日経平均は続伸。ここ数日は上昇と下落を繰り返していただけに、上昇が2日続いたことは下値不安を和らげる。値上がり銘柄も多く、高く始まって終日5日線(37479円、6日時点、以下同じ)より上で推移した。東京時間ではドル円が14時辺りから円高に振れたが、これに対するネガティブな反応は限られた。
本日欧州ではECB理事会が開催される。利下げが実施されるとみられており、欧州株の支援材料となるかが注目されるだろう。
あすの日本株は米2月雇用統計の発表を前に様子見姿勢が強まりそうだが、欧州株の動きが良く、本日の米国株にも好影響が見られるようなら、自然体でもう一段水準を切り上げる展開も期待できる。強い上昇で5日線を上回っただけに、間を置かず節目の3万8000円を上回ることができるかに注目したい。
■上値・下値テクニカル・ポイント(6日現在)
38773.87 26週移動平均線
38655.79 200日移動平均線
38639.06 25日移動平均線
38552.48 均衡表転換線(週足)
38248.99 均衡表基準線(日足)
38151.22 ボリンジャー:-1σ(13週)
37942.57 ボリンジャー:-1σ(25日)
37887.68 ボリンジャー:-1σ(26週)
37823.05 均衡表基準線(週足)
37812.49 均衡表転換線(日足)
37704.93 ★日経平均株価6日終値
37608.58 6日移動平均線
37297.19 ボリンジャー:-2σ(13週)
37246.08 ボリンジャー:-2σ(25日)
37001.49 ボリンジャー:-2σ(26週)
36564.77 均衡表雲上限(週足)
36549.59 ボリンジャー:-3σ(25日)
36457.22 均衡表雲下限(週足)
36443.16 ボリンジャー:-3σ(13週)
【明日の好材料銘柄】
■TBSホールディングス <9401>
25年3月期の連結最終利益を従来予想の406億円→430億円(前期は381億円)に5.9%上方修正し、増益率が6.5%増→12.8%増に拡大し、従来の4期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。
■カナモト <9678>
25年10月期第1四半期(24年11月-25年1月)の連結経常利益は前年同期比62.9%増の52.1億円に拡大し、11-4月期(上期)計画の66億円に対する進捗率は79.0%に達し、5年平均の50.6%も上回った
■フジ・コーポレーション <7605>
25年10月期第1四半期(24年11月-25年1月)の経常利益(非連結)は前年同期比21.2%増の32.5億円に伸び、11-4月期(上期)計画の40億円に対する進捗率は81.3%に達し、5年平均の70.8%も上回った。
■シダー <2435>
25年3月期の連結経常利益を従来予想の5億4500万円→5億8100万円(前期は6億4600万円)に6.6%上方修正し、減益率が15.6%減→10.1%減に縮小する見通しとなった
【大引け概況】
6日の日経平均株価は続伸し、終値は前日比286円69銭高の3万7704円93銭だった。
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朝方買い一巡後に上げ幅を急速に縮小する場面があったが、その後は再びバランスを取り戻し、3万7700円台を軸にもみ合う展開となった。前日は欧州株市場で独DAXが大幅高で切り返したのをはじめ、総じて強い動きを示し、米国株市場でもNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに大きく上値を伸ばした。トランプ米政権が前の日に発動したカナダとメキシコに対する関税について、自動車を対象に1カ月の適用除外とする方針を示し、これを好感する買いが流入した。東京株式市場でも投資家のセンチメントが改善した。ただ、為替が円高方向に振れていることは警戒され、上値はやや重かった。個別では半導体関連が売られたものの、防衛関連株が買われ全体相場を押し上げる格好になった。
関税政策を巡る過度な警戒が後退したことで前日の米株式相場が上昇した流れを引き継ぎ、東京市場でも幅広い銘柄で買いが優勢となった。一時400円を超えて上昇したものの、買い一巡後は利益確定目的の売りなどが出て、日経平均の上値を抑えた。
トランプ米政権がカナダとメキシコへの関税について、自動車は1カ月の猶予期間を設けると発表したことで、関税を巡る過度な警戒がいったん後退し、前日の米株式市場でNYダウ工業株30種平均など主要3指数が上昇した。東京株式市場でもメキシコに生産拠点を持つ日産自やマツダなど自動車株が上昇した。
ウクライナ情勢の緊迫など地政学リスクの高まりや、防衛費の将来的な増額に対する思惑などから防衛銘柄の上昇も目立ち、三菱重工業は株式分割を考慮した実質的な上場来高値を更新した。国内の長期金利が上昇するなか、金利上昇の恩恵を受けるとされる銀行株も買われた。
ただ、買い一巡後は利益確定目的の売りなどが出て、日経平均は伸び悩んだ。SMBC信託銀行の山口真弘投資調査部長は「日経平均は短期的に売られすぎたので値ごろ感からの買いが入ったものの、積極的に買う雰囲気は乏しい。米関税政策への警戒は根強く、しばらくはヘッドライン(ニュースの見出し)に一喜一憂する展開が続きそうだ」との見方を示した。
さて、東京株式市場は米株高と円高一服で売り方が引き続き買い戻す展開。期限つきで自動車関税に猶予を与えていることでトランプ関税への過度な懸念が一時後退。ただ、同大統領がほとんどの関税を最終的に引き上げたい考えはすでに認知されつつあり、しばらくの間はいつでもどこでも誰にでも関税攻撃が来ることは避けられないだろう。景気にはマイナスだがこれは時間をかけて織り込むしかなさそうだ。
東証株価指数(TOPIX)は続伸した。終値は33.20ポイント(1.22%)高の2751.41だった。JPXプライム150指数も続伸し、15.11ポイント(1.28%)高の1199.21で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で4兆9126億円、売買高は19億3048万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1291。値下がりは319、横ばいは28だった。
個別では、米国の防衛費目標引き上げ要求報道受けて防衛関連に物色が向かって三菱重工業や川崎重工業、日本製鋼所、三菱電機などが急騰、三菱UFJや三井住友などの金融株などは堅調に推移。また、ソニーグループ、ファーストリテ、IHI、リクルートHD、ダイキンなどが上昇した。セブン&アイ・ホールディングスも高い。日本製鋼所が値上がり率トップとなり、サンケン電気はストップ高に買われた。このほか、DAX上昇やユーロ高受けて欧州関連株が総じて高くマキタやオークマが買われた。
一方、ディスコやアドバンテ、東エレクなどの一部半導体関連株が下落。また、フジクラ、キーエンス、トヨタ自動車、古河気工業などが下落した。日経平均構成銘柄からの削除が決定となった三菱倉庫も売られた。このほか、チヨダ、TSIホールディングス、泉州電業、SHIFT、杏林製薬などが値下がり率上位となった。
東証スタンダード市場はトランプ米政権がカナダ、メキシコに発動した関税で自動車への一カ月の適用免除を表明し投資家心理が改善。米国株式が反発した流れを引き継ぎ幅広い銘柄が上昇した。
スタンダードTOP20は大幅高。出来高は3億8315万株。
値上がり銘柄数937、値下がり銘柄数434と、値上がりが優勢だった。
個別ではウインテストがストップ高。インタートレードは一時ストップ高と値を飛ばした。植木組、ヤマト、片倉工業、オーシャンシステム、ムゲンエステートなど19銘柄は昨年来高値を更新。田岡化学工業、メタプラネット、フォーシーズHD、アイビー化粧品、日本アビオニクスが買われた。
一方、コメ兵ホールディングス、シリウスビジョン、明治機械、中野冷機、ナ・デックスなど6銘柄が昨年来安値を更新。フライトソリューションズ、Speee、セキド、AIフュージョンキャピタルグループ、日本精鉱が売られた。
東証グロース市場はトランプ米政権の関税政策への過度な警戒感が和らぎ、日経平均株価が堅調に推移したことから、投資意欲が高まった個人投資家などの買いが新興株にも向かった。
グロース市場でも売買代金上位に値上がり銘柄が並び、売買代金は比較的多かった。買収を発表したトライアルHDが上昇するなど個別の材料に反応した売買も活発だった。
東証グロース市場250指数は3日ぶりに反発した。終値は前日比5.32ポイント高の644.32だった。
グロース市場ではカバーやトライアルが上昇した。一方、タイミーやテラドローンは下落した。
値上がり銘柄数333、値下がり銘柄数232と、値上がりが優勢だった。
個別ではデジタルプラス、ELEMENTSが一時ストップ高と値を飛ばした。POPER、ジーニー、ブリッジインターナショナル、アルファポリスは昨年来高値を更新。データセクション、網屋、Synspective、ペイクラウドホールディングス、カバーが買われた。
一方、ジェネレーションパスがストップ安。ソラコム、カウリス、フライヤー、FIXER、アイズは昨年来安値を更新。雨風太陽、レナサイエンス、サークレイス、アーキテクツ・スタジオ・ジャパン、海帆が売られた。
6日午前の日経平均株価は続伸し、午前終値は前日比307円78銭高の3万7726円02銭だった。
きょう前場の東京株式市場は朝方から買い優勢で始まり日経平均は3万7000円台後半で推移した。途中急速に伸び悩む場面はあったが、買い直される展開となり結局前引けは300円強の上昇で着地している。前日の欧州株市場がドイツをはじめ総じて上昇し、米国株市場でもNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに1%を超える上昇をみせたことから、東京株式市場でも投資家のセンチメントが改善した。外国為替市場でも取引時間中にドルが買い戻される展開となり、再び1ドル=149円台まで円安方向に押し戻されたことも追い風となった。防衛関連に位置付けられる銘柄群が軒並み買われ、全体相場に押し上げ効果をもたらしている。
トランプ米政権がカナダとメキシコへの関税で自動車は1カ月の猶予期間を設けると発表し、投資家の不安心理が和らいだ。
東京株式市場でもメキシコに生産拠点を持つマツダや日産自など自動車株が買われた。国内の長期金利が2009年6月以来15年9カ月ぶりの水準に上昇するなか、金利上昇の恩恵を受けるとされる銀行株も上昇した。
ただ、買い一巡後は利益確定売りなど出て、日経平均の上値は重かった。大和証券の坪井裕豪日米株チーフストラテジストは「足元の上昇は自律反発の域を出ない。日経平均は短期で売られすぎたので打診的な買いが入っているものの、米関税政策を巡る警戒感は根強い」との見方を示した。
後場の日経平均株価は、上値の重い展開が継続しそうだ。トランプ米政権がカナダとメキシコに対する25%の追加関税について、北米の自動車産業向けに1カ月の猶予期間を設けると発表しており、国内の投資家心理も関税をめぐる過度な悲観が後退した。ただ、米景気の先行き不透明感が意識される中、明日、米国で2月の米雇用統計が発表されることから、これを見極めたいとして積極的な買いを手控える向きが続こう。
東証株価指数(TOPIX)は続伸した。前引けは32.06ポイント(1.18%)高の2750.27だった。JPXプライム150指数も続伸し、14.57ポイント(1.23%)高の1198.67で前場を終えた。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆3825億円、売買高は8億9387万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1313。値下がりは287、横ばいは38だった。
業種別では、機械、ガラス・土石製品、パルプ・紙などが上昇した一方で、海運業、陸運業、倉庫・運輸関連業が下落した。
個別では断トツの売買代金をこなした三菱重工業が大きく買われたほか、売買代金2位の川崎重工業、同3位のIHIなど防衛関連主力株への物色人気が際立っている。このほか、レーザーテック、日立製作所、日東電、ソニーグループ、ダイキン、ファナックなどが上昇、日本製鋼所も異彩人気で値上がり率トップとなっている。三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンクもしっかり。DMG森精機、シンフォニア テクノロジーなども急伸をみせた。
半面、ディスコが安く、東京エレクトロン、TDKも下落。フジクラ、古河電気工業も値を下げた。SHIFTが急落、三菱倉庫、杏林製薬なども大幅下落した。
日経平均構成銘柄からの削除が決定となった三菱倉庫や2月既存店は7カ月ぶりのマイナスに転じるチヨダが急落。ほか、SHIFT、杏林製薬、インターメスティックなどが値下がり率上位となった。
東証グロース市場は日経平均株価が堅調に推移し、新興市場でも投資家心理の改善を映した買いが優勢だった。
東証グロース市場250指数は反発した。前引けは前日比7.36ポイント(1.15%)高の646.36だった。
国内の長期金利が約15年ぶりに1.5%台まで上昇した。新興株は金利上昇時に相対的な割高感が意識されやすいが、いちよし証券の宇田川克己投資情報部課長は「金利上昇の影響が比較的少ない、負債比率の低い銘柄への物色が目立つ」と分析していた。
グロース市場ではカバーやジーエヌアイが上昇した。一方、ドリコムや技術承継機構は下落した。
値上がり銘柄数340、値下がり銘柄数201と、値上がりが優勢だった。
個別ではデジタルプラスが一時ストップ高と値を飛ばした。POPER、ジーニー、アルファポリスは昨年来高値を更新。ELEMENTS、カバー、ペイクラウドホールディングス、シンカ、TENTIALが買われた。
一方、ジェネレーションパスがストップ安。ソラコム、カウリス、FIXER、アイズは昨年来安値を更新。レナサイエンス、アーキテクツ・スタジオ・ジャパン、プロジェクトホールディングス、アディッシュ、ドリコムが売られた。
東証スタンダード市場はトランプ米政権の関税一部免除で上昇した米国株式を好感。ウクライナ和平に絡み防衛関連株やドイツの債務抑制緩和方針で欧州関連株も買われた。
スタンダードTOP20は上昇。出来高は2億3109万株。
値上がり銘柄数931、値下がり銘柄数387と、値上がりが優勢だった。
個別ではウインテストがストップ高。インタートレードは一時ストップ高と値を飛ばした。植木組、ヤマト、片倉工業、オーシャンシステム、ムゲンエステートなど15銘柄は昨年来高値を更新。SANKO MARKETING FOODS、メタプラネット、フォーシーズHD、田岡化学工業、石川製作所が買われた。
一方、Speee、セキド、アテクト、日本アジア投資、センコン物流は値下がり率上位に売られた。
東証グロース市場は日経平均株価が堅調に推移し、新興市場でも投資家心理の改善を映した買いが優勢だった。
東証グロース市場250指数は反発した。前引けは前日比7.36ポイント(1.15%)高の646.36だった。
国内の長期金利が約15年ぶりに1.5%台まで上昇した。新興株は金利上昇時に相対的な割高感が意識されやすいが、いちよし証券の宇田川克己投資情報部課長は「金利上昇の影響が比較的少ない、負債比率の低い銘柄への物色が目立つ」と分析していた。
グロース市場ではカバーやジーエヌアイが上昇した。一方、ドリコムや技術承継機構は下落した。
値上がり銘柄数340、値下がり銘柄数201と、値上がりが優勢だった。
個別ではデジタルプラスが一時ストップ高と値を飛ばした。POPER、ジーニー、アルファポリスは昨年来高値を更新。ELEMENTS、カバー、ペイクラウドホールディングス、シンカ、TENTIALが買われた。
一方、ジェネレーションパスがストップ安。ソラコム、カウリス、FIXER、アイズは昨年来安値を更新。レナサイエンス、アーキテクツ・スタジオ・ジャパン、プロジェクトホールディングス、アディッシュ、ドリコムが売られた。
【寄り付き概況】
6日の日経平均株価は続伸で始まった。始値は前日比236円71銭高の3万7654円95銭。
前日は欧州株市場で独DAXが前の日の下げ分をほぼ取り返す急反発をみせたほか、米国株市場でも後半に買いの勢いが増し、NYダウ、ナスダック総合株価指数ともに大きく水準を切り上げた。トランプ米政権が前の日に発動したカナダとメキシコに対する関税について自動車を対象に1カ月の適用除外とする方針を示したことが好感されており、東京株式市場でもリスク選好の地合いとなっている。ただ、外国為替市場でここにきてドル安・円高方向に振れていることは、輸出セクターを中心に上値を押さえる要因となりそうだ。
「SKEW指数は154,26→151.38→138.88に低下」
「SOX指数は続伸」
水曜のNY株式市場で主要3指数は揃って反発。
値動きの荒い展開。
トランプ大統領がカナダとメキシコに対する関税で北米製の自動車については関税導入を30日間延期。
これが好感された。
フォードが5.8%高、GMが7.2%高
テスラが2.6%上昇。
半導体大手インテルは2.4%下落。
サイバーセキュリティー企業クラウドストライクは6.3%下落。
造船大手ハンティントン・インガルスは12.3%の大幅高。
2月のISM非製造業総合指数は53.5。
前月の52.8から上昇した。
市場予想は52.6だった。
新規受注指数は52.2と前月の51.3から上昇。
価格指数は62.6と前月の60.4から上昇した。
1月の製造業新規受注は前月比1.7%増加。
市場予想は1.6%増だった。
1月の民間航空機受注は93.9%増。
昨年12月の28.9%減から大きくプラスに転じた。
自動車・同部品は1.5%減少。
一方、輸送機器受注は9.9%増加。
輸送機器を除く受注は0.2%増。
企業の設備投資計画の指標とされる航空機を除く非国防資本財(コア資本財)の受注は0.8%増。
出荷は0.3%減。
非防衛資本財の受注は12.8%増。
地区連銀経済報告(ベージュブック)によると、全体的な経済活動は1月中旬以降、ばらつきはあるものの小幅に増加。
雇用はやや増加。
物価は緩やかに上昇した。
2月のADP全米雇用報告で民間部門雇用者数は7万7000人増加。
伸びは大幅に鈍化し、7カ月ぶりの低水準。
市場予想は14万人増だった。
7日発表予定の2月の米雇用統計で非農業部門雇用者数は16万人増、失業率は4.0%と予想されている。
2年債と10年債の利回り格差は0.273%。
一時、0.311%2月4日以来の大きさまで拡大した。
5月のFOMCでの利下げ確率は40%。
1週間前は約28%だった。
10年国債利回りは4.280%。
5年国債利回りは4.076%
2年国債利回りは4.006%。
ドイツ連邦銀行(中央銀行)は4日、憲法で定められた借り入れ上限「債務ブレーキ」の抜本的な改革を提案。
これにより政府は2030年までに、最大2200億ユーロ(2320億ドル)の追加資金を国防と投資に充てることができる。
ECBは6日の理事会で利下げを実施する見通し。
ユーロ/ドルは一時昨年11月8日以来の高値を付けた。
1日としては2023年11月以来の大幅な伸び。
週初からは4%高と週間の伸びとしては22年11月以来の高さ。
ドル円は148円台後半。
WTI原油先物4月限は1.95ドル(2.86%)安の66.31ドルと4日続落。
一時65.22ドルと23年5月以来の安値を付けた。
SKEW指数は154,26→151.38→138.88。
恐怖と欲望指数は19→22。
10月18日の75がピーク(2023年10月5日が20)。
水曜のNYダウは485ドル(1.14%)高の43006ドルと3日ぶりに反発。
高値43135ドル、安値42418ドル。
サイコロは6勝6敗。
騰落レシオは104.09(前日97.36)。
NASDAQは267ポイント(1.46%)高の18552ポイントと3日ぶりに反発。
高値18604ポイント、安値18144ポイント。
サイコロは5勝7敗。
騰落レシオは86.05(前日83.61)。
S&P500は64ポイント(1.12%)高の5842ポイントと3日ぶりに反発。
高値5860ポイント、安値5742ポイント。
サイコロは5勝7敗。
騰落レシオは100.74(前日93.76)。
水曜のダウ輸送株指数は173ポイント(1.13%)高の15551ポイントと3日ぶりに反発。
SOX指数は96ポイント(2.09%)高の4700ポイントと続伸。
VIX指数は21.93(前日23.51)。
NYSEの売買高は13.36億株(前日14.67億株)。。
3市場の合算売買高は155億株(前日184.2億株、過去20日平均159.7億株)。
水曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比275円高の37695円。
ドル建ては大証日中比280円高の37700円。
ドル円は148.85円。
10年国債利回り4.280%。
2年国債利回りは4.006%。
「ボリンジャーのマイナス2σが37345円」
水曜の日経平均は寄り付き14円高。
終値は87円(△0.23%)高の37418円と反発。
高値37606円。
安値37178円。
2日ぶりに日足陽線。
28日は38061円→37925円にマド。
日経平均は9日連続で一目均衡の雲の下。
上限は39197円。
下限は39099円。
TOPIXは8.03ポイント(△0.30%)高の2718ポイントと反発。
25日線(2743ポイント)を9日連続で下回った。
75日線(2731ポイント)を6日連続で下回った。
200日線(2717ポイント)を2日ぶりに上回った。
日足は2日ぶりに陽線。
TOPIXコア30指数は反発。
プライム市場指数は4.13ポイント(△0.30)高の1399.01ポイントと反発。
東証グロース250指数は7.46ポイント(▲1.15%)安の639.00と続落。
25日移動平均線からの乖離は▲4.11%(前日▲2.99%)。
プライム市場の売買代金は4兆8623億円(前日4兆8666億円)。
売買高は19.07億株(前日19.64億株)。
値上がり1090銘柄(前日513銘柄)。
値下がり489銘柄(前日1069銘柄)。
新高値37銘柄(前日32銘柄)。
新安値19銘柄(前日37銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは98.73(前日100.51)。
東証グロース市場の騰落レシオは94.10(前日94.10)。
NTレシオは13.77倍(前日13.77倍)。
22年8月15日が13.88、20年12月30日が12.90)。
サイコロは6勝6敗で50.00%。
TOPIXは6勝6敗で50.00%。
東証グロース市場指数は4勝8敗で33.33%。
下向きの25日線(38691円)から▲3.29%(前日▲3.73%)。
9日連続で下回った。
下向きの75日線は38935円。
9日連続で下回った。
下向きの200日線(38658円)から▲3.21%(前日▲3.44%)。
7日連続で下回った。
下向きの5日線は37589円。
10日連続で下回った。
13週線は38983円。
26週線は38723円。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲16.392%(前日▲16.077%)。
買い方▲8.227%(前日▲8.481%)。
東証グロース250指数ネットスック信用損益率で売り方▲5.505%(前日▲8.654%)。
買い方▲16.221%(前日▲15.387%)。
空売り比率は38.9%(前日40.5%、2日ぶりに40%割れ)。
空売り規制なし銘柄の比率は9.5%(前日8.4%)。
2月28日時点のQuick調査の信用評価損率は▲7.69%(前週▲6.20%)。
7月19日時点の▲5.54%、7月12日時点の▲4.62%がボトムだった。
2週連続で悪化。
2月28日時点の裁定売り残は1010億円増の2680億円。
2週連続で増加。
当限は103億円減、翌限以降は1114億円増。
裁定買い残は64億円減の1兆9120億円。
2週連続で減少。
当限は1810億円減、翌限以降は64億円増。
日経VIは26.57(前日25.28)。
一時31.60まで上昇した。
日経平均採用銘柄のPERは15.04倍(前日15.00倍)。
3日連続で15倍台。
2月28日は昨年9月18日(14,79倍)以来の14倍台だった。
前期基準では16.06倍。
EPSは2487円(前日2488円)。
直近ピークは2月14日2564円、10月15日2514円、3月4日2387円。
直近ボトムは11月14日2425円。
225のPBRは1.38倍(前日1.38倍)。
BPSは27114円(前日27061円)。
日経平均の予想益回りは6.65%。
予想配当り利回りは2.12%。
指数ベースではPERは19.26倍(前日19.22倍)。
EPSは1942円(前日1942円)。
PBRは1.83倍(前日1.83倍)。
BPSは20309円(前日20447円)。
10年国債利回りは1.435%(前日1.420%)。
プライム市場の予想PERは14.83倍。
前期基準では15.92倍。
PBRは1.31倍。
プライム市場の予想益回りは6.74%。
配当利回り加重平均は2.45%。
東証プライムのEPSは180.14(前日179.68)。
2025年2月が180.62。
2024年12月161.79。
2024年2月が174.18。
2024年1月が175.24。
2023年10月が177.72。
2022年4月が118.12。
大商い株専有率(先導株比率)は31.1/%(前日30.8%)。
12月19日が48.3%だった。
2月18日は28.8まで低下。
2月26日に26.0まで低下。
プライム市場の単純平均は14円高の2671円(前日は2657円)。
プライム市場の売買単価は2549円(前日2477円)。
プライム市場の時価総額942兆円(前日938兆円)。
ドル建て日経平均は250.00(前日249.89)と反発。
水曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比275円高の37695円。
高値37830円、安値37095円。
水曜の大証夜間取引終値は日中比280円高の37700円。
気学では木曜は「戻り売り方針の日」。
金曜は「一方に偏って動く。足取りにつくを良しとす」。
ボリンジャーのプラス1σが39364円。
プラス2σが40037円。
マイナス1σが38019円。
マイナス2σが37345円。
マイナス3σが36672円。
週足のボリンジャーのプラス1σが39873円。
プラス2σが40763円。
マイナス1σが38092円。
マイナス2σが37202円。
マイナス3σが36312円。
半値戻しは36841円。
9月配当権利落ち前は38925円。
日経平均株価の9月月中平均は37162円。
TOPIXの9月月中平均は2627ポイント。
12月メジャーSQ値39434円。
1月SQ値は39343円。
2月SQ値39432円。
《今日のポイント3月6日》
(1)水曜のNY株式市場で主要3指数は揃って反発。
10年国債利回りは4.280%。
5年国債利回りは4.076%
2年国債利回りは4.006%。
ドル円は148円台後半。
SKEW指数は154,26→151.38→138.88。
恐怖と欲望指数は19→22。
10月18日の75がピーク(2023年10月5日が20)。
(2)水曜のダウ輸送株指数は173ポイント(1.13%)高の15551ポイントと3日ぶりに反発。
SOX指数は96ポイント(2.09%)高の4700ポイントと続伸。
VIX指数は21.93(前日23.51)。
NYSEの売買高は13.36億株(前日14.67億株)。。
3市場の合算売買高は155億株(前日184.2億株、過去20日平均159.7億株)。
水曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比275円高の37695円。
(3)プライム市場の売買代金は4兆8623億円(前日4兆8666億円)。
売買高は19.07億株(前日19.64億株)。
値上がり1090銘柄(前日513銘柄)。
値下がり489銘柄(前日1069銘柄)。
新高値37銘柄(前日32銘柄)。
新安値19銘柄(前日37銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは98.73(前日100.51)。
東証グロース市場の騰落レシオは94.10(前日94.10)。
NTレシオは13.77倍(前日13.77倍)。
22年8月15日が13.88、20年12月30日が12.90)。
サイコロは6勝6敗で50.00%。
(4)下向きの25日線(38691円)から▲3.29%(前日▲3.73%)。
9日連続で下回った。
下向きの75日線は38935円。
9日連続で下回った。
下向きの200日線(38658円)から▲3.21%(前日▲3.44%)。
7日連続で下回った。
下向きの5日線は37589円。
10日連続で下回った。
13週線は38983円。
26週線は38723円。
(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲16.392%(前日▲16.077%)。
買い方▲8.227%(前日▲8.481%)。
東証グロース250指数ネットスック信用損益率で売り方▲5.505%(前日▲8.654%)。
買い方▲16.221%(前日▲15.387%)。
(6)空売り比率は38.9%(前日40.5%、2日ぶりに40%割れ)。
空売り規制なし銘柄の比率は9.5%(前日8.4%)。
2月28日時点のQuick調査の信用評価損率は▲7.69%(前週▲6.20%)。
7月19日時点の▲5.54%、7月12日時点の▲4.62%がボトムだった。
2週連続で悪化。
2月28日時点の裁定売り残は1010億円増の2680億円。
2週連続で増加。
当限は103億円減、翌限以降は1114億円増。
裁定買い残は64億円減の1兆9120億円。
2週連続で減少。
当限は1810億円減、翌限以降は64億円増。
日経VIは26.57(前日25.28)。
一時31.60まで上昇した。
(7)日経平均採用銘柄のPERは15.04倍(前日15.00倍)。
3日連続で15倍台。
2月28日は昨年9月18日(14,79倍)以来の14倍台だった。
前期基準では16.06倍。
EPSは2487円(前日2488円)。
直近ピークは2月14日2564円、10月15日2514円、3月4日2387円。
直近ボトムは11月14日2425円。
225のPBRは1.38倍(前日1.38倍)。
BPSは27114円(前日27061円)。
日経平均の予想益回りは6.65%。
予想配当り利回りは2.12%。
指数ベースではPERは19.26倍(前日19.22倍)。
EPSは1942円(前日1942円)。
PBRは1.83倍(前日1.83倍)。
BPSは20309円(前日20447円)。
10年国債利回りは1.435%(前日1.420%)。
(8)プライム市場の単純平均は14円高の2671円(前日は2657円)。
プライム市場の時価総額942兆円(前日938兆円)。
ドル建て日経平均は250.00(前日249.89)と反発。
(9)ボリンジャーのプラス1σが39364円。
プラス2σが40037円。
マイナス1σが38019円。
マイナス2σが37345円。
マイナス3σが36672円。
週足のボリンジャーのプラス1σが39873円。
プラス2σが40763円。
マイナス1σが38092円。
マイナス2σが37202円。
マイナス3σが36312円。
半値戻しは36841円。
9月配当権利落ち前は38925円。
日経平均株価の9月月中平均は37162円。
TOPIXの9月月中平均は2627ポイント。
12月メジャーSQ値39434円。
1月SQ値は39343円。
2月SQ値39432円。
今年の曜日別勝敗(3月5日まで)
↓
月曜4勝3敗
火曜4勝5敗
水曜5勝4敗
木曜6勝2敗
金曜2勝6敗
2月28日時点のQuick調査の信用評価損率は▲7.69%(前週▲6.20%)。
7月19日時点の▲5.54%、7月12日時点の▲4.62%がボトムだった。
2週連続で悪化。
2月28日時点の信用売り残は2175億円減の6307億円。
4週ぶりに減少。
同信用買い残は1737億円増の4兆7109億円。
5週連続で増加。
昨年8月2日時点(4兆8720億円)以来の高水準。
6月21日時点は4兆9117億円。
8週連続で4兆円台。
信用倍率は7.47倍(前週5.35倍)。
8月9日が7.48倍、8月2日が8.72倍。
2月28日時点の裁定売り残は1010億円増の2680億円。
2週連続で増加。
当限は103億円減、翌限以降は1114億円増。
裁定買い残は64億円減の1兆9120億円。
2週連続で減少。
当限は1810億円減、翌限以降は64億円増。
◇━━━ カタリスト━━━◇
ペルセウスプロテオミクス(4882)・・・動兆
東大発バイオベンチャー。
高機能抗体の取得に強み。抗体医薬品
や抗体薬物複合体(ADC)開発。
(兜町カタリスト櫻井)
03月06日 相場展望(寄り付き前)
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【オープニングコメント】
堅調展開か |
・・・続き
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6日の東京株式市場は、しっかりした展開か。
日経平均株価の予想レンジは、3万7200円-3万7700円を想定。(5日終値3万7418円24銭)
米国株は上昇。ダウ平均は485ドル高の43006ドルで取引を終えた。
現地5日の米国株式が反発した動きを受け、買い先行スタートが見込まれる。ただ、積極的に買い進む材料に乏しいことから、買い一巡後はもみ合いとなりそう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=148円台の後半(5日は149円45-47銭)と円高に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=160円台の半ば(同159円51-55銭)と円安方向にある。対ドルでの円高を警戒して、上値が重くなる場面も想定される。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、5日の大阪取引所清算値比275円高の3万7695円だった。
【好材料銘柄】
■植木組 <1867>
今期経常を16%上方修正、配当も20円増額。
■イノベーションホールディングス <3484>
今期配当を7円増額修正。
■Sun Asterisk <4053>
上場5周年記念株主優待を実施。25年3月末時点で300株以上を保有する株主に一律5000円分のQUOカードを贈呈する。
【主な経済指標・スケジュール】
6(木)
【国内】
2月都心オフィス空室率(13:00)
30年国債入札
《決算発表》
積水ハウス、カナモト、泉州電、ロックフィール
【海外】
ECB定例理事会
米1月貿易収支(22:30)
《米決算発表》
コストコ・ホールセール、クローガー、ブロードコム
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
03月05日 NY株/欧州株概況
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【市況】3日ぶり反発485ドル高、自動車関税猶予を好感 |
・・・続き
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5日のNYダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反発し、前日比485ドル60セント高の4万3006ドル59セントで終えた。
高関税政策の先行きを見極めたいとの思惑から、ダウ、ナスダックともに序盤は売り買いが交錯した。マイナス圏に沈む場面もあったが、貿易協定「米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)」に準拠した自動車への関税賦課を1カ月猶予する米政権の方針を受け、景気減速に対する過度な警戒感が後退。自動車や金融などの銘柄に買いが膨らみ、相場が押し上げられた。
ダウ平均の上げ幅は一時600ドルを超えた。
ホワイトハウスのレビット大統領報道官は5日の記者会見で関税について「米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)内の自動車は1カ月除外される」と話した。米自動車業界からの要請を受け、4月に予定する相互関税の実施まで免除する方針。ダウ平均の構成銘柄ではないが、5日はゼネラル・モーターズ(GM)やフォード・モーターなど自動車株の上昇が目立った。
トランプ米大統領は5日、カナダのトルドー首相と関税を巡って電話協議したことも明らかにした。一連の動きは貿易摩擦激化への過度な懸念の後退につながった。関税を巡る不透明感でダウ平均は前日までの2日間で1300ドルあまり下落し、前日には1月中旬以来の安値で終えていた。一部の銘柄は「売られすぎの水準となっており、押し目買いを誘っている」との見方があった。
米景況感の改善も市場心理の支えとなる面があった。米サプライマネジメント協会(ISM)が5日午前に発表した2月の非製造業(サービス業)景況感指数は53.5と前月の52.8から上昇し、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(52.9)を上回った。「米経済成長の下振れリスクに対する市場の懸念をいくぶん和らげた」との受け止めがあった。
一方、関税政策や米景気の先行きを巡る不透明感は根強く、米株式相場は下げる場面もあった。5日発表の2月のADP全米雇用リポートは非農業部門の雇用者数が前月比7万7000人増と、市場予想(14万8000人増)を大幅に下回った。労働市場の減速を示唆したと受け止められた。7日発表の2月の米雇用統計を見極めたい投資家も多かった。
ダウ平均の構成銘柄ではキャタピラーやボーイング、ゴールドマン・サックスの上昇が目立った。マイクロソフトやアマゾン・ドット・コム、エヌビディアといったハイテク株も買われた。トラベラーズやアムジェンも高い。一方、シェブロンやIBMは下落した。
ナスダック総合株価指数も3営業日ぶりに反発した。前日比267.571ポイント(1.46%)高の1万8552.734(速報値)で終えた。前日は4カ月ぶりの安値で終えた後で、一部の主力株に押し目買いが入った。メタプラットフォームズやアルファベットが買われ、パランティア・テクノロジーズの上昇も目立った。ブロードコムやマイクロン・テクノロジーといった半導体株も買いが優勢だった。
【シカゴ日本株先物概況】
5日のシカゴ日経平均先物は上昇した。3月物は前日比740円高の3万7695円で終えた。この日はトランプ米政権による関税強化への懸念がいったん後退し、日米株式相場がともに上昇した。投資家心理が改善し、シカゴ市場の日経平均先物にも買いが活発となった。
シカゴ日経225先物 (円建て)
37695 ( +275 )
シカゴ日経225先物 (ドル建て)
37700 ( +280 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
5日の英FTSE100種総合株価指数は前日比横ばい圏で終えた。終値は前日比3.16ポイント(0.03%)安の8755.84だった。ラトニック米商務長官が、発動済みのカナダとメキシコに対する25%の関税について緩和策を発表する考えを示したことが投資家心理を支え、同指数は前日終値を上回って推移する場面が目立った。だが米関税政策への警戒感は根強く、買いの勢いは続かなかった。
英長期金利の上昇を背景に、電力・ガス供給のナショナル・グリッドなど公益や不動産投資信託(REIT)といった金利動向に敏感な銘柄が下げ、指数の重荷となった。半面、銅やアルミニウムの先物相場上昇が資源株の買いを誘った。銀行に買いが優勢だった。
FTSEの構成銘柄では、水道大手セバーントレントが4.50%安、送電大手ナショナル・グリッドが3.95%安、大衆医薬品のヘイリオンが3.40%安と沈んだ。一方で、産銅大手アントファガスタが6.46%高、産金大手フレスニロが6.22%高となり、下げ幅も限定的だった。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
5日のドイツ株価指数(DAX)は反発し、前日比754.22ポイント(3.37%)高の2万3081.03で終えた。ドイツで、防衛力強化などへ向けて債務抑制策を見直す方針が示された。拡張的な財政政策が同国の投資や経済を支えるとの見方から、投資家心理が強気に傾いた。
内需系の比率が高い中型株指数のMDAXは前日比6.15%上昇した。
個別では、セメント大手ハイデルベルク・マテリアルズが17.52%高と急騰。ドイツ銀行は12.36%高、コメルツ銀行は10.95%高と大幅に上昇した。他方、不動産大手ボノビアは7.66%安、通信大手ドイツテレコムは3.41%安と売られた。
■フランス・パリ株価指数
フランスの株価指数CAC40は反発し、前日比1.56%高で終えた。欧州鉄鋼大手アルセロール・ミタルが大幅に上昇したほか、防衛関連が上げた。他方、エネルギー大手の仏トタルエナジーズ、LVMHモエヘネシー・ルイヴィトンが下げた。