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【大引け概況】




20日の日経平均株価は続伸し、終値は前日比456円55銭(1.37%)高の3万3675円94銭だった。

 
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取引時間中に一時は7月3日の年初来高値(3万3753円)を上回った。もっとも、午後に入ると、高値警戒感から売りが出て伸び悩んだ。
 
きょうの東京株式市場は先物主導で買い戻しが加速、前日に続いて空売り筋のショートカバーによる踏み上げ相場の様相を呈した。
前日の欧米株市場が総じて高く、米国株市場ではNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに9連騰となり、ダウは最高値更新基調が続いていることで、これを引き継ぐ格好となった。日銀の金融政策決定会合でマイナス金利解除が見送られたことで買い安心感が広がっている。また、外国為替市場で1ドル=143円台後半の推移と円安水準で推移したことも半導体セクターなどの株価押し上げ要因となった。日経平均は一時7月3日につけた年初来高値を上回る場面もあった。
 
前日のNYダウ工業株30種平均が過去最高値を更新するなど、主要株価指数は上昇した。米連邦準備理事会(FRB)による2024年の早期利下げ観測が支えで、米株高をきっかけに東京市場では買いが優勢となった。
 
日銀は前日まで開いた金融政策決定会合で現状の緩和政策の維持を決めた。会合後に植田和男総裁が早期の政策修正に踏み込んだ発言をしなかったことも支援材料となった。売り方の損失覚悟の買い戻しを巻き込み、日経平均の上げ幅は一時600円を超えた。
 
ただ、午後に入ると伸び悩んだ。年初来高値圏で推移しているとあって利益確定や戻り待ちの売りが出たほか、主力ハイテクの一角がさえなかったことも上値を抑えた。
 
日銀リスクが後退した日本株は、今後、史上最高値更新を続けるダウ工業株30種平均など米国市場の主要株価指数と比べ、出遅れ感が強いだけに、次なる節目に向けた修正局面に突入する可能性が高いとの声が聞かれ始めるなど、先高期待感が徐々に強まってきている。ただ、海外勢はクリスマス休暇入りし始めており、今後は市場参加者が減少傾向にある中で、短期筋の仕掛け的な動きに相場が大きく振れる可能性がありそうだ。
 

東証株価指数(TOPIX)は続伸し、終値は15.57ポイント(0.67%)高の2349.38だった。JPXプライム150指数は続伸し、9.44ポイント(0.90%)高の1054.71で終えた。
 
東証プライムの売買代金は概算で4兆1823億円、売買高は16億4478万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は956と全体の6割弱を占めた。値下がりは630、横ばいは74だった。
 
業種別株価指数(33業種)は海運業、機械、化学などが上昇した。下落は電気・ガス業、石油・石炭製品など。
 
 
個別では、レーザーテックが高く、川崎汽船、トヨタ、三菱UFJが値を飛ばした。ファーストリテイリングも大きく買われた。信越化学工業が高く、野村マイクロ・サイエンスが物色人気、三菱重工業も買いを集めた。ダイキン工業も水準を切り上げた。クラボウが急騰、イーレックスも大幅高。TOPPANホールディングス、ユニオンツール、セルソースなどの上げも目立った。
 
 半面、東京エレクトロン、ソフトバンクグループ(SBG)が冴えず、東京電力ホールディングスも売りに押された。富士通が軟調、楽天銀行は大幅安に売られた。ISID、パルグループホールディングスなどの下げも目立つ。関西電力が大きく値を下げたほか、ダブル・スコープ、デンソーや東エレクは下げた。

 
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