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【大引け概況】
28日の日経平均株価は3営業日ぶりに反発し、前日比392円70銭(1.37%)高の2万9069円16銭で終えた。
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新型コロナウイルスの変異型「オミクロン株」が南アフリカで見つかり株価が急落する前の11月25日(2万9499円)以来、およそ1カ月ぶりの高値を付けた。
 
前日の米国株式市場では景気敏感株などに買いが入り、NYダウなど主要株指数が揃って大きく上値を追い、機関投資家が重視するS&P500指数は史上最高値を更新した。これを引き継いでリスク選好の流れが強まった。米国ではフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も最高値に買われており、東京株式市場ではこれを受けて半導体の主力株が買われ、全体相場を牽引した。日経平均は午前中に2万9000円大台を回復したあと、いったんは戻り売りで上げ幅を縮小し2万8000円台に押し戻される展開を強いられたが、後場終盤に買い直され、再び大台に乗せて着地した。
 
前日に主要半導体銘柄で構成する米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が高値を付けたのを追い風に、値がさの東エレクなど半導体関連が買われた。円相場が1ドル=114円台後半まで円安・ドル高が進み、輸出関連株の採算改善への期待も相場にプラスとなった。日経平均の上げ幅は一時400円を超えた。
 
経済産業省が朝方発表した11月の鉱工業生産指数(速報値)が前月比7.2%上昇した。自動車工業を中心に生産が回復したことから、関連銘柄の買いを誘った。
 
午後に入って日経平均は伸び悩む場面もあった。節目の2万9000円を意識し、戻り待ちや利益確定の売りも出やすかった。個人による節税目的の損失確定売りも観測された。
 
JPX日経インデックス400は3営業日ぶり反発。東証株価指数(TOPIX)も3営業日ぶりに反発し、27.12ポイント高の2005.02で終えた。2000を上回るのは16日以来。
 
東証1部の売買代金は概算で2兆1688億円と5営業日ぶりに2兆円を上回った。売買高は9億5249万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1871と、全体の8割強を占めた。値下がりは252、変わらずは62銘柄だった。
 

  
業種別株価指数(全33業種)では、精密機器、パルプ・紙、水産・農林業などが上昇した。下落は海運業のみ。
 
 
個別では、売買代金トップのレーザーテックと売買代金3位の東京エレクトロンがいずれも1000円を超える上昇で揃って上場来高値を更新したほか、ソニーグループも上値を追った。キーエンスが堅調、日立製作所、NTTも買いが優勢だった。村田製作所、ソフトバンクグループ(SBG)、オリンパス、キッコーマンも上昇した。愛知銀行が大幅高で値上がり率トップとなり、帝国繊維が大幅高、ネットプロテクションズホールディングスも物色人気。
 
半面、任天堂が軟調、JT、郵船、任天堂が下げた。アウトソーシングは一時ストップ安に売り込まれる急落となった。タムラ製作所も利益確定の売りに押され、神戸物産も冴えない。大真空も値を下げた。レノバは連日のストップ安となり、神栄、アトラグループなども安い。
 
 
東証2部株価指数は前日比29.06ポイント高の7508.07ポイントと反発した。
出来高1億9008万株。値上がり銘柄数は189、値下がり銘柄数は228となった。
 
個別では、三井住建道路、カンロ、JFEシステムズ、セメダイン、湖北工業など7銘柄が年初来高値を更新。三井金属エンジニアリング、ビーイングホールディングス、フライトホールディングス、キョウデン、バイク王&カンパニーが買われた。
 
一方、大盛工業、南海辰村建設、フルスピード、福留ハム、YE DIGITALなど45銘柄が年初来安値を更新。森尾電機、児玉化学工業、SANKO MARKETING FOODS、スーパーバッグ、松尾電機が売られた。
 
 
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