
<30日の株式市況>
30日の日経平均株価は7日ぶりに反落。終値は14632.38円の前日比49.34円安。
東証1部の騰落銘柄数は、値上がり815/値下がり834とほぼ均衡。
高値更新が続くミクシィは値幅取り狙いの短期資金が流入。「政府が原賠法見直しに着手」と報じられたことで東電は後場に急騰した。
大引けを基準としてMSCIに新規採用される名鉄にも思惑買いが入った。
ファストリやファナックなどの値がさ株、相場下落を受けて野村HDが10営業日ぶりに下落した。
売買代金は2兆3747億円と17営業日ぶりに2兆円を突破。
大引けで5000億円超の売買が成立しており、MSCI絡みの売買といった特殊要因を指摘する声が。
ゲーム関連、バイオ関連などが値を飛ばした。
来週は緩やかな上昇基調が続く展開となりそうだ。市場エネルギーは徐々に回復基調。
株式相場の底入れムードが広がっている。
国内市場では経済指標や決算発表で目立ったものがないだけに、外部環境に左右されそうだ。
中国5月非製造業PMIや中国HSBC製造業PMI確報値、米5月雇用統計辺りが注目材料となる。
指標の改善で日経平均は4月4日以来の15000円台回復も期待される。
チャート的にも、26日に75日移動平均線を突破したことに続いて、28日には終値で200日線を回復し、中期的に好転の兆しを見せている。14600円台にある200日線から上放れる動きになるかという点にも注目したい。
<30日の株式展望>
本日の株式市場は底堅い展開。
日経平均株価の予想レンジは、14600円−14800円。
4月の全国消費者物価指数(CPI)は前年同月比3.2%上昇と1991年2月以来の高い水準。
有効求人倍率の上昇、消費支出の減少、鉱工業生産指数の低下などが発表された。
消費増税の影響が注目されたが、おおむね市場予想の範囲との声が多かった。
良好な外部環境や地合いの底堅さなどから、予想の範囲で相場への影響は限定的。
前日経平均は6日続伸で、週末なので利益確定売りが出ても不思議ではない水準にあるが、
月末を迎えて機関投資家によるドレッシング買いも期待される。
29日の米国株式市場は反発。
米国市場は主要3指数ともに反発。
米国の1〜3月期GDP改定値が予想を上回るマイナスとなったものの、雇用指標の改善が好感される。
また、GDPのマイナスは一時的で、4〜6月期にはプラス成長になるとの楽観的な見通しも安心感につながった。
NYダウは、65.56ドル高の16698.74ドルで終了
NASDAQは、2.87ポイント高の4247.95ポイント。
S&P500は、10.25ポイント高の19230.03ポイントで終了
円建てCME225先物45円高の14735円、ドル建ては50円高の14740円で終えた。
非公式外資系動向
売り950万株
買い1200万株
差し引き250万株の買い越し。
金額ベースは買い越し。
米国系は買い越し、欧州系は売り越し。
売りは不動産、電機、電力、ガス、小売、商社など
買いは機械、情報通信、陸運など
売り買い交錯は銀行、サービス、証券、化学など
チャート的に
省電舎(1711)、ライト工(1926)、ミクシィ(2121)、
タケエイ(2151)、ウェッジHD(2388)、イメージワン(2667)、
ミタチ(3321)、テリロジー(3356)、菊池製作(3444)、
モブキャスト(3664)、オルトプラス(3672)、システム情報(3677)、
DLE(3686)、APLIX(3727)、アイフリーク(3845)、
昭電工(4004)、フジHD(4676)、有沢製(5208)、
東特線(5807)、、エスクローA(6093)、TOWA(6315)、安川電(6506)、
エスケーエレ(6677)、JDI(6740)、シャープ(6753)、
アルチザ(6778)、アビックス(7836)、SE H&I(9478)、カプコン(9697)などが妙味。
<29日の株式市況>
29日の日経平均株価は小幅高、今年初めて6日続伸した。
終値は前日比10円77銭高の1万4681円72銭で、4月7日以来ほぼ2カ月ぶりの高値だった。
東証1部の騰落銘柄数は、値上がり805/値下がり829。
自動車株が総じて堅調。ミクシィやガンホー、アプリックスなどが買われ、
飼料用アミノ酸事業の業績が拡大期に入るとの見方から味の素が年初来高値を更新。
産業用太陽光発電事業の拡大を示したサニックスが上昇。
売買代金は1兆6273億円と16営業日連続で2兆円割れを記録。
短期的な過熱警戒感から朝方は利益確定売りに押される展開となったが、日経平均は5日線(14610円)をやや下回った水準で下げ渋った。
14500円台が下値のメドとして意識されたことに加えて、新興市場が上昇していたことで個人の投資意欲の強さが確認された。
日経ジャスダック平均は終値で4月7日以来となる2000円台を回復。東証マザーズ指数は今年初の8日続伸。
明日は、4月失業率・有効求人倍率、4月鉱工業生産など重要指標の発表を控えており、
市場予想を上回る結果が揃えば株価上昇に弾みが付く展開が期待される。
<29日の株式展望>
昨日の株式市場は14700円で終われずの展開。
ただ200日移動平均(14655円)は終値ベースで上回った。
200日線を上回ったのは4月8日以来。
月末接近だが、意識されるのは4月末の14304円。
そして5月1日終値の14485円。
月足陽線、前月比プラスとなる水準である。
そろそろ3月期末14827円、4月1日終値14791円も意識され始めようか。
4月14日13885円、5月21日13964円と下値を微妙に切上げている。
一方で12月30日を起点とする16320円から右肩下がりのトレンドラインもある。
これと三角持合では堪らないが・・・。
東証1部の売買代金は15日連続の2兆円割れ。
さて本日の株式市場は、小幅な動きを予想。
日経平均株価の予想レンジは14500円−14700円。
日経平均は前日まで5日続伸しており、利益確定売りが出やすい水準である。
地合いは好転しつつあり、底堅さも確認されており、前日の流れを引き継ぐ形となれば、下げ幅は限定的とみられる。
200日線(14655円)を中心に方向感を探る展開となりそうだ。
米1−3月期のGDP改定値や4月雇用統計をにらんで手控えムードが強まるだろう。
物色の中心は、中小型株。セクターでは電池関連やゲーム関連、バイオ関連に注目したい。
NYダウは42ドル安の16633ドルと5日ぶりの反落。
NASDAQは11ポイント安の4225ポイント。
S&P500は2ポイント安の1909ポイント。
ダウ輸送株指数は58ポイント高の8075ポイントと過去最高値を更新。
高値圏での揉み合いといった印象。
3市場の売買高は約53億株と相変わらず低調。
CME円建ては大証比730円安の14650円。
ドル建ては大証比20ポイント安の14660ポイント。
非公式外資系動向は、1390万株売り/1490万株買い。
金額ベースは買い越し。
売りは電機・陸運・建設・化学・精密セクターなど。
買いは銀行・機械・情報通信・空運・自動車・小売セクターなど。
売買交錯はサービスセクターなど。
225先物はソジェン・みずほ・UBS・ニューエッジ・クレディが買い越し。
JPモルガン・GS・野村・メリル・大和・アムロが売り越し。
TOPIX先物はJPモルガン。UBS・クレディ・ニューエッジ・ドイツが買い越し。
大和・メリル・GS・みずほ・バークレイズが売り越し。
外資系等は、日水(1332)、アルプス(6770)、トレンド(4704)、
JCR(4552)、スター精密(7718)、国際帝石(1605)、
三菱マテ(5711)、日ハム(2282)、味の素(2802))、マキタ(6586)に注目。
テクニカル的には、日水(1332)、清水(1803)、きちり(3082)、
富士紡(3104)、エイチーム(3662)、東ソー(4042)、
カーバイド(4064)、大倉工(4221)、化薬(4272)、
ケネディクス(4321)、クレスコ(4674)、ジャスト(4686)、
トーセ(4728)、旭ダイヤ(6140)、化工機(6331)、キトー(6409)、
NEC(6701)、エプソン(6724)、ホーチキ(6745)、
リオン(6823)、ローム(6963)、NOK(7240)、
ナガイレ(7447)、アズワン(7476)、エクセル(7591)、
Vテク(7717)、トプコン(7732)、マーベラス(7844)、
信越ポ(7970)、サンワテク(8137)、アイフル(8515)、
タカラレ(8897)、日テレ(9404)、吉野家(9861)、
ミスミ(9962)が動兆。
<28日の株式市況>
日経平均は今年初の5連騰を記録。2013年12月末にかけて9連騰して以来の長さ、終値は前日比34円43銭高の1万4670円95銭だった。
200日移動平均(1万4655円)を上回ったことで需給改善が意識され、先高期待の買いが支えとなった。東証1部の騰落銘柄数は、値上がり993/値下がり661と値上がり優勢。
個別で買いが入ったところでは、新開発の超薄型多層基板が再度材料視された山一電機、藤倉ゴムや古河電池といった電池関連株などが値を飛ばした。
新興市場の地合い改善からガンホーなどが商いを伴って上昇、バイオ関連なども物色されていた。
ゲーム関連株も引き続き人気化しており、東証マザーズ指数は7連騰を記録。
大手ゼネコンも堅調に推移、大成建、大林組、清水建、鹿島が年初来高値を更新。公募増資を発表した三井不は希薄化懸念から下落した。
売買代金は1兆7898億円と15営業日連続で2兆円割れを記録
明日も国内市場では目立ったイベントがなく、週末の雇用統計を前に、個別材料株中心の小型株優勢の展開が予想される。
<28日の株式展望>
本日は、小じっかりの展開となりそうだ。
日経平均株価の予想レンジは、14500円−14700円を想定。
NYダウは69ドル高の16675ドルと4日続伸。
NASDAQは51ポイント高の4237ポイント。
S&P500は11ポイント高の1911ポイント。
ダウ輸送株指数は63ポイント高の7986ポイントと2日連続で過去最高値を更新。
耐久財受注は予想外の増加、消費者信頼感指数も上昇。
NASDAQとラッセル2000の上場が目だった。
特にラッセル2000は過去7日で6度目の上昇。
あるエコノミストは「休場の遅れを取り戻さなければならなかった」とコメントしている。
CME円建ては大証比70円高の14680円。
ドル建ては大証比70ポイント高の14680ポイント。
良好な外部環境を手掛かりに買い先行が予想されるが、伸び悩む展開となれば目先は利益確定売りが出ることも想定される。
本日、日経1面トップは「成長性へ公募増資、三井不、32年ぶり3000億円」の見出し。
従来とトーンが少し違ってきた印象。
「将来の成長へ投資するため、新たな資本を調達する企業が相次いでいる」。
いままでは「希薄化懸念」の文字が躍っていたが消えた。
調達資金を使って利益を増やせなければ、1株あたり利益の価値が落ち、株価を押し下げる要因となる。
昨日のマーケットは、休場のNYを横目に「往ってこい」の展開。
寄り付きはマイナスながら寄りから数分でプラス転換。
一時100円超の上昇で14700円台を回復したものの大引けにかけては尻すぼみ。
少し戦ってはみたものの、やはり戻りのNYを気にしたのだろうか。
怯んだ気持ちに勇気が湧いて、でもやっぱり飛ぶのは怖い。
まだまだ投資心理の改善には余地があろうか。
東証1部の売買代金は1兆7027億円と13日連続での2兆円割れ。
5月7日のGW明けの大幅安の日に1日だけ2兆円を超えたがその前も13日連続2兆円割れ。
飛び立つためにはすくみも必要だが、すくみっ放しも困りもの。
25日線(14330円)は上向きでプラス2.13%乖離。
プラス4%乖離で14903円、プラス5%乖離で15046円。
そこまでの目標は建てられようか。
75日線(14531円)も上向き。
そして200日線(14650円)を一度抜けたもののヒゲとなりやはり一度は上値抵抗。
CMEの戻り値では抜けているが、終値でキープできれば5ヶ月連続安からは脱却できよう。
ただ・・・。
雲の上限14598円は抜けた。
勝手雲の上限14341円も抜けた。
足元は黒い雲だが、6月5日には白くねじれている。
騰落レシオは107%で過熱感は薄い。
日経平均採用銘柄のPERは14.0倍でEPSは1045円。
JPX400採用銘柄のPERは14.34倍。
ということは10903÷14.34=760円。
4月8日が724円だったから5%程度増加したことになる。
因みに法人税が35%→25%まで引き下げられるとPERは15%増加するとされる。
日経平均で考えると1045円×1.15=1201円。
PER13倍なら15613円。
PER14倍なら16824円。
PER15倍なら18015円。
NY並みに16倍なら19216円。
法人税減税が1年遅れで実施発表されれば2万円も計算上はそう遠くないことになる。
非公式外資系動向は1280万株売り/1350万株買い。
金額ベースは買い越し。
売りはその他製品・電力・ガス・食品・陸運・証券セクターなど。
買いはゴム・化学・サービス・不動産・石油・その他金融・ゲームセクターなど。
売買交錯は電機・銀行・小売り・自動車・情報通信セクターなど。
225先物はドイツ・ニューエッジ・みずほ・ソジェン・野村が買い越し。
クレディ・アムロ・GS・メリル・UBS・SBI・モルスタが売り越し。
TOPIX先物は大和・JPモルガン・クレディ・アムロ・シティ・ドイツが買い越し。
みずほ・メリル・野村・三菱が売り越し。
外資系等は、化薬(4272)、新電元(6844)、タムラ(6768)、
コメ兵(2780)、キャノン(7751)、ダイハツ(7262)、
鉄(5401)、JFE(5411)、住友電工(5802)、ヤマダ(9831)、
GSユアサ(6674)、TDK(6762)に注目。
テクニカル的には、東日本ハ(1873)、日成ビルド(1916)、GCA(2174)、
テンプ(2181)、エムスリー(2413)、ぐるなび(2440)、
モノタロウ(3064)、スタートト(3092)、ツルハ(3391)、
芦森工(3526)、ITHD(3626)、Klab(3656)、
大日精化(4116)、ダイセル(4202)、あすか薬(4514)、
サニックス(4651)、OLC(4661)、CAC(4725)、
ニチレキ(5011)、ユシロ(5019)、鬼ゴム(5196)、
ダントー(5337)、栗本(5602)、DOWA(5714)、
三浦工(6005)、日阪(6247)、やまびこ(6250)、油研工(6393)、
NTN(6472)、エプソン(6724)、日立国際(6756)、
TOA(6809)、新電元(6844)、イマジカロボ(6879)、
スギ(7649)、オリンパ(7733)、ミズノ(8022)、大和(8601)、
NTT都市(8933)、丸全昭和(9068)、パスコ(9232)、
アインファーマ(9627)、よみラン(9671)、トラコス(9715)が動兆。
<27日の相場概況>
27日の日経平均株価は4日続伸。終値は前日比34円00銭高の1万4636円52銭だった。4月7日以来、1カ月半ぶりの高水準となった。 為替市場が円安基調にあったことで輸出関連株を中心に朝方から堅調な動きをみせていたが、先週半ばから急ピッチで上昇した反動で、取引終了前には利益確定目的の売りも出て、上げ幅を縮小した。値がさ株を中心に手仕舞い売りが出たもよう。日経平均は200日移動平均線(14647円)が上値抵抗線として意識されたとみられ、明日も同線を巡る攻防となるかが注目される。今晩の米国では、4月耐久財受注や3月S&Pケース・シラー住宅価格指数といった重要指標の発表が控えており、国内市場は週末の雇用統計まで目立った材料がないだけに、海外市場の影響度が高い相場となりそうだ。
東証1部の騰落銘柄数は、値上がり796/値下がり845とやや値下がり優勢。主力銘柄では、ミクシィが利益確定売りに押される。売買代金は1兆7027億円と14営業日連続で2兆円割れを記録した。
<27日の株式展望>
本日の株式市場は積極的には手掛けにくく、材料に乏しい相場が考えられる。
日経平均株価の予想レンジは、14500円−14700円を想定。
昨日の日経平均株価は140円高の14602円。
4月8日以来約1月半ぶりの14600円台となった。
25日線を上回り75日線も上回り、200日線(14647円)の間。
指数寄与度の高いファーストリテ、ソフトバンク、デンソーが上昇。
この3銘柄での日経平均を44円上げた格好。
一方で新興市場、中小型株もリバウンドの展開。
兜町の古老の言い伝えは「戻りは下げの主役から」。
今回で言えば、薄商いの中で物色はミクシィを筆頭にゲーム関連を中心とした新興市場銘柄が人気化、
特にバイオ関連などのストップ高の乱舞はこのカテゴリーなのだろう。
注目は、メディネット(2370)、ナノキャリア(4571)、アンジェス MG(4563)、
カイオムバイオ(4573)、ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ(6090)、
キャンバス(4575)、デ・ウエスタン・セラピテクス研究所(4576)などターゲット。
去年は8月からバイオ相場を期待したが、今年は「6月夢花火、市場の心はバイオ模様」とでもなってきそうな気配を感じる。
バイオ銘柄のリバウンド狙いは有効とみる。
全体相場は、地合いの改善が続くとの見方から押し目買いが期待されるため、底堅い推移が想定される。
非公式外資系動向は
売り1090万株
買い890万株
差し引き200万株の売り越し。
金額ベースは売り越し。
米国系は売り越し、欧州系は売り買い均衡。
売りは建設、小売など
買いはサービス、自動車、紙パ、情報通信など
売り買い交錯は電機、銀行、機械、化学など
<26日の相場概況と明日の相場展開>
本日の日経平均株価は、3日続伸。終値は1万4602円52銭の140円35銭高。
4月8日以来、約1カ月半ぶりに1万4600円台を回復した。
東証1部の騰落銘柄数は、値上がり1583/値下がり166と大幅に値上がり優勢。
主力銘柄では、ミクシィが年初来高値を更新しており、売買代金2位のソフトバンクの約2倍の商い。
新興市場銘柄の物色に波及しており、ネット通販を開始したアプリックスなどが人気化した。
大型株も軒並み上昇が目立ったが、売買代金は1兆5308億円と13営業日連続、2兆円割れで、4月22日(1兆4422億円)以来の低水準を記録。
今晩の米英市場が休場となるため、明日は、積極的には手掛けにくく、材料に乏しい相場が考えられる。
ただし、日経平均は終値ベースで1月29日以来となる75日線(14523円)を突破。
直近でねじれが生じていた一目均衡表の雲の上限(14598円)も上抜けしており、上昇トレンドに向かう可能性は大きい。
一目均衡表というテクニカル分析には、先行スパンという特殊なシグナル線があります。
この先行スパンには1と2という2本のシグナル線があって、それぞれ過去9日間の最高値と最安値をもとに計算する転換線と基準線をもとに囲まれた部分をチャートの雲といいます。
先行スパン1と先行スパン2のラインがクロスした結果、雲がねじれて見えるところがあります。
これを「雲のねじれ」といって、相場の転換点(ある意味では変化日)になりやすいということになっています。
雲には上値抵抗機能と下値支持機能があり、株価が上回っていればこの雲の水準で押し目買いが期待できるということになります。
雲が分厚くなっているときは株価の強力な節目として機能する可能性が高く、
逆に薄くなっているときは売買サインの信頼性が低下してダマシが多く発生するとされています。
<26日の株式展望>
本日の株式市場は、米国株式市場の上昇や為替相場の円安が好感し買い先行で推移。
日経平均株価の予想レンジは、
14300円−14700円を想定。
日経平均は上値メドとして意識されるは、200日線(14642円)を突破できるかが焦点となる。
東証1部の売買代金は依然として2兆円を下回る水準であるが、堅調な地合いを受けて徐々に増加しており、主力大型株へ買い期待される。今晩の米国市場がメモリアルデーによる休場となるため、外部環境の影響を受けにくいことから上値を試す可能性もある。
チャート的には、
25日線14314円でプラス1.03%乖離。
75日線14523円でマイナスかい離だが抜けてくると4月4日以来のこと。
200日線14642円でマイナス乖離だが抜けてくると4月8日以来。
雲の上限は14634円。
勝手雲は14300円水準で既に上抜けた。
5月のSQ値は14104円でこれも抜けている。
3月メジャーSQ値14104円も抜けた。
因みに日経平均の前年割れも指摘されたが昨年5月23日の急落のときは14483円。
24日が14612円、27日が14142円。
ほぼ解消したから風景は変わった。
騰落レシオは110%。
ただカラ売り比率は32%と相変わらず高い。
これがいつ30%を割るかが課題。
そして松井証券の信用評価損率は売り方マイナス7.1%、買い方マイナス13%。
これが逆転すればそれこそ相場も逆転。
まさにルーズベルトゲームとなる。
加えれば4月末の日経平均は14304円。
年初から5ヶ月連続での前月比マイナスは戦後は体験なしで4ヶ月まで。
アベノミクス以降の続落も4日まで。
あちこちに逆転の芽が出て来た。
NYダウは63ドル高の16606ドルと3日続伸。
NASDAQは31ポイント高の4185ポイント。
S&P500は8ポイント高の1900ポイントと過去最高値を更新。
ダウ輸送株指数は63ポイント高の7986ポイントと過去最高値を更新。
ザラ場高値は7995ポイント。
週足ではダウが0.7%、ナスダックが2.3%、S&Pが1.2%上昇。
S&Pの週間での上昇は4週間ぶり。
4月の新築1戸建て住宅販売は6.4%増の43.3万戸と3ヶ月ぶりに上昇。
住宅関連セクター、個別ではアップル、アマゾンなどが上昇。
VIX(恐怖)指数は11.36と昨年3月以来の低水準。
CME円建ては大証比140円高の1456円。
ドル建ては大証比145ポイント高の14565ポイント。
非公式外資系動向は、900万株売り/1760万株買い。
金額ベースは買い越し。
売りは建設・その他製品・薬品・化学セクターなど。
買いは精密・その他金融・サービス・機械・食品セクターなど。
売買交錯は自動車・銀行・電機・小売セクターなど。
225先物はJPモルガン・パリバ・モルスタ・ニューエッジ・HSBCが買い越し。
クレディ・みずほ・GS・大和・メリル・アムロが売り越し。
TOPIX先物はニューエッジ・ドイツ・GS・シティ・アムロが買い越し。
JPモルガン・パリバ・ソジェン・メリル・みずほが売り越し。
テクニカル的には
ヤマウラ(1780)、積水ハ(1928)、カルビー(2229)、
日ハム(2282)、カカクコム(2371)、ABC(2670)、
わらべや(2918)、セブンアイ(3382)、IIJ(3774)、
ダイセル(4202)、塩野義(4507)、住友ゴム(5110)、
大紀アルミ(5702)、タツタ(5809)、ノーリツ(5943)、
椿本(6371)、ダイフク(6383)、ブラザー(6448)、
ナカヨ(6715)、アルバック(6728)、タムラ(6768)、
ホシデン(6804)、カシオ(6952)、リコー(7752)、
パラマウント(7817)、タカラトミー(7817)、野村(8604)、
海上(8766)、日神不(8881)、名鉄(9048)、セイノー(9076)、
ヤマタネ(9305)、アインファーマ(9627)、ドーム(9681)、
ケーユー(9856)、富士エレ(9883)、東京デリカ(9990)が動兆。
<23日の相場概況と来週の相場展開>
日経平均株価の終値は14462.17円の124.38円高。東証1部の騰落銘柄数は、値上がり1375/値下がり323と大幅に値上がり優勢。主力銘柄では、金融株への買いが目立ち、メガバンクでは三井住友や三菱UFJが高い。野村HDなど証券株も堅調だった。売買代金は1兆8527億円と12営業日連続で2兆円割れを記録。
来週の株式市場は、底堅い展開で14500円で上下200円の幅での動きを予想。スケジュール面で目ぼしい材料は乏しいが、6月の成長戦略策定に向けて法人税改革などへの期待が相場の支えになる。日銀の金融政策決定会合は、金融政策は現状維持と市場予想通りの結果となったが、株価にネガティブな動きはなかった。東証1部の売買代金が2兆円に迫る水準(22日の1兆9851億円)まで市場エネルギーも回復した感じであれば上値を期待できる。30日に4月失業率・有効求人倍率、4月全国消費者物価指数、4月鉱工業生産といった重要指標を控えており、月末と週末が重なることもあってドレッシング買いも期待される。
日経平均の予想レンジは14150円 ─14700円を想定。
<23日の株式展望>
昨日の株式市場は、14337円79銭の295円62銭高と大幅反発。
21日に日経平均が14000円、ドル円が101円を割り込む場面があったが、その後は持ち直したことで相場の底堅さが意識された感。
米国市場の上昇を受けて序盤からほぼ全面高で始まり、HSBCが発表した5月中国製造業PMIが49.7と市場予想(48.3)を上回ったことを確認すると上げ基調を強めた。
また「かんぽ生命が日本株の保有比率を拡大する方針」とのロイター通信の報道も買い戻しを誘い、日経平均は後場中ごろに一時、14369円(△326)まで上昇。
日経平均は6営業日ぶりに25日線(14295円)を突破で終了。
東証1部の騰落銘柄数は、値上がり1619/値下がり140と大幅に値上がり優勢だった。
売買代金は1兆9851億円と11営業日連続で2兆円割れを記録。
さて、本日は株式市場は買い優勢の展開となりそうだ。
日経平均株価の予想レンジは、
14200円−14450円を想定。
先物価格にサヤ寄せする形で上昇することが予想される。
25日線(14295円)を下値メドに小幅高の推移の展開が考えられる。
昨日のNYダウは10ドル高の16543ドルと続伸。
NASDAQは22ポイント高の4154ポイント。
S&P500は4ポイント高の1892ポイント。
ダウ輸送株指数は41ポイント高の7923ポイント。
小型株主導での堅調。
バイオセクターも上昇した。
3市場の売買高は約51億株と低調。
CME円建ては大証比80円高の14390円。
ドル建ては大証比80ポイント高の14390ポイント。
非公式外資系動向は2410万株売り/1700万株買い。
金額ベースは売り越し。
売りはその他製品・情報通信・電力・小売セクターなど。
買いは商社・自動車・鉱業・建設セクターなど。
売買交錯は電機・サービス・機械・証券・銀行セクターなど。
225先物はモルスタ・ニューエッジ・シティ・マネ・パリバが買い越し。
アムロ・GS・クレディ・ドイツ・大和・UBS・メリル・野村が売り越し。
TOPIX先物はニューエッジ・GS・クレディ・ドイツ・大和が買い越し。
パリバ・ソジェン・メリル・野村・アムロが売り越し。
外資系等は科研(4521)、ユンチャーム(8113)、イビデン(4062)、
村田(6981)、ソニー(6758)、ニチイ学館(9792)、特陶(5334)、
出光(5019)、大和(8601)、ヤオコー(8279)、関ペ(4613)、
博報堂DY(2433)に注目。
テクニカル的には大成(1801)、鹿島(1812)、太平電(1698)、
明星工(1976)、日比谷(1982)、テンプ(2181)、亀田(2220)、
カルビー(2229)、カカクコム(2371)、日本紙(3863)、
電化(4061)、タツタ(5909)、ホッカン(5902)、文化(5930)、
ノーリツ(5943)、オークマ(6103)、TOWA(6315)、
鶴見(6351)、三桜工(6584)、芝浦メカ(6590)、
カシオ(6952)、エンプラス(6952)、スズキ(7269)、
ヨロズ(7294)、シマノ(7309)、Uアローズ(7606)、
アシックス(7936)、野村(8604)、カナモト(9678)、
ドーム(9681)、ダイセキ(9793)、イノテック(9880)が動兆。
<22日の相場展望>
本日は、買い優勢の展開となりそうだ。
日経平均株価の予想レンジは
14150円−14250円を想定。
東芝が経営方針説明会を開催する。大胆な方針が打ち出されるようであれば、ソニーに対しても期待感が高まるのではないか。日経平均5日線(14103円)を超える水準での推移が想定され、中国5月HSBC製造業PMIの内容次第では一段高となる可能性もあるだろう。
貿易統計で赤字は改善したものの市場予想ほどは減らず。
日銀金融政策決定会合はサプライズなく通過。
結局通過することが意味となっているのかも知れない。株価は下げ渋り。日経平均は一時14000円を割り込んだものの結局は14000円台での終わり。
もっともこのところ月曜とか休み明けは7連敗。水曜は3月以降は昨日を含めて7勝5敗。特長はSQ週の大幅安。3月12日393円安、4月9日307円安、5月7日424円安とすべて300円超の下落。その他の水曜は平穏あるいは上昇となっているので昨日は下落とはいえ小動きの流れだった。課題は売買代金。1兆5680億円は10日連続での2兆円割れ。5月7日の大幅安の時が最近の唯一の2兆円超え。アレコレと休みを除けば1ヶ月に及ぶ売買エネルギーの低迷となっている。
昨日のNYダウは158ドル高の16533ドルと反発。
ティファニーの好業績などを背景に久々の大幅高。
セルインメイの声は消えたのかも知れない。
NASDAQは34ポイント高の4131ポイント。
S&P500は15ポイント高の1888ポイント。
ダウ輸送株指数は47ポイント高の7881ポイント。
3市場の売買高は約52億株と低調。
CME円建ては大証比145円高の14185円。ドル建ては大証比150ポイント高の14190ポイント。
非公式外資系動向は2000万株売り/1590万株買い。金額ベースは売り越し。
売りは小売り・機械・銀行・その他製品・電機・精密セクターなど。
買いは化学・サービス・証券・保険・情報通信・建設・その他金融セクターなど。売買交錯は自動車セクターなど。
225先物はGS・日興・メリル・アムロ・モルスタ・ニューエッジが買い越し。野村・クレディ・JPモルガン・バークレイズ・大和・ドイツが売り越し。TOPIX先物はメリル・日興・アムロ・みずほ・野村が買い越し。バークレイズ・ドイツ・GSが売り越し。
外資系等は、住友ゴム(5110)、ミネベア(6479)、三井造(7003)、大林組(1802)、スズキ(7269)、メッセージ(2400)、コマツ(6301)、双葉電子(6986)、ファナック(6954)、堀場(6856)、スタンレー(6923)、りそな(8308)に注目。
テクニカル的には、石油資源(1662)、山下医科(3022)、富士紡(3104)、リゾートト(4681)、ジャスト(4686)、有沢(5208)、平金(5541)、TOWA(6315)、平和(6412)、タムラ(6768)、クラリオン(6796)、エンプラス(6961)、日ガス(8174)、北海道電(9509)が動兆。
<21日の相場概況>
21日の日経平均株価は小反落。
終値は前日比33円08銭安い1万4042円17銭。
日経平均は寄り付きから14000円を割り込む軟調な推移をみせた。
ただし寄り付き以降は下げ渋り、日銀の金融政策決定会合の結果を睨みながら14000円付近でのもみ合いが続いた。
日銀の金融政策決定会合で金融政策の現状維持を決めたことが伝わると、円相場がやや円高・ドル安が進んだことで、日経平均株価も前日比で約110円安い1万3964円を付けた1万4000円を下回る水準ではPER(株価収益率)など指標面からの値ごろ感を意識した買いが入り下げ幅を次第に縮小した。
東証1部の売買代金は概算で1兆5680億円、売買高は17億9577万株。売買代金上位はミクシィ、ソフトバンク、マイクロニクス、三井住友、三菱UFJなど東証1部の値下がり銘柄数は983、値上がり銘柄数は672、変わらずは155だった。
<21日の相場展望>
カタリストコメント
「NASDAQ総合株価指数がもう一日高ければ・・・。
25日移動平均線が5日移動平均線を上抜いてGC(ゴールデンクロス)となる。
さらに12日の4143ポイントを上抜けば底入れが鮮明化するはずだったが・・・
本日は、NYダウ安で売り優勢の展開。
日経平均株価の予想レンジは
13900円−14100円を想定。
午後に結果が公表される日銀の金融政策決定会合を見極めたいとの投資家が多く、朝方の売り一巡後は安値圏でのもみ合いが想定される。4月の貿易統計が発表、外部環境ほどのインパクトはないとみられ、仮に結果が良くても相場への影響は限定的。
NYダウは137ドル安の16374と反落。
NASDAQは28ポイント安の4096ポイント。
S&P500は12ポイント安の1872ポイント。
ダウ輸送株指数は72ポイント安の7834ポイント。
小売・アパレル関連中心に下落。
週末に3連休控えも下落要因との解釈。
3市場の売買高は約57億株と低調。
CME円建ては大証比80円安の13980円。
ドル建ては大証比65ポイント安の13995ポイント。
非公式外資系動向は1930万株売り/2100万株買い。
金額ベースは拮抗。
売りは化学・薬品・食品・鉱業・その他製品セクターなど。
買いは電機・証券・サービス・自動車・その他金融・不動産・情報通信・建設・鉄鋼セクターなど。
売買交錯は小売り・銀行・機械セクターなど。
225先物はソジェン・メリル・バークレイズ・野村・ドイツ・ニューエッジが買い越し。
シティ・UBS・モルスタ・SBI・クレディ・アムロ・GSが売り越し。
TOPIX先物はドイツ・野村・ニューエッジ・大和が買い越し。
ソジェン・メリル・バークレイズ・GS・アムロ・クレディが売り越し。
外資系等は石油資源開発(1662)、NKSJ(8630)、MS&AD(8725)、
海上(8766)、物産(8031)、商事(8058)、ソニーF(8729)、
三越伊勢丹(3099)、丸井(8252)、板硝子(5202)、東邦(8129)、
JX(5020)、ナブテスコ(6268)、新電元(6844)、タムラ(6768)、
コスモ石(5007)、触媒(4114)、アステラス(4503)、川重(7012)、
トヨタ(7203)、コニカミノルタ(4902)に注目。
テクニカル的にはニチレイ(2871)、アルコニクス(3036)、DCM(3050)、
大王紙(3880)、花王(4452)、日亜鋼(5658)、平和(6412)、
新光電工(6967)、ハピネット(7552)、東エレ(8035)、東北電(9506)、
イノテック(9880)、バロー(9956)が動兆。
ゴールデンクロスとは、
短期の移動平均線が、長期の移動平均線を、下から上に突き抜ける形に交差(クロス)している状態を、「ゴールデンクロス」といいます。
ゴールデンクロスが出ることは、その銘柄はこれから上がっていく兆候だといわれています。つまり「買いのサインが出ている」ということになります。
<本日の相場概況>
東京株式市場は反発。終値は前日比68円81銭高の1万4075円25銭だった。
東証1部の騰落銘柄数は、値上がり869/値下がり782と値上がり優勢。
売買代金は1兆5610億円と9営業日連続で2兆円割れを記録。
序盤は米国市場の上昇を受けた買いが一巡すると上げ幅を縮小。終盤は戻り待ちの売りが優勢になり、伸び悩んで終了。
結局は前場中ごろからの上昇が「いってこい」になる神経質な展開だった。
イー・アクセスの買収を中止するとの発表がポジティブと評価されたヤフー、ニッケル市況の大幅上昇が材料視された大平金、
三井住友や三菱UFJといったメガバンク、オリックスなど金融株が下落。
個別で買いが入ったところでは、ジャストシステムがストップ高、クスリのアオキが人気化した。
明日の日銀金融政策決定会合の結果発表を控えた警戒感の表れといえよう。
ただ、金融政策については追加緩和なしとの見方が有力で、株式相場に大きな影響を与えないとする一方、
黒田総裁の発言では円高基調であれば、先物主導で短期的に激しい値動きがみられそうだが、底打ち反転となることを期待したい。
<本日の相場展望>
予想レンジでの展開となりそうだ。
日経平均株価の予想レンジは
14000円−14250円。
米株高や先物価格、為替水準などを踏まえると、小幅高で寄り付いた後は、上値の重い動きが想定される。
値動きの良い新興市場銘柄に短期資金が集まるとみられ、前日乱高下したミクシィ、ガンホー、サイバーAなどに買い戻しが入るかどうか。
経済指標では3月全産業活動指数、4月全国百貨店売上高の発表があり、決算発表では東京海上が注目される。
19日のNY株式相場は続伸。バイオテック関連やネット関連株などが序盤から持ち直したことが買い安心感につながった。
ダウ平均は16511.86ドルの20.55ドル高 NASDAQは前営業日比35.23ポイント高の4125.82ポイント、S&P500は前営業日比7.22ポイント高の1885.08ポイントで終了した。
円建てのCME225先物は大証日中終値と比べ95円高の14125円、ドル建ては105円高の14135円で終えた。
寄り付き前の外資系証券動向
売り2200万株
買い1090万株
差し引き1110万株の売り越し。
金額ベースは売り越し。
米国系、欧州系共に売り越し。
売りは薬品、小売など
買いは食品、その他金融、金属など
売り買い交錯は不動産、銀行、電機、情報通信、機械、自動車、証券など
スケジュールというのは大なり小なり市場展開に影響するもの。
その意味では、少し先のスケジュールを見ておく必要もあろう。
今週目につくのはWHO(世界保健機関)の総会。
発展途上国の衛生や健康の問題が主ではあろうが、バイオ関連にも多少は関係している。
そして中ロ首脳会談。
冷戦構造が再来するのかどうか。
ひょっとして地政学の変化があるのかどうか。
ベルリンの壁が崩れて出来たのがユーロだった。
冷戦構造が消えて欧米株は上昇したが日本株はそれ以来長期の低迷。
ここに楔が入れられるかどうかは注目される。
週末には技術衛星「だいち2号」の打ち上げ。
宇宙というテーマは浮上して欲しいもの。
来週一番興味があるのは27日から30日まで開催される「ワイヤレスジャパン」。
Wi−Fiを初めとして、家電や自動車などワイヤレス分野の未来は大きい。
これも期待したいところ。
ワイヤレスゲート(9419)
<本日の相場展望>
本日はレンジ内の展開を予想。
日経平均株価の予想レンジは
14000円−14250円。
為替市場がやや円高基調にあり、株価の上値を抑える可能性がある。
20〜21日に開かれる日銀の金融政策決定会合を前に様子見ムードが強まりそうだ。
経済指標では、3月機械受注、4月首都圏新規マンション発売の発表があり、内容によって
機械関連や不動産関連の銘柄に動きが出る可能性がある。
決算発表では、光通信が注目される。
NASDAQは21ポイント高の4090ポイント。
S&P500は7ポイント高の1877ポイント。
ダウ輸送株指数は64ポイント高の7845ポイント。
直近10%程度下落していた小型株指数のラッセル2000は堅調。
一般消費財、通信セクターが上昇。
3市場の売買高は約57億株。
週間ではダウが0.6%、S&Pは0.03%下落。
ただ、どちらの指数も前週最高値を更新。
週間ベースのNASDAQは0.5%上昇。
CME円建ては大証比40円高の14170円。
ドル建ては大証比45ポイント高の14175ポイント。
非公式外資系動向は2120万株売り/1340万株買い。
金額ベースは売り越し。
売りはサービス・ガラス・商社・小売り・電力・ガス・証券セクターなど。
買いは自動車・建設・金属・化学・不動産・鉱業・薬品セクターなど。
売買交錯は電機・機械・銀行セクターなど。
225先物はアムロ・GS・メリル・バークレイズ・クレディ・野村が買い越し。
ニューエッジ・ドイツ・シティ・JPモルガン・パリバが売り越し。
TOPIX先物は三菱・ソジェン・みずほ・クレディ・パリバ・モルスタが買い越し。
ドイツ・ニューエッジ・GS・メリルが売り越し。
外資系等は東邦チ(5727)、ヤマダ電(9831)、特殊陶(5334)、
IIJ(3774)、日水(1332)、アマダ(6113)、サンリオ(8136)、
不二油(2608)、サンドラッグ(9989)、富士重工(7270)、
モブキャスト(3664)に注目。
テクニカル的には日水(1332)、寿(2222)、エディオン(2730)、
マツキヨ(3088)、ティーガイア(3738)、クレハ(4023)、
東洋ビジネス(4828)、ガイシ(5333)、平河ヒューテック(5821)、
横河ブ(5911)、三和シャ(5929)、アサンテ(6073)、
アマダ(6113)、化工機(6331)、ダイフク(6383)、
新晃工(6458)、TPR(6463)、メルコ(6676)、
タムラ(6768)、市光(7244)、エクセル(7591)、
オーバル(7727)、三共生興(8018)、リロ(8876)が動兆。
<本日の相場概況と来週の展開>
日経平均株価は大幅安で3日続落。
終値は1万4096.59円の201.62円安。
東証1部の騰落銘柄数は、値上がり159/値下がり1602と大幅に値下がり優勢。
三井住友や三菱UFJといったメガバンクが軟調に推移した。売買代金は1兆8903億円と7営業日連続で2兆円割れを記録。
値上がり率上位には今期増益見通しや増配予想を発表したエクセル、TPR、メルコHDなど。
来週の展開予想は、
前週に続いて上値の重い展開予想。
業績発表は小売り大手の一角を除いてほぼ一巡し、国内市場は材料難から14000円〜14400円のレンジ内での相場が続くとみられる。
東証1部の売買代金は2兆円割れが常態化しているが、業績評価の動きが収束することで市場エネルギーの低下が一段と進む可能性がある。
また、高値更新が続いた米株市場では利益確定売りが出やすい水準にあるといえ、長期金利低下がドル売り・円買いに繋がる可能性があり、円高基調に振れやすい状況も日本株にとっては向かい風となるだろう。
20日から21日にかけて開かれる日銀金融政策決定会合、黒田日銀総裁会見が注目される。
ただ、金融政策の現状維持が有力との見方が多く、相場への影響は限定的とみられる。
<5月16日 株式展望>
昨日は、日経平均株価は、1万4298円21銭の107円55銭安。
東証1部の騰落銘柄数は、値上がり585/値下がり1102と値下がり優勢。
主力銘柄では今期も最終赤字見通しのソニーが失望売りで大幅安。
スマホ向けゲームが好調継続で今期営業益20.8倍に急拡大するミクシィはストップ高。
売買代金は1兆818169億円と6営業日連続で2兆円割れを記録した。
本日の株式市場は売り優勢の展開となりそうだ。
日経平均株価の予想レンジは
14000円−14300円。を想定。
米株安や円高基調を受けて軟調な展開を予想。
ADRは軒並み下落しており、日経平均は心理的節目である14000円を試す展開も考えられよう。
経済指標では、3月鉱工業生産(確報)・稼働率指数が控えている。
本日の外資系動向は
売り1620万株
買い1180万株
差し引き440万株の売り越し。
金額ベースは売り越し。
米国系、欧州系共に売り越し。
売りは電機、非鉄、鉱業、食品、薬品、証券、その他製品など
買いはサービス、精密、小売、その他金融など
売り買い交錯は銀行、化学、輸送用機器、機械など
昨日発表されたMSCI指数の組み入れ変更。
日本株については約735億円の資金流出となる。
銘柄的にはJディスプレイ(6740)、名鉄(9048)、光通信(9435)が新規採用。
除外は13銘柄だった。
結局、市場予想が当たり。
こんなものが当たっても仕方はないが・・・。
因みに売買インパクト上位10銘柄は以下の通り。
名鉄(9048)、光通信(9435)、飯田(3291)、エムスリー(2413),
Jディスプレイ(6740)、中国銀(8382)、京都銀(8369)、
野村総研(4307)、ほくほく(8377)、大塚HD(4578)。
5月30日の終値ベースで反映される予定。
30日の取引終了後まで一段高となる場面がありそうだ。
日経平均株価の予想レンジは
14100円−14300円。を想定。
米株安、円高の影響でレンジ内での展開を予想する。
5日線(14268円)を割り込む動き。1−3月期GDPにも注目が集まる。市場予想を下回る結果となれば、下げに拍車をかける材料となるだろう。午後は、黒田日銀総裁の講演があり、発言内容次第では上下の動きもある。
昨日のNYダウは101ドル安の16613ドルと6日ぶりの反落。NASDAQは29ポイント安の4100ポイントと続落。S&P500は8ポイント安の1888ポイントと反落。ダウ輸送株指数は69ポイント安の7903ポイント。小売セクター中心に下落。中小型株中心のラッセル2000も続落。3市場の売買高は約53億株と低調。CME円建ては大証比160円安の14250円。
225先物はパリバ・バークレイズ・SBI・クレディ・ソジェン・アムロが買い越し。JPモルガン・シティ・GS・HSBC・メリル・ニューエッジが売り越し。TOPIX先物は三菱・シティ・アムロ・メリル・野村が買い越し。ソジェン・モルスタ・バークレイズ・JPモルガンが売り越し。
テクニカル的には石油資源(1662)、コムシス(1721)、日成ビルド(1916)、三機工(1961)、ネクスト(2120)、寿(2222)、カルビー(2229)、帝国繊維(3302)、クラレ(3405)、旭化成(3407)、ネクソン(3659)、カーバイド(4064)、日新薬(4516)、参天(4536)、ファンケル(4921)、コニシ(4956)、オカモト(5122)、有沢(5208)、リョービ(5851)、ユニプレス(5949)、やまびこ(6250)、ペガサス(6250)、ワイエイシ(6298)、蛇の目(6445)、ミネベア(6479)、イーグル(6486)、信号(6741)、日電波(6779)、チノー(6850)、メガチップ(6875)、プレス工(7246)、カルカン(7248)、大建工(7905)、日写(7915)、小松ウォール(7949)、忠(8001)、角川(9477)、アークランド(9842)が動兆。
日経平均株価の予想レンジは
14300円−14500円。を想定。
4月23日以来11営業日ぶりに25日線を上回った。
4月SQ値14104円に対しては3日間勝ち。
3月メジャーSQ値14429円は指呼の間。
長いトンネルを抜けたかどうか。
週末にかけて試されるところ。
明日の満月がやはりポイントの日だろうか。
4月終値14304円は上回ったが5月月足陽線基準値14485円がまだ上。
4月22日に跳ね返された14500円の壁は目前。
ココを突き抜けて次の壁の15000円にレジを変えるのがベストシナリオ。
昨年11月から12月にかけての反騰相場の再来前夜に思えるのは気のせいだろうか。
騰落レシオは84.16%と静かな水準。
日経VIは20.24%まで低下。
35%台をキープしていた空売り比率はようやく32%台まで低下した。
松井の信用評価損率は買い方マイナス13.6%。
しかし売り方もマイナス7%と分が良くはない。
下げる懸念よりも踏み上げへの恐怖の方が実は勝っていようか。
月曜にインフォテリア(3853)は前期決算の上方修正を発表した。
営業利益は7600万→2億600万円、純利益は3400万円→7000万円。
EPSも3.18円→6.5円。
株主割当増資で残念ながら売り込まれたが業績は順調に推移している。
PBR1.1倍は少し市場評価が低すぎよう。
あるいは、昨日ストップ高したメディアドゥ(3678)。
7月から海外の図書館向けにコンテンツ販売開始の方向。
電子書籍事業の今後の拡大には期待感が高い。
今朝の日経1面の角川とドワンゴの経営統合の話だったこれらの延長線。
要は「クールジャパン」をキーワードにした銘柄はたくさんあるということだろう。
昨日のNYダウは19ドル高の16715ドルと5日続伸。
NASDAQは13ポイント安の4130ポイントと反落。
シスコシステムズの下落が響いた。
S&P500は0.80ポイント高の1897ポイントと続伸。
一時1900ポイントを超える場面もあった。
ダウ輸送株指数は36ポイント高の7903ポイント。
中小型株中心のラッセル2000指数は1.1%の下落。
10年債利回りは2.61%と低下。
3市場の売買高は約55億株と低調。
ファニーメイ・フレディマックなどをはじめ住宅建設関連銘柄が上昇。
CME円建ては大証比40円高の14470円。
ドル建ては大証比45ポイント高の14475ポイント。
非公式外資系動向は
2800万株売り/1550万株買い。
金額ベースは売り越し。
売りは電機・不動産・その他製品セクターなど。
買いは機械・鉱業・証券・情報通信・その他金融・陸運セクターなど。
売買交錯は銀行・建設・輸送用機器・サービス・化学・小売セクターなど。
225先物はニューエッジ・JPモルガン・クレディ・パリバ・メリルが買い越し。
野村・みずほ・モルスタ・GS・アムロが売り越し。
TOPIX先物はニューエッジ・モルスタ・クレディ・ドイツが買い越し。
ソジェン・メリル・野村が売り越し。
外資系等は、カルビー(2229),THK(6481),
Vテク(7717),TOWA(6315),ダイヘン(6622),
星野リ(3287),トプコン(7732),コムシス(1721),
丸井(8252),住友不動産(8830),ネクソン(3659)に注目。
テクニカル的には、清水建(1803),大和ハウス(1925),
Jオイル(2613),エディオン(2730),日清紡(3105),
AGS(3648),太陽日酸(4091),ダイセル(4202),
ケネディクス(4321),一工薬(4461),サイボウズ(4776),
ニッタ(5186),鬼ゴム(5196),日金属(5491),
大紀アルミ(5702),三菱マ(5711),マース(6419),
ホシザキ(6465),前沢給装(6485),ホシデン(6804),
ヒロセ(6806),リオン(6823),リケン(6823),
今仙(7266),Vテク(7717),山善(8051),
阪和興(8078),上新電(8173)、ヤオコー(8279),
東京建(8804),日新(9066),イエロハット(9882),
ミロク(9928),バロー(9956)が動兆。
13日の日経平均株価は大幅反発。
ダウ平均とS&P500が過去最高値を更新した米株市場や欧州株高といった世界的な株高の流れを受けて、朝方から買い優勢の展開となった。
東証1部の騰落銘柄数は、値上がり1367/値下がり337と大幅に値上がり優勢。売買代金は1兆7990億円と4営業日連続で2兆円割れを記録。
個別銘柄では、メディアドゥ(3678)が電子図書館プラットフォーム世界最大手 米国OverDrive, Inc.との戦略的業務提携を発表しストップ高買い気配。
他には、三菱ケミカルHDがTOBによる買収で過半数の株式を取得すると報じられた大陽日酸、いすゞ自動車 (7202)が上限2000万株・100億円の自己株取得枠を設定が評価され大幅高。
日経平均株価指数は、ファストリとソフトバンクで約56円押し上げており、先物主導の相場で買戻しの域は脱していない。
日経平均は終値ベースで11営業日(4月23日)以来となる25日線(14363円)を突破したが、
節目としては、14500円や200日線(14658円)を早急に上抜けすれば、ここ1ヵ月間続く14000円〜14500円の狭いボックス圏を上抜けする可能性がある。
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