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【大引け概況】
16日の日経平均株価は小幅に続落した。終値は前日比12円18銭安の2万2192円04銭だった。
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きょうの東京市場は、中国の景気減速懸念などが重荷となって朝方はリスク回避ムードの強い展開だった。外国為替市場で円高・ドル安が進み、電機など輸出関連株の一部に売りが出たのも相場の重荷となった。
半面、中国の商務次官が8月末に貿易交渉のために訪米すると伝わり、米中貿易摩擦が和らぐとの期待が広がった。
株価指数先物に買い戻しを誘い、プラス圏に切り返す場面もあった。その後一進一退の動きで結局大引けは小幅安で着地した。

JPX日経インデックス400は続落した。終値は前日比70.65ポイント安の1万4955.67だった。
東証株価指数(TOPIX)も反落し、10.88ポイント安の1687.15で終えた。
 
東証1部の売買代金は概算で2兆5867億円。売買高は15億4677万株。
東証1部の値下がり銘柄数は1673、値上がりは367、変わらずは64だった。

業種別株価指数(全33業種)は4業種上昇。29業種が下落した。
上昇は、銀行業、証券業、電気・ガス業と続き、下落は、石油・石炭製品、非鉄金属、化学と続いた。
 
個別では、ファーストリテイリングが1,000円を超える上昇となった。ファナック、スズキも買われた。
新日本科学が値を飛ばし、日本通信も物色人気。ネオス、JTも上昇し、ブレインパッドなどにも買いが流入した。セブン銀行も高かった。

半面、7月の訪日客数の伸び鈍化を受け資生堂が大きく売られた、コーセーも急落。昭和電工が値を下げ、リニカル、ヤーマン、ファンケルも大きく下落した。ラウンドワン、エン・ジャパンも下げが目立った。

東証2部株価指数は前日比35.55ポイント安の7103.55ポイントと3日ぶりに反落した。
値上がり銘柄数は103、値下がり銘柄数は342となった。 

個別では、フジ日本精糖、中央ビルト工業、安川情報システム、森組、など82銘柄が年初来安値を更新した。
東芝が弱含み、SECカーボン、REMIXも下げた。日本精鉱、SECカーボン、チャーム・ケア・コーポレーション、ヒラノテクシード、日本和装ホールディングスは売られた。 
一方、省電舎ホールディングスが一時ストップ高と値を飛ばした。イクヨ、キョウデン、プレミアグループは年初来高値を更新した。
日本モーゲージサービス、MCJ、不二サッシ、アルチザネットワークスは買われた。 

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