
日経平均株価 | 48,625.88 | -1198.06 | 11/21 |
TOPIX | 3,297.73 | -1.84 | 11/21 |
マザーズ | 680.43 | +1.14 | 11/21 |
日経JASDAQ | 45,752.26 | -386.51 | 11/21 |
為替 | * 73ADR | * 74欧州株価 | * 75アジア株 |
NYダウ平均 | 22,078.05 | -486.18 | 11/21 |
前週末の欧米株市場の軟調な地合いを引き継ぎ、下値を探る展開となった。日経平均は朝方に500円超の下落をみせ、5万円大台を割り込む場面があったが、その後は日経平均寄与度の大きい値がさ株をはじめAI関連や半導体セクターの主力株が買われたことで下げ渋った。一時は急速に値を戻しプラス圏に切り返す場面もあったが、その後は再び上値の重い地合いとなった。中国当局が中国国民に対し日本への渡航を控えるように注意喚起を行ったことを受け、消費セクターの一角などインバウンド関連株への風当たりが強まった。

17日の日経平均株価は続落で始まった。始値は前週末比94円14銭安の5万0282円39銭。下げ幅はその後300円を超える場面があった。
前週末は日経平均が終値ベースで900円あまりの大幅安となったが、きょうはそのショートカバーが観測される。ただ、足もと上値も重い状況だ。前週末はアジア株市場に続き欧州株市場も全面安商状とリスクオフの流れが強まり、米国株市場も朝方は安く始まったがその後は下げ渋った。ハイテク株が買い戻されナスダック総合株価指数は小幅ながらプラス圏で引けたことで、東京株式市場でも過度な不安心理は後退している。一方、今週は19日に米エヌビディア<NVDA>の決算発表を控えていることもあり、AI・半導体関連株は様子見ムードも漂う。米追加利下げ期待が後退していることで、足もと不安定な外国為替市場の動向にも左右される可能性があるだろう。
内閣府が17日発表した2025年7〜9月期の国内総生産(GDP)速報値は物価変動の影響を除いた実質で前期比0.4%減、年率換算で1.8%減だった。6四半期ぶりの減少となった。QUICKがまとめた市場予想は前期比0.6%減、年率換算で2.4%減だった。
東証株価指数(TOPIX)は続落している。
個別では、良品計画やソニーG、アドテストが下落している。一方、東エレクやイビデン、中外薬が上昇している。
17日の東京株式市場は反発後、もみ合いとなりそう。
日経平均株価の予想レンジは、5万円-5万600円を想定。(14日終値5万376円53銭)
前週末14日に急反落した反動から、買い優勢スタートが見込まれる。ただ、決算発表の時期を終了し手がかり材料に乏しいなか、戻り待ちの売りに上値を抑えられる場面も想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=154円台の半ば(前週末14日は154円67-69銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=179円台の半ば(同179円92-96銭)とやや円高方向にある。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同14日の大阪取引所清算値比100円高の4万430円だった。
【主な経済指標・スケジュール】
17(月)
【国内】
7-9月期GDP速報値(8:50)
10年物価連動国債入札
《決算発表》
KeePer技研
【海外】
米11月ニューヨーク連銀製造業景気指数(22:30)