
4月30日 相場概況(大引け)
日経平均大引け大幅反落。 欧米株安や日銀会合結果受け、今年最大の下げ |
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【大引け概況】
30日の日経平均株価は大幅反落。終値は前営業日である28日と比べて538円94銭安の1万9520円01銭だった。
終値ベースで6日以来、3週間半ぶりの安値。下げ幅は今年最大で、昨年2月4日(610円)以来ほぼ1年3カ月ぶりの大きさだった。
前日の欧米株市場が総じて安く、独DAX指数が3%超の下落をみせるなどユーロ圏の下げ幅が大きかったほか、米国株市場でも主要指標がいずれも軟調で、きょうの東京市場ではにわかにリスク回避の動きが強まった。日銀の金融政策決定会合で現状維持を決めたことも一部の失望売りを誘発した、また、5月2日からの5連休を前に、先物市場でも持ち高を手仕舞う目的の売りがかさんだ。
きょうの下げで日経平均は、終値ベースで1日以来約4週間ぶりに25日移動平均を下回った。23日に2万0252円の高値を付けて以降、終値が始値を下回る「陰線」が続いており、相場の地合いが弱いとみてきょう見切り売りが一気に出たとの指摘もあった。目先は20日の安値である1万9474円や心理的な節目の1万9000円が下値メドになるとの見方があった。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はともに大幅反落した。業種別では情報・通信業や精密機器が下げた。
東証1部の売買代金は概算で3兆4727億円と、株価指数先物・オプション特別清算指数(SQ)算出日を除くと昨年11月5日(3兆5458億円)以来の多さだった。売買高は27億1949万株。東証1部の値下がり銘柄数は全体の約78%にあたる1464、値上がり銘柄数は337、変わらずは81だった。
ホンダやリコー、NTTドコモなど業績面で悪材料の出た銘柄のほか、ファナックやファストリ、ソフトバンクといった値がさ株に裁定解消売りが出た。
KDDIとNTTドコモはそろって6%超下落。花王や資生堂、住友重の下げも目立った。一方、クボテックが連日のストップ高となり、関電工、トプコン、航空電子も逆行高。TDK、エーザイや東エレク、郵船が上昇した。
東証2部株価指数は続落した。象印やJトラスト、アートSHD、ラオックス、京都ホテル、長大が下落した。半面、菊水化、鈴木金、大興電通、土屋HD、ニホンフラッシュ、朝日インテク、富士通コンは上昇した。
日経ジャスダック平均株価は続落した。この日の終値は28日比21円84銭安の2545円72銭だった。欧米株安を受けた投資家心理の悪化で、終日売りが優勢だった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で996億円、売買高は2億63万株。
ガンホーが28日に自社株買いを発表したことで大幅高となった。ガンホーのほかガーラ、太洋物産などが買われた。半面、テクノスJやイマジニアなどは売られた。
東証マザーズ指数は3営業日続落した。大引け時点は前営業日比9.59ポイント安の909.90だった。
個別銘柄では京王ズがストップ安。アスカネット、ショーケースTV、ALBERT、サイジニア、sMedio、ACCESSなどは下落し、トラスト、ミクシィ、GMOテック、ペプドリ、アップルインターが上昇した。
本日、東証マザーズ市場に新規上場したデザインワンは買い気配で始まり、10時32分に公募・売り出し価格(公開価格、2750円)を1400円(50.9%)上回る4150円で初値をつけた。その後は一時3625円まで下げたが、大引けにかけて値を戻し終値は4135円だった。
28日に東証マザーズ市場に新規上場したジグソーは、同日は終日買い気配で値がつかなかった。上場2営業日目のきょうも買い気配ではじまり、10時33分に公開価格(2390円)の3.4倍の8040円で初値を付けた。その後は売りに押され、制限値幅の下限(ストップ安水準)に相当する6540円で取引を終えた。
本日、東証マザーズ市場に新規上場したテラスカイは終日買い気配が続き、取引が成立しなかった。最終の気配値は公開価格(1700円)の2.3倍にあたる3910円。
【指標一覧】
終値 |
|
|
日経平均株価 |
19,520.01 |
-538.94 |
日経平均先物 |
19,510.00 |
-530 |
TOPIX |
1,592.79 |
-34.64 |
TOPIX先物 |
1,588.50 |
-38.5 |
東証2部指数 |
4,789.52 |
-38.91 |
JASDAQ |
2,545.72 |
-21.84 |
マザーズ |
909.9 |
-9.59 |
出来高 |
|
|
東証1部 |
2719490 |
3472740 |
東証2部 |
147890 |
36110 |
4月30日 相場概況
【14時現在】
■日経平均株価 19,561.37(-497.58)
■日経平均先物 19,570(-470)
■TOPIX先物 1,593.00(-34.00)
■騰落 上昇288/下落1,511
■日経JQ 2,542.13(-25.43)
■マザーズ指数 907.11(-12.38)
30日14時すぎの時点での日経平均株価は軟調地合いが続いている。前営業日28日と比べて500円ほど安い1万9500円台半ばで推移している。一時は下げ幅を約550円に広げ、1万9500円ちょうど近辺に下落。取引時間中として20日以来の安値を付けた。
市場では「欧米株市場でも、独DAX指数が3%超の下落、仏CAC40指数も2.5%超の下落と大幅な下げをみせたが予想以上に下げた影響が大きい」との指摘がある。
日銀に関しても政界から追加の金融緩和を求める発言が出ていたことで市場の一部でも緩和期待が高まっていたという。
株価指数先物に売りが強まると、ファストリやソフトバンク、京セラ、JTなど値がさ株に一段の裁定解消売りが出て、日経平均の下げにつながった。
チャート上で日経平均は25日移動平均(1万9701円)を下回って推移している。終値でこれを下回ると今月1日以来となり、短期的に1万9000〜1万9300円までの下げがあり得るという。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も一段と下落した。
14時現在の東証1部の売買代金は概算で2兆4796億円、売買高は19億8805万株。東証1部の値下がり銘柄数は全体の8割に相当する1511、値上がり銘柄数は288、変わらずは83となっている。
業種別では33業種中、鉱業、海運を除きほぼ全面安。値下がりで目立つのは食料品、情報通信、精密機器、証券、保険、化学など。
日ハムやSUMCO、ヤマトHDが下げ幅を拡大。三井造は午後に一段高となった。アルプスやパナソニックも堅調。
30日に開かれた日銀金融政策決定会合で、金融政策の現状維持が賛成多数で決定された。
「転戦」
昨日の東名高速。
裾野まで朝が1時間、夕方が1時間と少し。
ほとんど渋滞もないらくらくゴルフだった。
おそらく明日の夜くらいから移動は始まるのだろう。
となると、2日以降は地獄の東名になるのだろうか。
冬の寒い期間は忙しかったこともありほとんどサボっていたが、ようやくエンジンスタート。
今年はボールがなくならない。
打ち下ろしの池もあまり気にならなくなった。
飛距離も少しアップ。
ゴルフは半袖のスポーツなのだろう。
ある上場企業の社長さんは「1月2月は行かない」と言われたが首肯できる。
今シーズンも楽しめる気がしてきた。
5月は裾野・丹沢・高坂・真名・レイクウッド。
6月は東広島、軽井沢72、千歳の桂に裾野・丹沢。
予定が立ってきた。
秋の白山と金沢リンクス、若木、利府などスケジュールは満載。
関が原や養老にも遠征を考えている。
転戦だけはプロ並みだが・・・。
5月の日経平均株価は過去25年間12勝13敗で12ヶ月のうち7位。
2日(土)八十八夜
4日(火)満月
6日(水)ECB理事会
8日(金)SQ
11日(月)ポイントの日
15日(金)ポイントの日
18日(月)新月
19日(火)ポイントの日
20日(水)水星逆行開始、ECB理事会
21日(木)日銀金融政策決定会合
25日(月)メモリアルデーでNY休場、バンクホリデーでロンドン休場
セルインメイがあるのかどうか。
連休中の大幅安のDNAが生きているのかどうか。
「そんなの関係ねえ」といきたいところだが・・・。
4月30日 相場概況(前引け)
日経平均前引け、大幅反落。欧米株安嫌気、一時400円安 |
【前引け概況】
■日経平均株価 19,678.15(-380.80)
■東証1部出来高 12.02億株
■東証1部売買代金 1.55兆円
■日経平均先物 19,690(-350)
■TOPIX 1,599.65(-27.78)
■騰落 上昇346/下落1,442
■日経JQ 2,551.45(-16.11)
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日経平均株価は大幅反落。前営業日の28日と比べて380円80銭安い1万9678円15銭だった。
29日の米国市場では、1-3月期GDP速報値が市場予想を大きく下回ったことなどからNYダウ、ナスダックともに下落。この流れを受け、日経平均は売り先行でスタート。
5月2日からの5連休を控えて持ち高調整売りが主力株中心に広がった。その後も先物への売りが先行。現物株相場を押し下げる展開となった。
業種別では、ほぼ全ての業種が値下がりした。値下がり上位は、情報・通信業、食料品、証券商品先物。一方、値上がりしたのは、鉱業、ゴム製品、海運業。
東証1部の売買代金は概算で1兆5552億円、売買高は12億0280万株。東証1部の値下がり銘柄数は全体のおよそ77%にあたる1442、値上がり銘柄数は346、変わらずは94だった。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も反落した。
個別では、トヨタが軟調、ファナック、ファーストリテの下げがきつい。
ホンダは前引け時点で6.4%の下げ。JTや三越伊勢丹、信越化、資生堂、NTTドコモの下げも目立った。一方、アルプス電気が堅調、アイシン精機も高い。クボテックは連日のストップ高、TDKや三井造、中部電は逆行高となった。
東証2部株価指数は続落した。象印、コメ兵、瑞光が下落。朝日インテク、ベネ・ワン、ニホンフラは上昇した。
日経ジャスダック平均株価は続落した。前引けは28日終値比16円11銭安の2551円45銭だった。ジャスダック市場の売買代金は概算で574億円、売買高は1億1931万株。
IRジャパンHD、テックファーム、A&T、テクノスJやイマジニアなどが下落し、ガンホー、IXナレッジ、山田コンサルや太洋物産が上昇した。
東証マザーズ指数は続落した。前引け時点は28日比4.99ポイント安の914.50だった。アスカネット、サイジニア、ショーケースTV、コラボスやサイバダインなどは売られた。一方、トラスト、GMOテックがストップ高に買われ、テクノマセ、NTTDIM、ペプドリ、ACCESSやミクシィなどが買われた。
きょう新規上場したデザインワンは買い気配で始まり、10時32分に公募・売り出し価格(公開価格、2750円)を1400円(50.9%)上回る4150円で初値をつけた。前引け時点は3765円。28日に新規上場したジグソーは、同日は終日買い気配で値がつかなかった。上場2営業日目のきょうも買い気配ではじまり、10時33分に公開価格(2390円)の3.4倍の8040円で初値を付けた。前引け時点は6550円。きょう新規上場したテラスカイは買い気配が続いている。
4月30日 相場概況
日経平均 寄付き下げ幅広げる1万9700円下回る。 |
【寄り付き概況】
■日経平均 19,736.05(-322.90)
■日経平均先物 19,740(-300)
■TOPIX先物 1,601.00(-26.00)
■騰落 上昇355/下落1,413
■日経JQ 2,558.82(-8.74)
日経平均株価は、寄付きから先物を中心とした売りが入り下値模索の展開となっており、じりじりと下げ幅を広げている。
前営業日である28日と比べて360円強下げ、取引時間中としては21日以来およそ1週間ぶりに1万9700円を割り込んだ。
日経平均は、5日線の下落、予直近安値(19909円)割った、25日線(19707円)での攻防になっている。
25日線(19707円)を明確に割り込むと先物で売り仕掛けが入り下げ幅を広げる可能性もある。
売買代金上位銘柄では、トヨタ自(7203)、ホンダ(7267)、ソフトバンク(9984)、ファナック(6954)、武田薬品(4502)が弱い。一方、東京エレク(8035)が小幅ながら反発している。
東証1部の値上がり銘柄数は355、値下がり銘柄数は1413、変わらずは113銘柄だった。業種別では33業種中、鉱業、ゴム製品、石油を除き安い。値下がりで目立つのは情報通信、証券、医薬品、食料品、化学、機械など。
経済産業省が30日発表した3月鉱工業生産は前月比0.3%低下し、2カ月連続の低下となった。
東証2部株価指数は続落。ラオックスや象印、Jトラストが下落。朝日インテク、三社電機、ベネ・ワンは上げている。
225先物は、ドイツ・野村・ニューエッジ・UBS・みずほが買い越し。
クレディ・メリル・GS・三菱・日興・アムロが売り越し。
TOPIX先物はJP・GS・UBS・ニューエッジ・野村が買い越し。
大和・みずほ・パリバ・日興・メリルが売り越し。
外資系等は、マーベラス(7844)、リコーリ(8566)、アイシン(7259)、トリム(6788)、日立化成(4217)、ソフトバンク(9984)に注目。
テクニカル的には、ハニーズ(2792)、Jフロント(3086)、三洋貿易(3176)、ソフトバンクテク(4716)、CIJ(4826)、合同鉄(5410)、ベクトル(6058)、レオン(6272)、SMC(6273)、千代建(6366)、ジェイテクト(6473)、マキタ(6586)、オムロン(6645)、アンリツ(6754)、日立国際(6756)、東海理化(6995)、武蔵精密(7220)、豊田合成(7282)、長瀬産業(8012)、青山商事(8219)、ケーズ(8282)、大ガス(9532)、日鉄鉱(1515)、イチケン(1847)、日基礎(1914)、アツギ(3529)、横河ブ(5911)、アマノ(6436)、大豊工(6470)、富士通ゼ(6755)、ネットワン(7518)、菱鉛筆(7976)、コメリ(8218)、西武(9024)が動兆。
<兜町カタリスト>
「者」
ふと気がつけば4月も晦日。
1年の3分の1が終了する。
月足では4ヶ月連続の陽線で今のところ負け知らずだ。
ファナックが新高値、日本国債格下げでも国債利回りは低下。
TOPIXが7年半ぶりの高値水準。
28日の東証1部の売買代金は2兆8000億円台。
といっても・・・。
今朝の日経朝刊は32ページ。
総理大臣は訪米で安保が興味の対象。
なんとなく連休中のアンバランスとなっている。
「私の履歴書」はニトリの似鳥社長から今度は日立(6501)の川村隆相談役。
2ヶ月連続で経済界というのは昨年3月東芝、4月トヨタ以来約1年ぶり。
その前は2011年10月東レ、11月野村證券だった。
この連続は当然ながら日経の経済界重視と読みたいところでもある。
興味深い指摘は「株、信用売り残膨らむ」の話題。
前週比561億円増加し8556億円は2011年1月以来の水準。
ソニー、三菱UFJ、SUMCO、ソフトバンク、ファーストリテなど主力株への売り残は増加。
一方で信用買い残は2兆9380億円。
日経平均2万円は過熱した個人の信用買いでつけたものではないことがよくわかる。
個人が持ち株をなくしたときに日本企業というのは、本当に日本企業なのかどうか。
資本は握られて、経営者と労働者と本社だけが日本という姿にはならないのだろうか。
ここが一抹の不安でもある。
もっとも退任する取引所のトップが打ち出したのは「国際競争力の強化とデリバの強化」。
現物の寂しさはますます加速し、ヒト不在の相場展開は変わりそうもない。
一方でトヨタが個人向けに新型の種類株を発行するという。
5000万株、5000億円を発行。
仕組みとしては5年売却負不可。
普通株への転換は可能。
発行価格でトヨタへの買取り要請もできるという。
株でありながら元本保証という不思議なシロモノ。
配当利回りは初年度0.5%で毎年上昇し5年後以降は2.5%。
結局2.5%の配当で議決権がある元本保証の株を5年以上保有しますかどうかということ。
発行株数と同株数を自社株買いするというから希薄化懸念はない。
そこまで迎合する背景は「11%しかない個人持ち株比率」。
長期資金の出し手としての個人株主の増加で株主構成に厚みを持たせるのだろう。
NTTやトヨタでさえこの視点をもっているということ。
発行体は機関投資家や外国人ばかりを見ている訳ではない。
それでも国際競争力とデリバなのかどうか。
大事なものが一つ欠けている気がしてならない。
IRJAPAN(6035)が前期業績の下方修正を発表した。
売上高35億円→32.09億円。
営業利益9.2億円→5.49億円。
純利益5.5億円→3.65億円。
昨今のコーポレートガバナンスの流れや議決権争奪戦はフォローの風。
これで禊終了になってくるのかも知れない。
今期に期待というところだろうか。
決算発表は5月15日の予定。
日経平均の25日線は19709円で1.78%のプラスカイ離。
75日線は18715円で7.18%のプラスカイ離。
200日線は17119円で17.17%のプラスカイ離。
糊しろが少し消えるくらいの展開になるのだろうか。
米GDPの軟調を日銀が消してくれる訳ではなかろう。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
日立(6501)・・・「私の履歴書」銘柄
日立に注目する。
同社は総合電気トップ。
インフラ系に注力。
事業の再構築に期待感。
2017年3月期からの次期中期経営計画で北米投資倍増の方向。
ビッグデータ解析とインフラ技術の融合による市場開拓と企業買収推進。
5月の「私の履歴書」銘柄。
4月30日 相場展望
【オープニングコメント】
30日の日経平均株価の寄り付きは弱含みの展開でスタートし、その後はレンジ内での一進一退の動きか。
日経平均株価の予想レンジは、19800−20000を想定。
物色は引き続き好業績決算銘柄が中心となりそうだ。また、日銀の追加金融緩和の有無が市場の大きな注目点となる。
日銀金融政策決定会合に関しては、市場の一部に追加緩和に対する期待感が根強いことから、金融政策が「現状維持」となった場合、ある程度の失望売りを誘発する可能性はありそうだ。
失望売りが限定的となれば、ノーサプライズでも意外高の展開もあり得る。
主要外国証券経由の注文動向は、売り1230万株、買い1980万株で、差し引き750万株の買い越し。買い越しは7営業日連続。金額も買い越し。
売りセクターに、電機、薬品、食品、小売、化学、卸売、通信、機械、自動車、情報通信、輸送用機器など。
買いセクターに、自動車、銀行、建設、化学、電機、情報通信、商社、海運、小売、紙パなど。
クラウドシステムの導入支援・開発事業を手掛けるテラスカイ(3915)、地域情報口コミサイト「エキテン」を運営するデザインワン・ジャパン(6048)の両社が東証マザーズ市場に新規上場する。
【NY概況】
29日のNYダウ平均は74.61ドル安の18035.53、ナスダックは31.78ポイント安の5023.64で取引を終了した。1-3月期GDP速報値が予想を大きく下回り、景気先行き懸念が拡大したことで売りが先行。連邦公開市場委員会(FOMC)の声明では、1-3月期の急速な景気減速は一時的要因によるものだとし、政策金利の引き上げについて引き続き検討する姿勢が示されたことも嫌気された。セクター別では、銀行やエネルギーが上昇する一方で不動産やヘルスケア機器・サービスが下落した。
シカゴ日経平均先物は5日続落した。6月物は前日比185円安の1万9805円で取引を終え、6月物の終値として約1週間ぶりの安値をつけた。28日の大取終値を235円下回った。2015年1〜3月期の米実質国内総生産(GDP)を手掛かりに米景気回復のペースが鈍るとの見通しが広がり、米株とともに売られた。
シカゴ日経225先物(ドル建て) 19835 ( -205 )
シカゴ日経225先物(円建て) 19805 ( -235 )
( )は大取所終値比
【予定】
4月30日(木)
【国内】
3月鉱工業生産(8:50)
日銀金融政策決定会合
日銀展望レポート(15:00)
黒田日銀総裁会見
《決算発表》
アサヒ、キリンHD、JT、ヒューリック、富士フイルム、TOTO、富士通、エプソン、ソニー、ローム、村田製、日東電工、野村、東武、小田急、京王、京成、JR西日本、ヤマトHD、郵船、商船三井、JAL、ANA、関西電、東北電、九州電、Jパワー、野村不HD、コロプラ、ヤマハ、Aiming、日本通信、スタートトゥなど
《新規上場》
デザインワン、テラスカイ
【海外】
NZ準備銀行金融政策決定会合
韓国3月鉱工業生産(8:00)
トルコ3月貿易収支(16:00)
独4月失業率(16:55)
ユーロ圏3月失業率、ユーロ圏4月消費者物価(18:00)
ロシア主要金利(19:30)
南ア3月貿易収支(21:00)
カナダ2月GDP(21:30)
米3月個人所得・個人支出(21:30)
米4月シカゴ購買部協会景気指数(22:45)
メキシコ中銀金融政策決定会合
《決算発表》
リンクトイン、ビザ、エクソンモービル、AIG
休場:ベトナム
※記載された予定は、予告なく変更される可能性があります
【NY概況】
28日のNYダウは反発。
終値は前日比72ドル17セント高の1万8110ドル14セントだった。
四半期決算と同時に通期の利益見通しの引き上げを発表したメルク、四半期配当の引き上げを発表したIBMが大きく上昇した。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を29日に控えて様子見ムードも強いなか、好材料銘柄がけん引する形でダウ平均は上昇した。
ただ、4月の消費者信頼感指数が市場予想に反して前月から低下すると、目先の利益確定売りを誘い、ダウ平均の下げ幅は一時120ドルに達した。
ナスダックは続落し、同4.824ポイント安の5055.422で終えた。前日夕に好決算を発表したアップルは利益確定売りに押されるなど時価総額の大きい銘柄の一角が下落し、指数の重荷となった。
シカゴ日経平均先物は続落し6営業日ぶりに2万円を割り込んで取引終了。
6月物は前日比70円安の1万9990円で引け、28日の大取終値を50円下回った。
米株が下げに転じた場面で売られ、6月物は1万9930円まで下げた。その後は米株の反発につれて下げ幅を縮めた。円相場の上昇を受けて戻りは限られた。この日の6月物高値は2万150円だった。
【明日のマーケット展望】
30日は祝日明けとなるため、海外市場の2日分の動向に左右されやすいだろう。
物色は引き続き好業績決算銘柄が中心となりそうだ。また、日銀の追加金融緩和の有無が市場の大きな注目点となる。
日銀金融政策決定会合に関しては、市場の一部に追加緩和に対する期待感が根強いことから、金融政策が「現状維持」となった場合、ある程度の失望売りを誘発する可能性はありそうだ。
失望売りが限定的となれば、ノーサプライズでも意外高の展開もあり得る。
4月28日 相場概況(大引け)
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【大引け概況】
28日の日経平均株価は3日ぶりに反発し、前日比75円63銭高の2万0058円95銭で取引を終えた。業績拡大に対する期待感から買いが入る一方で、大型連休を前に高値では利益確定売りが膨らんだ。
朝方から幅広い銘柄に買いが先行し、上げ幅は午前の取引時間中に一時150円を超えた。ただ買い一巡後、後場に上げ幅が48円高まで縮小する場面もあった。
今週行われる米FOMCと日銀の金融政策決定会合の結果を前にいったんキャッシュポジションを高める動きも顕在化、後場は売り圧力に押され伸び悩み気味となった。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はともに続伸した。
東証1部の売買代金は概算で2兆8658億円。売買高は20億8721万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は961、値下がりは792、変わらずは129だった。
個別では27日に株主配分の強化策を発表したファナックが大幅高。28日に今期の好業績見通しを発表したアイシンや、自社株買いを発表したデンソーなど自動車部品株の一角も上げた。クボテックがきょうもストップ高に買われ値上がり率トップ。ジェイテクトが値を飛ばし、フルキャストHDも大幅高した。
一方で、ダイハツやコマツは27日発表の今期見通しが嫌気されて急落した。
東証2部株価指数は3日ぶりに反落した。大興電通、京都ホ、ラオックス、フジオーゼが下げ、富士通コン、工藤建設、ジオスター、ASTIが上げた
日経ジャスダック平均株価は6営業日ぶりに小反落した。終値は前日比8円90銭安の2567円56銭だった。
前日まで連日で年初来高値を更新し2006年5月以来、約9年ぶりの高値圏にあったため、いったん利益を確定する売りが広がった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で797億円、売買高は1億6991万株。
イマジニア、テクノスJ、アールエスシー、ヤマザキ、A&T、太洋物産などが買われた。半面、アビックスやいちごHD、アクシーズ、総合商研、夢真HDなどは売られた。
東証マザーズ指数は続落した。大引けは前日比3.33ポイント安の919.49だった。BBT、トラスト、ショーケースやペプドリ、サイバダインが上昇した。ドリコム、レントラックス、ACCESSやシリコンスタなどは下落した。
きょう新規上場したGunosyは9時の寄り付きで公募・売り出し価格(公開価格)と同じ1520円で初値を付けた。その後は1500〜1600円台でもみあい、終値は1620円だった。同じくきょう新規上場したリンクバルは買い気配で始まり、9時48分に公開価格(2400円)を27.9%上回る3070円で初値を付けた。前場中に3300円の高値をつけたが、その後は下げ基調で推移し、終値は2752円だった。同じくきょう新規上場したジグソーは終日買い気配が続き、取引が成立しなかった。最終の気配値は公開価格(2390円)の2.3倍にあたる5500円だった。
【指標一覧】
終値 |
|
|
日経平均株価 |
20,058.95 |
75.63 |
日経平均先物 |
20,040.00 |
40.00 |
TOPIX |
1,627.43 |
8.36 |
TOPIX先物 |
1,627.00 |
7.50 |
東証2部指数 |
4,828.43 |
-23.53 |
JASDAQ |
2,567.56 |
-8.90 |
マザーズ |
919.49 |
-3.33 |
出来高 |
|
|
東証1部 |
2087210 |
2865850 |
東証2部 |
111670 |
29532 |
「ロートルでも」
以下は今朝のストボのブログ。
↓
春爛漫で満開のサクラを見ては酔い、深まる秋の紅葉を愛でる傾向。
夏の花火や冬の雪なども周期的に刻まれて四季を過ごす人たち。
静かな日常とはとはかけ離れた非日常性とはいえ、
走馬灯のようにぐるぐる回る季節感はそれこそリズムの反復そのもの。
そして繰り返される連休の混雑。
狭い国土の限られた場所に人が押し寄せるのから、どこへ行っても渋滞の嵐。
ここに外国人観光客まで重なるのですから、
GWはそれこそ四方八方人だらけになるのでしょう。
いつも閑散としている兜町に加え丸の内や大手町までが静謐に包まれるのが連休のハザマ。
暦に関係なく出勤を繰り返してきたので、
このシーズンや夏休み・冬休みなどの快適通勤は結構気楽なものとして身についています。
まあ、それにしても日本は良く休む国になったもの。
休んだふりして出社なんて愚かしいこともありましたが、
昭和の頃の土曜の半日立ち合いなんて今は昔の話。
セブンイレブンと揶揄された証券会社の勤務体制も深夜残業なんて声は
聞かれなくなりました。
株屋さんがフツーの証券マンになって、それでも市場は回っていくのですし、
売買代金だって桁外れに増えているという現実。
たしかに機械が人の代わりをしてくれることの恩恵はあるのでしょう。
バブルの頃にどんなに頑張ったって2兆円の売買代金なんて遠い夢の世界。
1兆数千億円の出来電の処理が夜の10時11時までかかっていたのですから
隔世の感です。
海の向こうではNASDAQが2000年の高値を更新し、
海のこちら側では日経平均がようやく1989年高値の半分まで戻りました。
まだまだ戻っていないTOPIX。
そしてまだまだ「羹に懲りて膾を吹く」の状態の東京株式市場。
ROEを高める経営というのを形式的にPERを高める経営と読み替えれば
バラダイムの変化は歴然としている筈ですが、それを信じられない株式市場。
日経平均7000円台から見れば遥か2万円台まで来た印象ですが、
38915円から見ればまだ道半ば。
この認識力の違いが相場観の違いになるのでしょう。
売って売って売りまくってそれでも沈まない株式市場。
売ったり買ったりするのが株式市場ですが、その売りが消えたらどうなるのか
見てみたいものです。
株は買った瞬間に売り物予備軍となるのですが打った瞬間には
買い物予備軍とならないところが弱いところなのでしょう。
そういえば・・・。
富士電機の決算は43%増益で着地して過去最高を更新しました。
08年のリーマンショック前に481円だった株価は09年に77円まで下落。
その後2010年4月に305円まで上昇し
2013年11月13日の151円を底値にしての上昇継続。
株価的にはアベノミクスと同時に成長してきた格好です。
もちろんパワー半導体の好調などが背景ですが、
興味深いのはセブンイレブン向けのドーナツケースの好調。
コーヒーメーカーやドーナツケースにはそれなりに最先端の技術が
使われているのでしょうが、それでもノーベル賞級のものではない筈。
言葉は悪いですがロートル技術でも十分に戦えるということなのでしょう。
視点を変えれば陳腐な技術でも新鮮になるということ。
いつもまだ形になっていないような最先端の技術を追いかけたがる株式市場にとっては
結構意外な学習効果となるのかも知れません。
(櫻井)
4月28日 相場概況(前引け)
日経平均前引け、3日ぶり反発。2万円台近辺で一進一退の動き |
【前引け概況】
■日経平均株価 20,082.33(+99.01)
■東証1部出来高 9.62億株
■東証1部売買代金 1.33兆円
■日経平均先物 20,100(+100)
■TOPIX 1,627.57(+8.50)
■騰落 上昇960/下落760
■日経JQ 2,572.51(-3.95)
---------------------------------
28日の日経平均株価は3日ぶりに反発した。前引けは前日比99円01銭高の2万0082円33銭だった。
前日の米国株式市場は下落したものの、決算発表の本格化を受けた企業業績や株主還元の強化に対する期待などを背景に寄り付きから買いが先行し、前日に割り込んだ2万円台を再び回復。その後も、先物買いに上げ幅を拡大した。
買い一巡後は、29日の祝日や30日の日銀の金融政策決定会合を前に利益確定売りも出て、高値圏で一進一退の動き。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は続伸した。
前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆3393億円、売買高は9億6229万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は960、値下がりは760、変わらずは160だった。
業種別では、ほとんどの業種が値上がりした。値上がり上位は、鉱業、保険業、不動産業。一方、値下がり上位は、金属製品、その他金融業、医薬品。
個別では株主への利益配分を強化すると27日に発表した値がさ株のファナックが買われた。ファストリやKDDIも高い。半面、ダイハツやコマツは売られた。
東証2部株価指数は3日ぶりに反落した。コメ兵や帝ホテルが下げ、ブルドックや洋刃物が上げた。
日経ジャスダック平均株価は小幅に反落した。前引けは前日終値比3円95銭安の2572円51銭だった。昨日まで5営業日続伸し、2006年5月以来、約9年ぶりの高値圏にあっただけに、いったん持ち高を調整する売りが優勢になった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で495億円、売買高は1億1394万株。
アールエスシー、A&T、太洋物産、アビックスやイマジニア、SOLHDが上昇した。半面、アイビー、アクシーズ、テクノスJ、倉元などが下落した。
東証マザーズは前日比2.38ポイント安の920.44と続落。
個別銘柄ではレントラックス、ドリコム、ALBERT、サイジニアは値下がり率上位に売られた。一方、ペプドリ、ショーケースTV、トラスト、プラッツは値上がり率上位に買われた。
この日に新規上場したGunosy(6047.T)は、寄り付きと同時に公開価格1520円と同値の1520円で初音を形成し、前場は1560円。林配る(6046.T)は、公開価格2400円に対して初値は3070円で、前場は2845円。ジグソー(3914.T)は公開価2390円に対して4070円買い気配でそれぞれ引けている。
4月28日 相場概況
【寄り付き概況】
■日経平均株価 20,120.23(+136.91)
■日経平均先物 20,130(+130)
■TOPIX先物 1,632.50(+13.00)
■騰落 上昇1,004/下落689
■日経JQ 2,575.59(-0.87)
■マザーズ指数 919.88(-2.94)
28日前場寄り付きの日経平均株価は、予想と裏腹に3営業日ぶりに反発して始まった。前日比150円46銭高の2万0133円78銭まで上昇している。買い一巡後は売りも出て、前日比120円程度高い2万0100円近辺で推移している。
業績改善や株主配分強化への期待が根強いほか、30日の日銀の金融政策決定会合を控え、追加緩和を期待した買いも一部で入っているようだ。半面、29日からゴールデンウイーク(GW)が始まるとあって、持ち高整理の売りや利益確定売りも出ている。
午前10時現在の東証1部の値上がり銘柄数は1004、対して値下がり銘柄数は689、変わらずは184銘柄だった。業種別では33業種中、金属製品、紙パルプ、繊維を除き高い。値上がり上位に鉱業、精密機器、不動産、非鉄、保険、海運など。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)もともに高く推移している。
個別では27日に株主配分強化の方針を示したファナックが大幅高となり、上場来高値を更新している。追加緩和の思惑から銀行株や不動産株も高い。
売買代金上位銘柄では、ファナック、トヨタ、三菱UFJ、野村が買われている。一方、東京エレク、SUMCO、ソフトバンク、コマツが売り優勢、27日に2016年3月期の業績予想について、営業減益と発表したコマツやダイハツが大幅安になっている。27日に米アプライドマテリアルズとの経営統合を撤回すると発表した東エレクは急落。
SMBC日興証券が27日付でペプドリ (4587) [東証M]の投資判断を新規「1(強気)」目標株価を1万7000円に設定。
リポートによると、(1)同社が創製した特殊ペプチド医薬品の開発進展に伴うマイルストン収入や発売後の売上高に応じたランニング・ロイヤリティの増加。(2)既契約の製薬企業との契約内容拡大、新たな製薬企業との契約締結。(3)インフルエンザ治療薬など自社創薬の導出・開発進展・承認・発売で収益が大幅に拡大すると指摘している。
同証券では、15年6月期の営業利益(非連結)は前期比4.5倍の9億円(会社予想は6.3億円)、16年6月期は21億円、17年6月期は38億円にそれぞれ拡大すると予想している。
【レーティング情報】
【格上げ】
2212 山崎パン みずほ UP→中立 1380→2150円
【目標株価引き上げ】
1925 大和ハウス バークレイズ Over継続 2600→3100円
2413 エムスリー 大和 1継続 2630→2890円
<兜町カタリスト>
「やっぱり」
3月に注力した原稿がETF。
初校がようやく戻ってきた。
題名は『ETF(上場投資信託)なら、簡単安心なのにやっぱり儲かる!』。
「やっぱり」シリーズになったような感じ。
見出しはこんな感じ。
「日経平均をください」が実現する。
「やんちゃ」なETFが人気。
仕組みを解剖してみる。
指数連動だけがETFじゃない。
REITのETFでREITより儲ける。
おそるおそるの先物もETFなら安心。
上げると思ったらベア投資で儲ける。
オプション取引もので儲ける。
日銀に追随するETF投資もアリ。
市場動向と人気EFFを知る。
時には相場勘も養おう。
明確な目標と到達点を描いておく。
NISAや確定拠出年金での投資対象に。
長期分散メインで短期ハイリターン狙いも。
ところで・・・。
今でこそETFなどで主流となったインデックス投資。
アクティブ投資よりもパッシブ投資と言うお題目で登場したインデッククス投資。
指数が下がっていてもファンドの下落率がそれより悪くなけらば良し
という変な状況もあった。
その隠れた隆盛の過去というのもある。
それは株式手数料の自由化以前の1990年代の話。
株式委託売買手数料の完全自由化以前は大口注文の方が手数料は安かった。
つまり1銘柄の手数料は限界があった。
となると銘柄数を増やせば投信会社からの手数料は増える。
1銘柄を大きく100万株とか200万株買うよりも
指数連動で5万株ずつ100銘柄の方が高い。
ここに気がつけばトレーダーは当然インデックス投資に走る。
ファンドマネージャーは手数料が安いほうが良いに決まっているがとレーダーは別。
だからこその隆盛だったという穿った見方も間違ってはなかろう。
因みに個人で言えば100万円の約定代金は11500円。
1000万円は82500円だった。
100万円を10銘柄売買すれば115000円だからやはり割高だった。
もっともこれは個人単位の話。
投信の売買だと1銘柄110万円で行くか100銘柄1億円で行くかという話だった。
もっとも株式委託売買手数料が収益源だった頃の牧歌的な話。
・・・・・・・・・・・・・・・
《兜町ポエム》
「2万のバルコニー」
2万のバルコニーで待ってて15年ぶり
その上の株価見たいのそして期待
右手にソフトバンク左手にはファーストリテイリング
下値を切上げて泳ぐ株価
呆れてみてる
バカね売っても無駄よ
ROE高くなる
2万のバルコニーで待っててやがてクジラ
霧のETFで上値を包み込むわ
I love you so love you
もう下がらないで
相場は動いてる
パソコンのチャートで走り過ぎる株価数えた
利食ってもいいのよ
黙ってるとこわれそうなの
高値浮いた相場は
夏に続いてる
2万のバルコニーで待ってて天井知らず
上がってく株価好きなのそして期待
I love you so love youほら株のベル
心に響いてる
I love you so love you
もう下がらないで
相場は動いている
きっときっとよ
必ず来てね
指きりしてね
そして3万円
4月28日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
28日の日経平均株価は、弱含みの展開を想定する。買い手控え姿勢が強まりそうだ。祝日を前に利益確定売りも想定される。
日経平均株価の予想レンジは、19850―20050を想定する。
28日の日米首脳会談、29日までのFOMC、29日の米1〜3月期のGDP速報値、30日の日銀金融政策決定会合と重要日程が目白押しで、これらの内容を見極めたいとのスタンスから、模様眺めムードが強まりそうだ。
ただ、下げ局面では日銀追加緩和への期待感が再浮上しやすく、指数の下値は限定的と考える。
寄り付き前の外資系証券動向
売り840万株
買い1470万株
差し引き630万株の買い越し。
6営業日連続の買い越し。
金額ベースは125億円の買い越し。
米国系、欧州系共に買い越し。
売りは化学、サービス、銀行、食品など
買いは不動産、ガラス土石製品、鉄鋼、小売、医薬品、鉱業、精密機器、機械など
売り買い交錯は輸送用機器、卸売、情報通信、電気機器など
【NY概況】
27日のNYダウ平均は42.17ドル安の18037.97、ナスダックは31.84ポイント安の5060.25で取引を終了。欧州株が全面高となり、米国株も上昇して始まった。しかし、本日引け後のアップル(AAPL)の決算や、明日から2日間に渡って開催される
米連邦公開市場委員会(FOMC)、29日に発表される1-3月期GDP速報値などの結果を見極めたいとの思惑から上げ幅を縮小し、下げに転じた。セクター別では、テクノロジー・ハード・機器や素材が上昇する一方で医薬品・バイオテクノロジーやヘルスケア機器・サービスが下落した。
シカゴ日経平均先物は続落。6月物は前週末比10円安の2万60円で取引を終えた。27日の大取終値を60円上回った。底堅い米企業決算への期待から米株とともに朝高で始まったが、28〜29日に開く米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に買いを手控える投資家が増え、上げ幅を縮めた。
【予定】
■28(火)
【国内】
3月商業動態統計(8:50)
4月中小企業景況判断(14:00)
2年国債入札
《決算発表》
NEC、パナソニック、NTTドコモ、ガンホー、ホンダ、信越化、協和キリン、積水化、日立化成、OLC、大塚商会、新日鉄住、神戸鋼、豊田織、ジェイテクト、三菱電、マキタ、TDK、アルプス、ヒロセ電、デンソー、川重、日野自、アイシン、シマノ、リコー、豊田通、大和証G、JPX、JR東日本、JR東海、中部電、中国電、東ガス、大東建託、グリーなど
《新規上場》
Gunosy、リンクバル、ジグソー
【海外】
仏4月消費者信頼感(15:45)
英1-3月期GDP(17:30)
スウェーデン中銀政策金利発表
ブラジル3月失業率(21:00)
FOMC(〜29日)
米2月S&Pケース・シラー住宅価格指数(22:00)
米4月リッチモンド連銀製造業指数(23:00)
米4月CB消費者信頼感指数(23:00)
米5年国債入札
日米首脳会談
《決算発表》
メルク、フォード、ファイザー、コーニング、コーチ、UPS
休場:ベトナム
※記載された予定は、予告なく変更される可能性があります
4月27日 相場概況(大引け)
日経平均大引け 続落2万円割れ。決算、日銀会合控え買い手控え |
過去のマーケット動画はこちら
【大引け概況】
27日の日経平均株価は続落し、前週末比36円72銭安の1万9983円32銭で終えた。終値で節目の2万円を下回るのは21日以来、4営業日ぶり。
発表が相次ぐ主要企業の2015年3月期決算や、30日に控えた日銀の金融政策決定会合の結果を見極めたいとの雰囲気が強かった。模様眺めムードが広がる中で利益確定売りに押される展開になった。
JPX日経インデックス400は小幅ながら反発。終値は前週末比9.22ポイント高の1万4686.28だった。東証株価指数(TOPIX)も反発し、0.23ポイント高1619.07で終えた。
東証1部の売買代金は概算で2兆846億円。かろうじて2兆円の大台を上回ったが、最近では低水準だった。売買高は18億7004万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は796と、全体の4割強を占めた。値上がりは937、変わらずは146銘柄だった。
マツダの発表した決算が市場予想を下回ったことがやや影響して上値の重い展開となった。企業業績は全般的に良好との見方が支配的だが、想定ほど強くない可能性も考えられ、これからの決算を見極めたいとする雰囲気が出ている様子。
金融では三菱UFJとみずほFGが売りに押された。午後発表の今期の業績予想が物足りないとして資生堂が後場から下げ幅を拡大した。一方でソフトバンクが上昇。三井住友FGが小高く終え、ファナックが終日堅調な展開、日電産やNECの値上がりが目立った。
東証2部株価指数は続伸し、年初来高値を約2週ぶりに更新した。ラオックス、京都ホテル、ロイヤルホテル、洋刃物が上げ、反面、イトーヨーギョー、ダイベア、鈴与シンワ、大興電通、Jトラストと朝日インテクが下げた。
日経ジャスダック平均株価は小幅に5日続伸した。終値は前週末比6円47銭高い2576円46銭だった。連日で年初来高値を更新し、2006年5月中旬以来、約9年ぶりの高値を付けた。日経平均株価が大台の2万円付近で推移し、積極的に上値を試しづらいなか、「中小型の成長株に資金を振り向ける動きが続いている」との声も聞かれた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で667億円と2日以来、約1カ月ぶりの低水準だった。売買高は2億364万株。アクシーズ、テクノスジャパン、アエリア、アイビー、A&T、データアプリ、アビックスが上昇した。半面、ガンホー、アールエスシー、マツモト、サンオータス、アサカ理研は下落した。
東証マザーズ指数は反落した。終値は同4.13ポイント安い922.82。マザーズの時価総額上位銘柄やバイオ関連銘柄が後場に弱含み、下げ幅をやや広げた。
個別では、ショーケースT、レントラックス、Aiming、日本スキーなどの直近IPO銘柄がさえない。ACCESSやシリコンスタ、ワイヤレスG、テクノスジャパが上昇した。
【指標一覧】
終値 |
|
|
日経平均株価 |
19,983.32 |
-36.72 |
日経平均先物 |
20,000.00 |
-50.00 |
TOPIX |
1,619.07 |
0.23 |
TOPIX先物 |
1,619.50 |
-3.00 |
東証2部指数 |
4,851.96 |
16.67 |
JASDAQ |
2,576.46 |
6.47 |
マザーズ |
922.82 |
-4.13 |
出来高 |
|
|
東証1部 |
1870040 |
2084657 |
東証2部 |
147180 |
40000 |
「受け皿」
鳴り物入りでスタートしたNISA。
昨年1年の投資総額は2兆9770億円。
多いか少ないかは別にしてこれが結果である。
そして投資収益は約3500億。
パフォーマンスは約12%。
悪くはなかった。
ただ投信の割合が6割以上と偏っていたのが目につく。
結局、NISAは投信の手数料を稼がしてくれたということになるのだろうか。
これがアメリカだと少し訳は違ってくる。
ゴールドマン・サックスの推計。
企業は2014年年に4290億ドル(約51兆円)の株式を買い越しだ。
これはリーマン・ショック以降の最高額。
家計は470億ドル、年金は1360億ドルの売り越し。
株式型ファンドは2014年に600億ドル超の買い越しだった。
2015年には米国株を大きく売り越した。
そして自社株買いは2015年には4500億ドルまで膨らむ見通し。
「株式市場には差し引き2200億ドルの資金が流入する」という予想の声も聞かれる。
この運用姿勢の違いはなかなか縮まらないのだろう。
思い起こされるのはかつてマル優制度。
1987年までは、全ての個人が対象でだった。
親の預金など限度額を超える部分について未成年の子名義で
預貯金をすることなどが多かった。
つまり多くの世帯で実質的に預金に対する利息は非課税だった。
マル優、郵貯マル優、特別マル優の合計900万円(限度額合計)。
これが家族4人だと3600万円まで非課税とすることができた。
解釈は・・・。
「このことが、高度経済成長期における国民の貯蓄率向上に一定の役割を果たした」。
今はどうなのだろうか。
ところで、その米国株売却資金。
日経ヴェリタスなどでは「東証マザーズがその候補」という声もある。
日本の中小型株に投資する米国ファンドの資金流出入試算では
3月下旬以降だけで1億ドル近くも買い越し。
「伸び悩んでいた東証マザーズ指数の反転と軌を一にする動き」と。
「出遅れ感が強い中小型株に対する外国人の関心は強い」とも・・・。
4月27日 相場概況(前引け)
日経平均前引け、小幅続落。上値重いが押し目買い意欲は旺盛 |
【前引け概況】
■日経平均株価 20,018.30(-1.74)
■東証1部出来高 9.93億株
■東証1部売買代金 1.02兆円
■日経平均先物 20,030(-20)
■TOPIX 1,620.04(+1.20)
■騰落 上昇993/下落718
■日経JQ 2,576.94(+6.95)
----------------------------------
日経平均株価は小幅ながら続落し、前週末比1円74銭安の2万0018円30銭で前場を終えた。
前週末の米国株高を受け、朝方は買い先行で始まりましたが、買い一巡後は高値警戒感から下げ転換しました。30日に日銀金融政策決定会合が控えていることから積極的な売買が手控えられ、利益確定売りに押され下げ幅を拡大。ただ2万円割れ水準では押し目買いが入り、10時過ぎには前週末終値近辺まで値を戻し、もみ合う展開となった。
業種別では、多くの業種が値上がりした。値上がり上位は、繊維製品、小売業、ガラス土石製品。一方、値下がり上位は、海運業、保険業、銀行業。
値上がり銘柄数は993、対して値下がり銘柄数は718、変わらずは167銘柄だった。
個別ではトヨタ、ソニーが軟調、サイバーも大きく下げた。マツダも売られた。半面、富士通ゼネラルが大幅高、
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はともに小反発した。
東証2部株価指数は続伸。ラオックスとロイヤルホが上げ、Jトラストと朝日インテクが下げた。
日経ジャスダック平均株価は5日続伸した。前引けは前週末に比べ6円95銭高い2576円94銭と、2006年5月以来、約9年ぶりの高値圏。日経平均株価が2万円を超えて積極的に上値を追いづらくなっており、ジャスダック上場銘柄への買いが優勢になっている。
ジャスダック市場の売買代金は概算で345億円、売買高は1億1138万株。テクノスジャパン、アエリア、データアプリ、アイビー、A&Tが買われ、半面、ガンホー、アールエスシー、マツモト、IXナレッジが下落した。
東証マザーズ指数は小反落した。前引けは同0.27ポイント安い926.68だった。バイオ関連株の下落が目立ち、指数の重荷になった。個別では、ACCESS、シリコンスタジオ、コラボス、メドレック、ミクシィが上昇。一方、ショーケースやモルフォ、Aiming、プラッツ、レントラックス、メディア工房、GDOは下落した。
4月27日 相場概況
日経平均 一進一退。買い手控えで20000円台を割り込む |
【寄り付き概況】
■日経平均株価 19,969.73(-50.31)
■日経平均先物 19,980(-70)
■TOPIX先物 1,617.00(-5.50)
■騰落 上昇964/下落732
■日経JQ 2,576.04(+6.05)
■マザーズ指数 929.04(+2.09)
27日前場寄り付きの日経平均株価はもみ合いで始まった。前週末終値2万0020円04銭を挟んでの小幅な値動き。その後、取引時間中として3営業日ぶりに2万円を下回り、下げ幅を100円超に広げる場面もあった。
週初で売買フローが少ないなか、ゴールデンウィーク入りで機関投資家の売買も減少していることで商いは低調。30日に日銀金融政策決定会合などが控えていることから積極的な買いが手控えられ、模様眺めムードを広げている面もある。
マツダが大幅安。ソニーも安い。同社は今期業績が前期に比べて改善すると伝わったが、水準が従来予想に達せず、嫌気売りが広がった。
三菱UFJなど金融株も朝高後、小幅安に転じた。国債保有や住宅ローン融資に関する国際規制が設けられる見通しと伝わり、投資家心理の重荷になっている。
一方、JTが上昇。NECの値上がりが目立つ。
売買代金上位では、三菱UFJ(8306)、トヨタ(7203)、ソニー(6758)、野村(8604)が売られている一方、アイフル(8515)、NEC(6701)、キヤノン(7751)、ファナック(6954)が買われている。
午前10時現在の東証1部の値上がり銘柄数は964、値下がり銘柄数は732、変わらずは181銘柄だった。業種別では33業種中、17業種前後が高い。値上がり上位に繊維、紙パルプ、小売、非鉄、空運、化学など。半面、値下がりでは保険、海運、輸送用機器、その他製品、銀行、鉱業など。
225先物はニューエッジ・メリル・シティ・アムロ・大和が買い越し。
マネ・野村・ナティクス・みずほ・JPが売り越し。
TOPIX先物はパリバ・JP・UBS・メリル・シティが買い越し。
クレディ・三菱・バークレイズ・野村が売り越し。
外資系等は、第一生命(8750)、MS&AD(8725)、海上(8766)、損保ジャパン(8630)、T&D(8795)、ソニーF(8729)、村田(6981)、京セラ(6971)、ABC(2670)、GCA(2174)、中外(4519)に注目。
テクニカル的には、大成建(1801)、三井住友建(1821)、熊(1861)、日道路(1884)、三機工(1961)、NSSOL(2327)、シキボウ(3109)、東レ(3402)、コロプラ(3668)、テイカ(4027)、NRI(4307)、農薬(4997)、JX(5020)、古河電(5801)、ノーリツ(5943)、キャリアデ(6070)、丸山(6316)、三井造(7003)、プレス工(7246)、Jパワー(9513)が動兆。
<兜町カタリスト>
「3日続落?」
日経平均は週間で約367円の上昇で、週足で陽線を形成した。
月足陽線基準の4月1日終値は19312円。
よほどのことがなければ4ヶ月連続陽線。
昨年は12月が陰線だったので9→11月の3ヶ月連続までだった。
2012年8月〜2013年5月の9ヶ月連続以来となる。
因みに7月上昇→12月上昇は昨年は未達。
9月上昇→10月上昇、10月上昇→翌年2月上昇は達成。
となると3月上昇→5月下落、4月上昇→8月下落。
こちらは未達になって欲しいもの。
長期金利(10年国債利回り)は0.28%台まで低下。
節目の0.3を下回りマネージャブジャブ。
空売り比率は28%で極地的ガキ大将も暴れられず。
タマゴの価格上昇は株高と言う個人的アノマリーも登場。
この1ヶ月で7%の上昇となった。
夏場にかけて価格が低下し年末にかけて上昇してきたのがこの3年。
もしも今年夏場にかけて上昇するならば、セルインメイアノマリーが消えるかも知れない。
「今年は日経平均の3日続落はまだない」という声も・・・。
アメリカではNASDAQが過去最高値更新。
これもITバブル以来15年ぶりのことになる。
かつての主役はパソコンメーカーなどだった。
今はSNSやバイオベンチャーなどが上昇のけん引役となっている。
この15年間で上位20以内にとどまったのはマイクロソフトやシスコシステムなど4社。
上場銘柄数は2000時点は約4800。
現在は約2560社と減少。
理由はM&Aとされる。
まさに新陳代謝市場の感。
因みに2000年に150倍だったPERは今20倍台。
日本以上のユーフォリア感だったことが再認識される。
日経ジャスダック平均株価も年初来高値更新。
こちらは「遅ればせながら」である。
公募投信の2014年度末の残高上位10社は全社で残高増え、8社が過去最高更新。
個人が資産運用を証券会社などに一任する「ラップ口座」が増えているという。
特に野村は3月末の契約残高が約1.3兆円。
約10年間首位の大和の約1.2兆円を上回ったことになる。
04年にラップ口座サービス始まって以来、初めて業界首位に立った。
最低投資金額が、300〜500万円に下がったことも普及を後押ししたという。
投信の隆盛、ラップの活躍は悪くはない。
日本に初めて持ち込んだのは日興だったが一体どうなったのだろうか。
ただ、ラップそのものはお任せ玉口座。
運用の中身がブラックボックスである点がどうも気に入らない。
そして300〜500万円程度の資金でラップが必要なのかどうか。
ここも疑問。
形だけを持ち込んでアセットギャザリングなんて言っているのはどうも不自然な気がする。
ラップや投信の繁栄。
また「歌を忘れたカナリヤ=株を語らない証券マン」が増えるのだろうか。
もっとも「歌を知らないカナリア」が過半数。
そして「初めて日経平均の2万円を見た」ばかり。
それこそ「昭和は遠くなりにけり」でもある。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
パーク24(4666)・・・動兆
パーク24に注目する。
同社は「タイムズ」で有名な無人駐車場サービスが中核。
海外投資家はわずか数台からの24時間無人管理駐車システムに驚くという。
2009年からレンタカーサービスとカーシェアリングサービスを開始。
カーシェアリングは拠点数約6400、会員数約45万人の事業に拡大。
「タイムズ」は駐車場のブランドから交通インフラサービスのブランドへと進化した。
海外投資家はわずか数台からの24時間無人管理駐車システムに驚くという。
カーシェアリングを終電がなくなったときの帰宅の足として考えると
24時から翌朝9時までの料金が2060円+走行距離×16円。
深夜のタクシーよりはるかに割安。
企業の拡大に必要な2ケタ成長を続ける可能性は高い。
<兜町カタリスト>
「3日続落?」
日経平均は週間で約367円の上昇で、週足で陽線を形成した。
月足陽線基準の4月1日終値は19312円。
よほどのことがなければ4ヶ月連続陽線。
昨年は12月が陰線だったので9→11月の3ヶ月連続までだった。
2012年8月〜2013年5月の9ヶ月連続以来となる。
因みに7月上昇→12月上昇は昨年は未達。
9月上昇→10月上昇、10月上昇→翌年2月上昇は達成。
となると3月上昇→5月下落、4月上昇→8月下落。
こちらは未達になって欲しいもの。
長期金利(10年国債利回り)は0.28%台まで低下。
節目の0.3を下回りマネージャブジャブ。
空売り比率は28%で極地的ガキ大将も暴れられず。
タマゴの価格上昇は株高と言う個人的アノマリーも登場。
この1ヶ月で7%の上昇となった。
夏場にかけて価格が低下し年末にかけて上昇してきたのがこの3年。
もしも今年夏場にかけて上昇するならば、セルインメイアノマリーが消えるかも知れない。
「今年は日経平均の3日続落はまだない」という声も・・・。
アメリカではNASDAQが過去最高値更新。
これもITバブル以来15年ぶりのことになる。
かつての主役はパソコンメーカーなどだった。
今はSNSやバイオベンチャーなどが上昇のけん引役となっている。
この15年間で上位20以内にとどまったのはマイクロソフトやシスコシステムなど4社。
上場銘柄数は2000時点は約4800。
現在は約2560社と減少。
理由はM&Aとされる。
まさに新陳代謝市場の感。
因みに2000年に150倍だったPERは今20倍台。
日本以上のユーフォリア感だったことが再認識される。
日経ジャスダック平均株価も年初来高値更新。
こちらは「遅ればせながら」である。
公募投信の2014年度末の残高上位10社は全社で残高増え、8社が過去最高更新。
個人が資産運用を証券会社などに一任する「ラップ口座」が増えているという。
特に野村は3月末の契約残高が約1.3兆円。
約10年間首位の大和の約1.2兆円を上回ったことになる。
04年にラップ口座サービス始まって以来、初めて業界首位に立った。
最低投資金額が、300〜500万円に下がったことも普及を後押ししたという。
投信の隆盛、ラップの活躍は悪くはない。
日本に初めて持ち込んだのは日興だったが一体どうなったのだろうか。
ただ、ラップそのものはお任せ玉口座。
運用の中身がブラックボックスである点がどうも気に入らない。
そして300〜500万円程度の資金でラップが必要なのかどうか。
ここも疑問。
形だけを持ち込んでアセットギャザリングなんて言っているのはどうも不自然な気がする。
ラップや投信の繁栄。
また「歌を忘れたカナリヤ=株を語らない証券マン」が増えるのだろうか。
もっとも「歌を知らないカナリア」が過半数。
そして「初めて日経平均の2万円を見た」ばかり。
それこそ「昭和は遠くなりにけり」でもある。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
パーク24(4666)・・・動兆
パーク24に注目する。
同社は「タイムズ」で有名な無人駐車場サービスが中核。
海外投資家はわずか数台からの24時間無人管理駐車システムに驚くという。
2009年からレンタカーサービスとカーシェアリングサービスを開始。
カーシェアリングは拠点数約6400、会員数約45万人の事業に拡大。
「タイムズ」は駐車場のブランドから交通インフラサービスのブランドへと進化した。
海外投資家はわずか数台からの24時間無人管理駐車システムに驚くという。
カーシェアリングを終電がなくなったときの帰宅の足として考えると
24時から翌朝9時までの料金が2060円+走行距離×16円。
深夜のタクシーよりはるかに割安。
企業の拡大に必要な2ケタ成長を続ける可能性は高い。
4月27日 相場展望
【オープニングコメント】
27日の日経平均株価は底堅い展開が見込まれる。ただし、決算発表が本格化するなか、模様眺めムードも強まりやすい。
日経平均の予想レンジは、19900―20200のレンジを想定する。
30日の日銀金融政策決定会合および日銀展望リポートは特に注目される、株式市場は30日までは期待感から大きくは下げづらい展開が予想される。
主要外国証券経由の注文動向は、売り510万株、買い800万株で、差し引き290万株の買い越し。買い越しは5営業日連続。金額も買い越し。
売りセクターに、食品、小売、情報通信、輸送用機器、卸売、サービス、銀行、機械、建設、薬品、ゴム、証券など。
買いセクターに、建設、薬品、情報通信、サービス、銀行、ゴム、化学、空運、機械、小売、電子機器など。
【予定】
■27(月)
【国内】
《決算発表》
キッコーマン、資生堂、コマツ、オムロン、ファナック、京セラ、ダイハツ、キヤノン、東エレク、大阪ガス、日立建、アンリツ、スタンレ電、アドバンテ、パナホーム、不二家、夢真HD、ソフトバンテクなど
【海外】
中国3月工業利益(10:30)
メキシコ3月失業率・貿易収支(22:00)
米4月マークイットサービス業PMI(22:45)
米4月ダラス連銀製造業活動(23:30)
米2年国債入札
《決算発表》
アップル
休場:NZ、南アフリカ
※記載された予定は、予告なく変更される可能性があります
4月25日 NY概況
【NY概況】
24日のNYダウ平均は21.45ドル高の18080.14、ナスダックは36.02ポイント高の5092.08で取引を終了。
朝方発表された3月耐久財受注は市場予想を大きく上回った、しかし設備投資の先行指標となる非国防資本財受注が前月から減少したことが一時的に上値を抑える要因となった。取引終了後にハイテク大手が相次ぎ発表した堅調な1〜3月期決算内容が好感され、上昇する展開となった。
ナスダック総合指数は23日に続いて終値ベースで最高値を更新し、ザラ場の過去最高値5132.52も目前に迫っている。
シカゴ日経平均先物は続落した。6月物は前日比95円安の2万70円で取引を終えた。24日の大取終値を20円上回った。外国為替市場での円上昇を嫌気した。週末を控えた持ち高調整の売りも相場の重荷となった。6月物は一時2万15円まで下げた。
【来週の展望】
重要日程が相次ぐなか、これらの内容を見極めたいとの姿勢から買い手控えムードが強まりそうだ。また、本格化する16年3月期の業績見通し公表で、保守的な予想が示されることへの懸念も強まっている。
日経平均株価の想定レンジは1万9800〜2万200円と見込まれ、2万円を挟んで強弱観が際立つ展開となりそうだ。
4月24日 相場概況(大引け)
過去のマーケット動画はこちら
【大引け概況】
24日の日経平均株価は4日ぶりに大幅反落し、前日比167円61銭安の2万0020円04銭で終えた。週末を迎え、利益確定の売りが相次いだ。来週から主要企業の3月期決算発表が本格化することを受けて、終日、様子見気分の強い展開が続いた。
日経平均が23日までの3日間で553円上昇していた反動もあり、朝方から幅広い銘柄に売り注文が先行した。高値警戒感が広がっていたディフェンシブ銘柄の中に下げる銘柄が目立った。
日経平均は一時、173円91銭安の2万0013円74銭まで下げたが、節目となる2万円
近辺では、下値の堅さも意識され、反落ながらも底堅さが感じられた。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も、ともに4日ぶりに反落した。
東証1部の売買代金は概算で2兆3091億円。売買高は21億3939万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は742、値下がりは969、変わらずは171だった。
個別では23日に発表した減益決算が嫌気された花王が売られた。円高進行を受けてトヨタや日産自も安い。住友不をはじめ不動産株も売られた。一方で株式分割方針を明らかにしたNTTは買われた。ベスト電、住友化、飛島建が大幅高。三住建設、プレス工も買われた。
東証2部株価指数は反発した。京都ホテルがストップ高。くろがね工作所も値を飛ばし、ロイヤルホテル、三住道路、インタートレ、大興電通も買われた。半面、鈴与シンワ、ソネック、リンコー、アートSHDは売られた。
日経平均が軟調に推移したことを受けて、中小型株材料株に資金が流入する展開となった。
日経ジャスダック平均株価は小幅に4日続伸した。終値は前日比6円04銭高の2569円99銭だった。年初来高値を更新し、2006年5月以来、ほぼ9年ぶりの高値圏にある。
ジャスダック市場の売買代金は概算で718億円、売買高は1億1087万株。
個別銘柄では、JCコムサ、アイビーがストップ高。アールエスシー、アサカ理研、PALTEK、エヌエフ回路、ガーラ、テクノスJなどが買われた。半面、倉元MAGネットHD、ユニバ園芸、太洋物産、アスラポートなどは売られた。
本日ジャスダック市場に新規上場した三機サービスは10時13分に公募・売り出し価格(公開価格、1540円)を37.1%上回る2112円で初値を付けた。前場に一時2228円まで上げたが、後場は売りに押され、終値は1980円だった。
東証マザーズ指数は反発した。大引けは前日比10.62ポイント高の926.95だった。ミクシィやサイバダインといった時価総額上位銘柄も堅調に推移し、指数を押し上げた。
個別では、ACCESS、ショーケースTがいずれも大幅高となった。BBT、PMO、REMIXが上昇、その他、ミクシィやサイバダイン、Aiming、モルフォ、ITBOOKなどが堅調だった。
一方、プラッツ、アクロディア、ALBERT、DMP、VOYAGEなどが軟調。また、みんなのWED、メディア、メッツが売られた。
本日マザーズ市場へ新規上場したレントラックス<6045>は、公開価格を53.1%上回る堅調な初値形成となった。その後も買いを集め上昇する場面があったが、大引けにかけて利益確定売りに押され値を消した。
【指標一覧】
終値 |
|
|
日経平均株価 |
20,020.04 |
-167.61 |
日経平均先物 |
20,050.00 |
-120 |
TOPIX |
1,618.84 |
-6.03 |
TOPIX先物 |
1,622.50 |
-2.50 |
東証2部指数 |
4,835.29 |
5.65 |
JASDAQ |
2,569.99 |
6.04 |
マザーズ |
926.95 |
10.62 |
出来高 |
|
|
東証1部 |
2139390 |
2309187 |
東証2部 |
153270 |
37300 |
「ほらね」
上がった銘柄を追いかけたがるのが市場関係者。
上がっていない銘柄を見つけたがるのが投資家さん。
この命題も結構ややこしい。
例えば高ROE銘柄が買われているときにはROEをテーマにする。
ところがあるところから、そうではなくて低PBRに移行する。
高ROE売りと低PBR買いの構図。
では、低PBR系を事前に仕込めば良いではないかというのが理想論。
その投資姿勢で待ち続けることが可能なのかどうか。
これは結構難しい。
どんなに好業績に変化しどんなに先行き明るい銘柄でも市場人気が集まるまでの我慢は
並大抵ではない。
そして動かない銘柄を持っていることの嘆き。
いずれこちらの方が良くなるという信念も激しい動きの銘柄には揺らぎ勝ちなもの。
辛抱と我慢が出来れば良いのだろうが、投資家さんは常に主人公でいたいもの。
もっとも・・・。
潮時が訪れ保有銘柄が上昇して2倍にでもなれば「ホラッ」とか「ほらね」の世界になる。
スケジュールを見てみると・・・
24日(金)米耐久財受注、独IFO景況感
週末:統一地方選挙、安倍総理訪米、カザフスタン大統領選挙
27日(月)米2年国債入札
28日(火)商業動態統計、米FOMC、ケースシラー住宅指数、日米首脳会談
29日(水)昭和の日、米1〜3月期GDP、安倍首相議会演説
30日(木)鉱工業生産、日銀金融政策決定会合、黒田日銀総裁会見、展望レポート、米シカゴ購買部協会景気指数、個人所得
1日(金)失業率、消費者物価、新車販売、改正会社法施工 米ISM製造業景況感、ミラノ国際博覧会(〜10月31日)
アメリカのアベノミクスに対する評価が気になる週だろうか。
因みに連休前半のはざまの東証再開以来の上昇確率は75%。
4月24日 相場概況(前場)
日経平均前引け、4日ぶり反落 決算発表の本格化控え売り膨らむ |
【前引け概況】
■日経平均株価 20,026.34(-161.31)
■東証1部出来高 11.24億株
■東証1部売買代金 1.14兆円
■日経平均先物 20,040(-130)
■TOPIX 1,617.53(-7.34)
■騰落 上昇751/下落934
■日経JQ 2,569.17(+5.22)
-----------------------------
日経平均株価は4日ぶりに反落した。午前の終値は前日比161円31銭安の2万0026円34銭だった。
23日の米国株式市場は上昇したものの、為替相場がやや円高方向に振れたことなどから、利益確定売り先行でスタート。ギリシャの債務問題が焦点となるユーロ圏財務相会合の開催が控えていることや週末要因に伴うポジション調整的な動きも重しとなり、下げ幅を広げる展開に。そのまま安値圏で軟調に推移した。
業種別では、ほとんどの業種が値下がりした。値下がり上位は、空運業、その他金融業、不動産業。一方、値上がり上位は、鉱業、証券商品先物、石油石炭製品。
東京株式2部市場は反発。前引けの2部指数は、前日比1.65ポイント高の4831.29となった。
個別銘柄では京都ホテル、大興電通、ロイヤルホテル、ラオックス、アサヒ衛陶買われた。半面、鈴与シンワ、ソネック、リンコー、アートSHDは売られた。
日経ジャスダック平均は前日比5円22銭高の2569円17銭と続伸。
個別銘柄ではJCコムサ、アイビー、アールエスシー、NaITO、ガーラ、アサカ理研も買われた。半面、MAGネットHD、倉元、太洋物産、ユニバ園芸は売られた。
この日に新規上場した三機サービス(6044.T)は、公開価格1540円に対して2112円の初値をつけ、前場は2089円で引けている。
東証マザーズは、前日比10.85ポイント高の927.18と反発。
ACCESS、PMO、アトラ、サマンサJPは買われた。半面、みんなのWED、メディア工房、Hamee、は売られた。
この日、新規上場したレントラックス(6045.T)は10時44分、公開価格1750円を約53%上回る2680円で初音を付けた。その後2988円まで買い進まれ、前引けは2900円。
4月24日 相場概況
日経平均 決算発表控え、利益確定売り先行で下げ幅拡大。一時122円安 |
【寄り付き概況】
■日経平均株価 20,073.10(-114.55)
■日経平均先物 20,090(-80)
■TOPIX先物 1,622.50(-2.50)
■騰落 上昇701/下落968
■日経JQ 2,565.33(+1.38)
■マザーズ指数 920.57(+4.24)
24日の前場中ごろの日経平均株価は、20,073.10円(前日比−114.55円)で推移している。一時は122円60銭安の2万65円05銭まで下げる場面もあった。
米国株式市場は上昇したものの、為替相場がやや円高傾向になっていたこともあり、日経平均は利益確定売り先行でスタートした。週末要因に伴うポジション調整的な動きも重しとなり、寄り付き後の日経平均は下げ幅を広げる展開。
輸出関連株や外部環境の影響を受けにくいディフェンシブ銘柄など幅広く売り注文が出ている。原油相場の上昇を受けてエネルギー関連株の一角には買いが入っている。
来週から本格化する3月期企業の決算発表の内容を見極めたいとの声が多い。
その一方、マザーズ指数が堅調に推移するなど、資金は中小型株の一角にシフト。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は引き続き安い。
個別では、23日まで株価上昇が目立っていたファストリやファナックが安い。エーザイやアステラスなども下げている。半面、株式分割方針を好感してNTTが上昇している。
東証1部の売買代金は概算で7112億円、売買高は7億80万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は701、値下がり銘柄数は968、変わらずは207銘柄だった。業種別では33業種中、11業種前後が高い。値上がり上位に鉱業、証券、石油、電力ガス、鉄鋼など。半面、値下がりでは空運、その他金融、サービス、海運、精密機器、医薬品など。
東証2部株価指数は続落している。象印やニチリンが下落し、ラオックスやコメ兵が上げた。
225先物は、メリル・SBI・HSBC・ニューエッジ・ドイツ・松井が買い越し。
野村・クレディ・JP・GS・パリバ・大和・シティ・モルスタが売り越し。
TOPIX先物はニューエッジ・JP・クレディが買い越し。
みずほ・GS・大和・メリル・アムロが売り越し。
外資系等は、エムスリー(2413)、オービック(4684)、NRI(4307)、JCRファーマ(4552)、ミクシイ(2121)、紅(8002)、ドコモ(9437)、ソフトバンク(9984)、積水化学(4204)、日電産(6594)、サイバー(4751)、キューソ(9369)、ベルク(9974)に注目。
テクニカル的には、グンゼ(3002)、アイチコーポ(6345)、キッツ(6498)、明電舎(6508)、新光電工(6967)、京セラ(6971)、太陽誘電(6976)、ミクニ(7247)、富士重工(7270)、小糸(7176)、シチズン(7762)、バンナム(7832)、東リ(7971)、丸紅(8002)、物産(8031)、神鋼商事(8075)、東海東京(8616)、光世(8617)、マネ(8698)、郵船(9101)、商船三井(9104)、MTI(9438)が動兆。
<展開予想>
2万円での攻防からこう着感の強い展開が続きそうであり、物色の流れとしては材料系の中小型株辺りに短期資金が向かいやすいだろう
4月24日 相場概況
日経平均 決算発表控え、利益確定売り先行で下げ幅拡大。一時122円安 |
【寄り付き概況】
■日経平均株価 20,073.10(-114.55)
■日経平均先物 20,090(-80)
■TOPIX先物 1,622.50(-2.50)
■騰落 上昇701/下落968
■日経JQ 2,565.33(+1.38)
■マザーズ指数 920.57(+4.24)
24日の前場中ごろの日経平均株価は、20,073.10円(前日比−114.55円)で推移している。一時は122円60銭安の2万65円05銭まで下げる場面もあった。
米国株式市場は上昇したものの、為替相場がやや円高傾向になっていたこともあり、日経平均は利益確定売り先行でスタートした。週末要因に伴うポジション調整的な動きも重しとなり、寄り付き後の日経平均は下げ幅を広げる展開。
輸出関連株や外部環境の影響を受けにくいディフェンシブ銘柄など幅広く売り注文が出ている。原油相場の上昇を受けてエネルギー関連株の一角には買いが入っている。
来週から本格化する3月期企業の決算発表の内容を見極めたいとの声が多い。
その一方、マザーズ指数が堅調に推移するなど、資金は中小型株の一角にシフト。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は引き続き安い。
個別では、23日まで株価上昇が目立っていたファストリやファナックが安い。エーザイやアステラスなども下げている。半面、株式分割方針を好感してNTTが上昇している。
東証1部の売買代金は概算で7112億円、売買高は7億80万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は701、値下がり銘柄数は968、変わらずは207銘柄だった。業種別では33業種中、11業種前後が高い。値上がり上位に鉱業、証券、石油、電力ガス、鉄鋼など。半面、値下がりでは空運、その他金融、サービス、海運、精密機器、医薬品など。
東証2部株価指数は続落している。象印やニチリンが下落し、ラオックスやコメ兵が上げた。
225先物は、メリル・SBI・HSBC・ニューエッジ・ドイツ・松井が買い越し。
野村・クレディ・JP・GS・パリバ・大和・シティ・モルスタが売り越し。
TOPIX先物はニューエッジ・JP・クレディが買い越し。
みずほ・GS・大和・メリル・アムロが売り越し。
外資系等は、エムスリー(2413)、オービック(4684)、NRI(4307)、JCRファーマ(4552)、ミクシイ(2121)、紅(8002)、ドコモ(9437)、ソフトバンク(9984)、積水化学(4204)、日電産(6594)、サイバー(4751)、キューソ(9369)、ベルク(9974)に注目。
テクニカル的には、グンゼ(3002)、アイチコーポ(6345)、キッツ(6498)、明電舎(6508)、新光電工(6967)、京セラ(6971)、太陽誘電(6976)、ミクニ(7247)、富士重工(7270)、小糸(7176)、シチズン(7762)、バンナム(7832)、東リ(7971)、丸紅(8002)、物産(8031)、神鋼商事(8075)、東海東京(8616)、光世(8617)、マネ(8698)、郵船(9101)、商船三井(9104)、MTI(9438)が動兆。
<兜町カタリスト>
「失われた時を求めて」
プルーストに「失われた時を求めて」という大作がある。
主人公の回想が続く作品。
記憶が鮮やかに甦ったのは主人公が紅茶にマドレーヌを浸した時の香り。
だから味覚や嗅覚から過去の記憶が呼び覚まされることを「プルースト現象」と呼ぶ。
2万円という数字はとりあえずは2000年のITバブルの記憶を呼び覚ました。
次は38915円の記憶を何をきっかけとして目覚めさせてくれるのだろうか。
JPの上場?
メガバンク・証券・ゼネコン・不動産の乱舞?
銀座の賑わい、兜町への人の戻り?
高額嗜好品の大量消費?
失われたものを取り戻すために必要だった時間はあまりにも長い。
でも心理的には失われた記憶は瞬時に取り戻せそうな気配。
オセロゲームの一気転換のようなものかも知れない。
別名はリバーシだからまさに心理の逆転復活みたいなものだろう。
アメリカ人がNYダウやSP500で行った復活が日本人に出来ない訳はない筈。
興味深かったのは「NTT,6年ぶり株式分割」の記事。
NTTやJT、JR東などの当面の株価上昇、そしてメガバンクの堅調さ。
これはゆうせいの上場を睨んだ動きという指摘もあるがそれではない。
可能性は1対2の分割で、これによりNISAの対象になるということでもない。
「NTTの個人株主数は昨年末時点で76万人。
12年3月末時点では90万人。
株価の値上がりによる利益確定の売りで減少傾向にある」。
これは実は市場のパラドックス。
多くの企業は株価の上昇と株主数の増加を望む。
しかし現実には株価が上昇すると株主は減少する。
株主数の増加は残念ながら株価の下落で実現するのである。
時価総額が増加すれば株主数は減少。
時価総額が減少すると株主数は増加。
この二律背反は永遠の課題だろうか。
株価の上昇で株主数が増加するようになると意外と株価は危険地帯なのかも知れない。
東証の1株当たり時価は1460円。
一方で売買単価は1061円。
2週間ほど前の売買単価は1200円台だったから少し低下してきた。
比較感から言えばやや値がさからやや中位の株価が主役になってきたということ。
単純平均株価は依然300円台でのスピード感のない展開だからあまり比較の役にたたない。
この売買単価が3桁に落ちてくるとTOPIX優勢となろうか。
それにしても日経朝刊の場況。
株式が37行で為替が32行。
でも為替の方が多く見えるのは気のせいだろうか。
解せないのが昨日の松井証券経由の信用評価損率速報。
日経平均株価53円高、TOPIX3ポイント高。
売り方の損が増加し買い方の損が減少するのが筋。
しかし結果は売り方マイナス13.183%。(前日マイナス13.704%)と好転。
買い方マイナス3.080%(前日マイナス2.903%)と悪化。
225のダブルインバースの買いは「信用買い方」になっているからだろうか。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
GMOTECH(6026)・・・動兆
GMOTECHに注目する。
同社はインターネット上での集客マーケティングが中核。
店舗が次の集客にアプリを持つ時代を想定した新事業で期待感が高い。
インターネットで集客したユーザーを実店舗へ誘導するという020サービスだ。
全商材を自社で開発している点は最大の強み。
業績は好調。
IPO半年をまもなく経過でそろそろ反転のタイミングと想定。
4月24日 相場展望
【オープニングコメント】
24日の日経平均株価は、レンジ内の動きを想定する。日経平均は2万円がサポートとなり、下値では買いが入る展開が想定される。全体的には上にも下にも動きづらく、材料の出た個別株や、低位株、昨日動きのあった海運株など、出遅れ感のある銘柄への物色が進むと予想する。
日経平均株価予想レンジは、20000-20200を想定する。
主要外国証券経由の注文動向は、売り1350万株、買い1710万株で、差し引き360万株の買い越し。買い越しは4営業日連続。金額も買い越し。
売りセクターに、証券、化学、食品、小売、サービス、情報通信、自動車、銀行、保険、造船など。
買いセクターに、不動産、サービス、化学、銀行、薬品、証券、精密、輸送用機器、電機、商社、REIT、自動車、小売など。
<
ストボのブログから
日経平均2万円乗せの中心勢力だったメガバンク3銘柄がそろってマイナス引け。
ソニーも、ソフトバンクも、任天堂もひと息入ったが、その他の銘柄への出遅れ循環買いが続いて指数ベースでは続伸した。
し かし、連日の2万円台というには新高値銘柄が165しかなく、物色人気が横に広がらないのが現状。売買代金上位銘柄を見ても、例えば上位40銘柄のうち約 半分となる19銘柄が新高値を記録しており、主力株に買い資金が集中していることがわかる。単純化してみれば、3月に買われたスマートベータ系の銘柄に代 わって銀行株が集中物色されそれによって指数が上昇を続けている、という格好だ。
だとすれば、あまり「質」の良くない新値追い、ということになってしまう。
売買代金は昨日よりちょっと増えて2兆9100億円。3月13日のSQ日には4兆3000億円の商いを記録しているが、それを除くと3月以降、3兆円台の売 買代金を記録したことがない。2兆9000億円の壁を突破できずにいる。商いが膨らまないのはまだ人気銘柄に偏りがあるからに他ならない。
松井証券が毎日発表している信用取引の信用評価損益率を見ると、買い方の評価損率が2%台に縮小してきた。0%というのが一番わかりやすくていいのだが、静 かにポジションの改善が進んでいる。ただ、買い方の評価損が大幅に縮小した局面は株価が小天井となることが多いもの。出遅れ循環による水準訂正高の効果が 現れつつあるということだろう。
現れつつあるということだろう。
★時価総額ランキング★
? 1? トヨタ(7203)???? 28兆9777億円
? 2? 三菱UFJ(8306??? 12兆2093億円
? 3? NTT(9432)????? 9兆4186億円
? 4? ドコモ(9437)???? 9兆3462億円
? 5? ソフトバンク(9984)???? 9兆2546億円
? 6? JT(2914)????? 8兆9780億円
? 7? KDDI(9433)??? 8兆0740億円
? 8? ホンダ(7267)????? 7兆8253億円
? 9? 三井住友(8316)??? 7兆3799億円
10? ファナック(6954)?????? 6兆3936億円
【NY概況】
23日のNYダウ平均は20.42ドル高の18058.69、ナスダックは20.89ポイント高の5056.06で取引を終了。
ナスダック総合指数は終値ベースで2000年3月以来の過去最高値を更新した。
軟調な企業決算を受けて売りが先行したものの、NY原油先物相場が一時約3%強上昇したほか為替相場でドル安が進行したことで、上昇に転じた。セクター別では、電気通信サービスやメディアが上昇する一方で、半導体・半導体製造装置や家庭用品・パーソナル用品が下落した。
シカゴ日経平均先物は4営業日ぶりに反落した。6月物は前日比85円安の2万165円で取引を終え、23日の大取終値を5円下回った。円相場の上昇が売りを誘った。
シカゴ日経225先物(ドル建て) 20190 (?+20?)
シカゴ日経225先物(円建て) 20165 (?-5?)
( )は大取所終値比
【予定】
4月24日(金)
【国内】
2月全産業活動指数(13:30)
《決算発表》
エムスリー、富士通ゼ、三菱自、マツダ、小糸製、コクヨ、岡三、トーメンデバ、富士キコウ、東洋証、積水樹、カナレ電気、菱鉛筆、GCA、サーティワン、高純度化、東洋機械、アマノ、アクセル、千趣会、メタウォーター、日本KFC、東エレデバ、ペッパー、ジーテクト、エクセディ、キヤノン電、KABU.COMなど
《株式分割》※権利取最終日
アイ・ケイ・ケイ、エイチーム、ピジョン、Bガレージ、モルフォ、GMOペパ
《新規上場》
レントラクス、三機サービス
【海外】
独4月Ifo景況感指数(17:00)
米3月耐久財受注(21:30)
2月メキシコ小売売上高(22:00)
《イベント》
米アップルが「Apple Watch」を発売
※記載された予定は、予告なく変更される可能性があります
4月23日 相場概況(大引け)
日経平均大引け、53円高と2日連続で年初来高値を更新 |
過去のマーケット動画はこちら
【大引け概況】
23日の日経平均株価は3日続伸した。終値は前日比53円75銭高の2万0187円65銭と、2000年4月14日以来、約15年ぶりの高値をつけた。
日経平均株価は、20200円台を回復してスタートした。短期的な過熱感から寄り付き後はやや上値の重い展開となったが、一方で先高期待も根強く、買い一巡後は20200円を挟んだ水準で堅調に推移した。
後場後半には利益確定売りが強まり、一時マイナス圏に転じる場面があったが、海外投資家による資金流入期待や日銀の追加緩和期待などが下値をサポートし、プラスに切り返して本日の取引を終えた。
JPX日経インデックス400も3日続伸し、前日比45.82ポイント高の1万4754.79で終えた。東証株価指数(TOPIX)も3日続伸。終値は3.08ポイント高の1624.87と、2007年11月1日以来、約7年半ぶりの高値をつけた。
東証1部の売買代金は概算で2兆9198億円。売買高は27億5047万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は804、値下がりは926、変わらずは151だった。
業種別では、海運業が4%近い上昇となったほか、証券、鉱業が上昇率上位だった。一方、ゴム製品、その他製品、銀行業が下落率上位だった。
個別では、野村、トヨタ自、三井物産、日立、マツダなどが堅調。日本電産が6%を超える上げとなったほか、JT、川崎汽は5%超の上昇だった。
一方、三菱UFJ、みずほ、三井住友といったメガバンク株のほか、ソニー、ソフトバンク、オリックスなどが軟調だった。
東京株式2部市場は3日ぶり反落。大引けの2部指数は、前日比6.14ポイント安の4829.64となった。
個別銘柄ではくろがね工作所、象印、ササクラ、アサヒインテックが売られた。一方、ソネック、大興電通、鈴与シンワ、西菱電機、扶桑電通が買われた。
日経ジャスダック平均株価は3日続伸した。終値は前日比12円47銭高い2563円95銭だった。連日で年初来高値を更新し、2006年5月中旬以来、約9年ぶりの高値を付けた。日経平均株価が上値の重い展開になったことで、内需関連株の多いジャスダック市場では徐々に買いが広がった。日経ジャスダック平均株価はこの日の高値で取引を終えた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で887億円、売買高は1億5867万株だった。JCコムサ、アールエスシー、IXナレッジ、いちごHD、Mipox、テクノスJが上昇した。半面、3DM、大井電気、プロルート、ガンホー、アスラポートは下落した。
東証マザーズ指数は反落した。終値は前日比7.73ポイント安い916.33だった。あす以降、新規上場が相次ぐことから、一部の投資家が換金売りを出したとの見方があった。
前日に15年3月期の最終赤字幅が拡大する見通しと発表したサイバダインは反落した。バイオ関連に下落が目立ったほか、Hamee、アクロデア、モバファク、日本スキーやモルフォも売られた。半面、みんなのWEDがストップ高で引け、サイオス、ショーケースやプラッツ、Aimingが上昇した。
【指標一覧】
終値 |
|
|
日経平均株価 |
20,187.65 |
53.75 |
日経平均先物 |
20,170.00 |
10.00 |
TOPIX |
1,624.87 |
3.08 |
TOPIX先物 |
1,625.00 |
0.00 |
東証2部指数 |
4,829.64 |
-6.14 |
JASDAQ |
2,563.95 |
12.47 |
マザーズ |
916.33 |
-7.73 |
出来高 |
|
|
東証1部 |
2750470 |
2919847 |
東証2部 |
122820 |
32203 |
「太鼓」
アノマリーというのはいつも気にしていなければいけないものらしい。
例えば先週金曜の大幅安。
実は4月17日は下げの特異日アノマリーの日だった。
1月14日の上げの特異日は上がらなかった。
でも3月20日の上げのア特異日は上がった。
そして4月17日下げの特異日アノマリー。
西向きサクライが勝てる相手ではなかったということだろう。
この先は・・・。
5月17日は上げの特異日
7月6日は下げの特異日
7月9日は上げの特異日
7月26日は下げの特異日
10月4日(投資の日)は上げの特異日
10月16日は上げの特異日
11月4日は上げの特異日
11月7日は下げの特異日
3月上昇→5月下落(3月と5月は逆相関)。
4月上昇→8月下落(4月と8月は逆相関)というのもあった。
89年末の東証1部の時価総額は590兆9088億円。
これを抜けるかどうかが一つの課題でもある。
その時の高値が38915円。
そして09年3月のリーマンショックの時は7054円。
その半値戻しが22984円。
市場には「半値戻しは全値戻し」という格言がある。
3分の1戻りを自立反発とすれば半値戻りはさらに前向きな評価。
ただ本来の意味は「下落分の半値を取り戻したら深追いせずその場で利食い売りか投げ」。
ある試算では94%の確率で半値戻りで再度売られたというのもある。
しかし過去の右肩下がりでの試算とすれば役立たないのかも知れない。
むしろ「半値戻しでツケロ買い」となって欲しいもの。
今朝の日経に登場したオリのシニアチェアマン宮内氏。
結構良いことを言われている。
「日本の投資家にもっと株を買って欲しい。
日本の個人金融資産の大部分は貯蓄に向かっている。
この資産が投資に動き出したとき、ようやく日本市場は健全になったと言える」。
寝転んだ福沢先生を起こすのは並大抵ではなかろう。
しかし一方通行になりやすい国民性でもある。
今はまだ「笛吹けど踊らず」。
しかしいつかは「だんだん良くなる法華の太鼓」になるのだろうか。
ホッケは「法華」で魚の「ホッケ」ではない。
アラブには「遠い戦いの太鼓は甘い音楽」と傍観者を揶揄する格言もある。
「釘や太鼓で探す」という必要はなかろうが「太鼓も桴の当たりよう」。
気分次第で相場は変わる。
「太鼓を打てば鉦が外れる」の相場では致し方ないが・・・。
4月23日 相場概況(前場)
日経平均前引け続伸し68円高。メガバンクの上値重く全般勢いに欠く |
【前引け概況】
■日経平均株価 20,202.08(+68.18)
■東証1部出来高 14.15億株
■東証1部売買代金 1.42兆円
■日経平均先物 20,220(+60)
■TOPIX 1,629.12(+7.33)
■騰落 上昇1,034/下落654
■日経JQ 2,559.58(+8.10)
---------------------------------
日経平均株価は3日続伸し、前日比68円18銭高の2万0202円08銭で終えた。
前日の米国株高や為替相場の円安推移など良好な外部環境を好感し、買い先行でスタート。上げ幅は一時100円を超える場面もあったが、節目の2万円突破や急ピッチな上昇への過熱感から、一巡後は上値の重い展開となった。ただ、需要面での期待感は以前と強く、20200円を挟んだ水準で堅調に推移した。
業種別ではほとんどの業種が値上がりした。値上がり上位は、証券商品先物、海運業、鉱業。一方値下がり上位は、ゴム製品、化学、その他製品。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も3日続伸した。
ソニーが22日、2015年3月期の業績予想を上方修正した。日本企業の収益力が持ち直しているとの連想につながり、投資家心理を強気に傾ける一因になった。
東証1部の売買代金は概算で1兆4202億円、売買高は14億1524万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1034と、全体の55%を占めた。値下がりは654、変わらずは192銘柄だった。
野村やみずほFGが上げ、JTの値上がりが目立った。一方、三菱UFJが下落。ソフトバンクが下げ、減益決算を発表した中外薬が売りに押された。
東京株式2部市場は反落。前引けの2部指数は、前日比2.76ポイント安の4833.02となった。
くろがね工作所、象印マホービン、桜島埠頭、三社電機製作所売られた。一方、ソネック、西菱電機、大興電通、鈴与シンワ、扶桑電通など買われた。
日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは、前日比8円10銭高い2559円58銭だった。2006年5月以来、約9年ぶりの高値圏で推移している。日経平均株価が堅調に推移しており、相場の先高観からジャスダック市場でも買いが入っている。直近に新規上場した銘柄の上昇が目立つ。
ジャスダック市場の売買代金は概算で556億円、売買高は9626万株。いちごHDやテクノスJ、Mipox、アールエスシー、IXナレッジ、ストマックス、メディアGL、マルマンが上昇した。半面、3DM、スラポート、大井電気、アドテック、ックスが下落した。
東証マザーズ指数は小反落した。前引けは前日比1.40ポイント安い922.66だった。サイバダインが前日に15年3月期の最終赤字幅が計画から拡大したようだと発表して売られ、指数の重荷になっている。モルフォ、モバファク、ライフネット、Hameeも下落した。一方で、みんなのWED、サイオス、ALBERT、コラボス、ヒューマンウェブ、ショーケースやプラッツ、日本スキーは上昇した
中国4月HSBC製造業PMI速報値は49.2、予想下回る
HSBCは4月の中国製造業購買担当者指数(PMI、速報値)が49.2と発表した。
市場予想は49.6だった。前月改定値は49.6。
4月23日 相場概況
日経平均 伸び悩み 達成感で利益確定、金融株の一角に下げ |
【寄り付き概況】
■日経平均株価 20,222.73(+88.83)
■日経平均先物 20,240(+80)
■TOPIX先物 1,632.00(+7.00)
■騰落 上昇1,022/下落658
■日経JQ 2,556.98(+5.50)
■マザーズ指数 921.50(-2.56)
23日前場中ごろの日経平均株価の上昇が一服した。寄り付き後は上値の重い展開。
寄り付き直後に前日比の上げ幅を100円超まで広げる場面があったが、取引が一巡すると同30円程度まで縮小。現時点では80円程度高い2万0200円前後での値動きを続けている。企業収益の拡大基調を背景に先高観は根強いが、節目の2万円突破に伴う達成感から上値では利益確定売りが広がりやすい。JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も伸び悩んでいる。
三菱UFJや三井住友FGなど金融株の一角が下落に転じた。三菱UFJは前日終値時点で25日移動平均を12%近く上回るなど、短期的な過熱感が目立っていた。相場全体も急ピッチな上昇への警戒感がくすぶり、一方的な上値追いには慎重な雰囲気がある。
業績予想を上方修正したソニーが上げ、JTや野村の値上がりが目立つ。一方、オリックスや三井住友トラが下落。リクルートが売りに押されている。ヤフーも安い。
東証1部の値上がり銘柄数は1022、値下がり銘柄数は658、変わらずは199銘柄だった。業種別では33業種中、25業種前後が高い。
東証1部の売買代金は概算で9181億円、売買高は9億1403万株だった。
値上がり上位に証券、鉱業、海運、卸売、金属製品、精密機器など。半面、値下がりでは化学、医薬品、その他製品、サービスなど。
東証2部株価指数は上昇している。
225先物は、みずほ・ドイツ・モルスタ・大和・バークレイズ・野村が買い越し。
アムロ・シティ・三菱・GS・JP・メリル・ニューエッジ・パリバが売り越し。
TOPIX先物はモルスタ・シティ・UBS・みずほ・ドイツが買い越し。
バークレイズ・アムロ・GS・HSBCが売り越し。
外資系等は塩野義(4507)、鹿島(1812)、西武(9024)、ジャフコ(8595)、いちご(2337)、JT(2914)、ディスコ(6146)に注目。
テクニカル的には、ナカノフドー(1827)、大和ハ(1025)、日工営(1954)、亀田(2220)、綜合HD(2399)、サンエー(2659)、ヨコレイ(2874)、クレハ(4023)、日東精(5957)、ジーテクト(5970)、井関(6310)、ダイキン(6367)、平和(6412)、富士電機(6504)、レーザーテック(6920)、重工(7011)、川重(7012)、クリナップ(7955)、三共生興(8018)、ジャックス(8584)、大和S(8601)、野村(8604)、損保J(8630)、ソニーF(8729)、日管財(9728)、セコム(9735)、因幡電(9934)が動兆。
<兜町カタリスト>
「やはり水曜日」
ザラバ2万円は実況担当ではなかった。
でも終値2万円は予感があった。
「明日の大引けでキープしてくれればアローズで乱舞の写真撮って載せましょう」。
FBにこう書いたようにどうも実況を担当するような気がした。
そして前日から予感したようにやはり水曜の後場で着地した。
残念だったのは東証にTVカメラがほとんどいなかったこと。
首相官邸のドローンに人手を割かれたのかも知れない。
でもこの感動のない無機質な上昇。
どうせなら、ロボットに手振りを教えて東証に設置してもいいかも知れない。
因みに日経平均が1万円を超えたのはザラバ終値ともに2012年12月19日。
これも水曜だったから1万円も2万円も水曜。
こうなると次は3万円。
ちなみに1万円を突破した2012年12月20日のコメント。
↓
「株式市場に対する少しの変化はマスコミの報道姿勢。
ますは昨日の寄り付き。
東証アローズに表れた数組のカメラクルー。
日経平均1万円台回復の映像を欲しがる姿は久しぶり。
そしてお昼のNHKニュース。
トップは「株価1万円回復」。
加えてインタビューは、いつも株価下落時に登場する八重洲のみずほ証券株価ボード。
ここ何十年も「株価が下がって心配です」のインタビューばかりだった場所。
「株価が上昇しましたね」の取材は何十年かぶりで見たような気がする。
そして、夜9時のNHKニュースも同様に株価問題がトップ。
経済同友会代表幹事は「日経平均1万円は歓迎」とのコメント。
バブル時に「額を汗しない不労所得の巣はいかがなものか」と言っていた産業界。
長い時間を経てようやく市場の重要性に気がついたとしたら遅すぎる。
今回の衆院選挙で「円高克服、経済成長」を前面に押し出した自民党の圧勝。
そこに民意があるという解釈は、日銀の姿勢にも影響した格好。
民意は投資心理の近似値でもあるのだが・・・。
東証1部の売買高は40億株。売買代金は2兆888億円。
エネルギーは明らかに拡大した。
40億株の売り物を吸収できるほどの買い物があったという現実。
売りがあって初めて売買が成立するし、買いがあって初めて売買が成立する。
ウリカイ同数の原理を調整するのは価格。
今回は価格の上昇でウリカイは調整された。
この40億株というのは東日本大震災などの時にもあった。
当時は日経平均を1000円近く押し下げるエネルギーとなったが、今回はその逆」。
今回は終値ベースでの2万円。
やはり一気に抜き去ることが必要だった印象。
ショボショボをおっかなビックリ抜くのとは訳が違った。
相場における気合は売り方ではなく買い方にあったの感。
そして一度も下回らずでの大引け。
主役はメガバンクで揃って年初来高値を更新。
みずほが5億株を超える出来高となった。
2013年の5月相場以来のことで多少の多少の過熱感はあろう。
しかし冷え性みたいな値動きだったからこれで平熱だろう。
背景は4月30日の日銀金融政策決定会合での追加緩和との声。
コレは違うような気がする。
むしろりそなが政府へのお金を返したことによるフリーハンド化。
そして金融行政そのものが「リスクテイク」を求めているからだろう。
個別ではソニーが上方修正。
全体軟調でも逆行高してきた訳は素人外国人買いと思っていた。
実際に世界の資金運用担当者のなかには「日本株はソニーしか知らない」という人もいる。
でも、業績が多少ついてきたことは追い風になろうか。
日経の業績関係の活字。
「アルコニクス最高益、電子部品の加工好調」。
「一休、3期連続で最高益」。
よく知っている企業の最高益が目立ってきた。
東証1部の時価総額は588億円。
あと少しで登場全体の過去最高の611兆円(89年末で日経平均 38915円)。
ここに到達するには日経平均が20500円程度までの上昇。
GDPをはるかに越える前代未聞の事態に遭遇してみたいものである。
因みに節目を見てみると・・・。
20434円(2000年4月14日225採用銘柄入れ替え直前値)。
20833円(2000年4月12日ITバブル時の高値)。
20943円(96年12月5日高値)。
21418円(96年11月26日高値)。
21612円(96年10月18日高値)。
22455円(96年7月1日高値)。
22666円(96年6月26日高値)。
23801円(92年1月6日高値)。
25044円(91年11月1日高値)。
因みに・・・。
ITバブルの頃の東証1部の売買代金は1日1兆円程度。
96年は4〜5000億円。
バブル全盛の89年でも1兆2000億円程度。
逆に過去最高は2013年5月23日の5兆8375億円。
2位が昨年11月14日の5兆4304億円。
そして07年8月9日が5兆2673億円。
売買代金は着実に増えている。
日経平均株価の25日移動平均線は19639円でプラス2.52%のカイ離。
75日線は18553円でプラス8.52%のカイ離。
200日線は17025円でプラス18.26%のカイ離。
月足陽線基準の4月1日終値は19034円でこのままなら4ヶ月連続陽線。
松井証券信用評価損益率速報は売り方マイナス13.704%。
買い方マイナス2.903%(前日マイナス3.651%)。
昨年のボトムは2月4日のマイナス1.76%だった。
Quick調査の信用評価損率(4月17日現在はマイナス8.22%。
3週連続の改善となった。
裁定買い残は5週間ぶりに減少。
とはいえ減少幅はたった532億円で3兆4450億円。
空売り比率は27.6%まで低下。(前日31.7%)。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
Aiming(3911)・・・動兆
Aimingに注目する。
同社はスマホオンラインゲームが事業の中核。
500万ダウンロードを達成した「ロードオブナイツ」。
600万ダウンロードの「剣と魔法のログレス」などがヒット作。
同社がリリースしたゲームは長期間に渡ってユーザーに遊んでもらえる傾向。
その結果、売上高が積み上げ方式で拡大しているのが特色。
豊富なライセンスイン経験とネットワーク、
そしてゲームに対しての目利き力という強みを発揮してのアジアでの拡大に期待感は高い。
業績は好調。
同社のゲーム偏差値の高さに期待だ。
4月23日 相場展望
【オープニングコメント】
23日の日経平均株価は、寄り付きは買いが先行する展開になろう。連日で15年ぶりの高値水準を更新する格好となるだろう。
日経平均株価予想レンジは、20000-20300を想定する。
金融株を中心とした主力銘柄への買い継続が見込まれるため、続伸の展開となり日経平均株価は2万円台を固める値運びとなりそうだ。
物色の流れは、金融セクター、中でも証券、地銀株、また、低位材料株の水準訂正、さらに需給妙味の大きい銘柄などへは、踏み上げを誘発させる動きが強まりそうだ。
主要外国証券経由の注文動向は、売り1080万株、買い1370万株で、差し引き290万株の買い越し。買い越しは3営業日連続。金額も買い越し。
売りセクターに、銀行、食品、小売、情報通信、卸売、電機、化学、繊維、薬品、造船など。
買いセクターに、機械、建設、銀行、化学、精密、自動車、薬品、REIT、電機、鉱業など。
【NY概況】
22日のNYダウの終値は前日比88ドル68セント高の1万8038ドル27セントだった。中国での収益拡大への期待が強まったクレジットカードのビザなど好材料が出た銘柄が上昇し、相場を押し上げた。
中国当局が国内銀行のカード決済取引への海外企業の参入を認めたと伝わり、ビザの中国市場での収益機会が広がるとの見方を誘った。厳しい四半期決算を受けて業績の底入れ期待が強まった外食のマクドナルドも上昇し、ダウ平均を押し上げた。
ナスダック総合株価指数は同21.069ポイント高の5035.171と2000年3月10日以来ほぼ15年1カ月ぶりの高値で終えた。アップルなど時価総額の大きい銘柄が買われ、指数を押し上げた。
シカゴ日経平均先物は3日続伸した。6月物終値は前日比245円高の2万250円で取引を終え、期近物の終値として同先物が上場した04年2月以来の最高値をほぼ2週間ぶりに更新した。22日の大取終値を90円上回った。
シカゴ日経225先物(ドル建て) 20270 (?+110?)
シカゴ日経225先物(円建て) 20250 (?+90?)
( )は大取所終値比
【予定】
■国内(23日)
4月マークイット製造業PMI(10:35)
40年国債入札
《決算発表》
NRI、花王、オービック、OBC、サイバエージ、JFE、パナIS、芝浦メカ、だいこう、BEENOS、ボルテージ、昭和飛、SPK、京都友禅、DNAチップ、太洋工業、KIHD、モーニングスタ、蝶理など
■海外(23日)
中国4月HSBC製造業PMI(10:45)
韓国1-3月期GDP(8:00)
仏・独・ユーロ圏4月PMI速報値(16:00〜17:00)
英3月小売売上高(17:30)
米4月マークイット製造業PMI(22:45)
米3月新築住宅販売(23:00)
米5年インフレ連動国債入札
《決算発表》
ダウ・ケミカル、P&G、フリーポート・マクモラン、パルト・グループ、マイクロソフト、スターバックス、ニューモント・マイニング、3M、キャタピラー、ニューコア、GM
休場:トルコ
※記載された予定は、予告なく変更される可能性があります
4月22日 相場概況(後場)
日経平均大引け続伸、15年ぶり2万円回復。金融セクターへの買い |
過去のマーケット動画はこちら
【大引け概況】
22日の日経平均株価は続伸し、2万円の大台に乗せて終えた。
終値は前日比224円81銭高の2万0133円90銭。
日経平均が2万円台を回復するのは、4月10日以来の2万円を回復、又、ITバブル時の2000年4月14日以来、約15年ぶり。
企業業績の改善期待から、主力株を中心に幅広い銘柄に買いが膨らんだ。日銀による追加の金融緩和への思惑が一部で広がっていることも相場の支えとなった。
朝方から買い優勢の展開で始まった。前場中ごろには株価指数先物に買いが続き、裁定取引に伴う現物株買いが相場を押し上げた。後場にかけて高値では目先の利益を確定する売りが出たものの、根強い業績改善期待に支えられて幅広い銘柄に買いが続いた。
JPX日経インデックス400、東証株価指数(TOPIX)も続伸し、そろって年初来高値を更新した。TOPIXは2007年11月1日以来、およそ7年5カ月ぶりの高値水準で終えた。
東証1部の売買代金は概算で2兆8967億円、売買高は27億9542万株。東証1部の値上がり銘柄数は全銘柄の約6割にあたる1126、値下がりは606、変わらずは149だった。
規模別指数は大型、中型、小型株指数ともに2ケタの上昇。セクターでは証券が3%を超える上昇だったほか、海外勢とみられる買いにより、銀行、その他金融、保険といった金融関連が強い。一方で、原油先物相場の下落影響から、鉱業が下落率トップ。
個別銘柄では、三菱UFJ、三井住友FG、みずほFGなどメガバンクに加え、野村や大和がそろって年初来高値を更新した。日経平均への影響度が高いファストリ、ファナック、ソフトバンクなどの値がさ株も高い。一方、ソニー、キヤノン、村田製は下落した。
東証2部株価指数は続伸した。
個別銘柄ではソネック、くろがね工作所、鈴与シンワ、TBグループ、ラオックス、象印が上昇した。半面、京進、IBJ、古林紙工、朝日インテク、CRE、ダイハツデが売られた。
日経ジャスダック平均株価は続伸した。大引けは前日比15円09銭高の2551円48銭だった。4営業日ぶりに年初来高値を更新し、2006年5月15日以来およそ9年ぶりの高値を付けた。日経平均株価が再び2万円の大台に乗せたことで投資家心理が改善し、新興市場でも買いが優勢となった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で765億円、売買高は1億3968万株だった。
ガーラや倉元、また、心筋組織の再生につながる特許を米国で取得したと発表した3DMも上昇した。テクノスジャパ、データアプリも買われた。一方でアスラポートやアビックス、日本マイクロ、京極運は下落した。
東証マザーズ指数は4営業日ぶりに反発した。
マザーズ市場では上値追いの動きは限定的だった。ただ、後場に入ると直近IPO銘柄を中心に積極的な買いが入った。大引けは前日比10.14ポイント高の924.06だった。Hamee、プラッツ、みんなのWED、ショーケースT、モルフォ、ミクシィが上昇した。半面、アクロディア、エナリス、DMP、VOYAGE、シリコンスタジ、海帆が下落した。
きょう上場した日本スキーは、午前に公開価格比9.9%高の3925円で初値を付けた。その後は制限値幅の上限(ストップ高)水準である初値に比べて700円(17.8%)高い4625円まで上昇した。
<展望>
日経平均は2万円をクリアし、今後は支持線として意識されるかが注目される。
3月企業の決算発表が本格スタートするなか、決算関連のリリースを受け、銘柄の優劣も強まると考える。物色の流れは相対的に出遅れているセクターや銘柄に向かいやすくなろう。その他、相場全体の先高感が強まるなか、需給妙味の大きい銘柄へは踏み上げへの思惑が強まる。
「クジラ」
前場寄付きは19999円。
数分後に2万円台を一時回復しSQ値20008円も抜けて「幻脱却」。
仏滅でも大安でもなく赤口だからそう悪くはないだろう。
昨日がポイントの日だったからそう大きな変化もなさそう。
引けでのノックインを想定すれば早送りでのロスカット期待でもあるのだが・・・。
東京とアジアの株価の堅調さの裏側で目立たないNY株。
しかし昨日はダウはマイナスながらNASDAQは続伸し5000ポイント台。
過去最高値5048.62(2000年3月10日)をうかがう気配が出てきた。
年始から確定申告の納税期限までの約4ヶ月半に他の指数をアウトパフォームした。
因みにダウは1.6%、S&Pが2.3%、NASDAQは5.8%。
アノマリーでは納税期限以降もアウトパフォームする可能性が大とされる。
NASDAQが他の指数をうえまわった18回。
平均騰落率はダウ7.1%、S&P8.1%、NASDAQ7.1%。
年末まではNASDAQかS&Pということかも知れない。
となると黙っていられのはNYダウだろう。
アップルを組み入れて下値不安を和らげたのは1ヶ月前。
銘柄入れ替えはダウ上昇に寄与しており、ナイキやGS、VISAなどの値がさが該当する。
逆にダウから外れるとパフォーマンスは良くなくなるというのが通説。
そこで話題になるのは次のダウ銘柄採用候補。
グーグル、フェイスブック、アマゾンなどが挙げられている。
一方で除外候補はマクドナルド、シェブロンなど。
実態の見える銘柄から実態の見えない銘柄への移行が更に進むのだろうか。
海のこちら側ではみずほ証券が東証1部指定候補を挙げた。
ムゲンエステート(3299)、VOYAGE(3688)、
フィックスターズ(3687)、OATアグリ(4979)など。
先週までの市場は「グロース・モメンタムの売り/バリュー・リバーサルの買い」。
あるいは「食品・薬品・電子部品売り/銀行・証券・不動産買い」。
持ち株は下がり持たない下部が上がった現象になったのは海外投資家だった。
このアンワインドがあるのかどうか。
225が主役なのか、素人機関投資家好みのTOPIXに移行するのか。
その分水嶺なのかも知れない。
因みに泳いでいるクジラは5頭。
1頭目はGPIF、2頭目はKKR、3頭目はかんぽ、4頭目はゆうちょ銀、
そして5頭目は日銀。
3頭目のかんぽ生命は昨年4月に2400億円、5月は1200億円の株買い越し。
下半期入りの10月も2200億円の買い越し。
かんぽ生命の金銭信託はアベノミクススタート時は1997億円。
2月末時点では1兆2085億円。
今年も同じような動きになるのだろう。
《兜町ポエム》
「2万円」
咲いた咲いた2万円の花が
並んだ並んだ2とゼロゼロと
どの板見ても綺麗だな
揺れる揺れる2万円の花が
笑う笑うニコニコ笑う
どの株見ても可愛いな
買いに揺れる2万円の花に
飛ぶよ飛ぶよクジラと青目
イナゴも混じり遊んでる
4月22日 相場概況(前場)
日経平均前引け、大幅続伸し2万円台、金融セクターが先導 |
【前引け概況】
■日経平均株価 20,123.37(+214.28)
■東証1部出来高 15.68億株
■東証1部売買代金 1.51兆円
■日経平均先物 20,140(+170)
■TOPIX 1,622.32(+13.44)
■騰落 上昇1,169/下落568
■日経JQ 2,549.01(+12.62)
-----------------------------------
22日午前の日経平均株価は続伸し、午前の終値は前日比214円28銭高の2万123円37銭だった。
取引時間中に日経平均が2万円を上回るのは4月10日以来、8営業日ぶり。上げ幅は一時200円を超え、10日に付けた今年の高値(2万6円)を大幅に上回る水準での値動きが続いた。
取引開始直後から日立や三菱UFJなど主力株に買い注文が先行。株価指数先物に小口の買いが続き、裁定取引に伴う現物買いが相場を押し上げた。
浜田内閣官房参与が「物価目標2.0%を達成できなければ、追加緩和策が必要」と発言したことを受けて日銀による追加緩和観測が強まり、日経平均は2万円台を回復。大型株や株価指数先物を中心に活発に買いが続き、相場を押し上げる展開となった。
東証1部の売買代金は概算で1兆5199億円、売買高は15億6814万株。東証1部の値上がり銘柄数は1169、値下がりは568、変わらずは143だった。
業種別では、ほとんどの業種が値上がりした。値上がり上位は、証券商品先物、銀行業、その他金融業。一方、値下がり上位は、鉱業、鉄鋼、石油石炭製品。
東京株式2部市場は続伸。前引けの2部指数は、前日比19.72ポイント高の4832.13となった。
個別銘柄ではTBグループ、くろがね工作所、バナーズに買われた。半面、ニイタカ、京進、花月園は売られた。
日経ジャスダック平均株価は続伸し、午前の終値は同12円62銭高の2549円1銭
と続伸。
個別銘柄ではアールエスシー、倉元、太洋物産がストップ高。イメージワン、3Dマトリックス、JALCO HD、ケイブも買われた。半面、京極運輸、アビックス、アスラポート、ハイパーは売られた。
22日前引けの東証マザーズは、前日比6.85ポイント高の920.77と反発。
AMI、Aiming、トライSTG、ムゲンエスは買われた。半面、DMP、ヒューマンウェブ、アクロデア、エナリスは売られた。
この日、新規上場した日本スキー場開発(6040)は9時19分、公開価格3570円を約10%上回る3925円で初音を付けた。一旦、3650円まで売られたが、その後は切り替えし、ストップ高となる4625円まで上昇、前場は4300円で引けた。
4月22日 相場概況
日経平均 一時20100円を回復、銀行株がが全体相場を牽引 |
【寄り付き概況】
■日経平均株価 20,085.26(+176.17)
■日経平均先物 20,100(+130)
■TOPIX先物 1,623.00(+10.00)
■騰落 上昇1,161/下落547
■日経JQ 2,545.90(+9.51)
■マザーズ指数 920.70(+6.78)
10時00分現在の日経平均株価は、20085.26円の前日比+176.17円で推移している。
取引時間中として9日につけた年初来高値(1万9937円)を上回る水準で推移している。株価指数先物に小口の買いが続き、裁定取引に伴う現物買いが相場を押し上げている。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)もじりじりと上げ幅を広げた。TOPIXは前日の年初来高値を上回り、取引時間中としては2007年11月以来の高値水準となった。
市場では「10日算出の株価指数オプションとミニ日経平均先物の特別清算指数(SQ)を日経平均が明確に上回ったことで、投資家の間で買い安心感が広がっている」との指摘が出ていた。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で9212億円、売買高は9億4497万株。
東証1部の値上がり銘柄数は1161、値下がり銘柄数は547、変わらずは167銘柄だった。業種別では33業種中、27業種前後が高い。値上がり上位に証券、その他金融、銀行、保険、精密機器、不動産など。半面、値下がりで目立つのは鉱業、鉄鋼、石油など。
三井住友FG(8316)が3%超、三菱UFJ(8306)が2%超の上昇になっており引き続き銀行株が全体相場を牽引している。
トヨタや日立、三菱UFJなど主力株が引き続き高い。野村や大和は年初来高値を更新した。半面、明治HDや味の素、キッコーマンなど食品株の一角が売られている。
東証2部指数は続伸している。ラオックスやくろ工、Oakが買われている。一方、朝日インテクやCREは売りに押されている
日本スキー場開発(6040)(東マ)が、東証マザーズに新規株式公開(IPO)され、公開価格3570円に対して360円高、10%高の3930円で初値をつける順調な株価推移をしている。
外資系等は、ソニーF(8729)、農薬(4997)、日電産(6594)、アルプス(6770)、オリ(8591)、ホンダ(7267)、ドーム(9681)に注目。
テクニカル的には、中部飼料(2053)、プリマ(2281)、カーバイト(4064)、田辺三菱(4508)、コーセー(4922)、三菱自(7211)、アイシン(7259)、クレセゾン(8253)、
ジャフコ(8595)、東急(9005)、関電(9503)、住石(1514)、東芝プラ(1983)、エレマテック(2715)、フィールズ(2767)、ヒトコム(3654)、パナ(6752)、新生銀(8303)が動兆。
3月貿易収支、2293億円の黒字、市場予想大幅に上回る
8時50分に発表された3月貿易収支は、2293億円の黒字となった。黒字は2年9ヶ月ぶり。
<兜町カタリスト>
「クックックッ」
昨日の寄り付き前。
東証アローズのスタジオで読んだ朝方の非公式外資系動向4日ぶりの買い越し。
4日ぶりに買い越しならば、4日前の水準に戻ってもおかしくないと思った。
目の前のQuickで調べてみたら4日前の終値は19885円。
250円高は難しいかなとは思ったものの終わってみれば274円高。
虫の知らせというようなものだったのだろうか。
長いこと朝の実況をしているが、寄り前の外資系動向で株価を予測したのは初めて。
場の啓示なんてものでもあるまいが・・・。
おまけはTOPIXの1600ポイント乗せ。
しかしこれはそれこそ通過点。
2007年7月の1706、同2月の高値1823が当面の目標。
バブルった日経平均ではなく地に足のついたTOPIXの高値奪還でようやく第2幕。
メガバンクの年初来高値更新は加速の動きなのか幕引きなのか。
「目線は上に」となったからには「指数も上に」が追随して欲しいところ。
昨日の日経平均は19909.09円。
語呂合わせは「2万円行く、クックックッ(笑)」。
ここは加速と見たい。
先週クレディが出したレポート「グローバルエクイティストラテジー」。
日経平均の年末時点の目標を19500円→22000円に13%引上げた。
理由はカバレッジ対象として日本株はピックアップ。
このピックアップは決して行きずりの女性と言う意味ではない。
投資対象として選ばれているということだろう。
金融用語は難しい。
かつてベアスターンズの調査を命じられたSECの若い職員。
「裸のお尻(bare sterns)」をネットで調べ尽くした。
そして「ネイキッド・ショート(空売り)」の調査のために裸のサイトを調べ尽くした。
それほど、この業界の言葉は古今東西を問わず一般常識からかけ離れている。
閑話休題。
第2の理由は日本の財政拡大と金融緩和は継続し年末までに追加の金融緩和観測。
そして主要地域の中で日本企業の業績改善が見込まれる。
また企業の財務戦略が変化している。
この財務戦略の変化こそ富の再配分を求める声に他ならない。
いずれにしても22000円という数字が歩き始めている。
一方でUBSが指摘した株価一休みの背景。
(1)2万円の達成感と高値警戒感
(2)決算前の手仕舞いと利食い
(3)2月のリバーサルと動きは似ており原油価格上昇がダメ押し
(4)新年度入りによる公的パッシブ買いの鈍化
(5)クオリティ無視は考えにくい
(6)クオリティ投資の大本山米国投資家からの需要は依然強い
高ROE・高パフォーマンス銘柄から低PBR・低パフォーマンス銘柄が続くかどうか。
このフレーズチェンジ(局面の変化)への対応が必要ということだろう。
タコベルの渋谷開店でアスラポの株価は乱高下した。
そのタコベルを運営しているのは米ファストフードチェーン大手ヤム・ブランズ。
ケンタッキーフライドチキン、ピザハットなども運営している。
前身は97年10月に設立されたトライコン・グローバル・レストラン社。
大手飲料メーカーペプシコからスピンオフしてケンタッキー州ルイビルで設立。
さまざまなファーストフード店やソフトドリンクの販売ブランドを中心とした企業だ。
今朝のNY引け後の取引で株価は4.5%高の84.50ドル。
理由は第1四半期の中国での既存店売上高の減少率が市場予想を下回ったことだという。
太平洋を挟んでの個別株の株価推移はとても興味深い。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
インスペック(6656)・・・動兆
インスペックに注目する。
同社は半導体外観検査装置や精密基盤パターン検査装置の製造が中核。
3月19日にスイスのプリント基板製造装置メーカー「First EIE SA」を連結子会社化。
これにより欧州での販売拡大とアジアでの共同歩調が可能になった。
またITと医療の融合を目指して遠隔地間の病理診断事業にも着手の方向。
デジタルパソロジーでの展開に期待感。
業績は完全復調から絶好調。
<兜町カタリスト>
「クックックッ」
昨日の寄り付き前。
東証アローズのスタジオで読んだ朝方の非公式外資系動向4日ぶりの買い越し。
4日ぶりに買い越しならば、4日前の水準に戻ってもおかしくないと思った。
目の前のQuickで調べてみたら4日前の終値は19885円。
250円高は難しいかなとは思ったものの終わってみれば274円高。
虫の知らせというようなものだったのだろうか。
長いこと朝の実況をしているが、寄り前の外資系動向で株価を予測したのは初めて。
場の啓示なんてものでもあるまいが・・・。
おまけはTOPIXの1600ポイント乗せ。
しかしこれはそれこそ通過点。
2007年7月の1706、同2月の高値1823が当面の目標。
バブルった日経平均ではなく地に足のついたTOPIXの高値奪還でようやく第2幕。
メガバンクの年初来高値更新は加速の動きなのか幕引きなのか。
「目線は上に」となったからには「指数も上に」が追随して欲しいところ。
昨日の日経平均は19909.09円。
語呂合わせは「2万円行く、クックックッ(笑)」。
ここは加速と見たい。
先週クレディが出したレポート「グローバルエクイティストラテジー」。
日経平均の年末時点の目標を19500円→22000円に13%引上げた。
理由はカバレッジ対象として日本株はピックアップ。
このピックアップは決して行きずりの女性と言う意味ではない。
投資対象として選ばれているということだろう。
金融用語は難しい。
かつてベアスターンズの調査を命じられたSECの若い職員。
「裸のお尻(bare sterns)」をネットで調べ尽くした。
そして「ネイキッド・ショート(空売り)」の調査のために裸のサイトを調べ尽くした。
それほど、この業界の言葉は古今東西を問わず一般常識からかけ離れている。
閑話休題。
第2の理由は日本の財政拡大と金融緩和は継続し年末までに追加の金融緩和観測。
そして主要地域の中で日本企業の業績改善が見込まれる。
また企業の財務戦略が変化している。
この財務戦略の変化こそ富の再配分を求める声に他ならない。
いずれにしても22000円という数字が歩き始めている。
一方でUBSが指摘した株価一休みの背景。
(1)2万円の達成感と高値警戒感
(2)決算前の手仕舞いと利食い
(3)2月のリバーサルと動きは似ており原油価格上昇がダメ押し
(4)新年度入りによる公的パッシブ買いの鈍化
(5)クオリティ無視は考えにくい
(6)クオリティ投資の大本山米国投資家からの需要は依然強い
高ROE・高パフォーマンス銘柄から低PBR・低パフォーマンス銘柄が続くかどうか。
このフレーズチェンジ(局面の変化)への対応が必要ということだろう。
タコベルの渋谷開店でアスラポの株価は乱高下した。
そのタコベルを運営しているのは米ファストフードチェーン大手ヤム・ブランズ。
ケンタッキーフライドチキン、ピザハットなども運営している。
前身は97年10月に設立されたトライコン・グローバル・レストラン社。
大手飲料メーカーペプシコからスピンオフしてケンタッキー州ルイビルで設立。
さまざまなファーストフード店やソフトドリンクの販売ブランドを中心とした企業だ。
今朝のNY引け後の取引で株価は4.5%高の84.50ドル。
理由は第1四半期の中国での既存店売上高の減少率が市場予想を下回ったことだという。
太平洋を挟んでの個別株の株価推移はとても興味深い。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
インスペック(6656)・・・動兆
インスペックに注目する。
同社は半導体外観検査装置や精密基盤パターン検査装置の製造が中核。
3月19日にスイスのプリント基板製造装置メーカー「First EIE SA」を連結子会社化。
これにより欧州での販売拡大とアジアでの共同歩調が可能になった。
またITと医療の融合を目指して遠隔地間の病理診断事業にも着手の方向。
デジタルパソロジーでの展開に期待感。
業績は完全復調から絶好調。
4月22日 相場展望
【オープニングコメント】
22日の日経平均株価は、全般は底堅い動きとなるだろう。
日経平均株価の予想レンジは、19800-20100を想定する。
今後2万円固めの推移となる可能性が高まってきた。上昇をけん引している金融株への買いの動きが続くかどうか大きな注目点となる。
日本株の独自要因から地合いが好転しており、再び日経平均2万円を試す展開が想定される。
主要外国証券経由の注文動向は、売り870万株、買い1290万株で、差し引き420万株の買い越し。買い越しは2営業日連続。金額も買い越し。
売りセクターに、情報通信、小売、鉱業、電機、自動車、証券、繊維、造船など。
買いセクターに、自動車、電機、化学、建設、機械、REIT、情報通信、銀行、食品、薬品、小売、保険など。
【NY概況】
21日のNYダウ平均は85.34ドル安の17949.59、ナスダックは19.50ポイント高の5014.10で取引を終了した。
医薬品・バイオテクノロジーセクターでの買収提案が好感され、買いが先行。その後は、利益確定の売りのほか、原油相場の下落によって上げ幅を縮小した。
ナスダック総合指数は堅調推移となり、再び5000ポイントを回復した。
セクター別では、家庭用品・パーソナル用品や医薬品・バイオテクノロジーが上昇する一方で、保険やエネルギーが下落した。
シカゴ日経平均先物は大幅続伸した。6月物は前日比305円高の2万5円で終え、6月物の終値としては約1週ぶりに2万円台を回復した。同日の大阪取引所の終値は35円上回った。日本の株式相場が大きく上げた流れを引き継いだ。
シカゴ日経225先物(ドル建て) 20025 (?+55?)
シカゴ日経225先物(円建て) 20005 (?+35?)
( )は大阪取引所終値比
【予定】
■22(水)
【国内】
3月貿易統計(8:50)
3月訪日外客数
《決算発表》
JSR、中外薬、日本電産、VOYAGE、小野測、小松ウオル
《新規上場》
日本スキー
【海外】
アジア・アフリカ会議の60周年首脳会議(インドネシア、〜23日)
3月ウエストパック景気先行指数(9:30)
豪1-3月期消費者物価(10:30)
南ア3月消費者物価(17:00)
英中銀金融政策委員会の議事録(8〜9日開催分、17:30)
トルコ中銀金融政策決定会合
米2月FHFA住宅価格指数(22:00)
ブラジル3月経常収支(22:30)
米3月中古住宅販売(23:00)
ユーロ圏4月消費者信頼感(23:00)
《決算発表》
ボーイング、マクドナルド、D.R.ホートン、コカ・コーラ、クアルコム、イーベイ、AT&T、フェイスブック
※記載された予定は、予告なく変更される可能性があります
4月21日 相場概況(後場)
日経平均大引け、3日ぶり反発、TOPIXは07年以来の高値 |
【大引け概況】
21日の日経平均株価は3営業日ぶりに反発。終値は前日比274円60銭高の1万9909円09銭だった。1万9900円台を回復するのは14日以来、1週間ぶり。
ギリシャの債務問題への不透明感は残るものの、中国人民銀行の金融緩和を好感する格好で前日の欧米株市場が買われ、きょうの東京市場でも世界金融市場の先行き不透明感が後退し、メガバンクや自動車、電機など主力銘柄の一角に買いが入った。
日経平均は大引けにかけて上げ幅を一段と広げ、この日の高値で終えた。時価総額の大きい銘柄が軒並み買われたことで、東証株価指数(TOPIX)は節目の1600を上回り、2007年11月1日以来およそ7年5カ月ぶりの高値で終えた。
3メガバンク株がともに年初来高値を更新。
TOPIXが一段高となり年初来高値を更新したことから、日経平均の2万円台回復を期待する声が聞かれた。
一方、ギリシャ情勢を巡る懸念がくすぶっており、市場関係者の一部では「外部環境が完全に良くなったわけではなく、まだ様子をみたいという雰囲気は強い」との見方もあった。
JPX日経インデックス400は3営業日ぶりに反発した。
東証1部の売買代金は概算で2兆5776億円、売買高は22億9819万株。東証1部の値上がり銘柄数は全銘柄の約7割にあたる1300だった。値下がりは447銘柄、変わらずは134銘柄だった。
三菱UFJ、パナソニック、トヨタが買われた。セコムや第一三共が年初来高値を更新した。東急やクレセゾンの値上がりが目立った。一方、KLabが大幅安、Uアローズも急落。ヤマダ電機、安川電、日野自も売られた。
業種別TOPIXでは全33業種中、「海運業」が唯一下げた。
東証2部株価指数は5営業日ぶりに反発した。京進、くろがね工作所、花月園、朝日インテク、象印、ニイタカが上昇した。ダイサン、Jトラスト、アートSHD、インテリクスは下落した。
この日に新規上場したシーアールイー<3458>は前場、公開価格3620円を7.3%下回る3355円で初値をつけた。その後3425円まで上昇したが、後場に入って3155円まで売られ、大引けは3200円。
日経ジャスダック平均株価は3営業日ぶりに反発した。終値は前日比7円49銭高い2536円39銭だった。日経平均株価が堅調な値動きとなったことを受け、新興市場でも買いが優勢だった。4月に新興市場に新規株式公開(IPO)した銘柄が買われた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で705億円、売買高は1億5451万株だった。京極運輸、アビックス、クリムゾン、日本マイクロ、ハーモニックが上昇した。半面、アスラポート、クルーズ、BBタワー、Mipox、エムケイシステムは下落した。
東証マザーズ指数は3日続落した。終値は前日比0.95ポイント安い913.92だった。時価総額の大きいバイオ関連銘柄の一角やミクシィが下落したことが重荷になり、小幅に下落した。フリークアウト、プラッツ、モルフォ、Jストリーム、ACCESSが下落した。エナリス、DMP、サイバダイン、Aiming、ファーストロジが上昇した。
【指標一覧】
終値 |
|
|
日経平均株価 |
19,909.09 |
274.60 |
日経平均先物 |
19,970.00 |
370.00 |
TOPIX |
1,608.88 |
26.20 |
TOPIX先物 |
1,613.00 |
32.50 |
東証2部指数 |
4,812.41 |
26.61 |
JASDAQ |
2,536.39 |
7.49 |
マザーズ |
913.92 |
-0.95 |
出来高 |
|
|
東証1部 |
2298190 |
2577683 |
東証2部 |
122380 |
27536 |
「怠惰だったからこその果実」
以下は今朝のストボのブログ。
↓
やるべきことをやった国とやるべきことをやらなかった国の差。
個人のことでいえばやるべきことをやった人の方が成功の確率は高い筈。
でも・・・。
市場ということで考えると怠惰のおかげで金城湯池が残っていたということでしょうか。
禅問答のようですが、中身は資本政策。
アクティビストなど声の高い投資家の要求にこたえて
自社株買いや増配などを目一杯おこなってきた欧米市場。
だからこそNYダウは日経平均に先駆けて上昇し過去最高値を更新してきました。
一方で、貯めるだけ金を貯めこんでほんのわずかしか資本政策に回してこなかった日本。
これまでは良かったNYとこれからが良いであろう日本。
話題になっているROEにしても、
自社株買いなどで分母を小さくすれば利益が伸びなくても当然ROEは高まってきます。
これはEPSも同様。
分子の利益が伸びなくても、分母の株式数が低下すれば必然的にEPSは上昇します。
このカラクリに気が付かないと、
今の東京市場の優越性をきっと見逃してしまうことになるのでしょう。
昨日の日経夕刊では「自社株保有、最高の20兆円」の見出し。
1年で4割増えて過去最高になったとの観測。
企業の保有している金庫株は3月末時点で約19.5兆円。
1年で増加したのは5兆円だったとされます。
トヨタ2.5兆円、ファナック1.1兆円。
2014年度の自社株買いは前年比7割増加の3.3兆円。
この大きさが年間3割の株価上昇の背景の一つでもありました。
でも上場企業が持っているお金は約100兆円。
3.3兆円で3割上昇するのなら、10兆円とか20兆円が使われたら
結構なパフォーマンスになるでしょう。
日本株の出遅れ感は、むしろ遅きに失した成功例となるのかも知れません。
しかも・・・。
都合の良いタイミングで登場したのがスチュワードシップコード。
官民そろって企業統治に真面目に取り組むというのですから、
ある意味日本株買いの免罪符。
オリンパスみたいな事件があると日本株は信頼できないが、
スチューワードシップコードがあるのだから、これを信用しての日本株買い。
もし失敗したとしても、ファンドマネージャーとしては
言い訳のできる世界が登場することになるのでしょう。
遅れていただけに未整備且つ豊穣な日本企業の資本を赤ずきんちゃんとすれば・・・。
その資本の再分配に目を付けたオオカミが匂いを嗅ぎつけて
すり寄ってきたということなのかも知れません。
そこにコモデティの世界で利益を享受できなくなったその裏返しが
エクイティの世界だという理由も加わるでしょう。
イナゴのように先物系指数に群がる集団とそして個別株に群がる鳥みたいな一団。
ROEやスチュワードシップなどの課題があれこれの方向に散らばっているので
見えにくくはなります。
しかしまとめてみえれば方向は一緒。
出遅れ日本株の味付けを良くして、食中毒に備えた方策を準備し、そして薪に点火。
貪欲な世界マネーはそのくらいのことは考えるでしょうし、準備も怠りない筈。
今はそんなタイミングのような気がしてきました。
たぶんこの視点こそがビーチで「ビッグウェーブ」を待てる天気予報になって
くれるのかも知れません。
(櫻井)
4月21日 相場概況(前場)
【前引け概況】
■日経平均株価 19,811.89(+177.40)
■東証1部出来高 12.34億株
■東証1部売買代金 1.32兆円
■日経平均先物 19,810(+210)
■TOPIX 1,602.94(+20.26)
■騰落 上昇1,168/下落551
■日経JQ 2,533.70(+4.80)
----------------------------
21日午前の日経平均株価は反発した。午前の終値は前日比177円40銭高の1万9811円89銭だった。3日ぶりに大幅に反発して前場を終了した。
中国人民銀行による預金準備率引き下げを好感して、前日の欧米株式市場が上昇したことや外国為替市場での円安基調など、外部環境の好転が材料視され、買い先行でスタート。その後も先物主導で上げ幅を広げ、高値圏で堅調に推移した。
一部で日銀による追加金融緩和の思惑が広がったことも相場を下支えした。三菱UFJ、三井住友FG、みずほFGのメガバンク株は軒並み急伸し、そろって年初来高値を更新した。
メガバンクに加え、武蔵野銀行や広島銀、東日銀、十六銀といった地銀株も軒並み年初来高値を更新した。三菱Uリースやオリックスのほか、第一生命、東京海上といった保険株など、金融関連株に年初来高値を付けた銘柄が多かった。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はともに反発した。主力株に買いが集中したことで、TOPIXは取引時間中として07年11月2日以来、およそ7年5カ月ぶりに節目の1600を回復した。業種別ではその他金融業や保険業、銀行業が上昇。下落は石油石炭製品のみだった。
東証1部の売買代金は概算で1兆3212億円、売買高は12億3456万株。東証1部の値上がり銘柄数は1168、値下がり銘柄数は551、変わらずは160だった。
東証2部株価指数は反発した。朝日インテクや瑞光、ベネ・ワンが上昇。半面、インテリクス、Dダイニング、ダイサンが下落した。
日経ジャスダック平均株価は反発した。前引けは前日に比べ4円80銭高い2533円70銭となった。日経平均株価が堅調に推移するなど相場の地合いがよく、ジャスダック市場でも買いが優勢になっている。
ジャスダック市場の売買代金は概算で427億円、売買高は9305万株。京極運輸、クリムゾン、ULSグループ、アビックスやMipox、いちごHDが上昇した。半面、アスラポートやBBタワー、クルーズ、エムケイシステム、インフォクリエが下落した。
東証マザーズ指数は小幅続落した。前引けは前日比1.15ポイント安い913.72だった。ゲーム関連株やインターネット広告関連銘柄の下げが目立つ。 フリークアウト、プラッツ、モルフォ、Jストリーム、ACCESSが下げる一方、エナリス、アクロデア、DMPやAiming、サイバダインは上昇した。
本日新規上場となった不動産管理、仲介、運用などのシーアールイー<3458>(東2、売買単位100株)は9時12分に公開価格3620円に対し7%安い3355円で売買が成立し初値がつき、その後は3425円まで上げ、前引けは3315円となった。
4月21日 相場概況
日経平均 10時、上げ幅拡大。欧米株高や円高一服で買い先行 |
【寄り付き概況】
■日経平均株価 19,754.62(+120.13)
■日経平均先物 19,760(+160)
■TOPIX先物 1,596.50(+16.00)
■騰落 上昇1,134/下落584
■日経JQ 2,535.01(+6.11)
■マザーズ指数 915.20(+0.33)
10時00分現在の日経平均株価は、19754.62円の前日比+120.13円で推移。20日の欧米株高やドル・円の円高一服などを背景に、日経平均は買い先行でスタートした。買い一巡後の日経平均は上げ渋る場面もみられたが、先物主導で上げ幅を広げる展開になっている。
日銀が30日に開く金融政策決定会合で追加の金融緩和に踏み切るとの思惑が浮上していることも相場を押し上げているようだ。三菱UFJと三井住友FG、みずほFGの3メガバンク株がそろって年初来高値を更新。
売買代金でも上位を占めている。市場では大手銀株について「出遅れ銘柄としての買いが続いているほか、追加緩和の可能性も意識されて銀行株の買いを誘っている」との見方が出ている。
リクルートやブリヂストン、三菱電が上場来高値を更新した。一方、Jフロントや三越伊勢丹、丸井Gなど百貨店株は軒並み下げている
東証1部の値上がり銘柄数は1134、値下がり銘柄数は584、変わらずは157銘柄だった。業種別では33業種中、石油を除きほぼ全面高。値上がり上位にその他金融、ゴム製品、銀行、化学、医薬品、輸送用機器など。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)もともに上げ幅を広げている。
東証2部株価指数は反発している。
<兜町カタリスト>
「ビッグウェーブ」
世の中の流れは明らかにシフトしている。
断片は露出しているもののその全体像はなかなか明確ではない。
しかし、変化の波は既に訪れているという。
目に見えているのは、コモデティからエクイティへの資金移動。
ボラ低く利幅の薄い商品の世界は終焉。
行き場を失った巨大マネーは当然エクイティの世界ヘと大移動を始めている。
その最先端で戦場のカナリアのような役割を担っているのが日本株市場。
だから・・・。
NY主導型の相場ではなく、東京先導型の相場展開に変化したといっても過言ではなかろう。
まさにビッグウェーブが訪れた。
黒船という言い方はしたくはないが、世界マネーが日本企業の資産再分配に群がり始めた。
これが実はアベノミクス以降の相場とラップする。
溜め込まれた企業の資産の再分配を促したのは、言い古された指標のROE。
低成長でROEを伸ばすには自社株買いなどで分母を少なくすればいいこと。
これはEPSにも通用する。
古くから分母を削ってきた欧米企業にとっては一層の削減はもう無理。
しかし、何もやってこなかった日本企業は赤ずきんちゃんの世界。
ここを攻めて略奪しようなどいう思考法は欧米ファンドにとって当たり前だろう。
期を一にして登場したのがスチュワードシップコード。
これが登場したことは、ある意味、日本株による資産再分配の免罪符になる。
欧米のファンドが「日本株を買う理由」のお膳立てが整ったということだ。
で、結論は・・・。
日本企業が溜め込んだ資産の再分配を促すことで、それを享受する外国人。
長いこと手付かずだったために魅力の増した日本株。
島の中で見ていると気がつかないが、海の向こうからの目にすると明らかにご馳走に映る。
そしてそこに群がる日本系アクティビスト。
株価インパクトのないGPIFをクジラと呼ぶよりも主役は残念ながら外国人。
この感覚を持たないと淋しい思いをするような気がする。
この流れは夢ではなく畏怖されるほどの現実になる可能性が高い。
キーワードは「富の再分配」。
ピケティ教授の「21世紀の経済学」が売れたのは理由のないことではない筈。
世界マネーの蠢く舞台と仕掛けは大きい。
まさに「赤ずきんちゃん気をつけて」に他ならない。
4月21日 相場展望
【オープニングコメント】
21日の日経平均株価は堅調な展開を予想。
日経平均株価の予想レンジは、19600-19800を想定する。
買い一巡後はレンジ内の動きだろう。
昨日の日経平均株価は、プラスとマイナスを行き来し、引けではマイナスとなった。勢いは強くはないが、先週末の米国株の大幅下落を受けても比較的落ち着いた動きとなったことに加え、25日線や1万9600円を上回ったことは、株式市場に一定の安心感を与える動きと考えている。
物色の方向性が大きく変わった印象はなく、金融株、小売株や食品株など、直近大きく下げた銘柄に注目する。
主要外国証券経由の注文動向は、売り1300万株、買い1760万株で、差し引き460万株の買い越し。買い越しは4営業日ぶり。金額も買い越し。
売りセクターに、自動車、食品、情報通信、電機、銀行、機械、不動産、陸運、薬品など。
買いセクターに、小売、電機、自動車、精密、情報通信、銀行、食品、薬品、建設、サービスなど。
【NY概況】
20日のNYダウ平均は208.63ドル高の18034.93、ナスダックは62.79ポイント高の4994.60で取引を終了。中国人民銀行が預金準備率を引き下げたことで、世界経済の減速懸念が後退したことが好感され終日堅調推移となった。ダウは一時250ドルを超す上昇となる場面もあった。セクター別でも全面高となり、運輸やテクノロジー・ハード・機器の上昇が目立った。
シカゴ日経平均先物は反発した。6月物終値は前週末比130円高の1万9700円で引けた。20日の大取終値を100円上回った。中国の追加金融緩和を手掛かりに投資家心理が上向き、米国株とともに買われた。
シカゴ日経225先物(ドル建て) 19720 (?+120?)
シカゴ日経225先物(円建て) 19700 (?+100?)
( )は大取所終値比
【予定】
■21(火)
【国内】
2月景気一致指数確報値(14:00)
《決算発表》
キヤノンMJ、ジャフコ、光世証、東製鉄
《新規上場》
CRE
【海外】
ハンガリー中銀政策金利発表
独4月ZEW景況感指数(18:00)
《決算発表》
ユナイテッド・テクノロジーズ、アンダーアーマー、ベライゾン、ヤフーインク、VMウェア、トラベラーズ、インテューイティブ・サージカル、ヤム・ブランズ
休場:ブラジル
※記載された予定は、予告なく変更される可能性があります
4月20日 相場概況(後場)
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【大引け概況】
20日の日経平均株価は小幅に続落し、前週末比18円39銭安い1万9634円49銭で取引を終えた。
中国の貸株規制緩和やギリシャ債務問題再燃を嫌気して大幅下落した欧米株式市場の流れで、日経平均は151円安からスタートした。ただ、足元の調整から押し目買いも入り、売り一巡後は下げ幅を縮小した。
もっとも、中国・上海株が上昇に転じると、投資家心理が改善して東京株式市場でも買いが優勢になる場面があった。チャート上で25日移動平均を下回る水準では押し目買いを入れる動きも強まり、底堅い展開だった。
JPX日経インデックス400は続落。終値は前週末比52.24ポイント安の1万4351.90だった。東証株価指数(TOPIX)も続落し、6.01ポイント安の1582.68で終えた。
東証1部の売買代金は概算で2兆3350億円。売買高は20億8443万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は全体の2割にあたる398、値下がりは同7割強の1374、変わらずは109だった。
ファストリやKDDIといった値がさ株の一角が上昇、武田やエーザイなどの医薬品株も買われた。三菱UFJが年初来高値を更新するなど、銀行株の一部も堅調に推移した。
クボテックが3営業日連続のストップ高で東証1部上昇率トップとなったほか、フィールズ、日本エンタープなどが上昇した。
一方、ソフトバンクは下落した。トヨタやホンダなど自動車株も総じてさえない展開だった。
東証2部株価指数は4日続落だった。安川情報、ヨネックス、Jトラストと象印が下げ、ニイタカがストップ高。くろがね工作所、ササクラ、アサヒインテック、ラオックスや朝日インテクが上げた。
日経ジャスダック平均株価は続落した。終値は前週末比14円66銭安の2528円90銭だった。日経平均が小幅に続落し投資家心理が悪化するなか、新興市場でも売りが優勢となった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で829億円、売買高は1億6356万株。
nms、アスラポート、京極運輸、Mipox、アビックスなどが買われた。半面、3DM、BBタワー、クリムゾン、ベクターなどは売られた。
東証マザーズ指数も続落した。大引け時点は先週末比10.58ポイント安の914.87だった。DMP、モルフォ、プラッツ、OTS、イメージワン、eBASEが上昇した。エイティング、Aiming、海帆。ACCESSやミクシィなどは下落した。
きょう東証マザーズに新規上場したHameeは、11時2分に公募・売り出し価格(公開価格、2530円)を1700円(67.2%)上回る4230円で初値をつけた。前引け時には4330円まで上げたが、後場に入り利益確定売りに徐々に押され、終値はきょうの安値の3690円だった。
【指標一覧】
終値 |
|
|
日経平均株価 |
19,634.49 |
-18.39 |
日経平均先物 |
19,600.00 |
-90 |
TOPIX |
1,582.68 |
-6.01 |
TOPIX先物 |
1,580.50 |
-11 |
東証2部指数 |
4,785.80 |
-2.96 |
JASDAQ |
2,528.90 |
-14.66 |
マザーズ |
914.87 |
-10.58 |
出来高 |
|
|
東証1部 |
2084430 |
2335067 |
東証2部 |
144960 |
33620 |
4月20日 相場概況(前場)
【前引け概況】
■日経平均株価 19,647.20(-5.68)
■東証1部出来高 10.76億株
■東証1部売買代金 1.15兆円
■日経平均先物 19,670(-20)
■TOPIX ,583.99(-4.70)
■騰落 上昇507/下落1,232
■日経JQ 2,533.79(-9.77)
--------------------------------------
20日午前の日経平均株価は小幅に続落した。前日比5円68銭安の1万9647円20銭で前場を終えた。
先週末の欧米株式市場が中国の貸株規制緩和などを嫌気して大幅下落したことを受けて、朝方から利益確定売りが先行した。売り一巡後は下値を拾う動きも強まり下げ幅を縮小。10時半に上海総合指数が小幅高で始まると、日経平均もプラスに切り返す場面も見られた。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)もともに続落した。
東証1部の出来高概算は10億760万株、売買代金は1兆1566億円。1部上場1881銘柄のうち、値上がり銘柄数は507銘柄、値下がり銘柄数は1232名柄となった。
トヨタなど自動車株が安い。三井不など不動産株も下げが目立つ。一方、ファストリやファナックが高い。スズキは上昇に転じた。日本エンターが一時値幅制限上限まで買われたほか、クボテックもストップ高となった。
東証2部株価指数も続落。象印や日鋳造が下げ、ラオックスと朝日インテクが上げた。
日経ジャスダック平均株価は続落した。前場終値は前週末比9円77銭安の2533円79銭だった。16日まで11日続伸し2006年5月以来、約9年ぶり高値圏にあっただけに、20日もいったん利益を確定する売りが優勢となった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で466億円、売買高は9435万株。
eBASE、京極運輸、山田債権、アビックス、アスラポート、倉元が上昇した。半面、セキュアヴェイル、エムケイシステム、インフォクリエ、3DM、ガーラなどが下落した。
東証マザーズ指数も続落した。前引けは前週末比6.50ポイント安の918.95だった。DMP、サイジニア、テクノマセ、モルフォ、プラッツ、OTSなどが買われた。海帆、さくら、カヤック、ACCESSやミクシィなど売られた。
本日新規上場となったスマートフォン用アクセサリー販売などのHamee(ハミー)<3134>(売買単位100株)は買い気配で始まり、11時2分公開価格2530円に対し67%高の4230円で初値をつけ、前引けは4330円となった。
4月20日 相場概況
日経平均寄り付き、続落スタート。売り一巡後は下げ幅縮小 |
【寄り付き概況】
■日経平均株価 19,602.65(-50.23)
■日経平均先物 19,610(-80)
■TOPIX先物 1,583.50(-8.00)
■騰落 上昇518/下落1,187
■日経JQ 2,536.78(-6.78)
■マザーズ指数 923.49(-1.96)
10時現在の日経平均株価は、19,602.65の前週末比‐50.23円で推移している。
日経平均株価の寄付きは続落で始まった。先週末17日の欧米株式市場の大幅下落を受けて利益確定売りが先行した格好。ただ、足元の調整から押し目買いも入っており、売り一巡後については下げ幅を縮小する展開である。
銀行株では、三菱UFJなど上昇に転じた銘柄が目立つ。武田など医薬品株や、キッコマンなどの食品株は上げている。好業績観測が伝わったパナソニックは上げ幅を拡大。原油価格の下落を背景に海運株や電力株も買い戻されている。
トヨタなど自動車株は引き続き安い。
午前10時現在の東証1部の値上がり銘柄数は518、値下がり銘柄数は1187、変わらずは175銘柄だった。業種別では33業種中、7業種程度が高く、値上がり上位に医薬品、海運、空運、倉庫など。半面、値下がりで目立つのは不動産、鉱業、金属製品、証券、保険、その他金融など。
本日新規上場となったスマートフォン用アクセサリー販売などのHamee(ハミー)<3134>(東マ、売買単位100株)は買い気配で始まり、10時にかけては公開価格2530円に対し20%高の3170円で買い気配を続けている。
本日発表された2015年2月の第3次産業活動指数は前月比0.3%上昇の100.5だった。市場予想は‐0.7%
225先物は、HSBC・野村・大和・アムロ・GS・SBIが買い越し。
メリル・JP・マネ・みずほ・ドイツが売り越し。
TOPIX先物はメリル・JP・UBS・野村が買い越し。
モルスタ・ニューエッジ・アムロ・ドイツが売り越し。
外資系等は、オークマ(6103)、航空電子(6807)、SFP(3198)、クリレス(3387)、フィールズ(2767)、テルモ(4543)、みらか(4544)、シスメックス(6869)、日梱包(9072)、DCM(3050)、Jフロント(3082)に注目。
テクニカル的には、アコーディア(2131)、三菱ガス(4182)第一三共(4568)、東ゼネ石(5012)、アキレス(5142)、丸一管(5463)、新日電(5563)、東洋機(6210)、津田駒(6217)、商事(8058)、阪和興(8078)、MISAWA(1722)、住電設(1949)、キャリアデザ(2410)、プレサンス(3254)、AGS(3648)、レンゴー(3941)、昭電工(4004)、宇部興(4208)、T&G(4331)、TOTO(5332)、鉄(5401)、東京製鐵(5423)、冶金工(5480)、三井金(5708)、三菱マ(5711)、アーレスティ(5852)、コマツ(6301)、荏原(6361)、SANKYO(6417)、蛇の目(6445)、大崎電(6644)、アルバック(6728)、EIZO(6737),日置電(6866)、ホンダ(7267)、スズキ(7269)、愛三工(7283)、タカタ(7312)、エクセル(7591)、図書印(7913)、兼松日産(7961)、住商(8053)、岩谷(8088)、あおぞら(8304)、りそな(8308)、三井住友(8316)、浜銀(8332)、みずほ(8411)、トモニ(8600)、第一生命(8750)、T&G(8795)、カドカワ(9468)、プレナス(9459)が動兆
<兜町カタリスト>
「パンダ」
頂点を極めれば下りるしかないのが山。
山の頂点は誰が見ても一目瞭然。
しかし株価が頂点なのかどうかは、時間が経過しなければ結論は出ない。
それを類推して道をかき分けていかなければならないという宿命でもある。
先週木曜日時点で日経平均株価h19855円。
松井証券信用評価損益率速報。
売り方マイナス13.787%。
買い方はマイナス2.842%で昨年2月4日のマイナス1.76%が視野にはいった。
しかし金曜は大幅下落で売り方マイナス12,384%、買い方マイナス3.525%。
頂は遠くなってしまった。
逆に25日移動平均線19581円の攻防戦。
75日線18459円はまだ下だが・・・。
アチコチで聞く声は「ホテルが異常に高い」。
大阪梅田の阪急ホテルが3万円。
東京のアパが最大4万円。
外国人が円安効果を享受するにしても4割程度。
逆算してみると、アパが2万8000円。
円安効果以上のインバウンド効果があるということだろうか。
少なくとも泊まる心配というのは久しくなかった現象。
1万円札でタクシーなんて完全に牧歌的な事柄となってしまったのかも知れない。
そもそも・・・。
中国株の上昇も顕著だ。
週末の上海総合指数は4287ポイント。
過去1年間で約2倍に上昇した。
時価総額は3月末で4兆78311億ドル(約570兆円)。
日本株は4兆8103億ドル。
これもまもなく抜き去られるのだろう。
良くも悪くもパンダが世界を席巻している。
可愛さから言えば、沖縄のゴルフコースで見たマングースの方が可愛かったが・・・。
千趣会の筆頭株主にJフロント。
ユーグレナは米国でミドリムシの培養実験始めると発表。
曙ブレーキは下方修正。
知っている銘柄があちこち登場している。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
兼房(5984)・・・動兆
兼房に注目する。
同社は工業用機械刃物専業メーカー。
インドネシア・中国関連が好調。
NHK総合テレビ「超絶 凄ワザ!」での「鋸の切れ味対決」にも登場。
業績は絶好調。
リサイクル系の粉砕刃、チッパーナイフ等に期待感。
(1125円)
4月20日 相場展望
【オープニングコメント】
20日の日経平均株価は弱含みの展開を想定する。シカゴ先物にさや寄せする格好から、25日線を割り込んでくる可能性がある。
日経平均株価の予想レンジは、19450-19650円のレンジを想定する。
指数の弱い動きに対して、地合いはそれ程悪化しないだろう。一目均衡表の基準線は19466円辺りに位置しており、支持線として意識される。25日線での底堅さが意識されてくると、押し目買い機運が高まりやすい。
外資系の注文動向
主要外国証券経由の注文動向は、売り1270万株、買い900万株で、差し引き370万株の売り越し。売り越しは3営業日連続。金額も売り越し。
売りセクターに、銀行、自動車、電機、情報通信、機械、卸売、金属、化学、小売、薬品、電力など。
買いセクターに、機械、サービス、ゴム、化学、電機、薬品、証券、精密、小売、不動産、電力など。
【NY概況】
17日の米株式相場は大幅に続落した。ダウ工業株30種平均は前日比279ドル47セント安の1万7826ドル30セントで終えた。下げ幅は3月25日以来ほぼ1カ月ぶりの大きさ。中国株の需給不安やギリシャの債務問題を巡る警戒感が強まり、週末前に投資家が運用リスクを避けて株式を売る動きが優勢となった。
また、前日夕発表の四半期決算が減収となったのアメリカン・エキスプレスが大きく下落。構成するダウ平均の重荷となった。原油先物相場が午後に一段安となると、ダウ平均の下げ幅は一時357ドルに達しる場面があった。
ナスダックは前日比75.976ポイント安の4931.815で終えた。
シカゴ日経225先物(ドル建て) 19595 ( -95 )
シカゴ日経225先物(円建て) 19570 ( -120 )
( )は大取所終値比
【予定】
<国内>
2月第三次産業活動指数(8:50)
3月コンビニ売上高(16:00)
3134Hameeがマザーズに新規上場
いちごGHD、フリークアウト、安川電機、メルコ、KOAなど決算発表
<海外>
モルガンS、IBMなど決算発表
※記載された予定は、予告なく変更される可能性があります
4月17日 相場概況(後場)
日経平均大引け、大幅反落し232円安、先物主導で後場一段安 |
過去のマーケット動画はこちら
【大引け概況】
17日の日経平均株価は大幅反落した。終値は前日比232円89銭安の1万9652円88銭。下げ幅は3月26日以来、約3週間ぶりの大きさだった。
ギリシャ金融支援問題を巡る先行き不透明感を背景とした前日の欧米株安を嫌気した売りが優勢だった。国内主要企業の決算発表が来週から本格化するのを前に様子見ムードが強まり、後場に入ると先物主導で売り圧力が強まり、日経平均は下げ幅を広げた。ただ、主力株の下値では買い向かう動きもみられ、自動車株が強さをみせたほか、内需では銀行株が前日に続き買いを集めた。
JPX日経インデックス400、東証株価指数(TOPIX)はともに反落。ただ時価総額の大きい銀行株が上昇したため、日経平均に比べると下落率は小さかった。東証規模別株価指数の「中型株」と「小型株」の下げがきつい一方、「大型株」は小幅安にとどまった。
東証1部の売買代金は概算で2兆9720億円と1日以来高水準。売買高は26億8328万株。東証1部の値下がり銘柄数は1301と全体の7割に迫った。値上がりは461、変わらずは119だった。
個別では、日経平均への影響度が高いファストリやファナック、京セラが売られた。トヨタやソニーも安い。半面、三菱UFJや三井住友FG、みずほFGの3メガバンク株が商いを伴って上昇した。クボテックがストップ高、図書印、あみやきも値を飛ばした。
東証2部株価指数は3日続落。朝日インテク、象印、アルデプロ、ツインバード、野崎印、長野日無が下げ、TBグループ、アートSHD、Jトラストが上昇した。
日経ジャスダック平均株価は12営業日ぶりに小反落した。終値は前日比4円18銭安い2543円56銭だった。週末を控えていることもあり、新興市場では手じまい売りが加速したとの声が聞かれた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で896億円、売買高は1億5107万株だった。前日に2015年12月期の最終赤字が前期から拡大する見通しと発表したマクドナルドが売られた。BBタワーや日本マイクロ、インフォクリエ、ガーラ、銀座山形も安い。半面、アスラポート、イマジニア、3DM、Mipox、IXナレッジは上昇した。
東証マザーズ指数は6営業日ぶりに反落した。終値は前日比8.54ポイント安い925.45だった。プラッツやミクシィ、ITbook、サイバーS、アクロデア、ファーストコーポが下落した。モルフォやACCESS、ジーンテクノ、ブイキューブ、ボヤージュが上昇した。
きょうマザーズに新規上場した海帆は、午前の取引終了直前に初値を付けた。初値は公募・売り出し価格(公開価格、1020円)を780円上回る1800円。その後は、一時的に初値を上回る場面もあったものの、徐々に売りに押された。終値はきょうの取引時間中の安値に並ぶ1654円だった。
【指標一覧】
終値 |
|
|
日経平均株価 |
19,652.88 |
-232.89 |
日経平均先物 |
19,690.00 |
-190 |
TOPIX |
1,588.69 |
-10.73 |
TOPIX先物 |
1,591.50 |
-8 |
東証2部指数 |
4,788.76 |
-19.78 |
JASDAQ |
2,543.56 |
-4.18 |
マザーズ |
925.45 |
-8.54 |
出来高 |
|
|
東証1部 |
2683280 |
2972008 |
東証2部 |
158480 |
29746 |
4月17日 相場概況(前場)
日経平均前引け、海外株安と円高受けて反落。 19700円台後半でもみ合う展開 |
【前引け概況】
■日経平均株価 19,785.71(-100.06)
■東証1部出来高 14.06億株
■東証1部売買代金 1.46兆円
■日経平均先物 19,760(-120)
■TOPIX 1,598.24(-1.18)
■騰落 上昇700/下落1,022
■日経JQ2,549.70(+1.96)
17日午前の日経平均株価は反落し、前日比100円6銭安の1万9785円71銭だった。ギリシャ支援問題の先行き不透明感などから前日の欧米株式相場が下落したことが嫌気され、取引開始直後から売り注文が先行した。売り一巡後は押し目買いに下げ渋るものの、戻りは限定的となり上値の重い展開が続いた。その後引けにかけても19700円台後半の安値圏でのもみ合い、反落して前場の取引終了。
業種別では電気機器、小売り、食品などが売られる一方、石油、銀行、不動産などが高い。「主力取引銀行から2000億円の資本支援を受けることで大筋合意した」と伝わったシャープは朝高後、利益確定の売りに押され、前引け段階では前日比4%安で取引を終えた。
東京株式2部市場は続落。2部指数は前日比5.33ポイント安の4803.21となった。
野崎印、ツインバード、アサヒインテック、長野日無は売られた。一方、ラピーヌ、アートSHD、ボーソー油、日食化は買われた。
日経ジャスダック平均株価は続伸し、午前の終値は同1円96銭高の2549円70銭だった。
クリムゾン、アスラポート、3Dマトリックスがストップ高に買われ、クラスターT、JALCO HD、ハンズマン、太洋工業、ワイエスフードなど賑った。半面、BBタワー、銀座山形、セキュアヴェイル、インフォクリエは売られた。
東証マザーズの前引けは、前日比0.37ポイント安の933.62と反落。
個別銘柄ではサイバーS、アクロデア、アトラ、さくらは売られた。一方、ブイキューブ、ACCESS、ジーンテクノ、オークファンは買われた。
この日に新規上場した海帆(3133)は公開価格1020円に対して1800円の初値をつけ、前場は1751円で引けた。
4月17日 相場概況
日経平均 午前10時現在、利食い優勢で113円安。銀行株が下支え |
【寄り付き概況】
■日経平均 19,771.89(-113.88)
■日経平均先物 19,790(-90)
■TOPIX先物 1,595.00(-4.50)
■騰落 上昇616/下落1,089
■日経JQ 2,548.85(+1.11)
■マザーズ指数 932.60(-1.39)
10時00分現在の日経平均株価は、19771.89円(前日比-113.88円)で推移。
ドル・円が上値の重い展開になっており、利益確定売り優勢の展開。
朝方はギリシャ金融支援問題の先行き不透明感を背景とした欧米株の下落、ロックハート・アトランタ連銀総裁やローゼングレン・ボストン連銀総裁のハト派発言などを受けて米国早期利上げ観測が後退するなか、円高・ドル安の進行を嫌気した売りが先行した。
ただ下げ幅が100円を超えた場面では押し目買いが入ったいるほか、時価総額の大きい銀行株に買い入り、相場を下支えしている。
東証1部の値上がり銘柄数は616、値下がり銘柄数は1089、変わらずは171銘柄だった。
セクター別では、石油石炭、銀行、非鉄金属、卸売業、その他金融などが上昇する一方、小売業、鉱業、精密機器、その他製品、サービス業などが下落。売買代金上位では、三菱UFJ、ソフトバンク、三井住友FG、みずほFG、トヨタなどが上昇する一方、ソニー、シャープ、NTT、日立、OLCなどが下落している。
東証2部指数は小幅に3日続落している。朝日インテクや野崎紙が安い。一方、ダイハツデ、アートSHDが上昇している。
<兜町カタリスト>
「変遷」
日経平均はITバブル直後以来の2万円を示現。
その2000年4月から15年間毎月初に1万円づつ日経平均連動投信に投資。
そのシュミレーションがある。
投資額は累計181万円。
4月10日に2万円をつけた時点で運用資産は309万円になったとの試算。
コメントは「冬はながかった」だが・・・。
因みに時価総額から見てみると、2000年の東証1部時価総額は450兆円。
今は570兆円。
少し位置は違っている。
因みに時価総額が500兆円を越えたのは過去3回。
バブル時の89年末。
世界的株高となったリーマンショック前の07年。
そして今回。
時価総額がGDPを越えてくると反落だった過去2回。
ここに逆らえるかどうかが問われている。
名目GNIでも514兆円だからどうだろうか。
面白かったのは日経ヴェリタスの「上昇相場、原動力は企業」の記事。
アベノミクス相場の個別銘柄の変遷を図式化してある。
2011年11月14日→2013年4月4日(異次元緩和)。
金融緩和で不動産、円安で輸出関連を物色。
個別ではいちご(2337)、ガンホー(3765)、ケネディクス(4321)など。
→2014年4月1日(消費増税実施)
好業績・高成長銘柄を選別。
個別ではコロプラ(3668)、ディップ(2379)、エプソン(6724)。
→2015年4月10日(一時2万円)
インバウンド銘柄・内需株にシフト。
個別ではラオックス(8202)、象印(7965)、ミクシイ(2121)など。
スケジュールを見てみると・・・
17日(金)IMF世銀春季総会、米消費者物価、CB景気先行指数
週末:安倍首相サクラを見る会、世界経済フォーラム東アジア会議
20日(月)コンビニ売上高、米シカゴ連銀全米活動指数
21日(火)全国学力調査、独ZEW景況感
22日(水)貿易統計、米中古住宅販売
23日(木)米新築住宅販売、中国HSBC製造業PMI
24日(金)全産業活動指数、米耐久財受注、独IFO景況感
◇━━━ カタリスト ━━━◇
大京(8840)・・・動兆
大京に注目する。
同社は「ライオンズマンション」で有名なデベロッパー大手。
大量供給のイメージが高かった同社だが最近は適正な販売価格を基準にした仕入れ体制を徹底。
販売戸数にこだわらない収益性重視の方向を目指している。
ここが大きな変化のポイント。
今後同社が向かう方向は「再生とグローバル」。
再生は「修繕工事、リフォーム、建物の再利用、空き室有効利用」が中核。
要は「新築マンションだけじゃない」がキーワード。
安定かつ成長力のある企業を目指すということ。
4月17日 相場展望
【オープニングコメント】
17日の日経平均株価は、底堅い展開を予想。予想レンジは、19750-19950を想定する。
3月高値の19778円が支持線とした格好であり、底堅さが意識されている。強弱感が対立しやすい水準ではあるが、日柄調整がコンセンサスとなっている。
日本株の下値は堅いとの見方が強まり、新たな買いが入りやすくなる。銀行株、特に地銀株の動向に注目しておきたい。
日経平均よりTOPIXが強かった昨日の株価指数にも地合いの変化が感じられる。来週からの企業決算の動向をにらみつつ主力銘柄が勢いを取り戻す展開もあるだろう。さらには、TOPIX強調の一方でJASDAQ人気というバランス感覚も大事だろう。
主要外国証券経由の注文動向は、売り1150万株、買い980万株で、差し引き170万株の売り越し。売り越しは2営業日連続。金額も売り越し。
売りセクターに、食品、繊維、情報通信、機械、電機、銀行、精密、自動車、小売、造船など。
買いセクターに、建設、薬品、サービス、情報通信、銀行、電機、繊維、ゴム、証券、保険、金属など。
【NEWS】
16日、東京証券取引所が発表した4月第2週(6〜10日)の投資主体別売買動向によると、現物株式では信託銀行が2週続けて売り越しとなり、個人も売り越した。これに対して、海外投資家(外国人)は2週続けて大幅な買い越しとなった。?
外国人の買い越し額は5910億円と2014年11月第1週(7691億円)以来の高水準に達した。前週は4453億円の買い越しとなっており、2週連続の大幅な買い越しとなった。半面、個人は3642億円と2週連続の売り越し、年金基金から売買が多くを占めるとされる信託銀行も1379億円と2週連続の売り越しとなった。
先週の日経平均株価の一時2万円回復は、外国人投資家の買い貢献が大きかったということになる。
【NY概況】
16日のNYダウは3日ぶりに小反落した。終値は前日比6ドル84セント安の1万8105ドル77セントだった。ギリシャ支援の先行き不透明感を嫌気した欧州株安が
米国株にも売りが及んだ。その後米金融大手の好決算が支えとなり下値は限られた。強弱の材料が交錯したうえ、米企業決算の発表も続いており様子見ムードが市場を覆った。
ナスダック総合株価指数は反落した。同3.228ポイント安の5007.791となった。
シカゴ日経平均先物は小幅に続落。6月物は前日比35円安の1万9825円で終え、同日の大阪取引所の終値を55円下回った。
ギリシャ債務問題を背景に欧州株が下げ、米株とともに日本株先物も上値の重い展開となった。もっとも、日中は狭い範囲でもみ合った。
シカゴ日経225先物(ドル建て) 19855 (?-25?)
シカゴ日経225先物(円建て) 19825 (?-55?)
( )は大取所終値比
【予定】
17日
<国内>
3月全国百貨店売上高
3133海帆がマザーズに新規上場
<海外>
米3月消費者物価【CPI】(21:30)?
米4月ミシガン大学消費者信頼感指数【速報値】(23:00)
IMF・世界銀行総会(〜19日)?
GE、ハネウェル、AMD、シーゲイトなど決算発表
※記載された予定は、予告なく変更される可能性があります
4月16日 相場概況(後場)
日経平均大引けは、16円高と反発で取引終了。後場押し目買い |
過去のマーケット動画はこちら
【大引け概況】
16日の日経平均株価は小幅に反発し、前日比16円01銭高い1万9885円77銭で終えた。
朝方は輸出株中心に引き続き利食い圧力が勝った。その後、為替が円安方向に押し戻され、
今週は決算発表本格化を前に模様眺めムードもあったが、きょうは出遅れ株中心に下値では活発に押し目買いが入り、日経平均は結局前日終値を上回って着地しているが、全体として方向感を欠く展開だった。
外部環境には不透明要因が多く、2万円の大台を前に「まだ日柄調整は続きそう」との声が聞かれた。
JPX日経インデックス400は反発した。終値は前日比88.77ポイント高い1万4498.14だった。東証株価指数(TOPIX)も反発し、10.61ポイント高の1599.42で終えた。
東証1部の売買代金は概算で2兆8158億円。売買高は25億4007万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は全体の5割強にあたる1064、値下がりは同3割強の680、変わらずは136だった。
ソフトバンクが連日で年初来高値を更新した。三菱UFJなど銀行株が総じて高く、中でも地銀株の上昇が顕著だった。クボテックがストップ高となったほか、ファンコミなど値を飛ばした。
原油価格の上昇を背景に出光興産、国際石開帝石やJXなどエネルギー関連株も買われた。一方、花王や味の素などディフェンシブ銘柄の一角では利益確定売りが目立った。
東証2部株価指数は続落した。ダイサン、東理HD、日東化工、アサヒ衛陶、朝日インテク、象印などが下げ、ラオックス、ツインバード、野崎印、サイバーリンクスが上げた。
日経ジャスダック平均株価は11日続伸した。この日の終値は前日比2円20銭高の2547円74銭だった。連日で年初来高値を更新し、2006年5月中旬以来、約9年ぶりの高値で終えた。11日続伸は14年5〜6月までに13日続伸して以来の長さ。「1〜3月の日経平均株価の上昇局面で主力株の買いに乗り遅れた個人投資家が、出遅れ感のある新興市場で割安銘柄を物色している」との見方があった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で1004億円、売買高は2億1475万株。レデイ薬局、アスラポート、BBタワーや3DM、FVCなどが上げた。半面、ガーラやメガネスーパ、ネクスグループ、GMOペパボ、ヤマト・インダなどは下げた。
東証マザーズ指数は5日続伸した。大引け時点は前日比比3.62ポイント高の933.99だった。14年12月以来、約4カ月ぶりの高値を付けた。サイオス、プラッツがストップ高。ファーストコーポ、さくら、アトラ、ミクシィ、テクノマセなどが上昇した。半面、ファーストロジ、ITbookやACCESSなどは下落した。
【指標一覧】
終値 |
|
|
日経平均株価 |
19,885.77 |
16.01 |
日経平均先物 |
19,880.00 |
10.00 |
TOPIX |
1,599.42 |
10.61 |
TOPIX先物 |
1,599.50 |
10 |
東証2部指数 |
4,808.54 |
-7.89 |
JASDAQ |
2,547.74 |
2.20 |
マザーズ |
933.99 |
3.62 |
ドル/円 |
119.29 |
0.15 |
ユーロ/円 |
127.56 |
0.27 |
出来高 |
|
|
東証1部 |
2540070 |
2815878 |
東証2部 |
111510 |
24547 |
4月16日 相場概況(前場)
【前引け概況】
■日経平均株価 19,773.56(-96.20)
■東証1部出来高 12.26億株
■東証1部売買代金 1.33兆円
■日経平均先物 19,820(-50)
■TOPIX 1,585.28(-3.53)
■騰落 上昇609/下落1,133
■日経JQ 2,543.59(-1.95)
----------------------------------
16日午前の日経平均株価は続落し、午前の終値は前日比96円20銭安の1万9773円56銭だった。前日の欧米株は上昇したものの、円高進行が嫌気され、売り先行でスタート。買い材料難のなか積極的に上値を試す動きはみられず、前場中ごろから下げ幅を拡大する展開となり、下げ幅は一時100円を超える場面もあった。今後発表が本格化する日米の企業決算の内容を見極めたいとの理由から、様子見気分が強い前場となった。
業種別では小売り、空運、食品などが下げる一方、原油価格の上昇を背景に石油、鉱業の上げが目立った。
個別ではソニーが軟調、ファナックも安い。gumi、オービックも大きく値を下げた。半面、ソフトバンクが続伸。任天堂が高く、NTT<も堅調。原油価格の上昇を背景に出光興産、国際帝石などエネルギー関連株物色人気に。
東証2部株価指数も下落した。朝日インテクや象印が下げ、ラオックスとコメ兵が上げた。
日経ジャスダック平均株価は反落し、午前の終値は同1円95銭安の2543円59銭だった。
不二ラテ、GMOペパボ、ファンドクリG、オーケー食品は売られた。半面、ハイブリッド、インフォクリエ、Mipox、3Dマトリックス、銀座山形がストップ高に買われ、セキュアヴェイル、BBタワー、プラコー、アストマックスが人気に。
東証マザーズは前日比4.59ポイント安の925.78と反落。
個別銘柄ではファーストロジ、JMNC、ムゲンエス、イーレックスが売られた。一方、サイオスがストップ高。プラッツ、さくら、NPCは買われた。
セキュアヴェイル(3042)が前日のストップ高に続き一時249円高の1278円と続急騰となったほか、ネットワークバリューコンポネンツ(3394)やラック(3857)などネットセキュリティー関連株の物色人気が鮮明となっている。
最近は政府機関へのサイバー攻撃が際立っているほか、民間でも電子商取引市場の拡大が加速するなか、巧妙を極めるフィッシング詐欺をはじめ、ネットバンキングを悪用した不正送金の被害などが日増しに漸増傾向をたどっている。
さらに、ここにきて来年1月に開始するマイナンバー制度に関連して、「セキュリティー分野のニーズが注目され、個人の短期資金が集結して関連銘柄の人気に火をつけている」という。
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《兜町ポエム》
「2万円飛行」(浪漫飛行)
「逢いたい」と思うことが何よりも大切だよ
チンタラの裏側にあることに目を向けて
夢をみてよどんな時でも
すべてはそこから始まるはずさ
株と出会ってからいくつもの夜もトレーディング
はちきれるほどMy Dream
パソコン一つだけで浪漫飛行へIn the Sky
飛び回れこのMy Heart
忘れないであのときめき
一人じゃないもう一度空へ
その胸の中まで曇らぬように
おいかけるさMy Friend
パソコン一つだけで浪漫飛行へIn the Sky
飛び回れこのMy Heart
◇━━━ カタリスト ━━━◇
アクトコール(6064)・・・動兆
アクトコールに注目する。
同社は住生活関連総合アウトソーシング事業が中核。
24時間365日対応の住宅設備専門のコールセンターと全国約1600拠点の
「駆けつけ協力会社から構成される「ネットワーク(ACT−NET)」が中核。
住生活関連総合アウトソーシング関連の前期末累計会員数は33.6万人。
今期は39.7万人が目標。
家賃収納代行事業の取り扱い件数は同7万件超。
今期は10万件を目指している。
3月には不動産賃貸仲介大手ハウスコムと業務提携。
今期予想EPS135円から計算するとPERはまだ15倍台。
4月16日 相場概況
日経平均 午前10時現在、小幅安 1万9800円付近で軟調 |
【寄り付き概況】
■日経平均株価 19,854.25(-15.51)
■日経平均先物 19,870(±0)
■TOPIX先物 1,593.50(+4.00)
■騰落 上昇829/下落867
■日経JQ 2,546.43(+0.89)
■マザーズ指数 931.49(+1.12)
16日の日経平均株価は小幅に下落している。前日比60円程度安い1万9800円ちょうど付近で推移している。円相場が一時1ドル=118円台後半まで上昇するなど、円高・ドル安方向に振れていることが相場の重荷になっている。半面、前日の欧米株高が投資家の心理を下支えしている。今後発表が予定されている日米の企業決算の内容を見極めたいといった模様眺めムードが広がっている。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はともに小幅安となっている。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で7629億円、売買高は7億610万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は829、値下がりは867とほぼ均衡。変わらずは179だった。
ソフトバンクとNTTが連日で高値を更新した。原油価格の上昇を背景に国際石開帝石や石油資源など資源関連株も高い。一方、ファストリやファナックは下落。武田やエーザイなど医薬品株も安い。
業種別では33業種中、19業種前後が高い。値上がり上位に鉱業、石油、保険、鉄鋼、紙パルプ、銀行など。半面、値下がりで目立つのは小売、サービス、空運、精密機器、医薬品、化学など。
東証2部株価指数も小幅に下落している。ラオックスや象印が上昇。朝日インテクやインターアクが下げた。
225先物は、ニューエッジ・シティ・JP・アムロ・モルスタが買い越し。
野村・大和・UBS・三菱・GS・パリバが売り越し。
TOPIX先物は野村・ソジェン・モルスタが買い越し。
みずほ・日興・アムロ・UBSが売り越し。
外資系等は、カシオ(6952)、JR東(9020)、NTTデータ(9613)、イズミ(8273)、オービック(4684)、OBC(4733)、山パン(2212)、豊田織機(6201)、野村不(3231)、DeNA(2432)、グリー(3632)、ドトール(3087)、ニチレイ(2871)に注目。
テクニカル的には、清水建(1803)、奥村組(1833)、カカクコム(2371)、サッポロ(2501)、キリン(2503)、東洋紡(3101)、イビデン(4062)、オラクル(4716)、島精機(6222)、三井海洋(6269)、北川鉄工(6317)、福島工(6420)、トピー(7231)、PLANT(7646)、廣済堂(7868)、すてきN(8089)、丸栄(8245)、レオパレス(8848)、日新(9066)、JAL(9201)、ANA(9202)、四国電(9507)、北海道電(9509)、JRCC(9889)が動兆。
<兜町カタリスト>
「問題ない」
本当に景気が回復しているのかと疑わしくなるのは日経朝刊の薄さ。
3月期末は駆け込み広告があったのか48ページのフルサイズ。
しかし4月になってからは概ね36ページ。
16枚分の記事がなくなったのではなく広告がなくなっているということ。
ネットに取られたのか、あるいは本当に足元の経過が良くないか。
精査する必要はあろう。
そもそも・・・。
新聞の主役はニュース、と考えるのは読者。
作り手の新聞社の発想法では新聞の主役は広告。
このズレが読み手の誤解と錯覚を惹起している。
TVなどで見るスポンサーの強さと一緒の世界。
吼えてくれたのはOECDの事務総長。
「日本は消費税を15%に」。
成長率が一時的に押し下げられても大規模な歳入増加は不可欠だという。
所得税課税の拡大や年金の支給年齢引き上げなども提案。
日本はギリシャではないと訴えたところで、彼らの目には一緒に映るのだろう。
あるいは財務相の声が代弁されているのかも知れない。
その財務省OBの黒田日銀総裁と安倍総理の2月の会談の模様。
昨日日経で披露されていた。
「欧州の一部銀行は日本国債の保有比率を恒久的に引き下げた」。
消費増税先送りでの日本国債格付け引き下げ。
影響は軽微だったがさすがにGDPの200%の借金は気にかかるのだろう。
そして「銀行が自国国債を保有する場合の引当金を増加するべき」との意見。
自国経済が不自由なく回っているのにそこまで迫る神経は図太い。
ややとろさが目立ったのは首相。
「格付け会社にしっかりと働きかけることが重要」。
働きかけるくらいで譲歩するような格付け会社がある筈がなかろう。
そして、冷徹なくらいに後付け格付けを行ってきた格付け機関に善意などあろう訳がない。
確かにこのあたりの理不尽な海外からの声に真っ向から対峙することは重要だが・・・。
一言でいえばこれらに踊るのは「ナンセンス」という気がしないでもない。
昨日の売買代金トップはソフトバンクの1202億円。
数週間前のエーザイがトップになって以来だった。
常勝の日経レバに差をつけてのトップ。
ソフトバンクというのがやや気にならないがそれでも少しは個別の気配は漂う。
アメリカでは日本の中小型株投信への資金流入が増加と報じられている。
だからJASDAQ平均の10日続伸、マザーズ指数の4日続伸。
そう考えたくもなる。
因みに日経平均がザラバでタッチしてから終値べースでの節目越えまでの日数。
9000円(2012年11月16日→11月16日)1日。
1万円(2012年12月19日→12月19日)1日。
11000円(2013年1月28日→1月30日)3日。
12000円(2013年3月7日→3月8日)2日。
13000円(2013年4月5日→4月8日)2日。
14000円(2013年5月7日→5月7日)1日。
15000円(2013年5月15日→5月15日)1日。
16000円(2013年12月24日→12月25日)2日。
17000円(2014年11月4日→11月11日)6日。
18000円(2015年2月12日→2月18日)5日。
19000円(2015年3月12日→3月13日)2日。
2万円(2015年4月10日→?)既に4日経過した。
日経平均株価の25日線は19529円でプラス1.74%のカイ離。
4%プラスカイ離だと20310円。
75日線は18406円でプラス7.05%のカイ離。
10%プラスカイ離だと20246円。
200日線は16910円でプラス17.50%のカイ離。
20%プラスカイ離だと20192円。
20200〜20300円をターゲットに出来る位置に移動平均が追いついた。
松井証券信用評価損益率速報。
売り方マイナス13.865%。
買い方マイナス3.296%。
Quick調査の信用評価損率(4月10日0現在)マイナス8.73%。
2週連続での改善。
裁定買い残は220億円増加し3兆4983億円。
どれも問題ない水準。
二部株指数(152)、JASDAQ(190)、マザース指数(154)に注目だろう。
因みにJASDAQは外国人が4月第1週に70億円の買い越し。
約10ヶ月ぶりの高水準となっていた。
4月16日 相場展望
【オープニングコメント】
16日の日経平均株価は、レンジ内の動きを想定する。予想レンジは、19750―19950。
米国株高も、円高・原油高で物色動向に変化が見られるかを注目、全般は上値の重い展開とみる、好材料や好決算銘柄については強含む展開が予想される。業績等を手掛かりにした個別物色の流れが強まりそうである。
主要外国証券経由の注文動向は、売り1400万株、買い1320万株で、差し引き80万株の売り越し。売り越しは7営業日ぶり。金額も売り越し。
売りセクターに、電機、自動車、建設、化学、情報通信、銀行、不動産、サービス、小売、陸運など。
買いセクターに、保険、サービス、ゴム、電機、その他金融、不動産、海運、薬品、証券、銀行、自動車など。
【NY概況】
15日のNYダウ平均は75.91ドル高の18112.61、ナスダックは33.73ポイント高の5011.02で取引を終了。昨日発表された半導体大手インテル(INTC)の決算が好感されてハイテク株が好調となり、買いが先行。欧州中央銀行(ECB)の定例理事会を受け、欧州株が全面高となったほか、NY原油先物相場も上昇したこともあり終日堅調推移となった。セクター別では、半導体・半導体製造装置やエネルギーが上昇する一方で食品・生活必需品小売や小売が下落した。
シカゴ日経225先物(ドル建て) 19890 (?+20?)
シカゴ日経225先物(円建て) 19860 (?-10?)
( )は大取所終値比
【予定】
■国内(16日)
3月首都圏新規マンション発売(13:00)
3月工作機械受注確報値(15:00)
20年国債入札
《株主総会》
ダイドドリ、三井ハイテ、シーイーシー
《決算発表》
ブロンコB、アコモF
■海外(16日)
豪3月失業率(10:30)
プーチン大統領がテレビ国民対話(モスクワ)
G20財務相・中銀総裁会議(〜17日ワシントン)
米3月住宅着工件数、米3月建設許可件数(21:30)
米4月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数(23:00)
《決算発表》
ゴールドマン・サックス、シティグループ、シュルンベルジェ、アメリカン・エキスプレス
4月15日 相場概況(大引け)
日経平均大引け小反落。手掛かり不足、方向感定まらず |
過去のマーケット動画はこちら
【大引け概況】
15日の日経平均株価は小反落し、前日比38円92銭安の1万9869円76銭で終えた。押し目買い意欲が旺盛な半面、主要企業の決算を前にした様子見ムードや利益確定売りが続いて方向感に欠ける展開となった。
中国の2015年1〜3月期の国内総生産(GDP)が6年ぶりの低い伸びになったことも重荷となった。
JPX日経インデックス400は反落。終値は前日比29.02ポイント安の1万4409.37だった。東証株価指数(TOPIX)も反落し、2.01ポイント安の1588.81で終えた。
東証1部の売買代金は概算で2兆3229億円。売買高は19億5281万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1137、値上がりは612、変わらずは131だった。
米アップルの腕時計端末「アップルウオッチ」の恩恵が期待されるソフトバンクが商いを伴って4日続伸、ソニーは連日高値。JR東日本、東宝が値を飛ばしたほか、アルテック、gumiはいずれもストップ高に買われた。
東証2部株価指数は10日ぶりに反落した。
朝日インテク、石井表記、アサヒ衛陶、オオバ、北の達人、IFISが下げ、バナーズ、マーチャント、アルチザやロイヤルホが上げた。
日経ジャスダック平均株価は10日続伸した。大引けは前日比2円71銭高の2545円54銭で、2006年5月以来およそ9年ぶりの高値を付けた。主力株の上値の重さが目立つなか、出遅れ感が強まっていた新興株に資金を振り向ける動きが出た。
ジャスダック市場の売買代金は概算で893億円。売買高は2億3006万株と3月下旬以来の高水準を記録した。
個別では、レデイ薬局、セキュアヴェイル、インフォクリエ、BBタワー、ガーラ、日本マイクロが上昇した。一方でウエストHDやファンクリG、ケイブ、石垣食品、オーケー食品は下げた。
東証マザーズ指数は4日続伸。昨年12月以来約4カ月ぶりの高値を付けた。大引けは前日比2.67ポイント高の930.37だった。ACCESS、モルフォ、サイバーS、ITbook、プラッツが上昇した。半面、AimingやOTS、サイバダイン、イーレックス、ミクシィ、ハウスドゥは下げた。
【指標一覧】
終値 |
|
|
日経平均株価 |
19,869.76 |
-38.92 |
日経平均先物 |
19,870.00 |
-40 |
TOPIX |
1,588.81 |
-2.01 |
TOPIX先物 |
1,589.50 |
-2.5 |
東証2部指数 |
4,816.43 |
-23.59 |
JASDAQ |
2,545.54 |
2.71 |
マザーズ |
930.37 |
2.67 |
出来高 |
|
|
東証1部 |
1952810 |
2322972 |
東証2部 |
136900 |
26831 |
「クジラ」
昨日のDVDはストラテジスト馬渕氏との収録。
特にクジラの存在感について参考になった。
↓
最近かつてのような「米国株高=国内株高」という図式が変化した。
米国株の騰落と日本株の騰落が、一致しないことが増えてきている。
多くの専門家が唱える日米の株価動向が一致しない最大の要因。
「GPIFなど公的年金が日本株を買っているからだ」。
中には、日銀の緩和姿勢も含めて「官製相場」だと語る向きも多い。
確かに、公的資金が国内株式への資金配分を高めているのは事実。
長期的にはそれが株価を押し上げる「一つの」要因ではあろう。
だからといって、短期的な株価動向までそれで説明するのは、いかがなものであろうか、
公的年金が株価を押し上げているとの説。
最近語られる「クジラ説」に疑問を呈する第一の理由。
百歩譲って、米国株価が下落した翌日に日本株が上昇するのは公的資金の買いとの観測。
無理矢理株価を持ち上げているからだ、という説に同意したとしても、
それでは、米国株価が上昇した翌日に日本株が下がっている現象の説明にはならない。
第二の理由は、実際のデータをみると、
そもそも「クジラ説」は全く正しくない、と言えるからだ。
2015年の、東証一部の投資家別株式売買動向のデータ。
海外投資家の買い越し額と、信託銀行の買越額を取り、
それを日経平均株価の週間の騰落幅と並べたデータ。
○×で単純化して示してある。
海外投資家および信託銀行が買い越した週は○。
売り越した週は×。
日経平均株価が上昇した週が○、下落した週が×。
信託銀行の○×と日経平均の○×が一致した週、
すなわち信託銀行が買えば株価が上がり、売れば株価が下がった週を数えると
13週中5週。
逆に一致しない週が8週あった。
一方海外投資家も同様にみてみると、一致した週が12週と圧倒的。
一致しない週は1週しかなかった。
毎週の株価の動きを決めているのは誰であるか極めて明確であろう。
そして以下は日本株と、米国株、円相場の相関が低下したことの解釈。
外国人投資家のうち、クオンツファンドはもちろん、通常のヘッジファンド等も、
相関の変化は重視。
ファンダメンタルズの変化を意味しているかもしれないからだ。
外国人の解釈は、「株式市場の目が国内景気、特に内需に移ったから」。
つまり・・・。
GPIFなどによる株価つり上げ説は、株価騰落と投資家別売買動向を重ねると、
全くの間違い。
外国人投資家の内需に着目した売買の方が大きいだろう。
一部、外国人投資家のなかでも、クジラのせいだと言って日本市場から撤退する
と言っている向きがある。
それはロングショートのヘッジファンドなどの連中。
利益成長性が低い大型株を売って、伸び盛りの新興市場株を買っているファンドが
やられているため。
仮にクジラのせいで市場が歪んでいるとしても市場は市場。
他の投資家のせいにして、運用がうまくいっていないのなら、出ていけばよい。
どうせマーケットニュートラルなので、全体相場には影響はない。
たいへん面白かった。
一方で・・・。
この数週間米国では日本の中小型株を対象にしたファンドに資金が流入しているという。
その意味では潮目が少し変わっているのかも知れない。
4月15日 相場概況(前場)
日経平均前引け、朝安後に持ち直しわずかに続伸。 新興市場は堅調に推移 |
【前引け概況】
■日経平均株価 19,909.14(+0.46)
■東証1部出来高 9.73億株
■東証1部売買代金 1.1兆円
■日経平均先物 19,910(±0)
■TOPIX 1,591.70(+0.88)
■騰落 上昇718/下落991
■日経JQ 2,545.16(+2.33)
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日経平均株価は続伸。前日比46銭高の1万9909円14銭。
朝高は円高進行が嫌気されて輸出関連株を中心に利益確定売りが先行。
売り一巡後は、前日終値水準まで値を戻し、マザーズ指数がプラス圏で推移するなど、資金の関心は引き続き中小型株に向かっているものの新規の手掛かり材料に乏しいことや1-3月期中国GDPをはじめ中国重要経済指標の発表が相次ぐことも手控え要因となっており、1万9800円台半ば水準で停滞商状に。引けにかけて小幅に上昇し、プラス転換して前場終了。
値上がり寄与トップはソフトバンクとなり、日経平均を約20円押し上げた。
SUMCOや新光電工など半導体関連銘柄の一角が高い。
業種別では、値上がり上位は、鉱業、空運業、情報・通信業。一方、値下がり上位は、医薬品、パルプ・紙、ゴム製品となり、値上がり数が値下がり数を若干上回った。
JPX日経インデックス400が小幅に下げた一方、東証株価指数(TOPIX)はわずかに上昇した。
東京株式2部市場は反落。2部指数は前日比10.81ポイント安の4829.21となった。アサヒ衛陶、北の達人、オオバは売られた。一方、バナーズ、長野日無は買われた。
日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前日比2円58銭高の2545円41銭だった。一時2546円11銭まで上昇し、2006年5月以来およそ9年ぶりの高値を付けた。主力株の上値の重さが目立つなか、出遅れ感が強まっていた新興株に資金を振り向ける動きが出た。
ジャスダック市場の売買代金は概算で554億円、売買高は1億1664万株。
個別では、セキュアヴェイル、インフォクリエがストップ高に買われ、ナイスクラップも一時ストップ高、ULSグループ、山岡家、BBタワー、ガーラ、日本マイクロは上昇した。一方で前日に業績の下方修正と減配を発表したウエストHDは売られた。白鳩、石垣食品、ケイブ、オーケー食も下落した。
東証マザーズ指数は続伸。前引けは前日比4.78ポイント高の932.48だった。一時934.01まで上昇し、年初来高値を更新した。ACCESSやアクロディアが上げた。前日の取引終了後に4月30日時点の株主を対象に、普通株式1株を3株に分割すると発表したモルフォも上昇し、上場来高値を更新した、サイバーSがストップ高、プラッツ、ITbook、サマンサJP、ロックオンが買われ、半面、JMNC、コラボス、メディアF、Aiming、OTS、ミクシィが下げた。
<兜町カタリスト>
「戦える」
ようやく気が付いたかというのがイオンの設備投資。
既存店の改装中心に6割増の1600億円を国内で投資するという。
東南アジアではなく足元の景気の回復に青い鳥を見たというところだろう。
箱を変えれば良いというものでもなかろうがヨーカ堂も80店舗で改装。
その戦いにイオンが勝てるのかどうか。
どうも勝てない気がする。
9年3ヶ月ぶりの最高値をつけた最高益更新見通しのセブンアイに一日の長がある。
ただトヨタの国内投資1800億円、日立が2000億円。
結構な投資ではある。
IMFの世界経済見通し。
日本は2015年0.4%上方修正で1%。
2016年は0.4%上方修正で1.2%。
ユーロ圏は2015年0.3%上方修正で1.5%。
2016年は0.2%上方修正で1.6%。
米国ハ2015年0.5%下方修正で3.5%。
2016年は0.2%下方修正で3.1%。
日欧優で米劣の形となってきた。
IMFがアメリカに迫ったのは「インフラ投資や財政改革」。
やはりインフラが重要なキーワードとなっている。
もっとも中国は2016年6.3%とはいえそれでも大きい。
その中国のモノに限った貿易総額は4兆3030億ドル(約515兆円)で前年に続き世界一。
2位米国(4兆320億ドル)、3位ドイツ、4位日本(1兆5060億ドル)。
この差は大きいが、それでも東京はコレでも戦えるはず。
興味深いのは松井証券の信用評価損益率速報。
売り方マイナス14.166%(前日マイナス14.276%)。
買い方マイナス3.183%(前日マイナス3.686%)、
日経平均8円高、TOPIX4ポイントの上昇でどちらも改善した。
たぶん背景はマザーズ指数の3営業日続伸やJASDAQ平均の高値更新。
信用の動きはこちらに向いていることの証左かも知れない。
Quick調査の信用評価損率はマイナス9.76%と3週間ぶりの改善。
日経平均が472円上昇して信用買い残は340円減少し2兆9480億円。
依然として「ヤレヤレの売り」は続いているのだろうか。
昨夜の安倍総理は赤坂の加賀料理「浅田」。
週末が金沢だったからといって何も浅田にすることはないだろうという気がする。
石川県選出の森元総理のレコメンドという匂いがプンプンだろうか。
一度だけ行ったことがあるが、処々方々に出入り口があった記憶がある。
昨夜の参加者はまた富士フィルムの小森会長。
そして三菱商事の小島会長。
約2時間の滞在はゴルフ談義ばかりではなかったような気がする。
【寄り付き概況】
■日経平均株価 19,850.97(-57.71)
■日経平均先物 19,870(-40)
■TOPIX先物 1,588.50(-3.50)
■騰落 上昇566/下落1,123
■日経JQ 2,544.71(+1.88)
■マザーズ指数 930.92(+3.22)
10時00分現在の日経平均株価は、19850.97円で前日比-57.71円で推移。
日経平均は利益確定売りが優勢の展開。
決算発表の本格化を前に積極的に買いに動きにくい面もあるようだ。
その一方、マザーズ指数がプラス圏で推移するなど、資金の関心は引き続き中小型株に向かっている。
業種別では、鉱業、情報通信、ガラス土石、空運、金属製品などが上昇する一方、水産農林、医薬品、ゴム製品、パルプ紙、その他金融などが下落。
個別では、ソフトバンク、三菱UFJ、NTT、JR東などが上昇する一方、トヨタ、三井住友FG、DeNA、OLC、ファナックなどが下落している。
225先物は、マネ・HSBC・ソジェン・ニューエッジ・メリルが買い越し。
シティ・日興・楽天・三菱・GS・ドイツが売り越し。
TOPIX先物はJP・GS・大和・メリルが買い越し。
みずほ・ニューエッジ・クレディ・野村が売り越し。
外資系等は、トレジャー(3093)、太陽誘電(6976)、TDK(6762)、村田(6981)、清水(1803)、ITHD(3626)、JAL(9201)、ANA(9202)、商事(8058)、タムラ(6768)、カシオ(6952)、ユニー(8270)に注目。
テクニカル的には、日電設(1950)、スタートト(3092)、薬王堂(3385)、宮地エ(3431)、コーエー(3635)、日本紙(3863)、東亜合成(4045)、群栄化(4229)、日化薬(4272)、コニシ(4956)、コスモ石(5007)、ニチレキ(5011)、バンドー(5195)、日山村(5210)、ニチアス(5393)、UACJ(5741)、沖電線(5815)、岡部(5959)、ネツレン(5976)、三浦工(6005)、東芝機械(6104)、エンシュウ(6218)、TOWA(6315)、渋谷工(6340)、日立工(6581)、シャープ(6753)、SMK(6798)、ヒロセ電(6806)、エンプラス(6961)、KOA(6999)、フタバ(7241)、ショーワ(7274)、エクセディ(7278)、魚力(7596)、前田工繊(7821)、東洋証(8614)、ヤマタネ(9305)、テレ朝(9409)、中部電(9502)、北陸電(9505)、丹青社(9743)、ニチイ(9792)、コムシス(1721)、中電工(1941)、神栄(3004)、SI(3826)、タキロン(4215)、日医工(4541)、浜ゴム(5101)、ワコム(6727)、京三(6742)、ガリバー(7599)、しまむら(8227)、ドコモ(9437)が動兆。
4月15日 相場展望

【オープニングコメント】
15日の日経平均株価の寄り付きはやや買い優勢の展開が意識される。
本日の日経平均予想レンジは、197
00-20000円のレンジを想定。 下値の堅さは意識されやすいとみておきたい。
一巡後はレンジ内の動きで押し目買い意欲は根強いだろう。
物色として、目先は新興市場などを中心とした中小型株や低位材料株での物色が続きそうだ。
主要外国証券経由の注文動向は、売り1080万株、買い1460万株で、差し引き380万株の買い越し。買い越しは6営業日連続。金額も買い越し。
売りセクターに、電機、自動車、小売、銀行、機械、サービス、情報通信、輸送用機器など。
買いセクターに、建設、化学、電機、その他金融、サービス、食品、情報通信、小売など。
【NY概況】
14日のNYダウ平均は59.66ドル高の18036.70、ナスダックは10.96ポイント安の4977.29で取引を終了。3月小売売上高の伸び率が14年3月以来の高水準となったほか、3月卸売物価指数(PPI)が5ヶ月ぶりに上昇となったことから買いが先行。その後は、決算内容を受けて警戒感が広がったほか、ハイテク株に軟調な銘柄が目立ち、上値を抑える展開となった。
セクター別では、エネルギーや公益事業が上昇する一方で、半導体・半導体製造装置や消費者・サービスが下落した。
シカゴ日経平均先物は反発。
6月物は前日比45円高の1万9910円で取引を終え、14日の大取終値と並んだ。引けにかけて米株が上げるにつれて買われた。午前中の取引では3月の米小売売上高の低調な伸びを背景に米株が下げたうえ円高が進み、6月物は一時1万9790円まで売られる場面があった。
シカゴ日経225先物(ドル建て) 19935 (?+25?)
シカゴ日経225先物(円建て) 19910 ( 0 )
( )は大取所終値比
【予定】
【国内】
2月鉱工業生産確報値(13:30)
黒田日銀総裁が信託大会で挨拶
《株主総会》
ACCESS、トーホー
《決算発表》
日置電、ピックルス、トーヨーアサノ、マツヤ、ベスト電
【海外】
台湾の最大野党・民進党は16年初の総統選挙に出馬する公認候補を決定
韓国3月失業率(8:00)
豪4月ウエストパック消費者信頼感(9:30)
中国3月小売売上高、鉱工業生産、都市部固定資産投資、中国1-3月期GDP(11:00)
独3月消費者物価確報値(15:00)
インド3月卸売物価指数(15:30)
仏3月消費者物価(15:45)
トルコ1月失業率(16:00)
ユーロ圏2月貿易収支(18:00)
南ア2月小売売上高(20:00)
ECB定例理事会(金利発表20:45、ドラギ総裁会見21:30)
米4月NY連銀製造業景気指数(21:30)
米3月鉱工業生産・設備稼働率(22:15)
カナダ中銀翌日物貸出金利発表(23:00)
ベージュブック
《決算発表》
U・S・バンコープ、バンク・オブ・アメリカ、ネットフリックス、サンディスク
休場:タイ
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【大引け概況】
14日の日経平均株価は小幅ながら3営業日ぶりに反発し、前日比3円22銭高の1万9908円68銭で終えた。
日米の主要企業の決算発表を控え、これを見極めたいとの思惑が上値を重くしている。しかし、中小型株については好業績期待を背景に物色意欲は旺盛で下値も堅い。大引け間際に買いが入り、結局日経平均は小幅高で買いが優勢となった。
JPX日経インデックス400も3日ぶりに反発。終値は前日比17.48ポイント高の1万4438.39だった。東証株価指数(TOPIX)も3日ぶりに反発し、4.56ポイント高の1590.82で終えた。
東証1部の売買代金は概算で2兆111億円。売買高は17億3332万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1279と、全体の7割近くを占めた。値下がりは475、変わらずは126銘柄だった。
業種別では、パルプ・紙、水産・農林業、電気・ガス業が上昇率上位だった。一方、鉱業、証券、精密機械が下落率上位だった。
値上がり寄与トップはソフトバンクとなり、日経平均を約17円押し上げた。相対的な出遅れ感の強さなどが注目され、2.0%の上昇となった。
主力のソニーやトヨタも上げた。好業績観測が飛び出た伊藤忠が上昇。三菱UFJとみずほFG、三井住友FGの3大金融グループがそろって上げた。
一方、日経平均への影響が大きい値がさのファナックやファストリの2銘柄で約31円の押し下げ要因に下落。日電硝やOLCも売りに押された。
東証2部株価指数は9日続伸した。ツインバードがストップ高で引け、東理HD、日東化工、石井食、ラオックスとJトラストが上げ、半面バリューHR、ウインテスト、ダイヤモンドD、瑞光とコメ兵が下げた。
日経ジャスダック平均株価は9日続伸した。終値は前日比1円85銭高い2542円83銭だった。2006年5月以来、約9年ぶりの高値を付けた。直近に物色の圏外に置かれていた銘柄を買い上げる動きが目立ったという。もっとも、連日で高値を更新していることもあり、上値では利益確定売りが出て、下げに転じる場面も目立った。
ジャスダック市場の売買代金は概算で1003億円、売買高は1億8339万株だった。売買代金が1000億円を回復するのは、3月3日以来約1カ月ぶりだった。マザーズと合わせた2市場の売買代金が2000億円を上回るのも同日以来、1カ月ぶりだった。
石垣食品、オーケー食品、レデイ薬局、不二ラテ、BBタワー、ガンホー、ケイブは上昇した。半面、FVC、ワイエスフード、日本マイクロやいちごHD、スパークスが下落した。
東証マザーズ指数は3日続伸した。終値は前日比12.39ポイント高い927.70だった。14年12月8日以来、約4カ月ぶりの高値を付けた。市場では、出遅れ感の強かったマザーズ上場銘柄に買いが入ったとの声が多く聞かれた。
マザーズの主力銘柄のほか、バイオ関連銘柄の上昇が目立った。
アクロディア、ミクシィ、サイバダイン、モルフォ、U-NEXT、OTS、ACCESSなどが上昇した。シリコンスタやFFRI、イーレックス、FFRI、プラッツが下落した。
【指標一覧】
終値 |
|
|
日経平均株価 |
19,908.68 |
3.22 |
日経平均先物 |
19,910.00 |
-20.00 |
TOPIX |
1,590.82 |
4.56 |
TOPIX先物 |
1,592.00 |
2.50 |
東証2部指数 |
4,840.02 |
33.11 |
JASDAQ |
2,542.83 |
1.85 |
マザーズ |
927.7 |
12.39 |
出来高 |
|
|
東証1部 |
1733320 |
2011121 |
東証2部 |
152000 |
30837 |
「お帰りなさい」
以下は今朝のストボのブログ。
↓
日経平均株価がほぼリアルで出るようになって数年。
今の日経平均株価は15秒ごとの算出。
TOPIXは1秒ごとです。
ところが、古のままみたいな時間が流れているのは単純平均株価。
表示されているのは9時15分、10時、前引け。
12時45分、14時、大引け。
これは、かつての日経平均株価の発表時間と全く同じ時間帯です。
ゲキタク売買の特定銘柄があったので、9時を過ぎても寄らない銘柄があるので最初の計算は9時15分。
ココがプラスならば次の10時までは実際はどうであろうとプラスのまま。
今では想像すらできなくなってしまった状況でした。
そもそもトレーディングリームの大きな株価ボードが左から右にチカチカと次々に点滅すると「裁定取引が入った」とか、品薄225採用銘柄の洋カンなどの出来高をみながら裁定観測をしていたのですから
牧歌的な世界でした。
そして、特定銘柄が寄らなかったり、値付かずの銘柄もあるので、基準とするのは常に大引け値。
だから月足の陽線基準は月初の寄り付きではなく月初の終値となっている訳です。
こんな薀蓄を知っていたところで相場にはほとんど役立ちませんが・・・。
日経平均が2万円に瞬間タッチして東証の立会場で聞かれた拍手。
「お帰りなさい」という言葉は聞かれませんでしたが15年ぶりの水準にようやく戻ってきました。
15年前の2000年ITバブルの終焉時期。
証券界に巻き起こっていたのはインターネットトレーディングの勃興でした。
中小インターネット証券のそれこそ「インテーネットトレーディングセミナー」で高輪プリンスホテル飛天の間に1日で1万人が押し寄せて口座開設の行列ができたこともありました。
パソコンを使って注文を出すというのが当たり前になって15年ということ。
今ではスマホで注文ですから、時代も進みました。
パソコン画面のコンテンツが不足していたことから大きな躍進をしたのがチャートでしょうか。
どの画面を見てもチャートオンパレードの時代はしばらく続いています。
手書きの罫線しかなかった時代にひっそりと過ごしていたチャートが脚光を浴びて今に至ったということです。
罫線が身近になったということは悪いことではありません。
ただ15年も続けば次の新たなコンテンツが主役として登場してもそろそろいいような気がします。
変化が未来を創造するのであれば当然そうなるべきだとも言えます。
激動と恐怖と諦念の15年を過ごしてきたのですから、次は同じ激動でも楽観と期待の15年であって欲しいもの。
「お帰りなさい」が「行ってらっしゃい」になってくれると良いのですが・・・。
(櫻井)。
4月14日 相場概況(前引け)
日経平均前引け、小幅続落。日経平均は軟調だがJPX日経400など堅調 |
【前引け概況】
■日経平均株価19,896.94(-8.52)
■東証1部出来高 8.62億株
■東証1部売買代金 0.98兆円
■日経平均先物 19,900(-30)
■TOPIX 1,590.17(+3.91)
■騰落 上昇1,204/下落513
■日経JQ 2,539.74(-1.24)
-------------------------------
日経平均株価は小幅続落した。前日の米国株下落や円の強含みを受けて朝方から続落してスタート。売り一巡後は先高期待からの押し目買いが入りプラス転換したものの、上値は重く再び小幅安に転じ、前場後半からは前日終値を挟んだもみ合い続いた。日米主要企業による決算発表を控えて模様眺めムードも強まり、方向感を欠く展開で前場の取引終了。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は3営業日ぶりに反発した。
業種別では、多くの業種が値上がりした。値上がり上位は、パルプ・紙、水産・農林業、海運業でした。一方、値下がり上位は、証券商品先物、その他金融業、鉱業。
個別では、ファナック、任天堂、NTT、野村、ファーストリ、明治HD、乃村工芸社、竹内製作所が売られている。一方、ソフトバンク、ソニー、トヨタ、三菱UFJ、前沢工、トレファク、日本管理などが東証1部上昇率上位となっている。
東証2部株価指数は9日続伸。ラオックスやインターアクが上げ、Jトラストとコメ兵が下げた
日経ジャスダック平均株価は反落した。前引けは前日に比べ1円24銭安い2539円74銭となった。前日まで8営業日続伸していたため、きょうは積極的に上値を追う動きは限られている。前引け時点ではやや売り優勢だった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で552億円、売買高は9377万株。
オーケー食品、不二ラテ、ケイブ、ガンホー、アスラポートが上昇した。半面、ワイエスフード、日本マイクロ、いちごHD、ヤマト・インが下落した。
東証マザーズ指数は続伸した。前引けは前日比14.97ポイント高い930.28だった。1月5日に付けた年初来高値の916.89を上回って推移している。バイオ関連株の上昇が目立つ。JMNC、アクロデア、サイバダインやモルフォ、OTSが上昇した。一方で、Aimingやイーレックス、カヤック、シリコンスタは下落した。
4月14日 相場概況
【寄り付き概況】
■日経平均株価 19,880.35(-25.11)
■日経平均先物 19,890(-40)
■TOPIX先物 1,589.50(±0)
■騰落 上昇1,101/下落603
■日経JQ 2,535.02(-5.96)
■マザーズ指数 919.26(+3.95)
日経平均株価の10時現在は、19880.35円の前日比-25.11円で推移。
13日の米国株式市場が下落したこと、為替相場の円安一服などを背景に日経平均は利益確定売り先行でスタート。日米主要企業による決算発表を控え、市場では模様眺めムードが強い。ただ、先高期待は根強く、売り一巡後の日経平均は切り返す展開となり一時プラス圏に転じる場面もみられている。
売買代金上位では、ソフトバンク、トヨタ、ソニー、日電硝、三菱UFJなどが上昇する一方、ファナック、任天堂、野村HD、ファーストリテ、NTTなどが下落している。
東証1部の値上がり銘柄数は1101、値下がり銘柄数は603、変わらずは165銘柄だった。日経平均は軟調ながら値上がり銘柄数は1100を超えている。業種別では33業種中、21業種が高い。値上がり上位に紙パルプ、ガラス土石、水産、海運、電力ガス、非鉄など。半面、値下がりは証券、その他製品、その他金融、鉱業、精密機など。
【レーティング情報】
【格上げ】
3659 ネクソン 野村 Neutral→Buy 1100→1750円
【格下げ】
4581 大正薬HD 大和 3→4 8300→7600円
【目標株価引き上げ】
1928 積水ハウス 大和 2継続 1850→2150円
2168 パソナ 三菱UFJMS Neutral継続 650→680円
2593 伊藤園 みずほ UP継続 1890→2000円
2651 ローソン みずほ 買い継続 9700→10500円
3086 Jフロント 三菱UFJMS Overweight 継続 1900→2000円
3391 ツルハHD GS 中立継続 8000→8600円
3407 旭化成 みずほ 買い継続 1200→1330円
3593 ホギメディ 大和 3継続 5710→5840円
3659 ネクソン バークレイズ Over継続 1400→1600円
3738 ティーガイア 野村 Neutral継続 1460→1720円
4272 日化薬 CS OP継続 1700→1890円
<兜町カタリスト>
「牛さん投資でウッシッシ」
NYでは株価が上昇し投資心理が「強気=買い」に傾くことを「ブル」といいます。
ブル(Bull)とは「雄牛」のこと。
ウシの角が上に向かってつき上がっている姿や、攻撃の時にその角を下から突き上げる姿。
それになぞらえて、相場に対する強気な見方のことを「ブル」と言います。
ではその強気の時=株価上昇期待の時のETF投資はどうすれば良いでしょう。
勿論、「買い」が主役になります。
特にレバレッジの高いETFの買いが友好的でしょう。
日経平均株価が上昇してTOPIXが下がるということは滅多にありませんから、どの指数を対象にしても良いでしょう。
ただ、相場が値がさのハイテク銘柄などが中心であるのなら日経平均株価対象のETF。
全体底上げ期待の相場ならばTOPIX対象のETFというように、味付けは必要かもしれません。
2015年の1〜3月の相場で強烈だったのは日経レバレッジ(1570)買いと日経ダブルインバース(1357)の売りのダブルベット。
株価上昇で上がるレバレッジETFの買いと株価下落で下がるレバレッジETFの売り。
この組み合わせ。
いわば超強気のスタンスになります。
「そこまでやりますか」という声も聞かれましたが、もしもブル相場と確信できればこういう究極の決め打ちスタンスもアリでしょう。
「ウシさん投資でウッシッシ」なんて笑い声もありました。
NYでは株価が下落し投資心理が「弱気=売り」に傾くことを「ベア」といいます。
ベア(Bear)とは「熊」のこと。
熊が爪を振り下ろして攻撃する姿から、「下落相場」を意味します。
下落相場の時に取るスタンスの一つは、225型やTOPIX型ETFの売りないしは空売りです。
極端なことを言えば先ほどのブル投資の逆。
つまり、日経ダブルインバースの買いと日経レバレッジの空売りの組み合わせは究極の弱気スタンスになります。
信用取引や空売りはイヤだという向きにはフツーにベア型ETFを買うというのでも良いでしょう。
ただ、ETFでも株式でもそうですが、高値は無制限まで付ける可能性がありますが、安値はゼロが限界でマイナスになることはありません。
従って期待できる利益はフツーは買いの方が多いはずで売りの利益はゼロまでの限定的なものです。
それでも売りのスタンスの投資家さんがいるのは、株価が上昇するには時間が必要ですが、下落はアッと言う間にするからでしょう。
アベノミクススタートの時のことを考えてみてください。
8000円台後半だった日経平均株価は約半年かけて15900円台まで約8000円上昇しました。
しかし2013年5月23日から6月13日までの約3週間で株価は約3500円下落しました。
これが株価の時間軸といってもいいかも知れません。
地球に引力があるからという訳ではないでしょうが、下落スピードは上場スピードの数倍にも及びます。
そして何が「上昇」するのか、よりもどれが「下落」するのか選択の方が、目立ったものから選べば良いのですから簡単とも言えるでしょう。
そういう意味で、売りになれた投資家さんが多いのかも知れません。
格言では「上げ100日、下げ3日」。
フツーの相場では100日我慢すればわずか3日で大願成就なのです。
「熊さん投資で死んだフリ」とでも言えば良いのでしょう。
気をつけなければいけないのは、フツーでない上昇のケース。
100日の我慢どころではなく、苦痛が何年も続くことになります。
そういう意味ではアベノミクス相場では「クマよりもウシをかわいがり」の方が良いかも知れません。
企業紹介動画レポート
GMO TECH?(6026) 東証マザーズ
【会社概要】
GMO TECHは、「新たなインターネットの文化・産業と顧客の「笑顔」「感動」を創造し、社会と人々に貢献する」という企業理念を掲げ、インターネット上のプラットフォームであるGoogle(Google Play、Google検索)、Apple(AppStore)、Yahoo!(Yahoo検索)を介して企業と顧客をつなぐ集客事業を運営している。
4月13日 相場概況(大引け)
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【大引け概況】
13日の日経平均株価は小幅続落した。終値は前週末比2円17銭安の1万9905円46銭だった。
寄り付き高く始まったものの買いが続かなかった、上値は重く、日経平均はすぐに下げに転じた。統一地方選は自公系が10知事選で全勝と強さをみせたことで、政権基盤が安定するとの見方で相場全般にはプラスに働き、下値では押し目買いが入った。
食品株に利益確定売りが出たほか、トヨタやホンダなど自動車株が下げ地合いは盛り上がりを欠いた。
日経平均は10日算出の株価指数オプションとミニ日経平均先物4月物の特別清算指数(SQ)である2万0008円を下回っており、短期的に調整しかねないとの見方も買いを手控えさせたようだ。
日銀がきょうの全国支店長会議でまとめた4月の地域経済報告(さくらリポート)では全9地域中3地域が景気判断を引き上げたが、株式相場の反応は限られた。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はともに小幅続落した。
東証1部の売買代金は概算で2兆1398億円と、6日以来1週間ぶりの低水準。売買高は17億247万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1000、値上がりは731、変わらずは148だった。
トヨタは4日続落。グリコ、明治HD、キッコマン下げて取引を終えた。一方、三越伊勢丹やリクルートが上場来高値を更新。任天堂は午後に物色人気。ミツミ、ムラ製、東京個別も値を飛ばした。日電硝はストップ高(制限値幅の上限)配分となった。
東証2部株価指数はほぼ横ばい。終値は前週末比0.03ポイント高の4806.91。小幅ながら8日続伸し、連日の年初来高値更新となった。くろがね工作所、新内外綿、アサヒ衛陶、イトーヨーギョー、Jトラスト、象印、コメ兵が上昇した。ラピーヌ、ダイヤモンドD、朝日インテク、ADプラズマ、瑞光が下落した。
日経ジャスダック平均株価は8日続伸した。この日の終値は前週末比12円63銭高の2540円98銭だった。2006年5月中旬以来、約9年ぶりの高値圏で推移している。相対的に値動きの軽い新興株へは資金を振り向ける投資家が増えたようだ。
ジャスダック市場の売買代金は概算で857億円、売買高は1億6988万株。
ケイブ、不二ラテ、eBASE、アスラポート、日本マイクロ、FVC、ヤマト・インなどが買われた。半面、IGポート、JHD、アイレックス、シノケンG、倉元、ソフトフロンなどは売られた。
東証マザーズ指数も続伸した。大引け時点では前週末比11.66ポイント高の915.31だった。Aiming、イーレックス、シリコンスタ、ヒューマンウェブ、ジーンテクノ、プラッツが上昇したのに対し、ACCESS、ミクシィ、アクトコール、省電舎などは売られた。
【指標一覧】
終値 |
|
|
日経平均株価 |
19,905.46 |
-2.17 |
日経平均先物 |
19,930.00 |
-40.00 |
TOPIX |
1,586.26 |
-3.28 |
TOPIX先物 |
1,589.50 |
-3.00 |
東証2部指数 |
4,806.91 |
0.03 |
JASDAQ |
2,540.98 |
12.63 |
マザーズ |
915.31 |
11.66 |
出来高 |
|
|
東証1部 |
1702470 |
2139862 |
東証2部 |
135700 |
28074 |
4月13日 相場概況
日経平均前引け、小幅続落。買い先行スタートも寄り後値を消す |
【前引け概況】
■日経平均株価 19,882.42(-25.21)
■東証1部出来高 9.07億株
■東証1部売買代金 1.11兆円
■日経平均先物 19,890(-80)
■TOPIX 1,583.57(-5.97)
■騰落 上昇736/下落996
■日経JQ 2,540.06(+11.71)
-----------------------------------
日経平均株価は続落した。前週末比25円21銭安の1万9882円42銭。
寄付きは、買いが先行でスタート。買い一巡後は、中曽日銀副総裁発言を受けて日銀の追加緩和観測が後退しドル・円の円安が一服しているほか、短期的な過熱警戒感などもあり、マイナス圏に転じる展開に、その後は、売買が交錯し、前週末終値を挟んでもみ合いだったが、利益確定売りに抑えられるとともに、再び先物にまとまった売り物が出て下げ幅を拡大した。売り一巡後は、下げ幅を縮小して前場取引を終了。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も続落した。
業種別では、多くの業種が値下がりした。値下がり上位は、保険業、陸運業、輸送用機器。一方、値上がり上位は、鉱業、その他製品、情報・通信業。
東証1部の売買代金は概算で1兆1168億円、売買高は9億770万株。東証1部の値下がり銘柄数は996、値上がりは736、変わらずは145だった。
個別では、グリコやカルビーなど食品株が大幅に値下がり。良品計画も下落した。一方、Jフロントや西武HDが上場来高値を更新。NECやシャープ、ミツミの値上がりも目立った。
東証2部株価指数は8営業日ぶりに反落。象印、ラピーヌ、プラズマ、ダイヤモンドD、ジュンテンド、瑞光が下げた。くろがね工作所、SFPダイニング、ジオスター、コメ兵、日精機、川澄化は上昇した
日経ジャスダック平均株価は8日続伸した。前引けは前週末比11円73銭高の2540円08銭だった。2006年5月以来、約9年ぶりの高値圏で推移している。新興株へ資金を振り向ける投資家が増えたようだ。
ジャスダック市場の売買代金は概算で533億円、売買高は1億723万株。
個別では、不二ラテ、オーケー食品、東武住販、ワイエスフード、日本マイクロやヤマト・イン、ガーラなどが上昇した。半面、IGポート、JHD、シノケンG、nms、倉元、ラックなどが下落した。
東証マザーズ指数も続伸した。前引け時点は前週末比6.87ポイント高の910.52だった。取引時間中には911.01と1月9日以来、約3カ月ぶりの高値まで上げた。
イーレックスや、Aiming、アクロディア、ジーンテクノ、AMBITなどが買われた。ACCESSやミクシィ、JMNC、メディア工房、省電舎などは売られた。
4月13日 相場概況
【寄り付き概況】
■日経平均株価 19,891.34(-16.29)
■日経平均先物 19,900(-70)
■TOPIX先物 1,585.00(-7.50)
■騰落 上昇701/下落1,002
■日経JQ 2,543.10(+14.75)
■マザーズ指数 909.06(+5.41)
13日、10時の日経平均株価は軟調に推移している。19891.34円の前日比16.29円安で推移している。このところ急ピッチの上昇が続いたため、2万円の大台回復を前に利益確定売りが出て日経平均を下押ししている。
短期的な過熱警戒感などもあり、買い一巡後の日経平均はマイナス圏に転じる展開。
ホンダやトヨタなど自動車株のほか、エーザイが安く、3銘柄で日経平均を15円ほど押し下げている。
ただ、安値圏では公的マネーの買い支え期待もあって下げ渋っており、市場では「利益確定売りは出ているが、相場の先高観は強く、大きく崩れることはない」との見方が根強い。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は小安い水準で一進一退となっている。
東証1部の値上がり銘柄数は701、値下がり銘柄数は1002、変わらずは174銘柄だった。業種別では33業種中、値上がりは9業種程度。値上がり上位に鉱業、証券、情報通信、ガラス土石、石油など。半面、値下がりで目立つのは陸運、保険、輸送用機器、ゴム製品、電力ガス、不動産など。
個別銘柄では、明治HDやキッコマンの下げが目立つ。東ガスと大ガスも大幅安。一方、ソニー、キヤノン、JT、日電硝が年初来高値を更新している。
東証2部株価指数は8営業日ぶりに反落している。
内閣府が13日発表した2月機械受注(船舶・電力を除く民需)は前月比0.4%減だった。市場予想は同2.2%減。
225先物は、みずほ・アムロ・UBS・クレディ・大和が買い越し。
JP・GS・野村・ソジェン・モルスタ・パリバが売り越し。
TOPIX先物は野村・大和・GS・ドイツが買い越し。
みずほ・メリル・日興・クレディ・モルスタ・ソジェンが売り越し。
外資系等は、ダイフク(6383)、タムラ(6868)、テルモ(4543)、千葉銀(8331)、日立物流(9086)に注目。
テクニカル的には、東急建(1720)、タケエイ(2151)、ネクステージ(3186)、トーカロ(3433)、ホギメディ(3593)、Klab(3656)、EPS(4282)、持田(4534)、品川リフ(5351)、フジミイン(5384)、オークマ(6103)、牧野フ(6135)、イーグル(6486)、前澤工(6489)、NEC(6701)、パイオニア(6773)、ヨコオ(6800)、デンソー(6902)、日電子(6951)、はるやま(7416)、アルビス(7475)、クボテック(7709)、日ユニシス(8056)、アデランス(8170)、水戸(8622)、グランディ(8999)、中国電(9504)、オートバクス(9832)が動兆。
<兜町カタリスト>
「ニアミス」
2万円祭りは多少騒いでSQ値20008.07円を上回れず。
土曜の日経では「日経平均一時2万円台、2年半で2.3倍、世界で突出」。
「2万円なんて初めての経験」なんて市場関係者の声も紹介されている。
「明治は遠くなりにけり」と嘆いた層もあったが、今は「バブルも遠くなりにけり」。
免責チックは指摘も聞かれる。
「世界中を高速で行き交う投資マネーは容易に逆回転する」。
上げても下げても叱られない記事構造には感心する。
結局、終値ベースでの2万円台を早く見たいというのが市場心理だろうか。
ただ、金曜のザラ場タッチでもその上への踏みはなかった。
実は「タッチ」と言う言葉は1999年に仕組み債を組成した時に使った言葉。
本来は「ノックイン」だったのだがわかりにくいのでタッチにした経緯がある。
つまり、ザラバ2万円ノックインでは機能しないものが多いということなのだろうか。
引け値2万円でノックインがあるとすれば、結構楽しみでもある。
興味深かったのは三菱商事系のREITが関電系のREIT「MIDリート」買収の報道。
背景はおそらく物件の払底。
買いたくても適度な物件が少ないなら、他のREITを買って運用する。
株と違って増資がないだけにREITの品薄感は高い。
ある意味ではバブルが継続している印象。
株式市場の「ヘルシーなバブル」とは一味違っている。
以前「ヘルシーな調整」という訳のわからない解釈もあったが、今回は「ヘルシーなバブル」。
その象徴が騰落レシオだろう。
週末段階で106%台。
過熱感の120%まではまだ遠い。
そしてほとんど語られないのが東証1部の売買単価。
土曜現在で1342円。
ところが東証1部の単純平均株価は331円。
まだ買われていない株が多いということに他ならない。
そろそろ逆転を目指して動き出して欲しいところでもある。
JASDAQ平均が9年ぶりの高値を取ってきたところを見ると胎動はあろうか。
それにしても・・・。
安倍首相とはよくニアミスをするもの。
土曜に竹松証券のセミナーで金沢にいたが、かがやきに乗ってきたのは安倍さん。
兼六園を見てうどんを食べて福井を回って小松空港から帰京。
ほとんど同じ道筋だった。
そういえば週末金曜夜の安倍さんは銀座の「近畿大学水産研究所銀座店」。
世耕官房副長官と秘書官と約2時間半。
タフさは失われていないようである。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
プロトコーポレーション(4298)・・・動兆
プロトコーポレーションに注目する。
同社はクルマ・ポータルサイト「Goo−net」を運営。
カーといえば「Goo」と言うほど。
昨年、海外へ輸出された中古車は141万台。
情報と知力を絶対の武器とした展開は今後も続こう。
「ワンダフルカンパニー」は「ワンダフルストック」に通じる筈だ。
(1992円)
4月13日 相場展望
【オープニングコメント】
13日の日経平均株価の寄り付きは、買い先行でスタートし一巡後は、レンジ内の動きを想定する
日経平均予想レンジは、19850-20050円のレンジを想定する。
押し目狙いのスタンスは強いと考えられ、調整が浅いと上値追いの動きが出てくることも意識しておく必要がありそうだ。
日経平均は15年ぶり高値をつけたが、東証全体の株価指数「TOPIX」はまだリーマン・ショック前高値すら抜けていない。
目先の過熱警戒感はあるものの達成感はないと考える。
マザーズ市場やREIT市場に動きに注目。
寄り付き前の外資系証券動向
売り960万株
買い1280万株
差し引き320万株の買い越し。
4営業日連続の買い越し。
金額ベースは49億円の買い越し。
米国系、欧州系共に買い越し。
売りは情報通信、石油、鉱業、その他製品、小売など。
買いは電力、ガス、化学、食品、商社、ETF、建設など。
売り買い交錯は不動産、自動車、電機、機械、陸運など。
【NY概況】
NYダウ平均は98.92ドル高の18057.65、ナスダックは21.41ポイント高の4995.98で取引を終了。朝方はやや下落する場面があった、ゼネラル・エレクトリック(GE)が金融部門の大半から撤退する事業再編案を発表したことが好感され、堅調推移となった。セクター別では、資本財や医薬品・バイオテクノロジーが上昇する一方で耐久消費財・アパレルや不動産が下落した。
シカゴ日経225先物(ドル建て) 20065 ( +95 )
シカゴ日経225先物(円建て) 20035 ( +65 )
( )は大取終値比
【予定】
<国内>
3月マネーストック(8:50)
3月企業物価指数(8:50)
2月機械受注(8:50)
さくらレポート
ディップ、ガリバー、サカタのタネ、津田駒、コーナン商事、4℃HD、松屋、アークスなど決算発表
<海外>
中国3月貿易収支
※記載された予定は、予告なく変更される可能性があります
4月10日 相場概況(後場)
日経平均大引け4日ぶり小反落、2万円大台回復も引け軟化 |
過去のマーケット動画はこちら
【大引け概況】
10日の日経平均株価は4日ぶりに小反落。終値は前日比30円09銭安の1万9907円63銭。2万円の大台を朝方に上回ったことで達成感が強まり、その後は利益確定売りが目立った。
朝方は前日の米株式相場の上昇を受けて買いが先行。日経平均は取引開始後、間もなく約15年ぶりに2万円の大台を上回った。しかし、その後は伸び悩んで前日比マイナスに転落。後場には中国株式相場の上昇を受けて2万円に再挑戦する場面もあったが、大引け間際に再び利益確定売りが膨らんだ。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)もそろって4日ぶりに反落した。
東証1部の売買代金は概算で2兆7469億円。売買代金はオプションとミニ日経平均先物のSQ算出に絡み通常より膨らんでいる。
売買高は20億4579万株だった。
東証1部の値上がり銘柄数は751、値下がりは969、変わらずは159だった。
個別では、ファーストリテ、良品計画も大幅高、ソフトバンクも堅調、7&iHD、東武ストア、トリドールも買われた。パイオニア、アルプス電も物色人気に。半面、ファナックが冴えず、エーザイが大幅安。アウトソシング、ローソンが大きく値を下げたほか、東電、三井化学なども売られた。
東証2部株価指数は7日続伸した。ダイトケミクス、東理HD、象印が上げ、朝日インテクやくろがね工作所、昭和飛が下げた。
日経ジャスダック平均株価は7日続伸した。大引けは前日比4円18銭高の2528円35銭だった。2006年5月以来、約9年ぶりの高値で終えた。
1部上場の主力銘柄の上値の重さが意識されたことで、ゲーム関連株など新興市場の一部の銘柄に買いが向かった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で784億円、売買高は1億6481万株。
FVCや日本マイクロ、ガーラが上昇した。一方、ソフトフロンや倉元、BBタワーは下落した。
東証マザーズ指数は反発。大引けは前日比2.99ポイント高の903.65だった。JMNC、MDV、Aimingは上昇した。米電力小売りのスパークエナジー(テキサス州)と新電力の合弁会社を設立検討と発表したイーレックスも上昇した。半面、アクトコール、モルフォ、SHIFT、ACCESS、ミクシィは下落した。
来週は、もみ合いの展開か。
日経平均は、2万円が通過点か、それとも当面の到達点か。
私的には、通過点でゴールではない。アベノミクスによって、日本企業が稼ぐ力、攻めの姿勢を取り戻したことが背景にある。市場の温度を探る展開となりそうだ。
前半は3月企業物価指数、2月機械受注などの経済指標や、2月企業の決算発表などが注目される。
週後半は決算が一服し、3月企業の決算発表までやや材料難となることから、主力株は様子見姿勢が強まる可能性がある。海外では米国の決算発表が本格化する。ドル高が重荷となり企業業績は厳しいとの見方が多いが、米株市場がどのように反応するかが焦点となる。15日のECB定例理事会およびドラギ総裁会見にも注目が集まろう。日経平均は2万円の値固めが進むかどうかが注目点と考える。
【指標一覧】
終値 |
|
|
日経平均株価 |
19,907.63 |
-30.09 |
日経平均先物 |
19,970.00 |
50.00 |
TOPIX |
1,589.54 |
-4.65 |
TOPIX先物 |
1,592.50 |
0.50 |
東証2部指数 |
4,806.88 |
6.46 |
JASDAQ |
2,528.35 |
4.18 |
マザーズ |
903.65 |
2.99 |
出来高 |
|
|
東証1部 |
2045790 |
2746932 |
東証2部 |
140560 |
29526 |
4月10日 相場概況(前場)
【前引け概況】
■日経平均株価 19,920.86(-16.86)
■東証1部出来高 11.15億株
■東証1部売買代金 1.45兆円
■日経平均先物 19,940(+20)
■TOPIX 1,589.20(-4.99)
■騰落 上昇721/下落1,003
■日経JQ 2,523.71(-0.46)
10日の前場の日経平均株価は小幅ながら4日ぶりに反落し、前日比16円86銭安の1万9920円86銭で前場を終えた。
寄り付き直後に心理的な節目である2万円を取引時間中としては2000年4月17日以来、約15年ぶりに上回り、目先の達成感が浮上。利益確定売りが広がった。JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も4日ぶりに反落した。
売り優勢ながら下値も堅かった。企業業績の拡大傾向を背景に、相場の先高観は依然強い。
株価指数オプションとミニ日経平均先物4月物の特別清算指数(SQ)は2万0008円47銭(前日比+70.75)だった。日経平均が午前の取引で同値を上回ることなく、上値の重さを示唆する「幻のSQ値」となったが、現時点では嫌気する雰囲気は乏しい。
前場の東証1部の売買代金は概算で1兆4538億円、売買高は11億1550万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1003と、全体の5割強を占めた。値上がりは721、変わらずは155銘柄だった。
個別ではファーストリテ、良品計画が急伸したほか、ソフトバンクも堅調。7&iHD、イオンも買いが先行している。OSG、富士通ゼネラルなども値を飛ばした。半面、エーザイが大幅安、FPGも下落した。イーブックが売られたほか、ラウンドワンも安い。
東証2部株価指数は小幅に7日続伸。ラオックスやアサヒ陶が上げ、朝日インテクやウインテストが下げた
日経ジャスダック平均株価は反落した。前引けは前日比46銭安の2523円71銭だった。ジャスダック平均は9年ぶりの高値圏にあり、ジャスダック市場ではひとまず利益を確定する目的の売りが優勢だった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で441億円、売買高は9858万株。JHD、SOLHD、ソフトフロント、倉元、BBタワーは下落した。一方、アスラポート、FVC、ヤマト・イン、アイレックス、ニューテックは上昇した。
東証マザーズ指数は反発。前引けは前日比1.94ポイント高い902.60だった。JMNC、イーレックス、モルフォやFブラザーズが上昇した。米電力小売りのスパークエナジー(テキサス州)と新電力の合弁会社の設立を検討と発表したイーレックスも上昇した。半面、アクトコール、AimingとACCESS、ミクシィは下落した。
4月10日 相場概況
日経平均寄り付き続伸スタート 2万円台回復後は達成感からマイナス推移 |
【寄り付き概況】
10日前場寄り付きの日経平均株価は4日続伸して始まり、間もなく約15年ぶりに2万円の大台に乗せた。一時、前日比68円28銭高の2万6円まで上昇
その後の日経平均株価は、19891.99円(前日比-45.73円)で推移している。日経平均は続伸で始まり、連日で15年ぶりの高値水準を更新している。
ただし、9日の米国市場は上昇しており、シカゴ日経225先物清算値は大阪比165円高の20085円となるなか、225先物は2万円に乗せて始まったが、日経平均は2万円に乗せられず。ただし、ファーストリテ(9983)がけん引する格好から、その後2万円に乗せる場面もみられた。
セクターでは高安まちまちであり、鉱業、証券、その他金融、小売、ガラス土石、精密機器、不動産などが堅調。半面、海運、保険、ゴム製品、化学、非鉄金属、電力ガス、水産農林などが小安い。個別では、ファーストリテ(9983)、ソフトバンク(9984)、DeNA(2432)、ホンダ(7267)、京セラ(6971)などが上昇する一方、トヨタ(7203)、ファナック(6954)、三菱UFJ(8306)、エーザイ(4523)などが下落している。
なお、2万円台回復後の日経平均は達成感などから利益確定売りが優勢となり、マイナス圏に転じている。
225先物はアムロ・ニューエッジ・バークレイス・モルスタ・みずほが買い越し。
GS・三菱・ソジェン・クレディ・UBS・ドイツ・楽天・JPが売り越し。
TOPIX先物はニューエッジ・メリル・ソジェン・GS・三菱が買い越し。
みずほ・クレディ・大和・JPが売り越し。
外資系等はMonotaRO(3064)、JT(2914)、
GMOネット(9449)、良品計画(7453)、ファーストリテ(9983)、
電化(4061)、住友化(4005)、山九(9065)、上組(9364)、
小野薬(4528)、あおぞら(8304)、ファナック(6954)、
アルプス(6770)、日電産(6594)に注目。
テクニカル的には、タマホーム(1419)、サンヨー(1420)、東洋精糖(2107)、スタジオアリ(2305)、ティア(2485)、アルフレッサ(2764)、日産化(4021)、日曹達(4041)、ニチバン(4218)、DI(4310),三洋化成(4471)、ロート(4527)、キョーリン(4569)、出光(5019)、神戸鋼(5406)、愛知鋼(5482)、住友電(5012)、日東工(6151)、SMC(6273)、新川(6274)、クボタ(6326)。IDEC(6652)、村田(6981)、日産自(7201)、太平洋(7250)、Uアローズ(7606)、
フジシール(7864)、藤森工(7917)、信越ポ(7970)、忠(8001)、ユアサ商事(8074)、リンガハ(8200)、丸井(8252)、ユニー(8270)、PALTEK(8283)、日産東京(8291)、オリ(8591)、平和不(8803)、山九(9065)、東電(9501)、アサツー(9747)、コナミ(9766)、イオンディ(9787)、ソフトバンク(9984)が動兆。
【レーティング情報】
発表日 |
格付け |
銘 柄 |
証券会社 |
投資評価 |
目標株価 |
10日 |
格下げ |
1605 国際石油開発帝石 |
ゴールドマン |
中立 |
1,565 |
10日 |
格下げ |
1963 日揮 |
三菱UFJMS |
Overweight → Neutral |
3,500 → 2,700 |
10日 |
格下げ |
2284 伊藤ハム |
三菱UFJMS |
Neutral → Underweight |
450 → 540 |
10日 |
格下げ |
5541 大平洋金属 |
JPモルガン |
Neutral → Underweight |
380 → 330 |
10日 |
格下げ |
8354 ふくおか FG |
UBS証券 |
Neutral → Sell |
580 |
10日 |
格下げ |
9104 商船三井 |
クレディスイス |
Neutral → Underperform |
370 → 390 |
10日 |
格下げ |
9107 川崎汽船 |
JPモルガン |
Overweight → Neutral |
400 → 350 |
10日 |
継続 |
4118 カネカ |
三菱UFJMS |
Neutral |
575 → 720 |
10日 |
継続 |
6366 千代田化工建設 |
三菱UFJMS |
Overweight |
1,450 → 1,210 |
10日 |
継続 |
6845 アズビル |
三菱UFJMS |
Neutral |
3,090 → 3,110 |
10日 |
継続 |
8028 ファミリーマート |
三菱UFJMS |
Neutral |
4,700 → 5,200 |
10日 |
継続 |
8233 高島屋 |
三菱UFJMS |
Neutral |
1,030 → 1,200 |
<兜町カタリスト>
「彩り」
無理矢理とは言わないまでもトレンドとしての2万円指向。
昨日は値上がり786銘柄、値下がり938銘柄でも日経平均株価は147円高。
19937円は2万円まであと63円と迫った。
そして9時6分に2万台復活。
彩りとしてはファーストリテが今期業績見通しを上方修正。
純利益は1000億円→1200億円で2年ぶりの最高益更新の見通し。
オプションSQに花を添え、2万円を脚色したというところだろうか。
SQ値は20008.47円。
取引時間中の2万円回復は2000年年4月17日以来。
終値ベースでは4月14日以来15年ぶり。
あの時もITバブル崩壊直後の4月だったことが甦るが、状況は全く違う印象。
すでに昨日JPX400は高値更新。
因みに日刊ゲンダイ連載アノマリーは日経平均2万円台まで登場させてくれた。
昨日後場の東証アローズにはTVカメラが10台程度。
マスコミも2万円は報じたいのだろう。
3月SQ値は19225円。
あの時はファナックがなかなか寄らずに暫定SQ値の好評が遅れたが・・・。
「まず過去ピークの時価総額610兆円(89年)抜けへ」と市場精通者。
昨日段階で579兆円となった。
昨日話題になった富士フィルム。
先月末。
iPS細胞を開発、製造する米国のセルラー・ダイナミクス・インターナショナルの買収発表。
そして昨日は京大の山中教授と有力特許の相互利用推進などを発表した。
表面上は米バイオベンチャーを巻き込んでの開発合戦に見える。
しかし実態は、法改正され世界トップ水準のスピード感となった日本のバイオへの期待感だろう。
一昨日上場したサンバイオの社長さんは「日本がトップランナーになりました。
欧米の企業はどうやって日本で製造承認を取るかとう意識に変化しています」。
どうも従来の欧米優先主義が払拭されていないところが問題だろうか。
明らかに世界のトップ水準の枠組みが用意されていることだけは間違いない。
ただ気がつかれていないだけなのだろう。
スケジュールを見てみると・・・
週末:統一地方選挙
13日(月)マネーストック、企業物価指数、機械受注、中国貿易収支
14日(火)米小売売上高、生産者物価
15日(水)黒田日銀総裁が信託大会で挨拶、米鉱工業生産、NY連銀製造業景気指数、ベージュブック、中国各種経済指標
16日(木)首都圏マンション販売、米住宅着工、G20財務相・中銀総裁会議(ワシントン)
17日(金)IMF世銀春季総会、米消費者物価、CB景気先行指数
前場は新宿のAimingに取材。
後場は茅場町の証券会で日本証券新聞のIRセミナー。
日経平均2万円メモリアルセミナーになろうか。
4月10日 相場展望
【オープニングコメント】
10日の日経平均株価はシカゴ先物にさや寄せする格好から、2万円の大台回復が見込まれる。
日経平均株価の予想レンジは、19850-20100円のレンジを想定。
日経平均は1万9900円台を回復、昨日の高値は19,957.32円までつけた。
いよいよ大台の2万円が射程圏内に入ってきた。
昨日は、上値はさすがに重かったとはいえ、引けにかけても萎むことなく推移しており基調は引き続き強い。昨日の引け後には指数寄与度の高いファストリが業績及び配当の上方修正を発表しており、寄り付きから2万円超えスタートの可能性もある。
また、オプションSQで前場の動きは荒くなる可能性があるが、早い時間帯で到達できれば、大台回復による本格的な景気回復期待から、買いの勢いが一段と強まる展開が期待できる。
物色対象は、出遅れている銘柄や低位材料株の水準訂正を狙った動きが強まりやすいだろう。
寄り付き前の外資系証券動向
売り1000万株
買い1480万株
差し引き480万株の買い越し。
3営業日連続の買い越し。
金額ベースは57億円の買い越し。
米国系、欧州系共に買い越し。
売りは鉱業、不動産など
買いは薬品、食品、ゴム、証券、精密、陸運、機械など
売り買い交錯は自動車、銀行、通信、電機、建設、サービスなど
【NY概況】
9日のNYダウ平均は56.22ドル高の17958.73、ナスダックは23.74ポイント高の4974.57で取引を終了。
週間新規失業保険申請件数がやや市場予想より少なかったことで買いが先行。
本格化する1-3月期決算への警戒感で一時下落する場面もあったが、引けにかけて上昇する展開となった。
セクター別では、エネルギーや半導体・半導体製造装置が上昇する一方で不動産や公益事業が下落した。
シカゴ日経平均先物は5日続伸し、2万円の大台に乗せた。6月物は前日比210円高の2万85円で引け、期近物の終値として同先物が上場された2004年2月以来の最高値を3日続けて更新
シカゴ日経225先物(ドル建て) 20120 ( +200 )
シカゴ日経225先物(円建て) 20085 ( +165 )
( )は大取終値比
【予定】
4月10日(金)
【国内】
オプションSQ
《決算発表》
ビックカメラ、島忠、ユニーGHD、トレファク、コシダカHD、ドーン、ブロッコリー、ワッツ、ヴィレッジV、ハブ、DCM、ダイヤD、ネクステージ、ANAP、IGポート、メディ工房、ダイト、明光ネット、MORESCO、マルゼン、エスクローAJ、ローツェ、竹内製作、トランザクショ、ワキタ、ライフコーポ、近鉄百、東武ストア、吉野家HD、プレナスなど
《株式分割》※権利取最終日
ビーロット
【海外】
中国3月消費者物価・生産者物価(10:30)
マレーシア2月鉱工業生産(13:00)
2月仏鉱工業生産(15:45)
トルコ2月経常収支(16:00)
英2月鉱工業生産(17:30)
カナダ3月住宅着工件数・失業率(21:15、21:30)
メキシコ2月鉱工業生産(22:00)
※記載された予定は、予告なく変更される可能性があります
4月09日 相場概況(大引け)
日経平均大引け、3日続伸。 15年ぶり高値、強含みで推移し19900円台回復 |
過去のマーケット動画はこちら
【大引け概況】
9日の日経平均株価は3日続伸した。終値は前日比147円91銭高の1万9937円72銭だった。連日で年初来高値を付け、最後に2万円台を付けた2000年4月14日(2万434円)以来、およそ15年ぶりの高値を更新した。
取引時間中には170円ほど上昇し1万9900円台半ばと、心理的な節目の2万円回復まであと一歩に迫る場面があった。
指数寄与度の高いファストリやファナックなど値がさ株が集中的に買われた。
東証1部の値上がり銘柄数は786と、値下がり銘柄数の938を下回った。値がさ株や一部の内需関連株を除くと総じて軟調で、株価指数先物への買いが落ち着くと日経平均の上昇が一服する場面もあった。変わらずは154銘柄だった。
財務省が朝方発表した対内証券投資動向で、3月末から4月初めにかけて外国人投資家が日本株を3週ぶりに買い越していたことが明らかになり、朝方はこれを好感した買いも入ったもよう。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)もともに3日続伸し、そろって年初来高値を更新した。業種別では食料品や医薬品など好決算の見込める内需関連業種が引き続き高かった。
東証1部の売買代金は概算で2兆3497億円、売買高は19億8784万株。
個別では、ソニー、JT、エーザイ、ファーストリテ、富士フイルムなどが堅調。ディーエヌエー、日産自東京個別、わらべや、イーブックも上昇。一方、三菱UFJ、トヨタ、ソフトバンク、三井住友、日立などが軟調。また、レナウンがストップ安となった。
東証2部株価指数は小幅ながら6日続伸した。朝日インテク、ベネ・ワン、ウインテスト、マルヨシセンター、ADプラズマが上昇した。半面、IBJ、象印、Jトラスト、瑞光、アートSHDは下落した。
日経ジャスダック平均株価は小幅ながら6日続伸。終値は前日比39銭高い2524円17銭と2006年5月以来ほぼ9年ぶりの高値。
ジャスダック市場の売買代金は概算で928億円と、3月3日以来約1カ月ぶりの高水準。売買高は1億8482万株だった。
JHD、インフォクリエ、BBタワー、日本マイクロ、鳥貴族が上昇した。ガンホーやエスクロAJ、ファンクリG、GMOペパボは下落した。
東証マザーズ指数は4営業日ぶりに反落した。終値は前日比1.96ポイント安い900.66だった。ミクシィなど、時価総額の大きいゲーム関連株の下落が目立った。シリコンスタやカヤックも下げた。半面、FVC、Aiming、ACCESS、Fブラザーズが上昇した。
【指標一覧】
日経平均株価 |
19,937.72 |
147.91 |
日経平均先物 |
19,920.00 |
100.00 |
TOPIX |
1,594.19 |
5.72 |
TOPIX先物 |
1,592.00 |
1.00 |
東証2部指数 |
4,800.42 |
1.04 |
JASDAQ |
2,524.17 |
0.39 |
マザーズ |
900.66 |
-1.96 |
出来高 |
|
|
東証1部 |
1987840 |
2349724 |
東証2部 |
121630 |
22029 |
「ワーカホリック」
朝の日経の「残業削減へ朝方勤務」の見出し。
伊藤忠が午後8時以降の残業を原則禁止し、早朝の時間外手当を増額したのは有名。
東ソーの工場では午前7時半前の勤務は時間外勤務手当て増額。
ラベルプリンターのサトーHD。
月間所定労働時間を守れば午前6時半〜午後8時のフレックス。
東京海上は週1回5時半退社。
そして政府は朝方勤務での残業削減に対して助成金を検討しているという。
考えてみれば・・・。
長時間労働の代表のような証券会社で育ったので夜間の残業というのは当たり前だった。
しかし生産性ということからいくと決して高かったとは言えなかったろう。
株式にしても投信にしても毎日毎時集計があったが、大体焦るのは引け前か締め切り前。
それまでは悠然と時間を消化していたような気がする。
どうせ早く終えても帰れないのなら、みたいなモードだろうか。
数字に悩んだようなフリをして、仕事をしているような気になって、それで時間を消化。
確かにセブンイレブンと揶揄された。
しかし・・・
もし証券会社がキッチリ5時定刻に終わっていたらその生産性は更に高かっただろう。
私の履歴書のニトリ社長。
「相変わらず営業はサッパリ。
やることもないので映画館に行ったりパチンコ屋に入り浸ったりで、
時間をつぶすのが大変だった」。
映画もパチンコにも行かなかったが、「時間を潰す」という感覚は否定できない。
会議なんてその最たるものであるような気がする。
会議や打ち合わせにゾロゾロと人が来るだけで、生産性の低下は感じられるのが現実。
ただ、早朝勤務が生産性を上げるというのは納得できる。
朝6時半からスタートすると、大半のルーティン仕事は9時までには大概終わる。
今はそれ以降の空いた時間を取材などに向けているが、結構効率的。
飲み会でもない限り6時過ぎには終わる。
6時台から7時台の電車というのはかなり混んでいるから、
残業のない人も結構いるような気がする。
そして早朝勤務が増加すると快適な朝5時台の通勤がまた地獄にならないとも限らない。
ホドホドに、がいいのかも知れない。
そういえば・・・。
当時は休日出社なんて絶対に避けたいものだった。
しかしいつの間にか理不尽さは感じなくなったから不思議なもの。
そして今は土日の連休なんて数ヶ月に1回あるかないか。
労働観というのも結構変化するものである。
主体か客体かであっという間に変わる。
仕事が面白ければ皆がワーカホリックになる可能性がある。
そうでもないところでつじつまが合うのかも知れない。
「毎日が日曜日」になって楽しいかというと、そうでもなさげな気がする。
低位株とか値がさ株の定義というのが結構興味深い。
その昔の日興リサーチセンターの定義で見てみると・・・。
1970年は350円以上が値がさ、75円未満が低位。
1980年には700円以上が値がさ、175円以下が低位。
1986年には1000円以上が値がさ、300円以下が低位。
これが1年ごとに1987年値がさ1400円、低位400円。
1987年値がさ1400円、低位400円。
1988年値がさ1600円、低位500円。
1989年値がさ1900円、低位860円。
この強烈な変化がバブル時代だった。
この低位860円を見れば1000円以下の株がなくなるといわれたのも首肯できる。
現在ではどうだろう。
値がさ2000円以上、低位200円以下みたいな感覚だろうか。
4月09日 相場概況
日経平均前引け、3日続伸。先物主導で1万9900円台乗せ |
【前引け概況】
■日経平均株価 19,917.47(+127.66)
■東証1部出来高 10.24億株
■東証1部売買代金 1.13兆円
■日経平均先物 19,950(+130)
■TOPIX 1,592.43(+3.96)
■騰落 上昇767/下落952
■日経JQ 2,526.05(+2.27)
----------------------------------------
日経平均株価は続伸。前日米国市場の上昇や円相場が1ドル120円台で落ち着いた動きをみせていることが好感され続伸でスタート、連日で年初来高値を更新し150円あまり高い19900円台半ばまで上昇、その後中盤から前引けにかけては19900円台前半でもみ合う展開が継続、15年ぶりの高値圏で堅調に推移し前場の取引を終了。
業種別では、多くの業種が値上がりした。値上がり上位は、医薬品、食料品、不動産業。一方、値下がり上位は、鉱業、石油石炭製品、その他製品。
個別では、アサヒが大幅に4日続伸。JTや大日本住友、日産自などの値上がりも目立った。一方、国際石開帝石など資源関連株は下落。三菱UFJや三井住友FG、みずほFGの3メガバンク株も下げた。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)もともに3日続伸した。
東証2部株価指数は小幅ながら6日続伸した。朝日インテクやコメ兵、ヨネックスが上昇。象印、Jトラスト、瑞光は下落した。
日経ジャスダック平均株価は小幅ながら6日続伸した。前引けは前日に比べ2円27銭高い2526円05銭で、前日に付けた約9年ぶりの高値(2523円78銭)を上回っている。日経平均株価が堅調に推移しており、投資家心理が改善。新興市場の銘柄にも買いが優勢になっている。ジャスダック市場の売買代金は概算で552億円、売買高は1億914万株。
個別銘柄では、JHD、ソフィアHD、Bタワーや日本マイクロ、ファンクリGが上昇した。半面、ガンホーやエスクロAJ、クルーズ、GMOクリックが下落した。
東証マザーズ指数は小幅に反落した。前引けは前日比0.67ポイント安い901.95だった。ミクシィなどゲーム関連株が下落しており、指数の重荷になっている。SHIFT、ラクーン、カヤック、モルフォも下げた。一方で、ACCESS、アドベンチャ、Aiming、Fブラザーズは上昇した。
4月09日 相場概況
日経平均上げ幅拡大。1万9900円台乗せ、外部環境良好で上値追い |
【寄り付き後概況】
■日経平均株価 19,925.28(+135.47)
■日経平均先物 19,940(+120)
■TOPIX先物 1,596.00(+5.00)
■騰落 上昇896/下落774
■日経JQ 2,526.19(+2.41)
■マザーズ指数 904.85(+2.23)
10時00分現在の日経平均株価は、19924.50円(前日比+134.69円)で推移。8日の米国株式市場の上昇やドル・円が120円台で落ち着いた推移になるなど外部環境の良好さが材料視され、日経平均は上値追いの展開。
あす10日に株価指数オプションとミニ日経平均先物4月物の特別清算指数(SQ)算出を控え、株価指数先物主導で上値を試す動きが続いているとの声がある。オプション市場ではあす決済される4月物の権利行使価格2万円のコール(買う権利)の建玉(未決済残高)が1万枚超に積み上がっている。
個別では、JT(2914)、トヨタ(7203)、富士フイルム(4901)、ソニー(6758)、エーザイ(4523)などが上昇する一方、三菱UFJ(8306)、ソフトバンク(9984)、みずほFG(8411)、日立(6501)、レナウン(3606)などが下落している。
午前10時現在の東証1部の値上がり銘柄数は896、値下がり銘柄数は772、変わらずは202銘柄だった。業種別では33業種中、26業種前後が高く、値上がり上位に医薬品、食料品、海運、小売、水産、その他金融など。半面、値下がりで目立つのは鉱業、石油、その他製品、繊維など。
225先物は、みずほ・ソジェン・三菱・メリル・シティ・SBI・松井が買い越し。
バークレイズ・ドイツ・大和・野村・パリバ・UBS・GS・ニューエッジが売り越し。
TOPIX先物はクレディ・GS・野村・ソジェンが買い越し。
メリル・日興・大和・みずほが売り越し。
外資系等は、日産(7201)、西武(9024)、三菱食(7451)、くら(2695)、マルカキカイ(7594)、JR西(9021)、ガイシ(5333)、飯田(3291)、ふくおか(8354)、国際帝石(1605)、東芝機械(6104)が動兆。
テクニカル的には、国際帝石(1605)、三井製糖(2109)、寿(2222)、サンエー(2659)、ユーグレナ(2931)、UKC(3156)、ラサ工(4022)、石原産業(4028)、保土谷(4112)、三菱ケミ(4188)、住友ベ(4203)、塩野義(4507)、USS(4732)、東京個別(4745)、大塚商会(4768)、WNI(4825)、WOWWOW(4839)、コニカ(4902)、東海カ(5301)、フジクラ(5803)、タツタ(5809)、アサヒ(5857)、ソディック(6143)、JVC(6632)、エレコム(6750)、フォスター(6794)、TOA(6809)、ウシオ(6925)、日本CMK(6958)、佐鳥電(7420)、ニコン(7731)、タカラトミー(7867)、凸版(7911)、近鉄百貨店(8244)、イズミ(8273)、フォーバル(8275)、アクリーティブ(8423)、ランビジネス(8944)、JR東(9020)、NTT(9432)、乃村工藝(9716)が動兆。
【レーティング情報】
発表日 |
銘 柄 |
証券会社 |
投資評価 |
目標株価 |
9日 |
5802 住友電気工業 |
三菱UFJMS |
Neutral |
1,665 |
9日 |
6104 東芝機械 |
野村証券 |
Neutral |
510 |
9日 |
6773 パイオニア |
三菱UFJMS |
Neutral |
250 |
9日 |
9024 西武 HD |
SMBC日興證券 |
2 |
3,000 |
9日 |
7201 日産自動車 |
SMBC日興證券 |
2 → 1 |
1,300 → 1,500 |
9日 |
7451 三菱食品 |
三菱UFJMS |
Neutral → Overweight |
2,300 → 2,700 |
9日 |
7211 三菱自動車工業 |
SMBC日興證券 |
2 → 3 |
1,200 → 1,000 |
9日 |
7267 本田技研工業 |
SMBC日興證券 |
2 → 3 |
4,100 → 3,900 |
9日 |
8306 三菱UFJフィ... |
UBS証券 |
Buy → Neutral |
775 |
9日 |
8703 カブドットコム... |
クレディスイス |
Outperform → Neutral |
650 → 732 |
9日 |
9021 JR西日本 |
みずほ証券 |
バイ → ニュートラル |
5,200 → 6,500 |
9日 |
2229 カルビー |
UBS証券 |
Buy |
4,800 → 6,500 |
9日 |
2282 日本ハム |
UBS証券 |
Neutral |
2,400 → 2,880 |
9日 |
2670 エービーシー・... |
ゴールドマン |
買い |
6,900 → 7,500 |
9日 |
3349 コスモス薬品 |
ゴールドマン |
買い |
21,000 → 20,500 |
9日 |
4062 イビデン |
UBS証券 |
Neutral |
1,950 → 2,100 |
9日 |
5440 共英製鋼 |
三菱UFJMS |
Neutral |
2,150 → 2,390 |
9日 |
6474 不二越 |
三菱UFJMS |
Overweight |
820 → 780 |
9日 |
6632 JVCケンウッド |
三菱UFJMS |
Neutral |
250 → 330 |
9日 |
6806 ヒロセ電機 |
クレディスイス |
Neutral |
14,381 → 14,200 |
9日 |
6954 ファナック |
三菱UFJMS |
Overweight |
22,750 → 30,000 |
9日 |
6971 京セラ |
クレディスイス |
Neutral |
5,700 → 6,200 |
9日 |
7011 三菱重工業 |
UBS証券 |
Buy |
850 → 800 |
9日 |
7202 いすゞ自動車 |
SMBC日興證券 |
1 |
2,200 → 2,100 |
9日 |
7205 日野自動車 |
SMBC日興證券 |
1 |
2,300 → 2,000 |
9日 |
7261 マツダ |
SMBC日興證券 |
1 |
3,700 → 3,000 |
9日 |
7272 ヤマハ発動機 |
SMBC日興證券 |
3 |
2,600 → 2,900 |
9日 |
7581 サイゼリヤ |
ゴールドマン |
買い |
2,500 → 2,800 |
9日 |
7613 シークス |
岩井コスモ証券 |
A |
3,300 → 3,700 |
9日 |
8028 ファミリーマート |
ゴールドマン |
中立 |
4,300 → 4,600 |
9日 |
8303 新生銀行 |
UBS証券 |
Neutral |
200 → 240 |
9日 |
8332 横浜銀行 |
UBS証券 |
Neutral |
700 → 765 |
9日 |
8354 ふくおか FG |
大和証券 |
2 |
670 → 700 |
9日 |
8604 野村 HD |
UBS証券 |
Buy |
770 → 890 |
9日 |
8628 松井証券 |
クレディスイス |
Neutral |
1,030 → 1,005 |
9日 |
8698 マネックスグル... |
クレディスイス |
Neutral |
310 → 340 |
9日 |
9793 ダイセキ |
大和証券 |
3 |
2,000 → 2,200 |
9日 |
9843 ニトリ HD |
クレディスイス |
Neutral |
6,100 → 8,200 |
9日 |
9984 ソフトバンク |
SMBC日興證券 |
1 |
10,100 → 10,300 |
<兜町カタリスト>
「捉えたか?」
株高ければ好材料、株低ければ悪材料。
相場はニュースを食べて生きているが、実は相場がニュースを作っている。
忍者屋敷の返し扉みたいなものだが、同じことのようで様相は違う。
例えば今朝の日経の見出し。
「日経、再び2万円台うかがう」に続いて「市場、2ケタ増益を期待」。
それはそれで間違ってはいない。
しかしこの「2ケタ増益」は先日の19000円割れの時も昨日も一緒。
下がったときには見えなくなり、上がってくると露出する。
書き手の材料選びのマインド如何としか言いようがない。
3月28日の日経朝刊では「株乱高下、縮む強気」の見出しだった。
そして解釈は「ドル高、日本株高シナリオの終焉」。
市場関係者のコメントは「株、当面は調整色強く。
一時的に18000円まで下げる可能性がある」だった。
あるいはつい1週間前に日経平均が一時19000割れとなったとき。
見出しは「景気先行き警戒」。
コメントは「法人減税が企業に投資を促すシナリオに疑問符」。
あるいは「地銀の利確とヘッジファンドの売り」など。
相場の下落に合わせたようなコメントと解釈ばかり。
だから相場がニュースを作るということになる。
個別銘柄も同様。
動かなければ報じられないし、動けば報じられるから報道に反応する。
これはニワトリとタマゴの話とは少し違う。
それにしても19000円水準から営業日数4日だけで800円の上昇。
1週間前のコメントなどなかったかのよなコメントが登場するから市場と言うのは面白い。
因みに先週木曜の日経1面トップは「裁量労働制の対象拡大」。
そして今朝の1面は「残業削減へ朝型勤務」。
週変わりメニューみたいな並び方に見えるのは気のせいだろうか。
過去追いの遅行指標ながら2014年度の倒産件数は24年ぶりの1万件割れ。
9543件は1990年以来の低さだという。
上場企業の倒産はスカイマークの1件だけだから惜しかった。
負債総額は89年度以来の2兆円割れ。
注意すべきは円安倒産の4割増と燃料費高騰での運輸業の倒産増加。
円高倒産は消えたような印象。
そして労働分配率は40年ぶりの低水準との報道。
昨年10〜12月期は48.1%で1973年1〜3月期の47.6%以来。
2009年1〜3月期が77.7%だったから相当な低下となった。
ということは、給料上昇の余地はかなり大きいということになる。
ここだけ見ていると、ウクライナとかギリシャって何だったのと思わざるを得ない。
日経平均株価の25日線は19304円でプラス2.51%のカイ離。
4%カイ離で20007円だから2万円のターゲットは捉えたと考えられようか。
3月23日の第1回目の2万円期待のときは4.73%のプラスカイ離。
結果論的には無理筋だったのだろう。
75日線は18241円で8.49%のプラスカイ離。
(3月23日はプラス10.15%)。
200日線は16793円で17.84%のプラスカイ離。
(3月23日はプラス19.53%)。
20%乖離で20151円だからこれも適度な時間調整だった。
騰落レシオは112%で過熱感薄。
松井証券信用評価損益率速報は売り方マイナス14.341%。
買い方マイナス4,077%。
Quick調査の信用評価損率(4/3現在)はマイナス9.76%。
裁定買い残は2769億円増加し3兆4762億円。
「経験則では東証1部時価総額の1%程度が上限」とされるが、まだ0.6%程度。
経験則で言えば6兆円が一つの目安だが、まだまだ。
しかしもし株価が下落すると「裁定解消で下落」という活字になるのだろう。
その意味では始末におえないのがこの「解釈」というヤツでもある。
「早ければ今日の14時半。遅くとも明日の後場。
出来れば明日は証券会館でのセミナーがあるからそちらのメモリアルの方が良い」。
昨日引け後に言ったが「踊らない、はしゃがない」という戒めも聞こえてきた。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
ザインエレ(6769)・・・動兆
ザインエレクトロニクスに注目する。
同社はアナログとデジタルの双方に通じたファブレス半導体メーカー。
高速インターフェースや画像・映像処理の分野で世界をリードしている。
産業機器ではノイズ耐性を強化据える新技術の開発。
民生機器では4K・8Kテレビ等の開発。
モバイル機器では1600万画素対応製品を拡大。
車載機器では電子ミラー・ドライブレコーダーなどに期待感。
(1367円)
4月09日 相場展望
【オープニングコメント】
9日の日経平均株価は、想定レンジ内の動きで先高感の強い相場展開になりそうだ。
日経平均予想レンジは、19700-19900円のレンジを想定する。
昨日は、日銀の金融政策は現状維持となり上げ一服が懸念されたものの、日経平均は逆に騰勢を強める格好で年初来高値を更新した。米雇用統計、日銀金融政策決定会合と、注目のイベントをこなしながら上への勢いを強めてきたことで、目先は売り圧力が弱まる展開が想定される。
また、週末にはオプションSQを控えていることもあり、大きなトレンドは出難いと考えられる。
主要外国証券経由の注文動向は、売り1550万株、買い1640万株で、差し引き90万株の買い越し。買い越しは2営業日連続。金額も買い越し。
売りセクターに、自動車、化学、サービス、電機、銀行、通信、情報通信、建設、機械など。
買いセクターに、電機、情報通信、建設、薬品、自動車、サービス、陸運、銀行、証券、ゴム、精密など
【NY概況】
8日のNYダウ平均は27.09ドル高の17902.51、ナスダックは40.59ポイント高の4950.82で取引を終了。エネルギーセクターでの大型買収が好感され、買いが先行。一時下落する場面もあったが、雇用統計で早期利上げの可能性は大きく後退したと見る向きが多く、再び上昇に転じる展開となった。
セクター別では、小売や医薬品・バイオテクノロジーが上昇する一方でエネルギーや公益事業が下落した。
シカゴ日経225先物(ドル建て) 19905 ( +85 )
シカゴ日経225先物(円建て) 19875 ( +55 )
( )は大取終値比
【信用取引規制関係等】
□東証、アルトナー株、ULSグルプ株、IRジャパン株の日々公表銘柄指定を解除 8日付。
□東証、制限値幅の拡大を解除 FVC株を9日から。
□東証、レナウン株、倉元株の信用取引に関する臨時措置 委託保証金率を9日売買分から70%以上(うち現金40%以上)とする。日証金も同日以降、貸借取引自己取引分および非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分にかかる貸借担保金率を現行50%から70%(同40%)とする。
□東証、ウェブクルー株の制度信用銘柄の選定取り消し 9日付。日証金も同日付で貸借銘柄および貸借担保金代用有価証券適格銘柄の選定取り消し。
□日証金、くら株、東和フード株の貸借取引で注意喚起 貸株利用などで。8日付。
△整理銘柄に指定=〔東証マザーズ〕ウェブクルーは8日(上場廃止は5月11日)
△空売り比率=29.0%(東証、8日)
△自社株取得枠設定(株数、金額は上限)
フジテック 700万株、82億6700万円
アルデプロ 700万株、10億円
【予定】
■国内(9日)
3月都心オフィス空室率(11:00)
30年国債入札
《決算発表》
ローソン、Jフロント、OSG、良品計画、ファーストリテ、パソナ、米久、KG情報、大黒天、AFC−HD、エストラスト、TONE、千代インテ、エコトレディン、サンデー、スリーエフ、スター精、三光合成、MV西日本、ポケット C、毎コムネット、ハウスレジ、カンセキ、ベルク
■海外(9日)
北朝鮮最高人民会議
韓国中銀政策金利発表
独2月鉱工業生産、貿易収支(15:00)
英2月貿易収支(17:30)
BOE金融政策委員会が政策金利発表(20:00)
南ア2月製造業生産(20:00)
メキシコ3月消費者物価(22:00)
米2月卸売在庫(23:00)
米30年国債入札
休場:フィリピン
※記載された予定は、予告なく変更される可能性があります
4月08日 相場概況
日経平均大引け一時19800円台乗せ、終値ベースで年初来高値更新 |
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【大引け概況】
8日の日経平均株価は続伸した。前日比149円27銭高の1万9789円81銭で終え、2000年4月14日以来、約15年ぶりの高値をつけた。
日経平均株価は一時、前日比204円高の1万9845円まで買い進まれ、3月23日につけた取引時間中の高値1万9778円を上回った。
企業業績の拡大基調を背景に先高観が強く、買いが広がった。
日銀は後場寄り直後に、同日まで開いた金融政策決定会合で現状政策の維持を決めたと発表した。一部の投資家は追加緩和期待を材料に買っていたとみられ、会合結果の発表を受けていったん利益を確定する動きが出たが、売り一巡後は押し目買いの動きが強まった。
JPX日経インデックス400も続伸。終値は前日比95.21ポイント高の1万4448.52だった。東証株価指数(TOPIX)も続伸し、9.92ポイント高の1588.47で取引を終えた。
東証1部の売買代金は概算で2兆6048億円。売買高は22億9108万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1314、値下がりは440、変わらずは124だった。
業種別では、鉱業、電気・ガス業、小売業が上昇率上位だった。一方、下落したのは保険業、パルプ・紙、ゴム製品、輸送用機器の4業種のみだった。
個別では、需要が旺盛な画像センサーの増産へ向け追加投資すると伝えられたソニーが年初来高値を更新。
京セラ、アサヒHD、三菱UFJ、ソフトバンクも上げた。今期の連結営業利益が2期連続で過去最高を更新すると伝わった川重の上げも目立った。半面、みずほ、ファナック、日立、トヨタが下げた。株主の個人情報が漏洩したサンリオが売りに押されたほか、証券会社が投資判断を引き下げたニチレイが下落した。
東証2部株価指数は5日続伸した。ウインテスト、Jトラスト、東理HD、ブルボンが上げ、さいか屋、オリチエン工業、価値開発や瑞光が下げた。
日経ジャスダック平均株価は5日続伸した。この日の終値は前日比19円19銭(0.77%)高の2523円78銭だった。2006年5月中旬以来、約9年ぶりの高値で終えた。
主力株に加えて新興株にも短期資金を振り向ける投資家が増えた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で790億円、売買高は1億5017万株。
FVCや倉元、ガーラなどが買われた。半面、BBタワーやマルマンなどは売られた。
東証マザーズ指数は3日続伸した。大引け時点は前日比12.82ポイント高の902.62だった。終値ベースで1月8日以来、約3カ月ぶりに900台を回復した。
ショーケースTV、ACCESS、モルフォ、エヌピーシー、カヤックが上昇した。sMedio、動物高度医療、プラッツなどは下落した。
この日に新規上場したサンバイオは、9時21分に公開価格2000円を14.5%下回る1710円の初値をつけた。その後1930円まで上昇したが、大引けは1773円。
【指標一覧】
終値 |
|
|
日経平均株価 |
19,789.81 |
149.27 |
日経平均先物 |
19,820.00 |
140.00 |
TOPIX |
1,588.47 |
9.92 |
TOPIX先物 |
1,591.00 |
9.00 |
東証2部指数 |
4,799.38 |
18.77 |
JASDAQ |
2,523.78 |
19.19 |
マザーズ |
902.62 |
12.82 |
出来高 |
|
|
東証1部 |
2291080 |
2604863 |
東証2部 |
150050 |
25974 |
「出遅れ」
過去30年のS&Pのイースター前の動きとその後の展開。
イースターまでの上昇回数21回。
その後の平均上昇率9.94%。
年末までの上昇確率90%。
イースター前までの下落回数9回。
ぞの後の上昇確率マイナス2.28%。
年末までの上昇確率44%。
因みに今年のS&Pはマイナス0.64%だった。
一つのアノマリーになるのだろうか。
このところ脚光をあびつつある「ESG銘柄」。
東証が12年5月に発表した「ESG関連銘柄」。
当然パフォーマンスは悪くない。
↓
アサヒ(2502)、出光(5019)、東レ(3402)、ツムラ(4540)、日産(7201)、アサヒ(5857)、コマツ(6301)、日電産(6594)、KDDI(9433),大ガス(9532)、東急(9005)、忠(8001)、ファーストリテ(9983)、三菱UFJ(8406)、リコーリース(8566)。
このところアチコチでノックの洗礼を受けている。
昨年10月から始まった日刊ゲンダイの短期集中連載は100本ノック。
ココを越えて110本まで。
となると連載終了は5月の8日の連休明けとなる。
もう一つは4月22日から始まるインテリックスさんのアセットシェアリングセミナー。
4月22日から5月13日までに8本ノックのセミナー。
昨日13時からセルリアンタワーでプレス向けのキックオフでスタート。
↓
マンションリノベーションのトップランナーであるインテリックスが、
実物不動産を100万円単位で購入できる画期的な商品を開発。
シリーズ名は『アセットシェアリング』。
小口化商品開発の背景は相続税法改正による相続税増税
任意組合型であるため不動産実物所有のメリットが得られる。
アセットシェアリングはカーシェアリングのように、
物件を共同で所有しながら資産を形成・継承。
1部屋所有と比較し、共同所有による空室時、滞納による収入の不安定を軽減
第1号として予定(4月13日募集開始)しているのは原宿のシェアハウス。
『リノベーション』という新しいカテゴリーを創出したインテリックス。
今度はこれまでの『良い不動産=一部の資産家のみ』という考えから、
『皆で共有(シェア)して資産形成』という新しいカテゴリーを創出した。
昨日、ラジオNIKKIE「株とびら」に登場していただいたナノキャリアの中冨社長。
頂戴したのは、米国のバイオテック株・ヘルスケア株の資料。
どちらのセクターも今年は指数を大きく上回って推移している。
ヘルスケアファンドへの資金流入は継続しており市場環境を下支えしている。
2015年もヘルスケア企業によるエクイティ資金調達需要は高い
第1四半期で過去最高を記録した2014年調達額の80%を既に調達した。
因みに2014年は通年で108件2.32兆円、今年第1四半期は63件1.8兆円。
この流れは欧州バイオ市場にも及んでいるという。
それに比べると本邦バイオ市場は明らかに出遅れ感に見える。
4月08日 相場概況
日経平均前引け、続伸。 金融政策決定会合の結果発表を控え、伸び悩む展開 |
【前引け概況】
■日経平均株価19,723.42(+82.88)
■東証1部出来高 11.39億株
■東証1部売買代金1.21兆円
■日経平均先物 19,740(+60)
■TOPIX 1,584.05(+5.50)
■騰落 上昇1,286/下落466
■日経JQ 2,517.45(+12.86)
--------------------------------------
日経平均は続伸。82.88円高の19723.42円で前場終了。
米2月JOLT求人件数の予想上振れなどからドル・円が円安方向に振れたことを受け、買いが先行。黒田日銀総裁会見を控え売り込みづらい状況のなか、先高期待の根強さなどもあり、一時3月23日につけた年初来高値19778.60円にはあと一歩届かず、寄り付き水準でのこう着が続いている。日銀の金融政策決定会合の結果発表を見極めたいとのムードもあり、伸び悩む展開。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も上昇した。
セクターでは鉱業、石油石炭、建設、繊維、空運、サービス、証券などが堅調。一方で、保険、ゴム製品、その他製品、輸送用機器が小安い。
東証2部株価指数は5営業日続伸した。朝日インテクやアルチザが上げ、価値開発や象印が下げた。
日経ジャスダック平均は前日比12円86銭高の2517円45銭と続伸。
個別銘柄ではJHD<2721>、FVC、リーバイスがストップ高。三東工業、エスクローAJ、白鳩は買われた。半面、マルマン<7834>、nms、ソフトフロントは売られた。
東証マザーズは、前日比12.11ポイント高の901.91と続伸。
NPC、ACCESS、スノーピークが買われた。半面、動物高度医療、省電舎、プラッツ、ショーケースTVは値下がり率上位に売られた。
この日に新規上場したサンバイオ(4592)は、9時21分に公開価格2000円を14.5%下回る1710円の初音を付けた。その後1930円まで上昇したが、前引けは1796円。
先高期待は根強いことから、下値を売り込む流れにはならないだろう。
高値もち合いが続くなかでは、主力処は手掛けづらくなるため、中小型株などに短期筋の値幅取り狙いの資金が向かいやすいだろう
4月08日 相場概況
日経平均続伸。追加緩和などに期待強まり15年ぶり高値に迫る |
【寄り付き概況】
■日経平均株価 19,738.73(+98.19)
■日経平均先物 19,750(+70)
■TOPIX先物 1,589.50(+7.50)
■騰落 上昇1,428/下落333
■日経JQ 2,516.02(+11.43)
■マザーズ指数 901.42(+11.62)
10時過ぎの東証1部の値上がり銘柄数は1428、値下がり銘柄数は333、変わらずは116銘柄だった。値上がり銘柄数は全体の76%。業種別の値上がり率上位は、鉱業、石油、空運、繊維、医薬品、建設、証券、倉庫など。値下がりは保険、ゴムの2業種のみ。
10時過ぎの日経平均株価は、19,738.73 円(前日比+98.19円)で推移。米2月JOLT求人件数の予想上振れなどを受けてドル・円が円安方向に振れたことが材料視され、日経平均は89円高でスタート。黒田日銀総裁会見を控え売り込みづらい状況との声が聞かれているなか、先高期待の根強さなどもあり寄り付き後の日経平均は一時19773.67円まで上昇と、3月23日につけた2000年4月以来の高値(19778.60円)に接近する場面もみられた。
個別では、三菱UFJ(8306)、ソニー(6758)、三井住友FG(8316)、ソフトバンク(9984)、みずほFG(8411)などが上昇する一方、トヨタ(7203)、ファナック(6954)、富士重(7270)、任天堂(7974)などが下落している。
なお、本日の会合で金融政策の現状維持が決まった場合、ドル売りがやや強まるとの見方が依然として多いようだが、予想通りの結果となるため、ドルが120円を継続的に下回ることはないとの声が聞かれている。
225先物は、みずほ・モルスタ・野村・JP・GSが買い越し。
ニューエッジ・ソジェン・メリル・大和・アムロ・バークレイズが売り越し。
TOPIX先物はGS・モルスタ・野村・JPが買い越し。
みずほ・三菱・SBI・アムロ・ニューエッジが売り越し。
外資系等は、科研(4521)、竹内(6432)、シスメックス(6869)、ITHD(3626)、NTT(9432)、帝人(3401)、アサヒ(2502)に注目。
テクニカル的には五洋建(1893)、大和ハ(1925)、ユアテック(1934)高砂熱(1969)、アウトソ(2427)、ハウス食(2810)、キリン堂(3194)、セブンアイ(3382)、NRI(4307)、クイック(4318)、中外(4519)、久光(4530)、鳥居薬(4551)、大塚(4578)、ジャストシ(4686)、サイボウズ(4776)、フルキャスト(4848)、アース(4985)、
北興化(4992)、ガイシ(5333)、日新鋼(5413)、共英製鋼(5440)、菱製鋼(5632)、日軽金(5701)、ニッパツ(5991)、新東工(6339)、大和冷(6459)、田淵電(6624)、日東工(6651)、日本トリム(6788)、堀場(6856)、JDL(6935)、シロキ(7243)、ドンキ(7532)、壱番屋(7630)、大日印(7912)、豊田通商(8015)、ベスト電(8175)、三菱UFJ(8306)、日立キャピ(8586)、損保JP(8630)、JPX(8697)、MS&AD(8725)、TOC(8841)、南海電(9044)、コネクシオ(9422)、アイネス(9742)、サックス(9990)が動兆。
2月国際収支−経常収支1兆4401億円の黒字、黒字は8カ月連続
財務省が8日発表した2015年2月の国際収支速報によると、海外との総合的な取引状況を示す経常収支は1兆4401億円の黒字となった。黒字は8カ月連続。
【レーティング情報】
【格上げ】
○三菱UFJモルガン・スタンレー証券
・帝人(東1:3401)―投資判断 Underweight→Neutral、目標株価 285→360円
【格下げ】
○UBS証券
・トヨタ(東1:7203)―投資判断 Buy→Neutral、目標株価 8800→8700円
【目標株価引き上げ】
○ゴールドマン・サックス証券
・ヤフー(東1:4689)―投資判断 買い継続、目標株価 530→560円
○バークレイズ証券
・洋ゴム(東1:5105)―投資判断 Over継続、目標株価 2800→2900円
○クレディ・スイス証券
・旭硝子(東1:5201)―投資判断 Neutral継続、目標株価 560→780円
・トヨタ(東1:7203)―投資判断 OP継続、目標株価 9250→10500円
○三菱UFJモルガン・スタンレー証券
・住友鉱(東1:5713)―投資判断 Neutral継続、目標株価 2150→2220円
・ダイキン(東1:6367)―投資判断 Overweight 継続、目標株価 9780→9880円
・日通(東1:9062)―投資判断 Neutral継続、目標株価 534→612円
○みずほフィナンシャルグループ
・フジクラ(東1:5803)―投資判断 中立継続、目標株価 530→550円
・太陽誘電(東1:6976)―投資判断 UP継続、目標株価 1200→1550円
・日産自(東1:7201)―投資判断 中立継続、目標株価 1100→1200円
・川崎船(東1:9107)―投資判断 中立継続、目標株価 250→290円
○マッコーリー証券
・村田製(東1:6981)―投資判断 Neutral継続、目標株価 13500→15600円
○SMBC日興証券
・日通(東1:9062)―投資判断 1継続、目標株価 600→780円
【目標株価引き下げ】
○野村証券
・マツダ(東1:7261)―投資判断 Buy継続、目標株価 3700→3200円
○UBS証券
・マツダ(東1:7261)―投資判断 Neutral継続、目標株価 2650→2300円
○三菱UFJモルガン・スタンレー証券
・川崎船(東1:9107)―投資判断 Neutral継続、目標株価 333→321円
【新規】
○SMBC日興証券
・セブン銀(東1:8410)―投資判断 新規2、目標株価 新規660円
<兜町カタリスト>
「パラドックス」
ようやく終値ベースでの3月期末値19471円を埋めた日経平均株価。
そして今朝は新高値への期待感を孕んだCMEの終値19780円。
2万円への一里塚は3月23日から約2週間。
25日線からの乖離は一時マイナスになったものの昨日で2%程度。
騰落レシオも105%台だからスッキリ。
結局はスピードが出すぎた相場に少しブレーキがかかって適正に戻った印象。
アレコレ騒いで、「下値18000円も」なんて声があったことも愚かしく見える。
「期初の売り一巡」なんて声も聞かれる。
ただ昨日の上げは寄り付き直後は、ないものねだりの日銀の追加金融緩和観測。
そして10時半からの騰勢は、たぶん投信設定が背景。
週末の野村の「日本企業価値向上ファンド」の設定が1057億円。
かなり集まり話題となった。
昨日は新光投信「新光シラー・ケープ日本株式戦略ファンド」の設定が630億円の観測。
日経の見出しは「個人マネーが相場を牽引、大型投信相次ぐ」。
そして月曜の日経夕刊1面は「個人の株保有再び長く」。
個人の株式・投信保有期間の短期化に歯止めがかかってきたとの指摘。
どれくらいかというと・・・。
2014年度の平均保有期間は前年度比3.3ヶ月長くなり8.9ヶ月になったという。
投信は1.8ヶ月増えて2年2ヶ月。
因みに昨年度の投信への資金流入額は3兆円だから拡大基調。
一方で株は平均保有期間の長い銘柄でもドコモの3年、豊田織機の3年、
ヤクルトの2.7年、阪急阪神の2.6年、田辺三菱の2.4年。
そんなに長いとは思えないところが不思議なところ。
個人の投資拡大とか株保有拡大の方向に持って行きたいのが市場の世論なのだろう。
もっとも・・・。
先週の信用買い残は減少していたから参加者の2極化が進んでいるのかも知れない。
パラドックスのような出来事はネットと対面の結合だろうか。
佐川とローソンが組んでコンビニ商品と宅配便を配達するサービス。
コンビニによる「御用聞き」と称されている。
磯野さんの家に出入りしている三河屋さん的動き。
ユニクロのネット通販、楽天の郵政ロッカーなどネットと配送のニュースが散見される。
「消費者の利便性を競う企業の連携が相次ぎそうだ」というのが論旨。
IT化が進み、ネットが拡大しても、最後は御用聞きというパラドックス。
どうもここに日本企業の拡大余地があるような気がする。
急いで焦ってスピードだけを競ってきたが、これもそろそと限界。
荒唐無稽かも知れないが・・・。
江戸や明治・大正・昭和の時代に実は成長のヒントがあるのかも知れない。
SQ週の荒れる水曜なんて指摘も聞かれなくなってきた。
因みに2月と3月はSQ週の週半ばから指数は大きく上昇。
4月も昨日からその動きをなぞるような展開。
株高と呼応した訳ではなかろうが、元気なのは安倍首相。
昨日は6時37分から永田町の中国料理「溜池山王聘珍樓」で補佐官。
19時28分からザ・プリンスさくらタワーの「高輪 七軒茶屋」で友人たち。
このところ頻繁に「友人たち」が登場するのが気にかかる。
前回は2日(木)に元代々木のピザだった。
中華と日本料理なら掛け持ちは出来るだろうが、以前は焼肉をハシゴしていた。
いずれにしても永田町が元気なら兜町も元気な筈。
TOPIXの浮動株比率の見直しに伴う売買インパクト上位。
↓
リクルート(6098)、サイバー(4751)、ユーグレナ(2931)、ソディック(6143)、コロプラ(3668)、Jディス(6740)、竹内(6432)、すかいらーく(3197)、ジャムコ(7408)、テクノプロ(6028)、藍沢(8708)、MTI(9438)。
同売買インパクト上位。
↓
魚力(7596)、三重交(3232)、蔵王産(9986)、藍沢(8708)、ミクニ(7247)、ジョイ本田(3191)、広ガス(9535)、ジャムコ(7408)、ハイマックス(4299)、三谷産業(8285)、ヒマラヤ(7514)、内外トランス(9384)、CEHD(4320)、アルビス(7475)、スターティア(3393)。
反映は4月28日終値。
昨日のNYダウは5ドル安の17875ドルと反落。
NASDAQは7ポイント安の4910ポイント。
S&P500は4ポイント安の2076ポイント。
ダウ輸送株指数は41ポイント高の8607ポイント。
CME円建ては大証比100円高の19780円。
ドル建ては大証比135ポイント高の19815ポイント。
ドル円は120.26円。
10年国債利回りは1.886%。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
稲畑産業(8098)・・・動兆
稲畑産業に注目する。
同社はいくつもの特定分野を併せ持つ複合型専門商社。
情報電子・化学品・生活産業・合成樹脂・住環境の5事業分野を展開。
製造加工拠点を持つことで、早期に顧客目線でマーケットニーズを捉えること可能だ。
合成樹脂の車輌・OA分野の好調もあり業績は好調。
再生医療やヘルスケア・農業・二次電池関連など今後のターゲットは広い。
PER9倍台、PBR0.6倍台は評価不足。
(1212円)
4月08日 相場展望
【オープニングコメント】
8日の日経平均株価の寄り付きは、円安を好感して買い優勢のスタートとなりそうだ。
3月23日に付けた年初来高値1万9778円60銭が完全に射程圏に入ってきた。
日経平均予想レンジは、19600-19850円のレンジを想定。
一巡後は、日銀政策決定会合の結果待ちで値動きの乏しい展開か。また、週末にSQを控えた水曜日だけに、会合の結果を通じて後場は波乱の可能性があり注意したい。
本日は、医薬品の研究、開発、製造、販売を手掛けるサンバイオ(4592)が東証マザーズ市場に新規上場する。
主要外国証券経由の注文動向は、売り1210万株、買い1330万株で、差し引き120万株の買い越し。買い越しは2営業日ぶり。金額も買い越し。
売りセクターに、食品、小売、情報通信、電機、銀行、自動車、化学、建設、機械、その他製品など。
買いセクターに、建設、電機、電力、小売、商社、サービス、石油、精密、自動車、ガラスなど。
【NY概況】
7 日のNY市場は下落。NYダウ平均は5.43ドル安の17875.42、ナスダックは7.08ポイント安の4910.23で取引を終了。ミネアポリス地区 連銀総裁が16年下期まで金利を据え置くべきとの考えを示したことで、買いが先行。その後は、運輸セクターでの買収発表やNY原油先物相場の上昇で堅調に 推移したものの、引けにかけて下落に転じた。
セクター別では、医薬品・バイオテクノロジーや運輸が上昇する一方で不動産や自動車・自動車部品が下落した。
シカゴ日経225先物(ドル建て) 19815 ( +135 )
シカゴ日経225先物(円建て) 19780 ( +100 )
( )は大取終値比
【信用取引規制関係】
□東証、ソフトフロン株を日々公表銘柄に指定 8日から。
□東証、制限値幅を拡大 FVC株を上限のみ300円に拡大。8日に実施。
□東証、太洋工業株の信用取引に関する臨時措置を解除 8日売買分から。日証金も同日から貸借取引自己取引分および非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分に係る増担保金徴収措置を解除。
△指定変更=〔ジャスダック〕フィールズは14日から1部
△空売り比率=28.9%(東証、7日)
△自社株取得枠設定(株数、金額は上限)
クラウディア 50万株、3億700万円
【予定】
■国内(8日)
2月国際収支(8:50)
3月景気ウォッチャー調査
日銀金融政策決定会合結果発表
黒田日銀総裁会見
《決算発表》
ABC マート、コスモス薬品、久光薬、ファミリーマート、シーヴイエス、サーラ、わらべや、リック、フェリシモ、Fブラザース、SHIFT、創通、トーセ、東京 個別、クリーク&リバ、フロイント、中北製、サイゼリヤ、マニー、リンガハット、UCS、福岡リート、BS11、乃村工
《新規上場》
サンバイオ
《イベント》
成田国際空港で第3旅客ターミナル開業
■海外(8日)
台湾3月消費者物価(9:30)
独2月製造業受注(15:00)
仏2月貿易収支(15:45)
トルコ2月鉱工業生産(16:00)
台湾3月貿易収支(17:00)
ユーロ圏2月小売売上高(18:00)
BOE金融政策委員会(〜9日)
ブラジル3月消費者物価(21:00)
3月メキシコ消費者信頼感指数(22:00)
3月17・18日開催のFOMC議事録
米10年国債入札
《決算発表》
アルコア、ベッド・バス・アンド・ビヨンド
※記載された予定は、予告なく変更される可能性があります
4月07日 相場概況
日経平均大引け242円高、米株高と円安受け急反発。追加緩和の期待 |
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【大引け概況】
7日の日経平均株価は反発し、前日比242円56銭高の1万9640円54銭で終えた。前日の米株高や円安進行を好感した買いが先行した。
投信の新規設定に伴う組み入れ需要も意識され、取引時間中も買い意欲は衰えず、日経平均は一時270円近く上昇する場面もあった。日銀は7〜8日に金融政策決定会合を開く。市場の一部では追加緩和期待に言及する声もあった。
JPX日経インデックス400は反発。終値は前日比170.43ポイント高の1万4353.31だった。東証株価指数(TOPIX)も反発し、17.84ポイント高の1578.55で終えた。
東証1部の売買代金は概算で2兆4149億円。売買高は20億9545万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は全体の70%近くにあたる1290、値下がりは480、変わらずは108だった。
業種別では、鉱業が4%を超える上昇となったほか、石油・石炭製品、鉄鋼が上昇率上位だった。一方、下落したのは空運業のみだった。
ファナックやソフトバンク、ファストリといった値がさ株が上げた。三菱UFJなど銀行株の上昇も目立った。半面、三越伊勢丹や高島屋など百貨店株、ニチレイ、味の素などの食料品株が総じて下げた。
東証2部株価指数は4日続伸した。フジコピアン、スパバック、アサヒ衛陶、日本ビューホが上げた。半面、象印、瑞光、朝日インテクが下げた。
日経ジャスダック平均株価は4日続伸した。終値は前日比20円24銭高い2504円59銭だった。心理的節目の2500円を上回り、2006年5月中旬以来およそ9年ぶりの高値を付けた。
新興市場では、直近に新規株式公開(IPO)した銘柄の一角や、低位株への物色が続いた。日経ジャスダック平均は14年10月中旬から上昇基調が続いているが「折に触れて調整しており、上昇速度が速すぎるということはない」との声も聞かれた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で798億円、売買高は1億6956万株と、引き続き商いは低調だった。北川精機、シンデンハイや日本エスコン、nmsが上昇した。半面、BBタワー、倉元や日本通信、日本マイクロは下落した。
東証マザーズ指数は続伸した。終値は前日比7.18ポイント高い889.80だった。アクトコール、クノマセ、sMedio、ショーケース、ミクシィが上昇した。ACCESSやモルフォ、サイバダイン、動物高度医療が下落した。
明日の戦略は、トレンド的には日経平均は心理的節目の19500円台を回復しており、戻りの強さから押し目では買いが入りやすい展開を予想する。19500円より上での値固めが進むかどうかに注目したい。
【指標一覧】
終値 |
|
|
日経平均株価 |
19,640.54 |
242.56 |
日経平均先物 |
19,680.00 |
290.00 |
TOPIX |
1,578.55 |
17.84 |
TOPIX先物 |
1,582.00 |
22.00 |
東証2部指数 |
4,780.61 |
7.40 |
JASDAQ |
2,504.59 |
20.24 |
マザーズ |
889.8 |
7.18 |
出来高 |
|
|
東証1部 |
2095450 |
2414916 |
東証2部 |
320150 |
38253 |
「通過」
以下は今朝のストボのブログ。
↓
低金利を謳歌するのか、業績を評価するのか。
特に固唾は飲まなかったがグッドフライデーに発表された
雇用統計への評価が注目された昨日のNY市場。
結局はプラス展開で、
市場はまるで「雇用統計で何かあったっけ」という無風の印象。
海のこちらでどれだけ騒いでも、3連休は粛々と消化され、
月曜になってみればこの状態。
シカゴの先物は19500円台水準で、
3月期末権利配当落ちの19471円は一応ようやく抜き去った印象。
未だ業績相場ではなく、
金融相場が続くのだとすれば市場の心理の連続線は継続するのでしょう。
経済指標が良ければ、金利上昇を懸念しての株安。
経済指標が悪ければ、低金利継続を見越しての株高。
おかしな解釈はまだまだ横行するのでしょうが、
所詮市場は比較多数の心理が勝つ場所。
「金利が低いままで良かったね」がコンセンサスなのでしょう。
梅が咲いたとかサクラが満開だと気を取られているうちに
新年度も1週間通過。
日銀のETF買いが今年度初めて出動しました。
金額にして365億円。
3月までは32億円でしたから少し増額。
昨日までの今年の累計買い入れ額は7946億円。
昨年は1兆2845億円、一昨年は1兆953億円。
今年は3兆円の買いが目標ですから、3ヵ月で約8000億円は
ペースとしては順調に進んでいるということでしょうか。
「下がれば買ってくれるETF」に守られた市場を、
そう疑心暗鬼に見なくても良いような気がします。
そして今週末は早くもオプションSQ。
クジラだ、バッタだ、青い目だと騒いでいるうちに
時間は刻々と経過してきました。
SQ値の推移だけをみれば・・・。
昨年10月15296円→11月17549円でプラス2253円。
→12月17281円でマイナス267円。
今年に入ってからは・・・。
→1月17341円でプラス60円。
→2月17886円でプラス544円。
→3月19225円でプラス1339円。
ボラは高い相場ですが、
今月も3ケタのプラスで通過して欲しいものです。
4月07日 相場概況
日経平均前引け、反発し222円高 米株高や円安好感 |
【前引け概況】
■日経平均株価 19,620.37(+222.39)
■東証1部出来高 10.08億株
■東証1部売買代金 1.14兆円
■日経平均先物 19,640(+250)
■TOPIX 1,579.33(+18.62)
■騰落 上昇1,262/下落465
■日経JQ 2,498.43(+14.08)
------------------------------------
日経平均株価は大幅反発。前日の米国株高と対ドルでの円安基調を受けて買い先行でスタート。しかし米景気の先行き不透明感に対する警戒感や上値では利益確定売りが目立ち、やや伸び悩む展開。ただ、後半に一段高の展開となり上げ幅を200円超に広げ、19600円台を回復して前場の取引を終了した。
業種別では、ほぼ全ての業種が値上がり。値上がり上位は、鉱業、保険業、石油石炭製品。一方、値下がりしたのは、空運業、水産・農林業のみ。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も反発した。
東証2部株価指数は続伸した。Jトラストが上昇。ラオックスは上げに転じた。半面、象印や瑞光は下げた。
日経ジャスダック平均株価は続伸した。前日比14円08銭高い2498円43銭となった。2006年5月以来、約9年ぶりの高値圏で推移している。一時は心理的節目の2500円を上回った。新興市場でも買い安心感が広がっている。
ジャスダック市場の売買代金は概算で459億円、売買高は1億282万株。JHD、クルーズやnms、日本エスコンが上昇した。半面、BBタワーや日本通信、アールテック、フォーサイドは下落した。
東証マザーズ指数は続伸した。前引けは前日比5.43ポイント高い888.05だった。BEENOS、アクトコール、sMedioやACCESS、モルフォが上昇した。一方で、サイバダインやプラッツ、動物高度医療、青山財は下落した。
4月07日 相場概況
日経平均寄り付き 反発、1万9500円上回る。米国株高好感 |
【寄り付き概況】
■日経平均株価 19,524.61(+126.63)
■日経平均先物 19,540(+150)
■TOPIX先物 1,576.50(+16.50)
■騰落 上昇1,070/下落612
■日経JQ 2,491.20(+6.85)
■マザーズ指数 885.07(+2.45)
日経平均株価は、19531.06円(前日比+133.08円)で推移。
午前10時現在の東証1部の値上がり銘柄数は1070、値下がり銘柄数は612、変わらずは196銘柄だった。業種別では33業種中、空運、小売、食料品、水産を除き高い。値上がり上位に鉱業、石油、その他金融、保険、非鉄、銀行、紙パルプなど。
米3月雇用統計を受けた6日の米国株式市場が早期利上げ観測後退との見方から上昇し、日経平均は19500円台を回復してスタート。寄り付き後の日経平均は上げ渋る場面もみられたが、投信設定予定などが需給面での支援材料となり堅調に推移。
売買代金上位では、三菱UFJ(8306)、ソフトバンク(9984)、トヨタ(7203)、ファナック(6954)、ソニー(6758)などが上昇する一方、DeNA(2432)、OLC(4661)、ファーストリテ(9983)、レナウン(3606)、ローム(6963)などが下落している。
日経新聞が7日付で「佐川急便の傘下企業とコンビニエンスストアを拠点にする宅配サービスで業務提携すると発表したローソンも買われている。
【レーティング情報】
【格上げ】
○バークレイズ証券
・セガサミーHD(東1:6460)―投資判断 Under→Equal、目標株価 1400→1800円
【目標株価引き上げ】
○クレディ・スイス証券
・花王(東1:4452)―投資判断 OP継続、目標株価 6000→7000円
○三菱UFJモルガン・スタンレー証券
・大和工(東1:5444)―投資判断 Neutral継続、目標株価 3350→3535円
○野村証券
・愛知鋼(東1:5482)―投資判断 Neutral継続、目標株価 440→560円
○UBS証券
・安川電(東1:6506)―投資判断 Neutral継続、目標株価 1450→1700円
○JPモルガン証券
・カシオ(東1:6952)―投資判断 Neutral継続、目標株価 1500→2200円
・トヨタ(東1:7203)―投資判断 Over継続、目標株価 9300→9500円
○みずほフィナンシャルグループ
・村田製(東1:6981)―投資判断 中立継続、目標株価 14500→16000円
【目標株価引き下げ】
○野村証券
・新日鉄(東1:5401)―投資判断 Buy継続、目標株価 400→375円
○大和証券キャピタル・マーケッツ
・住友鉱(東1:5713)―投資判断 2継続、目標株価 2000→1970円
○みずほフィナンシャルグループ
・マツダ(東1:7261)―投資判断 中立継続、目標株価 2500→2400円
<兜町カタリスト>
「浦上さん」
日興証券という証券会社の超大先輩浦上邦雄氏。
その著書「相場サイクルの見分け方」(日本経済新聞出版)の復刻版が登場した。
今読み返しても新鮮な相場の言葉に溢れている。
まずガーンときたのはコレ。
「蟹は己が甲羅に似せて穴を掘るという。
私の場合も所詮は自らの経験と、乏しい知識の範囲内でしか相場について語れない。
従って、ない及ばざるところは多々あるであろう」。
達人ほどこういう謙虚さがにじみ出るもの。
本物ほどこういう言葉が多い。
恐れを知れるからこそ、こうなれるのだろう。
単なるイケイケドンドンからしてみると勉強になる。
「まずものごとの基本を学び、何度か予想だにしなかった難局を乗り越え、
経験を積まねばならぬ」。
これもその通りだが、見誤りや失敗を反省しない市場関係者が多いのも現実。
「バランス感覚を身に付け、いかにリスクを避けるかに腐心してこそ投資のプロ」。
これも身にしみる。
身に染みたものを列挙してみると・・・。
「株式相場の季節感=株式相場の四季」=
金融相場、業績相場、逆金融相場、逆業績相場」。
「出来高は株価に先行する」。
「騰落レシオは市場への新規資金の流入を表示する」。
「異常なほど過熱のシグナルは相場転換のシグナルとして重視する」。
「株価は高値に近づけば割り安に見えて底値に近づくと割高に見える」。
「金融相場で大相場を示現した銘柄は高値から2割程度下げたからといって
安易に買うべきでない。
それは旬から外れた作物の売れ残りを買うようなもの」。
「新高値銘柄数が急増しはじめたら業種銘柄を分析し、
年初来高値を買った場合でも投資性かは上がる」。
「株価の値上がりが人々の欲望を誘い、株価の大幅な値下がりが恐怖心を呼び起こす」。
「新安値銘柄数の減少は株価底入れのサイン」。
「家具付きの家を家具の値段で買う=割安株投資」。
「株式市場における長期的な強気材料が年間を通じて
さらに翌年も買い材料にされることは少ない。
株価がその好材料をせっかちに織り込んでしまうからである」。
「株価は心理的要因で動く。
株価は必要以上に大きく上下に振れる」。
「あらゆる立場の人が同じ条件でしかもリアルタイムに入手でき
る唯一最大の情報は株価である。
株価は知った次の瞬間には早くも変化している、
相場は絶えず流動する」。
「チャーチストたちは他人が何をしようとしているかを読もうとする。
株式相場の世界では驚くほど歴史が繰り返されるからだ」。
「株価水準そのものから株式の需給関係が生まれ、
この需給関係そのものが新しい株価を生み出していく」。
「常の相場に向かえ、乗るは大相場のみ。
通いの相場が逆張り、運びの相場は順張り」。
「低位株は低位株以下にはならない。
いずれ中位株か値がさ株になる可能性は否定できない。
値がさ株は中位株や低位株に転落する可能性がある」。
「相場の光と影を見た上で、でも株式市場にはロマンがある」。
「企業収益であれ、金利の動向であれ、その水準や投資価値の問題よりも、
その方向性が重要」。
「インデックス運用の設定が集中すると、相場に表情がなくなる」。
1986年の全店ファックス放送は「東京電力、東京ガスを信用で買うべし」。
1987年大発会には「住友信託銀行」とのご宣託だった。
その後の相場はその通り。
「簡明な運用システムと自らの相場観を必要としないファンドマジャーの
組み合わせによって好成績を上がたファンドを見ると、
マネーマネジメントの明日を見る思いがする」。
1990年に書かれた本が今もって輝きを減じていない。
頭が下がる。
・・・・・・・・・・・・
《兜町ポエム》
「相場は花、株価はその種子」
値上がりを押し流す
売りそれは川
新高値切り裂く
売りそれはナイフ
とめどない渇きが
相場だというけれど
相場は花 生命の花
株価はその種子
挫けるのを恐れて
躍らない東京市場
醒めるのを恐れて
チャンス逃がす東京市場
奪われるのが嫌さに
明るくない相場観
塩漬けを恐れて
買いにでることが出来ない
長い道ただひとり
遠い道ただひとり
2万円なんて来やしない
そう思うときには
思い出してごらんホラ
雪に埋もれていても
種子は春 投資家の
夢で花開く
4月07日 相場展望
【オープニングコメント】
7日の日経平均株価の寄り付きは、買い先行から、19,500円を超えての取引開始となりそうだ。一巡後はレンジ内の動きで底堅い展開か。
日経平均予想レンジは、19400-19650円のレンジを想定する。
テクニカル的には、25日移動平均線(19,251円前後)を下値支持線として意識される。NY株高に敏感に反応するのは、日経ジャスダックや東証2部、マザーズ市場など小型株群ではないか。
主要外国証券経由の注文動向は、売り540万株、買い480万株で、差し引き60万株の売り越し。売り越しは2営業日ぶり。金額も売り越し。
売りセクターに、情報通信、ガラス、化学、自動車、その他製品、食品、銀行、電機、不動産、陸運、機械など。
買いセクターに、その他製品、化学、電機、機械、情報通信、非鉄、自動車、銀行、食品など。
【NY概況】
6日のNYダウ平均は117.61ドル高の17880.85、ナスダックは30.38ポイント高の4917.32で取引を終了。先週末に発表された3月雇用統計で、非農業部門雇用者数が予想を大きく下回ったことで朝方は売りが先行したものの、ニューヨーク連銀総裁の発言もあって次第に利上げのタイミングが先延ばしとなる可能性を好感する見方が優勢となり、上昇に転じた。セクター別では、エネルギーや公益事業が上昇する一方で運輸や銀行が下落した。
シカゴ日経225先物(ドル建て) 19615 ( +225 )
シカゴ日経225先物(円建て) 19580 ( +190 )
( )は大取終値比
【信用取引規制関係】
□東証、nms株を日々公表銘柄に指定 7日から。
□日証金、レナウン株の貸借取引で申込停止措置 制度信用取引の新規売りおよび買いの現引きに伴う申し込みで。弁済繰り延べ期限が来た買いの現引きは除く。6日午後立会約定分から。
□日証金、レナウン株の貸借取引にかかる品貸料の最高料率を通常の10倍に 6日申込分から。
△空売り比率=30.8%(東証、6日)
【6日の相場表変更】
△指定変更=〔東証マザーズ→東1〕ミサワ(商業)〔ジャスダック→東2〕ADワークス(不動産)
【予定】
■国内(7日)
日銀金融政策決定会合(〜8日)
《決算発表》
スギHD、高島屋、イズミ、ダイセキソリュ、ダイセキ、サンエー、クリエイトSDH、メディアドゥ、エヌピーシー、放電精密、マックハウス、ケーヨー、チヨダ、さが美、パルコ、インテリックス、AIT
■海外(7日)
豪州準備銀行理事会
インド準備銀行金融政策決定会合
フィリピン3月消費者物価(10:00)
豪2月小売売上高(10:30)
仏・独・ユーロ圏3月サービス業PMI確報値(16:50〜17:00)
米2月消費者信用残高(8日4:00)
米3年国債入札
休場:香港
※記載された予定は、予告なく変更される可能性があります
4月06日 相場概況
日経平均大引け3日ぶり反落。米雇用統計や円高を嫌気、商い低調 |
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【大引け概況】
6日の日経平均株価は3日ぶりに小幅反落した。終値は前週末比37円10銭安い1万9397円98銭だった。前週末3日発表の3月の米雇用統計で、非農業部門の雇用者数の伸びが市場予想を大幅に下回ったうえ、円高・ドル安が進んだことを嫌気した売りが優勢となった。
朝方から幅広い銘柄に売り注文が先行し、株価指数先物にも売りが膨らんだことから裁定取引解消に伴う現物株売りが出て、日経平均の下げ幅は一時200円に迫った。売り一巡後は下値で個人投資家を中心とした押し目買いが入り、日経平均は急速に下げ渋った。
東証1部の売買代金は1兆6776億円と、2014年12月30日の大納会以来の低水準だった。
JPX日経インデックス400、東証株価指数(TOPIX)はともに3日ぶりに小反落した。業種別TOPIXでは、「海運業」の下げが目立った一方、「鉱業」や「その他製品」が上昇した。
東証1部の売買高は15億9240万株。東証1部の値下がり銘柄数は1122と全体の6割近くに達した。値上がりは606、変わらずは150だった。
個別では、任天堂が高く、村田製もしっかり。レナウンが急騰、あみやき、日カーボン、シャープも買われた。半面、トヨタや日産自など自動車株の一角が安い。東芝が売られ、ファナックも冴えない。あさひが大幅安、ライト工、IHIも下落した。
東証2部株価指数は3日続伸し、年初来高値を更新した。TBグループ、象印、大興電通、ラオックス、価値開発が高い。一方、くろがね工作所、ラピーヌや丸和運機関が下げた。
日経ジャスダック平均株価は3日続伸した。終値は前週末比9円68銭高の2484円35銭で、3月25日に付けた2482円91銭を上回って年初来高値を更新。2006年522日以来、ほぼ8年11カ月ぶりの高値となった。3月の米雇用統計や円高・ドル安を受けて東証1部の主力株が売られたが、新興株は内需関連企業が多く円高の影響を受けにくいとの見方から買いが入った。「短期売買を手掛ける投資家が、主力株から値幅の大きい新興銘柄へ物色対象を移す動きもみられた」との声も聞かれた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で831億円、売買高は1億8382万株だった。
BBタワーやフォーサイド、マルマン、シンデンハイテクが上昇した。倉元やユビテック、ニューテック、ガンホーが下落した。
東証マザーズ指数は反発した。終値は前週末比9.62ポイント高の882.62だった。省電舎、サイバーS、sMedioがストップ高で引け、プラッツも値を飛ばした。ACCESS、アルファポリス、ラクーン買われた。一方で、動物高度医療やショーケース、シリコンスタが下落した。
【指標一覧】
終値 |
|
|
日経平均株価 |
19,397.98 |
-37.10 |
日経平均先物 |
19,390.00 |
-90 |
TOPIX |
1,560.71 |
-3.45 |
TOPIX先物 |
1,560.00 |
-10 |
東証2部指数 |
4,773.21 |
54.34 |
JASDAQ |
2,484.35 |
9.68 |
マザーズ |
882.62 |
9.62 |
出来高 |
|
|
東証1部 |
1592400 |
1677660 |
東証2部 |
128460 |
25567 |
「数字の変化」
「東証1部の時価総額は1985年1月に150兆円。
2年後の87年4月には400兆円に達し、
NY市場の時価総額360兆円を一気に上回った」。
「IBMはかつて1950年代にウォール街の投資家たちにとって幅方成長株。
1960年代ゴーゴーファンドの全盛期にゼロックス、コダックとともに集中買いされた。
当時の為替レート1ドル360円で換算すると時価総額は15兆円。
当時の東証1部の時価総額11.6兆円をはるかに上回っていた」。
「1965年度末に個人の持ち株比率は45%弱。
金融機関は23%強。
事業法人は18%強だった。
売買代金に占める個人の比率は1975年頃までは60%だった」。
時代の変化は数字の変化でもある。
因みに、1981年に4兆円だった株式投信。
1984年に8兆円と倍増。
1886年に19兆円と倍増。
1989年に45兆円と倍増した。
まさにバブルの歴史。
ただ株式投信は2月末の純資産が79兆円。
この1年で15兆円増加した。
そしてMRFが12兆円。
ETFも12兆円まで拡大。
まさに家計も増加基調にはなっている。
大和のレポートは「女性が輝く社会」。
↓
昨年10月、政府は女性の活躍を後押しするべく
「すべての女性が輝く政策パッケージ」を決定。
子育て・介護や働き方など6分野35施策で構成され、
女性が働きやすい職場環境づくりや子育て環境の改善が柱に据えられた。
雇用の男女格差を解消すれば日本のGDPを16%押し上げるという研究もある。
女性活躍推進に積極的に取り組み、成果を上げている企業は
「多様な人材を活かすマネジメント能力」や「環境変化への適応力」があるという点で
「成長力のある企業」であるとも考えられる。
女性の就業を後押しする保育、ベビーシッター、家事代行など。
働く意欲のある女性にとってニーズの大きなサービスだ。
女性管理職比率が3割超と日本を大きく上回る香港、シンガポールでは、
こうしたサービスが充実している。
今後、日本でも女性の就業をサポートするサービス市場の成長が期待できよう。
【「女性の活躍」で期待される銘柄】
《育児サービス》
JP(2749)、明光ネット(4668)、栄光HD(6053)、
サクセス(6065)、JSS(6074)、ピジョン(7956)、
東急(9005)、ニチイ学館(9792)。
《再就職支援》
パソナ(2168)、テンプ(2181)、エンジャパン(4849)。
リクルート(6098)。
《食品・日用品サービス》
セブン&アイ(3382)、イオン(8267)。
なでしこ銘柄では大和ハウス(1925)、積水ハ(1928)、カルビー(2229)、サントリー(2587)、東レ(3402)、大王紙(3880)、花王(4452)、メック(4971)、中外(4519)、JX(5020)、BS(5108),住友金属鉱山(5713)、ニコン(7731)、トッパンフォームズ(7862)、郵船(9101)、KDDI(9433)、SCSK(9719)、りそな(8308)、NTT都市(8933)などが目に付く。
・・・・・・・・・・・・・・・・
《兜町ポエム》
「夢をのせて(ラピュタ)」
あの株価たち輝くのは
どこかに未来隠しているから
たくさんの板懐かしいのは
あのひとつひとつに過去があるから
さあでかけよう、ひとときの夢
短信、チャートかばんにつめこんで
投資家が残した熱い思い
株価がくれたあのまなざし
相場は回る未来隠して
輝く株価きらめく出来高
相場は回る夢をのせて
いつかきっと出会うぼくらの2万円
4月06日 相場概況
日経平均前引け、3日ぶり反落。売り一巡後買い戻される展開 |
【前引け概況】
■日経平均株価 19,398.69(-36.39)
■東証1部出来高 8.11億株
■東証1部売買代金 0.83兆円
■日経平均先物 19,420(-60)
■TOPIX 1,559.30(-4.86)
■騰落 上昇622/下落1,099
■日経JQ 2,486.96(+12.29)
----------------------------------------
日経平均株価は反落。先週末3日に発表された米3月雇用統計が市場予想を大きく下回ったことから早期利上げ観測が後退し、ドル・円が円高方向に振れたことを受けて日経平均は売り先行でスタート。日経平均は一時1万9200円台に売られた。
売り一巡後は、年金買い期待などから買い戻しや押し目買いが入り下げ幅を縮小。
1万9400円台まで戻す場面もあった。ただ、日本時間今晩の米国市場の動向を見極めたいとの思惑から商いは盛り上がりを欠いている。
業種別では、ほとんどの業種が値下がり。値下がり上位は、海運業、繊維製品、不動産業。一方、値上がり上位は、その他製品、鉱業、食料品。
個別ではソニーが堅調、任天堂も高い。Vテクが値上がり率トップに買われ、日カーボンも大幅高。ディーエヌエや任天堂、レナウンも物色人気に。半面、トヨタが軟調、信越化も冴えない。オンワードHDが大幅安、JUKI、北電工も下げた。
JPX日経インデックス400、東証株価指数(TOPIX)はともに3日ぶり反落した。
東証2部指数は3日続伸した。TBグループがストップ高。象印、ラオックス、指月電、価値開発が上昇した一方、丸和運機関やくろがね工作所、ラピーヌが下げた。
日経ジャスダック平均は前週末比12円29銭高の2486円96銭と3日続伸。
個別銘柄ではBBタワーがストップ高。nms、シンデンハイテク、フォーサイド、ネクストウェア、エスクローAJも買われた。半面、倉元、MHグループ、GMOクリックは売られた。
東証マザーズは、前週末比1.34ポイント高の874.34と反発。
サイバーSがストップ高に買われ、sMedioも一時ストップ高、ACCESS、プラッツ、ラクーンなどが買われた。半面、サイジニア、フォトクリ、ASJ、シリコンスタジオは売られた。
日経平均下げ幅縮小 1万9300円台後半 売り一巡後買い戻し |
4月06日 相場概況
【寄り付き概況】
■日経平均株価 19,397.93(-37.15)
■日経平均先物 19,420(-60)
■TOPIX先物 1,563.50(-6.50)
■騰落 上昇638/下落1,069
■日経JQ 2,484.53(+9.86)
■マザーズ指数 871.02(-1.98)
午前10時現在の東証1部の売買代金は概算で5121億円、売買高は5億1879万株。値上がり銘柄数は638、値下がり銘柄数は1069、変わらずは160銘柄だった。業種別では33業種中、値上がりは8業種前後にとどまっている。値上がり上位にその他製品、食料品、医薬品、サービスなど。半面、値下がりで目立つのは海運、紙パルプ、繊維、証券、機械、鉄鋼、不動産など。
日経平均株価は、19397.93円(前日比-37.15円)で推移。
日経平均株価は下げ幅を縮小し、1万9300円台後半で推移している。朝方は幅広い銘柄に売りが先行したが、売り一巡後はじりじりと買い戻しが入った。下値で押し目買いが入っているとの指摘も出ている。
外部環境の影響を受けにくい食品株などのディフェンシブ銘柄に物色の矛先が向かい、相場を支えている面もある。
JPX日経インデックス400、東証株価指数(TOPIX)はそれぞれ小幅安で推移している。
個別銘柄では、ソニー(6758)、レナウン(3606)、任天堂(7974)、キヤノン(7751)、ホンダ(7267)などが上昇する一方、東芝(6502)、トヨタ(7203)、DeNA(2432)、ソフトバンク(9984)、IHI(7013)などが下落している。
東証2部指数は3日間続伸。ラオックスや象印、朝日インテクが上昇した。一方、丸和運機関やラピーヌが下落している。
225先物は、野村・大和・三菱・バークレイズ・モルスタ・ドイツが買い越し。
アムロ・メリル・日興・SBI・UBS・カブコム・ニューエッジ・マネが売り越し。
TOPIX先物は三菱・野村・大和・JP・みずほ・アムロが買い越し。
メリル・日興・UBS・クレディ・パリバ・バークレイズが売り越し。
外資系等は、あみやき亭(2752)、楽天(4755)、キューピー(2809)、セブンアオイ(3382)、DIC(4631),三菱マテ(5711)、光通信(9435)に注目。
テクニカル的には、高松(1762)、日本空調(1952)、グリコ(2206)、森乳(2264)、WDB(2475)、ダイユー(2662)、ケンコーマヨ(2915)、DCM(3050)、マツキヨ(3088)、常和(3258)、帝人(3401)、GMOP(3769)、住友精化(4008)、トクヤマ(4043)、大有機(4187)、ゼオン(4205)、リケンテク(4220)、大倉工(4221)、花王(4452)、資生堂(4911)、シーラボ(4924)、小林製薬(4967)、ユニプレス(5949)、ウィル(6089)、不二越(6474)、三菱電(6503)、東洋電(6505)、日電産(6594)、ソニー(6758)、オプテック(6914)、カルカン(7248)、ヤマハ(7951)、ツカモト(8025)、松屋(8237)、平和堂(8276)、日通(9062)、日立物流(9086)、スカパー(9412)、松竹(9601)、東映(9605)、船井総研(9757)が動兆。
【目標株価引き上げ】
◆JPモルガン証券
・グリー(東1:3632)―投資判断 Neutral継続、目標株価 700→740円
・サイバエージ(東マ:4751)―投資判断 Over継続、目標株価 5600→7500円
◆みずほフィナンシャルグループ
・豊田織(東1:6201)―投資判断 中立継続、目標株価 6100→7000円
・ニコン(東1:7731)―投資判断 中立継続、目標株価 1500→1700円
◆マッコーリー証券
・富士通(東1:6702)―投資判断 OP継続、目標株価 855→975円
◆三菱UFJモルガン・スタンレー証券
・パナソニック(東1:6752)―投資判断 Neutral継続、目標株価 1550→1650円
◆ゴールドマン・サックス証券
・ANA(東1:9202)―投資判断 中立継続、目標株価 270→290円
【目標株価引き下げ】
◆マッコーリー証券
・NEC(東1:6701)―投資判断 OP継続、目標株価 475→435円
<兜町カタリスト>
「雇用統計後のファーストプライス」
米雇用統計は想定外の減少で着地。
非農業部門雇用者数は12.6万人増で市場予想25万人の半分程度の増加。
失業率は5.5%で変わらず。
2月も29.5万人→26.4万人。
1月は23.9万人→20.1万人。
それぞれ下方修正され3ヶ月平均は20万人割れ。
もっとも平均時給は前月比0.3%、前年同月比2.1%上昇し24.86ドル。
足もと景気の悪化を材料視するのか、金利引き上げ先延べ方向を好感するのか。
微妙な段階ではある。
日経では日米企業動向等に対する濃淡。
アメリカは雇用統計の悪化に加え、1〜3月期の主要500社の業績は2,8%減益予想。
背景はドル高と原油安。
エネルギー関連中心に11.5%増益見通しが2.8%の減益。
特にエクソンモービルは約6割の減益見通し。
シェールの夢は瓦解したということだろうか。
一方で前年度の日本企業の株主還元は約13兆円と7年ぶりに最高となる見通し。
3月期決算企業の3社に1社(764社)が増配で総額は9兆5000億円。
そして自社株買いは3兆3000億円で72%増加。
上場企業全体の株主還元は12兆8000億円で22%増加。
加えて個人の家計の株・投信の保有額は2年で50兆円増加し約200兆円。
07年やバブル末期を上回ったという。
第一生命の試算ではこの1年の株高で個人消費は2,3兆円増加するという。
このアンバランスを見る限り経済的には対米追従からは離れた格好に映る。
市場関係者岡本氏の指摘。
↓
昨年度の年金、日銀、かんぽなど公的資金が5兆円の買い越しと最大の買い勢力となった。
主体別では公的資金を手掛けている信託銀行が3.5兆円、外国人が2.5兆円、
自社株買いも含まれる事業法人が1兆円の買い越し。
株高政策は変わっていませんし、今後も悪くてもこんなペースで推移しましょう。
おやっと思ったかもしれませんが、個人は6.5兆円の売り越し。
何だ、個人は弱気なのかなぁと思う必要はありません。
100万円で買った株が120万円で売れた。
20万円の儲け。
でも、これは120−100=20万円の売り越しにカウントされます。
つまり個人は利益確定が早いですし、
相当程度、個人は利食った、個人の懐は潤ったと言うことです。
みなさんもみなさんの回りの個人も程度の差はあるにしてもプラスだったはずです。
週末の安倍総理。
金曜の夜はニューオータニでAOKIの青木会長、ニトリの似鳥社長と2時間近く面談。
取り合わせの妙を感じる。
日曜は午後にヒルトン東京の村儀美容室で散髪。
1時間程度だから密談はなかったのだろう。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
サイジニア(6031)・・・動兆
サイジニアに注目する。
同社はおすすめ商品表示と広告配信などEC・小売り向けネットマーケティングサービス提
供が中核。
社名の由来は「サイエンス+エンジニア」でサイジニア。
パーソナライズ・レコメンデーション・アドサービスとしての「デクワス」。
同社が展開しているのは消費者個人に合ったおススメを提案できる「パーソナライズ・イン
ターネットマーケティング支援事業」。
ネットで調べて店舗で購入、あるいは店舗で調べネットで購入するO2O市場。
22兆円の市場規模で2017年には50兆円市場になると見込まれ拡大基調。
業績は好調。
IPO人気が去った後の下落基調は多くの銘柄が通る道筋。
ソフトバンクが同社株20.47%を追加取得し33.21%を保有する筆頭株主になった
ことも好材料視。
(9240円ウリ気配)
4月06日 相場展望
【オープニングコメント】
6日の日経平均株価は、寄り付きは米雇用統計の結果を受けて売りが先行することになろう。その後は、底堅い展開になりそうだ。
日経平均予想レンジは、19200-19450円のレンジを想定する。
5日線辺りが支持線として意識されそうだ。また、一目均衡表では転換線が19350円辺りに位置している。これが支持線として意識されてくる可能性もありそうだ。
主力株が様子見気分を強める中、統一地方選の投開票日12日(日)を前に材料株を物色する動きが強まるか注目。
主要外国証券経由の注文動向は、売り470万株、買い480万株で、差し引き10万株の買い越し。買い越しは3営業日ぶり。金額も買い越し。
売りセクターに、自動車、石油、銀行、情報通信、ガラス、保険、化学など。
買いセクターに、機械、ガラス、電機、精密、自動車、食品、REITなど。
【NY概況】
3日の米国の祝日である聖金曜日のため休場
【信用取引規制関係】
□東証、SBIライフ株の制度信用銘柄の選定取り消し 4日付。日証金も同日付で貸借融資銘柄の選定取り消し。
□東証、レナウン株、サイジニア株の信用取引に関する臨時措置 委託保証金率を6日売買分から50%以上(うち現金20%以上)とする。日証金も同日以降、貸借取引自己取引分および非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分にかかる貸借担保金率を現行30%から50%(同20%)とする。
□東証、sMedio株、ユビテック株を日々公表銘柄に指定 6日から。
□東証、カーディナル株の日々公表銘柄指定を解除 3日付。
□東証、セキュアヴェ株の信用取引に関する臨時措置を解除 6日売買分から。日証金も同日から貸借取引自己取引分および非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分にかかる増担保金徴収措置を解除。
◎新規上場=〔東証マザーズ〕サンバイオ(4592、化学)は8日
▽指定変更=〔東証2部〕丸和運機関は10日から1部
▽整理銘柄に指定=〔東証マザーズ〕SBIライフは3日(上場廃止は5月1日)
▽空売り比率=29.7%(東証、3日)
【予定】
■6(月)
【国内】
2月景気動向指数(14:00)
《決算発表》
ジェイコムHD、アダストリアH、バイク王、LCAHD、北興化、三協立山、瑞光、技研製、シグマ光機、オークワ
《銘柄異動》
ADワークス、ミサワ
【海外】
米3月マークイットサービス業PMI確報値(22:45)
米3月ISM非製造業景況指数(23:00)
休場:イースターマンデーで香港・上海や欧州各国など
※記載された予定は、予告なく変更される可能性があります
4月03日 相場概況
日経平均大引け122円高、続伸も売買代金は低調、様子見ムード |
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【大引け概況】
3日の日経平均株価は続伸した。終値は前日比122円29銭高の1万9435円8銭だった。前日の米株式相場が上昇したことで東京市場でも買い安心感が広がった。年金や大型投信資金の流入期待などからプラス圏へ切り返した。その後は様子見ムードから上げ渋る場面も見られたものの、緩やかに上げ幅を拡大する展開となり、この日の高値で取引を終えた。
日本時間今夜に重要指標である3月の米雇用統計の発表を控え、市場では次第に様子見ムードが強まった。東証1部の売買代金は概算で1兆9898億円にとどまり、売買活況の節目とされる2兆円を1月26日以来、約2カ月ぶりに割り込んだ。
JPX日経インデックス400、東証株価指数(TOPIX)はそれぞれ続伸した。
東証33業種別指数のうち値上がりした業種は29業種(前引けは22業種)となり、値上がり率上位の業種は、その他製品、ゴム製品、食料品、その他金融、ガラス・土石、電気機器、保険、サービス、化学、小売り、機械、輸送用機器、などとなった。
東証1部の売買高は17億1351万株。東証1部の値上がり銘柄数は1192、値下がりは553、変わらずは132だった。
個別銘柄では、前日に好決算を発表したキユーピーが大幅上昇し、上場来高値を更新した。GMOPG、あみやき亭も買われ、証券会社が目標株価を引き上げた任天堂も高い。半面、三菱UFJや三井住友FGが終日売りに押された。ソフトバンクも安い。
東証2部株価指数は続伸した。象印やラピーヌ、朝日インテクが上昇した一方、ラオックス、三社電機が売られた
日経ジャスダック平均株価は続伸した。大引けは前日比10円27銭高の2474円67銭だった。日経平均株価が上昇したことで投資家心理が改善し、新興市場でも買いが優勢となった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で793億円、売買高は1億6282万株。
個別銘柄では、ニューテック、ソフトフロンやクルーズ、シンデンハイが上昇した。一方で日本通信、ガンホー、セキチューは下落した。倉元は午後に一転して売られた。
東証マザーズ指数は反落。大引けは前日比3.41ポイント安の873.00だった。時価総額の大きいミクシィが下げたほか、バイオ関連株の一角が売られた。アドウェイズやショーケース、メディアS、サイジニアが下落した。半面、プラッツがストップ高。ファーストロジ、フォトクリ、動物高度医療やサイバダイン、モルフォなどが上昇した。
【指標一覧】
終値 |
|
|
日経平均株価 |
19,435.08 |
122.29 |
日経平均先物 |
19,480.00 |
130.00 |
TOPIX |
1,564.16 |
9.99 |
TOPIX先物 |
1,570.00 |
10.00 |
東証2部指数 |
4,718.87 |
31.52 |
JASDAQ |
2,474.67 |
10.27 |
マザーズ |
873 |
-3.41 |
出来高 |
|
|
東証1部 |
1713510 |
1989878 |
東証2部 |
145940 |
23447 |
「PLO」
今朝の日経の「公的資金、株買い越し最大」の見出し。
サブは「年金・日銀・かんぽ昨年度5兆円」。
外国人投資家による日本株買い越し額は2.6兆円。
外国人頼みの世界ではなく、自分のお金で自分の資産を買いあがる相場だった。
逆に言えば、海外に頼らずとも自立して自分で上げられる日本株は自給自足状態。
これは実はスゴイのではないかと思う。
「これだけ買っているのに買わないの」と海外に迫ってもなんらおかしくはない。
08年のPKO的買いは2.7兆円。
今回は初めての積極的姿勢で5兆円。
PKOではない、。
PLO(Price Lifting Operation)だろう。
そして日銀が昨年買ったETFは1.7兆円、
今年はその約2倍の3兆円を買う予定。
昨年度の信託銀の買い越しが3.5兆円、外国人が2.6兆円、事業法人が1兆円。
あわせて7兆円。
一方で個人の売り越しが6.5兆円。
次のステップはこの6.5兆円がいつ戻ってくるのかだろう。
結局この需給の構図が株価形成の大きな要因ということになる。
あれこれ外資系の手口を類推する意味の少なさに早く気が付くべきだと思う。
今目の前で起きていることに目をつむり、孫の手で他人の背中を掻いているようなもの。
米雇用統計で騒ぐ姿も同じ構図かも知れない。
スケジュールを見てみると・・・
3日(金)米雇用統計、グッドフライデー
6日(月)景気動向指数、米ISM非製造業PMI
7日(火)日銀金融政策決定会合、米消費者残高
8日(水)黒田日銀総裁会見、景気ウォッチャー調査、国際収支、成田第3ターミナル開業、米10年国債入札、アルコア決算、BOE金融政策委員会
9日(木)都心オフィス空室率、北朝鮮最高人民会議
10日(金)オプションSQ、米財政収支、中国生産者・消費者物価
大引け後は蕨の上場企業の定例お花見大会。
週末は今年初の完全フリー。
来週末以降はまた行商ロードが続く。
次の完全フリーは5月末だが、ここは既に茂原と平塚のゴルフで埋まっている。
大先輩浦上邦雄さんの「相場サイクルの見分け方」(日本経済新聞出版)の復刻版。
そして佐伯泰英氏の「光圀」(新潮文庫)を読了予定。
久々に読書する気になってきた。
良い週末を・・・。
4月03日 相場概況
日経平均前引け、81円高と伸び悩み。米雇用統計前で商い細る |
【前引け概況】
■日経平均株価 19,394.09(+81.30)
■東証1部出来高 8.84億株
■東証1部売買代金 1.00兆円
■日経平均先物 19,400(+50)
■TOPIX 1,558.63(+4.46)
■騰落 上昇1,001/下落721
■日経JQ 2,471.71(+7.31)
-----------------------------------
日経平均株価は続伸しました。朝方は小安く始まったが、株価指数先物に買い注文が相次ぎ、裁定取引に伴う現物株買いを誘発、上げ幅は一時100円を超えました。ただ、前日の日経平均の上げの反動などで利益確定売りに押されて伸び悩み。
今夜に3月の米雇用統計の発表を控えているほか、米国をはじめとして、香港やドイツなど主要市場が休場となることで、市場では様子見ムードが強まった。
業種別では、多くの業種が値上がり。値上がり上位は、ゴム製品、食料品、その他製品。一方、値下がり上位は、銀行業、空運業、精密機器
個別ではディーエヌエーが大幅高、任天堂も買われた。良品計画も物色人気、ソニーが商いを伴って上昇、キヤノンも買われた。半面、三菱UFJや三井住友FGなどメガバンクのほか、北洋銀や群馬銀など地銀株も安い。
東証2部指数は小幅続伸した。象印、価値開発、くろ工が上昇した。一方、ラオックス、TBグループは下落した。
日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前日比7円36銭高の2471円76銭だった。日経平均株価の上昇を受けて投資家心理が改善し、新興市場でも買いが優勢だった。ジャスダック市場の売買代金は概算で432億円、売買高は9459万株。
ソフトフロンやクルーズ、シンデンハイが上昇。一方、前日に前期の連結純利益を下方修正した日本通信は下げた。ガンホーも安い。
東証マザーズ指数は小反落。前引けは前日比2.87ポイント安い873.54だった。時価総額の大きいミクシィのほか、メディアS、フライト、バイオ関連株の一角が売られた。動物高度医療やショーケース、サイジニアは下落。ムゲンエス、アドウェイズやサイバダイン、プラッツは上昇した。
4月03日 相場概況
日経平均は朝安後上昇に転じる26円高、先物への売りなどで上げ渋る展開 |
【寄り付き概況】
■日経平均株価 19,338.99(+26.20)
■日経平均先物 19,340(-10)
■TOPIX先物 1,555.50(-4.50)
■騰落 上昇862/下落849
■日経JQ 2,473.57(+9.17)
■マザーズ指数 872.23(-4.18)
(10時00分現在)
日経平均株価は、19338.99円(前日比+26.20円)で推移。
3日の欧米市場がグッドフライデー(聖金曜日)の祝日で休場になることから海外勢のフローが減少、日経平均は利益確定売り先行でスタートした。ただ、寄り付き後は年金や投信資金流入なども意識されプラス圏に切り返し、一時19432.79円まで上昇した。買い一巡後は、先物売りなどで上値の重い展開になっている。
今夜に3月の米雇用統計の発表を控えているほか、米国やドイツ、香港といった主要株式市場が休場のため、市場では様子見ムードが強まっている。
JPX日経インデックス400、東証株価指数(TOPIX)は前日終値近辺で小動きとなっている。
セクター別では、ゴム製品、食料品、その他製品、電気機器、化学などが上昇する一方、銀行、その他金融、卸売業、パルプ紙、精密機器などが下落。
売買代金上位では、ソニー(6758)、DeNA(2432)、ファーストリテ(9983)、任天堂(7974)、キヤノン(7751)などが上昇する一方、トヨタ(7203)、三菱UFJ(8306)、ソフトバンク(9984)、レナウン(3606)、マツダ(7261)などが下落している。
東証2部指数は小幅続伸。象印や価値開発、くろ工が上昇。一方で朝日インテク、ラオックスが安い。
225先物は、野村・大和・ドイツ・JP・日興・モルスタが買い越し。
アムロ・バークレイズ・三菱・みずほ・マネ・メリルが売り越し。
TOPIX先物はドイツ・ニューエッジ・JP・バークレイズが買い越し。
みずほ・アムロ・メリル・大和・日興・モルスタが売り越し。
外資系等は、サンワカンパニー(3187)、三益半導体(8155)、アイシン(5706)、DeNA(2432)、任天堂(7974)、サイバー(4751)、東レ(3402)、クラレ(3405)、ミネベア(6479)、カルカン(7248)、セブンアイ(3362)、帝人(3401)、日光電(6849)、オリ(8591)、グリコ(2206)、ヤマト(9064)に注目。
テクニカル的には、亀田菓(2220)、博報堂DY(2433)、ジェイコム(2462)、神戸物(3038)、ウェルシア(3141)、オープンハウズ(3288)、シップ(3360)、セーレン(3569)、ネオス(3627)、エムアップ(3661)、北越紀州(3865)、大王紙(3880)、日合成(4201)、積水化(4204)、電通(4324)、OSG(6136)、ダイキン(6367)、日機装(6376)、日新電(6641)、アルパイン(6816)、エスペック(6859)、双葉電(6986)、タチエス(7239)、ジャムコ(7408)、島津(7701)、タカラスタ(7981)、西華産(8061)、サンゲツ(8130)、エネクス(8133)、日テレ(9404)、光通信(9435)、TKC(9746)、アークランド(9842)、加藤産業(9869)が動兆。
【レーティング情報】
【格上げ】
○三菱UFJモルガン・スタンレー証券
・DENA(東1:2432)―投資判断 Neutral→Overweight、目標株価 1630→3300円
【格下げ】
○三菱UFJモルガン・スタンレー証券
・サイバエージ(東マ:4751)―投資判断 Neutral→Underweight、目標株価 5200→5900円
【目標株価引き上げ】
○みずほフィナンシャルグループ
・帝人(東1:3401)―投資判断 中立継続、目標株価 355→420円
・東レ(東1:3402)―投資判断 買い継続、目標株価 1060→1260円
○野村証券
・帝人(東1:3401)―投資判断 Buy継続、目標株価 450→500円
○バークレイズ証券
・サイバエージ(東マ:4751)―投資判断 Over継続、目標株価 5700→7900円
○ゴールドマン・サックス証券
・神戸鋼(東1:5406)―投資判断 買い継続、目標株価 240→250円
○UBS証券
・太陽誘電(東1:6976)―投資判断 Sell継続、目標株価 1100→1200円
○三菱UFJモルガン・スタンレー証券
・任天堂(東1:7974)―投資判断 Overweight 継続、目標株価 14200→28200円
○バークレイズ証券
・野村HD(東1:8604)―投資判断 Under継続、目標株価 600→690円
○SMBC日興証券
・三井不(東1:8801)―投資判断 2継続、目標株価 3400→3800円
【目標株価引き下げ】
○三菱UFJモルガン・スタンレー証券
・三菱重(東1:7011)―投資判断 Overweight 継続、目標株価 920→820円
・川重(東1:7012)―投資判断 Overweight 継続、目標株価 760→740円
【新規】
○ゴールドマン・サックス証券
・カルビー(東1:2229)―投資判断 新規中立、目標株価 新規4600円
<兜町カタリスト>
「ESG」
安倍首相が一昨日の夜、元代々木のピザの店「エンボカ東京」で3時間余り過ごした。
一緒だったのは「友人」という記事。
久々に外で飲んでいるから株は高いかなと思ったら案の定大幅高。
という訳ではなかろうが、郵貯銀行の資金運用を頼りにしたとの解釈での株高。
ゆうちょ銀行は今後3年間で株式を含むリスク資産を14兆円増やす計画。
時価総額11兆円のETFにこれがなだれ込むとすれば悪くはない。
そして昨日午後発表されたGPIFのアクティブ運用へのシフトの方向。
特に「ESG」に注目した投資を重視するという。
この「ESG」は既に2011年には言及していたシロモノ。
これは環境に配慮し、社会に優しくしっかりした統制がされているかどうかの視点。
2011年4月のコメント。
↓
「持続可能な成長への企業の挑戦」。
トップ記事は「サステナビリティ(企業の継続)の実現に向けて」。
そして巻末の「ESGコミュニケーションフォーラム」のページ。
資本市場において、責任投資の考え方が関心を集めている。
財務情報だけではなく、E(環境)、S(社会)、G(統治)の各情報が統合されて
の投資判断の重要性。
やはり、ESGはメインストリームになりそうな気配。
環境に配慮せずに放射能をばらまき、取引先に配慮しないで勝手に停電させ、従業員
を危険地帯に追いやる。
一方で経営陣は入院したり、指示が明確でなかったり・・・。
そんな上場企業を目のあたりにしただけに、
結構ESGの普及のスピードは早まるかも知れない。
2011年11月にはこう書いていた。
↓
オリンパス、大王製紙など企業統治やコンプラの問題が目立つ昨今。
思い起こされるのは今年の春頃に言われた「ESG格付け」。
E=environment(環境)
S=society(顧客、株主、従業員、取引先など)
G=govanance(統治)
これらが配慮された経営がされているかどうかが投資のポイントとなるという説。
放射能を撒き散らせば環境には優しくい。
新本社用地から水銀が検出されるのも同様。
建築談合などもっての他。
巨額のM&A関連アドバイザリーフィーはガバナンスが疑問。
無担保での経営者の借り入れも同様。
確かにポジではなくネガ銘柄を検索するには持って来いの指標に思える。
「買う前に3分とどまりESG」(読み人知らず)。
ゴルフスイングの「チャー・シュー・麺」のように身につけておいた方が良いかも知れない。
2011年12月にはこう記していた。
↓
野村のレポートは「ESGと日本株投資」。
サブタイトルは「再び注目される環境・社会貢献・企業統治」。
そして「非財務情報に対する投資家ニーズは根強い」。
2010年末のESG投資残高は欧州が約500兆円、米国が240兆円。
一方日本は8000億円程度と規模が小さい。
日本証券アナリスト協会が実施したサーベイの結果での「ESG要因を重視する理由」
・財務諸表に表れないリスクの発見
・長期的な成長
・顧客からの要請
・優れた経営の表れ
・バリュエーションとの関係など。
おそらく来年の一つのテーマとなろうか。
それにしても日本でのESG概念の遅れは気にかかる。
これが東電やオリンパのような企業が許されてきた土壌でもあろうか。
「チョッと待て、株買う前にESG」などの標語が必要かも知れない。
記すのが4年早すぎたという気がする。
因みに野村投信の「日本企業価値向上ファンド」は1000億円以上の募集観測。
設定上限1500億円だから結構集まっている。
「株に直接来ないなら投信で」の方向は依然として変わらない。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
FFRI(3692)・・・動兆
FFRIに注目する。
同社はインターネット上の標的型攻撃対策ソフトが中核。
「日本発、サイバーセキュリティをリードする専門家集団」。
個人向けセキュリティー対策ソフト「FFRIプロアクティブセキュリティ」の販売開始。
業績は好調。
(5840円)
4月03日 相場展望
【オープニングコメント】
3日の日経平均株価は、週末控えで買い一巡後はもみ合うと思われる、こう着ながらも底堅さが意識される相場展開になりそうだ。
日経平均予想レンジは、19250-19550円のレンジを想定。
今月12日の統一地方選の投開票の前まで材料株物色が続くと見ている。
主要外国証券経由の注文動向は、売り730万株、買い580万株で、差し引き150万株の売り越し。売り越しは2営業日連続。金額も売り越し。
売りセクターに、通信、機械、金属、情報通信、電機、輸送用機器、ガラス土石、建設、商社など。
買いセクターに、小売、サービス、電機、その他製品、食品、銀行、保険、薬品、自動車など。
【NY概況】
2日のNYダウ平均は65.06ドル高の17763.24、ナスダックは6.71ポイント高の4886.94で取引を終了。発表された週間新規失業保険申請件数が約15年ぶりの低水準となったことで、3月雇用統計への期待が高まり買いが先行、2月製造業受注が前月から上昇したことも好感された。ただ連休を前に手控える向きも多く、その後は小動きとなった。セクター別では、メディアや小売が上昇する一方で運輸やソフトウェア・サービスが下落した。
2日のシカゴ日経平均先物は反発。6月物は前日比160円高の1万9345円で引け、2日の大取終値を5円下回った。市場予想に反して前週から減った週間の米失業保険申請件数が米雇用情勢の改善を連想させ、米株とともに買われた。6月物は一時1万9445円まで上げた。
シカゴ日経225先物(ドル建て) 19385 ( +35 )
シカゴ日経225先物(円建て) 19345 ( -5 )
( )は大取終値比
【予定】
なぎさ■国内(3日)
《決算発表》
暁飯島、トシンG、KTK、あさひ、大有機、川口化、岡野バル、ジンズメイト、小津産業、ハイデ日高、ウィズ、オンワードHD、ヤマトインタ、タカキュー、トーセイ、セキド
■海外(3日)
中国3月HSBCサービス業PMI(10:45)
トルコ3月消費者物価(16:00)
米3月雇用統計(21:30)
休場:聖金曜日で米・英・香港はじめ多くの市場が休場
※記載された予定は、予告なく変更される可能性があります
4月02日 相場概況
日経平均大引け3日ぶり反発。過熱感薄らぎ押し目買い広がる |
過去のマーケット動画はこちら
【大引け概況】
2日の日経平均株価は3日ぶり大幅反発し、前日比277円95銭高の1万9312円79銭で終えた。最近の相場下落で短期的な過熱感が薄らぎ、押し目買いや自律反発を狙った買いが入った。
また、日本郵政が発表した中期経営計画で、傘下のゆうちょ銀行が今後、外国債券や株式などリスク資産への投資を積み増す計画であることが判明、全体相場のセンチメント改善につながった。テクニカル分析面では、日経平均が前日に下回った25日移動平均を、きょうは朝方から上回って推移したことも投資家心理の改善につながったという。
取引時間中に上げ幅が400円に迫る場面もあったが、大引けにかけてやや伸び悩んだ。
JPX日経インデックス400は3日ぶりに反発。終値は前日比236.20ポイント高の1万4126.63だった。東証株価指数(TOPIX)も3日ぶりに反発し、25.18ポイント高の1554.17で終えた。
東証1部の売買代金は概算で2兆7909億円。売買高は23億8772万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は全体の81%にあたる1535、値下がりは247、変わらずは95だった。
トヨタや三菱UFJが上昇。キヤノン、OLCも買われた。レナウンが大幅高となったほか、タカラレーベンも高い。半面、任天堂、オリンパス、JVCKWは下落。粗鋼生産の抑制方針が伝わった新日鉄住金も下げた。
東証2部株価指数は反発した。TBグループがストップ高、丸和運機関や日本ビューホが上げ、ラオックス、朝日インテク、イムラ封筒、SFJが下げた。
日経ジャスダック平均株価は反発した。大引けは前日比8円52銭高の2464円40銭だった。日経平均株価が大幅反発したことで投資家心理が改善し、新興株にも買いが入った。
ジャスダック市場の売買代金は概算で509億円と、昨年10月30日以来約5カ月ぶりの低水準だった。売買高は1億1507万株。
個別銘柄では、倉元、ユビテック、ソフトフロン、イマジニア、いちごHDなどが上昇した。一方、ガンホー、クルーズやプロルートも下落した。
東証マザーズ指数は反発した。大引けは前日比3.30ポイント高の876.41だった。無料対話アプリのLINE(東京・渋谷)が株式の新規上場手続きを再申請したと伝わったことで、東証マザーズ市場では関連銘柄が買われた。
アドウェイズ、ネットイヤー、メディア工房がストップ高、動物高度医療やミクシィが上昇した。sMedioなど直近上場銘柄の一角に見直し買いが入った。サイジニアやショーケース、モバファクは下落した。
【指標一覧】
終値 |
|
|
日経平均株価 |
19,312.79 |
277.95 |
日経平均先物 |
19,350.00 |
230.00 |
TOPIX |
1,554.17 |
25.18 |
TOPIX先物 |
1,560.00 |
26.00 |
東証2部指数 |
4,687.35 |
16.53 |
JASDAQ |
2,464.40 |
8.52 |
マザーズ |
876.41 |
3.30 |
出来高 |
|
|
東証1部 |
2387720 |
2790996 |
東証2部 |
138050 |
21384 |
4月02日 相場概況(前場)
日経平均前引け、反発 241円高の1万9275円。押し目買い意欲高まり |
【前引け概況】
■日経平均株価 19,275.98(+241.14)
■東証1部出来高 11.13億株
■東証1部売買代金 1.23兆円
■日経平均先物 19,290(+170)
■TOPIX 1,549.98(+20.99)
■騰落 上昇1,411/下落341
■日経JQ 2,462.90(+7.02)
----------------------------------------
日経平均株価は大幅反発、前日比241円14銭高の1万9275円98銭で午前の取引を終えた。
前日の米国株式市場は下落したものの、最近の下落で短期的な過熱感が薄らぎ自律反発狙いの動きが優勢となり、買い先行でスタート。また、ゆうちょ銀行の株式投資拡大期待、明日の投信設定に向けた需給思惑なども支援材料となり、上げ幅を拡大。一時19300円台を回復する場面も見られました。そのまま堅調に推移した。
業種別では、ほぼ全ての業種が値上がりした。値上がり上位は、ゴム製品、陸運業、その他金融業。一方、値下がりしたのは、空運業、鉄鋼、鉱業のみ。
東証株価指数(TOPIX)も3日ぶりに反発した。
株式上場を目指す日本郵政は1日、傘下のゆうちょ銀行が外国債券や株式への投資を積み増す方針を示した。需給面で日本株を支える要因になるとの連想が浮上。押し目買いを促すきっかけとなり、日経平均の上げ幅は300円近くまで拡大する場面があった。
2日付の日本経済新聞朝刊は「無料対話アプリのLINE(東京・渋谷)が東京証券取引所に株式の新規上場手続きを再申請したことが分かった」と報じた。注目企業の上場がIT(情報技術)銘柄へ関心が高まるきっかけになるとの思惑を誘い、個人を中心とした投資家心理を強気に傾けた。2日午前は関連銘柄とされるエイチームなどの値上がりが目立った。
東証2部株価指数は反発。Oakや三社電機が上げ、ラオックスと象印が下げた
日経ジャスダック平均は前日比7円3銭高の2462円91銭と反発。
個別銘柄ではソフトフロントがストップ高。ユビテック、日本創発Gは一時ストップ高と値を飛ばし、イマジニア、アクシーズ、GMO−APも買われた。半面、プロルート、日出版貿、ジェイテックは売られた。
東証マザーズ指数は反発。前引けは前日比2.66ポイント高い875.77だった。動物高度医療やsMedio、プラッツが上昇。半面、ショーケースやモバファク、サイジニアは下落した。
4月02日 相場概況
日経平均3日ぶり反発。過熱感が後退、先物で買い先行 |
【寄り付き概況】
■日経平均株価 19,249.42(+214.58)
■日経平均先物 19,270(+150)
■TOPIX先物 1,551.50(+17.50)
■騰落 上昇1,310/下落406
■日経JQ 2,458.16(+2.28)
■マザーズ指数 879.62(+6.51)
日経平均株価は、19249.42円(前日比+214.58円)で推移。
午前10時現在の東証1部の値上がり銘柄数は1310、値下がり銘柄数は406、変わらずは161銘柄だった。業種別では33業種中、空運、鉄鋼を除き高い。値下がり上位に保険、その他金融、銀行、陸運、ゴム製品、不動産など。
1日の米国株式市場は下落したものの、直近の調整による自律反発狙いの動きが優勢となり、日経平均は買い先行でスタート。また、市場では「前日にゆうちょ銀行が向こう3年で外国債券や株式などリスク資産への投資を14兆円積み増す計画を示したことが買い安心感につながっている」との指摘が聞かれた。寄り付き後の日経平均は上げ幅を拡大している。
また、2日付の日本経済新聞朝刊で「無料対話アプリのLINE(東京・渋谷)が東京証券取引所に株式の新規上場手続きを再申請したことが分かった」と報じた。上場が実現すればIT(情報技術)銘柄への関心が高まるきっかけになるとして、エイチームなど関連銘柄が上昇。個人などの投資家心理を強気に傾けた。
売買代金上位では、トヨタ(7203)、三菱UFJ(8306)、レナウン(3606)、OLC(4661)、三井住友FG(8316)などが上昇する一方、オリンパス(7733)、JAL(9201)、デンソー(6902)、新日鉄住金(5401)、任天堂(7974)などが下落している。
225先物は、アムロ・シティ・松井・JP・ニューエッジ・楽天・ドイツが買い越し。
GS・大和・モルスタ・岡三・野村・バークレイズ・みずほ・メリルが売り越し。
TOPIX先物は野村・大和・UBSが買い越し。
みずほ・アムロ・バークレイス・GSが売り越し。
外資系等は日新薬(4516)、マブチ(6592)、しまむら(8227)、東ソー(4042)、浜ホト(6965)、MS&AD(8725)、特殊陶(5334)、NTT都市(8933)に注目。
テクニカル的にはエスクリ(2196)、Vコマース(2401)、ゲンキー(2772)、A&AM(5391)、アマノ(6436)、盟和産業(7284)が動兆。
【レーティング情報】
【格上げ】
◎マッコーリー証券
・ニコン(東1:7731)―投資判断 Neutral→OP、目標株価 1700→2050円
【目標株価引き上げ】
◎野村証券
・東ソー(東1:4042)―投資判断 Buy継続、目標株価 580→740円
【目標株価引き下げ】
◎三菱UFJモルガン・スタンレー証券
・東芝(東1:6502)―投資判断 Neutral継続、目標株価 500→480円
◎野村証券
・ホトニクス(東1:6965)―投資判断 Buy継続、目標株価 7700→5000円
◎大和証券キャピタル・マーケッツ
・いすゞ(東1:7202)―投資判断 1継続、目標株価 1900→1850円
<兜町カタリスト>
「ミュータント」
ホンダのS660に注文殺到で納車まで3ヶ月待ち。
サントリーのレモンジーナが発売2日で注文が想定を越えて一時販売中止。
ホテルは、安いアジア層よりも単価の高い国内向けをターゲットに稼働率低下も需要。
デイズニーランドは過去最高の入場者を更新。
局部的な動向に過ぎないが、要は欲しいものを提供すれば売れるという現実。
逆に言えば、欲しいものを提供できていないから景気が悪いとも言える。
業績は人や世間のせいではなく、商品やサービスを提供できない企業の責任。
そう考えた方がスッキリ感。
決算短信では冒頭の決まり文句で「世界経済は」とか「わが国の景気は」とかが登場。
そうでなくて、まずは「今期の当社は」の方がこれもスッキリする。
一方で5日続落のトヨタ。
日経では、北米の不振を払拭するために秋に発売するセダンはマツダのデミオ。
顔を少しだけトヨタ風にしたものだという。
他社の力を借りて若者層を取り込もうという努力はすさまじい。
ただ「デザインの退屈さ」での不人気は、拭い難いもの。
長期的には、マツダに軍配があがるのだろうか。
このごろ市場で起きている不思議なこと。
一つは裁定買い残と日経平均の相関度の低下だろう。
先週の裁定買い残は801億円の増加で3兆1993億円。
この間の日経平均は272円の下落だった。
月曜高値からの下落幅は約500円。
裁定解消売りではなかったということになる。
しかも3兆円台前半水準で足踏みしているのに日経平均は一時2万円手前まで上昇。
裁定の積み上げで指数が上昇した訳でもなく、裁定解消で指数が下落した訳でもない。
別のファクターでの上下変動ということになる。
もう一つは幾度も指摘されるが、レバレッジETFの活躍であろう。
昨日の日経レバ(1570)の売買代金は3300億円余り。
現物トップのトヨタが912億円だからその3倍。
先週27日の日経レバの売買代金も3000億円を越えていた。
因みに昨日の東証1部の売買代金は2兆9785億円。
その1割以上の売買を1570はしていたことになる。
30分ごとに先物のトレンドが変わるのはこいつのせいではなかろうか。
まるでミュータント(変化した生物)のような存在と化した印象。
因みに日本のETFの時価総額は約11兆円(209本)。
2011年末から4倍になった。
とはいえ世界のETF時価総額は約334兆円。
しかもそのうち7割は北米市場。
日本はまだ世界の3%に過ぎない。
ということはこのミュータントはまだまだ成長する可能性大ということになる。
日経平均の25日線は19158円でマイナス0.65%カイ離。
ピークは3月23日の4.73%のプラスカイ離だった。
75日線は18086円で5.25%のプラスカイ離。
ピークは23日の10.15%のプラスカイ離。
200日線は16680円で14.11%のプラスカイ離。
ピークは同様に23日の19.53%のプラスカイ離。
騰落レシオは96.03%。
ピークは2月26日の141.42%だった。
勝手雲の下限は18992円、上限は19251円。
このハザマで揺れていたのが昨日だった。
「さくら待ち、さくら満開そして散る」のが自然の摂理。
しかしマーケットは「さくら待ち、さくら咲かずにそして散る」気配。
これだけは勘弁して欲しいもの。
知人からのメール。
「ウイルスバスターをアインストールして、
『FFRIプロアクティブ セキュリティ』に切り替えました。
早さがまったく違います。とても気持ちがいいです」。
同時に「感覚的に空売り比率が35%以上になると、日経平均株価は反転する傾向。
昨日の空売り比率は36.1%」。
なるほど・・・。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
ザインエレ(6769)・・・動兆
ザインエレクトロニクスに注目する。
同社は画像伝送半導体等が中核。
中国のスマホカメラや車載用電子ミラーなどが拡大基調。
監視カメラ向けに高解像度画像データを安定して伝送可能なシステムに期待感。
4月02日 相場展望
【オープニングコメント】
2日の日経平均株価は、弱含みの展開でレンジ内の動きを予想。
日経平均株価予想レンジ19000-19250円のレンジを想定する。
テクニカル的には、支持線である25日移動平均線(19,168円前後)割れを懸念されていた、昨日それが現実となった。本格的な調整期間入りかどうかを見極めたい。
主要外国証券経由の注文動向は、売り1130万株、買い910万株で、差し引き220万株の売り越し。売り越しは3営業日ぶり。金額も売り越し。
売りセクターに、不動産、電機、精密、ゴム、機械、食品、情報通信、輸送用機器、薬品、小売、その他製品など。
買いセクターに、REIT、自動車、情報通信、小売、サービス、ゴム、化学、金属、電機、銀行、食品、機械、保険など。
【NY概況】
1日のNYダウ平均は77.94ドル安の17698.18、ナスダックは20.66ポイント安の4880.23で取引を終了。朝方、3月ADP雇用統計が市場予想を下回ったことから、週末に発表される雇用統計への警戒感が広がり、売りが先行、終日軟調推移となった。セクター別では、電気通信サービスや食品・飲料・タバコが上昇する一方で自動車・自動車部品や医薬品・バイオテクノロジーが下落した。
シカゴ日経平均先物は小幅続落した。6月物は前日比35円安の1万9185円で引けた。1日の大取終値を65円上回った。米国の雇用や製造業の景気指標の低迷を受け、米株とともに売られた。
シカゴ日経225先物(ドル建て) 19220 ( +100 )
シカゴ日経225先物(円建て) 19185 ( +65 )
( )は大取終値比
【予定】
■国内(2日)
3月マネタリーベース(8:50)
3月短観企業物価見通し(8:50)
10年国債入札
《決算発表》
キユーピー、7&iHD、平和堂、カネコ種、エスプール、ダイユーエイト、シーズメン、ワンダーCO.、ナガイレーベ、西松屋チェ
■海外(2日)
豪3月TDセキュリティーズインフレ(8:30)
豪2月貿易収支(9:30)
3月4〜5日開催のECB理事会議事要旨
米2月貿易収支(21:30)
米2月製造業受注指数(23:00)
イエレン米FRB議長講演
休場:フィリピン、メキシコ、インド
※記載された予定は、予告なく変更される可能性があります
4月01日 相場概況
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【大引け概況】
1日の日経平均株価は続落した。終値は前日比172円15銭安の1万9034円84銭と、3月12日以来約3週間ぶりの安値だった。
一時は下げ幅が270円を超え、1万9000円の節目を割り込んだ。
前日の欧米株安や、3月の日銀企業短期経済観測調査(短観)の伸び悩みを受け、主力株に利益確定売りが出た。金融機関から益出し目的の売りが出たとみられることも相場を押し下げた。
ただ、1万9000円割れの水準では売り方による買い戻しや個人投資家の押し目買いが入ったほか、日銀による上場投資信託(ETF)買いの思惑も浮上して、日経平均は下げ渋る場面もあった。
日経平均がチャート上の節目であるで25日移動平均を約2カ月ぶりに下回り、売りが加速した面もある。
日経平均は下げ渋る場面も散見されたが、市場では下げが一服したとみた売り方の買い戻しの域を出なかったとの声が多い。戻り高値圏では金融機関による売りに押し戻され、上値は重かった。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はともに続落した。
東証1部の売買代金は概算で2兆9765億円と、3月13日以来の高水準。売買高は25億1031万株。東証1部の値下がり銘柄数は1353と全体の7割を超えた。値上がりは415、変わらずは108だった。
業種別では、非鉄金属、ガラス・土石製品、医薬品が下落率上位だった。一方、パルプ・紙、不動産業、倉庫・運輸関連業が上昇率上位だった。
個別では、トヨタ、ソフトバンク、京セラ、エーザイなど。一方、一方、三菱UFJ、OLC、ファーストリ、ソニーが堅調だった。また、江守グループH、インプレスH、ユニオンツールなどが東証1部上昇率上位となった。
東証2部株価指数は3日ぶり反落した。 栄光HD、ブルボン、朝日インテク、コメ兵、指月電が下落した。半面、象印やエルミック、三社電機、自重堂、はごろもは上昇した。
日経ジャスダック平均株価も3営業日ぶりに反落した。大引けは前日比1円70銭安の2455円88銭だった。
このところ堅調に推移していたゲーム関連株に利益を確定するための売りが出た。
ジャスダック市場の売買代金は概算で658億円、売買高は1億5901万株。
個別銘柄では、アストマックスがストップ安で引けガンホーやプロルート、ハーモニックなどが下落した。一方、倉元がストップ高で引け、ウェッジHD、シンデンハイテク、免疫生物研究所、マルマンは上昇した。
東証マザーズ指数は4営業日ぶりに反落。大引けは前日比6.36ポイント安の873.11だった。 BEENOS、Aiming、ITbook、MCJなどが下落した。一方、ショーケースTV、動物高度医療、大泉製、プラッツがストップ高で引け、U−NEXT、FESCO、ACCESSなどが上昇した。
【指標一覧】
終値 |
|
|
日経平均株価 |
19,034.84 |
-172.15 |
日経平均先物 |
19,120.00 |
-110 |
TOPIX |
1,528.99 |
-14.12 |
TOPIX先物 |
1,534.00 |
-9.50 |
東証2部指数 |
4,670.82 |
-18.58 |
JASDAQ |
2,455.88 |
-1.70 |
マザーズ |
873.11 |
-6.36 |
出来高 |
|
|
東証1部 |
2510310 |
2976506 |
東証2部 |
125170 |
27025 |
「推論」
株式相場は推理の世界でもある。
その昔個別銘柄の手口から類推して「誰が買っている、売っている」を判断基準とした。
いわゆる需給からの演繹。
丸荘証券とか黒川木徳とか、それぞれの手口からの類推は結構頻繁だった。
今はそれは不可能。
せいぜい先物手口で海外商品先物業者の動向を考えるくらいしか出来なくなってしまった。
コロさんも指摘しているが印象に残ったのは昨日の松井証券経由の信用評価損率速報。
売り方マイナス12.377%(前日マイナス12.715%)。
買い方マイナス5.225%(前日マイナス5.527%)。
日経平均の大幅安で売り方評価損減少は理解できる
ただ買い方も評価損は改善。
となると、大型主力中心の信用残ではなく中小型新興市場が多いのだろう。
因みに昨日のマザーズ指数は1.46%高と高値引け。
3日続伸と4月受渡しとなってから上昇継続。
昨日のラジオNIKKEI「株とびら」への書き込み。
↓
☆仙台のザ・マネースペシャルセミナー、
とても内容が濃く大宮から新幹線でわざわざ行った甲斐がありました。
次回の沖縄セミナーはさすがに無理ですが、
日帰りで行ける範囲であば、また参加したいです。
☆ファナックさんが株主との対話窓口となる部署を
4月1日に新設するという話がでましたね。
4月1日ということで今日はエイプリルフールです。
なーんて言うことが無ければいいですが(笑)
ファナック・三菱重工、日立などがROEを経営目標に掲げるなど
日本企業も変わってきましたね。
このような動きが広がっていけばいいと思っています。
☆こんにちは、また遠のきましたね、櫻井さん、内田さん。
まるで2万円キャンペーン企画をあざ笑うかのようです(笑)
20名様に宿泊券、80万円相当は太っ腹です。行きたいです。
☆桜の花は、花芽を作ると休眠ホルモンが出て休眠に入り、
一定の寒さを経て暖かくなってくるとその休眠が解かれることで開花をするんだとか。
そんなことを考えていたら、ふと思い浮かんだのはバイオ株。
ひと頃フライング気味の狂い咲きをした時期もありましたが、
まだまだ休眠中、ここは開花のきっかけをじっくり待つ時期なのかも知れませんね。
☆桜井さん来週金沢新幹線初乗車ですか?
福井さんにチケット取って貰ったやつじゃないですか??
名古屋人はなかなか使い途がないので羨ましい…
北浜先生、桜井さんの為なら福井さんなんでもするんだね…て妬いてましたよw
☆今週の週刊スパに桜井さんの記事がありますね。
今週の週刊スパ、記事構成が面白いですね。
年収800万で苦しい生活をしている人の記事の次のページで、
そんなに年収がなさそうなのに、投資で何億も稼いでいるという記事があって、
そのコンストラクトがいいですね。
やっぱり、ピケティのいうR〉Gって、本当にあるんですね。
4月01日 相場概況
日経平均前引け、続落 一時1万9000円割れ、日銀短観や米株安が重荷 |
【前引け概況】
■日経平均株価 19,035.63(-171.36)
■東証1部出来高 12.64億株
■東証1部売買代金 1.45兆円
■日経平均先物 19,080(-150)
■TOPIX 1,526.37(-16.74)
■騰落 上昇328/下落1,435
■日経JQ 2,448.53(-9.05)
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日経平均株価は続落。3月31日の米国株式市場が大幅に下落したことに加え、寄り付き前に発表された3月日銀短観が予想を下回ったことを受けて、売り先行でスタート。その後は、支持線として意識されていた25日線を割り込んだことも利食い売りを強める要因となり、円上昇とともに先物主導で売られ、下げ幅を拡大。一時19000円を割り込む場面があった。最近上昇が目立っていた医薬品や食品、小売株などに利益確定目的の売りを膨らませたという。
個別ではレナウンが利食われ、アコム、gumiも大幅安。安川電機、ABCマートも売られた。半面、インプレスがストップ高、ユニオンツールも急伸した。日駐、タカラレーベンも買われた。
業種別では、ほとんどの業種が値下がりした。値下がり上位は、医薬品、非鉄金属、金属製品。一方、値上がり上位は、パルプ・紙、保険業、倉庫運輸関連。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は続落した。
東証2部株価指数は反落した。朝日インテクやコメ兵、指月電が下落した。半面、象印やエルミック、三社電機は上昇した。
日経ジャスダック平均株価は反落した。前引けは前日比9円05銭安の2448円53銭だった。日経平均株価が一時1万9000円を割り込むなど軟調に推移したことで、投資家心理が悪化し、新興市場でも売りが広がった。前日に上げが目立ったゲーム関連株が安い。
ジャスダック市場の売買代金は概算で428億円、売買高は1億571万株。アストマックス、ガンホー、プロルート、クルーズは下落した。一方、夢みつけ隊や免疫生物研、シンデンハイテク、マルマンは上昇した。
東証マザーズ指数は反落。前引けは前日比7.59ポイント安の871.88だった。ミクシィやAiming、シリコンスタ、BEENOSが下落。半面、ショーケースやサイジニア、モバファク、U−NEXTが上昇した。
4月01日 相場概況
日経平均 下げ幅拡大で19000円割れ。日銀短観が市場予想下回る |
【寄り付き概況】
■日経平均株価 18,970.70(-236.29)
■日経平均先物 18,980(-240)
■TOPIX先物 1,523.50(-18.50)
■騰落 上昇260/下落1,526
■日経JQ 2,448.94(-8.64)
■マザーズ指数 872.20(-7.27)
午前10時現在の東証1部の値上がり銘柄数は260、値下がり銘柄数は1526、変わらずは90銘柄だった。業種別では33業種中、紙パルプ、海運、不動産を除き安い。半面、値下がりは医薬品、化学、その他金融、非鉄、小売、ガラス土石など。
日経平均株価は前日比200円を超える下落幅となり、1万9000円の大台を割り込んでいる。寄り付き前に発表された日銀短観で、大企業製造業 ・業況判断DIがプラス12と、事前予想のプラス14を下回ったことなどが嫌気され、自動車、医薬品、化学、非鉄金属をはじめ、ほぼ全面安商状となっている。
個別銘柄ではエーザイやソフトバンク、花王など値がさ株が安い。一方、ファストリのほか、住友不や三井不など不動産株が堅調。
日銀が1日発表した3月の全国企業短期経済観測調査(短観)によると、企業の景況感を示す業況判断指数(DI)は大企業製造業がプラス12だった。前回12月調査のプラス12から横ばいだった。3カ月後の先行きについては、大企業製造業がプラス10と小幅に悪化する見通し。市場予想の中央値はプラス16だった。
225先物は、SBI・モルスタ・松井・GMO・クレディ・シティが買い越し。
アムロ・みずほ・UBS・マネ・大和・GS・日興・ニューエッジが売り越し。
TOPIX先物はGS・モルスタ・SBI・ナティクス・みずほが買い越し。
ニューエッジ・三菱・クレディ・野村が売り越し。
外資系等は、東急建設(1720)、ファーストエコ(9514)、進和(7607)、サンゲツ(8130)、ダキキョウニシカワ(4246)、丸井(8252)、富士重工(7270)、アルプス(6770)、山九(9065)、大成建(1801)、日光電(6849)、オリンパ(7722)に注目。
テクニカル的には、ホウスイ(1252)、アイケイケイ(2198)、ディップ(2379)、一休(2450)、キューピー(2809)、エイチーム(3662)、エイチーム(3662)、東ソー(4042)、ADEKA(4401)、TOTO(5332)、DMG森(6141)、竹内(6432)、NTN(6472)、イトーキ(7972)、アコム(8572)、キューソ流通(9511)、沖縄電(9533)、東邦ガス(9533)、L&M(2170)、日ハム(2282)、日東網(3524)、ザ・パック(3950)、ミルボン(4919)、サクサ(6675)、ルック(8029)、東天紅(8181)、タキヒー(9982)が動兆。
【レーティング情報】
【目標株価引き上げ】
◆ゴールドマン・サックス証券
・花王(東1:4452)―投資判断 中立継続、目標株価 4800→5350円
◆三菱UFJモルガン・スタンレー証券
・富士通(東1:6702)―投資判断 Neutral継続、目標株価 770→860円
【目標株価引き下げ】
◆JPモルガン証券
・いすゞ(東1:7202)―投資判断 Over継続、目標株価 2000→1900円
<兜町カタリスト>
「スタートライン」
アジア投資銀行(AIIB)に入らない日本とアメリカの株下落。
昨日は上海もイギリスも下落だったからそんな解釈はないが首肯できなくはない。
ルー米財務長官のコメント。
「高いガバナンス基準が確保され、既存機関の補完となり得るかぎり
歓迎する用意がある」。
所詮アメリカが入らないことで、評価や格付けは低いだろうという傲慢チックさ満載。
でも、アメリカの得意なモンローチックな動きが受容されるのかどうか。
中国抜きのTPPと中国中華のアジア経済圏指向。
まさに「同盟漂流」といったところ。
米国の属国化した日本という構図だけは、見ていて滑稽さすら感じる。
ここは金融三国志の幕開けなのかも知れない。
コルレス銀行は中国銀行になる可能性大。
基軸通貨としてのドルとユーロの争いが南欧の停滞を招いたようなのが歴史。
ここに人民元基軸通貨構想なんてものが登場するとさらにややこしくなる。
まさに通貨三国志。
片田舎の通貨の円にとっては無縁の世界だろうが・・・。
いずれにしても平成26年度は終了した。
日経1面では「株、9年ぶり上昇幅」の見出し。
1年間の上昇幅は4379円で2005年以来9年ぶりの上げ幅。
外国人投資家による日本株買い越し額は2.6兆円と大したことはなかった。
メガバンク5行と大手生保4社の株式含み益は18.1兆円で増加率は8割。
事業法人の含み益は5割増加の約20兆円で過去最高。
まさに「空恐ろしさから豊かさ」は実現した。
問題は1年後の2016年3月。
「あなたが変える」が「あなたが買える」になっているのかどうか。
あるいは「稼ぐ」が実践できたかどうか。
そのスタートは今日でもある。
また昨年度の売買代金トップは「日経レバ(1570)」で22.8兆円。
前々年比10.5兆円の増加となった。
ソフトバンクが18兆円、トヨタの14兆円を回って前々年の4位からトップ。
昨日の売買代金でも2200億円と圧倒的存在感。
2位のトヨタが871億円、3位のOLC636億円、4位ソフトバンクが577億円。
上か下かの丁半を宛てるバクチックな存在にも見えてくる。
しかしこの動きは「尾が犬を動かす」になって指数寄与度の高い銘柄の株価を左右している。
判断する材料が少ないだけに、市場の大衆化と言う点では投資しやすいのかも知れない。
バイナリーオプションなんて上下博打をやっていたFX層には受けいられやすいのだろう。
本来は大局観が求められる世界が極地戦の様相。
市場がつまらなくなってくるような気もする。
「所詮儲かるのならツ−ルはなんでも良い」の世界になってきている。
3月期末の日経平均は過去10年6勝4敗だった。
昨日の1敗で6勝5敗。
3年連続のプラスは残念ながら消えた。
一方で米S&P500の第2四半期の最初の取引日は過去20年16勝4敗。
今夜に期待というところだろうか。
3月日銀短観の大企業製造業足元DIの予測中央値はプラス14。
12月短観のプラス12から2ポイントの改善が見込まれている。
先行きはさらに2ポイント改善する見通し。
「もし弱ければ追加緩和への期待」という何でも欲しがりの声も聞かれる。
15年度の設備投資計画は、大企業全産業で前年度比0.5%増の見通し。
期初計画としては昨年同時期をやや上回るプラス幅のスタートとなる見通し。
結果は大企業製造業足元DIプラス12で着地。
先行きはプラス10。
大企業設備投資はマイナス1.2。
非製造業はプラス19(市場予想はプラス17)。
これを受けてマイナススタート。
追加金融緩和に声が高まるのだろうか。
日銀金融政策決定会合は7日〜8日だが・・・。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
ニトリ(9843)・・・動兆
ニトリに注目する。
同社は家具インテリア大手。
業績は好調で28期連続の増収増益。
29期連続と連続増配への期待感。
今月の日経朝刊「私の履歴書銘柄」でもある。
(8130円)
4月01日 相場展望
【オープニングコメント】
1日の日経平均株価は、弱含みの展開か。
日経平均予想レンジは、19000-19450円のレンジを想定。
米株安は嫌気されそうだが、名実ともに新年度相場入りとなることから、年金資金流入への期待もあり、強弱感が対立しそうである。
マザーズ指数は25日線を上に抜け、下落トレンドを脱しつつある動きとなっており、目先は中小型株の選好が強まると予想する。
主要外国証券経由の注文動向は、売り980万株、買い1160万株で、差し引き180万株の買い越し。買い越しは2営業日連続。金額も買い越し。
売りセクターに、小売、商社、電機、空運、輸送用機器、銀行、情報通信、繊維、建設、保険、陸運など。
買いセクターに、空運、サービス、電力、不動産、化学、ゴム、自動車、輸送用機器、商社、小売、薬品、情報通信、機械など。
【NY概況】
3月31日のNYダウは200.19ドル安の17776.12、ナスダックは46.56ポイント安の4900.88で取引を終了。前日の株価の急騰から利益確定の売りが先行。週後半に主要経済指標の発表が控えていることあり手控える向きも多く、終日軟調推移となった。セクター別では、自動車・自動車部品を除いて全面安となっており、特に医薬品・バイオテクノロジーや半導体・半導体製造装置の下落が目立った。
31日のシカゴ日経平均先物は反落。6月物は前日比370円安の1万9220円で終え、同日の大阪取引所の清算値を10円上回った。原油安などを背景に米株が売られ、日本株先物にも売りが及んだ。月末の利益確定の売りも出たもよう。
シカゴ日経225先物(ドル建て) 19265 ( +35 )
シカゴ日経225先物(円建て) 19220 ( -10 )
( )は大取終値比
【予定】
■国内(1日)
3月調査日銀短観(8:50)
3月マークイット製造業PMI確報値(10:35)
3月新車販売台数(14:00)
法人税の実効税率引下げ
軽自動車税引上げ
「電力広域的運営推進機関」設立
《決算発表》
クラウディア、日フイルコン
■海外(1日)
タイ3月消費者物価
韓国3月消費者物価・貿易収支(8:00、9:00)
中国3月製造業PMI(10:00)
インドネシア3月消費者物価(13:00)
独・仏・ユーロ圏3月製造業PMI確報値(16:50〜17:00)
ブラジル2月鉱工業生産(21:00)
米3月ADP雇用統計(21:15)
米3月マークイット製造業PMI(22:45)
米3月ISM製造業景況指数(23:00)
米3月新車販売台数
ブラジル3月貿易収支(2日3:00)
NY国際自動車ショー(〜12日)
米決算:モンサント
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