Market Data
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【日経平均】
38421円19銭(△209円68銭=0.55%)
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【TOPIX】
2788.72(△2.48=0.09%)
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【グロース250】
764.61(△4.47=0.59%)
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【プライム売買高】16億1983万株(△2934万株)
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【売買代金】4兆0484億円(▲177億円)
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【値上がり銘柄数】1139(前日:673)
【値下がり銘柄数】426(前日:876)
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【新高値銘柄数】69(前日:65)
【新安値銘柄数】5(前日:3)
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【25日騰落レシオ】111.82(前日:110.52)
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■本日のポイント
1.日経平均は4連騰、米株高受け上値追い継続
2.半導体関連株が強く、全体相場を牽引する展開に
3.円安追い風に一時300円高超の上昇みせる場面も
4.今晩の米CPI発表を前に、買い一巡後は伸び悩む
5.個別物色は活発、値上がり数は全体の7割占める
日経平均は4日続伸。開始直後に3万8500円を上回った後は伸び悩んだが、萎んでもプラス圏をキープして、後場に入ると値動きが落ち着いた。安値は3万8288円までで3万8400円台まで戻して終えており、3万8000円より上が定着しつつある。
本日の米国では5月消費者物価指数(CPI)の発表や10年国債入札があり、これらを消化した米長期金利やドル円の反応が注目される。
CPIが弱くインフレへの警戒が後退すれば、米国のハイテク株にはプラスの影響が見込まれる。ただ、このケースでも米長期金利が大きく低下して円高(ドル安)が進んだ場合には、日本株には逆風となる。大幅高、大幅安どちらもあり得るし、日本株が米国株に連動しないケースも想定される。3万8500円を明確に超えることができるか、それともこの辺りで上昇一服となるかの決着がつきそうであるだけに、上でも下でも動いた方向に勢いがつく可能性があるだろう。
■上値・下値テクニカル・ポイント(11日現在)
41302.45 ボリンジャー:+3σ(13週)
41119.43 ボリンジャー:+2σ(26週)
39739.47 ボリンジャー:+2σ(13週)
39402.19 ボリンジャー:+1σ(26週)
38867.15 ボリンジャー:+3σ(25日)
38477.15 ボリンジャー:+2σ(25日)
38432.98 新値三本足陽転値
38421.19 ★日経平均株価11日終値
38176.49 ボリンジャー:+1σ(13週)
38087.15 ボリンジャー:+1σ(25日)
37960.80 6日移動平均線
37925.18 均衡表転換線(日足)
37909.64 200日移動平均線
37846.66 均衡表雲上限(週足)
37697.15 25日移動平均線
37684.95 26週移動平均線
37568.18 均衡表基準線(日足)
37307.15 ボリンジャー:-1σ(25日)
36917.15 ボリンジャー:-2σ(25日)
ローソク足は小陰線を引いたが、上向きの5日移動平均線とのプラス乖離を保ちながらザラ場高値と安値も4日連続で切り上がり、前日からの上値拡張トレンドを維持した。右肩上がりの25日線との上方乖離率は1.92%と過熱ラインの5%まで余裕を残して大勢強気を示唆しているが、RSIは68.90%と短期的な買われ過ぎが意識される70%に接近しており、目先は上げ一服となる可能性にも留意が必要となろう。
【大引け概況】
11日の日経平均株価は4日続伸し、終値は前日比209円68銭高の3万8421円19銭だった。
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前日の米国株市場でNYダウやナスダック総合株価指数など主要株価指数が強い動きを示したことを受け、リスク選好の流れを引き継いで始まった。半導体関連株への買いが顕著となり、日経平均の上げ幅は寄り後早々に300円を超え、3万8500円台まで上昇した。外国為替市場で1ドル=145円台まで円安方向に振れたことも追い風となった。自動車など輸出関連株の一角が買われた。
しかし、その後は戻り売り圧力が表面化し、上値の重い展開に。日本時間今晩に発表される5月の米消費者物価指数(CPI)を見極めたいとのニーズもあり、積極的に上値を買い進む動きは見られなかった。ただ、個別物色意欲は活発で、値上がり銘柄数は1100を上回りプライム市場全体の70%を占めた。
節目の3万8500円を超えた場面では、利益確定目的の売りや戻り待ちの売りが出て、日経平均の上値を抑えた。日本時間の今晩には米国で5月の米消費者物価指数(CPI)が発表されることから、様子見姿勢も強かった。
東京株式市場は為替や米国株に加えアジア株が上昇していることも買い安心感に。直近1カ月に及ぶ高値ボックス圏相場を上に抜けそうな雰囲気だが、きのう、今日と日足が陰線となっている点が多少の気迷いを反映しているようだ。これは日米貿易協議の結果が出るまでアク抜けはしないかもしれないが、相場の示す方向性からはある程度良い結果を先取りしているようにも思われる。
東証株価指数(TOPIX)は4日続伸した。終値は2.48ポイント(0.09%)高の2788.72だった。JPXプライム150指数は4日続伸し、0.74ポイント(0.06%)高の1229.05で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で4兆483億円、売買高は16億1983万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1139。値下がりは426、横ばいは64だった。
業種別株価指数(33業種)はサービス業、パルプ・紙、金属製品などが上昇。下落はその他製品、保険業、銀行業など。
個別では、売買代金トップとなったアドバンテストが頑強に売り物をこなし、売買代金2位のディスコが大きく水準を切り上げた。東京エレクトロン、レーザーテック、信越化学、ソシオネクストなど半導体関連が総じて強い動き。SUMCOは値上がり率トップとなった。
また、ソフトバンクグループ、ディー・エヌ・エー、リクルートHD、日立などが上昇した。
そのほか、5月既存店が11カ月ぶりに2ケタ成長となった物語コーポレーションが大幅高、良品計画が値を上げ、リクルートホールディングス、三越伊勢丹ホールディングスも高い。メディアドゥ、日本マイクロニクスなどが値上がり率上位となった。
半面、三菱重工業が冴えず、IHI、川崎重工業など防衛関連が利食われた。フジクラ、古河電工が冴えず、ソニーグループ、任天堂、トヨタ自動車も売りに押された。ソニーグループも軟調。三菱UFJFGや三井住友FGなどの金融株のほか、東京海上ホールディングスが値を下げ、経営統合の一環となる割当増資実施による希薄化を懸念された日野自動車は急落した。ポールトゥウィンホールディングスも大幅安。三井E&S、GMOインターネットなども水準を切り下げた。
東証スタンダード市場は前日の米株高を受けて日経平均株価が上昇するなか、スタンダード市場も投資家心理の改善を映した買いが優勢だった。
スタンダードTOP20は小幅高。出来高3億8453万株。
値上がり銘柄数808、値下がり銘柄数562と、値上がりが優勢だった。
個別ではANAPホールディングス、ピーバンドットコム、東京コスモス電機、ASIAN STARがストップ高。サイオスは一時ストップ高と値を飛ばした。コロンビア・ワークス、アズパートナーズ、大盛工業、日本ドライケミカル、カンロなど76銘柄は年初来高値を更新。コーセーアールイー、エヌジェイホールディングス、丸千代山岡家、クボテック、ダントーホールディングスが買われた。
一方、ビート・ホールディングス・リミテッド、ユークス、エス・サイエンス、児玉化学工業、リバーエレテックが売られた。
東証グロース市場は米国と各国の関税交渉の進展を待つ中で様子見姿勢が強まり、大型株の動きが鈍かったため、小型株に買いが集中した。
グロース250指数の年初来高値更新とはならなかったものの、新興株式市場は個人の物色により活況だった。特定の銘柄で利益確定の売りが出たが、個人の買いに支えられ「グロース市場は終始しっかりだった」という。
米国の関税政策などの影響を相対的に受けにくい内需関連が多い新興株に、消去法的な買いが向かいやすかった面もあるようだ。
東証グロース市場250指数は3日続伸した。終値は前日比4.47ポイント(0.59%)高の764.61だった。グロースCoreも堅調。
グロース市場では5月の既存店売上高が良好な内容だったと受け止められたトライアルが上昇した。ジーエヌアイやインテグラルも買われた。一方、サンバイオやフリー、アイスペースが下落した。
値上がり銘柄数330、値下がり銘柄数239と、値上がりが優勢だった。
個別ではクリングルファーマ、モンスターラボ、トライトがストップ高。オークファン、ブルーイノベーション、アジャイルメディア・ネットワークは一時ストップ高と値を飛ばした。エムビーエス、マテリアルグループ、豆蔵デジタルホールディングス、Liberaware、Aiロボティクスなど44銘柄は年初来高値を更新。キッズウェル・バイオ、ダイナミックマッププラットフォーム、デジタルプラス、Sapeet、コンヴァノが買われた。
一方、ベストワンドットコムがストップ安。VALUENEX、売れるネット広告社グループ、データセクション、ispace、かっこが売られた。
11日午前の日経平均株価は続伸し、午前終値は前日比173円86銭高の3万8385円37銭だった。
前日に続き買い優勢の地合いで日経平均株価は朝方に300円以上上昇し、3万8500円台まで水準を切り上げる場面があった。しかし、その後は上値も重く、徐々に上げ幅を縮小した。前日の米国株市場ではNYダウやナスダック総合株価指数など主要株価指数が揃って上昇し、東京株式市場でも半導体関連などを中心に買いが入り全体相場は上値指向を続けたが、3万8000円台半ばでは戻り売りに押された。米中貿易協議は一部合意がみられたとの報道もあったが、その内容ははっきりせず、米株価指数先物が冴えない動きとなっているのを横目に、東京株式市場でもポジション調整の売りが上値を押さえる格好となった。
東エレクやアドテストなどが買われ、指数の上げ幅は一時300円を超えた。外国為替市場で円相場が対ドルで1ドル=145円台まで下落したことも株式相場全体の支えとなった。
買い一巡後は、日経平均は伸び悩む場面が多かった。心理的節目の3万8500円近辺では利益確定目的の売りや戻り待ちの売りが出て指数の上値を抑えた。
市場関係者は「日米の貿易交渉は進展がみえないが、日本株は相応に戻ってきているので、上値では戻り待ちの売りが出ているのだろう」との見方を示した。
日銀が11日発表した5月の企業物価指数(速報値、2020年平均=100)は126.3と前年同月比で3.2%上昇したが、4月(4.1%上昇)から伸び率は鈍化した。「輸入物価を起点とする物価上昇が落ち着きそうということで、日銀が利上げを急いでやる状況でないことが確認された点は株式市場にとって多少ポジティブだったのではないか」とみていた。
後場の日経平均はプラス圏で推移しそうだが、前日同様上値の重い展開となるか。昨日の日経平均はTSMCの5月売上高の発表を受けて半導体関連株中心に軟調に推移したことで、午後の時間帯に急速に伸び悩む展開となった。心理的節目の3万8500円近辺では利益確定目的の売りや戻り待ちの売りが継続する可能性がある。
また、本日も引き続き米中貿易協議の行方や、15日から17日に開催される主要7カ国首脳会議(G7サミット)に合わせて開かれると見られる日米首脳会談の動向を見極めたいとして積極的に買い進む動きは想定しにくいだろう。
東証株価指数(TOPIX)は続伸した。前引けは0.75ポイント高の2786.99だった。JPXプライム150指数は続伸し、0.38ポイント高の1228.69で前場を終えた。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で1兆9932億円、売買高は7億4857万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1136。値下がりは443、横ばいは50だった。
業種別では、サービス業、パルプ・紙、精密機器が上昇した一方で、その他製品、保険業、非鉄金属が下落した。
個別では、レーザーテック、ディスコ、アドバンテスト、東京エレクトロン、信越化、ソシオネクストなど半導体関連株が堅調に推移した。また、ソフトバンクグループ、ディー・エヌ・エー、トヨタ自動車、リクルートホールディングス、良品計画などが上昇した。そのほか、5月既存店が11カ月ぶりに2ケタ成長となった物語コーポレーションが大幅高、メディアドゥ、アステリア、日本マイクロニクスなどが値上がり率上位となった。
半面、三菱重工業が冴えず、IHIが大きく値を下げた。任天堂も売りに押された。三菱UFJや三井住友などの金融株のほか、東京海上ホールディングスが軟調、ソニーグループ、川崎重工業、任天堂、フジクラ、古河電工などが下落した。ほか、経営統合の一環となる割当増資実施による希薄化を懸念された日野自動車が大幅安、ポールトゥウィンホールディングス、三井E&S、グローバル・リンク・マネジメントなどが値下がり率上位となった。
東証スタンダード市場はNY株高と円安を受け上昇した。好材料銘柄が買われた。
スタンダードTOP20は上昇。出来高2億3069万株。
値上がり銘柄数795、値下がり銘柄数484と、値上がりが優勢だった。
個別ではANAPホールディングス、ピーバンドットコム、ASIAN STARがストップ高。サイオスは一時ストップ高と値を飛ばした。コロンビア・ワークス、アズパートナーズ、大盛工業、日本ドライケミカル、カンロなど62銘柄は年初来高値を更新。丸千代山岡家、ファブリカホールディングス、ダントーホールディングス、キユーソー流通システム、ケイブが買われた。
一方、ユークス、ReYuu Japan、ビート・ホールディングス・リミテッド、シルバーライフ、エス・サイエンスが売られた。
東証グロース市場は前日の米株高を受けて日経平均株価が上昇するなか、新興株市場でも投資家心理の改善を映した買いが入った。
東証グロース市場250指数は続伸した。前引けは前日比5.21ポイント高の765.35だった。
グロースCoreも堅調。
グロース市場ではトライアルやジーエヌアイ、Synsが上昇した一方、タイミーやQPS研究所、アストロHDが下落した。
値上がり銘柄数323、値下がり銘柄数222と、値上がりが優勢だった。
個別ではブルーイノベーションが一時ストップ高と値を飛ばした。エムビーエス、豆蔵デジタルホールディングス、Liberaware、Aiロボティクス、ジグザグなど37銘柄は年初来高値を更新。アジャイルメディア・ネットワーク、ダイナミックマッププラットフォーム、クリングルファーマ、アクセルマーク、キッズウェル・バイオが買われた。
一方、VALUENEX、ispace、ラクサス・テクノロジーズ、レナサイエンス、シリコンスタジオが売られた。
【寄り付き概況】
11日の日経平均株価は続伸で始まった。始値は前日比219円59銭高の3万8431円10銭。
前日の米国株市場は強弱観対立のなかも根強い買いが続き、NYダウ、ナスダック総合株価指数ともに上昇した。
ただ、2日目に入った米中貿易協議の行方を見極めたいとの思惑から様子見ムードは拭えなかった。東京株式市場では米株市場がハイテク株中心に強い動きをみせたことは追い風材料ながら、米中間の貿易交渉や日本時間今晩に発表される5月の米消費者物価指数(CPI)を見極めたいとの思惑から積極的な買いが入りにくい面もある。今週末にメジャーSQ算出を控えていることもあり、買い一巡後は上値が重くなるケースも考えられるだろう。
東証株価指数(TOPIX)は続伸している。
個別では、ソフトバンクグループ(SBG)やTDK、大塚HDが上昇している。一方、任天堂やコナミG、東京海上が下落している。
【寄り付き概況】
「数字に邪心はない」
「SOX指数は3日続伸」
火曜のNY株式市場で主要3指数は揃って上昇。
「関税を巡る対立解消を目指す米中貿易協議の進展に期待」との解釈。
テスラが5.6%上昇。
アルファベットが1.4%上昇。
マイクロソフトが0.4%下落。
食品メーカーJMスマッカーが15.6%急落。
今夜発表予定の5月のコアCPIはの市場予想は前年比2.9%上昇。
ここ数カ月の鎮静化傾向が反転。
近い将来にFRBが利下げを行う可能性を低下させる見通しとの解釈。
ゴールドマン・サックスはコアCPIは12月までに前年比3.5%上昇になる可能性があると指摘。
10年国債利回りは4.473%。
5年国債利回りは4.089%
2年国債利回りは4.024%。
30年国債利回りは4.931%。
ドル円は144円台後半。
WTI原油先物7月限は前日比0.02ドル(0.02%)高の1バレル=64.74ドル。
金先物8月限は前日比1.45ドル(0.06%)安の1オンス =3342.95ドル。
SKEW指数は138.85→139.18→141.22。
恐怖と欲望指数は62→64。
昨年10月18日の75がピーク(2023年10月5日が20)。
4月8日の3がボトム。
火曜のNYダウは105ドル(0.25%)高の42866ドルと反発。
高値42925ドル、安値42710ドル。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは119.35(前日114.33)。
NASDAQは123ポイント(0.63%)高の19714ポイントと3日続伸。
高値19730ポイント、安値19539ポイント。
サイコロは8勝4敗。
騰落レシオは112.01(前日107.21)。
S&P500は32ポイント(0.55%)高の6038ポイントと3日続伸。
高値6043ポイント、安値6000ポイント。
サイコロは8勝4敗。
騰落レシオは115.13(前日109.90)。
火曜のダウ輸送株指数は194ポイント(1.3%)高の15171ポイントと3日続伸。
SOX指数は105ポイント(2.06%)高の5242ポイントと3日続伸。
VIX指数は16.95(前日17.16)。
NYSEの売買高は10.92億株(前日11.09億株)。
3市場の合算売買高は185億株(前日171億株、過去20日平均は179億株)。
火曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比145円高の38375円。
ドル建ては大証日中比140円高の38370円。
ドル円は144.83円。
10年国債利回り4.473%。
2年国債利回りは4.024%。
「信用買い残は9週ぶりに4兆円台」
火曜の日経平均は寄り付き190円高。
終値は122円(△0.32%)高の38211円と3日続伸。
高値38495円。
安値38139円。
3日ぶりに日足陰線。
3月23日に37100円→37111円にマド。
6月9日に37756円→38018円にマド。
日経平均は21日連続で一目均衡の雲の上。
上限は35150円。
下限は34809円。
TOPIXは0.83ポイント(△0.03%)高の2786ポイントと3日続伸。
3月26日の2821ポイントが年初来高値。
25日線(2755ポイント)を31日連続で上回った。
75日線(2685ポイント)を26日連続で上回った。
200線(2694ポイント)を25日連続で上回った。
日足は2日連続で陰線。
TOPIXコア30指数は3日ぶりに反落。
プライム市場指数は0.45ポイント(△0.03%)高の1433,91ポイントと3日続伸。
東証グロース250指数は11.38ポイント(△1.52%)高の760.14と続伸。
25日移動平均線からの乖離は△4.97%(前日△3.86%)。
プライム市場の売買代金は4兆661億円(前日3兆4616億円)。
3日ぶりに4兆円台。
売買高は15.90株(前日13.47億株)。
値上がり673銘柄(前日814銘柄)。
値下がり876銘柄(前日738銘柄)。
新高値65銘柄(前日87銘柄)。
新安値3銘柄(前日15銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは110.52(前日111.95)。
東証グロース市場の騰落レシオは115.30(前日110.26)。
NTレシオは13.71倍(前日13.67倍)。
20年12月30日が12.90倍。
サイコロは7勝5敗で58.33%。
TOPIXは8勝4敗で66.66%。
東証グロース市場指数は9勝3敗で75.00%。
上向きの25日線(37631円)から△1.54%(前日△1.36%)。
31日連続で上回った。
下向きの75日線は36665円。
23日連続で上回った。
7日連続で上向きの200日線(37899円)から△0.82%(前日△0.52%)
2日連続で上回った。
上向きの5日線は37868円。
3日連続で上回った。
13週線は36597円。
26週線は37676円。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲16.752%(前日▲17.334%)。
買い方▲3.800%(前日▲4.089%)。
東証グロース250指数ネットスック信用損益率で売り方▲7.500%(前日▲7.685%)。
買い方▲4.600%(前日▲6.695%)。
空売り比率は38.8%(前日37.7%、6日連続で40%割れ)。
空売り規制なし銘柄の比率は9.8%(前日8.5%)。
3月14日が15.2%。
3月7日が10.6%、
2月20日が11.5%、1月6日が12.2%。
昨年12月26日が14.4%。
6月6日時点の信用売り残は153億円増の8200億円。
8週連続で増加。
同信用買い残は936億円増の4兆1426億円。
2週ぶりに増加。
9週ぶりに4兆円台。
昨年6月21日時点は4兆9117億円。
信用倍率は4.90倍(前週4.87倍)。
4月4日が9.63倍、昨年8月9日が7.48倍、8月2日が8.72倍。
日経VIは22.95(前日22.78)。
日経平均採用銘柄のPERは15.60倍(前日15.59倍)。
前期基準では15.04倍。
EPSは2449円(前日2443円)。
前期基準のEPSは2540円(前日2534円)。
直近ピークは2月14日2564円、10月15日2514円、3月4日2488円。
直近ボトムは5月16日2186円。
225のPBRは1.42倍(前日1.42倍)。
BPSは26909円(前日26822円)。
日経平均の予益回りは6.41%。
予想配当り利回りは2.20%。
指数ベースではPERは19.11倍(前日19.05倍)。
EPSは1999円(前日1999円)。
PBRは1.87倍(前日1.87倍)。
BPSは20433円(前日20368円)。
益回りは5.23%(前日5.25%)。
配当利回りは2.06%(2.07%)。
10年国債利回りは1.470%(前日1.455%)。
プライム市場の予想PERは15.60倍。
前期基準では15.04倍。
PBRは1.35倍。
プライム市場の予想益回りは6.51%。
配当利回り加重平均は2.55%。
東証プライムのEPSは175.50(前日175.85)。
2025年2月が180.62。
2024年12月161.79。
2024年2月が174.18。
2024年1月が175.24。
2023年10月が177.72。
2022年4月が118.12。
大商い株専有率(先導株比率)は31.1%(前日28.6%)。
2月19日が48.3%だった。
2月26日に26.0%まで低下。
プライム市場の単純平均は0.82円高の2698円(前日は2697円)。
プライム市場の売買単価は2556円(前日2569円)。
プライム市場の時価総額959兆円(前日959兆円)。
ドル建て日経平均は264.51(前日264.03)と続伸。
6月10日の264.03を上抜けて年初来高値更新。
火曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比145円高の38375円。
高値38500円、安値381255円。
火曜の大証夜間取引終値は日中比140円高の38370円。
ボリンジャーのプラス1σが38032円。
プラス2σが38432円。
プラス3σが38833円。
マイナス1σが37230円。
マイナス2σが36830円。
週足のボリンジャーのプラス1σが38142円。
プラス2σが39687円。
プラス3σが41233円。
マイナス1σが35052円。
マイナス2σが33506円。
3月配当権利落ち前は37799円。
★25年3月日経平均の月中平均は37311円。
☆24年3月日経平均の月中平均は39844円。
★25年3月TOPIXの月中平均は2743.52ポイント。
☆24年3月TOPIXは2728ポイント。
日経平均株価の9月月中平均は37162円。
TOPIXの9月月中平均は2627ポイント。
アノマリー的には「リーマンショック以降株安の日」。
そして「満月(ストロベリームーン)」。
木曜が「変化日」。
《今日のポイント6月11日》
(1)火曜のNY株式市場で主要3指数は揃って上昇。
10年国債利回りは4.473%。
5年国債利回りは4.089%
2年国債利回りは4.024%。
30年国債利回りは4.931%。
ドル円は144円台後半。
SKEW指数は138.85→139.18→141.22。
恐怖と欲望指数は62→64。
昨年10月18日の75がピーク(2023年10月5日が20)。
4月8日の3がボトム。
(2)火曜のダウ輸送株指数は194ポイント(1.3%)高の15171ポイントと3日続伸。
SOX指数は105ポイント(2.06%)高の5242ポイントと3日続伸。
VIX指数は16.95(前日17.16)。
NYSEの売買高は10.92億株(前日11.09億株)。
3市場の合算売買高は185億株(前日171億株、過去20日平均は179億株)。
火曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比145円高の38375円。
(3)プライム市場の売買代金は4兆661億円(前日3兆4616億円)。
3日ぶりに4兆円台。
売買高は15.90株(前日13.47億株)。
値上がり673銘柄(前日814銘柄)。
値下がり876銘柄(前日738銘柄)。
新高値65銘柄(前日87銘柄)。
新安値3銘柄(前日15銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは110.52(前日111.95)。
東証グロース市場の騰落レシオは115.30(前日110.26)。
NTレシオは13.71倍(前日13.67倍)。
20年12月30日が12.90倍。
サイコロは7勝5敗で58.33%。
(4)上向きの25日線(37631円)から△1.54%(前日△1.36%)。
31日連続で上回った。
下向きの75日線は36665円。
23日連続で上回った。
7日連続で上向きの200日線(37899円)から△0.82%(前日△0.52%)
2日連続で上回った。
上向きの5日線は37868円。
3日連続で上回った。
13週線は36597円。
26週線は37676円。
(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲16.752%(前日▲17.334%)。
買い方▲3.800%(前日▲4.089%)。
東証グロース250指数ネットスック信用損益率で売り方▲7.500%(前日▲7.685%)。
買い方▲4.600%(前日▲6.695%)。
(6)空売り比率は38.8%(前日37.7%、6日連続で40%割れ)。
空売り規制なし銘柄の比率は9.8%(前日8.5%)。
6月6日時点の信用売り残は153億円増の8200億円。
8週連続で増加。
同信用買い残は936億円増の4兆1426億円。
2週ぶりに増加。
9週ぶりに4兆円台。
昨年6月21日時点は4兆9117億円。
信用倍率は4.90倍(前週4.87倍)。
4月4日が9.63倍、昨年8月9日が7.48倍、8月2日が8.72倍。
日経VIは22.95(前日22.78)。
(7)日経平均採用銘柄のPERは15.60倍(前日15.59倍)。
前期基準では15.04倍。
EPSは2449円(前日2443円)。
前期基準のEPSは2540円(前日2534円)。
直近ピークは2月14日2564円、10月15日2514円、3月4日2488円。
直近ボトムは5月16日2186円。
225のPBRは1.42倍(前日1.42倍)。
BPSは26909円(前日26822円)。
日経平均の予益回りは6.41%。
予想配当り利回りは2.20%。
指数ベースではPERは19.11倍(前日19.05倍)。
EPSは1999円(前日1999円)。
PBRは1.87倍(前日1.87倍)。
BPSは20433円(前日20368円)。
益回りは5.23%(前日5.25%)。
配当利回りは2.06%(2.07%)。
10年国債利回りは1.470%(前日1.455%)。
(8)大商い株専有率(先導株比率)は31.1%(前日28.6%)。
プライム市場の単純平均は0.82円高の2698円(前日は2697円)。
プライム市場の時価総額959兆円(前日959兆円)。
ドル建て日経平均は264.51(前日264.03)と続伸。
6月10日の264.03を上抜けて年初来高値更新。
(9)ボリンジャーのプラス1σが38032円。
プラス2σが38432円。
プラス3σが38833円。
マイナス1σが37230円。
マイナス2σが36830円。
週足のボリンジャーのプラス1σが38142円。
プラス2σが39687円。
プラス3σが41233円。
マイナス1σが35052円。
マイナス2σが33506円。
3月配当権利落ち前は37799円。
★25年3月日経平均の月中平均は37311円。
☆24年3月日経平均の月中平均は39844円。
★25年3月TOPIXの月中平均は2743.52ポイント。
☆24年3月TOPIXは2728ポイント。
日経平均株価の9月月中平均は37162円。
TOPIXの9月月中平均は2627ポイント。
アノマリー的には「リーマンショック以降株安の日」。
そして「満月(ストロベリームーン)」。
木曜が「変化日」。
今年の曜日別勝敗(6月10日まで)
↓
月曜11勝9敗
火曜13勝7敗
水曜11勝11敗
木曜13勝8敗
金曜9勝12敗
ヌリエル・ルービニ氏が登場し始めた印象。
↓
4月9日は「トランプ大統領の関税政策が引き起こす貿易摩擦の影響を和らげるため、
米金融当局が利下げの動きを強めるとの観測は控えるべきだ」とトレーダーに注意を促した。
米経済がリセッション(景気後退)を回避すると予想する。
一方、関税を巡る政策闘争が沈静化した後、米政策金利が年内は据え置かれるとの見方。
4月の市場動揺の圧力に先に屈するのはトランプ大統領だ。
米金融当局はインフレ対策の責務に専念し続けると予想。
「トランプ・プットとパウエル・プットの間で我慢比べが行われている。
しかし、パウエル・プットの行使価格はトランプ・プットの行使価格よりも低くなるだろう。
つまり、パウエル氏はトランプ氏が折れるまで待つということだ」。
6月5日の日経ヴェリタスでは「日本株はアウトパフォームする資産」ともコメントしている。
ろくに調べもせず、会社に取材に行くこともなく、単なる思い付きでも銘柄は当たる。
勘と度胸でも銘柄は当たる。
罫線を眺めているだけでも当たることはある。
丹念に足を使って取材して、現場を確認しても外れるときは外れる。
それが株式相場の宿命なのかも知れない。
だから市場は徐々に堕落していくのだろうか。
「努力せずとも儲かるじゃないか」。
この発想が良くないが、人は濡れ手に粟が大好きだ。
「努力せずとも儲かることはあるが、儲け続けて投資が長続きするのは難しい」。
これが真実だろう。
もっとも・・・。
時として数字の羅列が未来を語ってくれているような気もする。
少しの変化が大きなうねりにつながるように、数字が妖精のように囁くことがある。
誤解かも知れないし、錯覚かも知れない。
しかし、場況や他人の分析よりも、この方がよほど役に立つ。
数字は無機質なもの。
しかし・・・。
その無機質さこそが純粋であり、相場の変化の象徴。
そもそも数字には邪心はない。
市場関係者コロさんのメルマガから。
↓
S&P500種指数が過去の高値にあと1%といった位置に戻った場合、
平均7営業日(最長20営業日)で、新高値を捉えるといったデータがあります。
新高値を取ると18ヶ月後のS&Pの価格はアベレージでは11%上昇。
最高値平均は22.5%で、最高値の平均日数は392日(79週 1年1ヶ月から1年2ヶ月)。
ただし、2007年のリーマン・ショックで38.5%の下落となった年があります。
現在はS&P500種指数の新高値まで、あと1.8%の水準です。
最高値は6147.43ポイントであと1%の水準は6085.96ポイント。
現在は6038.81ポイントで、あと18ポイントです。
◇━━━ カタリスト━━━◇
冨士フィルム(4901)・・・動兆
写真、医療機器、医薬、液晶フィルム、半導体材料、事務機器展開。
医療注力。M&Aにも積極的
06月11日 相場展望(寄り付き前)
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【オープニングコメント】
堅調展開か |
・・・続き
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11日の東京株式市場は、しっかりした展開か。
日経平均株価の予想レンジは、3万8000円-3万8500円を想定。(10日終値3万8211円51銭)
米国株は上昇。ダウ平均は105ドル高の42866ドルで取引を終えた。
現地10日の米国株式が上昇した流れを受けて、買いが先行するとみられる。ただ、戻り待ちの売りも警戒されるなか、新たな買い材料に乏しいこともあり、上値が重くなる場面もありそう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=144円台の後半(10日は144円74-76銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=165円台の半ば(同164円88-92銭)と円安方向にある。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、10日の大阪取引所清算値比145円高の3万8375円だった。
【好材料銘柄】
■アスカネット <2438>
今期経常は2.5倍増益へ。
■スタンレー電気 <6923>
発行済み株式数(自社株を除く)の23.47%にあたる3500万株(金額で800億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は7月1日から26年3月31日まで。非開示だった今期経常は17%減益、未定だった配当は20円増配。
■日野自動車 <7205>
三菱ふそうトラック・バスと26年4月1日に経営統合。また、トヨタ自動車 <7203> を割当先とする2億7091万5798株の第三者割当増資を実施する。発行価格は448円。
■ミロク <7983>
上期経常は2.8倍増益・通期計画を超過。
■ASIAN STAR <8946>
今期経常を17%上方修正。また、中期経営計画を策定。27年12月期に営業利益4億円(24年12月期実績は0.5億円)を目指す。
■トライト <9164>
カーライル傘下のTCG2505がTOB(株式公開買い付け)を実施し、完全子会社化を目指す。TOB価格は1株880円で10日終値を34.6%上回る水準。買い付け期間は6月11日から7月23日まで。
【主な経済指標・スケジュール】
11(水)
【国内】
5月国内企業物価指数(8:50)
《決算発表》
ANYCOLOR、GENDA、シーイーシー、テンポスHD、サトウ食品、アイモバイル、pluszero、gumi、あさくま、サムコ、リッジアイ、神島化、イムラ
【海外】
米5月消費者物価指数(CPI)(21:30)
米5月財政収支(6/12 3:00)
米10年国債入札
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
06月10日 NY株/欧州株概況
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【市況】ダウ反発105ドル高、米中協議に期待 |
・・・続き
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10日のNYダウ工業株30種平均は反発し、前日比105ドル11セント(0.24%)高の4万2866ドル87セントと3月上旬以来の高値で終えた。半導体やハイテク株の一角が買われ、投資家心理を支えた。一方、米中の閣僚級協議の結果を見極めたい雰囲気も強かった。主要株価指数が高値圏で推移するなか、利益確定売りも出やすく、ダウ平均は下げる場面もあった。
米中両政府は9日に続き、10日もロンドンで閣僚級の貿易交渉を行った。中国によるレアアース(希土類)の輸出規制や米国の半導体規制を議論しているとみられる。協議に参加するラトニック米商務長官が協議は順調だと述べたことで楽観が広がり、中国に製造拠点があるスポーツ用品大手ナイキや、輸出規制緩和の恩恵を受けるとみられる半導体関連が買われた。
電気自動車(EV)大手テスラは、近く自動運転タクシーの事業が開始されるとの見方から、3営業日連続で大きく値上がりした。先週はマスク最高経営責任者(CEO)とトランプ米大統領の決裂を受け、急落していた。
ダウ平均の構成銘柄ではないが、半導体受託生産最大手の台湾積体電路製造(TSMC)の米預託証券(ADR)が2%あまり上昇した。10日に発表した5月の売上高が前年同月と比べ大幅に伸び、人工知能(AI)向け半導体の需要が引き続き強いとの見方を誘った。エヌビディアやアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)など半導体関連株全般への買いを支えた。
ハイテク株ではアルファベットが上昇した。傘下グーグルのクラウドサービスをオープンAIが利用する計画だとロイター通信が10日に伝えた。
米株式相場は4月に大幅に下げた後に急ピッチで回復してきただけに、高値警戒感も重荷となった。11日には消費者物価指数(CPI)、12日は卸売物価指数(PPI)と5月の米物価指標の発表が続く。「インフレ懸念が強まれば、相場の流れは変わりかねない」との見方もあった。
ダウ平均の構成銘柄では、ナイキやウォルト・ディズニー、メルク、シェブロンが買われた。半面、アナリストが投資判断を引き下げたマクドナルドは下げた。セールスフォースやトラベラーズ、シスコシステムズも下落した。
ナスダック総合株価指数は3日続伸した。前日比123.752ポイント(0.63%)高の1万9714.989(速報値)と、連日で2月20日以来の高値で終えた。メタプラットフォームズも買われた。
S&P500種株価指数は前日比32.93ポイント(0.54%)高の6038.81と、2月20日以来の高値で終えた。
【シカゴ日本株先物概況】
10日のシカゴ日経平均先物は上昇した。6月物は前日比150円高の3万8375円で終えた。この日は日米の株式相場が上昇し、シカゴ市場の日経平均先物にも買いが優勢となった。
シカゴ日経225先物 (円建て)
38375 ( +145 )
シカゴ日経225先物 (ドル建て)
38370 ( +140 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
10日の英FTSE100種総合株価指数は反発し、前日比20.80ポイント(0.23%)高の8853.08で終えた。取引時間中には3月3日につけた最高値(8871)を上回る場面があった。原油先物相場の上昇を背景に、指数への寄与度が大きい英シェルなどエネルギー株が買われた。10日発表された英雇用統計が労働市場の減速を示し、英国での利下げ期待が広がったのも投資家心理を支えた。
ロンドン原油市場(ICEフューチャーズ)で北海ブレント先物の期近8月物は一時1バレル68ドル付近と、期近物として約1カ月半ぶりの高値をつけた。英長期金利の低下などを背景に英パーシモンなど住宅建設や、不動産投資信託(REIT)が上げた。半面、英スタンダードチャータードをはじめ銀行が下落。防衛大手の英BAEシステムズといった資本財の一角が下げた。
FTSEの構成銘柄では、住宅大手3社が急伸し、パーシモンが5.95%高、バラット・デベロップメンツが5.62%高、住宅大手テイラー・ウィンペイが4.60%高。一方、金融大手スタンダード・チャータードは2.88%安、同業バークレイズは2.74%安、衣料小売り大手ネクストは2.69%安となった。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
10日のドイツ株価指数(DAX)は3日続落し、前日比186.76ポイント(0.77%)安の2万3987.56で終えた。ロンドンで開かれている米中の閣僚級協議に、引き続き投資家の関心が高い。貿易を巡る次の材料待ちという雰囲気の中で、利益確定などの売りが出やすかった。
個別では、高級車メーカーのポルシェが3.37%高、化学大手BASFが2.81%高、半導体大手インフィニオン・テクノロジーズが1.57%高と上昇。半面、防衛大手ラインメタルは5.80%安、エネルギー大手シーメンス・エナジーは3.62%安、ミュンヘン再保険は2.19%安で取引を終えた。
■フランス・パリ株価指数
フランスの株価指数CAC40は小幅に反発し、前日比0.16%高で終えた。