動画再生
本日のマーケット動画
時間:00:02:20 容量:19.63M

過去のマーケット動画はこちら
 
北朝鮮の弾道ミサイル発射に伴う米朝関係の緊迫化を懸念し、投資家心理が冷え込んだ。
北朝鮮の建国記念日に当たる9月9日までは「慎重姿勢を崩すことはできない」と、市場関係者も萎縮気味だ。
外国為替市場で円高・ドル安が進んだことも投資家心理に影を落とした。金利低下を背景に金融株が下落したほか、値がさ株に売りが出た。売り一巡後は個人投資家などが押し目買いを入れ、後場は下げ渋った。
東証株価指数(TOPIX)も2.36ポイント安の1597.76とさえない値動きだった。
JPX日経インデックス400は3営業日ぶりに反落した。終値は前日比22.56ポイント安の1万4151.80だった。
 
東証1部の売買代金は概算で1兆8160億円と活況の目安とされる2兆円を7日連続で割り込んだ。7日連続の2兆円割れは昨年10月以来10カ月ぶり。
東証1部の出来高は13億8700万株。
銘柄数は値上がり881銘柄、値下がり989銘柄、変わらず144銘柄。
 
業種別株価指数(33業種)は、パルプ・紙、保険業、証券・商品先物取引業の下落が目立ち、上昇は、建設業、サービス業、医薬品など。
規模別TOPIXは大型が0.2%、中型が0.1%いずれも下げたのに対し、小型は0.2%高だった。
 
個別銘柄では、ファストリやソフトバンクなど値がさ株の下げが大きかった。金利低下を背景にT&Dや第一生命HD、東京海上、三菱UFJなどの金融株が売られた。
王子HD、日本紙もさえない。イオンやセブン&アイ、任天堂、KLabが下落した。村田製や富士通、トヨタ、スズキやデンソーも売られた。
一方、OLCや三菱ケミHDは年初来高値を更新した。大成建、鹿島が上昇しリクルートHDは堅調でアステラス薬、武田、味の素、三井住友、日産自、ソニー、キーエンス、ファナックが高く、石川製など防衛関連銘柄の一角にも買いが集まった。
 
 
東証2部株価指数は前日比16.73ポイント安の6599.86ポイントと6日ぶり反落した。
値上がり銘柄数は191、値下がり銘柄数は239となった。
 
個別では、神鋼環境ソリューション、日本抵抗器製作所、象印マホービンが年初来安値を更新。セイヒョー、魚喜、杉村倉庫、カワサキ、スリーエフが売られた。
 
一方、プレミアムウォーターホールディングスがストップ高。黒谷、エンビプロ・ホールディングスは一時ストップ高と値を飛ばした。スリープログループ、まんだらけ、コメ兵、情報企画など24銘柄は年初来高値を更新。ケミプロ化成、フュートレック、サンユウ、ぷらっとホーム、京進が買われた。

※ 株式投資は全て自己責任でお願いします。当サイトの掲載事項において損失をされた場合も当方は一切の責任を負いかねます。