Market Data
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【日経平均】
38237円79銭(▲539円15銭=1.39%)
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【TOPIX】
2724.70(▲11.83=0.43%)
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【グロース250】
673.56(▲6.66=0.98%)
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【プライム売買高】19億6656万株(△1974万株)
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【売買代金】4兆8611億円(△5451億円)
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【値上がり銘柄数】725(前日:556)
【値下がり銘柄数】845(前日:1031)
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【新高値銘柄数】13(前日:19)
【新安値銘柄数】47(前日:61)
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【25日騰落レシオ】110.53(前日:110.07)
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■本日のポイント
1.日経平均は大幅反落、一時600円超下落
2.米国株が波乱展開でリスクオフの流れが波及
3.エヌビディア決算前に半導体株の下げ目立つ
4.バフェット効果で総合商社株が買われる展開
5.全体指数急落でも値下がり銘柄は5割強止まり
日経平均は1月17日の安値を前に下げ渋ったが、再びマイクロソフトのようなAIに関するネガティブな報道が出れば売りにつながりやすく、目先は下値を模索する動きが想定される。
また、今週はエヌビディアの決算発表が予定され、決算内容次第では再び売り圧力が強まることも警戒される。
一方、バフェット効果により商社株が軒並み上伸し、相場を下支えする形になったが、今後はバフェット氏の投資会社がどのくらいの規模の円建て債を発行する計画なのかなどに関心が向かい、それを機にバリュー株投資に弾みが付き相場反転につながるのかが注目されることになるだろう。
■上値・下値テクニカル・ポイント(25日現在)
39195.13 13週移動平均線
39190.73 均衡表転換線(週足)
39167.74 均衡表基準線(日足)
39129.31 25日移動平均線
39099.93 均衡表雲下限(日足)
39046.56 75日移動平均線
38883.67 6日移動平均線
38856.63 均衡表転換線(日足)
38764.97 26週移動平均線
38711.10 ボリンジャー:-1σ(25日)
38676.97 200日移動平均線
38606.98 ボリンジャー:-1σ(13週)
38292.89 ボリンジャー:-2σ(25日)
38237.79 ★日経平均株価25日終値
38018.83 ボリンジャー:-2σ(13週)
37913.92 新値三本足陰転値
37874.68 ボリンジャー:-3σ(25日)
37832.28 ボリンジャー:-1σ(26週)
37823.05 均衡表基準線(週足)
37430.68 ボリンジャー:-3σ(13週)
36899.59 ボリンジャー:-2σ(26週)
株価上方を走る25日移動平均線が下向きに転じたことに加え、一目均衡表が遅行線の弱気シグナル発生で三役逆転を形成しており、下落基調の強まりが警戒される。1月17日安値38055.68円割れは回避されたが、25日線との下方乖離率は2.28%と自律反発を誘うほど拡大していないため、下振れリスクへの警戒が必要となろう。
【大引け概況】
025日の日経平均株価は反落し、終値は前週末比539円15銭安の3万8237円79銭だった。
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3連休明けとなったきょうの東京株式市場はリスク回避目的の売りが一気に噴出する格好となった。米国株市場では前週末に続き、今週明けも波乱含みの展開でナスダック指数の下げの大きさが際立っている。特に半導体セクターへの売りが目立っており、東京株式市場でもその影響が直撃する格好となった。日経平均の下げ幅は一時600円を超えた。外国為替市場で円相場が対ドルで上昇したことも重荷となった。
あす26日に米半導体大手エヌビディア<NVDA>の決算発表を控え、この結果待ちで足もと積極的な買いが入りにくい状況となっている。一方で、バフェット氏が積極的投資スタンスを改めて標榜した総合商社株が買われ、全体指数を下支えした。日経平均の下げは大きかったもののTOPIXは底堅く推移し、業種別では33業種中12業種が上昇するなど内需系銘柄を中心に頑強な値動きをするセクターも少なくなかった。
24日のエヌビディアなど米半導体株安の流れを受け、東京市場でもアドテストや東エレク、スクリンなどに売りが膨らんだ。米ブルームバーグ通信などが25日、「トランプ米政権がバイデン前政権の対中半導体規制の強化を目指す方針」と報じると、業績への悪影響の懸念から半導体関連株は午後に下げ幅を拡大した。外国為替市場で円相場は1ドル=149円台後半と、前週末の夕時点から円高・ドル安に振れていることも相場の重荷となった。
日経平均は下げ渋る場面もみられた。バフェット氏が投資拡大に意欲を示した商社株が大幅高となり相場を支えた。三菱商は買い気配で始まった後、一時9%を超えて上昇した。伊藤忠や三井物など時価総額の大きい商社株の上昇を受け、東証株価指数(TOPIX)は11.83ポイント(0.43%)安の2724.70と反落したものの、下落率は日経平均より限定的だった。米政府が中国船に入港料徴収を検討していると公表したことで、日本の海運会社の利用が増えるとの見方から商船三井など海運株の上昇も目立った。
日経平均は1月17日の安値を前に下げ渋ったが、再びマイクロソフトのようなAIに関するネガティブな報道が出れば売りにつながりやすく、目先は下値を模索する動きが想定される。また、今週はエヌビディアの決算発表が予定され、決算内容次第では再び売り圧力が強まることも警戒される。一方、バフェット効果により商社株が軒並み上伸し、相場を下支えする形になったが、今後はバフェット氏の投資会社がどのくらいの規模の円建て債を発行する計画なのかなどに関心が向かい、それを機にバリュー株投資に弾みが付き相場反転につながるのかが注目されることになるだろう。
JPXプライム150指数も反落し、6.58ポイント(0.55%)安の1191.71で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で4兆8611億円、売買高は19億6656万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は845。値上がりは725、横ばいは70だった。
業種別株価指数(33業種)は非鉄金属、石油・石炭製品、電気機器、サービス業などが下落。上昇は卸売業、医薬品など。
個別では、売買代金で断トツとなったディスコが急落したほか、アドバンテストも大幅安。このほか東京エレクトロン、ルネサスエレクトロニクス、スクリーンHD、など半導体製造装置大手の下げが目立つ。フジクラも大口の売りに大きく下値を探った。ソフトバンクグループが安く、三菱重工業も軟調。リクルートホールディングス、ファーストリテイリング、古河電工、日立なども下落した。また、台湾電機大手鴻海精密工業がホンダに協業を提案し、日産自と三菱自を含めた3社枠組に入ると報じられたが日産自動車は大幅安、三菱自も売られた。低位株ではブイキューブが急落、日本マイクロニクスも大幅に水準を切り下げた。
一方、米著名投資家ウォーレン・バフェット氏は、毎年恒例の「株主への手紙」を公表し、日本の5大商社への投資拡大に意欲を示したことで、三菱商事、伊藤忠商事、丸紅、住友商事、三井物産がそろって大幅高となったほか、双日、豊田通商もつれ高となった。このほか、リコー、バンダイナムコHD、セイコーエプソン、エーザイなどが買われた。
キオクシアホールディングスは値上がり率トップに買われた。
商船三井など海運株が上昇、中外製薬も値を上げた。SGホールディングスも買いを集めた。リコー、電通グループなども水準を切り上げている。
東証スタンダード市場は米国で経済指標が悪化し、米景気減速懸念が出て、連休明けの東京市場も売りが優勢になった。米国による中国への半導体輸出規制強化の動きが報じられるなど、ハイテク株に悪材料が出たことも重しになった。
スタンダードTOP20は小幅高。出来高3億5748万株。
値上がり銘柄数647、値下がり銘柄数749と、値下がりが優勢だった。
個別では中外鉱業、暁飯島工業、クオンタムソリューションズ、ANAP、アイビーシーなど15銘柄が昨年来高値を更新。アライドテレシスホールディングス、山大、BSNメディアホールディングス、サクサ、フィル・カンパニーが買われた。
一方、クシム、コメ兵ホールディングス、日本一ソフトウェア、三和油化工業、市進ホールディングスなど12銘柄が昨年来安値を更新。リミックスポイント、GFA、サイバーステップ、フジコピアン、菱友システムズが売られた。
東証グロース市場は前日の米ハイテク株安を受けて売りが優勢だった。主力株の一角には押し目買いが入り、朝安後は下げ渋った。
米株市場の流れを受けて、連休明けの東京市場も全般に軟調。新興株式も売りが優勢の展開が続いた。ただ、「個人投資家による個別株の売買は活発」で、株価の下値を支えた。
市場関係者からは「トランプ関税の影響を受けにくいことは変わらず、引き続き物色は続くだろう」との声が聞かれた。
東証グロース市場250指数は4日続落した。終値は前週末比6.66ポイント(0.98%)安の673.56だった。
グロース市場ではタイミー、トライアルが下落した。一方、カバー、エレメンツが上昇した。
値上がり銘柄数194、値下がり銘柄数380と、値下がりが優勢だった。
個別ではシンカ、技術承継機構、ブッキングリゾート、ELEMENTS、KIYOラーニングがストップ高。Hmcomm、YCPホールディングス(グローバル)リミテッドは一時ストップ高と値を飛ばした。令和アカウンティング・ホールディングス、ジェネレーションパス、ライトワークス、日本スキー場開発、フェニックスバイオなど9銘柄は昨年来高値を更新。ブルーイノベーション、ポーターズ、レナサイエンス、データセクション、イトクロが買われた。
一方、フライヤー、ビートレンド、ミンカブ・ジ・インフォノイド、オキサイド、フレアスなど7銘柄が昨年来安値を更新。海帆、ブリーチ、note、キッズウェル・バイオ、Kudanが売られた。
25日午前の日経平均株価は反落し、午前終値は前週末比430円95銭安の3万8345円99銭だった。
きょうはリスクオフの流れが一気に強まった。3連休明けとなったが、この間に米国株市場が波乱展開となり、ナスダック総合株価指数は直近3営業日続落で3.8%も水準を切り下げており、これを受け東京株式市場でもポジション調整の売りが顕在化した。一時は600円を超えて下落した。
米株市場の地合いを引き継ぎ半導体セクターの主力銘柄に大きく値を下げる銘柄が相次ぎ、全体指数を押し下げた。一方、米著名投資家のウォーレン・バフェット氏が強気姿勢を示す総合商社株に物色人気が集中したことから、日経平均の下落率は前引け時点で1.1%程度に収まった。
24日の米株式市場ではナスダック総合株価指数や主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)がそれぞれ大幅安となった。東京株式市場でも東京エレクやアドバンテストなど値がさの半導体関連株が売られ日経平均を下押しした。
外国為替市場で円相場は1ドル=140円台後半と、前週末の夕時点から円高・ドル安が進行。トヨタなど輸出関連株には採算悪化を警戒した売りが出た。
半面、米著名投資家ウォーレン・バフェット氏が投資拡大に意欲を示した商社株は軒並み上昇。三菱商は一時9%を超えて上昇し、日経平均を下支えした。
市場では「日経平均が意外に底堅く推移したのは、商社株高の支えが大きい。バフェット氏の示唆がアナウンスメント効果として日本株に影響した可能性がある」との声が聞かれた。
前引け直前に、トランプ大統領が前政権の対中半導体規制の強化を目指す、と伝わったことで、東京エレクトロン、アドバンテストが軟調な推移となったことで、後場は日経平均への影響が懸念される。日経平均は終値ベースでの今年の安値38444.58円(1月15日)を試す可能性もあるだろう。
東証株価指数(TOPIX)は反落した。前引けは8.94ポイント(0.33%)安の2727.59だった。JPXプライム150指数は反落し、4.40ポイント(0.37%)安の1193.89で前場を終えた。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆4780億円、売買高は9億9358万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は850。値上がりは736、横ばいは54だった。
業種別では、非鉄金属、石油・石炭、サービス、電気機器、機械などが下落した一方、卸売り、医薬品、海運、その他金融、陸運などが上昇した。
個別では、フィラディルフィア半導体株指数(SOX指数)の大幅安が影響して、ディスコ、アドバンテスト、ルネサスエレクトロニクス、スクリーンHD、ソフトバンクグループ、東京エレクトロンなど半導体関連の下げが目立った。また、台湾電機大手鴻海精密工業がホンダに協業を提案し、日産自動車と三菱自動車を含めた3社枠組に入ると報じられたが、日産自動車は大幅安、三菱自動車も売られ、ホンダはしっかり。このほか、古河電工、日立、三菱重、ファーストリテなどが下落した。
フジクラも大口の売りに下値を探る展開に。低位株ではブイキューブが急落した。
一方、米著名投資家ウォーレン・バフェット氏は、毎年恒例の「株主への手紙」を公表し、日本の5大商社への投資拡大に意欲を示したことで、三菱商事、伊藤忠商事、丸紅、住友商事、三井物産がそろって大幅高となったほか、双日、豊田通商もつれ高となった。このほか、任天堂もしっかり。リコー、オリンパス、ファナック、エーザイなどが買われた。
東証スタンダード市場は東京株式市場の連休中に米国株がハイテク業種中心に値下がりした流れを引き継ぎ、売りが優勢になった。
スタンダードTOP20は小幅上昇。出来高2億0216万株。
値上がり銘柄数641、値下がり銘柄数692と、値下がりが優勢だった。
個別では中外鉱業、暁飯島工業、クオンタムソリューションズ、ANAP、アイビーシーなど14銘柄が昨年来高値を更新。アライドテレシスホールディングス、サクサ、AIメカテック、BSNメディアホールディングス、山大が買われた。
一方、クシム、コメ兵ホールディングス、日本一ソフトウェア、三和油化工業、FDKなど11銘柄が昨年来安値を更新。リミックスポイント、フジコピアン、サイバーステップ、菱友システムズ、南海化学が売られた。
東証グロース市場は前日の米株式市場でハイテク株が下落したのが重荷だった。
東証グロース市場250指数は続落した。前引けは前週末比4.63ポイント(0.68%)安の675.59だった。
グローグロース250とグロースCoreは続落。
ス市場ではジーエヌアイ、タイミーが下落した。一方、カバー、Synsが上昇した。
値上がり銘柄数235、値下がり銘柄数330と、値下がりが優勢だった。
個別ではブッキングリゾート、KIYOラーニング、YCPホールディングス(グローバル)リミテッドが一時ストップ高と値を飛ばした。令和アカウンティング・ホールディングス、ジェネレーションパス、技術承継機構、日本スキー場開発、フェニックスバイオなど8銘柄は昨年来高値を更新。ブルーイノベーション、ポーターズ、Hmcomm、データホライゾン、AVILENが買われた。
一方、フライヤー、ビートレンド、ミンカブ・ジ・インフォノイド、オキサイド、フレアスなど6銘柄が昨年来安値を更新。アクアライン、サイフューズ、ファンペップ、AnyMind Group、キッズウェル・バイオが売られた。
【寄り付き概況】
25日の日経平均株価は反落で始まった。始値は前週末比417円27銭安の3万8359円67銭。
主力株を中心にリスク回避の売りが噴出し、日経平均株価は大幅安でのスタートを余儀なくされている。ここにきて米株市場が波乱含みの展開で前週末にNYダウが今年最大の下げ幅を記録、ナスダック総合株価指数も急落した。週明けはNYダウが小幅ながら自律反発に転じたものの、ナスダック指数が下げ止まらず下値を模索する動きにあり、東京株式市場でも投資家心理が弱気に傾いている。日経平均は3万8000円台前半に水準を切り下げ、米株価指数先物や為替の動向次第では一気に3万8000円大台攻防を意識させるような荒い値動きが想定されるだろう。
東証株価指数(TOPIX)も反落している。
個別では、ファストリやソフトバンクグループ(SBG)が下落している。一方、中外薬やキヤノン、ニトリHDが上昇している。米著名投資家ウォーレン・バフェット氏が投資拡大に意欲を示した三菱商など商社株も買われている。
「後講釈での下落の予兆」
「恐怖と欲望指数は35→29」
週明けのNY株式市場で主要3指数はマイマチの動き。
ナスダック総合は1%超下落し3日続落。
1%超の下落は今月4回目となった。
エヌビディアの決算発表を控えAIを支える技術への需要を巡る懸念が台頭。
大型ハイテク株に売りが出た。
マイクロソフトが米国内の大規模データセンターのリースを解約したとのリポートを受け、
AIインフラの供給過剰の可能性が示唆された。
S&P500も3日続落。
NYダウは反発。
エヌビディアは3.1%下落。
半導体のブロードコムは4.9%安。
アマゾンが1.8%安、
マイクロソフトは1%安。
AI関連のパランティア・テクノロジーズは10.5%急落。
アップルは0.7%上昇。
今後4年間で米国に5000億ドルを投資すると発表した。
ナイキが4.9%高。
1月のシカゴ連備全米活動指数はマイナス0.03と前月(0.18)から悪化。
同指数は生産や消費など85種類の指標から構成され平均値がゼロ、標準偏差が1になるように作成。
サンフランシスコ地区連銀調査で投資家やエコノミストは、FRBがインフレや労働市場の変化に「強力かつ体系的に」対応するとの期待。
このところの経済指標の弱さから、市場では年内に0,25%の利下げが2回実施されるとの見方が強まっている。
今年最初の利下げが6月に実施され、2回目は早ければ10月との見方。
10年国債利回り4.394%。
2年国債利回りは4.166%。
2月の独IFO経済業況指数は85.2。
上方修正された1月と変わらずだった。
改善を見込んでいた市場にとって期待外れの結果。
市場予想は85.8だった。
現況指数は86.0から85.0へと予想外に低下。
期待指数は84.3から85.4に上昇。
独総選挙で最大野党の保守陣営「キリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)」が第1党になった。
ユーロは一時1.0528ドルと、約1カ月ぶり高値を更新。
ドル円は149円台後半。
WTI原油先物4月限は0.30ドル(0.43%)高の1バレル=70.70ドル。
SKEW指数は178.57→165.00→156.93。
恐怖と欲望指数は35→29。
10月18日の75がピーク(2023年10月5日が20)。
週明けのNYダウは33ドル(0.08%)高の43461ドルと3日ぶりに反発。
高値43699ドル、安値43343ドル。
サイコロは6勝6敗。
騰落レシオは117.15(前日118.42)。
NASDAQは237ポイント(1.21%)安の19286ポイントと3日続落。
高値19644ポイント、安値19275ポイント。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは95.21(前日97.97)。
S&P500は29ポイント(0.50%)安の5983ポイントと3日続落。
高値6043ポイント、安値5977ポイント。
サイコロは6勝6敗。
騰落レシオは109.56(前日112.75)。
週明けのダウ輸送株指数は118ポイント(0.73%)安の15915ポイントと4日続落。
SOX指数は133ポイント(2.59%)安の5003ポイントと続落。
VIX指数は18.98(前日18.21)。
NYSEの売買高は11.69億株(前日13.53億株)。
3市場の合算売買高は153.2億株(前日170.6億株、過去20日平均153.4億株)。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比6770円安の38020円。
ドル建ては大証日中比750円安の38040円。
ドル円は149.72円。
10年国債利回り4.394%。
2年国債利回りは4.166%。
「大幅続落」
週末のNY株式市場で主要3指数は大幅続落。
「経済指標の悪化を再認識した」との解釈。
S&P500は1日として、昨年12月18日以来の下落率。
NYダウの下落幅は週間では昨年10月中旬以来の大きさ。
VIX(恐怖)指数は2月3日以来の高水準。
フィラデルフィア半導体(SOX)は2%超下落。
マグニフィセント・セブンの全銘柄がマイナス。
エヌビディアは4.1%下落。
テスラはリコール(無償修理)を発表し4.7%安。
ユナイテッドヘルスは7.2%安。
2月のS&Pグローバル総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は50.4。
前月の52.7から低下し2023年9月以来の低水準。
サービス業PMIは49.7。
前月の52.9から低下。
拡大と縮小の分岐点となる50を23年1月以来、約2年ぶりに下回った。
市場予想は53.0だった。
製造業PMIは51.6と、前月の51.2からやや上昇。
市場予想の51.5もやや上回っり8カ月ぶりの高水準。
1月の中古住宅販売戸数(季節調整済み)は年率換算で前月比4.9%減の408万戸。
減少は4カ月ぶり。
市場予想は412万戸だった。
前年同月比は2.0%増。
30年固定住宅ローンの平均金利は2024年12月最終週は6.85%。
10月末の6.72%から上昇した。
国債利回りは低下。
「経済指標が経済成長の鈍化を示唆したことを受け今年2回の利下げ観測が強まった」との解釈。
「何か解釈しなければいけない」というような気まぐれな動きにも映る。
2年国債と10年国債の利回り格差は0.222%。
10年国債利回り4.431%。
一時2月5日以来の低水準となる4.406%を付けた。
2年国債利回りは4.200%。
2月6日以来の低水準となった
ドル円は149円台前半。
一時11週間ぶりの安値となる148.933円を付ける場面もあった。
WTI原油先物4月限は2.08ドル(2.87%)安の1バレル=70.40ドル。
昨年12月下旬以来約2カ月ぶりの安値水準。
SKEW指数は175.76→178.57→165.00。
恐怖と欲望指数は45→35。
10月18日の75がピーク(2023年10月5日が20)。
週末のNYダウは748ドル(1.69%)安の44338ドルと続落日ぶりに反落。
高値43959ドル、安値43349ドル。
サイコロは6勝6敗。
騰落レシオは118.42(前日128.44)。
NASDAQは438ポイント(2.20%)安の19524ポイントと続落。
高値20016ポイント、安値19510ポイント。
サイコロは8勝4敗。
騰落レシオは97.77(前日106.48)。
S&P500は104ポイント(2.62%)安の6013ポイントと続落。
高値6114ポイント、安値6008ポイント。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは112.75(前日122.00)。
週末のダウ輸送株指数は430ポイント(2.62%)安の16034ポイントと3日続落。
SOX指数は174ポイント(3.28%)高の5136ポイントと7日ぶりに反落。
VIX指数は18.21(前日15.06)。
NYSEの売買高は13.53億株(前日10.99億株)。
3市場の合算売買高は170.6億株(前日163.6億株、過去20日平均153億株)。
先物決済と急落で膨らんだ格好。
週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比660円安の38130円。
ドル建ては大証日中比635円安の38130円。
ドル円は149.29円。
10年国債利回り4.431%。
2年国債利回りは4.200%。
週間ベースでNYダウは2.5%安、2週ぶり反落。
ナスダック総合指数は2.5%安。
S&P500は1.7%安。
それぞれ2週ぶりに反落。
フィラデルフィア半導体指数(SOX)指数は0.5%安、2週ぶりに反落。
「グロース250指数は5週続伸(累計8.7%上昇)」
週末の日経平均は寄り付き155円安。
終値は98円(△0.26%)高の38776円と3日ぶりに反発。
高値38808円。
安値38456円。
3日ぶりに日足陽線。
日経平均は3日連続で一目均衡の雲の下。
上限は39333円。
下限は39099円。
2月SQ値39432円に対しては0勝6敗
TOPIXは1.93ポイント(△0.07%)高の2736ポイントと3日ぶりに反発。
25日線(2746ポイント)を2日連続で下回った。
75日線(2730ポイント)を24日連続で上回った。
200日線(2718ポイント)を23日連続で上回った。
日足は3日ぶりに陽線。
日経平均は週間で372円下落。
週足は陰線。
TOPIXコア30指数は3日続落。
プライム市場指数は0.97ポイント(△0.07%)高の1408.53ポイントと3日ぶりに反発。
東証グロース250指数は3.15ポイント(▲0.46%)安の680.22と3日続落。
25日移動平均線からの乖離は△3.24%(前日△4.04%)。
グロース250指数は0.5%高で5週続伸(640.7→680.22累計8.7上昇)。
10月25日→11月25日の週以来の5週陽線。
その前は5月27日→6月24日の5週陽線。
プライム市場の売買代金は4兆3160億円(前日4兆4888億円)。
売買高は19.46億株(前日18.77億株)。
値上がり556銘柄(前日249銘柄)。
値下がり1031銘柄(前日1344銘柄)。
新高値19銘柄(前日27銘柄)。
新安値61銘柄(前日60銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは110.07(前日110.73)。
東証グロース市場の騰落レシオは108.52(前日108.52)。
NTレシオは14.17倍(前日14.14倍)。
サイコロは8勝4敗で66.66%。
TOPIXは7勝5敗で58.33%。
東証グロース市場指数は7勝5敗で58.33%。
上向きの25日線(39137円)から▲0.92%(前日▲1.15%)。
2日連続で下回った。
下向きの75日線は39057円。
2日連続で下回った。
上向きの200日線(38677円)から△0.26%(前日△0.01%)。
14日連続で上回った。
下向きの5日線は39012円。
3日連続で下回った。
13週線は39192円。
26週線は38780円。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲15.231%(前日▲14.882%)。
買い方▲6.184%(前日▲6.173%)。
東証グロース250指数ネットストク信用損益率で売り方▲6.689%(前日▲8.195%)。
買い方▲12.309%(前日▲12.050%)。
空売り比率は40.4%(前日43.4%、3日連続で40%割れ)。
空売り規制なし銘柄の比率は8.7%(前日11.5%)。
日経VIは21.06(前日21.00)。
日経平均採用銘柄のPERは15.17倍(前日15.15倍)。
前期基準では16.22倍。
EPSは2556円(前日2553円)。
直近ピークは2月14日2564円、10月15日2514円、3月4日2387円。
直近ボトムは11月14日2425円。
225のPBRは1.39倍(前日1.39倍)。
BPSは27897円(前日27825円)。
日経平均の予想益回りは6.59%。
予想配当り利回りは2.07%。
指数ベースではPERは19.96倍(前日19.91倍)。
EPSは1942円(前日1942円)。
PBRは1.90倍(前日1.90倍)。
BPSは20408円(前日20356円)。
10年国債利回りは1.420%(前日1.440%)。
プライム市場の予想PERは14.92倍。
前期基準では16.04倍。
PBRは1.32倍。
プライム市場の予想益回りは6.70%。
配当利回り加重平均は2.43%。
東証プライムのEPSは179.27(前日179.80)。
2025年2月が180.62。
2024年12月161.79。
2024年2月が174.18。
2024年1月が175.24。
2023年10月が177.72。
2022年4月が118.12。
大商い株専有率(先導株比率)は34.6%(前日30.2%)。
12月19日が48.3%だった。
2月18日は28.8まで低下。
プライム市場の単純平均は5円安の2674円(前日は2680円)。
プライム市場の売買単価は2216円(前日2390円)。
プライム市場の時価総額948兆円(前日946兆円)。
ドル建て日経平均は257.77(前日257.56)と3日ぶりに反発。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比770円安の38020円。
高値38380円、安値37875円。
週明けの大証夜間取引終値は日中比740円安の38050円。
週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比660円安の38130円。
高値38865円、安値38050円。
月曜の大証祝日取引は週末比440円安の38350円。
週末の大証夜間取引終値は日中比680円安の38110円。
気学では火曜は「人気に逆行して前後場歩調を変える日」。
水曜は「目先転換注意日」。
木曜は「数日来の仕成りに変化を見せることあり」。
金曜は「突っ込んでも戻す日。悪目あれ0買い方針良し」。
ボリンジャーのプラス1σが39589円。
プラス2σが39941円。
マイナス1σが38736円。
マイナス2σが38334円。
マイナス3σが37932円。
週足のボリンジャーのプラス1σが39784円。
プラス2σが40376円。
マイナス1σが38600円。
マイナス2σが38009円。
マイナス3σが37417円。
半値戻しは36841円。
9月配当権利落ち前は38925円。
日経平均株価の9月月中平均は37162円。
TOPIXの9月月中平均は2627ポイント。
12月メジャーSQ値39434円。
1月SQ値は39343円。
2月SQ値39432円。
24日(月)に水星の逆行は終わり全惑星順行(→3月1日)
25日(火)は「大幅高の日、3連休明け株高アノマリー」。
そして「一粒万倍日」。
月足陽線基準は39174円。
《今日のポイント2月25日》
(1)週明けのNY株式市場で主要3指数はマイマチの動き。
ナスダック総合は1%超下落し3日続落。
1%超の下落は今月4回目。
10年国債利回り4.394%。
2年国債利回りは4.166%。
2月の独IFO経済業況指数は85.2。
上方修正された1月と変わらずだった。
ユーロは一時1.0528ドルと、約1カ月ぶり高値を更新。
ドル円は149円台後半。
WTI原油先物4月限は0.30ドル(0.43%)高の1バレル=70.70ドル。
SKEW指数は178.57→165.00→156.93。
恐怖と欲望指数は35→29。
10月18日の75がピーク(2023年10月5日が20)。
週末のNY株式市場で主要3指数は大幅続落。
「経済指標の悪化を再認識した」との解釈。
10年国債利回り4.431%。
一時2月5日以来の低水準となる4.406%を付けた。
2年国債利回りは4.200%。
2月6日以来の低水準となった
ドル円は149円台前半。
SKEW指数は175.76→178.57→165.00。
恐怖と欲望指数は45→35。
10月18日の75がピーク(2023年10月5日が20)。
(2)週明けのダウ輸送株指数は118ポイント(0.73%)安の15915ポイントと4日続落。
SOX指数は133ポイント(2.59%)安の5003ポイントと続落。
VIX指数は18.98(前日18.21)。
NYSEの売買高は11.69億株(前日13.53億株)。
3市場の合算売買高は153.2億株(前日170.6億株、過去20日平均153.4億株)。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比6770円安の38020円。
週末のダウ輸送株指数は430ポイント(2.62%)安の16034ポイントと3日続落。
SOX指数は174ポイント(3.28%)高の5136ポイントと7日ぶりに反落。
VIX指数は18.21(前日15.06)。
NYSEの売買高は13.53億株(前日10.99億株)。
3市場の合算売買高は170.6億株(前日163.6億株、過去20日平均153億株)。
先物決済と急落で膨らんだ格好。
週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比660円安の38130円。
(3)プライム市場の売買代金は4兆4888億円(前日4兆5866億円)。
売買高は18.77億株(前日18.68億株)。
値上がり249銘柄(前日596銘柄)。
値下がり1344銘柄(前日994銘柄)。
新高値27銘柄(前日49銘柄)。
新安値60銘柄(前日34銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは110.73(前日118.00)。
東証グロース市場の騰落レシオは108.52(前日110.00)。
NTレシオは14.14倍(前日14.15倍)。
サイコロは8勝4敗で66.66%。
(4)下向きの25日線(39087円)から▲1.15%(前日△0.11%)。
6日ぶりに下回った。
下向きの75日線は39064円。
6日ぶりに下回った。
上向きの200日線(38673円)から△0.01%(前日△1.28%)。
12日連続で上回った。
下向きの5日線は39087円。
2日連続で下回った。
13週線は39185円。
26週線は38776円。
(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲14.882%(前日▲16.037%)。
買い方▲6.173%(前日▲5.090%)。
東証グロース250指数ネットストク信用損益率で売り方▲8.195%(前日▲8.188%)。
買い方▲12.050%(前日▲12.025%)。
(6)空売り比率は43.4%(前日38.9%、3日連続で40%割れ)。
空売り規制なしの銘柄の比率は11.5%(前日8.0%)。
日経VIは21.00(前日19.83)。
(7)日経平均採用銘柄のPERは15.15倍(前日15.34倍)。
前期基準では16.20倍。
EPSは2553円(前日2553円)。
直近ピークは2月14日2564円、10月15日2514円、3月4日2387円。
直近ボトムは11月14日2425円。
225のPBRは1.39倍(前日1.41倍)。
BPSは27825円(前日27776円)。
日経平均の予想益回りは6.60%。
予想配当り利回りは2.08%。
指数ベースではPERは19.91倍(前日20.17倍)。
EPSは1942円(前日1941円)。
PBRは1.90倍(前日1.92倍)。
BPSは20356円(前日20398円)。
10年国債利回りは1.440%(前日1.435%)。
2009年11月以来の高水準。
(8)プライム市場の単純平均は31円安の2680円(前日は2712円)。
プライム市場の時価総額946兆円(前日958兆円)。
ドル建て日経平均は257.56(前日258.22)と続落。
(9)ボリンジャーのプラス1σが39542円。
プラス2σが39951円。
マイナス1σが38718円。
マイナス2σが38307円。
マイナス3σが37896円。
週足のボリンジャーのプラス1σが39783円。
プラス2σが40360円。
マイナス1σが38587円。
マイナス2σが37891円。
マイナス3σが37391円。
半値戻しは36841円。
9月配当権利落ち前は38925円。
日経平均株価の9月月中平均は37162円。
TOPIXの9月月中平均は2627ポイント。
12月メジャーSQ値39434円。
1月SQ値は39343円。
2月SQ値39432円。
アノマリー的には「2月最弱の日」。
24日(月)に水星の逆行は終わり全惑星順行(→3月1日)
25日(火)は「大幅高の日、3連休明け株高アノマリー」。
そして「一粒万倍日」。
月足陽線基準は39174円。
今年の曜日別勝敗(2月21日まで)
↓
月曜3勝3敗
火曜4勝3敗
水曜4勝3敗
木曜5勝2敗
金曜2勝5敗
週間ベースで日経平均株価は0.9%安、2週ぶり反落。
TOPIXは0.8%安、2週ぶり反落。
東証プライム市場指数は0.8%安、2週ぶり反落。
グロース250指数は0.5%高、5週続伸(累計8.7上昇)。
東証スタンダード市場指数は0.6%安、5週ぶり反落。
東証グロース指数は0.3%高、5週続伸(同8.4%上昇)。
東証REIT指数は1.1%高、2週続伸(同0.4%上昇)。
後講釈では・・・。
2月18日のNYダウの騰落レシオが132.71。
S&P500が131,42。
2月19日に連日の過去最高値更新。
SKEW(ブラックスワン)指数が183,12。
週末の急落の兆しではあった。
そして「株は上げなければ下がらない、下げなければ上がらない」。
上場企業の24年4ー12月期決算。
全36業種の75%にあたる27業種の純利益が前年同期から増加。
海運や金融など非製造業がけん引。
持ち合い株式の解消に伴う売却益の計上もあった。
純利益率はこの時期として初めて7%台。
東証スタンダード市場とグロース市場に上場する企業(親子上場の子会社や変則決算など除く)。
1010社の24年4-12月期の純利益合計は前年同期比14%増。
プライム上場企業(15%増益)と遜色ない水準だった。
技術力を生かして受注を伸ばしたり、データセンターへの投資拡大の恩恵を受けたりする企業が中堅にも拡大。
株式市場では中小型株に投資資金が向かっており、東証スタンダード市場指数は足元で最高値圏。
昨年末比での騰落率は2%高と日経平均株価を上回っている。
(兜町カタリスト櫻井)
[株価材料]
■アップル、米で75兆円投資 テキサスに新工場 生産移管進める
■清水建設<1803>
米建築工事を買収
■すかいらーくHD<3197>
「資さんうどん」両国に東京1号店開業
■ビックカメラ<3048>
下請法違反 公取委勧告へ PB委託で不当減額
■内水氾濫想定、水害地図に 下水道や水路から雨水あふれ 国交省が追加へ
■ラピダス半導体に米関税の暗雲 IBM技術利用で除外狙う
■バフェット氏、日本の商社株買い増し意欲 還元策や経営陣報酬を評価
■セブン&アイ<3382>
スーパー売却で米ベインに優先交渉権
■日本製鉄<5401>
トランプ氏との面会見通せず USスチール買収計画
■OKI<6703>
米・インドで宇宙事業 衛星製造・運営めざす
■鴻海、ホンダ<7267>に協業提案 日産<7201>・三菱自<7211>含む4社で陣営
■日銀総裁「国債買い入れ増額」 長期金利の急上昇時
■東京エレクトロン<8035>
「29年までに1万人採用」上方修正検討
■学研HD<9470>
トルコの工業団地で技術指導 SMC<6273>などと
■SWCC<5805>
TOTOKUを子会社化 144億円で 政投銀と共同出資
■伊藤忠<8001>
米太陽光インバーターと提携 国内販売年70億円
■マイクロソフト、AIデータセンターのリース解約
■ソフトバンクG<9984> 回収見込み1割未満 イーフィッシャリーの状況悪化
25日の東京株式市場は、落ち着きどころを探る展開か。
日経平均株価の予想レンジは、3万7900円-3万8400円を想定。(21日終値3万8776円94銭)
米国株は21日は下落し、週明け24日はダウ平均が上昇、S&P500とナスダックが下落とまちまちとなった。ダウ平均は21日に748ドル安と今年最大の下げ幅を記録。24日は33ドル高の43461ドルで取引を終えた。
現地24日の米国株式市場で、NYダウは小幅に反発したものの、ナスダック総合指数が3日続落した動きを受け、朝方は売り優勢スタートとなろう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=149円台の半ば(前週末21日は150円56-58銭)、ユーロ・円が1ユーロ=156円台の半ば(同157円96銭-158円00銭)と円高方向に振れていることから、輸出関連銘柄を中心に軟調な展開を強いられそうだ。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同21日の大阪取引所清算値比770円安の3万8020円だった。
【好材料銘柄】
■スター・マイカ・ホールディングス <2975>
発行済み株式数(自社株を除く)の1.36%にあたる45万株(金額で3億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は2月25日から11月30日まで。
■note <5243>
東証が25日売買分から信用取引の臨時措置を解除する。日証金も増担保金徴収措置を解除。
■サクサ <6675>
今期最終を一転14%増益に上方修正、配当も30円増額。
■KIYOラーニング <7353>
ビジョナル <4194> が21日付で大量保有報告書を提出。ビジョナルのKラーニング株式保有比率は5.01%となり、新たに5%を超えたことが判明した。
【主な経済指標・スケジュール】
25(火)
【国内】
1月企業サービス価格指数(8:50)
1月百貨店売上高(14:30)
《決算発表》
ZETA
【海外】
米12月住宅価格指数(23:00)
米12月ケース・シラー米住宅価格指数(23:00)
米2月リッチモンド連銀製造業指数(24:00)
米2月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)(24:00)
米5年国債入札
《米決算発表》
ホームデポ、ヘンリー・シャイン、キューリグ・ドクター・ペッパー、ピクナルウェストキャピタ
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
02月24日 NY株/欧州株概況
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【市況】33ドル高と3日ぶり反発 、急落受け買い戻し |
・・・続き
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24日のNYダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに小反発し、前週末比33ドル19セント高の4万3461ドル21セントで終えた。
前週後半の2営業日で1200ドルほど下げたあとで、自律反発を見込んだ買いが主力株に入った。半面、悪材料の出た一部の大型ハイテク株には売りが出て相場の重荷となった。
景気減速懸念から前週末に値を下げた銘柄に加え、アナリストが投資判断を引き上げたスポーツ用品大手ナイキなどに買いが入った。今後4年間で米国に過去最大となる5000億ドル(約75兆円)の投資計画が好感されたIT大手アップルも買われ、相場を下支えした。
ダウ平均は経済指標の悪化を背景に前営業日の21日に748ドル安と今年最大の下落幅を記録した。24日は主な経済指標の発表がなく、主力株にはいったん押し目買いが入った。
ただ、ダウ平均は上値が重く、午前には下落に転じる場面があった。マイクロソフトやアマゾン・ドット・コムなど、人工知能(AI)の訓練や推論に使うデータセンターに重点投資する銘柄に売りが出た。マイクロソフトがデータセンターの拡大路線を減速させているとアナリストが指摘し、AIの演算能力が供給過剰になる可能性が意識された。AI向け半導体を手掛けるエヌビディアも下げ、市場では「個別銘柄のニュースが投資家心理を冷やした」との指摘があった。
トランプ米大統領が、延期していたカナダとメキシコからの輸入品に対する関税を来月に実施するとの考えを示したと24日午後に伝わった。米経済に対する関税の悪影響が改めて意識されたのも株価の重荷となった。
ダウ平均の構成銘柄ではトラベラーズやウォルト・ディズニー、アムジェンが上昇した。半面、シスコシステムズやウォルマート、JPモルガン・チェースは下げた。
ナスダック総合株価指数は3日続落した。前週末比237.080ポイント(1.21%)安の1万9286.925で終えた。ビッグデータ分析のパランティア・テクノロジーズが大幅に下げた。
【シカゴ日本株先物概況】
24日のシカゴ日経平均先物は下落した。3月物は前週末比110円安の3万8020円で終えた。同日は日本の株式市場が休みとなるなかで米ナスダック総合株価指数が下落し、シカゴ市場の日経平均先物にも売りが優勢となった。
シカゴ日経225先物 (円建て)
38020 ( -770 )
シカゴ日経225先物 (ドル建て)
38040 ( -750 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
24日の英FTSE100種総合株価指数は前週末比で横ばい圏で終えた。終値は前週末比0.39ポイント安の8658.98だった。米政権の関税政策への警戒感から銅など非鉄金属の先物相場が下げ、英豪リオティントなど資源株の売りにつながった。半面、英防衛大手BAEシステムズといった資本財の一角が上昇した。
FTSEの構成銘柄では、賭け屋大手エンテインが4.20%安、産金大手エンデバー・マイニングが3.79%安、投資信託会社ポーラー・キャピタル・テクノロジー・トラストが3.57%安と下げを主導。一方、エネルギー小売り大手セントリカは4.10%高、航空・防衛大手BAEシステムズは3.94%高、通信大手ボーダフォンは3.32%高と買われた。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
24日のドイツ株価指数(DAX)は4営業日ぶりに反発し、前週末比138.37ポイント(0.62%)高の2万2425.93で終えた。23日投開票のドイツ総選挙でネガティブなサプライズ(驚き)がなく、安心感が広がった。政権発足へ向けた連立交渉に時間がかかるとの慎重な見方は根強いものの、いずれ景気回復へ向けた政策が出てくるとの期待がある。
ドイツ総選挙は、暫定の開票結果で最大野党の保守陣営「キリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)」が首位となっている。極右政党「ドイツのため選択肢(AfD)」の支持拡大も含めて事前の世論調査に沿った結果と受け止められた。
個別では、防衛大手ラインメタルが6.40%高と急伸し、電力大手RWEが3.84%高、不動産大手ボノビアが3.26%高で続いた。半面、エネルギー大手シーメンス・エナジーは4.04%安、医療機器のシーメンス・ヘルシニアーズは2.22%安、総合電機大手シーメンスは1.51%安で終了した。
■フランス・パリ株価指数
フランスの株価指数CAC40は3営業日ぶりに反落し、前週末比0.77%安で終えた。電機大手のシュナイダー・エレクトリックの下げが目立った。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトンなど高級ブランドの下落も重荷だった。公益株が上昇した。