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【大引け概況】


5日の日経平均株価は6営業日ぶりに反発し、前日比548円48銭(1.80%)高の3万1075円36銭で終えた。
 
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前日までの5営業日で1800円強下落していた反動で日経平均が大きく切り返す展開となった。前日の米国株市場が米長期金利の低下を背景に反発したことで市場のセンチメントが改善、幅広い銘柄に買い戻しの動きが広がった。
 
米国では発表された経済指標を受け米10年債利回りの上昇が一服し、これまで売り込まれていた景気敏感株やハイテク株に投資資金が還流した。東京株式市場もこれに追随して自律反発を狙った買いが広範囲に流入、全体指数を押し上げた。後場に入ると先物に引っ張られる形で日経平均は一段と上げ足を強めた。米長期金利が時間外で低下したことも好感された。
値上がり銘柄数は1700を超えプライム市場全体の94%の銘柄が上昇する文字通りの全面高商状となった。ただ、売買代金は3兆7000億円と前日の水準を下回っている。
 
4日の米株式市場では主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が大幅に反発した。米ハイテク株の上昇が5日の東京株式市場にも波及し、アドテストや東エレクなど半導体関連株が買われ、日経平均を押し上げた。
 
午後に入ると、日経平均は上げ幅を拡大した。日経平均は9月15日から10月4日までに3000円ほど下落していた。短期筋のショートカバー(売り方の買い戻し)が午後も続いたとの見方もあり、日本株の上昇に弾みがついた。
市場では「売られすぎた銘柄を中心に買いが入った」との見方があった。
 
明日は3連休前で積極的な売買は手控えられやすいほか、米雇用統計の発表を控えるなか、日経平均は3万1000円を挟んでのこう着になりそうだ。また、本日はマザーズ指数が3%を超える上昇で前日の下落部分を吸収した。8月半ばの安値708.22辺りが抵抗線として意識されやすく、同水準を上回ってくるようだと、中小型株での自律反発狙いの動きが強まりそうである。
 
 

東証株価指数(TOPIX)は6営業日ぶりに反発し、前日比44.87ポイント(2.02%)高の2263.76で終えた。JPXプライム150指数は6営業日ぶりに反発し、前日比16.07ポイント(1.65%)高の991.81だった。
 
東証プライムの売買代金は概算で3兆7403億円。売買高は16億5238万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1725と、全体の約9割を占めた。値下がりは97銘柄、変わらずは13銘柄だった。
 
業種別株価指数(33業種)では、証券・商品先物取引業、その他金融業、不動産業の上昇が目立った。下落は鉱業のみ。
 
 
個別では、断トツの売買代金をこなしたレーザーテックのほか、東京エレクトロン、ディスコなど値がさの半導体製造装置関連が買われ、トヨタ自動車も大きく値を戻した。三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンクが値を上げ、あおぞら銀とヤマハ発、日本紙が買われた。川崎汽船など海運株も買われ、三菱重工業、日立製作所も上昇した。日本製鉄、東京電力ホールディングスも堅調だった。マネックスグループ、Gunosyはストップ高と人気となった。
 
半面、大商いのJTが軟調、INPEXも売られた。太陽誘電、日揮HD、JTは下落した。エスプールがストップ安となり、イー・ガーディアン、ネクステージ、JCRファーマなどが大幅安となった。三井E&S、ダイセキ環境ソリューションなども安い。

 
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