知って得する、仙人の教え!相場格言

株式相場の世界には、広く伝えられている「格言」が数多くあります。 この格言には、投資の神髄をズハリと言い当てた、株式投資のエッセンスがぎっしりと詰まっています。 相場師の命運を左右した格言や、多くの投資家を成功に導いた名言も少なくありません。

株式投資は心理戦と言われるように、自分の感情に反する決断をしなければならないことが多々あります。 株価がもっと上がるのではないかと思うと、なかなか利益を確定できない、また株価がそろそろ下げ止まるのでなはいかと思うと、なかなか損切りできない。 そんな、頭で分かっていてもなかなか実行できないことを実行するのに、格言は役立ちます。

短いけど、投資の何たるかを的確に言い表す名格言。 格言は必ずしも当たるものではありませんが、あなたの投資スタイルを決める、心がまえに役立つだけでなく、人生の教訓にも通ずるものがあります。 そんな一言にめぐりあうお手伝いができれば幸いです。



解説

■行き過ぎもまた相場

株式市場においてしばしば過熱気味の株価上昇や、その反対にパニックのような暴落が起きることを指して言い、横文字の好きな人は「オーバーシュート」とも言います。

分かりやすい例が日本市場のバブルとその崩壊です。

バブル末期の株価上昇は、あらゆる株価指標の常識を超えて、上がるから買う、買うから上がる、の繰り返しで、説明のつかない株価にむりやり理屈をつけて「ストック経済の時代」などとはやし立てていたものです。

似たような格言には「山高ければ谷深し」というのがあり、行き過ぎた相場と言うのは反動もまた大きいのは、これもバブル崩壊の株式市場を見れば明らかです。

また、株価に限らず、金利や為替相場などでも見られる異常な価格での取引と言うのがたまにあって、これはある大きなポジションの仕組み債などの行使価格に近づくと、価格が一気に片方へ動いて行使価格をヒットするというものです。

ヘッジファンドなどが商いの薄い時間帯を狙って仕掛けてくるものと見られています。

勢いがついているものは、結局、行きつくところまで行かなければおさまりがつかない。

それも相場のうちであることと知っておくべきだというのが、この「行き過ぎもまた相場」という言葉である。

同時に行き過ぎがあれば、その分は反動を覚悟しなければならないという格言です。

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