Market Data
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【日経平均】
39901円19銭(△237円79銭=0.60%)
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【TOPIX】
2839.81(△20.41=0.72%)
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【グロース250】
747.74(△13.00=1.77%)
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【プライム売買高】16億0729万株(△3792万株)
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【売買代金】4兆0982億円(▲2963億円)
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【値上がり銘柄数】1172(前日:568)
【値下がり銘柄数】374(前日:994)
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【新高値銘柄数】87(前日:83)
【新安値銘柄数】7(前日:16)
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【25日騰落レシオ】117.41(前日:110.27)
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■本日のポイント
1.円高進行で一時290円超安
2.半導体株は朝安後に下げ渋る
3.小型株物色も活発化
4.TSMC決算で後場終盤に一段高
5.買収提案撤回でセブン&アイ急落
国内政治や貿易交渉の行方など不透明要因が後退するまでは、節目の4万円突破は難しいのではないかとの声が多い。
また、6月の貿易統計速報が発表されたが、トランプ関税の影響が懸念される対米輸出は、前年同月比11.4%減の1兆7071億円で3カ月連続の減少となった。
トランプ政権が追加関税を発動した自動車が大きく落ち込んだことが響いており、企業業績にも悪影響を及ぼすのは確実で、来週以降から本格化する国内主要企業の業績動向や先行きの見通しを確認したいと考える向きも多い。
あすは三連休前かつ、日曜20日には参院選の投開票が控えているだけに、上値追いには慎重になると思われる。
参院選の投開票前に踏み込んだ話ができるかどうかは微妙なところで、それほど期待は高まらないだろう。一方、きょうの引け味が良かっただけに、下げたとしても押し目は冷静に拾われる可能性が高い。与党の苦戦が報じられる中でしっかりとした動きを見せているのだから、売りを急ぐ理由も乏しい。きょうの終値は3万9901円。4万円を上回る場面が見られるかに注目したい。
■上値・下値テクニカル・ポイント(17日現在)
42034.37 ボリンジャー:+3σ(13週)
41348.11 ボリンジャー:+3σ(25日)
41225.63 ボリンジャー:+2σ(26週)
40749.34 ボリンジャー:+2σ(13週)
40673.81 ボリンジャー:+2σ(25日)
39999.51 ボリンジャー:+1σ(25日)
39901.19 ★日経平均株価17日終値
39653.05 6日移動平均線
39629.98 均衡表転換線(日足)
39469.32 ボリンジャー:+1σ(26週)
39464.31 ボリンジャー:+1σ(13週)
39325.21 25日移動平均線
39196.37 均衡表基準線(日足)
38942.07 新値三本足陰転値
38854.19 均衡表転換線(週足)
38650.91 ボリンジャー:-1σ(25日)
38179.28 13週移動平均線
38151.64 200日移動平均線
37976.60 ボリンジャー:-2σ(25日)
上向きの25日移動平均線近くまで伸ばした下ヒゲを回収してほぼ高値引け。ローソク足は「陽の大引け坊主」に近い形状で終了し、25日線付近で下値を固める格好となった。5日線が再び上向きに転じて短期的な騰勢の強まりを窺わせていることもあり、節目の4万円回復に向けて布石を打つ形となった。25日線との上方乖離率は1.04%と過熱感は乏しく、RSIは中立圏中央の50%割れの位置にあり、もみ合い離脱後の大幅な上放れが期待される。
●コンヴァノ <6574>
8月1日現在の株主を対象に1→10の株式分割を実施。最低投資金額は現在の10分の1に低下する。
【大引け概況】
17日の日経平均株価は反発し、終値は前日比237円79銭高の3万9901円19銭だった。
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17日午後に台湾積体電路製造(TSMC)<TSM>が発表した25年4~6月期の決算は、純利益が前年同期比61%増で過去最高となり、市場予想を上回った。半導体関連株への買い戻しを誘発し、日経平均は後場終盤に一段高。上げ幅は一時250円近くとなった。
なった。
朝方に日経平均は一時290円あまり下落する場面があった。ドル円相場が円高方向に振れたことが輸出関連株の重荷となった。参院選の結果を見極めたいとのムードが広がるなか、先物主導で売られたものの、下値では国内投資家を中心に買い意欲もみられ、株価指数は下げ渋った。東証株価指数(TOPIX)は6月30日以来の高値で終えた。
東京株式市場でも半導体関連に連想買いが入り、ディスコが上昇に転じたほか、東京エレクトロンやアドバンテストなども急速に下げ渋った。取引開始前の市場では軟調な展開を見込む声が多かっただけに、想定外の底堅さや後場の一段高を受け、先物を売っていた投資家が買い戻しを迫られたことも日経平均を押し上げた。市場では「日本企業による企業価値向上に向けた取り組みはすぐには終わる話ではない。米国以外の国際分散投資の観点から中長期目線の海外投資家の日本株買いは続きそうだ」との指摘もあった。
一方、20日投開票の参院選の情勢を巡る不透明感、米国との関税交渉の難航が投資家心理の重荷となったほか、オランダの半導体製造装置大手ASMLホールディングが16日の決算発表後に先行きに慎重な見通しを示したことを受け、前日の米半導体関連株が総じて下落したことも逆風となり、午前の日経平均は下げ幅を300円近くまで拡大する場面があった。
東証株価指数(TOPIX)は反発した。終値は20.41ポイント(0.72%)高の2839.81だった。JPXプライム150指数も反発し、10.19ポイント(0.83%)高の1240.02で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で4兆981億円、売買高は16億729万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1172と全体の7割超を占めた。値下がりは374、横ばいは78だった。
業種別株価指数(33業種)はその他製品、サービス業、医薬品、情報・通信業などが上昇。下落は鉱業、鉄鋼など。
個別では、三菱UFJFGや三井住友FGなどの一部の金融株が堅調に推移。また、売買代金首位のディスコが後場に上げ幅を拡大。サンリオ、トヨタ自動車、リクルートHD、IHI、ファーストリテ、日立、ソフトバンクグループ、ソニーグループやNEC、メルカリなどが上昇した。ほか、船用エンジンなどの売上増加期待で国内証券が格上げを行った三井E&Sが急騰、ブロードリーフ、ACCESS、SUMCOなどが値上がり率上位となった。
半面、三菱重工業や良品計画が売られ、レーザーテックが大幅安。キオクシアホールディングスや東京電力ホールディングスが冴えない展開となったほか、マツダやSUBARU、東レが軟調。INPEXが安い。カナダのコンビニ大手アリマンタシォン・クシュタールが買収提案の撤回を発表したことを受け、セブン&アイ・ホールディングスは急落した。
YTL、アドバンスクリエイト、富士石油などが値下がり率上位となった。
東証スタンダード市場は朝方に比べて為替が円安方向に動いたことなどが投資家心理の支えとなり値上がりした。
東証スタンダード市場指数は3日ぶりに反発し、前日比8.46ポイント(0.61%)高の1396.31と算出来高値を更新した。
スタンダードTOP20は続伸。出来高5億4895万株。
値上がり銘柄数788、値下がり銘柄数568と、値上がりが優勢だった。
個別ではアルファ、日宣、ウインテスト、東邦レマックがストップ高。インタートレード、セレコーポレーション、unbankedは一時ストップ高と値を飛ばした。田辺工業、巴コーポレーション、カドス・コーポレーション、平安レイサービス、ティアなど61銘柄は年初来高値を更新。ぷらっとホーム、フェローテック、BSNメディアホールディングス、フレンドリー、萬世電機が買われた。
一方、出前館、イーサポートリンク、デュアルタップが年初来安値を更新。メディカル一光グループ、Abalance、スマートバリュー、ビート・ホールディングス・リミテッド、ANAPホールディングスが売られた。
東証グロース市場は外国為替市場で円相場が円高・ドル安傾向で推移し、為替の変動を受けにくい内需株に買いが入りやすかった。「20日に投開票となる参院選の不透明感から大型株の方向感がつかめないなかで、限られた資金で投資できる中小型株が物色された」との指摘もあった。
東証グロース市場250指数は続伸した。終値は前日比13.00ポイント(1.77%)高の747.74だった。グロース250は続伸。グロースCoreは反発。
グロース市場ではデータセクやヘリオスが上昇した。一方、タイミーやAiロボは下落した。値上がり銘柄数381、値下がり銘柄数186と、値上がりが優勢だった。
個別ではWill Smart、データセクション、GreenBee、coly、パワーソリューションズがストップ高。イメージ情報開発、INCLUSIVEは一時ストップ高と値を飛ばした。インフォメティス、dely、ベガコーポレーション、エータイ、リップスなど23銘柄は年初来高値を更新。TDSE、ヘリオス、MTG、ELEMENTS、QPS研究所が買われた。
一方、クリングルファーマがストップ安。Chordia Therapeutics、ビザスク、日本ホスピスホールディングスは年初来安値を更新。バリュークリエーション、Delta-Fly Pharma、ビーマップ、TORICO、網屋が売られた。
17日午前の日経平均株価は小幅に続落し、前引けは前日比60円82銭安の3万9602円58銭だった。
きょう前場は売り優勢の地合いだった。16日に決算発表を行ったオランダの半導体製造装置大手ASMLホールディング<ASML>が来年の収益成長に懐疑的な見通しを示し、同日の同社株は急落した。東京株式市場では半導体製造装置関連株に対する買い手控えムードが続き、全体相場の重荷となった。
東京株式市場でも東京エレクトロンなどに売りが先行した。
トランプ米大統領によるパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の解任を巡る観測報道を経て、外国為替市場でドル円相場が円高に振れたことも輸出関連株に逆風となった。日経平均は一時290円あまり下落したが、売り一巡後は下値を拾う動きもあった。
半導体関連の東エレクやアドテスト、レーザーテクが下落し、3銘柄で日経平均を100円あまり下押しした。
市場では「16日のASML決算発表前にレーザーテクなどの半導体関連株に先回り買いを入れていた投資家の多くは痛手を被ったとみられる。日本時間17日午後の台湾積体電路製造(TSMC)の決算発表を前に慎重な姿勢を強めている」との指摘があった。
20日投開票の参院選を巡る不透明感も相場全体の重荷になった。与党の苦戦が伝わるなかで「参院選の結果次第では政治的な空白が発生し、米国の関税に対する日本の交渉力が弱まり、関税率の引き下げが難しくなるとの懸念も根強い」との声があった。
後場の日経平均は、様子見ムードが続いてもみ合い展開が続くか。前日の米半導体株の下落を受けて国内の半導体関連株への売りが波及しているが、前場時点のプライム市場の値上がり銘柄数は55.5%となっており、情報・通信業や医薬品などセクターによっては物色が向かっていた。
ただ、20日投開票の参院選情勢における与党苦戦報道や日米関税問題への不透明感は引き続き投資家心理の重しとなっており、腰の入った買いは限定的となろう。そのほか、週末には参議院選挙を挟む3連休が予定されており、週末にかけてのポジション整理の動きが中心となっていきそうだ。
東証株価指数(TOPIX)は反発した。前引けは3.28ポイント(0.12%)高の2822.68だった。JPXプライム150指数は小幅に反発し、1.16ポイント(0.09%)高の1230.99で前場を終えた。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で1兆9379億円、売買高は7億7377万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は646。値上がりは902、横ばいは76だった。
業種別では、繊維製品、鉱業、石油・石炭製品などが下落する一方で、その他製品、情報・通信業、医薬品などが上昇した。
個別では東京エレクトロンやレーザーテック、アドバンテスト、キオクシアホールディングスといった半導体関連株に軟調なものが目立つ。三菱重工業、川崎重工業、フジクラ、リクルートHD、東レも値下がり。ホンダ、SUBARU、日産自動車が下落し、トヨタ自動車も小安い。海外企業クシュタールが買収提案撤回が明らかとなったセブン&アイ・ホールディングスが大幅安だった。
一方、三菱UFJや三井住友などの一部の金融株が堅調に推移。また、サンリオ、日立、ソフトバンクグループ、ソニーグループ、NEC、メルカリなどが上昇した。ほか、舶用エンジンなどの売上増加期待で国内証券が格上げを行った三井E&Sが急騰、gumi、ほくほくフィナンシャルグループ、Sansanなどが値上がり率上位となった。
東証スタンダード市場はオランダ半導体製造装置大手が慎重な業績見通しを示して株価が急落した流れが波及し、関連株が売られた。一方で小型株には買いが入り底堅く推移した。
スタンダードTOP20は続伸。出来高3億1087万株。
値上がり銘柄数723、値下がり銘柄数553と、値上がりが優勢だった。
個別では日宣、unbankedがストップ高。田辺工業、巴コーポレーション、カドス・コーポレーション、ティア、フェスタリアホールディングスなど45銘柄は年初来高値を更新。インタートレード、フェローテック、萬世電機、ASIAN STAR、BSNメディアホールディングスが買われた。
一方、出前館、イーサポートリンク、デュアルタップが年初来安値を更新。Abalance、メディカル一光グループ、ジェイホールディングス、スマートバリュー、テモナが売られた。
東証グロース市場は米半導体株安の影響で、半導体関連銘柄の寄与度が大きい日経平均株価が下落する一方で堅調に推移した。外国為替市場で円安・ドル高が一服するなか、為替の影響を受けにくい内需株の多い新興市場では買いが優勢となる銘柄が多かった。
東証グロース市場250指数は続伸した。前引けは前日比13.25ポイント(1.80%)高の747.99だった。
グロース市場では今期の業績見通しを公表したデータセクが制限値幅の上限(ストップ高水準)まで気配値を切り上げ、大手証券の投資判断引き上げが材料視されたMTGが上昇した。一方、タイミーやTKPは下落した。
値上がり銘柄数386、値下がり銘柄数173と、値上がりが優勢だった。
個別ではWill Smartがストップ高。イメージ情報開発、INCLUSIVEは一時ストップ高と値を飛ばした。インフォメティス、dely、ベガコーポレーション、エータイ、リップスなど19銘柄は年初来高値を更新。TDSE、GreenBee、トリプルアイズ、ELEMENTS、MTGが買われた。
一方、Chordia Therapeutics、ビザスク、日本ホスピスホールディングスが年初来安値を更新。TORICO、サイエンスアーツ、ビーマップ、バリュークリエーション、ククレブ・アドバイザーズが売られた。
【寄り付き概況】
17日の日経平均株価は続落して始まった。始値は前日比171円38銭安の3万9492円02銭。下げ幅は一時200円を超えた。
前日の米国市場でNYダウは反発。ナスダック総合株価指数は3日続伸し、最高値を更新した。トランプ米大統領が米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長を解任する可能性が高いと報じられたことを受けて下げる場面があったものの、トランプ大統領がその後、解任の可能性について非常に低いとの見解を示し、買い戻しが入った。
一方で、ドル円相場は足もと1ドル=147円台後半と円高方向に振れており、輸出関連株の重荷となっている。
東京株式市場では、20日投開票の参院選の結果が判明するまで模様眺めのムードが続くとの見方が広がっており、日中は方向感の乏しい展開となると予想されている。
東証株価指数(TOPIX)は続落している。
個別では、TDKや京セラなどの電子部品株が売られ、ファナックやダイキンも安い。一方、ソニーGや任天堂などのゲーム株が買われ、第一三共やエムスリーも高い。
「トランプ大統領は株安を恐れる?」
「FRB議長解任観測に振り回され結局株高」
水曜のNY株式市場で主要3指数は揃って上昇。
ナスダック総合は3日連続で過去最高値を更新。
トランプ大統領がパウエルFRB議長を解任する可能性があるとの報道を受けて下落する場面もあった。
トランプ氏が報道を否定したため、再び買いが優勢になった。
総利益が22%増加したゴールドマン・サックスは0.9%高。
バンク・オブ・アメリカとモルガン・スタンレーは増益だったが株価はそれぞれ0.3%安と1.3%安。
J&Jが6.2%の大幅高。
半導体株は軟調。
6月の卸売物価指数(PPI、最終需要向け財・サービス)は、前月比横ばい、前年比2.3%上昇。
エコノミスト予想の0.2%上昇を下回った。
5月は前月比0.3%上昇(前回発表値0.1%上昇)、前年比2.7%上昇(同2.6%上昇)に上方修正。
6月の鉱工業生産は前月比0.3%上昇。
5月まで2カ月連続で横ばいだった。
前年同月比は0.7%上昇。
地区連銀経済報告(ベージュブック)では5月下旬から7月上旬にかけて経済活動が小幅に拡大したとの分析。
2年債と10年債の利回り格差は0.564%。
一時、0.618%と4月以来の大きさまで拡大した。
背景は財政不安と、FRB新議長が積極的に利下げに踏み切った場合のインフレ抑制を巡る懸念。
長期債の売りが加速した。
10年国債利回りは4.459%。
5年国債利回りは3.993%
2年国債利回りは3.895%。
30年国債利回りは5.011%。
ドル円は147円台後半。
WTI原油先物8月限は前日比0.14ドル(0.21%)安の1バレル=66.38ドル。
金先物8月限は前日比22.40 ドル(0.67%)高の1オンス=3359.10ドル。
ビットコインは2.82%高の11万9761ドル。
SKEW指数は147.00→143.72→146.71。
恐怖と欲望指数は73→74。
7月4日が78、昨年10月18日が75(4月8日が3、2023年10月5日が20)。
4月8日の3がボトム。
水曜のNYダウは231ドル(0.53%)高の44254ドルと反発。
高値4260ドル、安値43758ドル。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは111.58(前日108.06)。
NASDAQは52ポイント(0.26%)高の20730ポイントと3日続伸。
高値20751ポイント、安値20507ポイント。
サイコロは10勝2敗。
騰落レシオは108.02(前日106.78)。
S&P500は19ポイント(0.32%)高の6263ポイントと反発。
高値6268ポイント、安値6201ポイント。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは114.03(前日111.17)。
水曜のダウ輸送株指数は19ポイント(0.12%)安の15820ポイントと4日続落。
SOX指数は22ポイント(0.39%)安の5690ポイントと反落。
VIX指数は17.16(前日17.38)。
NYSEの売買高は12.76億株(前日12.58億株)。
水曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比25円安の39565円。
ドル建ては大証日中比20円高の39610円。
ドル円は147.86円。
FRBパウエル議長解任をめぐる騒動で一時146円台まで円高となった。
10年国債利回り4.459%。
2年国債利回りは3.895%。
「日経平均採用銘柄のEPSは2542円」
水曜の日経平均は寄り付き153円安。
終値は14円(▲0.04%)安の39663円と反落。
高値39923円。
安値39520円。
2日ぶりに日足陰線。
6月24日は38368円→38665円にマド。
6月26日は38944円→39056円にマド。
日経平均は46日連続で一目均衡の雲の上。
上限は37746円。
下限は34661円。
7月SQ値4万0004.61円には「上に幻のSQ値」で0勝4敗。
TOPIXは5.91ポイント(▲0.21%)安の2819ポイントと反落。
6月30日の2852ポイントが年初来高値。
ザラバ高値は2869ポイント。
25日線(2806ポイント)を16日連続で上回った。
75日線(2707ポイント)を51日連続で上回った。
200線(2716ポイント)を50日連続で上回った。
日足は2日連続で陰線。
TOPIXコア30指数は反落。
プライム市場指数は3.06ポイント(▲3.06%)安の1451.00ポイントと反落。
東証グロース250指数は3.36ポイント(△0.46%)高の734.74と4日ぶりに反発。
25日移動平均線からの乖離は▲1.11%(前日▲1.72%)。
プライム市場の売買代金は4兆3945億円(前日4兆12201億円)。
売買高は15.69億株(前日15.76億株)。
値上がり568銘柄(前日626銘柄)。
値下がり994銘柄(前日932銘柄)。
新高値83銘柄(前日126銘柄)。
新安値16銘柄(前日11銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは110.27(前日116.92)。
東証グロース市場の騰落レシオは93.14(前日93.78)。
NTレシオは14.07倍(前日14.04倍)。
20年12月30日が12.90倍。
サイコロは5勝7敗で41.66%。
TOPIXは5勝7敗で41.66%。
東証グロース市場指数は6勝6敗で50.00%。
上向きの25日線(39256円)から△1.04%(前日△1.20%)。
58日連続で上回った。
上向きの75日線は37209円。
49日連続で上回った。
上向きの200日線(38140円)から△3.99%(前日△4.06%)
24日連続で上回った。
下向きの5日線は39603円。
2日連続で上回った。
13週線は38160円。
26週線は37703円。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲18.739%(前日▲18.679%)。
買い方▲4.008%(前日▲3.773%)。
東証グロース250指数ネットスック信用損益率で売り方▲8.195%(前日▲7.561%)。
買い方▲11.320%(前日▲11.904%)。
空売り比率は39.6%(前日38.9%、4日連続で40%割れ)。
空売り規制なし銘柄の比率は9.8%(前日9.7%)。
22日連続で1ケタ。
3月14日が15.2%。
3月7日が10.6%、
2月20日が11.5%、1月6日が12.2%。
7月4日時点のQuick調査の信用評価損率は▲7.13%(前週▲8.44%)。
2週間ぶりに好転。
7月11日時点の裁定売り残は633億円減の568億円。
2週ぶりに減少。
当限は633億円減、翌限以降はゼロ。
裁定買い残は1410億円減の1兆2493億円。
3週連続で減少。
当限は1410億円減、翌限以降はゼロ。
日経VIは24.27(前日23.55)。
日経平均採用銘柄のPERは15.60倍(前日15.64倍)。
EPSは2542円(前日2536円)。
直近ピークは2月13日2564円、10月15日2514円、3月4日2488円。
直近ボトムは5月16日2186円。
前期基準では15.09倍。
前期基準のEPSは2626円(前日2624円)。
225のPBRは1.41倍(前日1.41倍)。
BPSは28130円(前日28140円)。
日経平均の予益回りは6.41%。
予想配当り利回りは2.16%。
指数ベースではPERは19.73倍(前日19.73倍)。
EPSは2010円(前日2011円)。
PBRは1.93倍(前日1.93倍)。
BPSは20550円(前日20551円)。
益回りは5.07%(前日5.07%)。
配当利回りは2.02%(2.02%)。
10年国債利回りは1.570%(前日1.595%)。
プライム市場の予想PERは15.45倍。
前期基準では15.10倍。
PBRは1.36倍。
プライム市場の予想益回りは6.47%。
配当利回り加重平均は2.52%。
東証プライムのEPSは179.35(前日179.10)。
2025年2月が180.62。
2024年12月161.79。
2024年2月が174.18。
2024年1月が175.24。
2023年10月が177.72。
2022年4月が118.12。
大商い株専有率(先導株比率)は33.5%(前日33.4%)。
2月19日が48.3%だった。
2月26日に26.0%まで低下。
プライム市場の単純平均3円安の2771円(前日は2774円)。
24年末が2753円。23年末が2827円。
プライム市場の売買単価は2800円(前日2614円)。
プライム市場の時価総額969兆円(前日971兆円)。
ドル建て日経平均は266.68(前日268.64)と反落。
6月30日の281.26が年初来高値。
水曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比25円安の39565円。
高値39915円、安値39120円。
火曜の大証夜間取引終値は日中比50円安の39540円。
ボリンジャーのプラス1σが39955円。
プラス2σが40655円。
プラス3σが41355円。
マイナス1σが38556円。
週足のボリンジャーのプラス1σが39422円。
プラス2σが40684円。
プラス3σが41946円。
マイナス1σが36899円。
3月配当権利落ち前は37799円。
★25年3月日経平均の月中平均は37311円。
☆24年3月日経平均の月中平均は39844円。
★25年3月TOPIXの月中平均は2743.52ポイント。
☆24年3月TOPIXは2728ポイント。
日経平均株価の9月月中平均は37162円。
TOPIXの9月月中平均は2627ポイント。
17日(木)から水星逆行(→8月11日)。
《今日のポイント7月17日》
(1)水曜のNY株式市場で主要3指数は揃って上昇。
ナスダック総合は3日連続で過去最高値を更新。
10年国債利回りは4.459%。
5年国債利回りは3.993%
2年国債利回りは3.895%。
30年国債利回りは5.011%。
ドル円は147円台後半。
SKEW指数は147.00→143.72→146.71。
恐怖と欲望指数は73→74。
7月4日が78、昨年10月18日が75(4月8日が3、2023年10月5日が20)。
4月8日の3がボトム。
(2)水曜のダウ輸送株指数は19ポイント(0.12%)安の15820ポイントと4日続落。
SOX指数は22ポイント(0.39%)安の5690ポイントと反落。
VIX指数は17.16(前日17.38)。
NYSEの売買高は12.76億株(前日12.58億株)。
水曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比25円安の39565円。
(3)プライム市場の売買代金は4兆3945億円(前日4兆12201億円)。
売買高は15.69億株(前日15.76億株)。
値上がり568銘柄(前日626銘柄)。
値下がり994銘柄(前日932銘柄)。
新高値83銘柄(前日126銘柄)。
新安値16銘柄(前日11銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは110.27(前日116.92)。
東証グロース市場の騰落レシオは93.14(前日93.78)。
NTレシオは14.07倍(前日14.04倍)。
20年12月30日が12.90倍。
サイコロは5勝7敗で41.66%。
(4)上向きの25日線(39256円)から△1.04%(前日△1.20%)。
58日連続で上回った。
上向きの75日線は37209円。
49日連続で上回った。
上向きの200日線(38140円)から△3.99%(前日△4.06%)
24日連続で上回った。
下向きの5日線は39603円。
2日連続で上回った。
13週線は38160円。
26週線は37703円。
(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲18.739%(前日▲18.679%)。
買い方▲4.008%(前日▲3.773%)。
東証グロース250指数ネットスック信用損益率で売り方▲8.195%(前日▲7.561%)。
買い方▲11.320%(前日▲11.904%)。
(6)空売り比率は39.6%(前日38.9%、4日連続で40%割れ)。
空売り規制なし銘柄の比率は9.8%(前日9.7%)。
22日連続で1ケタ。
3月14日が15.2%。
3月7日が10.6%、
2月20日が11.5%、1月6日が12.2%。
7月4日時点のQuick調査の信用評価損率は▲7.13%(前週▲8.44%)。
2週間ぶりに好転。
7月11日時点の裁定売り残は633億円減の568億円。
2週ぶりに減少。
当限は633億円減、翌限以降はゼロ。
裁定買い残は1410億円減の1兆2493億円。
3週連続で減少。
当限は1410億円減、翌限以降はゼロ。
日経VIは24.27(前日23.55)。
(7)日経平均採用銘柄のPERは15.60倍(前日15.64倍)。
EPSは2542円(前日2536円)。
直近ピークは2月13日2564円、10月15日2514円、3月4日2488円。
直近ボトムは5月16日2186円。
前期基準では15.09倍。
前期基準のEPSは2626円(前日2624円)。
225のPBRは1.41倍(前日1.41倍)。
BPSは28130円(前日28140円)。
日経平均の予益回りは6.41%。
予想配当り利回りは2.16%。
指数ベースではPERは19.73倍(前日19.73倍)。
EPSは2010円(前日2011円)。
PBRは1.93倍(前日1.93倍)。
BPSは20550円(前日20551円)。
益回りは5.07%(前日5.07%)。
配当利回りは2.02%(2.02%)。
10年国債利回りは1.570%(前日1.595%)。
(8)大商い株専有率(先導株比率)は33.5%(前日33.4%)。
2月19日が48.3%だった。
2月26日に26.0%まで低下。
プライム市場の単純平均3円安の2771円(前日は2774円)。
24年末が2753円。23年末が2827円。
プライム市場の売買単価は2800円(前日2614円)。
プライム市場の時価総額969兆円(前日971兆円)。
ドル建て日経平均は266.68(前日268.64)と反落。
6月30日の281.26が年初来高値。
(9)週足のボリンジャーのプラス1σが39422円。
プラス2σが40684円。
プラス3σが41946円。
マイナス1σが36899円。
3月配当権利落ち前は37799円。
★25年3月日経平均の月中平均は37311円。
☆24年3月日経平均の月中平均は39844円。
★25年3月TOPIXの月中平均は2743.52ポイント。
☆24年3月TOPIXは2728ポイント。
日経平均株価の9月月中平均は37162円。
TOPIXの9月月中平均は2627ポイント。
17日(木)から水星逆行(→8月11日)。
今年の曜日別勝敗(7月16日まで)
↓
月曜14勝12敗
火曜17勝8敗
水曜15勝13敗
木曜15勝11敗
金曜11勝16敗
7月11日時点のQuick調査の信用評価損率は▲7.13%(前週▲8.44%)。
2週間ぶりに好転。
7月11日時点の信用売り残は191億円増の8608億円。
3週ぶりに増加。
同信用買い残は629億円増の4兆40億円。
2週連続で増加。
3週ぶりに4兆円台。
昨年6月21日時点は4兆9117億円。
信用倍率は4.65倍(前週4.68倍)。
4月4日が9.63倍、昨年8月9日が7.48倍、8月2日が8.72倍。
7月11日時点の裁定売り残は633億円減の568億円。
2週ぶりに減少。
当限は633億円減、翌限以降はゼロ。
裁定買い残は1410億円減の1兆2493億円。
3週連続で減少。
当限は1410億円減、翌限以降はゼロ。
バンク・オブ・アメリカ(BofA)が15日付で公表した7月の機関投資家調査(3ー10日実施)。
投資家は株など価格変動リスクの高い資産に資金を振り向ける動きを強めたようだ。
米経済が大幅な悪化を回避することや、企業業績が想定を上回ることへの期待が背景。
今後の世界景気が「強まる」と予想した投資家の比率から「弱まる」と予想した比率を引いた値はマイナス31%。
6月(マイナス46%)から上昇。
4月のマイナス82%から改善。
関税が世界景気を下押しするとの懸念が薄れている。
主要企業の4ー6月期決算発表については、1株利益が「予想を上回る」と見込む投資家の割合が42%。
「予想を下回る」との回答(19%)を大きく超えた。
今年の利下げ回数の予想は2回が47%。
6月に続いて最多だった。
34%が1回、10%が利下げなしと回答した。
パウエルFRB議長の後任は26%の投資家が米財務長官のベッセント氏になると予想した。
次いで17%が元FRB理事のウォーシュ氏。
14%が現FRB理事のウォラー氏になると回答した。
◇━━━ カタリスト━━━◇
朝日インテック(7747)・・・動兆
産業用から出発、循環器治療のPCIガイドワイヤへ展開。
タイ、ベトナム、フィリピンで生産
(兜町カタリスト櫻井)
17日の東京株式市場は、軟調な展開か。
日経平均株価の予想レンジは、3万9400円-3万9800円を想定。(16日終値3万9663円40銭)
米国株は上昇。ダウ平均は231ドル高の44252ドルで取引を終えた。
現地16日の米国市場で、NYダウとナスダック総合指数は上昇した。ただ、オランダの半導体製造装置大手ASMLが決算発表を受けて下落し、SOX(フィラデルフィア半導体株)指数も下げていることから、半導体関連銘柄には重しとなりそう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=147円台の後半(16日は148円88-90銭)、ユーロ・円が1ユーロ=172円台の前半(同172円98銭-173円02銭)と円高に振れていることも意識されそう。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、16日の大阪取引所清算値比25円安の3万9565円だった。
【好材料銘柄】
■インターライフホールディングス <1418>
3-5月期(1Q)経常は34%増益で着地、上期配当を10円実施。
■ロゴスホールディングス <205A>
今期経常は3.4倍増で2期ぶり最高益、18.06円増配へ。
■鉄人化ホールディングス <2404>
今期経常を49%上方修正。
■グロービング <277A>
今期経常は27%増で2期連続最高益更新へ。
■TMH <280A>
上期経常が85%増益で着地・3-5月期も2.1倍増益。
■テクノフレックス <3449>
上期経常を30%上方修正・3期ぶり最高益、通期も増額。
■串カツ田中ホールディングス <3547>
上期経常は41%増益で上振れ着地。
■ジェイドグループ <3558>
3-5月期(1Q)経常は18%増益で着地、未定だった今期配当は5期ぶり30円で復配。
■プリモグローバルホールディングス <367A>
9-5月期(3Q累計)最終は57%増益で着地、今期配当を10円増額修正。
■リップス <373A>
9-5月期(3Q累計)経常は7.6億円で着地。通期計画の9億円に対する進捗率は84.0%となった。
■JCRファーマ <4552>
米アキュメン・ファーマシューティカルズ<ABOS>とアルツハイマー病治療薬開発で提携。J-Brain Cargo技術に関するライセンスのオプション契約を締結し、契約一時金を受領するほか、アキュメンによるオプション権行使後に最大約805億円のマイルストーンフィー、販売後は正味売上高に応じた段階的ロイヤルティを受領する権利を有する。
■property technologies <5527>
上期経常は6.3倍増益で着地。また、7月31日現在の株主を対象に1→3の株式分割を実施。そのほか、発行済み株式数の1.40%にあたる5万8000株の自社株を消却する。消却予定日は7月30日。
■ABEJA <5574>
今期経常を18%上方修正・2期ぶり最高益更新へ。また、NEDOが公募した「ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業/競争力ある生成AI基盤モデル(GENIAC)」にLLMおよびAIエージェント開発事業案が採択。
■三機サービス <6044>
今期経常は11%増で2期連続最高益、3円増配へ。また、中期経営計画を策定。28年5月期に営業利益22億円(25年5月期実績は10.2億円)を目指す。
■ベクトル <6058>
3-5月期(1Q)経常は22%増益で着地。
■エラン <6099>
東証への株式上場申請を行うクラシコの株式を追加取得し持ち分法適用会社化する。
■JRC <6224>
上期経常を一転36%増益に上方修正、配当も1円増額。
■オープングループ <6572> [東証P]
3-5月期(1Q)経常は4.3倍増益・上期計画を超過。
■グッドパッチ <7351>
9-5月期(3Q累計)経常は13倍増益・通期計画を超過、初配当9円を実施へ。
■東邦レマック <7422>
上限10億円の暗号資産購入枠を設定。実施期間は25年7月~26年6月。
■バリュークリエーション <9238>
3-5月期(1Q)経常は2.5倍増益で着地。
【主な経済指標・スケジュール】
17(木)
【国内】
6月貿易統計(8:50)
6月首都圏新築マンション発売(14:00)
《決算発表》
ディスコ
【海外】
米6月小売売上高(21:30)
米6月輸出物価指数(21:30)
米6月輸入物価指数(21:30)
米7月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数(21:30)
米7月NAHB住宅市場指数(23:00)
米5月対米証券投資(7/18 5:00)
《アジア決算発表》
TSMC
《米決算発表》
ネットフリックス、USバンコープ、ペプシコ、アボット・ラボラトリーズ、トラベラーズ・カンパニーズ、マーシュ&マクレナン、シンタス、フィフスサードバンコープ
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
07月16日 NY株/欧州株概況
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【市況】231ドル高と反発、インフレ鈍化が支え ナスダック最高値 |
・・・続き
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16日のNYダウ工業株30種平均は反発し、前日比231ドル49セント高の4万4254ドル78セントで終えた。同日発表の物価指標がインフレの鈍化を示し、買い安心感が広がった。ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)が決算発表をきっかけに大幅高となり指数を押し上げた。
米CBSテレビがこの日、トランプ氏が15日の与党・共和党議員との会合でパウエル氏を解任すべきかどうか尋ねたと報じたほか、米ブルームバーグ通信もトランプ氏が近くパウエル氏を解任する可能性が高いと伝えた。FRBの独立性が脅かされるとの懸念から売りが膨らみ、株価は昼前に急落。ダウ平均の下げ幅は一時260ドルを超えた。
ただ、トランプ氏はすぐに記者団にパウエル氏解任を「計画していない」と明言し、「可能性が非常に低い」と火消しに走った。市場の不安が和らぎ、幅広い銘柄が買い戻された。
朝方発表された6月の米卸売物価指数(PPI)は前月比横ばいと、市場予想(ロイター通信調べ)の0.2%上昇を下回った。前日発表の物価指標をきっかけに、トランプ政権の高関税政策によるインフレ再燃懸念が高まったが、この日はやや後退。相場を下支えした。
市場では「この傾向が続けば米連邦準備理事会(FRB)は今年の後半に利下げする可能性が高い」との指摘があった。
J&Jが6%高で終えた。2025年4〜6月期の決算発表と同時に25年12月期通期の収益見通しを上方修正し、好感された。アムジェンやメルクなど他のヘルスケア関連株も買われ、ダウ平均を押し上げた。
個別ではキャタピラーやビザ、ウォルト・ディズニーも上昇した。半面、アマゾン・ドット・コムやシェブロン、ホーム・デポは下げた。
ナスダック総合株価指数は3日続伸した。前日比52.691ポイント(0.25%)高の2万0730.491(速報値)で終え、連日で最高値を更新した。テスラが上昇した。半面、半導体株への売りが目立った。オランダの半導体製造装置大手ASMLホールディングが決算発表時に26年の成長は保証できないとの見方を示し、関連株に売りが出た。
【シカゴ日本株先物概況】
16日のシカゴ日経平均先物は下落した。9月物は前日比50円安の3万9565円で終えた。この日は日経平均株価が小幅に下げ、シカゴ市場の日経平均先物にも売りがやや優勢となった。
シカゴ日経225先物 (円建て)
39565 ( -25 )
シカゴ日経225先物 (ドル建て)
39610 ( +20 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
16日の英FTSE100種総合株価指数は小幅に続落し、前日比11.77ポイント(0.13%)安の8926.55で終えた。前日終値を上回って推移する場面が目立ったものの、米国での政治的な圧力が米連邦準備理事会(FRB)の独立性を揺るがしかねないとのリスクが改めて意識されると米国株相場が水準を切り下げる場面があり、英FTSE100種指数も下げに転じた。
16日発表された6月の英消費者物価指数(CPI)で上昇率が市場予想ほど鈍化せず、英国での利下げが進みにくくなる可能性が意識されたことも重荷だった。不動産投資信託(REIT)や住宅建設が下げたほか、石油や資本財関連の一角が売られた。一方でたばこや通信、公益など景気動向に左右されにくいディフェンシブ銘柄の買いが優勢だった。
FTSEの構成銘柄では、建機レンタルのアシュテッド・グループが2.58%安、特殊化学品大手クローダ・インターナショナルが2.33%安、広告大手WPPが2.07%安と下げを主導。一方、資産運用大手インターメディエイト・キャピタル・グループは3.39%高、保険会社ヒスコックスは2.58%高、同業ビーズリーは1.45%高と買われた。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
16日のドイツ株価指数(DAX)は5日続落し、前日比50.91ポイント(0.21%)安の2万4009.38で終えた。米金利の先高観測や、米関税政策を巡る警戒感が根強い。米国で政治的な圧力が米連邦準備理事会(FRB)の独立性を揺るがしかねないリスクが改めて意識されたことも、投資家心理を冷やした。
個別では、自動車大手フォルクスワーゲン(VW)が3.81%安、化学大手BASFが2.91%安、高級車メーカーのポルシェが2.79%安と下落。半面、ミュンヘン再保険は1.89%高、コメルツ銀行は1.03%高、製薬大手バイエルは0.99%高となった。
■フランス・パリ株価指数
フランスの株価指数CAC40は4日続落し、前日比0.56%安で終えた。15日に2025年12月期の業績見通しを下方修正した自動車大手ルノーが前日比18%安と急落し、指数の重荷となった。