知って得する、仙人の教え!相場格言

株式相場の世界には、広く伝えられている「格言」が数多くあります。 この格言には、投資の神髄をズハリと言い当てた、株式投資のエッセンスがぎっしりと詰まっています。 相場師の命運を左右した格言や、多くの投資家を成功に導いた名言も少なくありません。

株式投資は心理戦と言われるように、自分の感情に反する決断をしなければならないことが多々あります。 株価がもっと上がるのではないかと思うと、なかなか利益を確定できない、また株価がそろそろ下げ止まるのでなはいかと思うと、なかなか損切りできない。 そんな、頭で分かっていてもなかなか実行できないことを実行するのに、格言は役立ちます。

短いけど、投資の何たるかを的確に言い表す名格言。 格言は必ずしも当たるものではありませんが、あなたの投資スタイルを決める、心がまえに役立つだけでなく、人生の教訓にも通ずるものがあります。 そんな一言にめぐりあうお手伝いができれば幸いです。



解説

■漁師は潮を見る

この潮というのはここでは二つの意味を持ちます。

一つは海流の流れや満ち引きから相場の大局を、もう一つは潮時の言葉が示すように「ちょうどいいタイミング」などを意味しています。

漁師は潮の流れを見て魚場を探ると言われますが、投資も同じです。相場の流れを見て波に乗らねばならない、という言葉です。

漁師が魚を捕まえる場合、魚を探して直接網をかけるようなことはあまりしません。

魚を追いかけて網を直接かけても、労力ばかり大きく、得られる獲物は少なくなります。

大漁となる漁師は、潮を見て、魚の流れを読み、魚が集まりそうなポイントにあらかじめ網をはっておくそうです。

相場でも同じことが言えます。

目先の相場を追いかけても大きな利益は得られません。上げ相場に売り向う、下げ相場に買い向うなど、流れに逆らって勝てるほど相場は甘くありません。

大きな相場の流れに乗るようにすれば自然と利益が集まってくるということです。

活きのいい魚=勢いづいている株式銘柄
漁場=マーケット
潮目=トレンド
仕掛ける=エントリー
魚群=ボラティリティや出来高
大漁=利益の大きな利確
坊主=損切(船の重油代や人件費が自腹)

こんな感じですかね。

特に「潮目」と「魚群」は重要です。

漁業における「潮目」はトレードにおける「トレンド」ですね。潮目の見極めは、職人的な経験とムードを読む力が大切です。

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