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【大引け概況】
8日の日経平均株価は反落し、前日比55円68銭安の2万8963円56銭で終えた。
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 朝方は日経平均が高く始まったものの、2万9000円近辺の売りの厚さを改めて確認する展開でその後は値を消した。前場は120円程度上昇する場面もあったが買いが続かず、前引け時点でマイナス圏に沈んだ。
しかし、後場は下げ渋る展開で瞬間プラスに転じる場面もあったが結局マイナス圏に引き戻された。新型コロナウイルスのワクチンの大規模接種が進捗していることで、内需の個人消費関連株の一角に買いが入った。
 
ただ、日経平均寄与度の高い値がさ株や半導体関連株に値を下げるものが多く指数の上値を重くした。チャート上で75日移動平均(8日時点、2万9183円)が上値抵抗とみなされやすいうえ「2万9100円台は今年に入ってからの信用買いの平均コスト水準のため、戻り待ちの売りが出やすい」との指摘もあった。
 
一方で下値も堅かった。米食品医薬品局(FDA)から認知症の治療薬候補が承認されたエーザイに買いが殺到し、ほかの医薬品株にも資金が向かった。
 
新型コロナウイルスワクチンを巡って大学や職場での接種を目指す動きが広がりを見せており、経済活動の正常化期待も相場を支えた。
 
JPX日経インデックス400は続伸。終値は前日比8.19ポイント高の1万7715.13だった。東証株価指数(TOPIX)は6日続伸し、1.80ポイント高の1962.65で終えた。
 
東証1部の売買代金は概算で2兆1864億円。売買高は9億2866万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は692、値上がりは1399、変わらずは102だった。
 

業種別主要株価指数(33業種)では鉱業、機械、情報・通信業が下落。医薬品、海運業は上昇。
 
個別では、断トツの売買代金をこなしたレーザーテック2000円を超える急落、ソフトバンクグループやトヨタ自動車も軟調。ファーストリテイリング、ダイキン工業も値を下げた。ローツェが大幅安、住友金属鉱山や王子HD、鹿島も売られた。野村マイクロ・サイエンス、ルネサスエレクトロニクスなどの下げも目立った。
 
半面、エーザイが値幅制限上限で終日値がつかず、大引けにストップ高配分となった。ソニーグループ、リクルートホールディングスも堅調。シスメックスが出来高を膨らませ急騰、第一三共やディーエヌエ、郵船が高い。ペッパーフードサービスはストップ高で買い物を残した。大真空、日本電波工業、ひらまつなどが値を飛ばした。
 
東証2部株価指数は前日比31.72ポイント高の7579.89ポイントと8日続伸した。
出来高1億8018万株。値上がり銘柄数は221、値下がり銘柄数は177となった。
 
個別では、加地テック、東京ソワールがストップ高。ラピーヌは一時ストップ高と値を飛ばした。KHC、Oak キャピタル、エス・ディー・エス バイオテック、理研コランダム、神鋼環境ソリューションなど17銘柄は年初来高値を更新。ユーピーアール、フリージア・マクロス、サンテック、ウイルコホールディングス、プレミアムウォーターホールディングスが買われた。
 
一方、旭コンクリート工業、日本製罐、ショクブンが年初来安値を更新。インスペック、萬世電機、東京ボード工業、三光マーケティングフーズ、グローバルダイニングが売られた。

 
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