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【大引け概況】
4日の日経平均株価は反発し、前営業日比273円47銭高の2万9794円37銭と、9月28日以来約1カ月ぶりの高値で終えた。
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きょうは朝方からリスク選好ムードが漂っていた。前日の東京株式市場は休場だったが、米国株市場ではNYダウ、ナスダック総合指数、S&P500指数が揃って最高値更新を続けており、相対的に出遅れ感の強い日本株を買い戻す動きが強まった。
注目されたFOMCはFRBがテーパリングの開始を決定したものの、利上げには慎重な姿勢を崩さなかったことで、市場に安心感が広がった。日経平均は朝方に350円超高となる場面があった。
 
ただ、買い一巡後は日経平均の上値の重さも顕在化した。主要企業の決算発表が本格化するなか、好決算でも市場コンセンサスに届かないケースでは売られる銘柄も少なくなく、警戒ムードも漂う。注目のトヨタは好決算発表も売り買いが交錯した。
 
取引時間中に発表された企業決算に絡んだ売買など、個別銘柄への選別色が強かった。きょう昼休みに決算を発表した郵船は年間配当計画を上方修正したものの、物足りないとの見方などから後場に急落した。2022年3月期の連結営業利益を上方修正したトヨタは株式分割考慮後の上場来高値を更新した。
 
市場では「半導体不足による個別決算への影響が懸念されるものの、半導体業界の先行き見通しを注意深く見守りたい」との声が聞かれた。
「日経平均が3万円に近づくと、国内の機関投資家を中心に利益確定などの売りが出やすい」との声も聞かれた。
 
JPX日経インデックス400は反発した。東証株価指数(TOPIX)も反発し、終値は23.89ポイント高の2055.56と9月28日以来約1カ月ぶりの高値となった。
 
東証1部の売買代金は概算で3兆6854億円。売買高は14億8277万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1571と、全体の約7割を占めた。値下がりは551、変わらずは61銘柄だった。
 

 
業種別株価指数(33業種)は繊維製品、電気機器、倉庫・運輸関連業などが上昇。海運業、鉱業、その他製品などは下落した。
 
個別では、売買代金上位のレーザーテックが上値を追ったほか、東京エレクトロン、ZHD、富士フイルム、東レも上昇。キーエンスは4700円あまりの大幅高で高値引けとなった。村田製作所も買いが優勢だった。日立製作所も堅調。JALUXがストップ高に買われ、デクセリアルズ、日本ユニシスも物色人気を集めた。なお、トヨタ自動車は小幅ながらプラス圏を確保した。
 
半面、売買代金トップとなった日本郵船は後場値を崩し大幅安。任天堂が下落し、花王も大きく売られた。三菱商事も冴えない。三井海洋開発が値下がり率トップに売られたほか、三井E&Sホールディングスも急落。コニカミノルタも大幅安。このほか、ヤマハ、レノバ、ブイキューブなども売りの目立つ展開だった。
 
 
東証2部株価指数は前営業日比40.26ポイント高の7711.04ポイントと反発した。
出来高は3億449万株。値上がり銘柄数は222、値下がり銘柄数は174となった。
 
個別では、YE DIGITALが一時ストップ高と値を飛ばした。クリヤマホールディングス、スーパーバッグ、岡野バルブ製造、アドテック プラズマ テクノロジー、キョウデンなど9銘柄は年初来高値を更新。タカトリ、ウイルテック、ジー・スリーホールディングス、IJTT、理経が買われた。
 
一方、テクノマセマティカル、キーウェアソリューションズ、サイバーステップ、イムラ封筒、アサヒペンなど9銘柄が年初来安値を更新。光陽社、玉井商船、鉄人化計画、神鋼鋼線工業、倉庫精練が売られた。


 
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