ピックアップ14年12月

<12月30日 相場概況「大納会」>
【大引けコメント】
30日の日経平均株価は大幅に続落。
終値は前日比279円07銭安の1万7450円77銭で、下げ幅は16日(344円安)以来2週間ぶりの大きさだった。
大納会として下落するのは2010年以来4年ぶり。
あすから年末年始の5連休に入るのを前に、連休中の外部環境悪化に備えて持ち高を手仕舞う動きが優勢だった。ギリシャの政局混迷や原油価格、ロシアの通貨ルーブルの下落が続くなか、東京市場の連休中に外部環境が一段と悪化することへの警戒感が広がった。
見送りムードが強まっていたなか、先物へ断続的に売りが入ったことから後場に入ると下げ幅を拡大。一時下げ渋る場面も見られたが、大引けにかけて改めて売りが強まり17500円台を割って取引を終えた。
ファストリやKDDI、ソフトバンクなど値がさ株が軒並み売られ、株価を押し下げた。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)もともに続落した。
東証1部の売買代金は概算で1兆6172億円、売買高は16億6698万株。東証1部の値下がり銘柄数は全体の67%にあたる1261、値上がり銘柄数は461、変わらずは137だった。
業種別TOPIX(東証株価指数)全33業種のうち、繊維製品と空運を除く31業種が下落した。欧州景気への警戒感から、同地域での売上高比率の高い銘柄を含む精密株が大幅に下げた。HOYAやオリンパス、ニコンが下落した。トヨタやソフトバンク、ファストリも安い。TASAKIが上場来高値を更新後に急落。ソニーも3%強下げて終えた。一方、ニチレイや東レは大幅上昇。資生堂も小幅ながら4営業日ぶりに反発した。マーベラス、三井住友建も高い。
東証2部株価指数は3日続伸した。
日経ジャスダック平均株価は3日続伸した。
前場は日経平均株価が軟調に推移するなど地合いの悪さに押された。
ただ、大引けにかけて「押し目買い意欲の強い個人投資家による買い」が入り、上げに転じたとのこと。
アールビバンやSEHI、日本マイクロは上昇した。半面、ブロメディアやブロッコリー、TOREXが下落した。
東証マザーズ指数は4営業日ぶりに反落。
OTSやサイバダインなど、時価総額の大きい銘柄の下落が影響した。一方、FFRIやサイジニアは上昇した。ほかにも、データセクやエクストリムなど、12月に新規株式公開(IPO)した銘柄の一角が人気を集めた。
[指標一覧]
終値 |
|
|
日経平均株価 |
17,450.77 |
-279.07 |
日経平均先物 |
17,360.00 |
-360 |
TOPIX |
1,407.51 |
-17.16 |
TOPIX先物 |
1,407.00 |
-18.5 |
東証2部指数 |
4,391.21 |
11.67 |
JASDAQ |
2,363.94 |
5.91 |
マザーズ |
909.67 |
-5.5 |
出来高 |
|
|
東証1部 |
1666980 |
1617208 |
東証2部 |
110610 |
20195 |
<12月30日相場概況(前引け)>
■日経平均 17,610.13(-119.71)
■東証1部出来高 8.00億株
■東証1部売買代金 0.70兆円
■日経平均先物 17,610(-110)
■TOPIX 1,418.80(-5.87)
■騰落 上昇696/下落984
■日経JQ 2,353.54(-4.49)
---------------------------------
日経平均株価は続落。大納会の東京市場は年末年始休暇を前にポジション調整の売りが先行し、朝方から続落スタートとなった。ギリシャ政局不安が重しとして意識され、先行き不透明感から持ち高を減らす動きが見られ、前日終値に比べて150円超下げる場面も見られました。その後は17600円台を挟んでもみ合いが続いた。
個別では、ファーストリテ(9983)が軟調、ホンダ(7267)、富士重(7270)も冴えない。富士フイルム(4901)も軟調。TASAKI(7968)が急落、エアーテック(6291)、神戸物産(3038)も大幅安。半面、OCHI・HD(3166)、一正蒲(2904)が急伸、ジンズメイト(7448)、アダストリア(2685)も値を飛ばした。池上通信(6771)が物色人気、サカイオーベ(3408)、東レ(3402)も高い。
業種別では、ほとんどの業種が値下がりしました。値下がり上位は、証券商品先物、精密機器、化学でした。一方、値上がり上位は、繊維製品、鉱業、空運業となりました。TOPIXは続落、日経ジャスダック平均は前日比4円49銭安の2353円54銭と反落。
シンクレイヤ(1724)、ホロン(7748)がストップ高。ガーラ(4777)は一時ストップ高と値を飛ばし、SE H&I(9478)、eBASE(3835)、プラコー(6347)、アールビバン(7523)も買われた。
東証マザーズは前日比7.38ポイント安の907.79と反落。
エクストリーム(6033)がストップ高に買われ、DEAR・L(3245)、サイジニア(6031)も一時ストップ高、FFRI(3692)、ASJ(2351)、GDO(3319)、アトラ(6029)は値上がり率上位となった。
30日、大納会の日経平均は「25日線」攻防の展開となっている。
今朝は161円安の1万7568円まで下げ、25日線の位置する1万7520円に接近となっている。仮に、25日線を割り込むと去る10日以来となり、短期的には「売り転換」となって、17日の場中安値1万6672円の可能性も出てくるだけに25日線をキープし強い形で来年相場にバトンタッチしたいとの見方だ。
今年の日経平均の高値は12月8日の1万8030円(場中)で、ほぼ1ヶ月に亘って高値圏でモミ合っている。なお、2013年末大納会の日経平均は1万5291円で、現在、昨年末に比べ7%強の上値にある。
【寄付き後コメント】
30日前場寄り付きの日経平均株価は続落して始まった。
寄り付き後は17700円を挟んでのこう着状態。
来月25日に実施が決まったギリシャ総選挙をにらみ、先行き不透明感が日本株の重荷になっている。「日経平均先物が夜間取引で戻しきれず、上値の重さを嫌気した売りが出た」という。
ギリシャ議会は前日実施した3回目の投票でも大統領を選出できず、来月25日の総選挙が決まった。世論調査では財政緊縮に反対する急進左派連合が議席を増やすとみられており、ギリシャが国際支援を受ける前提が崩れるとの懸念が広がった。米株は前週まで連騰していたこともあり、利益確定売りが広がった。同日の欧州主要株は小幅ながら上昇して終えたものの、大幅に下げる場面もあり、欧州景気への警戒感が日本株の上値を抑えている。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はともに続落して始まった。
繊維が上昇率トップ。そのほか、空運、鉱業、ゴム製品、その他製品、情報・通信、金属製品、倉庫・運輸などがしっかり。一方で、3年連続での大引け高値の望みは薄れ、証券には利益確定の動き。医薬品、その他金融、化学、精密などが利食い先行に。
<兜町カタリスト>
「テーマ豊富」
大和は「2015年の注目テーマ」のレポート。
おびただしい数のテーマがある。
「円安シフト」:トヨタ、ケーヒン、SUMCO、村田、フィルム等。
「逆オイルショック」:ANA。アークス、バロー、しまむら等。
「原発再稼動」九電、東芝、日立等。
「コーポレートガバナンスとROE向上」:日水、明治、日ハム、三菱UFJ等。
「TPP」:いすゞ、NTN、オークマ、DMG森など。
「農業の規制緩和」:農業クラウドのNEC、クボタ、農薬、セブンアイ等。
「子育て支援、女性活用」:JP、ピジョン、東急、テンプ等。
「東京都心再開発」:大豊建、五洋、東急、鹿島等。
「国家戦略特区」:空港施設、京急、JR東等。
「北陸新幹線開通」:KNT、一休、タカチホ、大和等。
「インバウンド、訪日外国人」:寿スピ、ビックカメラ、星野リ、京急、翻訳セ等。
「電力小売自由化」:出光、NTT、楽天、東光高岳、京セラ等。
「新規上場(LINE、USJ、ZMP)」:メディアド、エイチーム、JR西、富士エレ等。
「システム投資投資とSEの2015年問題」:富士通、SCSK、ITHD等。
「DNE解析」:DeNA、ファンケル等。
「ロボット」:川田テ、菊池、ハーモ、サイバーダイン等。
「再生医療の進展」;テラ、リプロセル、タカラバイオ、渋谷工業、セルシード等。
「エボラ出血熱」:フィルム、カイオム、アゼアス、日エア、日光電等。
「SIMロック解除義務化」;TOKAI、エキサイト、ワイヤレスゲート等。
「ウェアラブル」:エプドン、旭化成、カネカ、タムラ、大真空、旭ダイヤ等。
「VR端末」:ソニー、角川ドワ等。
「人口光合成」:パナ等。
「燃料電池車・水素」:日清紡、太陽日酸、岩谷、加地テック、新コスモス等。
「超小型モビリティ」:日産、ダイハツ等。
「国産民間ジェット機」:ナブテスコ、ホンダ等。
「防衛装備品移転(武器輸出)」:新明和、IHI等。
「FIFA女子ワールドカップ」」HIS、ゼビオ、アルペン等。
「大型連休×2回」:OLC、JR東海、JAL、ジャパンホテルリ等。
「チョイ飲み」:ハイディ日高、ロイヤル、すかいらーく等。
「スターウォーズエピソード7」:タカラトミー、バンナム等。
NYダウ、日経平均ともに2万円超えというのが市場コンセンサス。
しかしどこかこの相場観には陳腐感。
マーケットは「驚き」と求める場所である以上、もう少し感動が欲しい。
<12月30日 相場展望>
【寄付き前コメント】
30日の日経平均株価は3年連続の高値引けとはならないが、底堅い相場展開になりそうである。
日経平均株価の予想レンジは17700円-17800円。
個人主体による中小型株への資金流入が意識されやすい。
30日の主要外国証券経由の注文動向は、「6社ベースで、売り880万株、買い1030万株で、差し引き150万株の買い越し。買い越しは2営業日連続。金額(6社ベース)も買い越し。
売りセクターに、金属、小売、証券、電機、商社、非鉄、建設、食品、化学、サービス、自動車、情報通信など。
買いセクターに、自動車、輸送用機器、保険、機械、化学、小売、銀行、情報通信、電機、ゴム、薬品など」(外資系証券)という。
【NY概況】
29日のNY市場はまちまち。原油価格の下落を受けエネルギー関連株に売りが出たが、S&P500は過去最高値で終えた。薄商いのなか終日、年末のポジション調整の売買で、全週の終値を挟み揉み合う展開だった。
セクター別では、公益事業や自動車・自動車部品が上昇する一方でソフトウェア・サービスや家庭用品・パーソナル用品が下落した。
【信用取引規制関係】
◆東証、MCJ株の信用取引に関する臨時措置を解除 30日売買分から。
日証金も同日から貸借取引自己取引分および非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分にかかる銘柄別増担保金徴収措置を解除。
◆東証、MRT株を制度信用銘柄に選定 30日売買分から。
日証金も同日約定分から貸借融資銘柄に、2015年1月7日から貸借担保金代用有価証券適格銘柄に追加。
◆東証、DIAMETF日経225受益証券を制度信用銘柄および貸借銘柄に選定
2015年1月15日売買分から。
日証金も同日約定分から貸借銘柄に追加。
◆日証金、鉄建株、ウエルシア株の注意喚起取り消し 貸借取引の貸株利用などで。29日付。
◆日証金、アイロムHD株、OTS株の貸借取引申込停止措置を解除 30日約定分から。あらためて貸株利用などに関する注意喚起。
◆日証金、マクドナルド株、マネパG株の貸借取引申込停止措置を解除 30日約定分ら。
◆日証金、マクドナルド株の貸借取引にかかる品貸料の最高料率を通常の10倍とする臨時措置を解除 30日申込分から。
◎新規上場=上場投資信託〔東証〕ダイワ上場投信―日経平均レバレッジ・インデックス(1365、大和日経レバ)、ダイワ上場投信―日経平均ダブルインバース・インデックス(1366、大和日経Dイ)、ダイワ上場投信―TOPIXレバレッジ(2倍)指数(1367、大和TPレバ)、ダイワ上場投信―TOPIXダブルインバース(―2倍)指数(1368、大和TPDイ)は2015年1月6日
▽空売り比率=30.2%(東証、29日)
【予定】
■国内(30日)
大納会
税制改正大綱決定
《決算発表》
シベール、きょくと、セキド
■海外(30日)
韓11月国際収支・鉱工業生産(8:00)
英12月住宅価格(16:00)
タイ11月国際収支(16:30)
ユーロ圏11月マネーサプライM3(18:00)
南ア11月貿易収支(21:00)
米10月S&Pケース・シラー住宅価格指数(23:00)
米12月消費者信頼感指数(31日0:00)
休場:フィリピン
<12月29日相場概況(大引け)>
日経平均株価 17,729.84(-89.12)
■東証1部出来高 19.32億株
■東証1部売買代金 1.79兆円
■日経平均先物 17,720(-140)
■TOPIX 1,424.67(-2.83)
■騰落 上昇1,090/下落646
■日経JQ 2,358.03(+9.49)
29日の日経平均株価は反落し、終値は前週末比89円12銭安の1万7729円84銭だった。エボラ出血熱に感染した疑いがある事例が国内で発生し、投資家心理が冷え込んだ。
厚生労働省は昼ごろ、西アフリカから帰国した男性がエボラ出血熱に感染した疑いがあると発表した
前場は小高く推移した。26日のNYダウが連日で過去最高値を更新し、東京市場でも運用リスクをとる動きが加速。日経平均は1万7900円を上回る場面があった。
東証株価指数(TOPIX)も反落し、2.83ポイント安の1424.67で終えた。
東証1部の売買代金は概算で1兆7966億円。売買高は19億3247万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は646。指数は低迷したものの、値上がり数は1090と全体の6割近くを占めた。変わらずは123銘柄だった。
主力のトヨタやソフトバンクが下富士フイルムやエアーテックなど「エボラ関連」とされる銘柄に値上がりする銘柄が目立った。東証2部株価指数は続伸した。
<12月29日相場概況(前引け)>
■日経平均 17,850.89(+31.93)
■東証1部出来高 8.39億株
■東証1部売買代金 0.69兆円
■日経平均先物 17,860(±0)
■TOPIX 1,429.03(+1.53)
■騰落 上昇1,181/下落531
■日経JQ 2,364.07(+15.53)
日経平均株価は続伸。年末商戦への楽観的な見方などから先週末の米国株式市場が上昇していていることや、ドル・円の120円台での推移継続、加えて年末年始高への期待感から、買いが先行。ただ、海外投資家による資金流入が乏しくなっているほか、ギリシャ議会において大統領選出のための投票が控えていることなどから、全体相場の動きは鈍くこう着感が強い展開となった。
業種別では、値上がり上位は、水産・農林業、電気・ガス業、小売業。一方、値下がり上位は、石油石炭製品、ゴム製品、海運業となり、値上がり数が値下がり数を若干上回りました。
TOPIX、日経ジャスダック平均株価も共に続伸。
<12月29日 相場概況(寄り付き後)>
【寄付き後コメント】
29日の日経平均株価は売り買い交錯ながらやや買い優勢、寄り付きの日経平均株価は前週末比95円高の1万7914円と続伸でスタート。前週末の米国株式市場ではNYダウが7日続伸で4日連続の最高値更新と強調展開を続けており、これを受けて東京市場でも好感している。
寄り付き時点で業種別には33業種中、石油、不動産を除き高い。値上がり上位に保険、精密機器、倉庫、証券、化学、鉄鋼など。
<12月29日 相場展望(寄り付き前)>
【寄り付き前コメント】
29日の日経平均株価は、下値不安の少ない展開が想定される。
日経平均株価の予想レンジは、17,700〜18,000。
主力株は底堅い動きとなるだろう。また、中小型株、材料の出た銘柄を物色する動きが強まるだろう。
29日の主要外国証券経由の注文動向は、6社ベースで、売り350万株、買い700万株で、差し引き350万株の買い越し。買い越しは2営業日ぶり。金額(6社ベース)も買い越し。
売りセクターに、サービス、自動車、情報通信、銀行、保険、化学、建設、薬品など。
買いセクターに、陸運、機械、建設、サービス、ゴム、自動車、銀行、薬品、小売、情報通信など。
【NY概況】
26日のNYダウの終値は前日比23ドル50セント高の1万8053ドル71セント。ナスダック総合株価指数は同16.98ポイント高の4765.38。S&P総合500種は同6.89ポイント高の2088.77。
休日明けのNY市場は、特に重要な経済指標の発表は無かったが、早期利上げ懸念後退を好感し、マーケットはこの日も好調な展開となった。
【信用取引規制関係】
◆東証、ユナイテッド株、サクサ株、フィンテック株の日々公表銘柄指定を解除 26日付。
◆東証、カヤック株、エクストリム株を制度信用銘柄に選定 29日売買分から。日証金も同日約定分から貸借融資銘柄に、2015年1月6日から貸借担保金代用有価証券適格銘柄に追加。
◆東証、TASAKI株を日々公表銘柄に指定 29日から。
◆日証金、アールビバン株の貸借取引で注意喚起 貸株利用などで。26日付。
◎新規上場=〔ジャスダック〕日本創発グループ(7814、日本創発G、その他製造)は2015年1月5日
▽空売り比率=26.1%(東証、26日)
【26日の相場表変更】
◎新規上場=〔東1〕日本商業開発(不動産)〔東証マザーズ〕MRT(サービス)
▽上場廃止=〔東1〕ダイエー〔ジャスダック〕東京リスマ、EPミント〔ジャスダック・整理〕シナジー
▽指定変更=〔名2→名1〕日本商業開発(不動産)〔ジャスダック→東2〕いであ(サービス)
▼自社株取得枠設定(株数、金額は上限)
芙蓉総合リース 15万株、7億5000万円
C&Gシステムズ 55万株、3億円
【予定】
■29(月)
【国内】
《決算発表》
アダストリアH、ハピネス&D、一六堂、ヒマラヤ、ヤマザワ
【海外】
米12月ダラス連銀製造業活動(30日0:30)
<12月26日 相場概況(大引け)>
26日の東京株式市場で日経平均株価は反発し、終値は前日比10円21銭高の1万7818円96銭だった。
26日の取引は、受け渡しが2015年になるため実質的に新年入り。
日本株は15年も上昇基調が続くとの見方が広がった。後場に入って強含み、トヨタやファナックなどの上昇が日経平均をけん引した。
クリスマス休暇が明けた一部の海外勢が参加したとの見方が出ている。
東証株価指数(TOPIX)も反発。TOPIXは6.24ポイント高の1427.50だった。値がさ株の下げが目立ったものの、日本株全体では買いが優勢だった。
東証1部の値上がり銘柄数は1422と全体の76%となり、値下がり銘柄数は362だった。変わらずは68だった。
年末を迎え商いは低調だ。東証1部の売買代金はで1兆3676億円と、9月1日(1兆3308億円)以来、約4カ月ぶりの低水準だった。売買高は16億2069万株だった。
大成建や大林組など建設大手が買われ、業種別TOPIXでも全33業種のうち2番目の上昇率だった。東電など電力株も上げた。
東証2部株価指数も反発した。
東証1部の主力銘柄が方向感を欠くなか、値動きのよい新興企業株に資金が流入した。ゲームや半導体関連銘柄の上げが目立った。
日経ジャスダック平均株価は4営業日ぶりに大幅反発。ブロメディアやガンホー、日本マイクロなどが上昇した。
マザーズ市場は、主力株を中心に前日まで続いていた換金売りが一巡し、幅広い銘柄で買い戻しの動きが強まる展開となった。
主力株や中小型材料株に加え、足元まで調整の続いていた銘柄でもリバウンドを試す動きが見られた。
個別では、OTS(4564)、ミクシィ(2121)、フィンテック(8789)、サイバダイン(7779)、クラウドワーク(3900)などが堅調。アクセルマーク(3624)、サイジニア(6031)、アキュセラ(4589)はストップ高に。
きょうマザーズに新規上場したMRTは終日買い気配が続き、売買が成立しなかった。上場2日目のカヤックは公開価格(560円)の約3.2倍となる1803円、同じくエクストリムは公開価格(1400円)の約4倍の5550円でそれぞれ初値を付けた。ともに初値を付けた後は利益確定売りに押される場面もあったが、大引けでは初値を上回った。
【指標一覧】
終値 |
|
|
日経平均株価 |
17,818.96 |
10.21 |
日経平均先物 |
17,860.00 |
110 |
TOPIX |
1,427.50 |
6.24 |
TOPIX先物 |
1,431.00 |
12.5 |
東証2部指数 |
4,353.59 |
55.02 |
JASDAQ |
2,348.54 |
32.52 |
マザーズ |
910.81 |
40.04 |
出来高 |
|
|
東証1部 |
1620690 |
1367609 |
東証2部 |
188470 |
28589 |
<12月26日 相場概況(前引け)>
■日経平均 17,779.18(-29.57)
■東証1部出来高 7.88億株
■東証1部売買代金 0.60兆円
■日経平均先物 17,790(+40)
■TOPIX 1,422.83(+1.57)
■騰落 上昇1,233/下落487
■日経JQ 2,337.10(+21.08)
--------------------------------------
日経平均株価は続落。前日の欧米市場がクリスマスの休場で手がかりに乏しい中、売り先行で始まりました。その後は一時プラス圏に転じる場面もみられたものの、海外勢の資金流入は限定的であることや、寄り前に発表された11月鉱工業生産が予想に反しマイナスだったことも重しとなり、再び利益確定売り優勢となり、小動きに終始して前場取引を終了。
個別では、沖電線など電線地中化関連株のほか、大陽日酸や三菱化工機といった水素関連株などが人気化。業種別では電気・ガスや建設、不動産などが高く、ゴム製品や食料品、鉱業などが安い
TOPIXは反発。
日経ジャスダック平均株価も反発。
アールビバン(7523)、豊商事(8747)、アオキスーパー(9977)がストップ高
東証マザーズ指数は続伸。
アクセルM(3624)、サイジニア(6031)がストップ高。アライドアーキ(6081)は一時ストップ高と値を飛ばし、ケアネット(2150)、ビーロット(3452)、ホットリンク(3680)、AMBIT(3300)も買われた。
<兜町カタリスト)>
「ジョーク」
1月。
過去25年は10勝15敗。
9位の成績。
5日(月)大発会、満月
9日(金)SQ
14日(水)上げの特異日
15日(木)ポイントの日
19日(月)NY株・為替休場(ニューイヤーズデー)
20日(火)日銀金融政策決定会合、ポイントの日
21日(水)ダヴォス会議(〜24日)、
22日(木)ECB理事会、水星逆行開始
28日(水)ポイントの日
昨年大納会高値は16320円(終値16291円)
9月月足陽線基準は15476円(9月1日終値)
10月陽線基準は16082円(10月1日終値)
11月陽線基準は16862円(11月4日終値)
12月陽線基準は17590円(12月1日終値)
10月SQ値は15296円。
11月SQ値は17549円。
12月SQ値は17281円。
スケジュールを見てみると・・・
29日(月)特になし
30日(火)大納会、米ケースシラー住宅指数、消費者信頼感
31日(水)大晦日、米シカゴ購買部協会景気指数、中古住宅販売
1日(木)元旦、所得税・相続税増税、中国製造業PMI、リトアニアがユーロ導入
2日(金)米ISM製造業景況感
(神様と証券マンの会話)
証券マン:神様にとって、100万年はどのくらいの長さですか?
神様:100万年など、私から見れば1秒くらいのものだ。
証券マン:それでは、神様にとって100万ドルはどれくらいの価値がありますか?
神様:100万ドルなど1セントのようなものだ。
証券マン:それなら神様、私に1セント恵んでいただけないでしょうか?
神様:すまないが、少し待ってくれないかな。
<12月26日 相場展望>
【寄付き後コメント]
26日の日経平均株価は前日の終値(1万7808円)を挟み、一進一退の展開。
日経平均は急ピッチで上げたため、利益確定の売りが先行。
26日は12月期末の配当権利落ち日に当たることも日経平均の押し下げ要因となってる。
引き続き市場参加者が限られるなか、こう着感の強い相場展開が続きそうである。25日の欧米市場はクリスマスの祝日のため休場であり、海外勢の資金流入は限られることになる。
配当権利落ちは、日経平均を22円程度押し下げる影響があるとみられている。
総務省が8時30分に発表した消費者物価指数(CPI)は11月分の全国統計と12月分の東京都区部ともに市場予想通り。経済産業省が8時50分に発表した11月の鉱工業生産指数は3カ月ぶりの低下となった。ただ、いずれも相場への影響は限られるとの見方が出ている。
トヨタや日産自など自動車大手が買われている。外国為替市場で円相場が1ドル=120円30銭前後と、前日夕時点よりやや下落していることが買い材料となっているようだ。
ファナックやソフトバンクなど値がさ株の上げも目立つ。建設や不動産も軒並み上げている。
半面、自動車大手で唯一、ホンダは安い。
東京都は今後5年間に都道172キロメートルで電線の地中化に着手すると発表しており、電線地中化関連などへのテーマ物色につながりそうである。
26日の主要外国証券経由の注文動向は、「6社ベースで、売り350万株、買い290万株で、差し引き60万株の売り越し。売り越しは5営業日ぶり。金額(6社ベース)は買い越し。
売りセクターに、サービス、情報通信、不動産、REIT、建設、精密、機械など。
買いセクターに、機械、商社、その他金融、不動産、REIT、薬品、小売、自動車、ガラスなど。
【寄り付き前コメント】
26日の日経平均株価は、方向感の乏しい中で小幅なレンジでのもみ合いになりそうだ。
日経平均株価の予想レンジは17700円−17900円。
クリスマスによる祝日で海外主要市場は軒並み休場となっており、手がかり材料に乏しい。海外投資家の不在から薄商いが続くとみられ、値動きの良い中小型株や材料性の強い株を中心の展開されよう。
年内最後の新規上場となるMRTのほか、活況が続くIPOにも短期資金が向かいそうだ。
経済指標では、8時30分に11月失業率・有効求人倍率、11月家計調査、11月消費者物価、8時50分に11月商業販売統計、11月鉱工業生産、10時30分に11月毎月勤労統計調査の発表がある。
【NY概況】
12月25日の米国株式市場はクリスマスのため休場。
【信用取引規制関係】
◆東証、OTS株の日々公表銘柄指定を解除 25日付。
◆東証、東京ボード株、アジェット株を制度信用銘柄に選定 26日売買分から。日証金も同日約定分から貸借融資銘柄に、2015年1月5日から貸借担保金代用有価証券適格銘柄に追加。
▽空売り比率=26.5%(東証、25日)
【25日の相場表変更】
▽新規上場=〔東2〕東京ボード工業(東京ボード、その他製造)〔東証マザーズ〕カヤック(情報・通信)、エクストリーム(エクストリム、サービス)
▽上場廃止=〔東1・整理〕トーメンエレ
▼自社株取得枠設定(株数、金額は上限)
群馬銀行 400万株、30億円
▼一単元の株式数変更
日新電機 2015年4月1日付で1000株から100株
【予定】
■国内(26日)
第2次安倍内閣発足から2年
11月失業率・有効求人倍率(8:30)
11月家計調査(8:30)
11月消費者物価(8:30)
11月商業販売統計(8:50)
11月鉱工業生産(8:50)
11月毎月勤労統計調査(10:30)
《新規上場》
MRT
《決算発表》
高島屋、地域新聞、トライステージ、ソーバル、ダイユーエイト、ハローズ、トシンG、パレモ、北の達人、KTK、DCM、ダイヤD、テクノアルファ、PBITS、ニイタカ、LCAHD、キャリアリンク、ERIHD、オプトエレクト、ライトオン、宝印刷、タカキュー、さが美、オークワ、日プロセス、アオキスーパー
《株主総会》
アルファクスFS
《銘柄異動》
日本商業開発
■海外(26日)
シンガポール11月鉱工業生産(14:00)
メキシコ11月貿易収支(23:00)
引き続き主要市場の多くはクリスマス休場(米国は通常通り)
<12月25日 相場概況(大引け)>
25日の日経平均株価は6営業日ぶりに反落。
前日比45円48銭安の1万7808円75銭で終えた。
ここ最近に急ピッチで水準を切り上げた後だけに、目先の利益をひとまず確定する目的で売りが広がった。海外勢を中心に休暇をとる投資家が多く、取引は盛り上がりに欠けた。東証1部の売買代金は1兆3842億円にとどまり、9月1日以来、約4カ月ぶりの低水準だった。
財務省が実施した2年物国債の入札は平均落札利回りが期間1年超の利付国債で初めてマイナスとなった。外国為替市場で円相場が落ち着いた値動きを続けたことで、株式相場の反応は目立たなかった。
東証株価指数(TOPIX)も5営業日ぶりに反落し、4.76ポイント安の1421.26で終えた。
東証1部の売買高は16億303万株だった。値下がり銘柄数は1214と、全体の65%強を占めた。値上がりは512、変わらずは133銘柄だった。
政府・与党が法人税を免除する特例を廃止する方針を固めたと伝わったJALが大幅安。増配や自社株買いを検討していると伝わった三井住友FGが上昇。
東証2部株価指数も5営業日ぶりに反落した。ソディックと田淵電が下げ、ラオックスとSFPが上げた。25日に上場した東京ボードは公開価格を8%下回る2005円で寄り付き、終値は2018円だった。
JASDAQ市場では、JASDAQ平均が反落。JASDAQ平均は朝方の買い一巡後に伸び悩む展開となった。主力大型株が手掛けにくい中、新興市場銘柄への関心シフトも期待されたが、引き続き換金売りの動きが優勢で、幅広い銘柄が下げる展開になっている。
個別では、業績予想の上方修正と復配発表を好感で東洋合成(4970)が急騰。ホロン(7748)も半導体検査装置の受注拡大への期待感が先行で大幅高。人気サッカーゲームをクラウドゲームサービスで配信開始のブロードメディ(4347)、VAIOブランドのスマホを日本市場に投入すると発表の日本通信(9424)なども賑わう。
マザーズ指数は反発。直近IPO銘柄や中小型の材料株の一角に物色が向かい大幅上昇する展開となった本日マザーズ市場に新規上場したカヤック(3904)とエクストリーム(6033)は、いずれも買い気配のまま初値が付かなかった。
日経平均の下げ幅は45円程度にとどまった。年内受け渡しの最終売買日ということでNISA口座の非課税枠を使った個人投資家の売りが膨らむ一方、海外投資家はクリスマス休暇入りしていたこともあって、中小型株メインの物色で指数への影響は限定的となったようだ。
明日は海外の主要市場が軒並み休場となるため、閑散相場が加速するとみられる。明日から受け渡しベースでは新年度入りする。NISA口座を利用した新たな買いや年内最後のIPO(MRT)などを手がかりに、個人投資家の積極的な動きに期待したい。
指標一覧
終値 |
|
|
日経平均株価 |
17,808.75 |
-45.48 |
日経平均先物 |
17,750.00 |
-40 |
TOPIX |
1,421.26 |
-4.76 |
TOPIX先物 |
1,418.50 |
-6 |
東証2部指数 |
4,298.57 |
-26.52 |
JASDAQ |
2,316.02 |
-9.26 |
マザーズ |
870.77 |
3.81 |
出来高 |
|
|
東証1部 |
1603030 |
1384237 |
東証2部 |
184780 |
27855 |
<12月25日 相場概況(前引け)>
■日経平均 17,799.59(-54.64)
■東証1部出来高 8.03億株
■東証1部売買代金 0.66兆円
■日経平均先物 17,800(+10)
■TOPIX 1,421.90(-4.12)
■騰落 上昇523/下落1,195
■日経JQ 2,321.00(-4.28)
-------------------------------------
日経平均株価は反落。前日までの5日続伸で約1100円上昇した反動から、朝方は売り先行でスタート。ただ前日の米国市場ではNYダウが連日で史上最高値を更新、為替相場の落ち着きもあり、一巡後は押し目買いに下げ渋りました。クリスマスの祝日のため海外勢が不在で商いが低調ななか、17800円を挟んだ小安い水準でのもみ合いに終始し前場を終了。
業種別では、ほぼ全ての業種が値下がりしました。値下がり上位は、空運業、鉱業、鉄鋼。一方、値上がりしたのは、食料品、精密機器、建設業となりました。
TOPIXは反落。
日経ジャスダック平均株価も反落。個別では、田中化研(4080)、ガーラ(4777)、東洋合成(4970)がストップ高に買われ、研創(7939)も一時ストップ高、ホロン(7748)、ブロードメディア(4347)、トレイダーズHD(8704)、サイネックス(2376)は値上がり率上位となった。
東証マザーズは反発。ケアネット(2150)がストップ高。データセクション(3905)、U−NEXT(9418)、BEENOS(3328)、比較(2477)も買われた。
新規上場したエクストリーム(6033)は公開価格1400円に対して前場は2380円カイ気配。カヤック(3904)は公開価格560円に対して952円カイ気配で引けている。
<兜町カタリスト>
「23731?25531?」
アベノミクス3年目。
景気対策とか経済対策とかではなく本当の成長戦略が問われる年が来る。
バブル崩壊以降の日本経済の停滞からの脱却が出来るかどうかの分水嶺になる可能性は高い。
日経平均株価で考えてみると・・・。
現状の日経平均株株価採用銘柄の1株当たり利益は1100円。
となると
1100×PER16倍=17600円
株価はほぼPER16倍の妥当値近辺での推移。
ココに来期2割増益を織り込むと
1100×1.2(来期)×PER16倍=21120円
2万円という水準が見えてくる
しかも今期2割増益、来期2割増益で計算してみると
1030×1.2(今期)×1.2(来期)×PER16倍=23731円
2015年末に日経平均株価が2万円台に乗せていると実に23年ぶり。
そういう壮大な構想で臨みたいもの。
ところで12月クリスマス。
振り返ってみれば1989年12月の38957円も大納会だった。
12月のパフォーマンスは過去25年で18勝8敗。
03年以降は10勝1敗。
ここ6年は負けナシ。
一方でNY市場。
昨夜は半日立会い、今夜は休場。
それでも毎年サンタクロースラリーは登場する。
年末最終日の5営業日前から年始の2営業。
つまり12月25日から1月3日の間の市場展開は強いというアノマリー。
1969年以降、この間のNYダウの平均上昇率は1.5%。
過去100年間、この期間の株高確率は70%。
因みに東京市場でも昨年までの過去21年間での24日大引け買い、大納会引け売り。
これは20勝1敗。
92年〜2013年の22年間の上昇確率は80%。
負けは92年、96年、02年、10年の4回だけ。
そして大統領選挙前年株高のアノマリー。
1939年以降の76年間の大統領選挙前年のNY株は全勝。
どうも良いアノマリーばかりが目に付くようになってきた。
一方で壮大な計画は経団連。
2030年にGDPの210兆円拡大目指すという。
テーマは長期ビジョンとして「『豊かで活力ある日本』の再生」。
航空・宇宙など6分野を新たな基幹産業として育成すると明記してある。
会長は東レの榊原定征会長だけに航空分野というのが興味深い。
しかし、もしGDPが210兆円増加すると仮定すれば・・・。
東証1部の時価総額はGDPが限界。
500兆円程度のGDPが710兆円になると、日経平均の上昇余地は現在の1.42倍。
GDPを480兆円で想定すると1.43倍。
17854円×1.42=25352円。
17854円×1.43=25531円。
力強い助っ人の数字が登場してきた。
<12月25日 相場展望>
【寄付き後コメント】
25日の日経平均株価は小幅ながら反落して始まった。
17,800円前後で推移している。これまで急ピッチで水準を切り上げてきた反動で、目先の利益をひとまず確定する目的の売りが広がった。
日経平均は前日までの5日続伸で計7%近く上昇。
NYダウも24日に連日で過去最高値を更新したが、「海外勢を中心に休暇を取得している投資家が多いこともあって、利益確定の動きが広がった」という。
日銀は寄り付き前に金融政策決定会合(11月18〜19日開催分)の議事要旨を発表した。現時点で市場の反応は目立たない。
JALが大幅下落。政府・与党が法人税の免税措置を廃止する方針を固めたと伝わり、売りが広がった。
セクターでは、不動産、銀行、その他金融、サービスが小じっかリ。半面、空運、鉱業、石油・石炭、水産・農林、海運、鉄鋼などが冴えない。
225先物は、SBI・メリル・みずほ・パリバ・モルスタ・ニューエッジが買い越し。
野村・日興・三菱・ドイツ・クレディ・大和・アムロ・GSが売り越し。
TOPIX先物はパリバ・UBS・メリル・クレディ・ニューエッジ・GSが買い越し。
日興・三菱・大和・アムロ・みすほが売り越し。
テクニカル的には、日清粉(2002)、キリン(2503)、キューピー(2809)、電算(3630)、日本紙(3863)、日油(4403)、ニチレキ(5011)、リョービ(5851)、不二越(6474)、ネットワン(7518)、ドーム(9681)、藤田観(9722)、吉野家(9861)が動兆。
【レーティング情報】
【格下げ】
◆JPモルガン証券
・関西電(東1:9503)―投資判断 Over→Neutral、目標株価 1220円継続
【目標株価引き上げ】
◆野村証券
・東和薬(東1:4553)―投資判断 Neutral継続、目標株価 4800→5200円
◆みずほフィナンシャルグループ
・ミネベア(東1:6479)―投資判断 買い継続、目標株価 1650→2000円
◆大和証券キャピタル・マーケッツ
・ファナック(東1:6954)―投資判断 3継続、目標株価 20000→21000円
◆BNPパリバ証券
・菱地所(東1:8802)―投資判断 Buy 継続、目標株価 2900→3000円
・レオパレス21(東1:8848)―投資判断 Buy 継続、目標株価 750→900円
【目標株価引き下げ】
◆クレディ・スイス証券
・みずほ(東1:8411)―投資判断 Neutral継続、目標株価 250→230円
【信用取引規制関係情報】
◆東証、石塚硝株の信用取引に関する臨時措置 委託保証金率を25日売買分から50%以上(うち現金20%以上)とする。
日証金も同日以降、貸借取引自己取引分および非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分にかかる貸借担保金率を現行30%から50%(同20%)とする。
◆東証、綿半HD株、ヨシックス株、データセク株を制度信用銘柄に選定 25日売買分から。日証金も同日約定分から貸借融資銘柄に追加。
◆東証、イオンリート投資証券を貸借銘柄に選定 15年1月5日売買分から。
日証金も同日約定分から貸借銘柄に追加。
◆日証金、石塚硝株の貸借取引で申込停止措置
制度信用取引の新規売りおよび買いの現引きに伴う申し込みで。
弁済繰り延べ期限が来た買いの現引きは除く。24日午後立会約定分から。
◆日証金、東エレク株の貸借取引申込停止措置を一部解除
制度信用取引の買いの現引きに伴う申込停止措置を解除。25日約定分から。
制度信用取引の新規売りに伴う貸株申し込みおよび融資返済申し込みは引き続き停止。
◆日証金、マクドナルド株の貸借取引にかかる品貸料の最高料率を通常の10倍に 25日申し込み分から。
▽指定変更=〔東証マザーズ〕ADプラズマ、コネクトHD、鉄人化計画は2015年1月1日から2部
▽空売り比率=27.4%(東証、24日)
【24日の相場表変更】
▽新規上場=〔東2〕綿半ホールディングス(綿半HD、商業)〔ジャスダック〕ヨシックス(商業)〔東証マザーズ〕データセクション(データセク、情報・通信)
▼自社株取得枠設定(株数、金額は上限)
カーリットホールディングス 40万株、2億6000万円
九州リースサービス 240万株、8億8800万円
エスケー化研 3万6000株、3億3300万円
▼一単元の株式数変更
デサント 15年2月2日付で1000株から100株
富士機工 15年2月2日付で1000株から100株
日本精工 15年4月1日付で1000株から100株
【寄り付き前コメント】
25日の日経平均株価はもみ合いの展開になりそうだ。
日経平均株価の予想レンジは17750円−17900円。
クリスマスによる祝日で米国市場は短縮取引となっており、為替や先物にも目立った動きは出ていない。市場参加者の減少に伴い薄商いが想定され、短期資金を中心に中小型株が選好される相場となれば、指数は狭いレンジでのもみ合いになるとみる。
経済指標では、8時50分に11月企業向けサービス価格指数、14時に11月住宅着工件数が発表される。
物色の矛先は材料株中心になりそうだ。
IPOでは、東京ボード工業(7815)、カヤック(3904)、エクストリーム(6033)の3社が上場する。話題性では面白法人カヤック辺りが注目されそうだ。そのほか、年内受け渡し最終により、NISAによる買いなども意識される。12月期決算企業の優待・配当取りを狙った動きなども出てくる可能性がある。
25日の主要外国証券経由の注文動向は、6社ベースで、売り400万株、買い650万株で、差し引き250万株の買い越し。買い越しは4営業日連続。金額(6社ベース)も買い越し。
売りセクターに、サービス、小売、情報通信、不動産、REIT、繊維、建設など。
買いセクターに、陸運、機械、サービス、その他金融、不動産、REIT、銀行、小売、情報通信など。
【NY概況】
24日のNYダウの終値は前日比6ドル04セント高の1万8030ドル21セント。ナスダック総合株価指数は同8.05ポイント高の安の4773.47。S&P総合500種は同0.29ポイント安の2081.88。
午後1時までの短縮取引で閑散取引となる中、前日にNYダウ平均株価が1万8千ドルの節目を上回ったことが引き続き好感され買いが先行した。しかしながら、引けにかけて手仕舞う動きが加速し、上げ幅を縮小した。セクター別では、公益事業や医薬品・バイオテクノロジーが上昇する一方、エネルギーや不動産が下落した。
【予定】
■国内(25日)
11月企業向けサービス価格指数(8:50)
11月住宅着工件数(14:30)
11月18・19日開催の日銀金融政策決定会合議事要旨
2年国債入札
《新規上場》
カヤック、エクストリーム、東京ボード工業
《決算発表》
ミタチ、夢の街、シーズメン、Jフロント、大光、WNIウェザー、ナガイレーベ、象印、しまむら、平和堂、UCS、セキチュータキヒヨー
《株主総会》
ACHL、ウェッジHD、JBR、東京一番、夢展望、サンワカンパニ、オープンハウス、RED、システム情報、みんなWD、リアルワールド、クラウドワクス、メドピア、コナカ、梅の花、SHO−BI、マルマン
《株式分割》※権利取最終日
シノケンG、センチュリー21、PCDEPOT、ビーエスピー、サンコーテクノ、JACR、セレス、ブイキューブ、ディア・ライフ、シュッピン、インフォマート、日本アクア、健康CP、産業ファ、マブチ、理想科、日本管理、WDB、SRGタカミヤ、SMS、コンテック、アビスト、IBJ
■海外(25日)
主要市場はクリスマスで休場
<12月24日 相場概況(大引け)>
24日の日経平均株価は5日続伸。
終値は22日比219円09銭高い1万7854円23銭だった。
23日に発表された米国の7〜9月期の国内総生産(GDP)確定値が大幅に上方修正され、NYダウが過去最高値を更新した。
外国為替市場で円安・ドル高が進行し、日本でも輸出株を中心に買い安心感が広がった。
買い一巡後に損失覚悟や利益確定の売りが出た一方、先高期待から断続的に買いが入り、終日高値圏で推移した。
東証株価指数(TOPIX)も4日続伸。22日比12.97ポイント高の1426.02だった。
東証1部の売買代金は概算で2兆403億円。売買高は21億3937万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1172、値下がりは560、変わらずは128だった。
業種別TOPIXは全33業種中28業種が上昇。「陸運業」や「輸送用機器」、「化学」の上げが目立つ。
トヨタやホンダ、富士重といった自動車株に輸出採算の改善を好感した買いが入った。マーベラスやソフトバンク、ファストリが上昇した。
東証2部株価指数は4日続伸した。
東証2部に新規上場した綿半HDは公募・売り出し価格(公開価格、640円)を6.3%上回る680円で初値を付けた。その後も終日公開価格を上回って推移した。終値は684円だった。
日経ジャスダック平均株価は反発した。
ガーラやアサカ理研、トレイダーズなどが買われた。
マザーズ指数は続落。FFRI、ビーロット、サイジニアがストップ高、ミクシィやU−NEXT、MDVなどが下落した。
本日マザーズ市場に新規上場したデータセクショは、公開価格を約73%上回る初値を付けたのちに急伸。売り買い交錯する場面もあったが、ストップ高で初日の取引を終えた。
クリスマスを迎えてドイツやブラジルなどは本日から祝日で休場、アメリカは短縮取引となり、明日にかけて海外主要市場は軒並み休場となる。
海外投資家の不在が鮮明となり、東証1部の売買代金2兆円割れとなる可能性も高く、週末まで値幅の狭い展開が続くとみている。物色の矛先は材料株中心になりそうだ。
【指標一覧】
終値 |
|
|
日経平均株価 |
17,854.23 |
219.09 |
日経平均先物 |
17,790.00 |
190 |
TOPIX |
1,426.02 |
12.97 |
TOPIX先物 |
1,424.50 |
13 |
東証2部指数 |
4,325.09 |
3.93 |
JASDAQ |
2,325.28 |
6.13 |
マザーズ |
866.96 |
-19.11 |
出来高 |
|
|
東証1部 |
2139370 |
2040339 |
東証2部 |
184470 |
26727 |
<12月24日 相場概況(前引け)>
■日経平均株価 17,834.86(+199.72)
■東証1部出来高 11.35億株
■東証1部売買代金 1.01兆円
■日経平均先物 17,830(+230)
■TOPIX 1,425.40(+12.35)
■騰落 上昇1,164/下落554
■日経JQ 2,320.60(+1.45)
----------------------------------
日経平均株価は続伸。米7-9月期GDP確定値が11年ぶりの高水準となったことを受けて、NYダウが連日最高値を更新したことや米早期利上げ観測が強まり円安に振れていたことから、買い先行でスタート。その後、いったんもみ合いましたが、先物買いを交えて上げ幅を拡大。そのまま高値圏で堅調に推移し前場を終了。
セクターでは陸運、化学、輸送用機器、空運、水産農林、保険、小売などが堅調。一方で、石油石炭、鉱業、医薬品などが一服に。
TOPIXも続伸、日経ジャスダック平均株価は反発。
ガーラやトレイダーズ、ホロンなどが上昇した。半面、3DMやガンホーは売られた。
ジャスダック市場と名証2部にきょう新規上場したヨシックスはジャスダック市場で9時52分に公募・売り出し価格(公開価格、2640円)を29.4%上回る3415円の初値を付けた。その後は売りがかさみ午前の終値は初値比580円(17.0%)安の2835円だった。重複上場した名古屋証券取引所では取引開始直後に、公開価格と同じ2640円で初値を付けた。
東証マザーズ指数は続落した。ミクシィやU―NEXT、イーレックスなどが下落した。サイバダインやFFRIは上昇した。
きょう東証マザーズに新規上場したデータセクは、11時4分に公募・売り出し価格(公開価格、520円)を73.1%上回る900円で初値を付けた後、買い注文が集中。一時制限値幅の上限(ストップ高水準)1050円まで上昇したが、その後はやや伸び悩み初値比109円(12.1%)高の1009円で午前の取引を終えた。
本日、第3次安倍内閣が発足することで、改めて安倍長期安定政権への期待感が高まる可能性がある、社会インフラ関連への物色も意識されよう。
<兜町カタリスト>
「邪魔者は少ない」
日経朝刊は32ページ。
結局世界の休みは日本の休み。
日本の休みも日本の休み。
どれだけ安めば気が済むのだろうか。
1面トップは「原油安、個人マネーに影」。
「原油安は経済全般や家計には総じてプラスだが、個人マネーの萎縮を招く可能性もある」。
唐突で「だから何?」という印象。
先週水曜の1面トップの見打し「原油安、金融市場揺らす」。
サブは「ロシア通貨急落、利上げ効かず」。
あそこから株価は4日続伸。
コレに対する免罪符でもあるのだろうか。
そして「米国のシェールガスなどエネルギー事業に関連する社債やファンドの価格下落」。
GSの試算。
「バレル70ドル以下の水準では約120兆円規模の開発案件が中止の可能性がある」。
1年前にバラ色に輝いていたシェールもようやく牙を剥き始めた。
あれだけシェール革命を礼賛した市場関係者は何もなかったかのように「シェールも危ない」。
「消費税を上げなければ株安」のコメント同様に反省のカケラなど全くない。
とはいえ、米国株はGDPの上方修正で最高値を更新。
「月の20日にモノ売るな」は今月もアリだった。
市場の興味は「残す5日で『掉尾の一振』みられるかどうか」。
原油価格は落ち着いた。
ロシアルーブルを中心とした新興国マーケットの混乱も遠のいた。
ギリシャの総選挙は定まらないが見えないフリ。
「高値更新直後に調整入りとなった年初の相場が思い起こされる。
年末に向けてはポジション調整の売りが増加する可能もあるだろう」。
過去を敷衍したような思い通りの動きにはならないのが相場の常。
一方で・・・。
「1月前半高値の経験則は倍返しを伴って当てはまる可能性もある」という声も聞こえる。
いずれにしてもクリスマスイブ。
世界が聖夜を迎えることに変わりはない。
今夜のNYは半日立会い、明日は休場。
邪魔者は少ない気がする。
クリスマスだけに「チキン」にならないことが肝要だろう。
《2014年産業界10大ニュース》
1位:ノーベル物理学賞にLED
2位:進む円安・株高
3位:国内外で大型M&A相次ぐ
4位:消費税8%に、10%は1年半延期
5位:STAP細胞論文問題
6位:水素元年
7位:羽ばたく国産航空機
8位:原発再稼働へ、川内原発に地元同意
9位:高速鉄道網新時代の幕開け
10位:約3年ぶりに日中首脳会議
特別編:第13代経団連会長に東レ榊原氏
番外編:富岡製糸場が世界文化遺産に。
動き出す地銀再編。
エボラ出血熱水際対策、国内はテング熱。
<12月24日 相場展望>
【寄付き後コメント】
24日の日経平均株価は大幅続伸スタート。
22日比180円程度高い17800円台前半で推移。
23日の米国市場でNYダウが終値で初の18000ドル台に乗せたことで、買い安心感が広がっている。
円安・ドル高も進行しており、トヨタなど主力の自動車株などに輸出採算の改善を好感した買いが入った。
市場では「海外で休場や短縮取引が相次いで取引が限られる中、好材料が出ると大幅上昇につながりやすい」との声が聞かれた。
セクターでは、保険、輸送用機器、倉庫・運輸、水産・農林、化学、その他金融、電気機器、機械、陸運、金属などが堅調。一方で、石油・石炭、鉱業が小安く始まっている
225先物は、メリル・ニューエッジ・シティ・三菱が買い越し。
ドイツ・UBS・アムロ・野村・マネが売り越し。
TOPIX先物はGS・クレディ・モルスタ・メリル・パリバが買い越し。
日興・ニューエッジ・バークレイズ・大和が売り越し。
外資系等はドーム(9681)、クミアイ(4996)、セイノー(9076)、椿本チ(6371)、シスメックス(6869)に注目。
テクニカル的には、五洋(1893)、王子紙(3861)、レンゴー(3941)、小野薬(4528)、コスモ(5007)、富士石油(5017)、平和(6412)、モリタ(6455)、黒田電(7517)、タムロン(7740)、三愛石(8097)、ジャックス(8584)が動兆。
【レーティング情報】
【目標株価引き上げ】
◆クレディ・スイス証券
・パナソニック(東1:6752)―投資判断 OP継続、目標株価 1300→1600円
【新規】
◆大和証券キャピタル・マーケッツ
・IHI(東1:7013)―投資判断 新規3、目標株価 新規590円
【信用取引規制関係】
◆東証、石塚硝株を日々公表銘柄に指定 24日から。
◆東証、ケアネット株、山田債権株、日本プラスト株、日本精密株の日々公表銘柄指定を解除 22日付。
◆東証、高度紙株の信用取引に関する臨時措置を解除 24日売買分から。
日証金も同日から貸借取引自己取引分および非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分にかかる銘柄別増担保金徴収措置を解除。
◆東証、フィスコ株、メディアF株、シグマクシス株を貸借銘柄に選定
30日売買分から。日証金も同日約定分から貸借銘柄に追加。
◆東証、ピクセラ株の制度信用銘柄の選定取り消し 23日付。
日証金は23日に貸借融資銘柄の選定取り消し、24日に貸借担保金代用有価証券適格銘柄の選定取り消し。
◆東証、インタワクス株、イーレックス株を制度信用銘柄に選定 24日売買分から。
日証金も同日約定分から貸借融資銘柄に、29日から貸借担保金代用有価証券適格銘柄に追加。
◆東証、ダイワ上場投信―日経平均レバレッジ・インデックス受益証券、ダイワ上場投信―日経平均ダブルインバース・インデックス受益証券、ダイワ上場投信―TOPIXレバレッジ(2倍)指数受益証券、ダイワ上場投信―TOPIXダブルインバース(マイナス2倍)指数受益証券を制度信用銘柄および貸借銘柄に選定 15年1月6日売買分から。日証金も同日約定分から貸借銘柄に追加。
◆東証、制限値幅の拡大を解除 テクノマセマ株を24日から。
◆日証金、マクドナルド株の貸借取引で申込停止措置
制度信用取引の新規売りおよび買いの現引きに伴う申し込みで。
弁済繰り延べ期限が来た買いの現引きは除く。24日約定分から。
◆日証金、石塚硝株の貸借取引で注意喚起 貸株利用などで。22日付。
◆日証金、昭和シェル株の貸借取引で申込停止措置
制度信用取引の新規売りおよび買いの現引きに伴う申し込みで。
弁済繰り延べ期限が来た買いの現引きは除く。22日午後立会約定分から。
◎新規上場=〔東証1部〕日本商業開発〔東証マザーズ〕MRT(6034、サービス)は26日
▽指定変更=〔東証1部〕ピクセラは2015年2月1日から2部
▽空売り比率=30.7%(東証、22日)
【22日の相場表変更】
◎新規上場=〔東2〕中広(サービス)〔東証マザーズ〕グランディーズ(グラン、不動産)、イーレックス(電力・ガス)、インターワークス(インタワクス、サービス)
▽指定変更=〔東2→東1〕たけびし(商業)
▼自社株取得枠設定(株数、金額は上限)
堺化学工業 250万株、10億円
横河ブリッジホールディングス 33万株、5億円
▼立合外分売
イデアインターナショナル 24日に1716円で14万6500株
【寄り付き前コメント】
東京株式市場は、米国株式5連騰、円安推移を好感し、主力の輸出関連株中心に堅調展開になると予想される。
日経平均株価の予想レンジは17800円−18000円。
米国市場は良好な経済指標を背景に上値追いの展開となっており、為替市場は1ドル=120円台後半まで円安が進行、朝方から強含みの推移が想定される。日経平均も12月8日以来の18000円台回復が期待される。クリスマス休暇入りする海外投資家が多く、薄商いの中で大型株の動きが鈍るようであれば指数が伸び悩む可能性も考えられる。
24日の主要外国証券経由の注文動向は、6社ベースで、売り590万株、買い1010万株で、差し引き420万株の買い越し。買い越しは3営業日連続。金額(6社ベース)も買い越し。
売りセクターに、サービス、石油、食品、精密、小売、情報通信、REIT、建設、化学、商社など。
買いセクターに、電機、陸運、小売、化学、建設、商社、自動車、鉄鋼、不動産など。
【NY概況】
12月23日のNYダウ工業株30種平均の終値は前日比64ドル73セント高の1万8024ドル17セント。ナスダック総合株価指数は同16.00ポイント安の4765.42。S&P総合500種は同3.63ポイント高の2082.17。
7-9月期GDP確定値が前期比年率5%増と、改定値の3.9%増から上方修正され、11年ぶりの高い伸び率となったことで買いが先行。クリスマス休暇を控えて閑散取引となっており、ハイテクやバイオ関連銘柄の割合の多いナスダックは上値の重い展開となったが、ダウ平均株価は節目となる1万8000ドルを上回り、連日で史上最高値を更新した。
セクター別では、エネルギーや銀行が上昇。
【予定】
■国内(24日)
特別国会を召集(〜26日)
首相指名選挙
《新規上場》
綿半ホールディングス、ヨシックス、データセクション
《決算発表》
ハイデ日高、瑞光、NaITO、パルコ
《株主総会》
フィックスターズ、ダイイチ、アジェット
■海外(24日)
トルコ中銀金融政策決定会合(金利発表、21:00)
米7年国債入札
休場:独、フィリピン、ブラジル、香港(後場のみ)、米(株式、債券、CMEは短縮取引。外為は通常通り)など
<12月22日 相場概況(大引け)>
22日の日経平均株価は小幅ながら4日続伸。
終値は前週末比13円74銭高の1万7635円14銭だった。
後場は軟調に推移したが先高観も根強く、大引け間際にプラス圏に浮上した。
市場では「株式相場は原油安への耐性を付けており、国内では25日まで少額投資非課税制度(NISA)枠での個人投資家の買いも入りやすい。日本株の地合いは良く、年内の日経平均は上昇しやすいだろう」との声が聞かれた。
クリスマス休暇で海外勢の参加が減少していることや、明日は祝日となることから、やや盛り上がりに欠ける展開となった。
ひとまず日本株の買い持ち高を手じまう動きが優勢だった。
東証株価指数(TOPIX)はともに3日続伸。
下げる場面もあったが、終日底堅く推移した。日経平均もマイナス圏での推移が目立ったとはいえ、きょうの下げ幅は最大で48円にとどまった。
東証1部の売買代金は概算で2兆592億円、売買高は21億8835万株。東証1部の値上がり銘柄数は890、値下がり銘柄数は826、変わらずは144だった。
昭和シェルが1銘柄で日経平均を11円押し上げた。
ソフトバンクが朝から上げたほか、塩野義や武田などの医薬品株も高かった。
原油安一服を受けて鉱業株が上昇した半面、ゴムなど原油安メリットで上げていた銘柄に売りが目立った。スカイマークが大幅に下げ、空運株を押し下げた。
東証2部株価指数は3日続伸。
日経ジャスダック平均株価は3営業日ぶりに小反落した。
マザーズ上場のミクシィが約3カ月ぶりの安値を付けるなど軟調で投資家心理を悪化させたため、主力のゲーム、通信関連株に売りが優勢だった。
ビーロットやMDVが後場に制限値幅の上限(ストップ高)まで急伸するなど、投資家の注目は比較的値動きの良い新規株式公開(IPO)銘柄に向いていたとみられる。
マークラインやブロッコリー、マクドナルドは上昇した。
東証マザーズ指数は3営業日ぶりに反落。
ミクシィのほか、OTSやサイバダインも下落した。半面、U―NEXTやFFRI、UBICが上昇した。
きょうマザーズ市場に新規上場したインターワークス(6032)は、公開価格1750円に対して2043円で初値をつけ、大引けは1924円で引けている。また、イーレックス(9517)は、公開価格1170円に対して1301円の初値をつけ、大引けは1601円のストップ高で引けた。
【指標一覧】
終値 |
|
|
日経平均株価 |
17,635.14 |
13.74 |
日経平均先物 |
17,600.00 |
-70 |
TOPIX |
1,413.05 |
3.44 |
TOPIX先物 |
1,411.50 |
-4.5 |
東証2部指数 |
4,321.16 |
3.39 |
JASDAQ |
2,319.15 |
-1.65 |
マザーズ |
886.07 |
-16.47 |
出来高 |
|
|
東証1部 |
2188350 |
2059223 |
東証2部 |
200370 |
27519 |
<アフターランチ>
「朔旦冬至」
9月から始まったセミナー地獄は先週末に一旦終了。
久々にオフィスの椅子に座っての一日。
それにしても、あちこちへ行商に良く行った。
春の大阪、夏の沖縄、秋の金沢。
そしてトドメが雪の広島。
これで年内は静謐な日々が数日送れそうな気配となった。
相場はもみあい。
前場の日経平均は6銭高。
TOPIXは0.7ポイント上昇。
さすがにクリスマスといった印象。
頼んでおいたi−Phone6がようやく手元届いた。
使ってみたが、スピード早く画像鮮明。
まだまだ使い勝手がありそうで結構スグレモノ。
コロさんのメルマガでは・・・。
「本日は19年に一度の『朔旦冬至(さくたんとうじ)』。
新月は月の満ち欠けの始まりの日(朔旦)にあたります。
今年の冬至は新月と一緒。
月と太陽の始まる日が重なり『朔旦冬至』となります。
太陽と月の運行が重なるこの周期は、19年に一度で訪れ、
月と太陽が『調和する貴重な日』として、盛大にお祝いをされていた時代もあります。
この日を大切に過ごすことで、一年の感謝と来たる年への良い準備ができそうですね。
冬至は『ん』のつく食べ物で運気を上げる。
「だいこん・にんじん・れんこん・なんきん(かぼちゃ)」。
<12月22日 相場概況(前場)>
■日経平均 17,621.66(+0.26)
■東証1部出来高 10.90億株
■東証1部売買代金 1.00兆円
■日経平均先物 17,610(-60)
■TOPIX 1,410.31(+0.70)
■騰落 上昇695/下落1,025
■日経JQ 2,314.97(-5.83)
----------------------------------------------
22日午前の日経平均株価は小幅続伸した。
前週末の米株高や1ドル=119円台後半まで進んだ円安・ドル高を受け、朝方は買いが先行した。S&P500が前週半ばまでの下げをほぼ取り戻し、東京市場でも投資家の買い安心感が強いという。
少額投資非課税制度(NISA)の2014年の最終申込日(25日)に向け、「高配当利回り銘柄などへの個人投資家の買いがじわじわと増えている」ことも支え。このところ相場の変動が大きかったため「駆け込み的な買いが殺到している状況ではない」というが、相場の支えとして注視する声が多い。
クリスマス休暇が目前に迫り海外投資家の買いも鈍いという。
原油安の一服を受けてきょうの東京市場では鉱業株や商社株などが上昇。一方、空運やゴムなど原油安メリットから買われていた銘柄には売りが出ており「原油関連銘柄に持ち高調整の動きが出ている」との指摘が聞かれた。
三菱マや東京製鉄が年初来高値を更新。アイシンの完全子会社になると正式発表したシロキは制限値幅の上限(ストップ高水準)に上昇した。日立造が10%あまり上昇した。18日に新規上場したgumiは連日の安値。
業種別では、値下がり上位は、空運業、ゴム製品、銀行業。一方、値上がり上位は、石油石炭製品、鉱業、卸売業となり、値下がり数が値上がり数を若干上回った。
東証2部株価指数は反落した
TOPIXも続伸、日経ジャスダック平均株価は反落。
<兜町カタリスト>
「1106円」
週前半2日で616円下落し週後半3日で866円の上昇。
「場にいなく西を向いた株高アノマリ」という訳ではなかろう。
ボラは高かったが、これもNYの先物SQの影響だったのだろうか。
原油価格やロシア問題、あるいはギリシャの選挙は見えにくくなった。
スイスのマイナス金利やシェールガスの不透明感なども見えないフリ。
結局市場はアメリカの金融問題で動いていることの傍証でもあろう。
「今週は様子見ムードの強い展開」という声も聞かれる。
明日は休場、経済指標も材料は乏しい。
しかも海外はクリスマス。
先週末まで36日続いた東証1部売買代金の2兆円超が途切れる可能性はあるのかも知れない。
因みに先週末の日経平均株価は17621円。
PERは15.93倍。
日経平均採用銘柄のEPSは17621÷15.93=1106円。
1106円×16倍=17696円。
1106円×17倍=18802円。
このあたりまでは年内実現の可能性アリと見たいところ。
前期末のEPSは1030円。
今期10%増益なら1030円×1.1=1133円。
増加余地は27円で少し少なすぎる感。
ということは、市場は10%増益では収まらないと見ているのかも知れない。
今週は「NISA駆け込みウィーク」と「税対策駆け込みウィーク」。
いずれにしても25日が年内受け渡し売買最終日。
SBI証券では12月のNISA口座売買が増加。
月別では1月は400億円で最大。
12月は18日までで210億円に達したという。
年末の5営業日に株価が上げたのは過去20年間のうち18回。
この18回の平均上げ幅は200円以上だったとは大和の指摘。
となると3年連続大納会高値は夢ではなくなってくるのかも・・・。
松井証券信用評価損益率速報で売り方はマイナス13.036%。
買い方はマイナス7.139%。
Quick調査の信用評価損率(12/12現在)マイナス8.76%。
裁定買い残は3兆1119億円で前週比4622億円の減少。
何ら問題なし。
気になるのが「フラジャイル7」。
市場関係者がささやき始めた脆弱な7通貨の総称という。
年初は「フラジャイル5」だった。
ブラジルレアル、インドルピー、インドネシアルピア、トルコリラ、南アランドの5通貨。
今回はこれにロシアルーブルとマレーシアリンギットが加わった。
そのうちに「Yen」も加わるのだろうか。
<12月22日 相場展望>
【寄付き後コメント】
22日の日経平均株価は続伸してスタート。
前週末の米株高や円安・ドル高を手掛かりに、日本株も買い先行で始まった。ソフトバンクが買われているほか、原油先物相場の下げ一服を受けて鉱業や商社などの株も高い。
ただ、買い一巡後は1万7600円台前半に上げ幅を縮める場面がある。
出光興産(5019)による昭和シェル(5002)買収報道の影響が大きい。
出光興産が15年度前半をメドにTOB(株式公開買い付け)を実施し、完全子会社化を目指すと伝わったことが手掛かり。業界再編加速の思惑から他の石油株にも買いが及んでいるそのため、セクターでは石油・石炭の上昇率が4%を超え、鉱業が3%近い上昇。
一方で、空運、ゴム製品、倉庫・運輸、金属、パルプ・紙、海運、小売、銀行などが小安い。
非公式外資系動向は,
990万株売り/1330万株買い。
金額ベースは買い越し。
売りは機械・不動産・商社・損保・化学・自動車セクターなど
買いは薬品・サービス・非鉄・銀行・ガス・建設・空運セクターなど。
売買交錯は電機・小売・情報通信セクターなど。
2014年
12月 1940万株買い越し 買い9日,売り7日
11月 8730万株買い越し 買い12日,売り 5日
10月 6820万株売り越し 買い 7日,売り15日
9月 1920万株買い越し 買い14日,売り 5日
8月 590万株買い越し 買い13日,売り 8日
7月 2105万株売り越し 買い 7日,売り15日
6月 3600万株買い越し 買い15日,売り 6日
5月 4570万株売り越し 買い 7日,売り13日
4月 2750万株買い越し 買い 8日,売り13日
3月 4700万株買い越し 買い14日,売り 6日
2月 5250万株買い越し 買い15日,売り 4日
1月 7370万株買い越し 買い16日,売り 3日
225先物は野村・SBI・GS・JP・HSBCが買い越し。
アムロ・日興・ニューエッジ・バークレイズ・メリルが売り越し。
TOPIX先物はGS・日興・野村・SBI・シティが買い越し。
三菱・ドイツ・大和・ニューエッジが売り越し。
外資系等はグローリー(6457)、山九(9065)、小野薬(4529)、ディスコ(6146)、大成(1801)、オリンパ(7733)に注目。
テクニカル的には、大林(1802)、北電事(1930)、日ハム(2282)、ディップ(2379)、エムスリー(2413)、住友べ(4203)、東海理化(6995)、伊予銀(8385)、JR東海(9022)、サカタ(1377)、四国化成(4099)、ポーラ(4927)、ユシロ(5013)、共英製鋼(5440)、洋カン(5901)、ニチハ(7943)、HIS(9603)、ワコム(6727)が動兆。
【信用取引規制関係等】
◆東証、アンビション株、インタートレ株、日本化株の日々公表銘柄指定を解除 19日付。
◆東証、サイジニア株、メタウォータ株を制度信用銘柄に選定 22日売買分から。
日証金も同日約定分から貸借融資銘柄に追加。
◆東証、制限値幅を拡大 テクノマセマ株を上限のみ800円に拡大。22日に実施。
◆日証金、兼松日産農株の貸借取引申込停止措置を解除 22日約定分から。
◎新規上場=〔東証2部〕東京ボード工業(7815、東京ボード、その他製造)〔東証マザーズ〕カヤック(3904、情報・通信)、エクストリーム(6033、エクストリム、サービス)は25日
▽指定変更=〔ジャスダック〕いであは26日から2部
【19日の相場表変更】
◎新規上場=〔東1〕メタウォーター(メタウォータ、電力・ガス)〔東証マザーズ〕サイジニア(サービス)
▽指定変更=〔東2→東1〕D・アクシス(化学)、ウェルネット、ウィルG(サービス)
▼自社株取得枠設定(株数、金額は上限)
モリタホールディングス 200万株、25億円
エイジス 8万株、1億6000万円
▼一単元の株式数変更
明星工業 2015年2月1日付で1000株から100株
----------------------------
【寄り付き前コメント】
22日の日経平均株価の寄り付きは買い優勢展開を想定。
シカゴの清算値である17,700円にさや寄せしての取引開始となりそうだ。
日経平均株価の予想レンジは、17600〜17850を想定。
海外時間の為替市場で、ドルが119ドル半ばまで上昇するなど、円安基調を強めていることから、自動車関連などの輸出セクターを中心に、買戻しの動きを強め、マーケットの下支えとなる公算。ただし、短期的な過熱感が気になるなか、クリスマス休暇に入る投資家も多いだけに、高値圏ではやや重い値動きが想定される。
材料株に物色の矛先が向かうのでは。
22日の主要外国証券経由の注文動向は、「6社ベースで、売り990万株、買い1330万株で、差し引き340万株の買い越し。買い越しは2営業日連続。金額(6社ベース)も買い越し。
売りセクターに、小売、機械、電機、不動産、商社、損保、化学、自動車、情報通信など。
買いセクターに、薬品、サービス、非鉄、銀行、ガス、建設、通信、電機、情報通信、空運、小売など。
【NY概況】
12月19日の米国株式市場、ダウ工業株30種平均の終値は前日比26ドル65セント高の1万7804ドル80セント。ナスダック総合株価指数は同16.98ポイント高の4765.38。S&P総合500種は同9.42ポイント高の2070.65。
2日連続で株式相場が大幅高となったこともあり、朝方は利益確定の売りが上値を抑え小動きとなった。しかし原油価格が先物市場で5%を超す上昇となり、エネルギー関連株がけん引する形で引けにかけて上げ幅を拡大する展開となった。セクター別では、エネルギーや自
動車・自動車部品が上昇する一方で耐久消費財・アパレルや半導体・半導体製造装置が下落した。
【22(月)予定】
【国内】
12月の金融経済月報(14:00)
11月コンビニエンスストア売上高(16:00)
《新規上場》
インターワークス、イーレックス
《決算発表》
ニトリHD
《株主総会》
マサル、イメージワン、ロックオン、ネクシィーズ、ユーラシア、サコス、ハナテン
《銘柄異動》
たけびし、グラン、中広
【海外】
台湾11月失業率・輸出受注(9:30、17:00)
米11月シカゴ連銀全米活動指数(22:30)
米11月中古住宅販売件数(23日0:00)
ユーロ圏12月消費者信頼感(23日0:00)
米2年国債入札
<12月19日 相場概況(大引け)>
19日の東京株式市場で日経平均株価は3日続伸。
前日比411円35銭高の1万7621円40銭と高値引けとなり、9日以来、1週半ぶりの高水準まで回復した。
18日のNYダウが大幅に上昇し、投資家心理が強気に傾いた。世界の株式相場が揺らぐきっかけになったロシアの通貨ルーブルの値動きも落ち着きを取り戻しつつあり、幅広い銘柄に買いが広がった。
運用リスクをとる動きが東京株式市場でも加速した。
日銀は金融政策決定会合で、量的・質的緩和の維持を決定した。
昼ごろ発表の結果は大方の予想通りとなったが、明らかになった後に外国為替市場で円安・ドル高が進行。日本企業の輸出採算が改善するとして買いの勢いが増した。
投機筋の先物買いも裁定買いを誘発、日経平均寄与度の高い銘柄を中心に全体相場を押し上げた。
東証株価指数(TOPIX)も続伸し、33.29ポイント高の1409.61で終えた。
東証1部の売買代金は概算で2兆8846億円。売買高は27億930万株だった。
東証1部の値上がり銘柄数は1575と、全体の約85%を占めた。値下がりは200、変わらずは83銘柄だった。
個別には、グループの部品事業を再編すると伝わったトヨタが上昇。
対象に挙がったシロキなども上げた。
好業績観測を手掛かりにセブン&アイが買いを集め、住友不など不動産株の値上がりが目立った。三菱UFJ、三井住友FG、みずほFGの3大銀グループがそろって上昇した。
東証2部株価指数は続伸。
日経ジャスダック平均は前日比21円23銭高の2320円80銭と続伸。
研創(7939)がストップ高。ガーラ(4777)、マイクロニクス(6871)も一時ストップ高、ランシステム(3326)、ニュートンFC(7169)、エムティーアイ(9438)、ハイブリッド(2743)も買われた
東証マザーズ指数は前日比12.27ポイント高の902.54と続伸。
UBIC(2158)、テクノマセ(3787)がストップ高で引け、OTS(4564)、MCJ(6670)、U−NEXT(9418)も一時ストップ高、ワイヤレスG(9419)、ビーロット(3452)、シュッピン(3179)、CRIミドル(3698)は値上がり率上位に買われた。
新規上場したサイジニア(6031)は午後2時過ぎ、公開価格2560円の約2.3倍となる5780円で初値を付け、6360円まで上昇したが、その後は売り優勢になり、大引けはストップ安の4780円。
メタウォータは公開価格を6%下回る2256円で寄り付いた。その後も軟調に推移し、2240円で初日を終えた。
来週は、様子見ムードの強い可能性もあるが底堅い展開を予想。
12月23日が天皇誕生日で祝日となり、営業日が1日少ない。
また、経済指標は26日に11月失業率・有効求人倍率や11月消費者物価、11月鉱工業生産など重要指標が重なるも、週末以外では材料に乏しい状況といえる。
さらに、クリスマス休暇で海外主要市場は24日から26日にかけて短縮取引や休場となるため、海外投資家を中心に市場参加者の減少が予想される。
物色の対象は、商い低迷から大型株よりも値動きの良い中小型株が選好されれば、株価指数のボラティリティは低下する可能性が高くなるだろう。
市場センチメントが改善した12月15日週の流れを考慮すると、下値不安は少ないとみている。
【指標一覧】
終値 |
|
|
日経平均株価 |
17,621.40 |
411.35 |
日経平均先物 |
17,670.00 |
410 |
TOPIX |
1,409.61 |
33.29 |
TOPIX先物 |
1,416.00 |
33 |
東証2部指数 |
4,317.77 |
37.82 |
JASDAQ |
2,320.80 |
21.23 |
マザーズ |
902.54 |
12.27 |
出来高 |
|
|
東証1部 |
2709300 |
2884683 |
東証2部 |
230400 |
31065 |
<12月19日 相場概況(前引け)>
【前引け相場概況】
■日経平均 17,540.12(+330.07)
■東証1部出来高 12.50億株
■東証1部売買代金 1.25兆円
■日経平均先物 17,530(+270)
■TOPIX 1,401.73(+25.41)
■騰落 上昇1,483/下落264
■日経JQ 2,316.77(+17.20)
-----------------------------------------------
日経平均株価は3日続伸。前日の米国株大幅続伸や、ロシアの通貨ルーブルの値動きが小康状態を保っていることなどを受けて買い安心感が広がり、朝方から買い優勢でスタート。上げ幅は前日比300円超となり、全面高。その後もしっかりで、高値圏でもみ合い、前場取引を終了。
個別には、野村や大和など証券株に値上がりが目立ち、グループの部品事業の再編が伝わったトヨタが上昇。好業績観測を手掛かりにセブン&アイが買いを集めた。OLCは上場来高値を更新した。
業種別では、ほぼ全ての業種が値上がり。値上がり上位は、証券商品先物、不動産業、その他金融業。一方、値下がりは、水産農林業、空運業。
日経ジャスダック平均は前日比17円20銭高の2316円77銭と続伸。
マイクロニクス(6871)、研創(7939)がストップ高。第一化成(4235)、ニュートンFC(7169)、朝日ラバー(5162)、エーワン精密(6156)も買われた。
東証マザーズは前日比2.26ポイント高の892.53と続伸。
U−NEXT(9418)がストップ高に買われ、MCJ(6670)も一時ストップ高、FFRI(3692)、CRIミドル(3698)、ビーロット(3452)、JIA(7172)は値上がり率上位となった。
この日、新規上場したサイジニア(6031)は公開価格2560円に対して、前場は4375円カイ気配のまま値がつかなかったメタウォータは公開価格を6%下回る2256円で寄り付いた。その後も軟調な展開が続いている。
<12月19日 相場展望>
【寄付き後コメント】
19日の日経平均株価は3日続伸でスタート。
前日終値を300円程度上回る17,500円近辺で推移。
一時は17,548円まで上昇、節目の17500円を回復している。
取引時間中に1万7500円を上回るのは12日以来、1週間ぶり。
18日の米株式相場が大幅に上昇。ロシアの通貨ルーブルの値動きが小康状態を保っていることもあり、投資家心理が強気に傾いて買いが広がった。
セクターでは、東証33業種全てが上昇しており、証券の上昇率が3%を超えている。そのほか、保険、銀行、電力・ガス、その他金融、不動産、輸送用機器、ゴム製品、卸売などの強さが目立つ。
【レーティング情報】
【格下げ】
◆大和証券キャピタル・マーケッツ
・東レ(東1:3402)―投資判断 2→3、目標株価 780→900円
◆マッコーリー証券
・OLC(東1:4661)―投資判断 OP→Neutral、目標株価 24000→26800円
【目標株価引き上げ】
◆JPモルガン証券
・エプソン(東1:6724)―投資判断 Over継続、目標株価 6000→7100円
【目標株価引き下げ】
◆みずほフィナンシャルグループ
・ヤフー(東1:4689)―投資判断 中立継続、目標株価 470→460円
【信用取引規制関係】
◆東証、大冷株、gumi株、アドベンチャ株を制度信用銘柄に選定 19日から。
日証金も同日約定分から貸借融資銘柄に、25日から貸借担保金代用有価証券適格銘柄に追加。
◆東証、サクサ株の信用取引に関する臨時措置を解除 19日売買分から。
日証金も同日から貸借取引自己取引分および非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分にかかる銘柄別増担保金徴収措置を解除。
◆東証、PSS株、アイフィス株を貸借銘柄に選定 26日売買分から。日証金も同日約定分から貸借銘柄に追加。
◎新規上場=新規上場=〔東証2部〕綿半ホールディングス(3199、綿半HD、商業)〔ジャスダック〕ヨシックス(3221、商業)〔東証マザーズ〕データセクション(3905、データセク、情報・通信)は24日
▽商号変更=〔東証1部〕イーピーエスはEPSホールディングス(EPS)〔東証2部〕クロタニコーポレーションは黒谷、2015年1月1日
▽空売り比率=32.8%(東証、18日)
【18日の相場表変更】
▽新規上場=〔東1〕gumi(情報・通信)〔東2〕大冷(食品)〔東証マザーズ〕アドベンチャー(アドベンチャ、サービス)
▽指定変更=〔東2→東1〕サンセイラン(不動産)
▼自社株取得枠設定(株数、金額は上限)
SPK 7万株、1億6765万円
▼立合外分売
三重交通グループホールディングス 19日に265円で190万6600株
【寄り付き前コメント】
19日の日経平均株価は、買い優勢の展開になりそうだ
日経平均株価の予想レンジは17250円−17550円。
欧米株市場が大幅高となったほか為替市場も円安基調が続いており、良好な外部環境を受けて日本株も朝方から強含みの推移が想定される。
日経平均は節目の17500円を回復する可能性が高く、寄り付き後はこの水準での値固めから午後にかけて結果が公表される日銀の金融政策決定会合を見極めながらの相場となりそうだ。
経済指標では13時30分に10月全産業活動指数が発表される。
【外資系の注文動向】
19日の主要外国証券経由の注文動向は、6社ベースで、売り1200万株、買い1870万株で、差し引き670万株の買い越し。買い越しは3営業日ぶり。金額(6社ベース)も買い越し。
売りセクターに、電機、小売、海運、情報通信、機械、自動車、銀行、証券、薬品、食品、鉱業など。
買いセクターに、情報通信、食品、建設、商社、化学、石油、自動車、損保、小売、不動産、精密、電機など。
【NY概況】
12月18日のNYダウの終値は前日比421ドル28セント高の1万7778ドル15セント。ナスダック総合株価指数は同104.08ポイント高の4748.40。S&P総合500種は同48.34ポイント高の2061.23。
米連邦準備理事会(FRB)の利上げを急がないスタンスを改めて好感し、主要指数はそろって大幅高。
【予定】
国内(19日)
12月月例経済報告
10月全産業活動指数(13:30)
日銀金融政策決定会合結果発表
黒田日銀総裁会見
《決算発表》
あさひ、日本オラクル、ジンズメイト
《新規上場》
サイジニア、メタウォーター
《株主総会》
アイレップ、ティア、マンダラケ、ユーグレナ、ヨコレイ、コロプラ、オルトプラス、オークファン、イグニス、セプテーニHD、CEHD、富士製薬、アサカ理研、M&Aキャピ、マイクロニクス、OBARA−G、ホトニクス、FPG、OBARA−G、ホトニクス、FPG、TKC、学研HD、西尾レントなど
《銘柄異動》
Dアクシス
■海外(19日)
仏12月製造業信頼感指数(16:45)
ユーロ圏10月経常収支(18:00)
ブラジル11月失業率・経常収支(20:00、21:30)
カナダ11月消費者物価・小売売上高(22:30)
メキシコ11月失業率(23:00)
<12月18日 相場概況(大引け)>
18日の日経平均株価は大幅に続伸した。
終値は前日比390円32銭高い1万7210円05銭と、3営業日ぶりに1万7000円台を回復した。
米連邦公開市場委員会(FOMC)後の声明やイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見が景気に配慮した内容だったと受け止められ、17日の米株式相場が大幅高となったことを好感した買いが入った。
円安・ドル高の進行も追い風となり、トヨタなど主力の輸出関連銘柄への買いにつながった。日経平均は454円高となる場面があった。
朝方から大幅高で推移。外国為替市場ではロシア通貨ルーブルの急落などを背景とした最近の円買いが一巡し、1ドル=119円台まで円安・ドル高が進んだ。
ただ午後中ごろになると新規の材料が乏しくなり、利益確定売りで日経平均は一進一退となった。
東証株価指数(TOPIX)も4日ぶりに反発し、24.31ポイント高の1376.32で終えた。
東証1部の売買代金は概算で2兆8877億円と4営業日ぶりの高水準だった。
売買高は27億2884万株。東証1部の値上がり銘柄数は全体の87%にあたる1608、値下がりは169、変わらずは77だった。
業種別TOPIXは全33業種が上げた。「倉庫運輸関連」、「鉱業」や「水産・農林業」の上昇が際立った。
トヨタのほかホンダや富士重、マツダといった自動車株が終日高かった。
東証2部株価指数は4日ぶりに反発して終えた。
日経ジャスダック平均株価は反発。終値は前日比18円81銭高の2299円57銭だった。
日本マイクロや日本通信、アイフラッグなどが買われた。半面、ガンホーやブロッコリーなどは売られた。
東証マザーズ指数は前日比21.01ポイント高の890.27と5日ぶり反発。
FFRI(3692)、テクノマセ(3787)、JIA(7172)、U−NEXT(9418)がストップ高で引けた。
この日に新規上場したアドベンチャー(6030)は公開価格2500円の約2.3倍となる5,680円で初値を付け、6430円まで買い進まれたが、その後は売りが優勢になり、大引けはストップ安の4680円。
【指標一覧】
終値 |
|
|
日経平均株価 |
17,210.05 |
390.32 |
日経平均先物 |
17,260.00 |
450 |
TOPIX |
1,376.32 |
24.31 |
TOPIX先物 |
1,383.00 |
32.5 |
東証2部指数 |
4,279.95 |
34.18 |
JASDAQ |
2,299.57 |
18.81 |
マザーズ |
890.27 |
21.01 |
出来高 |
|
|
東証1部 |
2728840 |
2887773 |
東証2部 |
195000 |
24130 |
<12月18日 相場概況(前引け)>
■日経平均 17,247.84(+428.11)
■東証1部出来高 12.93億株
■東証1部売買代金 1.33兆円
■日経平均先物 17,250(+440)
■TOPIX 1,386.09(+34.08)
■騰落 上昇1,754/下落64
■日経JQ 2,300.29(+19.53)
-------------------------------------
日経平均株価は大幅続伸。
FOMCの声明を受けた前日米国市場の大幅上昇や為替相場の円安推移を背景に、寄り付きから全面高。
運用リスクの取りやすくなった内外機関投資家の買いが流入した模様。
原油相場やロシア情勢の落ち着きなども意識され、その後も堅調に推移し17200円台を回復、400円を超える上げ幅で前場の取引終了。
業種別では全ての業種が値上がり。
値上がり上位は、倉庫運輸関連、鉱業、ゴム製品。
日経ジャスダック平均は前日比19円53銭高の2300円29銭と反発。
スマートブック(2330)、ARM(8769)がストップ高。今村証券(7175)は一時ストップ高と値を飛ばした。
東証マザーズは前日比15.62ポイント高の884.88と反発。
FFRI(3692)がストップ高。JIA(7172)、OTS(4564)、イグニス(3689)、弁護士コム(6027)も買われた。
新規上場したアドベンチャー(6030)は公開価格2500円に対して前場は4250円カイ気配で引けている。
<12月18日 相場概況>
【寄付き後のコメント】
18日の日経平均株価は大幅上昇でスタート。
3営業日ぶりに17,000円を上回った。
上昇幅は一時400円を超え、17,200円台前半で推移している。
米連邦公開市場委員会(FOMC)後の声明やイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見が景気に配慮した内容と受け止められ、17日の米株式相場が大幅上昇したことを好感した買いが入った。円高・ドル安の一服もトヨタなど主力の自動車株への買いにつながっている。
セクターでは33業種全てが上昇しており、ゴム製品、輸送用機器、機械、その他金融、電力・ガス、銀行、証券、倉庫・運輸などが3%超の上昇。
そのほか、本日上場したgumi(3903)は、公開価格と同じ3300円で初値を付けており、その後はやや冴えない展開。アドベンチャー(6030)は買い気配、大冷(2883)は公開価格を下回ってのスタートに。
<信用取引規制関係>
◆東証、メドレックス株、アサカ理研株の日々公表銘柄指定を解除 17日付。
◆東証、フルッタ株、竹本容器株、今村証券株を制度信用銘柄に選定
18日売買分から。日証金も同日約定分から貸借融資銘柄に、24日から貸借担保金代用有価証券適格銘柄に追加。
◆東証、OTS株の信用取引に関する臨時措置を解除 18日売買分から。
日証金も同日から貸借取引自己取引分および非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分にかかる銘柄別増担保金徴収措置を解除。
▽新規上場=〔東証2部〕中広〔東証マザーズ〕イーレックス(9517、電力・ガス)、インターワークス(6032、インタワクス、サービス)〔東証マザーズ〕グランは22日
▽空売り比率=33.6%(東証、17日)
【17日の相場表変更】
▽新規上場=〔東2〕竹本容器(化学)〔東証マザーズ〕フルッタフルッタ(フルッタ、食品)〔ジャスダック〕今村証券(金融・保険)
▽指定変更=〔東2→東1〕エバラ食品(食品)、デリカフーズ(商業)
-----------------------------
【寄り付き前コメント】
18日の日経平均株価は堅調な展開になるだろう。
日経平均株価の予想レンジは17000円−17300円を想定。
注目されたFOMCでは、声明で利上げについては「辛抱強くいられる」とし、今後数回の会合では利上げを行わないことを示唆。
これを受けて米株高・ドル高が進み、在庫統計を受けて原油価格も小幅高となっており、外部環境に好材料が揃った。
主力の輸出関連中心に堅調展開になると予想される。
今日から明日にかけて日銀金融政策決定会合が開催される。
現状の金融緩和策を維持するとの見方が多い。
18日の主要外国証券経由の注文動向は、6社ベースで、売り1830万株、買い1190万株で、差し引き640万株の売り越し。売り越しは2営業日連続。金額(6社ベース)は買い越し。
売りセクターに、化学、情報通信、サービス、食品、不動産、薬品、銀行、電機、商社、石油など。
買いセクターに、機械、不動産、食品、電機、サービス、銀行、小売、証券、REIT、精密、その他金融など。
【NY概況】
17日のNYダウの終値は前日比288ドル00セント高の1万7356ドル87セント。
ナスダック総合株価指数は96.48ポイント高の4644.31。
S&P総合500種は40.15ポイント高の2012.89。
早期の利上げ観測が後退したこと、事実上のゼロ金利政策継続との見方が強まり、米国株式市場が大幅高、引けにかけては一段高の展開となった。
セクター別では全面高となり、エネルギーや素材の上昇が目立った。
【本日の予定】
■国内(18日)
20年国債入札
日銀金融政策決定会合(〜19日)
《決算発表》
日ヘルスケア、クスリのアオキ、クミアイ化、サンワドー、プレミア投、いちご
《新規上場》
大冷、gumi、アドベンチャー
《株主総会》
夢真HD、MDNT、篠崎屋、三洋貿易、ディア・ライフ、三菱総研、VOYAGE、情報企画、ファルコム、エイティング、パラカ、長谷川香、イーピーミント、フリークアウト、丸山製、KIHD、東北化学、扶桑電通、アイナボHD、PLANT、助川電、前田工繊、日本フォーム、マルキョウ
《銘柄異動》
サンセイラン
■海外(18日)
NZ7-9月期GDP(6:45)
中国11月主要70都市住宅価格(10:30)
EU首脳会議(ブリュッセル、〜19日)
台湾中銀政策金利発表(17:00)
独12月Ifo景況感指数(18:00)
英11月小売売上高(18:30)
メキシコ10月小売売上高(23:00)
米12月マークイットサービス業PMI速報値(23:45)
米12月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数(19日0:00)
米11月CB景気先行総合指数(19日0:00)
11月北米半導体製造装置BBレシオ(19日8:00)
米5年インフレ連動国債入札
プーチン露大統領会見
<12月17日 相場概況>
17日の日経平均株価は3営業日ぶりに反発。
終値は前日比64円41銭高の1万6819円73銭だった。
続落して始まったがすぐに上げに転じ、一時は上げ幅を130円強に拡大した。
前日まで大きく下げたため、株価の調整に一巡感が出た。
前日の欧州株が軒並み上昇。原油先物も小幅ながら反発したため、投資家心理の悪化に歯止めがかかった面もある。
日経平均株価は12月9日以降の調整局面で約6.5%の大幅な調整を入れていたこともあって、押し目買い意欲も旺盛だった。
日本時間あす未明の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表や18〜19日の日銀金融政策決定会合の結果を見極めたいとの雰囲気も強かった。
FOMC後の米株や原油の上昇期待もあるといい、日本株には先回りした買いが入ったとの見方も出ていた。
FOMCでは事実上のゼロ金利を「相当な期間維持する」としてきた声明文の文言を変更するかが焦点。
市場では「変更はほぼ織り込み済みだが、イエレン議長は一段のリスクオフを招くような発言はしない」との声が優勢だ。
東証株価指数(TOPIX)は3日続落した。終値は1,352.01Pで1.36P安
東証1部の売買代金はで2兆6033億円、売買高は24億3085万株。
東証1部の値上がり銘柄数は842、値下がり銘柄数は849、変わらずは162だった。
ファストリとソフトバンクは上昇して終えた。
スカイマークが制限値幅の上限(ストップ高水準)に上昇。
業種別では鉱業株の値上がりが目立った。
東証2部株価指数は3日続落。
日経ジャスダック平均株価は3日続落。
前日比7円86銭安の2280円76銭だった。
新規株式公開(IPO)が相次いでおり、需給面での不安が意識されて上値が重かった。最近上場した銘柄の一部は利益確定売りや換金売りがかさみ、株価が大きく下落した。
ガンホーやトライアイズは上昇した。
きょう上場した今村証券の初値は、公開価格(1350円)を370円(27%)上回る1720円だった。利益確定売りが出て上値は重く、1650円できょうの取引を終えた。
東証マザーズ指数は4日続落した。
前日比8.92ポイント安の869.26だった。
クラウドWやサイバダインには買いが向かった。
きょう上場のフルッタは公開価格(4290円)を2210円上回る6500円で初値を付けたが、その後急落。終値は制限値幅の下限(ストップ安水準)である5500円だった。
終値 |
|
|
日経平均株価 |
16,819.73 |
64.41 |
日経平均先物 |
16,810.00 |
80 |
TOPIX |
1,352.01 |
-1.36 |
TOPIX先物 |
1,350.50 |
-1 |
東証2部指数 |
4,245.77 |
-2.13 |
JASDAQ |
2,280.76 |
-7.86 |
マザーズ |
869.26 |
-8.92 |
出来高 |
|
|
東証1部 |
2430850 |
2603388 |
東証2部 |
164960 |
26418 |
<カタリストコメント>
「ムード」
原油安・ロシア懸念。
日経1面トップの見打しは「原油安、金融市場揺らす」。
サブは「ロシア通貨急落、利上げ効かず」。
どれもが今始まったことではない。
でも不思議と新鮮な材料のような印象を醸し出すのが市場というもの。
それが本物なのか偽者なのなどは斟酌することなく、ただひたすら動きに従う。
そして「この指止まれ」の解釈で市場はムードに流される。
たぶんこのムードというやつが曲者なのだろう。
だれも頼んでないのに侵食を繰り返すムード。
やっかいなシロモノでもある。
代表的なのは「金融商品が売られ、安全資産とされる円が買われる」。
円が安全資産と解釈するなら
「消費税率を上げなければ国家財政が危機に陥る」なんて論調はどうなるのだろう。
むしろ・・・。
下げて困った「金」の巻き戻しを商品先物業界が狙ったとでも解釈した方が良いかも知れない。
日銀は一昨日からETF3兆円買いの道に乗り出した。
昨日もETFを374億円買った。
とはいえ株価は下落。
日経平均は344円も下がった。
ただ空売り比率は30%。
短期的にこれだけ下げてもまだ売るモノがあるということなのだろうか。
日経マーケット面では「ドル建て日経平均株価低迷、追加緩和前日を下回る」の記事。
短期的な視点にしか過ぎなかろう。
しかし「主役は所詮外国人」という薄いシナリオが幅を利かせているようだ。
JPモルガンはS&P500no2015年の目標を2250ポイントに設定。
理由は「低インフレと原油安が個人消費の改善を加速」だそうである。
日経平均株価の25日線は17415円でマイナス3.79%のカイ離。
75日線は16316円でプラス2.69%のカイ離。
200日線は15427円でプラス8.61%のカイ離。
短期急落なので25日線からだけがマイナスカイ離。
「勝手雲」は24日に黒くねじれている。
10月は17日が底になった。
11月は17日に急落して反発した。
そして今日は12月17日。
因みに・・・。
昨日の日本証券新聞の指摘。
「例年、12月相場が上昇展開に入るのは月後半。
昨年も2011年も12月15日時点ではマイナス展開だった。
08年も15日にプラスに転じた」。
昨年は大納会までの8日で年末高値引けを達成した。
とはいえ今年はやはりキツイかも知れない。
昨日の野村IR。
カナモト(9678)、コムチュア(3844)、レオパレス(3844)、
日新(9066)、セック(3741)のブースをお手伝いした。
日新の会社説明会では当日最高の出席者だった。
面白かったのはセックのブース。
はやぶさ2の写真が飾られ、今後の重点課題のロボットがおいてあった。
このロボットは話しかけるとちゃんと応えてくれて動きもある。
決して高級なおもちゃなどではない。
そのうち到来する安全安心なロボットとの共生が垣間見えた印象。
業績的にはやや足踏みだが、同社の技術的未来志向は継続。
そういえば・・・。
「はやぶさ2は地球の軌道を離れるとまさにソフトプログラムの独断場」。
秋山社長の言葉が脳裏に刻まれた。
<12月17日 相場概況(寄付き後)>
17日の日経平均株価は続落スタート。
前日終値(1万6755円32銭)を挟んでもみ合っている。
ロシア株が引き続き大幅安となり欧州経済への影響が懸念されたほか、円相場が1ドル=115円台に上昇したこともあり、日本株にも売りが先行した。
しかし前日にドイツや英国など欧州の主要株価指数が反発しており「きょうは市場の雰囲気がやや明るくなった」との声がある。
前日までの2日間で日経平均は600円超下げており、ひとまず押し目とみた買いが入ったようだ。
現在は、落ち着いた値動きになっている。
セクターでは、その他金融、食料品、海運、輸送用機器、不動産、非鉄金属などが軟調。一方で、原油安の一服を受けて鉱業が堅調。電力・ガス、空運、卸売、陸運などが小じっかなスタート
財務省が8時50分に発表した11月の貿易収支は8919億円の赤字だった。1〜11月の赤字額は13年通年を上回った。
225先物は、JP・GS・大和・野村・UBSが買い越し。
モルスタ・みずほ・アムロ・シティ・バークレイズが売り越し。
<信用取引規制関係>
◆東証、アイロムHD株の日々公表銘柄指定を解除 16日付。
◆東証、SFP株、マークライン株、MDV株、アトラ株、U―NEXT株を制度信用銘柄に選定 17日売買分から。
日証金も同日約定分から貸借融資銘柄に、22日から貸借担保金代用有価証券適格銘柄に追加。
◆東証、中広株を制度信用銘柄に選定 22日売買分から。
日証金も同日約定分から貸借融資銘柄に追加。
◆札証と福証、富士フイルム株の制度信用銘柄および貸借銘柄の選定取り消し 17日付。日証金も同日付で札証および福証分のみ貸借銘柄の選定取り消し。
◎新規上場=〔東証1部〕メタウォーター(9551、メタウォータ、電力・ガス)〔東証マザーズ〕サイジニア(6031、サービス)は19日
▽新株落ち=〔東証1部〕理想科学、マブチ、日本管理C、エスエムエス、Sタカミヤ、WDB〔東証2部〕コンテック、IBJ、アビスト〔東証マザーズ〕日本アクア、シュッピン、JIA、ディアライフ、ブイキューブ、セレス、インフォMT〔ジャスダック〕サンコテクノ、PCデポ、センチュ21、シノケンG、ビーエスピー、ジェイエイシ〔札証アンビシャス〕健康コーポ、不動産投資信託〔東証〕産業ファンドは26日
▽空売り比率=30.6%(東証、16日)
【16日の相場表変更】
◎新規上場=〔東2〕菊水化(その他製造)、SFPダイニング(SFP、商業)〔東証マザーズ〕メディカル・データ・ビジョン(MDV、情報・通信)、U―NEXT(情報・通信)、アトラ(サービス)〔ジャスダック〕マークラインズ(マークライン、情報・通信)
▽整理銘柄に指定=〔東2・監理〕MKI
▼立合外分売
シーティーエス 17日に721円で8万5600株
ダイキアクシス 17日に1119円で10万株
▼一単元の株式数変更
東洋鋼鈑 2015年3月1日付で1000株から100株
【寄付き前コメント】
17日の日経平均株価は波乱の展開になりそうだ。
NY株安、ロシア中銀の大幅利上げにも通貨ルーブルが急落し、世界経済への先行き不安が広がる状況。
日経平均株価の予想レンジは16500円−16700円。
日本時間18日未明まで開く米FOMCの結果公表を前にポジション調整の売りが出る可能性もあり、後場にかけて一段と値を崩すことも考えられる。
経済指標では、8時50分に11月貿易収支が発表される。
個別には、IPO銘柄、炭素繊維関連、リニア関連に注目する。
17日の主要外国証券経由の注文動向は、6社ベースで、売り1090万株、買い920万株で、差し引き170万株の売り越し。売り越しは2営業日ぶり。金額(6社ベース)も売り越し。
売りセクターに、情報通信、精密、損保、銀行、小売、電機、自動車、商社、食品など。
買いセクターに、自動車、サービス、商社、通信、建設、化学、保険、小売、銀行、機械、不動産、情報通信など
【NY概況】
16日の米国株式は続落。
NYダウは111.97ドル安の17068.87、ナスダックは57.32ポイント安の4547.83で取引を終了。
ロシア中銀の大幅利上げを受けて同国株式市場が暴落した上、通貨ルーブルの下落に歯止めもかからなかったことから信用不安が高まり、リスク回避の売りが膨らんだ。
17日のFOMC(米連邦公開市場委員会)を控えて買いは限られ、引けにかけて再び下落する展開となった。ダウ平均は過去7営業日のうち6日間で下落し、約1カ月半ぶりの安値を更新した。
セクター別では、エネルギーが上昇、小売りやソフトウェア・サービスが下落。
■国内(17日)
11月貿易収支(8:50)
11月工作機械受注確報値(15:00)
11月訪日外客数
11月日本製半導体製造装置BBレシオ
《決算発表》
アスクル
《上場》
★フルッタフルッタ (2586):東M上場
★竹本容器 (4248) :東証2部上場
★今村証券 (7175) :JQ上場
エバラ食品 (2819):東証2部→東証1部
デリカフーズ (3392) :東証2部→東証1部
★JR東海 (9022):リニア中央新幹線の建設工事起工式
《株主総会》
シミックHD、夢テクノロジ、碧、アスコット、アクセルマーク、トーカン、アジア航、エスケーアイ、中央経済、太洋物
■海外(17日)
タイ中銀金融政策決定会合
英11月失業率(18:30)
英中銀金融政策委員会の議事録(3〜4日開催分、18:30)
ユーロ圏11月消費者物価確報値(19:00)
ロシア11月小売売上高・失業率(22:00)
米11月消費者物価(22:30)
米7-9月期経常収支(22:30)
FOMC結果発表(18日4:00)
イエレンFRB議長会見(景気見通しの改定発表)
決算:オラクル
<12月16日 相場概況>
16日の日経平均株価は大幅に続落。
終値は前日比344円08銭安の16,755円32銭で、日銀が追加の金融緩和を決めた10月31日以来、約1カ月半ぶりの安値。
終値での17,000円割れは11月17日以来約1カ月ぶりとなる。
原油相場の急落を背景とした欧米株安が波及し、自動車など幅広い銘柄に売りが出た。ロシアの株式や通貨が急落したほか、中国の経済指標が悪化し、世界経済の先行き不透明感が投資家心理を冷やした。
場中に発表された12月のHSBC中国製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値は、景気判断の境目となる50を7カ月ぶりに下回った。
資源国に加えて中国の景気減速懸念も加わり、ファナックなど中国での売り上げが大きい銘柄の売りにつながった。
東証株価指数(TOPIX)も続落し、前日比25.92ポイント安の1353.37。
東証1部の売買代金は概算で2兆5568億円。売買高は24億2932万株だった。
東証1部の値下がり銘柄数は1686と9割を超えた。値上がりは129、変わらずは36だった。
ANAHDなど空運の一角やJR東日本、JR東海といった陸運の一角が買われた。
JAL、ANAHDの両社と共同運航を検討していると伝わったスカイマークは大幅高だった。
東証2部株価指数も続落。
日経ジャスダック平均は前日比30円42銭安の2288円62銭と続落。
トライアイズ、ホロンがストップ高。
研創は一時ストップ高と値を飛ばし、ニュートンFC、鉱研工業、NIC、T&CHDも買われた。
新規上場したマークラインズ(3901)は公開価格1980円に対して初値3670円、大引けはストップ安となる2810円で引けた。
東証マザーズ指数は前日比27.11ポイント安の878.18と3日続落。
クラウドワークスがストップ高で引け、JIA、リアルワールド、WSCOPE、フィンテックは値上がり率上位に買われた。
この日、新規上場したアトラ(6029)は前場引け前、公開価格740円を約77.4%上回る1,313円で初値をつけ、後場に入って1598円まで上昇したが、その後は売り優勢になり、大引けは値幅制限いっぱいの1013円まで売られた。
メディカル・データ(3902)は大引け前、公開価格5,180円の約2.4倍となる12220円で初値を付け、値幅制限いっぱいの15220円まで上昇して引けた。
U‐NEXT(9418)は午前10時前、公開価格3000円を約31.7%上回る3950円で初値をつけたあと、値幅制限いっぱいの4650円まで上昇し、ストップ高カイ気配のまま引けた。
【指標一覧】
終値 |
|
|
日経平均株価 |
16,755.32 |
-344.08 |
日経平均先物 |
16,730.00 |
-290 |
TOPIX |
1,353.37 |
-25.92 |
TOPIX先物 |
1,351.50 |
-23.5 |
東証2部指数 |
4,247.90 |
-65.1 |
JASDAQ |
2,288.62 |
-30.42 |
マザーズ |
878.18 |
-27.11 |
出来高 |
|
|
東証1部 |
2429320 |
2556828 |
東証2部 |
208720 |
32651 |
<アフターランチ>
「主役さがし」
以下は今朝のストボのブログ。
↓
原油安を背景と解釈されている株の下落。
行ってみれば夢のシェール革命の否定と対ロシア消耗戦の一里塚なのでしょうか。
シェールがアメリカ再生の切り札と言われて期待感が高まったのが1年前。
しかし、参加企業の一部は特損を出し、それでも米国株価は上昇。
もっとも株価を決定するのは、単に原油価格ばかりではないでしょう。
日経朝刊で紹介された試算。
原油価格がバレル65ドル、円ドル118円が続けば名目GDPは1.8%上昇。
あるいは原油安は年間ベースで10兆円のプラス効果とも言われます。
この国にとっては、原油価格の下落は決して悪いことでは無い筈。
それでも世界の趨勢に従って原油安→株安の流れ。
どこが違うような気がするのは気のせいでしょうか。
リーマンショック以降に登場した悪材料の多くは、本当の理由ではなく、
基本は米国経済と米国金融動向に左右されてきたのが株式市場。
だとすると、今回の下げもやはり表面に出ているのは原油で、
主役は米国金利動向と考えた方が素直に理解できるかも知れません。
世界の出来事の解釈は、その時折によって「変だ、妙だ」と思っても
どうしても世界的思考法に流されるのが常。
雇用統計でパート比率が上昇し、労働時間があまり増えないのは、
オバマケアによる医療保険を避けるための企業努力の裏返しなんてことは
滅多に指摘されません。
本来は原因や理由があるにもかかわらず、表面だけを撫でることが多いので、
相場はさらに見えにくくなっているような気がします。
昨日と今日と明日だけを見る習性は自らも含めた市場関係者の特質。
しかし、そうではなくて先を見据えられれば良いのでしょうがなかなか・・・。
GPIFによる株買い、日銀によるETF・REIT買い。
禁断の実を食べ始めた以上、もう後戻りはできないという現実は結構重く
評価されるべきなのでしょう。
皮相的な、あるいはストラテジスト馬渕氏の指摘するような
「ツーリスト投資家」に代表される3泊4日投資家の往来に右往左往する市場。
一方で、持ち株比率が20%を割りますます現金比率が高まってきた個人投資家。
選挙で投票する人がいないのとは違って、投資する銘柄には事欠かないのでしょうが、
同じ視点でみられているのが株式市場かのかも知れません。
日経平均株価の25日移動平均線は昨日17416円。
シカゴ日経先物の終値は16705円。
4%の下方かい離まで来てしましました。
幅にして昨日までの5日間で931円。
18030円の年初来高値を付けたのは先週月曜でした。
年末の日本株相場は終焉とみるのか、次のステップのためのすくみとみるのか。
前安倍政権の時の高値18261円を見果てぬ夢とみるのか。
中期的視点で見れば一里塚とみるのか。
たぶんツーリストにとってはそんなことはどうでもいいことで
機械的に上でも下でも利益され上げられれば良いのでしょう。
興味深かったのは、10銭刻みや50銭刻みになった呼値を1部の銘柄では
円に戻す動き。
是々非々での取り組みなのだろうが、いらないところにはいらないものを
ちりばめておく必要はないということなのでしょう。
今年の曜日別値上り率。
月曜(50%)火(58%)水(62%)木(43%)金(48%)。
火曜と水曜の実況担当で肌で感じていたことは数字的に間違っては
いなかったようです
特に今年は前半戦の水曜高と後半戦の火曜高の印象。
そして木曜安は年を通じて変わっていないのが気にかかります。
今日と明日は東京国際フォーラムで野村IRフェア。
元気な企業を見に行くことも大切なこと。
もっとも平日開催というのも結構微妙ですが・・・。
<12月16日 前引け相場概況>
16日の日経平均株価は大幅続落。
午前の終値は前日比324円48銭安の1万6774円92銭だった。
11月17日以来となる17000円の大台を割ってスタート。
その後も世界経済の先行き不透明感などから積極的な買いは限られ、日経平均は安値を切り下げる展開
原油先物相場の下落を背景にロシアなど資源国の通貨が下落。
原油安が資源国経済に打撃を与えるとの見方から欧米の株式相場が軒並み安となった流れを引き継いだ。
業種別では商社、金融、建設、倉庫、鉱業、証券などの下げが目立った。
TOPIX、日経ジャスダック平均株価も共に続落しました。
■日経平均 16,774.92(-324.48)
■東証1部出来高 11.80億株
■東証1部売買代金 1.16兆円
■日経平均先物 16,760(-260)
■TOPIX 1,355.88(-23.41)
■騰落 上昇128/下落1,665
■日経JQ 2,295.02(-24.02)
■ドル円 117.82
■全市場値上がり率ランキング
|
コード |
市場 |
名称 |
現在値 |
前日比 |
1 |
4840 |
Jグロース |
トライアイズ |
387 |
80 |
2 |
9204 |
東証1部 |
スカイマーク |
359 |
62 |
3 |
7748 |
Jスタンダード |
ホロン |
918 |
135 |
4 |
5724 |
Jスタンダード |
アサカ理研 |
2,870 |
369 |
5 |
3900 |
東証マザーズ |
クラウドワークス |
1,537 |
196 |
6 |
3038 |
東証1部 |
神戸物産 |
8,650 |
1,040 |
7 |
7172 |
東証マザーズ |
ジャパンインベストメントアドバイザー |
9,970 |
1,070 |
8 |
7510 |
東証2部 |
たけびし |
1,037 |
106 |
9 |
8107 |
東証1部 |
キムラタン |
10 |
1 |
10 |
3691 |
東証マザーズ |
リアルワールド |
2,789 |
263 |
■全市場値下がり率ランキング
|
コード |
市場 |
名称 |
現在値 |
前日比 |
1 |
4798 |
東証2部特設注意 |
エル・シー・エーホールディングス |
4 |
-1 |
2 |
7983 |
東証2部 |
ミロク |
328 |
-61 |
3 |
6666 |
J スタンダード |
リバーエレテック |
680 |
-122 |
4 |
6927 |
東証1部 |
ヘリオス テクノ ホールディング |
502 |
-79 |
5 |
3719 |
J スタンダード |
ジェクシード |
139 |
-21 |
6 |
3209 |
東証2部 |
カネヨウ |
90 |
-13 |
7 |
2656 |
J スタンダード |
ベクター |
626 |
-89 |
8 |
6079 |
東証マザーズ |
エナリス |
436 |
-62 |
9 |
4642 |
東証2部 |
オリジナル設計 |
528 |
-67 |
10 |
6616 |
J スタンダード |
トレックス・セミコンダクター |
6,720 |
-840 |
<兜町カタリスト>
「IRフェア」
市場で言われているアノマリー。
↓
1949年以降の十二支別年間騰落率集計。
未(ひつじ)年は年平均8%上昇。
下から4番目の派フォーマンス。
「1月効果」=1月は株価が上がりやすい。
国内では3月決算が多く、同様な事象が4月にも起こりやすい。
「セル・イン・メイ(5月に売れ)」が有名。
日本では5月に下落した年はほとんどは1〜4月に株価上昇している。
曜日別では「月曜日の株安」。
金曜日も売りが出やすい。
今年は月曜5円安、金曜1円安、火曜17円高、水曜37円高、木曜下落40円超。
曜日別値上り率=月(50%)火(58%)水(62%)木(43%)金(48%)。
火曜と水曜の実況担当で肌で感じていたことは数字的に間違ってはいなかった。
特に今年は前半戦の水曜高と後半戦の火曜高の印象。
そして木曜安は年を通じて変わっていない。
面白い傾向である。
<12月16日 相場展望>
[寄り付き概況]
16日の日経平均株価は大幅に続落でスタート。
前日比の下げ幅が一時300円を超えた。
15日の米国市場は続落。
16,800円前後で推移している。取引時間中に17,000円を下回るのは11月17日以来、約1カ月ぶり。
前週末の大幅な下げに対する反動から、NYダウは一時100ドルを超える上昇をみせる局面もあった。
しかし、原油安に歯止めがかからず、ロシアの通貨や株式が大幅に下落するなど信用不安の高まりが嫌気され、下げに転じている。
セクターでは、33業種全てが下げており、空運、鉱業、ゴム製品、機械、その他金融、精密機器、証券、不動産、倉庫・運輸、情報・通信などの弱さが目立つ。一方で、陸運、電力・ガス、医薬品などは小幅な下げにとどまっている。規模別指数は大型、中型、小型株指数ともに2桁の下落。
<信用取引規制関係>
◆東証、MKI株の制度信用銘柄の選定取り消し 16日付。日証金も同日付で貸借融資銘柄の選定取り消し。
◆東証、ケアネット株、日本精密株の信用取引に関する臨時措置を解除
6日売買分から。
日証金も同日から貸借取引自己取引分および非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分にかかる銘柄別増担保金徴収措置を解除。
◆東証、ランシステム株、イムラ封筒株の日々公表銘柄指定を解除 15日付。
◆東証、ビーロット株、テクノプロH株を制度信用銘柄に選定
16日売買分から。日証金も同日約定分から貸借融資銘柄に、19日から貸借担保金代用有価証券適格銘柄に追加。
◆東証、ID株を貸借銘柄に選定 22日売買分から。
日証金も同日約定分から貸借銘柄に追加。
◆東証、日本創発グループ株を制度信用銘柄に選定
1月5日売買分から。日証金も同日約定分から貸借融資銘柄に、1月8日から貸借担保金代用有価証券適格銘柄に追加。
◆日証金、東京リスマ株の貸借融資銘柄の選定取り消し
26日付。同日付で貸借担保金代用有価証券適格銘柄の選定も取り消し。
◎新規上場=〔東証1部〕gumi(3903、情報・通信)〔東証2部〕大冷(2883、食品)〔東証マザーズ〕アドベンチャー(6030、アドベンチャ、サービス)は18日
▽指定変更=〔東証2部〕たけびしは22日から1部〔名証2部〕日本商業開発は26日から1部
▽整理銘柄に指定=〔東証2部〕MKIは15日(上場廃止は2015年1月16日)
▽空売り比率=33.8%(東証、15日)
【15日の相場表変更】
▽新規上場=〔東1〕テクノプロ・ホールディングス(テクノプロH、サービス)
▽指定変更=〔東証マザーズ→東1〕M&Aキャピ(サービス)
▽監理・特設注意銘柄に指定=〔東証マザーズ〕京王ズHD
▼自社株取得枠設定(株数、金額は上限)
フジクラ 1500万株、90億円
神戸物産 60万株、30億円
トライアイズ 20万株、1億円
ロングライフホールディング 20万株、7500万円
▼立合外分売
インヴァスト証券 16日に1040円で6万株
【寄り付き前コメント】
16日の日経平均株価は売り優勢の展開になりそうだ。
日経平均株価の予想レンジは16600円−16900円。
12月NY連銀製造業景況指数が予想外の悪化となったほか、原油安が重しとなって米国市場は大幅安。
為替市場も円高方向へ振れており、日本株は寄り付きから厳しい売りに押されると想定する。ADRも全面安の状況で、内需関連株も下落。
物色から直近IPOや値動きの良い材料株の一角のみが動意付く相場となりそうだ。
国内では経済指標の発表はなく、海外では10時45分に発表される中国12月HSBC製造業PMIが注目される。
16日の主要外国証券経由の注文動向は、6社ベースで、売り1180万株、買い1650万株で、差し引き470万株の買い越し。買い越しは6営業日ぶり。
金額(6社ベース)も買い越し。
売りセクターに、精密、空運、サービス、機械、情報通信、小売、ゴム、電機、銀行、化学、鉄鋼など。
買いセクターに、自動車、電機、鉄鋼、化学、銀行、保険、情報通信、食品、小売、陸運など。
【NY概況】
12月15日の米国株式市場、ダウ工業株30種平均の終値は前週末比99ドル99セント安の1万7180ドル84セント。
ナスダック総合株価指数は48.44ポイント安の4605.16。
S&P総合500種は12.70ポイント安の1989.63。
値ごろ感からの買いや、11月鉱工業生産指数が高い伸びを記録したことで朝方は強含んだものの、その後、反落となった。
住宅関連指標の中でも先行性を持つ住宅市場指数の12月分が予想外に悪化したほか、原油安に歯止めがかからず、石油に依存しているロシアの通貨や株式が大幅下落し、信用不安が高まったことが嫌気された。
<予定>
16日【国内】
5年国債入札
《決算発表》
ツルハHD、西松屋チェ、アークランド
《新規上場》
SFPダイニング、マークラインズ、メディカル・データ・ビジョン、アトラ、U−NEXT
《株主総会》
CRI・MW、ホソカワミクロ、システムソフト
《銘柄異動》
菊水化
【海外】
中国12月HSBC製造業PMI(10:45)
仏・独・ユーロ圏12月PMI速報値(17:00、17:30、18:00)
英11月消費者物価(18:30)
独12月ZEW景況感指数(19:00)
ユーロ圏10月貿易収支(19:00)
スウェーデン中銀政策金利発表
ハンガリー中銀政策金利発表
FOMC(〜17日)
米11月住宅着工件数(22:30)
米11月建設許可件数(22:30)
休場:南ア
<12月15日 相場概況>
15日の日経平均株価は反落した。
前週末比272円18銭安の1万7099円40銭で終えた。
11月17日以来、約1カ月ぶりの安値となった。原油安でロシアやベネズエラなど産油国の経済が不安定になるとの観測から投資家のリスク回避姿勢が強まった。
前週末の欧米株が大幅安となったほか、15日のアジア市場でも主要株価指数が軒並み下げ、東京市場でも同様の流れが広がった。
ただ、総選挙で与党が勝利し、安倍晋三政権による経済政策「アベノミクス」が継続する見通しとなったことは、主に内需関連株の下支え要因となった。
東証株価指数(TOPIX)は同20.36ポイント(1.45%)安の1379.29。
日経平均株価同様に11月17日以来、約1カ月ぶりの安値だった。
東証1部の売買代金は概算で2兆2602億円となり、2日以来、2週弱ぶりの少なさとなった。
売買高は21億6718万株。
東証1部の値下がり銘柄数は1328で7割を超えた。値上がりは439、変わらずは83、比較不可は1だった。
業種別では、輸送用機器、保険業、空運業が下落率上位だった。一方、上昇したのは鉱業、小売業の2業種のみだった。
日銀が発表した企業短期経済観測調査(短観)で大企業・建設業の業況判断指数(DI)が1992年2月以来の高水準となったことが支えとなった。
アサヒやニチレイなどの食品株、花王や資生堂などの化粧品株も高かった。
東証2部株価指数は3日ぶり反落。
日経ジャスダック平均は前週末比16円22銭安の2319円04銭と反落。
ベクター、C&GSYS、ホロンがストップ高。SJIは一時ストップ高と値を飛ばし、ソリトン、第一化成、FXPbyGMO、サンコーテクノも買われた。
東証マザーズ指数は前週末比10.33ポイント安の905.29と続落。
モルフォ、クラウドワークス、スノーピークがストップ高で引け、比較、SHIFT、GMOテックも一時ストップ高、ファーマF、WSCOPEは値上がり率上位に買われた。
<指標一覧>
終値 |
|
|
日経平均株価 |
17,099.40 |
-272.18 |
日経平均先物 |
17,020.00 |
-360 |
TOPIX |
1,379.29 |
-20.36 |
TOPIX先物 |
1,375.00 |
-26 |
東証2部指数 |
4,313.00 |
-25.23 |
JASDAQ |
2,319.04 |
-16.22 |
マザーズ |
905.29 |
-10.33 |
出来高 |
|
|
東証1部 |
2167180 |
2260219 |
東証2部 |
260440 |
32161 |
<12月15日 前場相場概況>
■日経平均 17,144.41(-227.17)
■東証1部出来高 11.48億株
■東証1部売買代金 1.12兆円
■日経平均先物 17,140(-240)
■TOPIX 1,384.20(-15.45)
■騰落 上昇696/下落1,026
■日経JQ 2,327.13(-8.13)
■ドル円 118.60
------------------------------------------
日経平均株価は反落しました。
朝方は、前週末の米国株安や日銀短観での大企業製造業の判断DIが市場予想を下回ったほか、衆院選の与党勝利も想定の範囲内で材料出尽くし感が強まったことから、売り先行でスタート。
一時334円37銭安の1万7037円21銭まで下げ幅を拡大する場面が見られました。ただ、売り一巡後は、14日の衆議院選で、与党が議席数の3分の2を獲得したことから、経済対策に期待する買いも入っている模様で、下げ幅を縮小する動きとなりました。その後は、安値圏で軟調に推移し前場を終了。
業種別では、ほぼ全ての業種が値下がり。
値下がり上位は、保険業、空運業、証券商品先物。
一方、値上がりしたのは、小売業、水産・農林業、サービス業のみ。
TOPIX、日経ジャスダック平均株価も共に反落しました。
自民圧勝は織り込み済みとはいえ、長期安定政権、アベノミクス第2幕への思惑などから、政策関連への物色が強まりやすいようである。
<兜町カタリスト>
「マクラ」
志の輔師匠のマクラは秀逸である。
例えば・・・。
ゲリラ豪雨に対処するのに、人間は結局今も傘をさしている。
コンピューターやらスマホやら、技術がどんなに発展しても、
やっぱり車はワイパーを使って水滴を避けている。
面白いのは選挙速報が楽しみという話。
枝豆とビールでスタンバイして、選挙速報を見はじめたとたんに、
「開票1%、当選確実」とは、一体何なんだ、という話。
持ち出されるのが理学博士の秋山仁教授による当選確実の理論。
わかったようでわからないのだが妙に納得させられる。
「鍋いっぱいの味噌汁の味を確認するために、鍋いっぱい味見しますか?
スプーンひと口で分かるでしょ?
これが、開票率1%で当選確実の理屈です」。
これを評して「出来上がった味噌汁と終わったばかりの選挙と一緒?」。
なんて疑問が湧いてもいけない。
昨夜はこの瞬間当確を実感した。
昔は夏の選挙が多かったから枝豆とビ−ル。
最近は冬の選挙が多いから鍋に熱燗が似合うのだろうか。
ところで・・・。
昨年年末比の騰落利率は1位アルゼンチン53.3%。
2位上海38.9%。
3位フィリピン・トルコ22.7%。
以下5位インドネシア、6位タイ。
一方最下位はロシアのマイナス44.6%。
2位ギリシャマイナス29.1%。
3位ブラジルマイナス6.8%。
以下英国、韓国、フランスと続く。
日本は今まだ中庸の世界。
そして株式市場関係者が選んだ企業10大ニュース。
1位アマダ(6113)。利益をすべて株主に還元すると発表。
2位住友商事(8053)シェール開発の失敗などで2700億円の減損損失を計上。
2位トヨタ(7203)今期連結純利益が初の2兆円に。
4位三井物産(8031)初の自社株買い実施。
4位春の労使交渉でトヨタ(7203)など主要企業がベア実施一斉回答。
6位ファーストリテ(9983)「ユニクロ」で初の一斉値上げ。
7位ベネッセ(9783)顧客情報を大量流出
7位トヨタ(7203)世界で初めて燃料電池車を一般向けに発売。
9位ソフトバンク(9984)傘下のスプリントによるTモバイル買収が白紙に。
9位横浜銀行(8332)東日本銀行(8536)が経営統合の方針。
土曜の日経では「外国人株主、内需企業にも」の見出し。
三井不動やりそな、安藤ハザマなどの持ち株比率が上昇している。
全体でみた外国人持ち株比率は30.9%で今年3月より1ポイント上昇。
過去最大になっている。
ただ売買比率は6割を超えているからまだまだアンバランス。
一方で個人比率は減少継続。
17.9%と3月から0.8ポイント下落した。
いいとことは持っていかれてしまうだろうか。
押さえておきたい数字は原油価格の影響。
原油価格が20%低下すれば産油国から消費国へ年6700億ドルの所得移転効果。
これは日本経済にとって悪いことではない筈。
皮相的な見方の原油安株安は拭った方が良いような気がする。
<12月15日相場概況(寄付き後)>
15日の日経平均株価は反落して始まった。
前週末比330円前後安の17,040円前後で推移。
原油の国際価格が下落し、ロシアなど産油国の経済不安につながるとの観測から、前週末の欧米株式相場が大きく下げた流れを映した。日銀が朝方発表した企業短期経済観測調査(短観)で大企業・製造業の業況判断指数(DI)が2期ぶりに悪化したことも一定の売り材料となった。総選挙で与党が大勝したことにはおおむね反応薄だった。
セクターでは33業種全てが下げており、保険、空運、輸送用機器、ゴム、証券、精密、鉄鋼、機械、電気機器などの弱さが目立つ。
日銀短観は大企業製造業プラス12で着地でほぼ想定内。
9月がプラス13だったので悪化は悪化だが・・・。
昨日のNYダウは315ドル安の17280ドルと反落。
NASDAQは54ポイント安の4653ポイント。
S&P500は33ポイント安の2002ポイント。
ダウ輸送株指数は90ポイント安の8836ポイント。
週間ではNYダウが3.7%、 S&Pが3.5%、NASDAQが2.7%下落 。
1週間の下落率としては、NYダウが2011年11月以来、
S&Pは2012年5月以来の大きさ。
WTI原油先物はバレル57ドル台と続落。
原油価格の下落と中国の経済減速を懸念との解釈。
3市場の売買高は約76億株。
CME円建ては大証比245円安の17135円。
ドル建ては大証比140ポイント安の17240ポイント。
ドル円は118.78円。
10年国債利回りは2.083%。
外資系等はツルハ(3391)、鉄(5401)、三菱UFJ(8306)、コマツ(6301)、東急(9005)に注目。
テクニカル的には大成建(1801)、クックパッド(2193)、DeNA(2432)、明治電機(3388)、ツルハ(3391)、ファイン(3649)、
シーラボ(4924)、高田機(5923)、ミネベア(6479)、東電(9501)、九電(9508)が動兆。
<信用取引規制関係>
◆東証、イナリサーチ株、FFRI株、サノヤスHD株の日々公表銘柄指定を解除 12日付。
◆東証、カネヨウ株を日々公表銘柄に指定 15日から。
◆東証、高度紙株の信用取引に関する臨時措置
委託保証金率を15日売買分から50%以上(うち現金20%以上)とする。
日証金も同日以降、貸借取引自己取引分および非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分にかかる貸借担保金率を現行30%から50%(同20%)とする。
◆東証、アンビション株の信用取引に関する臨時措置を解除 15日売買分から。
日証金も同日から貸借取引自己取引分および非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分にかかる銘柄別増担保金徴収措置を解除。
◆東証、クラウドW株、弁護士COM株を制度信用銘柄に選定 15日から。
日証金も同日約定分から貸借融資銘柄に、18日から貸借担保金代用有価証券適格銘柄に追加。
◆東証、UCS株を貸借銘柄に選定 19日売買分から。
日証金も同日約定分から貸借銘柄に追加。
◎新規上場=〔東証2部〕竹本容器(4248、化学)〔東証マザーズ〕フルッタフルッタ(2586、フルッタ、食品)〔ジャスダック〕今村証券(7175、金融・保険)は17日
▽上場廃止=〔東証1部〕ダイエー〔ジャスダック〕EPミントは26日
▽指定変更=〔東証2部〕ウェルネット、ウィルGは19日から1部
▽監理銘柄に指定=〔東証マザーズ〕SBIライフは11日、京王ズHDは12日
▽空売り比率=34.6%(東証、12日)
【12日の相場表変更】
▽新規上場=〔東証マザーズ〕クラウドワークス(クラウドW、情報・通信)
▽上場廃止=〔ジャスダック・整理〕プラネックス
▽指定変更=〔東2→東1〕ファルテック(輸送用機器)
▽監理銘柄に指定=〔東証マザーズ〕SBIライフ
▼自社株取得枠設定(株数、金額は上限)
ビジネス・ブレークスルー 10万株、4000万円
▼一単元の株式数変更
レオン自動機 2015年2月1日付で1000株から100株
<寄付き前コメント>
15日の日経平均株価は、やや波乱含みの相場展開になりそうだ。12日の米国市場では原油相場の急落が嫌気され、NYダウが300ドルを超える下落となった。幻のSQ値を割り込み、一気に市場心理が弱気に傾きやすい。
予想レンジは17100円ー17300円。
衆議院選挙は与党圧勝と事前のシナリオ通りの結果となったことで、相場への影響は限定的とみられる。
エネルギー株の下落で大幅調整を強いられた米株市場の動向を受けて、朝方は軟調な推移が想定される。
自公併せて衆議院の3分の2以上の議席を獲得したことで、成長戦略の加速が期待され、戦略関連の銘柄に短期資金が集まる可能性もあるだろう。
8時50分に12月調査日銀短観が発表されるが、9月調査からは横ばいととの予想が多い。13時には11月首都圏新規マンション発売が発表される。
15日の東証寄り付きの主要外国証券経由の注文動向は、6社ベースで、売り1520万株、買い830万株で、差し引き690万株の売り越し。売り越しは5営業日連続。金額(6社ベース)も売り越し。
売りセクターに、銀行、サービス、電機、陸運、化学、機械、情報通信、食品、建設、精密など。
買いセクターに、電機、自動車、保険、銀行、不動産、建設、食品、情報通信、小売など。
【NY概況】
先週末の米国市場は、12月の米ミシガン大消費者信頼感指数は約8年ぶりの高水準となったが、原油安や中国経済をめぐる懸念がこれを相殺され、大幅下落となった。
NYダウの終値は前日比315ドル51セント安の1万7280ドル83セント。ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は同54.56ポイント安の4653.60。機関投資家が運用指標するS&P総合500種は同33.00ポイント(1.62%)安の2002.33。
本日の注目予定
【国内】
8:50
12月日銀短観(予想:大企業製造業DI:+13)
テクノプロ・ホールディングス
<6028>が東証1部に新規上場(公開価格:1950円)
【海外】
22:30
米・12月NY連銀製造業景気指数(予想:12.00、11月:10.16)
23:15
米・11月鉱工業生産指数(前月比予想:+0.7%、10月:-0.1%)
23:15
米・11月設備稼働率(予想:79.3%、10月:78.9%)
24:00:00
米・12月NAHB住宅市場指数(予想:59、11月:58)
6:00
米・10月対米証券投資・長期有価証券(株式スワップ等除く)(9月:+1643億ドル)
欧州連合(EU)外相理事会
<12月12日 相場概況>
12日の日経平均株価は4日ぶりに反発した。
前日比114円18銭高の17,371円58銭で終えた。
17500円を上回る場面があった。
株価指数先物・オプションの特別清算指数(SQ)算出を無難に通過し、前日の米株高と合わせて投資家心理の改善につながった。
このところ出遅れ感の強かった内需関連株に買いが優勢だった。
ただ、大引けにかけては14日の総選挙や15日の日銀企業短期経済観測調査(短観)発表などの重要イベントを控えていることから伸び悩んだ。
東証株価指数(TOPIX)は同2.61ポイント高の1399.65。4日ぶりの反発。
東証1部の売買代金は3兆6314億円で、日銀の追加金融緩和の影響が色濃く残っていた11月4日以来、5週半ぶりの多さ。
売買高は31億644万株で、11月12日以来、1カ月ぶりの多さだった。
東証1部の値上がり銘柄は786、値下がりは934、変わらずは129だった。
個別では、キヤノンが高く、富士重も堅調。ファーストリテが買われ、ディーエヌエー、JUKIが大幅高。OSJBHDも物色人気。クックパッド、TASAKIなども値を飛ばした。
東証2部株価指数は続伸。
日経ジャスダック平均は、前日比3円22銭高の2335円26銭と続伸。
リバーエレテク、サンオータス、ホロン、研創がストップ高で引け、麻生フオーム、日本一S、ミクロン精密は一時ストップ高、GFA、ケアサービスも値を飛ばした
東証マザーズ指数は前日比6.81ポイント安の915.62と3日ぶり反落。
スノーピークがストップ安。GMOテック、UNITED、フィンテック、PCNETも売られた。一方、フライト、エイティングがストップ高。DEAR・L、AMBIT、プラズマ、シュッピンも買われた。
きょう新規上場したクラウドワークスは公開価格を73.2%上回る1316円の初値をつけた。11日に上場した弁護士コムの初値は公開価格の3.2倍となる3880円、ビーロットはこの日も売買が成立せず1万640円カイ気配のまま取引を終了した。
来週は神経質な展開となりそうだ。
12月15日週の週初は、12月14日に投開票される衆議院選挙の結果を反映する相場となるか注目される。
自民党単独で300議席を獲得する圧勝となれば、政権運営の安定化を好感した買いが入ると予想される。
12月8日週に日経平均は18030円の年初来高値を更新。
その後は円安基調の一服から利益確定売りに押されたがメジャーSQ通過後は買い戻しが入っており、相場の底堅さが確認されたため下値不安は少ない。
スケジュールを見てみると・・・
週末:衆議院選挙
15日(月)日銀短観(大企業製造業でプラス12程度、9月はプラス13)、首都圏新規マンション販売、米鉱工業生産、NY連銀製造業
16日(火)米FOMC(〜17日)、住宅着工件数、独ZEW景況感、中国HSBC製造業PMI
17日(水)貿易収支、11月訪日外国人、BBレシオ、リニア新幹線起工式、米経常収支、イエレンFRB議長会見
18日(木)日銀金融政策決定会合、米フィラデルフィア連銀景況感、EU首脳会議
19日(金)黒田日銀総裁会見、米メジャーSQ
昨年大納会高値は16320円(終値16291円)
9月月足陽線基準は15476円(9月1日終値)
10月陽線基準は16082円(10月1日終値)
11月陽線基準は16862円(11月4日終値)
12月陽線基準は17590円(12月1日終値)
10月SQ値は15296円。
11月SQ値は17549円。
指標一覧
終値 |
|
|
日経平均 |
17,371.58 |
114.18 |
日経平均先物 |
17,380.00 |
160 |
TOPIX |
1,399.65 |
2.61 |
TOPIX先物 |
1,401.00 |
7.5 |
東証2部指数 |
4,338.23 |
15.41 |
JASDAQ |
2,335.26 |
3.22 |
マザーズ |
915.62 |
-6.81 |
出来高 |
|
|
東証1部 |
3106440 |
3631476 |
東証2部 |
236760 |
29116 |
<12月12日 前場の相場概況>
■日経平均 17,474.90(+217.50)
■東証1部出来高 17.94億株
■東証1部売買代金 2.27兆円
■日経平均先物 17,460(+240)
■TOPIX 1,408.83(+11.79)
■騰落 上昇1,197/下落508
■日経JQ 2,336.52(+4.48)
■ドル円 118.86
-----------------------------------------------
日経平均株価は大幅反発。
前日の米国株高や外為の円安基調が好感されて、朝方から買い先行で始まりました。株価指数先物・オプションのSQ算出に伴う波乱がなく、安心感などで買いが入り、じりじりと値を上げる展開で前場の取引を終了。
業種別では、ほぼ全ての業種が値上がりした。
値上がり上位は、建設業、電気機器、保険業。一方、値下がりしたのは、石油石炭製品、鉱業、その他金融業。
個別ではトヨタが堅調、ファーストリテも大幅高。信越化、花王が上昇。グローブライド、日曹達、関電化も高い。東京綱も活況高。クックパッド、ディーエヌエーも値を飛ばした
TOPIXは反発、日経ジャスダック平均株価は続伸。
本日新規上場となったクラウドワークス[3900](東マ、売買単位100株)は買い気配を上げて11時23分に1316円(公開価格760円の73%高)で初値をつけ、
その後1339円まで上げた。
<12月12日 相場展望>
【寄付き後の概況】
日経平均株価は、17365.05円(前日比+107.65円 9時31分現在)で推移。
日経平均は4日ぶりに反発で始まった。
予想を上回った小売売上高などが好感された米国市場の上昇や、為替相場の円安の流れを受けて買いが先行した。
この日は株価指数先物・オプションの特別清算指数(SQ)算出日となった。SQ値はQUICKの試算では1万7281円64銭。期先への乗り換え(ロールオーバー)が進み、「相場の大きな波乱要因にはならなかった」との声が聞かれた。
セクターでは、精密機器、電力・ガス、電気機器、水産・農林、サービス、医薬品などが上昇。
一方で、鉱業、卸売、不動産、食料品、ゴム製品、石油・石炭、小売などが小安く始まった。
売買代金上位では、SQに絡んだ商いからファーストリテ、トヨタ、ソフトバンク、ファナック、キヤノなど主力処が上位に並んでおり、全般堅調。
外資系等は、ブロッコリー(2706)、いすゞ(7202)、日立ハイテク(8036)、三井住友(8316)、JAL(9201)、五洋(1893)、大和(8601)、東海東京(8601)、大成(1801)、タダノ(6395)、Vテク(7717)に注目。
テクニカル的には、ロイヤル(8179)、カプコン(9697)、リニカル(2183)、森永製菓(2201)、ディップ(2379)、アダストリア(2685)、キューピー(2809)、JIN(3046)、トリドール(3397)、保土谷(4112)、ファンケル(4921)、富士石油(5017)、住友精密(6355)、ヘリオス(6927)、萩原電(7467)、シークス(7613)、マーベラス(7844)、スカイマーク(9204)、テレ東(9413)が動兆。
<信用取引規制関係>
◆東証、光陽社株、ネプロJ株の日々公表銘柄指定を解除 11日付。
◆東証、ユナイテッド株を日々公表銘柄に指定 12日から。
◆東証、GMOTE株、スノーピーク株を制度信用銘柄に選定
12日売買分から。日証金も同日約定分から貸借融資銘柄に、17日から貸借担保金代用有価証券適格銘柄に追加。
◆東証、トレイダーズ株の信用取引に関する臨時措置
委託保証金率を12日売買分から50%以上(うち現金20%以上)とする。
日証金も同日以降、貸借取引自己取引分および非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分にかかる貸借担保金率を現行30%から50%(同20%)とする。
◎新規上場=〔東証2部〕菊水化、SFPダイニング(3198、SFP、商業)、〔東証マザーズ〕メディカル・データ・ビジョン(3902、MDV、情報・通信)、U―NEXT(9418、情報・通信)、アトラ(6029、サービス)、〔ジャスダック〕マークラインズ(3901、マークライン、情報・通信)は16日
▽空売り比率=34.1%(東証、11日)
>
【11日の相場表変更】
▽新規上場=〔東証マザーズ〕スノーピーク(その他製造)、ビーロット(不動産)、GMO TECH(GMOTE、サービス)、弁護士ドットコム(弁護士COM、サービス)
▼自社株取得枠設定(株数、金額は上限)
エンプラス 100万株、45億円
ドクターシーラボ 80万株、30億円
▼立合外分売
三重交通グループホールディングス 19〜25日に190万6600株
【オープニングコメント】
12日の日経平均株価は、買い先行で堅調な展開を想定する。
日経平均株価の予想レンジは17100円−17400円。
11月小売売上高が好調だったほか、他の経済指標も良好で米株市場は上昇、前日までのリスクオフムードは払拭された感がある。
メジャーSQを迎えて寄り付きは波乱含む可能性もあるが、前日まで日経平均は3日続落で節目の17000円手前まで調整しており、押し目買いが入りやすい状況といえる。
ただ、14日の衆院選を見極めたいとの思惑から、後場にかけては様子見ムードが強まることも考えられる。
経済指標では13時に10月鉱工業生産確報値の発表がある。
物色の流れは年末に向けて個人主体になりやすいが、昨日のIPOは好スタートを切った格好。
その後利食いが強まる面もあったが、利食い資金は足元で低迷していた中小型株に還流しやすい。
12日の寄り付き前の主要外国証券経由の注文動向は、6社ベースで、売り890万株、買い680万株で、差し引き210万株の売り越し。
売り越しは4営業日連続。金額(6社ベース)も売り越し。
売りセクターに、化学、機械、自動車、電機、小売、情報通信、サービス、精密、通信など。
買いセクターに、化学、自動車、電機、銀行、商社、機械、保険、鉱業、情報通信、食品など。
■NYダウ
17,596.34 +63.19
■ナスダック
4,708.16 24.14
■CME225(ドル建て)
17,405 +185(大証比)
■CME225(円建て)
17,300 +80(大証比)
■英FT100
6,461.70 -38.34
■上海総合指数
2,926.66 -13.34
■ドル円
118.92
【NY概況】
11日のNY市場は上昇。市場予想を上回る11月小売売上高速報の結果を好感した。また、週間新規失業保険申請件数が予想を下回るなど強い内容が並び、終日堅調に推移したものの、引けにかけては利益確定売りに押され伸び悩む展開となった。
セクター別では不動産を除いて全面高となり、生活必需品小売や運輸の上昇が目立った。
【予定】
■国内(12日)
10月鉱工業生産確報値(13:00)
メジャーSQ算出日
《決算発表》
エイチーム、フルスピード、アイ・ケイ・ケイ、くらコーポ、ファーマフーズ、丸善CHI、メガネスーパ、稲葉製作、テックファーム、モルフォ、エニグモ、ソフトウェアサー、ザッパラス、フリービット、ロングライフ、イハラケミカル、ウエスコHD、石井表記、ヤーマン、ハイレックス、ウイルコHD、TASAKI、JPNHD、ファースト住、ドームなど
《株主総会》
サイバーエージ、ステップ
《新規上場》
クラウドワークス
■海外(12日)
中国11月都市部固定資産投資(14:30)
中国11月小売売上高・鉱工業生産(14:30)
欧州10月鉱工業生産(19:00)
ブラジル10月小売売上高(20:00)
米11月生産者物価(22:30)
メキシコ10月鉱工業生産(23:00)
米12月ミシガン大学消費者信頼感指数(23:55)
露100月貿易収支
休場:メキシコ
<12月11日 相場概況>
日経平均は3日続落。
世界的な景気減速懸念が広がるなか、10日の米国市場でもリスク回避の動きが強まり、NYダウが200ドル超の下落、ドル・円も117円台まで円高に振れたことなどを受けて、日経平均は200円超の下落でスタート。
朝方には一時前日比368.95円安の17043.63円まで下落する場面もあったが、直近のきつい調整を背景に下値では押し目買いが入り、下げ幅を縮小する展開となった。
大引けの日経平均は前日比155.18円安の17257.40円となった。
東証1部の売買高は22億9316万株、売買代金は2兆5128億円だった。
東証1部の値下がり銘柄数は全体の64%にあたる1183、値上がりは564、変わらずは101だった。
業種別では、鉄鋼、銀行業、金属製品が下落率上位だった。
一方、上昇したのは空運業、陸運業の2業種のみだった。
個別では、カナモト(9678)、アーレスティ(5852)、丹青社(9743)などが東証1部下落率上位に。一方、富士重<7270>、日立(6501)、キヤノン(7751)、伊藤忠(8001)、ケネディクス(4321)などが堅調。また、マーベラス(7844)は8%高と上げが目立ったほか、ヘリオステクノ(6927)、スカイマーク(9204)、コロプラ(3668)などが東証1部上昇率上位となった。
日経ジャスダック平均は4日ぶり反発。
トミタ電機、精養軒がストップ高で引け、サンキャピタル、ネクス、シーシーエスも一時ストップ高、ACHL、エン・ジャパンは値上がり率上位に買われた。
きょう新規上場した4社のうち、GMOTEとスノーピークは後場に公募・売り出し価格(公開価格)の2倍強の初値を付けた。GMOTEはその後、制限値幅の下限(ストップ安)まで売られた。弁護士COMとビーロットは終日買い気配で、初値は翌日以降に持ち越しになった。
指標一覧
終値 |
|
|
日経平均 |
17,257.40 |
-155.18 |
日経平均先物 |
17,210.00 |
-260 |
TOPIX |
1,397.04 |
-9.79 |
TOPIX先物 |
1,390.00 |
-22 |
東証2部指数 |
4,322.82 |
1.3 |
JASDAQ |
2,332.04 |
1 |
マザーズ |
922.43 |
5.89 |
出来高 |
|
|
東証1部 |
2293160 |
2512816 |
東証2部 |
208840 |
30754 |
<12月11日 前引け相場概況>
■日経平均 17,247.61(-164.97)
■東証1部出来高 12.30億株
■東証1部売買代金 1.30兆円
■日経平均先物 17,250(+220)
■TOPIX 1,393.73(-13.10)
■騰落 上昇440/下落1,286
■日経JQ 2,321.26(-9.78)
■ドル円 118.12
--------------------------------------------------
日経平均株価は続落しました。
前日米国市場の大幅安や為替相場での円上昇など外部環境の悪化を嫌気して、朝方から処分売りの動きが先行しました。
日経平均は一時1万7040円近辺まで水準を下げ大台攻防を意識させたが、その後は為替が円安方向に押し戻されたことなどを足場に押し目買いが入り、下げ渋って前場の取引を終了。
個別ではトヨタ、ソフトバンクが軟調、ファーストリテも下げた。カナモト、カーバイドが安く、関西ぺなども値を下げた。
半面、マーベラスが買われ、信越化も堅調。UACJ、保土谷も買いが優勢。スカイマークが値を飛ばし、enishも大幅高。良品計画も上昇した
業種別では、ほぼ全ての業種が値下がりしました。値下がり上位は、証券商品先物、鉄鋼、鉱業。一方、値上がりしたのは、空運業のみとなりました。
TOPIX、日経ジャスダック平均株価も続落しました。
<兜町カタリスト>
「悪弊」
11月17日517円安で16973円。
GDP速報値のマイナスを嫌気しての下落だった。
10月17日205円安で14532円。
この時はわずか7日で1152円の下落。
市場はエボラ出血熱、企業業績、原油価格の下落を悪材料視していた。
「月の20日に物売るな」の格言のような動きだった。
そして今回。
エボラ出血熱は後退したものの原油価格の下落は相変わらずの悪材料。
そして米金利上昇懸念とギリシャ財政への懸念。
これに中国など新興国経済への懸念が喧伝された格好。
売り手の悪あがきと買い手の利食いが都合悪く年末に重なったというところだろう。
東京はソフトバンクの7日続落にみるように指数先導型の下落。
もっとも世界的株安でありSQ通過は単なる地方的材料。
そして衆院選も同様。
解散総選挙アノマリーは返り討ちにあったのかも知れない。
市場では「原油先物価格の下落によって出た損失を埋めるため」の売りとの声。
原油価格の下落が世界経済に与える影響を憂うるのではなく、
原油先物売買の損失補てんのための株売り。
だから原油安→株安。
この方がスッキリする。
市場至上主義の悪弊でもあるが・・・。
地域的悪材料は日銀が昨日ETF購入を見送ったこと。
月曜は株価プラスでも買ったのに昨日は大幅安でも見送りという恣意的動き。
背景は玉切れとの指摘。
日銀がETF買い入れを始めた2010年12月からの買い入れ合計額は3兆7734億円。
2014年末の買い入れ目標額である3兆8000億円まで残り266億円と迫っていた。
このところの買い入れ額は374億円だったからもう買えないという解釈。
昨日の下げで買わず、今日の下げでも買えなかったとしたら、少し硬直的過ぎるのだが・・・。
昨日突飛高したのがカネヨウ(3209)。
兼松系の寝具・生活雑貨等の専門商社で業績はパッとしない。
ただ羊毛を扱っているので「羊」関連との声も・・・。
旧大阪二部銘柄現東証ニ部銘柄の異彩高という感じだろうか。
松井証券信用評価損益率速報は売り方マイナス11.925%。
買い方マイナス7.234%。
やや欲求不満で反転した印象。
QUICK調査の信用評価損率(12月5日現在)はマイナス7.01%で3週連続改善。
裁定買い残は1193億円増加し3兆5741億円。
日経平均株価の25日移動平均線は17372円でプラス0.23%のカイ離。
前場は下回った。
75日線は16233円で7.27%のプラスカイ離。
200日線は15380円で13.21%のプラスカイ離。
「勝手雲」の下限は16668円。
<12月11日 相場概況(寄付き)>
[寄り付き概況]
日経平均 : 17180.49 (-232.09)
TOPIX : 1386.96 (-19.87)
日経平均は大幅続落でのスタート。
一時下げ幅は300円を超える状況に。
NY株式市場が大幅安となったほか、為替市場でも円高反転の動きが強まるなど、外部環境の悪化を嫌気して処分売りの動きが先行する格好に。
また、寄り付き前の外資系証券売買動向などから、海外投資家の売り圧力に対する警戒感も強まっているほか、日銀のETF買いに対する期待値も低下など、需給面への懸念も強まる状況に。
セクターでは、空運のみが唯一のプラスサイド。証券、鉄鋼、海運などが3%近い下落となっている。
売買代金上位では、トヨタ(7203)、富士重(7270)、マツダ(7261)など自動車株の軟調さが目立つ。
一方で、マーベラス(7844)は逆行高スタートに。
本日は4社がIPOとなっているが、各社ともに買い気配のスタートと、短期資金が集中する形になっている。
新規上場の弁護士COM (6027) は12.0億円とトップの買い注文(売りは2.0億円)を集めて特別買い気配を切り上げている。
VIX短先物 (1552) やTPXベア2 (1356) 、リバーエレク (6666) も買いが売りを大幅に上回る注文が入っており、買い気配を切り上げてストップ高まで買い進まれる可能性がある。
225先物は、三菱・クレディ・モルスタ・ニューエッジ・パリバ・日興が買い越し。
野村・GS・大和・岡三・アムロ・東海東京が売り越し。
TOPIX先物はソジェン・パリバ・三菱・大和・日興が買い越し。
ニューエッジ・みずほ・野村・GS・クレディ・バークレイズ・UBSが売り越し。
外資系等は、テンプ(2181)、エンジャパン(4849)、メイテック(9744)、
住友大阪セ(5232)、太平洋セ(5232)、コーセル(6905)、ファンケル(4921)、良品計画(7451)、積ハ(1928)、大和ハ(1925)、レーザーテック(6920)、新生銀(8303)、りそな(8308)、前田建(1824)、クボタ(6326)、デンソー(6902)、三菱UFJ(8306)、みずほ(8411)に注目。
テクニカル的には、東日本ハウス(1873)、フジッコ(2908)、
サイバネット(4312)、資生堂(4911)、大チタ(5726)、
萩原電気(7467)が動兆。
<12月11日 相場展望>
<寄付き前>
11日の日経平均株価は、昨日同様の売り優勢の展開になりそうだ。
日経平均株価の予想レンジは17000円−17300円。
10日のNYダウは大幅下落となり、17500ドル割れ寸前まで下げている。
世界的な景気減速懸念が広がるなか、原油相場の急落を背景にエネルギー関連を中心に売りが広がっていた。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比305円安の17165円となり、これにサヤ寄せする格好でスタートするだろう。
メジャーSQを迎えて値がさ株を中心に大幅調整を強いられることが想定されるため、短期資金は中小型株へと向かう可能性が高い。
東証マザーズ市場では、弁護士COM(6027)、ビーロット(3452)、GMOTE(6026)、スノーピーク(7816)の4社が本日上場するため、個人投資家を中心にIPO銘柄物色が賑わうか注目したい。
経済指標では8時50分に0月第三次産業活動指数、10月機械受注、11時に11月都心オフィス空室率の発表がある。
11日の主要外国証券経由の注文動向は、6社ベースで、売り1120万株、買い830万株で、差し引き290万株の売り越し。売り越しは3営業日連続。金額(6社ベース)も売り越し。
売りセクターに、サービス、機械、情報通信、通信、電機、化学、薬品、自動車、ゲーム、銀行、電力、ガスなど。
買いセクターに、情報通信、食品、ガラス、商社、機械、化学、電機、自動車、銀行、薬品、サービスなど。
<海外市場>
■NYダウ
17,533.15 -268.05
■ナスダック
4,684.03 -82.44
■CME225(ドル建て)
17,165 -305(大証比)
■CME225(円建て)
17,165 -305(大証比)
■英FT100
6,500.04 -29.43
■上海総合指数
2,940.88 +84.61
■ドル円
117.96
<NY概況>
10日の米国株式相場は下落。
前日に続き、世界的な景気減速懸念が広がる中、原油価格の大幅続落を受けて、業績に及ぼす影響が嫌気されたエネルギー関連株に売りが向かい、軟調推移。午後は下げ幅を広げる展開となり、ここ2カ月での最大の下落幅となった。
セクター別では全面安となり、エネルギーや自動車・自動車部品の下落が目立った。
<信用取引規制関係等>
東証、アサカ理研株の信用取引に関する臨時措置を解除
11日売買分から。日証金も同日から貸借取引自己取引分および非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分にかかる銘柄別増担保金徴収措置を解除。
◆東証、MCJ株の信用取引に関する臨時措置
委託保証金率を11日売買分から50%以上(うち現金20%以上)とする。
日証金も同日以降、貸借取引自己取引分および非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分にかかる貸借担保金率を現行30%から50%(同20%)とする。
◆東証、メディネット株の日々公表銘柄指定を解除 10日付。
◆東証、インタートレ株、フィンテック株を日々公表銘柄に指定 11日から。
▽新規上場=〔東証1部〕テクノプロ・ホールディングス(6028、テクノプロH、サービス)は15日
▽指定変更=〔東証2部〕デリカフーズは17日から1部
▽空売り比率=33.4%(東証、10日)
【10日の相場表変更】
▽指定変更=〔ジャスダック→東2〕IBJ(サービス)
▼立合外分売
アインファーマシーズ 11日に3244円で10万株
モジュレ 11日に765円で3万5000株
シーティーエス 17〜19日に8万5600株
今日の注目スケジュール:10月機械受注、米11月小売売上高など
■国内(11日)
10月第三次産業活動指数(8:50)
10月機械受注(8:50)
11月都心オフィス空室率(11:00)
《決算発表》
クロスプラス、菊池製作、オハラ、巴工業、サムコ、ナイスクラップ、3Dマトリックス、オービス、アルデプロ、日本テレホン、泉州電
《株主総会》
マルサンアイ、BEENOS、ノエビアHD
《新規上場》
ビーロット、弁護士ドットコム、GMOTECH、スノーピーク
■海外(11日)
NZ準備銀行金融政策決定会合
豪11月失業率(9:30)
インドネシア中銀政策金利発表
韓国中銀政策金利発表
独11月消費者物価確報値(16:00)
トルコ10月経常収支(17:00)
フィリピン政策金利発表(17:00)
米11月小売売上高(22:30)
米11月輸入物価(22:30)
米30年国債入札
米連邦予算の継続決議案の期限
《決算発表》
コストコホールセール
<12月10日 相場概況>
10日の日経平均株価は大幅に続落した。
前日比400円80銭安の1万7412円58銭で終え、11月27日以来、約2週間ぶりの安値をつけた。
前日の中国株安や政情不安によるギリシャ株安から世界的なリスクオフの流れを受け、投資家心理が悪化。
目先の利益を確定する売りが優勢だった。
株価指数先物・オプション12月物の特別清算指数(SQ)算出を12日に控え、先物に出た持ち高調整の動きが下げに拍車を掛け、日経平均の下げ幅は一時500円を超えた。
SQを前に先物主導で下げた面もあった。
日経平均オプション12月物は権利行使価格1万7500円のプット(売る権利)の建玉が比較的多い。売り方が損失回避を目的に先物へ売りを出し、現物株が連れ安した。
朝方発表の10〜12月の法人企業景気予測調査など、同日発表の経済指標への反応は限られた。
大引けにかけては押し目買いが入って下げ渋り、日経平均は過去1カ月の平均である25日移動平均(1万7372円12銭)を上回って終えた。
東証株価指数(TOPIX)も続落し、29.26ポイント安の1406.83で終えた。
東証1部の売買代金は概算で2兆8514億円。
売買高は25億4380万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1473と、全体の約8割を占めた。値上がりは285、変わらずは90銘柄だった。
ファナックなど日経平均への影響が大きい値がさ株全般に下げ銘柄が目立った。
一方、水素関連の岩谷産が上昇。投資ファンドと出資交渉を進めているスカイマークの値上がりが目立ち、キユーピーが逆行高となった。
東証2部株価指数も続落。
中小型株の一角は底堅い値動きをみせている、マザーズ指数が上昇したほか、ジャスダック平均は小幅な下げにとどまっていた。
SQ週の水曜日は荒れるとのアノマリー通りの動きだったが、明日以降も主力処は手掛けづらい状況が続きそうである。
なお、明日はGMO TECH(6026)、ビーロット(3452)、スノーピーク(7816)、弁護士ドットコム(6027)の4社が上場する。
足元で換金売り等によってトレンドを崩している銘柄等は、換金売りが一巡することにより、見直しの流れが意識される。
IPOが好調となれば、潤った資金が再び調整をみせていた中小型株に還流することにもなろう。年末に向けてのIPOラッシュとなるなか、特に明日の4社のパフォーマンスは重要である。
指標一覧
終値 |
|
|
日経平均株価 |
17,412.58 |
-400.8 |
日経平均先物 |
17,470.00 |
-320 |
TOPIX |
1,406.83 |
-29.26 |
TOPIX先物 |
1,412.00 |
-24 |
東証2部指数 |
4,321.52 |
-16.66 |
JASDAQ |
2,331.04 |
-7.35 |
マザーズ |
916.54 |
3.9 |
出来高 |
|
|
東証1部 |
2543800 |
2851401 |
東証2部 |
224600 |
33981 |
<12月10日 前場の相場概況>
■日経平均 17,528.27(-285.11)
■東証1部出来高 11.79億株
■東証1部売買代金 1.30兆円
■日経平均先物 17,520(-270)
■TOPIX 1,414.08(-22.01)
■騰落 上昇443/下落1,285
■日経JQ 2,334.83(-3.56)
■ドル円 119.76
■全市場値上がり率ランキング
順位 |
コード |
市場 |
名称 |
現在値 |
前日比 |
出来高 |
1 |
3209 |
東証2部 |
カネヨウ |
114 |
30 |
35.80% |
8,143,000 |
2 |
3719 |
JASDAQスタンダード |
ジェクシード |
215 |
50 |
30.40% |
7,509,200 |
3 |
6347 |
JASDAQスタンダード |
プラコー |
84 |
16 |
23.60% |
10,801,000 |
4 |
6356 |
東証2部 |
日本ギア工業 |
1,272 |
222 |
21.20% |
74,000 |
5 |
6666 |
JASDAQスタンダード |
リバーエレテック |
879 |
150 |
20.60% |
1,039,700 |
6 |
4564 |
東証マザーズ |
オンコセラピー・サイエンス |
494 |
80 |
19.40% |
4,185,500 |
7 |
6927 |
東証1部 |
ヘリオス テクノ ホールディング |
413 |
57 |
16.10% |
991,700 |
8 |
3409 |
東証2部 |
北日本紡績 |
58 |
8 |
16.00% |
1,585,000 |
9 |
3698 |
東証マザーズ |
CRI・ミドルウェア |
10,810 |
1,460 |
15.70% |
337,100 |
10 |
3747 |
東証マザーズ |
インタートレード |
372 |
47 |
14.50% |
1,575,400 |
■全市場値下がり率ランキング
順位 |
コード |
市場 |
名称 |
現在値 |
前日比 |
出来高 |
1 |
4777 |
JASDAQスタンダード |
ガーラ |
308 |
-59 |
-16.10% |
8,838,500 |
2 |
2134 |
JASDAQスタンダード |
燦キャピタルマネージメント |
221 |
-42 |
-16.00% |
3,344,500 |
3 |
5162 |
JASDAQスタンダード |
朝日ラバー |
1971 |
-228 |
-10.40% |
389,800 |
4 |
9743 |
東証1部 |
丹青社 |
864 |
-99 |
-10.30% |
882,500 |
5 |
9318 |
東証2部 |
アジア・アライアンス・ホールディングス |
19 |
-2 |
-9.53% |
5,938,500 |
6 |
3772 |
東証マザーズ |
ウェルス・マネジメント |
725 |
-65 |
-8.23% |
18,100 |
7 |
4764 |
JASDAQグロース |
デジタルデザイン |
1780 |
-150 |
-7.78% |
374,600 |
8 |
8893 |
JASDAQスタンダード |
新日本建物 |
48 |
-4 |
-7.70% |
2,717,700 |
9 |
3955 |
東証2部 |
イムラ封筒 |
261 |
-21 |
-7.45% |
203,000 |
10 |
2497 |
東証マザーズ |
ユナイテッド |
2034 |
-157 |
-7.17% |
5,991,800 |
-----------------------------------------------
日経平均は大幅に続落。282.99円安の17530.39円(出来高概算11億7000万株)で前場の取引を終えている。
中国の景気減速懸念などを受けた欧米市場の下落の影響から幅広い銘柄が売り先行で始まった。
円相場が1ドル119円台半ばで推移していることも、利益確定の売りにつながっている。
寄り付き直後には下げ渋る動きもみられたが続かず、前場半ばには一時17518.05円まで下げ幅を広げる局面をみせている。
東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が全体の7割近くを占めている。
規模別指数では大型、中型、小型株指数いずれも2桁の下落だが、なかでも大型株指数の弱さが目立つ。
セクターでは、水産農林、鉱業、電力ガスがしっかり。
半面、ゴム製品、輸送用機器、繊維、証券、鉄鋼、機械などの弱さが目立つ。
TOPIX、日経ジャスダック平均株価も共に続落。
<アフターランチ>
「正夢」
仏滅・木星逆行の水曜日。
荒れた展開。
こういう時は周囲の雑音に惑わされず悠久の時間の流れを推理した方が良いかも知れない。
昨夕、ストラテジスト馬渕氏との対談。
興味深かったことが多々かあった。
(1)最近、日本株を動かしているのは「ツーリスト投資家」という指摘。
特に一部のヘッジファンドなどは顧客が少なくいちいち説明義務がない。
日本株が良いと思えば刹那的に訪れて3泊4日。
金が良いと思えば刹那的に訪れて5泊5日。
ツーリストだから一箇所にとどまらないし、世界を相手にしている。
だからアチコチから悪材料は登場するが、継続しないのかも知れない。
所詮ツーリストならばいずれはツーリズムに操られた下落も消えようか。
付随して機関投資家における世代間抗争もあるという。
古い投資家は日本を良く知っているが若い投資家は不勉強な傾向があるという。
古い投資家は日本株バブルを知っていて日本株買いに期待感もある。
しかい若い投資家は少しでも株価が戻ると売りに走る傾向。
古い投資家はこの現状を憂うるが、実際には資金量は若い投資家の方が多いというのも現実。
これって欧米に限らず日本でも良く見る光景のような気がする。
ただ・・・。
昨年5月の日本株買いはほとんどがツーリスト投資家の仕業。
今は長期投資家も日本株に対する関心は高いと言う。
11月にストラテジスト馬渕氏は米国に出張。
日本株に悲観的な投資家には出会わなかったという。
(2)長期投資家の投資シナリオの雛形はGPIFや日銀。
そして彼らのベンチマークはJPX400。
そのJPX400はROEを主指標としている。
だから雑誌や業界紙などでは「ROEの高い銘柄」の特集などが組まれる。
既にROEが高い銘柄がそれを維持することに賭ける事もアリだろう。
しかしむしろ低ROE銘柄のROEが向上する方が期待感が高い。
まさに逆転の投資シナリオで賛同したい。
昨日興味深かったのはラジオNIKKEIに登場していただいたレオパレスの深山社長。
さまざまな布石を伺った、
「やっと先を見据えた経営が出来てきた」。
そして最後の「投資家へのメッセージ」。
「先週土曜にカンボジアとミャンマーの現地法人開業式典に行った。
種子島上空で飛行機から「はやぶさ2」を見た。
株の右斜め上がりの傾斜によく似て見えたので正月を前に正夢を見たような思いだった」。
素敵なコメントだった。
<兜町カタリスト>
「荒れる筈の水曜日」
洋の東西を問わずボラティリティが高まってきた相場。
原油が下落すれば利食いに走るからアップルが売られたという解釈もある。
あるいは、昨日の上海の乱高下。
駅の新聞売り場で業界紙が瞬間消滅するほどの人気での最高値圏という報道の直後。
高値圏での乱高下は暴落の前触れなんて諺も甦る。
原油安、ルーブル安、ギリシャ問題、米金利早期上昇観測。
ビル・グロス氏は「リスク資産の価格上昇はまもなく止まる。
今後はリスク資産の比率を下げるべき」とのコメント。
あるいはドル換算日経平均の伸び悩み懸念との声も聞かれる。
95年2月を100とすると・・・。
円建て日経平均の105に対してドル建ての日経平均は85。
その差20ポイントは6月の4ポイントから急拡大。
97年4月が27ポイント、07年6月は23ポイントでその後株価下落と言う論調。
そして「東証1部時価総額/GDP」の比率。
直近は107%まで行ったが、リーマンショック前の07年は108%だったという指摘。
悪材料を上げればキリがない。
ただ上海は5%以上の急落から少し戻した格好。
この姿から更に高値を追おうという意欲が感じられるのは気のせいではなかろう。
昨日の東証1部の売買代金は2兆3740億円。
28営業日連続で2兆円超。
年末でもまだエネルギーは衰えていない。
メジャーSQ週の荒れる筈の水曜日。
市場でささやかれるのは「5.23ショック」。
昨年4月の異例の金融緩和の効果が消えて大幅下落となった日のこと。
当時は中国PMIの低下やFRBの「QE3終焉観測」などが嫌気されての急落。
1ヶ月半で20%以上の上昇だったからスピードの速さについていけなかったという解釈もある。
しかし今回は追加金融緩和から10%程度の上昇。
当時日経平均は200日移動平均から40%以上カイ離していたが今は15%程度。
所詮悪材料など些細なこじつけで頻繁にデフォルメされるもの。
しかし全体像に過熱感はないというのが今の状況。
過去の記憶だけを頼りにするのは結構危険かも知れない。
しかし大袈裟に神経質に怯えたところで市場はこれらの悪材料を吸収し高値をとってきた。
刹那的に大袈裟に叫ぶ声に真実はない。
ココを忘れてはいけない。
日経平均株価の30年移動平均は16615円。
ドル円は118.94円。
このところはココを一時抜けた水準で推移。
だからこその産みの苦しみ。
30年間に染み付いた負け犬根性をコペルニクス的転換するためには多少の時間はまだ必要だろう。
大切なのは一時的にとはいえココを抜けたという事実であろう。
日経では「コマツと日立建機の来期、中国への依存度低下」の記事。
2016年3月期の対中国向け売上高はコマツ約7%、日立建機約10%。
コマツの中国向け売上げ比率は2011年3月期に21%だったからほぼ半減。
しかしたった21%程度で中国関連とする方が無理がある。
因みに今期は1位日本(20%)、2位北米(17%)、中国は7位。
以前から指摘していたがコマツの売上げは日本が一番。
イメージで銘柄を見てはいけない
<12月10日 相場展望>
10日の日経平均株価は下げて始まり、前日終値を200円程度下回る17600円前後で推移している。
欧米株式相場の下落で投資家心理がやや悪化。
目先の利益をひとまず確定する目的で売りが広がった。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も売り優勢で始まった。
中国の上海株式相場や大統領選を巡る混乱が懸念されるギリシャ株式相場が大幅安となり、運用リスクを回避する動きが拡大。ダウ平均は下げ幅を220ドル程度まで拡大する場面があった。
主力のトヨタやソフトバンクが下落。
コマツや日立建機の値下がりが目立つ。
金融の三菱UFJやみずほFGも売りに押されている。
一方、岩谷産が上昇。政府が水素ステーション建設の規制を緩和すると伝わり、恩恵を受けるとして買いが入った。
ANAHDにも支援を要請する方針を固めたと伝わったスカイマークも高い。
08:50に発表された11月国内企業物価指数は前年比+2.7%となった。
非公式外資系動向は1960万株売り/780万株買い。
金額ベースは売り越し。
売りは証券・化学・ゴム・ゲーム・REITセクターなど。
買いは商社・小売・サービス・機械セクターなど。
売買交錯は情報通信・食品・自動車・薬品・電機セクターなど。
225先物はドイツ・クレディ・HSBC・大和・みずほ・ナティクス・野村が買い越し。
GS・モルスタ・アムロ・UBS・バークレイズが売り越し。
TOPIX先物はドイツ・クレディ・HSBC・大和・みずほ・パリバが買い越し。
GS・モルスタ・バークレイス・JPが売り越し。
外資系等は第一生命(8750)、日本精機(7287)、浜ゴム(5101)、
BS(5108)、マツダ(7261)、テレ東(9413)、塩野義(4507)、ヤオコー(8279)、三井住友トラ(8309)、ツルハ(3391)、アイシン(7259)、KDDI(9433)に注目。
テクニカル的には、小野薬(4528)、マクセル(6810)、フタバ(7241)、TASAKI(7968)、みずほ(8411)が動兆。
【寄付き前コメント】
本日の日経平均株価は売り優勢の展開になりそうだ。
日経平均株価の予想レンジは17500円−17800円。
中国を発信源とした世界的な株安の流れに円高進行も重しとなり、朝方から大幅な調整を強いられると想定する。
ADRは軒並み下落しており、特に金融セクターの下げが目立つ。大型株から中小型株へと短期資金がシフトするとみられる。
経済指標では8時50分に11月国内企業物価指数や10-12月期法人企業景気予測調査、14時に11月消費動向調査の発表がある。
個別では、水素ステーション関連株が脚光を浴びる可能性がある。
一部報道が「政府は水素ステーションの規制緩和に乗り出し、設置コストを半減する方針」と報じている。報道によると、15年度中に全国100ヵ所の整備を目指すもよう。
報道を受けて、政府による設置計画の後押しを好感する買いが関連株に向かうかが注目される。
【NY概況】
昨日のNYダウは51ドル安の17801ドルと続落。
NASDAQは25ポイント高の4766ポイントと反発。
S&P500は0,49ポイント安の2059ポイント。
ダウ輸送株指数は52ポイント安の8979ポイント。
ギリシャの大統領選前倒しと来週のFOMCでの早期利上げ懸念との解釈。
原油安懸念や昨日の上海株のボラの高さも影響していようか。
アップル高からNASDAQは反発。
3市場の売買高は約73億株と拡大。
CME円建ては大証比170円安の17620円。
ドル建ては大証比50ポイント安の17740ポイント。
ドル円は119.70円。
10年国債利回りは2.212%。
【信用取引規制関係】
◆東証、ASJ株、ファーマF株、JIA株の日々公表銘柄指定を解除 9日付。
◆東証、モルフォ株の信用取引に関する臨時措置を解除
10日売買分から。
日証金も同日から貸借取引自己取引分および非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分にかかる銘柄別増担保金徴収措置を解除。
▽新規上場=〔東証マザーズ〕クラウドワークス(3900、クラウドW、情報・通信)は12日
▽空売り比率=31.7%(東証、9日)
▼自社株取得枠設定(株数、金額は上限)
東邦ホールディングス 900万株、120億円
スズキ 1億1221万株
▼立合外分売
インヴァスト証券 16〜22日に6万株
【予定】
■国内(10日)
11月国内企業物価指数(8:50)
10-12月期法人企業景気予測調査(8:50)
11月消費動向調査(14:00)
特定秘密保護法施行
《決算発表》
カナモト、大盛工業、ケア21、テンポス、アヲハタ、サトウ食品、アゼアス、トーエル、イーブック、イムラ封筒、神島化、TYO、ナトコ、DR.シーラボ、シーシーエス、トミタ電機、コーセル、オーエムツー
《銘柄異動》
IBJ
■海外(10日)
韓11月失業率(8:00)
豪12月ウエストパック消費者信頼感(8:30)
中国11月生産者物価・消費者物価(10:30)
仏10月鉱工業生産(16:45)
南ア11月消費者物価(17:00)
トルコ7-9月期GDP(17:00)
南ア10月小売売上高(20:00)
米11月財政収支(11日4:00)
米10年国債入札
《決算発表》
トール・ブラザーズ
《イベント》
日本人3氏らノーベル賞授賞式
休場:タイ
<12月9日 相場概況>
9日の日経平均株価は8営業日ぶりに反落した。
終値は前日比122円26銭安の1万7813円38銭だった。
前日の欧米株式相場が軒並み下げた流れを引き継ぎ、日経平均は100円超安い水準で始まった。
前日の取引時間中に1万8000円を一時的に回復しており、目先の達成感から利益確定売りが出やすかった面もある。
午後には一段安となり、一時1万7800円を下回った。
売り一巡後は下げ渋る場面もあった。
午前の取引では株安を受けて日銀が上場投資信託(ETF)買いを入れるとの思惑が浮上。個人投資家の押し目買い意欲の強さを指摘する声もあった。
目先の焦点は「12月3日の終値である1万7720円を維持できるか」との声がある。
この水準を下回ると「株価調整への警戒感が強まりやすい」という。
東証株価指数(TOPIX)は8営業日ぶりに反落した。
東証1部の売買代金は概算で2兆3740億円、売買高は21億3562万株。東証1部の値下がり銘柄数は1378、値上がり銘柄数は380、変わらずは90だった。
トヨタやマツダ、日野自、富士重が安い。
ソニーは約4%下落。ソフトバンクは6日続落となり、一時は7500円を割り込んだ。原油安を受けて鉱業株が値下がりした。
KDDIが2%高となったほか、みずほ、三菱UFJ、ファーストリテ、JR東、信越化などが堅調。また、TASAKI、シーイーシー、OCHI・HDなどが東証1部上昇率上位となった。
タカタはホンダが経営支援の可能性を示唆したことを受け急伸したが、次第に伸び悩んだ。
東証2部株価指数は15営業日ぶりに反落した。
日経ジャスダック平均株価は続落。
日経平均株価が後場に下げ幅を広げたのに合わせ、新興市場でも売りの勢いが強まった。ただ、ゲーム株の一角には短期の値幅取りを狙った買いが集まり、指数全体を下支えした。
ガンホーやトレイダーズ、ADワークスは上昇した。
東証マザーズ指数も続落した。
UNITEDやOTS、メディネットは上昇した。
指標一覧
終値 |
? |
? |
日経平均株価 |
17,813.38 |
-122.26 |
日経平均先物 |
17,790.00 |
-180 |
TOPIX |
1,436.09 |
-11.49 |
TOPIX先物 |
1,436.00 |
-13.5 |
東証2部指数 |
4,338.18 |
-56.45 |
JASDAQ |
2,338.39 |
-21.77 |
マザーズ |
912.64 |
-17.37 |
出来高 |
? |
? |
東証1部 |
2135620 |
2374067 |
東証2部 |
287620 |
39318 |
<12月9日 前場の相場概況>
■日経平均 17,877.75(-57.89)
■東証1部出来高 9.28億株
■東証1部売買代金 1.02兆円
■日経平均先物 17,870(-100)
■TOPIX 1,440.48(-7.10)
■騰落 上昇535/下落1,151
■日経JQ 2,354.14(-6.02)
■ドル円 120.74
--------------------------------------------
日経平均株価は反落。
前日の欧米株安や円安一服を受け、利益確定売りが先行。寄り付き後は一時17801.62円(前日比134.02円安)まで下落しました。
ただ売り一巡後は、日銀によるETF買い入れ期待や押し目買いの動きから下げ渋る展開。1万7800円台後半で推移しました。
業種別では、ほとんどの業種が値下がり。
値下がり上位は、鉱業、証券商品先物、保険業。
一方、値上がり上位は、ゴム製品、化学、食料品。
TOPIXも反落、日経ジャスダック平均株価は続落。
日経平均は5日線レベルでの底堅い動きをみせている。
ソフトバンクが2%を超える下げとなっている割には、相当底堅さが意識されている。
ファーストリテは売り一巡後は早い段階でプラス圏を回復していた。
これまでの実績から日銀によるETF買入れが行われる可能性が高いこともあり、やや先回り的な買いも入ったとみられる。
<12月9日 相場展望>
9日の日経平均株価は反落。
前日比115円40銭安の1万7820円24銭で始まった。
前日の欧米株安を嫌気した売りが優勢。
日経平均は前日まで7日続伸しており、目先の利益確定を目的とした売りが出やすい。
ソフトバンクが大幅安。
ファストリや東エレクなど値がさ株が軒並み下げている。トヨタやソニーも安い。
欧州でもドイツやフランスの株価が軒並み下落し、日付が変わった9日の東京市場でも幅広い銘柄に売りが波及している。
売り一巡後は1万7800円台後半に下げ渋る場面もある。
日銀による上場投資信託(ETF)買いの思惑が根強いほか、個人投資家の押し目買い意欲も相当強いとの見方がある。
日銀は前日に上場投資信託(ETF)を374億円買い入れていた。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はともに反落している。
前日までそれぞれ7日続伸していた。
セクターでは、鉱業、証券、ガラス・土石、繊維、その他金融、機械、金属、電気機器、倉庫・運輸、保険などの弱さが目立つ。
【寄付き前コメント】
本日の日経平均株価は、売り優勢の展開になりそうだ。
日経平均株価の予想レンジは17700円−17900円。
欧米市場でリスクオンの流れが一服しており、高値圏での推移が続いている東京市場も朝方は先物価格にサヤ寄せする形で売りが先行するとみている。
ただ、原油安が押し目買い意欲を誘う材料となる可能性があり、日経平均は5日線(17825円)が抵抗帯と支持線、どちらとして機能するか注目される。
経済指標では8時50分に11月マネーストックの発表がある。
9日の東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、6社ベースで、売り940万株、買い930万株で、差し引き10万株の売り越し。
売り越しは8営業日ぶり。金額(6社ベース)も売り越し。
売りセクターに、自動車、商社、小売、食品、情報通信、ゲーム、電機、陸運、通信など。
買いセクターに、情報通信、化学、ゴム、電機、機械、薬品、証券、食品、石油など。
【NY概況】
8日のNY市場は反落。
ダウ平均は前営業日比106.31ドル安の17852.48ドルで終了した。NASDAQは前営業日比40.06ポイント安の4740.69ポイント。
欧州の景気悪化懸念を受けて、下落してスタート。
先週末に約5年ぶりの安値を更新して取引を終えた原油相場が一段安となったことからエネルギー関連株が売り込まれ、下げ幅を拡大する展開となった。
11月労働市場情勢指数の伸びが前月を下回ったことも嫌気された。
セクター別では、不動産や公益事業が上昇する一方でエネルギーや自動車・自動車部品が下落した。
【信用取引規制関係】
◆東証、プラップJ株、アクセルM株、日本ライフL株の日々公表銘柄指定を解除 8日付。
◆日証金、ユーシン株の貸借取引申込停止措置を解除 9日約定分から。
◆東証、イムラ封筒株の信用取引に関する臨時措置を解除 9日売買分から。
日証金も同日から貸借取引自己取引分および非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分にかかる銘柄別増担保金徴収措置を解除。
◆東証、マーベラス株、トレイダーズ株、GFA株を日々公表銘柄に指定 9日から。
◆東証、ARM株を貸借銘柄に選定 15日売買分から。
日証金も同日約定分から貸借銘柄に追加。
▽新規上場=〔東証マザーズ〕スノーピーク(7816、その他製造)、ビーロット(3452、不動産)、GMO TECH(6026、GMOTE、サービス)、弁護士ドットコム(6027、弁護士COM、サービス)は11日
▽空売り比率=29.1%(東証、8日)
▼自社株取得枠設定(株数、金額は上限)
東京センチュリーリース 32万株、9億5008万円
▼立合外分売
ヨシコン 9日に1029円で40万株
【予定】
■国内(9日)
11月マネーストック(8:50)
30年国債入札
《決算発表》
サーラ住宅、東ハウス、アスカネット、ロックフィール、ミサワ、日ビュホテル、きんえい、シーイーシー、丹青社
■海外(9日)
ユーロ圏財務相理事会(ブリュッセル)
独10月貿易収支・経常収支(16:00)
仏10月貿易収支(16:45)
英10月鉱工業生産(18:30)
南ア10月製造業生産(20:00)
メキシコ11月消費者物価(23:00)
10月米卸売売上高
米3年国債入札
<12月8日 相場概況>
8日の日経平均株価は7営業日続伸した。
終値は前週末比15円19銭高い1万7935円64銭と、6営業日連続で年初来高値を更新した。
2007年7月24日以来、約7年4カ月ぶりの高値。
前週末に発表があった11月の米雇用統計を受けて米株相場が上昇した流れを受け、朝方から買いが優勢だった。
取引時間中としては7年4カ月ぶりに1万8000円台に乗せる場面があった。
東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)は130%超と120%を上回っている。
短期的な過熱感は強く、1万8000円台に乗せた後は達成感もあっていったんの利益確定を目的とした売りが強まり、日経平均は前週末終値を下回る場面もあった。
取引時間前に内閣府が発表した7〜9月期の実質国内総生産(GDP)改定値が市場予想に反して下方修正されたことも日本株買いの勢いを鈍らせた。
東証株価指数(TOPIX)も年初来高値を更新。
TOPIXは1.91ポイント高の1447.58だった。
東証1部の売買代金は概算で2兆4224億円。売買高は21億5310万株だった。
12日に株価指数先物・オプションの特別清算指数(SQ)算出を控え、裁定取引に伴う現物株の売買が膨らんだ。東証1部の値上がり銘柄数は877、値下がり銘柄数は816、変わらずは155だった。
トヨタが買われ、7年5カ月ぶりの高値を付けた。
スマホ向け半導体需要の拡大期待などから東エレクも上昇。売上改善への期待から、電通も買われた。
前場の取引時間中にローソンとの資本提携を発表したポプラも上げた。
オルトプラス、中外炉、日精樹脂が10%超の上昇で東証1部上昇率上位となった。
東証2部株価指数は14営業日続伸。
日経平均 |
17935.64 |
15.19 |
日経平均先物 |
17,970.00 |
30 |
TOPIX |
1,447.58 |
1.91 |
TOPIX先物 |
1,449.50 |
2 |
東証2部指数 |
4,394.63 |
15.16 |
JASDAQ |
2,360.16 |
-5.52 |
JASDAQ |
2,365.68 |
13.22 |
出来高 |
? |
? |
東証1部 |
2153100 |
2422406 |
東証2部 |
376880 |
56836 |
<兜町カタリスト>
「繰り返し」
大した話題にもならなくなった米雇用統計。
非農業部門雇用者数は事前予想の23万人増を大幅に上回り31.1万人増で着地。
9月分は25.6万人増→27.1万人増。
10月分は21.4万人増→24.3万人増に上方修正。
今年の雇用者数増は11月時点で265万人となり99年以来の水準。
失業率は5.8%で横ばい。
早期利上げ観測も台頭し、ドル円は一時121円台まで売られた。
ガソリン安で9兆円程度の恩恵を受けた格好で米景気は個人消費中心に好調。
この構図は更に色濃く鳴ってきた印象。
一方で市場の指摘。
「マネーが米国に集中する現象映すドル高局面は過去にもあった。
90年代のアジア危機、2000年代の世界金融危機。
いずれも発生前にはドル高局面を迎えていた。
三度目の正直となるか、それとも同じ過ちを繰り返すか。
世界は岐路を迎える」。
とても賢く聞こえる。
一方で原油安の影響はロシアを苦しめている。
史上上最安値更新中のロシア通貨ルーブルは年初来で4割下落。
通貨安で輸入コストが上がり11月のインフレ率は前年同月比9.1%上昇。
3年ぶりの水準まで跳ね上がった。
資源安と通貨安のダブルパンチが景気の下振れ懸念を広げ、株価も年初来で4割近く下落。
次のアルゼンチン、産油国ベネゼエラが市場の標的となりつつある」。
えさ探しに余念なし、そして騒いでも踊らずの形だろうか。
日経平均は海外動向にビクともせず6連騰。
連日で年初来高値を更新している。
トヨタが年初来高値を更新、ファナックは上場来高値を更新。
ファナック高値で指数下落のアノマリーも消えた。
日経平均的には前安倍内閣時の高値2007年7月9日の8261円。
日経平均構成銘柄30銘柄入れ替え前日の2000年4月12日の20833円。
さらにここを抜ければバブル崩壊後の戻り高値でもあった96年高値22666円。
それよりも切望は東証1部の単純平均株価。
317.72円だが323円を抜ければようやく年初来高値更新。
初めて儲かっているという実感が出る事態になるかも知れない。
松井証券信用評価損益率速報では売り方マイナス14.107%。
買い方マイナス4.182%。
株価の上昇テンポと歩調が合っておらず意外と売り方善戦の印象。
空売り比率も30%台に乗せて来た。
買い方がどこかで圧倒的勝利の局面を迎えないとまだ接戦なのかも知れない。
7〜9月GDPは年率換算マイナス1.9%と減少幅拡大。
そうはうまく問屋がおろさなかった。
<12月8日 相場展開>
8日の日経平均株価は続伸してスタート。
1万8000円台前半で推移している。
取引時間中に1万8000円台に乗せるのは2007年7月24日以来、約7年4カ月ぶり。前週末に米国で発表された11月の雇用統計が市場予想を大幅に上回る好結果となって米株相場は上昇。
この流れが週明けの国内市場にも波及し、幅広い銘柄で買いが先行している。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)もともに続伸している。
る。
半面、8時50分に内閣府が発表した7〜9月期の国内総生産(GDP)改定値が年率換算の前期比で1.9%減となり、11月17日の速報値(1.6%減)から下方修正されたことが、日経平均の上値を抑えている。
企業業績の回復基調などから日本株の先高観は根強いものの、GDP改定値は上方修正が予想されていただけに、買いの勢いを鈍らせた。
自動車株はトヨタのほか、富士重やマツダなども買われている。
ファストリや電通も高い。
スマホ需要の拡大期待などから、ファナックも買われている。
<寄付き前コメント>
本日の日経平均は、米雇用統計の結果を受け、日経平均は18000円を回復してこよう。
日経平均株価の予想レンジは17950円-18100円
注目された11月の米雇用統計では、非農業部門雇用者数が前月比で32.1万人増と予想を大幅に上回った。
ただし、過熱警戒等から慎重姿勢も増えてきており、買い一巡後は強弱感が対立しやすい状況になりやすいだろう。
また、週末には衆院選の投開票を迎える。与党優勢は想定されているが、安倍長期政権への思惑から政策関連への物色に向かわせよう。
週を通じて議席数の予想などが頻繁に出てくると考えられ、これが市場の方向性に影響を与えることになりそうだ。
週末は、先物・オプションSQ(特別清算指数算出)を迎える。
これが通過することで、例年であれば翌週からは海外勢はクリスマス休暇に入るため、一気に商いが細りやすい。
選挙の結果が予想通りとなれば、長期政権期待などからの先高感が強まることで、参加者は減らない可能性も。
11日からIPOが本格化する。
今年1番のパフォーマンスを求め思惑的な動きも出てくることになるだろう。
物色は次第に中小型株にシフトしてくることになりそうだ。
8日の寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、
6社ベースで、売り990万株、買い1480万株で、差し引き490万株の買い越し。
買い越しは7営業日連続。金額(6ベース)は売り越し。
売りセクターに、医薬品、空運、電気機器、精密、建設、小売、ガス、その他製品、輸送用機器、不動産など。
買いセクーに、化学、機械、電気機器、輸送用機器、商品証券先物、電力、食料品、報通信、銀行など。
225先物は、ソジェン・みずほ・シティ・GS・三菱・UBS・ドイツ・メリルが買い越し。
ニューエッジ・クレディ・JP・アムロ・野村・ナティクスが売り越し。
TOPIX先物は三菱・みずほ・メリル・野村・ナティクスが買い越し。
ニューエッジ・クレディ・GS・ドイツ・モルスタ・パリバが売り越し。
外資系等は、前田建(1824)、DMG(6141)、パナデバ(6860)、太平洋セメ(5233)、TDK(6762).アルプス(6770)、触媒(4114)、上組(9364)に注目。
テクニカル的には、サカイオーベ(3408)、太平金(5541)、別子(5713)、アドバネクス(5998)、油研工(6393)、大崎電(6644)、古野電(6814)、いすゞ(7202)、河西工(7256)、東京計器(7721)、丸栄(8245)、キューソ(9369)が動兆。
【NY概況】
5日のNY市場は上昇。
11月の非農業部門雇用者数が予想を大幅に上回ったことが好感された。
平均時給が前月から増加し、個人消費拡大の期待が高まったことも買いに繋がった。
ダウ平均は節目18000ドル目前まで上昇し、史上最高値を更新。
セクター別では、銀行や消費者サービスが上昇する一方でエネルギーや公益事業が下落した。
NYダウは58ドル高の17958ドルと反発。
NASDAQは11ポイント高の4780ポイント。
S&P500は3ポイント高の2075ポイント。
ダウ輸送株指数は32ポイント高の9152ポイント。
週間では、NYダウが0.7%、S&P500が0.4%上昇。
7週連続での値上がりは約1年ぶり。
NASDAQは0.2%下落。
3市場の売買高は約59.1億株。
CME円建ては大証比105円高の18045円。
ドル建ては大証比110ポイント高の18050ポイント。
ドル円は121.41円。
10年国債利回りは2.306%。
<信用取引規制関係>
◆東証、ホットリンク株の日々公表銘柄指定を解除 5日付。
◆東証、山田債権株、MCJ株を日々公表銘柄に指定 8日から。
◆東証、日本商業開発株を制度信用銘柄に選定 26日売買分から。
日証金も同日約定分から貸借融資銘柄に追加。
◆東証、イナリサーチ株の信用取引に関する臨時措置を解除
8日売買分から。
日証金も同日から貸借取引自己取引分および非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分にかかる銘柄別増担保金徴収措置を解除。
◆東証、AGS株を貸借銘柄に選定 12日売買分から。日証金も同日約定分から貸借銘柄に追加。
▽指定変更=〔東証2部〕ファルテックは12日から1部
▽権利落ち(新株予約権無償割当)=〔東証2部〕山喜は17日
▽空売り比率=30.8%(東証、5日)
【5日の相場表変更】
▽指定変更=〔東2→東1〕PCA(情報・通信)、Sタカミヤ(サービス)〔東証マザーズ→東1〕トレファク(商業)〔ジャスダック→東1〕ジーテクト(金属製品)
▼自社株取得枠設定(株数、金額は上限)
みらかホールディングス 215万株、100億円
フェイス 70万株、7億円
▼立合外分売
日華化学 12〜17日に17万5000株
▼一単元の株式数変更
ビーアールホールディングス 2015年1月5日付で1000株から100株
【予定】
8(月)
【国内】
10月国際収支(8:50)
7-9月期GDP改定値(8:50)
11月景気ウォッチャー調査
《決算発表》
アルトナー、学情、ストリーム、Bガレージ、ミライアル、萩原工業、トーホー、スバル興
【海外】
中国11月貿易収支
独10月鉱工業生産(16:00)
台湾11月貿易収支(17:00)
南ア7-9月期経常収支(17:00)
トルコ10月鉱工業生産(17:00)
ユーロ圏財務相会合(ブリュッセル)
カナダ11月住宅着工件数(22:15)
<12月5日 相場概況と来週の展開>
5日の日経平均株価は6日続伸。
終値は前日比33円24銭高の1万7920円45銭。
この日の高値圏で終え、2007年7月24日以来7年4カ月ぶり高値を付けた。
前日の欧米株安を受けて朝方は利益確定売りが出たものの、次第に下げ渋り、午後に上げに転じた。
下値で個人投資家の買いが入ったほか、日本銀行によるETF買入れへの期待などから下げ渋る展開に。
主力株が軒並み買われ、相場を押し上げた。
トヨタは一進一退を繰り返したものの、午前に年初来の高値を付けた。
海洋掘削が急伸、東京計器が値を飛ばしたほか、第一精工、協栄産、アイロムHDも大幅高。綜合臨床HDはストップ高。
傘下の資産運用大手の三菱UFJ投信と国際投信投資顧問を合併させる方針を固めたと伝わった三菱UFJが11カ月ぶりに年初来高値を更新した。
日本時間22時30分に11月の米雇用統計の発表を控える。市場では「きょうまで6連騰しており、雇用統計の結果にかかわらず週明けは利益確定売りが出る可能性が高い」(インベストラストの福永博之代表)との見方があった。
東証株価指数(TOPIX)は6日続伸した。
東証1部の売買代金は2兆3027億円、売買高は20億7006万株。
東証1部の値上がり銘柄数は976、値下がり銘柄数は716、変わらずは156だった。
ファナックと併せて日経平均を21円ほど押し上げた。
一方、ファストリが終日安かった。
ソフトバンクは1%超下げて始まったが、個人投資家の買いが入って下げ渋った。
東証2部株価指数は13日続伸した。
JASDAQ市場でも反発となった。
もみ合いスタート後に上昇に転じ、その後は大引けにかけて上げ幅を広げていった。
日経平均の想定以上に底堅い動きに加えて、ガンホーの急伸も新興市場全般の刺激材料につながった。
個別では、海外展開について来週会見と伝わったガンホーが急騰。
サンキャピタルには値幅取りの動きが継続。
東証マザーズ指数は3日ぶりに反発。
来週は波乱含みの展開の可能性もある。
米国市場は過去最高値の更新が続くポジティブな地合いで、原油安や円安など企業業績の改善につながる外部環境から、引き続き押し目買い意欲は旺盛とみる。
ただし、12月8日週は重要指標や注目イベントが国内外で多く控えており、その内容を見極めながら一喜一憂する相場となる可能性がある。
来週のスケジュールを見てみると・・・
5日(金)景気動向指数、米雇用統計、貿易収支、消費者信用残高
8日(月)7〜9月GDP改定値、景気ウォッチャー調査、国際収支
9日(火)マネーストック、米3年国債入札
10日(水)法人企業景気予測調査、国内企業物価指数。消費動向調査、中国生産者物価、消費者物価、ノーベル賞授賞式
11日(木)機械受注、都心オフィス空室率、米小売売上高、連邦予算継続決議案の期限
12日(金)メジャーSQ、米生産者物価、ミシガン大学消費者信頼感、中国各種経済指標
国内では、8日の10月国際収支、10日の11月国内企業物価指数と10-12月期法人企業景気予測調査、11日の10月機械受注、12日のメジャーSQ算出日などが注目されよう。
また、14日には衆議院選挙の投開票があり、選挙戦後半を迎えて票読みのニュースが相場を左右することも考えられる。
海外の経済指標では、8日の中国11月貿易収支、11日の米11月小売売上高、12日の中国11月小売売上高・鉱工業生産などが気になるところ。
指標一覧
終値 |
? |
? |
日経平均株価 |
17,920.45 |
33.24 |
日経平均先物 |
17,940.00 |
60 |
TOPIX |
1,445.67 |
5.07 |
TOPIX先物 |
1,447.50 |
6.5 |
東証2部指数 |
4,379.47 |
13.03 |
JASDAQ |
2,365.68 |
13.22 |
マザーズ |
953.89 |
15.34 |
出来高 |
? |
? |
東証1部 |
2070060 |
2302763 |
東証2部 |
267430 |
48747 |
<12月5日 相場展望>
日経平均は反落で始まった。
始値は前日比65円36銭安の1万7821円85銭。
その後も売り優勢で一時は下げ幅が100円を超えた。
売買代金上位では高安まちまちであり、トヨタ(7203)、エーザイ(45239、ホンダ(7267)、マーベラス(78449、
ソニー(6758)、日産自(7201)、MCJ866709などが堅調。
一方で、ソフトバンク(9984)、JT(29149、ファーストリテ(99839、アステラス薬(4503)、富士重(72709などが冴えない。
セクターでは、空運、不動産、鉱業、その他金融、ゴム製品、輸送用機器がしっかり。
半面、精密機器、食料品、情報・通信、小売、パルプ・紙、建設、倉庫・運輸などが軟調。
<寄付き前コメント>
本日の日経平均株価は小安い展開になりそうだ。
日経平均株価の予想レンジは17700円−17950円。
米国市場ではダウ平均、S&P500ともに取引時間中の高値を更新。
為替市場では一時1ドル=120円台まで円安が進行、
注目されていたドラギECB(欧州中銀)総裁会見で、追加緩和策への期待が後退する格好となり、欧州株下落の流れを受けた格好。
原油安を受けてエネルギー関連株が弱く、また明日の雇用統計を見極めたいとの向きも。ダウ平均は12.52ドル安の17900.10。
日経平均は5営業日続伸で連日の年初来高値を更新していることもあり、欧米市場の下げを受けての一服は歓迎されるところか。
5日の米国では雇用統計の発表を控えていることも、様子見姿勢につながりそうだ。
もっとも、指数がマイナス圏での推移となれば、日銀によるETF買入れへの思惑が働くので、下げそうで下げない状況もありえる。
5日の寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、6社ベースで、売り1110万株、買い1780万株で、差し引き670万株の買い越し。買い越しは6営業日連続。金額(6社ベース)は売り越し。
売りセクターに、自動車、小売、機械、建設、商社、精密、通信、不動産、食品など。
買いセクターに、機械、化学、電機、保険、ガラス、証券、銀行、自動車、通信など。
<信用取引規制関係>
◆東証、NVC株の日々公表銘柄指定を解除 4日付。
◆東証、ランシステム株、高度紙株を日々公表銘柄に指定 5日から。
◆東証、ケアネット株の信用取引に関する臨時措置
委託保証金率を5日売買分から50%以上(うち現金20%以上)とする。
日証金も同日以降、貸借取引自己取引分および非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分にかかる貸借担保金率を現行30%から50%(うち現金20%)とする。
◆東証、光陽社株の信用取引に関する臨時措置を解除 5日売買分から。
日証金も同日から貸借取引自己取引分および非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分にかかる銘柄別増担保金徴収措置を解除。
▽空売り比率=28.2%(東証、4日)
▼自社株取得枠設定(株数、金額は上限)
ケーズホールディングス 360万株、100億円
ソーバル 20万株、1億7960万円
▼立合外分売
アインファーマシーズ 11〜16日に10万株
【予定】
■国内(5日)
10月景気動向指数(14:00)
《決算発表》
積水ハウス、H.I.S.、土屋HD、COOK、クリムゾン、鳥貴族、山岡家、日東網、ポールHD、アイル、ユークス、共和工業、マツモト
《銘柄異動》
トレファク、ジーテクト
■海外(5日)
台湾11月消費者物価(9:30)
7-9月ユーロ圏GDP改定値
独10月製造業受注(16:00)
ブラジル11月消費者物価(20:00)
米11月雇用統計(22:30)
米10月貿易収支(22:30)
カナダ11月失業率(22:30)
メキシコ11月消費者信頼感指数(23:00)
米10月製造業受注指数(6日0:00)
メキシコ中銀金融政策決定会合(6日0:00)
米10月消費者信用残高(6日5:00)
休場:タイ
<12月4日 相場概況>
日経平均は5日続伸。
米国株高や為替市場での円安進行が好感され、日経平均は買い先行でスタート。
一時前日比192.16円高の17912.59円まで上昇し、連日で年初来高値を更新した。
2007年7月24日以来、約7年4カ月ぶりの高値となった。
買い一巡後は上げ渋る場面もあったが、円安進行に加え、衆院選序盤情勢を受けた総選挙への思惑、欧州中銀(ECB)による金融緩和への期待などから、後場は強含みに推移した。
大引けの日経平均は前日比166.78円高の17887.21円となった。
東証1部の売買高は22億3888万株、売買代金は2兆3985億円だった。業種別では、ゴム製品、パルプ・紙、空運業が上昇率上位だった。一方、水産・農林業、不動産業、食料品が下落率上位だった。
東証株価指数(TOPIX)は同10.85ポイント高の1440.60。
TOPIXは5日連続で年初来高値を更新した。
東証1部の売買代金は概算で2兆3985億円、売買高は22億3888万株だった。東証1部の値上がり銘柄は1184となり、全体の6割を超えた。値下がりは541、変わらずは119だった。
トヨタ、日産自、ホンダ、富士重など自動車株が総じて買われた。
SUMCOや日清紡HDの上昇は7%を超えた。
化学や製紙、証券といった業種の上げも目立った。
東証2部株価指数は12日続伸。
日経ジャスダック平均株価は小幅に続落した。
個人投資家の関心は東証1部の大型主力銘柄に移り、新興株市場では売りが優勢だった。
3DM、PSS、テックファムなどが上昇した。
東証マザーズ指数も続落、MCJやFFRI、サイバダインは上昇した。
【指標一覧】
終値 |
|
|
日経平均株価 |
17,887.21 |
166.78 |
日経平均先物 |
17,880.00 |
130 |
TOPIX |
1,440.60 |
10.85 |
TOPIX先物 |
1,441.00 |
7.5 |
東証2部指数 |
4,366.44 |
28.59 |
JASDAQ |
2,352.46 |
-6.49 |
マザーズ |
938.55 |
-14.61 |
ドル/円 |
119.91 |
0.12 |
ユーロ/円 |
147.52 |
0.04 |
出来高 |
|
|
東証1部 |
2238880 |
2398517 |
東証2部 |
213550 |
48151 |
<12月4日 前場相場概況>
■日経平均 17,849.55(+129.12)
■東証1部出来高 11.53億株
■東証1部売買代金 1.14兆円
■日経平均先物 17,850(+100)
■TOPIX 1,440.58(+10.83)
■騰落 上昇1,252/下落446
■日経JQ 2,352.95(-6.00)
■ドル円 119.86
■全市場値上がり率ランキング
1.サンキャピタル(JQ:2134)196(+50)
2.リバーエレテク(JQ:6666)449(+80)
3.抵抗器(東2:6977) 250(+43)
4.前田製(JQ:6281) 475(+70)
5.山田債(JQ:4351) 1049(+150)
6.GFA(JQ:8783) 533(+73)
7.リアルビジョ(東マ:6786) 790(+100)
8.ネクスト(東1:2120) 1024(+128)
9.ランド(東1:8918) 16(+2)
10.インタトレード(東マ:3747)273(+33)
■全市場値下がり率ランキング
1.ブロメディア(JQ:4347)264(-53)
2.スリープロ(東マ:2375) 368(-62)
3.メッツ(東マ:4744) 53(-8)
4.BEENOS(東マ:3328)1551(-206)
5.オプトロム(名2:7824) 24(-3)
6.日本PC(名セ:6025) 676(-79)
7.イナリサーチ(JQ:2176)840(-86)
8.グランディー(福Q:3261)2002(-198)
9.カイオム(東マ:4583) 1556(-153)
10.日精密(JQ:7771) 204(-20)
--------------------------------------------
日経平均株価は続伸。
前日の米国株高や為替相場の円安進行が好感され、買いが先行。
一時192円高となり年初来高値を更新。
テクニカル面での過熱感や上昇ピッチの速さに対する警戒感から、買い一巡後は利益確定売りが強まり、やや伸び悩む展開。その後は17800円台前半でのもみ合い。
業種別では、ほぼ全ての業種が値上がり。値上がり上位は、空運業、繊維製品、その他金融業。一方、値下がりしたのは、水産・農林業、不動産業、食料品。
TOPIXも続伸、日経ジャスダック平均株価は続落。
為替が120円台に迫っている。
120円台に乗せてくるようなら、日経平均の一段高が意識されやすいが、それまでは高値圏でのこう着状態か。
また、年金等に支えられている感が強く、一方でマザーズ指数、ジャスダック平均がマイナス圏での推移と、個人主体の地合いは良くない。
個別で材料が出ている銘柄についても、一気に資金が集中した後は、売り買い交錯から上げ幅を縮めてくる動きが目立つ。
年金等が支える主力処への物色以外は、やや神経質な状況のようである。
個人は来週以降に本格化するIPOに関心が向かっているとみられ、中小型の戻り局面では、利益確定の流れが強まる可能性がありそうだ
<アフターランチ>
「アノマリー」
1月14日は最も上昇しやすいとされている日
2月バレンタインデーは上げの特異日
3月20日は上げの特異日
4月17日は下げの特異日
5月17日は上げの特異日
7月6日は下げの特異日
7月9日は上げの特異日
7月26日は下げの特異日
10月4日(投資の日)は上げの特異日
10月16日は上げの特異日
11月4日は上げの特異日。
11月7日は下げの特異日
上昇率が高いのは12月→3月→6月→4月
下落率が高いのは10月→9月→7月→1月
3月上昇→5月下落、3月下落→5月上昇(3月と5月は逆相関)。
4月上昇→8月下落、4月下落→8月上昇(4月と8月は逆相関)。
9月下落→10月下落、9月上昇→10月上昇(9月と10月は正相関)。
7月上昇→12月上昇、7月下落→10月下落(7月と12月は正相関)。
10月上昇→翌年2月上昇、10月下落→翌年2月下落(10月と翌年2月は正相関)。
米国の雇用統計(毎月第1金曜日発表)で材料出尽くし。
ボラティリティも雇用統計前後が大きくなる。
SQ値を上回ると相場は強く下回ると弱い。
投信の解約は月初が多い。
10日〜10日は下げやすく10日〜月末は上げやすい。
年金の買いは月末に入る。
米国大統領選挙の前年と当年は上昇する。
日経平均株価の上昇は半年で50%が上限で1年では60%が上限。
日経平均株価のアノマリーは、西暦の遇数年の4月か5月にピーク。
奇数年は大底になりやすい。
遇数年は奇数年よりもパフォーマンスが良い。
西暦で末尾が0・1・7の付く年は景気後退が多く5・6・9の年は景気が良い。
阪神優勝の年は年末にかけて株価が上昇。
1985年:10月1万2700.11円→1万3083.18円。
03年:10月1万219.05円→1万676.64円。
05年:10月1万3606.50円→1万6111.43円。
巨人の優勝では日経平均は下落。
箱根駅伝で東洋大が優勝すると年末株高。
09年、10年、12年と優勝で年末に株高だったのは過去2回で2勝1敗。
黄色やオレンジ色などの明るい色が流行する年は、景気拡張局面で株価上昇。
黒色などの暗い色が流行する年は、景気後退期で株価は下落。
本社移転は株価のマイナス材料
100%横文字に変えて読み方に迷う社名の場合、変更直後は株価が冴えないケースもある。
経営者が著書を出版したら株価が下る。
<兜町カタリスト>
未(ひつじ)辛抱」
日経では「自民、300議席うかがう」の見出し。
事前調査とはいうものの与党で3分の2が視野に入ってきた。
絶対安定多数が266だから、当然与党の勝利の気配が濃厚。
脳裏に浮かぶのはやはり大和のレポート。
自民党が280〜290議席ならば来年3月までにTOPIX1570ポイント。
日経平均では19600円。
300議席を獲得した場合は即座の上昇期待で来年3月末に21000円。
2015年末までに22000〜23000円への上昇シナリオ。
選挙の結果を待つまでもなく、市場はこの報道でこの方向に動く可能性は高い。
もっとも明日の夜は米雇用統計。
どうせ20万人以上の非農業部門雇用者数の増加で着地するのであろう。
さほど材料視することもなかろう。
むしろポジティブサプライズの可能性は8日発表予定の7〜9月GDP改定値。
うまい具合に公示と選挙の間に介ジュルが挟まった格好。
もしも本当にプラスとなるとすると、それこそ景気実態がさほど悪くないのに消費増税延期。
そして解散総選挙の与党勝利の見通しは高水準。
キツネにつままれたような格好で永田町はまた安定して経済対策にまい進できる。
と言うシナリオが確定すれば日本株式会社に対する期待感はいやが上にも高まろうか。
日経1面の左肩の特集は「熱狂なき最高益」。
特に「トヨタ・セブン圏」という見出しが目に付く。
トヨタは今期日本企業として空前となる純利益2兆円を見込む。
世界屈指の稼ぐ力を背景に取引先への一律値下げ要請を撤回した。
いまや年間7億杯を売るセブンイレブンの「セブンカフェ」。
手軽さと本格的な味の両立に挑んだのはセブン&アイHDを中心とする企業群だ。
「セブン経済圏」が企業を呼び寄せ潤している。
日経マーケット面では「株、信用取引売り圧力低下」の見出し。
空売り比率は昨日20%で4日連続で30%を下回った。
9月の記録は10日連続だったからまだ遠い。
リーマンショック以降あるいはバブル崩壊以降わが世の春を謳歌してきた「空売り」。
ようやくウリでやられる痛みを感じるのだろう。
買いの損失は限定的、売りの損失は目先的には青天井。
だから売りで勝ち続けた投機家は少ない。
もう亡くなられたが、ある上場企業の創業者くらいしかいないのではなかろうか。
意図の噂も75日というが、投資心理の改善も少なくとも75日は必要であろう。
ただ少なくともリーマンショック以降4年も蓄積された疑心暗鬼はたやすくは拭えない。
とはいえ、そろそろリスクをリスクと感じなくなる時間帯でもあろうか。
来年の干支は未。
群れてくるのは、買い方という思考法に加えて、兜町の格言は「未辛抱」。
辛抱するのは「売りを辛抱」と読み替えられそうな気がする。
東証1部の売買代金は2兆6886億円と24営業日連続で2兆円超。
松井証券信用評価損益率速報。
売り方マイナス13.735%(昨日はマイナス14.101%)。
買い方マイナス4.707%(昨日はマイナス4,304%)。
Quick調査の信用評価損率(11月28日現在)はマイナス7.48%と2週連続改善。
裁定買い残は前週比331億円減少し3兆4548億円。
5週ぶりの減少となったが少し違和感。
日経平均の25日線は17006円でプラス4.20%カイ離。
75日線は16071円でプラス10.26%カイ離。
200日線は15300円でプラス15.82%カイ離。
「勝手雲」は10日(水)に白くねじれている。
《兜町ポエム》
「おたまじゃくし」
東京市場の株価たちNYの部下ではありません
それがなにより証拠には1年半ぶり抜き返し
今日の株価は新高値 明日は木曜アノマリー
株が買われて新高値 やがてヒゲ出る足が出る
アベノミクスは向かってる
緩和で株高為替安
業績上がって賃上げもやがて市場が踊りだす
<12月4日 10時の相場概況>
日経平均株価は、(10時1分現在)17851.08円(前日比+130.65円)で推移。
米ベージュブックなどを受けた米国株高や為替相場の円安進行が好感され、日経平均は連日の年初来高値更新。
衆院選序盤情勢で自民党が300議席(定数475議席)をうかがう勢いと伝わり、総選挙への期待感が高まっているほか、欧州金融緩和期待なども追い風になっている。
ただ、買い一巡後については利益確定売りの動きからやや上げ渋る展開にも。
セクター別では、証券、その他金融、パルプ・紙、ゴム製品、空運などが上昇する一方、水産・農林、不動産、海運が下落。
225先物は、ソジェン・JP・みずほ・ドイツ・大和・モルスタ・GSが買い越し。
ニューエッジ・バークレイズ・アムロ・UBS・野村・クレディが売り越し。
TOPIX先物はクレディ・バークレイズ・野村・メリルが買い越し。
JP・ドイツ・GS・UBS・日興が売り越し。
外資系等は、日立(6501)、リゾートトラ(4681)、旭化成(3407)、マツダ(7261)、カシオ(6952)、東レ(3402)、スタンレー(6923)、カルカン(7248)、みずほ(8411)に注目。
テクニカル的には、日ビルド(1916)、コカウェスト(2579)、エディオン(2730)、東洋紡(3101)、トリドール(3397)、宇部興(4208)、エーザイ(4523)、日医工(4541)、フージョン(4845)、メック(4971)、日山村硝(5210)、品川リフ(5351)、小森(6349)、日機装(6376)、
ダイフク(6383)、ジェイテクト(6473)、三菱電機(6503)、マブチ(6592)、アンリツ(6754)、堀場(6856)、KOA(6999)、イオン(8267)、ゼビオ(8281)、郵船ロジ(9370)、ベネッセ(9783)が動兆。
<12月4日 相場展望>
4日の日経平均株価は買い先行の展開になろう。
日経平均株価の予想レンジは17800円−17950円。
ベージュブックで米個人消費の強さが確認され、ダウ平均とS&P500はともに過去最高値を更新した。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比160円高の17910円となり、これにサヤ寄せする格好から、日経平均も連日で年初来高値を更新することだろう。
また、衆院選について日経新聞社が行った世論調査では、衆院定数475議席のうち、自民党は300議席をうかがう勢いと伝えている。
与党優勢は想定されているが、安倍長期政権への思惑から政策関連への物色に向かわせよう。
欧州では4日に欧州中央銀行(ECB)理事会が開催される。
ドラギ総裁は先日の講演で、低迷しているユーロ圏の物価をできるだけ早くテコ入れするために「やるべきことをやる」と表明。
「量的緩和」の実施の時期や手法を詰めると伝えられているなか、緩和期待が相場の下支え要因になろう。
4日の主要外国証券経由の注文動向は、6社ベースで、売り1270万株、買い1830万株で、差し引き560万株の買い越し。買い越しは5営業日連続。金額(6社ベース)は売り越し。
売りセクターに、不動産、小売、通信、精密、銀行、自動車、建設、薬品、機械など。
買いセクターに、薬品、銀行、化学、小売、食品、証券など。
<信用取引規制関係>
◆東証、データHR株、メディアS株、東洋合成株、朝日ラバー株の日々公表銘柄指定を解除 3日付。
◆東証、プロスペクト株、ブロメディア株を日々公表銘柄に指定 4日から。
◆東証、積水ハウスR投資証券を制度信用銘柄に選定 4日売買分から。
日証金も同日約定分から貸借融資銘柄に、9日から貸借担保金代用有価証券適格銘柄に追加。
◆東証、グラン株を制度信用銘柄に選定 22日売買分から。日証金も同日約定分から貸借融資銘柄に、26日から貸借担保金代用有価証券適格銘柄に追加。
▽空売り比率=29.0%(東証、3日)
【3日の相場表変更】
▽新規上場=不動産投資信託〔東〕積水ハウス・リート投資法人 投資証券(積水ハウスR)
▽指定変更=〔東2→東1〕理ビタ(食品)〔東証マザーズ→東1〕ユーグレナ(食品)
▼自社株取得枠設定(株数、金額は上限)
タカラトミー 970万株、67億円
▼立合外分売
IBJ 4日に1455円で12万株
<予定>
■国内(4日)
《決算発表》
モロゾフ、綜合HD、コーセーアールイ、ビットアイル、不二電機、アルチザ、ナ・デックス、トップカルチャ
■海外(4日)
韓7-9月期GDP確報値(8:00)
豪10月貿易収支・小売売上高(9:30)
英中銀政策金利発表(21:00)
ECB定例理事会(金利発表、21:45)
ドラギ総裁会見
<12月3日 相場概況>
3日の日経平均株価は続伸。
終値は前日比57円21銭高い1万7720円43銭で、連日で年初来高値を更新した。
取引時間中としては約7年4カ月ぶりに1万7800円台に乗せる場面があり、前場なかごろには一時、前日比200円超まで上げ幅を広げた。
前日の米株式市場で、11月の新車販売が好調だったことなどを受けてNYダウが過去最高値を更新。
勢いは日本株市場にも及び、朝方から買いが優勢だった。
午前9時30分すぎ、日経平均先物に買いが入ったことをきっかけに現物株も買いの勢いが増し、10時すぎにはきょうの高値である前日比218円高の1万7881円まで上昇した。
前場の上昇で日経平均が25日移動平均からの上方乖離(かいり)率が約5%に達するなど過熱感も意識されている
日本株の先高観から一方的に売り込まれる展開にはならなかったものの、目立った買い材料も出なかったため、後場は買いの勢いを欠く展開となった。
今晩の米国ではADP雇用報告などの発表が控えていることもあり、積極的な上値追いの動きは限られていた。
東証株価指数(TOPIX)も4日続伸し、TOPIXは1.90ポイント高い1429.75。
東証1部の売買代金は概算で2兆6886億円。
11月17日以来、約2週間ぶりの大きさだった。
売買高は25億1859万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は822。
値下がり銘柄数は884と値上がり銘柄数を上回った。変わらずは138だった。
ファストリは前日の取引終了後に発表した11月のユニクロの国内既存店売上高が前年同月を上回ったことが材料となり、日経平均を20円超押し上げた。
トヨタや富士重、TDKが連日で年初来高値を更新。エーザイも買われた。
JASDAQ平均は小高く寄り付いた後に伸び悩み、後場は引けにかけて下げ幅を広げる動きとなった。直近上場株を中心に新興市場の主力株には利食い売りが先行、日経平均の伸び悩み鮮明化で、後場は換金売り圧力が強まった。
個別では、調整一巡感による押し目買いでサンキャピタル(2134)が急伸。
NF回路(6864)は伊藤忠とのリチウムイオン蓄電システム共同開発で、アマガサ(3070)は第3四半期決算を好感した買いが膨らんでそれぞれ急伸。
シーシーエス(6669)は一部で超小型検査用カメラ開発と報じられたことが材料視される。
東証2部株価指数は11営業日続伸だった。
マザーズ指数は反落、中小型株で利益確定売り強まった。
ワイヤレスG(9419)、ムゲンエステー(3299)、UNITED(2497)が堅調。
メッツ(4744)やMCJ(6670)が上昇率上位となった。
指標一覧
終値 |
|
|
日経平均株価 |
17,720.43 |
57.21 |
日経平均先物 |
17,750.00 |
60 |
TOPIX |
1,429.75 |
1.9 |
TOPIX先物 |
1,433.50 |
4 |
東証2部指数 |
4,337.85 |
3.08 |
JASDAQ |
2,358.95 |
-18.85 |
マザーズ |
953.16 |
-17.74 |
出来高 |
|
|
東証1部 |
2518590 |
2688682 |
東証2部 |
249320 |
55650 |
<アフターランチ>
「未」
3年連続の大納会高値への道。
もし実現すれば戦後初のことになるという。
戦前はいざ知らずほとんど前日未踏の地。
記録にも記憶にもない出来事。
出来れば実現して欲しいもの。
大和のレポートは「株高を呼び込む3点セット」。
(1)円安、(2)需給改善(3)消費増税延期と脱デフレ達成機運。
選挙で自民党が280〜299ならば3月末の日平均19600円。
来年6月に20000円との予測。
これを米投資雑誌バロンズも取り上げており「3月には21000円と大和が言っている」。
ダウジョーンズは「株式会社日本にリセッションなし」。
あるいは「投資家は『株式会社日本』からまだ利益を得ることが出来る」。
この視点に日銀のETF買い、そしてGPIFの株式比率引き上げが加われば株高路線。
海外からの方がよく見えるのかも知れない。
NYダウと日経平均の逆転。
何の意味もないが、同じ17000でも差が縮小してきた。
もともとは日経平均の10分の1程度だったNYダウに抜かれたことが腹立たしかった。
ようやく元の黙阿弥。
逆転以降はJPX日経400に主役移行の方が良いのかも知れない。
もっとも日経平均とNYダウが前回逆転したのは昨年5月22日。
翌日が1143円急落の日だった。
今回はまだ尾を踏んではいないだろうが・・・。
東証2部株価指数は11連騰。
訪日観光客が増加して2020年には名目GDPの押し上げ効果は4.2兆円との試算。
最近はネットでの口コミでの消費が拡大しているという。
関空付近の免税店での売れ筋はランドセル。
これはアジア系に人気だという。
あるいは新宿西口の「オニツカタイガー」。
アシックスはタイにも進出しているので人気だという。
不思議なのは観光地の人気トップは富士山でなく京都の伏見大社。
真っ赤な鳥居と景観がその背景というが、これこそ「???」。
お正月には名物スズメの丸焼きが売れるのだろうか。
来年の干支は未(羊=ひつじ)。
羊にばかり目が行って「羊華堂」や「太平洋セメント」などを見ていたが実際は「未」。
市場観測では「未来工業(7931)。
名古屋2部なので目立たないが確かに社名に「未」が入っている。
トヨタ(7203)の新車のミライトだって「未来と」と読める。
羊毛ではストレートにニッケ(3201)。
メリルウール素材関連のデサント(8114)、ミズノ(8022)は考え過ぎ。
あるいは傘下にジンギスカン料理を手掛ける「ヤマダモンゴル」を持つGテイスト(2694)。
羊のキャラクターではサンリオ(8136)のキティちゃんの友達フィーフィー。
海上(8766)の「あんしんセエメエ」。
ドコモ(9437)の「ひつじのしつじくん」。
旭化成(3407)の「ラム君」。
まだまだ想像は広がる。
<12月3日前場 相場概況>
■日経平均 17,845.91(+182.69)
■東証1部出来高 13.09億株
■東証1部売買代金 1.35兆円
■日経平均先物 17,850(+160)
■TOPIX 1,436.88(+9.03)
■騰落 上昇1,044/下落618
■日経JQ 2,374.47(-3.33)
■ドル円 119.34
■全市場値上がり率ランキング
1.メッツ(東マ:4744) 55(+16)
2.サンキャピタル(JQ:2134)138(+32)
3.富山銀(東2:8365) 260(+55)
4.富山銀(名2:8365) 249(+44)
5.シーシーエス(JQ:6669) 1713(+300)
6.MCJ(東マ:6670) 476(+80)
7.トレイダーズ(JQ:8704) 88(+14)
8.高度紙(JQ:3891) 2010(+302)
9.GFA(JQ:8783) 453(+63)
10.三井ハイテ(東1:6966) 827(+111)
■全市場値下がり率ランキング
1.チャームケア(JQ:6062) 2279(-500)
2.ランシステム(JQ:3326) 1358(-263)
3.助川電(JQ:7711) 849(-123)
4.キムラタン(東1:8107) 9(-1)
5.ファーマF(東マ:2929) 1660(-182)
6.JIA(東マ:7172) 11390(-1210)
7.ネプロ(JQ:9421) 1566(-160)
8.アサカ理研(JQ:5724) 3885(-390)
9.オプティム(東マ:3694) 22520(-2110)
10.テックファーム(JQ:3625)2062(-188)
日経平均株価は続伸。
朝方は、対ドルでの円安やNYダウが史上最高値を更新したことなどを受けて、買いが先行。
その後も米国の年末商戦への期待感に加え、国内の好需給、選挙期間中の株高傾向への意識など、好要因が重なり、円弱含み推移とともに先物主導で買われ、上げ幅を拡大。
買い一巡後は17850円を挟んだ水準で推移し、高値圏で堅調に推移し前場を終了。
業種別では、ほとんどの業種が値上。
値上がり上位は、証券商品先物、鉄鋼、その他金融業。
一方、値下がり上位は、鉱業、パルプ・紙、医薬品。
TOPIXも続伸、日経ジャスダック平均株価は反落。
<兜町カタリスト>
誘惑」
ムーディーズの国債格下げの空振り。
日本化が15日続伸。
クボタやダイキンなどが上場来高値を更新。
カイオムバイオがストップ高。
格付けなんてマトモに相手にしなければ所詮こんなものなのだろう。
誰も頼んでいないのに勝手に格付けする権威なんて所詮蜻蛉みたいなものに過ぎない。
事が起きてから格下げするという事態に呆れた市場の信頼はそれこそ回復に時間がかかる。
債券市場ですら反応しないのだから手の打ちようもなかろう。
おまけに生保・損保も格下げしたが、所詮外からの遠吠え。
秀逸は安倍首相。
「アベノミクスについて一定の評価をいただいており、市場は冷静に受け止めている」。
というか、マスコミが取り上げて騒ぐことが一番悪い行いだと思われる。
意味のないものは無視というのが良いのではなかろうか。
そのマスコミは「東証改革失われた14年」との記事。
「現物株の取引時間延長の見送り決定で国際競争力を取り戻す機会をまたも逸したとの解釈。
日本が足踏みしている間に世界は猛烈なスピードで先へ行く。
10年前に日本の4分の1だった中国3市場合計の株売買高はいまや日本の約2倍」。
中国3市場の売買高は日本の倍になったのは単に取引時間だけの問題なのだろうか。
経済成長のスピードそのものが違ったからではないのだろうか。
消費増税に追従した論調だった同じマスコミに言われたくはないという気もする。
そもそも取引時間を拡大すれば、本当に商いが増えるのだろうか。
商いは時間ではなく、市場の、というか日本経済の未来に希望が持ててこそ拡大するもの。
NYが冬時間になって終値の確認が遅くなるという不便さは、海の向こうでも同じだろう。
夜間取引に対応した結果夜遅く帰宅のバスもない。
という地方の証券会社の社員に思いを馳せたことはあるのだろうか。
企業の決算が集中する夕方を延長したら、それこそプロ優先のおかしな市場になるのでは?
反対尋問的に考えれば・・・。
別に取引時間延長見送りが「失われた14年」の延長にはならないように思えるのだが・・・。
そんなことの議論に時間を費やすなら、せめて立会い場復活案でも話し合って欲しい。
コンピュータだけが金魚鉢で踊っている滑稽さからは抜け出したもの。
これこそ急がないと、手振りを覚えている人たちがいなくなってしまう。
昨日日銀はETFを374億円買い入れた。
一昨日の日銀のHP。
・・・日本銀行は、本年11月19日、
「指数連動型上場投資信託受益権等買入等基本要領」の一部改正を決定しましたが、今般、
これら一部改正のうち、3.の一部改正を明日(12月2日)から実施することとしましたので
お知らせします。
明日以降、一部改正後の「指数連動型上場投資信託受益権等買入等基本要領」に基づき、
市場の状況に応じてJPX日経400に連動するETFの買入れを行うこととしています。
せっかくなら初日からこのJPC400連動ETFの買い入れを見たかった。
「前場は小幅安でその結果後場のETF買いを見るのがベストシナリオ」。
こう昨日の前場の実況で喋ったが結果的にはそうなった。
前引けの日経平均は3円安(TOPIXは0.29ポイント安)。
それでも下げていれば買うのだからスゴイ。
これを見れば海外投資家は当然日本株買いに走ると読める。
だからシカゴ先物は高かったと言えそうである。
「週末の雇用統計には気をつける方が良い」なんて意味のない解説よりも効いている。
考えてみれば最近の円安傾向。
政府は米国債を売りたい誘惑に駆られても出来ない。
しかし企業は手持ちのドルを円転したいのではなかろうか。
昨日ラジオNIKKEIに出演していただいだいたワイエイシイ(6298)の百瀬社長。
手元のドルを円転すれば結構利益になる水準まで来たとコメントされていた。
このあたりを市場は見逃しているかも知れない。
<12月3日 相場展望>
3日の日経平均株価は続伸して始まった。
17700円台半ばで取引されている。
外国為替市場で円相場が1ドル=119円台前半と、前日夕時点より下落していることが自動車や電気機器、電子部品などの買いを誘っている。
2日の米株式相場が上昇したこともあり、買いが優勢だ。
日経平均株価の予想レンジは17700円−17850円。
日銀が2日からJPX日経400に連動した株価指数連動型上場投資信託(ETF)を買い入れる方針を示しており、自己資本利益率(ROE)が高いなど構成銘柄の買い材料となっている。日銀は前日2日もETFを購入した。
トヨタは連日で年初来高値を更新した。
円相場の下落と、米国で2日に発表された11月の新車販売台数が好調だったことが買い材料。
自動車株は軒並み高く、朝方の買いで富士重も年初来高値を更新している。
スマートフォン需要が伸びるとの期待から、東エレクやTDK、京セラなど半導体や電子部品の大手も買われている。
経済指標では、10時に中国11月非製造業PMI、10時35分に11月マークイットサービス業PMI、10時45分に中国11月HSBCサービス業PMIの発表があり、指標の結果を手掛かりに前場中頃から動意付く可能性がある。
昨日のNYダウは102ドル高の17879ドルと反発し過去最高値更新。
NASDAQは28ポイント高の4755ポイント。
S&P500は13ポイント高の2065ポイント。
ダウ輸送株指数は110ポイント高の9059ポイント。
バイオ、エネルギー、自動車などのセクターが上昇、通信セクターが下落。
3市場の売買高は約66億株で11月平均の61.7億株を上回った。
CME円建ては大証比90円高の17785円。
ドル建ては大証比95ポイント高の177790ポイント。
ドル円は119.22円。
10年国債利回りは2.294%。
非公式外資系動向は1030万株売り/2160万株買い。
金額ベースは売り越し。
売りは小売・サービス・精密セクターなど。
買いは建設・証券セクターなど。
売買交錯は電機・不動産・機械・銀行・自動車・薬品・通信セクターなど。
225先物は、GS・JP・大和・楽天・HSBC・マネ・アムロが買い越し。
野村・みずほ・クレディ・三菱・バークレイズ・メリルが売り越し。
TOPIX先物はみずほ・クレディ・JP・三菱が買い越し。
メリル・パリバ・野村・ドイツ・アムロ・大和・GSが売り越し。
外資系等はドンキ(7532)、キーエンス(6861)、エムスリー(2413)、共立メンテ(9616)、シチズン(7762)、住友重機(6302)、化薬(4272)、農薬(4997)、日ぺ(4612)、アルプス(6770)、村田(6981)、三菱UFJ(8306)、ニトリ(9843)に注目。
テクニカル的には安藤ハザマ(1719)、鉄建(1815)、大豊建(1822)、L&M(2170)、アツギ(3529)、テイカ(4027)、ダイソー(4046)、三井化(4183)、アイカ工(4206)、住友電工(5812)、新電工(6967)、双葉電(6986)、日信工(7230)、エイベックス(7860)、三益半導体(8155)、日産東京(8291)、M2HD(8278)、西武(9021)、丸全運(9068)、ケイヒン(9312)が動兆。
<信用取引規制関係>
◆東証、ダイヤ通商株の日々公表銘柄指定を解除 2日付。
◆東証、日本化株を日々公表銘柄に指定 3日から。
◆東証、制限値幅の拡大を解除 助川電気株、ランシステム株を3日から。
◆東証、DLE株、カーリットH株を貸借銘柄に選定 9日売買分から。
日証金も同日約定分から貸借銘柄に追加。
◆東証、アサカ理研株の信用取引に関する臨時措置
委託保証金率を3日売買分から50%以上(うち現金20%以上)とする。
日証金も同日以降、貸借取引自己取引分および非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分にかかる貸借担保金率を現行30%から50%(同20%)とする。
◆東証、ファーマF株の信用取引に関する臨時措置を解除
3日売買分から。
日証金も同日から貸借取引自己取引分および非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分にかかる銘柄別増担保金徴収措置を解除。
◆日証金、アルインコ株の貸借取引申込停止措置を解除 3日約定分から。
▽指定変更=〔東証2部〕D・アクシスは19日から1部〔東証マザーズ〕M&Aキャピは15日から1部
▽空売り比率=28.5%(東証、2日)
【2日の相場表変更】
◎新規上場=上場投資信託〔東〕iシェアーズ JPX日経400 ETF(iシェア4百)
▽指定変更=〔東2→東1〕Aエステール(その他製造)
▼自社株取得枠設定(株数、金額は上限)
大分銀行 650万株、30億円
▼立合外分売
ダイキアクシス 17〜18日に10万株
SDエンターテイメント 3日に1254円で21万5000株
モジュレ 9〜15日に3万5000株
<予定>
■国内(3日)
11月マークイットサービス業PMI(10:35)
《決算発表》
スリープロ、ピープル、楽天地
《新規上場》
積水ハウスリート
■海外(3日)
豪7-9月期GDP(9:30)
中国11月非製造業PMI(10:00)
中国11月HSBCサービス業PMI(10:45)
トルコ11月消費者物価(17:00)
仏・独・ユーロ圏11月サービス業PMI確報値(17:50、17:55、18:00)
BOE金融政策委員会(〜4日)
ユーロ圏7-9月期GDP速報値・10月小売売上高(19:00)
ベージュブック
ブラジル中銀政策金利発表
米11月ADP雇用統計(22:15)
米11月ISM非製造業景況指数(4日0:00)
カナダ中銀政策金利発表(4日0:00)
《決算発表》
アバークロンビーアンドフィッチ
<12月2日 相場概況>
2日の日経平均株価は3日続伸した。
前日比73円12銭高の1万7663円22銭で終え、連日で年初来高値を更新。
2007年7月26日以来、約7年4カ月ぶりの高値をつけた。
緩和的な金融政策などを背景に相場の先高観が強かった。
米格付け会社による日本国債の格下げで小安い場面もあったが、買いの勢いがじわりと高まって持ち直した。
米ムーディーズ・インベスターズ・サービスが1日夕、日本国債の格付けをA1(シングルAプラスに相当)へ1段階引き下げた。
日経平均はこれを受けて朝方こそ100円超下げる場面があったが、取引が一巡すると売りの勢いが低下。
日銀による国債購入が続く中で株式相場などへの影響は限られるとの見方がじわりと広がり、トヨタや富士重など好業績株を中心に上昇へ転じる銘柄が目立ち始めた。
東証株価指数(TOPIX)も3日続伸し、6.20ポイント高の1427.85と連日で年初来高値を更新。
2008年6月6日以来の高値をつけた。
東証1部の売買代金は概算で2兆1747億円。
売買高は20億1352万株だった。
東証1部の値上がり銘柄数は1156と、全体の6割強を占めた。値下がりは540、変わらずは146銘柄だった。
トヨタが年初来高値をつけ、デンソーが上場来高値を更新。
半導体関連の東エレクや信越化、電子部品のTDKも年初来高値をつけた。
自社株買いなどを発表した塩野義の値上がりが目立った。
東証2部株価指数は10日続伸し、2007年2月下旬以来の高値をつけた
日経ジャスダック平均株価は続伸。
連日で年初来高値を更新した。
通信やゲームなど値動きの軽い銘柄に個人投資家の買いが集まり、指数を押し上げた。
ジャスダック平均は2006年5月以来、約8年半ぶりの高値で推移した。
日本通信(9424)やブロードメディア(4347)が上昇。
マザーズ市場では、個人投資家を中心に中小型株への物色が継続し、マザーズ指数は堅調に推移。
ただ、日替わり物色の傾向は変わらず、対象も一部銘柄に限られ、売買代金上位銘柄でも値下がりが目立った。
個別では、フィンテック(8789)が一時前日比20%高まで上昇、マザーズ売買代金首位となった。また、前日まで大幅下落していたOTS(4564)は、一転ストップ高に。
その他、ユーグレナ(2931)、ミクシィ(2121)、MDNT(2370)、VOYAGE(3688)などが堅調。
[指標一覧]
終値 |
|
|
日経平均株価 |
17,663.22 |
73.12 |
日経平均先物 |
17,690.00 |
120 |
TOPIX |
1,427.85 |
6.2 |
TOPIX先物 |
1,429.50 |
6.5 |
東証2部指数 |
4,334.77 |
9.8 |
JASDAQ |
2,377.80 |
3.09 |
マザーズ |
970.9 |
12.42 |
ドル/円 |
118.48 |
0.08 |
ユーロ/円 |
147.66 |
0.02 |
10年国債 |
0.43 |
0 |
2年国債 |
0 |
-0.01 |
出来高 |
|
|
東証1部 |
2013520 |
2174774 |
東証2部 |
284300 |
63477 |
<アフターランチ>
「稜線」
以下は今朝のストボのブログ。
↓
新しい事象が登場すると、その直前まであった出来事や材料がリセットされるという現実。
選挙も然り、市場も然り。
だからこそ市場はいつも新しい材料を探しているのでしょうか。
日々刻々移り変わるのは、新しい出来事で以前のものを覆ってしまいたいからなのかも
しれません
まるで何事もなかったのように平然としている姿も許しがたいものですが、
でも消費税増税の影響よりも消費増税延期のテーマの方が勝っている姿はまさにそんな構図。
下手な運用を繰り返してきた年金運用もあらたな運用指針が出れば、
過去の下手さ加減を論じるのではなく未来に向かっての期待感台頭。
日銀の追加金融緩和も、2006年のマネーストックの減少の功罪を忘れ、
30兆円とか3兆円とかの数字に対しての期待感。
もっとも過去ばかり振り返ったところで、市場関係者の嘆きの塊ばかりで
良いことはありませんから、未来志向の方が良いのでしょう。
アンバランスなのは、市場の未来志向と市場関係者の過去志向。
未来を向いている筈の市場が過去の尺度で論じられることが多いから
間違いも多いのかも知れません。
新しいものが過去を消してくれるということでは、
7〜9月のGDP改定値もおなじようなものでしょうか。
年率換算マイナス1.6%がひょっとするとプラスかもなんて声も聞かれます。
積もったものを消してくれる新雪みたいなものになってくれれば良いのですが・・・。
バービー人形よりもアナ雪人気の勝った米商戦。
できれば冷たい雪よりは暖かい雪が欲しいところです。
リーマンショックの頃に明らかになったのは格付け会社への不信と事後主義。
事が明らかになってからの格下げに呆れた記憶はまだ残っています。
今回はムーディーズが日本国債の格下げ。
日本と同じA1はオマーン、チェコ、イスラエル、エストニア。
中国・台湾・韓国がその1ノッチ上のAa3。
どこ違和感を感じるのは気のせいでしょうか。
唯我独尊的には「そんなの関係ねぇ」でも良いのでしょうが・・・。
衆院総選挙告示日。
前回第46回総選挙の時は25円安、前々回第45回総選挙の時は16円高。
小動きだった過去2回に倣っての展開なのでしょうか。
2と5と8のレンジで揺れ動く株価。
昨日は17“500”円のレンジを抜けました。
次は17“800”円の壁を抜いて17“800”円。
大きな流れからは1“2000”円→1“5000”円→1“8000円”。
その先には“2”0000円という壁。
峠なのか中腹なのか。
あるいは連峰なのか。
そこに立ってみるまでは定かではありません。
南アルプスの稜線はバブル時の日経平均株価のチャートに似ている、
なんてことを仰った先輩もいました。
今回は北アルプスなのでしょうか?
<12月2日 前場の相場概況>
■日経平均 17,586.24(-3.86)
■東証1部出来高 9.56億株
■東証1部売買代金 0.99兆円
■日経平均先物 17,580(+10)
■TOPIX 1,421.36(-0.29)
■騰落 上昇793/下落871
■日経JQ 2,374.70(-0.01)
■ドル円 118.46
■全市場値上がり率ランキング
1.ランシステム(JQ:3326)1799(+428)
2.ストリーム(東マ:3071)312(+73)
3.桑山(JQ:7889) 828(+128)
4.フィンテック(東マ:8789)233(+33)
5.オービス(JQ:7827)1110(+139)
6.CRI・MW(東マ:3698)18800(+2300)
7.KTK(JQ:3035) 322(+38)
8.ACHL(JQ:1783)144(+17)
9.OTS(東マ:4564) 537(+60)
10.プラコー(JQ:6347)67(+6)
■全市場値下がり率ランキング
1.ケアネット(東マ:2150)1271(-301)
2.研創(JQ:7939) 485(-70)
3.中京医(JQ:4558) 307(-32)
4.日本PC(名セ:6025)805(-78)
5.ツノダ(名2:7308) 350(-31)
6.筑邦銀(福証:8398) 251(-21)
7.SHIFT(東マ:3697)7100(-570)
8.ファステップス(東マ:2338)516(-41)
9.オプティム(東マ:3694) 25250(-1880)
10.リアルビジョン(東マ:6786)655(-48)
日経平均株価は小反落。
前日の米国株安と円安一服を受け、利益確定売り先行で始まった。
寄り付き直後につけた17476.42円を安値に、その後は下げ幅を縮める展開。
1万7500円台を回復して前場を終了。
個別ではトヨタ自(7203)が売り一巡後にプラスに転じたほか、ホンダ(7267)、富士重(7270)、マツダ(7261)など自動車株が堅調。
また、原油先物相場が反発していたこともあり、原油安を背景に資源株にはショートカバーとみられる動きに。
セクターでは、鉱業、石油石炭、非鉄金属、保険、輸送用機器、精密機器などが上昇。一方で、食料品、不動産、その他製品、陸運、銀行、パルプ紙、小売などが軟調。
規模別指数では大型株指数のみがマイナスだった。
TOPIX、日経ジャスダック平均株価も共に小反落。
<兜町カタリスト>
その「はじめに」。
↓
不動産と株。
動かないものと今では株券が紙でさえなくなってしまったもの。
この相容れそうもない二つが合体し、進化を遂げてきたのがREITといって良いでしょう。
株式市場に属している人間がどうして不動産投資信託の本を書くの?
その疑問に対する回答は本書の中にちりばめてあります。
今更ながら思うのは、回り道でもやってきたことが無駄にならなかったという感慨。
平成の最初の頃に不動産の証券化の業務に携わり、
宅地建物取引主任なんていう資格も取らされました。
証券マンとしてこれって必要なの?と言う疑問によく苛まれましたが、
時を経てみれば両者がうまく昇華したREITという存在が徐々に大きくなってきました。
驚いたのは、2014年夏にお台場の東京ビッグサイトで開催された
日経IRフェアでの出来事。過去の経験を活用してリートコーナーを担当しました。
2日間で計6回のミニセミナーでしたが、投資家さんが4重5重の輪となって集まられました。
以前のイベントなどのリートコーナーなどは比較的換算としていたものですが、
それとは違った熱気すら感じるものでした。
「ようやくREITもこの国に根付いてきたのか」という感慨に襲われました。
不動産と株というハイブリッド商品は、そもそも不良債権の受け皿という
国策として誕生したもの。
そして現在では、民間資金の活用によるインフラ整備のツールの一つとして
やはり国策の延長線上に位置していることは間違いないでしょう。
「国策に売りなし」というのは兜町の格言ですが、
特にアベノミクスの進展はREITの拡大には追い風になっ
<12月2日 相場展望>
2日の日経平均株価は3営業日ぶりに反落。
米格付け大手のムーディーズ・インベスターズ・サービスが日本国債を格下げした。
1日の米株式相場が下落したこともあり、目先の利益をひとまず確定する目的の売りが優勢になった。
ムーディーズは1日夕、日本国債の格付けをA1(シングルAプラスに相当)へ1段階引き下げた。
最近の上昇で過熱感があるだけに、利益確定売りを出すきっかけになった。
日経平均株価の予想レンジは17400円-17550円。
格下げの影響について「外国為替市場での円相場の値動きがさほど大きくなく、株式相場への影響は限られるだろう」と声もある。
前回、日本国債が格下げされたとき東京市場は材料株相場がスタートした。
今回も楽しみだ。
本日からJPX日経400のETFが日銀の購入対象となるため、高ROE銘柄などへの関心が高まってくる公算も。カイオム(4583)やアイロム(2372)など、バイオ関連の一角には好材料が伝わっており、短期資金はバイオ関連株などに集まる余地が大きいだろう。
経済指標では、11月マネタリーベース、10時30分に10月毎月勤労統計調査の発表がある。
2日の主要外国証券経由の注文動向は、6社ベースで、売り1000万株、買い1540万株で、差し引き540万株の買い越し。買い越しは3営業日連続。金額(6社ベース)も買い越し。
売りセクターに、電機、自動車、商社、情報通信、不動産、機械、銀行、小売、薬品など。
買いセクターに、薬品、商社、情報通信、電機、不動産、電力、ガス、通信、精密、証券、自動車、食品など。
1日のNY株式相場は下落。
中国や欧州の景気減速懸念が再び高まったダウ平均は前営業日比51.44ドル安17776.80ドルで終了した。
感謝祭明けの金曜日(ブラックフライデー)の小売店の販売が不調だったことが重石となり、大きく下げて始まったが、ISM指数が製造業の景況感の底堅さを示したこともあり、買戻しが入り下げ幅縮小となった。
NASDAQは前営業日比64.28ポイント安の4727.35ポイント、S&P500は前営業日比14.12ポイント安の2053.44ポイントで終了。
ナスダックは、SNSやITの成長銘柄に利益確定売り アップルは一時6%超下落と利益確定の動きで大幅安。原油は買い戻しも入り、5ドルほど戻した。
<信用取引規制関係>
◆東証、ケアネット株を日々公表銘柄に指定 2日から。
◆東証、日本精密株の信用取引に関する臨時措置
委託保証金率を2日売買分から50%以上(うち現金20%以上)とする。
日証金も同日以降、貸借取引自己取引分および非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分にかかる貸借担保金率を現行30%から50%(同20%)とする。
◆東証、CRI株を制度信用銘柄に選定 2日売買分から。日証金も同日約定分から貸借融資銘柄に、5日から貸借担保金代用有価証券適格銘柄に追加。
◆東証、プラップJ株の信用取引に関する臨時措置を解除 2日売買分から。日証金も同日から貸借取引自己取引分および非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分にかかる銘柄別増担保金徴収措置を解除。
◆東証、制限値幅を拡大 助川電気株とランシステム株を上限のみ600円に拡大。2日に実施。
◆東証、C&GSYS株を貸借銘柄に選定 8日売買分から。日証金も同日約定分から貸借銘柄に追加。
▽上場廃止=〔ジャスダック〕東京リスマは26日
▽指定変更=〔東証2部〕サンセイランは18日から1部
▽空売り比率=29.3%(東証、1日)
【1日の相場表変更】
▽指定変更=〔東2→東1〕アルインコ(金属製品)、フュージョン(情報・通信)〔東証マザーズ→東2〕ウインテスト、アルチザ(電気機器)、アルデプロ(不動産)
▽整理銘柄に指定=〔東1・監理〕トーメンエレ〔ジャスダック・監理〕シナジー
▼自社株取得枠設定(株数、金額は上限)
塩野義製薬 1000万株、300億円
テイカ 200万株、8億9200万円
ダイドーリミテッド 28万株、1億4056万円
コシダカホールディングス 50万株、11億円
東陽テクニカ 180万株、20億円
▼立合外分売
ヨシコン 9〜11日に40万株
オールアバウト 2日に590円で67万2000株
トレジャー・ファクトリー 2日に2323円で20万株
<予定>
■国内(2日)
11月マネタリーベース(8:50)
10月毎月勤労統計調査(10:30)
10年国債入札
衆議院選挙公示
《決算発表》
三井ハイテ、アマガサ、ダイサン、ゼネパッカー
《株式分割》※権利取最終日
FFRI
■海外(2日)
韓国11月消費者物価(8:00)
豪10月住宅建設許可件数(9:30)
豪州準備銀行理事会(政策金利発表、12:30)
インド準備銀行金融政策決定会合(政策金利発表、14:30)
ブラジル10月鉱工業生産(20:00)
米11月新車販売台数
米10月建設支出(3日0:00)
<12月1日 相場概況>
1日の日経平均株価は続伸した。
終値は前週末比130円25銭高い1万7590円10銭と、11月14日につけた年初来高値を更新した。
1万7500円台回復は2007年7月26日以来、約7年4カ月ぶり。
原油安や円安の進行に加え、7〜9月期の法人企業統計で注目度が高いソフトウエアを除く全産業の設備投資額が増えたことを好感した買いが入った。
朝方から高く始まり、11月14日の年初来高値(1万7490円)を早々に上回ったことで、買いに拍車がかかり1万7600円台半ばまで上昇する場面があった。
後場に入ると新たな材料に乏しくなり、ひとまず目先の利益を確定する動きも増えてやや伸び悩んだ。
市場では「法人企業統計などに支えられ、日経平均は上値を試した」との指摘が出ていた。
東証株価指数(TOPIX)も終値は前週末比11.31ポイント高の1421.65と、年初来高値を更新した。08年6月6日以来、約6年6カ月ぶりの高値水準となる。
東証1部の売買代金は概算で2兆1972億円。
売買高は20億2362万株だった。
東証1部の値上がり銘柄数は全体の6割強にあたる1174、値下がりは522、変わらずは145だった。
業種別TOPIXは全33業種中、27業種が上昇。空運業や保険業、その他製品の上げが目立った。
円安・ドル高の進行を受けてトヨタやマツダ、ホンダといった自動車株が上昇。
マーベラス(7844)が売買代金及び東証1部上昇率で首位となり、エコナックHD(3521)やAPカンパニー(3175)が上昇率上位となった。
東証2部株価指数も連日で年初来高値を更新した。
終値は前週末比27.22ポイント高の4324.97。
07年2月27日以来、7年9カ月ぶりの高水準だった。
短期筋の値幅取り狙いの資金が集中していた。
主力処は年金資金などによる需給面が大きいとみられ、材料株などは物色に広がりがみられるというよりは、
値動きの軽い銘柄に集中しやすいと考えられる。
年末商戦の結果を受けた米国市場の動向が注目される。
基本は主力処が中心とみているが、米国が利食いの流れを見せてくるようだと、物色対象は中小型株にシフトしてくる可能性はありそう。
指標一覧
終値 |
|
|
日経平均平均株価 |
17,590.10 |
130.25 |
日経平均先物 |
17,570.00 |
120 |
TOPIX |
1,421.65 |
11.31 |
TOPIX先物 |
1,423.00 |
12.5 |
東証2部指数 |
4,324.97 |
27.22 |
JASDAQ |
2,374.71 |
14.79 |
マザーズ |
958.48 |
-1.37 |
ドル/円 |
118.9 |
0.27 |
ユーロ/円 |
148 |
0.28 |
出来高 |
売買高 |
売買代金 |
東証1部 |
2023620 |
2197222 |
東証2部 |
333390 |
55699 |
<12月1日 前引け相場概況>
■日経平均 17,601.09(+141.24)
■東証1部出来高 10.68億株
■東証1部売買代金 1.11兆円
■日経平均先物 17,610(+160)
■TOPIX 1,422.36(+12.02)
■騰落 上昇1,136/下落542
■日経JQ 2,374.48(+14.56)
■ドル円 119.04
■全市場値上がり率ランキング
1.ネプロ(JQ:9421) 1722(+300)
2.ブロメディア(JQ:4347)337(+57)
3.ピーシーエー(東2:9629)1645(+264)
4.eBASE(JQ:3835) 635(+100)
5.中京医(JQ:4558) 339(+53)
6.日本通信(JQ:9424) 625(+94)
7.レッグス(JQ:4286)1049(+150)
8.研創(JQ:7939) 554(+79)
9.SRGタカミヤ(東2:2445)1821(+252)
10.SJI(JQ:2315) 58(+8)
■全市場値下がり率ランキング
1.トリケミカル(JQ:4369)655(-134)
2.OTS(東マ:4564) 472(-95)
3.ケアネット(東マ:2150) 1812(-260)
4.日ギア(東2:6356) 1216(-157)
5.マツヤ(JQ:7452) 251(-29)
6.アクセルM(東マ:3624) 3905(-435)
7.キムラタン(東1:8107) 9(-1)
8.アテクト(JQ:4241) 804(-82)
9.ACCESS(東マ:4813)520(-51)
10.日本エンタ(東2:4829) 518(-49)
------------------------------------------
日経平均株価は続伸。
朝方は、原油安が米国経済にプラスになるとの見方や日銀の追加緩和期待などによる円売りで、ドル・円が118円台後半まで円安進行したことから、買い先行でスタート。
その後も上げ幅を拡大し、17600円〜17650円水準で推移し、そのまま高値圏で堅調に推移し前引けを終了。
業種別では、ほとんどの業種が値上がり。値上がり上位は、空運業、その他製品、精密機器。一方、値下がり上位は、鉱業、石油石炭製品、非鉄金属。
TOPIX、日経ジャスダック平均株価も共に続伸。
日経平均は、幻だった11月SQ値(17549.60円)をクリアしており、上へのバイアスが強まりやすい。
ただし、主力処が中心であり、新興市場の中小型株などは高安まちまちであり、日経平均の上昇の割には、個人主体による売買は手掛けづらそうである。
後場も強い中小型株に資金が向かいやすいだろう。
<兜町カタリスト>
「負け知らずの12月」
「ブラック・フライデー」は比較的静謐との報道。
今年は大半の小売大手が感謝祭夜からセールを開始。
すでに買い物客が殺到したからという理由。
あるいはネット購入が拡大していることも背景との声。
もっとも・・・。
百貨店メーシーズではニューヨークの旗艦店で1万5000人超が列を作り開店待ち。
ディスカウント大手ターゲット。
27日夜の2時間に国内で1分当たり1800台のテレビが売れたという。
ウォールマートのロサンゼルス店ではバービー人形をめぐる争いで警察が駆けつけたという。
そのウォルマートでの27日のオンライン売上高。
昨年の「サイバー・マンデー(感謝祭翌週の月曜日)」以来最高。
ターゲットも27日のオンライン売上高は1日としては記録的水準になったという。
感謝祭のオンライン売上高は全体で前年比14.3%増。
全米小売業協会の11〜12月の売上高は4.1%増。
前年の伸び率3.1%を上回るとの見通し。
悪くはなさげ。
OPECが現行の生産枠を維持することで合意し原油安。
石油ガス探査・生産株指数は11月28日に8.15%下落。
S&P500のエネルギー株は全体で6.3%下落し年初来下落率は10.3%となった。
バレル60ドル台に下落した原油。
OPECは価格ではなく輸出量の意地を望んだというころ。
となると、シェールはどうなるのだろう。
原油がバレル50ドルを割り込むと競争力は低下するという。
昨年来、シェールの光と影は指摘してきた。
ようやく影の部分が大きく登場してきたようである。
シェール革命の挫折というのが現実化してきたかも知れない。
もっとも日経では「シェール革命、米石油生産に存在感」と依然と礼賛口調だが・・・。
興味深かったのがセブンイレブンの免税対応増加の記事。
「コンビニも訪日客に照準」として。免税対応店をセブンは1000店舗に増加させるという。
年間1300万人の訪日客。
7〜9月期の国内での消費は前年同期比41%増の5505億円。
1〜9月の累計は1兆4677億円。
前年は1年で1兆4167億円だったから金額はもう抜いている。
一人あたりの消費は平均15万8257円。
日本人一人当たりの年間消費額は123万円だから訪日外国人8人分。
これを円安効果というか、円安の刻苦というかは定かではないが・・・。
日経平均の予想PERは16倍台。
リーマンショック後の平均である15.3倍を上回っている。
だから「調整」では何の進歩もない。
負けグセの抜けない弱い犬でも時には戦うもの。
尻尾をまくだけなら誰でも出来る。
12月は過去6年負け知らず。
このままなだれこんで大納会というのがベストシナリオでもある。
<12月01日 相場展望>
1日の日経平均株価は続伸スタート。
一時、17500円台後半まで上昇。
取引時間中としては2007年7月26日以来となる約7年4カ月ぶりの高値水準を付けた。
円安・ドル高水準で推移していることや、法人企業統計が堅調な結果だったことが好感された。
日経平均株価の予想レンジは17400円−17550円
8時50分に財務省が発表した7〜9月期の法人企業統計で注目度が高いソフトウエアを除く全産業の設備投資額は、季節調整した前期と比べ3.1%増だった。
市場では「堅調な内容で日経平均を下支えした」との声が聞かれた。
東証株価指数(TOPIX)はともに上昇。
TOPIXは取引時間中としては08年6月6日以来、約6年6カ月ぶりの高値水準で推移している。
トヨタやホンダ、マツダといった主力の輸出関連銘柄に円安を好感した買いが入っている。
14時に11月新車販売台数の発表がある。決算発表では伊藤園に注目。
セクターでは空運、海運、保険、鉄鋼、電力・ガス、精密機器、輸送用機器などが堅調。
週末のNYダウは0.49ドル高の17828ドルと小幅続伸。
NASDAQは4ポイント高の4791ポイントと5日続伸。
S&P500は5ポイント安の2067ポイントと反落。
ダウ輸送株指数は2ポイント高の9198ポイント。
週間では、NYダウが0.1%、S&Pが0.2%、NASDAQが1.7%上昇。
6週連続の値上がりとなった。
月間ではNYダウとS&Pが2.5%、NASDAQが3.5%上昇。
ドル円は118.65円。
10年国債利回りは2.172%。
3市場の売買高は感謝祭後の短縮立会いということもあり約42億株と低調。
CME円建ては大証比10円高の17460円。
ドル建ては大証比20ポイント高の17470ポイント。
非公式外資系動向は610万株売り/860万株買い。
金額ベースは売り越し。
売りは証券。不動産・サービス・機械・商社・石油・鉱業セクターなど。
買いは鉄鋼・食品・化学・精密・ゲームセクターなど。
売買交錯は自動車・銀行・情報通信・電機・運輸セクターなど。
225先物は、大和・モルスタ・GS・マネ・バークレイズ・クレディが買い越し。
アムロ・ニューエッジ・メリル・SBIが売り越し。
TOPIX先物はクレディ・ドイツ・バークレイズ・JPが買い越し。
GS・モルスタ・パリバ・野村・アムロが売り越し。
外資系等は、シスメックス(6869)、トリドール(3397)、千代田インテ(6915)、アオイ電(6832)、タムラ(6768)、ポーラ(4927)、トヨタ(7103)、エムスリー(2413)、コニカ(4902)、鉄(5401)に注目。
テクニカル的には、ミライト(1417)、一パン(2215)、一休(2450)、ニッパツ(5991)、オークマ(6103)、日コンベヤ(6375)、日トムソン(6480)、帝通工(6763)、カシオ(6952)、シークス(7613)、菱洋エレ(8068)、日テレ(9204)、テレ東(9413)、スクエニ(9684)が動兆。
<信用取引規制関係>
◆東証、鉄建株の日々公表銘柄指定を解除 28日付。
◆東証、トーメンエレ株、シナジー株の制度信用銘柄選定を取り消し 29日付。
日証金も同日付で貸借融資銘柄の選定と12月1日付で貸借担保金代用有価証券適格銘柄の選定取り消し。
◆東証、ホットリンク株の信用取引に関する臨時措置を解除
12月1日売買分から。日証金も同日から貸借取引自己取引分および非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分にかかる銘柄別増担保金徴収措置を解除。
▽新規上場=不動産投資信託〔東証〕積水ハウス・リート投資法人 投資証券(3309、積水ハウスR)は12月3日
▽指定変更=〔東証2部〕PCA、Sタカミヤは12月5日から1部
▽整理銘柄に指定=〔東証1部〕トーメンエレは28日(上場廃止は12月25日)〔ジャスダック〕シナジーは28日(上場廃止は12月26日)
▽空売り比率=29.6%(東証、28日)
【28日の相場表変更】
▽指定変更=〔東2→東1〕一正蒲鉾(食品)、明治電機工業(商業)〔東証マザーズ→東1〕ベクトル(サービス)〔ジャスダック→東2〕Dダイニング(商業)
▼一単元の株式数変更
エヌエフ回路設計ブロック 2015年1月1日付で1000株から100株
<予定>
■12/1(月)
【国内】
7-9月期法人企業統計(8:50)
11月新車販売台数(14:00)
《決算発表》
伊藤園、ピジョン
《銘柄異動》
フュージョン、アルインコ、ウインテスト、アルチザ、アルデプロ
【海外】
タイ11月消費者物価
豪11月TDセキュリティーズインフレ(8:30)
韓11月貿易収支(9:00)
中国11月製造業PMI(10:00)
中国11月HSBC製造業PMI確報値(10:45)
インドネシア11月消費者物価・10月輸出(13:00)
仏・独・ユーロ圏11月製造業PMI確報値(17:50、17:55、18:00)
米11月マークイット製造業PMI確報値(23:45)
米11月ISM製造業景況指数(2日0:00)
ブラジル11月貿易収支(2日2:00)
国連気候変動枠組み条約第20回締約国会議(COP20)(〜12日リマ)
2014年11月のピックアップ
2014年10月のピックアップ
2014年09月のピックアップ
2014年08月のピックアップ
2014年07月のピックアップ
2014年06月のピックアップ
2014年05月のピックアップ
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