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【大引け概況】


4日の日経平均株価は4営業日ぶりに反発し、前週末比218円19銭(0.84%)高の2万6153円81銭で終えた。
 
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米長期金利の低下を受けて前週末1日の米株式相場が上昇し、東京株式市場でも投資家心理が上向いた。上げ幅は300円を超える場面もあったが、戻り待ちの売りや利益確定売りも出て伸び悩んだ。
 
先週末1日の米株式市場でNYダウは321ドル高と反発。6月ISM製造業景況指数が予想以上に悪化したことで景気後退懸念が再燃し、一時下落に転じる場面があった。一方、FRBの急速な利上げの思惑が後退したことからNYダウはその後上昇に転じ、取引終了にかけて上げ幅を広げた。堅調だった先週末の米株式相場を受けた今日の東京株式市場は買いが先行した。日経平均が先週末までの3日続落で1100円を超す下げとなったことから、押し目買いも入りやすかった。
 
長期金利の低下を手掛かりにハイテク株を中心に物色が活発だった。東京市場でも高PER(株価収益率)のグロース株のほか、自動車株や機械株など幅広い銘柄に買いが入って相場を押し上げた。
 
ただ、朝方の買い一巡後は急速に伸び悩み、前週末終値(2万5935円)に接近する場面もあった。4日の米市場が独立記念日の祝日で休場のため海外の市場参加者が少なく、上値追いの勢いを欠いた。「米景気の先行き不透明感の根強さなどから、積極的に買いを入れる状況ではない」との声もあった。
 
東証株価指数(TOPIX)は4営業日ぶりに反発し、終値は前週末比24.67ポイント(1.34%)高の1869.71で終えた。
 
東証プライムの売買代金は概算で2兆4396億円。売買高は10億9779万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1515と、全体の約8割を占めた。値下がりは286銘柄、変わらずは37銘柄だった。

 
 
業種別株価指数(33業種)では電気・ガス業、鉱業、卸売業などが上昇。石油・石炭製品、保険業は下落。
 
個別では、ソフトバンクG、ソニーG、リクルートHDなどが高く、電力需要拡大や原発再稼働の思惑から東電力HDなど電力株が軒並み高となった。東京エネシスなどの再生可能エネルギー関連銘柄も大幅に上げ、三菱商事や三井物産などの商社株も堅調だった。経産省が次世代原発開発の行程表作成の検討に入ったと報じられたこともあり助川電気など原発関連銘柄の一角も物色された。エムスリーやリクルートが上昇したほか、東電HDや関西電が買われた。
 
半面、先週末の米株式市場でSOX指数が3.8%下落したことを受け東エレクなどの半導体関連株の一角が軟調。米長期金利が低下し利ざや縮小が意識された第一生命HDやT&DHDなど保険株も下げた。また、先週末に活況だった高島屋、三越伊勢丹やJフロントなどは利益確定売りに押された。大規模な通信障害が発生したKDDIが売られた。リコーやエプソンも安い。
 
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