不動産投資信託(REIT)への投資メリットについて!

REITは不動産という実物資産に投資をしながら、小口投資を可能にしています。
また、証券取引所で売買できるため、流動性(売買しやすさ)も担保されている点が大きなメリットであるといえます。

J-REITに投資するメリットはどのようなものでしょうか。
少額で購入できる
不動産へ投資するためには、多額の資金が必要になります。しかしJ-REITであれば、個々の投資家は少額からでも手軽に始めることができます。

比較的高利回りの分配金が得られる
REITは保有する不動産からあがる賃料収入等から経費を差し引いたものを「配当」として投資家に分配します。この分配額は比較的高く、利回りに換算すると2〜4%程度の高水準となっています。低金利時代の現在を考えると高い収益性があるといえるでしょう。(将来を約束するものではありませんが)

収益がほとんど分配される仕組みです
J-REITは、利益のほとんどを投資家に分配する仕組みになっています。このため、実際の不動産そのものに投資するのと同様に、不動産からの収益を毎期の分配金として受け取ることが可能です

複数の不動産への分散投資が可能です
多くの投資家から資金を集め、大きな資金として運用するJ-REITでは、個人では難しい、複数の不動産への分散投資が可能になります。これにより、リスクを軽減することができます。

株と比較すると投資口価格(株価)は比較的安定
REITは株式と同じように証券取引所で売買されていますが、「不動産」という実物資産の裏付けがあるREITは比較的価格が安定しています。もちろん、不動産の入居率などは景気に左右される側面もあるので、まったく変動しないというわけではありませんが、株などと比較すると変動幅は安定しています。

インフレ(インフレーション)に強い資産
これは不動産投資自体にいえるメリットですが、REITをはじめ不動産は「インフレ」に強い投資です。物価水準が上がれば、それに応じて土地価格や賃料水準なども上がる傾向があるため、ゆるやかなインフレに対しては強い資産であるといえます。

流動性が高い(売買しやすい)
これは、実物不動産に対してのREITの強みです。通常「不動産の売買」というのはかなり厄介です。契約はもちろんですが、相対取引(1対1の取引)になるため、すぐに売れるとは限りません。また、不動産の売買手数料や税金などのコストも高く、頻繁に売買するわけにはいきません。

一方、REITは株式と同じように「証券取引所」に上場されており、売買をすることができます。投資口価格(REIT版の株価のようなもの)は需給動向によって変動していますが、好きな時に売買することができます。


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