Market Data
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【日経平均】
50219円18銭(▲293円14銭=0.58%)
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【TOPIX】
3285.87(▲39.18=1.18%)
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【グロース250】
722.38(▲12.56=1.71%)
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【プライム売買高】22億9292万株(△3億6545万株)
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【売買代金】5兆8852億円(▲2278億円)
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【値上がり銘柄数】89(前日:1418)
【値下がり銘柄数】1508(前日:166)
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【新高値銘柄数】78(前日:285)
【新安値銘柄数】16(前日:2)
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【25日騰落レシオ】103.60(前日:109.88)
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■本日のポイント
1.日経平均は3日ぶり反落、広範囲に利食われる展開に
2.米株市場では3指数が最高値も、リスクオンを引き継げず
3.日米首脳会談も先立って買われた分の反動で売りが優勢に
4.後場にドル安・円高が加速、先物売りを誘発する形となる
5.個別は1500銘柄あまりが値を下げ、全体の93%を占める
さすがに直近の日経平均は上げ過ぎていて本日はスピード調整の1日となった。ただ、5日移動平均線(4万9596円)にすら下値は達せず急伸トレンドは生きたまま。5万円で目先的な達成感が出やすいところだが、まだ市場の上昇モメンタムはしっかりと保たれているようだ。高市トレードと米利下げで今週後半も堅調に行きそうだ。
引け後に決算を発表したアドバンテストは、上方修正、自己株取得、中期経営計画の経営指標引き上げなどを発表しており、足元の業績好調が確認できた。
日経平均株価は上期決算の発表が本格化する前に大きく水準を切り上げているだけに、足元の上昇が本物との見方が強まるためには、良好な決算が多く出てくることが求められる。注目度の高い企業から見栄えの良い決算が出てきたことは大きな安心材料。あすは半導体を中心に、AI関連の奮起に期待したい。
■上値・下値テクニカル・ポイント(28日現在)
53637.68 ボリンジャー:+3σ(26週)
53188.06 ボリンジャー:+3σ(13週)
52724.15 ボリンジャー:+3σ(25日)
50944.49 ボリンジャー:+2σ(25日)
50579.15 ボリンジャー:+2σ(13週)
50219.18 ★日経平均株価28日終値
49805.45 ボリンジャー:+2σ(26週)
49549.44 6日移動平均線
49164.83 ボリンジャー:+1σ(25日)
49021.96 均衡表転換線(日足)
48580.44 新値三本足陰転値
47970.25 ボリンジャー:+1σ(13週)
47453.63 均衡表基準線(日足)
47385.17 25日移動平均線
46192.39 均衡表転換線(週足)
45973.21 ボリンジャー:+1σ(26週)
45605.51 ボリンジャー:-1σ(25日)
45361.35 13週移動平均線
44221.06 均衡表雲上限(日足)
43839.62 75日移動平均線
昨日までの2日間で合計1870.71円高と急騰した後だが、本日は節目の5万円を下回ることなく推移し、底堅さを確認する形となった。株価下方では、25日や13週など主な移動平均線が上向きをキープして上昇トレンド継続を示唆している。一方、ローソク足は陰線を引いた。上ヒゲは昨日陽線の胴体部分に届かず、「陽の陰はらみ」を形成しており、短期的な売り圧力増大リスクにも留意が必要となろう。
【大引け概況】
28日の日経平均株価は3営業日ぶりに反落し、終値は前日比293円14銭安の5万0219円18銭だった。
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きょうはリスク回避の地合いとなった。前日の米国株市場でNYダウなど主要株価3指数がいずれも3連騰で史上最高値を更新したことを受け、ハイテクセクターを中心に追い風が意識されたが、目先スピード警戒感からの売り圧力が上値を押さえる格好となった。きょうは高市早苗首相とトランプ米大統領の日米首脳会談が行われたが、これに先立って前日に日経平均は1200円あまりの急騰をみせていたこともあり、ポジション調整の売りを誘発した。後場に入ると外国為替市場で一時1ドル=151円台後半に円高が加速し、これに合わせた先物を絡めたインデックス売りが全体相場を押し下げた。
ただ、AI・半導体関連の値がさ株の一角が買われたことで、日経平均の下げ幅は限定的なものにとどまった。
東証プライム市場の値下がり銘柄数は9割を超え、全面安の展開だった。日経平均は10月に入って急ピッチで株価水準を切り上げ、前日27日までに9月末比で5579円(12.41%)上昇した。高市早苗首相の就任で同氏の経済政策に期待した「高市トレード」が活発になり、株価を押し上げた。この間に人工知能(AI)関連銘柄の上昇も目立ったが、いずれも期待先行で株価が上昇した面が大きく、いったん目先の利益を確定する動きが広がりやすかった。
週内は米国の巨大ハイテク企業の決算発表に加え、国内でも2025年4〜9月期の決算発表が本格化する。市場関係者は「とくに半導体関連企業や米ハイテク企業の決算に注目しており、AI向けの設備投資計画や今後の需要動向で市場の期待を上回る内容が出れば、日本株相場は上値を試す展開になる」と話していた。
日経平均の下げ幅は限定的だった。前日の米株式市場で主要3指数がそろって最高値を更新し、とくにハイテク株の上昇が目立った。きょうの東京株式市場でもソフトバンクグループ(SBG)が株式分割考慮後の上場来高値を更新するなど、ハイテク株の一角には買いが入って相場全体を支えた。
市場では「『年末ラリー』という言葉があるように、経験則として11月から年末にかけて上昇しやすい傾向にある。株価の先高観は強く、下げた場面では押し目買いを入れる動きもみられた」との声が聞かれた。
東証株価指数(TOPIX)は3営業日ぶりに反落した。終値は39.18ポイント(1.18%)安の3285.87だった。JPXプライム150指数も3営業日ぶりに反落し、13.54ポイント(0.93%)安の1441.46で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で5兆8852億円、売買高は22億9292万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1508。値上がりは89、横ばいは17だった。
業種別株価指数(33業種)は金属製品、建設業、繊維製品、ガラス・土石製品の下落率が大きかった。上昇は情報・通信業のみ。
個別では、キオクシアホールディングスが利食われたほか、レーザーテックも下落した。IHI、川崎重工業、ファーストリテイリング、アドバンテスト、ファナックが安く、日東電工、キヤノン、トヨタ自動車も冴えない。日本取引所グループ(JPX)が内部管理体制の改善を求める特別注意銘柄に指定したニデックがストップ安に売り込まれ、KLabも急落。第一稀元素化学工業も大幅反落となった。電算システムホールディングス、東亜建設工業、日鉄鉱業なども大きく下値を探り、ジャパンエレベーターサービスホールディングス、ホギメディカルの下げも目立つ。
半面、売買代金首位となったソフトバンクグループ(SBG)が高く、イビデンは値を飛ばし値上がり率トップとなった。古河電気工業が高く、東京エレクトロン、中外製薬、三井E&Sも堅調。ディー・エヌ・エーが物色人気となり、サンリオも値を上げた。前日ストップ安の霞ヶ関キャピタルも切り返した。エンプラス、正興電機製作所も大幅高だった。
東証スタンダード市場は前日に株価が急上昇し相場の過熱状態が意識される中、材料出尽くしで個別物色の様相が強まり、利益確定売りに押される展開が続いた。
スタンダードTOP20は反落。出来高5億3825万株。
値上がり銘柄数315、値下がり銘柄数1101と、値下がりが優勢だった。
個別ではサンテック、アウンコンサルティング、テクニスコ、赤阪鐵工所がストップ高。インタートレード、ニッチツは一時ストップ高と値を飛ばした。インターライフホールディングス、美樹工業、日本電技、大本組、第一建設工業など58銘柄は年初来高値を更新。ナガセ、放電精密加工研究所、ティアック、森尾電機、新コスモス電機が買われた。
一方、福留ハム、出前館、フォーシーズHD、ライオン事務器、倉元製作所など6銘柄が年初来安値を更新。日本パレットプール、ネポン、CAICA DIGITAL、細谷火工、理経が売られた。
東証グロース市場は前日に上昇した反動で、持ち高調整目的の売りが優勢となった。日経平均株価が午後に下げ幅を広げると、新興株にも売りが増え、指数は一段安となった。
市場関係者は「高市早苗首相の政策関連として注目されていた銘柄への買いは足元で一巡しており、新興市場で物色の柱となる銘柄が目立たない」と指摘した。
新興企業市場では「グロースは閑散だが、造船株は連日の大商い」となり、資金は活況だったスタンダード市場に向かったとみられる。ある市場関係者からは「日米首脳会談を通過していったん材料出尽くしのような格好だ」との見方が聞かれた
東証グロース市場250指数は反落した。終値は前日比12.56ポイント(1.71%)安の722.38だった。グロース250とグロースCoreは大幅安。
グロース市場ではQPS研究所やアストロHDなど宇宙関連銘柄の下落が目立った。一方、サンバイオやヘリオスは上昇した。
値上がり銘柄数111、値下がり銘柄数470と、値下がりが優勢だった。
個別ではジェネレーションパス、JIG-SAWがストップ高。イオレ、フェニックスバイオは一時ストップ高と値を飛ばした。豆蔵、富士山マガジンサービス、エクサウィザーズ、サイエンスアーツ、AeroEdgeなど6銘柄は年初来高値を更新。ソフトフロントホールディングス、リアルゲイト、和心、ポート、Waqooが買われた。
一方、Veritas In Silico、MFS、PostPrime、Schoo、海帆など17銘柄が年初来安値を更新。コンヴァノ、クリアル、WOLVES HAND、AppBank、Def consultingが売られた。
28日午前の日経平均株価は反落し、午前終値は前日比92円36銭安の5万0419円96銭だった。前日の日経平均は上昇し、節目の5万円を上回って終えた。史上初の5万円台乗せとあって達成感が意識されやすく、目先の利益を確定する売りが出やすかった。
前日の米国株市場で主要株価3指数が揃って最高値を更新したもののリスク選好の地合いとはならず、朝方から売り優勢の展開となった。前日に日経平均が1200円強と急伸をみせていただけに、足もとポジション調整の売り圧力が勝ったが、前場取引終盤になって押し目買いが入り下げ渋る展開となっている。ただ、個別株は中小型株を中心に売られる銘柄が多かった。
東証プライム市場の値下がり銘柄数は8割を超えた。日経平均は10月に入って急ピッチで株価水準を切り上げ、前日27日までに9月末比で5579円(12.41%)上昇した。高市早苗首相の誕生で同氏の経済政策に期待した「高市トレード」が活発になっている。相場の過熱感を示す指標も増えており、幅広い銘柄に利益を確定する目的での売りが優勢だった。
一方、下げ幅は限られた。前日のNYダウ工業株30種平均など主要3指数がそろって最高値を更新した。貿易問題を巡る米中対立が緩和に向かうとの期待や米国の追加利下げ観測が投資家心理を強気に傾け、ハイテク株を中心に上昇が目立った。きょうの東京株式市場でもソフトバンクグループ(SBG)や東京エレクトロンなどハイテク株の一角には買いが入り、日本株相場を支えた。
高市首相は28日午前、トランプ米大統領と会談した。会談の冒頭でトランプ氏は日米関係について「我々は最も強固な水準の同盟国だ」と表明した。高市首相も「日米同盟の新たな黄金時代をトランプ氏とつくりたい」と言及。強固な同盟関係を維持していくことを確認した。
市場では「高市首相とトランプ氏が親和的な関係を築けそうで、日米関係の先行きに期待の持てそうな雰囲気だったことも安心感につながった」との声が聞かれた。
後場の日経平均株価は、米国市場の堅調地合いが引き続き下支えとなる一方、為替動向やFOMCの結果を見極めたいとのムードが重しとなり、もみ合い推移が想定される。決算発表シーズンを迎え、個別株物色が活発化する一方で、インデックス全体としては方向感を欠く展開となりそうだ。特に午後は、米長期金利の動向やドル円相場が投資家心理を左右する要因として意識されよう。
東証株価指数(TOPIX)は反落した。前引けは17.54ポイント(0.53%)安の3307.51だった。JPXプライム150指数も反落した。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で3兆560億円、売買高は11億6149万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1401。値上がりは178、横ばいは34だった。
業種別では、電気・ガス業、海運業、情報・通信業、銀行業、証券・商品先物が上昇。一方で、繊維製品、倉庫・運輸関連、金属製品、ガラス土石製品、サービス業などが下落した。
個別ではキオクシアホールディングスが利益確定売りで下値を探り、三菱重工業も軟調。レーザーテックが下落、東洋エンジニアリングも上昇一服となった。日本取引所グループ(JPX)が内部管理体制の改善を求める特別注意銘柄に28日付で指定すると発表したニデックはストップ安売り気配に。KLabも急落。ホギメディカル、東亜建設工業なども大幅安。
ファーストリテイリング、リクルートホールディングス、キヤノン、安川電機が下落した
半面、売買代金首位となったソフトバンクグループが堅調、フジクラ、古河電気工業、中外製薬、塩野義、イオンも上昇した。ディー・エヌ・エーが物色人気となり、前日ストップ安の霞ヶ関キャピタルもリバウンドに転じた。イビデンが値上がり率トップに買われ、Link-Uグループも急騰、正興電機製作所も値を飛ばした。
東証スタンダード市場は前日の急上昇を受けて幅広い銘柄に利益確定売りが出た。
スタンダードTOP20は反落。出来高2億7535万株。
グロース250とグロースCoreは下落。
値上がり銘柄数437、値下がり銘柄数905と、値下がりが優勢だった。
個別ではアウンコンサルティング、テクニスコ、赤阪鐵工所がストップ高。インタートレード、ニッチツは一時ストップ高と値を飛ばした。インターライフホールディングス、美樹工業、日本電技、第一建設工業、ナカノフドー建設など54銘柄は年初来高値を更新。内海造船、ナガセ、夢みつけ隊、ティアック、ミロクが買われた。
一方、福留ハム、出前館、ライオン事務器、アトムが年初来安値を更新。日本パレットプール、ネポン、エブレン、CAICA DIGITAL、アストマックスが売られた。
東証グロース市場は日経平均株価と東証株価指数(TOPIX)は最高値から反落しており、新興市場でも持ち高調整目的の売りが優勢となった。
市場では「人工知能(AI)関連で成長の目立つ銘柄が少ないグロース市場では買いが続きにくい」との指摘があった。
東証グロース市場250指数は反落した。前引けは前日比5.67ポイント(0.77%)安の729.27だった。
グロース市場ではアストロHDやアクセルHD、トライアルが下落した。一方、タイミーやサンバイオは上昇した。
値上がり銘柄数156、値下がり銘柄数397と、値下がりが優勢だった。
個別では、JIG-SAWがストップ高。フェニックスバイオは一時ストップ高と値を飛ばした。豆蔵、富士山マガジンサービス、エクサウィザーズ、サイエンスアーツ、AeroEdgeなど6銘柄は年初来高値を更新。イオレ、リアルゲイト、和心、サイバーソリューションズ、ポートが買われた。
一方、Veritas In Silico、PostPrime、Schoo、GMOプロダクトプラットフォーム、リップスなど11銘柄が年初来安値を更新。WOLVES HAND、クリアル、コンヴァノ、AppBank、エータイが売られた。
【寄り付き概況】
28日の日経平均株価は反落で始まった。始値は前日比155円17銭安の5万0357円15銭。寄り付き後、下げ幅は300円を超えた。
前日の米国株市場ではNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに最高値更新が続いており、これは東京市場にも追い風として意識される。米国では米中関係が悪化することへの懸念が足もとで後退しているほか、引き続きFRBによる追加利下げ観測が投資家の強気心理を支えている。
ただ、日経平均は米株市場に先立って前日に1200円以上の上昇で初の5万円台に乗せており、目先利食い圧力も拭えない。そのため上値は重い状況となっている。
一方、きょう行われる高市早苗首相とトランプ米大統領の日米首脳会談への期待は全体相場を支える材料となりそうだ。
「SBG、アドバンテストの2銘柄だけで今年の日経平均を約4600円押し上げた」
「3指数ともに史上最高値を更新」
週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って続伸。
3指数ともに連日の過去最高値更新。
S&P500は初の6800台乗せ。
米中首脳会談で米国による100%の対中追加関税を回避。
中国のレアアース輸出規制を延期する可能性があることを好感。
恐怖(VIX)指数は約1カ月ぶりの低水準。
アルファベットが3.6%高。
データセンター向けのAIチップ2種を発表した半導体大手クアルコムが11%急伸。
エヌビディアが2.8%高。
フィラデルフィア半導体指数(SOX)は2.7%上昇した。
テスラが4.3%上昇。
アリババ、JDドットコム、PDD、バイドゥなど中国企業の米上場株も上昇。
10年国債利回りは3.987%。
5年国債利回りは3.610%
2年国債利回りは3.496%。
30年国債利回りは4.556%。
ドル円は152円台後半。
WTI原油先物12月限は前日比0.19ドル安の1バレル=65.62ドル。
金先物12月限は前日比118.1ドル安の1オンス=4019.70ドル。
SKEW指数は154.34→153.49→148.50。
恐怖と欲望指数は33→37。
昨年7月4日が78、昨年10月18日が75(4月8日が3、2023年10月5日が20)。
4月8日の3がボトム。
週明けのNYダウは337ドル(0.71%)高の47544ドルと3日続伸。
高値47564ドル、安値47375ドル。
サイコロは8勝4敗。
騰落レシオは110.20(前日104.97)。
NASDAQは432ポイント(1.86%)高の23637ポイントと3日続伸。
高値23658ポイント、安値23493ポイント。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは101.79(前日102.31)。
S&P500は83ポイント(1.23%)高の6875ポイントと3日続伸。
高値6877ポイント、安値6843ポイント。
サイコロは8勝5敗。
騰落レシオは111.82(前日108.96)。
NYSEの騰落レシオは113.43(前日111.87)。
週明けのダウ輸送株指数は208ポイント(1.35%)高の15663ポイントと続伸。
SOX指数は191ポイント(2.74%)高の7167ポイントと3日続伸。
連日で年初来高値を更新。
VIX指数は15.79(前日16.37)。
NYSEの売買高は11.80億株(前日11.14億株)。
3市場の合算売買高は197.6億株(前日190.4億株、過去20日平均は208.5億株)。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比105円安の50485円。
ドル建ては大証日中比15円安の50575円。
ドル円は152.87円。
10年国債利回りは3.987%。
2年国債利回りは3.496%。
「プライム市場の単純平均は45円高の3013円(前日は2968円)」
週明けの日経平均は寄り付き606円高。
終値は1212円(△2.46%)高の50512円と続伸。
終値で初めて5万台に乗せた。
高値50549円(一時1250高)。
安値49838円。(一時539円高)。
日中値幅は711円。
日足は2日連続で陽線。
SBG、アドバン、ファストリの3銘柄で合計700円高。
10月21日の49316円を上抜いて10月27日の50512円が史上最高値。
10月21日の49945円を上抜いて50549円がザラバベースの史上最高値。
10月20日は48140円→48254円にマド。
10月24日は48866円→48965円にマド。
10月27日は49435円→49839円にマドで2空。
日経平均は110日連続で一目均衡の雲の上。
上限は43909円。
下限は42398円。
TOPIXは55.60ポイント(△1.70%)高の3325ポイントと続伸。
10月24日の3269ポイントを上抜いて3325ポイントが史上最高値。
ザラバ高値は10月22日の3274ポイントを上抜いて3328ポイント。
25日線(3195ポイント)を9日連続で上回った。
75日線(3070ポイント)を9日連続で上回った。
200線(2849ポイント)を118日連続で上回った。
日足は2日ぶりに陽線。
TOPIXコア30指数は続伸。
プライム市場指数は28.66ポイント(△1.70%)高の1711.84ポイントと続伸。
東証グロース250指数は6.20ポイント(△0.85%)高の734.94と3日ぶりに反発。
25日線からの乖離は▲1.07%(前日▲2.05%)。
プライム市場の売買代金は6兆1131億円(前日5兆3264億円)。
売買高は19.27億株(前日21.12億株)。
値上がり1418銘柄(前日677銘柄)
値下がり166銘柄(前日880銘柄)。
新高値285銘柄(前日123銘柄)。
新安値2銘柄(前日0銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは109.88(前日104.53)。
直近安値は83.34(24年11月13日)。
直近高値は155.21(25年8月13日)。
20年3月16日が40.12。
日経平均の騰落レシオは114.66(前日104.05)。
8月13日が155.21。
24年8月5日が76.75だった。
東証グロース市場の騰落レシオは83.37(前日82.27)。
NTレシオは15.19倍(前日15.08倍)。
20年12月30日が12.90倍。
サイコロは7勝5敗で58.33%。
TOPIXは8勝4敗で66.66%。
東証グロース市場指数は6勝6敗で50.00%。
上向きの25日線(47178円)から△7.07%(前日△4.96%)。
35日連続で上回った。
上向きの75日線は43669円。
117日連続で上回った。
上向きの200日線(39925円)から△26.52%(前日△23.64%)
84日連続で上回った。
上向きの5日線は49415円。
2日連続で上回った。
13週線は45383円。
26週線は42152円。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲30.081%(前日▲27.532%)。
買い方▲0.972%(前日▲2.244%)。
東証グロース250指数ネットスック信用損益率で売り方▲14.463%(前日▲12.282%)。
買い方▲12.165%(前日▲14.991%)。
空売り比率は34.2%(前日36.0%、6日連続で40%割れ)。
空売り規制なし銘柄の比率は6.9%(前日7.8%)。
6日連続で1ケタ。
2月12日が14.1%。
3月14日が15.2%。
日経VIは28.68(前日25.44)。
4月7日が58.39。
2024年8月5日が76.69。
日経平均採用銘柄のPERは19.28倍(前日18.94倍)。
EPSは2619円(前日2602円)。
直近ピークは10月21日2613円、2月13日2564円。
直近ボトムは5月16日2186円。
前期基準では18.05倍。
前期基準のEPSは2798円(前日2780円)。
225のPBRは1.71倍(前日1.68倍)。
BPSは29539(前日29345円)。
日経平均の予益回りは5.19%。
予想配当り利回りは1.82%。
指数ベースではPERは25.66倍(前日25.05倍)。
EPSは1968円(前日1968円)。
PBRは2.46倍(前日2.40倍)。
BPSは20533円(前日20541円)。
益回りは3.90%(前日3.99%)。
配当利回りは1.56%(1.60%)。
10年国債利回りは1.665%(前日1.655%)。
プライム市場の予想PERは18.50倍。
前期基準では17.65倍。
PBRは1.61倍。
プライム市場の予想益回りは5.40%。
配当利回り加重平均は2.15%。
東証プライムのEPSは162.90(前日163.19)。
2025年2月が180.62。
2024年12月161.79。
2024年2月が174.18。
2024年1月が175.24。
2023年10月が177.72。
2022年4月が118.12。
大商い株専有率(先導株比率)は30.4%(前日44.2%)。
2月19日が48.3%だった。
2月26日に26.0%まで低下。
プライム市場の単純平均は45.35円高の3013円(前日は2968円)。
24年末が2753円。23年末が2827円。
プライム市場の売買単価は3171円(前日2521円)。
プライム市場の時価総額1136兆円(前日1116兆円)。
10月24日の1116兆円を上抜いて過去最高。
ドル建て日経平均は330.43(前日322.30)と続伸。
10月21日の326.66を上抜いて330.43が年初来高値かつ過去最高値。
2021年2月16日の290.62ドルがそれまでの過去最高値。
週明けのシカゴ日経平均は大証日中比105円安の50485円。
高値50680円、安値49830円。
週明けの大証夜間取引終値は日中比70円安の50520円。
ボリンジャーのプラス1σが48916円。
プラス2σが50655円。
プラス3σが52393円。
週足のボリンジャーのプラス1σが48035円。
プラス2σが50667円。
プラス3σが53339円。
9月配当権利落ち前は45354円。
3月配当権利落ち前は37799円。
9月月中平均は日経平均が44218.53円。
TOPIXが3134.24ポイント。
★25年3月日経平均の月中平均は37311円。
☆24年3月日経平均の月中平均は39844円。
★25年3月TOPIXの月中平均は2743.52ポイント。
☆24年3月TOPIXの月中平均は2728ポイント。
アノマリー的には火曜が「大幅高の特異日」。
木曜は「TOPIXパッシブ売買インパクト」。
金曜が「10月最強の日、リーマンショック以降株高の日」。
月足陽線基準は44550円。
前月末比プラス基準は44932円。
《今日のポイント10月28日》
(1)週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って続伸。
3指数ともに連日の過去最高値更新。
S&P500は初の6800台乗せ。
10年国債利回りは3.987%。
5年国債利回りは3.610%
2年国債利回りは3.496%。
30年国債利回りは4.556%。
ドル円は152円台後半。
SKEW指数は154.34→153.49→148.50。
恐怖と欲望指数は33→37。
昨年7月4日が78、昨年10月18日が75(4月8日が3、2023年10月5日が20)。
4月8日の3がボトム。
(2)週明けのダウ輸送株指数は208ポイント(1.35%)高の15663ポイントと続伸。
SOX指数は191ポイント(2.74%)高の7167ポイントと3位h続伸。
連日で年初来高値を更新。
VIX指数は15.79(前日16.37)。
NYSEの売買高は11.80億株(前日11.14億株)。
3市場の合算売買高は197.6億株(前日190.4億株、過去20日平均は208.5億株)。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比105円安の50485円。
(3)プライム市場の売買代金は6兆1131億円(前日5兆3264億円)。
売買高は19.27億株(前日21.12億株)。
値上がり1418銘柄(前日677銘柄)
値下がり166銘柄(前日880銘柄)。
新高値285銘柄(前日123銘柄)。
新安値2銘柄(前日0銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは109.88(前日104.53)。
直近安値は83.34(24年11月13日)。
直近高値は155.21(25年8月13日)。
20年3月16日が40.12。
日経平均の騰落レシオは114.66(前日104.05)。
8月13日が155.21。
24年8月5日が76.75だった。
東証グロース市場の騰落レシオは83.37(前日82.27)。
NTレシオは15.19倍(前日15.08倍)。
20年12月30日が12.90倍。
サイコロは7勝5敗で58.33%。
日足は2日連続で陽線。
SBG、アドバン、ファストリの3銘柄で合計700円高。
10月21日の49316円を上抜いて10月27日の50512円が史上最高値。
10月21日の49945円を上抜いて50549円がザラバベースの史上最高値。
10月20日は48140円→48254円にマド。
10月24日は48866円→48965円にマド。
10月27日は49435円→49839円にマドで2空。
TOPIXは55.60ポイント(△1.70%)高の3325ポイントと続伸。
10月24日の3269ポイントを上抜いて3325ポイントが史上最高値。
ザラバ高値は10月22日の3274ポイントを上抜いて3328ポイント。
日足は2日ぶりに陽線。
(4)上向きの25日線(47178円)から△7.07%(前日△4.96%)。
35日連続で上回った。
上向きの75日線は43669円。
117日連続で上回った。
上向きの200日線(39925円)から△26.52%(前日△23.64%)
84日連続で上回った。
上向きの5日線は49415円。
2日連続で上回った。
13週線は45383円。
26週線は42152円。
(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲30.081%(前日▲27.532%)。
買い方▲0.972%(前日▲2.244%)。
東証グロース250指数ネットスック信用損益率で売り方▲14.463%(前日▲12.282%)。
買い方▲12.165%(前日▲14.991%)。
(6)空売り比率は34.2%(前日36.0%、6日連続で40%割れ)。
空売り規制なし銘柄の比率は6.9%(前日7.8%)。
日経VIは28.68(前日25.44)。
(7)日経平均採用銘柄のPERは19.28倍(前日18.94倍)。
EPSは2619円(前日2602円)。
直近ピークは10月21日2613円、2月13日2564円。
直近ボトムは5月16日2186円。
前期基準では18.05倍。
前期基準のEPSは2798円(前日2780円)。
225のPBRは1.71倍(前日1.68倍)。
BPSは29539(前日29345円)。
日経平均の予益回りは5.19%。
予想配当り利回りは1.82%。
指数ベースではPERは25.66倍(前日25.05倍)。
EPSは1968円(前日1968円)。
PBRは2.46倍(前日2.40倍)。
BPSは20533円(前日20541円)。
益回りは3.90%(前日3.99%)。
配当利回りは1.56%(1.60%)。
10年国債利回りは1.665%(前日1.655%)。
(8)大商い株専有率(先導株比率)は30.4%(前日44.2%)。
2月19日が48.3%だった。
2月26日に26.0%まで低下。
プライム市場の単純平均は45.35円高の3013円(前日は2968円)。
24年末が2753円。23年末が2827円。
プライム市場の売買単価は3171円(前日2521円)。
プライム市場の時価総額1136兆円(前日1116兆円)。
10月24日の1116兆円を上抜いて過去最高。
ドル建て日経平均は330.43(前日322.30)と続伸。
10月21日の326.66を上抜いて330.43が年初来高値かつ過去最高値。
(9)ボリンジャーのプラス1σが48916円。
プラス2σが50655円。
プラス3σが52393円。
週足のボリンジャーのプラス1σが48035円。
プラス2σが50667円。
プラス3σが53339円。
9月配当権利落ち前は45354円。
3月配当権利落ち前は37799円。
9月月中平均は日経平均が44218.53円。
TOPIXが3134.24ポイント。
★25年3月日経平均の月中平均は37311円。
☆24年3月日経平均の月中平均は39844円。
★25年3月TOPIXの月中平均は2743.52ポイント。
☆24年3月TOPIXの月中平均は2728ポイント。
アノマリー的には火曜が「大幅高の特異日」。
木曜は「TOPIXパッシブ売買インパクト」。
金曜が「10月最強の日、リーマンショック以降株高の日」。
月足陽線基準は44550円。
前月末比プラス基準は44932円。
今年の曜日別勝敗(10月27日まで)
↓
月曜20勝16敗
火曜23勝15敗
水曜22勝20敗
木曜27勝14敗
金曜17勝25敗
★10月24日(金)に気になった指標
↓
〇NY株式市場で主要3指数は揃って終値ベースでの市場最高値を更新。
〇SOX指数は129ポイント(1.89%)高の6976ポイントと続伸。
年初来高値を更新。
〇VIX指数は16.37(前日17.30)。
〇日経平均は週間で1717円上昇。
週足は8週連続で陽線。
〇TOPIXは10月22日の3266ポイントを上抜いて3269ポイントが史上最高値。
ザラバ高値は10月22日の3274ポイントを上抜いて3279ポイント。
ただし日足は陰線。
〇新高値123銘柄(前日105銘柄)、新安値0銘柄(前日0銘柄)。
〇プライム市場の時価総額1116兆円と過去最高。
〇プライム市場の売買単価は3171円(前日2521円)。
〇ボリンジャーのプラス2σが50240円。
★10月27日(月)に気になった指標
↓
〇主要3指数は揃って続伸し3指数ともに連日の過去最高値更新。
S&P500は初の6800台乗せ。
〇SOX指数は191ポイント(2.74%)高の7167ポイントと3日続伸。
連日で年初来高値を更新。
〇VIX指数は15.79(前日16.37)と1ヵ月ぶりの低水準。
〇日経平均の終値は1212円(△2.46%)高の50512円と続伸。
終値で初めて5万台に乗せた。
〇TOPIXは55.60ポイント(△1.70%)高の3325ポイントと続伸。
終値で初めて3300ポイント台に乗せた。
〇値上がり1418銘柄(前日677銘柄)、値下がり166銘柄(前日880銘柄)。
〇新高値285銘柄(前日123銘柄)、新安値2銘柄(前日0銘柄)。
〇上向きの25日線(47178円)から△7.07%。
上向きの200日線(39925円)から△26.52%。
〇日経平均採用銘柄のPERは19.28倍(前日18.94倍)。
EPSは2619円(前日2602円)と過去最高更新。
〇プライム市場の売買単価は3171円(前日2521円)。
プライム市場の時価総額1136兆円(前日1116兆円)。
〇松井証券信用評価損益率速報で売り方▲30.081%(前日▲27.532%)。
買い方▲0.972%(前日▲2.244%)。
〇空売り比率は34.2%(前日36.0%、5日連続で40%割れ)。
空売り規制なし銘柄の比率は6.9%(前日7.8%)。
〇プライム市場の単純平均は45.35円高の3013円と今年2回目の3000円台。
〇大商い株専有率(先導株比率)は30.4%(前日44.2%)
〇ボリンジャーのプラス2σが50655円。プラス3σが52393円。
日経平均は初めて5万円の心理的な節目を突破し最高値を更新。
日経平均がバブル経済崩壊後の安値(7054円)を付けたのは2009年3月10。
その後、日経平均が1万円水準の「大台替わり」を演じるまでに要した日数は4万円から5万円が404営業日。
それまでの最速だった3万円から4万円までの746営業日を大幅に更新。
最速での大台替わりとなった。
1万円から2万円までは14388営業日を要するなど6年近くレンジを上回れない状態が続いた。
バブル期に付けた高値(1989年12月29日の3万8915円)を更新した3万円の大台突破には14188営業日。
ほぼ6年を費やすしていた。
最高値更新を含む4万円台への到達は3万円までの約半分に短縮。
5万円ではさらに記録を縮めた。
NYダウは初めて4万7000ドル台に乗せて史上最高値を更新した。
NYダウが1000ドルの節目を更新するのは25年9月1日に4万6000ドルに乗せてから31営業日目。
前回の4万5000ドルから4万6000ドルの節目抜きには191営業日掛かった。
今年2回目の1000ドル毎の節目抜き。
Milestone 終値 年月日 掛かった営業日
36,000 36,052.63 2021/11/2 71
37,000 37,090.24 2023/12/13 531
38,000 38,001.81 2024/1/22 25
39,000 39,069.11 2024/2/22 22
40,000 40,003.59 2024/5/17 60
41,000 41,198.08 2024/7/18 40
42,000 42,025.19 2024/9/19 45
43,000 43,065.22 2024/10/14 17
44,000 44,293.13 2024/11/11 20
45,000 45,014.04 2024/12/4 16
46,000 46,108.00 2025/9/11 191
47,000 47,207.12 2025/10/24 31
26日のゴールドマン・サックス証券リポート。
同社が最近行った米国マーケティングについて概要を報告した。
ニューヨーク、ボストン、サンフランシスコで米国の28社の顧客と会合を持ったという。
以下はその概要。
↓
◯米国投資家の日本株ポジションは高水準にあるもよう。
顧客の関心は以下に集中していたという
(1)高市新政権の政策のインプリケーションの理解
(2)日銀の政策見通し
(3)日本のコーポレートガバナンス改革の向かう先
(4)日本の銀行の相対的魅力度
◯会合参加者を投資家タイプ別に見ると、
大手のロングオンリー機関投資家とグローバルなシングルマネージャー型ヘッジファンドが3分の2近くを占めた。
◯日本株が年初以来、ドルベースで他の先進国株式を大きくアウトパフォームしていることが
米国投資家の日本株への関心が足元のラリー開始以来で最も高まっている背景にある。
米国顧客の間では、今週のトランプ大統領来日に関連した新たな安全保障関連ニュースへの期待も高かった。
このところの日経平均上昇寄与度上位
SBG、アドバンテストの寄与が大きく、2銘柄だけで今年の日経平均を約4600円押し上げている。
現在、SBGの日経平均ウエートは9.38%、アドバンテストは9.19%。
日経平均におけるウエートが高まった両銘柄は、パッシブ運用による売り需給にさらされる可能性がある。
1月最終営業日は日経平均株価の4月定期見直しにおける基準日に該当。
現在、日経平均は1銘柄のウエート上限が10%。
1月末時点で構成比率が10%を超えた銘柄は、キャップ調整済み株価換算係数を用いた採用株価の調整が行われる。
過去に日経平均のウエートキャップを超過したファーストリテ。
日経平均の定期見直し基準日に向けて、創業者である柳井会長兼社長が保有株の売却に動いたことがある。
仮にSBGとアドバンテストの日経平均におけるウエートが26年1月末時点で10%を超えた場合、
同年3月末のリバランスでパッシブ運用による売り需要が生じる。
現時点の試算では、ソフトバンクGとアドバンテストの売り需要はそれぞれ3000億円を超える。
10月30日:TOPIXの月末リバランス(POY7246)
11月4日:Russell/Nomura定期見直し結果発表
11月6日:MSCIスタンダード定期見直し結果発表
11月19日:Russell/Nomuraのリバランス
11月25日:MSCI指数のリバランス
12月6日早朝:S&P500の定期見直し結果発表
12月13日:ナスダック100の定期見直し結果発表
12月19日:ナスダック100のリバランス
(兜町カタリスト櫻井)
28日の東京株式市場は、堅調な値動きが続きそうだ。
日経平均株価の予想レンジは、4万9900円-5万800円を想定。(27日終値5万512円32銭)
米国株は上昇。ダウ平均は337ドル高の47544ドルで取引を終えた。
現地27日の米国株式市場では、NYダウとナスダック総合指数が、そろって連日で終値ベースの史上最高値を更新した強い動きを受け、買い優勢のスタートが見込まれる。
また、28日開催される日米首脳会談では日本の防衛費の増額が米国側へ伝えられる方針が報じられており、関連銘柄が物色される可能性がある。ただ、現地28日からFOMC(米連邦公開市場委員会)が開催されることもあり、内容を確認したいとして、手控えムードが広がる場面もありそう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=152円台の後半(27日は153円02-04銭)、ユーロ・円が1ユーロ=177円台の後半(同177円80-84銭)と小動き。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、27日の大阪取引所清算値比105円安の5万485円だった。
【好材料銘柄】
■サンテック <1960>
上期経常を一転61%増益に上方修正。
■ディー・エヌ・エー <2432>
シティインデックスイレブンスが27日付で大量保有報告書を提出。シティインデックスイレブンスと共同保有者のディーエヌエ株式保有比率は5.12%となり、新たに5%を超えたことが判明した。
■ひらまつ <2764>
台湾の老舗百貨店グループである大統百貨と事業提携の検討を目的とした基本合意書を締結。
■イビデン <4062>
日本経済新聞社は11月5日付で日経平均株価の構成銘柄にイビデンを採用。特別注意銘柄に指定されるニデック <6594> を除外。
■SBIグローバルアセットマネジメント <4765>
上期経常が23%増益で着地・7-9月期も40%増益。また、26年3月末基準からSBIレオスひふみの投資信託「ひふみクロスオーバーPro」を追加で付与(対象は保有株数500株以上の株主で2500円相当)。そのほか、上場25周年記念優待として26年3月末時点で1000株以上を保有する株主に対し、3000円相当の暗号資産(XRP)およびアラプラスゴールドEX(定価1万1800円)を贈呈する。
■イーエムシステムズ <4820>
今期経常を39%上方修正、配当も4円増額。
■正興電機製作所 <6653>
1-9月期(3Q累計)経常が27%増益で着地・7-9月期も55%増益。
■エンプラス <6961>
今期経常を一転1%増益に上方修正、配当も10円増額。
■ポート <7047>
新卒・若年層向け人材紹介事業を手掛けるHRteamの株式を追加取得し連結子会社化する。取得価額は27.6億円。
■西華産業 <8061>
塗装機械などの製造販売を手掛ける旭サナックの全株式を取得し子会社化する。
■三信電気 <8150>
上期経常を45%上方修正。
■メタウォーター <9551>
今期経常を17%上方修正・5期ぶり最高益、配当も14円増額。
■ナガセ <9733>
上期経常は3.3倍増益で着地、今期配当を50円増額修正。
【主な経済指標・スケジュール】
28(火)
【国内】
日米首脳会談
《決算発表》
アドバンテ、野村HD、オービック、中部電、シマノ、ヒューリック、きんでん、日立建、小糸製、OBC、邦ガス、日ガス、コメリ、トーエネク、さくら、SMS、不二家、神奈交、日車輌、アイネス、システムリサーチ、コア、Vコマース、サイバトラスト、オーゼックス、SMK、リアルゲイト、両毛シス、田中化研、テセック、Aiming、マクアケ、カイノス、日鋳造、日興業
【海外】
FOMC(~10/29)
米8月S&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数(22:00)
米10月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)(23:00)
米7年国債入札
《米決算発表》
D.R.ホートン、キャリア・グローバル、IQVIAホールディングス、ネクステラ・エナジー、ロイヤル・カリビアン・クルーズ、ユナイテッドヘルス・グループ、ユナイテッド・パーセル・サービス、コーニング、MSCI、ザイレム
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
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10月27日 NY株/欧州株概況
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【市況】337ドル高と3日続伸、米中摩擦の懸念後退 |
・・・続き
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27日のNYダウ工業株30種平均は3日続伸し、終値は前週末比337ドル41セント高の4万7544ドル53セントだった。前週末に続いて最高値を更新した。米中対立が緩和に向かうとの期待から、ハイテク株を中心に主力株に買いが広がった。
米中両政府は週末に閣僚級の貿易協議を実施。ベセント米財務長官は、30日に韓国で予定されている米中首脳会談に向けた「枠組みができた」と述べたと報じられた。また、ベセント氏は26日に米テレビのインタビューで、11月1日から課すとしていた100%の対中関税は「回避される」と明言。投資家の安心感が広がり、買い注文が加速した。
米連邦準備制度理事会(FRB)が28日からの金融政策会合で利下げするとの期待も相場を下支えした。週内にマイクロソフトやグーグル親会社のアルファベット、アップルなどIT大手の決算発表を控え、「人工知能(AI)への需要が引き続き強い」(日系証券)との見方から、ハイテク株が積極的に買われた。
米主要企業による決算発表が始まり、市場予想を上回る内容が目立つことも投資家心理を上向けている。今週は29日にマイクロソフトやアルファベット、メタプラットフォームズ、30日にアップルとアマゾン・ドット・コムがそれぞれ四半期決算を発表する。巨大ハイテク企業の決算発表に期待が高まっていることも相場を支えた。
ダウ平均の構成銘柄ではエヌビディアやマイクロソフト、アップルといった巨大ハイテク株への買いが目立った。IBMやマクドナルド、JPモルガン・チェースも高い。半面、ウォルマートやナイキ、アムジェンは下げた。
ナスダック総合株価指数は3日続伸し、終値は前週末比432.589ポイント高の2万3637.456だった。前週末に続いて最高値を更新。S&P500種株価指数は終値で初めてとなる6800台に乗せ、2営業日連続で最高値を更新した。
【シカゴ日本株先物概況】
27日のシカゴ日経平均先物は上昇した。12月物は前週末比940円高の5万0485円で終えた。この日は日経平均株価が終値で史上初の5万円台に乗せており、ダウ工業株30種平均など米主要3株価指数が最高値を更新したのもあり、シカゴ市場の日経平均先物にも買いが活発となった。
シカゴ日経225先物 (円建て)
50485 ( -105 )
シカゴ日経225先物 (ドル建て)
50575 ( -15 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
27日の英FTSE100種総合株価指数は小幅ながら6日続伸し、前週末につけた最高値を更新した。終値は前週末比8.20ポイント(0.08%)高の9653.82だった。今週後半に予定される米中首脳会談を前に、両国の貿易協議が関係改善の方向へ進むとの期待が出て、投資家心理を支えた。
27日の米市場ではハイテク関連を中心に買いが入っている。英FTSE100種指数の構成銘柄にはハイテク関連が少ないため市場のムードを通じた米国株高の恩恵を受けにくく、指数の上値は限られた。
FTSEの構成銘柄では、金融大手スタンダード・チャータードが3.19%高、投資信託会社ポーラー・キャピタル・テクノロジー・トラストが2.33%高、金融大手ロイズ・バンキング・グループが2.31%高と相場をけん引。他方、産金大手エンデバー・マイニングは5.03%安、同業フレスニロは4.97%安、建機レンタルのアシュテッド・グループは2.52%安と売られた。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
27日のドイツ株価指数(DAX)は3日続伸し、前週末比68.89ポイント(0.28%)高の2万4308.78で終えた。貿易問題を巡り米中関係が悪化するとの懸念が後退し、投資家がリスク選好姿勢を強めた。27日のハイテク関連を中心とした米株式相場の上昇も支えとなった。
個別では、半導体大手インフィニオン・テクノロジーズが2.37%高、自動車部品大手コンチネンタルが1.43%高、郵便・物流大手ドイツポストが1.33%高と上伸。半面、化学品商社ブレンタークは2.40%安、航空機エンジン大手MTUエアロ・エンジンズは2.21%安、防衛大手ラインメタルは1.84%安で終了した。
■フランス・パリ株価指数
欧州株式市場でフランスの株価指数CAC40は小幅に続伸し、前週末比0.16%高で終えた。