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【大引け概況】
2日の日経平均株価は4日続落した。終値は前日比246円69銭安の1万7818円72銭と、3月23日以来の安値を付けた。
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新型コロナウイルスの感染拡大による景気悪化の懸念で前日のNYダウ工業株30種平均が大幅安となり、海外投資家などが売りを出した。
日経平均の下げ幅は午前に300円を超える場面があった。
 
国内でも新型コロナの感染者数が増え、経済に悪影響を及ぼすとの見方から国内勢による株安進行をヘッジする目的の売りが優勢だった。名実ともに新年度入りしたものの「相場の変動率が高いため、取引を見送る機関投資家が多かった」との声があった。
 
政府が緊急事態宣言を発表すれば、「人や物の移動が大幅に制限され、日本中で経済活動がさらに停滞する可能性が高い」との懸念が高まり、株式の値下がりにつながった。
 
午前の相場下落を受けて日銀が上場投資信託(ETF)買い入れに動くとの観測が浮上し、日経平均は上げに転じる場面もあった。もっとも上値では戻り待ちの売りが出て、買いの勢いは続かなかった。
 
市場では「株価指数はまだ落ち着かない動きとなっているが、電機や精密、半導体などのセクターが比較的しっかりしていることから、戻りの先導役になることが期待される」との声が聞かれた。
 
JPX日経インデックス400は4日続落。終値は前日比173.93ポイント安の1万1930.83だった。東証株価指数(TOPIX)は4日続落し、21.21ポイント安の1329.87で終えた。
 
東証1部の売買代金は概算で2兆5703億円と、3月5日以来約1カ月ぶりの低水準だった。売買高は16億4426万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1872、値上がりは266、変わらずは29だった。
 
業種別株価指数(全33業種)は小売業、銀行業が下げたほか空運業の下げがきつく、保険業、鉱業、石油・石炭製品は上昇した。

個別銘柄では、任天堂、京セラ、ファーストリテイリング、リクルートホールディングスが安く、三菱UFJフィナンシャル・グループや三井住友フィナンシャルグループといった銀行株が安い。米国の自動車販売不振を受けトヨタ自動車やホンダ、SUBARUなどが売られた。JフロントやANAHDの下げが目立った。武田薬品工業やテレワーク関連のブイキューブも反落した。
 
半面、米シェアオフィス大手のウィーカンパニーへのTOBを取りやめると発表したソフトバンクグループやソニーが高く、キーエンスやファナックもしっかり。オリエンタルランドやNTTドコモも値を上げた。人工心肺の増産を報じられたテルモも高い。政府が全世帯に布マスクを配布すると発表したことから、ダイトウボウなどマスク関連株が値を上げた。
国際石開帝石やSOMPO、ヤマトHDが買われた。
 
東証2部株価指数は前日比23.31ポイント安の5090.43ポイントと4日続落した。
出来高3728万株。値上がり銘柄数は100、値下がり銘柄数は338となった。
 
個別では、クレアホールディングス、田辺工業、フジ日本精糖、福留ハム、鉄人化計画など44銘柄が年初来安値を更新。共和コーポレーション、赤阪鐵工所、グローバルダイニング、ダイコー通産、コメ兵が売られた。
 
一方、新内外綿、キーウェアソリューションズ、レオクランがストップ高。昭和化学工業は一時ストップ高と値を飛ばした。大都魚類は年初来高値を更新。日本アビオニクス、Abalance、相模ゴム工業、オーベクス、くろがね工作所が買われた。
 
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