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【大引け概況】
22日の日経平均株価は5営業日ぶりに大幅反発し、前日比873円20銭高の2万8884円13銭で終えた。上げ幅は2020年6月16日(1051円)以来およそ1年ぶりの大きさだった。
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前日の欧米株市場が総じて高く、米国株市場ではNYダウが600ドル近い上昇をみせたことで買い安心感が浮上、日経平均は前日とは打って変わって大きくリスク選好の流れに傾いた。早期の米利上げ懸念は既に拭えない状況にあるが、一方で景気回復に対する期待感から、景気敏感株を中心にリバウンド狙いの買いが流入し先物を絡めて戻り足を加速させた。
 
日経平均の上げ幅としては、前日の下げ分を完全に取り戻すことはできなかったが、値上がり銘柄数の多さが際立った。
幅広い銘柄が物色されて日経平均採用の225銘柄すべてが上昇し、東証1部の9割超の銘柄が上げた。前日の米株式相場の戻りを受け、「米金融緩和の修正観測を材料にした株安は過剰反応だった」との見方が浮上し、東京市場では前日に下げがきつかった景気敏感株を中心に買いが入った。
 
ただ、日経平均は戻り売りに上値を抑えられる場面もあり、前日の下げ幅(953円)を帳消しにはできなかった。
日本時間23日未明に控えるパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言を見極めたいとの雰囲気もあった。
 
市場では「米国の金融緩和の縮小が今後、具体的にどのように進んでいくかは完全には織り込んでおらず、しばらくは神経質な展開が続く」との声が出ていた。
 
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も大幅反発した。TOPIXは60.08ポイント高の1959.53で終え、前日の急落を帳消しにした。東証業種別では、海運が10%高と突出した上げとなった。
 
東証1部の売買代金は概算で2兆7728億円だった。売買高は11億7325万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は2107、値下がりは69、変わらずは17だった。

業種別株価指数は、33業種全てが上昇した。海運業、ゴム製品、建設業などの上昇率が大きかった。
 
個別では、売買代金トップとなったトヨタ自動車が買われ、僅差で売買代金2位となったソフトバンクグループも堅調だった。エーザイは上場来高値を更新。富士通は20年ぶりに節目の2万円を上回った。ファーストリテイリングが大きく買われ、レーザーテックや東京エレクトロンなど半導体関連が高く、ソニーグループも上昇した。三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンクが値を上げ、今期純利益見通しを上方修正した商船三井が大幅高。川崎汽、日本郵船など海運株の上げが目立った。ウェルネットも急騰した。
 
半面、エムアップホールディングス、ビーロットが安く、伊藤忠エネクスも値を下げた。enish、アイモバイルも水準を切り下げた。サニックスが売りに押されたほか、マルマエも下落した。
 
東証2部指数は前日比92.51ポイント高の7596.87ポイントと3日ぶり反発。
出来高1億5046万株。値上がり銘柄数は325、値下がり銘柄数は93となった。
 
個別では光陽社がストップ高。コメ兵ホールディングス、ウェルス・マネジメント、神島化学工業、オーナンバ、MCJなど8銘柄は年初来高値を更新。東京ソワール、栗林商船、バイク王&カンパニー、千代田化工建設、ダイトーケミックスが買われた。
 
一方、フルスピード、昭和化学工業、櫻護謨、北越メタル、阪神内燃機工業など6銘柄が年初来安値を更新。日本アビオニクス、日建工学、アートスパークホールディングス、フュートレック、ニッセイが売られた。



 
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