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【大引け概況】
22日の日経平均株価は小幅続伸し、前週末比28円24銭高の2万9774円11銭で終えた。
 
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朝方は軟調。前週末の欧州株市場が全面安だったことや、米国株市場でも景気敏感株を中心に売られNYダウの下値模索が続いていることから、日経平均は安く始まった。ドイツやオーストリアなどで新型コロナウイルスの感染が再拡大し、経済回復が遅れることへの懸念が重荷となっている。

塩野義やアステラスなど医薬品株の上昇が相場の押し上げ役となった。景気変動の影響を相対的に受けにくいという位置づけから買いが入った。景気敏感株のなかでも、業績や株主還元への期待が根強い海運や商社株の一角には買いが入った。
 
しかし、売り一巡後は下げ渋る展開となり、後場に入ると一段と下げ幅を縮小、堅調な値動きを示す米株価指数先物の動きを横目に日経平均は午後1時半頃にプラス圏に切り返した。一方、2万9800円近辺では売り圧力が強く、結局日経平均は高く引けたものの、上げ幅は30円弱にとどまった。あす祝日で休場とあって、様子見姿勢から積極的な上値追いは限られた。
政府による経済対策が消費拡大につながるかどうかにも懐疑的な声が聞かれた。商いも低調だった。
 
市場からは「欧州の感染拡大は心理的な重しになるが、一方で時間外の米株先物高が支えとして意識される。もっとも、短期筋中心の動きとみられ、外部要因などをにらみつつ、売ったり買ったりしているにすぎない」との声が聞かれた。
 
JPX日経インデックス400は反落した。終値は前週末比9.00ポイント安の1万8445.33だった。東証株価指数(TOPIX)も反落し、1.71ポイント安の2042.82で終えた。
 
東証1部の売買代金は概算で2兆3720億円と、約1カ月ぶりの少なさだった。売買高は10億6538万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1054と、全体の約48%だった。値下がりは1023、変わらずは106銘柄だった。
 
業種別株価指数(33業種)は海運業、保険業、証券・商品先物取引業などが上昇。鉱業、輸送用機器、空運業などは下落した。
 
個別では、売買代金トップのレーザーテックは売りに押されたものの、東京エレクトロン、アドバンテストなどは堅調で半導体製造装置関連はまちまちの展開。日本郵船など海運株が高く、塩野義製薬も買いが優勢。ファストリ、ダイキン工業が値を上げ、ベイカレント・コンサルティングも上昇した。値幅制限上方拡大のOKKは400円高のストップ高。アグレ都市デザイン、JUKI、イソライト工業なども値を飛ばした。
 
半面、武田薬品工業が冴えず、任天堂も軟調。三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンクが売りに押され、INPEXが大幅安、日本航空も軟調。ソフトバンクグループ(SBG)、日東電、信越化、デンソーも安い。国際紙パルプ商事が急落、ディア・ライフ、キャンドゥ、フィル・カンパニーなども大きく値を下げた。
 
 
東証2部指数は前週末比11.81ポイント高の7651.31ポイントと4日ぶり反発した。
出来高2億8576万株。値上がり銘柄数は224、値下がり銘柄数は177となった。
 
個別では、天昇電気工業、光陽社、東京ソワールがストップ高。中国工業は一時ストップ高と値を飛ばした。クリヤマホールディングス、タカトリ、キョウデン、AMGホールディングスは年初来高値を更新。ヴィス、スーパーバッグ、アドテック プラズマ テクノロジー、村上開明堂、アオイ電子が買われた。
 
一方、エスビー食品、STIフードホールディングス、日本調理機、クロスプラス、北日本紡績など19銘柄が年初来安値を更新。東京ボード工業、リスクモンスター、鉄人化計画、オーベクス、ユニバンスが売られた。
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