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【大引け概況】
15日の日経平均株価は大幅反発した。終値は前週末比564円08銭高の3万0084円15銭と、1990年8月2日以来約30年半ぶりの高値を付けた。
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前週末の米国株市場で主要株指数が小幅ながら揃って過去最高値を更新したことや、朝方取引前に発表された20年10〜12月のGDP速報値が事前コンセンサスを上回ったことなどを受け、リスクを取る動きが優勢のなかスタートした。
 
寄り後は大口の買いが流入し日経平均は一気に水準を切り上げ午前9時半前に3万円大台をつけた。米国でワクチン接種が急速に進展していることに加え、日本国内でも米ファイザーの新型コロナワクチンの製造販売が特例承認されたことで、経済活動の正常化期待がにわかに強まっている。決算発表も予想以上に好調な企業が多く、株価も大きく買われる銘柄が相次ぎ全体地合いを押し上げた。日経平均は前場にいったん伸び悩んだが、後場は買い直され、この日のほぼ高値圏で着地している。
 
国内で2020年4〜12月期決算発表が一巡し、「業績回復は想定より力強い」との声は多い。追加経済対策が実施されれば、年後半の企業業績が急回復するとの予想もありリスク選好姿勢が強まった。
 
内閣府が15日発表した20年10〜12月期の実質国内総生産(GDP)は前期比年率12.7%増と、市場予想(同9.5%増)を上回った。想定以上に景気が持ち直しているとして相場の支えになった。株価の上昇傾向が続き早期の利益確定売りを見送る投資家が増えて、小規模の買い注文でも上がりやすいとの見方があった。
 
JPX日経インデックス400は6日続伸。終値は前週末比197.11ポイント(1.13%)高の1万7671.90だった。東証株価指数(TOPIX)も6日続伸し、20.06ポイント(1.04%)高の1953.94と1991年6月3日以来の高値を付けた。
 
東証1部の売買代金は概算で2兆6038億円。売買高は12億7591万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1339、値下がりは773、変わらずは81だった。
 
業種別株価指数(全33業種)は電気機器、銀行業、小売業などが上昇し、電気・ガス業、空運業、海運業は下落した。
 
 
個別では、21年3月期の連結最終損益が一転黒字となる見通しを発表したオリンパスが急伸した。ソニー、東エレク、トヨタ、コマツがにぎわい、ファナックは大幅に上昇した。ファーストリテは上場来高値を更新し、ソフトバンクG、エムスリーも値上がりした。三菱UFJ、三井住友、第一三共やTDK、ソフトバンクグループが高い。
 
一方、JTは3営業日続落。楽天、SOMPO、SUBARU、日産自、マツダが下落した。川崎汽やディーエヌエ、JR東海、JAは売られた。
 
 
東証2部株価指数は前週末比26.34ポイント安の7406.81ポイントと10日ぶり反落した。出来高2億3717万株。値上がり銘柄数は193、値下がり銘柄数は233となった。
 
個別ではSIG、村上開明堂、アートスパークホールディングス、テクノスマート、SECカーボンが売られた。
 
一方、児玉化学工業、レオクランがストップ高。JESCOホールディングス、フジ日本精糖、アップルインターナショナル、ユタカフーズ、ICDAホールディングスなど12銘柄は昨年来高値を更新。STIフードホールディングス、コメ兵ホールディングス、篠崎屋、リミックスポイント、メタルアートが買われた。
 






 
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