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【大引け概況】
14日の日経平均株価は続落し、前日比140円14銭安の2万3687円59銭で終えた。
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前日のNYダウは128ドル安と反落。中国・湖北省での新型肺炎の感染者数が増加したことを受け、楽観論が後退した。これを受けた、この日の東京株式市場も先物などに売りが膨らみ軟調な値動きが続いた。
 
日本国内でも新型肺炎による死者が初めて確認されたのをはじめ、新型肺炎関連の報道が相次ぎ、経済や企業業績への警戒感から売りが優勢だった。日経平均は朝方に一時200円超安まで下落したが、売り一巡後は個人投資家など国内勢の押し目買いも入って下げ渋った。
東京や神奈川、和歌山などで新たな感染者が発生したことから経済活動への影響も警戒された。後場に入ってからは、週末要因に加え、月曜は米国がプレジデントデーで休場となることもあり様子見姿勢が強まり、小動き状態が続いた。
短期的な下値支持水準とされる25日移動平均を一時割り込んだことで、国内勢の押し目買いが入って下値を支えた。
 
市場では「中長期志向の機関投資家を中心に新型肺炎の感染拡大による業績悪化への警戒が強くなり、様子見ムードが広がっていた」との声が聞かれた。
 
JPX日経インデックス400は5日続落。終値は前日比93.06ポイント安の1万5271.66だった。東証株価指数(TOPIX)も5日続落し、10.21ポイント安の1702.87で終えた。
 
東証1部の売買代金は概算で2兆4068億円。売買高は13億5175万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1394と、全体の64.5%を占めた。値上がりは674、変わらずは92銘柄だった。

 
業種別株価指数(33業種)は鉄鋼、陸運業、パルプ・紙の下落が目立ち、上昇はゴム製品、電気・ガス業、情報・通信業など。
 
個別銘柄では、ソニー、ファーストリテイリング、任天堂、ダイキン、ファナックが安く、トヨタ自動車、ホンダ、マツダが値を下げた。今期業績見通しの下方修正と減配を発表した日産自動車は10年半ぶりの安値圏に下落した。大和ハウスや積ハウスが売られ、武田薬品工業や資生堂も安い。三井住友フィナンシャルグループや野村ホールディングスなど金融株も値を下げた。
 
半面、ソフトバンクグループが反発し、楽天やアドバンテストが高い。キリンHD、ネットワンシステムズやSUMCO、ネクソンが急伸した。東芝、大ガス味の素が値を上げた。また、川本産業や重松製作所、興研、ダイトウボウ、中京医薬品、日本エアーテック、アゼアスといった新型肺炎関連株は軒並み高となった。ユニチャームが昨年来高値を更新した。
 
東証2部株価指数は前日比0.54ポイント高の7166.49ポイントと3日ぶり反発した。
値上がり銘柄数は107、値下がり銘柄数は324となった。
 
個別では昭和化学工業、コーア商事ホールディングスがストップ高。キーウェアソリューションズ、昭和ホールディングス、ニッキ、日新商事、ナラサキ産業など6銘柄は昨年来高値を更新。新内外綿、リード、マナック、スガイ化学工業、川本産業が買われた。
 
一方、南海辰村建設、ツヴァイ、リミックスポイント、朝日印刷、ワシントンホテルなど9銘柄が昨年来安値を更新。菊水化学工業、アジア航測、ハイパー、価値開発、アートスパークホールディングスはが売られた。
 
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