Market Data
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【日経平均】
39762円48銭(▲223円85銭=0.56%)
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【TOPIX】
2826.04(▲6.03=0.21%)
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【グロース250】
714.01(▲19.64=2.68%)
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【プライム売買高】19億2338万株(△7205万株)
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【売買代金】4兆8489億円(△2456億円)
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【値上がり銘柄数】834(前日:482)
【値下がり銘柄数】728(前日:1094)
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【新高値銘柄数】88(前日:87)
【新安値銘柄数】14(前日:13)
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【25日騰落レシオ】109.52(前日:109.09)
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■本日のポイント
1.日経平均は続落、利食い加速で500円超下げる場面も
2.トランプ米大統領が関税引き上げ示唆し、リスクオフ助長
3.売り一巡後は米株先物堅調で円高も進まず下げ渋る展開に
4.海外投資家による先物買いも寄与、裁定買いで浮揚力働く
5.大引けは200円強の下げ、値上がり数が値下がり上回る
昨日に続いて目先の過熱感を冷ます動きとなっているが、トランプ関税に関して日本にあまり譲歩がないことが分かり、今後の上値を重くさせる可能性として意識されている。日本には対抗カードがあまりないため市場も現実的なラインとしてある程度の高関税を前提に考えて行くことになりそうだ。
それでも直近で5連騰した分の半分も押しておらず基調そのものは安定的といえよう。
指数に関しては、節目の3万9500円やきょうの安値3万9444円を下回ることなく推移できるかに注目しておきたい。
■上値・下値テクニカル・ポイント(2日現在)
42714.16 ボリンジャー:+3σ(26週)
42563.74 ボリンジャー:+3σ(13週)
41052.85 ボリンジャー:+3σ(25日)
41023.04 ボリンジャー:+2σ(26週)
40814.99 ボリンジャー:+2σ(13週)
40218.84 ボリンジャー:+2σ(25日)
39818.94 6日移動平均線
39762.48 ★日経平均株価2日終値
39439.43 均衡表転換線(日足)
39384.84 ボリンジャー:+1σ(25日)
39331.92 ボリンジャー:+1σ(26週)
39086.63 均衡表基準線(日足)
39066.23 ボリンジャー:+1σ(13週)
38942.07 新値三本足陰転値
38729.63 均衡表転換線(週足)
38550.83 25日移動平均線
37978.18 200日移動平均線
37719.01 均衡表雲上限(週足)
37716.83 ボリンジャー:-1σ(25日)
37640.80 26週移動平均線
ザラ場高値と安値も昨日の水準を下回ったが、ローソク足は陽線を描き、一定の押い目買い需要を確認する形となった。終値は5日移動平均線を下回ったが、5日線や株価下方を走る25日線は上向きをキープ。三役好転下の強気形状が続く一目均衡表で転換線とのプラス乖離を保っていることもあり、本日は短期的な上げ一服のチャート形状となった。
【大引け概況】
2日の日経平均株価は続落し、終値は前日比223円85銭安の3万9762円48銭だった。足元で上昇が目立っていた半導体関連株やゲーム株に利益確定目的の売りが出た。
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きょうの東京株式市場はリスク回避ムードのなか利食いを急ぐ動きが強まった。トランプ米大統領が日本に対して関税交渉の合意に懐疑的な見方を示し、関税の更なる引き上げを示唆したことでマーケットのセンチメントが悪化した。これを受け日経平均は朝方に500円を超える下げをみせたが、その後は押し目買いが入り急速に下げ渋る場面があった。
外国為替市場で思ったほど円高が進まなかったことや、米株価指数先物が堅調な値動きを維持したことで投資マインドが改善したほか、海外投資家の先物への買いが裁定買いを通じて全体相場に浮揚効果を与えた。もっとも、取引終盤は再び売りが厚くなり、結局200円あまりの下げで着地している。個別株物色意欲は活発で、値上がり銘柄数は値下がり銘柄数を100銘柄あまり上回った。なお、売買代金は前日を上回ったものの5兆円台には届いていない。
日経平均は6月末までの急ピッチな上昇で短期的な過熱感が意識されていた。このところの株高をけん引してきたアドテストや任天堂などに売りが出た。トランプ米大統領が1日、日米関税交渉の合意に懐疑的な見方を示し「30%か35%か我々が決める数値に応じて(関税を)支払ってもらう」と述べたことも、日本株の重荷だった。
一方、アナリストによる投資判断や目標株価の引き上げがあった不動産株の一角が買われた。空運株や海運株も堅調だった。米シカゴ市場の米株価指数先物が日本時間2日午後の取引で堅調に推移すると海外勢が株価指数先物に買いを入れ、日経平均も下げ幅を縮めた。
さて、東京株式市場は昨日に続いて目先の過熱感を冷ます動きとなっているが、トランプ関税に関して日本にあまり譲歩がないことが分かり、今後の上値を重くさせる可能性として意識されている。日本には対抗カードがあまりないため市場も現実的なラインとしてある程度の高関税を前提に考えて行くことになりそうだ。それでも直近で5連騰した分の半分も押しておらず基調そのものは安定的といえよう。
東証株価指数(TOPIX)は続落した。終値は6.03ポイント(0.21%)安の2826.04だった。JPXプライム150指数も続落し、4.37ポイント(0.35%)安の1240.64で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で4兆8488億円、売買高は19億2338万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は728。値上がりは834と過半を占めた。横ばいは65だった。
業種別株価指数(33業種)は非鉄金属、機械、その他製品などが下落。パルプ・紙、空運業、不動産業などが上昇した。
個別では、売買代金上位のディスコ、アドバンテスト、東京エレクトロンなど半導体製造装置関連株への売りが目立ったほか、フジクラが大きく下値を探った。また、三菱重工業、IHI、川崎重工業などの防衛関連株の下げも目立つ。ソフトバンクグループ、サンリオ、リクルートHD日立などが安く、任天堂も売りを浴びた。gumiが急落、KLabも大幅安。日東紡績の下げも大きい。このほか、コナミグループ、カプコンなどの下げも目立つ。
半面、郵船や川崎汽船などの海運株が堅調に推移。売買代金首位となったレーザーテックがわずかながらプラス圏で引け、ファーストリテイリング、ルネサスエレクトロニクス、ダイキン、信越化、KDDIなどが上昇した。トヨタ自動車、ソニーグループもしっかり。フジ・メディア・ホールディングスは大幅高。また、業績拡大フェーズ入りとして国内証券がレーティングの格上げを行ったフューチャーが急騰、日本コンセプト、象印マホービン、オリエントコーポレーションなどが値上がり率上位となった。
東証スタンダード市場はプライム市場の大型株にピークアウト感が出る中、個人投資家からも手じまいの動きが続き、株価を押し下げた。
スタンダードTOP20はほぼ横ばい。出来高7億2147万株。値上がり銘柄数605、値下がり銘柄数792と、値下がりが優勢だった。
個別ではソケッツ、協立情報通信、エコミックが一時ストップ高と値を飛ばした。松井建設、富士ピー・エス、テクノ菱和、幼児活動研究会、平安レイサービスなど47銘柄は年初来高値を更新。香陵住販、京極運輸商事、ETSグループ、戸田工業、fonfunは値上がり率上位に買われた。
一方、フジタコーポレーション、エス・サイエンス、プラコー、クボテックがストップ安。創建エース、アップルインターナショナル、デュアルタップ、サン電子、梅の花グループは年初来安値を更新。ぷらっとホーム、リベルタ、and factory、IMV、ホーブは値下がり率上位に売られた。
東証グロース市場はトランプ米大統領が日本に対して高い関税率を課す可能性に言及したことから相場の先行きに対する警戒感が広がり、新興株も下落した。
市場では「これまで上昇してきた株ほど利益確定売りの動きが目立った」との声が聞かれた。
東証グロース市場250指数は続落した。終値は前日比19.64ポイント(2.68%)安の714.01だった。5月23日以来約1カ月半ぶりの安値。グロースCoreはともに続落。
グロース市場ではゼンムテックやサンバイオが下落した。一方、インフォメテやSynsは上昇した。
値上がり銘柄数114、値下がり銘柄数466と、値下がりが優勢だった。
個別ではソフトマックス、いつもがストップ高。インフォメティス、ビープラッツ、ノイルイミューン・バイオテック、リプロセルは一時ストップ高と値を飛ばした。イオレ、キッズスター、ジグザグ、バリューゴルフ、property technologiesなど13銘柄は年初来高値を更新。リンクバル、Synspective、イーディーピー、リップス、シーユーシーが買われた。
一方、ACSLがストップ安。Veritas In Silico、Chordia Therapeutics、みらいワークス、ステムセル研究所、INFORICHは年初来安値を更新。売れるネット広告社グループ、サイフューズ、キッズウェル・バイオ、Sapeet、QPS研究所が売られた。
2日午前の日経平均株価は続落し、午前終値は前日比392円61銭安の3万9593円72銭だった。
きょう前場は主力株を中心に利益確定の売りが続き、日経平均株価は大幅続落となった日経平均の下げ幅は一時500円を超えた。
前日の米国株市場ではNYダウが400ドル高で4連騰と上値指向を強めたが、ナスダック総合株価指数は7日ぶりに反落しており、牽引役を担っていたエヌビディア<NVDA>の上げ足も止まった。これを受けて東京株式市場でも半導体関連株などを中心に利食い急ぎの動きが出ている。また、トランプ米大統領が日本に対し関税の引き上げを示唆するなど強硬姿勢を示しており、これが市場センチメントを冷やす背景となっている。ただ中小型株には強い動きを示すものが多く、値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を上回っている。
日経平均は6月末までの5営業日で2100円あまり上昇し、4万円台まで急ピッチで水準を切り上げてきた。この局面で上昇していたアドテストや任天堂などにきょうはスピード調整の売りが出た。市場では「日経平均は2週間ほどかけて3万9000円程度までは調整する余地がありそうだ」との声が聞かれた。
日米関税交渉に対する警戒感も重荷だった。トランプ氏は1日、日本との関税交渉について「合意が実現できるか疑わしい」と述べ、「30%か35%か我々が決める数値に応じて(関税を)支払ってもらう」と話した。マツダや日産自などが軟調に推移した。
一方、不動産や空運、陸運などには買いが入った。1日に新しい経営ビジョンを示したJR東日本が大幅高となった。アナリストによる目標株価の引き上げがあった大手不動産株も堅調で、日経平均は下げ幅を縮める場面があった。
後場の日経平均もマイナス圏で軟調推移となりそうだ。足元で堅調だった半導体関連やゲーム・エンタメ株に売りが出ており、直近の上昇に対する利食い売りやポジション調整の売りは継続しそうだ。また、トランプ大統領が日本との通商協議の合意は困難かつ関税率の引き上げを示唆したことは、引き続き投資家心理の重石となろう。ただ、業種別ランキング上位の陸運や不動産など内需関連には買いが向かっており、東証プライムの値上がり数は54.6%と過度な警戒感は乏しく、一定買い手も存在している。
東証株価指数(TOPIX)は続落した。前引けは14.10ポイント安の2817.97だった。JPXプライム150指数も続落で前場を終えた。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆2946億円、売買高は8億9691万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は675。値上がりは889で値下がりよりも多かった。横ばいは61だった。
業種別では、その他製品、非鉄金属、機械などが値下がり率上位、空運業、不動産業、海運業などが値上がり率上位に並んでいる。
個別ではレーザーテック、ディスコ、アドバンテストなど売買代金上位の半導体製造装置関連株が軒並み下落している。フジクラが大きく値を下げたほか、ソフトバンクグループ、サンリオ、任天堂、日立などが下落した。三菱重工業、IHI、川崎重工業などの防衛関連株も売りを浴びた。このほか、gumi、コナミグループ、芝浦メカトロニクスが安く、過度な再編プレミアム期待などが後退した千葉興業銀行も大きく利食われた。
半面、郵船や川崎汽船などの海運株が堅調に推移。ファーストリテイリングがしっかり、ルネサスエレクトロニクスが物色人気。また、ファーストリテ、トヨタ自動車、ソニーグループ、信越化、KDDI、フジ・メディア・ホールディングスが堅調、リクルートホールディングスも頑強。日本コンセプトが続急騰、業績上方修正で減益幅縮小見通しとなったエアトリも値を飛ばした。SBSホールディングス、三井海洋開発などが値上がり率上位となった。
東証スタンダード市場はトランプ米大統領が日本との関税交渉決着困難との見通しを示したことや、米ハイテク株が軟調だったことで輸出関連株や半導体関連株が指数の下げを主導した。
スタンダードTOP20は反落。出来高4億4514万株。
値上がり銘柄数578、値下がり銘柄数751と、値下がりが優勢だった。
個別では松井建設、テクノ菱和、平安レイサービス、ETSグループ、アヲハタなど29銘柄が年初来高値を更新。協立情報通信、アイフリークモバイル、エコミック、fonfun、香陵住販が買われた。
一方、フジタコーポレーション、クボテックがストップ安。創建エース、アップルインターナショナル、デュアルタップ、サン電子、梅の花グループは年初来安値を更新。エス・サイエンス、プラコー、IMV、リベルタ、NFKホールディングスが売られた。
【寄り付き概況】
2日の日経平均株価は続落で始まった。始値は前日比355円16銭安の3万9631円17銭。
前日に6日ぶりに反落し、下げ幅も500円あまりに達し4万円大台を割り込んだが、きょうも主力銘柄など中心に利益確定の売り圧力が拭えず、下値を探る展開が続いている。前日の米国株市場でハイテク株に目先買い疲れ感が出ていることや、外国為替市場でドル安・円高傾向に振れていることが逆風となっている。また、直近トランプ米大統領が日本に対する関税を引き上げる可能性に言及しており、これも自動車セクターなどを中心に投資家のセンチメントを冷やしている。
東証株価指数(TOPIX)は続落している。
個別では、コナミGや中外薬、三菱重が下落している。一方、KDDIやダイキン、住友不が上昇している。
「動けば車、食べられれば米」
「マチマチの展開」
火曜のNY株式市場で主要3指数はマチマチの動き。
S&P500とナスダック総合は反落。
NYダウは続伸。
6月月間では1824ドル高で2か月続伸だった。
「一部のハイテク銘柄への投資集中に警戒感が拡大」との解釈。
NYFANG指数は1.8%安。
トランプ大統領は「米国との貿易協定交渉期限である7月9日の延長は考えていない」とコメント、
また上院はトランプ大統領の看板政策を盛り込んだ大規模な減税・歳出法案を可決。
法案は下院に戻され、審議・採決が行われる。
FRBパウエル議長はECBフォーラムのパネル討論会でコメント。
「関税がインフレに与える影響を見極めるために待つ」姿勢だ。
テスラが5%超下落。
6月のISM製造業購買担当者景気指数(PMI)は49.0。
前月の6カ月ぶり低水準となる48.5から小幅上昇した。
ただ4カ月連続で50を下回った。
市場予想はほぼ横ばいの48.8。
供給業者の納入を示す指数は54.2と前月の56.1から低下。
ただ50を超えると納入が遅延していることを示している。
輸入指数は47.4と、前月の39.9から上昇。
先行きを示す新規受注指数は46.4。
前月の47.6から低下。
5カ月連続で縮小した。
雇用指数は前月の46.8から45.0に低下。
5月の雇用動態調査(JOLTS)で求人件数は37万4000件増の776万9000件。
市場予想は730万件だった。
5月の建設支出(季節調整済み)は年率換算で前月比0.3%減少。
市場予想は0.2%減だった。
前年同月比では3.5%減少。
4月は前月比0.4%減から 0.2%減に上方修正。
10年国債利回りは4.241%。
5年国債利回りは3.833%
2年国債利回りは3.772%。
30年国債利回りは4.763%。
ドル円は143円台前半。
WTI原油先物8月限は前日比0.34ドル高の1バレル=65.45ドル。
金先物8月限は前日比42.1ドル高の1オンス=3349.8ドル。
SKEW指数は143.44→139.65→147.07。
恐怖と欲望指数は67→65。
昨年10月18日の75がピーク(2023年10月5日が20)。
4月8日の3がボトム。
火曜のNYダウは400ドル(0.91%)高の44494ドルと4日続伸。
高値44604ドル、安値44013ドル。
サイコロは8勝4敗。
騰落レシオは134.80(前日126.28)。
NASDAQは166ポイント(0.82%)安の20202ポイントと7日ぶりに反落。
高値20339ポイント、安値20105ポイント。
サイコロは8勝4敗。
騰落レシオは112.47(前日109.66)。
S&P500は6ポイント(0.11%)安の6198ポイントと4日ぶりに反落。
高値6210ポイント、安値6177ポイント。
サイコロは6勝6敗。
騰落レシオは129.42(前日121.12)。
火曜のダウ輸送株指数は438ポイント(2.85%)高の15833ポイントと反発。
SOX指数は39ポイント(0.70%)安の5507ポイントと7日ぶりに反落。
VIX指数は16.83(前日16.73)。
NYSEの売買高は13.89億株(前日15.69億株)。
火曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比235円安の39660円。
ドル建ては大証日中比140円安の39750円。
ドル円は143.43円。
10年国債利回り4.241%。
2年国債利回りは3.772%。
6月月間ベースでNYダウは4.3%高、2カ月続伸。
ナスダック総合指数は6.6%高、3カ月続伸。
S&P500指数は5.0%高、2カ月続伸。
SOX指数は16.6%高、2カ月続伸。
S&P500は第2四半期に10.57%上昇。
ナスダック総合は17.75%、NYダウは4.98%上昇。
小型株のラッセル2000指数は8.28%上昇。
ただ主要3指数の上半期の上昇率は2022年以来の低さ。
「6月27日時点の信用買い残は2149億円減の3兆8390億円」
火曜の日経平均は寄り付き147円安
終値は501円(▲1.24%)安の39986円と6日ぶりに反落。
高値40345円。
安値39885円。
2日連続で日足陰線。
5日続伸での上昇幅は2132円。
24日は38368円→38665円にマド。
26日は38944円→39056円にマド。
27日は39615円→39847円にマド。
30日は40267円→40322円のマドは埋めた。
日経平均は36日連続で一目均衡の雲の上。
上限は36909円。
下限は34643円。
TOPIXは20.77ポイント(▲0.73%)安の2832ポイントと6日ぶりに反落。
6月30日の2852ポイントが年初来高値。
ザラバ高値は2869ポイント。
25日線(2789ポイント)を6日連続で上回った。
75日線(2700ポイント)を41日連続で上回った。
200線(2703ポイント)を40日連続で上回った。
日足は2日連続で陰線。
TOPIXコア30指数は6日ぶりに反落。
プライム市場指数は10.68ポイント(▲0.73%)安の1457.45ポイントと6日ぶりに反落。
東証グロース250指数は14.60ポイント(▲1.95%)安の733.65と反落。
25日移動平均線からの乖離は▲2.51%(前日▲0.58%)。
プライム市場の売買代金は4兆6032億円(前日5兆6107億円)。
売買高は18.51億株(前日22.00億株)。
値上がり482銘柄(前日893銘柄)。
値下がり1094銘柄(前日654銘柄)。
新高値87銘柄(前日186銘柄)。
4日ぶりに2ケタ。
新安値13銘柄(前日3銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは109.09(前日116.58)。
東証グロース市場の騰落レシオは98.84(前日105.17)。
NTレシオは14.12倍(前日14.19倍)。
20年12月30日が12.90倍。
サイコロは8勝4敗で66.66%。
TOPIXは8勝4敗で66.66%。
東証グロース市場指数は6勝6敗で50.00%。
上向きの25日線(38469円)から△3.94%(前日△5.49%)。
47日連続で上回った。
上向きの75日線は36894円。
38日連続で上回った。
上向きの200日線(37964円)から△5.33%(前日△6.68%)
12日連続で上回った。
上向きの5日線は39830円。
6日連続で上回った。
13週線は37334円。
26週線は37649円。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲20.311%(前日▲20.347%)。
買い方▲3.019%(前日▲2.128%)。
東証グロース250指数ネットスック信用損益率で売り方▲8.195%(前日▲10.326%)。
買い方▲11.269%(前日▲9.841%)。
2日ぶりに売り方買い方逆転。
空売り比率は40.3%(前日36.7%、12日ぶりに40%超)。
空り規制なし銘柄の比率は9.7%(前日8.9%)。
12日連続で1ケタ。
3月14日が15.2%。
3月7日が10.6%、
2月20日が11.5%、1月6日が12.2%。
6月27日時点の信用売り残は231億円減の8766億円。
11週ぶりに減少。
同信用買い残は2149億円減の3兆8390億円。
4週ぶりに減少。
4週ぶりに3兆円台。
昨年6月21日時点は4兆9117億円。
信用倍率は4.38倍(前週4.51倍)。
4月4日が9.63倍、昨年8月9日が7.48倍、8月2日が8.72倍。
日経VIは24.25(前日24.59)。
日経平均採用銘柄のPERは15.82倍(前日15.95倍)。
EPSは2527円(前日2538円)。
直近ピークは2月13日2564円、10月15日2514円、3月4日2488円。
直近ボトムは5月16日2186円。
前期基準では15.30倍。
前期基準のEPSは2613円(前日2622円)。
225のPBRは1.43倍(前日1.45倍)。
BPSは27962円(前日27922円)。
日経平均の予益回りは6.32%。
予想配当り利回りは2.14%。
指数ベースではPERは19.99倍(前日20.24倍)。
EPSは2000円(前日2000円)。
PBRは1.96倍(前日1.98倍)。
BPSは20401円(前日20448円)。
益回りは5.00%(前日4.94%)。
配当利回りは1.97%(1.95%)。
10年国債利回りは1.385%(前日1.420%)。
プライム市場の予想PERは15.56倍。
前期基準では15.40倍。
PBRは1.37倍。
プライム市場の予想益回りは6.42%。
配当利回り加重平均は2.51%。
東証プライムのEPSは165.85(前日176.24)。
2025年2月が180.62。
2024年12月161.79。
2024年2月が174.18。
2024年1月が175.24。
2023年10月が177.72。
2022年4月が118.12。
大商い株専有率(先導株比率)は34.5%(前日32.0%)。
2月19日が48.3%だった。
2月26日に26.0%まで低下。
プライム市場の単純平均は14円安の2747円(前日は2761円)。
24年末が2753円。23年末が2827円。
プライム市場の売買単価は2486円(前日2690円)。
プライム市場の時価総額973兆円(前日981兆円)。
ドル建て日経平均は278.36(前日281.26)と6日ぶりに反落。
6月30日の281.26が年初来高値。
火曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比230円安の39660円。
高値40350円、安値39575円。
火曜の大証夜間取引終値は日中比320円安の39570円。
ボリンジャーのプラス1σが39280円。
プラス2σが40081円。
プラス3σが40902円。
週足のボリンジャーのプラス1σが39108円。
プラス2σが40882円。
プラス3σが42655円。
3月配当権利落ち前は37799円。
★25年3月日経平均の月中平均は37311円。
☆24年3月日経平均の月中平均は39844円。
★25年3月TOPIXの月中平均は2743.52ポイント。
☆24年3月TOPIXは2728ポイント。
日経平均株価の9月月中平均は37162円。
TOPIXの9月月中平均は2627ポイント。
《今日のポイント7月2日》
(1)火曜のNY株式市場で主要3指数はマチマチの動き。
10年国債利回りは4.241%。
5年国債利回りは3.833%
2年国債利回りは3.772%。
30年国債利回りは4.763%。
ドル円は143円台前半。
SKEW指数は143.44→139.65→147.07。
恐怖と欲望指数は67→65。
昨年10月18日の75がピーク(2023年10月5日が20)。
4月8日の3がボトム。
(2)火曜のダウ輸送株指数は438ポイント(2.85%)高の15833ポイントと反発。
SOX指数は39ポイント(0.70%)安の5507ポイントと7日ぶりに反落。
VIX指数は16.83(前日16.73)。
NYSEの売買高は13.89億株(前日15.69億株)。
火曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比235円安の39660円。
(3)プライム市場の売買代金は4兆6032億円(前日5兆6107億円)。
売買高は18.51億株(前日22.00億株)。
値上がり482銘柄(前日893銘柄)。
値下がり1094銘柄(前日654銘柄)。
新高値87銘柄(前日186銘柄)。
4日ぶりに2ケタ。
新安値13銘柄(前日3銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは109.09(前日116.58)。
東証グロース市場の騰落レシオは98.84(前日105.17)。
NTレシオは14.12倍(前日14.19倍)。
20年12月30日が12.90倍。
サイコロは8勝4敗で66.66%。
(4)上向きの25日線(38469円)から△3.94%(前日△5.49%)。
47日連続で上回った。
上向きの75日線は36894円。
38日連続で上回った。
上向きの200日線(37964円)から△5.33%(前日△6.68%)
12日連続で上回った。
上向きの5日線は39830円。
6日連続で上回った。
13週線は37334円。
26週線は37649円。
(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲20.311%(前日▲20.347%)。
買い方▲3.019%(前日▲2.128%)。
東証グロース250指数ネットスック信用損益率で売り方▲8.195%(前日▲10.326%)。
買い方▲11.269%(前日▲9.841%)。
2日ぶりに売り方買い方逆転。
(6)空売り比率は40.3%(前日36.7%、12日ぶりに40%超)。
空り規制なし銘柄の比率は9.7%(前日8.9%)。
12日連続で1ケタ。
6月27日時点の信用売り残は231億円減の8766億円。
11週ぶりに減少。
同信用買い残は2149億円減の3兆8390億円。
4週ぶりに減少。
4週ぶりに3兆円台。
昨年6月21日時点は4兆9117億円。
信用倍率は4.38倍(前週4.51倍)。
4月4日が9.63倍、昨年8月9日が7.48倍、8月2日が8.72倍。
日経VIは24.25(前日24.59)。
(7)日経平均採用銘柄のPERは15.82倍(前日15.95倍)。
EPSは2527円(前日2538円)。
直近ピークは2月13日2564円、10月15日2514円、3月4日2488円。
直近ボトムは5月16日2186円。
前期基準では15.30倍。
前期基準のEPSは2613円(前日2622円)。
225のPBRは1.43倍(前日1.45倍)。
BPSは27962円(前日27922円)。
日経平均の予益回りは6.32%。
予想配当り利回りは2.14%。
指数ベースではPERは19.99倍(前日20.24倍)。
EPSは2000円(前日2000円)。
PBRは1.96倍(前日1.98倍)。
BPSは20401円(前日20448円)。
益回りは5.00%(前日4.94%)。
配当利回りは1.97%(1.95%)。
10年国債利回りは1.385%(前日1.420%)。
(8)大商い株専有率(先導株比率)は34.5%(前日32.0%)。
プライム市場の単純平均は14円安の2747円(前日は2761円)。
24年末が2753円。23年末が2827円。
プライム市場の時価総額973兆円(前日981兆円)。
ドル建て日経平均は278.36(前日281.26)と6日ぶりに反落。
6月30日の281.26が年初来高値。
(9)ボリンジャーのプラス1σが39280円。
プラス2σが40081円。
プラス3σが40902円。
週足のボリンジャーのプラス1σが39108円。
プラス2σが40882円。
プラス3σが42655円。
3月配当権利落ち前は37799円。
★25年3月日経平均の月中平均は37311円。
☆24年3月日経平均の月中平均は39844円。
★25年3月TOPIXの月中平均は2743.52ポイント。
☆24年3月TOPIXは2728ポイント。
日経平均株価の9月月中平均は37162円。
TOPIXの9月月中平均は2627ポイント。
今年の曜日別勝敗(7月1日まで)
↓
月曜13勝10敗
火曜15勝8敗
水曜14勝11敗
木曜14勝10敗
金曜10勝15敗
6月月間ベースで日経平均株価は6.6%高、3カ続伸。
TOPIXは1.8%高、3カ月続伸。
東証プライム市場指数は1.8%高、3カ月続伸。
グロース250指数は0.4%高、3カ月続伸。
東証スタンダード市場指数は3.8%高、4カ月続伸。
東証グロース指数は1.5%高、3カ月続伸。
東証REIT指数は2.4%高、3カ月続伸。
トランプ大統領のコメントは「貿易協定交渉期限である7月9日の延長は考えていない」。
そして「われわれは日本と交渉した。
合意できるかどうかは分からない。
おそらくできないだろう」。
日本からの輸入品に「30%か35%、あるいはわれわれが決定する数字」の関税を課す可能性を示唆した。
これは、4月2日に発表した24%の関税率を大幅に上回る。
日本は米国で数百万台の自動車を販売している一方で、米国が求めている「簡単なこと」である米国産のコメの受け入れを拒否していると指摘。
「だから手紙を書いて、感謝を述べて、われわれが必要としていることがあなた方にはできないと分かっている。
30%か35%、あるいはわれわれが決定する数字を払うよう伝えるつもりだ」と語ったという。
そこで聞きたいことがある。
「日本人が乗りたくなる車があるのか。
国産の銘柄米よりおいしい米は提供できるのか」。
「動けば車、食べられれば米」という発想の米国には理解不能なのかもしれない。
朝ドラ「あんぱん」で登場した言葉は「何もなかったかのように」。
敗戦後の価値感の変化を許容している様子だ。
たぶん、日本はこの「何もなかったかのように」が好きなのだろう。
「のど元過ぎれば熱さ忘れる」。
「人のうわさも75日」。
しかし、市場関係者の相場見通しの間違いは「何もなかったかのように」で良いのだろうか。
日本には「ケジメ」という言葉もある。
「見通しを間違えました」の一言は決して忘れてはならない。
もっともコメントのあちこちに免罪符が施してあるということもある。
大和のレポートは「日経平均採用銘柄定期入れ替え予想」。
↓
2025年10月の定期見直しの算出基準日は7月末。
次回は1銘柄の入替えとなる可能性がある。
除外候補にはトクヤマ(4043))。
予備除外候補にはカナデビア’7004))。
採用候補は SHIFT(3607)。
予備採用候補にはシマノ(7309)。
ファーストリテイリング(9983)の6月末の指数構成ウェイトは約9.8%。
次の算出基準日で10%超なら、キャップ調整比率0.7が適用されてウェイトが低下。
◇━━━ カタリスト━━━◇
ファンコミュニケーションズ(2461)・・・動兆
アフィリエイト(成果報酬型)広告大手。
「A8」を運用。
24年3月に「ネンド」撤退。独立系
(兜町カタリスト櫻井)
2日の東京株式市場は、続落後も軟調か。
日経平均株価の予想レンジは3万9400円-4万円を想定。(1日終値3万9986円33銭)
米国株はまちまち。ダウ平均が上昇した一方、S&P500とナスダックは下落した。ダウ平均は400ドル高の44494ドルで取引を終えた。
現地1日の米国株式はNYダウが4日続伸した半面、ナスダック総合指数は7日ぶりに反落するなど、まちまち。相互関税の一時停止期限の9日を控え、トランプ大統領は現地1日、対日関税に関し30%か35%の関税を課すべきと主張。相互関税の24%よりも負担増となる可能性が浮上したことで、輸出関連銘柄を中心に弱含みの展開となりそう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=143円台の半ば(1日は143円07-09銭)、ユーロ・円が1ユーロ=169円台の前半(同168円59-63銭)とやや円安方向にある。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、1日の大阪取引所清算値比230円安の3万9660円だった。
【好材料銘柄】
■ソフトマックス <3671>
HEMILLIONSおよびソフトバンク <9434> と医療分野における生成AI技術の社会実装に向けて共同検討を開始。
■サイバーステップ <3810>
新たな事業として暗号資産の戦略的備蓄・運用を開始。26年5月期は初期投資額として2億円を想定し、最大10億円までの備蓄を段階的に検討。
■アイリッジ <3917>
今期最終は62倍増で4期ぶり最高益更新へ。
■バルテス・ホールディングス <4442>
中期経営計画を策定。28年3月期に営業利益18.8億円(25年3月期実績は9.4億円)を目指す。
■デ・ウエスタン・セラピテクス研究所 <4576>
ライセンスアウト先の興和が緑内障・高眼圧症治療剤「グラアルファ配合点眼液」のシンガポールにおける承認を取得。
■スカラ <4845>
今期最終を59%上方修正、配当も0.5円増額。
■象印マホービン <7965>
今期経常を一転1%増益に上方修正、配当も24円増額。また、発行済み株式数(自社株を除く)の4.42%にあたる290万株(金額で34億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は7月1日から11月20日まで。
■日本コンセプト <9386>
MBO(経営陣が参加する買収)による株式の非公開化を目指す。TOB価格は1株3060円で30日終値を37.2%上回る水準。買い付け期間は7月1日から8月13日まで。
【主な経済指標・スケジュール】
2(水)
【国内】
6月マネタリーベース(8:50)
《決算発表》
ダイセキ、ダイセキソリュ、北恵、オプトエレ
【海外】
米6月ADP雇用統計(21:15)
《米決算発表》
コンステレーション・ブランズ
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
07月01日 NY株/欧州株概況
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【市況】ダウは400ドル高、大型減税案の上院可決を好感 |
・・・続き
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1日のNYダウ工業株30種平均は4日続伸した。前日比400ドル17セント(0.90%)高の4万4494ドル94セントと2月中旬以来の高値で終えた。製薬や保険などこのところ株価の動きがさえなかった銘柄に買いが入り、相場を押し上げた。半面、ハイテク株には利益確定の売りが出やすかった。
この日は製薬大手が堅調でアムジェンは4%超、メルクは3%超それぞれ上伸。ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)は2%超高となった。医療保険大手ユナイテッドヘルス・グループは4.5%高で引けた。日系証券筋は「このところ製薬株などはさえなかったが、新たな四半期を迎えて持ち高調整の買いが入った」と指摘した。
一方でエヌビディアは3%近く下げた。マイクロソフトは1%超安だった。ダウ構成銘柄以外では、テスラは5%超安と下げが目立った。イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)がトランプ米大統領の大型減税関連法案を再び批判し、憤慨したトランプ氏がマスク氏の手掛ける事業について、政府補助金を打ち切る可能性を示唆したことが重荷となった。
米労働省がこの日発表した5月の雇用動態調査(JOLTS)は、非農業部門の求人数が前月比37万4000件増の776万9000件となった。市場予想(730万件=同)を上回り、景気の先行きを巡る過度の懸念が和らいだ。
米上院は1日、大型減税を盛り込んだ法案を賛成51票、反対50票の賛成多数で可決した。下院で再び可決する必要があり、今後の動向が注目される。
米連邦議会上院は1日、トランプ減税の延長を柱とする減税・歳出法案を可決した。成立までは難航が想定されるものの、法案を巡る不透明感がひとまず後退したことは投資家心理を下支えした。
米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は1日に欧州中央銀行(ECB)主催の討論会に参加し、トランプ米大統領による関税政策の影響を見極めつつ慎重に利下げ時期を判断する考えを改めて示した。これまでの発言に沿った内容で、株式市場で材料視する動きは限られた。
メルクやナイキ、シャーウィン・ウィリアムズ、ジョンソン・エンド・ジョンソンも買われた。半面、IBMとウォルト・ディズニーは下げた。
ナスダック総合株価指数は7営業日ぶりに反落した。前日比166.844ポイント(0.81%)安の2万0202.889(速報値)で終えた。テスラの下げが目立った。最高経営責任者(CEO)のイーロン・マスク氏に対してトランプ氏が補助金の打ち切りを示唆し、事業の不透明感が意識された。
S&P500種株価指数は4営業日ぶりに反落し、前日比6.94ポイント(0.11%)安の6198.01で終えた。
【シカゴ日本株先物概況】
1日のシカゴ日経平均先物は下落した。9月物は前日比635円安の3万9660円で終えた。この日は日経平均株価が下落し、ハイテク株の比率が高い米ナスダック総合株価指数も下げたとあって、シカゴ市場の日経平均先物にも売りが優勢となった。
シカゴ日経225先物 (円建て)
39660 ( -230 )
シカゴ日経225先物 (ドル建て)
39750 ( -140 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
1日の英FTSE100種総合株価指数は反発し、前日比24.37ポイント(0.27%)高の8785.33で終えた。午後に製薬大手アストラゼネカ株が水準を急速に切り上げ、指数上昇に貢献した。素材や小売り関連に買いが優勢だった。
アストラゼネカ株の上昇は、同社の最高経営責任者(CEO)が上場先を米国に移したいと考えていると英タイムズ紙が報じたのがきっかけとなった。そのほか蒸留酒大手ディアジオが上昇。通信や公益に買いが入った。一方で米関税政策の成り行きを見極めたいとする投資家の慎重姿勢は根強く、相場の上値を抑えた。防衛関連や金融の一角が下げた。
FTSEの構成銘柄では、酒造大手ディアジオが3.75%高、ホテル大手ウィットブレッドが3.37%高、小売り大手JDスポーツ・ファッションが2.88%高と相場をけん引。一方、医療機器のコンバテックは5.69%安、航空機エンジン大手ロールス・ロイスは2.89%安、防衛大手バブコック・インターナショナル・グループは2.53%安と大きく下げた。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
1日のドイツ株価指数(DAX)は続落し、前日比236.32ポイント(0.98%)安の2万3673.29で終えた。欧州市場では米関税政策の成り行きを見極めたいとする投資家の慎重姿勢が根強い。米国における減税・歳出法案の成立までの道のりが順調ではなさそうだとの見方も、投資家心理の重荷となった。
個別では、スポーツ用品大手アディダスが4.17%高、通販大手ザランドが4.04%高、製薬大手バイエルが3.62%高と上昇。半面、エネルギー大手シーメンス・エナジーは5.79%安、防衛大手ラインメタルは5.26%安、航空機エンジン大手MTUエアロ・エンジンズは4.19%安と売り込まれた。
■フランス・パリ株価指数
フランスの株価指数CAC40は小幅に続落し、前日比0.04%安で終えた。