01月2週
今週の相場感
(2) 欧米動向
かつてはモルガンスタンレー、今はブラックストーンのバイロン・ウィーン氏。29年間も恒例の「びっくり10大予想」が出た。

★S&P500は「最高であり、最悪なときだった」(チャールズ・ディケンズ)という言葉通りの展開に突入する。 地政学的リスクおよび高揚相場の反動で、まず10%の調整へ。 ただし、年末までに20%高の見事な反発を遂げる。

★米経済は低迷を脱し経済成長は3%を超え失業率は6%へ低下。 FRBの資産買い入れ縮小は重要視されず。

★米経済の力強さは日欧と比較し目覚ましくユーロドルは1.25ドルまで進む。 ドル円は120円までのドル高・円安が進行。

★安倍首相は「財政赤字など問題ではない」と主張したチェイニー元副大統領が 正しかったことを証明するたった一人の元首となる。 すなわち財政・金融政策両面で積極的な拡大路線を突き進み、 日経平均は年初に1万8000円を突破。 もっとも消費税増税に加え、高齢化と労働人口の減少が打撃となり下半期に20%の調整へ。

★中国三中全会で決定したように投資・輸出依存から個人消費主導型の政策へ シフトするも、成長率は2014年に6%へ。 本土の株式相場パフォーマンスは失望的に終わる。 指導部はそれでも、国民に長期的に最良の選択と主張。

★新興国市場は期待はずれに終わる。 強い指導力と成長戦略でメキシコと韓国の株式だけは相当上昇する。

★米国で産油量が増加するも、WTI原油価格は110ドル超えへ。 途上国経済の需要が先進国の消費量減速を完全に相殺する。

★生活水準の向上に加え消費優先のエマージング各国経済の恩恵から、 コーンは1ブッシェル=5.25ドル、小麦は1ブッシェルは7.50ドル、 大豆は1ブッシェル=16ドルへ急伸。

★強い米経済成長とやや上振れ気味のインフレ圧力のW効果により、 米10年債利回りは4%超え。短期金利はゼロ%近辺を維持するが、 中期ゾーンは住宅市場とドル高の影響で上昇する。

★医療保険制度改革は予想外の成果を上げる。 ヘルスケア・ドットガブのコンピューター障害問題は霧散し、 若い世代を中心に登録者数が増加。 オバマ米大統領の支持率は上昇し、11月の中間選挙では米上院だけでなく 米下院も民主党が多数派を握りねじれ解消。

結論は「最高と最悪の相場を経験する」だろうか。 これは日経元旦の「空恐ろしさから豊かさえへ」にも合致しそう。 S&P500は2割の上昇。 日経平均は早晩18000円。 ドル円は120円。 WTI原油はバレル110ドル超え。

以下はQuickの「2014年仰天予想」。 ☆日経平均25000円 ☆政府。日銀が16年ぶり円買い介入 ☆安倍首相が衆院解散・総選挙 ☆日銀が2%のインフレ目標を修正・撤回 ☆ソフトバンク、国内時価首位に ☆米バブル崩壊、NYダウ1万ドル割れ ☆中国、新たに「二人っ子政策)導入 ☆自殺者2万人に減少 ☆気温40度、日本各地で続出も ☆サッカーW杯、日本がベスト4

(3)アジア・新興国動向
中国の今年のテーマは金融の正常化だろう。因みに政府債務30.3兆元(約524兆円)もある。地方政府のデフォルト懸念も聞かれる。GDP成長率が7%を下回る可能性も否定は出来ない。


【展望】
スケジュールを見てみると・・・。
10日(金)那覇空港新国際線ターミナル完成、米雇用統計
13日(月)成人の日で休場、北米自動車ショー(デトロイト〜26日)
14日(火)国際収支、景気ウォッチャー調査、米小売売上高
15日(水)マネーストック、米卸売物価、ベージュブック、予算の暫定期限切れ
16日(木)機械受注、黒田日銀総裁挨拶、米消費者物価指数、フィラデルフィア景況感、NAHB住宅価格
17日(金)米住宅着工、鉱工業生産、ミシガン大学消費者信頼感、チャイナモバイルがアイフォン発売開始、

1月の日経平均は10勝14敗で9位、JASDAQは18勝6敗で1位
10日(金)十日戎
16日(木)満月
20日(月)NY休場(キング牧師の日)
22日〜25日(ダボス会議)
31日〜中国春節

年末の紅白歌合戦の視聴率は第2部が44,5%と6年連続での40%台。 昨年は42.5%だったし、半沢の視聴率42.2%をも越えた。 「あまちゃん」効果といえばそれまでだが、NHK的には喜ばしいのだろう。 ただマーケット的には「紅白の視聴率↑=年度末の株高、↓=年度末の株安」。 昨年は該当していないからまだしも、如何なものだろう。

一方でNHKの大河ドラマ。 平家物語関連の年は株高のアノマリーは不変。 そして、気がついたのは視聴率と株価のアノマリー。 視聴率が前後の年と比較して低い年は底打ち反発。 (03年、12年など)。 一方で前後の年と比較して高い年は株高→天井。 というよりも視聴率の上昇=株高のアノマリー。 必ずしもそのまま該当する訳ではなかろうが・・・。

競馬は昨日が東西で金杯。 京都金杯はルメール騎手騎乗のエキストラエンドが優勝。 中山金杯はベリー騎手騎乗のオーシャンブルーが優勝。 また外国人に手綱を握られた市場という暗示なのかも知れない。 延長戦に突入しても青色では仕方がないのだが・・・。

ややこしいのは箱根駅伝の東洋大の優勝。 09年、10年、12年以来の4度目。 過去3回のうち株価は2勝1敗と微妙。 伝統校とはいいながら、強くなってきたのはここ十年。 とはいえ新興ではない。 長い歴史を持ちながら、恵まれなかった銘柄を探すべきなのだろうか。

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