Market Data
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【日経平均】
39569円68銭(▲76円68銭=0.19%)
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【TOPIX】
2823.24(△10.90=0.39%)
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【グロース250】
748.48(▲2.87=0.38%)
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【プライム売買高】18億6480万株(▲1億3704万株)
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【売買代金】4兆5653億円(▲2085億円)
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【値上がり銘柄数】1152(前日:522)
【値下がり銘柄数】420(前日:1040)
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【新高値銘柄数】180(前日:102)
【新安値銘柄数】3(前日:18)
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【25日騰落レシオ】116.45(前日:113.02)
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■本日のポイント
1.日経平均は76円安と小幅続落、朝高後は売りに押される展開に
2.前日の米市場ではナスダック指数とS&P500指数が最高値
3.ファストリが決算嫌気し大幅安となり日経平均を押し下げる
4.フジクラや古河電が安く、三菱重、川重、ソニーGが値を下げる
5.レーザーテクやディスコ、アドテストなど半導体関連株は高い
今週は軟調となった。
週明け7日の日経平均は、関税交渉への不透明感やETF分配金ねん出売りへの警戒感などから200円を超える下落。
8日はトランプ大統領が日本からの輸入品に25%の関税を課すと表明したことを受けて下げて始まったものの、切り返してプラスで終えた。9日は不安定な動きとなったものの、円安を追い風に連日の3桁上昇。
一方、10日は米国株の上昇を受けても3桁の下落となり、11日は大幅高スタートから急失速して下落で終えた。8日と10日がETFの分配金ねん出目的の売り需要発生日であったほか、11日がSQ日で、需給に関する思惑が入り交じる日が多い週でもあった。
日経平均は週間では約241円の下落となり、週足では2週連続で陰線を形成した。
来週は方向感に欠ける展開か。
日曜20日が参議院選挙の投開票日。
翌週月曜21日は海の日により休場で、東京株式市場は三連休を控えるスケジュールとなる。万博イベントへの出席が目的とのことだがベッセント米財務長官が19日に訪日することも伝わっており、高くなればリスク回避や利益確定を目的とした売りは出やすい。
一方、参院選や三連休を過度に警戒して大きく下げるようなら、連休明けの反転を期待した押し目買いが入るだろう。強気にも弱気にも傾きづらく、値幅が出ればそれが修正されて週間では水準が大きく変化しないと予想する。
■上値・下値テクニカル・ポイント(11日現在)
42211.02 ボリンジャー:+3σ(13週)
41365.24 ボリンジャー:+3σ(25日)
41073.88 ボリンジャー:+2σ(26週)
40734.52 ボリンジャー:+2σ(13週)
40607.79 ボリンジャー:+2σ(25日)
39895.29 均衡表転換線(日足)
39850.34 ボリンジャー:+1σ(25日)
39687.45 6日移動平均線
39569.68 ★日経平均株価11日終値
39365.56 ボリンジャー:+1σ(26週)
39258.02 ボリンジャー:+1σ(13週)
39196.37 均衡表基準線(日足)
39092.89 25日移動平均線
38942.07 新値三本足陰転値
38854.19 均衡表転換線(週足)
38335.44 ボリンジャー:-1σ(25日)
38095.44 200日移動平均線
37781.52 13週移動平均線
37657.25 26週移動平均線
37577.99 ボリンジャー:-2σ(25日)
37515.55 均衡表雲上限(日足)
37438.55 均衡表雲上限(週足)
37131.46 75日移動平均線
ローソク足は3本連続陰線で終了。下降2日目の5日移動平均線を下回って今週の取引を終えた。週足も2本連続陰線を引き、足元では調整色が強まった。NT倍率は6月30日の14.19倍を直近ピークに本日14.01(昨日14.09)と低下しており、日経平均のTOPIX対比での割高修正が進んだ形となった。
一方、株価下方で25日線が上昇を続け、13週線と26週線のゴールデンクロス(GC)が示現。中長期的には上昇トレンド形成に向けて歩を進める形となった。
【大引け概況】
11日の日経平均株価は小幅に続落し、終値は前日比76円68銭安の3万9569円68銭だった。
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前日の米株式市場は、NYダウは192ドル高と続伸し、ナスダック指数やS&P500種指数は最高値を更新した。米株高を好感して、東京株式市場も値を上げてスタート。日経平均株価は朝方には3万9950円台まで買われ、300円を超える上昇となった。
半導体関連株などハイテク株が買われた。ただ、買い一巡後は一転して売りに押される展開となり、午前9時20分過ぎにはマイナス圏に転じた。ファーストリテイリングが、前日発表の決算内容が嫌気されて大幅安となったことも相場を押し下げた。
その後、3万9500円前後の水準では買いが入り、後場にかけ前日終値を前後する一進一退が続いた。週末で積極的な買いは手控えられるなか、大引けにかけて軟調展開が続いた。日経平均株価はファーストリテイリングが1銘柄で262円あまり押し下げた格好だが、TOPIXは小幅に上昇した。なお、日経平均先物ミニ・オプション7月物の特別清算指数(SQ)値は4万4円61銭だったとみられている。
トランプ米大統領がカナダからの輸入品に8月1日から35%の関税をかけると10日に表明するなど、米関税政策への警戒も日本株の重荷となった。日本では20日に投開票の参院選や日米の関税交渉の行方が見通せず、戻り待ちの売りが出やすかった。
市場では「最終的な関税率の着地がみえず、企業は設備投資に慎重になりやすい。2025年4〜6月期の決算発表が本格化するのを前に、日本株の上値は重くなりそうだ」との見方があった。
下値も堅かった。10日の米株式市場ではS&P500種株価指数とナスダック総合株価指数がそろって最高値を更新した。11日の東京市場ではレーザーテクやディスコなどに買いが波及した。アドバンテストは株式分割考慮ベースの最高値を連日で更新した。
東証株価指数(TOPIX)は反発した。終値は10.90ポイント高の2823.24だった。JPXプライム150指数も反発し、2.34ポイント高の1230.45で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で4兆5653億円、売買高は18億6480万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数が420だったのに対し、値上がりは1152と全体の7割を占めた。横ばいは54だった。
業種別株価指数(33業種)は電気・ガス業、非鉄金属などが下落。海運業、パルプ・紙、鉄鋼、証券・商品先物取引業などが上昇。
個別では、三菱重工業や川崎重工業、IHIなどの防衛関連株が軟調に推移。また、ファーストリテイリング、フジクラ、サンリオ、ソフトバンクグループ(SBG)、リクルートHD、ソシオネクスト、日立製作所、古河電気工業などが下落した。ほか、3-5月期は市場コンセンサスを下振れたU-NEXT HOLDINGSが大幅安、ベルク、GMOインターネット東京電力ホールディングス、クリークアンドリバー社などが売られた。
半面、レーザーテックやディスコ、アドバンテストなど半導体関連株が高く、三菱UFJフィナンシャル・グループや三井住友フィナンシャルグループなどの一部の金融株がしっかり。ダイキン工業、トヨタ自動車、SBIホールディングスが買われ、フジ・メディア・ホールディングスが値を飛ばした。ほか、前期業績の大幅上振れ着地を好感された三光合成がストップ高、セレス、オーエスジー、スギホールディングスなどが値上がり率上位となった。
東証スタンダード市場は米国経済や企業業績に底堅さが見られたことで投資家心理が上向き、全体的には堅調な相場だった。
スタンダードTOP20は小反発。出来高6億0541万株。
値上がり銘柄数847、値下がり銘柄数516と、値上がりが優勢だった。
個別ではインタートレードがストップ高。川崎地質は一時ストップ高と値を飛ばした。明豊ファシリティワークス、日本電技、松井建設、三晃金属工業、フジ日本など82銘柄は年初来高値を更新。シダー、イクヨ、ピクセルカンパニーズ、大運、イトーヨーギョーが買われた。
一方、デュアルタップが年初来安値を更新。夢みつけ隊、マックハウス、光・彩、ジャパンエンジンコーポレーション、システム ディが売られた。
東証グロース市場は、午前は高い水準での推移が続いたが、日経平均株価が総じて小安い水準で推移するなかで新興市場でも次第に利益確定売りなどが優勢になり、下げに転じた。
後場にデータセクショが大きく売られ指数を下押したものの、個人投資家の手の内はよく「日替わり物色の動きは続いている」ようだ。下落していた銘柄も「25日線をめどに買い戻されている」といい、「過熱感はなく年初来高値を上抜く勢いはある」との声が聞かれた。
市場では「午前は消去法的な買いが入っていたが、ベッセント米財務長官が来週に来日する予定もあり、個人投資家も身動きが取りづらい」との声が聞かれた。
東証グロース市場250指数は6営業日ぶりに反落した。終値は前日比2.87ポイント(0.38%)安の748.48だった。グロース250とグロースCoreは反落。
グロース市場ではライフネットやサンバイオ、弁護士COMが下落した。一方、Aiロボやハートシード、エクサWizは上昇した。
値上がり銘柄数274、値下がり銘柄数296と、売り買いが拮抗した。
個別ではWill Smart、グロースエクスパートナーズ、ビーマップがストップ高。シリコンスタジオ、チームスピリット、TORICOは一時ストップ高と値を飛ばした。Cocolive、オプロ、イオレ、Aiロボティクス、グロービングなど27銘柄は年初来高値を更新。HOUSEI、オンデック、ファーストアカウンティング、コンヴァノ、ジンジブが買われた。
一方、データセクションがストップ安。INFORICHは年初来安値を更新。フライヤー、いつも、アジャイルメディア・ネットワーク、レナサイエンス、GreenBeeが売られた。
11日午前の日経平均株価は小幅続落し、午前終値は前日比52円52銭安の3万9593円84銭だった。
前日の米株式市場は、NYダウは192ドル高と続伸し、ナスダック指数やS&P500種指数は最高値を更新した。米経済指標や企業業績などが好感された。これを受け、東京市場も値を上げてスタートし、日経平均株価は朝方には一時300円を超える上昇となった。半導体関連株などが買われた。ただ、買い一巡後は一転して売りに押され、午前9時20分過ぎにはマイナス圏に転じた。日経平均株価への寄与度の高いファーストリテイリングが前日発表の決算内容が嫌気されて大幅安となったことも相場を押し下げた。
ただ、日経平均株価の3万9500円近辺では下値を拾う動きが強まり、その後は前日終値を巡る一進一退となった。
なお、日経平均先物ミニ・オプション7月物の特別清算指数(SQ)値は4万4円61銭だったとみられている。
10日の米株式市場ではS&P500種株価指数とナスダック総合株価指数がともに最高値を更新。主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)も0.74%高となった。11日の東京株式市場ではレーザーテクやディスコや東京エレクトロンなどは上昇したものの、アドバンテストは、朝方に株式分割考慮ベースで連日最高値を更新した後に売りに押された。
トランプ米大統領が10日にカナダからの輸入品に8月1日から35%の関税をかけると表明するなど、米国の関税政策の警戒は強い。日本では20日に投開票の参院選後の政治情勢や日米の関税交渉の先行きが見通せず、戻り待ちの売りが出やすかった。
一方、東証株価指数(TOPIX)は反発した。前引けは20.73ポイント(0.74%)高の2833.07だった。JPXプライム150指数も反発し、5.99ポイント(0.49%)高の1234.10で前場を終えた。
後場の日経平均株価は、もみ合い展開が継続か。前場時点のプライム市場の値上がり銘柄数は81.6%、値下がり銘柄数は16.5%と幅広い銘柄が上昇しており、TOPIX(東証株価指数)は0.74%高と堅調に推移。
日経平均株価の下落はファーストリテイリングの寄与が大きく、ここから売りが広がる動きは想定しにくい。ただ、引き続きトランプ米政権の関税政策の不透明感が重しとなるなか、20日に投開票予定の参院選で政権与党の苦戦も一部で伝えられており、投資家心理を慎重にさせている。週末要因も相まって積極的に買い進む動きは限定的となりそうで、こう着感の強い値動きを想定しておきたい。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆4361億円、売買高は9億6566万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は269、値上がりは1327。横ばいは30だった。市場では「東証プライム市場に上場する銘柄の8割が上昇していることから実態は強い。信用で取引する個人の手の内は良好といえ、投資意欲は強い」との指摘があった。
業種別株価指数(33業種)は非鉄金属、小売業などが下落。銀行業、鉄鋼、証券・商品先物取引業、輸送用機器などが上昇した。
個別では、三菱重工業や川崎重工業、IHIなどの防衛関連株が軟調に推移。また、ファーストリテイリングのほか、フジクラ、アドバンテスト、ソフトバンクグループ(SBG)、リクルートHD、バンナムHD、ソシオネクスト、日立、古河電工などが下落した。ほか、3-5月期は市場コンセンサスを下振れたUNEXTが大幅安、ベルク、クリーク・アンド・リバー社、コジマなどが値下がり率上位となった。
一方、三菱UFJフィナンシャル・グループや三井住友などの一部の金融株やディスコやレーザーテックなどの一部の半導体関連株が堅調に推移。また、ダイキン、トヨタ自動車などが上昇した。ほか、前期業績の大幅上振れ着地を好感された三光合成がストップ高、セレス、GMOインターネット、大阪有機化学工業などが値上がり率上位となった。
東証スタンダード市場は米株高を引き継いで買いが入り、全体としては堅調な展開だった。
スタンダードTOP20は反発。出来高3億3294万株。
値上がり銘柄数887、値下がり銘柄数423と、値上がりが優勢だった。
個別では明豊ファシリティワークス、日本電技、松井建設、三晃金属工業、フジ日本など66銘柄が年初来高値を更新。アルバイトタイムス、ピクセルカンパニーズ、川崎地質、シダー、ジーデップ・アドバンスが買われた。
一方、デュアルタップが年初来安値を更新。光・彩、夢みつけ隊、マックハウス、フジタコーポレーション、ダイコー通産が売られた。
東証グロース市場はトランプ米政権の関税政策に対する不透明感や利益確定売りなどで日経平均株価が朝高後下げに転じたなか、内需型の銘柄が相対的に多い新興市場銘柄に個人投資家の資金が向かった。
東証グロース市場250指数は続伸した。前引けは前日比2.82ポイント(0.38%)高の754.17だった。グロース250とグロースCoreは小幅高。
グロース市場ではGENDAやジーエヌアイ、タイミーが上昇した。一方、Synsやライフネット、弁護士COMは下落した。
値上がり銘柄数309、値下がり銘柄数231と、値上がりが優勢だった。
個別では、Will Smart、グロースエクスパートナーズがストップ高。シリコンスタジオ、チームスピリット、TORICOは一時ストップ高と値を飛ばした。Cocolive、オプロ、イオレ、Aiロボティクス、グロービングなど24銘柄は年初来高値を更新。HOUSEI、ファーストアカウンティング、QDレーザ、エータイ、スリー・ディー・マトリックスが買われた。
一方、フライヤー、いつも、アジャイルメディア・ネットワーク、GreenBee、レナサイエンスが売られた。
【寄り付き概況】
11日の日経平均株価は反発して始まった。始値は前日比240円18銭高の3万9886円54銭。
前日の米株式市場は、NYダウは192ドル高と続伸。米経済指標や企業業績などを好感する買いが流入し、ナスダック指数やS&P500種指数は最高値を更新した。これを受け、東京株式市場は反発してスタートした。
東証株価指数(TOPIX)は反発している。
個別では、TDKや日東電などの電子部品株や、リクルート、ファナックが高い。一方、ファストリやメルカリが売られ、エムスリーも下げている。
「必要なのはストーリー」
「続伸しS&P500とナスダック総合は終値で過去最高値を更新」
木曜のNY株式市場で主要3指数は揃って続伸。
S&P500とナスダック総合は終値で過去最高値を更新。
S&Pが終値で最高値を付けるのは6月27日以降5回目。
年初以降では8回目。
ナスダックは6月27日以降で6回目。
NYダウは昨年12月初めに付けた終値での最高値を1%ポイント弱下回る水準。
デルタ航空は第3四半期と通期の利益見通しが市場予想を上回り12%上昇。
ユナイテッド航空が14.3%高、アメリカン航空が12.7%高。
景気のバロメーターとされるダウ輸送株20種は2月下旬以来の高値。
エヌビディアは0.7%上昇。
終値ベースで初めて時価総額が4兆ドルを上回った。
約31億ドルの買収案受け入れで合意したシリアルメーカーのWKケロッグが30.6%高。
ネットフリックス、マイクロソフト、メタは下落。
週間新規失業保険申請件数(季節調整済み)は5000件減の22万7000件。
7週間ぶりの低水準。
市場予想は23万5000件だった。
週間申請件数は6月序盤に昨年10月以来の高水準に達して以降、減少を継続。
週間継続受給件数は1万件増の196万5000件。
12カ月平均の雇用創出数は約15万人。
新型コロナウイルス後としては最低水準。
10年国債利回りは4.349%。
5年国債利回りは3.930%
2年国債利回りは3.872%。
30年国債利回りは4.864%。
ドル円は146円台前半。
WTI原油先物8月限は前日比1.81ドル(2.65%) 安の1バレル=66.57ドル。
金先物8月限は前日比4.70ドル(0.14%)高の1オンス=3325.70ドル。
ビットコインは11万3820ドルに上昇し過去最高値を更新。
SKEW指数は140.80→141.75→143.32。
恐怖と欲望指数は74→75。
7月4日が78、昨年10月18日が75(4月8日が3、2023年10月5日が20)。
4月8日の3がボトム。
木曜のNYダウは192ドル(0.43%)高の44650ドルと続伸。
高値44775ドル、安値44372ドル。
サイコロは8勝4敗。
騰落レシオは118.37(前日119.65)。
NASDAQは19ポイント(0.09%)高の20630ポイントと3日続伸。
高値20655ポイント、安値20495ポイント。
サイコロは11勝1敗。
騰落レシオは116.47(前日118.28)。
S&P500は17ポイント(0.27%)高の6280ポイントと続伸。
高値6290ポイント、安値6251ポイント。
サイコロは8勝4敗。
騰落レシオは124.80(前日125.02)。
木曜のダウ輸送株指数は413ポイント(2.60%)高の16316ポイントと反発。
SOX指数は42ポイント(0.75%)高の5708ポイントと3日続伸。
VIX指数は15.78(前日15.94)。
NYSEの売買高は11.94億株(前日11.73億株)。
3市場の合算売買高は181.6億株(前日181億株、過去20日平均は183.1億株)。
木曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比65円高の39705円。
ドル建ては大証日中比110円高の39750円。
ドル円は146.25円。
10年国債利回り4.349%。
2年国債利回りは3.872%。
「日経平均採用銘柄のEPSは2544円(前日2539円)」
木曜の日経平均は寄り付き26円安。
終値は174円(▲0.44%)安の39646円と3日ぶりに反落。
高値39795円。
安値39530円。
2日連続で日足陰線。
6月24日は38368円→38665円にマド。
6月26日は38944円→39056円にマド。
日経平均は43日連続で一目均衡の雲の上。
上限は37515円。
下限は34643円。
TOPIXは15.82ポイント(▲0.56%)安の2812ポイントと3日ぶりに反落。
6月30日の2852ポイントが年初来高値。
ザラバ高値は2869ポイント。
25日線(2800ポイント)を12日連続で上回った。
75日線(2706ポイント)を47日連続で上回った。
200線(2711ポイント)を46日連続で上回った。
日足は2日連続で陰線。
TOPIXコア30指数は3日ぶりに反落。
プライム市場指数は8.12ポイント(▲0.56%)安の1447.37ポイントと3日ぶりに反落。
東証グロース250指数は10.60ポイント(△1.43%)高の751.35と3日続伸。
25日移動平均線からの乖離は△0.81%(前日▲0.66%)。
プライム市場の売買代金は4兆7739億円(前日4兆5433億円)。
売買高は20.01億株(前日19.81億株)。
値上がり522銘柄(前日1259銘柄)。
値下がり1040銘柄(前日315銘柄)。
新高値102銘柄(前日152銘柄)。
新安値18銘柄(前日5銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは113.02(前日113.54)。
東証グロース市場の騰落レシオは101.56(前日99.82)。
NTレシオは14.10倍(前日14.08倍)。
20年12月30日が12.90倍。
サイコロは8勝4敗で66.66%。
TOPIXは7勝5敗で58.33%。
東証グロース市場指数は6勝6敗で50.00%。
上向きの25日線(39019円)から△1.61%(前日△2.27%)。
54日連続で上回った。
上向きの75日線は37107円。
45日連続で上回った。4
上向きの200日線(38080円)から△4.11%(前日△4.61%)
20日連続で上回った。
下向いた5日線は39711円。
2日ぶりに下回った。
13週線は37787円。
26週線は37660円。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲19.058%(前日▲19.078%)。
買い方▲3.440%(前日▲3.082%)。
東証グロース250指数ネットスック信用損益率で売り方▲11.743%(前日▲10.690%)。
買い方▲8.149%(前日▲9.262%)。
2日連続で売り方買い方逆転。
売り比率は44.2%(前日38.6%、4日ぶり40%超)。
空売り規制なし銘柄の比率は8.3%(前日7.7%)。
19日連続で1ケタ。
3月14日が15.2%。
3月7日が10.6%、
2月20日が11.5%、1月6日が12.2%。
日経VIは22.69(前日23.60)。
日経平均採用銘柄のPERは15.58倍(前日15.68倍)。
EPSは2544円(前日2539円)。
直近ピークは2月13日2564円、10月15日2514円、3月4日2488円。
直近ボトムは5月16日2186円。
前期基準では15.07倍。
前期基準のEPSは2630円(前日2628円)。
225のPBRは1.41倍(前日1.42倍)。
BPSは28117円(前日28043円)。
日経平均の予益回りは6.42%。
予想配当り利回りは2.17%。
指数ベースではPERは19.72倍(前日19.81倍)。
EPSは2010円(前日2010円)。
PBRは1.92倍(前日1.93倍)。
BPSは20649円(前日20632円)。
益回りは5.07%(前日5.05%)。
配当利回りは2.02%(2.01%)。
10年国債利回りは1.490%(前日1.505%)。
プライム市場の予想PERは15.43倍。
前期基準では15.05倍。
PBRは1.36倍。
プライム市場の予想益回りは6.47%。
配当利回り加重平均は2.53%。
東証プライムのEPSは178.72(前日178.30)。
2025年2月が180.62。
2024年12月161.79。
2024年2月が174.18。
2024年1月が175.24。
2023年10月が177.72。
2022年4月が118.12。
大商い株専有率(先導株比率)は34.0%(前日39.1%)。
2月19日が48.3%だった。
2月26日に26.0%まで低下。
プライム市場の単純平均7円安の2757円(前日は2765円)。
24年末が2753円。23年末が2827円。
プライム市場の売買単価は2384円(前日2167円)。
プライム市場の時価総額967兆円(前日972兆円)。
ドル建て日経平均は271.01(前日271.02)と8日続落。
6月30日の281.26が年初来高値。
木曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比65円高の39705円。
高値39955円、安値39540円。
木曜の大証夜間取引終値は日中比100円高の39740円。
ボリンジャーのプラス1σが3981円。
プラス2σが40610円。
プラス3σが41405円。
週足のボリンジャーのプラス1σが39271円。
プラス2σが40829円。
プラス3σが42238円。
3月配当権利落ち前は37799円。
★25年3月日経平均の月中平均は37311円。
☆24年3月日経平均の月中平均は39844円。
★25年3月TOPIXの月中平均は2743.52ポイント。
☆24年3月TOPIXは2728ポイント。
日経平均株価の9月月中平均は37162円。
TOPIXの9月月中平均は2627ポイント。
アノマリー的には「変化日」そして「満月」。
週足陽線基準は39587円。
前週末比プラス基準は39810円。
《今日のポイント7月11日》
(1)木曜のNY株式市場で主要3指数は揃って続伸。
S&P500とナスダック総合は終値で過去最高値を更新。
10年国債利回りは4.349%。
5年国債利回りは3.930%
2年国債利回りは3.872%。
30年国債利回りは4.864%。
ドル円は146円台前半。
SKEW指数は140.80→141.75→143.32。
恐怖と欲望指数は74→75。
7月4日が78、昨年10月18日が75(4月8日が3、2023年10月5日が20)。
4月8日の3がボトム。
(2)木曜のダウ輸送株指数は413ポイント(2.60%)高の16316ポイントと反発。
SOX指数は42ポイント(0.75%)高の5708ポイントと3日続伸。
VIX指数は15.78(前日15.94)。
NYSEの売買高は11.94億株(前日11.73億株)。
3市場の合算売買高は181.6億株(前日181億株、過去20日平均は183.1億株)。
木曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比65円高の39705円。
(3)プライム市場の売買代金は4兆7739億円(前日4兆5433億円)。
売買高は20.01億株(前日19.81億株)。
値上がり522銘柄(前日1259銘柄)。
値下がり1040銘柄(前日315銘柄)。
新高値102銘柄(前日152銘柄)。
新安値18銘柄(前日5銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは113.02(前日113.54)。
東証グロース市場の騰落レシオは101.56(前日99.82)。
NTレシオは14.10倍(前日14.08倍)。
20年12月30日が12.90倍。
サイコロは8勝4敗で66.66%。
(4)上向きの25日線(39019円)から△1.61%(前日△2.27%)。
54日連続で上回った。
上向きの75日線は37107円。
45日連続で上回った。4
上向きの200日線(38080円)から△4.11%(前日△4.61%)
20日連続で上回った。
下向いた5日線は39711円。
2日ぶりに下回った。
13週線は37787円。
26週線は37660円。
(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲19.058%(前日▲19.078%)。
買い方▲3.440%(前日▲3.082%)。
東証グロース250指数ネットスック信用損益率で売り方▲11.743%(前日▲10.690%)。
買い方▲8.149%(前日▲9.262%)。
2日連続で売り方買い方逆転。
(6)売り比率は44.2%(前日38.6%、4日ぶり40%超)。
空売り規制なし銘柄の比率は8.3%(前日7.7%)。
19日連続で1ケタ。
日経VIは22.69(前日23.60)。
(7)日経平均採用銘柄のPERは15.58倍(前日15.68倍)。
EPSは2544円(前日2539円)。
直近ピークは2月13日2564円、10月15日2514円、3月4日2488円。
直近ボトムは5月16日2186円。
前期基準では15.07倍。
前期基準のEPSは2630円(前日2628円)。
225のPBRは1.41倍(前日1.42倍)。
BPSは28117円(前日28043円)。
日経平均の予益回りは6.42%。
予想配当り利回りは2.17%。
指数ベースではPERは19.72倍(前日19.81倍)。
EPSは2010円(前日2010円)。
PBRは1.92倍(前日1.93倍)。
BPSは20649円(前日20632円)。
益回りは5.07%(前日5.05%)。
配当利回りは2.02%(2.01%)。
10年国債利回りは1.490%(前日1.505%)。
(8)大商い株専有率(先導株比率)は34.0%(前日39.1%)。
プライム市場の単純平均は7円安の2757円(前日は2765円)。
24年末が2753円。23年末が2827円。
プライム市場の時価総額967兆円(前日972兆円)。
ドル建て日経平均は271.01(前日271.02)と8日続落。
6月30日の281.26が年初来高値。
(9)ボリンジャーのプラス1σが3981円。
プラス2σが40610円。
プラス3σが41405円。
週足のボリンジャーのプラス1σが39271円。
プラス2σが40829円。
プラス3σが42238円。
3月配当権利落ち前は37799円。
★25年3月日経平均の月中平均は37311円。
☆24年3月日経平均の月中平均は39844円。
★25年3月TOPIXの月中平均は2743.52ポイント。
☆24年3月TOPIXは2728ポイント。
日経平均株価の9月月中平均は37162円。
TOPIXの9月月中平均は2627ポイント。
アノマリー的には「変化日」そして「満月」。
週足陽線基準は39587円。
前週末比プラス基準は39810円。
今年の曜日別勝敗(7月10日まで)
↓
月曜14勝11敗
火曜16勝8敗
水曜15勝12敗
木曜15勝11敗
金曜11勝15敗
7月第1週(6月30日→7月4日)の需給動向
海外投資家は現物5775億円買い越し(14週連続で買い越し)。
4月第1週以来のこの間の累計買越し額は4.9兆円。
23年6月の12週連続以来2年ぶりの長期買い越し。
過去最高は13年3月までの18週連続。
「10週以上の連続買い越しは大相場の起点」という声もある。
12年11月から18週連続で買い越したときの当初13週間の買越額は3兆4909億円。
今回は当時よりも買越額が大きい。
因みに18週では海外勢が合計で5兆6692億円を買い越していた。
先物2992億円買い越し(5週連続で買い越し)。
合計2782億円買い越し(12週連続で買い売り越し)。
個人は現物980億円売り越し(4週連続で売り越し)。
信用544億円買い越し(5週ぶりに買い越し)。
合計436億円売り越し(4週連続で売り越し)。
信託銀行は現物881億円買い越し(11週ぶりに買い越し)。
先物2216億円買い越し(2週ぶりに売り越し)。
合計1344億円売り越し(2週ぶりに売り越し)。
7月第1週(6月30日→7月4日)の投資部門別売買代金。
個人が現物3094億円売り越し(前週4305億円売り越し)。
信用2490億円買い越し(前週1611億円売り越し)。
海外投資家が5456億円買い越し(前週3398億円買い越し)。
自己売買が6728億円売り越し(前週530億円買い越し)。
信託銀行が848億円買い越し(前週473億円売り越し)。
事業法人が2454億円買い越し(前週420億円買い越し)。
14週連続で買い越し。
日経朝刊では「企業の配当総額20兆円。家計に3.5兆円」の見出し。
2026年3月期の配当総額は19.99兆円と前期比3%増。
5年連続で過去最高の見通しだ。
今期増配見通しは910社で全体の約4割に及ぶ。
減益でも増配の企業は250社。
プライム上場3月決算企業の手元資金は約112兆円。
資本効率を追求されると、バブル崩壊以降虎の子だった現金も炙り出される格好だ。
当然株価は業績と配当を重視する。
しかし、それだけだろうか。
「定量」は欧米、特にアメリカで求められる。
それは共通文化でなく、数字はだれでも簡単に読めるから。
曖昧模糊とした「定性」はあまり好まれない。
なぜなら、理解不能に陥るから。
でもIRに最終的に求められるのは「成長ストーリー」だと思っている。
決して定量的には表現できないからこそ、そこに投資家は惹かれるのではなかろうか。
元旦の日経朝刊1面の見出しは「逆転の世界。備えよ日本」。だった。
サブタイトルは「強まる自国第一 貿易ルール瓦解」。
半年前に経済紙が予告していることは起こっているのが現実。
備えてはいなかったかもしれないが、順応してきた格好だ。
起きているのは天災ではなく、人災。
所詮、地球と違って人間の行為には限界がある。
◇━━━ カタリスト━━━◇
POPPER(5134)・・・動兆
学習塾に管理システム「コミル」をSaaSで提供。
経営管理など基幹系システムの拡販に注力
(兜町カタリスト櫻井)
11日の東京株式市場は反発後、もみ合い展開か。
日経平均株価の予想レンジは、3万9400円-4万円を想定。(10日終値3万9646円36銭)
米国株は上昇。ダウ平均は192ドル高の44650ドルで取引を終えた。
現地10日の米国株が上昇した流れを受けて、朝方は買い先行スタートが見込まれる。
ただ、日経平均株価は、足元でやや上値の重い展開が続いていることや週末要因から、伸び悩む展開となることもありそう。
また、7月限株価指数先物・オプションSQ(特別清算指数)値の算出日にあたることから、市場推定値を意識する場面も想定される。
為替相場は、ドル・円が1ドル=146円台の前半(10日は146円26-28銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=171円台の前半(同171円61-65銭)とやや円高方向にある。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、10日の大阪取引所清算値比65円高の3万9705円だった。
【好材料銘柄】
■ホームポジション <2999>
9-5月期(3Q累計)経常が黒字浮上で着地・3-5月期は24倍増益。
■スターシーズ <3083>
日本エネルギー総合システムと系統用蓄電所の開発で業務提携。
■メディアドゥ <3678>
3-5月期(1Q)経常は37%増益で着地。また、SHIFT <3697> と資本業務提携。クレディセゾン <8253> が保有するメディアドゥ株式をSHIFTへすべて譲渡。
■シリコンスタジオ <3907>
今期最終を69%上方修正。
■チームスピリット <4397>
今期経常を80%上方修正。
■トーセ <4728>
今期経常を43%上方修正。
■オーエスジー <6136>
今期配当を28円増額修正。また、発行済み株式数の3.06%にあたる303万7100株の自社株を消却する。消却予定日は7月31日。上期経常は9%減益で着地。
■三光合成 <7888>
今期経常は6%増で4期連続最高益、4円増配へ。
■さいか屋 <8254>
9-5月期(3Q累計)経常は37%増益・通期計画を超過。
【主な経済指標・スケジュール】
11(金)
【国内】
オプションSQ
《決算発表》
良品計画、コスモス薬品、ローツェ、ビックカメラ、JINSHD、コメダ、イオン北海、ドトル日レス、ニッケ、QPS研究、MV東海、タマホーム、イオン九州、ワキタ、マルゼン、リンガハット、ファンタジー、IGポート、進和、チヨダ、モリト、北興化、カネ美食品、前沢工、アイドマHD、ダイト、エスプール、イートアンドH、銚子丸、ビーウィズ、マルマエ、アステナHD、SUMINOE、和田興産
【海外】
米6月財政収支(7/12 3:00)
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
07月10日 NY株/欧州株概況
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【市況】192ドル高と続伸、ナスダック連日の最高値 |
・・・続き
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10日のNYダウ工業株30種平均は続伸し、前日比192ドル34セント(0.43%)高の4万4650ドル64セントで終えた。
米航空大手デルタ航空がこの日発表した4〜6月期決算は大幅な増益。トランプ米政権の高関税政策を巡る不透明感を考慮し、通期業績予想をいったん取り下げていたが、今回は強気な利益見通しを示した。
市場では「関税など負の要因が多くある中でも、思っていたような厳しい内容ではなかった」(日系証券)との受け止めが広がり、ダウ平均の構成銘柄ではないがデルタ株は12%高と急伸。ユナイテッド航空ホールディングスやアメリカン航空グループなどの航空大手にも買いが波及し、相場が押し上げられた。
投資家が重視するS&P500種株価指数も最高値を塗り替えて取引を終えた。
来週以降、JPモルガン・チェースなど金融大手が決算を相次いで公表する。高関税政策下でも消費は底堅さを保っていることなどから、市場では比較的好調な決算が予想されている。
半導体受託生産世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)が10日公表した4〜6月期の売上高は市場予想を上回った。半導体需要の底堅さが改めて確認され、エヌビディアなど関連銘柄に買いが入ったことも相場を支えた。
朝方発表の週間の米新規失業保険申請件数が22万7000件と前週から減り、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(23万5000件)を下回った。6月上旬に25万件まで高まった後、減少している。前週発表の6月の米雇用統計も想定以上に好調な内容で、足元で労働市場の減速への懸念が薄れている。
関税が米物価上昇や景気減速を招き、企業収益を圧迫するとの警戒は根強い。トランプ米大統領は9日夕にブラジルに対する相互関税を50%にすると明らかにした。銅・銅製品への50%の関税を8月1日に発動する方針も示した。
一方、「関税率は最終的には許容される水準に落ち着くだろう」との見方があり、市場参加者はトランプ政権と貿易相手国・地域との交渉次第で相互関税に低下余地があるとみている。米経済への影響が大きい銅関税についても引き下げの可能性が意識されているもようだ。数日以内に米政府と欧州連合(EU)が貿易協定で合意する可能性が伝わるなど交渉進展への期待も強い。
ダウ平均ではエヌビディアが連日で上場来高値を更新し、時価総額が同日終値時点で4兆ドルを上回った。アメリカン・エキスプレスやマクドナルド、JPモルガン・チェース、キャタピラーも高い。半面、セールスフォースやウォルマート、ユナイテッドヘルス・グループなどが売られた。
ナスダック総合株価指数は3日続伸した。前日比19.327ポイント(0.09%)高の2万0630.665(速報値)で終え、連日で過去最高値を更新した。アナリストが投資判断を引き上げたアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)が上昇した。テスラも高かった。
S&P500種株価指数は続伸した。前日比17.20ポイント(0.27%)高の6280.46と、4営業日ぶりに最高値を付けた。
【シカゴ日本株先物概況】
10日のシカゴ日経平均先物は下落した。9月物は前日比220円安の3万9705円で終えた。この日は米株式相場が上昇したものの、日本の株式相場は下げており、シカゴ市場の日経平均先物にも売りが優勢となった。
シカゴ日経225先物 (円建て)
39705 ( +65 )
シカゴ日経225先物 (ドル建て)
39750 ( +110 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
10日の英FTSE100種総合株価指数は3日続伸し、前日比108.64ポイント(1.22%)高の8975.66で終えた。6月12日以来、約1カ月ぶりに最高値を更新した。英豪リオティントやスイスのグレンコアとなど、前日に下げていた資源関連の銘柄が買われ、指数を押し上げた。
資源関連への買いは、銅先物の値上がりが支援材料となった。銅先物の値動きが足元で不安定になっていることや、米国で銅在庫が積み上がっていることなどを踏まえ、前日は資源に売りが出ていた。
製薬大手アストラゼネカといったヘルスケア、英ユニリーバなど日用品の関連銘柄も上げた。外国為替市場で英ポンドが対ドルで下落し、英国外での売上高比率が高い銘柄の支えになった面もある。不動産投資信託(REIT)や公益は下げた。
FTSEの構成銘柄では、資源大手リオティントティントが4.00%高、同業グレンコアが3.94%高、建機レンタルのアシュテッド・グループが3.80%高と急伸。一方、商業用不動産大手ランド・セキュリティーズは2.52%安、保険会社ヒスコックスは1.76%安、エネルギー大手SSEは1.72%安と下落した。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
10日のドイツ株価指数(DAX)は4営業日ぶりに反落し、前日比92.75ポイント(0.37%)安の2万4456.81で終えた。前日に最高値を更新した後とあって、利益確定の売りが出た。DAXは取引時間中には最高値を上回る場面もあったが、取引終了にかけて水準を切り下げた。
個別では、自動車大手BMWが4.15%高、医療機器のザルトリウスが3.62%高、医薬大手メルクが2.83%高と買われた。半面、コメルツ銀行は3.96%安、エネルギー大手シーメンス・エナジーは2.62%安、保険大手アリアンツは2.22%安で取引を終えた。
■フランス・パリ株価指数
フランスの株価指数CAC40は4日続伸し、前日比0.30%高の7902.25と約1カ月半ぶりの高値を更新した。