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【大引け概況】


31日の日経平均株価は3営業日ぶりに反発し、大引けは前週末比482円26銭(1.78%)高の2万7587円46銭だった。9月20日以来、およそ1カ月ぶりの高値水準となる。
 
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先週末28日の米株式市場でNYダウは大幅に6日続伸。米連邦準備制度理事会(FRB)の金利がピークに接近したとの見方などから買いが先行した。銀行株の上昇や石油会社の決算が好調で一段と相場を押し上げた。また、ハイテク株にも押し目買いが見られ、ナスダック総合指数は3日ぶりに大幅反発となった。米株大幅高を受けた今日の東京株式市場は買いが先行し、日経平均は299円10銭高からスタートした。主力株を中心に幅広く買いが入った。決算内容が良好と受け止められた個別銘柄への物色も目立った。
 
主要な半導体銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が4%近く上昇し、東京市場でも東エレクなど半導体関連株に買いが波及した。米株高を受け、海外短期筋による先物買いも断続的に入った。指数寄与度の高いソフトバンクグループ(SBG)が6%超上昇して年初来高値を更新し、日経平均を1銘柄で約76円押し上げた。
 
取引開始後も概ね底堅く推移し、朝方安かった香港ハンセン指数が上げに転じたこともあり、日経平均は前場中頃に上昇幅を広げた。後場は、11月2日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控え、上値追いにはやや慎重な時間帯が長かったが、概ね高値圏での推移となった。
 
市場からは「なかなかダレてこないが、6月や8月にかけての戻りに比べると弱さが感じられる。ショートカバー(買い戻し)はかなり一巡し、新規資金が入ってこないと一段の上値は難しいのではないか。全体はもみ合いながら、決算にらみで個別株物色の流れになる」との声が聞かれた。
円安の進行を背景に国内の企業業績はおおむね堅調で、日本株の追い風になっている
 
東証株価指数(TOPIX)は3営業日ぶりに反発した。終値は前週末比30.38ポイント(1.60%)高の1929.43だった。
 
東証プライムの売買代金は概算で3兆1853億円。売買高は12億2850万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1478と、全体の約8割を占めた。値下がりは314、変わらずは45銘柄だった。

 

 
 
業種別株価指数(全33業種)では電気機器、機械、海運業の上昇が目立った。下落はガラス・土石製品、石油・石炭製品の2業種だった。
 
個別では、キーエンスや日立は28日発表の決算内容が好感され、大幅高となった。31日正午に年間配当計画の引き上げなどを発表した商船三井は午後に上げ幅を広げた。
堅調な決算を発表した日立、都競馬、オリコ、ストライク、ソシオネクスト、豊通商、アルプス、ジェイテクト、川崎汽の上げが大きかった。スズキやニコン、京セラ、東エレデバ、スターティアHD、バイタルKSK、アルプス物流、ゼリア新薬、エレマテック、プロトコーポなどが物色された。
 
一方、三菱電やサイバーが売られた。低調な決算を発表したロードスター、GセブンHD、業績予想を下方修正したアンリツや、大平金、共英製鋼、ガイシ、TOTO、今期減益予想を発表したM&Aキャピなどが下げた。


 
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