【日経平均】
39461円47銭(△497円77銭=1.28%)
--------------------------------------------
【TOPIX】
2765.59(△32.26=1.18%)
--------------------------------------------
【グロース250】
687.45(▲5.21=0.75%)
--------------------------------------------
【プライム売買高】20億3238万株(▲4億3466万株)
--------------------------------------------
【売買代金】4兆9684億円(▲4417億円)
--------------------------------------------
【値上がり銘柄数】1260(前日:851)
【値下がり銘柄数】337(前日:743)
--------------------------------------------
【新高値銘柄数】57(前日:52)
【新安値銘柄数】7(前日:34)
--------------------------------------------
【25日騰落レシオ】104.70(前日:100.21)
--------------------------------------------
■本日のポイント
1.日経平均は大幅高で3日続伸、一時600円高
2.NYダウ下落も為替の円安進行が追い風材料
3.オプションSQ目前、先物主導の買い仕掛け
4.ロシア・ウクライナ戦争終結への期待感も
5.値上がり銘柄数が77%占め、S高銘柄相次ぐ
きょうは出来すぎの感があり、目先は反動にも注意を払う必要がある。12日の米国株は長期金利の上昇に耐性を示したが、本日13日には1月生産者物価指数(PPI)、14日には1月小売売上高が発表される。これらがすべて強かった場合、米長期金利の上昇に勢いがつきすぎて、米国株が大きく崩れるリスクがあるだろう。
さて、東京株式市場は日経平均が大きく上昇して直近の安値圏(3万8000円台半ば)からの離脱を鮮明にしてきた。25日移動平均線(3万9140円)も超えて全ての移動平均線をクリア。再びボックス上限の4万円を目指す動きとなっている。トランプ次第で風向きはいくらでも変わってしまうが、金利上昇や円高などへの耐性が十分に示され、春に向けて上値余地のありそうな雰囲気にある。
■上値・下値テクニカル・ポイント(13日現在)
40590.78 ボリンジャー:+3σ(25日)
40453.01 ボリンジャー:+2σ(13週)
40107.20 ボリンジャー:+2σ(25日)
39815.96 ボリンジャー:+1σ(13週)
39714.29 ボリンジャー:+1σ(26週)
39623.62 ボリンジャー:+1σ(25日)
39461.47 ★日経平均株価13日終値
39325.00 均衡表雲上限(日足)
39226.96 均衡表転換線(週足)
39178.92 13週移動平均線
39172.24 均衡表基準線(日足)
39140.03 25日移動平均線
39055.21 均衡表雲下限(日足)
39041.82 均衡表転換線(日足)
39014.27 75日移動平均線
38985.23 6日移動平均線
38776.87 26週移動平均線
節目の39000円を上放れて寄り付き、ローソク足はマド空けを伴う陽線を描いて買い気の強まりを窺わせた。終値が25日移動平均線の上方に復帰するとともに、一目均衡表は株価の雲上限越えで三役逆転の弱気形状を返上し、地合い改善を示唆した。ただ、25日線は日経平均、TOPIXともに下降を続けていることから、明日以降も一定の売り圧力が残ることとなろう。ボリンジャーバンドでは、-2σから+2σの各線が中心線との距離を縮める5本線収束の過程にあり、膠着感が強まる方向にあるようだ。
【大引け概況】
13日の日経平均株価は3日続伸し、終値は前日比497円77銭高の3万9461円47銭だった。
本日のマーケット動画
時間:00:01:24 容量:17.56M ▼音声 VOICEVOX Nemo
過去のマーケット動画はこちら

きょうの東京株式市場は終始買い気の強い地合いとなり、幅広い銘柄に投資資金が流れ込んだ。前日の欧州株市場では独DAXが最高値に買われたのをはじめ総じて堅調だったが、米国株市場では1月の消費者物価指数(CPI)発表を受け、米長期金利が上昇しNYダウが下落した。東京株式市場は気迷いムードが漂うなかも、為替市場の円安進行が追い風となってリスクオンに傾いた。オプションSQ算出をあすに控え先物主導の仕掛け的な買いが入り、日経平均の上げ幅は一時600円を超えた。
また、トランプ米大統領が間に入り、ロシアとウクライナの戦争終結に向けた交渉が進展するとの見方が広がったこともセンチメント改善に寄与した。
外国為替市場の円相場は1ドル=154円近辺と、前日夕の153円台後半から円安・ドル高水準で推移した。トランプ米政権が自動車や製薬業界などの相互関税の免除を検討しているとも伝わり、前日に米関税政策への警戒で売られていたトヨタやSUBARUなど自動車株、第一三共や中外薬など医薬品株に買いが入った。
14日の株価指数オプション2月物の特別清算指数(SQ)算出に向けた、短期筋の仕掛け的な買いが日経平均の上昇をけん引したとの見方が多い。節目の3万9000円を明確に上回ってきたことで、株価指数先物やコール(買い)・オプションの売り方が損失回避の買い戻しを入れたとの観測があった。特段の好材料は少ないなか、先物主導の相場上昇となり、ファストリやアドテストなど値がさ株の一角が日経平均を大きく押し上げた。
トランプ米大統領は12日、ロシアのプーチン大統領とウクライナ戦争の終結に向け交渉することで合意した。市場関係者は「地政学リスクの後退期待が高まっているのは投資家心理にポジティブで、買い安心感につながっている」ともみていた。
日経平均はこのところ25日線水準が上値抵抗帯となって抜けられない日々が続いていたが、同線を突破したことで地合い好転につながり、心理的な節目の4万円や1月24日高値(40279円)、昨年12月27日高値(40398円)が視野に入ってくるだろう。ただ、トランプ関税による世界的なインフレ懸念など先行き不透明要因は根強く、ウクライナ情勢についても楽観視は禁物であろう。それぞれ進捗を見極めながらのスタンスになりそうだ。
東証株価指数(TOPIX)は続伸した。終値は32.26ポイント(1.18%)高の2765.59だった。JPXプライム150指数は4営業日ぶりに反発し、13.80ポイント(1.15%)高の1214.91で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で4兆9684億円、売買高は20億3238万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1260。値下がりは337、横ばいは43だった。
業種別株価指数(33業種)は繊維製品、医薬品、証券・商品先物取引業、建設業などが上昇。下落は、非鉄金属、サービス業など。
個別では、昨日の取引時間中に決算で急落した東レが大幅反発となったほか、鹿島、大成建設、清水建設などゼネコン株の上昇が目立った。アドバンテストや、ディスコ、レーザーテックなどが堅調だったほか、IHI、川崎重工業なども上昇した。三菱UFJフィナンシャル・グループがしっかり、ファーストリテイリングは大きく水準を切り上げた。任天堂も頑強な値動きに終始した。三井海洋開発、gumi、トレンドマイクロ、エイチワン、GMOインターネット、楽天銀行などがストップ高に買われ、日本板硝子も大幅高。エムスリー、第一三共、東海カーボン、ヤマハ発動機、野村HD、塩野義製薬などが買われた。
半面、売買代金トップとなったフジクラが売りに押され、同2位の古河電気工業は大きく売り込まれた。決算内容が嫌気されたニトリHD、ソフトバンクグループ、リクルートホールディングス、日揮ホールディングスが大幅安となったほか、Sun Asterisk、I-neが急落、日揮ホールディングス、タカラトミーも大幅安。武蔵精密工業も大きく水準を切り下げた。
また、日本製鋼所、三菱重工など防衛関連も弱い。このほか、三井金属、住友鉱山、日産自、出光興産などが下落した。
東証スタンダード市場は、トランプ米大統領が掲げる相互関税について、自動車など一部品目を対象から除外することが検討されていると伝わったことが、投資家心理改善につながった。
スタンダードTOP20は続伸。出来高は3億8687万株。値上がり銘柄数866、値下がり銘柄数537と、値上がりが優勢だった。
個別ではクシム、ピーバンドットコム、児玉化学工業、西川ゴム工業、日本山村硝子など9銘柄がストップ高。ツカダ・グローバルホールディングは一時ストップ高と値を飛ばした。ホクリヨウ、ファーストコーポレーション、明豊ファシリティワークス、イチケン、テクノ菱和など40銘柄は昨年来高値を更新。フィンテック グローバル、メルコホールディングス、かわでん、大井電気、新東は値上がり率上位に買われた。
一方、AIフュージョンキャピタルグループ、大阪油化工業、FDK、ビート・ホールディングス・リミテッドがストップ安。滝沢ハムは昨年来安値を更新。乾汽船、高橋カーテンウォール工業、日本鋳鉄管、湖北工業、ジャパンエンジンコーポレーションは値下がり率上位に売られた。
東証グロース市場は日米長期金利の上昇を背景に、成長(グロース)企業の多い新興市場では利益確定や戻り待ちの売りが出やすかった。グロースCoreは反落。東証グロース市場250指数は7営業日ぶりに反落した。終値は前日比5.21ポイント(0.75%)安の687.45だった。
主力銘柄の一角が急落して指数の重しになった。ただ、東京株式市場全体の好地合いを背景に買いも入り、指数の下値を支えた。
グロース市場では12日に決算発表したカバーが急落。noteやテラドローンが売られた。一方、タイミーやフリーは上昇した。
値上がり銘柄数328、値下がり銘柄数251と、値上がりが優勢だった。
個別ではリスキル、GMOリサーチ&AIがストップ高。Liberaware、GMO TECH、ペットゴーは一時ストップ高と値を飛ばした。Terra Drone、令和アカウンティング・ホールディングス、ランディックス、フォーライフ、アイリッジなど15銘柄は昨年来高値を更新。サイフューズ、ソフトフロントホールディングス、トヨクモ、Birdman、ステラファーマはが買われた。
一方、エクサウィザーズ、note、カバーがストップ安。ハッチ・ワーク、Synspectiveは一時ストップ安と急落した。フルッタフルッタ、Solvvy、グロービング、ROBOT PAYMENT、ドリーム・アーツが売られた。
13日午前の日経平均株価は続伸し、前引けは前日比511円10銭高の3万9474円80銭だった。
きょう前場は日経平均が朝方高く始まった後、ほどなくして買い気が急速に強まり上げ幅を広げる展開となった。日経平均株価は先物主導で500円あまりの上昇をみせ、3万9000円台半ばまで一気に水準を切り上げた。為替市場では一時154円台後半まで円安が進行したことで、ハイテク株を中心に株価上昇を後押しした。また、ロシアとウクライナの戦争についてトランプ米大統領が間に入り停戦交渉に向けた動きが報じられていることから、ショート筋の買い戻しや初動で出遅れた向きの押し目買いが活発化し、全体相場に反映された。売買代金も前日に続き高水準に膨らんだ。
12日発表の1月の米消費者物価指数(CPI)の伸びが市場予想を上回り、米長期金利の上昇(債券価格は下落)を受けた円売り・ドル買いが優勢になった。トランプ米政権が自動車や製薬業界などについて相互関税の免除を検討しているとも伝わり、前日に米関税政策への警戒で下げていたトヨタやホンダなど自動車株、第一三共や中外薬など医薬品株に買いが向かった。
午前の上昇は先物への短期目線の買いが主導したとの見方も多く、日経平均を押し上げたのはファストリやアドテストなど値がさ株の一角だった。国内金利が上昇傾向を強めるなか、保険や銀行といった金融株の上昇も目立った。米投資ファンドのベイン・キャピタルなどが買収に動いていると伝わったトレンドは急伸し、昨年来高値を更新した。
東証株価指数(TOPIX)は続伸した。前引けは29.01ポイント(1.06%)高の2762.34だった。JPXプライム150指数は反発し、12.88ポイント(1.07%)高の1213.99で前場を終えた。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆4754億円、売買高は9億8914万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1259。値下がりは325、横ばいは54だった。
業種別株価指数(33業種)は繊維製品、医薬品、ゴム製品、精密機器などの上昇率が大きかった。下落は非鉄金属、サービス業など。
個別では、昨日の取引時間中に決算で急落した東レが大幅反発となったほか、鹿島、大成建設、清水建設などゼネコン株の上昇が目立った。アドバンテストが買われたほか、レーザーテックも堅調。IHI、川崎重工業なども上値を追った。ファーストリテイリングも値を上げ、楽天銀行が大幅高、日本板硝子も値を飛ばした。gumi、トレンドマイクロはストップ高に買われる人気。このほか、エムスリー、第一三共、東海カーボン、ヤマハ発動機、塩野義製薬などが買われた。
半面、売買代金の1位と2位を占めたフジクラ、古河電気工業は大きく下値を探る展開に。決算内容が嫌気されたニトリHD、ソフトバンクグループ、リクルートHD、日揮ホールディングスが大幅安となったほか、I-neが急落、タカラトミーも大きく水準を切り下げている。また、日本製鋼所、三菱重など防衛関連も弱い。このほか、三井金、住友鉱、日産自、出光興産などが下落した。
東証スタンダード市場は中東情勢の改善期待や、「トランプ関税」での一部品目の除外観測が投資家心理を和らげた。為替が円安・ドル高方向に振れたことも株価に追い風となった。スタンダードTOP20は続伸。出来高は2億1070万株。
値上がり銘柄数812、値下がり銘柄数512と、値上がりが優勢だった。
個別ではクシムがストップ高。ホクリヨウ、ファーストコーポレーション、明豊ファシリティワークス、構造計画研究所ホールディングス、コモなど26銘柄は昨年来高値を更新。フィンテック グローバル、児玉化学工業、ピーバンドットコム、ツカダ・グローバルホールディング、ユニバーサル園芸社は値上がり率上位に買われた。
一方、AIフュージョンキャピタルグループ、ビート・ホールディングス・リミテッドがストップ安。大阪油化工業、高橋カーテンウォール工業、ジャパンエンジンコーポレーション、日本鋳鉄管、ヴィスは値下がり率上位に売られた。
東証グロース市場は12日の米長期金利が上昇し、高PER(株価収益率)銘柄の多い新興市場では相対的な割高感を意識した売りが出やすかった。
東証グロース市場250指数は反落した。前引けは前日比5.83ポイント(0.84%)安の686.83だった。グロースCoreも反落。
グロース市場ではカバーやライフネットが下落した。一方、タイミーやフリーは上昇した。
値上がり銘柄数325、値下がり銘柄数239と、値上がりが優勢だった。
個別ではリスキル、GMO TECH、ペットゴーがストップ高。Liberawareは一時ストップ高と値を飛ばした。Terra Drone、令和アカウンティング・ホールディングス、ランディックス、アイリッジ、ジーネクストなど13銘柄は昨年来高値を更新。サイフューズ、アウトルックコンサルティング、GMOリサーチ&AI、ソフトフロントホールディングス、ファンデリーは値上がり率上位に買われた。
一方、ハッチ・ワーク、カバーがストップ安。note、Synspective、アイキューブドシステムズ、ROBOT PAYMENT、サイバー・バズは値下がり率上位に売られた。
【寄り付き概況】
13日の日経平均株価は続伸して始まった。始値は前日比261円80銭高の3万9225円50銭。
3万9000円近辺は強弱観が対立するなか、外国為替市場で急速に円安が進んでいることが材料視されリスク選好の地合いとなっている。
欧州株市場ではドイツの主要株価指数であるDAXの最高値更新基調が続いているほか、英FTSE100も連日最高値更新と強い動き。米国株市場ではNYダウが3日ぶりに反落したが、ナスダック総合株価指数はわずかながらプラス圏を維持した。1月の米消費者物価指数(CPI)は事前予想から上振れたとはいえ、波乱展開とはならなかったことから東京株式市場でも不安心理が後退している。そうしたなか、米長期金利上昇を背景とするドル買い・円売りの動きは日本株に追い風となっている。
東証株価指数(TOPIX)は続伸している。
個別では、ファストリやアドテスト、信越化が上昇している。一方、前日に決算を発表したリクルートやニトリHD、ソフトバンクグループ(SBG)が下落している。
「NISAの日」
「CPI通過」
水曜のNY株式市場で主要3指数はマチマチの展開。
S&P500とNYダウが反落。
エヌビディアとアマゾンが1%超下落。
配車大手リフトは8%安。
ヘルスケア大手CVSヘルスが15%急伸。
ギリアド・サイエンシズも7.5%上昇。
インターネット証券のロビンフッド・マーケッツは時間外取引で5%上昇。
1月の消費者物価指数(CPI)は前年比3.0%上昇。
前月比では0.5%上昇し、2023年8月以来、約1年半ぶりの大幅な伸び。
ともに市場予想を上回った。
金利先物が織り込む年内の0.25%利下げ確率は約70%。
前日の約80%から低下した。
FRBのパウエル議長は下院金融サービス委員会で証言。
「利下げを急ぐ必要はない」と改めて表明した。
10年国債利回りは4.626%。
5年債利回りは4.469%
2年国債利回りは4.356%。
ドル円は154円台前半。
WTI原油先物3月限は1.95ドル(2.66%)安の 1バレル=71.37ドル。
ビットコインは0.80%高の9万7162.44ドル。
SKEW指数は166.95→168.61→166.10。
恐怖と欲望指数は46→44
10月18日の75がピーク(2023年10月5日が20)。
水曜のNYダウは225ドル(0.50%)安の44368ドルと3日ぶりに反落。
高値44467ドル、安値44104ドル。
サイコロは6勝6敗。
騰落レシオは120.35(前日120.35)。
NASDAQは6ポイント(0.03%)高の19649ポイントと反発。
高値19682ポイント、安値19415ポイント。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは96.23(前日96.23)。
S&P500は16ポイント(0.27%)安の6051ポイントと3日ぶりに反落。
高値6063ポイント、安値6003ポイント。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは117.43(前日117.93)。
水曜のダウ輸送株指数は59ポイント(0.36%)安の16317ポイントと3日ぶりに反落。
SOX指数は10ポイント(0.21%)高の5090ポイントと反発。
VIX指数は15.89(前日16.02)。
NYSEの売買高は11.00億株(前日9.89億株)。
3市場の合算売買高は148億株(前日154億株、過去20日平均149億株)。
水曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比165円高の39165円。
ドル建ては大証日中比200円高の39200円。
ドル円は154.41円。
10年国債利回り4.626%。
2年国債利回りは4.356%。
「日経平均採用銘柄のEPSは2563円」
水曜の日経平均は寄り付き248円高。
終値は162円(△0.42%)高の38963円と続伸。
高値39102円。
安値38794円。
2日ぶりに日足陰線。
3日は39458円→38948円に大きなマド。
日経平均は3日連続で一目均衡の雲の下。
上限は39324円。
下限は39055円。
TOPIXは0.32ポイント(△0.01%)高の2733ポイントと3日ぶりに反発。
25日線(2737ポイント)を3日連続で下回った。
75日線(2720ポイント)を17日連続で上回った。
200日線(2715ポイント)を16日連続で上回った。
日足は2日ぶりに陰線。
TOPIXコア30指数は4日続落。
プライム市場指数は0.19ポイント(△0.01%)高の1406.91ポイント3日ぶりに反発。
東証グロース250指数は9.43ポイント(△1.38%)高の692.66と続伸。
25日移動平均線からの乖離は△7.15%(前日△6.07%)。
プライム市場の売買代金は5兆4102億円(前日4兆2300億円)。
売買高は24.67億株(前日19.94億株)。
値上がり851銘柄(前日812銘柄)。
値下がり743銘柄(前日778銘柄)。
新高値52銘柄(前日38銘柄)。
新安値34銘柄(前日27銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは100.21(前日95.31)。
東証グロース市場の騰落レシオは105.24(前日103.22)。
NTレシオは14.26倍(前日14.20倍)。
サイコロは8勝4敗で66.66%。
TOPIXは8勝4敗で66.66%。
東証グロース市場指数は8勝4敗で66.66%。
下向きの25日線(39164円)から▲0.51%(前日▲0.96%)。
7日連続で下回った。
下向きの75日線は39000円。
3日連続で下回った。
上向きの200日線(38630円)から△0.86%(前日△0.46%)。
6日連続で上回った。
上向きの5日線は38889円。
3日ぶりに上回った。
13週線は39140円。
26週線は38757円。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲18.175%(前日▲18.138%)。
買い方▲4.993%(前日▲5.222%)。
東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲14.393%(前日▲13.975%)。
買い方▲11.249%(前日▲12.119%)。
売り方買い方が逆転し買い方優勢継続。
空売り比率は37.7%(前日38.7%、4日連続で40%割れ)。
空売り規制なしの銘柄の比率は6.7%(前8.2%)。
2月7日時点の信用売り残は98億円増の7146億円。
2週ぶりに増加。
同信用買い残は1856億円増の4兆4310億円。
2週連続で増加。
6月21日時点は4兆9117億円。
5週連続で4兆円台。
信用倍率は6.20倍(前週6.02倍)。
8月9日が7.48倍、8月2日が8.72倍。
日経VIは21.01(前日21.75)。
日経平均採用銘柄のPERは15.20倍(前日15.21倍)。
前期基準では16.29倍。
EPSは2563円(前日2551円)。
直近ピークは2月8日2530円、10月15日2514円、3月4日2387円。
直近ボトムは11月14日2425円。
225のPBRは1.40倍(前日1.40倍)。
BPSは27831円(前日27715円)。
日経平均の予想益回りは6.58%。
予想配当り利回りは2.05%。
指数ベースではPERは20.07倍(前日20.02倍)。
EPSは1941円(前日1938円)。
PBRは1.94倍(前日1.94倍)。
BPSは20084円(前日20000円)。
10年国債利回りは1.340%(前日1.315%)。
14年ぶりの高水準。
プライム市場の予想PERは15.02倍。
前期基準では16.20倍。
PBRは1.33倍。
プライム市場の予想益回りは6.65%。
配当利回り加重平均は2.41%。
東証プライムのEPSは180.62(前日179.75)。
12月161.79。
2024年2月が174.18。
2024年1月が175.24。
2023年10月が177.72。
2022年4月が118.12。
大商い株専有率(先導株比率)は37.0%(前日37.5%)。
12月19日が48.3%だった。
1月31日は31.5まで低下。
プライム市場の単純平均は11円高の2712円(前日は2701円)。
プライム市場の売買単価は2192円(前日2120円)。
プライム市場の時価総額948兆円(前日943兆円)。
ドル建て日経平均は253.55(前日255.59)と3日続落。
水曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比165円高の39165円。
高値39230円、安値38755円。
大証夜間取引終値は前日比180円高の39180円。
気学では木曜は「強日柄にして押し目買い方針の日」
金曜は「下放れ突っ込みは買い。逆なら見送るべし」。
ボリンジャーのプラス1σが39679円。
プラス2σが40193円。
マイナス1σが38650円。
マイナス2σが38135円。
週足のボリンジャーのプラス1σが39774円。
プラス2σが40408円。
マイナス1σが38506円。
マイナス2σが37872円。
半値戻しは36841円。
9月配当権利落ち前は38925円。
日経平均株価の9月月中平均は37162円。
TOPIXの9月月中平均は2627ポイント。
2月13日は「NISAの日」。
2月14日金曜は「バレンタインデーで上げの特異日」そして「変化日」。
《今日のポイント2月13日》
(1)水曜のNY株式市場で主要3指数はマチマチの展開。
10年国債利回りは4.626%。
5年債利回りは4.469%
2年国債利回りは4.356%。
ドル円は154円台前半。
SKEW指数は166.95→168.61→166.10。
恐怖と欲望指数は46→44
10月18日の75がピーク(2023年10月5日が20)。
(2)水曜のダウ輸送株指数は59ポイント(0.36%)安の16317ポイントと3日ぶりに反落。
SOX指数は10ポイント(0.21%)高の5090ポイントと反発。
VIX指数は15.89(前日16.02)。
NYSEの売買高は11.00億株(前日9.89億株)。
3市場の合算売買高は148億株(前日154億株、過去20日平均149億株)。
水曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比165円高の39165円。
(3)プライム市場の売買代金は5兆4102億円(前日4兆2300億円)。
売買高は24.67億株(前日19.94億株)。
値上がり851銘柄(前日812銘柄)。
値下がり743銘柄(前日778銘柄)。
新高値52銘柄(前日38銘柄)。
新安値34銘柄(前日27銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは100.21(前日95.31)。
東証グロース市場の騰落レシオは105.24(前日103.22)。
NTレシオは14.26倍(前日14.20倍)。
サイコロは8勝4敗で66.66%。
(4)下向きの25日線(39164円)から▲0.51%(前日▲0.96%)。
7日連続で下回った。
下向きの75日線は39000円。
3日連続で下回った。
上向きの200日線(38630円)から△0.86%(前日△0.46%)。
6日連続で上回った。
上向きの5日線は38889円。
3日ぶりに上回った。
13週線は39140円。
26週線は38757円。
(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲18.175%(前日▲18.138%)。
買い方▲4.993%(前日▲5.222%)。
東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲14.393%(前日▲13.975%)。
買い方▲11.249%(前日▲12.119%)。
売り方買い方が逆転し買い方優勢継続。
(6)空売り比率は37.7%(前日38.7%、4日連続で40%割れ)。
空売り規制なしの銘柄の比率は6.7%(前8.2%)。
2月7日時点の信用売り残は98億円増の7146億円。
2週ぶりに増加。
同信用買い残は1856億円増の4兆4310億円。
2週連続で増加。
6月21日時点は4兆9117億円。
5週連続で4兆円台。
信用倍率は6.20倍(前週6.02倍)。
8月9日が7.48倍、8月2日が8.72倍。
日経VIは21.01(前日21.75)。
(7)日経平均採用銘柄のPERは15.20倍(前日15.21倍)。
前期基準では16.29倍。
EPSは2563円(前日2551円)。
直近ピークは2月8日2530円、10月15日2514円、3月4日2387円。
直近ボトムは11月14日2425円。
225のPBRは1.40倍(前日1.40倍)。
BPSは27831円(前日27715円)。
日経平均の予想益回りは6.58%。
予想配当り利回りは2.05%。
指数ベースではPERは20.07倍(前日20.02倍)。
EPSは1941円(前日1938円)。
PBRは1.94倍(前日1.94倍)。
BPSは20084円(前日20000円)。
10年国債利回りは1.340%(前日1.315%)。
14年ぶりの高水準。
(8)プライム市場の単純平均は11円高の2712円(前日は2701円)。
プライム市場の時価総額948兆円(前日943兆円)。
ドル建て日経平均は253.55(前日255.59)と3日続落。
(9)ボリンジャーのプラス1σが39679円。
プラス2σが40193円。
マイナス1σが38650円。
マイナス2σが38135円。
週足のボリンジャーのプラス1σが39774円。
プラス2σが40408円。
マイナス1σが38506円。
マイナス2σが37872円。
半値戻しは36841円。
9月配当権利落ち前は38925円。
日経平均株価の9月月中平均は37162円。
TOPIXの9月月中平均は2627ポイント。
2月13日は「NISAの日」。
2月14日金曜は「バレンタインデーで上げの特異日」そして「変化日」。
今年の曜日別勝敗(2月12日まで)
↓
月曜2勝3敗
火曜3勝2敗
水曜4勝2敗
木曜4勝1敗
金曜1勝4敗
MSCIは指数の定期見直し結果を公表。
■今年2月のMSCIの日本株の採用・除外銘柄
大・中型株から構成される代表的な株価指数「スタンダード指数」
<採用(1銘柄)>
・東京メトロ(9023)
<除外(9銘柄)>
・マクドナルド(2702)
・三井化学(4183)
・TOTO(5332)
・しずおかFG(5831)
・日立建機(6305)
・ブラザー(6448)
・コクサイエレ(6525)
・ジャパンRE(8952)
・東電HD(9501)
除外が採用銘柄数を上回るため、日本株全体からは約1300億円の資金流出になる見通し。
リバランス実施日は28日。
日本株の過去1年間の採用・除外銘柄数をみると、採用は1銘柄、除外は10銘柄程度の状況。
採用・除外の判断となる基準日の米ドル建てでの時価総額をもとに、構成銘柄の見直しが行われる。
ドル建ての日経平均株価は昨年11月から今年1月まではほぼ横ばい。
優先株の普通株への転換は指数算出用の株式数の増加につながる。
一方、自社株取得による流通株減少がFIF(外国人投資家の浮動株比率)の低下として反映される。
■過去1年のMSCIの日本株の採用・除外銘柄数
採用 除外
25年2月 1 9
24年11月 1 8
8月 1 6
5月 1 15
2月 1 8
世界全体では23銘柄を追加。
107銘柄を除外する。
中国が採用8に対し、除外は20。
米国は採用4に対し、除外が16。
韓国は採用がゼロで、除外は11。
MSCIグローバルスタンダード指数は時価総額ベースで世界株の85%程度を組み入れるよう調整される。
米国の「マグニフィセントセブン」など大型ハイテク株が堅調に推移し、時価総額が増えれば、
「日本を含めた採用銘柄が依然、多い国で除外銘柄が増える仕組み」。
除外銘柄の増加に伴う指数構成銘柄数の減少が近年、強まる傾向にある。
公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の10ー12月期の運用実績。
10兆7032億円の黒字だった。
7ー9月期は円高・株安の影響で大幅な運用損失(9兆1227億円)。
10ー12月期はほぼそれを取り戻す収益となった。
課題は「25ー29年度の基本ポートフォリオ」。
5年前の基本ポートフォリオ発表は2020年3月31日だった。
スーパーボウル・アノマリー。
NFCが勝てばその年の株式相場は上昇する。
一方、AFCが勝てばその年の相場は下落するというもの。
2年前のスーパーボウルで今回と同カードとなった際、イーグルスはチーフスに破れていた。
今回は40対22の大差で雪辱を果たした。
アノマリーの観点では、NFCのチームが勝利したことで今年の米株相場は上昇が期待されそう。
しかし、AFCのチーフスが前年まで2連覇していたがS&P500は2023年24%高、2024年も上昇。
アノマリーが良い方向で外れていた。
◇━━━ カタリスト━━━◇
ブレインパッド(3655)・・・動兆
AIを活用した企業データ分析やシステム開発を含むコンサル。
関連ソフト開発や販売も
(兜町カタリスト櫻井)
02月13日 株価材料NEWS
 |
【株価材料NEWS】
|
・・・続き
|
[株価材料]
■鴻海「買収でなく提携目的」 日産<7201>株巡りルノーと協議
■ソフトバンクG<9984>
最終赤字3691億円 10-12月
■市販薬購入、コンビニも可能に 改正法案を閣議決定
■JDI<6740>
主力工場を売却へ データセンターに転換
■富士通<6702>
子会社のFDK<6955>株45%売却 台湾PSAがTOB
■三井物産<8031>や商船三井<9104>
米合成燃料に出資 SAF供給視野
■住友金属鉱山<5713>
純利益下振れ 今期47%減、減損響く 配当は上積み
■ニトリHD<9843>
4-12月、調達費抑え純利益2%増
■古河電気工業<5801>
純利益4.6倍 今期、国内インフラ好調
■ゼンショーHD<7550>
純利益最高 4-12月56%増 牛丼・すし好調
■リクルートHD<6098>
最高益 今期14%増 インディード機能向上が寄与
■シマノ<7309>
来期までに1000億円の自社株買い方針
■住友電気工業<5802>
光部品に商機 生産能力、27年以降2倍に
■興研<7963>
先端半導体向け空間洗浄装置 今夏の発売めざす
■日産<7201>
系の部品製造会社、下請け5社に金型を無償で長期保管 公取委勧告へ
■いすゞ<7202>
430億円投じ米サウスカロライナ州に工場
■ENEOS<5020>傘下のJX金属が3月19日東証上場へ 最大4600億円
02月13日 相場展望(寄り付き前)
 |
【オープニングコメント】
堅調展開か |
・・・続き
|
13日の東京株式市場は、堅調な動きとなりそう。
日経平均株価の予想レンジは、3万8800円-3万9300円を想定。(12日終値3万8963円70銭)
米国株はまちまち。ダウ平均とS&P500が下落した一方、ナスダックは上昇した。ダウ平均は225ドル安の44368ドルで取引を終えた。
現地12日の米国株式市場では、NYダウが3日ぶりに反落した一方、ナスダック総合指数は反発するなど、11日に続いてまちまちの展開だった。
東京株市場では、きょう12日の決算発表が450社を超える予定で、引き続き、好業績や自社株取得枠を設定する銘柄などへの個別物色が中心になるとみられる。
また、トランプ米大統領は、ロシアのプーチン大統領とロシア・ウクライナの戦闘終結に向け、交渉を開始する方針を示したと報じられ、和平交渉の進展期待も相場を支えそうだ。
為替相場は、ドル・円が1ドル=154円台の前半(12日は153円69-71銭)、ユーロ・円が1ユーロ=160円台の前半(同159円46-50銭)と円安方向に振れており、輸出関連銘柄には追い風となりそう。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、12日の大阪取引所清算値比165円高の3万9165円だった。
【好材料銘柄】
■ホクリヨウ <1384>
今期経常を26%上方修正、配当も16円増額。
■日本リーテック <1938>
今期経常を14%上方修正。
■ジェイエイシーリクルートメント <2124>
今期経常は10%増で4期連続最高益、6円増配へ。
■CSSホールディングス <2304>
10-12月期(1Q)経常は65%増益で着地。
■リスキル <291A>
4-12月期(3Q累計)経常は6.6億円・通期計画を超過。
■ダイニック <3551>
今期経常を8%上方修正。
■アイスタイル <3660>
今期経常を21%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も1円で7期ぶり復配へ。
■サイオス <3744>
前期営業を一転黒字に上方修正。
■スーパーバッグ <3945>
今期配当を15円増額修正。
■Photosynth <4379>
今期経常は76%増で2期連続最高益更新へ。
■GMOインターネット <4784>
今期経常は52倍増で13期ぶり最高益、11.3円増配へ。
■デクセリアルズ <4980>
今期最終を17%上方修正、配当も実質12%増額。また、発行済み株式数(自社株を除く)の1.69%にあたる300万株(金額で50億円)を上限に自社株買いを実施するほか、2月27日付で取得した全株を消却する。
■出光興産 <5019>
今期経常を30%上方修正。また、発行済み株式数(自社株を除く)の6.1%にあたる8000万株(金額で700億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は3月17日から26年3月16日まで。
■日本山村硝子 <5210>
4-12月期(3Q累計)経常は43%減益・通期計画を超過、今期配当を45円増額修正。中期経営計画の利益目標を上方修正するとともに配当性向を30%→50%に引き上げる。
■古河電気工業 <5801>
今期経常を28%上方修正、配当も30円増額。
■エイチワン <5989>
10-12月期(3Q)最終は黒字浮上、今期配当を24円増額修正。
■GMO TECH <6026>
今期経常は16%増で3期連続最高益、前期配当を14.03円増額・今期は143.88円増配へ。
■IBJ <6071>
今期経常は20%増で2期連続最高益更新へ。
■石川製作所 <6208>
4-12月期(3Q累計)経常が77倍増益で着地・10-12月期は黒字浮上。
■メルコホールディングス <6676>
今期経常を58%上方修正。また、発行済み株式数(自社株を除く)の18.41%にあたる280万株(金額で70億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は2月13日から5月13日まで。
■大井電気 <6822>
今期経常を一転30%増益に上方修正。
■ペットゴー <7140>
4-12月期(3Q累計)経常は20%増益・通期計画を超過。
■フィンテック グローバル <8789>
10-12月期(1Q)経常は21%増益で着地。また、発行済み株式数(自社株を除く)の1.27%にあたる250万株(金額で3億円)を上限に自社株買いを実施する。そのほか、東洋証券 <8614> と業務提携。
【主な経済指標・スケジュール】
13(木)
【国内】
1月企業物価指数(8:50)
《決算発表》
ソニーG、JT、ホンダ、テルモ、大和ハウス、パンパシHD、INPEX、ユニチャーム、クボタ、ネクソン、日産自、サントリーBF、TOPPANHD、東急、住友林、西武HD、リコー、ホシザキ、レゾナックHD、富士ソフト、黒田G、ラクサス、MIC、インフォメティス
【海外】
米1月生産者物価指数(PPI)(22:30)
米30年国債入札
《米決算発表》
アプライド・マテリアルズ、エアビーアンドビー、アメリカン・エレクトリック・パワー、CBREグループ、DTEエナジー、パシフィックパワー&ライト、モルソン・クアーズ、ムーディーズ、パシフィックガス&エレクトリック、デューク・エナジー、ハウメット・エアロスペース
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
02月12日 NY株/欧州株概況
 |
【市況】225ドル安と反落、インフレの強さ示すCPI受け |
・・・続き
|
12日のNYダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反落し、前日比225ドル09セント(0.50%)安の4万4368ドル56セントで終えた。
米労働省がこの日発表した1月の米消費者物価指数(CPI)上昇率は前年同月比3.0%と前月(2.9%)から加速し、4カ月連続で拡大。
鳥インフルエンザの影響で鶏卵など食品が値上がりした。
市場予想(2.9%=ロイター通信調べ)も上回った。変動の激しい食品とエネルギーを除いたコア指数の伸び率も3.3%と予想を上回った。
インフレの根強さが示され、市場では米連邦準備制度理事会(FRB)の早期利下げ観測が後退。ダウ平均は一時480ドル超下げた。米長期金利の上昇も重荷となった。
市場では、「物価上昇圧力の粘り強さを示す内容だった。FRBの利下げは少なくとも年後半以降になるだろう」との声が聞かれた。米債券市場では米CPIの発表後に長期金利が上昇。一時は前日比0.13%高い(債券価格は安い)4.66%を付け、株式には相対的な割高感を意識した売りが出た。
パウエルFRB議長は12日の米連邦議会下院での証言で、「今は政策金利を制限的な水準で維持したい」と語ったと伝わった。前日にも利下げを急がない姿勢を示していたこともあり、「CPIを受け、FRBが当面利下げを見送るとの観測の確度が高まっただけ」との見方もあった。売りが一巡すると、ダウ平均は下げ幅を縮めた。
トランプ政権の相互関税を巡って、トランプ大統領が自動車や薬品などを含む例外を検討していると米連邦議会下院のジョンソン議長が語ったとロイター通信が12日に報じた。関税に対するリスク回避の姿勢がやや後退したことも株式相場を支えた面があった。
個別では、キャタピラーやホーム・デポ、アマゾン・ドット・コムが売られた。シャーウィン・ウィリアムズやシェブロンも安かった。半面、ボーイングやアップル、ナイキやセールスフォースは買われた。
【シカゴ日本株先物概況】
12日のシカゴ日経平均先物は上昇した。3月物は前日比95円高の3万9165円で終えた。この日は米インフレ指標の上振れで米株式相場が軟調に推移した一方で日経平均株価は上昇し、シカゴ市場の先物にも買いがやや優勢となった。
シカゴ日経225先物 (円建て)
39165 ( +165 )
シカゴ日経225先物 (ドル建て)
39200 ( +200 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
12日の英FTSE100種総合株価指数は3日続伸した。終値は前日比30.05ポイント(0.34%)高の8807.44と、再び最高値を更新した。保険の英プルーデンシャルが大幅高となるなど、個別の材料を受けた買いが、指数を押し上げた。英長期金利の上昇は、指数の上値を抑えた。
製薬のアストラゼネカなどヘルスケア関連や、ロイズ・バンキング・グループなど銀行の一角が買われた。午後に英長期金利が水準を切り上げると、住宅建設や不動産投資信託(REIT)は上昇幅を縮めた。公益株が下げた。
FTSEの構成銘柄では、保険大手プルデンシャルが5.77%高、インドのICICI銀行と共同で出資する資産運用会社の新規上場と保有株式の一部売却を検討していると12日に公表し、支援材料となった。賭け屋大手エンテインが5.45%高、2024年7〜12月決算とあわせて、25年6月通期の明るい見通しと自社株買い計画を公表した住宅大手バラット・デベロップメンツが5.29%高と相場をけん引。
一方、資源大手グレンコアは2.47%安、エネルギー小売り大手セントリカは2.11%安、保険会社セント・ジェームズ・プレイスは1.79%安と下げた。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
12日のドイツ株価指数(DAX)は3日続伸し、前日比110.20ポイント(0.50%)高の2万2148.03で終えた。欧州の他の国に上場する銘柄が好決算などを材料に上昇し、投資家心理を支えた。ドイツ銀行など金融が上昇したほか、化学大手BASFなど素材関連が買われた。
12日に発表された1月の米消費者物価指数(CPI)をきっかけに米欧の長期金利が上昇幅を広げると、DAXは小幅ながら下げに転じる場面があった。金利動向の影響をうけやすい不動産のボノビアや公益株は下落して終えた。
個別では、エネルギー大手シーメンス・エナジーが4.96%高、化学大手BASFが2.83%高、ドイツ銀行が2.29%高と買われた半面、不動産大手ボノビアは3.35%安、商用車大手ダイムラー・トラックは2.11%安、電力大手RWEは2.10%安で取引を終えた。
■フランス・パリ株価指数
フランスの株価指数CAC40は3日続伸し、前日比0.16%高の8042.19と2024年5月下旬以来およそ9カ月ぶりの高値で終えた。高級ブランドの仏ケリングの上昇が目立ったほか、自動車の仏ルノーが上げた。ソシエテ・ジェネラルをはじめ金融が買われた。一方で電機大手シュナイダー・エレクトリックや公益の一角が下げた。