み、カリフォルニア州とテキサス州が同盟した西部勢と政府軍による内戦が勃発。
戦場カメラマンのリーをはじめとする4人のジャーナリストチーム。
ニューヨークから約1300キロ、戦場と化した道を走り、大統領がホワイトハウスに立てこもる首都ワシントンD.C.へ。
予告編では、アメリカ国内の分断を伝えるニュースや大統領の声明とともに、市街地での銃撃戦や爆発などが映し出される。
ラストには、ワシントンD.C.のリンカーン記念堂が爆破される衝撃シーンも登場。
映画と言えば「いちご白書」が思い起こされる。
コロンビア大学ではイスラエルの攻撃を非難するデモが起きている。
そして警察が突入し建物を占拠した学生を拘束した。
逮捕者は約300人。
かつての「いちご白書」の舞台はコロンビア大学。
時代は時に元に戻ることがあるのだろう。
◇━━━ カタリスト━━━◇
スポーツフイールド(8070)・・・動兆
体育会学生向け就活サイト「スポナビ」運営。
大小就活イベントや新卒・既卒向け人材紹介を展開
企業の採用意欲旺盛で来場型大規模イベントの販売枠が伸びる。
人材紹介は新卒、既卒とも人手不足を追い風に成約堅調。
スポーツ関連企業への就職、転職支援も人材投入し底上げ。
(兜町カタリスト櫻井)
[株価材料]
■じもとHD<7161>
きらやか銀 窮余の延期交渉 公的資金の返済困難に
■ビットコインETF 香港で取引開始
■サムスン 先端半導体量産 AI向け「HBM」巻き返し
■電力8社 今期減益見通し 前期は10社で純利益1兆円超
■JR3社の運輸収入 コロナ前迫る 今期見通し 新幹線需要伸び
■ZOZO<3092>
最高益でも死角 受託販売で在庫かさむ
■楽天G<4755>
「プラチナバンド」試験開始
■日揮HD<1963>
一転最終赤字 前期 サウジで納期遅れ
■LIXIL<5938>
80億円最終黒字 今期 配当性向の目標撤廃
■日本特殊陶業<5334>
最高益 前期純利益25%増 価格転嫁進む
■日立造船<7004>
海水から都市ガス 一貫設備 中東で建設
■社債発行 最高の2兆円 4月円建て 金利先高観・大型起債で
■ECBは6月利下げに自信得た 4月のインフレ統計で 仏中銀総裁
■アマゾン クラウド部門の売上高好調 AI需要増加
■三井金属<5706>
パワー半導体接合用焼結型銅ペースト量産
■日産自動車<7201>
廉価インバーター開発 汎用半導体を搭載
■昨年度の建機出荷 7%増3.7兆円 3年連続最高
■日立製作所<6501>
独ロボSIを120億円で買収 グローバル展開強化
2日の東京株式市場は、弱含みの展開か。
日経平均株価の予想レンジは、3万7800円-3万8300円を想定。(1日終値3万8274円05銭)
米国株はまちまち。ダウ平均が上昇し、S&P500とナスダックが下落した。ダウ平均は87ドル高の37903ドルで取引を終えた。
きのう1日の日経平均株価は、戻り待ちの売りに押される格好だったことに加え、あす3日から4連休となることもあり、積極的な売買は期待しにくく、模様眺めムードが広がりそうだ。
あす3日には米国で為替や米金利を刺激しやすい4月雇用統計が発表される。シカゴ日経平均先物は下振れスタートを示唆しており、日本株は4連休を前にリスク回避の売りに押されると予想する。
為替相場は、ドル・円が1ドル=155円台の前半(1日は157円88-90銭)、ユーロ・円が1ユーロ=166円台の前半(同168円32-36銭)と円高方向に振れている。日本時間の早朝には一時153円台の前半まで下落。政府・日銀による介入とみられており、引き続き為替動向に対して神経質な展開が見込まれる。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、1日の大阪取引所清算値比245円安の3万7965円だった。
【好材料銘柄】
■タカラトミー <7867>
前期経常を6%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も7円増額。
■松風 <7979>
9月30日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。前期経常を12%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も4円増額。また、中期経営計画を策定。28年3月期に営業利益75.3億円(24年3月期実績は47億円)を目指す。
■AOKIホールディングス <8214>
前期経常を6%上方修正、配当も10円増額。
【主な経済指標・スケジュール】
2(木)
【国内】
日銀金融政策決定会合議事要旨(3/18~19開催分)
4月マネタリーベース(8:50)
4月消費動向調査(14:00)
《決算発表》
三菱商、住友商、丸紅、JAL、大東建、伊藤米久、リコーリース
【海外】
米3月貿易収支(21:30)
米3月製造業受注(23:00)
《米決算発表》
アップル、モデルナ、シグナ、スタンレーブラック&デッカー、バクスター・インターナショナル、ベクトン・ディッキンソン、カーディナルヘルス、チャーチ・アンド・ドワイト、エクセロン、ハンティントン・インガルス、ハウメット・エアロスペース、インターコンチネンタル取引所、ザイレム、カミンズ、サザン
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
05月01日 NY株/欧州株概況
|
【市況】ダウ反発87ドル高、FRB議長発言を好感 |
・・・続き
|
1日のNYダウ工業株30種平均は反発し、前日比87ドル37セント(0.23%)高の3万7903ドル29セントで終えた。
ダウ平均は前日に今年最大の下げ幅を記録した後で、主力株の一部に自律反発を見込んだ買いが入った。
この日のダウは前日売られた反動もあり、朝方から総じてプラス圏で推移し、午後の連邦公開市場委員会(FOMC)の結果待ちの展開となった。FRBはFOMCで政策金利を6会合連続で据え置くことを決め、声明で「過去数カ月で(インフレ鈍化に)一段の進展がない」との見解を示した。
ただ、最近の市場予想を上回る物価統計を受け、市場では年内の利下げ期待が後退し続けていたが、パウエル議長によるFOMC後の記者会見での発言はインフレが持続的に2%に向かうと確信を強めるまでに「想定よりも時間がかかりそうだ」との見方を示した。
それほど利下げに消極的とは受け止められず、買い安心感が広がってダウの上げ幅は一時500ドルを超えた。
FRBは1日まで開いたFOMCで市場の予想通り、6会合連続で政策金利を据え置いた。量的引き締め(QT)の減速方針も決めた。声明ではインフレは過去1年で和らいできたものの「この数カ月は、2%の物価目標に向けた一段の進展を欠いている」との認識を示した。
1日午前に発表された3月の米雇用動態調査(JOLTS)では求人件数が前月比で減少し、2021年2月以来の低水準となった。賃金インフレが高まるとの懸念後退につながった。米長期金利は一時4.5%台後半と前日終値(4.68%)を下回って推移し、株式の相対的な割高感が和らいだことも株買いを支えた。
取引終了にかけてダウ平均は急速に伸び悩んだ。4月の米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数は49.2と好不況の境目とされる50を下回り、市場予想にも届かなかった。一方、仕入れなどで負担する支払価格の指数は5.1ポイント上昇し、「スタグフレーション(景気停滞とインフレの併存)への懸念を招く」との受け止めもあった。
ダウ平均の構成銘柄ではないが、アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)が大幅安となった。前日夕に24年1〜3月期決算と併せて発表した4〜6月期の売上高見通しが慎重との見方が広がった。人工知能(AI)関連で期待が高かったサーバーなど電子機器製造のスーパー・マイクロ・コンピューターは急落した。前日夕に発表した四半期決算で売上高が市場予想に届かなかった。エヌビディアなど他の半導体株にも売りが及び、投資家心理の重荷となった。
個別銘柄ではアマゾン・ドット・コムが2%高となった。前日夕に発表した24年1〜3月期決算が市場予想を上回り、利益率の高いクラウドサービスが好調だった。ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)やボーイング、スリーエムも高い。マイクロソフトも買われた。半面、ナイキやIBM、アメリカン・エキスプレスは売られた。
ナスダック総合株価指数は続落した。前日比52.341ポイント(0.33%)安の1万5605.481で終えた。半導体関連株が軒並み売られ、指数の重荷となた。テスラも安い。
【シカゴ日本株先物概況】
1日のシカゴ日経平均先物は下落した。6月物は前日比200円安の3万7965円で終えた。
NYダウ平均は、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の発言が懸念されていたほど利下げに消極的な内容ではなかったのを受け、反発した。
この日の米国市場でナスダック総合株価指数は下落した。投資家心理が弱気に傾き、シカゴ市場の日経平均先物にも売りが優勢となった。
シカゴ日経225先物 (円建て)
37965 ( -245 )
シカゴ日経225先物 (ドル建て)
37980 ( -230 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 8121.24(-22.89)
1日のFTSE100種総合株価指数は続落し、前日比22.89ポイント(0.28%)安の8121.24で終えた。
原油先物相場の下落を背景に英BPなど時価総額が大きいエネルギー株が下げ、指数を下押しした。建機・産業機器レンタルのアシュテッド・グループなど資本財株の一角にも売りが出た。
半面、製薬大手の英GSKなどヘルスケア関連の銘柄には買いが優勢だった。FTSE100種指数は前日終値を上回って推移する場面もあった。
構成銘柄では、小売り大手JDスポーツ・ファッションが2.98%安、建機レンタルのアシュテッド・グループが2.88%安、オンライン食品販売大手オカド・グループが2.83%安と売られた。一方、業績見通しを上方修正した製薬大手GSKが1.91%高、学生向け住宅の開発・運営を手掛けるユナイト・グループが1.29%高と買われた。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
休場
1日はドイツやフランス、スペインなどの株式市場はメーデーの祝日で休みだった。
■フランス・パリ株価指数
休場
1日はドイツやフランス、スペインなどの株式市場はメーデーの祝日で休みだった。