Market Data
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【日経平均】
38678円04銭(▲486円57銭=1.24%)
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【TOPIX】
2734.60(▲32.65=1.18%)
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【グロース250】
683.37(▲1.75=0.26%)
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【プライム売買高】18億7799万株(△951万株)
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【売買代金】4兆4888億円(▲977億円)
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【値上がり銘柄数】249(前日:596)
【値下がり銘柄数】1344(前日:994)
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【新高値銘柄数】27(前日:49)
【新安値銘柄数】60(前日:34)
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【25日騰落レシオ】110.73(前日:118.00)
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■本日のポイント
1.日経平均は大幅反落、一時700円近く下げる場面も
2.米国ではS&P500が最高値、米金利上昇一服を好感
3.日米金利差縮小の思惑で、為替は一段と円高が進行
4.後半下げ渋るも500円近い下げ、内需株売り目立つ
5.半導体主力株も軟調、値下がり銘柄は全体の8割超
来週月曜24日は天皇誕生日の振替休日により休場で、東京株式市場は三連休を控える。このタイミングで為替に神経質な反応を見せてしまっただけに、あすは休場の間の為替変動を警戒してリスク回避姿勢が強まるだろう。あすの寄り前には1月の消費者物価指数(CPI)が発表される。物価指標が強かった場合には日銀の早期追加利上げが意識されるだけに、あすもきょうと似たような動きが出てくる可能性はある。
押し目買いを入れるにしても38000円辺りまで待った方が良いだろう。
■上値・下値テクニカル・ポイント(20日現在)
39540.68 ボリンジャー:+1σ(25日)
39352.07 均衡表雲上限(日足)
39226.96 均衡表転換線(週足)
39185.24 13週移動平均線
39167.74 均衡表基準線(日足)
39149.70 6日移動平均線
39129.68 25日移動平均線
39078.09 均衡表雲下限(日足)
39064.48 75日移動平均線
39025.10 均衡表転換線(日足)
38776.94 26週移動平均線
38718.69 ボリンジャー:-1σ(25日)
38678.04 ★日経平均株価20日終値
38673.60 200日移動平均線
38587.42 ボリンジャー:-1σ(13週)
38307.69 ボリンジャー:-2σ(25日)
37989.60 ボリンジャー:-2σ(13週)
37913.92 新値三本足陰転値
37896.70 ボリンジャー:-3σ(25日)
37849.63 ボリンジャー:-1σ(26週)
37823.05 均衡表基準線(週足)
37391.78 ボリンジャー:-3σ(13週)
ローソク足はマド空けを伴う陰線を引いて25日移動平均線を下放れ、足元の地合いは売り手優位に転じた模様だ。一方、5日線が下降を開始し、25日線を下回った。25日線自体は上向きを維持したためデッドクロスには該当しないが、地合い悪化のサインと位置付けられよう。明日以降は本日安値から66.90円下方の2月3日安値38401.82円を下回ると、ボックス下限の38000円前後まで押されるリスクに警戒が必要となろう。
【大引け概況】
20日の日経平均株価は続落し、大引けは前日比486円57銭安の3万8678円04銭だった。
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朝方に日経平均が安く始まった後も、漸次下げ幅を広げ、後場前半に700円近い下落をみせる場面もあった。前日の欧州株市場は総じて下落したが、米国株市場では根強い買いが入りS&P500指数が小幅ながら最高値を更新するなど頑強な値動きを示した。
この日はFOMC議事要旨の開示を受け米長期金利が上昇一服となったことから、投資家のセンチメントが改善し全体相場の下値を支えた。しかし、米国の金利低下を背景に外国為替市場ではドル売りの動きを誘発、足もとで急速に円高方向に振れたことが、きょうの東京株式市場ではネガティブに作用した。
また、日銀による追加利上げ観測などを背景に外国為替市場で円相場が対ドルで強含んだことを受け、輸出関連株を中心に売られた。プライム市場では8割以上の銘柄が下落するなど、幅広い銘柄に売りが波及した。
東京外国為替市場で円相場は朝方から次第に上げ幅を拡大し、1ドル=150円台前半まで上昇した。円相場の上昇に歩調をあわせる格好で、海外投機筋などが株価指数先物への売りの勢いを強めた。為替の円高進行を受けてトヨタなど自動車株の下げが目立ったほか、国内金利の先高観を背景に三井不など不動産株には住宅ローン金利上昇による購入意欲の減退を警戒した売りが出た。
日経平均は後場寄り後まで下値模索の展開が続いたが、その後は株価指数先物に断続的な買いが入り、次第に下げ渋った。直近の安値圏まで調整が進んだため、値ごろ感を意識した買いや自律反発狙いの買いも入りやすかった。
植田和男日銀総裁は20日昼に石破茂首相と会談し、植田氏は会談後、記者団に対して「経済金融動向について一般的な意見交換をした」と述べた。首相が植田氏に対して追加利上げに関する何らかのリクエストを出したとの思惑が、投機筋の買い戻しなどを誘ったとの見方もあった。
さて、東京株式市場は国内長期金利の上昇が響き日経平均が大きく下落する1日となった。15年ぶり水準に上昇している長期金利が次回の日銀の利上げを織り込む形で今月はほぼ一貫して上昇中。最近まで日経平均は耐性を示していたが、本日は円高も相まって一気にそれを織り込む動きに転化した。先物主導で仕掛け的な面が強いが、25日、75日移動平均線を割ってしまったことで目先は調整方向となった。
東証株価指数(TOPIX)は続落した。終値は32.65ポイント(1.18%)安の2734.60だった。JPXプライム150指数も続落し、14.61ポイント(1.21%)安の1196.51で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で4兆4888億円、売買高は18億7799万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1344。値上がりは249、横ばいは47だった。
業種別株価指数(33業種)は建設業、その他製品、非鉄金属などの下落率が大きかった。上昇は、鉱業、石油・石炭製品、空運業など。
個別では、トランプ関税のほか円高ドル安進行が売り材料視されて、トヨタ自動車、日野自動車、SUBARU、日産自動車など自動車株の一角が売り優勢となったほか、ディスコ、東京エレクトロン、レーザーテック、スクリーンHDといった半導体製造装置の主力株が軟調、フジクラも値を下げた。IHIが安く、三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンクも利食われた。また、清水建設、大林組など建設株もさえない。
ソフトバンクグループも下落した。栗田工業、M&A総研ホールディングスなどが大幅安、横浜ゴム、明電舎なども大きく水準を切り下げた。ユーグレナも利益確定の売りが目立った。
半面、三菱重工業が売り物をこなし小幅ながら高く引けたほか、ルネサスエレクトロニクスも上値を追った。証券会社のポジティブなレポートを材料にJR西日本が買われたほか、JR東海、JR東日本もつれ高となった。また、円高推移を材料にニチレイも上昇。このほか、資生堂、花王、オムロン、明治ホールディングスなどが買われた。
ブリヂストンも頑強な値動きをみせた。くら寿司が1本値でストップ高を演じ買い物を残した。サンウェルズが急騰、ミガロホールディングスが値を飛ばし、山崎製パンも大幅高。TOTOも買われた。
東証スタンダード市場はトランプ米大統領が掲げる関税政策への懸念から売りが優勢となった。為替がドル安・円高に振れたことも日本株にとって逆風となった。
スタンダードTOP20は反落。出来高は4億1531万株。
値上がり銘柄数426、値下がり銘柄数963と、値下がりが優勢だった。
個別ではイトーヨーギョー、土木管理総合試験所、栗林商船がストップ高。ANAP、川崎地質は一時ストップ高と値を飛ばした。インターライフホールディングス、暁飯島工業、岩塚製菓、コモ、JTPなど32銘柄は昨年来高値を更新。日本鋳鉄管、フジタコーポレーション、アライドテレシスホールディングス、やまみ、宮入バルブ製作所が買われた。
一方、クシム、コメ兵ホールディングス、ナフコ、市進ホールディングス、日本パレットプールなど11銘柄が昨年来安値を更新。メディシノバ・インク、サン電子、ジー・スリーホールディングス、ウインテスト、内海造船が売られた。
東証グロース市場は円高やトランプ関税への不透明感が東京株式市場全体の重しとなる中、グロース市場では主力株の一角に買いが入り下値は限られた。
円高などで日経平均株価は大きく下落。東証グロース市場でも売りが優勢となったが、「為替の影響を受けにくい」ことなどから一部の主力株が物色され指数を支えた。
市場関係者からは「決算内容も悪くなく、外部環境の影響が少ない新興銘柄への物色は続く」との声が聞かれた。
東証グロース市場250指数は続落した。終値は前日比1.75ポイント(0.26%)安の683.37だった。グロースCoreも軟調。
グロース市場ではフリーやGENDA、タイミーが下落した。一方、ジーエヌアイやテラドローンが上昇した。
値上がり銘柄数166、値下がり銘柄数405と、値下がりが優勢だった。
20日に東証グロース市場に新規上場したフライヤーの終値は初値比246円(20.88%)安の932円だった。11時9分に公開価格(680円)を498円(73.23%)上回る1178円で初値をつけた。寄り付き直後に1185円まで買われた後は初値を下回る場面が目立った。
個別ではLiberaware、フェニックスバイオがストップ高。レジル、ジーエヌアイグループ、Terra Drone、ユカリア、ジェネレーションパスなど9銘柄は昨年来高値を更新。ブルーイノベーション、ファーストアカウンティング、グローム・ホールディングス、グラッドキューブ、シンカが買われた。
一方、ハッチ・ワーク、インフォメティス、ビートレンド、アイデミー、ステムセル研究所など7銘柄が昨年来安値を更新。デ・ウエスタン・セラピテクス研究所、note、ROXX、Will Smart、Rebaseが売られた。
20日午前の日経平均株価は続落し、午前終値は前日比584円90銭安の3万8579円71銭だった。
朝方からリスク回避の売りに晒される格好となり、日経平均はフシ目の3万9000円台を大きく割り込み、3万8000円台半ばまで一気に水準を切り下げる展開となった。日銀の追加利上げ観測などを背景に、国内10年債利回りが上昇傾向を強めていることに加え、足もと外国為替市場で1ドル=150円台半ばまで急速に円高方向に振れていることが警戒視された。
輸出関連株を中心に売りが優勢だった。日経平均の下げ幅は一時600円を超えた。
20日午前の東京外国為替市場で円相場は1ドル=150円台半ばまで上昇し、昨年12月上旬以来およそ2カ月ぶりの高値をつけた。円相場の上昇に歩調を合わせる格好で、海外投機筋などによる株価指数先物への売りが勢いを増し、日経平均は前引けにかけて一段安となった。トヨタなど輸出関連株が軒並み安となったほか、ファストリなど値がさ株の下げも目立った。
このところ人気化していた防衛関連や半導体関連も総じて軟調だった。
市場では「セクター別でみると不動産や建設など内需株の下げも目立ち、外需関連だけではなく全面的に売られている印象」との声が聞かれた。
為替は日米金利差の縮小傾向が今後強まるとの見方から円高ドル安が進行しているもよう。昨日の高田創日本銀行審議委員の発言を見る限り、日銀は追加利上げに対する方針を変えていないことから、明日の日本の1月消費者物価指数の結果次第では、日銀による追加利上げに対する思惑も強まりそうだ。後場の東京株式市場は、消費者物価指数への警戒感が意識されて、日経平均は一段安となる可能性もあり、引き続き為替の動向を睨んだ展開になるだろう。
東証株価指数(TOPIX)は続落した。前引けは39.50ポイント(1.43%)安の2727.75だった。JPXプライム150指数は続落し、17.38ポイント(1.44%)安の1193.74で前場を終えた。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆2277億円、売買高は9億1946万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1378。値上がりは223、横ばいは38だった。
業種別は、輸送用機器、保険、銀行、その他製品、建設などが下落した一方、鉱業、電気・ガス、石油・石炭、空運の4セクターのみ上昇した。
個別では、トランプ関税のほか円高ドル安進行が売り材料視されてトヨタ自動車、日野自動車、SUBARU、日産自動車など自動車株の一角が売り優勢となったほか、ディスコ、スクリーンHD、東京エレクトロンなど半導体株も弱い。また、フジクラ、清水建設、大林組、鹿島建設など建設株もさえない。IHI、川崎重工業なども安い。
このほか、栗田工業が急落、横浜ゴム、野村総合研究所、日本電気、レゾナック、ニトリHD 、M&A総研ホールディングスなどが下落した。
半面、証券会社のポジティブなレポートを材料にJR西日本が買われたほか、JR東海、JR東海もつれ高となった。また、円高推移を材料にニチレイも上昇。このほか、TOTO、資生堂、花王、オムロン、明治ホールディングス、ライフドリンク カンパニーなどが買われた。
ルネサスエレクトロニクスも上値を追った。ミガロホールディングスが値を飛ばしTOTOも値を上げた。
東証スタンダード市場はトランプ米大統領が掲げる関税政策の先行き不透明感は続き、株価の重しとなっている。為替の円高も売りを誘った。
スタンダードTOP20は反落。出来高は2億3523万株。
値上がり銘柄数446、値下がり銘柄数889と、値下がりが優勢だった。
個別では川崎地質がストップ高。イトーヨーギョーは一時ストップ高と値を飛ばした。インターライフホールディングス、暁飯島工業、JTP、ジーエルテクノホールディングス、木徳神糧など25銘柄は昨年来高値を更新。土木管理総合試験所、フジタコーポレーション、ANAP、日本鋳鉄管、GFAが買われた。
一方、ナフコ、市進ホールディングス、日本パレットプール、ダントーホールディングス、OBARA GROUPなど8銘柄が昨年来安値を更新。メディシノバ・インク、サン電子、東京自働機械製作所、セキド、内海造船が売られた。
東証グロース市場は外国為替市場での円高・ドル安の進行を背景に日経平均株価が大きく下落するなか、新興株市場でもリスク回避目的の売りが優勢だった。
東証グロース市場250指数は続落した。前引けは前日比1.09ポイント(0.16%)安の684.03だった。グロースCoreは続伸。
グロース市場ではフリーやGENDA、ボードルアが下落した。一方、トライアルやジーエヌアイ、テラドローンが上昇した。
値上がり銘柄数185、値下がり銘柄数381と、値下がりが優勢だった。
20日に東証グロース市場に新規上場したフライヤーは11時9分に公開価格(680円)を498円(73.23%)上回る1178円で初値をつけた。前引けは1047円だった。
個別では、Terra Drone、ユカリア、ジェネレーションパス、ライトワークス、ユミルリンクなど6銘柄が昨年来高値を更新。Liberaware、ブルーイノベーション、シンカ、グラッドキューブ、トライアルホールディングスが買われた。
一方、ハッチ・ワーク、インフォメティス、アイデミー、ステムセル研究所、フーディソンなど6銘柄が昨年来安値を更新。ROXX、デ・ウエスタン・セラピテクス研究所、BTM、ティムス、True Dataが売られた。
【寄り付き概況】
20日の日経平均株価は続落で始まった。始値は前日比221円70銭安の3万8942円91銭。
主力株を中心に売り優勢の地合いで日経平均は3万9000円大台攻防を意識する展開。前日はドイツやフランスなど主要国の株価が総じて利益確定売りに押されたが、米国株市場ではNYダウなど主要株価3指数がいずれも小幅ながらプラス圏で着地した。
ただ、東京株式市場では日銀の追加利上げが前倒しで行われることへの警戒感が拭えず、足もとで10年債利回りの急ピッチの上昇を懸念視するムードが強い。日経平均は取引時間中も長期金利や外国為替市場の動向を横目に神経質な動きが予想されるだろう。
東証株価指数(TOPIX)も続落している。
個別では、ファストリやソフトバンクグループ(SBG)、東エレクが下落している。一方、アドテストやルネサス、オムロンが上昇している。
「悠久の自然の法則」
「小幅続伸でS&P500は連日の過去最高値更新」
水曜のNY株式市場で主要3指数は揃って小幅続伸。
S&P500は終値ベースでの過去最高値を連日で更新。
電動トラックメーカーのニコラが39.1%急落。
連邦破産法第11条の下で資産売却を進めると発表した。
四半期決算が赤字となった化学品大手セラニーズは21.5%下落。
一方半導体メーカー、アナログ・デバイセズは四半期の利益と売上高が市場予想を上回り9.7%高。
FOMC議事要旨でバランスシートの縮小は「一時停止、または減速させることを検討するべき」との意見が出ていた。
FRBは2022年6月以降、満期を迎えた一部の債券について再投資を停止。
債券保有額はピーク時の9兆ドルから縮小している。
1月の新築住宅着工件数(季節調整済み)は年率換算で9.8%減の136.6万戸。
市場予想は139万戸。
年内の利下げ幅は計0.37%。
2回目の0.25%利下げが実施される確率が約50%であることを意味する。
10年国債利回り4.534%。
5年国債利回りは4.364%。
2年国債利回りは4.271%。
ドル円は152円台前半。
水曜のWTI原油先物3月限は0.30ドル(0.42%)高の1バレル=72.13ドル。
SKEW指数は167.97→183,32→175.76。
恐怖と欲望指数は48→48。
10月18日の75がピーク(2023年10月5日が20)。
水曜のNYダウは71ドル(0.16%)高の44627ドルと続伸。
高値44636ドル、安値44312ドル。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは132.71(前日134.17)。
NASDAQは14ポイント(0.07%)高の20056ポイントと5日続伸。
高値20099ポイント、安値19928ポイント。
サイコロは9勝3敗。
騰落レシオは110.10(前日109.47)。
S&P500は14ポイント(0.24%)高の6144ポイントと続伸。
高値6147ポイント、安値6111ポイント。
サイコロは8勝4敗。
騰落レシオは127.96(前日131.42)。
水曜のダウ輸送株指数は257ポイント(1.53%)安の16547ポイントと4日ぶりに反落。
SOX指数は61ポイント(1.18%)高の5309ポイントと5日続伸。
VIX指数は15.27(前日15.35)。
NYSEの売買高は10.77億株(前日11.32億株)。
3市場の合算売買高は163.6億株(前日163.6億株、過去20日平均155.7億株)。
水曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比185円安の38985円。
ドル建ては大証日中比165円高の39005円。
ドル円は151.47円。
10年国債利回り4.534%。
2年国債利回りは4.271%。
「上向きの25日線は39120円」
水曜の日経平均は寄り付き40円安。
終値は105円(▲0.27%)安の39164円と3日ぶりに反落。
高値39298円。
安値38944円。
3日ぶりに日足陰線。
13日の39102円→39112円のマドは埋めた。
日経平均は5日ぶりに一目均衡の雲の下。
上限は39352円。
下限は39055円。
2月SQ値39432円に対しては0勝4敗
TOPIXは8.26ポイント(▲0.30%)安の2767ポイントと3日ぶりに反落。
25日線(2743ポイント)を5日連続で上回った。
75日線(2729ポイント)を22日連続で上回った。
200日線(2717ポイント)を21日連続で上回った。
日足は3日ぶりに陰線。
TOPIXコア30指数は5日ぶりに反落。
プライム市場指数は4.29ポイント(▲0.30%)安の1424.36ポイントと反落。
東証グロース250指数は1.92ポイント(▲0.28%)安の685.12と3日ぶりに反落。
25日移動平均線からの乖離は△4.64%(前日△5.24%)。
プライム市場の売買代金は4兆5866億円(前日4兆3534億円)。
売買高は18.68億株(前日18.27億株)。
値上がり596銘柄(前日930銘柄)。
値下がり994銘柄(前日664銘柄)。
新高値49銘柄(前日48銘柄)。
新安値34銘柄(前日38銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは118.00(前日113.98)。
東証グロース市場の騰落レシオは110.00(前日106.65)。
NTレシオは14.15倍(前日14.15倍)。
サイコロは8勝4敗で66.66%。
TOPIXは7勝5敗で58.33%。
東証グロース市場指数は6勝6敗で50.00%。
上向きの25日線(39120円)から△0.11%(前日△0.45%)。
5日連続で上回った。
上向きの75日線は39067円。
5日連続で上回った。
上向きの200日線(38668円)から△1.28%(前日△1.57%)。
11日連続で上回った。
上向きの5日線は39244円。
6日ぶりに下回った。
13週線は39222円。
26週線は38795円。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲16.037%(前日▲15.397%)。
買い方▲5.304%(前日▲5.090%)。
東証グロース250指数ネットストク信用損益率で売り方▲8.188%(前日▲8.117%)。
買い方▲12.025%(前日▲11.412%)。
5日連続で売り方優勢。
ただ変動が激しくあまりあてにはできない印象。
空売り比率は38.9%(前日37.0%、3日連続で40%割れ)。
空売り規制なしの銘柄の比率は8.0%(前日8.5%)。
2月14日時点のQuick調査の信用評価損率は▲5.28%(前週▲5.77%)。
7月19日時点の▲5.54%、7月12日時点の▲4.62%がボトムだった。
2週ぶりに好転。
2月14日時点の裁定売り残は93億円減の1616億円。
4週ぶりに減少。
当限は93億円減、翌限以降は0。
裁定買い残は8414億円増の2兆757億円。
2週ぶりに増加。
当限は838億円増、翌限以降は3億円増。
日経VIは19.83(前日20.00)。
日経平均採用銘柄のPERは15.34倍(前日15.40倍)。
前期基準では16.40倍。
EPSは2553円(前日2550円)。
直近ピークは2月14日2564円、10月15日2514円、3月4日2387円。
直近ボトムは11月14日2425円。
225のPBRは1.41倍(前日1.41倍)。
BPSは27776円(前日27851円)。
日経平均の予想益回りは6.52%。
予想配当り利回りは2.05%。
指数ベースではPERは20.17倍(前日20.23倍)。
EPSは1941円(前日1941円)。
PBRは1.92倍(前日1.93倍)。
BPSは20398円(前日20347円)。
10年国債利回りは1.435%(前日1.430%)。
2009年11月以来15年3か月ぶりの高水準。
プライム市場の予想PERは15.08倍。
前期基準では16.21倍。
PBRは1.33倍。
プライム市場の予想益回りは6.63%。
配当利回り加重平均は2.41%。
東証プライムのEPSは179.80(前日179.50)。
2025年2月が180.62。
2024年12月161.79。
2024年2月が174.18。
2024年1月が175.24。
2023年10月が177.72。
2022年4月が118.12。
大商い株専有率(先導株比率)は30.8%(前日34.7%)。
12月19日が48.3%だった。
2月18日は28.8まで低下。
プライム市場の単純平均は8円高の2712円(前日は2717円)。
プライム市場の売買単価は2454円(前日2382円)。
プライム市場の時価総額958兆円(前日965兆円)。
ドル建て日経平均は258.22(前日258.44)と5日ぶりに反落。
水曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比185円安の39985円。
高値39340円、安値38755円。
火曜の大証夜間取引終値は日中比190円安の38980円。
気学では「変化を起こす注意日」。
金曜は「気味が悪くても突っ込み売り見送り。悪目買い狙え」。
ボリンジャーのプラス1σが39542円。
プラス2σが39967円。
マイナス1σが38696円。
マイナス2σが38273円。
週足のボリンジャーのプラス1σが39802円。
プラス2σが40382円。
マイナス1σが38642円。
マイナス2σが36062円。
半値戻しは36841円。
9月配当権利落ち前は38925円。
日経平均株価の9月月中平均は37162円。
TOPIXの9月月中平均は2627ポイント。
12月メジャーSQ値39434円。
1月SQ値は39343円。
2月SQ値39432円。
アノマリー的には「変化日」。
金曜が「2月最弱の日」。
《今日のポイント2月20日》
(1)水曜のNY株式市場で主要3指数は揃って小幅続伸。
10年国債利回り4.534%。
2年国債利回りは4.271%。
ドル円は152円台前半。
SKEW指数は167.97→183,32→175.76。
恐怖と欲望指数は48→48。
10月18日の75がピーク(2023年10月5日が20)。
(2)水曜のダウ輸送株指数は257ポイント(1.53%)安の16547ポイントと4日ぶりに反落。
SOX指数は61ポイント(1.18%)高の5309ポイントと5日続伸。
VIX指数は15.27(前日15.35)。
NYSEの売買高は10.77億株(前日11.32億株)。
3市場の合算売買高は163.6億株(前日163.6億株、過去20日平均155.7億株)。
水曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比185円安の38985円。
(3)プライム市場の売買代金は4兆5866億円(前日4兆3534億円)。
売買高は18.68億株(前日18.27億株)。
値上がり596銘柄(前日930銘柄)。
値下がり994銘柄(前日664銘柄)。
新高値49銘柄(前日48銘柄)。
新安値34銘柄(前日38銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは118.00(前日113.98)。
東証グロース市場の騰落レシオは110.00(前日106.65)。
NTレシオは14.15倍(前日14.15倍)。
サイコロは8勝4敗で66.66%。
(4)上向きの25日線(39120円)から△0.11%(前日△0.45%)。
5日連続で上回った。
上向きの75日線は39067円。
5日連続で上回った。
上向きの200日線(38668円)から△1.28%(前日△1.57%)。
11日連続で上回った。
上向きの5日線は39244円。
6日ぶりに下回った。
13週線は39222円。
26週線は38795円。
(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲16.037%(前日▲15.397%)。
買い方▲5.304%(前日▲5.090%)。
東証グロース250指数ネットストク信用損益率で売り方▲8.188%(前日▲8.117%)。
買い方▲12.025%(前日▲11.412%)。
5日連続で売り方優勢。
ただ変動が激しくあまりあてにはできない印象。
(6)空売り比率は38.9%(前日37.0%、3日連続で40%割れ)。
空売り規制なしの銘柄の比率は8.0%(前日8.5%)。
2月14日時点のQuick調査の信用評価損率は▲5.28%(前週▲5.77%)。
7月19日時点の▲5.54%、7月12日時点の▲4.62%がボトムだった。
2週ぶりに好転。
2月14日時点の裁定売り残は93億円減の1616億円。
4週ぶりに減少。
当限は93億円減、翌限以降は0。
裁定買い残は8414億円増の2兆757億円。
2週ぶりに増加。
当限は838億円増、翌限以降は3億円増。
日経VIは19.83(前日20.00)。
(7)日経平均採用銘柄のPERは15.34倍(前日15.40倍)。
前期基準では16.40倍。
EPSは2553円(前日2550円)。
直近ピークは2月14日2564円、10月15日2514円、3月4日2387円。
直近ボトムは11月14日2425円。
225のPBRは1.41倍(前日1.41倍)。
BPSは27776円(前日27851円)。
日経平均の予想益回りは6.52%。
予想配当り利回りは2.05%。
指数ベースではPERは20.17倍(前日20.23倍)。
EPSは1941円(前日1941円)。
PBRは1.92倍(前日1.93倍)。
BPSは20398円(前日20347円)。
10年国債利回りは1.435%(前日1.430%)。
(8)プライム市場の単純平均は8円高の2712円(前日は2717円)。
プライム市場の時価総額958兆円(前日965兆円)。
ドル建て日経平均は258.22(前日258.44)と5日ぶりに反落。
(9)ボリンジャーのプラス1σが39542円。
プラス2σが39967円。
マイナス1σが38696円。
マイナス2σが38273円。
週足のボリンジャーのプラス1σが39802円。
プラス2σが40382円。
マイナス1σが38642円。
マイナス2σが36062円。
半値戻しは36841円。
9月配当権利落ち前は38925円。
日経平均株価の9月月中平均は37162円。
TOPIXの9月月中平均は2627ポイント。
12月メジャーSQ値39434円。
1月SQ値は39343円。
2月SQ値39432円。
アノマリー的には「変化日」。
金曜が「2月最弱の日」。
今年の曜日別勝敗(2月19日まで)
↓
月曜3勝3敗
火曜4勝3敗
水曜4勝2敗
木曜5勝1敗
金曜1勝5敗
2月14日時点のQuick調査の信用評価損率は▲5.28%(前週▲5.77%)。
7月19日時点の▲5.54%、7月12日時点の▲4.62%がボトムだった。
2週ぶりに好転。
2月14日時点の信用売り残は98億円増の7898億円。
2週連続で増加。
同信用買い残は1856億円増の4兆4606億円。
3週連続で増加。
昨年8月2日時点(4兆8720億円)以来の高水準。
6月21日時点は4兆9117億円。
6週連続で4兆円台。
信用倍率は5.65倍(前週6.20倍)。
8月9日が7.48倍、8月2日が8.72倍。
2月14日時点の裁定売り残は93億円減の1616億円。
4週ぶりに減少。
当限は93億円減、翌限以降は0。
裁定買い残は8414億円増の2兆757億円。
2週ぶりに増加。
当限は838億円増、翌限以降は3億円増。
昨年秋以来の380-400のレンジ相場。
「小回り三月 大回り三年」ではなかなか我慢はできないかもしれない。
しかし「天井三日 底百日」。
相場のサイクルはそんな時間軸。
悠久の自然の法則に逆らっても勝てはしない。
「夏までは相場にならず日本株」(読み人知らず)。
「夏からはまた我慢の時間日本株」(読み人知らず)。
そんな鷹揚な気持ちでいれば問題はない。
相場は土の中の芽として少しづつではあるが成長していると思えればいい。
上げ続ける相場も差が続ける相場もない。
ましてや「1か所にとどまり続ける」相場もない。
これが歴史的相場の摂理だ。
ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。
よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。
世の中にある人とすみかと、またかくのごとし(方丈記)。
◇━━━ カタリスト━━━◇
トーヨーカネツ(6369)・・・動兆
空港・配送センターなど物流システムが主力、EC向けが拡大。
石油、LNGタンク工事も。
冷却保存技術は将来的に量子コンピュタに活用できるとみる。
(兜町カタリスト櫻井)
02月20日 株価材料NEWS
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【株価材料NEWS】
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・・・続き
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[株価材料]
■車は対米輸出の3割、影響も 一連の関税、日本車6社3.2兆円
■武藤経産相、関税回避へ3月訪米で調整 トランプ政権閣僚と会談
■日の丸ドローン、同志国に インド太平洋で監視想定
■小林製薬<4967>
再調査など否決 臨時総会 紅麹問題でオアシス提案
■ANA<9202>
欧州3路線相次ぎ就航 訪日客と高額貨物を両取り
■ホンダ<7267>
燃料電池の出力2倍に
■三菱ガス化学<4182>
水素供給で欧米2社と提携 メタノールから製造
■伊藤忠<8001>
米システム会社に出資 3割以上か 生成AIなど知見照準
■トヨタ<7203>
新型水素トラック 来年末 年5000台供給めざす
■くら寿司<2695>
株主優待復活 再開求める声多く 2カ月で方針転換
■東京電力HD<9501>
新再建計画、25年度に持ち越し 収支計画固まらず
■アップル、廉価モデル「iPhone 16e」発売 9万9800円から
■1月の訪日客数が単月最高 春節追い風、中国客倍増
■マイクロソフト、初の量子チップ「マヨラナ1」発表 エラー減少重視
02月20日 相場展望(寄り付き前)
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【オープニングコメント】
軟調展開か |
・・・続き
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20日の東京株式市場は、軟調な展開か。
日経平均株価の予想レンジは、3万8700円-3万9200円を想定。(19日終値3万9164円61銭)
米国株は上昇。ダウ平均は71ドル高の44627ドルで取引を終えた。
現地19日の米国株式は上昇したものの、引き続き、トランプ米大統領の自動車に対する25%程度の関税を課す方針で、自動車関連株を中心に業績への影響が警戒され相場の重しとなりそうだ。
為替相場は、ドル・円が1ドル=151円台の半ば(19日は151円65-67銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=157円台の後半(同158円50-54銭)と円高に振れている。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、19日の大阪取引所清算値比185円安の3万8985円だった。
【好材料銘柄】
■くら寿司 <2695>
株主優待制度を再導入。毎年4月末時点で100株以上を保有する株主を対象に、保有株数に応じて2500~2万円分の食事券を贈呈する。
■日本リート投資法人 <3296>
今期経常は22%増で9期ぶり最高益更新へ。
■フジタコーポレーション <3370>
株主優待制度を変更。保有株数の区分を3区分→5区分に変更し、優待内容を「WEBクーポン」→「自社製品またはWEBクーポン」に見直す。
■パピレス <3641>
自社株取得枠を現行の60万株(金額で7億円)から180万株(金額で18億0520万円)に拡大する。また、発行済み株式数(自社株を除く)の12.26%にあたる120万株(金額で11億0520万円)を上限に、2月20日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。
■フィスコ <3807>
今期最終は黒字浮上へ。
■レイ <4317>
今期配当を5円増額修正。
■坪田ラボ <4890>
うつ病に対するTLG-005Dの研究成果が国際学術誌に掲載。
■ALiNKインターネット <7077>
株主優待制度に長期保有優遇を新設。2月末時点で100株以上を1年以上継続保有する株主には、現行制度に加え、オリジナルQUOカード(保有株数に応じて1000~3000円分)を贈呈する。
■日本プロセス <9651>
アドソル日進 <3837> との資本業務提携を解消する。アドソル日進の保有株売却に伴い、25年5月期に売却益8.4億円を特別利益に計上する。売却益から法人税等控除後の66%相当額を複数期に分割して特別配当として実施する予定。
【主な経済指標・スケジュール】
20(木)
【国内】
予定はありません
【海外】
米2月フィラデルフィア連銀製造業景気指数(22:30)
《欧決算発表》
エアバス、メルセデス・ベンツグループ
《米決算発表》
ウォルマート、センターポイント・エナジー、サザン、クアンタ・サービシーズ、ハズブロ、プール
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
02月19日 NY株/欧州株概況
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【市況】続伸71ドル高、FOMC議事要旨好感 |
・・・続き
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19日のNYダウ工業株30種平均は続伸し、前日比71ドル25セント(0.15%)高の4万4627ドル59セントで終えた。
ディフェンシブ株の一角に買いが入り、指数を支えた。ただ、トランプ米政権の関税政策への警戒が根強く、ダウ平均は下げる場面があった。
米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では、一部の参加者が連邦準備制度理事会(FRB)による量的引き締めの減速や一時停止の検討を呼び掛けたことが分かった。これを受けて米長期金利が低下。
保有する米国債などの資産を圧縮する量的引き締め(QT)の一時停止または減速を検討することが適切とする意見もあった。QTの方針変更の可能性が緩和的と受け止められ、株買いを促した。
医療や生活必需品の関連株を中心に買われ、主要株価指数はいずれも取引終盤にプラス圏に浮上した。
ダウ平均の構成銘柄では、メルクやユナイテッドヘルス・グループ、トラベラーズが上昇した。
ダウ平均は一時240ドルあまり下げた。トランプ米大統領は18日、4月にも公表する輸入自動車への追加関税について「25%くらいになるだろう」と述べた。半導体や医薬品にも追加関税を課す考えを表明した。関税強化が貿易戦争や米国のインフレ再燃につながるとの懸念がくすぶっている。ただ、即時の関税発動は見送られており、株売りの勢いは次第に弱まった。
そのほかのダウ平均の構成銘柄では、ベライゾン・コミュニケーションズやジョンソン・エンド・ジョンソンが買われた。量子コンピューター向けチップを開発したと発表したマイクロソフトも上げた。半面、セールスフォースやホーム・デポが売られた。
ナスダック総合株価指数は小幅に5日続伸した。前日比14.992ポイント(0.07%)高の2万0056.253で終えた。テスラやアルファベットが上昇した。
S&P500種株価指数は続伸した。前日比14.57ポイント(0.23%)高の6144.15で終え、連日で最高値を更新した。
【シカゴ日本株先物概況】
19日のシカゴ日経平均先物は下落した。3月物は前日比315円安の3万8985円で終えた。
この日は米S&P500種株価指数が最高値を更新したものの、日経平均株価が下落していた流れを引き継ぎ、シカゴ市場の日経平均先物には売りが優勢となった。
シカゴ日経225先物 (円建て)
38985 ( -185 )
シカゴ日経225先物 (ドル建て)
39005 ( -165 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
19日の英FTSE100種総合株価指数は続落し、前日比54.20ポイント(0.61%)安の8712.53で終えた。19日発表された1月の英消費者物価指数(CPI)で前年同月比の上昇率が市場予想を上回り、英イングランド銀行(中央銀行)が利下げ判断に慎重になるとの見方が強まった。決算など個別の材料を踏まえた売りが出たほか、米関税政策を巡る不透明感も重荷だった。
FTSEの構成銘柄では、2024年12月期決算が赤字に転落した資源大手グレンコアが7.28%安と急落。格安航空大手イージージェットが3.92%安、小売り大手JDスポーツ・ファッションが3.41%安で続いた。一方、日用品・食品大手ユニリーバは1.41%高、エネルギー大手SSEと投資持ち株会社パーシングスクエア・ホールディングスは共に1.16%高と買われた。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
19日のドイツ株価指数(DAX)は3営業日ぶりに反落し、前日比410.87ポイント(1.79%)安の2万2433.63で終えた。米政権による関税政策が欧州経済に悪影響を及ぼす可能性が改めて意識された。
個別では、一部金融機関が投資判断を引き下げたと伝わったセメント大手ハイデルベルク・マテリアルズが5.51%安、化学大手BASFが4.45%安、エネルギー大手シーメンス・エナジーが4.40%安と下げを主導。半面、エネルギー大手イーオンは0.61%高、防衛大手ラインメタルは0.50%高、半導体大手インフィニオン・テクノロジーズは0.49%高となった。
■フランス・パリ株価指数
フランスの株価指数CAC40は8営業日ぶりに反落し、前日比1.17%安で終えた。
仏エルメス・インターナショナルなどの消費関連が下げた。他方、スイスの半導体大手STマイクロエレクトロニクスが上昇。電子機器のタレス、航空機エンジン大手サフランといった防衛関連の一部銘柄が上げた。