【日経平均】
38813円58銭(▲268円13銭=0.69%)
--------------------------------------------
【TOPIX】
2713.83(▲6.04=0.22%)
--------------------------------------------
【グロース250】
630.85(▲5.00=0.79%)
--------------------------------------------
【プライム売買高】22億8885万株(△1億7879万株)
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【売買代金】4兆2249億円(△1001億円)
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【値上がり銘柄数】770(前日:587)
【値下がり銘柄数】813(前日:994)
【新高値銘柄数】21(前日:28)
【新安値銘柄数】72(前日:48)
【25日騰落レシオ】98.74(前日:96.26)
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■本日のポイント
1.日経平均は5日続落、米株急落受けリスクオフ
2.FOMCは利下げ決定もFRBのタカ派傾斜を嫌気
3.日経平均は朝方700円強下落もその後下げ渋る
4.日銀決定会合は利上げ見送り、円安は追い風に
5.小型株が買われ、個別も全体の47%が値上がり
ローソク足では陽線を形成。75日線(3万8477円、19日時点、以下同じ)を割り込んだところで切り返し、終値(3万8813円)では25日線(3万8852円)付近まで戻している。値上がり銘柄も結構多く、ネガティブな材料があった割には底堅い動きであった。
日米の金融政策は概ね想定通りの結果となり、今後はアク抜け感が広がることに期待が集まりそうだ。米国株の下落リスクは限定的との向きが多い。このため、米国株の下げ止まりを確認すれば、日本株も出直り歩調を強めると予想されるだけに、目先は押し目買いスタンスで挑みたいところだろう。
■上値・下値テクニカル・ポイント(19日現在)
39891.17 ボリンジャー:+2σ(25日)
39452.82 ボリンジャー:+1σ(13週)
39371.93 ボリンジャー:+1σ(25日)
39339.51 6日移動平均線
39223.54 均衡表転換線(日足)
38950.05 均衡表雲上限(日足)
38946.59 均衡表基準線(日足)
38901.87 均衡表転換線(週足)
38852.69 25日移動平均線
38848.51 13週移動平均線
38813.58 ★日経平均株価19日終値
38699.62 200日移動平均線
38505.94 26週移動平均線
38477.06 75日移動平均線
38333.44 ボリンジャー:-1σ(25日)
38244.21 ボリンジャー:-1σ(13週)
37814.20 ボリンジャー:-2σ(25日)
37796.64 均衡表雲上限(週足)
37752.61 均衡表雲下限(日足)
37639.90 ボリンジャー:-2σ(13週)
37294.96 ボリンジャー:-3σ(25日)
75日移動平均線(38447.06円)割れまで押された後は下げ幅を縮めてローソク足は陽線を描いたが、終値は25日移動平均線を下回り、売り手優勢を示唆した。パラボリックが売りサイン点灯を開始する一方、25日線との下方乖離率は0.10%と小さいため5日連続安の後ではあるがリバウンド圧力は弱いとみられ、引き続き下押し圧力の強まりに警戒が必要となろう。
【大引け概況】
19日の日経平均株価は5日続落し、終値は前日比268円13銭安の3万8813円58銭だった。5日続落は9月以来およそ3カ月ぶり。
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きょうは米国発のリスクオフの波が押し寄せ主力株を中心に広範囲に売りが優勢となった。前日の米国株市場では、NYダウやナスダック総合株価指数など主要株価指数が揃って大幅下落となった。
取引終盤に発表された米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果については連邦準備理事会(FRB)が0.25%の利下げを決めたもののこれは織り込み済みで、来年の金融政策についてこれまで想定していたよりもタカ派寄りに傾いたとの見方が売りを誘った。
主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)も大幅安となったことから、東京市場でも朝方から東京エレクトロンやアドバンテストなど半導体関連株の売りが目立った。
東京株式市場でも米株市場の悪地合いを引き継ぎ、日経平均は朝方に700円超の下落をみせる場面もあった。ただ、外国為替市場ではドル高・円安に振れ、これを背景に一部の銘柄に買い戻しの動きを誘発し、日経平均も下げ幅を縮小している。個別株も値下がり銘柄数の方が若干多かったとはいえ、値上がり銘柄数が全体の47%を占めるなどほぼ拮抗していた。相対的に小型株への買いが目立つ状況にある。
日銀は19日まで開いた金融政策決定会合で、政策金利を0.25%程度に据え置くと決めた。発表後に外国為替市場では円相場が1ドル=155円台まで下落し、円安進行に歩調を合わせる形で、海外投機筋の先物買いなどが入り、日経平均は下げ幅を縮小した。市場では「米国の利下げペースが鈍化して為替で円安傾向が進めば、日本の株式市場にとっては悪くない。植田総裁の会見には注目だが、日本株は投資尺度でみて割安感もあるので、ここからさらに売る動きにはならないのではないか」との声が聞かれた。
東証株価指数(TOPIX)は5日続落した。終値は6.04ポイント(0.22%)安の2713.83だった。JPXプライム150指数も5日続落し、5.59ポイント(0.46%)安の1203.65で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で4兆2249億円、売買高は22億8885万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は813。値上がりは770、横ばいは60だった。
業種別株価指数(33業種)は電気・ガス業、不動産業、非鉄金属などの下落率が大きかった。上昇は、海運業、銀行業、保険業。
個別では、ナスダック大幅安を受けて、売買代金2位と3位に入ったディスコやアドバンテストがいずれも軟調だったほか、レーザーテック、ソシオネクスト、東京エレクトロンなども安く、半導体製造装置関連は総じて売りが優勢だった。ソフトバンクグループも安い。リクルートホールディングスが値を下げ、伊藤忠商事も売りに押される展開。住友林業は大幅下落となった。東邦亜鉛がストップ安、楽天グループの下げも目立った。また、昨日買い優勢となった三菱自や、マツダなど自動車株の一角が反落。ホンダは続落で年初来安値を更新した。このほか、東京建物、住友不動産、三菱地所、三井不動産など不動産株が弱い。
半面、半導体関連で直近IPOのキオクシアホールディングスが上値指向を継続。前日ストップ高を演じた日産自動車も引き続き高い。また、IHI、川崎重工、三菱重工など防衛関連が買われたほか、川崎汽船、日本郵船、商船三井など海運株も買われた。任天堂の強調展開も目を引いた。三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンクも値を上げた。BEENOS、And Doホールディングスは値幅制限いっぱいに買われた。このほか、ヤマトHD、NTN、アサヒHD、キヤノンなどが上昇した。
東証スタンダード市場は前日の米株急落や金利上昇が投資家心理にとってやや重しとなり、値下がりする銘柄が多かった。
スタンダードTOP20は堅調。出来高は4億3220万株。
値上がり銘柄数557、値下がり銘柄数849と、値下がりが優勢だった。
個別ではフジタコーポレーション、大石産業が一時ストップ高と値を飛ばした。テクノ菱和、黒田グループ、丸千代山岡家、アセンテック、ICなど14銘柄は年初来高値を更新。ネクストウェア、タキヒヨー、日本パワーファスニング、メタプラネット、リベルタが買われた。
一方、ケア21、ギグワークス、シマダヤ、シー・ヴイ・エス・ベイエリア、ポラリス・ホールディングスなど53銘柄が年初来安値を更新。河西工業、ユビキタスAI、KG情報、東邦レマック、藤田エンジニアリングが売られた。
東証グロース市場は前日の米株安を受けて日経平均株価が下落するなか、新興株市場でも投資家心理の悪化を映した売りが優勢だった。一方、日銀は19日開いた金融政策決定会合で金融政策の現状維持を決め、追加利上げを見送った。高PER(株価収益率)のグロース(成長)株が多い新興株市場の割高感が薄れるとの見方も強まり、午後は下げ幅を縮小した。
東証グロース市場250指数は反落した。終値は前日比5.00ポイント(0.79%)安の630.85だった。グロースCoreも軟調。
グロース銘柄の6割が下落し、グロース250は終日マイナスで推移するなど新興企業市場は全体に軟調だった。ただ、「米連邦公開市場委員会(FOMC)も日銀の金融政策決定会合も気にしない、という短期の個人投資家は、引き続き活発だった」とされ、売買代金上位には上昇率が10%を超える銘柄がいくつも見られた。
グロース市場ではGENDAやフリー、タイミーが下落した。一方、トライアルやジーエヌアイが上昇した。
値上がり銘柄数193、値下がり銘柄数371と、値下がりが優勢だった。
19日に東証グロース市場に新規上場したdelyの終値は初値比31円(3.09%)高の1032円だった。9時21分に公開価格(1200円)を199円(16.58%)下回る1001円で初値をつけた。その後は初値を下回る場面が目立ったが、大引けにかけては強含んだ。
同じく19日に東証グロース市場に新規上場したSynsの終値は初値比101円(13.72%)安の635円だった。10時39分に公開価格(480円)を256円(53.33%)上回る736円で初値をつけた。その後は初値を下回る場面が多かった。
個別ではTrue Data、雨風太陽、リグア、ビジネスコーチがストップ高。リンカーズ、クラダシ、オンデックは一時ストップ高と値を飛ばした。デ・ウエスタン・セラピテクス研究所、Rebase、リアルゲイト、日本スキー場開発、リベロなど7銘柄は年初来高値を更新。スリー・ディー・マトリックス、ジェイフロンティア、Terra Drone、STG、BlueMemeが買われた。
一方、JSH、Will Smart、学びエイド、PRISM BioLab、アミタホールディングスなど48銘柄が年初来安値を更新。Heartseed、ACSL、TORICO、フルッタフルッタ、Schooが売られた。
19日午前の日経平均株価は続落し、午前終値は前日比373円33銭(0.96%)安の3万8708円38銭だった。
朝方はリスクオフ一色の展開で、日経平均は一時700円超の下げに見舞われる場面もあったが、その後は買い戻しなどが入り下げ渋る動きをみせている。前日の米国株市場はFOMCでの0.25%の利下げは織り込み済みだった一方、FRBの金融政策スタンスがタカ派寄りに傾いたとの見方が浮上し、NYダウ、ナスダック総合株価指数ともに大きく水準を切り下げた。18日夕に決算を発表した半導体メモリー大手の米マイクロン・テクノロジーが時間外取引で急落したことなどを背景に、東京市場でも東エレクなど値がさの半導体関連株が売られ、相場を下押しした。
これを受けて東京株式市場でもリスク回避目的の売りが噴出したが、外国為替市場では円安水準で推移しており、これを拠りどころに下値抵抗力を発揮した。まもなく発表される日銀金融政策決定会合の結果を見極めたいとのニーズは強いが、前日まで日経平均は4日続落していたこともあって、目先ショート筋の手仕舞い買い戻しが作用した形だ。
売り一巡後は円急落に歩調を合わせた海外投機筋の先物買いなどが入り、日経平均は下げ幅を縮小した。FRBの利下げペースが鈍るとして米金利の先高観が強まっており、円売り・ドル買いが広がった。日銀の金融政策決定会合の結果発表を控えた買い戻しも支えとなった。市場では「今回の会合で政策金利が据え置かれた場合は、イベント通過の安心感から午後は下げ幅を縮小する展開になるのではないか」との声が聞かれた。
日銀金融政策決定会合の結果発表が何時頃に伝わるか、市場で注目されている。未明に発表されたFOMCの結果を踏まえたデータの精査や、1998年以降の25年間に実施された非伝統的な金融緩和策を総括する「多角的レビュー」公表など議論することが盛りだくさんのため、発表は遅くなるとの見込みだ。市場では、発表時間が遅くなると思惑先行で先物、為替市場が反応する可能性もあるだろう。
後場の東京株式市場は、思惑先行の展開で荒い値動きとなる可能性はある。日経平均は一気に切り返す可能性もあれば、一段安となる可能性もあるため、乱高下には警戒したい。
東証株価指数(TOPIX)は続落した。前引けは13.34ポイント(0.49%)安の2706.53だった。JPXプライム150指数は続落し、7.60ポイント(0.63%)安の1201.64で前場を終えた。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆1394億円、売買高は12億1629万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は943。値上がりは645、横ばいは54だった。
業種別では、電気・ガス、非鉄金属、不動産、石油・石炭製品、電気機器などが下落した一方、海運、その他製品、倉庫・運輸関連、繊維、食料品などが上昇した。
個別では、ナスダック大幅安を受けて、売買代金トップのディスコや売買代金上位にランクインしたアドバンテスト、ソシオネクスト、レーザーテック、東京エレクトロンなど半導体製造装置関連が軟調。ソフトバンクグループも売られる展開に。リクルートホールディングスが安く、住友林業も大幅に値を下げた。東邦亜鉛の下げも目立つ。
また、昨日買い優勢となった三菱自やマツダなど自動車株の一角が反落、ホンダは続落で年初来安値を更新した。このほか、東京建物、住友不動産、三菱地所、三井不動産など不動産株が弱い。
半面、昨日ストップ高となった日産自動車は一時、前日比マイナス圏に突入するなど乱高下の末、上昇した。半導体関連では直近IPOのキオクシアホールディングスが頑強な値動き、IHI、ヤマトHD、NTN、住友化学、アサヒ、キヤノンなどが上昇した。任天堂の強さも目立つ。日本郵船、川崎汽船など海運大手も強い。シード、And Doホールディングスがストップ高人気になっている。
東証スタンダード市場は米国市場で主要株価指数がそろって下落したことを受けて売りが優勢になっている。東京株式市場でも幅広い銘柄に売りが出て、日経平均も一時700円超安となった。売り一巡後は下げ幅を縮小し、日銀の金融政策決定会合の発表を前に足踏み状態となった。
スタンダードTOP20は小幅安。出来高は2億2636万株。
値上がり銘柄数407、値下がり銘柄数906と、値下がりが優勢だった。
個別では、フジタコーポレーションが一時ストップ高と値を飛ばした。黒田グループ、丸千代山岡家、アセンテック、IC、NITTOKUなど10銘柄は年初来高値を更新。タキヒヨー、日本パワーファスニング、セラク、精工技研、SMNは値上がり率上位に買われた。
一方、ケア21、ギグワークス、シー・ヴイ・エス・ベイエリア、ポラリス・ホールディングス、ハピネス・アンド・ディなど48銘柄が年初来安値を更新。東邦レマック、河西工業、KG情報、ユビキタスAI、日本製麻が売られた。
東証グロース市場は前日の米株式市場で主要3指数がそろって下落し、19日の日経平均株価が下落するなか、新興株市場でもリスク回避目的の売りが先行した。
グロースCoreは反落。
東証グロース市場250指数は反落した。前引けは前日比8.75ポイント(1.38%)安の627.10だった。
グロース市場ではトライアルやGENDA、フリーが下落した。一方、ジーエヌアイやアイスペースが上昇した。
値上がり銘柄数137、値下がり銘柄数423と、値下がりが優勢だった。
19日に東証グロース市場に新規上場したdelyは9時21分に公開価格(1200円)を199円(16.58%)下回る1001円で初値をつけた。前引け時点は915円だった。
19日に東証グロース市場に新規上場したSynsは10時39分に公開価格(480円)を256円(53.33%)上回る736円で初値をつけた。前引け時点は651円だった。
個別ではTrue Data、リンカーズ、クラダシ、オンデック、ビジネスコーチが一時ストップ高と値を飛ばした。デ・ウエスタン・セラピテクス研究所、Rebase、日本スキー場開発、リベロなど5銘柄は年初来高値を更新。Chordia Therapeutics、ピアズ、インテグループ、くすりの窓口、サイフューズが買われた。
一方、Will Smart、学びエイド、PRISM BioLab、トランスジェニックグループ、メディネットなど45銘柄が年初来安値を更新。Heartseed、tripla、TORICO、ACSL、Schooが売られた。
【寄り付き概況】
19日の日経平均株価は大幅続落で始まった。始値は前日比559円44銭安の3万8522円27銭。
前日の米国株市場では取引後半に波乱展開となり、NYダウが1000ドルを超える急落。更にナスダック総合株価指数の下げも700ポイントを超え、下落率はダウを大きく上回った。注目されたFOMCの結果は市場の事前予想通り、FRBが0.25%の政策金利引き下げを決めたが、来年の利下げについては年4回から年2回に半減する見通しが示された。また、パウエルFRB議長の記者会見でも今後の利下げに慎重な姿勢がみられたことも狼狽売りを誘った。
加えてNYダウは1974年以来となる約50年ぶりの10日続落を記録、これを受けて東京株式市場でも寄り付きからリスクオフ一色に染まる状況となっている。
18日夕に決算を発表した半導体メモリー大手の米マイクロン・テクノロジーが時間外取引で急落していることから、東京市場でも東エレクなど半導体関連株が売られて相場を下押ししている。
東証株価指数(TOPIX)も続落している。
個別では、ソフトバンクグループ(SBG)やTDKが下落している。一方、第一三共や日本郵船、川崎汽が上昇している。
「NYダウは10日続落」
「VIX指数は27,62」
水曜のNY株式市場で主要3指数は揃って大幅続落。
FRBは0.25%の利下げを決定。
ただ金利・経済見通しでは2025年の利下げ回数が2回と想定され、9月の前回見通しの4回から半減。
「来年の利下げペース鈍化を示唆したことに一部で失望が広がった」との解釈。
NYダウは10日続落。
11日続落した1974年10月以来。
NYダウとS&P500は8月5日以来、ナスダック総合は7月24日以来の大幅な下落率。
ラッセル2000は4.4%下落し、2022年6月16日以来の大幅安。
VIX指数は11.75ポイント上昇し27.62と4カ月ぶり高水準。
マイクロストラテジーが9.5%、MARAホールディングスが12.2%急落。
合算出来高は約185億9000万株(直近20日平均は143億6000万株)。
国債利回りは急上昇。
2年国債と10年国債の利回り格差は0.144%。
前日は0.15%だった。
10年国債利回りは4.520%。
5年債利回りは4.440%
2年国債利回りは4.358%。
ドル円は154円台後半。
WTI原油先物1月限は0.50ドル高の1バレル=70.58ドル
SKEW指数は166.79→173.04→168.92。
恐怖と欲望指数は51→34。
10月18日の75がピークだった。
(昨年10月5日が20)。
水曜のNYダウは1123ドル(2.58%)安の42326ドルと10日続落。
高値43688ドル、安値42300ドル。
サイコロは1勝11敗。
騰落レシオは95.81(前日100.27)。
NASDAQは716ポイント(3.56%)安の19392ポイントと続落。
高値20179ポイント、安値19336ポイント。
サイコロは6勝6敗。
騰落レシオは86.41(前日88.76)。
S&P500は178ポイント(2.95%)安の5872ポイントと続落。
高値6070ポイント、安値5867ポイント。
サイコロは5勝7敗。
騰落レシオは83.48(前日86.85)。
水曜のダウ輸送株指数は454ポイント(2.77%)安の15949ポイントと10日続落。
SOX指数は198ポイント(3.85%)安の4970ポイントと続落。
VIX指数は27,62(前日15.87)。
NYSEの売買高は10.95億株(前日12.10億株)。
3市場の合算売買高は185.9億株(前日161.7億株、直近20日平均は143.6億株)。
水曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比740円安の38640円。
ドル建ては大証日中比650円安の38460円。
ドル円は154.80円。
10年国債利回りは4.520%。
2年国債利回りは4.358%。
「先導株比率(売買高上位10銘柄比率)は46.2%」
水曜の日経平均は寄り付き188円安。
終値は282円(▲0.72%)安の39081円と安値引けで3か月ぶりの4日続落。
高値39382円。
安値39081円。
日足は5日連続で陰線。
12月3日は38552円→38746円にマド。
12月12日の39401円→39827円のマドは埋めた。
13日は逆に39827円→39735円にマド。
メジャーSQ値39434円に対して終値で1勝3敗。
日経平均は12日連続で一目均衡の雲の上。
上限は38946円。
下限は37752円。
TOPIXは8.33ポイント(▲0.31%)安の2719ポイントと4日続落。
9月3ー11日の7連敗以来の4連敗。
25日線(2717ポイント)を13日連続で上回った。
75日線(2684ポイント)を14日連続で上回った。
200日線(2712ポイント)を13日連続で上回った。
5日連続で日足陰線。
TOPIXコア30指数は4日続落。
プライム市場指数は4.29ポイント(▲0.31%)安の1399.77ポイントと4日続落。
東証グロース250指数は0.41ポイント(△0.06%)高の635.85。
25日移動平均線からの乖離は▲0.06%(前日▲0.08%)。
プライム市場の売買代金は4兆1248億円(前日4兆3077億円)。
売買高は21.10億株(前日18.92億株)。
値上がり587銘柄(前日546銘柄)。
値下がり994銘柄(前日1032銘柄)。
新高値28銘柄(前日37銘柄)。
新安値48銘柄(前日57銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは96.26(前日96.18)。
東証グロース市場の騰落レシオは81.68(前日81.49)。
NTレシオは14.37倍(前日14.43倍)。
サイコロは7勝5敗で58.33%。
TOPIXは6勝6敗で50.00%。
東証グロース市場指数は6勝6敗で50.00%。
上向きの25日線(38841円)から△0.62%(前日△1.38%)。
12日連続で上回った。
上向きの75日線は38474円。
37日連続で上回った。
横ばいの200日線(38701円)から△0.98%(前日△1.71%)。
12日連続で上回った。
下向きの5日線は39444円。
3日連続で下回った。
13週線は38869円。
26週線は38516円。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲16.280%(前日▲16.982%)。
買い方▲8.358%(前日▲8.389%)。
東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲5.857%(前日▲5.436%)。
買い方▲19.338%(前日▲19.458%)。
空売り比率は39.2%(前日37.7%、3日連続で40%割れ)。
空売り規制なしの銘柄の比率は8.7%(前日8.9%)。
9月13日が16.4%だった。
12月13日時点のQuick調査の信用評価損率は▲8.43%(前週▲8.73%)。
3週ぶりに好転。
12月13日時点の裁定売り残は708億円減の2086億円。
2週連続で減少。
当限は120億円減、翌限以降は587億円減。
裁定買い残は3256億円増の2兆364億円。
3週ぶりに増加。
当限は3599億円増、翌限以降は342億円増。
日経VIは21.12(前日19.57)。
日経平均採用銘柄のPERは15.73倍(前日15.79倍)。
前期基準では16.14倍。
EPSは2484円(前日2493円)。
直近ピークは10月15日2514円、3月4日2387円。
直近ボトムは11月14日2425円。
225のPBRは1.43倍(前日1.43倍)。
BPSは27329円(前日27527円)。
日経平均の予想益回りは6.36%。
予想配当り利回りは2.01%。
指数ベースではPERは20.69倍(前日20.84倍)。
EPSは1888円(前日1888円)。
PBRは2.00倍(前日2.01倍)。
BPSは19540円(前日19584円)。
10年国債利回りは1.065%(前日1.080%)。
プライム市場の予想PERは15.74倍。
前期基準では16.15倍。
PBRは1.35倍。
プライム市場の予想益回りは6.48%。
配当利回り加重平均は2.37%。
大商い株専有率(先導株比率)は46.2%。
12月5日が39.3%だった。
キオクシアの上場と日産、MMCの影響が大きかった。
プライム市場の単純平均は5円安の2712円(前日は2718円)。
プライム市場の売買単価は1954円(前日2272円)。
プライム市場の時価総額は944兆円(前日947兆円)。
ドル建て日経平均は254.79(前日255.48)と4日続落。
水曜のシカゴ225先物は大証前日740円安の38460円。
高値39450円、安値38255円。
大証夜間取引終値は日中比730円安の38470円。
気学では木曜は「押し込んでも戻す日。悪目買い方針良し」。
金曜は「大いに高いと反落する。逆の時は翌週強し」。
ボリンジャーのプラス1σが39364円。
プラス2σが39887円。
プラス3σが40410円
マイナス1σが38318円。
マイナス2σが37795円。
週足のプラス1σが39476円。
プラス2σが40068円。
マイナス1σが38261円。
半値戻しは36841円。
9月配当権利落ち前は38925円。
日経平均株価の9月月中平均は37162円。
TOPIXの9月月中平均は2627ポイント。
水星逆行(→12月16日)は終了。
アノマリー的には「変化日」。
金曜が「株安の日」。
《今日のポイント12月19日》
(1)水曜のNY株式市場で主要3指数は揃って大幅続落。
NYダウは10日続落。
合算出来高は約185億9000万株(直近20日平均は143億6000万株)。
10年国債利回りは4.520%。
5年債利回りは4.440%
2年国債利回りは4.358%。
ドル円は154円台後半。
SKEW指数は166.79→173.04→168.92。
恐怖と欲望指数は51→34。
10月18日の75がピークだった。
(昨年10月5日が20)。
(2)水曜のダウ輸送株指数は454ポイント(2.77%)安の15949ポイントと10日続落。
SOX指数は198ポイント(3.85%)安の4970ポイントと続落。
VIX指数は27,62(前日15.87)。
NYSEの売買高は10.95億株(前日12.10億株)。
3市場の合算売買高は185.9億株(前日161.7億株、直近20日平均は143.6億株)。
水曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比740円安の38640円。
(3)プライム市場の売買代金は4兆1248億円(前日4兆3077億円)。
売買高は21.10億株(前日18.92億株)。
値上がり587銘柄(前日546銘柄)。
値下がり994銘柄(前日1032銘柄)。
新高値28銘柄(前日37銘柄)。
新安値48銘柄(前日57銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは96.26(前日96.18)。
東証グロース市場の騰落レシオは81.68(前日81.49)。
NTレシオは14.37倍(前日14.43倍)。
サイコロは7勝5敗で58.33%。
(4)上向きの25日線(38841円)から△0.62%(前日△1.38%)。
12日連続で上回った。
上向きの75日線は38474円。
37日連続で上回った。
横ばいの200日線(38701円)から△0.98%(前日△1.71%)。
12日連続で上回った。
下向きの5日線は39444円。
3日連続で下回った。
13週線は38869円。
26週線は38516円。
(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲16.280%(前日▲16.982%)。
買い方▲8.358%(前日▲8.389%)。
東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲5.857%(前日▲5.436%)。
買い方▲19.338%(前日▲19.458%)。
(6)空売り比率は39.2%(前日37.7%、3日連続で40%割れ)。
空売り規制なしの銘柄の比率は8.7%(前日8.9%)。
9月13日が16.4%だった。
12月13日時点のQuick調査の信用評価損率は▲8.43%(前週▲8.73%)。
3週ぶりに好転。
12月13日時点の裁定売り残は708億円減の2086億円。
2週連続で減少。
当限は120億円減、翌限以降は587億円減。
裁定買い残は3256億円増の2兆364億円。
3週ぶりに増加。
当限は3599億円増、翌限以降は342億円増。
日経VIは21.12(前日19.57)。
(7)日経平均採用銘柄のPERは15.73倍(前日15.79倍)。
前期基準では16.14倍。
EPSは2484円(前日2493円)。
直近ピークは10月15日2514円、3月4日2387円。
直近ボトムは11月14日2425円。
225のPBRは1.43倍(前日1.43倍)。
BPSは27329円(前日27527円)。
日経平均の予想益回りは6.36%。
予想配当り利回りは2.01%。
指数ベースではPERは20.69倍(前日20.84倍)。
EPSは1888円(前日1888円)。
PBRは2.00倍(前日2.01倍)。
BPSは19540円(前日19584円)。
10年国債利回りは1.065%(前日1.080%)。
(8)プライム市場の単純平均は5円安の2712円(前日は2718円)。
プライム市場の時価総額は944兆円(前日947兆円)。
ドル建て日経平均は254.79(前日255.48)と4日続落。
(9)ボリンジャーのプラス1σが39364円。
プラス2σが39887円。
プラス3σが40410円
マイナス1σが38318円。
マイナス2σが37795円。
週足のプラス1σが39476円。
プラス2σが40068円。
マイナス1σが38261円。
半値戻しは36841円。
9月配当権利落ち前は38925円。
日経平均株価の9月月中平均は37162円。
TOPIXの9月月中平均は2627ポイント。
水星逆行(→12月16日)は終了。
アノマリー的には「変化日」。
金曜が「株安の日」。
今年の曜日別勝敗(12月18日まで)
↓
月曜23勝17敗
火曜30勝20敗
水曜18勝30敗
木曜26勝24敗
金曜28勝20敗
12月13日時点のQuick調査の信用評価損率は▲8.43%(前週▲8.73%)。
3週ぶりに好転。
12月13日時点の信用売り残は1100億円増の8146億円。
2週ぶりに増加。
同信用買い残は364億円減の4兆2059億円。
2週連続で減少。
6月21日時点は4兆9117億円。
2週連続で4兆円台。
信用倍率は5.16倍(前週6.02倍)。
8月9日が7.48倍、8月2日が8.72倍。
12月13日時点の裁定売り残は708億円減の2086億円。
2週連続で減少。
当限は120億円減、翌限以降は587億円減。
裁定買い残は3256億円増の2兆364億円。
3週ぶりに増加。
当限は3599億円増、翌限以降は342億円増。
バンク・オブ・アメリカ(BofA)の12月機関投資家調査(6ー12日実施)。
米国株を「オーバーウエート」から「アンダーウエート」を差し引いた比率は36%。
11月から24ポイント上昇。
調査開始以来で最高水準だった。
世界の株式についてはオーバーウエートからアンダーウエートを差し引いた比率は49%。
2022年1月以来の水準に上昇した。
経済が堅調を維持するノーランディング(無着陸)を見込む投資家の比率は11月の25%→33%に上昇。
ソフトランディング(軟着陸)予想は60%だった。
今後1年に企業利益見通しが「改善する」との予想から「悪化する」との予想を引いた値はプラス19%。
マイナス2%だった11月からプラスに転じた。
トランプ政権の政策の影響を大きく受ける分野としては64%の投資家が「貿易」を挙げた。
13%が「移民政策」、8%は「規制」、6%は「税制」と指摘した。
テールリスクでは「貿易戦争が世界景気の後退を引き起こすこと」と「インフレを受けたFRBの利上げ」を挙げる投資家が37%。
「地政学リスク」が10%。
NYダウが9日以上連続で下げた際には、その後は上昇に転じる経験則があるという。
ダウは1901年以降、今回も含めて9日以上連続で下げたのが12回あった。
最も長かったのは1941年7月で14日続落。
しかし9日以上下落した後、1週間後には平均1.73%上昇。
2週後には同2.06%上昇、1カ月後には同3.29%上昇。
連続下落で失った損失を回復するのに約50営業日を要したという。
「初雪のあとの青空金閣寺」(長谷川櫂)
◇━━━ カタリスト━━━◇
大阪有機化学(4187)・・・動兆
アクリル酸エステルに強く多品種少量生産が得意な独立系化学企業。
感光材など電子材料も。
フォトレジストの原料提供。
日本一きれいな工場を目指している。
(兜町カタリスト櫻井)
[株価材料]
■後発薬、安定供給なら優遇 厚労省、来年度にも
■燃料電池の設備投資に補助 経産省 ホンダ<7267>とトヨタ<7203>に
■ヒロセ電機<6806>
韓国工場に新棟建設
■平和<6412>
アコーディア買収 5100億円 ゴルフ場世界最大手に
■SUBARU<7270>
社長「米で生産、拡大余地」 追加関税巡り
■24年の訪日客 過去最高に 1-11月累計で19年通年超す
■東エレク<8035>
AI向け比率4割へ 中国減速を吸収
■三菱ケミカルG<4188>
北九州で投資加速 半導体の先端素材増産
■FOMC 金利引き下げ 追加利下げにはインフレ進展必要と議長
19日の東京株式市場は続落後、弱含みの展開か。
日経平均株価の予想レンジは、3万8300円-3万8900円を想定。(18日終値3万9081円71銭)
米国株は下落。ダウ平均は1123ドル安の42326ドルで取引を終えた。
現地18日の米国株安を受け、シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、18日の大阪取引所清算値比740円安の3万8460円だった。朝方は同清算値にサヤ寄せする格好で、売り先行スタートとなろう。売り一巡後は、落ち着きどころを探る動きが見込まれる。
年末株高への期待が大きく後退する中、安く始まった後は下値模索が続くと予想する。
為替相場は、ドル・円が1ドル=154円台の後半(18日は153円57-59銭)と円安に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=160円台の前半(同161円19-23銭)と円高に傾くなど、まちまち。
【好材料銘柄】
■アストロスケールホールディングス
大型の衛星を対象デブリとした近傍での撮像・診断ミッション「ISSA-J1」のフェーズ2への移行が決定。
■海帆 <3133>
DMM.comと再生可能エネルギー事業に関する業務提携で基本合意。
■フジタコーポレーション <3370>
株主優待制度を新設。毎年3月末時点で100株以上を保有する株主を対象に、保有株数に応じて1000~1万円のWEBクーポンを贈呈する。
■And Doホールディングス <3457>
第一生命ホールディングス <8750> と資本業務提携。発行済み株式数(自社株を除く)の5.29%にあたる105万3000株(金額で14億円)を上限に自社株買いを実施し、取得株は第一生命HDに割り当てる。また、第一生命HDはAndDo主要株主である安藤正弘氏から207万8600株を取得する予定。
■デ・ウエスタン・セラピテクス研究所 <4576>
子会社の日本革新創薬による未熟児網膜症及び未熟児網膜症等診断薬に関する特許が台湾で成立。
■雨風太陽 <5616>
株主優待制度を導入。毎年12月末時点で100株以上を保有する株主を対象に、産直EC「ポケットマルシェ」のクーポン券(保有株数に応じて2000~1万円分)を贈呈する。
■平和 <6412>
アコーディア・ゴルフの親会社PJC Investmentsの全株式を取得し子会社化する。取得価額は5120億円。
【主な経済指標・スケジュール】
19(木)
【国内】
植田日銀総裁、定例記者会見
【海外】
米7-9月期四半期GDP個人消費・確定値(22:30)
米12月フィラデルフィア連銀製造業景気指数(22:30)
米11月中古住宅販売件数(24:00)
米10月対米証券投資(12/20 6:00)
《米決算発表》
フェデックス、ナイキ、アクセンチュア、シンタス、ダーデン・レストランツ、ファクトセット・リサーチ・システムズ、カーマックス、コナグラ・ブランズ、カーニバル、ペイチェックス、レナー
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
12月18日 NY株/欧州株概況
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【市況】10日続急落1123ドル安、来年の利下げ数減少 |
・・・続き
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18日のNYダウ工業株30種平均は10日続落した。前日比1123ドル03セント安の4万2326ドル87セントで終えた。
下げ幅は2022年9月以来、約2年3カ月ぶりの大きさだった。
10日続落は1974年以来、約50年ぶりだった。
米連邦準備理事会(FRB)が2025年の利下げペースが鈍化する見通しを示した。金利高止まりへの警戒などから、売りが広がった。
FRBはこの日、政策金利を0.25%引き下げると決定。一方、景気の底堅さを背景に来年の利下げ回数見通しを従来示していた4回から2回に減らした。市場では「3回になると思っていた」(日系証券)と驚きをもって受け止められ、ダウ、ナスダックともにほぼ全面安となった。
パウエル議長は記者会見で今回の利下げについて「紙一重に近い判断だった」などと述べた。クリーブランド連銀のハマック総裁は据え置きを主張し、利下げに反対票を投じた。FRBが利下げに慎重な姿勢を示したと受け止められた。
ダウ平均はFOMC結果発表後に下落に転じ、引けにかけて下げ幅を拡大した。FOMC結果発表やFRB議長会見を受けて米長期金利が4.5%を超え、株式の相対的な割高感が強まった。ナスダック総合株価指数などが最高値圏にあり、ハイテク株を含めて利益確定や持ち高調整の売りが広がった。
相場はFOMC結果発表前は上昇していた。ダウ平均は前日まで下げが続いており、足元で下落が目立った主力株の一部に買いが入った。
ダウ平均ではアメリカン・エキスプレスやアマゾン・ドット・コム、ゴールドマン・サックスなどの下落が目立った。シャーウィン・ウィリアムズやセールスフォース、IBMの下げも大きかった。一方、ユナイテッドヘルス・グループは上昇して終えた。
ナスダック総合株価指数は大幅続落した。前日比716.368ポイント(3.56%)安の1万9392.693で終えた。下落率は7月下旬以来の大きさだった。テスラが8%あまり下げ、半導体のブロードコムも大幅安だった。
【シカゴ日本株先物概況】
18日のシカゴ日経平均先物は下落した。2025年3月物は前日比795円安の3万8460円で終えた。
NYダウ平均は、米連邦準備制度理事会(FRB)による来年の利下げ回数見通し減少が嫌気され、10営業日続急落した。
FRBが25年の利下げペースが鈍化する見通しを示し、米株式相場が大幅に下落した。
シカゴ市場の日経平均先物にも売りが優勢となった。
シカゴ日経225先物 (円建て)
38460 ( -740 )
シカゴ日経225先物 (ドル建て)
38550 ( -650 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
18日の英FTSE100種総合株価指数は4営業日ぶりに小幅に反発し、前日比3.91ポイント(0.04%)高の8199.11で終えた。同日発表された11月の英消費者物価指数(CPI)で上昇率が市場予想の範囲内に収まり、安心感につながった。ただ英国時間18日夕に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控え、上値は限られた。
11月の英CPIは、前年同月比の上昇率が2.6%と市場予想に一致した。エネルギーや食品などを除くコア指数は同3.5%上昇と英LSEGが示す市場予想を小幅に下回った。
FTSEの構成銘柄では、投資会社メルローズ・インダストリーズが2.90%高、航空大手インターナショナル・エアラインズ・グループ(IAG)が1.85%高、不動産大手ブリティッシュ・ランドが1.79%高と上伸。半面、賭け屋大手エンテインは2.66%安、保険大手ビーズリーは1.56%安、製薬大手アストラゼネカは1.47%安と売られた。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
18日のドイツ株価指数(DAX)は前日から横ばい圏で終えた。終値は前日比3.80ポイント(0.01%)安の2万0242.57だった。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を前に様子見姿勢の投資家も多く、DAXは明確な方向感に乏しく推移した。
個別では、香料大手シムライズが2.24%安、ハノーバー再保険が1.55%安、日用品大手ヘンケルが1.46%安と下げを主導。一方、半導体大手インフィニオン・テクノロジーズは2.15%高、医療機器のザルトリウスは1.38%高、コメルツ銀行は1.37%高と値上がりした。
■フランス・パリ株価指数
フランスでは株価指数のCAC40が続伸し、前日比0.25%高で終えた。自動車のルノーの上昇が目立った。ホンダと日産自動車が経営統合に向けた協議に入ると18日付の日本経済新聞が報じたのを受け、日産の株式を保有するルノーは一時、前日比7.4%高まで買われ、同5.2%高で終えた。仏メディア大手ビベンディ、スイス半導体大手のSTマイクロエレクトロニクスが上げた。一方で酒類大手ペルノ・リカール、化粧品大手ロレアルなど消費関連の一角が下げた。