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【大引け概況】
9日の日経平均株価は反落し、前日比241円59銭安の2万3032円54銭で終えた。
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前日の米国株市場ではNYダウやナスダック総合指数など主要指数が大きく水準を切り下げ、下値模索が続いたことで、リスク許容度の低下した海外投資家などの売りで日経平均は寄り付き時点で2万3000円台を割り込んだ。米中対立への警戒感に加え、英アストラゼネカが新型コロナのワクチン開発を一時中断すると明らかにしたことなども市場心理の悪化につながった。
 
ただ、日銀のETF買いなどへの思惑も背景に後場は押し目買いや買い戻しなどが入り日経平均は下げ幅を縮小、2万3000円台に戻して着地した。東証1部全体の7割近い銘柄が下落。売買代金は2兆4000億円台と8月28日以来の水準に膨らんだ。
 
市場からは「日銀のETF買いが入ったとみられるが、日経平均2万3000円割れは押し目買いが入りやすい水準でもある。ただ、上値は相変わらず重い。米ハイテク株安への警戒感は消えておらず、結局は外部要因頼みになる」との声が聞かれた。
 
JPX日経インデックス400は反落。終値は前日比134.92ポイント安の1万4501.27だった。東証株価指数(TOPIX)も反落し、15.49ポイント安の1605.40で終えた。
 
東証1部の売買代金は概算で2兆4180億円、売買高は13億6045万株と、いずれも8月28日以来の高水準だった。
東証1部の値下がり銘柄数は1497と、全体の7割近くを占めた。値上がりは588、変わらずは87銘柄だった。

 
業種別株価指数(全33業種)は情報・通信業、電気機器、銀行業などが下落し、その他製品、鉄鋼、海運業は上昇した。
 
個別では、ソフトバンクグループは一時7%安まで売られたが、終値では2.9%安まで戻した。トヨタ、SUBARU、ホンダが安く、ソニー、東エレクやアドテストは下押し。みずほFGの売りが厚く、三菱UFJ、三井住友も大幅安。KDDIが値下がりし、NTT、NTTドコモも軟調だった。カシオや中外薬が下落した。
 
半面、川崎汽や商船三井、郵船の海運3社がそろって大幅高。任天堂が買いを集めた。日本電産が強含み、SMCが締まり、ダイキンはしっかり。JR東日本が買われ、ニトリHDは小幅高で引けた。

 
東証2部株価指数は前日比24.21ポイント安の6350.48ポイントと4日続落。
出来高1億1218万株。値上がり銘柄数は174、値下がり銘柄数は219となった。
 
個別ではフジコピアンが年初来安値を更新。北日本紡績、GMOペパボ、ミズホメディー、情報企画、田岡化学工業が売られた。
 
一方、ストリーム、日本鋳造がストップ高。アールエイジ、インタートレードは一時ストップ高と値を飛ばした。ダイショー、ファーマフーズなど3銘柄は年初来高値を更新。価値開発、宮入バルブ製作所、SIG、アサヒ衛陶、加地テックが買われた。

 
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